JP2004021380A - 診療支援システムおよびこれに用いられるプログラム - Google Patents

診療支援システムおよびこれに用いられるプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】患者に診療などを行うにあたり、その計画の作成や、過去や現在の状況の確認を容易にできるようにすることを目的とする。
【解決手段】医療行為を支援するために用いられる表示手段2を備えた診療支援装置6を有し、表示手段2には患者選択画面21で選択した患者についての診療記録のインデックスを表示するインデックス画面31と、その患者の診療計画表を表示する診療計画画面41とを並べて配置する。また、インデックス画面31で所定のインデックスが選択された場合には、そのインデックスが付された診療記録が画面表示される。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、医療行為の支援を行う診療支援システム、および、そのようなシステムを構築するために用いられるプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、医師あるいは看護婦などの医療従事者の診療行為を支援するために、患者の様々な情報を参照できる情報システムが提案されている。このような情報システムの従来技術としては、特開2001−118014号公報に記載されている診療支援システムがあげられる。
【0003】
この診療支援システムは、患者に行われた診療が時系列に表示される診療計画表示画面を提供するものである。診療計画表示画面は、その患者に対して行われた診療の過去の実績と、今後の予定が表示されている。予定として表示される内容は、類似するケースの診療記録を抽出し、そのような診療記録に基づいて作成される。このような診療支援システムを活用することで、診療計画などの作成が容易になる。また、医療従事者は経過と予定を目視で確認し易くなるので、診療計画の作成やその実施を確実に、かつ、適確に行うことが可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、実際に診療を行う際には、経過を追ってカルテを参照し、診療計画を立てた時点の根拠を調べたり、現在の状況との変化を確認したりする必要があった。また、投薬などの場合に、その効果や、効果が持続する期間、あるいは、投薬タイミングなどの確認を行うことが難しかった。つまり、散在している多種多様な情報を一画面に表示したとしても、一通りの見方しかできなかったので、多元的に診療経過と計画を参照できることが望まれていた。そして、診療計画の作成にあたって、手術室の予約や、その確認などを容易に行えるシステムの開発が望まれていた。
したがって、本発明が解決する課題は、主に、患者に診療などを行うにあたり、その計画の作成や、過去や現在の状況の確認を容易にできるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を解決する手段としては、患者について医師が作成した診療記録をインデックスとして選択可能に表示するインデックス画面と、診療計画の画面、および/または、選択されたインデックスの診療記録の画面とを並べて表示させ、医療従事者の意思判断に支援するシステムがあげられる。また、医療従事者が所望の情報をすみやかに入手できるように、これらの画面を、どの患者について表示させるかを選択する画面を用意しても良く、インデックス画面においてインデックス表示の切り替えを可能にしても良い。そして、診療計画画面には、診療行為についての根拠などの各種の情報を容易に確認できるようにしても良い。なお、これらの、または、他の手段についての詳細は以下の各実施形態において説明する。
【0006】
【発明の実施の形態】
(第一実施形態)
本発明の第一実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態における診療支援システムの全体構成を示すブロック図である。図2は診療支援システムの処理を示すフローチャートである。図3から図9は診療支援システムの各処理により提供される画面の一例を示す図である。
【0007】
図1に示すように診療支援システム1は、診療の経過や予定の表や、その他の電子化された情報を表示する表示手段2と、表示手段2の制御などを行う制御装置3と、各種のデータの入力を受け付ける入力手段4と、各種のデータを記憶することができる記憶装置5とを含んで構成される診療支援装置6を有している。表示手段2としては、液晶ディスプレイやCRT(Cathode−Ray Tube)などを利用したモニタを使用することができる。制御装置3は、CPU(Central Processing Unit)やRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などを有し、所定のプログラムが展開・起動することで各種の処理を実現する装置である。入力手段4としては、キーボード、マウス、ペンタブレットなどがあげられるが、液晶ディスプレイを利用したタッチパネルや、カードリーダを含んでも良い。記憶装置5は、HDD(Hard Disk Drive)装置や、DVD(DigitalVideo Disk)などの携帯可能な記録媒体にデータを読み書きする装置である。
【0008】
制御装置3に所定のプログラム(以下、医療支援用プログラムという)を起動させることにより実現される機能において、本実施形態に特徴的なものは、データ処理を行って、後に説明する診療計画画面41などの作成を行う作成手段11と、患者の情報や類似する診療計画などを検索して必要なデータを抽出する抽出手段12と、新しいデータをデータベースなどに登録する登録手段13である。また、記憶装置5は、患者ごとに診療計画や電子カルテの内容を登録した患者データベース14と、類似する診療計画を抽出する際に使用するパスデータベース15を有している。このデータベース14,15は医療支援用プログラムの処理の結果として記憶装置5に構築される。したがって、医療支援用プログラムをコンピュータ端末などにインストールして起動させることで、診療支援装置6として機能させ、診療支援システム1を構築することが可能である。なお、医療支援用プログラムは、記録媒体に読み取り可能に記憶したり、ネットワークを用いてダウンロード可能な状態に付すことにより実用可能になり、本発明の効力はそのような行為にも及ぶものとする。
【0009】
ここで、診療支援システム1で行われる主な処理について、図1と、図2のフローチャートを参照しながら説明する。なお、各処理の詳細については後に説明する。
診療支援装置6の電源を入れるなどして診療支援システム1を稼動させると、ステップS1として外来患者や入院患者のリストが患者選択画面21として表示される。ここで、ステップS2において、医師や看護婦などの医療従事者がリストに表示された患者を診察のために選択すると、ステップS3として患者の情報をインデックスとして配列表示するインデックス画面31が表示され、これとほぼ同時に処理されるステップS4において診療計画を示す診療計画画面41が表示される。この診療計画を参照することで医療従事者は診療計画の確認を容易に行うことができ、必要な診療をすみやかに行うことが可能になる。インデックス画面31と診療計画画面41は、図1に示すように並列に表示されることが望ましいが、一部が重なるように表示されても良いし、インデックス画面31と診療計画画面41とを切り替えて表示するようにしても良い。
【0010】
診療計画画面41を確認して行われる診察の記録は、ステップS5においてインデックス画面31から選択されて表示されるカルテ画面(図1には不図示)に登録され、カルテが作成される。そして、カルテが作成されたら、この患者についての処理を終了する。以降は、患者の診療を行うごとに、ステップS1からステップS5の処理を、適宜、繰り返す。
【0011】
なお、診療計画や、カルテの情報の一部を指示データとして、他のシステムや他のコンピュータ端末に送信しても良い。この場合に指示データとして送信されるデータは、検査室の予約や、薬局や看護婦に対する医薬品の指示、診療報酬の額などがあげられる。このような処理を可能にする構成としては、薬局などに配置された、他のコンピュータ装置に診療支援装置6をネットワーク接続することにより実現される。
【0012】
さらに、図2の各ステップについて、提供される画面の一例などを参照しながら、詳細に説明する。
ステップS1の患者リストの表示は、図1に示す入力手段4から入力された情報に従って作成手段11がデータ処理を行い、図3に詳細に示す患者選択画面21を作成し表示させることにより行われる。この患者選択画面21は、これから診療を行う患者の一覧表22を表示する一覧表領域21aと、一覧表22で選択された患者の詳細な情報が表示される患者情報領域21bとを有している。さらに、医療従事者の操作を助けるためのメニュー領域21cが用意されているが、このメニュー領域21cは患者選択画面21で行われる操作のコマンドをプルダウンメニューや、ボタンとして配置したGUI(Graphical User Interface)である。
【0013】
一覧表領域21aは、複数のタブ22aが付された一覧表22を有している。この一覧表22は横方向に配列された項目22bに関する情報が、患者ごとに配列された構成を有している。項目22bとしては、「診療科」、「受付日付」、「患者番号」、「医師名称」(医師の種類を含む)、「診療区分」などの医療機関側の情報についての項目と、「氏名」、「性別」、「入外来分」、「入院病棟」、「入院日」、「生年月日」などの患者の情報についての項目とがあげられる。タブ22aは、「受診待ち」、「診療中」、「受診済み」、「検体至急」、「予約」、「患者検索」といった、受付および診療の進度に応じて一覧表22を表示させるために用いられ、この切り替えはマウスでタブ22aをクリックすることで行えるようになっている。また、一覧表22には、「外科1診」などの診療室ごと、「内科」などの受診科ごとに患者の情報が表示されていることを示すテキストボックス22c、患者に付与されている患者番号で患者を検索する検索欄22dなどを設けてある。すなわち、一覧表22に表示される患者の情報は、テキストボックス22への入力により診療室ごと、受診科ごとに表示を切り替えることができ、タブ22aの選択により受付および診療の進度ごと、検索欄22dにより患者番号ごと表示を切り替えることが可能になっている。
【0014】
患者情報領域21bは、一覧表領域21aでマウスや矢印キーなどにより選択された患者について、「患者番号」、「氏名」、「生年月日」、「性別」、「身長」、「体重」、「アレルギの有無」、「医療保険の種類」などの情報が表示される表示欄23を有している。また、その患者の病名が既知の場合には、「病名」や「病歴」を表示しても良い。すべての情報は、一度に表示されることが望ましい。しかしながら、画面サイズによる制限などがある場合のために、表示切替ボタン24を設けて、画面表示される情報の種類や数を選択可能にしている。この患者情報領域21bに配置されるその他のボタンとしては、離席時に他人が参照したり、操作したりすることを防ぐために、この領域に表示されている患者の情報を一時的に隠し、操作不能にするための画面ロックボタン25などがあげられる。
【0015】
また、図3のメニュー領域21cには患者選択ボタン26a、患者情報ボタン26b、診療計画ボタン26cが図示されている。これらのボタン26a,26b,26cは他の画面を重ねて表示させている場合などに、対応する画面を最前面に表示させるために用いられる。なお、患者選択ボタン26aは一覧表領域21aを最前面に表示させるために用いられる。患者情報ボタン26bは患者情報領域21bを最前面に表示させるために用いられる。診療計画ボタン26cは診療計画画面41を最前面に表示させるために用いられる。
【0016】
図2のステップS2の患者の選択は、一覧表領域21aに一行ごとに表示される患者の情報を選択することにより行われる。選択操作は、表示された患者の情報をマウスで直接クリックしたり、キーボードの矢印キーとリターンキーを用いたり、メニューのボタンやコマンドを選択することにより行われる(以下、各選択操作について同じ)。ここにおいて患者数が多い場合や、患者について情報の項目数が多い場合など、すべての情報を一画面に表示しきれない場合には、スクロールバー27a,27bを活用しながら患者の選択を行う。
【0017】
ステップS3で表示されるインデックス画面31は、図4に例示するように、その患者についての蓄積されている診療記録の情報に、その情報を特定するために付されたインデックスを配列した表(以下、インデックス表という)32aを有している。インデックスとは、診療に関する情報をその内容や用途や実施タイミングなどの別にまとめた電子データに付された名称であり、内容や用途には「問診票」、「紹介状」、「初診時所見」、「経過記録」、「レポート」、「手術記録」、「退院時サマリ」などがあげられる。このインデックスに対して選択操作を行うことで、インデックスと関連付けられている電子データが読み出され、画面表示される。例えば、閲覧したい診療記録として、「紹介状」のインデックスをクリックすると、その患者が初診時に持参し、すでに図1に示す患者データベース14に格納されている紹介状の電子データが抽出手段12により読み出され、作成手段11により、図示しないビューワで画面表示される。また、インデックスには、複数のインデックスが関連付けられて階層化されているものもある。図4には、「経過記録」のインデックスを選択すると、下位階層のインデックスとして、各診療日ごとに作成されたカルテのインデックスが選択可能に表示される例を示してある。なお、図示しないが、実施タイミングとして、「未実施」のタブを用意することが望ましい。「未実施」タブは、今日実施するものや、実施予定時間が過ぎている診療行為のインデックスを警告の意味で表示させるものである。
【0018】
インデックス表32aは、タブ33とチェックボックス34aを備えており、タブ33をクリックすると「新着」、「分類別」、「履歴」、「しおり」、の別にインデックスを表示させることができる。また、タブ33とは独立に操作することができるチェックボックス34aをチェックし、かつ、抽出ボタン34bをクリックすると「外来」、「入院」、「自科」、「他科」の別にインデックスを表示できる。このようにタブ33やチェックボックス34aの操作に基づいて表示内容を変更する場合や、最初にインデックス画面31を表示する際には、その操作内容を検索条件として取得し、図1の抽出手段12がその検索条件に従って患者データベース14から該当するインデックスを抽出し、作成手段11がその結果を画面表示させる。つまり、インデックス表32aには、患者データベース14に登録されている情報についてのインデックスが表示される。
【0019】
なお、図4においてインデックス画面31は、前記した患者選択画面21を基本画面として、その上に重ねて表示されている。しかしながら、この表示形態は一例であり、インデックス画面31と患者選択画面21とが独立に表示されても良いし、患者選択画面21が閉じたり、縮小表示されても良い。以下、各画面についても患者選択画面21を基本画面として、その上に重ねるように表示されるものとする。
【0020】
さらに、インデックス画面31に対して行われる操作とその結果により変化する画面の具体例について、図5、図6(a),(b)、図7(a),(b)を用いて説明する。
図5は「新着」の情報についてインデックス表示させた場合の例である。このインデックス画面31には、患者について作成された診療記録の情報で、医療従事者が未読の情報のインデックスが作成日ごとに配列表示されている。このインデックス表32bには、未読の診療記録を読んだ後にチェックする確認ボタン35aや、最新の診療記録を抽出する最新ボタン35bが配置されている。インデックスに対して選択操作を行うと、そのインデックスに関連付けられている情報が診療記録として画面表示される。医師がその内容を確認して、確認ボタン35aをクリックすると、そのインデックスについての診療記録は既読(確認済み)とみなされ、インデックス表32bからは削除される。この場合のインデックス表32bには、未読のインデックスのみが表示されることになる。したがって、患者について作成された診療記録の未読、既読を管理することが可能になり、診療にあたって注意すべき情報を確実に医師に伝達することができるようになる。なお、確認ボタン35を使わずに、インデックスを選択したら、そのインデックスを見たことにしてインデックス表32bから削除しても良い。
【0021】
このような管理を行うためのインデックスのデータ構成としては、患者データベース14に格納されている患者の情報をファイルごとに特徴づけるタイトルを示すテキストと、そのファイルの作成時のデータと、インデックスを付した情報の格納位置のポインタと、「未読」と「既読」を区別するためのフラグとからなる構成があげられる。フラグの設定処理としては、未読のインデックスについての情報が画面表示された場合に、登録手段13(図1参照)がインデックスのフラグを「未読」から「既読」にすることがあげられる。
【0022】
図6(a),(b)は、「履歴」に着目して表示させたインデックス表32cを示している。このインデックス画面31のインデックス表32cは、インデックスが作成日ごとに配列表示されている点は前記と同じであるが、チェックボックス36aおよび抽出ボタン36bに加えて、インデックスを取得する期間を検索条件として入力するための取得期間欄37を備えている点を特徴としている。図6(a)によれば「3週」間以内に作成された情報について、その作成順番に沿ってインデックス表示されている。作成順番はインデックス表32cの作成日の項目を参照することで確認できる。
【0023】
このようなインデックス表32cにおいて、インデックスの取得期間は変更することが可能である。変更する際には、取得期間欄37のテキストボックスをクリックして表示させる取得期間設定画面を利用すると便利である。図6(b)には、このような画面の一例として取得期間設定画面38がポップアップ画面として表示された状態を示している。取得期間設定画面38には、テキストボックス38aと、テンキー38bと、「週」、「月」、「回」などの取得単位を設定するラジオボタン38cと、取得条件を設定するラジオボタン38dとが表示されており、設定終了を確認するOKボタン38eと、作業のやり直しを選択するキャンセルボタン38fも有している。なお、取得条件を設定するラジオボタン38dには、「今回入院日以降」、「前回退院日以降」、「前回入院日以降」、「全て」の選択肢が用意されている。ここにおいて、「今回入院日以降」は、その患者が現在入院中の場合にのみ活性化(選択可能に表示)されることが望ましい。同様に、「前回退院日以降」、「前回入院日以降」は、その患者が過去に入院歴がある場合に活性化(選択可能に表示)されることが望ましい。
【0024】
図7(a),(b)は、「しおり」を管理するインデックス画面31の例である。しおりを管理するとは、参照中のカルテなどの診療記録にしおりを付けて、後で検索しやすいようにするものであり、診療記録の作成者が後に参照したり、他の者に見て欲しい診療記録を確認しやすくすることができる。図7(a),(b)には、後に詳細を説明するカルテ画面51に表示されているカルテ54の情報を追加する場合が例示されている。すなわち、カルテ画面51のしおり追加ボタン(しおり追ボタン)56bをクリックすると、しおりが付けられた診療記録のインデックスが、後で確認できるように図7(b)に示すように追加される。
【0025】
また、インデックス画面31と並べて表示される診療計画画面41の詳細と、この画面についての操作および処理について図4、図8を主に用いて説明する。
図4に示すように診療計画画面41は、患者に対して実施すべき一連の診療行為として項目表示部42に表示される項目と、日付表示部43に表示される日付とで特定されるセルを配列した診療計画表44を有している。この診療計画表44は、患者に関して入力された診療記録や、類似度の高い診療記録を抽出することで作成される。診療計画画面41は、過去に保存した診療計画がある場合にはそれを診療計画表44として表示し、過去に作成されていない場合には画面表示の際に診療計画表44を作成して表示する。診療計画表44は必要な診療記録のデータが十分に揃っていない場合には空白のまま枠組みだけが表示されることもある。
【0026】
図8に詳細に示すように項目表示部42に配列される診療行為の内容としては、入院時の「病棟」、患者の活動形態を指定する「活動」、「バイタル」、「食事」、「放射線」、「生理」、「検体」、「治療処置」、「薬」、「注射」、「指導教育説明」などがあげられる。このほかの項目は、図示されていないが、スクロールバー45aを操作することで表示させることができる。
【0027】
例えば、項目表示部42の「活動」の項目には、「臥床安静」という状態を指定するテキスト46aと、診療行為の期間を示すバー46bとから構成される診療行為表示46が配置されている。この場合には、バー46bの始点が示す術前から、バー46bの終点に相当する手術が終了するまでの間には、その患者は臥床安静の状態でいなければならないことが容易に分かる。さらに、その後には、その患者の行動が床上フリーであること、および、その期間を示す診療行為表示46が配置されている。すなわち、手術後には床上(ベッドの上)であれば自由に行動して良い状態になることが一見して把握できるようになっている。そして、時間の経過と共に、「トイレ歩行可」を経て、「構内フリー」になることが連続して配置される診療行為表示46により示され、最後に「退院」になることが分かる。ここにおいて、現在の患者の状況(現在行っている診療)を示すバー46cと、過去の状態(過去に行った診療)を示すバー46bと、未来の状態(これから行う診療)を示すバー46dは、それぞれ、色、模様、バーの形状などを変化させることが望ましい。このようにバー46b,46c,46dの形態を変化させることで、一連の診療の進捗状況の確認がさらに容易になる。なお、バー46b,46c,46dの形態を変化させることに加えて、または、その代わりに、テキスト46aの色や文字の大きさ、太さなどの形態を進捗状況に応じて変化させても良い。
【0028】
また、例えば、項目表示部42の「薬」の項目においては、前記した段階的な変化に加えて、薬の服用時期と、その効果の持続期間とが識別できるようになっている。すなわち、ある薬品の内服を示す診療行為表示47は、その内容を示すテキスト47aと、バー47bを有し、バー47bは、服用時を示す第一の部分47cと、その効果が持続する期間を示す第二の部分47dとから構成される。第一の部分47cと第二の部分47dとは、色や模様、太さや形状などを変化させることで目視で識別することができるようになっている。
【0029】
日付表示部43には、手術の「術前」、「術後」などの状態表示欄43a、入院や治療開始からの相対的な日付を記入する相対日付欄43b、絶対的な日付を表示する絶対日付欄43cを有している。日付表示部43についても、スクロールバー45bを操作することで、図示されていない領域を表示させることができる。また、現在の時間に対応させて、相対日付欄43bおよび絶対日付欄43cの色や模様を変えたり、セルに色や模様を変えた帯48を上下に表示している。これにより、現在の日付および診療開始からの日数、現在時刻を確実に識別することができ、診療の進捗状況の確認が容易になる。なお、図8に示す日付は、絶対日付欄43cの模様が変化しいる8月23日であることが分かる。また、この日は、相対日付欄43bから入院3日目であることも確認できるし、帯48がセルの中央付近にいることから、現在時刻が昼間であることも分かる。このような表示を利用することで、現在の患者の状態や、行われている診療行為、または、行うべき診療行為を即座に確認することが可能になる。
【0030】
この診療計画画面41は、医師が自己の診断に基づいて作成することも可能であるが、本実施形態ではクリニカルパスを利用している。クリニカルパスとは、治療や看護の手順を標準化して、時系列に一覧表示したものであり、その内容は診療計画表44の上側に配置されているパス名称欄49aおよびコメント欄49bで確認することができる。このパスはパス名称欄49aのテキストボックスをクリックすることで変更することが可能である。この場合には、類似する症例のパスが選択肢としてポップアップ画面(不図示)などにより選択可能に表示される。この際には、各選択肢に対して、簡単な説明や、治療にかかる期間、費用などが参照できるようにすることが望ましい。
【0031】
また、パスの選択は、メニューからも行える。メニューはプルダウンメニューや、ボタンからなり、図8には、パス設定用のボタン50aや、複製ボタン50b、変更ボタン50c、削除ボタン50dが配列されている。ここで、変更ボタン50cや削除ボタン50dは、誤操作を防止する観点から、注意を喚起するために色や、模様を、それぞれ、他のボタンと変えている。なお、図8には特定の診療行為の集合を一つのまとまりとして取り扱うためのセット登録ボタン50eや、登録したセットを呼び出すセットボタン50f、セットよりも小さい単位で診療行為の集合を呼び出すオーダボタン50gが図示されている。さらに、この診療計画画面41を閉じるためのボタン50hも用意されているが、誤操作を防止するために、他のボタン50a,50b,50c,50d,50e,50f,50gからは離れた位置に配置されている。
【0032】
クリニカルパスを選択可能にする処理は、患者の性別、年齢や、病名、病気の状態などの情報を患者情報やカルテから取得し、これを検索条件として図1に示す抽出手段12がパスデータベース15を検索することにより行われる。また、診療の過程における変動や計画からの逸脱(このような事態はヴァリアンスと呼ばれる)により、診療途中でクリニカルパスを変更する必要が発生することがあるが、この場合にも同様な処理が行われる。この場合に選択肢として表示されるパスには、変更の原因となったヴァリアンスの情報なども表示することが望ましく、そのような情報はコメント欄49bにも反映させることが望ましい。
【0033】
このようなパスは、図示しない登録画面と、図1に示す登録手段13により登録され、記憶装置5のパスデータベース15に追加される。ここで登録されるバスは、典型的な診療計画のパスのみならず、ヴァリアンスに対応して作成した独自のパスをも含む。なお、パスの変更が行われた場合には、パスの変更があったことを履歴として確認できるようにすることが望ましい。具体的には、診療計画表44においてヴァリアンスの発生時点に「ヴァリアンス発生」などのテキストを付したり、その日付またはその日付以降のセルの色や模様を変化させたりすることがあげられる。さらに、後に図9などを用いて説明するカルテ画面51のカルテ54もこれに関連付けて作成されることが望ましい。
【0034】
次に、ステップS5で表示されるカルテ画面51について図9を用いて説明する。カルテ画面51は、患者ごと、診察ごとに医師により作成される記録であり、項目表示欄52とこれに関連付けられた長方形のテキストボックス53とからなるカルテ54を主要部とするものである。項目表示欄52に表示される項目の例としては、S(Subjective;患者の訴えなど)、O(Objective;理学所見)、A(Assessment;評価)、P(Plan;方針)、処方、次回診療の予約などがあげられる。テキストボックス53には医師が必要な事項を入力する。項目名が多くて一度に表示や入力ができない場合には、スクロールバー55の操作により表示させることができる。カルテ54を新しく作成する場合には、メニューで新規作成ボタン56aを選択すると表示される空のカルテに必要事項を入力する。メニューには、前記した、しおり追加ボタン(しおり追ボタン)56bや、印刷ボタン56c、複製ボタン56d、取消ボタン56eなどが配置され、このほかにも各種命令が不図示のプルダウンメニューに用意されている。なお、その患者について複数のカルテが作成されている場合に、一つ前のカルテや一つ後のカルテを表示させるボタンや、先頭もしくは最後尾のカルテを表示させるボタンもボタン57として配置されている。
【0035】
ここで、カルテ画面51と診療計画画面41の間で行われるデータの連動について図10を例にして説明する。
図10は、医師が患者を診察した結果、検査が必要と判断し、カルテ54にその旨を記載した場合に、その内容が診療行為表示46として診療計画表44に反映される処理を模式的に示している。
医師がカルテ画面51(図9参照)でカルテ54を作成すると、作成手段11が位置データ61a、内容データ61b、期間データ61c、付属データ61dからなる診療行為データ61を作成する。カルテ54の処方に内服薬についての情報が入力された場合には、位置データ61aとして処方をした日(診療日)を格納し、期間データ61cは、内服薬が「7日分」と指示されていることから7日となる。内容データ61bには「内服」を示すデータが、付属データ61dには「3回」を示すデータがそれぞれ格納される。そして、診療行為データ61に基づいて作成されたオブジェクト47が、診療計画表44に表示される。すなわち、テキスト47aは内容データ61bに格納されているデータを表示したものである。バー47bは、付属データ61dに基づいて一日につき三箇所配置される第一の部分47cと、その間を繋ぐ第二の部分47dとから構成し、位置データ61aで示される始点から期間データ61cで示される7日分の長さになる。
【0036】
薬の服用のほかにも検査や手術などの処方の内容や、診療日時や、次回の診療予約の日時、病状説明などについてもカルテ54から診療計画表44に反映される。検査内容および検査日の場合には、実施前を示すバー46dに検査内容のテキスト46aを付した診療行為表示46を作成し、検査の項目と、その検査日(日時)で特定されるセルに診療行為表示46を埋め込んで表示させる。その検査が実施済みである場合には、実施済みを示すバー46bが選択される。また、カルテ54に病状説明したことが記載された場合には、実施済みを示すバーに「Drより病状説明」のテキストを付した診療行為表示を作成し、指導教育説明の項目と診察日で特定されるセルにその診療行為表示を埋め込んで表示させる。
【0037】
このように、診療支援システム1は、患者の診察を行うにあたり、過去に作成された情報の一覧をインデックス表示するとともに、診療計画の表を並べて表示させる。また、インデックスを選択した際には、必要な診療記録をインデックス画面と並べて表示させるようにした。必要な情報に容易にアクセスしたり、確認したりできるようにした。これにより、患者への診療を効率的に行うことが可能になる。このとき、診療計画表は、カルテの作成などにより自動的に更新されるので、常に最新の診療計画を確認することができる。また、診療行為の表示である診療行為表示46を用いることにより、その行為が行われる日時や、その内容、進捗を容易に把握することが可能になる。診療行為についての表示であるバー46b,46c,46d,47bの形態を診療行為や、その進捗に合わせて変化させることで、その内容、進捗を容易に把握することが可能になる。特に、診療行為を示す表示としてのバー47bを、診療行為が行われる第一の部分47cと、その効果が持続する期間を示す第二の部分47dとから構成することで、薬品の投与時期などの確認が確実に行えるようになる。
【0038】
なお、ステップS5のカルテ作成において提供されるカルテ画面51は、インデックス画面31と並列に表示手段21に表示されるが、一部が重なるように表示されても良いし、インデックス画面31と診療計画画面41とを切り替えて表示するようにしても良い。また、ステップS2の患者の選択後に、ステップS3のインデックス画面31を表示する前にステップS4の診療計画画面41を表示しても良い。さらに、インデックス画面31の表示時にインデックス画面31とカルテ画面51とを並べて表示させても良し、診療計画画面31の表示時に診療計画画面51をカルテ画面51とを並べて表示させても良い。さらにカルテ画面51およびインデックス画面31ならびに診療計画画面41を同時に表示しても良い。三つの画面31,41,51を同時に並べて表示させる場合には、より多くの情報へのアクセスが容易になるので、さらに診療の効率化を図ることが可能になる。
【0039】
また、インデックス画面31において「未実施」のタブを用意し、未実施として一覧表示されるインデックスがあった場合には、その診療行為に対応する診療行為表示のバーを診療計画画面51上において赤色で示すなど、表示された診療行為表示を注意を喚起する形態で表示することが望ましい。このような表示は、未実施の診療行為の防止、および、迅速な対応に資する。
【0040】
(第二実施形態)
本発明の第二実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、前記の第一実施形態と重複する部分は、その説明を省略する。
本実施形態は、図2の各ステップに従い患者選択画面、インデックス画面、診療計画画面、カルテ画面を表示する診療支援システムにおいて、診療計画表の各診療行為表示から、その診療行為の根拠となるカルテの情報が閲覧できるようにしたことを特徴とするものである。
【0041】
図11に模式的に示すようなカルテ54が作成されると、作成手段11は、診療行為データ62を作成し、診療行為データ62に基づいて診療計画表44を作成する。この際の診療行為データ62は、位置データ61a、内容データ61b、期間データ61c、付属データ61dと、そのカルテ54を特定する情報であるカルテデータ61eから構成される。カルテデータ61eとしては、診察日と患者のデータを組み合わせたものや、診療支援システム1が個々のカルテ54に付与した識別コードがあげられる。
【0042】
診療行為データ62から作成され、診療計画表44に表示される診療行為表示63は、診察の内容を示すテキスト63aとバー63bとから構成される。この診療行為表示63がマウスでクリックされると、診療行為データ62のカルテデータ61eが抽出手段12に受け渡される。抽出手段12は、患者データベース14を検索して該当するカルテ54のデータを抽出し、作成手段11を介してカルテ画面51に表示させる。よって、診療行為表示63をクリックすることで、診療計画表44に表示されている診療行為の根拠など、判断時の状況を即座に確認することができる。
【0043】
なお、マウスポインタが特定の診療行為表示に重なった場合に、ポップアップ画面として、薬の名前や、診察日などの簡単な情報が表示されるようにしても良い。または、マウスがダブルクリックされた場合には、対応するカルテ54を表示させ、シングルクリックされた場合には、簡単な情報が表示されるようにすることも可能である。
【0044】
(第三実施形態)
本発明の第三実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図12は本実施形態における診療支援システムの構成を示す図である。図13、図14、図16は画面表示の一例を示す図であり、図15は診療行為データの構造を模式的に示した図である。以下の説明において前記の第一、第二実施形態と重複する部分については、その説明を省略する。
本実施形態は、患者選択画面、インデックス画面、診療計画画面、カルテ画面を表示する診療支援システムにおいて、検査などの予約を容易に行えるようにしたことを特徴とするものである。このため、図12に示すように、診療支援システム71は、複数の診療支援装置6と、手術などのスケジュール管理を行うコンピュータであるサーバ72と、手術室などのコンピュータ端末73とを医療機関内のネットワーク74に接続して構築されている。
【0045】
図9のカルテ画面51でカルテ54が作成されると、作成手段11は、不図示の診療行為データを作成し、診療行為データに基づいて診療計画表44を作成する。このとき、診療行為データに手術や、検査の実施を指示する情報が含まれていた場合には、診療支援装置6は、ネットワーク74を介して手術室や検査装置の予約状況をサーバ72から取得して、図13に示すような予約表75を作成する。作成した予約表75は、診療計画表44に重ねて表示する。なお、図13の診療計画画面44は項目表示欄42、日付表示欄43、診療行為表示78,79,80を模式的に示したものであり、詳細には図8などに示した形態を有するものとする。
【0046】
予約表75は、手術や検査などの項目と日付とで特定されるセル76,77を配列した表であり、手術室などの使用ができない日に対応するセル76は濃い色で処理され、使用可能な日に対応するセル77は薄い色が塗られるか、枠のみになっている。項目および日付はそれぞれ診療計画表44の項目表示欄42の項目および日付表示欄43の日付と同一のものが選択される。したがって、診療計画表44に予約表75を重ねて表示させると、図14に示すように、内容がはっきりと確認できる診療行為表示78,79と、予約表75のセル76に隠れてその内容が全く確認できないか、見難くなる診療行為表示80に分類される。このような予約表75を用いると、内容をはっきり確認できる診療行為表示78,79は予約が取れるが、予約表75のセル76に重なる診療行為表示80については予約が取れないことが即座に確認できる。なお、図14の予約表75は日ごとに予約状況が確認できるようになっているが、一つのセル76,77を複数に分割して、一日を午前と午後の二つの時間帯に分けて予約状況が確認できるようにしたり、さらに細かい時間帯に分けて予約状況が確認できるようにしても良い。
【0047】
このように予約状況を確認した結果、予定を変更しなければならない場合には、カルテ画面51(図9などを参照)に戻って手術日や検査日を変更することも可能であるが、診療計画画面41のままで変更することも可能である。この処理について、手術日を変更する場合を例にとって、以下に説明する。
【0048】
図14に示す診療行為表示78,79,80は、その表示領域を模式的に示しているが、実際には、図15に示すように、その内容を示すテキストとバーから構成されている。すなわち、診療行為表示80は、その診療行為の内容である手術を示すテキスト80aと、手術に要する期間を示すバー80bとからなる。診療行為表示78は、その診療行為の内容である検査を示すテキスト78aと、その検査に要する期間を示すバー78bとからなる。そして、診療行為表示79は、投薬を示すテキスト79aと、投薬の時期、もしくは、投薬時期とその効果の持続期間を示すバー79bとからなる。また、診療行為表示78,79,80は、それぞれ対応する診療行為データ85,87,84に示すように、位置データ61a、内容データ61b、期間データ61c、付属データ61d、必要に応じてカルテデータ61e(カルテデータ61eについて以下、同じ)を含んでいる。位置データ61aには、診療計画表44における位置を示す座標データを含んでいる。なお、図15に示すその他のデータ(子項目ポインタ84など)については後に説明する。
【0049】
図14に示す診療行為表示78,79,80は、マウスでドラッグして移動させることが可能であり、作成手段11は、診療行為表示78,79,80の移動に伴い座標データを更新し、その位置に診療行為表示78,79,80を表示させる。図14では、手術の診療行為表示80は、予約が取れないことを示すセル76と重なっているので、この日に手術をすることはできないことが分かる。その翌日(4/15)は予約が空いているので、診療行為表示80を移動させれば手術が行えることになる。また、検査の診療行為表示78は変更せずに予約が取れるが、その前日に移動させることも可能である。しかしながら、翌日に移動させることはできない。そして、投薬の予定は、初期設定の日でも良いし、それに前後する日であっても良いことが分かる。
【0050】
ここにおいて、手術を行う際には、事前に検査や投薬を行うことが必要であることが多い。このようなケースとしては、例えば、手術をするためには、前日までに検査を行う必要があるが、検査には、その数時間前に患者に投与する必要がある、などがあげられる。このため、手術日程を変更したときには、関連する診療行為の変更の有無を検討する必要がある。このような検討を簡単に行うために、本実施形態では、手術などの特定の診療行為表示80は、関連する処置の診療行為表示78,79や、その他の図示しない診療行為表示と関連付けて、階層構造を形成させている。このような関連付けを行うための階層構造の一例を図15に示す。
【0051】
手術の診療行為表示80は、手術の診療行為データ84に基づいて作成されているが、この診療行為データ84は、位置、内容などの前記したデータ61a,61b,61c,61d,61eに加えて、検査の診療行為データ85や、投薬する薬の診療行為データ86を子項目として関連付けるための子項目ポインタ84a,84bを有している。子項目ポインタ84aは、関連付ける診療行為表示78の診療行為データ85の位置がポインタとして格納されており、子項目ポインタ84bは、手術に関連して行われる薬の診療行為データ86の位置がポインタとして格納される。
【0052】
検査の診療行為データ85は、診療行為表示78を作成するためのデータであり、位置などのデータ61a,61b,61c,61d,61eと、許容範囲データ85a、検査の診療行為表示78についての子項目ポインタ85b,85cとを有している。許容範囲データ85aは、手術から検査までの時間間隔の許容範囲を示すデータである。許容範囲を設定するのは、検査の結果を有効に活用するために時間間隔が空きすぎたり、狭すぎたりすることを防止するためである。手術についての薬の診療行為データ86についても同様のデータ構造になっている。
【0053】
検査の診療行為表示78に関連付けられる薬の診療行為データ87は、薬の診療行為表示79を作成するためのデータであり、位置などのデータ61a,61b,61c,61d,61eと、許容範囲データ87a、この診療行為表示79に関連付ける子項目のポインタ87b,87cを有している。ここでの許容範囲データ87aは、検査に先立って行われる投薬が何時間前までに行えば良いか、などの時間間隔を与えるデータである。子項目のポインタは、この投薬に先立って行うべき処置がある場合にそのような処理の診療行為データのポインタを示すものである。
また、検査の診療行為データ85に関連付けられる食事制限の診療行為データ88は、検査前に絶食するなどの指示を与えるもので、他の診療行為データと同じ構成を有している。
【0054】
このような階層構造は、前記したクリニカルパスに応じて作成されており、作成手段11で作成された後に登録手段13により記憶装置5のパスデータベース15に登録される。図15の階層構造は一例であり、一つの診療行為データに三つ以上の診療行為データが関連付けられることもあるし、四つ以上の階層を構成するように診療行為データが関連付けられることもある。
【0055】
手術の診療行為表示80が予約可能な日時に移動した際には、作成手段11がその手術について読み出した子項目ポインタで特定される診療行為データを取得する。そして、検査についての診療行為表示78の位置データを調べ、移動後の手術の診療行為表示80の位置から得られる日時からの時間差(日数差でも良い)を演算する。この時間差が許容範囲データに定義されている許容範囲内である場合には、検査の診療行為表示78はそのままの状態に止めておく。これに対して、例えば、時間差が許容範囲外である場合には、注意を喚起する表示や音を出力する。これに対して、医療従事者は、予約表75(図13参照)に従って検査の診療行為表示78を移動させる。移動後の時間差が許容範囲内であればその時刻を了承し、その階層のほかの項目や、下位の階層の項目についての処理に移行する。検査の診療行為表示78を移動させても時間差が許容範囲外である場合には、再度、注意を喚起する。以降は、他の項目についても同様の処理を行い、関連するすべての診療行為表示が必要とされる順番および時間間隔で配置する。
【0056】
図12に示す予約確認手段81は、その手術に関連して再配置されたすべての診療行為表示の位置と、予約の空いている時間帯の情報および投薬のタイミングとが一致する場合には、予約可能と判断して、図14に示す診療計画画面41に設けられた予約ボタン82を活性状態にする。一つでもスケジュールに合わない場合には、予約ボタン82はクリックできないようにする。そして、医療従事者が活性状態の予約ボタン82をクリックしたら、手術の予約のデータや、検査の予約のデータを管理用のサーバ72にまとめて送信する。サーバ72では、それぞれの予約を行い、必要に応じて、予約状況を手術室のコンピュータ端末73や、検査室のコンピュータ端末73に送信し、技師やその他のスタッフに通知する。その後に診療支援装置2が手術や検査の予約を行う場合には、その時間帯は予約済みとして処理される。
【0057】
このようにして、予約やそれに伴う診療計画の変更を診療計画画面41で行えるようにすることで、医師の判断を支援し、診療行為の効率化を図ることが可能になる。例えば、予約表75により予約の可否を即座に確認することができるし、変更可能な日時も確認できるので、全体的な診療計画の立案や、局所的な計画変更も容易に行える。特に、手術とそれに付随する検査の予約などの複数の診療項目や管理部門にまたがってネゴシエーションを行わなければならない場合であっても、一つの画面で一括して予約することができるので、医療従事者の作業効率を向上させることができる。また、同じ薬品であっても、患者に手術日などと連動させて投薬する場合と、連動させずに投薬しつづける場合とがあるが、手術日と連動させる投薬が容易に確認できる。
【0058】
ここで、予約表75は診療計画表44に重ねて表示するとしたが、診療計画表44のセルの色や模様などを予約状況に合わせて変化させても良い。
また、診療行為表示の移動は、一つずつ行うとしたが、一つの診療行為表示を移動させた場合に、子項目ポインタで関連付けられているほかの診療行為表示を自動的に移動させても良い。この場合は、子項目の診療行為表示は許容範囲データを取得し、この範囲内で予約表75とのマッチング処理を行い、移動可能な場所に子項目の診療行為表示を配置し表示する。同様にして、他の診療行為表示についての、各診療行為表示データに定義されている許容範囲データで示す時間間隔内に収まるように移動する。予約可能な範囲に移動できない診療行為表示が一つでもある場合には、警告を発し、予約できない診療行為表示を識別可能に表示する。
【0059】
さらに、図16に示すように、予約表75は、予約画面85として診療計画画面41とは独立に表示することも可能である。この場合の予約画面85は、診療計画表44の項目表示部42および日付表示部43と同じ項目90および日付91について作成された予約状況の表を含む画面となる。この場合の各セルは、前記した濃淡や、色彩の有無などによるほかに、予約の可否を「○」、「×」などの記号あるいは「可」、「否」などのテキストで表示しても良い。
【0060】
なお、本発明は前記の各実施形態に限定されずに広く応用することが可能である。
例えば、複数の医師により一人の患者の診療計画が作成される場合には、図8の診療計画画面に了承ボタンと、了承ボタンを選択した医師名や医師を特定する略称を表示する表示欄とを備えて、担当するすべての医師がその診療計画に了承したか否かを確認できるようにしても良い。
【0061】
また、診療計画画面の操作に対してアクセス権を設定し、医師が入力や、修正できる項目と、看護師のみが入力できる項目などを設けても良い。このような例としては、医師は全ての情報のアクセスおよび入力が可能であるが、看護師は投薬や説明などの診療行為表示のバーを未実施から実施済みに変更することのみ可能とすることがあげられる。この処理を実現するためには、医療従事者の氏名に、その人を特定する情報(IDナンバなど)およびアクセス権を関連付けた医療従事者のデータベースを診療支援装置6に作成する。そして、各画面21,31,41,51の少なくとも一つ、もしくは、別のログイン画面に、IDナンバなどの特定情報を入力する入力欄を設け、データベース検索してマッチングが取れた医療従事者に対して、登録されているアクセス権に基づく操作を可能にすれば良い。
【0062】
【発明の効果】
本発明によれば、患者の診察を行うにあたり、過去に作成された診療記録のインデックスと診療計画表を表示し、かつ、インデックスが選択された場合にはその診療記録とインデックスとを表示させることで、情報へのアクセスを容易にし、患者への診療を効率的に行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における診療支援システムの構成を示す図である。
【図2】診療支援システムの処理の一例を示すフローチャートである。
【図3】患者選択画面の一例を示す図である。
【図4】インデックス画面と診療計画画面とが並べて表示された状態を示す図である。
【図5】インデックス画面の一例を示す図である。
【図6】(a)はインデックス画面の他の表示形態を示す図であり、(b)はその操作を説明する図である。
【図7】(a)はインデックス画面の他の表示形態およびカルテ画面を示す図であり、(b)はその操作を結果を説明する図である。
【図8】診療計画画面の一例を示す図である。
【図9】インデックス画面とカルテ画面とが並べて表示された状態を示す図である。
【図10】カルテと診療計画表との関連付けを説明する図である。
【図11】カルテと診療計画表との関連付けを説明する図である。
【図12】本発明の実施形態における診療支援システムの構成を示す図である。
【図13】診療計画表と予約表とを重ねて表示させる場合の画面構成を説明する図である。
【図14】診療計画表と予約表とを重ねて表示させた画面を示す図である。
【図15】診療計画表に表示されるデータで階層構造を形成する場合を説明する図である。
【図16】診療計画画面と予約画面とが並べて表示された状態を示す図である。
【符号の説明】
1   診療支援システム
2   表示手段
3   制御装置
4   入力手段
5   記憶装置
6   診療支援装置
21  患者選択画面
31  インデックス画面
41  診療計画画面
46  診療行為表示
46b,46c,46d バー
47  診療行為表示
47c 第一の部分
47d 第二の部分
51  カルテ画面
78,79,80  診療行為表示

Claims (9)

  1. 医療行為の支援を行うためにコンピュータを用いて構築される診療支援システムであって、
    患者について作成された診療記録の内容を特徴付ける情報であるインデックスを選択可能に表示するインデックス画面と、日付と診療項目とで特定されるセルを配列した表に前記患者についての診療行為を表示した診療計画画面とを並べて表示させ、インデックスが選択された場合には、選択されたインデックスについて蓄積されている前記診療記録を読み出して表示する画面と前記インデックス画面とを並べて表示するように構成したことを特徴とする診療支援システム。
  2. インデックス画面は、その患者について、未読の医療記録のインデックス表示、診療科目ごとのインデックス表示、一定期間内に作成された医療記録のインデックス表示、未実施の診療行為についてのインデックス表示を切り替え可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の診療支援システム。
  3. 前記インデックス画面を作成する患者を選択する患者選択画面を有し、前記患者選択画面は患者の一覧が配列表示される一覧表領域と、選択された患者についての詳細な情報を表示する患者情報領域とを有し、選択された前記患者について前記インデックス画面が表示されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の診療支援システム。
  4. 医療行為の支援を行うためにコンピュータを用いて構築される診療支援システムであって、
    日付と診療項目とで特定されるセルを配列し、患者に対して行った診療行為を示す表示を第一の表示を用いてその診療項目と診療日時で特定される位置に配置し、今後行う予定の診療行為を示す表示を第二の表示を用いてその診療項目と予定日時で特定される位置に配置して作成する診療計画表を有し、前記第一の表示および前記第二の表示は、医師がカルテに指定したその診療行為の開始時と終了時に対応する診療計画表上の位置に端部がそれぞれ位置すると共に、前記カルテを特定する情報と関連付けられており、前記第一の表示および/または前記第二の表示を選択することで、前記カルテを抽出し、画面表示できるように構成したことを特徴とする診療支援システム。
  5. 医療行為の支援を行うためにコンピュータを用いて構築される診療支援システムであって、
    日付と診療項目とで特定されるセルを配列し、患者に対する診療行為についての表示をその診療項目と実施日時で特定される位置に配置して作成する診療計画表を有し、前記表示は診療行為についての第一の部分と、前記診療行為が実施された場合にその効果が持続する期間を示す第二の部分とを含むことを特徴とする診療支援システム。
  6. 医療行為の支援を行うためにコンピュータを用いて構築される診療支援システムであって、
    日付と診療項目とで特定されるセルを配列し、患者に対する診療行為の表示をその診療項目と実施日時で特定される位置に配置して作成する診療計画表を有し、前記診療行為の実施の可否が時間ごとに決められる場合に、その診療行為についての実施の可否を時間の経過に沿って配列した予約表を前記診療計画表に重ねて、または、並列に表示するように構成した診療支援システム。
  7. 前記予約表は、前記診療行為に連動して実施される他の診療行為についての実施の可否についても、時間の経過に沿って配列してあることを特徴とする請求項6に記載の診療支援システム。
  8. 患者について医師が作成する診療記録を蓄積する記憶装置と、処理装置と、表示装置を備え、医療行為の支援を行うために用いられる診療支援システムであって、
    前記処理装置は、前記診療記録を表示する診療記録画面、および、診療を行う患者について前記診療記録をインデックスとして選択可能に表示するインデックス画面、ならびに、前記患者についての診療行為を日付と診療項目で特定されるセルを配列した表に表示した診療計画画面を作成する処理手段と、前記診療記録画面を作成するために前記記憶装置から前記診療記録を抽出する抽出手段と、診療行為の実施の可否が時間ごとに決められる場合に、その診療行為についての実施の可否を時間の経過に沿って配列した予約表を作成する予約手段とを有し、前記表示装置は、前記インデックス画面および前記診療計画画面、または、前記インデックス画面および前記診療記録画面を並べて表示するように構成されていることを特徴とする診療支援システム。
  9. 医療行為の支援を行うために、コンピュータを患者について医師が作成する診療記録を蓄積し、診療を行う患者について前記診療記録をインデックスとして選択可能に表示するインデックス画面と、前記患者についての診療行為を日付と診療項目とで特定されるセルを配列した表に表示した診療計画画面とを並べて表示させる手段、
    選択されたインデックスについて蓄積されている前記診療記録を読み出して表示する画面と前記インデックス画面とを並べて表示させる手段、
    診療記録を作成した際に、その医療記録の電子データと、前記医療記録についてのインデックスを作成する手段、
    前記医療記録の電子データおよび前記インデックスを記憶装置に保存する手段として機能させることを特徴とする診療支援システムに用いられるプログラム。
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