JP2001290885A - 診療支援システム - Google Patents

診療支援システム

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JP2001290885A
JP2001290885A JP2000106696A JP2000106696A JP2001290885A JP 2001290885 A JP2001290885 A JP 2001290885A JP 2000106696 A JP2000106696 A JP 2000106696A JP 2000106696 A JP2000106696 A JP 2000106696A JP 2001290885 A JP2001290885 A JP 2001290885A
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Kumiko Seto
久美子 瀬戸
Hitoshi Matsuo
仁司 松尾
Hajime Sasaki
元 佐々木
Takuya Kamiyama
卓也 神山
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Hitachi Ltd
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    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H10/00ICT specially adapted for the handling or processing of patient-related medical or healthcare data
    • G16H10/60ICT specially adapted for the handling or processing of patient-related medical or healthcare data for patient-specific data, e.g. for electronic patient records
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医療機関をまたがった過去の医療行為の内容
を効率的に検索できる診療支援システムを実現する。 【解決手段】 患者の診療期間を表示する診療管理デー
タ表示部100と、上記診療期間に実施された患者への
医療行為データを表示する医療行為データ表示部101
とを同一の時間軸にそって表示する。また、上記表示部
100の診療期間を選択することにより上記期間に実施
された医療行為データを検索し、上記表示部101に表
示する。また、診療期間設定手段102により、設定さ
れた期間分のデータを一画面に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医師や看護婦等の
患者に対する医療行為データを管理する診療支援システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】医療費の高騰等を背景に、現在、医療の
質の向上や、時間・医療資源の節減を目標として、クリ
ティカル・パス等の標準的な診療計画にそった医療が着
目されている。クリティカル・パスでは、多職種におよ
ぶ診療・ケアの計画を、時間(横軸)と項目(縦軸)で
2次元的に表現する。上記項目は、医師や看護婦等によ
る処方や検査等の指示情報をはじめとして全ての医療行
為を含むものである。そこで、患者の診療情報を一元管
理する電子カルテシステムでは、上記クリティカル・パ
ス等の標準的な診療計画との連携が重要となる。
【0003】上記を実現したシステムとして、「医療計
画支援システム」(特開平10−214302)があ
る。上記システムでは、各医療スタッフが診療計画を適
切にかつ効率的に立てることを目的として、医療行為を
その分類と日付にしたがって並べた表形式で表示する。
具体的には、日付と分類で示される各セルを選択して、
医療行為の内容の新規入力、追加、変更、削除を行う。
また、計画だけではなく、実施記録や数値データのグラ
フも表示することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記システムでは、実
際の日付スケールにそって医療行為の内容を表示するた
め、診療期間が長く一画面で収まらない場合、日付のス
クロール等が発生し、概要把握が困難になる。また、患
者に対して継続的なケアを行うためには、別の医療機関
でなされた医療行為の内容も同時に参照できる必要があ
る。
【0005】本発明の目的は、上述した従来技術の問題
を解決し、医療従事者の診療業務の質や効率を向上する
ために、医療従事者が効率的に医療機関をまたがった長
期にわたる医療行為の内容を検索できる診療支援システ
ムを実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、医師や看護
婦等の患者に対する医療行為データを管理する診療支援
システムにおいて、患者の診療開始日と診療終了日また
は検索したい任意の診療期間を含む診療管理データを表
示する診療管理データ表示部と、上記期間に実施された
患者の医療行為データを表示する医療行為データ表示部
とを備え、上記診療管理データ表示部と上記医療行為デ
ータ表示部を同一の時間軸にそって表示することにより
達成される。
【0007】また、上記診療管理データ表示部における
診療管理データを選択するステップと、選択した診療管
理データに基づいて医療行為データを検索するステップ
と、検索した医療行為データを上記医療行為データ表示
部に表示するステップにより達成される。
【0008】また、患者の診療期間を設定するための診
療期間設定手段を備え、上記診療管理データ表示部と上
記医療行為データ表示部において、上記診療期間設定手
段により設定された日付を先頭にした時間軸にそって、
データを表示することにより達成される。また、上記診
療管理データ表示部と上記医療行為データ表示部におい
て、上記診療期間設定手段で設定された診療期間分のデ
ータを一画面に表示することにより達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】(実施例1)図1はシステムの構
成図を示す。本システムは、ディスプレイやマウスやキ
ーボードなどの入出力手段10、システムの処理を行う
制御処理手段11、各種マスタや患者の診療情報を格納
する記録手段12から構成される。
【0010】入出力手段10には、診療期間等の診療管
理データを時間軸にそって表示する診療管理データ表示
部100、医療行為データを時間軸にそって表示する医
療行為データ表示部101、上記時間軸の先頭日付を設
定する診療期間設定手段102が含まれる。
【0011】制御処理手段11には、日付や診療管理I
D等の検索キーにより医療行為データを検索する医療行
為データ検索手段110が含まれる。また、記録手段1
2には、診療管理データテーブル120、医療行為デー
タテーブル121が含まれる。
【0012】図2は、ある患者に対する医療行為の経過
を一覧する際の画面例を示す。上記画面は、日付表示部
20、項目表示部21、診療管理データ表示部100
と、医療行為データ表示部101から構成される。診療
管理データ表示部100には、患者の診療期間を日付表
示部20の時間軸に合わせて表示する。ここでの診療期
間とは、ある病名で診療を受けている期間を示してお
り、診療管理データテーブル120から診療開始日と診
療終了または最終日を取り出して表示する。
【0013】図3に、診療管理データテーブル120の
データ構造を示す。診療管理データテーブル120は、
診療期間を特定するための属性情報を格納する。すなわ
ち、病院や科の情報、入院・外来等の診療区分、主病名
や副病名等の病名、診療開始日と終了日または最終日等
である。上記診療管理データベース120は、患者の外
来受付または入院受付または病名登録がされる等のタイ
ミングで、新しく診療管理IDが生成され、属性情報も
登録される。
【0014】例えば、図3の画面例では「9/30〜1
0/2」の診療期間は「A病院の内科」における「入院
診療」で「胆石症」の診療を受けている期間であること
が、診療管理データテーブル120により検索できる。
一方、医療行為データ表示部101には、診療管理ID
をキーに医療行為データテーブル121を検索し、日付
表示部20の日付と項目表示部21の項目で特定される
セル位置に、該当する医療行為データを図記号やグラフ
もしくは文字列等で表示する。
【0015】本実施例では、以上のように診療を管理す
るデータと、その診療で実施された医療行為を時系列に
一致させて表示することで、病院や科が変わった場合に
も、いつどんな診療内容を受けたのかが明確になり、医
師の診療を支援できる。
【0016】(実施例2)図4は、同じ時期に複数の科
や医療機関にかかっている場合に、ある特定の診療期間
の診療内容のみを参照する画面遷移例を示す。本例で
は、診療管理データ表示部100には、A病院の内科と
B病院の外科で診療を受けている期間が示されており、
医療行為データ表示部101には、上記2つの診療期間
において実施された全ての医療行為データが表示されて
いる。ここで、内科の診療内容のみを参照したい場合
は、ステップ400において内科の診療期間を選択す
る。すると、ステップ401では内科で実施された診療
内容(「生化学検査」や「処方、注射」等)のみに絞り
込んだ表示がなされる。
【0017】上記の処理は、図3の診療管理データテー
ブル120や医療行為データテーブル121のデータ構
造により実現できる。医療行為データテーブル121は
データベースとして患者IDと診療管理IDで管理さ
れ、検査や処置等の医療行為の種類を示す医療行為種
別、医療行為が行われる医療行為日付、各種医療行為デ
ータを格納する。上記医療行為データベース121は、
医師や看護婦等の医療スタッフが検査等の指示入力や記
録を行った時点で登録される。その際には、医療行為が
行われる診療期間の管理IDが付与される。
【0018】また、他の病院の診療管理データならびに
医療行為データに関しては、例えば患者紹介時等に、先
方に問い合わせをして標準データ形式でもらい、利用者
側の病院内のデータベース形式にあうように変換して登
録してもよい。
【0019】図5に、本実施例の内部処理手順を示す。
まず、ステップ500では、画面初期表示時に、診療管
理データテーブル120により検索した診療期間を診療
データ表示部22に表示する。ステップ501におい
て、その診療管理IDを、セル位置と対応させて内部テ
ーブルに格納しておく。ステップ502では、診療デー
タ表示部22の診療期間を選択すると、内部テーブルに
より、該当する診療管理IDを取得する。
【0020】ステップ503では、医療行為データ検索
手段110により、診療管理IDをキーとして、医療行
為データテーブル121を検索し、該当する医療行為デ
ータを取得する。ステップ504では、取得した医療行
為データについて、医療行為日付と医療行為種別によ
り、画面のデータ表示位置を算出する。
【0021】ステップ505では、該当表示位置に医療
行為データを最適な形に加工して表示する。ステップ5
06では、診療管理IDに該当する医療行為データをす
べて検索したかチェックし、未検索の場合は、ステップ
503〜506の処理を繰り返す。
【0022】以上のように本実施例では、選択した診療
期間に実施された医療行為データのみを、膨大な医療行
為データの中から絞り込み表示することで、初診時や再
診時などの使用用途にあわせた情報検索が可能になり、
医師の診療を支援できる。
【0023】(実施例3)図6は診療期間を選択するこ
とにより、表示する先頭日付を設定する際の画面遷移例
を示す。まず、ステップ600では、診療期間設定手段
102の選択画面を表示する。ステップ601では、診
療期間設定手段102において、診療期間(2000/
12/1〜2000/12/7)を選択する。ステップ
602では、日付表示部20の先頭日付を、選択した診
療期間の開始日にセットする。ステップ603では、診
療管理データ表示部100や医療行為データ表示部10
1において、選択した診療期間の開始日を起点にデータ
を表示する。
【0024】図7に、本実施例の内部処理手順を示す。
まず、ステップ700では、診療期間設定手段102で
診療期間を選択し、診療期間の開始日を取得する。ステ
ップ701では、医療行為データ検索手段110によ
り、日付をキーとして、医療行為データテーブル121
を検索し、該当する医療行為データを取得する。ステッ
プ702では、取得した医療行為データについて、医療
行為日付と医療行為種別により、画面のデータ表示位置
を算出する。ステップ703では、該当表示位置に医療
行為データを最適な形に加工して表示する。ステップ7
04では、日付が開始日以降かをチェックし、開始日以
降である場合は、ステップ701〜704の処理を繰り
返す。
【0025】以上のように、過去の診療期間により先頭
日付を設定することで、医療従事者が過去の患者の医療
行為データをスクロールで検索しないで一覧できるた
め、情報検索操作が簡略化される。
【0026】(実施例4)図8は診療期間を選択するこ
とにより、その期間分のデータを一画面表示する際の画
面遷移例を示す。まず、ステップ800では、診療期間
設定手段102の選択画面を表示する。ステップ801
では、診療期間設定手段102において、診療期間(2
000/12/1〜2000/12/14)を選択す
る。ステップ803では、日付表示部20の表示期間
を、選択した診療期間のスケールにセットする。ステッ
プ804では、診療管理データ表示部100や医療行為
データ表示部101において、選択した診療期間のスケ
ールに合わせてデータを加工表示する。
【0027】その際には、各セルにはデータ有無が判る
ように、例えば看護ケア・処置のセルのような図記号、
または例えば処方・注射のセルのような背景色表示で概
要を示す。また例えばバイタルサインのようなグラフ表
示は、診療期間に合わせたスケールにグラフを加工す
る。具体的な内容を参照する場合には、ステップ804
において、各セルを選択することにより、内容表示画面
80を表示する。
【0028】図9に、本実施例の内部処理手順を示す。
まず、ステップ900では、診療期間設定手段102で
診療期間を選択し、診療期間の開始日と終了日を取得す
る。ステップ901では、全体表示幅と取得した期間に
より、各セル幅を取得する。ステップ902では、医療
行為データ検索手段110により、日付をキーとして、
医療行為データテーブル121を検索し、該当する医療
行為データを取得する。
【0029】ステップ903では、取得した医療行為デ
ータについて、医療行為日付と医療行為種別により、画
面のデータ表示位置を算出する。ステップ904では、
該当表示位置にステップ901で取得したセル幅に合わ
せて医療行為データを最適な形に加工して表示する。上
記ステップでは、医療行為種別によって表示する形を変
えられるようにする。ステップ905では、日付が診療
期間内かをチェックし、診療期間内である場合は、ステ
ップ902〜704の処理を繰り返す。
【0030】以上のように、診療期間を設定することに
より期間該当分のデータを一画面表示することで、医療
従事者が患者の医療行為データをスクロールしないで一
覧できるため、概要把握がしやすく、情報検索操作が簡
略化される。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、診療期間とその診療期
間に受けた医療行為を同時に参照することで、科や病院
が異なる場合にも、いつどんな診療内容を受けたのかが
明確になり、医師の診療を支援する。また診療期間毎の
情報を容易に検索・表示でき、長期にわたる診療もしく
は治療情報の検索操作が簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成を示すブロッ
ク図。
【図2】本発明の一実施例の診療支援システムにおける
画面表示例の説明図。
【図3】本発明の一実施例の診療支援システムにおける
データベース構造の説明図。
【図4】診療期間選択による医療行為データ絞り込み表
示の操作フロー図。
【図5】診療期間選択による医療行為データ絞り込み表
示の処理フロー図。
【図6】先頭日付設定による医療行為データ表示の操作
フロー図。
【図7】先頭日付設定による医療行為データ表示の処理
フロー図。
【図8】診療期間設定による医療行為データ一画面表示
の操作フロー図。
【図9】診療期間設定による医療行為データ一画面表示
の処理フロー図。
【符号の説明】
10…入出力手段、11…制御処理手段、12…記録手
段、100…診療管理データ表示部、101…医療行為
データ表示部、102…診療期間設定手段、110…医
療行為データ検索手段、120…診療管理データテーブ
ル、121…医療行為データテーブル、20…日付表示
部、21…項目表示部、80……内容表示部。
フロントページの続き (72)発明者 佐々木 元 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 神山 卓也 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 Fターム(参考) 5B075 ND16 PQ02 PQ14 PQ15 PQ46 UU27

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】医師や看護婦等の患者に対する医療行為デ
    ータを管理する診療支援システムにおいて、患者の検索
    対象となる診療期間を含む診療管理データを表示する診
    療管理データ表示部と、上記期間に実施された患者の医
    療行為データを表示する医療行為データ表示部とを備
    え、上記診療管理データ表示部と上記医療行為データ表
    示部を同一の時間軸にそって表示する手段を備えること
    を特徴とする診療支援システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の診療支援システムにおい
    て、上記診療管理データ表示部における診療管理データ
    を選択するステップと、選択した診療管理データに基づ
    いて医療行為データを検索するステップと、検索した医
    療行為データを上記医療行為データ表示部に表示するス
    テップからなる診療支援システム。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の診療支援システム
    において、患者の診療開始日と診療最終日を示す診療期
    間を設定するための診療期間設定手段を備え、上記診療
    管理データ表示部と上記医療行為データ表示部におい
    て、上記診療期間設定手段により設定された日付を先頭
    にした時間軸にそって、データを表示する手段を備えた
    ことを特徴とする診療支援システム。
  4. 【請求項4】請求項3記載の診療支援システムにおい
    て、上記診療管理データ表示部と上記医療行為データ表
    示部において、上記診療期間設定手段で設定された診療
    期間分のデータを一画面に表示する手段を備えたことを
    特徴とする診療支援システム。
JP2000106696A 2000-04-04 2000-04-04 診療支援システム Withdrawn JP2001290885A (ja)

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