JP2001273362A - 医療診断支援方法、そのシステム、そのための検索端末及び医療情報端末 - Google Patents

医療診断支援方法、そのシステム、そのための検索端末及び医療情報端末

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JP2001273362A
JP2001273362A JP2000082731A JP2000082731A JP2001273362A JP 2001273362 A JP2001273362 A JP 2001273362A JP 2000082731 A JP2000082731 A JP 2000082731A JP 2000082731 A JP2000082731 A JP 2000082731A JP 2001273362 A JP2001273362 A JP 2001273362A
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medical
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Satoshi Ikeda
智 池田
Keisuke Hashimoto
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的短い時間でも適切な医療行為の指針を
得ることができ臨床的に有効であり、患者にも十分納得
できる説明をすることが可能な医療診断支援方法等を提
供すること。 【解決手段】 検索端末から所定の条件を入力し、医療
行為者が医療を行うに際してその判断基準となる指針を
記憶する医療行為指針データベースにアクセスし、前記
検索条件を満す医療行為の指針を取得し、出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、医師などが患者
を診療する際にその助けとなる医療診断支援方法、その
システム及びそのための端末に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、医師が患者を診察、治療を行な
うとき、まず患者から様子を聞くと共に患者に表れてい
る症状を見て、そのような症状ならばどのような原因が
考えられるか、今までの自分の経験や文献から得た知識
により、判断する。したがって、そのような知識が多け
れば多い程、適切な診断、治療(医療行為)がなされる
ことになる。
【0003】そこで、医師はできるだけ診断、治療に有
益な学術情報を読もうとするが、個人の知識の蓄積には
限界があり、そのような学術論文を蓄積するデータベー
スも作成されている。
【0004】ところで、医師が診断の根拠となる学術情
報を取得しようとした場合、従来は学術論文データベー
スに対して、その都度検索を行ない、候補となる論文を
取り出し、取り出した論文を読んでそれが必要とする情
報かどうかの判断を行ない、信頼するに足る情報であれ
ばそれを基に医療行為を行っている。
【0005】しかし、論文の検索を行なう場合、複数の
論文が取り出されることが多く、その内容を確認するに
は多くの時間を要し、臨床において有効に使用すること
ができないのが現状である。同様の事が薬学情報につい
ても言える。
【0006】また、医師が医療行為を行なう上で患者か
ら同意を得るためには、患者に行なおうとしている医療
行為について、納得できる充分な説明をする必要があ
る。しかし、患者は医療についての知識を持ち合わせて
いないのが通常であり、このような患者に医療行為を説
明することは非常に困難である。患者も遠慮から、医師
に対して医療行為に関する質問を充分に行なわないこと
が多いという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来、
医師などの医療行為者が医療行為を行なうに際して適切
な判断を下すには長い時間がかかり、患者の納得を得る
にも時間がかかるという問題があった。
【0008】したがって、この発明は上記問題点を解決
し、比較的短い時間でも適切な医療行為の指針を得るこ
とができ臨床的に有効であり、患者にも十分納得できる
説明をすることが可能な医療診断支援方法等を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1によれば、検索端末から、疾患分
類、疾患名、対処方法、年齢、地域、人種、性別の少な
くとも1つが入力されることにより検索条件を決定する
検索条件入力ステップと、医療行為者が医療を行うに際
してその判断基準となる指針を記憶する医療行為指針デ
ータベースにアクセスし、前記検索条件入力ステップに
より入力された条件を満す医療行為の指針を取得する医
療行為指針取得ステップと、この医療行為指針取得ステ
ップにより取得された医療行為の指針を出力する医療行
為指針出力ステップとから成ることを特徴とする医療診
断支援方法を提供する。
【0010】したがって、検索端末から疾患名などの条
件を入力することにより、適切な医療行為の指針を短時
間で得ることができる。
【0011】また、本発明の請求項2によれば、患者個
人の医療情報を記憶する患者個人医療情報データベース
にアクセスし患者の医療情報を取得する患者医療情報取
得ステップと、この患者医療情報取得ステップにより得
た患者の医療情報を基にして、医療行為者が医療を行う
際にその判断基準となる指針を記憶する医療行為指針デ
ータベースにアクセスしその患者に適切な医療行為の指
針を取得する医療行為指針取得ステップとから成ること
を特徴とする医療診断支援方法を提供する。
【0012】したがって、該当患者に合った適切な医療
行為の指針を短時間で得ることができる。
【0013】本発明の請求項15によれば、医療行為者
が医療を行う際にその判断基準となる指針を記憶する医
療行為指針データベースと、ネットワークを介して前記
医療行為指針データベースに前記判断基準を検索するた
めの検索端末と、この検索端末装置による検索が要求さ
れたとき前記医療行為指針データベースにアクセスして
検索を実行する検索装置とから成ることを特徴とする医
療診断支援システムを提供する。
【0014】したがって、検索端末から疾患名などの条
件を入力することにより、適切な医療行為の指針を短時
間で得ることが可能な医療診断支援システムが得られ
る。
【0015】また、本発明の請求項20によれば、入力
画面を有し、疾患分類、疾患名、対処方法、年齢、地
域、人種、性別の少なくとも1つの条件を入力されるこ
とにより、医療行為者が医療を行う際にその判断基準と
なる医療行為の指針を記憶する医療行為指針データベー
スにアクセスし前記条件を満す医療行為の指針を検索す
る医療診断支援のための検索端末を提供する。
【0016】したがって、適切な医療行為の指針を短時
間で得ることが可能な医療診断支援のための検索端末が
得られる。また、本発明の請求項21によれば、入力画
面を有し、電子カルテ情報を入力されることにより、患
者個人の医療情報を記憶する患者個人医療情報データベ
ースにアクセスして該当患者の医療情報を検索し、この
医療情報に基づいて、医療行為者が医療を行う際にその
判断基準となる医療行為の指針を記憶する医療行為指針
データベースにアクセスし前記患者に適切な医療行為の
指針を検索する医療診断支援のための医療情報端末を提
供する。したがって、適切な医療行為の指針を短時間で
得ることが可能な医療診断支援のための医療情報端末が
得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を各実施形態に基づ
いて説明する。
【0018】<実施形態1> (医師の入力により、単
純にDBを検索する例) 図1に、本発明の第1実施形態における医療診断支援シ
ステムの構成を示す。この医療支援システムは、医師な
どの医療行為者が医療を行う際にその判断基準となる指
針を記憶する医療行為指針データベース11と、医師が
医療行為指針データベース11に記憶されている診療の
判断基準の指針を検索する検索端末12a,12bと、
この検索端末12から検索の要求があったとき実際に医
療行為指針データベース11にアクセスし検索を行う検
索装置13とから成り、これらはネットワークを介して
接続されている。
【0019】医療行為指針データベース11には、疾患
分類、疾患名、症状、対処方法、年齢、地域、人種、性
別、などをデータベースの項目として有するものであ
り、医師がこれらの項目を特定し、組み合わせることに
より、データを取得することができる。このデータベー
スには診療行為を行う上での意思決定の指針となる情報
が登録されている。
【0020】この実施形態において、医師が医療行為指
針データベース11から医療行為の指針を取得する場合
の検索の流れを図2に示す。
【0021】医師は、診療行為を行なう上で必要なる医
療行為指針を得るために、ステップS21でまず検索端
末12aを利用して、対象としている疾患名を入力す
る。このとき、例えば図3(a)に示すような入力画面
が使用される。この画面で、疾患名入力欄の右端の逆三
角形(▽)ボタンをクリックして疾患名を表示させ、そ
の中から該当する疾患名を選択し、検索を実行するには
左下の検索ボタンをクリックする。検索を中止する場合
には、右下の中止ボタンをクリックする。
【0022】なお、図3(a)の画面において、治療法
や薬を特定してあるいはこれらの論理積の条件で検索を
実行することもできる。
【0023】上述のように疾患名を特定して検索ボタン
をクリックすると、入力された情報(疾患名)はネット
ワークを介して検索装置13に渡される。検索装置13
は、ステップS22で入力された疾患名をもとに医療行
為指針データベースに対して検索を行ない、このデータ
ベースにおいてその疾患名に関する医療行為の指針、具
体的には診療行為を行う上での意思決定の指針となる情
報が抽出され、検索結果はステップS23で検索装置1
3に送られ、例えば図3(b)に示すような画面で表示
される。この画面の上欄では、検索された論文や要約の
タイトル、作成日、作成者、その他がリストとして示さ
れ、そのリストの1つをクリックすることによって下欄
ではその指針の詳細を見ることができ、見終わったら右
下の終了ボタンをクリックする。患者を診察する医師
は、図3(b)の画面に表示される指針の内容を見て、
診察、治療に役立てることができる。なお、この実施形
態及び以下に説明する実施形態において診療行為の指針
は端末にて表示するように説明しているが、表示しない
でデータとして出力し後の診療などに用いることもで
き、本発明において表示することは必ずしも必須ではな
い。
【0024】<実施形態2>(患者の個人情報も用いて
DBを検索する例) 図4に、本発明の第2の実施形態による医療診断支援シ
ステムの構成を示す。
【0025】このシステムでは、データベースとして医
療行為指針のためのデータベース41の他に、患者個人
の医療情報が蓄積されるデータベース44がネットワー
クに接続されている。
【0026】他に検索端末42a,42bおよび検索装
置43がそれぞれネットワークを介して接続され上記図
1の場合と同様な動作をする。医療行為指針データベー
ス41は、図1に示した医療行為指針データベース11
と同様に、疾患分類、疾患名、症状、対処方法、年齢、
地域、人種、性別、などをデータベースの項目として有
しており、診療行為を行う上での意思決定の指針となる
情報が登録されている。
【0027】患者個人医療情報データベース44は、患
者毎に固有の特性、即ち既往歴、アレルギー情報等が登
録されている。
【0028】この実施形態において、医師が患者個人医
療情報データベース44から得た患者固有の情報を踏ま
えて医療行為指針データベース41から、具体的にその
患者対する医療行為の指針を抽出する場合の検索の流れ
を図5に示す。
【0029】図5のステップS52において、医師は患
者名を入力すると共に診療行為を行なう上での意思決定
の指針となる情報を得るために、対象としている疾患名
等を検索端末41aを利用して入力する。
【0030】このとき、医師は検索端末42aの例えば
図6に示すような入力画面を利用する。この画面には疾
患名、治療法、薬、の入力欄の他に、患者名、患者ID
の入力欄がある。この画面において入力された患者名、
疾患名等の情報は、ステップS51において、ネットワ
ークを介して検索装置43に伝達される。
【0031】ステップS52に示すように、検索装置4
3はまず患者個人医療情報データベース44にアクセス
して患者の個人情報を検索し、ステップS53でその結
果を得る。次にステップS54で、検索装置43は先に
入力された疾患名により、医療行為指針データベース4
1にアクセスし、ステップS55でその検索結果を得
る。得られた結果はステップS56において例えば、図
3(b)に示したような画面で表示される。
【0032】この実施形態では、検索装置43は、医師
により入力された疾患名の条件だけでなく、当該患者の
既往歴、アレルギー情報等の医療情報を患者個人医療情
報データベース44から取得し、それらの情報に基づい
て医療行為指針データベース41に対して検索を行な
い、診療行為を行なう上での意思決定の指針となる情報
を取得することになる。
【0033】したがって、疾患に応じた一般的な情報で
なく、その患者に応じた適切な医療行為の指針が得られ
ることになり、例えば同じ疾患であってもアレルギー症
状を有する患者にアレルギーに適当でない薬を使わない
等、医師はその患者に、より適切な診断、治療等の医療
行為を施すことができる。
【0034】<実施形態3> (電子カルテを用いて自
動的にDBを検索する例) 図7に本発明の第3の実施形態による医療診断支援シス
テムの構成を示す。この医療診断支援システムが図4に
示した構成と異なっているのは、一般的な検索端末12
a,12bの代わりに、患者の電子カルテが入力できる
医療情報端末71a,71bが用いられている点であ
る。
【0035】医療行為指針データベース71、患者個人
医療情報データベース74、検索装置73は図4に示し
た医療行為指針データベース41、患者個人医療情報デ
ータベース44、検索装置43と同様な構成、機能を有
しており、それぞれネットワークを介して接続されてい
る。
【0036】医療行為指針データベース71には、医療
行為指針データベース41と同じように診療行為を行な
う上での意思決定の指針となる情報が登録されている。
患者個人医療情報データベース74には、患者個人医療
情報データベース44と同じように、患者毎に既往歴、
アレルギー情報、検査結果、医師の所見等が登録されて
いる。
【0037】この実施形態において、医師が医療情報端
末に電子カルテ情報を入力することにより、自動的にそ
の患者対する医療行為の指針を抽出する場合の検索の流
れを図8に示す。
【0038】ステップS81において、医師は電子カル
テ端末の一種である医療情報端末72aを用いて、検査
結果、所見等を入力する。すると、ステップS82で検
索装置73は医療情報端末72aにアクセスし、ステッ
プS83において医師が医療情報端末72aに入力した
項目を自動的に取得する。
【0039】次に、取得した患者名等からステップS8
4で患者個人医療情報データベース74にアクセスし、
ステップS85においてこのデータベースからアレルギ
ー等の患者の個人医療情報を取得する。検索装置73で
は、患者個人医療情報データベース74や電子カルテ情
報から得られた患者の個人医療情報を基に、ステップS
86において医療行為指針データベース71にアクセス
して検索を行ない、ステップS87で医療行為の指針即
ち、診療の根拠となる学術情報、あるいはその要約を取
得する。得られた結果は、ステップS88において医療
情報端末72aに返され、リストとして表示される。
【0040】本発明のこの実施形態によれば、医療情報
管理装置に入力された情報から疾患名等の必要な情報を
自動的に取得することにより、より簡便に医療行為の指
針、即ち診療の根拠となる学術情報、あるいはその要約
を取得することができる。
【0041】なお、本発明における患者の医療情報は、
当該患者個人固有の医療に関する情報であり、入力され
る電子カルテ情報が含まれる場合も含まれない場合もあ
る。
【0042】<実施形態4>(どのエビデンスを使った
か電子署名で保証する例) 上述の第1乃至第3の実施形態において、取得した診療
行為を行なう上での意思決定の指針となる情報を診療時
に使用したことを保証するために、患者を一意に特定で
きる情報、例えばICカードや、生体情報(指紋等)を
用いて電子承認を行なうサービスを行なうこともでき
る。
【0043】本発明のこの種の第4の実施形態による、
電子承認のための承認結果保存データベースを付加した
場合のシステム構成例を図9に示し、この場合の診療処
理の流れを図10に示す。
【0044】この医療診断支援システムは、図7の医療
診断支援システムに、ネットワークを介して承認結果保
存データベース95を付加した構成である。医療行為指
針データベース91、患者個人医療情報データベース9
4、検索装置93は図7に示した医療行為指針データベ
ース71、患者個人医療情報データベース74、検索装
置73と同様な構成、機能を有しており、それぞれネッ
トワークを介して接続されている。
【0045】医師は、例えば医療情報端末92aから患
者名、疾患名等を入力して検索を実行すると、検索装置
93からまず、患者個人医療情報データベース94にア
クセスし、患者の個人医療情報を得、それに基づいて医
療行為指針データベース91にアクセスし、医療行為の
指針を得る(ステップS101)。この結果に基づきス
テップS102において医師は、患者にどの診療行為を
行なう上での意思決定の指針となる情報を利用して診断
を行なうかを示し、診療を行う。次に、医療情報端末9
2aで、例えば患者用として図11(a)に示すような
承認画面を表示する。この画面は、エビデンス番号によ
り特定した医療行為の指針、具体的には診療行為を行な
う上での意思決定の指針となる情報に基づいて、医師が
医療行為を行うことを、患者として承認することを意味
するものである。その承認の際に、患者は自分を一意に
識別できる情報を利用して、図11(a)の表示画面で
左下の署名ボタンをクリックすることにより、電子署名
の機能を起動し、電子署名をする(ステップS10
3)。
【0046】医師も、例えば図11(b)に示す承認画
面で、左下にある承認ボタンをクリックすることによ
り、電子署名の機能を起動し、エビデンス番号によって
特定された医療行為の指針に基づいて医療行為を行った
ことを、医師を一意に特定する情報を用いて電子承認す
る(ステップS104)。患者や医師がこのような承認
を行なう場合、承認だけでなく、ステップS105に示
すようにその承認結果を保存するサービスを提供する。
【0047】この実施形態によれば、どのような医療行
為の指針によって医師が医療行為を行ない、患者が医療
行為を承認したかどうか、後日確かめることができる利
点がある。
【0048】<実施形態5>(エビデンスの絞り込みを
行なう例) 第1実施例から第3実施例において、検索装置により得
られた診療の根拠となる学術情報、あるいはその要約を
取得したとき得られた情報が多い場合には、医師が条件
の指定を行なうことにより、それらの絞り込みを可能に
することもできる。
【0049】図12に実施例1から実施例3において得
られた医療行為の指針の結果を絞り込む際の、絞り込み
に関する処理の流れのみを示した。ステップS121に
おいて、検索した結果、医療行為の指針が多数あること
が検索端末により知らされたとき、医師はステップS1
22で例えば図13(a)に示す画面において、それら
の指針を絞り込む条件を入力する。
【0050】医師により指定される条件は、例えば、治
療方針に対する患者の意向、例えば、手術はしたくない
等が考えられる。
【0051】図13(a)に示す画面では、検索キーA
により絞り込むことができる。検索キーでは頻度の高い
キーは選択できるようになっており、検索したいキーが
見つからないときには、直接入力できるようになってい
る。
【0052】この検索キーAの右側には「値」を入力す
る。例えば、検索キーの欄で人種を選択したとき、その
値として例えば「日本人」と選択あるいは入力する。こ
れにより、人種が日本人に関する医療行為の指針が得ら
れる。
【0053】中央にあるANDやOR(図示せず)を選
択し、左下のmroeボタンをクリックすることによ
り、図13(b)に示すように、条件の入力欄が増え、
更に検索条件を追加することができる。図13(b)で
は、3つの検索キーA,B,Cがある医療行為の指針に
絞って取得することができる。
【0054】上記例で、ANDの条件で、検索キーBと
して性別を選択し、値として男性を選択すれば、日本人
の男性に関する医療行為の指針が得られる。
【0055】更に、複数の条件をマウス操作により括る
ことにより、例えば図13(c)に示すように、2つの
検索キーA,BのANDと1つの検索キーCのORのよ
うに、論理演算の順序を指定して複雑な条件の絞込みを
行なうことができる。
【0056】また、得られた診療の根拠となる学術情
報、あるいはその要約を絞り込む際にいくつかの質問を
予めデータベースに登録したものを取得し、それに医師
が回答する形で絞込みを誘導することによりより的確な
絞り込みを行なうこともできる。
【0057】例えば、ステップS124で医師が検索端
末にナビゲーションの要求を行ない、検索端末から検索
装置にこの要求がなされ(ステップS125)、ステッ
プS126においてこの検索装置からナビゲーションデ
ータベースに質問の要求を行ない、このデータベースか
ら検索装置に質問が返され(ステップS127)、更に
検索端末にその質問が表示される(ステップS12
8)。
【0058】検索端末に表示される質問は、例えば図1
3(d)に示すようなもの(「手術を希望していますか
?」)である。この質問に対してステップS129にお
いて、Yesボタンをクリックし進むボタンをクリック
することにより、ステップS130の回答及びステップ
S131の検索要求に進む。次になされる質問は図13
(e)に示すように例えば「日帰り手術を希望しますか
?」となる。このように、質問に対する医師の回答に応
じて次に行われる質問が変化するようにして、適切な指
針を得ることができる。
【0059】この実施形態によれば、医療行為の指針が
複数ある場合にその中から更に適切な指針を選択できる
利点がある。
【0060】<実施形態6> (検索条件に重みづけを
する例) 上述の第1乃至第5の実施形態において、複数の条件が
指定される際に、各条件に重みづけを行なうことによ
り、より適切な診療の根拠となる学術情報、あるいはそ
の要約を検索することを可能とすることもできる。
【0061】この実施形態において条件の重みづけを行
なうときの処理の流れを図14に示した。ステップS1
41において医師が処理条件の変更要求を検索端末に入
力すると、この要求は検索装置に伝えられ(ステップS
142)、検索装置は検索条件データベースに処理条件
を要求する(ステップS143)。このデータベースか
ら返された処理条件は検索装置を通って検索端末に表示
される(ステップS144,S145)。
【0062】この画面は例えば図15に示すように表示
される。この画面では処理条件が大分類と小分類に分け
て表示され、その分類項目に応じて重み付けを変えるこ
とができる。例えばアレルギーに関する重みを多くする
場合には、その項目の右側にあるつまみをマウスで右方
向にドラッグし、下部にある実行ボタンをクリックす
る。
【0063】ステップS146において処理条件を医師
が変更すると、検索端末から検索装置に設定要求がなさ
れ(ステップS147)、検索処理条件データベースに
変更された条件の変更がなされる(ステップS14
8)。
【0064】このように、各条件の重みづけをマウス操
作で行なうことができる。
【0065】<実施形態7>(医師による入力を使った
インフォームドコンセント支援の例) 図16に本発明による医療診断支援システムの第7の実
施形態の構成例を示す。この医療診断支援システムは、
インフォームドコンセントデータベース166と、検索
条件を入力するための検索条件入力装置161aと、イ
ンフォームドコンセントデータベース166にアクセス
し入力された条件による検索を行なう検索装置163
と、検索結果を表示するための検索結果表示装置162
aとから成り、これらはネットワークに接続されてい
る。
【0066】インフォームドコンセントとは、医師と患
者の間で医療行為に関する同意を得る行為であり、イン
フォームドコンセントデータベース166は、患者に疾
患や症状を説明するための機能を有しており、疾患分
類、疾患名、症状、治療方法、疾患分類の説明、疾患の
説明、症状の説明、費用や入院期間等を含む治療方法の
説明、各治療方法の治療成績、各治療方法の治療計画例
等が登録されている。
【0067】この実施形態において、医師が検索条件を
入力し、インフォームドコンセントデータベース166
から得た結果の説明を患者に示す場合の流れを図17に
示す。
【0068】このサービスを利用する医師は、ステップ
S171においてまず検索条件入力装置161aの例え
ば図13(a),(b),(c)に示すような画面から
適当な検索条件を入力する。この場合も図13で説明し
たようにAND条件あるいはマウスで括ることにより複
雑な条件で、検索することができる。
【0069】上記条件は、ステップS172において、
検索条件入力装置161aから検索装置163に検索要
求としてなされる。ステップS173で検索装置163
はインフォームドコンセントデータベース166にアク
セスし、検索要求を行なう。
【0070】その検索結果がステップS174におい
て、インフォームドコンセントデータベース166から
検索装置163に返され、検索装置163でまとめられ
て、患者にわかり易いようにステップS175で検索結
果の体裁が整えられる。
【0071】ステップS176で体裁を整えられたデー
タが検索条件出力装置162aに送られる。医師は、ス
テップS177で例えば図18に示すように、検索条件
出力装置162aの画面上に表示された情報を用いて、
患者に説明を行い治療に関する同意を得る。
【0072】図18に示すように検索条件出力装置16
2a画面では、患者が理解し易いようにグラフ及び図を
多用した表示となり、下部に設けられている開始ボタン
をクリックすることによりグラフ及び図を順序正しく表
示する。
【0073】このようにして、医師は、疾患分類、疾患
名、症状、治療方法、疾患分類の説明、疾患の説明、症
状の説明だけでなく、治療の費用や入院期間等を含む治
療方法の説明、各治療方法の治療成績、各治療方法の治
療計画例なども具体的に患者に説明し、納得してもら
い、医師と患者の間で医療行為に関する同意を得る。
【0074】<実施形態8>(エビデンスの取得に使う
条件を利用してインフォームドコンセント支援を行なう
例) 上記第1乃至第6の実施形態において、診療行為を行な
う上での意思決定の指針となる情報を検索する際に使用
する条件を利用して、インフォームドコンセントに必要
な情報を検索しても良い。
【0075】この場合の本発明による医療診断支援シス
テムの一構成例を図19に示す。この例では、上述の第
3の実施形態の図7の構成にインフォームドコンセント
に必要な情報のデータベースを追加した場合であり、こ
の医療診断支援システムは医療情報端末192a,19
2bと、検索装置193と、医療行為指針データベース
191と、患者個人医療情報データベース194と、イ
ンフォームドコンセントデータベース196がネットワ
ークに接続されている。この場合のインフォームドコン
セントデータベース196は、図16に示したインフォ
ームドコンセントデータベース166と異なり、疾患名
とか患者個人の医療情報は有していない。
【0076】この実施形態における処理の流れを図20
に示した。
【0077】まず、ステップS201において医師が医
療情報端末192aに所見等を入力する。このとき、検
索装置193は、医療情報端末192aに医師が入力し
た項目を自動的に送る(ステップS202)と共に、医
療情報端末192aからデータを取得する(ステップS
203)。
【0078】検索装置193は患者個人医療情報データ
ベース194にアクセスし、患者個人の医療情報の検索
を行ない(ステップS204)、アレルギー等の患者個
人医療情報をを取得する(ステップS205)。
【0079】次にステップS206において、これら患
者の個人医療情報を基にして医療行為指針データベース
191にアクセスし検索を行ない、診療行為を行なう上
での意思決定の指針となる情報を取得する(ステップS
207)し、そのリストを医療情報端末192aに送る
(ステップS208)。
【0080】次に、検索装置193は、インフォームド
コンセントデータベース196に対してインフォームド
コンセントに必要な支援データを要求して検索を行ない
(ステップS209)、コンセント支援データを取得す
る(ステップS210)。
【0081】このとき取得されるデータには、疾患を説
明するための、静止画、動画、音声、文字情報や各種統
計学的情報等が含まれる。検索装置は、これらの情報を
まとめ、体裁を整えて(ステップS211)から、検索
結果を医療情報端末192aの画面に表示する(ステッ
プS212)。医師は、この表示された情報を用いて、
患者に説明を行い治療に関する同意を得る。
【0082】なお、上記第1から第6実施形態において
得られた診療の根拠となる医療行為の指針、即ち、学術
情報あるいはその要約を利用して、インフォームドコン
セントに必要な情報を検索するようにすることもでき
る。
【0083】<実施形態9> (インフォームドコンセ
ントの電子承認を行なう例) 上記第7乃至大8の実施形態において、医師がどのデー
タを用いて患者に対して説明を行なったかを明確にする
ための電子承認を、患者を一意に特定できる情報、例え
ばICカードや、生体情報(指紋等)を用いて、医療診
断の支援を行なうこともできる。
【0084】この実施形態の処理の流れを図21に示
す。検索端末からインフォームドコンセント支援データ
の呈示を受けて(ステップS221)、医師は患者に説
明を行なう(ステップS222)。
【0085】患者は、例えば図22(a)に示すような
画面で、医師が患者に対して説明を行なったデータを一
意に特定できる情報(データID)に対して電子承認を
与える(ステップS223)。また、医師も図22
(b)に示すような画面で電子承認する(ステップS2
24)。
【0086】図22(a)に示す画面が表示され、患者
に電子署名を促す。署名ボタンを押すと、電子署名機能
が起動される。
【0087】医師がインフォームドコンセントを支援す
るためのデータに署名するときは図22(b)に示す画
面が表示され、医師に署名を促す。左下の署名ボタンを
クリックすることにより電子署名機能が起動される。
【0088】このように患者及び医師が承認したデータ
を、承認データデータベースに保存しておくことができ
る(ステップS225)。
【0089】本発明のこの実施形態によれば、患者がど
のデータを用いて説明を受け、どのような治療方針に対
して同意したかを保存して明確にしておくことができ
る。
【0090】<実施形態10>(処方案に対する薬学情
報を検索する例) 図23に、本発明による第10実施形態における医療診
断支援システムの構成例を示す。この医療診断支援シス
テムでは、医療行為指針データベース231、薬学デー
タベース237、検索装置233、および検索端末23
2a,232bが、それぞれネットワークを介して接続
されている。
【0091】医療行為指針データベース231には、診
療行為を行なう上での意思決定の指針となる情報が登録
されている。薬学データベース237には薬の効用、副
作用情報等が登録されている。
【0092】この実施形態における処理の流れを図24
に示す。医師は、診療行為を行なう上で必要となる薬学
情報を得るために、検索端末232aの図25(a)に
示す入力画面で対象としている疾患名、薬名、処方案等
を入力する(ステップS241)。入力された情報はネ
ットワークを介して検索要求として検索装置233に渡
される(ステップS242)。検索装置233は、医師
により入力された条件を基にまず薬学情報データベース
237にアクセスし薬学情報の検索を行ない(ステップ
S243)、薬の効用、副作用情報等の薬学情報を得る
(ステップS244)。
【0093】次に検索装置233は医療行為指針データ
ベース231にアクセスし、検索を行ない(ステップS
245)、治療でその薬を使う根拠となる診療行為を行
なう上での意思決定の指針となる情報及び処方案を取得
する(ステップS246)。
【0094】取得されたデータはリストとして検索端末
に表示される(ステップS247)。検索端末では図2
5(b)のような画面により薬の効用、副作用情報等の
薬学情報を及び治療でその薬を使う根拠となる診療行為
を行なう上での意思決定の指針となる情報が表示され
る。
【0095】<実施形態11>(処方案に対するアレル
ギー情報・副作用情報を検索する例) 図26に、本発明の第11の実施形態による医療診断支
援システムの構成例を示す。この実施形態は上記第10
の実施形態に患者個人医療情報データベース264を新
たに付加したものである。
【0096】患者個人医療情報データベース264は、
各患者の既往歴、アレルギー情報、その時点で服用中の
薬情報等の情報を持つデータベースである。
【0097】この実施形態の処理の流れを図27に示
す。
【0098】医師は対象としている疾患名、処方案等の
検索条件を、検索端末262aの画面から入力する(ス
テップS271)。このとき図28(a)の時示すよう
な入力画面で疾患名、患者を特定する情報、薬の情報等
を入力し左下の検索ボタンをクリックする。
【0099】入力された検索条件はネットワークを介し
て検索装置263に渡される(ステップS272)。検
索装置263は、医師により入力された条件を基に、ま
ず患者個人医療情報データベース264に対して検索を
行ない(ステップS273)、その結果として入力され
た処方案に対する当該患者固有のアレルギー情報、副作
用情報等を得る(ステップS274)。次に検索装置2
63は、薬学情報データベース267にアクセスし、検
索を行ない(ステップS275)、その結果を得る(ス
テップS276)。次に検索装置263は、医療行為指
針データベース261にアクセスし、検索を行ない(ス
テップS277)、その結果を得る(ステップS27
8)。
【0100】取得された情報は検索端末262aに返さ
れ(ステップS279)、例えば図28(b)に示すよ
うな画面で、その患者に対して、薬毎にアレルギーの有
無、副作用の有無が表示される。
【0101】ところで、上記第11の実施形態におい
て、医師が入力した処方案がアレルギー、副作用等で適
当でない場合、その代替案となる処方案を提示すること
もできる。この場合には、上記実施形態において、図2
8(b)に示す表示の代わりに、図29に示すように、
原案のほかに、案1、案2のように複数代替案がタブ形
式により表示される。
【0102】従って医師は、これらの代替案も見て、よ
り柔軟かつ適切に診療を行なうことができる利点があ
る。
【0103】<実施形態12>(電子カルテから自動検
索を行なう例) 図30に第12の実施形態による医療診断支援システム
の構成例を示す。この実施形態は、医療情報端末から入
力された電子カルテから自動的に患者情報などの検索を
行なう例である。
【0104】この実施形態の医療診断支援システムは医
療行為指針データベース301、患者個人医療情報デー
タベース304、薬学情報データベース307、検索装
置303、および医療情報端末302a,302bから
なり、それぞれネットワークを介して接続されている。
【0105】医療行為指針データベース301には、診
療行為を行なう上での意思決定の指針となる情報が登録
されている。薬学情報データベース307には、薬の効
用、副作用情報等が登録されている。患者個人医療情報
データベース304には、患者の既往歴、アレルギー情
報、検査結果、検査レポート、医師所見等が登録されて
いる。
【0106】この実施形態の処理の流れを、図31に示
す。
【0107】医師は、診療対象の患者に関する検査結
果、所見等を電子カルテの一種である医療情報端末を用
いて入力する(ステップS311)。検索装置303
は、医療情報端末302aに入力された条件を要求し
(ステップS312)、それらの検査結果、所見等を取
得する(ステップS313)。それを基に検索装置30
3は、個人医療情報データベースにアクセスし検索要求
を行ない(ステップS314)、その結果を得る(ステ
ップS315)。次に薬学情報データベース307にア
クセスし、薬学情報の検索を行ない(ステップS31
6)、その結果を得る(ステップS317)。次に医療
行為指針データベース301にアクセスし、医療行為の
指針の検索を行ない(ステップS318)、その結果を
得る(ステップS319)。
【0108】得られた結果は、医療行為情報端末302
aに返され、その画面上でリスト形式にて表示される
(ステップS320)。
【0109】なお、上記実施形態で得られた処方案に対
して、医師が適切でないと判断した場合、患者個人医療
情報データベースや薬学情報データベースに再度アクセ
スし、より適切な処方案を取得することも可能である。
【0110】<実施形態13>(同一効果を持つ安価な
薬を提示する例) 上記実施形態のシステム構成において薬情報データベー
スを新たに加えることもできる。図32に、図26に示
したシステム構成に薬情報データベース328を加えた
構成例を示した。この医療診断支援システムは4つのデ
ータベース、即ち医療行為指針データベース321、患
者個人医療情報データベース324、薬学情報データベ
ース327及び薬情報データベース328と、検索端末
322a,322bと、検索装置323から成る。
【0111】薬情報データベース328は、薬の効果、
同一効果を持つ薬の名称、同一効果を持つ苦するのコー
ド、価格、在庫状況等の情報を保持する。
【0112】図33にこの実施形態における処理の流れ
を示す。医師が検索条件を検索端末322aに入力する
(ステップS331)と、検索端末322aは検索装置
323に検索を要求する(ステップS332)。検索装
置323は、まず患者個人医療情報データベース324
に検索要求を行ない(ステップS334)、検索結果を
得る(ステップS335)。次に薬学情報データベース
327に検索要求を行ない(ステップS336)、薬学
情報を得る(ステップS337)。次に、医療行為指針
データベース321に検索要求を行ない(ステップS3
38)、医療行為に関する指針を得る(ステップS33
9)。検索装置323は、薬学情報データベース327
を検索することにより、医師により入力された処方案に
使われた薬と、同様の効果を持った薬が他に1つ以上存
在する場合、薬情報データベース328にアクセスし、
同一効果の薬やその価格、在庫状況の取得要求を行なう
(ステップS340)。検索装置323において結果が
得られる(ステップS341)と、その結果は検索端末
322aにおいて例えば、図34に示すようにそのリス
トが表示される(ステップS342)。このとき、処方
案に使われた薬と同じ効果を持った薬が存在した場合に
は、この画面下部にその価格、在庫状況が表示される。
【0113】なお、上記実施形態で処方案は検索装置の
画面上に表示するだけであったが、表示された処方案を
あるいは表示することなく、医師の指示により処方箋と
して、ハードコピーとして紙に印刷し、あるいは外部の
CRTや情報機器に出力するようにしてもよいことは勿
論である。
【0114】このように外部の情報機器に出力する場
合、処方箋の出力先を予め登録しておくことにより、そ
の出力先に自動的にFAX,電子メイル等により処方箋を自
動的に出力することができる。
【0115】<実施形態14> (処方に対して電子署
名する例) 医師が処方に関する説明をした後に患者がそれに同意し
たことを示すために、患者を一意に特定できる情報、例
えばICカードや生体情報(指紋等)を用いて電子署名を
行なうようにしてもよい。このような実施形態の処理の
流れを図35に示す。
【0116】この場合のシステム構成は、例えば図9と
なる。
【0117】検索装置から医療情報端末に送られた処方
案(ステップS351)を患者に示して、医師は患者に
説明する(ステップS352)。これにより、どのよう
な薬を用いるか等の処方が決まると、図36(a)の画
面で患者が左下の署名ボタンをクリックすることによ
り、電子署名を行ない、医師は図36(b)の画面で電
子署名を行う。
【0118】なお、上記実施形態で、検索端末あるいは
医療情報端末から検索装置を介して各データベースに対
して検索している。このように検索装置を介することに
よって効率良く検索するとができる利点がある。しかし
本発明では検索装置を介することなく検索端末あるいは
医療情報端末から直接各データベースにアクセスして検
索してもよい。
【0119】なお、投与薬物の現物確認は次のようにな
される。処方箋、薬物名を特定できる番号、あるいは、
バーコード等の記号を医薬瓶、袋等に添付する。同時
に、該当番号をデータベースより医療情報端末にダウン
ロードしておく。
【0120】薬剤師あるいは看護婦は、薬投与直前にバ
ーコードリーダー等の入力デバイスを用いて薬に添付さ
れた番号を読み取り、医療情報端末内のデータと照合す
る。併せて、患者を特定する番号等が記載されていて、
投与前に患者を識別する番号をバーコードリーダー、I
Cカード等を利用して確認する。
【0121】照合結果、音がなる、画面で表示するなど
により医療情報端末が反応することにより、薬が同一で
あることを確認した後、看護婦は薬を患者に投与する。
確認結果は、確認時刻、確認内容(薬の種類あるいは処
方箋番号)、担当者等の情報を含み、これらはデータベ
ースに入力され、患者に対する医療行為の記録として保
存される。
【0122】
【発明の効果】本発明によれば、短時間に医療行為の指
針を得ることができ、臨床的に有効にしようできる医療
診断支援方法、システム、検索端末及び医療情報端末を
得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の構成を示す図。
【図2】図1の実施形態における処理の流れを説明する
ための図。
【図3】図1の実施形態において条件入力及び結果の表
示される画面の例を示す図。
【図4】本発明の第2の実施形態の構成を示す図。
【図5】本発明の第2の実施形態の構成を示す図。
【図6】図4の実施形態において条件入力時に表示され
る画面の例を示す図。
【図7】本発明の第3の実施形態の構成を示す図。
【図8】図7の実施形態における処理の流れを説明する
ための図。
【図9】本発明の第4の実施形態の構成を示す図。
【図10】図9の実施形態における処理の流れを説明す
るための図。
【図11】図9の実施形態において電子署名時に表示さ
れる画面の例を示す図。
【図12】本発明の第5の実施形態における処理の流れ
を説明するための図。
【図13】本発明の第5の実施形態における条件入力時
に表示される画面の例を示す図。
【図14】本発明の第6の実施形態における処理の流れ
を説明するための図。
【図15】本発明の第6の実施形態において検索条件に
重み付けをする場合の入力画面を示す図。
【図16】本発明の第7の実施形態の構成を示す図。
【図17】図16の実施形態における処理の流れを説明
するための図。
【図18】本発明の第7の実施形態において患者に示す
画面の例を示す図。
【図19】本発明の第8の実施形態の構成を示す図。
【図20】図19の実施形態における処理の流れを説明
するための図。
【図21】本発明の第9の実施形態における処理の流れ
を説明するための図。
【図22】図21の実施形態において電子署名時に表示
される画面の例を示す図。
【図23】本発明の第10の実施形態の構成を示す図。
【図24】図23の実施形態における処理の流れを説明
するための図。
【図25】図23の実施形態において検索の入出力時に
示される画面の例を示す図。
【図26】本発明の第11の実施形態の構成を示す図。
【図27】図26の実施形態における処理の流れを説明
するための図。
【図28】図26の実施形態において検索の入出力時に
示される画面の例を示す図。
【図29】図26の実施形態において検索結果の出力時
に示される画面の他の例を示す図。
【図30】本発明の第12の実施形態の構成を示す図。
【図31】図30の実施形態における処理の流れを説明
するための図。
【図32】本発明の第13の実施形態の構成を示す図。
【図33】図32の実施形態における処理の流れを説明
するための図。
【図34】図32の実施形態において検索結果の出力時
に示される画面の例を示す図。
【図35】本発明の第14の実施形態における処理の流
れを説明するための図。
【図36】図35の実施形態において電子署名時に表示
される画面の例を示す図。
【符号の説明】
11,41,71,91,191,231,261,3
01,321・・・医療行為指針データベース、12
a,12b,42a,42b,232a,232b,2
62a,262b,322a,322b・・・検索端
末、13,43,73,93,163,233,26
3,303,323・・・検索装置、44,74,19
4,264,304,324・・・患者個人医療情報デ
ータベース、72a,72b,92a,92b,192
a,192b,302a,302b・・・医療情報端
末、95・・・承認結果保存データベース、166,1
96・・・インフォームドコンセントデータベース、1
61a・・・検索条件入力装置、162b・・・検索条
件出力装置、237,307,327・・・薬学情報デ
ータベース、328・・・薬情報データベース。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検索端末から、疾患分類、疾患名、対処
    方法、年齢、地域、人種、性別の少なくとも1つが入力
    されることにより検索条件を決定する検索条件入力ステ
    ップと、医療行為者が医療を行うに際してその判断基準
    となる指針を記憶する医療行為指針データベースにアク
    セスし、前記検索条件入力ステップにより入力された条
    件を満す医療行為の指針を取得する医療行為指針取得ス
    テップと、 この医療行為指針取得ステップにより取得された医療行
    為の指針を出力する医療行為指針出力ステップとから成
    ることを特徴とする医療診断支援方法。
  2. 【請求項2】 患者個人の医療情報を記憶する患者個人
    医療情報データベースにアクセスし患者の医療情報を取
    得する患者医療情報取得ステップと、 この患者医療情報取得ステップにより得た患者の医療情
    報を基にして、医療行為者が医療を行う際にその判断基
    準となる指針を記憶する医療行為指針データベースにア
    クセスしその患者に適切な医療行為の指針を取得する医
    療行為指針取得ステップとから成ることを特徴とする医
    療診断支援方法。
  3. 【請求項3】 医療情報端末により電子カルテ情報を入
    力される電子カルテ情報入力ステップと、 この電子カルテ情報入力ステップにより入力された患者
    を特定する情報により、患者個人の医療情報を記憶する
    患者個人医療情報データベースにアクセスし該当患者の
    医療情報を取得する患者医療情報取得ステップと、 前記患者の医療情報を基にして、医療行為者が医療を行
    う際にその判断基準となる指針を記憶する医療行為指針
    データベースにアクセスしその患者に適切な医療行為の
    指針を取得する医療行為指針取得ステップとから成るこ
    とを特徴とする医療診断支援方法。
  4. 【請求項4】 医療情報端末により電子カルテ情報を入
    力される電子カルテ情報入力ステップと、 この電子カルテ情報入力ステップにより入力された患者
    を特定する情報により、患者個人の医療情報を記憶する
    患者個人医療情報データベースにアクセスし該当患者の
    医療情報を取得する患者医療情報取得ステップと、 前記患者の医療情報を基にして、医療行為者が医療を行
    う際にその判断基準となる指針を記憶する医療行為指針
    データベースにアクセスし所定条件を満すその患者に適
    切な医療行為の指針を取得する医療行為指針取得ステッ
    プと、 この医療行為指針取得ステップにより取得された指針の
    1つに基づいてなされた医療行為を患者及び医療行為者
    が承認したことを電子ファイルとして作成保存する承認
    ファイル保存ステップとから成ることを特徴とする医療
    診断支援方法。
  5. 【請求項5】 前記所定条件は、取得された医療行為の
    指針が複数のとき絞込みを行なうことができることを特
    徴とする請求項4記載の医療診断支援方法。
  6. 【請求項6】 前記所定条件は、取得された医療行為の
    指針が複数のとき表示された質問に対して選択応答され
    ることにより、絞込みを行なうことができることを特徴
    とする請求項4記載の医療診断支援方法。
  7. 【請求項7】 医療行為者により医療行為を行なう際に
    入力装置に検索条件を入力される検索条件入力ステップ
    と、 この検索条件入力ステップにおいて入力された条件に基
    づいてインフォームドコンセントデータベースにアクセ
    スし、患者への説明に適切なデータを取得するインフォ
    ームドコンセントデータ取得ステップと、 このインフォームドコンセントデータ取得ステップによ
    り取得されたデータを患者に説明するために出力装置に
    表示するデータ表示ステップとから成ることを特徴とす
    る医療診断支援方法。
  8. 【請求項8】 医療情報端末により電子カルテ情報を入
    力される電子カルテ情報入力ステップと、 この電子カルテ情報入力ステップにより入力された患者
    を特定する情報により、患者個人の医療情報を記憶する
    患者個人医療情報データベースにアクセスし該当患者の
    医療情報を取得する患者医療情報取得ステップと、 前記患者の医療情報を基にして、医療行為者が医療を行
    う際にその判断基準となる指針を記憶する医療行為指針
    データベースにアクセスし所定条件を満すその患者に適
    切な医療行為の指針を取得する医療行為指針取得ステッ
    プと、 この医療行為指針取得ステップにより得た医療行為の指
    針に基づき、患者への説明に適当なデータを記憶するイ
    ンフォームドコンセントデータベースにアクセスし、患
    者への説明に適切なデータを取得するインフォームドコ
    ンセントデータ取得ステップと、 このインフォームドコンセントデータ取得ステップによ
    り取得されたデータを患者に説明するために出力装置に
    表示するデータ表示ステップとから成ることを特徴とす
    る医療診断支援方法。
  9. 【請求項9】 検索端末に検索条件を入力される検索条
    件入力ステップと、 この検索条件入力ステップにより入力された条件によ
    り、薬学情報データベースにアクセスし、少なくとも薬
    の効用又は副作用の薬学情報を検索する薬学情報検索ス
    テップと、 この薬学情報検索ステップにより得られた薬学情報に基
    にして、医療行為者が医療を行う際にその判断基準とな
    る指針を記憶する医療行為指針データベースにアクセス
    し所定条件を満すその患者に適切な医療行為の指針を取
    得する医療行為指針取得ステップと、 この医療行為指針取得ステップにより取得された医療行
    為の指針を出力する医療行為指針出力ステップとから成
    ることを特徴とする医療診断支援方法。
  10. 【請求項10】 検索端末に検索条件を入力される検索
    条件入力ステップと、 この検索条件入力ステップにより入力された条件によ
    り、患者個人の医療情報を記憶する患者個人医療情報デ
    ータベースにアクセスし該当患者の医療情報を取得する
    患者医療情報取得ステップと、 この患者医療情報取得ステップにより取得された該当患
    者の医療情報に基づき、薬学情報データベースにアクセ
    スし、少なくとも薬の効用又は副作用の薬学情報を検索
    する薬学情報検索ステップと、 前記医療情報又は前記薬学情報を基にして、医療行為者
    が医療を行う際にその判断基準となる指針を記憶する医
    療行為指針データベースにアクセスし所定条件を満すそ
    の患者に適切な医療行為の指針を取得する医療行為指針
    取得ステップと、 この医療行為指針取得ステップにより取得された医療行
    為の指針を出力する医療行為指針出力ステップとから成
    ることを特徴とする医療診断支援方法。
  11. 【請求項11】 医療情報端末により電子カルテ情報を
    入力される電子カルテ情報入力ステップと、 この電子カルテ情報入力ステップにより入力された患者
    を特定する情報により、患者個人の医療情報を記憶する
    患者個人医療情報データベースにアクセスし該当患者の
    医療情報を取得する患者医療情報取得ステップと、 前記患者の医療情報を基にして、薬学情報データベース
    にアクセスし、少なくとも薬の効用又は副作用の薬学情
    報を検索する薬学情報検索ステップと、 前記患者の医療情報又は前記薬学情報を基にして、医療
    行為者が医療を行う際にその判断基準となる指針を記憶
    する医療行為指針データベースにアクセスしその患者に
    適切な医療行為の指針を取得する医療行為指針取得ステ
    ップとから成ることを特徴とする医療診断支援方法。
  12. 【請求項12】 検索端末に検索条件を入力される検索
    条件入力ステップと、 この検索条件入力ステップにより入力された条件によ
    り、患者個人の医療情報を記憶する患者個人医療情報デ
    ータベースにアクセスし該当患者の医療情報を取得する
    患者医療情報取得ステップと、 この患者医療情報取得ステップにより取得された該当患
    者の医療情報に基づき、薬学情報データベースにアクセ
    スし、少なくとも薬の効用又は副作用の薬学情報を検索
    する薬学情報検索ステップと、 前記患者の医療情報又は前記薬学情報を基にして、医療
    行為者が医療を行う際にその判断基準となる指針を記憶
    する医療行為指針データベースにアクセスし所定条件を
    満すその患者に適切な医療行為の指針を取得する医療行
    為指針取得ステップと、 前記患者の医療情報又は前記薬学情報に基づき、薬情報
    データベースにアクセスし、必要な薬と同一の効果を得
    る薬の情報を検索し、その情報を出力する薬情報出力ス
    テップとから成ることを特徴とする医療診断支援方法。
  13. 【請求項13】 医療行為者が医療を行うに際してその
    判断基準となる指針を記憶する医療行為指針データベー
    スにアクセスし、検索端末から入力された条件を満す医
    療行為の指針を取得する医療行為指針取得ステップと、 この医療行為指針取得ステップにより取得された医療行
    為の指針を出力する医療行為指針出力ステップと、 この医療行為指針出力ステップにより出力された医療行
    為指針のいづれかにより医療行為を行なう医師の電子署
    名及びその医療行為を行なうことを承認する患者の電子
    署名を保存する電子署名保存ステップとから成ることを
    特徴とする医療診断支援方法。
  14. 【請求項14】 医療行為者が医療を行うに際してその
    判断基準となる指針を記憶する医療行為指針データベー
    スにアクセスし、検索端末から入力された条件を満す医
    療行為の指針を取得する医療行為指針取得ステップと、 この医療行為指針取得ステップにより取得された医療行
    為の指針を出力する医療行為指針出力ステップと、 この医療行為指針出力ステップにより出力された医療行
    為指針に基づき、薬情報データベースにアクセスし、必
    要な薬の情報を取得する薬情報取得ステップと、 前記医療行為指針出力ステップにより出力された医療行
    為指針のいづれかにより医療行為を行なう場合に必要な
    薬を使用することの医療行為者の電子署名及びその薬を
    使用することを承認する患者の電子署名を保存する電子
    署名保存ステップとから成ることを特徴とする医療診断
    支援方法。
  15. 【請求項15】 医療行為者が医療を行う際にその判断
    基準となる指針を記憶する医療行為指針データベース
    と、 ネットワークを介して前記医療行為指針データベースに
    前記判断基準を検索するための検索端末と、 この検索端末装置による検索が要求されたとき前記医療
    行為指針データベースにアクセスして検索を実行する検
    索装置とから成ることを特徴とする医療診断支援システ
    ム。
  16. 【請求項16】 前記医療行為指針データベースは、疾
    患分類、疾患名、対処方法、年齢、地域、人種、性別の
    少なくとも1つを検索可能な項目として有することを特
    徴とする請求項15記載の医療診断支援システム。
  17. 【請求項17】 医療行為者が医療を行う際にその判断
    基準となる指針を記憶する医療行為指針データベース
    と、 患者個人の医療情報を記憶する患者個人医療情報データ
    ベースと、 ネットワークを介して前記医療行為指針データベースに
    前記判断基準を検索するための検索端末と、 この検索端末装置による検索が要求されたとき前記患者
    個人医療情報データベース及び前記医療行為指針データ
    ベースにアクセスして検索を実行する検索装置とから成
    ることを特徴とする医療診断支援システム。
  18. 【請求項18】 患者への説明に必要な医療行為の情報
    を記憶するインフォームドコンセントデータベースと、 ネットワークを介して前記インフォームドコンセントデ
    ータベースに記憶されている情報を検索するための検索
    端末と、 この検索端末装置による検索が要求されたとき前記患者
    個人医療情報データベース及び前記医療行為指針データ
    ベースにアクセスして検索を実行する検索装置とから成
    ることを特徴とする医療診断支援システム。
  19. 【請求項19】 前記検索端末は、電子カルテ情報を入
    力できる医療情報端末であることを特徴とする請求項1
    5,17,18及び19のいづれかに記載の医療診断支
    援システム。
  20. 【請求項20】 入力画面を有し、疾患分類、疾患名、
    対処方法、年齢、地域、人種、性別の少なくとも1つの
    条件を入力されることにより、医療行為者が医療を行う
    際にその判断基準となる医療行為の指針を記憶する医療
    行為指針データベースにアクセスし前記条件を満す医療
    行為の指針を検索する医療診断支援のための検索端末。
  21. 【請求項21】 入力画面を有し、電子カルテ情報を入
    力されることにより、患者個人の医療情報を記憶する患
    者個人医療情報データベースにアクセスして該当患者の
    医療情報を検索し、この医療情報に基づいて、医療行為
    者が医療を行う際にその判断基準となる医療行為の指針
    を記憶する医療行為指針データベースにアクセスし前記
    患者に適切な医療行為の指針を検索する医療診断支援の
    ための医療情報端末。
  22. 【請求項22】 入力画面を有し、電子カルテ情報を入
    力されることにより、患者個人の医療情報を記憶する患
    者個人医療情報データベースにアクセスして該当患者の
    医療情報を検索し、この医療情報に基づいて、医療行為
    者が医療を行う際にその判断基準となる医療行為の指針
    を記憶する医療行為指針データベースにアクセスし前記
    患者に適切な医療行為の指針を検索すると共に、薬情報
    データベースにアクセスして必要な薬の情報を取得し、
    該当する薬を提示されたとき前記必要な薬であるか否か
    を判断できる機能を有することを特徴とする医療診断支
    援のための医療情報端末。
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