JP3717425B2 - 医療項目確認支援システム及び方法、並びにコンピュータプログラム - Google Patents

医療項目確認支援システム及び方法、並びにコンピュータプログラム Download PDF

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    • G16H70/20ICT specially adapted for the handling or processing of medical references relating to practices or guidelines

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、病院等の医療関連施設内で、例えば医師等の指示に従って複数の患者に対し看護婦等によって行なわれる処方、注射、検査等の各種医療項目を、看護婦、医師等において確認するための、新規な医療項目確認支援システム及び方法、並びにコンピュータをそのようなシステムとして機能させるコンピュータプログラムの技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来、病院等の医療関連施設では、多数の患者を、例えば病棟単位、診療部門単位、診療科単位等で一般に複数の看護婦等が集団で担当することになっている。そこで、医療関連施設では、カーデックス等と称される病棟単位等の仕事表が作成され、これを見て、一又は複数の医師から指示が出された各種医療項目を複数の看護婦等が確認しながら行なう仕組みが取られている。
【0003】
更に、近時のコンピュータの進歩により、各種医療項目を確認するためのシステムも開発されている。例えば、「ナビゲーションケアマップ」或いは「ケアマップ」(いずれも、亀田医療情報研究所の登録商標)と呼ばれるコンピュータプログラムをコンピュータで実行させることにより、各患者について電子的に作成される、横軸に日付をとり且つ縦軸に医療項目をとった表である所謂「ケアマップ」がコンピュータの画面上に表示され、看護婦等は、これを見て患者毎にスケジュール確認を行なうことも可能とされている。尚、このようなケアマップについては、本願出願人により特許された特許番号第2706645号(特開平9−185651号)や特許番号第2815346号(特開平10−214302号)の公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の如く伝統的な各種仕事表を画面上や紙面上に表示しても、複数の患者に対し複数の看護婦により各種医療項目を行なう仕組みの下では、例えば医師等によりオーダが発行されたために画面や紙面上に表示された後に、看護婦がこれを確認したか否か、更には実行したか否かが表示上定かでない。このため、スケジュールからの確認漏れ、実行漏れや狂いが生じやすく、医療ミスの一の因とされているという問題点がある。
【0005】
更に、前述したケアマップを用いれば、患者単位でのスケジュールの確認は容易且つ確実に実行できるものの、患者単位での別々の表であるが故に、これを複数或いは多数の患者のスケジュールを確認するために用いると、担当対象たる患者の数が増加するほど、確認作業が煩雑化してしまい、実用性に欠けるという問題点がある。更に、ケアマップの表示では、複数の患者を相手にする看護婦等が次に何を行うべきか或いはその日に何をやるべきかなど、全体の仕事量や仕事順序を把握し難いので、特定の看護婦が特定の日に極めて多忙になったり、暇になったりする可能性もある。
【0006】
加えて、一旦医師等から指示が出された結果、継続的に投与した薬剤や注射の投与期間が、終わりに近付いている場合に、この投与が更に継続するべきであるのか否かを、担当看護婦等や更には医師自身が確実或いは過不足無く確認することは非常に困難であり、看護婦等におけるストレスの原因にもなっている。そして、実際に処方切れが生じてしまうと、治療に重大な悪影響を及ぼすことは言うまでも無い。
【0007】
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、複数の患者に対して行なう予定の複数の医療項目を確実に実行可能なように該医療項目を確認することを可能ならしめる医療項目確認支援システム及び方法並びに、コンピュータをそのようなシステムとして機能させるコンピュータプログラムを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の医療項目確認支援システムは上記課題を解決するために、予め設定された複数種類の状態のうち一の状態にある医療項目を示す医療項目データ、前記一の状態を示す状態データ及び前記医療項目の実行に係る患者を示す患者識別データを含む医療データを格納するデータベースを、確認すべき複数の患者及び複数の医療項目に応じた検索条件で検索する検索手段と、該検索手段による検索結果として得られた医療データに基づいて、前記複数種類の状態に対して状態別に割り当てられた複数種類のシンボルマークのうち、前記検索結果として得られた医療データに含まれる状態データが示す状態に割り当てられた一のシンボルマークを、前記患者を第1軸にとり且つ前記医療項目を第2軸にとったマトリクス状の表における対応するマスに対して夫々設定する設定手段と、前記検索手段による検索結果として得られた医療データに基づいて、前記表を表示すると共に、前記設定手段により夫々設定されたシンボルマークを、前記対応するマス内に夫々表示し、前記患者に対する投薬が切れるか否か判定を行う指定期間を入力するための所定欄を表示する表示手段と、該表示された表における所望のマス又はシンボルマーク若しくは所望の患者を指定可能であり、前記表示手段に表示された所定欄に対する操作入力に応じて前記指定期間を指定可能な入力手段と、現在日時を計測するシステム時計と、該システム時計から得られる本日を基準として、前記入力手段により指定された指定期間内に前記患者に対する前記投薬が切れるか否かを、前記検索結果として得られた医療データに含まれる前記投薬に係る処方の開始日及び終了日を示す医療データに基づいて判定する判定手段とを備えており、前記表示手段は、前記入力手段により指定されたマス又はシンボルマーク若しくは患者に係る医療データの少なくとも一部を前記表とは異なる所定フォーマットで前記表に代えて又は重ねて若しくは前記表と共に表示し、前記設定手段は、前記判定手段により前記投薬が切れると判定された場合に、前記投薬が前記指定期間内に切れることを示すシンボルマークを、前記投薬が前記指定期間内に切れるか否かを示すマスに対して設定し、前記表示手段は、前記投薬が前記指定期間内に切れるか否かを示すマス内に、前記投薬が前記指定期間内に切れることを示す、前記設定手段により設定されたシンボルマークを表示する。
【0009】
本発明の医療項目確認支援システムによれば、システム内に構築された又はシステムに通信手段を介して接続されたデータベースは、予め設定された複数種類の状態(例えば、医師等によって医療項目が計画された状態、医師等によって医療項目に係るオーダが発行済みである状態、看護婦等によって医療項目に係るオーダが確認済みである状態、看護婦等によって医療項目が実行済みである状態など)のうち、一の状態にある医療項目を示す医療項目データ、この一の状態を示す状態データ及び医療項目の実行に係る患者を示す患者識別データを含む医療データを格納する。他方、このような複数種類の状態に対して状態別に、複数種類のシンボルマークが割り当てられている。例えば、医師等によって医療項目に係るオーダが発行済みである状態に対して、シンボルマーク“○”が割り当てられ、看護婦等によって医療項目に係るオーダが確認済みである状態に対して、シンボルマーク“−”が割り当てられる。或いは、例えば医師等によって医療項目が計画された状態に対して、シンボルマーク“△”が割り当てられ、看護婦等によって医療項目が実行済みである状態に対して、シンボルマーク“×”が割り当てられる。尚、このようなシンボルマークとしては、任意の図柄パターンでもよいし、更にカラー又は白黒でもよく、短いテキスト文或いはアルファベットや日本語の単語等であってもよく、ブランク(空白)も含む。
【0010】
そして、動作時には、先ず検索手段は、係るデータベースを、確認すべき複数の患者(例えば、同一病棟、同一診療部門、同一担当医師、同一担当看護チームなどである複数の患者)及び複数の医療項目(例えば、処方、注射、検査などの医療項目)に応じた検索条件で検索する。加えて、各医療行為に係る実行日、オーダ発行日等が本日を基準として指定日数(例えば、本日や基準日から未来側の4日間、2日間など)以内に入っていることなどを検索条件で検索する。但し、検索条件としては、例えば全患者、全医療項目、全期間等という条件も可能であり、一患者、一医療項目、一日(本日)のみ等という条件も可能である。
【0011】
次に、表示手段は、この検索結果として得られた医療データに基づいて、患者を第1軸(例えば縦軸)にとると共に医療項目を第2軸(例えば横軸)にとったマトリクス状の表を表示すると共に、この検索結果として得られた医療データに含まれる状態データが示す状態に割り当てられたシンボルマークを、表における対応するマス内に夫々表示する。次に、入力手段によって、該表示された表における所望のマス又はシンボルマーク若しくは所望の患者を指定すると、表示手段は、このように指定されたマス又はシンボルマーク若しくは患者に係る医療データの少なくとも一部を所定フォーマットで表示する。例えば、指定したシンボルマークが位置するマスに対応する患者且つ医療項目についての詳細を示す医療データを、テキスト表示したり、更にこの医療データを詳細項目別にテキスト表示したりする。或いは、指定された患者且つ医療項目についての各種仕事表或いはワークシートを表示してもよい。そして、例えば、入力手段によって、表示手段により表示されたシンボルマークが示す状態データを変更すると、表示手段は、変更後の状態データを示すシンボルマークを対応するマス内に表示する。
【0012】
従って、看護婦等は、医師等により計画された医療項目やオーダが発行された医療項目の状態を示すシンボルマークが対応するマス内に付された表を見ることによって、複数の患者(例えば、自分或いは自分が属するグループが担当する複数の患者)に対する複数の医療項目の状態を一望することができ、確認ミス更には医療ミスが発生する確率を低減できる。より具体的には、例えば、医師等がオーダを発行したにもかかわらず、看護婦等がこのオーダを確認していない場合には、確認前の状態を示すシンボルマークが表に表示され続けることになるので、看護婦等が、これを見過ごす可能性を低減できる。
本発明では特に、入力手段によって、例えば4日間など、指定期間が指定され、判定手段によって、システム時計から得られる本日を基準として、この指定期間内で、患者に対する投薬が切れるか否か(例えば、処方切れや注射切れ)の判定が、検索結果として得られた医療データに含まれる当該投薬に係る処方の開始日及び終了日を示す医療データに基づいて行われる。この際、入力手段は、指定期間を指定可能に構成されているので、看護婦、医師等或いは当該医療項目確認支援システムが用いられる医療関連施設における個別具体的な実情や政策から、最も実情や政策に相応しいと考えられる指定期間を設定できるので、実用上便利である。そして、判定手段により投薬が指定期間内に切れると判定された場合には、設定手段によって、投薬が指定期間内に切れることを示すシンボルマークが、表内で投薬が指定期間内に切れるか否かを示すマスに対して設定される。すると、表示手段によって、このマス内に、投薬が指定期間内に切れることを示すシンボルマークが表示される。例えば、表に表示された各患者について、本日を基準として「投薬が指定期間内に切れるか否かを示すマス」として、処方切れのマスや注射切れのマスに、4日以内に処方や注射が切れる場合に、“○”というシンボルマークが表示される。従って、医師、看護婦等は、投薬が切れる時点から指定期間だけ遡って、当該投薬が切れる事実を確実に認識できる。更に指定期間内に投薬が切れる状況が続く限り、その旨のシンボルマークは表示され続けるので、医師、看護婦等を、投薬切れを発生させてしまう不安やストレスから開放することが可能となる。
【0013】
本発明の医療項目確認支援システムの一態様では、前記設定手段は、前記マスに代えて、前記投薬が前記指定期間内に切れることを示すシンボルマークを、前記投薬が前記指定期間内に切れることを示す前記表とは別に設けられた欄に対して設定し、前記表示手段は、前記マスに代えて、前記欄内に、前記投薬が前記指定期間内に切れることを示す、前記設定手段により設定されたシンボルマークを表示する。
この態様によれば、判定手段により投薬が指定期間内に切れると判定された場合には、設定手段によって、投薬が指定期間内に切れることを示すシンボルマークが、投薬が指定期間内に切れることを示す、例えば表の上や横など、前記表とは別に設けられた欄に対して設定される。すると、表示手段によって、この専用の欄内に、投薬が指定期間内に切れることを示すシンボルマークが表示される。例えば、表に表示された各患者について、表の上や横などに設けられた、処方切れの欄や注射切れの欄に、4日以内に処方や注射が切れる場合に、“○”というシンボルマークが表示される。従って、医師、看護婦等は、投薬が切れる時点から指定期間だけ遡って、当該投薬が切れる事実を確実に認識できる。更に指定期間内に投薬が切れる状況が続く限り、その旨のシンボルマークは表示され続けるので、医師、看護婦等を、投薬切れを発生させてしまう不安やストレスから開放することが可能となる。
【0014】
本発明の医療項目確認支援システムの他の態様では、前記入力手段は、前記表示手段により表示されたシンボルマークが示す状態データを操作入力に応じて、前記状態データが表示された表示手段の画面上で変更可能であり、前記入力手段による変更後には、前記表示手段は、前記変更後の状態データを示すシンボルマークを前記対応するマス内に表示し、前記医療項目は、詳細項目に細分化されており、前記表の一マスに対応する状態データは、該詳細項目毎の状態を示す複数の詳細状態データからなり、前記表示手段は、前記所定フォーマットとして、前記詳細項目毎に前記医療データの少なくとも一部を表示し、前記入力手段は、前記表示手段により前記所定フォーマットで表示されている医療データに対応する前記詳細状態データを、前記詳細状態データが表示された表示手段の画面上で操作入力に応じて変更可能であり、前記詳細状態データを変更することで前記詳細状態データを含んでなると共に前記表示手段により前記所定フォーマットで表示されている医療データに対応する状態データを変更する。
【0015】
この態様によれば、例えば、入力手段によって、表示手段により表示されたシンボルマークが示す状態データを変更すると、表示手段は、変更後の状態データを示すシンボルマークを対応するマス内に表示する。更に、所定フォーマットとして詳細項目毎に表示された医療データに対応する詳細状態データを入力手段によって変更することで、この詳細状態データを含んでなる状態データを変更する。例えば、一の医療項目を構成する詳細項目全てについての状態データが、オーダ確認済みを示すものに変更されると、これらの詳細項目からなる医療項目の状態データも、オーダ確認済みを示すものに変更される。
尚、前記入力手段は、前記表示手段により前記所定フォーマットで表示されている医療データに対応する前記状態データを変更可能に構成されてもよい。この場合、表における所望のマス又はシンボルマーク若しくは所望の患者を指定することで所定フォーマットで表示されている医療データに対応する状態データを、入力手段により変更する。例えば、テキスト表示された医療データを確認した上で、所定のマウスクリック操作、キー操作等により、この医療データに対応する状態データを、未確認状態を示すものから確認状態を示すものに変更する。すると、表における対応するマス内には、変更後の状態データに対応するシンボルマークが表示される。即ち、当該表の表示及び所定フォーマットの表示を介して、各医療項目についての確認作業を確実に行なえる。
【0016】
この場合更に、前記入力手段は、前記所定フォーマットで前記詳細項目毎に表示された医療データのうち所望の部分を、前記表示手段の画面上で該所望の部分を指し示す操作入力に応じて指定可能に構成されており、前記表示手段は、前記入力手段により指定された所望の部分に係る医療データを更に別のフォーマットで表示してもよい。
【0017】
このように構成すれば、表とは異なる所定フォーマットで詳細項目毎に表示された医療データのうち所望の部分を、入力手段によって指定すると、この所望部分に係る医療データを更に別のフォーマットで表示するので、階層的或いは段階的に医療項目の内容を確認可能となる。
【0018】
本発明の医療項目確認支援システムの他の態様では、前記複数の状態は、前記医療項目が実行計画中である状態、前記医療項目に係るオーダが発行済みである状態、前記医療項目に係るオーダが確認済みである状態及び前記医療項目が実行済みである状態のうち少なくとも一つを含む
このように構成すれば、複数の患者についての、処方、注射、検査等の各種医療項目が、単に計画中の段階にあるのか、オーダを発行した段階にあるのか、オーダが確認された段階にあるのか、又は実行された段階にあるのかを、看護婦、医師等は、表を見ることで簡単に視覚的に認識できるので実用上大変便利である。
【0019】
本発明の医療項目確認支援システムの他の態様では、前記表示手段は、前記所定フォーマットとして、前記状態データに基づいて前記医療データをその状態に応じて異なる態様で表示する。
【0020】
この態様によれば、表示手段は医療データを、表とは異なる所定フォーマットで、その状態に応じて異なる態様で表示する。例えば、オーダを発行した状態では、その医療データを赤色のテキスト表示とし、オーダを確認した状態では、その医療データを黒色のテキスト表示とする。従って、看護婦、医師等は、この表とは異なる所定フォーマットで表示した医療データについての状態データを簡単に視覚的に認識できる。
【0021】
尚、このように表とは異なる所定フォーマットで表示された医療データに対するマウスクリック操作等によって、対応する状態データを変更するようにしてもよい。このように構成すれば、状態データの変更により、表示態様が、例えば赤色から黒色に変わるので、変更操作或いは確認操作を誤って行なう可能性を低減できる。
【0022】
本発明の医療項目確認支援システムの他の態様では、前記表示手段は、前記所定フォーマットで表示されていると共に前記検査結果を伴っている医療項目については、前記入力手段による指定に応じて更に別フォーマットで検査結果データを表示する。
【0023】
この態様によれば、所定フォーマットで表示されている検査結果を伴っている医療項目(例えば、実行後における検査)については、表示手段は、入力手段による指定に応じて、更に別フォーマットで検査結果データを表示する。従って、表による表示から所定フォーマットによる表示を経て、検査結果データの表示を行なえるので、実用上大変便利である。
【0024】
本発明の医療項目確認支援システムの他の態様では、前記データベースは、前記入力手段による前記状態データの変更に応じてその格納内容を更新すると共に前記入力手段による前記状態データの変更を実行した操作者を識別する操作者識別データ及び前記入力手段による変更が実行された日時を示す変更日時データのうち少なくとも一方を前記状態データに対応付けして格納する。
【0025】
この態様によれば、状態データが変更された場合に、データベースが更新されるが、この際、変更を実行した操作者(例えば、特定の看護婦など)を示す操作者識別データや変更が実行された日時を示す変更日時データも状態データに対応付けられた形で、格納されるので、後々、変更に係る操作者や日時を特定或いは確認できる。
【0026】
本発明の医療項目確認支援システムの他の態様では、前記表示手段は、前記表に加えて又は代えて、前記操作者識別データ及び変更日時データのうち少なくとも一方を表示する。
【0027】
この態様によれば、表に加えて又は代えて表示された操作者識別データや変更日時データが表示されるので、これを見ることにより、看護婦、医師等は、状態データの変更を実行した操作者(例えば、特定の看護婦など)や日時を確認できる。
【0028】
本発明の医療項目確認支援システムの他の態様では、前記データベースは、前記患者を担当する担当組織又は者を示す担当データを、前記医療項目データに対応付けて格納しており、前記検索手段は、前記担当データに基づいて、前記担当組織又は者が同一であることを条件として検索を行なう。
【0029】
この態様によれば、データベースは、患者を担当する、例えば病院単位、病棟単位、診療部門単位、診療科単位、看護婦グループ単位、医師グループ単位、看護婦単位、医師単位等を示す担当データを、医療項目データに対応付けて格納している。そして、検索手段は、この担当データに基づいて、担当組織又は者が同一であることを条件として検索を行なうので、担当組織又は者が同一である患者群についての一覧表が表示されることになる。従って、当該担当組織又は者が待機する或いは行き来する個所に表示手段を設置しておけば、当該担当組織又は者は、自らが担当する複数の患者に対するオーダ確認等の作業を効率的に且つ漏れなく行なうことが可能となる。
【0030】
本発明の医療項目確認支援システムの他の態様では、前記検索手段は、前記システム時計から得られる本日を基準とする所定期間内にあることを条件として検索を行なう。
【0031】
この態様によれば、検索手段は、本日を基準日として、例えば4日以内、3日以内、2日以内など、所定期間内にあることを条件として、検索を行なうので、本日付近において確認や実行すべき重大な医療項目についての表を表示できる。従って、看護婦等は、自らが現時点で実際に確認や実行すべきオーダ確認等の作業を効率的に且つ漏れなく行なうことが可能となる。
【0032】
本発明の医療項目確認支援システムの他の態様では、前記表示手段は、前記医療項目に係るオーダが発行済みである状態を前記状態データが示す場合に、前記表における対応するマス内に前記シンボルマークを表示すると共に、前記医療項目に係るオーダが確認済みである状態を前記状態データが示す場合に、前記表における対応するマス内に前記シンボルマークを表示しない。
【0033】
この態様によれば、オーダが発行済みである医療項目については、表における対応するマス内に、例えば“○”などのシンボルマークを表示すると共に、オーダが確認済みである医療項目については、対応するマス内にシンボルマークを表示せず、即ちブランクにしておく。従って、看護婦等は、確認を終えた医療項目については、ブランクとなっており、確認すべき医療項目については、シンボルマークが付いているので、実際に確認すべき医療項目を視覚的に容易に識別できる。
【0034】
本発明の医療項目確認支援システムの他の態様では、前記シンボルマークのうち緊急指示に対するものは、他のものと比べて視覚上特異な態様のシンボルマークである。
【0035】
この態様によれば、緊急指示に対するシンボルマークは、例えば、赤色表示、点滅表示、発光表示等の視覚上特異な態様のシンボルマークであるので、看護婦、医師等が、当該緊急指示を見過ごす可能性を非常に低減できる。
【0036】
この態様では、前記医療データに含まれるテキスト情報中に、所定文字が含まれるか否かを判定する他の判定手段と、前記表示手段は、前記他の判定手段により前記所定文字が含まれると判断された場合に、前記表における対応するマス内に、前記視覚上特異な態様のマークを表示するように構成してもよい。
【0037】
このように構成すれば、緊急指示を示す医療項目を含む医療データに、緊急指示である旨のタグ、ラベル或いはフラグ等のデータを付けなくとも、医療データに含まれるテキスト情報中に所定文字が含まれていれば、緊急指示であるものと擬制され、視覚上特異な態様のシンボルマークが表示されるので、実用上大変便利である。
【0038】
本発明の医療項目確認支援システムの他の態様では、前記判定手段は、前記本日として、前記検索手段が前記データベースを検索する検索日を基準に、前記指定期間内に前記投薬が切れるか否かを判定する。
【0039】
この態様によれば、検索手段がデータベースを検索する検索日を基準にして、指定期間内に投薬が切れるか否かが、判定手段によって判定される。例えば、検索日が常に基準とされてもよいし、デフォールト値とされてもよい。
【0040】
本発明の医療項目確認支援システムの他の態様では、前記表示手段は、前記検索日を表示する他の所定欄を表示し、前記入力手段は、前記表示手段に表示された前記他の所定欄に対する操作入力に応じて前記検索日を変更可能である。
【0041】
この態様によれば、表示手段により表示された検索日を表示する他の所定欄に対する操作入力に応じて、入力手段により検索日を変更できるので、便利である。但し、例えば検索日についてのデフォールトバリューとしては、システム時計に従って本日が検索日とされる。
【0042】
本発明の医療項目確認支援システムの他の態様では、前記検索手段は、当該医療項目システムの操作者に応じて前記検索条件を変え、前記表示手段は、前記操作者に応じて前記第1軸にとる患者、前記第2軸にとる医療項目及び前記マス内に表示されるシンボルマークのうち少なくとも一つを変える。
【0043】
この態様によれば、操作者に応じて、表に示される患者や医療項目或いはシンボルマークが変化する。例えば、看護婦が操作者であれば、予定有り、指示済み、実行済み、(結果あり)、至急、一般等を示す旨のシンボルマークが表示され、操作者が医師であれば、予定有り、指示すべきタイミング、指示したものが実行済み、(結果あり)、新規結果が届いている、至急、一般等を示す旨のシンボルマークが表示される。尚、このような操作者の識別には、例えば、操作者IDを入力してから、操作を開始するように構成すればよい。
【0044】
本発明の医療項目確認支援システムの他の態様では、前記データベース及び前記検索手段を含んでなるサーバ装置と、該サーバ装置に通信手段を介して接続されており、前記入力手段及び前記表示手段を夫々含んでなる複数のクライアント装置と備える。
【0045】
この態様によれば、複数のクライアント装置を、相異なる患者を担当する複数の看護婦グループ等の複数の操作者に対して別々設けたり、相異なる業務についている看護婦グループと医師等となど複数の操作者に対して別々に設けれてもよい。これにより、同一データベースに基づいて、各操作者が別々に確認することも可能となり、更に各クライアント装置を操作する操作者に応じて、夫々相応しい医療項目や患者或いはシンボルマークの表示を行なうように構成してもよい。
【0046】
本発明の医療項目確認方法は上記課題を解決するために、コンピュータが有する検索手段が、予め設定された複数種類の状態のうち一の状態にある医療項目を示す医療項目データ、前記一の状態を示す状態データ及び前記医療項目の実行に係る患者を示す患者識別データを含む医療データを格納するデータベースを、確認すべき複数の患者及び複数の医療項目に応じた検索条件で検索する検索工程と、前記コンピュータが有する設定手段が、前記検索工程による検索結果として得られた医療データに基づいて、前記複数種類の状態に対して状態別に割り当てられた複数種類のシンボルマークのうち、前記検索結果として得られた医療データに含まれる状態データが示す状態に割り当てられた一のシンボルマークを、前記患者を第1軸にとり且つ前記医療項目を第2軸にとったマトリクス状の表における対応するマスに対して夫々設定する第1設定工程と、前記コンピュータが有する表示手段が、前記検索工程による検索結果として得られた医療データに基づいて、前記表を表示すると共に、前記設定手段により夫々設定されたシンボルマークを、前記対応するマス内に夫々表示し、前記患者に対する投薬が切れるか否か判定を行う指定期間を入力するための所定欄を表示する第1表示工程と、前記コンピュータが有する入力手段が入力操作に応じて、前記表示された表における所望のマス又はシンボルマーク若しくは所望の患者を指定し、前記表示手段に表示された所定欄に対する操作入力に応じて前記指定期間を指定する入力工程と、前記コンピュータが有する判定手段が、現在日時を計測するシステム時計から得られる本日を基準として、前記入力工程により指定された指定期間内に前記患者に対する前記投薬が切れるか否かを、前記検索結果として得られた医療データに含まれる前記投薬に係る処方の開始日及び終了日を示す医療データに基づいて判定する判定工程と、前記表示手段が、前記入力工程により指定されたマス又はシンボルマーク若しくは患者に係る医療データの少なくとも一部を前記表とは異なる所定フォーマットで前記表に代えて又は重ねて若しくは前記表と共に表示する第2表示工程と、前記設定手段が、前記判定工程により前記投薬が切れると判定された場合に、前記投薬が前記指定期間内に切れることを示すシンボルマークを、前記投薬が前記指定期間内に切れるか否かを示すマスに対して設定する第2設定工程と、前記表示手段が、前記投薬が前記指定期間内に切れるか否かを示すマス内に、前記投薬が前記指定期間内に切れることを示す、前記第2設定工程により設定されたシンボルマークを表示する第3表示工程とを含む。
【0047】
本発明の医療項目確認方法によれば、上述した本発明の医療項目確認支援システムと同様に作用するので、看護婦等は、医師等により計画された医療項目やオーダが発行された医療項目の状態を示すシンボルマークが対応するマス内に付された表を見ることによって、複数の患者に対する複数の医療項目の状態を一望することができ、確認ミス更には医療ミスが発生する確率を低減できる。
【0048】
本発明のコンピュータプログラムは上記課題を解決するために、コンピュータを、上述した本発明の医療項目確認支援システム(但し、その各種態様も含む)として機能させる。より具体的には、コンピュータプログラムはコンピュータを、上述した本発明の医療項目確認支援システムを構成する検索手段、表示手段、入力手段等の各構成要素として機能させる。
【0049】
本発明のコンピュータプログラムによれば、当該コンピュータプログラムを格納するCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD−ROM(DVD Read Only Memory)、ハードディスク等の記録媒体から、当該コンピュータプログラムをコンピュータに読み込んで実行させれば、或いは、当該コンピュータプログラムを通信手段を介してコンピュータにダウンロードさせた後に実行させれば、上述した本発明の医療項目確認支援システムを比較的簡単に実現できる。
【0050】
本発明のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施の形態から明らかにされよう。
【0051】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態としての医療項目確認支援システムのブロック図であり、図2は、第1実施形態で用いられるデータベースの一例におけるデータの概略構成を図式的に示す概念図である。
【0052】
図1において、医療項目確認支援システムは、ハードウエア資源としては、公知のパーソナルコンピュータ、ワークステーション、中型コンピュータ、大型コンピュータ、モバイルコンピュータ(携帯型情報端末)、電子手帳等のコンピュータからなり、記憶装置2、入力装置3、処理装置4、表示装置5、印刷装置6、通信装置7、読取装置8及びシステム時計9を備えて構成されている。
【0053】
記憶装置2は、ハードディスク装置、IC(Integrated Circuit)メモリ、磁気ディスク装置、光磁気ディスク装置、光ディスク装置等のランダムアクセス可能な周知の記憶装置から構成されている。
【0054】
記憶装置2には、データベース21が構築されている。このデータベース21は例えば、図2に示すように、患者毎に設けられた患者ファイル21aを多数含んでなり、各患者ファイル21aは、患者IDデータ、コード化或いはテキスト化等された病棟データ、患者属性データ等の当該患者にかかる電子カルテ用の各種医療データが格納されている。更に、各患者ファイル21aには、予め設定された複数種類の状態(例えば、医師等によって医療項目が計画された状態、医師等によって医療項目に係るオーダが発行済みである状態、看護婦等によって医療項目に係るオーダが確認済みである状態、看護婦等によって医療項目が実行済みである状態など)のうち、一の状態にある医療項目を示す医療項目データ、この一の状態を示す状態データ、看護婦等が対応する医療項目を確認した日時を示す確認日時データ、この医療項目を確認した看護婦等の確認者を示す確認者サイン(データ)、医師等がオーダを発行した日時を示す発行日時データ、看護婦等がオーダに従って医療項目を実行した実行日時データ等を格納している。
【0055】
再び図1に戻り、入力装置3は、キーボード、テンキースイッチ、マウス、トラックボール、入力ペン、入力タブレット、音声入力装置等からなり、医療項目データ、状態データ、確認者サイン、その他各種のデータやコマンドを入力可能であり、更に表示装置5に表示された画像の任意の位置を指定可能に構成されている。
【0056】
処理装置4は、CPU(Central Processing Unit)から構成されており、表示装置5における表示を後述の如く制御する表示制御手段41と、データベース21を後述の如く検索する検索手段42とが論理的に構築されている。尚、本実施形態では、このように処理装置4内に構築された表示制御手段41と表示装置5とから、シンボルマーク入りの確認用の表を表示したり、シンボルマークに対応する医療項目の内容を別フォーマットで表示する表示手段の一例が構成されている。
【0057】
表示装置5は、CRT(Cathode Ray Tube)装置、LCD(液晶表示装置)等の周知の表示装置であり、表示制御手段41による制御下で、各種表示データを表示するように構成されている。また特に入力装置3により画面上の任意の位置を指定可能に構成されている。
【0058】
印刷装置6は、レーザビームプリンタ、インクジェットプリンタ等の周知の印刷装置であり、カラー又はモノクロタイプでよい。印刷装置6は、所定の印刷命令を入力装置3から入力することにより、表示装置5に表示される任意の画面(即ち、シンボルマーク入りの確認用の表等)を印刷可能に構成されている。
【0059】
通信装置7は、例えば、患者ファイル等の各種のファイルやデータを他のコンピュータ等とやり取りするためのモデム等を含む。通信装置7は、例えば、有線、無線、専用回線、一般回線、電話回線等の通信回線を介して他の大型コンピュータ、パーソナルコンピュータ、モバイルコンピュータ(携帯型情報端末)、電子手帳等と結ばれている。
【0060】
読取装置8は、例えば、CD−ROMドライブ、DVD−ROMドライブ、FD(フレキシブルディスク)ドライブ等からなり、CD−ROM、DVD−ROM、FD等の記録媒体8aに記録されているコンピュータプログラムを読み取る。このように機械読み取りされたコンピュータプログラムは、医療項目確認支援システムのハードウエア資源たるコンピュータを、当該医療項目確認支援システムとして機能させる。尚、記憶装置2内に構築されるデータベースの一部又は全部を記録媒体2aに記録しておき、必要に応じて読み出すようにしてもよい。
【0061】
システム時計9は、カレンダ機能付きであり、医療項目確認支援システムの主電源のオンオフによらずに、現在日時を常に計測しており、処理装置4は、本日を識別する際に、このシステム時計9で計測された日時を参照する。尚、このようなシステム時計9に代えて、現在日時を示す所定フォーマットの信号を一定周期で出力するシステム外部にある時計装置を参照して、この信号に基づいて処理装置4で現在日時を得るように構成しても良い。
【0062】
次に、以上のように構成された医療項目確認支援システムにおける、医療項目確認用の表等を表示する動作について図3及び図4のフローチャート並びに図5から図9の各表示例を参照して説明する。ここに、図3は、第1実施形態における医療項目確認用の表等を表示する動作を示すフローチャートであり、図4は、この動作のうち表示データの生成についての具体的な一例を示すフローチャートである。また、図5から図9は夫々、第1実施形態において、表示装置5の画面の一部又は全部に表示される各種表示例を示す平面図である。
【0063】
図3において、先ず表示装置5に表示される医療項目確認用の表に含める複数の患者及び複数の医療項目についての条件を設定する。ここでは、例えば、同一の看護婦グループ等が担当する複数の患者が過不足無く、医用項目確認用の表にリストアップされるように、表示装置5が配置されている同一の看護婦グループ等が担当する病棟、診療部門、診療科などが条件として設定される。これらいずれの単位によって同一看護婦グループ等が担当するかは、医療関連施設における運用による。更に、このような看護婦グループ等が自ら確認や実行すべき、例えば処方、注射、検査、画像撮影、患者等への指示などの、複数の医療項目が条件として設定される(ステップS11)。この際、システム時計9から得られる本日を基準として、本日を含む指定日数(例えば、4日間)の間に、医師等によりオーダが発行されたり、計画されている医療項目であることを一条件としてもよい。尚、このような検索条件の設定は、表示装置5の設置場所や「本日」に基づいて自動的に行ってもよいし、これに加えて又は代えて、入力装置3を介して看護婦、医師等の操作者が任意に行ってもよい。
【0064】
次に、このように設定された検索条件に応じて、図2に示した如きデータベース21が検索される(ステップS12)。ここでは例えば、検索条件に合致した病棟を示す病棟データや検索条件に合致した発行日時データが、検索キーワードとされて各患者ファイル21a内の医療項目データの単位で検索が行われる。そして、検索結果として得られた医療データに基づいて、複数の患者を縦軸にとり且つ複数の医療項目を横軸にとったマトリクス状の表を表示するための表示データと、複数種類の状態に対して状態別に割り当てられた複数種類のシンボルマークのうち、検索結果として得られた医療データに含まれる状態データが示す状態に割り当てられた一のシンボルマークをこの表における対応するマス内に夫々表示するための表示データとの生成が行われる(ステップS13)。尚、ここでは、複数種類のシンボルマークとしては、簡単のため、マス内に表示される“○”のシンボルマークと、マス内に何らの表示もされないブランクとを、2種類のマークとして扱う。
【0065】
より具体的には例えば、図4に示したように、このステップS13では、検索結果として得られた患者IDに基づいて表の縦軸を決め且つ検索結果として得られた医療項目に基づいて表の横軸を決めることなどにより、枠等の表の基本的骨格を先ず構成し(ステップS31)、各状態に対して予め決められたシンボルマークを検索結果として得られた状態データに基づいて、後述する表301の領域302(図5参照)内の各マスに設定する(ステップS32)。続いて、検索結果として得られた、例えば医師等のオーダに係る医療項目データを構成するテキストデータ中に、“緊急”、“至急”等の所定文字が含まれているか否かを判定し(ステップS33)、これが含まれていれば(ステップS33:はい)、対応するシンボルマークに対してハイライト表示を設定して(ステップS34)ステップS35に進み、これが含まれていなければ(ステップS33:いいえ)、そのままステップS35に進む。続いて、指定期間内に投薬切れ、即ち処方切れや注射切れが発生するか否かを判定し(ステップS35)、投薬切れが発生する場合には(ステップS35:はい)、投薬切れに対して予め決められたシンボルマークを、後述する表301の領域306(図5参照)内の対応するマスに対して設定して(ステップS36)、当該表示データの生成を終える。また、投薬切れが発生しない場合には(ステップS35:いいえ)、そのまま当該表示データの生成を終える。
【0066】
再び図3に戻り、表示装置5は、表示制御手段41による制御下で、このようにステップS13で生成された表示データを、例えば図5に示した医療項目確認用の表301として、表示装置5の画面の一部又は全部に表示出力する(ステップS14)。
【0067】
ここで図5の太線で囲んだ領域302内では、各患者及び各医療項目について、医師等からオーダが発行された医療項目であって且つこのオーダが看護婦等によって確認されていない医療項目に対応するマス内には、“○”のシンボルマーク303が夫々表示されている。これに対して、オーダが看護婦等によって既に確認されている医療項目に対応するマス内には、シンボルマーク303が夫々表示されておらずブランクとされている。但し、このようにブランクにするのに代えて、他の形状や他の色或いは他の表示形態のシンボルマークを表示してもよい。そして、オーダが確認されたか否かに応じてだけでなく、計画中であり且つオーダが発行されていない状態や、オーダが確認されただけでなく実行済みである状態なども、対応する状態データに応じて、その旨のシンボルマークにより示してもよい。
【0068】
図5において、緊急指示に対応する医療項目には、ハイライト表示された“●”シンボルマーク304が夫々表示されている。但し、このようなハイライト表示に代えて、赤色、オレンジ色等で表示してもよいし、シンボルマークの形状を“☆”、“!”等にして、注意を促すようにしてもよい。
【0069】
他方、図5において、太線で囲んだ領域302の右側に隣接する領域306内では、各患者について、医師等からオーダが発行された“処方”であって且つこのオーダが検索日欄308に示された検索日(この例では、2001年3月2日)を基準に、指定期間欄309に示された指定期間(この例では、4日間)以内に、処方指示が切れる場合には、対応するマス内に、“○”のシンボルマーク307が夫々表示されている。同様に、各患者について、医師等からオーダが発行された“注射”であって且つ検索日を基準に指定期間以内に、注射指示が切れる場合には、対応するマス内に、“○”のシンボルマーク307が夫々表示されている。
【0070】
尚、このように表301内に付随的に表示された検索日欄308及び指定期間欄309内に表示された日時データ及び指定期間データは夫々、入力装置3により変更可能であり、デフォールトバリューとしては、システム時計9に従って本日が検索日とされ、指定期間についても頻繁に変更する必要性は低い。
【0071】
また、図5に示した表301では、最上行の患者のライン305が反転表示とされており、これは、入力装置3を介しての指定操作により、このライン305が選択された状態にあることを示している。
【0072】
再び図3に戻り、表示すべき表301を構成する患者や項目についての条件変更の有無を判定する(ステップS15)。具体的には例えば、異なる患者群や異なる項目群が載せられた表301を表示させたい看護婦、医師等によって、入力装置3を介して検索条件が変更されたか否か等を判定する。そして、条件変更があれば(ステップS15:はい)、ステップS12に戻って、データベースの検索(ステップS12)、表示データの生成(ステップS13)及び表の出力(ステップS14)を再び行う。
【0073】
他方、条件変更がなければ(ステップS15:いいえ)、当該表301の表示を終了する旨の指示が入力装置3等により行われているか否かを判定する(ステップS16)。ここで、表示を終了旨の指示が行われていれば(ステップS16:はい)、一連の表示処理を終了する。また、表示を終了旨の指示が行われていなければ(ステップS16:いいえ)、看護婦等によりオーダを確認するためや表示内容の詳細を確認するための項目指定が、表301に対して行われているか否かを判定する(ステップS17)。ここで、項目指定が行われていなければ(ステップS17:いいえ)、ステップS15に戻り、同一の表301が表示された状態で、ステップS15からS17に係る入力操作等が監視され続ける。
【0074】
そして、ステップS17で、項目指定が行われると(ステップS17:はい)、ステップS18に分岐する。ここでは例えば、図5において、ライン305に係る項目が選択されているとする。
【0075】
ステップS18では、表示装置5は、表示制御手段41による制御下で、ステップS17で選択された項目についての医療データを、図5に示した表301とは、別フォーマットで表示する。ここでは例えば図6に示したような、医療項目の詳細内容の画面401を表示する。図5に示した表301内ではシンボルマーク303の有無により、概ねオーダが確認済みか確認未かの情報を視覚的に認識せしめるのに対し、この図6に示した画面401上では、各医療項目の具体的な内容を認識せしめる。更に、この画面401内においては、例えば看護婦等により既に確認されたオーダについては黒色のテキスト表示とし、看護婦等により未だ確認されていないオーダについては赤色のテキスト表示とすることにより、シンボルマーク303が無くても、未確認である旨を視覚的に認識せしてるように構成されている。
【0076】
尚、図6に示した画面401では、最上行の医療項目のライン402が反転表示とされており、これは、入力装置3を介しての指定操作等により、このライン402が選択された状態にあることを示している。
【0077】
再び図3に戻り、このように画面401を表示した状態で、確認サイン(データ)の入力が入力装置3等を介して行われるか否かが監視される(ステップS19)。この確認サイン(データ)の入力は、オーダを確認していない医療項目データを確認する作業に対応しており、例えば図6に示したライン402を選択した状態で、入力装置3におけるマウスクリック操作等に応じて、図7に示した如き画面601内に現れた確認ボタン603を表示し、更なる入力装置3におけるマウスクリック操作等により、この確認ボタン603を操作することによって行うように構成されている。尚、図7においても、どの医療項目に対する確認サインを行っているのかが認識可能なように、選択中のライン602は反転表示されている。
【0078】
再び図3に戻り、確認サインの入力があれば(ステップS19:はい)、対応する医療項目に係る状態データを、オーダ発行済み状態を示すものからオーダ確認済みを示すものに更新した後(ステップS20)、ステップS13に戻り以降の処理を繰り返す。
【0079】
尚、このようなステップS20における更新の際、状態データを変更した操作者(例えば、特定の看護婦など)を示す操作者識別データや変更が実行された日時を示す変更日時データも、状態データに対応付けられた形で患者ファイル21a内で、更新される。これにより、後々、変更に係る操作者や日時を特定或いは確認できる。加えて、表示装置5によって図5に示した如き表301に加えて又は代えて、操作者識別データ及び変更日時データのうち少なくとも一方を表示するように構成してもよい。
【0080】
他方、ステップS19で確認サインの入力がなければ(ステップS19:いいえ)、図6で示した医療項目に関連する医療データの表示命令が、入力装置3等を介して行われていないか否かを判定する(ステップS21)。ここで、医療データの表示命令が行われていなければ(ステップS21:いいえ)、ステップS19に戻り、ステップS18で表示した図6の如き表示を続けつつ、ステップS19及びS21における監視が続けられる。
【0081】
他方、ステップS21で、医療データの表示命令が行われていれば(ステップS21:はい)、表示装置5は、表示制御手段41の制御下で、更に別フォーマットでの表示を行う(ステップS22)。ここでは、例えば、図8に示した画面501のように、選択中の医療項目402についての依頼内容画面502、サイン入力者画面502、処方切れ画面504又は注射切れ画面505を表示する。或いは、図9に示した画面701のように、図7に示したライン602に関連する処方内容の一覧リスト702を表示したりする。尚、図9では、画面701内に、選択されたライン702aに係る処方についての前回オーダされた内容を表示する領域703と、今回オーダされた内容を表示する領域704が設けられており、前回のオーダ内容を参考に今回のオーダ内容を決定できるので実用上大変便利である。図9の如き画面701は、図5に示した表301内の領域306に表示されたシンボルマーク307がクリック指定等されることにより、呼び出されるように構成してもよい。
【0082】
再び図3に戻り、ステップS22を行った後にはステップS19に戻って、ステップS21で表示した図8或いは図9の如き表示を続けつつ、ステップS19からS22における監視が続けられる。
【0083】
以上説明したように、第1実施形態によれば、看護婦等は、医師等により計画された医療項目やオーダが発行された医療項目の状態を示すシンボルマーク303等が対応するマス内に付された表301等を見ることによって、自分或いは自分が属するグループが担当する複数の患者に対する複数の医療項目の状態を一望することができ、確認ミス更には医療ミスが発生する確率を低減できる。特に看護婦等は、このような表301等におけるシンボルマーク303或いは患者を特定することにより、これらに係る医療データに対応する状態データを、入力装置3を介して変更できるので、各医療項目についての確認作業を表301等の支援の下で確実に行なえる。
【0084】
更に第1実施形態によれば、図5に示したように、投薬が指定期間内に切れるか否かを示すシンボルマーク307を領域306に表示するので、医師、看護婦等は、投薬が切れる時点から指定期間だけ遡って、当該投薬が切れる事実を確実に事前に認識できる。従って、医師、看護婦等を、投薬切れを発生させてしまう不安やストレスから開放することが可能となる。
【0085】
上述の第1実施形態では、図6に示したように、図5において一つのシンボルマーク303に対応する医療項目が複数ある事態が医療の性質上頻発するが、一つのシンボルマーク303に対応する複数の医療項目の全てについて、オーダ確認済みとなった段階で、図5に示した表301中のシンボルマーク303を消去する規約を採用すればよい。このように構成すれば、シンボルマーク303が付けられているものを特に注意して確認作業を行えば、確認漏れ等のミスが発生する可能性を低減できる。但し、一つのシンボルマーク303に対応する複数の医療項目のうちオーダが確認されたものの個数や比率に応じて、シンボルマークの表示態様に変更を加えるように構成してもよい。
【0086】
上述の第1実施形態において、図5から図9に示した各種画面上に表示される医療データに関連すると共に、既に実行済みの一般検査、画像検査等であって、検査結果を伴っている医療項目については、これを画面上で入力装置3等により指定することにより、検査結果データを表示するように構成してもよい。また、上述の第1実施形態及び以下に説明する各実施形態では、医療項目として、図5から図9に示した“処方”、“注射”等に限らず、 “医師や看護の記録”、“処置”、“検査”、“対診”、“評価”、 “食事”、“活動制限”、“観察”、“リハビリテーション”、“コーディネーション”、“入退院”、“患者家族の教育”、“観察・モニター”、“検査”、“内服・外用”、“処置”等を含めて表示することも可能であり、更に、このような医療項目を、大分類、中分類、小分類の如く階層別に表示するように構成してもよい。
【0087】
更にまた、上述の第1実施形態において、図5から図9に示した各種画面は、表示装置5の画面全体に夫々、画像切り替えして表示してもよいし、分割表示やウインドウ表示等により、二以上の画面を横並びや縦並び、或いは重ねて表示してもよいし、更に分割表示やウインドウ表示された画面単位でスクロール表示可能としてもよい。
【0088】
(第2実施形態)
図10を参照して、第2実施形態の医療項目確認支援システムについて説明する。ここに、図10は、第2実施形態の医療項目確認支援システムにより表示される表を示す平面図である。
【0089】
第2実施形態におけるハードウエア構成は、上述した第1実施形態の場合と同様であり、医療項目確認用の表を表示する動作についても、シンボルマークの種類が異なる点を除いては上述した第1実施形態の場合と同様である。
【0090】
図10に示すように、第2実施形態では、表示装置5は、表示制御手段41の制御下で、医療項目確認用の表801を表示する。そして特に、表801の各マスには、各種図柄からなるシンボルマーク802が表示されている。
【0091】
従って、第2実施形態によれば、表801を見ることで、オーダ確認を行うべき医療項目をより視覚的に簡単に識別できる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態を図11及び図12を参照して説明する。ここに、図11は、第3実施形態の全体構成を示すブロック図であり、図12は、第3実施形態の動作中における条件設定処理を示すフローチャートである。
【0092】
図11において、第3実施形態の医療項目確認支援システムは、有線、無線、専用回線、一般回線、電話回線等の通信回線200を介して結ばれた複数のユニットを含む。これらのうちセンター装置100は、データベース21を格納する記憶装置2、通信装置7、読取装置8及びシステム時計9を備える。他方、複数の端末装置101は夫々、少なくとも入力装置3、表示制御手段41を備えた処理装置4’、表示装置5及び通信装置7を備える。端末装置101は、例えばパーソナルコンピュータ、ワークステーション、モバイルコンピュータ(携帯型情報端末)、電子手帳等からなる。
【0093】
従って、センター装置100に設けられた大規模な記憶装置2にデータベース21を格納しておけば、複数の端末装置101で同じデータを共用することが可能となり、各端末装置101にはデータベース21格納用に大規模の記憶装置が不要となるので実践上有利である。更に、端末装置101は、概ねブラウザ機能のみを有し、センター装置100から提供されるデータ及びプログラムに従って図5から図9に示したような医療項目確認用の表等を、端末装置101側で表示するように構成してもよい。
【0094】
第3実施形態では更に、複数の端末装置101を、相異なる患者を担当する複数の看護婦グループ等の複数の操作者に対して別々に設置したり、相異なる業務に付いている看護婦グループと医師等となど複数の操作者に対して別々に設置してもよい。この場合特に、各端末装置101を操作する操作者に応じて、夫々相応しい医療項目や患者或いはシンボルマークの表示を行なうように構成してもよい。
【0095】
例えば第3実施形態では、図4に示した条件設定(ステップS11)に係る処理に若干の変更を加えて、次のように動作してもよい。
【0096】
即ち、図4における条件設定処理(ステップs11)に代えて、図12に示す条件設定処理(ステップS11’)においては、先ず、端末又は操作者IDの入力を監視し(ステップS41)、入力された場合には(ステップS41:はい)、入力装置3等を介して、指定条件の入力が任意に行われたか否かを判定する(ステップS42)。
【0097】
そして、指定条件の入力が特に行われていれば(ステップS42:はい)、その指定条件に応じた医療項目や患者を検索条件として設定して(ステップS43)、条件設定処理(ステップS11’)を終える。他方、指定条件の入力が特に行われていなければ(ステップS42:いいえ)、当該端末装置101又は看護婦等の操作者IDに応じた医療項目や患者を検索条件として設定して(ステップS44)、条件設定処理(ステップS11’)を終える。
【0098】
尚、第3実施形態では、このステップS44で設定された検索条件に応じて、以下の処理では好ましくは、看護婦が操作者であれば、予定有り、指示済み、実行済み、(結果あり)、至急、一般等を示す旨のシンボルマークを表示し、操作者が医師であれば、予定有り、指示すべきタイミング、指示したものが実行済み、(結果あり)、新規結果が届いている、至急、一般等を示す旨のシンボルマークを表示するように表示データを生成する。尚、このような操作者の識別のために、例えば操作者IDを入力してから、参照や入力操作を開始するように構成してもよい。
【0099】
本発明は、上述した各実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴なう医療項目確認支援システム及び方法、並びにコンピュータプログラムもまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。尚、本発明の医療項目確認支援システムが対象とする医療とは、病院医療のみならず、看護医療や在宅医療をも含むことは言うまでもない。
【0100】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明の医療項目確認支援システムによれば、複数の患者に対して行なう予定の複数の医療項目を確実に実行可能なように該医療項目を容易且つ迅速に確認することが可能となる。即ち、看護婦、医師等の実際に多数の患者に対して多種多様な医療項目を実行する者の立場から見て、非常に使い勝手の良い医療項目確認支援システムが実現される。
【0101】
また、本発明のプログラムを記録した機械読み取り可能な媒体によれば、汎用或いは専用コンピュータを上述の如き本発明の医療項目確認支援システムとして機能させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の医療項目確認支援システムの構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態で用いられるデータベースの一例におけるデータの概略構成を図式的に示す概念図である。
【図3】第1実施形態における医療項目確認用の表等を表示する動作を示すフローチャートである。
【図4】第1実施形態の動作のうち表示データの生成についての具体的な一例を示すフローチャートである。
【図5】第1実施形態において、表示装置の画面の一部又は全部に表示される一表示例を示す平面図である。
【図6】第1実施形態において、表示装置の画面の一部又は全部に表示される他の表示例を示す平面図である。
【図7】第1実施形態において、表示装置の画面の一部又は全部に表示される他の表示例を示す平面図である。
【図8】第1実施形態において、表示装置の画面の一部又は全部に表示される他の表示例を示す平面図である。
【図9】第1実施形態において、表示装置の画面の一部又は全部に表示される他の表示例を示す平面図である。
【図10】本発明の第2実施形態の医療項目確認支援システムにより表示される表を示す平面図である。
【図11】本発明の第3実施形態の医療項目確認支援システムの全体構成を示すブロック図である。
【図12】第3実施形態の動作中における条件設定処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2…記憶装置
3…入力装置
4…処理部
5…表示装置
6…印刷装置
7…通信部
8…読取装置
8a…記録媒体
9…システム時計
21…データベース
41…表示制御手段
42…検索手段
100…センター装置
101…端末装置
200…通信回線

Claims (20)

  1. 予め設定された複数種類の状態のうち一の状態にある医療項目を示す医療項目データ、前記一の状態を示す状態データ及び前記医療項目の実行に係る患者を示す患者識別データを含む医療データを格納するデータベースを、確認すべき複数の患者及び複数の医療項目に応じた検索条件で検索する検索手段と、
    該検索手段による検索結果として得られた医療データに基づいて、前記複数種類の状態に対して状態別に割り当てられた複数種類のシンボルマークのうち、前記検索結果として得られた医療データに含まれる状態データが示す状態に割り当てられた一のシンボルマークを、前記患者を第1軸にとり且つ前記医療項目を第2軸にとったマトリクス状の表における対応するマスに対して夫々設定する設定手段と、
    前記検索手段による検索結果として得られた医療データに基づいて、前記表を表示すると共に、前記設定手段により夫々設定されたシンボルマークを、前記対応するマス内に夫々表示し、前記患者に対する投薬が切れるか否か判定を行う指定期間を入力するための所定欄を表示する表示手段と、
    該表示された表における所望のマス又はシンボルマーク若しくは所望の患者を指定可能であり、前記表示手段に表示された所定欄に対する操作入力に応じて前記指定期間を指定可能な入力手段と、
    現在日時を計測するシステム時計と、
    該システム時計から得られる本日を基準として、前記入力手段により指定された指定期間内に前記患者に対する前記投薬が切れるか否かを、前記検索結果として得られた医療データに含まれる前記投薬に係る処方の開始日及び終了日を示す医療データに基づいて判定する判定手段と
    を備えており、
    前記表示手段は、前記入力手段により指定されたマス又はシンボルマーク若しくは患者に係る医療データの少なくとも一部を前記表とは異なる所定フォーマットで前記表に代えて又は重ねて若しくは前記表と共に表示し、
    前記設定手段は、前記判定手段により前記投薬が切れると判定された場合に、前記投薬が前記指定期間内に切れることを示すシンボルマークを、前記投薬が前記指定期間内に切れるか否かを示すマスに対して設定し、
    前記表示手段は、前記投薬が前記指定期間内に切れるか否かを示すマス内に、前記投薬が前記指定期間内に切れることを示す、前記設定手段により設定されたシンボルマークを表示することを特徴とする医療項目確認支援システム。
  2. 前記設定手段は、前記マスに代えて、前記投薬が前記指定期間内に切れることを示すシンボルマークを、前記投薬が前記指定期間内に切れることを示す前記表とは別に設けられた欄に対して設定し、
    前記表示手段は、前記マスに代えて、前記欄内に、前記投薬が前記指定期間内に切れることを示す、前記設定手段により設定されたシンボルマークを表示することを特徴とする請求項1に記載の医療項目確認支援システム。
  3. 前記入力手段は、前記表示手段により表示されたシンボルマークが示す状態データを操作入力に応じて、前記状態データが表示された表示手段の画面上で変更可能であり、
    前記入力手段による変更後には、前記表示手段は、前記変更後の状態データを示すシンボルマークを前記対応するマス内に表示し、
    前記医療項目は、詳細項目に細分化されており、前記表の一マスに対応する状態データは、該詳細項目毎の状態を示す複数の詳細状態データからなり、
    前記表示手段は、前記所定フォーマットとして、前記詳細項目毎に前記医療データの少なくとも一部を表示し、
    前記入力手段は、前記表示手段により前記所定フォーマットで表示されている医療データに対応する前記詳細状態データを、前記詳細状態データが表示された表示手段の画面上で操作入力に応じて変更可能であり、前記詳細状態データを変更することで前記詳細状態データを含んでなると共に前記表示手段により前記所定フォーマットで表示されている医療データに対応する状態データを変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の医療項目確認支援システム。
  4. 前記入力手段は、前記所定フォーマットで前記詳細項目毎に表示された医療データのうち所望の部分を、前記表示手段の画面上で該所望の部分を指し示す操作入力に応じて指定可能に構成されており、
    前記表示手段は、前記入力手段により指定された所望の部分に係る医療データを更に別のフォーマットで表示することを特徴とする請求項3に記載の医療項目確認支援システム。
  5. 前記複数の状態は、前記医療項目が実行計画中である状態、前記医療項目に係るオーダが発行済みである状態、前記医療項目に係るオーダが確認済みである状態及び前記医療項目が実行済みである状態のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の医療項目確認支援システム。
  6. 前記表示手段は、前記所定フォーマットとして、前記状態データに基づいて前記医療データをその状態に応じて異なる態様で表示することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の医療項目確認支援システム。
  7. 前記表示手段は、前記所定フォーマットで表示されていると共に前記検査結果を伴っている医療項目については、前記入力手段による指定に応じて更に別フォーマットで検査結果データを表示することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の医療項目確認支援システム。
  8. 前記データベースは、前記入力手段による前記状態データの変更に応じてその格納内容を更新すると共に前記入力手段による前記状態データの変更を実行した操作者を識別する操作者識別データ及び前記入力手段による変更が実行された日時を示す変更日時データのうち少なくとも一方を前記状態データに対応付けして格納することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の医療項目確認支援システム。
  9. 前記表示手段は、前記表に加えて又は代えて、前記操作者識別データ及び変更日時データのうち少なくとも一方を表示することを特徴とする請求項8に記載の医療項目確認支援システム。
  10. 前記データベースは、前記患者を担当する担当組織又は者を示す担当データを、前記医療項目データに対応付けて格納しており、
    前記検索手段は、前記担当データに基づいて、前記担当組織又は者が同一であることを条件として検索を行なうことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の医療項目確認支援システム。
  11. 前記検索手段は、前記システム時計から得られる本日を基準とする所定期間内にあることを条件として検索を行なうことを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の医療項目確認支援システム。
  12. 前記表示手段は、前記医療項目に係るオーダが発行済みである状態を前記状態データが示す場合に、前記表における対応するマス内に前記シンボルマークを表示すると共に、前記医療項目に係るオーダが確認済みである状態を前記状態データが示す場合に、前記表における対応するマス内に前記シンボルマークを表示しないことを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の医療項目確認支援システム。
  13. 前記シンボルマークのうち緊急指示に対するものは、他のものと比べて視覚上特異な態様のシンボルマークであることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の医療項目確認支援システム。
  14. 前記医療データに含まれるテキスト情報中に、所定文字が含まれるか否かを判定する他の判定手段と、
    前記表示手段は、前記他の判定手段により前記所定文字が含まれると判断された場合に、前記表における対応するマス内に、前記視覚上特異な態様のマークを表示する
    ことを特徴とする請求項13に記載の医療項目確認支援システム。
  15. 前記判定手段は、前記本日として、前記検索手段が前記データベースを検索する検索日を基準に、前記指定期間内に前記投薬が切れるか否かを判定することを特徴とする請求項1から14のいずれか一項に記載の医療項目確認支援システム。
  16. 前記表示手段は、前記検索日を表示する他の所定欄を表示し、
    前記入力手段は、前記表示手段に表示された前記他の所定欄に対する操作入力に応じて前記検索日を変更可能であることを特徴とする請求項15に記載の医療項目確認支援システム。
  17. 前記検索手段は、当該医療項目システムの操作者に応じて前記検索条件を変え、前記表示手段は、前記操作者に応じて前記第1軸にとる患者、前記第2軸にとる医療項目及び前記マス内に表示されるシンボルマークのうち少なくとも一つを変えることを特徴とする請求項1から16のいずれか一項に記載の医療項目確認支援システム。
  18. 前記データベース及び前記検索手段を含んでなるサーバ装置と、該サーバ装置に通信手段を介して接続されており、前記入力手段及び前記表示手段を夫々含んでなる複数のクライアント装置と備えたことを特徴とする請求項1から17のいずれか一項に記載の医療項目確認支援システム。
  19. コンピュータが有する検索手段が、予め設定された複数種類の状態のうち一の状態にある医療項目を示す医療項目データ、前記一の状態を示す状態データ及び前記医療項目の実行に係る患者を示す患者識別データを含む医療データを格納するデータベースを、確認すべき複数の患者及び複数の医療項目に応じた検索条件で検索する検索工程と、
    前記コンピュータが有する設定手段が、前記検索工程による検索結果として得られた医療データに基づいて、前記複数種類の状態に対して状態別に割り当てられた複数種類のシンボルマークのうち、前記検索結果として得られた医療データに含まれる状態データが示す状態に割り当てられた一のシンボルマークを、前記患者を第1軸にとり且つ前記医療項目を第2軸にとったマトリクス状の表における対応するマスに対して夫々設定する第1設定工程と、
    前記コンピュータが有する表示手段が、前記検索工程による検索結果として得られた医療データに基づいて、前記表を表示すると共に、前記設定手段により夫々設定されたシンボルマークを、前記対応するマス内に夫々表示し、前記患者に対する投薬が切れるか否か判定を行う指定期間を入力するための所定欄を表示する第1表示工程と、
    前記コンピュータが有する入力手段が入力操作に応じて、前記表示された表における所望のマス又はシンボルマーク若しくは所望の患者を指定し、前記表示手段に表示された所定欄に対する操作入力に応じて前記指定期間を指定する入力工程と、
    前記コンピュータが有する判定手段が、現在日時を計測するシステム時計から得られる 本日を基準として、前記入力工程により指定された指定期間内に前記患者に対する前記投薬が切れるか否かを、前記検索結果として得られた医療データに含まれる前記投薬に係る処方の開始日及び終了日を示す医療データに基づいて判定する判定工程と、
    前記表示手段が、前記入力工程により指定されたマス又はシンボルマーク若しくは患者に係る医療データの少なくとも一部を前記表とは異なる所定フォーマットで前記表に代えて又は重ねて若しくは前記表と共に表示する第2表示工程と、
    前記設定手段が、前記判定工程により前記投薬が切れると判定された場合に、前記投薬が前記指定期間内に切れることを示すシンボルマークを、前記投薬が前記指定期間内に切れるか否かを示すマスに対して設定する第2設定工程と、
    前記表示手段が、前記投薬が前記指定期間内に切れるか否かを示すマス内に、前記投薬が前記指定期間内に切れることを示す、前記第2設定工程により設定されたシンボルマークを表示する第3表示工程と
    を含むことを特徴とする医療項目確認支援方法。
  20. コンピュータを請求項1から18のいずれか一項に記載の医療項目確認支援システムとして機能させるコンピュータプログラム。
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