JP2003132144A - 診療情報表示端末 - Google Patents

診療情報表示端末

Info

Publication number
JP2003132144A
JP2003132144A JP2001325454A JP2001325454A JP2003132144A JP 2003132144 A JP2003132144 A JP 2003132144A JP 2001325454 A JP2001325454 A JP 2001325454A JP 2001325454 A JP2001325454 A JP 2001325454A JP 2003132144 A JP2003132144 A JP 2003132144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medical
medical care
display terminal
control unit
function
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001325454A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiyoshi Yuzawa
史佳 湯澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2001325454A priority Critical patent/JP2003132144A/ja
Publication of JP2003132144A publication Critical patent/JP2003132144A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 過去・未来における診療内容を効率的に圧縮
して一画面に収めることにより、診療内容の一覧性を向
上させ、且つ、重要な診療内容の見落しを防止する診療
情報表示端末を提供する。 【解決手段】 日付表示部12において、左端に“PA
ST”121を表示し、右端に“FUTURE”122
を表示して、同一画面に表示しきれなかった診療内容を
圧縮表示する。さらに、診療区分表示部111におい
て、“その他”113の行を表示して、前記“PAS
T”121と“FUTURE”122において圧縮表示
された診療情報を、当該“その他”113の行に省略表
示する。当該“その他”113の行をクリックすること
でその詳細内容を展開表示する。各カラム13において
は、該当する診療項目がある場合には、当該診療項目の
属性に応じて任意に表示形式を設定して、“●”や
“○”などのマークを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院及びその他の
医療機関において、外来・病棟診療の際に用いられる電
子カルテシステムやオーダ入力システム上に診療内容を
表示する診療情報表示端末に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子カルテシステムやオーダ入
力システムにおいては、医師が患者の過去及び未来の診
療内容を画面に表示する場合、診療内容の一覧性を良く
する目的で、図9に示すような、縦軸に診療項目をとり
横軸に日付をとる表形式(カレンダ形式)の画面(以
下、カレンダ画面と称する。)が用いられる。同図に示
すように、当該カレンダ画面50の縦軸には、処方・検
体検査・放射線等の診療区分を表示する診療区分表示部
511と、さらに、タガメット・フォイパン・べリチウ
ム・グリチロン・ロキソニン・末梢血液一般・尿一般定
性・CBC,TP,AST,ALT,BUN、胸部X線
・腹部CT・腹部MRI等の診療項目を表示する診療項
目表示部512とからなる診療内容表示部51が設けら
れ、また、横軸には、カレンダ形式に日付を表示する日
付表示部52が設けられている。そして、各カラム53
には、該当する診療項目がある場合、“●”などのマー
クを表示するようになっている。また、前記診療内容表
示部51及び前記日付表示部52に関して、画面に収ま
りきらない部分が存在する場合には、前記診療内容表示
部51に関しては縦スクロール釦54、前記日付表示部
52に関しては横スクロール釦55を用いて画面を上下
或いは左右にスクロールさせることで、前記画面に収ま
りきらない部分を表示させるようになっている。また、
前記診療内容表示部51に関して表示する診療項目数が
多い場合には、図10に示すように、前記診療項目表示
部512の表示を省略して、前記診療区分表示部511
の表示のみを行う場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のカレンダ画面においては、モニタ画面の大きさによ
る制限を受けて、過去及び未来にわたる診療内容を全て
同一の画面内に収めることは不可能であった。そのた
め、前述したスクロールキーを用いる手段、或いは診療
区分毎に診療項目を省略して表示する手段等によって、
これをカバーする方法が採られてきたのだが、例えば慢
性疾患の長期入院患者等の場合には、かなりの長期間に
わたって診療情報が存在することになるため、過去及び
未来における診療内容を画面表示するためには、前記ス
クロールキーを押しつづけて画面をスクロールさせる必
要があり、操作が面倒であった。また、診療区分毎に診
療項目を省略した表示を行うと、重要な診療項目までが
省略して表示されることになり、最悪の場合には、医師
がこれを見落す危険性があった。
【0004】本発明は、上記課題を鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、過去・未来における
診療内容を効率的に圧縮して一画面に収めることによ
り、診療内容の一覧性を向上させ、且つ、重要な診療内
容の見落しを防止することのできる診療情報表示端末を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、電子カルテシステムやオー
ダ入力システム等の診療現場において用いられる病院情
報システムにおける診療情報表示端末であって、診療内
容をマトリクス状のカレンダ形式にて表すカレンダ画面
を表示する制御部を有し、該制御部は、さらに、各診療
内容の実施日及び実施予定日に応じて該当する日付のカ
ラムにマークを表示する機能を有することを特徴とす
る。
【0006】上記課題を解決するために、請求項2記載
の発明は、請求項1に記載の診療情報表示端末であっ
て、前記制御部は、前記カレンダ画面において、各診療
内容の進捗情報をマークの表示形式によって区別して、
これを表示する機能を有することを特徴とする。
【0007】上記課題を解決するために、請求項3記載
の発明は、請求項1又は請求項2に記載の診療情報表示
端末であって、前記制御部は、前記カレンダ画面の表示
幅に入りきらない日付のカラムを、過去分・未来分とし
てそれぞれ一列に圧縮して表示する機能を有することを
特徴とする。
【0008】上記課題を解決するために、請求項4記載
の発明は、請求項3に記載の診療情報表示端末であっ
て、前記制御部は、前記カレンダ画面の表示幅の伸縮に
応じて、そのまま日付のカラムを表示する期間と、この
期間の前後であって日付のカラムを過去分・未来分とし
てそれぞれ一列に圧縮して表示する期間とを自動的に計
算して、これを表示する機能をさらに有することを特徴
とする。
【0009】上記課題を解決するために、請求項5記載
の発明は、請求項3又は請求項4に記載の診療情報表示
端末であって、前記制御部は、前記過去分・未来分とし
て圧縮された期間内に実施された診療情報に関しては、
見出しのみの一行に省略して、これを表示する機能をさ
らに有することを特徴とする。
【0010】上記課題を解決するために、請求項6記載
の発明は、請求項5に記載の診療情報表示端末であっ
て、前記制御部は、前記見出しのみの一行を選択するこ
とで省略されていた診療情報を展開して、これを表示す
る機能をさらに有することを特徴とする。
【0011】上記課題を解決するために、請求項7記載
の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載
の診療情報表示端末であって、前記制御部は、前記カレ
ンダ画面の表示に加えて、診療内容をオーダした日付毎
に一覧できる明細画面をさらに表示する機能を有するこ
とを特徴とする。
【0012】上記課題を解決するために、請求項8記載
の発明は、請求項7に記載の診療情報表示端末であっ
て、前記制御部は、前記明細画面に表示した診療内容に
関しては、前記カレンダ画面上のこれに該当する診療内
容に関して、見出しのみの一行に省略して、これを表示
する機能をさらに有することを特徴とする。
【0013】上記課題を解決するために、請求項9記載
の発明は、請求項8に記載の診療情報表示端末であっ
て、前記制御部は、前記見出しのみの一行を選択するこ
とで、省略されていた診療情報を展開して、これを表示
する機能をさらに有することを特徴とする。
【0014】上記課題を解決するために、請求項10記
載の発明は、請求項5に記載の診療情報表示端末であっ
て、前記制御部は、前記カレンダ画面の縦方向に関する
表示幅に余裕がある場合には、前記過去分として圧縮さ
れた期間内に実施された診療情報の内、直近の内容に関
して、これを展開して表示する機能をさらに有すること
を特徴とする。
【0015】上記課題を解決するために、請求項11記
載の発明は、請求項3に記載の診療情報表示端末であっ
て、前記制御部は、前記カレンダ画面を表示する場合、
特定の日付を指定することで、その前後の期間を自動的
に圧縮して、これを表示する機能を有することを特徴と
する。
【0016】上記課題を解決するために、請求項12記
載の発明は、請求項1乃至請求項11のいずれか一項に
記載の診療情報表示端末であって、前記制御部は、特定
の診療内容に関しては、前記過去分として圧縮された期
間内に実施された診療情報に関しても、常にその内容を
展開して表示する機能をさらに有することを特徴とす
る。
【0017】上記課題を解決するために、請求項13記
載の発明は、請求項1乃至請求項12のいずれか一項に
記載の診療情報表示端末であって、前記制御部は、特定
の診療区分に関しては、前記過去分として圧縮された期
間内に実施された診療情報に関しても、常にその内容を
展開して表示する機能をさらに有することを特徴とす
る。
【0018】上記課題を解決するために、請求項14記
載の発明は、請求項2に記載の診療情報表示端末であっ
て、前記制御部は、前記進捗情報の属性と、これに対応
するマークの表示形式を任意に設定できる機能をさらに
有することを特徴とする。
【0019】上記課題を解決するために、請求項15記
載の発明は、請求項3に記載の診療情報表示端末であっ
て、前記制御部は、前記カレンダ画面の表示幅に入りき
らない日付のカラムを、過去分・未来分としてそれぞれ
一列に圧縮して表示するか否かを任意に設定できる機能
をさらに有することを特徴とする。
【0020】上記課題を解決するために、請求項16記
載の発明は、請求項4に記載の診療情報表示端末であっ
て、前記制御部は、前記カレンダ画面の表示領域のどの
位置に本日の日付のカラムを位置させるかを任意に設定
できる機能をさらに有することを特徴とする。
【0021】上記課題を解決するために、請求項17記
載の発明は、請求項5に記載の診療情報表示端末であっ
て、前記制御部は、前記過去分・未来分として圧縮され
た期間内に実施された診療情報に関して、見出しのみの
一行に省略して表示するか否かを任意に設定できる機能
をさらに有することを特徴とする。
【0022】上記課題を解決するために、請求項18記
載の発明は、請求項8に記載の診療情報表示端末であっ
て、前記制御部は、前記カレンダ画面上の該当診療内容
に関して、見出しのみの一行に省略して表示するか否か
を任意に設定できる機能をさらに有することを特徴とす
る。
【0023】上記課題を解決するために、請求項19記
載の発明は、請求項11に記載の診療情報表示端末であ
って、前記制御部は、指定する日付を任意に設定できる
機能をさらに有することを特徴とする。
【0024】上記課題を解決するために、請求項20記
載の発明は、請求項12に記載の診療情報表示端末であ
って、前記制御部は、常にその内容を展開して表示する
前記診療内容を任意に設定できる機能をさらに有するこ
とを特徴とする。
【0025】上記課題を解決するために、請求項21記
載の発明は、請求項13に記載の診療情報表示端末であ
って、前記制御部は、常にその内容を展開して表示する
前記診療区分を任意に設定できる機能をさらに有するこ
とを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る診療情報表示
端末の一実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説
明する。
【0027】[診療情報表示端末が接続される病院情報
システムのシステム構成]図1に本発明に係る診療情報
表示端末が接続される電子カルテシステムやオーダ入力
システム等の病院情報システムの一実施形態を示す。同
図に示すように、本実施形態における病院情報システム
は、主に、診療情報を表示する本発明に係る複数の診療
情報表示端末1と、患者情報・診療情報等を格納するデ
ータベースサーバ2と、業務アプリケーションを実施す
るためのアプリケーションサーバ3とから構成されてい
る。
【0028】[診療情報表示画面のカレンダ形式表示]
図2に、本実施形態における診療表示端末の基本表示画
面となる診療情報表示画面を示す。同図に示すように、
当該診療情報表示画面10は、縦軸に診療項目をとり、
横軸に日付をとる表形式、所謂カレンダ形式によって表
示される。以下、当該診療情報表示画面10をカレンダ
画面10と称する。当該カレンダ画面10の縦軸には、
処方・検体検査・放射線等の診療区分を表示する診療区
分表示部111と、さらに、タガメット・グリチロン・
末梢血液一般・尿一般定性・胸部X線・腹部MRI等の
診療項目を表示する診療項目表示部112とからなる診
療内容表示部11が設けられ、また、横軸には、カレン
ダ形式に日付を表示する日付表示部12が設けられてい
る。そして、各カラム13において、該当する診療項目
がある場合には、“●”や“○”などのマークを表示す
るようになっている。さらに、本実施形態においては、
既に実施済の診療項目に関しては“●”にて表示し、未
だ実施されていない診療項目に関しては“○”にて表示
を行うようになっている。このように、本実施形態にお
ける診療表示端末では、これらのマークの表示形式を、
診療項目の属性に応じて任意に設定することができるよ
うになっている。また、前記診療内容表示部11及び前
記日付表示部12に関して、画面に収まりきらない部分
が存在する場合には、前記診療内容表示部11に関して
は縦スクロール釦14、前記日付表示部12に関しては
横スクロール釦15を用いて画面を上下或いは左右にス
クロールさせることで、前記画面に収まりきらない部分
を表示させるようになっている。
【0029】このように、本実施形態における診療表示
端末によれば、診療項目の属性に応じてマークの表示形
式を設定することができるので、カレンダ画面を参照す
ることのみで、各診療項目について、既に実施済である
か、未だ実施されていないか等を判断することができ
る。
【0030】[“PAST”と“FUTURE”の表
示]さらに、本実施形態における診療表示端末のカレン
ダ画面では、図2に示すように、前記日付表示部12に
おいて、左端に“PAST”121を表示し、右端に
“FUTURE”122を表示して、同一画面に表示し
きれなかった診療内容を圧縮して表示するようにしてい
る。例えば、同図においては“PAST”121の列に
は5月30日以前の診療情報が圧縮して表示されてい
る。同様に“FUTURE”122の列には6月22日
以降の診療情報が日付方向に圧縮して表示されている。
このような表示を行うことにより、医師は、画面をスク
ロールさせることなく表示された期間の過去と未来にお
いて診療情報が存在していることを認識できるようにな
る。
【0031】このように、本実施形態における診療表示
端末によれば、診療情報の圧縮表示を行うことで、ユー
ザが、画面をスクロールすることなく表示された期間の
過去と未来において診療情報が存在していることを認識
することができる。
【0032】[“PAST”と“FUTURE”の自動
表示及び表示設定]さらに、本実施形態における診療表
示端末のカレンダ画面では、カレンダ画面が表示される
モニタ画面の大きさに応じて、前記“PAST”121
及び“FUTURE”122の列に圧縮して表示される
期間を自動的に設定して、その表示を行うようになって
いる。また、例えばカレンダ画面が表示されるモニタ画
面の大きさに余裕があって、前記“PAST”121及
び“FUTURE”122の列に圧縮して表示される期
間を設定する必要がない場合には、前記“PAST”1
21及び“FUTURE”122の表示を行わないよう
にすることもできる。即ち、本実施形態における診療表
示端末のカレンダ画面では、前記“PAST”121及
び“FUTURE”122の表示を行う/行わないの設
定も任意に行うことができるようになっている。
【0033】このように、本実施形態における診療表示
端末によれば、モニタ画面の大きさに応じて、自動的に
圧縮表示する期間を設定して、その表示を行うので、モ
ニタ画面の大きさに影響されることなく、適切にカレン
ダ画面の表示を行って診療内容の一覧性を向上させるこ
とができる。また、圧縮表示する期間を設定するか否か
を任意に選択/設定することができるので、適切にカレ
ンダ画面の表示を行って診療内容の一覧性を向上させる
ことができる。
【0034】[“PAST”と“FUTURE”に関す
る診療情報表示]さらに、本実施形態における診療表示
端末のカレンダ画面では、図2に示すように、前記診療
区分表示部111において、“その他”113の行を表
示して、前記“PAST”121と“FUTURE”1
22において省略して表示された期間内に含まれる診療
情報を、当該“その他”113の行に省略して表示する
ようにしている。そして、当該“その他”113の行を
マウス等の指定手段を用いて指定(クリック)すること
で、図3に示すように、当該“その他”113の行を縦
方向に展開して、前記“PAST”121と“FUTU
RE”122において省略して表示された期間に含まれ
る診療情報の詳細を表示する診療情報詳細表示画面11
4を表示するようになっている(同図においては、処方
に関する診療内容表示部11における“その他”113
が指定され、当該処方に関する診療情報詳細表示画面1
14が表示されている。)。
【0035】このように、本実施形態における診療表示
端末によれば、圧縮表示された期間内における診療情報
を、別画面にて詳細に表示するので、診療内容を一画面
に収め、且つ診療内容の一覧性を向上させることができ
る。
【0036】[本日のカラム表示位置の設定]さらに、
本実施形態における診療表示端末のカレンダ画面では、
当該カレンダ画面10を参照している日付、即ち本日
(図3においては6月12日)のカラムの画面上の表示
位置(例えば、左端・中央・右端等)を任意に設定する
ことができるようになっている。
【0037】このように、本実施形態における診療表示
端末によれば、本日のカラムの画面上の表示位置を任意
に設定することができるので、診療内容の一覧性をさら
に向上させることができる。
【0038】[明細書画面の表示及び表示設定]さら
に、本実施形態における診療表示端末のカレンダ画面で
は、当該カレンダ画面に加えて、図4の右下位置に示す
ように、明細書画面20の表示を行うことができるよう
になっている。当該明細書画面20は、同一画面上の上
記カレンダ画面10に重ねて、或いは、重ならないよう
に表示されるものであって、上記カレンダ画面10おい
ては、各診療内容が実施日を基にして表示されているの
に対し、当該明細書画面20においては、各診療内容が
オーダした日付に基づいて表示されている。同図に示す
ように、当該明細画面20がある場合には、該当する各
診療区分表示部111において“前回オーダ分”115
の行が自動表示され、該“前回オーダ分”115の行を
マウス等の指定手段を用いて指定(クリック)すること
で、例えば、前回診療日若しくは前回オーダ日の診療情
報を一覧表示する。これらは、今回の診療に際して参照
する優先度が高いために当該明細画面20に自動的に一
覧表示されるものとしている。そして、当該明細画面2
0を表示している間は、当該明細画面20上に表示され
た診療情報に関して、カレンダ画面10上においては、
診療区分毎に“前回オーダ分”115に一行に圧縮して
省略表示する(図4のカレンダ画面10を参照のこ
と)。因みに、この“前回オーダ分”115として省略
表示された行をクリックすると、図5に示すように、省
略されていた診療内容を表示する診療情報詳細表示画面
116が展開されるようになっている。尚、前述のよう
に、明細画面20上に表示した診療情報に関して、カレ
ンダ画面10上の省略表示を行うか否かは、システムの
設定によって任意に決められるようになっている。
【0039】このように、本実施形態における診療表示
端末によれば、各診療内容が実施日を基にして表示され
るカレンダ画面に加えて、各診療内容がオーダした日付
に基づいて表示される明細書画面の表示を行うことがで
きるので、診療内容の一覧性をさらに向上させることが
できる。
【0040】[モニタの表示幅に応じたカレンダ画面表
示]さらに、本実施形態における診療表示端末では、図
6に示すように、上記カレンダ画面10の縦方向に関し
て、モニタの表示幅に余裕がある場合には、前記“その
他”113の行として省略表示した診療情報から“PA
ST”121に属する直近の診療内容を表示する診療情
報詳細表示画面117を展開するようになっている。同
図においては、処方に関する診療内容表示部11におけ
る“その他”113に省略されていた診療情報を表示す
る診療情報詳細表示画面117が表示されているが、ど
の診療区分に関して、どの診療項目の展開表示を行うか
は、システムの設定によって任意に決められるようにな
っている。
【0041】このように、本実施形態における診療表示
端末によれば、モニタの表示幅に余裕がある場合、圧縮
表示された期間内における診療情報から直近の診療内容
を自動的に選択して、これを詳細に表示するので、診療
内容の一覧性を向上させることができる。
【0042】[特定日の指定によるカレンダ画面表示]
例えば、病棟に設置される診療情報表示端末のカレンダ
画面においては、クリニカルパスの見地から、例えば手
術日以降の診療内容を表示して、その経過を見るという
ことが要求される場合が多い。従って、このようなケー
スに対応するべく、本実施形態における診療表示端末で
は、図7に示すように、手術日等の特定日31(図7に
おいては、6月18日が手術日となっている。)を任意
に指定することにより、該特定日31より前の日付を
“PAST”321に圧縮して表示し、該特定日31以
降の日付のカラムを当該カレンダ画面30上に通常展開
するようになっている。ただし、前記“PAST”32
1に圧縮された診療情報の中でも特に重要な診療内容、
例えば麻薬処方等に関しては“その他”313に省略せ
ずに、図8に示すように、診療情報詳細表示画面314
を表示して、常に展開した形で表示するようになってい
る。さらに、当該診療情報詳細表示画面314を表示す
る診療区分及び診療項目は、任意に選択して設定できる
ようになっている。
【0043】このように、本実施形態における診療表示
端末によれば、特定日を指定することで、参照したい期
間の診療情報を効率的に一覧表示することできる。ま
た、重要な内容に関しては、最初から詳細表示するた
め、診療内容の見落しを防止することができる。
【0044】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る診
療情報表示端末によれば、限られた表示範囲の中で、過
去及び未来にわたる診療内容を簡略表示化することによ
り、スクロールキー等を用いなくても診療情報の一覧性
を向上することができる。また、表示期間を指定するこ
とにより、参照したい期間の診療情報を効率的に一覧す
ることが可能となる。また、重要な内容に関しては、最
初から詳細表示するため、診療内容の見落しを防止する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る診療情報表示端末が接続される病
院情報システムの一実施形態を示す図である。
【図2】本実施形態における診療表示端末のカレンダ画
面を示す図である。
【図3】図2に示すカレンダ画面において、その他の診
療情報詳細表示画面が展開された状態を示す図である。
【図4】図2に示すカレンダ画面において、明細書画面
が展開された状態を示す図である。
【図5】図4に示すカレンダ画面において、前回オーダ
分の診療情報詳細表示画面が展開された状態を示す図で
ある。
【図6】図4に示すカレンダ画面において、処方の診療
情報詳細表示画面が展開された状態を示す図である。
【図7】図2に示すカレンダ画面において、特定日の指
定を行った場合のカレンダ画面を示す図である。
【図8】図7に示すカレンダ画面において、重要な診療
項目が常時展開表示された状態を示す図である。
【図9】従来の診療表示端末におけるカレンダ画面を示
す図である。
【図10】従来の診療表示端末におけるカレンダ画面の
他例を示す図である。
【符号の説明】
1…診療情報表示端末 2…データベースサーバ 3…アプリケーションサーバ 10…カレンダ画面 11…診療内容表示部 111…診療区分表示部 112…診療項目表示部 113…“その他” 114…診療情報詳細表示画面 115…“前回オーダ分” 116…診療情報詳細表示画面 117…診療情報詳細表示画面 12…日付表示部 121…“PAST” 122…“FUTURE” 13…カラム 14…縦スクロール釦 15…横スクロール釦 20…明細書画面 30…カレンダ画面 31…特定日 313…“その他” 314…診療情報詳細表示画面 321…“PAST” 50…カレンダ画面 51…診療内容表示部 511…診療区分表示部 512…診療項目表示部 52…日付表示部 53…カラム 54…縦スクロール釦 55…横スクロール釦

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子カルテシステムやオーダ入力システ
    ム等の診療現場において用いられる病院情報システムに
    おける診療情報表示端末であって、診療内容をマトリク
    ス状のカレンダ形式にて表すカレンダ画面を表示する制
    御部を有し、該制御部は、さらに、各診療内容の実施日
    及び実施予定日に応じて該当する日付のカラムにマーク
    を表示する機能を有することを特徴とする診療情報表示
    端末。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、前記カレンダ画面におい
    て、各診療内容の進捗情報をマークの表示形式によって
    区別して、これを表示する機能を有することを特徴とす
    る請求項1に記載の診療情報表示端末。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、前記カレンダ画面の表示
    幅に入りきらない日付のカラムを、過去分・未来分とし
    てそれぞれ一列に圧縮して表示する機能を有することを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載の診療情報表示
    端末。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、前記カレンダ画面の表示
    幅の伸縮に応じて、そのまま日付のカラムを表示する期
    間と、この期間の前後であって日付のカラムを過去分・
    未来分としてそれぞれ一列に圧縮して表示する期間とを
    自動的に計算して、これを表示する機能をさらに有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の診療情報表示端末。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、前記過去分・未来分とし
    て圧縮された期間内に実施された診療情報に関しては、
    見出しのみの一行に省略して、これを表示する機能をさ
    らに有することを特徴とする請求項3又は請求項4に記
    載の診療情報表示端末。
  6. 【請求項6】 前記制御部は、前記見出しのみの一行を
    選択することで省略されていた診療情報を展開して、こ
    れを表示する機能をさらに有することを特徴とする請求
    項5に記載の診療情報表示端末。
  7. 【請求項7】 前記制御部は、前記カレンダ画面の表示
    に加えて、診療内容をオーダした日付毎に一覧できる明
    細画面をさらに表示する機能を有することを特徴とする
    請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の診療情報
    表示端末。
  8. 【請求項8】 前記制御部は、前記明細画面に表示した
    診療内容に関しては、前記カレンダ画面上のこれに該当
    する診療内容に関して、見出しのみの一行に省略して、
    これを表示する機能をさらに有することを特徴とする請
    求項7に記載の診療情報表示端末。
  9. 【請求項9】 前記制御部は、前記見出しのみの一行を
    選択することで、省略されていた診療情報を展開して、
    これを表示する機能をさらに有することを特徴とする請
    求項8に記載の診療情報表示端末。
  10. 【請求項10】 前記制御部は、前記カレンダ画面の縦
    方向に関する表示幅に余裕がある場合には、前記過去分
    として圧縮された期間内に実施された診療情報の内、直
    近の内容に関して、これを展開して表示する機能をさら
    に有することを特徴とする請求項5に記載の診療情報表
    示端末。
  11. 【請求項11】 前記制御部は、前記カレンダ画面を表
    示する場合、特定の日付を指定することで、その前後の
    期間を自動的に圧縮して、これを表示する機能を有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の診療情報表示端末。
  12. 【請求項12】 前記制御部は、特定の診療内容に関し
    ては、前記過去分として圧縮された期間内に実施された
    診療情報に関しても、常にその内容を展開して表示する
    機能をさらに有することを特徴とする請求項1乃至請求
    項11のいずれか一項に記載の診療情報表示端末。
  13. 【請求項13】 前記制御部は、特定の診療区分に関し
    ては、前記過去分として圧縮された期間内に実施された
    診療情報に関しても、常にその内容を展開して表示する
    機能をさらに有することを特徴とする請求項1乃至請求
    項12のいずれか一項に記載の診療情報表示端末。
  14. 【請求項14】 前記制御部は、前記進捗情報の属性
    と、これに対応するマークの表示形式を任意に設定でき
    る機能をさらに有することを特徴とする請求項2に記載
    の診療情報表示端末。
  15. 【請求項15】 前記制御部は、前記カレンダ画面の表
    示幅に入りきらない日付のカラムを、過去分・未来分と
    してそれぞれ一列に圧縮して表示するか否かを任意に設
    定できる機能をさらに有することを特徴とする請求項3
    に記載の診療情報表示端末。
  16. 【請求項16】 前記制御部は、前記カレンダ画面の表
    示領域のどの位置に本日の日付のカラムを位置させるか
    を任意に設定できる機能をさらに有することを特徴とす
    る請求項4に記載の診療情報表示端末。
  17. 【請求項17】 前記制御部は、前記過去分・未来分と
    して圧縮された期間内に実施された診療情報に関して、
    見出しのみの一行に省略して表示するか否かを任意に設
    定できる機能をさらに有することを特徴とする請求項5
    に記載の診療情報表示端末。
  18. 【請求項18】 前記制御部は、前記カレンダ画面上の
    該当診療内容に関して、見出しのみの一行に省略して表
    示するか否かを任意に設定できる機能をさらに有するこ
    とを特徴とする請求項8に記載の診療情報表示端末。
  19. 【請求項19】 前記制御部は、指定する日付を任意に
    設定できる機能をさらに有することを特徴とする請求項
    11に記載の診療情報表示端末。
  20. 【請求項20】 前記制御部は、常にその内容を展開し
    て表示する前記診療内容を任意に設定できる機能をさら
    に有することを特徴とする請求項12に記載の診療情報
    表示端末。
  21. 【請求項21】 前記制御部は、常にその内容を展開し
    て表示する前記診療区分を任意に設定できる機能をさら
    に有することを特徴とする請求項13に記載の診療情報
    表示端末。
JP2001325454A 2001-10-23 2001-10-23 診療情報表示端末 Pending JP2003132144A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001325454A JP2003132144A (ja) 2001-10-23 2001-10-23 診療情報表示端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001325454A JP2003132144A (ja) 2001-10-23 2001-10-23 診療情報表示端末

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003132144A true JP2003132144A (ja) 2003-05-09

Family

ID=19142016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001325454A Pending JP2003132144A (ja) 2001-10-23 2001-10-23 診療情報表示端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003132144A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007099735A1 (ja) 2006-03-02 2007-09-07 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. 医用画像システム
JP2007305003A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Michio Korenaga 情報管理装置及び情報管理方法並びにプログラム
JP2008276490A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Fujitsu Ltd 情報管理方法および情報管理プログラム
JP2009104344A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Ricoh Co Ltd 情報入力システム
JP2011150398A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Toshiba Sumiden Medical Information Systems Corp 電子カルテ表示システムおよび表示プログラム
JP2012038349A (ja) * 2011-11-11 2012-02-23 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 診断支援システム
JP2014035701A (ja) * 2012-08-09 2014-02-24 Canon Inc 医用情報処理装置、医用情報処理方法及びプログラム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007099735A1 (ja) 2006-03-02 2007-09-07 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. 医用画像システム
JP2007305003A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Michio Korenaga 情報管理装置及び情報管理方法並びにプログラム
JP4598718B2 (ja) * 2006-05-12 2010-12-15 迪夫 是永 情報管理装置及び情報管理方法並びにプログラム
JP2008276490A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Fujitsu Ltd 情報管理方法および情報管理プログラム
JP2009104344A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Ricoh Co Ltd 情報入力システム
JP2011150398A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Toshiba Sumiden Medical Information Systems Corp 電子カルテ表示システムおよび表示プログラム
JP2012038349A (ja) * 2011-11-11 2012-02-23 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 診断支援システム
JP2014035701A (ja) * 2012-08-09 2014-02-24 Canon Inc 医用情報処理装置、医用情報処理方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6125350A (en) Medical information log system
JP3586183B2 (ja) 医療計画及び記録支援システム並びにプログラムを記録した機械読み取り可能な媒体
US6182047B1 (en) Medical information log system
US20050075544A1 (en) System and method for managing an endoscopic lab
US20070203755A1 (en) Medication Administration Information and User Interface System
US20040199404A1 (en) Integrated system and method for documenting and billing patient medical treatment and medical office management
JP2004021380A (ja) 診療支援システムおよびこれに用いられるプログラム
US20080228529A1 (en) Context Adaptive Patient Medical Data Access and Viewing System
JP2014123181A (ja) プログラム及び診療記録表示装置
US20140068489A1 (en) Interactive historical timeline of personal health record
JP3869386B2 (ja) 医療計画及び記録支援システム並びにプログラムを記録した機械読み取り可能な媒体
US20070083395A1 (en) Method and apparatus for a patient information system and method of use
JP2003132144A (ja) 診療情報表示端末
JP2006260305A (ja) 電子カルテ管理装置、電子カルテシステム、電子カルテ管理方法及び電子カルテ管理プログラム
JP2006301760A (ja) 医療情報提供装置及び医療情報提供方法
JP2004013219A (ja) 医療工程管理方法
JP4390606B2 (ja) 情報処理装置、情報処理端末、プログラムおよび方法
JP2004164196A (ja) 電子カルテシステム
JP2017162122A (ja) カルテ表示プログラム、装置、及び方法
JP2010277550A (ja) プログラム、表示方法、表示装置及び診療情報管理装置
EP3131055A1 (en) Medical assistance device, operation method and operation program thereof, and medical assistance system
JP4789544B2 (ja) 処方情報入力装置
JP2003281274A (ja) 診療支援装置
JP6873628B2 (ja) 電子カルテシステム、医療機関端末及びプログラム
JP4623847B2 (ja) 特記事項を表示する診療支援システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040930

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070123

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070326

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070720

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070726

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20080201

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090209