JP2010277550A - プログラム、表示方法、表示装置及び診療情報管理装置 - Google Patents

プログラム、表示方法、表示装置及び診療情報管理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の診療情報を診療情報間で対応すべき項目の表示高さを揃えて比較し易く並べて表示するプログラム、表示方法、表示装置及び診療情報管理装置を提供する。
【解決手段】複数の診療情報を表示する場合、診療情報間で対応すべき項目が含まれていない診療情報に当該項目に対応する空欄の項目が挿入される。そして、複数の診療情報夫々に含まれる診療情報間で対応する項目の表示画面の縦方向の表示幅が揃えられる。表示幅が揃えられた複数の診療情報が表示画面の横方向に沿って並べられて表示される。
【選択図】図9

Description

本発明は、複数の診療情報を比較し易く表示するプログラム、表示方法、表示装置及び診療情報管理装置に関する。
近年、病院及び医院等では、電子カルテ、各種検査結果及び診断結果等を含む診療情報を管理する電子カルテ管理システムが使われてきている。電子カルテ管理システムのユーザである医師及び看護師等の医療従事者は、各診療情報に含まれる複数の項目夫々に記載する内容を入力する。例えば、SOAP形式の電子カルテの場合、項目S( Subjective )、項目O( Objective )、項目A( Assessment )及び項目P( Plan )を含んでいる。項目Sは、患者の訴え等の患者が提供する主観的データを示す。項目Oは、医師及び看護師等の医療従事者による診察所見及び検査所見等を含む客観的データを示す。項目Aは、項目S及び項目Oに分類されたデータに基づいた医療従事者による評価を示す。項目Pは、項目S、項目O及び項目Aに分類されたデータ及び評価に基づいて医療従事者により決定された治療計画を示す。
電子カルテ管理システムのユーザは、項目S、項目O、項目A、及び項目Pのうち、項目内容を入力又は変更する項目を選択し、文章の入力及び変更、並びに挿入する画像等のデータの指定を行う。電子カルテ管理システムは、入力された診療情報を各患者に対応付けて記憶し、管理する。ユーザは、診療日及び診療科等の検索条件を電子カルテ管理システムに入力し、所望の診療情報を表示させることが可能である(例えば、特許文献1参照)。また、治療経過を確認するために、複数の診療日夫々の電子カルテを横軸に沿って時系列順に並べ、各診療情報に記載された各項目を縦軸に沿って並べて表示する装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
ユーザは、並べて表示された複数の電子カルテ間で対応する項目同士、例えば各電子カルテに含まれる項目S同士を比較することで治療経過を確認する。電子カルテ間で対応する項目夫々に入力された文字の文字数及び挿入された画像のサイズ等は一般に異なる。したがって、電子カルテを複数並べて表示した場合、電子カルテ間で対応する項目夫々の表示画面の縦方向の位置、すなわち表示高さと、表示画面の縦方向の表示幅とが揃わずに項目同士を比較し難いことがある。
そこで特許文献3に記載の装置は、SOAP形式で記載された電子カルテをXML( eXtensible Markup Language )等の構造化言語で記述されたデータに変換する。そして、構造化言語で記述されたデータを用いて複数の電子カルテ夫々の項目S、項目O及び項目Aの項目内容と、項目Pの項目内容とを、表示画面の縦方向に並んでおり同一の縦方向の表示幅を有する2つの表示領域夫々に表示する。これにより、項目S、項目O及び項目Aと、項目Pとが表示高さ及び表示幅を揃えて表示されるため、複数の電子カルテ間で対応する項目を比較し易くしている。
特開2002−117141号公報 特開2000−222499号公報 特開2004−164196号公報
しかしながら、項目内容が入力されずに空欄となった項目は、当該項目が省略されて診療情報が記憶される場合がある。項目が省略されて記憶された診療情報を表示する場合、省略された項目分を表示画面の縦方向に沿って詰めて他の項目が表示されるため、複数の診療情報間で対応する各項目の表示高さが異なり複数の診療情報を比較し難いという問題があった。
本願は、斯かる事情に鑑みてなされたものである。その目的は、診療情報間で対応すべき項目を含んでいない診療情報に当該項目を挿入し、表示高さを揃えて表示することにより、複数の診療情報を比較し易くするプログラム、表示方法、表示装置及び診療情報管理装置を提供することにある。
本願に開示するプログラムは、コンピュータに一又は複数の項目を夫々含む複数の診療情報を前記複数の診療情報間で対応すべき項目に基づいて表示させるプログラムにおいて、前記コンピュータに、前記複数の診療情報夫々が前記対応すべき項目を含むか否かを判定する項目判定ステップと、該項目判定ステップにより前記対応すべき項目を含まないと判定した診療情報に前記対応すべき項目を挿入する挿入ステップと、該挿入ステップにより前記対応すべき項目を挿入した診療情報を含む前記複数の診療情報を所定方向に沿って並べ、前記複数の診療情報夫々に含まれる項目を前記所定方向と交差する方向に並べて表示画面に比較表示する比較表示ステップと、該比較表示ステップにより比較表示する場合、前記複数の診療情報夫々に含まれる対応すべき項目夫々の前記所定方向と交差する方向の表示幅を略同一に調整する調整ステップとを実行させる。
当該プログラムの一観点によれば、診療情報間で対応すべき項目を含んでいない診療情報に当該項目を挿入し、表示高さを揃えて表示することにより、複数の診療情報を比較し易くする。
電子カルテ管理システムを示す模式図である。 端末装置及びサーバ装置を示すブロック図である。 項目一覧表のレコードレイアウト例を示す図表である。 ナビゲータ及びマルチビューアの画面例を示す模式図である。 エラー表示の画面例を示す模式図である。 プログレスノートの画面例を示す模式図である。 看護記録の画面例を示す模式図である。 プレグノグラムの画面例を示す模式図である。 複数のプログレスノートが比較表示されたマルチビューアの画面例を示す模式図である。 表示処理の手順を示すフローチャートである。 表示処理の手順を示すフローチャートである。 調整処理の手順を示すフローチャートである。 複数のバイタルサインが比較表示されたマルチビューアの画面例を示す模式図である。 項目一覧作成処理の手順を示すフローチャートである。
実施の形態1
以下、実施の形態を図面を参照して具体的に説明する。本実施の形態に係る診療情報管理装置は、例えば、病院及び医院等に設置される電子カルテ管理システムである。診療情報管理装置は、電子カルテ等を含む診療情報の入力、変更及び表示を行う表示装置としての1つ又は複数の端末装置と、複数の患者夫々の診療情報を記憶して管理するサーバ装置とを含む。端末装置は、プログラムを実行することで各動作を行うコンピュータであり、例えば医師及び看護師等の医療従事者により操作されるPC( Personal Computer )及びPDA( Personal Digital Assistant )等である。また、本実施の形態に係る診療情報管理装置は、プログラムを実行することで診療情報の入力、変更及び表示と、診療情報の管理とを行う一台のPC等のコンピュータでもよい。本実施の形態1は、電子カルテ管理システムを例に挙げて説明する。
図1は、電子カルテ管理システムを示す模式図である。電子カルテ管理システムは、複数の患者夫々の電子カルテを含む診療情報を管理するサーバ装置2と、診療情報の入力、変更及び表示を行うための複数の端末装置1とを含む。端末装置1は、医師、看護師及び検査技師等のユーザが操作可能な場所に設置されている。端末装置1とサーバ装置2とは、病院内に設けられたLAN( Local Area Network )等のネットワーク網Nを介して通信可能に接続してある。
端末装置1は、特定の患者の診療情報を表示する操作をユーザから受付けて当該診療情報をサーバ装置2に要求し、送られてきた診療情報を表示する。また、ユーザが端末装置1を操作して端末装置1に表示された診療情報に項目内容の追加又は修正等を施した場合、変更された診療情報がサーバ装置2に送信されて書き換えられる。端末装置1は新規に作成された診療情報が入力された場合、サーバ装置2に送信し、サーバ装置2により各患者に対応付けられて記憶される。
図2は、端末装置1及びサーバ装置2を示すブロック図である。サーバ装置2は、CPU( Central Processing Unit )20と、NIC( Network Interface Controller )21と、複数の診療情報を記憶した診療情報記憶部としての診療情報DB( DataBase )24とを備える。診療情報DB24には、各患者に対応付けてプログレスノート、看護記録、プレグノグラム、バイタルサイン、病歴及び入院歴等の複数種類の診療情報が記憶される。プログレスノートは、SOAP形式の電子カルテである。プレグノグラムは、妊娠経過に対する所見及び患者の状態等を記録した診療情報である。看護記録は、患者に対する看護計画及び患者の状態等を記録した診療情報である。バイタルサインは、生命兆候を示す体温及び血圧等を記録した診療情報である。
プログレスノート、看護記録、プレグノグラム、及びバイタルサインは、各記録日に対応して複数記憶される。各診療情報は、例えばHTML( HyperText Markup Language )等のマークアップ言語で記述されたテキストデータである。各診療情報は、診療情報の種類を示す識別子が付加されたファイルとして診療情報DB24に記憶されている。識別子は、例えばファイル名又は拡張子としてファイルに付加するとよい。診療情報は、項目及び項目内容を示す文字データを含むと共に、項目内容として表示する表ファイルおよび画像ファイルを指定可能にしてある。表ファイル及び画像ファイルは、診療情報DB24に診療情報と共に記憶されている。診療情報に含まれる各項目は、例えばHTMLの開始タグ及び終了タグにより記述される。例えば、プログレスノートに含まれる項目Sは、Sを要素名とする開始タグ<S>及び終了タグ</S>で括ることにより項目内容が示される。
CPU20は、バス20aを介してハードウェア各部を制御するようにしてある。また、サーバ装置2は、液晶パネル等の表示部22と、キーボード等の操作受付部23と、プログラムを記憶しているHDD( Hard Disk Drive )25と、RAM( Random-Access Memory )26とを備える。サーバ装置2は、HDD25に記憶されているプログラムをRAM26に読み出して実行する。RAM26は、CPU20によりプログラムを実行している際に生じる変数の値を記憶する。
サーバ装置2は、端末装置1から診療情報の要求を受信した場合、要求された診療情報を診療情報DB24から読み出して端末装置1へ送信する。また、サーバ装置2は、変更された診療情報を端末装置1から受信した場合、当該診療情報を用いて診療情報DB24に記憶してある診療情報を書き換えるようにしてある。サーバ装置2は、新規に作成された診療情報を端末装置1から受信した場合、患者に対応付けて診療情報を記憶する。サーバ装置2は、診療情報に項目内容が入力されていない空欄の項目が含まれている場合、当該項目を省略した診療情報を記憶する。
端末装置1は、CPU10と、NIC11と、液晶パネル等の表示部12と、キーボート及びマウス等の操作受付部13とを備える。端末装置1は、受付部としての操作受付部13が特定の患者の診療情報を表示する操作を受付けた場合、サーバ装置2へ診療情報の要求を送信する。端末装置1は、要求に応じてサーバ装置2から送られてきた診療情報を表示部12に表示する。端末装置1は、表示部12に表示した診療情報の変更操作を操作受付部13が受付けた場合、変更後の診療情報をサーバ装置2へ送信する。また、端末装置1は、新たに入力された診療情報を受付けた場合、当該診療情報をサーバ装置2へ送信する。
CPU10は、バス10aを介してハードウェア各部を制御するようにしてある。また、端末装置1は、記録媒体読込部14と、HDD15と、RAM16とを備える。記録媒体読込部14は、挿入されたCD( Compact Disk )及びDVD( Digital Versatile Disk )等の記録媒体140に記録されているプログラム141を読込む。CPU10は、記録媒体読込部14により読込んだプログラム141をHDD15に記憶し、HDD15からRAM16に読み出して実行する。
CPU10は、プログラム141を実行することにより、表示する複数の診療情報(表示診療情報)に診療情報間で対応すべき項目を含んでいるか否かを判定する項目判定部として機能する。また、CPU10は、プログラム141を実行することにより、診療情報に項目を挿入する挿入部及び項目の表示幅を調整する調整部としても機能する。さらにCPU10は、複数の診療情報を表示部12に表示することにより表示部12と共に比較表示部として機能する。
また、項目記憶部としてのHDD15は、各データに含まれる項目の一覧を示す項目一覧表150を記憶している。項目一覧表150は、プログラム141と同様に記録媒体140に記録しておき、記録媒体140から読み出してHDD15に記憶するとよい。また、項目一覧表150は、プログラム141に含まれていてもよい。RAM16は、CPU10によりプログラム141を実行している際に生じる変数の値を記憶する。
図3は、項目一覧表150のレコードレイアウト例を示す図表である。項目一覧表150は、診療情報間で対応すべき項目の一覧を診療情報の種類を示すデータ種別に関連付けて記憶している。図3に示す例では、データ種別「プログレスノート」に関連付けて「#」、「S」、「O」、「A」及び「P」の5つの項目が項目一覧として記憶されている。データ種別「看護記録」には、「#」、「看護計画」、「看護指示」及び「フォーカス&SOAP」の4つの項目が関連付けられている。データ種別「プレグノグラム」には、「文書内容」、「医師特記事項」、「計測値」及び「保健指導」の4つの項目が関連付けられている。
データ種別「バイタルサイン」には、「体温」、「心拍数」、「血圧」及び「呼吸数」の4つの項目が関連付けられている。データ種別「病歴」には、「病名」及び「治療期間」の2つの項目が関連付けられている。データ種別「入退院歴」には、「入院年月日」、「退院年月日」及び「病名」の3つの項目が関連付けられている。端末装置1は、空欄の項目が省略された診療情報がサーバ装置2に記憶されている場合、項目一覧表150を参照することで省略されている項目を取得する。また、各データ種別には、同一のデータ種別である複数の診療情報を表示する場合の表示形態が関連付けられている。
表示形態として複数の診療情報を横に並べて各診療情報に含まれる項目を比較表示する後述の比較表示、又は複数の診療情報を並べずに表示する通常表示が指定される。図3に示す例では、各記録日に対応して複数の診療情報が記憶されるプログレスノート、看護記録、プレグノグラムに対し、表示形態として「比較表示」が指定されている。また、患者夫々に対して一つの診療情報として記憶される病歴及び入退院歴に対し、表示形態として「通常表示」が指定されている。
図4は、ナビゲータ及びマルチビューアの画面例を示す模式図である。端末装置1は、患者が選択された場合、サーバ装置2に当該患者の診療情報を要求する。端末装置1は、要求に応じてサーバ装置2から送られてきた診療情報に基づいて、診療情報の一覧を表示するためのナビゲータ及び各診療情報を表示するためのマルチビューアを表示する。図4に示す例では、表示画面の左側及び右側夫々にナビゲータ221及びマルチビューア222が表示されている。ナビゲータ221には、患者の診療情報のデータ種別としてプログレスノート、看護記録、プレグノグラム、バイタルサイン、病歴及び入退院歴が表示されている。
また、図4に示す例では診療情報のデータ種別としてプログレスノートが選択されており、各記録日(診療日)のプログレスノートが診療科と共に表示されている。そして、表示する診療情報として「08/12/22(月)内科」と、「08/12/23(火)外科」と、「08/12/24(水)内科」と表示されたプログレスノートがユーザにより選択されている。ユーザによる複数の診療情報の選択は、例えばキーボードのコントロールキーをユーザが押しながらマウスを操作して複数の診療情報を順次クリックすることで受付けるとよい。
マルチビューア222には、診療情報を表示するためのデータシートとして、略同一の画面サイズを有する複数の子画面223が配置されている。図4に示す例では、4つの子画面223が初期状態としてマルチビューア222に配置されている。ユーザは、選択した診療情報を表示させる場合、選択した診療情報を表示すべき子画面223に対してドロップ操作を行う。また、複数の診療情報を選択して表示する場合は、選択した複数の診療情報を子画面223のいずれか、又はマルチビューア222にドロップする操作を行うとよい。複数の診療情報は、各子画面223に表示される。選択された診療情報の数が初期状態としてマルチビューア222に表示されている子画面223の数よりも多い場合、選択された診療情報の数に対応した数の子画面223がマルチビューア222に配置される。
図5は、エラー表示の画面例を示す模式図である。端末装置1には、マルチビューア222に表示可能な子画面223の個数を最大画面数として予め設定してある。端末装置1は、ユーザが選択した診療情報の数が最大画面数を超える場合、エラーメッセージを表示する。図4は、ナビゲータに表示された複数のデータのうち、実線の矩形で囲まれた6つのプログレスノートがユーザにより既に選択されており、次に破線の矩形で囲まれた7つ目のプログレスノートがクリックされた状態を示している。7つ目のデータがクリックされた時点で、設定されている最大画面数の6を超えている旨を報知するメッセージ「マルチビューアに表示可能なデータは6つまでのため、これ以上選択できません。」が表示されている。
図6は、プログレスノートの画面例を示す模式図である。各診療情報には、データ種別、診療科、診療日時及び入力者等を示すヘッダと、複数の項目とを含んでいる。図6に示すプログレスノートの例では、ヘッダにデータ種別「プログレスノート」、診療科「内科 外来」、診療日時「2009/03/25(水)10:05」及び入力者「医師A」が記憶されている。また、プログレスノートが表示された子画面の上側には、診療日「09/03/25」と、診療日の両側に診療日を変更するためのカーソルボタンとが表示されている。
カーソルボタンをユーザが操作することにより、子画面に表示されているプログレスノートを異なる診療日のプログレスノートに変更可能にしてある。プログレスノートは、記載内容がSOAP形式で用いられる項目S、項目O、項目A及び項目P夫々と、備考欄を示す項目#とを含む。例えば、図6に示すプログレスノートの項目Sには、患者の訴え等の主観的データを示す「1週間前から咳が止まらず、痰が絡んで息が苦しい。特に睡眠中の咳がひどく不眠がちである。」が入力されている。また、項目Oには、胸部レントゲン写真、発見された影及び影の位置が患者の客観的データとして入力されている。
項目Aには、医師の所見として「痰を病理検査した結果、肺がんの疑いがある。」が入力されている。項目Pには、治療方針として「精神安定剤を投与し、不眠を解消すると共に、レントゲン検査の結果を踏まえて治療方針を検討する。」が入力されている。また、図6に示す例では、項目#が省略されたプログレスノートが読み出されて表示されているため、項目#が表示されていない。
図7は、看護記録の画面例を示す模式図である。図7に示す看護記録の例では、ヘッダにデータ種別「看護記録」、診療科「内科 外来」、診療日時「2009/04/07(火)16:58」及び入力者「看護師A」が記憶されている。看護記録は、看護計画と、看護指示と、処置及びSOAPの概略とを示す各項目を含む。図7に示す例では、処置及びSOAPの概略を示す項目が項目「フォーカス&SOAP」として入力されている。また、備考を示す項目が項目#として入力されており、項目内容として「慢性疼痛」が入力されている。
図8は、プレグノグラムの画面例を示す模式図である。図8に示すプレグノグラムの例では、ヘッダにデータ種別「プレグノグラム」、診療科「産婦人科 外来」、診療日時「2009/04/07(火)16:58」及び入力者「看護師B」が記憶されている。プレグノグラムは、文書内容と、医師特記事項と、計測値と、保健指導とを示す各項目を含む。文書内容は重要事項の概略であり、図8に示す例では「前置胎盤なし」と入力されている。医師特記事項は、妊婦を診断した医師により特記事項が入力される。計測値は、妊婦の各種計測値及び検査結果であり、図8に示す例では子宮底、胸囲、体重、血圧、浮腫の有無、尿淡白の有無、尿糖の有無および胎児心拍数が入力されている。また、保健指導は、妊婦に指導する内容であり、図8に示す例では「重いものを持たないようにしてください。」等が入力されている。
図9は、複数のプログレスノートが比較表示されたマルチビューアの画面例を示す模式図である。端末装置1は、同一のデータ種別の診療情報が複数選択された場合、項目一覧表150から表示形態を読み出す。端末装置1は、読み出した表示形態が通常表示である場合、診療情報間で対応する項目の表示高さを揃えずに各子画面223に表示する通常表示を行う。端末装置1は、読み出した表示形態が比較表示である場合、選択された診療情報の数が予め設定されている最大横画面数以下であるか否かを判定する。最大横画面数は、マルチビューア222に横に並べて配置が可能な子画面の最大数である。
端末装置1は、最大横画面数以下である場合、複数の診療情報間で対応すべき項目の表示高さを揃えて表示する比較表示を行う。また、端末装置1は、選択された診療情報の数が最大横画面数を越える場合、通常表示を行う。端末装置1は、比較表示を行う場合、選択された診療情報の数に対応しており、略同一の幅及び高さを有する子画面223をマルチビューア222に横に並べて配置する。図9は、3個のプログレスノートが選択された場合の例を示しており、3つの子画面223が横に並べてマルチビューア222に配置されている。
端末装置1は、選択された診療情報のデータ種別に対応して項目一覧表150に記憶してある項目一覧を読み出して診療情報間で対応すべき項目を取得する。例えば、選択されたデータのデータ種別がプログレスノートである場合、項目一覧表150から項目#、項目S、項目O、項目A及び項目Pがプログレスノート間で対応すべき項目として取得される。端末装置1は、選択された複数の診療情報夫々が対応すべき項目を含んでいるか否かを判定する。端末装置1は、対応すべき項目を含んでいないと判定した診療情報に、当該項目に対応して空欄からなる項目を挿入する。図9に示す例では、マルチビューア222の左側に配置された子画面223に表示されたプログレスノートには空欄からなる項目Aが挿入されている。
また、マルチビューア222の中央に配置された子画面223に表示されたプログレスノートには空欄からなる項目#、項目O及び項目Pが挿入されている。マルチビューア222の右側に配置された子画面223に表示されたプログレスノートには空欄からなる項目#及び項目Pが挿入されている。端末装置1は、各項目に入力されており、空白文字(スペース)を含む文字の文字数と、改行コードの挿入数と、子画面223に表示される一行当たりの文字数とから、子画面223に診療情報を表示した場合の各項目の行数を取得する。端末装置1は、診療情報間で対応する項目夫々から取得した項目の行数のうち、最大行数を取得する。
端末装置1は、対応する複数の項目夫々の行数が取得した最大行数となるよう各項目に改行を挿入して調整する。これにより、端末装置1は、診療情報間で対応する項目夫々の表示画面の縦方向の表示幅を揃える。対応する項目夫々の表示幅が揃えられた診療情報が子画面223夫々に表示される。これにより、診療情報間で対応する項目夫々は、縦方向の表示幅及び表示高さが揃えられて比較表示される。診療情報夫々が子画面223に表示しきれない場合、子画面223にスクロールバーが表示されてスクロール表示が可能にされる。
また、ユーザが複数の子画面223のうち、一つの子画面223をスクロールする操作を行った場合、当該子画面223のスクロールに同期して他の子画面223をスクロールさせてもよい。この場合、端末装置1は、ユーザから操作を受付けた子画面223のスクロール位置を随時取得し、当該スクロール位置を診療情報を表示している他の子画面223夫々に設定する。これにより、診療情報間で対応すべき項目夫々の表示高さが揃った状態で複数の子画面223夫々に表示された診療情報をスクロール表示可能となる。
図9に示す例では、各プログレスノートに含まれる項目#、項目S、項目O、項目A及び項目P夫々が、プログレスノート間で縦方向の表示幅及び表示高さを揃えて比較表示されている。同様に複数の看護記録が比較表示される場合、各看護記録に含まれる備考欄と、看護計画と、看護指示と、フォーカス&SOAPの概略を示す各項目が看護記録間で縦方向の表示幅及び表示高さを揃えて比較表示される。複数のプレグノグラムが比較表示される場合、文書内容と、医師特記事項と、計測値と、保健指導とを示す各項目がプレグノグラム間で縦方向の表示幅及び表示高さを揃えて比較表示される。
図10及び図11は、表示処理の手順を示すフローチャートである。表示処理は、診療情報の選択を受け付けて子画面223に表示すべく端末装置1のCPU10により実行される。CPU10は、表示する診療情報(表示診療情報)の選択を受け付ける(ステップS11)。CPU10は、選択数が最大画面数以下であるか否かを判定する(ステップS12)。CPU10は、最大画面数以下でないと判定した場合(ステップS12でNO)、エラーを表示して(ステップS13)、診療情報の選択を受け付けるステップS11に処理を戻す。CPU10は、選択数が最大画面数以下であると判定した場合(ステップS12でYES)、選択数が1であるか否かを判定する(ステップS14)
CPU10は、選択数が1であると判定した場合(ステップS14でYES)、ドロップ操作された子画面223に選択された診療情報を表示して(ステップS15)、表示処理を終了する。CPU10は、選択数が1でないと判定した場合(ステップS14でNO)、選択された診療情報夫々のデータ種別を取得する(ステップS16)。CPU10は、各診療情報のデータ種別が同一であるか否かを判定する(ステップ17)。CPU10は、データ種別が同一であると判定した場合(ステップS17でYES)、項目一覧表150からデータ種別に対応付けられた表示形態を読み出す(ステップS18)。
CPU10は、読み出した表示形態が比較表示であるか否かを判定する(ステップS19)。CPU10は、比較表示であると判定した場合(ステップS19でYES)、選択数が最大横画面数以下であるか否かを判定する(ステップS20)。CPU10は、最大横画面数以下であると判定した場合(ステップS20でYES)、選択された診療情報間で対応する項目の縦方向の表示幅を調整すべく後述の調整処理を実行する(ステップS21)。CPU10は、選択数に対応した複数の子画面223をマルチビューア222に横に並べて配置する(ステップS22)。
CPU10は、ステップS17において、データ種別が同一でないと判定した場合(ステップS17でNO)、選択数に対応した1つ又は複数の子画面223をマルチビューア222に配置する(ステップS23)。CPU10は、ステップS19で比較表示でないと判定した場合(ステップS19でNO)、子画面223を配置するステップS23に処理を移す。また、CPU10は、ステップS20で選択数が最大横画面数以下でないと判定した場合(ステップS20でNO)、子画面223を配置するステップS23に処理を移す。CPU10は、子画面223を配置した後(ステップS22及びステップS23)、選択された診療情報を子画面223に表示して(ステップS24)、表示処理を終了する。
図12は、調整処理の手順を示すフローチャートである。調整処理は、図11のステップS21で実行される。CPU10は、診療情報間で対応すべき項目として項目一覧表150からデータ種別に対応する項目一覧を読み出す(ステップS31)。CPU10は、読み出した項目一覧から1つの項目を選択する(ステップS32)。CPU10は、選択した項目を含まない診療情報があるか否かを判定する(ステップS33)。CPU10は、選択した項目を含まない診療情報があると判定した場合(ステップS33でYES)、選択した項目に対応する空欄の項目を当該診療情報に挿入する(ステップS34)。
CPU10は、選択した項目の表示行数を各診療情報から取得して(ステップS35)、最大表示行数を取得する(ステップS36)。CPU10は、各項目に改行を挿入することにより各診療情報の選択した項目の表示行数を最大表示行数に揃える(ステップS37)。CPU10は、項目一覧から全ての項目を選択済みであるか否かを判定する(ステップS38)。CPU10は、選択済みでないと判定した場合(ステップS38でNO)、項目一覧から次の項目を選択して(ステップS39)、選択した項目を含まない診療情報があるか否かを判定するステップS33に処理を戻す。CPU10は、ステップS33で選択した項目を含まない診療情報がないと判定した場合(ステップS33でNO)、選択した項目の表示行数を各診療情報から取得するステップS35に処理を移す。CPU10は、ステップS38で全ての項目を選択済みであると判定した場合(ステップS38でYES)、調整処理を終了する。
複数の診療情報を比較表示する場合、横に並べて配置した複数の子画面223夫々に表示する場合を示したが、これに限るものではなく縦に並べて配置した複数の子画面223夫々に表示してもよい。例えば、所定の期間毎に入力された複数のバイタルサインがサーバ装置2に記憶される場合、複数のバイタルサインを縦に並べて比較表示してもよい。この場合、各バイタルサインは、縦軸を各測定値とし横軸に沿って各記録日を並べたグラフに、各記録日に入力された測定値をプロットして表示する。そしてバイタルサイン間で対応する記録日夫々の測定値を示す項目の表示画面の横方向の表示幅を揃えて比較表示するとよい。また、この場合、項目一覧表150には、データ種別「バイタルサイン」に対応付けて表示形態「比較表示」が記憶される。
図13は、複数のバイタルサインが比較表示されたマルチビューアの画面例を示す模式図である。図13に示す例では、五日間の異なる期間夫々に対応した3つのバイタルサインが縦に並べて表示されている。各バイタルサインは、縦軸及び横軸夫々を体温(BT)及び記録日とするグラフで示されている。各グラフの横軸に示された各計測日夫々の体温を示す項目の表示画面の横方向の表示幅が、揃えられて表示されている。
診療情報間で対応すべき項目の表示高さを揃えるのみならず、更に複数の診療情報間で対応する各項目の背景色、文字色又はフォントを略同一にしてもよい。マルチビューア222の画面サイズは、ユーザの操作により変更が可能にしてあってもよい。この場合、複数の画面サイズ夫々に関連付けて最大画面数及び最大横画面数が記録された表を予め記憶しておくとよい。マルチビューア222の画面サイズが変更された場合、変更後の画面サイズに応じた最大画面数及び最大横画面数が読み出される。複数の表示データを表示している状態でマルチビューア222の画面サイズを縮小する操作を受付けた場合、表示している診療情報の数が最大画面数を下回ることのないよう画面サイズの縮小を制限するとよい。
以上により、複数の診療情報夫々を横に並べて比較表示する場合、各項目の表示高さ及び縦方向の表示幅が揃えられて各項目を比較し易くなる。
実施の形態2
本実施の形態2は、実施の形態1がデータ種別に対応付けて予め記憶してある項目一覧表150に基づいて省略された項目を診療情報に挿入するのに対して、比較表示する複数の診療情報夫々から取得した項目に基づいて挿入するようにしてある。本実施の形態2では、データ種別に対応する項目一覧を作成する項目一覧作成処理を実行する。項目一覧作成処理により、選択された複数の診療情報夫々に含まれる項目に基づいて診療情報間で対応すべき項目が取得される。
図14は、項目一覧作成処理の手順を示すフローチャートである。項目一覧作成処理は、図10及び図11で示した表示処理のステップS21の直前で実行される。CPU10は、項目一覧表150の項目一覧をクリアし(ステップS51)、比較表示する複数の診療情報から1つの診療情報を選択する(ステップS52)。CPU10は、選択した診療情報に含まれる項目を抽出し(ステップS53)、項目一覧表150の項目一覧にあるか否かを判定する(ステップS54)。CPU10は、項目一覧にないと判定した場合(ステップS54でNO)、項目一覧に追加して記憶する(ステップS55)。
CPU10は、比較表示する全ての診療情報を選択したか否かを判定する(ステップS56)。CPU10は、全ての診療情報を選択していないと判定した場合(ステップS56でNO)、比較表示する複数の診療情報から次の診療情報を選択し(ステップS57)、診療情報に含まれる項目を抽出するステップS53に処理を戻す。CPU10は、ステップS54で項目一覧にあると判定した場合(ステップS54でYES)、全ての診療情報を選択したか否かを判定するステップS56に処理を移す。CPU10は、ステップS56で全ての診療情報を選択したと判定した場合(ステップS56でYES)、項目一覧作成処理を終了する。これにより、項目一覧表150にデータ種別に対応付けて項目一覧を予め記憶させておく手間が省略される。
以上の実施の形態1及び2を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
コンピュータに一又は複数の項目を夫々含む複数の診療情報を前記複数の診療情報間で対応すべき項目に基づいて表示させるプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記複数の診療情報夫々が前記対応すべき項目を含むか否かを判定する項目判定ステップと、
該項目判定ステップにより前記対応すべき項目を含まないと判定した診療情報に前記対応すべき項目を挿入する挿入ステップと、
該挿入ステップにより前記対応すべき項目を挿入した診療情報を含む前記複数の診療情報を所定方向に沿って並べ、前記複数の診療情報夫々に含まれる項目を前記所定方向と交差する方向に並べて表示画面に比較表示する比較表示ステップと、
該比較表示ステップにより比較表示する場合、前記複数の診療情報夫々に含まれる対応すべき項目夫々の前記所定方向と交差する方向の表示幅を略同一に調整する調整ステップと
を実行させるプログラム。
(付記2)
前記コンピュータは、前記対応すべき項目を記憶してある項目記憶部を備え、
前記コンピュータに、
前記項目記憶部から前記対応すべき項目を読み出す項目読出ステップ
を実行させる付記1に記載のプログラム。
(付記3)
前記コンピュータに、
前記複数の診療情報夫々に含まれる項目に基づいて前記対応すべき項目を取得する項目取得ステップ
を実行させる付記1に記載のプログラム。
(付記4)
前記複数の診療情報は、複数種類あり、
前記コンピュータに、
前記複数の診療情報夫々の種類を取得する種類取得ステップと、
該種類取得ステップにより取得した種類に基づいて比較表示するか否かを判定する比較判定ステップと
を実行させ、
前記比較表示ステップは、前記比較判定ステップにより比較表示すると判定した場合、比較表示する付記1乃至付記3のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記5)
前記複数の項目夫々は、患者による主観的データ、医療従事者による客観的データ、医療従事者による評価及び医療従事者による治療計画を示す付記1乃至付記4のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記6)
前記所定方向は、前記表示画面の横方向である付記1乃至付記5のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記7)
前記複数の項目夫々は、一又は複数の行を含み、
前記調整ステップは、前記複数の項目夫々に行を挿入して前記表示幅を調整する付記5に記載のプログラム。
(付記8)
前記比較表示ステップは、前記所定方向に沿って並べた複数の子画面夫々に前記複数の診療情報を比較表示する付記1乃至付記7のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記9)
複数の診療情報を前記複数の診療情報間で対応すべき項目に基づいて表示する表示方法において、
前記複数の診療情報夫々が前記対応すべき項目を含むか否かを判定する工程と、
前記対応すべき項目を含まないと判定した診療情報に前記対応すべき項目を挿入する工程と、
前記対応すべき項目を挿入した診療情報を含む前記複数の診療情報を所定方向に沿って並べ、前記複数の診療情報夫々に含まれる項目を前記所定方向と交差する方向に並べて表示画面に比較表示する工程と、
前記複数の診療情報夫々に含まれる前記対応すべき項目夫々の前記所定方向と交差する方向の表示幅を略同一に調整する工程と
を備える表示方法。
(付記10)
一又は複数の項目を夫々含む複数の診療情報を表示する表示装置において、
前記複数の診療情報間で対応すべき項目を記憶してある項目記憶部と、
前記複数の診療情報夫々が前記項目記憶部により記憶してある項目を含むか否かを判定する項目判定部と、
該項目判定部により項目を含まないと判定した診療情報に前記項目を挿入する挿入部と、
該挿入部により項目を挿入した診療情報を含む前記複数の診療情報を所定方向に沿って並べ、前記複数の診療情報夫々に含まれる項目を前記所定方向と交差する方向に並べて表示画面に比較表示する比較表示部と、
該比較表示部により比較表示する場合、前記複数の診療情報夫々に含まれており、前記複数の診療情報間で対応する項目夫々の前記所定方向と交差する方向の表示幅を略同一に調整する調整部と
を備える表示装置。
(付記11)
一又は複数の項目を夫々含む複数の診療情報を記憶する診療情報記憶部を備える診療情報管理装置において、
前記診療情報記憶部が記憶する複数の診療情報のうち、表示する複数の表示診療情報の選択を受付ける受付部と、
該受付部により受付けた選択に係る前記複数の表示診療情報夫々が前記複数の表示診療情報間で対応すべき項目を含むか否かを判定する項目判定部と、
該項目判定部により前記対応すべき項目を含まないと判定した表示診療情報に前記対応すべき項目を挿入する挿入部と、
該挿入部により前記対応すべき項目を挿入した表示診療情報を含む前記複数の表示診療情報を所定方向に沿って並べ、前記複数の表示診療情報夫々に含まれる項目を前記所定方向と交差する方向に並べて表示画面に比較表示する比較表示部と、
該比較表示部により比較表示する場合、前記複数の表示診療情報夫々に含まれており、前記複数の表示診療情報間で対応する項目夫々の前記所定方向と交差する方向の表示幅を略同一に調整する調整部と
を備える診療情報管理装置。
(付記12)
前記診療情報記憶部は、内容種別を示す識別子を関連付けて前記複数の診療情報夫々を記憶してあり、
前記受付部により受付けた選択に係る前記複数の表示診療情報に関連付けられた識別子に基づいて比較表示するか否かを判定する比較判定部を備え、
前記比較表示部は、前記比較判定部により比較表示すると判定した場合、前記複数の診療情報夫々を比較表示する
付記11に記載の診療情報管理装置。
1 端末装置
2 サーバ装置
N ネットワーク網
10,20 CPU
10a,20a バス
11,21 NIC
12,22 表示部
13,23 操作受付部
14 記録媒体読込部
15,25 HDD
16,26 RAM
24 診療情報DB
140 記録媒体
141 プログラム
150 項目一覧表
221 ナビゲータ
222 マルチビューア
223 子画面

Claims (8)

  1. コンピュータに一又は複数の項目を夫々含む複数の診療情報を前記複数の診療情報間で対応すべき項目に基づいて表示させるプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記複数の診療情報夫々が前記対応すべき項目を含むか否かを判定する項目判定ステップと、
    該項目判定ステップにより前記対応すべき項目を含まないと判定した診療情報に前記対応すべき項目を挿入する挿入ステップと、
    該挿入ステップにより前記対応すべき項目を挿入した診療情報を含む前記複数の診療情報を所定方向に沿って並べ、前記複数の診療情報夫々に含まれる項目を前記所定方向と交差する方向に並べて表示画面に比較表示する比較表示ステップと、
    該比較表示ステップにより比較表示する場合、前記複数の診療情報夫々に含まれる対応すべき項目夫々の前記所定方向と交差する方向の表示幅を略同一に調整する調整ステップと
    を実行させるプログラム。
  2. 前記コンピュータは、前記対応すべき項目を記憶してある項目記憶部を備え、
    前記コンピュータに、
    前記項目記憶部から前記対応すべき項目を読み出す項目読出ステップ
    を実行させる請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記コンピュータに、
    前記複数の診療情報夫々に含まれる項目に基づいて前記対応すべき項目を取得する項目取得ステップ
    を実行させる請求項1に記載のプログラム。
  4. 前記複数の診療情報は、複数種類あり、
    前記コンピュータに、
    前記複数の診療情報夫々の種類を取得する種類取得ステップと、
    該種類取得ステップにより取得した種類に基づいて比較表示するか否かを判定する比較判定ステップと
    を実行させ、
    前記比較表示ステップは、前記比較判定ステップにより比較表示すると判定した場合、比較表示する請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載のプログラム。
  5. 前記複数の項目夫々は、患者による主観的データ、医療従事者による客観的データ、医療従事者による評価及び医療従事者による治療計画を示す請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載のプログラム。
  6. 複数の診療情報を前記複数の診療情報間で対応すべき項目に基づいて表示する表示方法において、
    前記複数の診療情報夫々が前記対応すべき項目を含むか否かを判定する工程と、
    前記対応すべき項目を含まないと判定した診療情報に前記対応すべき項目を挿入する工程と、
    前記対応すべき項目を挿入した診療情報を含む前記複数の診療情報を所定方向に沿って並べ、前記複数の診療情報夫々に含まれる項目を前記所定方向と交差する方向に並べて表示画面に比較表示する工程と、
    前記複数の診療情報夫々に含まれる前記対応すべき項目夫々の前記所定方向と交差する方向の表示幅を略同一に調整する工程と
    を備える表示方法。
  7. 一又は複数の項目を夫々含む複数の診療情報を表示する表示装置において、
    前記複数の診療情報間で対応すべき項目を記憶してある項目記憶部と、
    前記複数の診療情報夫々が前記項目記憶部により記憶してある項目を含むか否かを判定する項目判定部と、
    該項目判定部により項目を含まないと判定した診療情報に前記項目を挿入する挿入部と、
    該挿入部により項目を挿入した診療情報を含む前記複数の診療情報を所定方向に沿って並べ、前記複数の診療情報夫々に含まれる項目を前記所定方向と交差する方向に並べて表示画面に比較表示する比較表示部と、
    該比較表示部により比較表示する場合、前記複数の診療情報夫々に含まれており、前記複数の診療情報間で対応する項目夫々の前記所定方向と交差する方向の表示幅を略同一に調整する調整部と
    を備える表示装置。
  8. 一又は複数の項目を夫々含む複数の診療情報を記憶する診療情報記憶部を備える診療情報管理装置において、
    前記診療情報記憶部が記憶する複数の診療情報のうち、表示する複数の表示診療情報の選択を受付ける受付部と、
    該受付部により受付けた選択に係る前記複数の表示診療情報夫々が前記複数の表示診療情報間で対応すべき項目を含むか否かを判定する項目判定部と、
    該項目判定部により前記対応すべき項目を含まないと判定した表示診療情報に前記対応すべき項目を挿入する挿入部と、
    該挿入部により前記対応すべき項目を挿入した表示診療情報を含む前記複数の表示診療情報を所定方向に沿って並べ、前記複数の表示診療情報夫々に含まれる項目を前記所定方向と交差する方向に並べて表示画面に比較表示する比較表示部と、
    該比較表示部により比較表示する場合、前記複数の表示診療情報夫々に含まれており、前記複数の表示診療情報間で対応する項目夫々の前記所定方向と交差する方向の表示幅を略同一に調整する調整部と
    を備える診療情報管理装置。
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