JP6527771B2 - 情報分析支援装置とその作動方法および作動プログラム、並びに情報分析支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、情報分析支援装置とその作動方法および作動プログラム、並びに情報分析支援システムに関する。
情報の分析、例えば1人の患者の診療過程で取得された複数項目の診療データの分析を支援するため、特許文献1、2では、1人の患者に対して実施された複数項目の医療検査の検査結果の履歴を、医療検査を実施した日付を含む時間軸を行方向の軸、医療検査の項目を列方向の軸に割り当てた表で表示している。表の日付と項目の交差部分であるセルにはアイコンが配され、どの日にどういった医療検査が実施されたかが一目で分かるようになっている。また、特許文献1、2では、画面の切り替え操作の煩わしさを解消するために、表を表示する第1表示領域と、医療検査の検査結果を表示する第2表示領域とを同一画面上に配している。
特許文献1には、アイコンが選択されたことに応じて、選択されたアイコンに対応する医療検査の詳細(例えば医療検査が画像検査であった場合は検査画像)を第2表示領域に表示する表示形式が記載されている。特許文献2には、第1表示領域の任意の位置でマウスが右クリックされ、かつ「この時点における最新検査を表示」が選択されたことに応じて、上記任意の位置の日付における最新の医療検査の検査結果を第2表示領域に並べて表示する表示形式が記載されている。このように特許文献1、2では、表への選択操作が検査結果を第2表示領域に表示するトリガーとなっている。
特開2014−153920号公報 国際公開第2011/122402号
ここで、情報を分析して何らかの判断を下す場合に、状況に応じた正確な判断をするためには、1つの偏った視点だけでなく様々な視点から多角的に情報を把握することが重要である。特に、医師が医療検査の検査結果を分析して診断を下す場合には、例えば初診から入院まではより広範な検査結果、手術の直前直後はより詳細な検査結果、手術後の通院による経過観察では検査結果の時系列変化、というように、診療のフェーズに応じて検査結果の分析の視点が異なるため、多角的に情報を把握する必要性が高い。
また、同一の診療フェーズの中であっても、例えば診断をする際には、広範な検査結果で全体像を掴み、着目する項目をより詳細な検査結果で確認したり、投薬の判断をするために検査結果の時系列変化をチェックする、といったように、多角的に情報を把握することが必要である。
しかしながら、特許文献1、2では、1つの視点の表示形式でしか検査結果を表示することができない。このため、特許文献1、2では多角的に情報を把握することができなかった。
本発明は、多角的に情報を把握することが可能な情報分析支援装置とその作動方法および作動プログラム、並びに情報分析支援システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の情報分析支援装置は、情報を分類する2種の属性を、行方向の軸、または列方向の軸にそれぞれ割り当てた表を表示する第1表示領域と、情報を表示する第2表示領域とを有する情報表示画面を生成する画面生成部と、情報表示画面の出力を制御する画面出力制御部とを備え、画面生成部は、行方向の軸に割り当てた属性が選択される第1選択方式、列方向の軸に割り当てた属性が選択される第2選択方式、および2種の属性の交差部分であるセルが選択される第3選択方式のそれぞれの選択方式に応じて、情報を異なる3通りの表示形式で第2表示領域に表示する。
情報は、1人の患者の診療過程で取得された複数項目の診療データであることが好ましい。この場合、2種の属性は、診療データが取得された日付および診療データの項目であり、画面生成部は、行方向の軸、または列方向の軸の一方に日付、他方に項目を割り当て、第1選択方式または第2選択方式の一方によって日付が選択された場合、表示形式を、選択された日付に取得された診療データを並べて第2表示領域に表示する第1表示形式とし、第1選択方式または第2選択方式の他方によって項目が選択された場合、表示形式を、診療データの時系列変化を第2表示領域に表示する第2表示形式とし、第3選択方式によってセルが選択された場合、表示形式を、診療データの詳細を第2表示領域に表示する第3表示形式とすることが好ましい。
第1表示形式において、第2表示領域の診療データが選択された場合、画面生成部は、第3表示形式と同様に、選択された診療データの詳細を第2表示領域に表示することが好ましい。
第1選択方式または第2選択方式では、項目を複数選択することが可能であり、項目が複数選択された場合、画面生成部は、第2表示形式において、選択された複数の診療データの時系列変化を並べて第2表示領域に表示することが好ましい。
第3選択方式では、セルを複数選択することが可能であり、セルが複数選択された場合、画面生成部は、第3表示形式において、選択された複数のセルに対応する診療データの詳細を並べて第2表示領域に表示することが好ましい。
第1表示形式において、画面生成部は、第1選択方式または第2選択方式によって選択された日付に取得された診療データがない場合、選択された日付よりも過去に取得された診療データのうちの最新の診療データを第2表示領域に表示することが好ましい。この場合、画面生成部は、第1選択方式または第2選択方式によって選択された日付に取得された診療データを他の診療データと区別して表示することが好ましい。
画面生成部は、項目として、少なくとも患者に対して実施した医療検査と患者に投与した治療薬とを行方向の軸、または列方向の軸の一方に割り当て、診療データとして、医療検査の検査結果と治療薬およびその投与量とを第2表示領域に表示することが好ましい。
検査結果は複数の検査項目を有することが好ましい。この場合、第1表示形式において、画面生成部は、初診時に取得された検査結果を第2表示領域に表示する場合、複数の検査項目のうちの予め設定された主要検査項目以外の他の検査項目も含めて表示し、初診時以外に取得された検査結果を第2表示領域に表示する場合、主要検査項目のみを表示することが好ましい。
または、第1表示形式において、画面生成部は、第2表示領域に並べて表示する検査結果の多寡に応じて、第2表示領域に表示する1つの検査結果の検査項目の数を増減させることが好ましい。
第1表示形式において、画面生成部は、診療データの詳細を第2表示領域にポップアップ表示することが好ましい。この場合、画面生成部は、詳細をポップアップ表示した診療データに対応するセルを他のセルと区別して表示することが好ましい。
第1表示形式において、画面生成部は、診療データとして、さらにカルテ記述、入退院を含むイベント、および既往歴を第2表示領域に表示することが好ましい。
本発明の情報分析支援装置の作動方法は、情報を分類する2種の属性を、行方向の軸、または列方向の軸にそれぞれ割り当てた表を表示する第1表示領域と、情報を表示する第2表示領域とを有する情報表示画面を生成する画面生成ステップと、情報表示画面の出力を制御する画面出力制御ステップとを備え、画面生成ステップでは、行方向の軸に割り当てた属性が選択される第1選択方式、列方向の軸に割り当てた属性が選択される第2選択方式、および2種の属性の交差部分であるセルが選択される第3選択方式のそれぞれの選択方式に応じて、情報を異なる3通りの表示形式で第2表示領域に表示する。
本発明の情報分析支援装置の作動プログラムは、情報を分類する2種の属性を、行方向の軸、または列方向の軸にそれぞれ割り当てた表を表示する第1表示領域と、情報を表示する第2表示領域とを有する情報表示画面を生成する画面生成機能と、情報表示画面の出力を制御する画面出力制御機能とをコンピュータに実行させ、画面生成機能は、行方向の軸に割り当てた属性が選択される第1選択方式、列方向の軸に割り当てた属性が選択される第2選択方式、および2種の属性の交差部分であるセルが選択される第3選択方式のそれぞれの選択方式に応じて、情報を異なる3通りの表示形式で第2表示領域に表示する。
本発明の情報分析支援システムは、情報分析支援装置と、情報分析支援装置にネットワークを通じて接続されたクライアント端末とを備える情報分析支援システムにおいて、情報を分類する2種の属性を、行方向の軸、または列方向の軸にそれぞれ割り当てた表を表示する第1表示領域と、情報を表示する第2表示領域とを有する情報表示画面を生成する画面生成部と、情報表示画面の出力を制御する画面出力制御部とを備え、画面生成部は、行方向の軸に割り当てた属性が選択される第1選択方式、列方向の軸に割り当てた属性が選択される第2選択方式、および2種の属性の交差部分であるセルが選択される第3選択方式のそれぞれの選択方式に応じて、情報を異なる3通りの表示形式で第2表示領域に表示する。
本発明によれば、情報を分類する2種の属性を、行方向の軸、または列方向の軸にそれぞれ割り当てた表を表示する第1表示領域と、情報を表示する第2表示領域とを有する情報表示画面において、行方向の軸に割り当てた属性が選択される第1選択方式、列方向の軸に割り当てた属性が選択される第2選択方式、および2種の属性の交差部分であるセルが選択される第3選択方式のそれぞれの選択方式に応じて、情報を異なる3通りの表示形式で第2表示領域に表示するので、多角的に情報を把握することが可能な情報分析支援装置とその作動方法および作動プログラム、並びに情報分析支援システムを提供することができる。
情報分析支援システムを示す図である。 カルテDBに格納された電子カルテの内容を示す図である。 画像DBに格納された検査画像の内容を示す図である。 レポートDBに格納された医用レポートの内容を示す図である。 クライアント端末および情報分析支援サーバを構成するコンピュータを示すブロック図である。 クライアント端末および情報分析支援サーバのCPUの各機能部を示すブロック図である。 患者ID入力画面を示す図である。 日付が選択された場合の情報表示画面を示す図である。 第1表示領域を示す図である。 日付が選択された場合の第2表示領域を示す図である。 第2表示領域のウィンドウに表示される医療検査の検査結果がどの日付のものかを示す説明図である。 項目が選択された場合の情報表示画面を示す図である。 項目が選択された場合の第2表示領域を示す図である。 項目が複数選択された場合の情報表示画面を示す図である。 セルが選択された場合の情報表示画面を示す図である。 セルが選択された場合の第2表示領域を示す図である。 セルが複数選択された場合の情報表示画面を示す図である。 セルが選択された場合の情報表示画面の別の例を示す図である。 セルが複数選択された場合の情報表示画面の別の例を示す図である。 表の選択方式と情報表示画面の表示形式の関係を示す説明図である。 表の選択方式と情報表示画面の表示形式の関係を示す説明図である。 情報分析支援サーバのCPUの処理手順を示すフローチャートである。 第2実施形態を示す説明図である。 第3実施形態を示す説明図である。 第4実施形態を示す説明図である。 第5実施形態を示す説明図である。
[第1実施形態]
図1において、情報分析支援システム10は、医療施設内に構築され、クライアント端末11、および情報分析支援装置に相当する情報分析支援サーバ12等を備える。クライアント端末11と情報分析支援サーバ12は、医療施設内に敷設されたLAN(Local Area Network)等のネットワーク13を介して相互に通信可能に接続されている。
ネットワーク13には、電子カルテサーバ14、画像サーバ15、およびレポートサーバ16(以下、まとめてサーバ群17と表記)も接続されている。電子カルテサーバ14はカルテデータベース(以下、DB(Data Base)と略記)14Aを有し、カルテDB14Aには電子カルテ18が検索可能に記録されている。画像サーバ15は画像DB15Aを有し、画像DB15Aには各種画像検査で得られた検査画像19が検索可能に記録されている。レポートサーバ16はレポートDB16Aを有し、レポートDB16Aには検査画像19を読影医が読影した結果である所見をまとめた医用レポート20が検索可能に記録されている。
クライアント端末11、情報分析支援サーバ12、およびサーバ群17は、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、ワークステーションといったコンピュータをベースに、オペレーティングシステム等の制御プログラムや、各種アプリケーションプログラムをインストールして構成される。
情報分析支援サーバ12は、情報として、医療施設を受診した1人の患者の診療過程で取得された診療データの分析を支援するための情報表示画面21(図8等も参照)を出力する機能を有する。サーバ群17は、電子カルテ18、検査画像19、および医用レポート20をそれぞれ管理する機能を有する。
クライアント端末11は、患者を診療する医師や患者を看護する看護師、各種医療検査を実施する検査技師等(以下、まとめて医療スタッフと表記)により操作される。クライアント端末11は、内科、外科、検査科、リハビリ科等の診療科毎や医療スタッフ毎に複数台配備されている。クライアント端末11は、情報分析支援サーバ12およびサーバ群17が提供する各種機能を利用して患者の診療を行う際、具体的には電子カルテ18、検査画像19、医用レポート20、あるいは情報表示画面21を閲覧する際や、電子カルテ18に各種診療データを入力したり、医用レポート20を作成する際等に使用される。なお、クライアント端末11は、各診療科に据え置かれる据え置き型でもよいし、各医療スタッフが持ち運ぶ携帯型でもよい。
情報分析支援サーバ12は、クライアント端末11からの配信要求を受け付ける。情報分析支援サーバ12は、配信要求に応じた診療データをサーバ群17から取得し、取得した診療データに基づいて情報表示画面21を生成する。情報分析支援サーバ12は、生成した情報表示画面21を、配信要求の要求元のクライアント端末11に送信する。
情報分析支援サーバ12は、ウェブブラウザ上で閲覧可能な情報表示画面21を配信する。情報分析支援サーバ12は、クライアント端末11に対して認証キーを発行して、情報分析支援サーバ12へのアクセス権限を与える。クライアント端末11には、情報分析支援サーバ12から配信された情報表示画面21が表示される。
情報分析支援サーバ12は、情報表示画面21を、例えば、XML(Extensible Markup Language)等のマークアップ言語によって作成されるウェブ配信用の画面データの形式で出力する。クライアント端末11は、画面データに基づき情報表示画面21をウェブブラウザ上に再現して表示する。なお、XMLに代えて、JSON(JavaScript(登録商標) Object Notation)等の他のデータ記述言語を利用してもよい。
図2において、カルテDB14Aの電子カルテ18は、「1234567」といった患者ID(Identification Data)が関連付けられて患者単位で管理される。電子カルテサーバ14は、この患者IDを検索キーとしてカルテDB14Aから電子カルテ18を検索することが可能である。
電子カルテ18は複数項目の診療データで構成される。診療データの項目には、血液検査、尿検査等の患者に対して実施した各種検体検査、患者に投与した治療薬、医師が電子カルテ18に入力した患者の主訴といった診察内容や疾患名等のカルテ記述、初診、入退院等の患者の診療過程で生じたイベント、既往歴等がある。診療データは、これら各項目別に整理されて時系列に記録されている。
診療データの各項目の1件分のレコードは、検体検査の実施日、治療薬の投与日、イベントの発生日といった日付と、検体検査の複数の検査項目の検査値(検査結果)、治療薬の投与量、イベント名といった具体的な内容とで構成される。検査項目は、例えば診療データの項目が血液検査の場合、クレアチニン、BUN(Blood Urea Nitrogen;血液尿素窒素)、随時血糖等であり、診療データの項目が尿検査の場合、尿酸、血糖、pH(Potential Hydrogen;水素イオン濃度指数)等である。
なお、電子カルテ18には、患者IDの他、患者の氏名、性別、年齢、生年月日、嗜好(喫煙、飲酒の有無)といった患者情報が記録されている。また、診療データの項目には、上記に挙げたものの他に、患者の心拍、脈拍、血圧、体温等のバイタルサイン、医療検査、レポート作成、手術、投薬等の指示を記したオーダ、医療スタッフ間の連絡事項や備忘録を記したメモ等がある。
図3において、画像DB15Aの検査画像19は、電子カルテ18と同じく患者IDが関連付けられて患者単位で管理される。電子カルテサーバ14と同じく、画像サーバ15は、患者IDを検索キーとして画像DB15Aから検査画像19を検索することが可能である。
検査画像19は、各種画像検査で得られた画像である。各種画像検査には、例えばECG(Electro cardiogram;心電図)検査(ホルターECG検査、負荷ECG検査を含む)、CAG(Coronary Angiography;冠動脈カテーテル)検査、US(Ultrasonography;超音波)検査、CR(Computed Radiography;コンピュータX線撮影)検査、CT(Computed tomography;コンピュータ断層撮影)検査、MRI(Magnetic Resonance Imaging;核磁気共鳴画像法)検査、内視鏡検査等がある。CR検査、CT検査、MRI検査等の検査画像19は、例えばDICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine)規格のデータファイル形式で作成される。
検査画像19の1件分のファイルは、検査画像19の本体と、画像検査の実施日、画像IDおよびオーダID、「CR検査」、「CAG検査」等の画像検査の種類および「胸部」、「LAO(Left Anterior Oblique view)+CRA(Cranial)」等の撮影部位、方向といった様々な付帯情報とで構成される。画像検査の種類は、診療データの項目として扱われる。画像サーバ15は、こうした付帯情報とともに検査画像19を診療データとして情報分析支援サーバ12に送信する。
画像IDは、各検査画像19を識別するための番号や記号であり、オーダIDは、各種画像検査を指示するオーダを識別するための番号や記号である。CT検査やCAG検査等、1回に複数枚の検査画像19が撮影される画像検査の場合は、複数枚の検査画像19が1回の画像検査で得られたことを示すために各検査画像19に共通のオーダIDが付与され、1まとめの検査画像19として管理される。
図4において、レポートDB16Aの医用レポート20は、電子カルテ18、検査画像19と同じく患者IDが関連付けられて患者単位で管理される。各サーバ14、15と同じく、レポートサーバ16は、患者IDを検索キーとしてレポートDB16Aから医用レポート20を検索することが可能である。
医用レポート20の1件分のファイルは、医用レポート20の本体と、医用レポート20の作成日、レポートID、医用レポート20に添付した検査画像19の画像IDおよびオーダID、並びに画像検査の種類および撮影部位、方向等の付帯情報とで構成される。レポートサーバ16は、こうした付帯情報とともに医用レポート20を診療データとして情報分析支援サーバ12に送信する。
図5において、クライアント端末11および情報分析支援サーバ12を構成するコンピュータは、基本的な構成は同じであり、それぞれ、ストレージデバイス25、メモリ26、CPU(Central Processing Unit)27、通信部28、ディスプレイ29、および入力デバイス30を備えている。これらはデータバス31を介して相互接続されている。
ストレージデバイス25は、クライアント端末11等を構成するコンピュータに内蔵、またはケーブルやネットワークを通じて接続されたハードディスクドライブ、もしくはハードディスクドライブを複数台連装したディスクアレイである。ストレージデバイス25には、オペレーティングシステム等の制御プログラムや各種アプリケーションプログラム、およびこれらのプログラムに付随する各種画面の表示データ等が記憶されている。
メモリ26は、CPU27が処理を実行するためのワークメモリである。CPU27は、ストレージデバイス25に記憶されたプログラムをメモリ26へロードして、プログラムにしたがった処理を実行することにより、コンピュータの各部を統括的に制御する。
通信部28は、ネットワーク13を介した各種情報の伝送制御を行うネットワークインターフェースである。ディスプレイ29は、マウスやキーボード等の入力デバイス30の操作に応じた各種画面を表示する。画面にはGUI(Graphical User Interface)による操作機能が備えられる。クライアント端末11等を構成するコンピュータは、画面を通じて入力デバイス30からの操作指示の入力を受け付ける。
なお、以下の説明では、クライアント端末11を構成するコンピュータの各部には添え字の「A」を、情報分析支援サーバ12を構成するコンピュータの各部には添え字の「B」をそれぞれ符号に付して区別する。
図6において、ウェブブラウザが起動されると、クライアント端末11のCPU27Aは、メモリ26等と協働して、GUI制御部35、およびブラウザ制御部36として機能する。
GUI制御部35は、各種画面をディスプレイ29Aに表示し、かつ各種画面を通じて入力デバイス30Aから入力される操作指示を受け付ける。操作指示には、情報分析支援サーバ12への情報表示画面21の配信指示、編集指示がある。GUI制御部35は、受け付けた操作指示をブラウザ制御部36に出力する。
ブラウザ制御部36は、ウェブブラウザの動作を制御する。ブラウザ制御部36は、GUI制御部35からの配信指示に応じた配信要求、および編集指示に応じた編集要求を情報分析支援サーバ12に対して発行する。
また、ブラウザ制御部36は、情報分析支援サーバ12からの情報表示画面21の画面データを受け取る。ブラウザ制御部36は、画面データに基づきウェブブラウザ上に表示する情報表示画面21を再現し、これをGUI制御部35に出力する。GUI制御部35は、情報表示画面21をディスプレイ29Aに表示する。
情報分析支援サーバ12のストレージデバイス25Bには、情報分析支援プログラム40が記憶されている。情報分析支援プログラム40は、情報分析支援サーバ12を構成するコンピュータを、情報分析支援装置として機能させるためのアプリケーションプログラムであり、情報分析支援装置の作動プログラムに相当する。
情報分析支援プログラム40が起動されると、情報分析支援サーバ12のCPU27Bは、メモリ26等と協働して、要求受付部41、画面生成部42、および画面出力制御部43として機能する。
要求受付部41は、クライアント端末11からの各種要求を受け付ける。要求受付部41は、配信要求および編集要求を画面生成部42に出力する。
画面生成部42は、配信要求に応じて、サーバ群17に対して取得要求を発行し、この取得要求に応じてサーバ群17から送信された診療データを取得する。画面生成部42は、取得した診療データに基づき情報表示画面21を生成する。また、画面生成部42は、編集要求に応じて情報表示画面21を編集する。画面生成部42は、生成または編集した情報表示画面21を画面出力制御部43に出力する。画面出力制御部43は、情報表示画面21を、配信要求または編集要求の要求元のクライアント端末11に出力する。
図7において、患者ID入力画面50は、医師がクライアント端末11を通じて情報分析支援サーバ12にアクセスして認証を行った後、最初にディスプレイ29Aのウェブブラウザ上に表示される画面である。患者ID入力画面50には、患者IDを入力するための入力ボックス51、および表示ボタン52が設けられている。なお、患者IDの代わりに対象患者の氏名を入力させてもよい。
入力ボックス51に診療の対象となる患者(以下、対象患者と表記)の患者IDが入力されて、表示ボタン52がカーソル53で選択されると、クライアント端末11から情報分析支援サーバ12に対象患者の患者IDを含む配信要求が送信される。
画面生成部42からサーバ群17に発行される取得要求には、この対象患者の患者IDが検索キーとして付される。サーバ群17は、対象患者の患者IDが付された電子カルテ18、検査画像19、および医用レポート20を診療データとして画面生成部42に送信する。画面生成部42は、サーバ群17からの対象患者の診療データに基づき、図8に示す情報表示画面21を生成する。
図8において、情報表示画面21は、第1表示領域60、第2表示領域61、第3表示領域62の3つの表示領域を有する。第1表示領域60は情報表示画面21の左側に配され、例えば情報表示画面21の約1/3の面積を占める。第1表示領域60には表63が表示される。第2表示領域61は第1表示領域60の右側に並べて配され、例えば情報表示画面21の約2/3の面積を占める。第2表示領域61には、情報として対象患者の診療データが表示される。
第3表示領域62は情報表示画面21の上側に配されている。第3表示領域62の左側には、対象患者の患者ID、氏名、性別、年齢、生年月日、および嗜好がまとめて表示される。また、「高血圧」、「糖尿病」等、診断に際して特に留意すべき対象患者の病状も表示される。第3表示領域62の右端には、情報分析支援サーバ12にログインした医師の所属診療科および氏名が表示される。
図9において、表63の行方向の軸Xには、診療データを分類する2種の属性のうちの一方として、診療データが取得された日付が割り当てられている。また、軸Xに直交する表63の列方向の軸Yには、2種の属性のうちの他方として、診療データの項目が割り当てられている。具体的には、表63は、診療データが取得された日付が表示される日付欄70と、診療データの項目が表示される第1項目欄71Aおよび第2項目欄71Bとを有する。日付欄70はX軸方向に沿って表63の上部に設けられている。各項目欄71A、71BはY軸方向に沿って表63の左横に設けられている。
日付欄70はY軸方向に関して3つの段に分かれており、上段に年、中段に月、下段に日がそれぞれ表示される。日付はカーソル53で選択することが可能である。日付がカーソル53で選択されると、クライアント端末11から情報分析支援サーバ12に情報表示画面21の編集要求が送信される。
図8および図9では、ハッチングH1で示すように、対象患者の診療データを取得した最新の日付である「2016.03.05」が選択された状態を示している。画面生成部42は、配信要求に応じて、例えば、対象患者の診療データを取得した最新の日付が日付欄70の右端に配され、かつ最新の日付が選択された、図8および図9に示すような情報表示画面21を最初に生成する。
日付欄70には、左側にいくにつれて過去の日付が配される。日付欄70の左右には、日付戻しボタン72Aと日付送りボタン72Bが配されている。日付戻しボタン72Aがカーソル53で選択されると、日付欄70の日付が過去に向けて1日ずつ戻される。一方、日付送りボタン72Bがカーソル53で選択されると、日付欄70の日付が最新の日付に向けて1日ずつ送られる。
第1項目欄71Aには医療検査が、第2項目欄71Bには治療薬がそれぞれ項目として割り当てられている。各項目欄71A、71Bには、各項目を端的に表す文字やイラストが表示される。具体的には、第1項目欄71Aの血液検査や尿検査等の検体検査の項目には、「血」、「尿」といった各検体検査の頭文字が表示される。CT検査やCAG検査等の画像検査の項目には、「CT」、「CAG」といった各画像検査のアルファベットの略字が表示される。また、第2項目欄71Bの治療薬の項目には、注射器とカプセル錠のイラストが表示される。
各項目欄71A、71Bの項目は、カーソル53で複数選択することが可能である。項目がカーソル53で選択されると、クライアント端末11から情報分析支援サーバ12に情報表示画面21の編集要求が送信される。
第1項目欄71Aの右横には、医療検査を実施したか否かを示す検査履歴欄73が設けられている。また、第2項目欄71Bの右横には、治療薬を投与したか否かを示す投薬履歴欄74が設けられている。これらの各履歴欄73、74は、日付欄70の各日付と各項目欄71A、71Bの各項目の交差部分である複数個の矩形状のセル75の集合体である。
検査履歴欄73のセル75には、医療検査を実施したことを示すマーク76が表示される。マーク76は、その日に実施した医療検査に該当するセル75のみに表示される。実施していない医療検査に該当するセル75には何も表示されず、空欄とされる。画面生成部42は、電子カルテ18の各検体検査の実施日、および検査画像19の各画像検査の実施日に基づいて、検査履歴欄73のセル75にマーク76を付す。
マーク76は2種類あり、検体検査には円形のマーク76A、画像検査には正方形のマーク76Bがそれぞれ用いられる。このマーク76によって、どの日にどういった医療検査が実施されたかが一目で分かる。例えば「2015.07.28」では、「血」、「尿」にマーク76A、「CR」、「ECG」にマーク76Bがそれぞれ表示されているので、「2015.07.28」に血液検査、尿検査、CR検査、およびECG検査が実施されたことが分かる。
投薬履歴欄74のセル75には、治療薬の名称とともに治療薬を投与したことを示すバー77が表示される。バー77は、その日に投与した治療薬に該当するセル75にのみ表示される。投与していない治療薬に該当するセル75には何も表示されず、空欄とされる。画面生成部42は、電子カルテ18の治療薬の投与日に基づいて、投薬履歴欄74のセル75にバー77を付す。
バー77によって、どの日にどういった治療薬が投与されたか、および投与期間が一目で分かる。図9の例では、「コンプラビン配合錠」を除く各治療薬が日付欄70に表示された日付の全期間投与され、「コンプラビン配合錠」は、「2015.08.08」から投薬が開始されたことが分かる。
各項目欄71A、71Bの項目と同様、マーク76が表示された検査履歴欄73のセル75もカーソル53で複数選択することが可能である。一方で、投薬履歴欄74のセル75は選択不可である。マーク76が表示された検査履歴欄73のセル75がカーソル53で選択されると、クライアント端末11から情報分析支援サーバ12に情報表示画面21の編集要求が送信される。なお、日付欄70は表頭またはボックスヘッド、各項目欄71A、71Bは表側またはスタブ、各履歴欄73、74は表体またはフィールドとも呼ばれる。
日付欄70と第1項目欄71Aおよび検査履歴欄73との間には、イベント履歴欄78と診察履歴欄79とが配されている。イベント履歴欄78には、その日に発生した初診、入退院、手術といった各種イベントを端的に表す文字、具体的には各イベントの頭文字が表示される。図9では、「2015.07.28」には初診であることを示す「初」が、「2015.08.27」には入院したことを示す「入」が、「2015.08.30」には退院したことを示す「退」が表示されている。
診察履歴欄79は、Y軸方向に関して3つの段に分かれている。上段には「循(循環器科)」、「内(内科)」等の診察を担当した医師の所属診療科の頭文字、中段には「山(山本一郎)」等の診察を担当した医師の氏名の頭文字、下段には診察を実施したことを示す円形のマーク80がそれぞれ表示される。例えば「2015.07.28」には「循」、「山」、およびマーク80が表示されているので、「2015.07.28」は循環器科の山本一郎が診察したことが分かる。一方、「2015.08.01」には「循」のみが表示されているので、「2015.08.01」は診察なしで、ホルターECG検査のみが実施されたことが分かる。
第1項目欄71Aおよび検査履歴欄73と、第2項目欄71Bおよび投薬履歴欄74との間には、PCI(Percutaneous Coronary Intervention;経皮的冠動脈形成術)履歴欄81が配されている。また、第2項目欄71Bおよび投薬履歴欄74の下部には、メモ履歴欄82が配されている。PCI履歴欄81には、医師がPCIに関するコメントを記述したことを示す円形のマーク83が表示される。また、メモ履歴欄82には、医師がメモを記述したことを示す円形のマーク84が表示される。PCI履歴欄81は、PCIを実施した対象患者にのみ表示される。メモ履歴欄82も、医師がメモを記述した場合にのみ表示される。
なお、PCI履歴欄81およびメモ履歴欄82のセル75は選択不可である。また、検査履歴欄73のマーク76A、診察履歴欄79のマーク80、PCI履歴欄81のマーク83、およびメモ履歴欄82のマーク84は形状が全て円形であるが、塗り潰しの有り無しや表示色を変えることによって各々が区別可能に表示される。
図8および図9においてハッチングH1で示すように「2016.03.05」といった日付がカーソル53で選択された場合、第2表示領域61には、図10に示すように複数のウィンドウ90A〜90Pが並べて表示される。ここで、日付は行方向の軸Xに割り当てた属性であるため、日付がカーソル53で選択された場合は第1選択方式に相当し、図10の第2表示領域61の表示形式は第1表示形式に相当する。
図10において、ウィンドウ90A〜90Pには、診療データの項目名と、診療データを取得した日付と、診療データの概要とが表示される。ウィンドウ90A〜90Pは、大別して、医療検査の検査結果を表示するウィンドウ90G〜90Pと、治療薬および投与量を表示するウィンドウ90F(項目名:「投薬」)と、その他の診療データのウィンドウ90A〜90Eとに分けられる。医療検査の検査結果を表示するウィンドウ90G〜90Pはさらに、バイタルサインの検査結果を表示するウィンドウ90Gおよび検体検査の検査結果を表示するウィンドウ90H、90Iと、画像検査の検査結果を表示するウィンドウ90J〜90Pとに分けられる。
ウィンドウ90G、90H、90Iには、「心拍数」、「尿酸」、「クレアチニン」といった検査項目とその検査値、前回と比較して検査値が上がったか下がったかを示す矢印91、検査値が基準値よりも高いことを示すマーク92が表示される。
ウィンドウ90G、90H、90Iには、全検査項目のうちの予め設定された主要検査項目のみが表示される。ストレージデバイス25Bには、検査の項目別に主要検査項目が登録された主要検査項目テーブル120(図24参照)が格納されており、画面生成部42は主要検査項目テーブル120に基づいてウィンドウ90G、90H、90Iに表示する検査項目を選定する。
一方、画像検査の検査結果を表示するウィンドウ90J〜90Pには、検査画像19の縮小画像93、および医用レポート20に記述された読影医の所見94が表示される。
図10では、検体検査の検査結果を表示するウィンドウとして、尿検査の検査結果を表示するウィンドウ90H(項目名:「尿」)と、血液検査の検査結果を表示するウィンドウ90I(項目名:「血液」)とが表示されている。また、画像検査の検査結果を表示するウィンドウとして、CR検査の検査結果を表示するウィンドウ90J(項目名:「CR」)と、CAG検査の検査結果を表示するウィンドウ90K(項目名:「CAG」)と、CT検査の検査結果を表示するウィンドウ90L(項目名:「CT」)と、US検査の検査結果を表示するウィンドウ90M(項目名:「US」)と、ECG検査の検査結果を表示するウィンドウ90N(項目名:「ECG」)と、ホルターECG検査の検査結果を表示するウィンドウ90O(項目名:「Holter ECG」)と、負荷ECG検査の検査結果を表示するウィンドウ90P(項目名:「Treadmill」)とが表示されている。
ウィンドウ90Fには、治療薬および投与量、すなわち処方箋の一部が表示される。その他の診療データのウィンドウ90A〜90Eは、カルテ記述(項目名:「カルテ」)、イベント(項目名:「入退院」)、PCIに関するコメント(項目名:「PCI」)、既往歴(項目名:「他科記録」)、およびメモ(項目名:「Memo」)をそれぞれ表示する。
なお、各ウィンドウ90の並び順やサイズといったレイアウトは、情報分析支援プログラム40によって予め規定されていてもよいし、医師が自由にカスタマイズ可能に構成してもよい。
図11は、日付が選択された場合に、第2表示領域61にどのような検査結果が表示されるかを示す説明図である。図11において、上段に示す表63は、説明の便宜上、第2項目欄71Bおよび投薬履歴欄74、診察履歴欄79、PCI履歴欄81、メモ履歴欄82等を取り払って図8および図9に示す表63を簡略化したものである。日付欄70には「01」〜「05」の5日間の日付が、第1項目欄71Aには「a」〜「g」の7つの医療検査の項目がそれぞれ表示されている。また、検査履歴欄73のセル75には、図8および図9に示す表63と同様、マーク76が表示されている。例えば「05」では、項目「a」、「b」、「d」、「g」にマーク76が表示されているので、「05」に「a」、「b」、「d」、「g」の医療検査を実施したことが分かる。
図11では、表63のハッチングH50で示すように、第1選択方式によって最新の日付である「05」が選択された場合を示している。また、下段には、「05」が選択された場合の第2表示領域61を示している。この第2表示領域61に表示された各ウィンドウ90a〜90gは、各医療検査「a」〜「g」の検査結果を表示するウィンドウである。
第2表示領域61の各ウィンドウ90a〜90gには、選択された日付における最新の検査結果が表示される。より具体的には、選択された日付に取得された検査結果がある医療検査については、選択された日付に取得された検査結果が各ウィンドウ90a〜90gに表示される。一方、選択された日付に取得された検査結果がない医療検査については、選択された日付よりも過去に取得された検査結果のうちの最新の検査結果が各ウィンドウ90a〜90gに表示される。
図11の場合、選択された日付「05」に取得された検査結果がある医療検査は、表63から分かるように、「a」、「b」、「d」、「g」である。これらの医療検査については、中段右側に示すように、当該医療検査の検査結果を表示するウィンドウ90a、90b、90d、90gに、「05」に取得された検査結果が表示される。
一方、選択された日付「05」に取得された検査結果がない医療検査は、表63から分かるように、「c」、「e」、「f」である。これらの医療検査については、中段中央から左側に示すように、当該医療検査の検査結果を表示するウィンドウ90c、90e、90fに、「05」よりも過去に取得された検査結果のうちの最新の検査結果が表示される。すなわち、医療検査「c」の検査結果を表示するウィンドウ90cには日付「04」に取得された検査結果、医療検査「e」の検査結果を表示するウィンドウ90eには日付「02」に取得された検査結果、医療検査「f」の検査結果を表示するウィンドウ90fには「01」に取得された検査結果がそれぞれ表示される。こうすることで、第2表示領域61には、下段に示すように、「05」に取得された検査結果を表示するウィンドウ90a、90b、90d、90gと、「05」以外に取得された検査結果を表示するウィンドウ90c、90e、90fとが並べて表示される。
なお、例えば「03」がカーソル53で選択された場合は、医療検査「a」、「c」、「d」「g」は「03」に取得された検査結果があるため、ウィンドウ90a、90c、90d、90gには「03」に取得された検査結果が表示され、医療検査「b」、「e」、「f」は「03」に取得された検査結果がないため、ウィンドウ90b、90eには「02」に取得された検査結果、ウィンドウ90fには「01」に取得された検査結果がそれぞれ表示される。
この場合、第2表示領域61には、カーソル53で選択された日付に取得された検査結果を表示するウィンドウ90(図11の例ではウィンドウ90a等)と、カーソル53で選択された日付以外に取得された他の検査結果を表示するウィンドウ90(図11の例ではウィンドウ90c等)とが混在することになる。このため、このままではどのウィンドウ90がカーソル53で選択された日付に取得された検査結果を表示するウィンドウ90であるかの区別がつかない。
そこで、第2表示領域61では、カーソル53で選択された日付に取得された検査結果を表示するウィンドウ90(図11ではウィンドウ90a、90b、90d、90g)に、その検査結果がカーソル53で選択された日付に取得されたことを示す新着枠95が表示される。
図10の例では、カーソル53で選択された「2016.03.05」に取得された検査結果は血液検査、CAG検査、ECG検査であるため、これらの検査結果を表示するウィンドウ90I、ウィンドウ90K、ウィンドウ90Nには、「2016.03.05」に取得された血液検査、CAG検査、ECG検査のそれぞれの検査結果が表示される。また、ウィンドウ90I、ウィンドウ90K、ウィンドウ90Nには新着枠95が表示される。医療検査の検査結果を表示するウィンドウ90G〜90Pのうち、上記のウィンドウ90I、ウィンドウ90K、ウィンドウ90N以外には、「2016.03.05」よりも過去に取得された検査結果のうちの最新の検査結果が表示される。例えばCT検査の検査結果を表示するウィンドウ90Lには、「2015.08.04」に取得されたCT検査の検査結果が表示される。これらのウィンドウ90には新着枠95は表示されない。
図12は、ハッチングH2で示すように、第1項目欄71Aの血液検査の項目がカーソル53で選択された場合の情報表示画面21を示している。この場合、第2表示領域61には、血液検査の各検査項目の検査値の時系列変化を示す時系列変化表100Aが表示される。ここで、血液検査の項目は列方向の軸Yに割り当てた属性であるため、血液検査の項目がカーソル53で選択された場合は第2選択方式に相当し、図12の第2表示領域61の表示形式は第2表示形式に相当する。
図12の第2表示領域61を拡大した図13において、時系列変化表100Aは、表63の日付欄70と同様の日付欄101と、検査項目およびその単位が表示される検査項目欄102と、検査項目欄102の右横に設けられ、検査値が記される検査値履歴欄103とを有している。
検査項目欄102には、全検査項目のうち、主要検査項目を含む選別された複数の検査項目が表示される。日付欄101の左右には、表63と同様の日付戻しボタン104Aと日付送りボタン104Bが配されている。また、検査値が基準値よりも高い検査項目には、検査項目欄102に図10のマーク92と同様のマーク105が表示され、かつ検査値履歴欄103に正方形のマーク106が表示される。
図14は、ハッチングH2に加えてハッチングH3で示すように、図12の第1項目欄71Aの血液検査の項目に加えて、第2項目欄71Bの治療薬の項目がカーソル53で選択された場合の情報表示画面21を示している。この場合、第2表示領域61には、血液検査の各検査項目の検査値の時系列変化を示す時系列変化表100Aに加えて、治療薬およびその投与量の時系列変化を示す時系列変化表100Bが表示される。ここで、治療薬の項目も血液検査の項目と同様に列方向の軸Yに割り当てた属性であるため、血液検査および治療薬の項目がカーソル53で選択された場合は第2選択方式で項目が複数選択された場合に相当し、図14の第2表示領域61の表示形式は項目が複数選択された場合の第2表示形式に相当する。
時系列変化表100Bは、第2項目欄71Bおよび投薬履歴欄74を拡大表示したような内容で、治療薬および投与量と、投薬履歴欄74のバー77と同様のバー107が表示される。この場合、日付欄101や日付戻しボタン104A、日付送りボタン104Bは、各時系列変化表100A、100Bで共用される。なお、図示は省略するが、画像検査の項目がカーソル53で選択された場合は、第2表示領域61には検査画像19の縮小画像93が時系列に並べて表示される。
診療データの時系列変化の表示方法としては、上記の時系列変化表100に代えて、あるいは加えて、例えば日付を横軸、検査値を縦軸とした二次元平面に、各日の検査値をプロットして線で結んだ折れ線グラフを表示してもよい。
図15は、ハッチングH4で示すように、「2015.10.26」の血液検査の項目のセル75がカーソル53で選択された場合の情報表示画面21を示している。この場合、第2表示領域61には、「2015.10.26」の血液検査の全検査項目の検査値を示す詳細表110が表示される。ここで、セル75は2種の属性である日付と項目の交差部分であるため、セル75がカーソル53で選択された場合は第3選択方式に相当し、図15の第2表示領域61の表示形式は第3表示形式に相当する。
図15の第2表示領域61を拡大した図16において、詳細表110は左右2つに分かれており、検査項目とその単位、並びに検査値の基準値が表示される検査項目欄111と、検査値が記される検査値欄112Aとを有している。検査項目欄111には全検査項目が表示される。また、検査値欄112Aの上部には、選択されたセル75に該当する日付が表示される。検査値が基準値よりも高い検査項目には、検査項目欄102に図10のマーク92や図13のマーク105と同様のマーク113が表示され、かつ検査値欄112に図13のマーク106と同様のマーク114が表示される。
図17は、ハッチングH4に加えてハッチングH5で示すように、「2015.10.26」の血液検査の項目のセル75に加えて、「2016.03.05」の血液検査の項目のセル75がカーソル53で選択された場合の情報表示画面21を示している。この場合、第2表示領域61の詳細表110には、「2015.10.26」の血液検査の検査値が記される検査値欄112Aの横に、「2016.03.05」の血液検査の検査値が記される検査値欄112Bが追加される。ここで、「2015.10.26」の血液検査の項目のセル75に加えて、「2016.03.05」の血液検査の項目のセル75がカーソル53で選択された場合は第3選択方式でセル75が複数選択された場合に相当し、図17の第2表示領域61の表示形式はセル75が複数選択された場合の第3表示形式に相当する。
図18は、ハッチングH6で示すように、「2015.08.28」のCAG検査の項目のセル75がカーソル53で選択された場合の情報表示画面21を示している。この場合、第2表示領域61には、「2015.08.28」のCAG検査で得られた検査画像19Aが表示される。この場合も図15の場合と同様に第3選択方式に相当し、第2表示領域61の表示形式は第3表示形式に相当する。
図19は、ハッチングH6に加えてハッチングH7で示すように、「2015.08.28」のCAG検査の項目のセル75に加えて、「2016.03.05」のCAG検査の項目のセル75がカーソル53で選択された場合の情報表示画面21を示している。この場合、第2表示領域61には、「2015.08.28」のCAG検査で得られた検査画像19Aに加えて、「2016.03.05」のCAG検査で得られた検査画像19Bが表示される。この場合も図17の場合と同様に第3選択方式でセル75が複数選択された場合に相当し、第2表示領域61の表示形式はセル75が複数選択された場合の第3表示形式に相当する。
以上図8〜10および図12〜図19を用いて説明してきたように、第2表示領域61には、表63の日付が選択された場合(第1選択方式、図8〜図10)、項目が選択された場合(第2選択方式、図12〜図14)、並びにセル75が選択された場合(第3選択方式、図15〜図19)で、診療データが異なる3通りの表示形式で表示される。
図20および図21は、図11に示した簡易的な表63を用いて、各選択方式に応じた情報表示画面21の表示形式をまとめたものである。
図20において、ハッチングH100で示すように、第1選択方式によって日付が選択された場合、上段に示すように、画面生成部42は、各診療データの概要を示すウィンドウ90を第2表示領域61に並べて表示する第1表示形式とする。
ハッチングH200で示すように、第2選択方式によって項目が選択された場合、中段に示すように、画面生成部42は、診療データの時系列変化を示す時系列変化表100を第2表示領域61に表示する第2表示形式とする。
ハッチングH300で示すように、第3選択方式によってセル75が選択された場合、下段に示すように、画面生成部42は、診療データの詳細(ここでは検査画像19)を第2表示領域61に表示する第3表示形式とする。
また、図21において、ハッチングH250で示すように、第2選択方式によって項目が複数選択された場合、上段に示すように、画面生成部42は、選択された複数の診療データの時系列変化表100を並べて第2表示領域61に表示する。さらに、ハッチングH350で示すように、第3選択方式によってセル75が複数選択された場合、下段に示すように、画面生成部42は、選択された複数のセル75に対応する診療データの詳細(ここでは検査画像19)を並べて第2表示領域61に表示する。
以下、上記構成による作用について、図22のフローチャートを参照して説明する。まず医師は、クライアント端末11を通じて情報分析支援サーバ12にアクセスして認証を行う。認証後、クライアント端末11のディスプレイ29Aには、図7に示す患者ID入力画面50が表示される。
医師は、患者ID入力画面50の入力ボックス51に対象患者の患者IDを入力して、カーソル53で表示ボタン52を選択する。これによりクライアント端末11から情報分析支援サーバ12に情報表示画面21の配信要求が送信される。
情報分析支援サーバ12では、要求受付部41により配信要求が受け付けられる(ステップS100でYES)。配信要求は画面生成部42に出力される。これにより画面生成部42からサーバ群17に取得要求が発行され、取得要求に応じてサーバ群17から送信された対象患者の診療データが画面生成部42で取得される。
ステップS110に示すように、画面生成部42により対象患者の診療データに基づく情報表示画面21が生成される。生成された情報表示画面21は画面出力制御部43により配信要求の要求元のクライアント端末11に出力される(ステップS120)。この場合の情報表示画面21は、図8〜図10に示すように、対象患者の診療データを取得した最新の日付が選択された第1選択方式によって、第2表示領域61に対象患者の各診療データの概要を示す複数のウィンドウ90が表示された第1表示形式の状態である。
クライアント端末11では、情報分析支援サーバ12からの情報表示画面21がブラウザ制御部36で受け取られ、GUI制御部35により情報表示画面21がディスプレイ29Aに表示される。
医師は、情報表示画面21を閲覧し、必要に応じて表63の日付、項目、またはセル75をカーソル53で選択する。これによりクライアント端末11から情報分析支援サーバ12に情報表示画面21の編集要求が送信される。
情報分析支援サーバ12では、要求受付部41により編集要求が受け付けられる(ステップS130でYES)。編集要求は画面生成部42に出力される。表63の日付がカーソル53で選択された場合、すなわち第1選択方式であった場合(ステップS140でYES)、画面生成部42により、各診療データの概要を示すウィンドウ90を第2表示領域61に並べて表示する第1表示形式に情報表示画面21が編集される(ステップS150)。第1表示形式に編集された情報表示画面21は画面出力制御部43により編集要求の要求元のクライアント端末11に出力される(ステップS160)。
第1表示形式では、各診療データの概要を示すウィンドウ90によって、対象患者の病状を網羅的に把握することができる。また、第1表示形式では、カーソル53で選択された日付に取得された検査結果がない場合、選択された日付よりも過去に取得された検査結果のうちの最新の検査結果が表示されるので、選択された日付に取得された検査結果と、選択された日付よりも過去に取得された検査結果とを比較することができる。そしてこの場合、カーソル53で選択された日付に取得された検査結果を表示するウィンドウ90に新着枠95が表示されるので、カーソル53で選択された日付に取得された検査結果と、それ以外の検査結果とを区別することができる。
さらに第1表示形式では、カルテ記述、イベント、および既往歴を示すウィンドウ90A、90B、90Dが第2表示領域61に表示されるので、対象患者の病状への理解をより深めることができる。
表63の項目がカーソル53で選択された場合、すなわち第2選択方式であった場合(ステップS140でNO、ステップS170でYES)、画面生成部42により、診療データの時系列変化を示す時系列変化表100を第2表示領域61に表示する第2表示形式に情報表示画面21が編集される(ステップS180)。項目が複数選択された場合は、選択された複数の診療データの時系列変化表100が並べて第2表示領域61に表示される。第2表示形式に編集された情報表示画面21は画面出力制御部43により編集要求の要求元のクライアント端末11に出力される(ステップS190)。
第2表示形式では、時系列変化表100によって、対象患者の病状の変化を的確に把握することができる。また、項目が複数選択された場合は、選択された複数の診療データの時系列変化表100が並べて第2表示領域61に表示されるので、例えば血液検査と治療薬の項目を選択して治療薬投与後の治療効果を判定する等、複数の診療データ間の因果関係を調べることができる。
表63のセル75がカーソル53で選択された場合、すなわち第3選択方式であった場合(ステップS140、ステップS170でNO)、画面生成部42により、診療データの詳細を第2表示領域61に表示する第3表示形式に情報表示画面21が編集される(ステップS200)。セル75が複数選択された場合は、選択された複数のセル75に対応する診療データの詳細が並べて第2表示領域61に表示される。第3表示形式に編集された情報表示画面21は画面出力制御部43により編集要求の要求元のクライアント端末11に出力される(ステップS210)。これらステップS130〜ステップS210の処理は、情報表示画面21の表示終了まで(ステップS220でYES)続けられる。
第3表示形式では、対象患者の病状を詳細に把握することができる。また、セル75が複数選択された場合は、選択された複数のセル75に対応する診療データの詳細が並べて第2表示領域61に表示されるので、例えば前回と今回のCAG検査の検査画像19を比較して対象患者の病状が良化しているか否かを判定する等、複数の診療データを詳細に比較することができる。
各選択方式に応じて、診療データを異なる3通りの表示形式で第2表示領域61に表示するので、多角的に情報を把握することができる。このため、例えば初診から入院までは第1選択方式によって第1表示形式としてより広範な検査結果を閲覧し、手術の直前直後は第3選択方式によって第3表示形式としてより詳細な検査結果を把握し、手術後の通院による経過観察では第2選択方式によって第2表示形式として検査結果の時系列変化を観察する、というように、診療のフェーズに適応した視点に自在に切り替えて検査結果を分析することができる。
また、診断をする際に、第1選択方式によって第1表示形式としてより広範な検査結果で全体像を掴み、第3選択方式によって第3表示形式として着目する項目をより詳細な検査結果で確認し、第2選択方式によって第2表示形式として投薬の判断をするために検査結果の時系列変化をチェックする、というように、同一の診療フェーズの中で、目的に応じた視点に自在に切り替えて検査結果を分析することができる。
表示形式の切り替え操作としては、カーソル53で日付、項目、またはセル75を選択するだけであり、また、第1表示領域60と第2表示領域61は別画面ではなく同一画面に並べて配されていて、第1表示領域60と第2表示領域61の表示の切り替え操作が必要ないので、検査結果の分析を効率的に進めることができる。
医師が医療検査の検査結果を分析して診断を下す場合は、上記のように診療のフェーズに応じて検査結果の分析の視点が異なるため、多角的に情報を把握する必要性が高い。したがって、本実施形態のように診療データを情報として情報分析支援を行うことで、多角的に情報を把握したいという医療現場のニーズに応えることができる。
また、医師は多忙を極めるため、できるだけ労力を掛けずに情報を把握したいというニーズもある。本発明では、上述のように表示形式の切り替え操作が簡単で、かつ煩雑な画面の切り替え操作が必要ないので、労力を掛けずに情報を把握したいというニーズにも応えることができる。検査結果のインデックスとしての役割を果たす表63へのワンクリック操作のみで、複雑な操作をすることなく第2表示領域61の3通りの表示形式が選択できるため、操作が簡便である。この操作の簡便性は、第1表示領域60に検査結果のインデックスとしての役割を果たす表63を表示しているために生じる効果である。
上記第1実施形態では、カーソル53で選択された日付に取得された検査結果を表示するウィンドウ90に新着枠95を表示することで、他のウィンドウ90と区別して表示しているが、新着枠95に代えて、あるいは加えて、カーソル53で選択された日付に取得された検査結果を表示するウィンドウ90の外枠を点滅表示させたり、カーソル53で選択された日付に取得された検査結果を表示するウィンドウ90の背景色を他のウィンドウ90と別の色にする等して区別してもよい。
上記第1実施形態では、第1表示形式において、選択された日付に取得された検査結果と、選択された日付よりも過去に取得された検査結果のうちの最新の検査結果とを第2表示領域61に表示しているが、選択された日付に取得された検査結果のみを第2表示領域61に表示してもよい。この場合は新着枠95を表示する必要がなくなる。
図17、図19、および図21では、血液検査、CAG検査等、同じ項目のセル75が複数選択される場合を例示しているが、異なる項目のセル75が複数選択されてもよい。
[第2実施形態]
上記第1実施形態では、第3選択方式によってセル75が選択された場合に、第2表示領域61に診療データの詳細を表示しているが、セル75が選択された場合に加えて、第1表示形式においてウィンドウ90が選択された場合を、診療データの詳細の表示のトリガーとしてもよい。
具体的には図23の左側に示すように、第1表示形式において、ハッチングH500で示すように、医療検査「a」の検査結果を表示するウィンドウ90がカーソル53で選択された場合、画面生成部42は、第3表示形式と同様に、第2表示領域61の表示を、医療検査「a」の検査結果の詳細(ここでは医療検査「a」の検査結果の詳細表110)の表示に切り替える。このように、診療データの詳細の表示のトリガーを2通り用意することにより、医師の利便性を高めることができる。
[第3実施形態]
上記第1実施形態では、第1表示形式において、複数の検査項目を含む検査結果を表示するウィンドウ90G、90H、90Iに、全検査項目のうちの予め設定された主要検査項目のみを表示しているが、初診時に取得された検査結果であるか否かに応じて、表示する検査項目を切り替えてもよい。
具体的には図24の上段に示すように、初診の日付である「01」の医療検査「a」の検査結果をウィンドウ90に表示する場合、画面生成部42は、主要検査項目テーブル120に設定された主要検査項目(この場合はXXXa1、XXXa5、XXXa12)以外の他の検査項目も含めて表示する。一方、初診時以外に取得された検査結果、例えば初診以外の日付である「05」の医療検査「a」の検査結果をウィンドウ90に表示する場合は、下段に示すように、画面生成部42は、主要検査項目のみを表示する。
初診時はより正確な確定診断を下すために、より多くの判断材料を必要とする。このため、本実施形態のように初診時に取得された検査結果を第2表示領域61に表示する場合に、主要検査項目以外の他の項目も含めて表示することで、正確な確定診断を下すための豊富な判断材料を医師に提供することができる。
また、初診から日が経った場合は、実施した医療検査が一般的に初診時よりも増え、1つ1つのウィンドウ90の表示スペースが狭くなる。このためウィンドウ90に表示する情報の量が制限されてしまうが、本実施形態のように初診時以外に取得された検査結果を第2表示領域61に表示する場合に、主要検査項目のみを表示することで、限られた表示スペースで最低限必要な情報を医師に提供することができる。
[第4実施形態]
なお、第1表示形式において、第2表示領域61に並べて表示するウィンドウ90(検査結果)の多寡に応じて、第2表示領域61に表示する1つのウィンドウ90(検査結果)の検査項目の数を増減させてもよい。
具体的には、第2表示領域61に表示するウィンドウ90の数が比較的少ない場合、画面生成部42は、1つのウィンドウ90に表示する検査項目の数を増やす。一方、第2表示領域61に表示するウィンドウ90の数が比較的多い場合、画面生成部42は、1つのウィンドウ90に表示する検査結果の検査項目の数を減らす。
さらに具体的には、図25の左側に示すように、第2表示領域61に表示するウィンドウ90が医療検査「a」、「f」の2つであった場合は、医療検査「a」の検査結果を表示するウィンドウ90にXXXa1〜XXXa13の計13個の検査項目を表示する。
図25の中央に示すように、第2表示領域61に表示するウィンドウ90が医療検査「a」、「b」、「e」、「g」の4つであった場合は、医療検査「a」の検査結果を表示するウィンドウ90にXXXa1〜XXXa7の計7個の検査項目を表示する。すなわち図25の左側のウィンドウ90が2つであった場合よりも、医療検査「a」の検査結果を表示するウィンドウ90に表示する検査項目の数を6個減らす。
さらに図25の右側に示すように、第2表示領域61に表示するウィンドウ90が医療検査「a」〜「g」の7つであった場合は、医療検査「a」の検査結果を表示するウィンドウ90にXXXa1〜XXXa3の計3個の検査項目を表示する。すなわち図25の中央のウィンドウ90が4つであった場合よりも、医療検査「a」の検査結果を表示するウィンドウ90に表示する検査項目の数を4個減らす。
このように、第1表示形式において、第2表示領域61に並べて表示する検査結果の多寡に応じて、第2表示領域61に表示する1つの検査結果の検査項目の数を増減させることで、表示スペースに応じて適切に検査結果を表示することができる。なお、ウィンドウ90に表示する検査項目を最小の数に減らす場合は、上記第3実施形態のように主要検査項目のみを表示してもよい。
[第5実施形態]
本実施形態では、図26に示すように、例えば尿検査の検査結果を表示するウィンドウ90Hにカーソル53を重ね合わせた場合、画面生成部42は、尿検査の検査結果の詳細表110を第2表示領域61にポップアップ表示する。また、画面生成部42は、詳細表110をポップアップ表示した尿検査の検査結果に対応するセル75A(この場合は「2015.08.08」の尿検査に該当するセル75)を、マーク76Aとマーク76以外の部分を反転させる等して、他のセル75と区別して表示する。
このように、第1表示形式において、診療データの詳細を第2表示領域61にポップアップ表示することで、ある診療データの詳細とその他の診療データの概要とを同時に第2表示領域61に表示することができ、これらを比較することができる。また、詳細をポップアップ表示した診療データに対応するセル75Aを他のセルと区別して表示するので、どの診療データの詳細をポップアップ表示しているかが一目で分かる。
なお、ウィンドウ90にカーソル53が重ね合わされたことを、診療データの詳細をポップアップ表示するトリガーとしているが、これに代えて、ウィンドウ90をカーソル53で選択した場合や、ウィンドウ90にカーソル53を重ね合わせて右クリックした場合に診療データの詳細をポップアップ表示してもよい。また、詳細をポップアップ表示した診療データに対応するセル75Aを点滅表示させる等して、他のセル75と区別して表示してもよい。
上記各実施形態では、表63の行方向の軸Xに日付、列方向の軸Yに項目をそれぞれ割り当てているが、逆に表63の行方向の軸Xに項目、列方向の軸Yに日付を割り当ててもよい。
本発明の情報分析支援装置に相当する情報分析支援サーバ12を構成するコンピュータのハードウェア構成は種々の変形が可能である。例えば、情報分析支援サーバ12を、処理能力や信頼性の向上を目的として、ハードウェアとして分離された複数台のサーバコンピュータで構成することも可能である。例えば、要求受付部41の機能と、画面生成部42および画面出力制御部43の機能とを、2台のサーバコンピュータに分散して担わせる。この場合は2台のサーバコンピュータで情報分析支援装置を構成する。
また、上記第1実施形態では、情報分析支援サーバ12で情報表示画面21を生成し、情報分析支援サーバ12からの情報表示画面21の画面データに基づいて、クライアント端末11側で情報表示画面21を再現してディスプレイ29Aに表示する態様を例示したが、情報表示画面21の生成の元となる診療データを情報分析支援サーバ12からクライアント端末11に送信し、クライアント端末11側で情報表示画面21を生成してもよい。この場合、画面生成部42は、クライアント端末11のCPU27Aに構築される。
さらに、画面出力制御部43を除く情報分析支援サーバ12のCPU27Bに構築した各機能部をクライアント端末11のCPU27Aに構築し、クライアント端末11を情報分析支援装置として稼働させてもよい。この場合、要求受付部41は、配信要求等に代えて、GUI制御部35から配信指示等を受け付ける。また、画面生成部42は、生成した情報表示画面21をGUI制御部35に出力する。この場合、GUI制御部35が画面出力制御部43の機能を担う。
このように、コンピュータのハードウェア構成は、処理能力、安全性、信頼性等の要求される性能に応じて適宜変更することができる。さらに、ハードウェアに限らず、情報分析支援プログラム40等のアプリケーションプログラムについても、安全性や信頼性の確保を目的として、二重化したり、あるいは、複数のストレージデバイスに分散して格納することももちろん可能である。
上記各実施形態では、情報分析支援サーバ12を1つの医療施設内で利用する形態で説明したが、情報分析支援サーバ12を複数の医療施設が利用可能な形態としてもよい。
上記各実施形態では、情報分析支援サーバ12は、1つの医療施設内に設置されるクライアント端末11がLAN等のネットワーク13を介して通信可能に接続され、クライアント端末11からの配信要求等に応じた情報表示画面21を提供する形態である。これを複数の医療施設で利用可能とするためには、情報分析支援サーバ12を、例えば、インターネットや公衆通信網等のWAN(Wide Area Network)を介して、複数の医療施設に設置される各クライアント端末11と通信可能に接続する。そして、複数の医療施設の各クライアント端末11からの配信要求等を、WANを介して情報分析支援サーバ12で受け付けて、各クライアント端末11に対して情報表示画面21を提供する。なお、WANを利用する場合には、情報セキュリティを考慮して、VPN(Virtual Private Network)を構築したり、HTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure)等のセキュリティレベルの高い通信プロトコルを使用することが好ましい。
なお、この場合は電子カルテ18、検査画像19、および医用レポート20は医療施設毎に管理される。また、この場合の情報分析支援サーバ12の設置場所および運営主体は、例えば医療施設とは別の会社が運営するデータセンタでもよいし、複数の医療施設のうちの1つでもよい。
上記各実施形態では、情報として診療データを例示したが、本発明はこれに限定されない。例えば製品の出荷前テストの工程管理データ、あるいは出版物の印刷校正データ等、様々なデータを情報として取り扱ってもよい。
製品の出荷前テストの工程管理データの場合は、工程の日付および出荷前テストの種類を属性として表の行方向の軸、または列方向の軸にそれぞれ割り当て、例えば第1表示形式では各出荷前テストの結果の概要を並べて表示し、第2表示形式では出荷前テストで得られた測定値の時系列変化を表示し、第3表示形式では出荷前テストの結果の詳細を表示する。出版物の印刷校正データの場合は、校正の日付および校正の種類を属性として表の行方向の軸、または列方向の軸にそれぞれ割り当て、例えば第1表示形式では各校正の結果の概要を並べて表示し、第2表示形式では校正結果の時系列変化を表示し、第3表示形式では校正結果の詳細を表示する。
本発明は、上述の種々の実施形態や種々の変形例を適宜組み合わせることも可能である。また、上記各実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない限り種々の構成を採用し得ることはもちろんである。さらに、本発明は、プログラムに加えて、プログラムを記憶する記憶媒体にも及ぶ。
10 情報分析支援システム
11 クライアント端末
12 情報分析支援サーバ(情報分析支援装置)
18 電子カルテ
19、19A、19B 検査画像
20 医用レポート
21 情報表示画面
27、27A、27B CPU
40 情報分析支援プログラム(情報分析支援装置の作動プログラム)
42 画面生成部
43 画面出力制御部
60 第1表示領域
61 第2表示領域
63 表
70 日付欄
71A、71B 第1項目欄、第2項目欄
75、75A セル
90、90A〜90P、90a〜90g ウィンドウ
95 新着枠
100、100A、100B 時系列変化表
110 詳細表
112A、112B 検査値欄
120 主要検査項目テーブル

Claims (18)

  1. 情報を分類する2種の属性を、行方向の軸、または列方向の軸にそれぞれ割り当てた表を表示する第1表示領域と、前記情報を表示する第2表示領域とを有する情報表示画面を生成する画面生成部と、
    前記情報表示画面の出力を制御する画面出力制御部とを備え、
    前記画面生成部は、前記行方向の軸に割り当てた前記属性が選択される第1選択方式、前記列方向の軸に割り当てた前記属性が選択される第2選択方式、および前記2種の属性の交差部分であるセルが選択される第3選択方式のそれぞれの選択方式に応じて、前記情報を異なる3通りの表示形式で前記第2表示領域に表示する情報分析支援装置。
  2. 前記情報は、1人の患者の診療過程で取得された複数項目の診療データである請求項1に記載の情報分析支援装置。
  3. 前記2種の属性は、前記診療データが取得された日付および前記診療データの項目であり、
    前記画面生成部は、前記行方向の軸、または前記列方向の軸の一方に前記日付、他方に前記項目を割り当て、
    前記第1選択方式または前記第2選択方式の一方によって前記日付が選択された場合、前記表示形式を、選択された日付に取得された前記診療データを並べて前記第2表示領域に表示する第1表示形式とし、
    前記第1選択方式または前記第2選択方式の他方によって前記項目が選択された場合、前記表示形式を、前記診療データの時系列変化を前記第2表示領域に表示する第2表示形式とし、
    前記第3選択方式によって前記セルが選択された場合、前記表示形式を、前記診療データの詳細を前記第2表示領域に表示する第3表示形式とする請求項2に記載の情報分析支援装置。
  4. 前記第1表示形式において、前記第2表示領域の前記診療データが選択された場合、前記画面生成部は、前記第3表示形式と同様に、選択された前記診療データの詳細を前記第2表示領域に表示する請求項3に記載の情報分析支援装置。
  5. 前記第1選択方式または前記第2選択方式では、前記項目を複数選択することが可能であり、
    前記項目が複数選択された場合、前記画面生成部は、前記第2表示形式において、選択された複数の前記診療データの時系列変化を並べて前記第2表示領域に表示する請求項3または4に記載の情報分析支援装置。
  6. 前記第3選択方式では、前記セルを複数選択することが可能であり、
    前記セルが複数選択された場合、前記画面生成部は、前記第3表示形式において、選択された複数の前記セルに対応する前記診療データの詳細を並べて前記第2表示領域に表示する請求項3ないし5のいずれか1項に記載の情報分析支援装置。
  7. 前記第1表示形式において、前記画面生成部は、前記第1選択方式または前記第2選択方式によって選択された前記日付に取得された前記診療データがない場合、選択された前記日付よりも過去に取得された前記診療データのうちの最新の前記診療データを前記第2表示領域に表示する請求項3ないし6のいずれか1項に記載の情報分析支援装置。
  8. 前記画面生成部は、前記第1選択方式または前記第2選択方式によって選択された前記日付に取得された前記診療データを他の前記診療データと区別して表示する請求項7に記載の情報分析支援装置。
  9. 前記画面生成部は、前記項目として、少なくとも前記患者に対して実施した医療検査と前記患者に投与した治療薬とを前記行方向の軸、または前記列方向の軸の一方に割り当て、
    前記診療データとして、前記医療検査の検査結果と前記治療薬およびその投与量とを前記第2表示領域に表示する請求項3ないし8のいずれか1項に記載の情報分析支援装置。
  10. 前記検査結果は複数の検査項目を有する請求項9に記載の情報分析支援装置。
  11. 前記第1表示形式において、前記画面生成部は、初診時に取得された前記検査結果を前記第2表示領域に表示する場合、複数の前記検査項目のうちの予め設定された主要検査項目以外の他の検査項目も含めて表示し、
    前記初診時以外に取得された前記検査結果を前記第2表示領域に表示する場合、前記主要検査項目のみを表示する請求項10に記載の情報分析支援装置。
  12. 前記第1表示形式において、前記画面生成部は、前記第2表示領域に並べて表示する前記検査結果の多寡に応じて、前記第2表示領域に表示する1つの前記検査結果の前記検査項目の数を増減させる請求項10または11に記載の情報分析支援装置。
  13. 前記第1表示形式において、前記画面生成部は、前記診療データの詳細を前記第2表示領域にポップアップ表示する請求項3ないし12のいずれか1項に記載の情報分析支援装置。
  14. 前記画面生成部は、詳細をポップアップ表示した前記診療データに対応する前記セルを他の前記セルと区別して表示する請求項13に記載の情報分析支援装置。
  15. 前記第1表示形式において、前記画面生成部は、前記診療データとして、さらにカルテ記述、入退院を含むイベント、および既往歴を前記第2表示領域に表示する請求項3ないし14のいずれか1項に記載の情報分析支援装置。

  16. 情報を分類する2種の属性を、行方向の軸、または列方向の軸にそれぞれ割り当てた表を表示する第1表示領域と、前記情報を表示する第2表示領域とを有する情報表示画面を生成する画面生成ステップと、
    前記情報表示画面の出力を制御する画面出力制御ステップとを備え、
    前記画面生成ステップでは、前記行方向の軸に割り当てた前記属性が選択される第1選択方式、前記列方向の軸に割り当てた前記属性が選択される第2選択方式、および前記2種の属性の交差部分であるセルが選択される第3選択方式のそれぞれの選択方式に応じて、前記情報を異なる3通りの表示形式で前記第2表示領域に表示する情報分析支援装置の作動方法。
  17. 情報を分類する2種の属性を、行方向の軸、または列方向の軸にそれぞれ割り当てた表を表示する第1表示領域と、前記情報を表示する第2表示領域とを有する情報表示画面を生成する画面生成機能と、
    前記情報表示画面の出力を制御する画面出力制御機能とをコンピュータに実行させ、
    前記画面生成機能は、前記行方向の軸に割り当てた前記属性が選択される第1選択方式、前記列方向の軸に割り当てた前記属性が選択される第2選択方式、および前記2種の属性の交差部分であるセルが選択される第3選択方式のそれぞれの選択方式に応じて、前記情報を異なる3通りの表示形式で前記第2表示領域に表示する情報分析支援装置の作動プログラム。
  18. 情報分析支援装置と、前記情報分析支援装置にネットワークを通じて接続されたクライアント端末とを備える情報分析支援システムにおいて、
    情報を分類する2種の属性を、行方向の軸、または列方向の軸にそれぞれ割り当てた表を表示する第1表示領域と、前記情報を表示する第2表示領域とを有する情報表示画面を生成する画面生成部と、
    前記情報表示画面の出力を制御する画面出力制御部とを備え、
    前記画面生成部は、前記行方向の軸に割り当てた前記属性が選択される第1選択方式、前記列方向の軸に割り当てた前記属性が選択される第2選択方式、および前記2種の属性の交差部分であるセルが選択される第3選択方式のそれぞれの選択方式に応じて、前記情報を異なる3通りの表示形式で前記第2表示領域に表示する情報分析支援システム。
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