JP5203481B2 - 傷病管理システム - Google Patents

傷病管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP5203481B2
JP5203481B2 JP2011050304A JP2011050304A JP5203481B2 JP 5203481 B2 JP5203481 B2 JP 5203481B2 JP 2011050304 A JP2011050304 A JP 2011050304A JP 2011050304 A JP2011050304 A JP 2011050304A JP 5203481 B2 JP5203481 B2 JP 5203481B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stage
patient
name
disease
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011050304A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012185786A (ja
Inventor
良夫 内海
Original Assignee
株式会社データ ホライゾン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社データ ホライゾン filed Critical 株式会社データ ホライゾン
Priority to JP2011050304A priority Critical patent/JP5203481B2/ja
Publication of JP2012185786A publication Critical patent/JP2012185786A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5203481B2 publication Critical patent/JP5203481B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/70Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in livestock or poultry

Landscapes

  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Description

本発明は、傷病管理システムに関する。より詳細には、レセプトデータから抽出した傷病名、医薬品情報および診療行為情報に基づいて、患者が所定の傷病における各ステージ(病期)のいずれに該当するかを判定することにより適切な処置を行うための情報を提供し、傷病が重症化することを予防するための傷病管理システムに関する。
近年の死因の多くは、悪性新生物(がん)、心疾患、脳血管疾患、肺炎および腎不全によって占められているが、このような主要な死因の下地になる病気であると考えられている生活習慣病(例えば、糖尿病、高脂血症、高血圧および高尿酸血症)の患者数が増えてきている。生活習慣病とは、食生活や喫煙、飲酒、運動不足など生活習慣との関係が大きい病気のことを指す。また、生活習慣病に罹患していないが、その予備軍に該当する人も増えている。
一方、生活習慣病に罹患しており、かつ診療を受けている人のうち、当該病気の専門医の治療を受けている人の割合は2〜3割にとどまっている。非専門医の治療の場合、病気に対するコントロールが不十分な場合があり、合併症発症および重症化のリスクがある。実際に病気の進行が進んでしまうと、本人の身体的負担および経済的負担は増大してしまうため、病気の進行(重症化)を防ぐ適切な予防が望まれている。
我が国では医療保険者が「特定健康診査(いわゆる、特定健診)・特定保健指導」を実施し、生活習慣病の予防に対する取り組みが進められており、あるいは医療機関の実施している人間ドックや健診などにより特定の病気を対象にした詳細な検査も行われている。健診や検査の結果を利用することによって、医療従事者がその患者の生活習慣病の病期進行分類(病気によって複数のステージに分類される)の該当するステージを把握し、それに応じて適切な指導を行っている。
上述したように、病気には病期進行分類が定められているものがある。医療関係者の間では、病期進行分類のステージごとに行ってよい診療行為および行ってはならない診療行為、並びにステージごとに使用してよい医薬品および使用してはならない医薬品が定められていることが知られている。また、医薬品はどのような傷病に対して用いられるべきかという、用途があることも知られている。
患者が健診や医療行為を受けると、図3に例示するようなレセプト(診療報酬明細書)が作成される。レセプトには、医科レセプトおよび調剤レセプトがあり、傷病名並びに患者に対して行われた全ての診療行為および投薬情報が記載されている。なお、診療行為とは、保険の請求点数として計上可能な全ての行為をいう。
特許文献1には、レセプトに記載された複数の傷病に対して、処方された医薬品や行われた診療行為と当該傷病との対応付けを行い、過去受診したが当月は受診していない傷病名を除外した上で、傷病名別に正しい当月分の医療費の集計を行うことが可能なシステムが開示されている。特許文献1に開示されているシステムを利用することで、傷病名別にどの医薬品が使用されたのか、あるいはどのような診療行為が行われるのかを月別に把握することが可能となっている。
特許第4312757号公報
しかしながら、レセプトに傷病名と処方された医薬品や行われた診療行為が記載されていたとしても、それぞれの患者が当該傷病のいずれのステージに該当するのかを把握することは困難であり、医師などがカルテの情報と他の検査データを合わせて判断するほかなかった。また、過去データを流用してレセプトを作成することも一部で行われているため、レセプトには当月は受診していないが過去に受診した傷病名が残っていることも多々あり、迅速な判断を妨げていた。
さらに、医薬品にはそれぞれの病気に対する用途が定められているにも関わらず、上記の判断に連携させるシステムが存在していなかった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、レセプト情報および医薬品の用途情報に基づいて所定の傷病のステージ別の患者を抽出・階層化するためのシステムを提供することにある。また、本発明は、健診・検査データをさらにマッチングさせることで、患者の病状のより正確な病期(ステージ)を把握することを可能とするシステムを提供することも目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る傷病管理システムは、傷病識別情報および該傷病識別情報に対応する傷病名総称を含む第1の明細DBと、前記傷病名総称および傷病の進行状況を示す情報であるステージを含む第1のマスタDBであって、該傷病名総称に基づいて前記第1の明細DBと関連付けられる、第1のマスタDBと、医薬品識別情報および該医薬品識別情報に対応する医薬品総称を含む第2の明細DBと、前記医薬品総称および医薬品の前記ステージごとの使用可否の情報である第1のステージ別可否情報を含む第2のマスタDBであって、該医薬品総称に基づいて前記第2の明細DBと関連付けられる、第2のマスタDBと、診療行為識別情報および該診療行為識別情報に対応する診療行為総称を含む第3の明細DBと、前記診療行為総称および診療行為の前記ステージごとの実施可否の情報である第2のステージ別可否情報を含む第3のマスタDBであって、該診療行為総称に基づいて前記第3の明細DBと関連付けられる、第3のマスタDBと、患者の識別情報、該患者の傷病識別情報、該患者に処方された医薬品識別情報、および該患者に行われた診療行為識別情報を含むレセプトデータを格納する第4のDBと、前記患者の識別情報、データ生成年月日、該患者の前記傷病名総称および前記ステージを含む傷病別ステージ別患者情報を格納する第5のDBであって、該データ生成年月日は該患者のデータが最新データであるか否かを示す、第5のDBと、を備えることを特徴とする。当該傷病管理システムは、さらに、前記第4のDBから所定の患者のレセプトデータを読み出す手段と、読み出したレセプトデータに含まれている前記傷病識別情報に基づいて前記第1の明細DBを検索し、対応する傷病名総称を識別する手段と、前記傷病名総称に基づいて前記第1のマスタDBを検索し、第1のステージを識別する手段と、読み出したレセプトデータに含まれている前記医薬品識別情報に基づいて第2の明細DBを検索し、対応する医薬品総称を識別する手段と、前記医薬品総称に基づいて前記第2のマスタDBを検索し、前記第1のステージ別可否情報を読み出す手段と、読み出したレセプトデータに含まれている前記診療行為識別情報に基づいて第3の明細DBを検索し、対応する診療行為総称を識別する手段と、前記診療行為総称に基づいて前記第3のマスタDBを検索し、前記第2のステージ別可否情報を読み出す手段と、前記第1のステージ別可否情報によって導き出される第2のステージおよび前記第2のステージ別可否情報によって導き出される第3のステージと前記第1のステージとが一致するか否かを判定する手段であって、該第1のステージが該第2のステージおよび該第3のステージのうちの少なくとも1つと一致しない場合には該第2のステージおよび該第3のステージのうちの少なくとも1つが最終的なステージとして選択され、かつ該第2のステージおよび該第3のステージが一致しない場合には、より重症化していることを示すステージが最終的なステージとして選択される、手段と、前記判定する手段において一致すると判定された場合に、前記第1のステージを前記所定の患者の最新の傷病別ステージ別患者情報として第5のDBに格納し、前記判定において一致しないと判定された場合に、前記最終的なステージを前記所定の患者の最新の傷病別ステージ別患者情報として第5のDBに格納する手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、傷病管理システムにおいて実施される方法であって、傷病識別情報および該傷病識別情報に対応する傷病名総称を含む第1の明細DBと、前記傷病名総称および傷病の進行状況を示す情報であるステージを含む第1のマスタDBであって、該傷病名総称に基づいて前記第1の明細DBと関連付けられる、第1のマスタDBと、医薬品識別情報および該医薬品識別情報に対応する医薬品総称を含む第2の明細DBと、前記医薬品総称および医薬品の前記ステージごとの使用可否の情報である第1のステージ別可否情報を含む第2のマスタDBであって、該医薬品総称に基づいて前記第2の明細DBと関連付けられる、第2のマスタDBと、診療行為識別情報および該診療行為識別情報に対応する診療行為総称を含む第3の明細DBと、前記診療行為総称および診療行為の前記ステージごとの実施可否の情報である第2のステージ別可否情報を含む第3のマスタDBであって、該診療行為総称に基づいて前記第3の明細DBと関連付けられる、第3のマスタDBと、患者の識別情報、該患者の傷病識別情報、該患者に処方された医薬品識別情報、および該患者に行われた診療行為識別情報を含むレセプトデータを格納する第4のDBと、前記患者の識別情報、データ生成年月日、該患者の前記傷病名総称および前記ステージを含む傷病別ステージ別患者情報を格納する第5のDBであって、該データ生成年月日は該患者のデータが最新データであるか否かを示す、第5のDBと、を備えたことを特徴とする。当該方法は、前記第4のDBから所定の患者のレセプトデータを読み出すステップと、読み出したレセプトデータに含まれている前記傷病識別情報に基づいて前記第1の明細DBを検索し、対応する傷病名総称を識別するステップと、前記傷病名総称に基づいて前記第1のマスタDBを検索し、第1のステージを識別するステップと、読み出したレセプトデータに含まれている前記医薬品識別情報に基づいて第2の明細DBを検索し、対応する医薬品総称を識別するステップと、前記医薬品総称に基づいて前記第2のマスタDBを検索し、前記第1のステージ別可否情報を読み出すステップと、読み出したレセプトデータに含まれている前記診療行為識別情報に基づいて第3の明細DBを検索し、対応する診療行為総称を識別するステップと、前記診療行為総称に基づいて前記第3のマスタDBを検索し、前記第2のステージ別可否情報を読み出すステップと、前記第1のステージ別可否情報によって導き出される第2のステージおよび前記第2のステージ別可否情報によって導き出される第3のステージと前記第1のステージとが一致するか否かを判定するステップであって、該第1のステージが該第2のステージおよび該第3のステージのうちの少なくとも1つと一致しない場合には該第2のステージおよび該第3のステージのうちの少なくとも1つが最終的なステージとして選択され、かつ該第2のステージおよび該第3のステージが一致しない場合には、より重症化していることを示すステージが最終的なステージとして選択される、ステップと、前記判定するステップにおいて一致すると判定された場合に、前記第1のステージを前記所定の患者の最新の傷病別ステージ別患者情報として第5のDBに格納し、前記判定において一致しないと判定された場合に、前記最終的なステージを前記所定の患者の最新の傷病別ステージ別患者情報として第5のDBに格納するステップとを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、所定の傷病のステージ別の患者を一定以上の精度で抽出・階層化することが可能となり、病気の各ステージに対応した適切な指導および処置を患者に対して行うことが可能となる。また、本発明によれば、直近に得られた健診・検査データを繰り返しマッチングさせることで患者別のより正確・詳細な病状を把握することが可能となる。
本発明に係る傷病管理システムおよび関連するデータとの関係を説明する概略図である。 本発明に係る傷病管理システムのシステム構成を説明するブロック図である。 レセプトのサンプルとレセプトに含まれるデータの一例を示す図である。 傷病名基本DBの一例を表す図である。 医薬品基本DBの一例を表す図である。 傷病名DBの一例を表す図である。 医薬品DBの一例を表す図である。 被保険者DBの一例を表す図である。 それぞれの患者が糖尿病のいずれのステージに該当するかを特定する処理を説明するフロー図である。 レセプトに記載された傷病名と医薬品名に基づいて患者が糖尿病のいずれのステージに該当するかを特定する処理の具体例を示す図である。 傷病別ステージ別患者情報の一例を表す図である。 傷病別ステージ別患者情報に格納されているデータを更新する処理を説明するフロー図である。 診療行為基本DBの一例を表す図である。 診療行為DBの一例を表す図である。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書では説明を分かりやすくするために具体例を挙げて説明することもあるが、本発明の技術思想は、病期進行分類が定められている任意の傷病に適用可能であることは言うまでもない。後述するように、病気進行分類(各ステージが軽度〜中等度〜重度に対応)に応じた診療行為の適否および医薬品の用途・禁忌については予め定められているので、医療行為および医薬品の名称について同義語が存在するためにデータの内容が異なっていたとしても、本明細書で説明する技術思想を任意の傷病を対象としたシステムに適用することができる。
図1は、本発明に係る傷病管理システム100、当該傷病管理システム100のアウトプットであるステージ(病期)別患者数ピラミッド110および傷病別ステージ別患者情報120、並びに傷病管理システム100に対してレセプトデータ、健診データおよび医薬品用途・禁忌データを提供する医療機関・保険者(健康保険組合など)・メーカー(医薬品メーカーなど)を示している。また、傷病管理システム100は、傷病別ステージ別の患者に対して行った検査の検査データも受信する。
健康保険組合などの保険者は、病院や調剤薬局などの医療機関から発行された、医科レセプト(傷病名、診療行為、医薬品情報)および調剤レセプト(医薬品情報)のデータを傷病管理システム100に送信する。また、当該保険者は、健診データを傷病管理システム100に送信する。また、医薬品メーカーから提供される医薬品用途・禁忌データ(どの傷病のどのステージにおいて使用される/使用してはならない、など)がシステム管理者によって傷病管理システム100に入力される。健診データには、人間ドックや特定の病気に的を絞った健診データも含まれる。レセプトデータ、健診データおよび医薬品用途データの傷病管理システム100への送信/入力は、任意の周知の方法のいずれを使用してもよく、特に制限されることはない。
傷病管理システム100は、受信したレセプトデータ、健診データ、および医薬品用途・禁忌データに基づいて、ステージ(病期)別の患者データを生成・蓄積する。生成・蓄積されたデータは、ステージ別患者数ピラミッド110および傷病別ステージ別患者情報120としてアウトプットされる。その後、傷病別ステージ別の患者に対して行った検査の検査データが傷病管理システム100にフィードバックされ、上記データとマッチング処理され、より精度の高いステージ別患者数ピラミッド110および傷病別ステージ別患者情報120が生成・蓄積される。なお、図1では、ステージ別患者数ピラミッド110および傷病別ステージ別患者情報120は、傷病管理システム100の外に示されているが、傷病管理システム100内部に蓄積しておき、ユーザからの要請に基づき送信・開示するようにしてもよい。
傷病別ステージ別患者情報120は、ステージ別患者数ピラミッド110の基礎となるデータベース(DB)であり、傷病別ステージ別の患者情報が格納されている。傷病別ステージ別患者情報120については、図11を参照しながら後で詳細に説明する。
ステージ別患者数ピラミッド110は、1または複数の患者が所定の傷病のどのステージに該当するかを示すアウトプットの一例である。当該アウトプットでは、複数の患者がどのステージに位置づけられるかを示すようにしても良いし、特定の患者がどのステージに位置づけられるかを示すようにしても良いし、患者の氏名や患者数を表示するようにしても良い。このようなアウトプットを参照することで当該傷病における患者の位置づけを把握することができる。ここで、傷病の各ステージでは処置してもよい診療行為および医薬品が予め定められているばかりでなく、処置してはならない診療行為および医薬品も予め定められていることを理解されたい。この点については、後で詳細に説明する。
図2は、本発明に係る傷病管理システム100のシステム構成を説明するブロック図である。傷病管理システム100は、制御部201、主記憶部202、補助記憶部203、インターフェース(I/F)部204、表示部205、レセプトDB206、健診・検査DB207、医薬品基本DB208、医薬品DB209、傷病名基本DB210、傷病名DB211、被保険者DB212、診療行為基本DB213、診療行為DB214、および傷病別ステージ別患者情報120を含む。これらの構成要素201〜214および120は、バス220によって相互に接続されている。
制御部201は、中央処理装置(CPU)とも呼ばれ、上記各構成要素の制御やデータの演算を行い、また、補助記憶部203に格納されている各種プログラムを主記憶部202に読み出して実行する。主記憶部202は、メインメモリとも呼ばれ、傷病管理システム100が受信した各種データ、コンピュータ実行可能な命令および当該命令による演算処理後のデータなどを記憶する。
補助記憶部203は、ハードディスク(HDD)などに代表される記憶装置であり、データやプログラムを長期的に保存する際に使用される。主記憶部202は、補助記憶部203よりも記憶容量が相対的に小さいため、一時的なデータの記憶や演算処理などに使用されるのに対し、補助記憶部203は、必要なデータや情報の長期的な記憶・保存のために使用される。つまり、制御部201がプログラムを実行してデータの演算を行う場合には、補助記憶部203から必要なデータやプログラムを主記憶部202に読み出し、演算結果のデータを長期的に記憶・保存するには制御部201が補助記憶部203に演算結果のデータを書き込むこととなる。
インターフェース(I/F)部204は、傷病管理システム100の外部にある1つまたは複数のコンピュータ装置および1つまたは複数のデータベース(DB)を含むストレージとの間でデータを送受信する際のインターフェースの役割を果たす。外部から受信したデータは、主記憶部202に一時的に記憶される。また、インターフェース部204は、システムオペレータより各種コマンドや入力データ(各種マスタ、テーブルなど)を受け付けるインターフェース(入力画面などのアプリケーションプログラム)を提供する。表示部205は、傷病管理システム100によって処理されたデータを表示する表示画面を提供する。
レセプトDB206は、診療所や病院などの医療機関から発行されたレセプトを健康保険組合などの保険者からネットワークや記憶媒体等で受け取り、格納するデータベースである。レセプトのサンプルを図3に示す。図3に示すように、レセプトには各種情報が含まれるが、本発明に係る傷病管理システム100では、少なくとも保険者番号、記号・番号といった「本人識別情報」、傷病名コード・名称といった「疾病情報」、および医薬品・医療材料(識別コード含む)、指導料/検査などの診療行為といった「摘要欄情報」を使用する。
ここで、本人識別情報に含まれる保険者番号は、健康保険組合などの保険者を識別する番号を表し、記号・番号は被保険者を識別する番号を表す。疾病情報に含まれる傷病名コード・名称は、被保険者がどのような傷病(例えば、糖尿病)で医療機関を受診したかを表す。
図4は、傷病名基本DB210の一例を表す図である。図4では、本発明に係る傷病管理システム100に適用可能な所定の傷病を「A」とし、傷病Aのステージごとの総称をA末期、A重症化、A合併症あり、およびA単体として説明するが、この分類は説明のための任意のものであり、具体的な傷病名については所定の傷病ごとに異なることを理解されたい。
傷病名基本DB210は、傷病名コード401、傷病名402、および傷病名総称403を含む。傷病名コード401は、傷病名を識別する識別コードである。傷病名コード401に対応して傷病名402が定められている。傷病名総称403は、1つまたは複数の傷病名402をグルーピングする概念を表す。医師によっては同じ病状に対して傷病名402に記載したような異なる病名をレセプトに記載することがありえるため、それらの傷病名をグルーピングする総称が必要となる。傷病名総称403が上述したステージ別患者数ピラミッド110の各ステージに対応する。
また、図3に例示したレセプトの摘要欄情報に含まれる医薬品・医療材料は、患者に対してどのような医薬品を使用したかを表し、指導料・検査は、患者に対してどのような診療行為を行ったかを表す。なお、医薬品・医療材料および指導料・検査には、対応付けられる識別コードが付されていても良い。医薬品については図5および図7を参照し、診療行為については図13および図14を参照しながら後述する。
図5は、医薬品基本DB208を表す図である。医薬品基本DB208は、医薬品総称501、医薬品コード502、医薬品名称503を含む。医薬品総称501は、医師・薬剤師などの間で知られている、所定の傷病に対して使用する医薬品の総称を示す。例えば、図5に示されている「a剤」は、ある特定の傷病の内服治療薬として使用される医薬品の総称であるが、医薬品名称503に示すように製薬メーカーごとに名称が異なることがあり、それらを包括する総称として使用される。医薬品コード502および医薬品名称503は、個々の医薬品ごとに付される識別コードおよび名称を表す。
図2の説明に戻ると、傷病名基本DB210に関連するデータベースとして傷病名DB211がある。傷病名DB211は、傷病名のマスター情報を表すデータベースである。傷病名DB211(親)および傷病名基本DB210(子)は、親子関係にあるデータベースであり、傷病名総称403を互いに有しているため、傷病名総称403をキーにして関連付けられている。
図6は、傷病名DB211の一例を表す図である。傷病名DB211は、傷病名総称403、病期分類601、ステージ602を含む。傷病名総称403は、図4を参照しながら説明したように個々の傷病名の総称である。病期分類601は、所定の傷病の症状の進行状況に対応して付けられる病期(ステージ)の分類名称である。ステージ602は、所定の傷病の症状の進行状況の軽症〜重症に対応して付けられるステージである。一般的に、ステージ1が軽症であり、ステージが進むにしたがって重症になる。
また、医薬品基本DB208に関連するデータベースとして医薬品DB209がある。医薬品DB209は、医薬品のマスター情報を表すデータベースである。医薬品DB209(親)および医薬品基本DB208(子)は、親子関係にあるデータベースであり、医薬品総称501を互いに有しているため、医薬品総称501をキーにして関連付けられている。
図7は、医薬品DB209の一例を表す図である。医薬品DB209は、医薬品総称501、ステージ別可否701、説明702を含む。医薬品総称501は、図5を参照しながら説明したように個々の医薬品の包括名称として使用される総称である。ステージ別可否701は、それぞれの医薬品総称が各ステージのどの段階で使用しても良いのか、あるいは使用してはならないのかを示す情報である。それぞれの医薬品は、所定の傷病のどのステージにおいて使用すべきか(例えば、傷病Aの初期段階の患者にのみ使用)、あるいは所定の傷病のどのステージの患者には使用してはならないか(例えば、傷病A末期の患者に使用してはならない)が定められており、そのような使用可否の情報をステージ別可否701は示している。また、説明702は、ステージ別可否701が表す情報の説明文を格納する。例えば、「ステージ1患者用(すなわち、ステージ2〜4患者には使用不可)」などが格納される。
被保険者DB212は、被保険者、より具体的には、疾患のある個々人についてのデータベースである。医療機関を受診する際には健康保険証を提示することが多いが、この健康保険証には、保険者である保険者番号の他に、被保険者を識別する記号・番号が付されている。この保険者番号および記号・番号により特定の個人を識別することができる。上述したように、レセプトには、保険者番号および記号・番号の情報が含まれているので、特定の個人と各レセプトを対応づけることができる。
図8は、被保険者DB212の一例を表す図である。被保険者DB212は、保険者番号801、記号802、番号803、氏名804を含む。保険者番号801は、企業の健康保険組合など保険者を識別するコードであり、記号802は、被保険者が所属する企業・団体などを示す識別するコードであり、番号803は、被保険者を識別するコードである。氏名804は、被保険者の氏名である。被保険者DB212は、構成要素801〜804以外にも性別、生年月日などの任意項目を含む。
さらに、診療行為に関するデータベースとして診療行為基本DB213および診療行為DB214がある。診療行為DB214は、診療行為のマスター情報を表すデータベースである。診療行為DB214(親)および診療行為基本DB213(子)は、親子関係にあるデータベースであり、診療行為総称1301を互いに有しているため、診療行為総称1301をキーにして関連付けられている。
図13は、診療行為基本DB213の一例を表す図である。診療行為基本DB213は、診療行為総称1301、診療行為コード1302、診療行為1303を含む。診療行為総称1301は、傷病名や医薬品名と同様、レセプトに記載される個々の診療行為が、同じ事柄を表すのに異なる名称で表されることがあるため、同じ診療行為をグルーピングするための総称を示す。診療行為コード1302および診療行為1303は、個々の診療行為を識別するコードおよび名称である。
図14は、診療行為DB214の一例を表す図である。診療行為DB214は、診療行為総称1301、ステージ別可否1401、および説明1402を含む。診療行為総称1301は、図13で説明した診療行為総称1301として説明した個々の診療行為の総称である。ステージ別可否1401は、診療行為が所定の傷病のいずれのステージで行っても良い、あるいは行ってはならないかを示す。説明1402は、ステージ別可否1401が表す情報の説明文を格納する。
ここで、図9を参照しながら個々の被保険者(患者)が所定の傷病のいずれのステージに該当するかを特定する処理について説明する。
ステップS901では、傷病管理システム100は、レセプトDB206から1件ずつレセプトを読み出す。レセプトには保険者番号、記号・番号が含まれているので、傷病管理システム100は、読み出した保険者番号、記号・番号をキーにして被保険者DB212を検索することにより被保険者(患者)を特定することができる。
ステップS902では、傷病管理システム100は、読み出したレセプトに記載されている傷病名コードや傷病名を検索キーにして傷病名基本DB210を検索し、一致する傷病名コード401または傷病名402に対応付けられる傷病名総称403を識別する。なお、本発明に係る傷病管理システム100では、特許文献1に記載されている医療費分解装置のアルゴリズムを使用して医療費が0円になる傷病名を除外する処理を組み込むことが好ましい。なぜなら、レセプトには過去の傷病名がそのまま残っているケースが存在するからである。
ステップS903では、傷病管理システム100は、特定された被保険者(患者)が所定の傷病のいずれのステージに該当するのかを特定する処理(第1のステージ特定処理)を行う。具体的に言えば、傷病管理システム100は、ステップS902で識別された傷病名総称403を検索キーにして傷病名DB211を検索し、当該傷病のいずれのステージに該当するのかを特定する。例えば、レセプトに記載された傷病名に対応付けられる傷病名総称が「A末期」の場合、ステージ4と特定される。
ステップS904では、傷病管理システム100は、読み出したレセプトデータに記載されている医薬品・医療材料の情報(コードや名称)を検索キーにして医薬品基本DB208を検索し、一致する医薬品コード502や医薬品名503に対応付けられる医薬品総称501を識別する。なお、レセプトデータに複数の医薬品・医療材料の情報が含まれる場合には、医薬品総称501のデータも複数件識別される可能性がある。
ステップS905では、傷病管理システム100は、ステップS904にて識別された医薬品総称501の情報に基づいて図7に示した医薬品DB209の情報から、ステージ別可否701の情報を読み出す。例えば、レセプトに記載された医薬品の情報から医薬品総称「a剤」が導き出された場合には、ステージ1、2の患者には使用可であるが、ステージ3、4の患者には使用不可(禁忌)という情報を導き出せる。
そして、傷病管理システム100は、ステップS903の第1のステージ特定処理にて特定された被保険者(患者)のステージと、導き出されたステージ別可否701の情報から当該被保険者(患者)の病気のステージのより正確な情報を特定する(第2のステージ特定処理)。ここで、「より正確な情報」と説明したのは、レセプトに記載する傷病名はその患者の正確な病状を表すこともあるが、一定の割合で一致していない病状を表す場合もある。例えば、病期の進行分類としては異なるものの医師によっては傷病Aのステージ3に該当するはずの患者のレセプトにステージ2に分類される傷病名を記載してしまうこともある。
しかしながら、患者に投与する医薬品についてはその用途としてどのような病状の患者に対して使用すべきか、あるいは使用すべきでないかが定められており、医師が誤った投与をすることは非常に稀である。したがって、医薬品総称ごとに定められているステージ別使用可否の情報をマッチングさせることで、より正確なステージの情報を得ることができる。
したがって、傷病管理システム100は、識別された全ての医薬品総称501に対応するステージ別可否701の情報に照らして第1のステージ特定処理にて特定されたステージが適切か否かを判定する。すなわち、当該特定されたステージがステージ別可否701の情報によって適切である(つまり、図7で○とマークされたステージに該当)と判定された場合には、当該ステージはそのまま維持されるが、一方、不適切である(つまり、図7で×とマークされたステージに該当)と判定された場合には、1つまたは複数のステージ別可否701の情報から導き出されるステージがその患者の本来のステージであると判断する。なお、1つまたは複数のステージ別可否701の情報によって1つのステージを導き出すことができない場合(例えば、図7でa剤はステージ1、2に○がついており、c剤はステージ2、3に○がついているケース)、候補となるステージのうち最も高いステージ(このケースでは、ステージ3)をその患者の本来のステージであると判断する。
また、上述したように、それぞれの診療行為についても各ステージのいずれで行って良いのか、あるいは行ってはいけないのかが予め定められている。以下では、ステップS906、S907を参照しながら、レセプトに含まれている診療行為の情報に基づいて傷病のステージを特定する処理を説明する。
ステップS906では、傷病管理システム100は、読み出したレセプトデータに含まれている指導料・検査などの診療行為情報(コードや名称)を検索キーにして診療行為基本DB213を検索し、一致する診療行為コード1302や診療行為1303に対応付けられる診療行為総称1301を識別する。なお、レセプトデータに複数の診療行為情報が含まれる場合には、診療行為総称1301のデータも複数件識別される可能性がある。
ステップS907では、傷病管理システム100は、ステップS906にて識別された診療行為総称1301の情報に基づいて図14に示した診療行為DB214の情報から、ステージ別可否1401の情報を読み出す。例えば、レセプトに記載された診療行為の情報から診療行為総称「診療行為a」が導き出された場合には、ステージ2〜4の患者には行っても良いが、ステージ1の患者には行ってはならないという情報を導き出せる(第3のステージ特定処理)。なお、複数の診療行為のそれぞれから導き出されたステージが異なる場合には、最も重症化が進んでいるステージを本ステップで特定されたステージとする。
次に、ステップS908では、当該患者の傷病の最終的なステージを決定する。上述したように、第2のステージ特定処理では医薬品情報からステージが特定され、第3のステージ特定処理では診療行為からステージが特定される。第2のステージ特定処理および第3のステージ特定処理で導き出されたステージが第1のステージ特定処理で導き出されたステージと一致する場合には、傷病管理システム100は、一致したステージ(例えば、第1のステージ特定処理で導き出されたステージ)を当該患者の最終的なステージとして決定する。一方、第2、第3のステージ特定処理で導き出されたステージの少なくとも1つが第1のステージ特定処理で導き出されたステージと異なる場合には、第2、第3のステージ特定処理で導き出されたステージを最終的なステージとして決定し、さらに、第2、第3のステージ特定処理で導き出されたステージが異なる場合には、より重症化が進んでいるステージを当該患者の最終的なステージとして決定する。例えば、第1のステージ特定処理でステージ1と判定され、第2のステージ特定処理でステージ2と判定され、第3のステージ特定処理でステージ1と判定された場合には、第2のステージ特定処理によって導き出されたステージ2が最終的なステージとして決定される。
このようにして、レセプトに記載されている傷病名だけでなく、医薬品や診療行為の情報からより精度の高いステージを特定することが可能となる。ここで、図10A〜Cを参照しながらこの概念をさらに詳細に説明する。
図10Aは、第1のステージ特定処理にて「A重症化」(すなわち、ステージ3)と判定された患者が実際にはどのステージに該当するのかを特定する第2のステージ特定処理の一例を説明する。まず、「ステージ3の患者の抽出」では、第1のステージ特定処理にて「A重症化」と判定された患者のうち、当該患者のレセプトにステージ3以上に禁忌(使用不可)の医薬品総称が使用されているか否かを判定していく。例えば、医薬品総称としてa剤、b剤、e剤、f剤がレセプトの情報に基づいて導き出されたとしたら図7の医薬品DB209によれば、その患者はステージ3の「A重症化」ではないことになる。よって、図10Aに示したように、ステージ3の患者は、傷病名が「A重症化」である患者から、a剤、b剤、e剤、f剤が使用されている患者を引いた数となる。
次に、図10Aの「ステージ2の患者の抽出」では、上記でステージ3の「A重症化」ではないと判定された患者のうち、当該患者のレセプトにステージ2に禁忌(使用不可)の医薬品総称が使用されているか否かを判定していく。例えば、医薬品総称としてe剤、f剤がレセプトの情報に基づいて導き出されたとしたら図7の医薬品DB209によれば、その患者はステージ2の「A合併症あり」ではないことになる。
このような処理によって、ステップS902〜S905で説明したように、傷病名総称と医薬品総称により患者のステージをより正確に特定することができる。
図10Bは、第1のステージ特定処理にて「A合併症あり」(すなわち、ステージ2)と判定された患者のうち、実際にステージ2の「A合併症あり」の患者を特定する処理の概念を表す図である。図10Aで説明したのと同様、ステージ2の患者に禁忌(使用不可)の医薬品総称であるe剤、f剤が処方された患者はステージ2ではないと判定することができ、実際にステージ2の「A合併症あり」の患者を特定することができる。このような処理によって、ステップS902〜S905で説明したように、傷病名総称と医薬品総称により患者のステージをより正確に特定することができる。
なお、図10A、図10Bでは、ステージ3、2の患者の特定処理を説明したが、同様のアルゴリズムにより、いずれのステージの患者であっても特定することができる。
次に、図9のステップS902〜S907で説明した第1〜第3のステージ特定処理の一例を図10Cを参照しながら説明する。
図10Cは、レセプトに含まれている傷病名が「A単体」の患者のうち、ステージ2、3の患者を特定する処理を説明する。まず、レセプトの傷病名から「A単体」と導きだされた患者のうち、ステージ2以降の患者に使用するc剤、d剤が処方された患者は、本来であればステージ2以上に該当すると判定され、また、図14に示される診療行為a、bが行われた患者は、ステージ2以降の患者に該当すると判定される(つまり、図10Cにおける、x+y+o+p)。
その後、ステージ2以降に該当すると判定された患者のうち、ステージ3の患者に禁忌のa剤、b剤、およびステージ1患者用のe剤、f剤が処方された患者を除くと、ステージ3に該当する患者を抽出することができる(つまり、図10CのE−(W+X+Y+Z))。同様に、ステージ2以降に該当すると判定された患者のうち、ステージ3以降で行われる診療行為cが行われた患者を抽出するとステージ3に該当する患者を抽出することができる(つまり、図10Cのq)。
また、ステージ2、3の患者数からステージ3の患者数を引き(つまり、図10CのF)、さらにステージ1患者用のe剤、f剤が処方された患者を引くと、ステージ2の患者を抽出することができる(図10CのF−(M+N))。
図10Cに示した例はあくまでも一例であるが、医薬品総称および診療行為総称のデータを用いることでより精度の高いステージを特定することが可能となる。
また、図10A、図10Bでは第1のステージ特定処理において識別されるステージの高い方から順番に特定する処理を説明し、図10Cでは当該ステージの低い方から順番に特定する処理を説明したが、本発明に係る傷病管理システム100において行われる第2、第3のステージ特定処理では、より精度の高いデータを得るため、図10A〜Cで説明されたアルゴリズムが組み合わされて実装されてもよい。
再び、図9に戻って説明するとステップS909では、傷病管理システム100は、ステップS908で決定された、被保険者(患者)がいずれのステージに該当するかの情報を傷病別ステージ別患者情報120に格納する。例えば、患者のAさんは傷病Aのステージ4である「A末期」に該当し、Bさんはステージ2である「A合併症あり」に該当する、といった情報が格納される。
なお、ステップS904、S905で説明した第2のステージ特定処理、およびステップS906、S907で説明した第3のステージ特定処理は、いずれの特定処理を先に行っても良く、同時並行的に行っても良い。
図11は、傷病別ステージ別患者情報120のデータベースの一例を示す。傷病別ステージ別患者情報120には、傷病名総称403、ステージ602、データ処理年月日1101、保険者番号801、記号802、番号803、氏名804、および不使用フラグ1102が格納されている。データ処理年月日1101は、データが作成された年月日を示す。つまり、同一患者が継続的に医療機関で受診し、新たなレセプトが発生すれば新たなデータが生成される。新たなデータが生成される場合、古いデータの不使用フラグ1102には過去データであることを示すフラグが立てられる。
図12は、傷病別ステージ別患者情報120に格納されているデータを更新する処理を説明するフロー図である。当該処理では、健診・検査DB207に格納されている、人間ドックや特定の病気の罹患の有無について検査する健診データおよび一旦ある傷病名の特定のステージを判定された患者に対して行った精密検査の検査データに基づいてデータのアップデートを行う。当該健診データおよび検査データには、最新の健診・検査結果に基づく、傷病Aにおける傷病名総称403および対応するステージ602の情報が含まれている。例えば、「A合併症あり(ステージ2)」と診断された患者に対して精密検査を行った結果、「A重症化(ステージ3)」という検査結果が出ている場合には検査データには「A重症化(ステージ3A)」の情報が含まれている。
ステップS1201では、傷病管理システム100は、健診・検査DB207からデータを1件ずつ読み出す。読み出されたデータには、患者である被保険者を特定するデータ、すなわち、保険者番号801、記号802、および番号803が含まれている。上述したように、読み出されたデータには当該患者の傷病名総称403およびステージ602の情報も含まれている。
ステップS1202では、傷病管理システム100は、読み出された被保険者特定データ801〜803に基づいて傷病別ステージ別患者情報120から直近のデータを読み出す。直近のデータか否かはデータ処理年月日1101のデータおよび不使用フラグ1102に基づいて判断できる。
ステップS1203では、傷病管理システム100は、健診・検査データと傷病別ステージ別患者情報をマッチングして最新のデータを生成し、傷病別ステージ別患者情報120に格納するとともに、古い傷病別ステージ別患者情報には不使用フラグ1102にフラグを立てる。より具体的に説明すると、マッチングした結果、両データの傷病名総称およびステージが一致する場合には読み出した傷病別ステージ別患者情報のうち、データ処理年月日1101をマッチング処理した日付にした上で新たなデータとして傷病別ステージ別患者情報120に格納する。一方、両データの傷病名総称およびステージが一致しない場合には読み出した健診・検査データに含まれている傷病名総称およびステージのデータを含む、新たなデータを傷病別ステージ別患者情報120に格納する。
図11に示した傷病別ステージ別患者情報120に格納されているデータを使用したアウトプットの一例は、ステージ(病期)別患者数ピラミッド110である。傷病管理システム100は、ユーザ(オペレータ)によって指定された傷病Aに関連する傷病名総称を含むデータを傷病別ステージ別患者情報120から全件読み出す。そして、読み出したデータに含まれているステージ602の情報にしたがってデータをソートする。傷病管理システム100は、ソート後のデータに基づいて図1に示したようなステージ(病期)別患者数ピラミッド110の形式でアウトプットをすることができる。なお、このピラミッド110には、患者数を表示するようにしても良いし、所定の患者を選択した場合には当該選択した患者がピラミッドのいずれに属しているのかを明示するようにしても良い。
(まとめ)
上述の実施形態で説明した方法、機能および手段は、コンピュータ実施可能なプログラムとして実装することも可能であり、また、当該プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として実施することも可能である。
上記で説明した実施形態はあくまでも例示であり、本発明は上記の実施形態に限定されることはなく、様々な変形が可能である。すなわち、特許請求の範囲に記載された技術的思想に基づくものである限り、その変形は本発明の技術範囲内に含まれる。
100 傷病管理システム
110 ステージ(病期)別患者数ピラミッド
120 傷病別ステージ別患者情報
201 制御部
202 主記憶部
203 補助記憶部
204 インターフェース(I/F)部
205 表示部
206 レセプトDB
207 健診・検査DB
208 医薬品基本DB
209 医薬品DB
210 傷病名基本DB
211 傷病名DB
212 被保険者DB
213 診療行為基本DB
214 診療行為DB

Claims (5)

  1. 傷病の進行状況を識別するために使用される傷病管理システムであって、
    前記傷病管理システムは、
    傷病識別情報および該傷病識別情報に対応する傷病名総称を含む第1の明細DBと、
    前記傷病名総称および傷病の進行状況を示す情報であるステージを含む第1のマスタDBであって、該傷病名総称に基づいて前記第1の明細DBと関連付けられる、第1のマスタDBと、
    医薬品識別情報および該医薬品識別情報に対応する医薬品総称を含む第2の明細DBと、
    前記医薬品総称および医薬品の前記ステージごとの使用可否の情報である第1のステージ別可否情報を含む第2のマスタDBであって、該医薬品総称に基づいて前記第2の明細DBと関連付けられる、第2のマスタDBと、
    診療行為識別情報および該診療行為識別情報に対応する診療行為総称を含む第3の明細DBと、
    前記診療行為総称および診療行為の前記ステージごとの実施可否の情報である第2のステージ別可否情報を含む第3のマスタDBであって、該診療行為総称に基づいて前記第3の明細DBと関連付けられる、第3のマスタDBと、
    患者の識別情報、該患者の傷病識別情報、該患者に処方された医薬品識別情報、および該患者に行われた診療行為識別情報を含むレセプトデータを格納する第4のDBと、
    前記患者の識別情報、データ生成年月日、該患者の前記傷病名総称および前記ステージを含む傷病別ステージ別患者情報を格納する第5のDBであって、該データ生成年月日は該患者のデータが最新データであるか否かを示す、第5のDBと、
    備え、該傷病管理システムは、さらに、
    前記第4のDBから所定の患者のレセプトデータを読み出す手段と、
    読み出したレセプトデータに含まれている前記傷病識別情報に基づいて前記第1の明細DBを検索し、対応する傷病名総称を識別する手段と、
    前記傷病名総称に基づいて前記第1のマスタDBを検索し、第1のステージを識別する手段と、
    読み出したレセプトデータに含まれている前記医薬品識別情報に基づいて第2の明細DBを検索し、対応する医薬品総称を識別する手段と、
    前記医薬品総称に基づいて前記第2のマスタDBを検索し、前記第1のステージ別可否情報を読み出す手段と、
    読み出したレセプトデータに含まれている前記診療行為識別情報に基づいて第3の明細DBを検索し、対応する診療行為総称を識別する手段と、
    前記診療行為総称に基づいて前記第3のマスタDBを検索し、前記第2のステージ別可否情報を読み出す手段と、
    前記第1のステージ別可否情報によって導き出される第2のステージおよび前記第2のステージ別可否情報によって導き出される第3のステージと前記第1のステージとが一致するか否かを判定する手段であって、該第1のステージが該第2のステージおよび該第3のステージのうちの少なくとも1つと一致しない場合には該第2のステージおよび該第3のステージのうちの少なくとも1つが最終的なステージとして選択され、かつ該第2のステージおよび該第3のステージが一致しない場合には、より重症化していることを示すステージが最終的なステージとして選択される、手段と、
    前記判定する手段において一致すると判定された場合に、前記第1のステージを前記所定の患者の最新の傷病別ステージ別患者情報として第5のDBに格納し、前記判定において一致しないと判定された場合に、前記最終的なステージを前記所定の患者の最新の傷病別ステージ別患者情報として第5のDBに格納する手段と
    を備えたことを特徴とする傷病管理システム。
  2. 前記所定の患者の健診データおよび検査データを格納する第6のDBであって、前記傷病名総称、並びに健診および検査の少なくとも1つによって識別されたステージを含む、第6のDBをさらに備え、
    前記傷病管理システムは、
    前記第5のDBから前記所定の患者の最新の傷病別ステージ別患者情報を読み出す手段と、
    前記第6のDBから前記所定の患者の健診データおよび検査データを読み出す手段と、
    読み出された前記最新の傷病別ステージ別患者情報と読み出された前記健診データおよび検査データとをマッチングさせる手段であって、該マッチングは、前記傷病名総称および前記ステージに基づいて行われる、手段と、
    前記マッチングの結果、傷病名総称およびステージが一致しないと判定される場合に、前記健診データおよび検査データに含まれる前記傷病名総称およびステージを含むように、前記所定の患者の最新の傷病別ステージ別患者情報を新たに生成して前記第5のDBに格納する手段と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の傷病管理システム。
  3. 前記5のDBは、不使用フラグをさらに含み、
    前記傷病管理システムは、
    前記所定の患者の最新の傷病別ステージ別患者情報を新たに生成して前記第5のDBに格納した後、該新たに生成された最新の傷病別ステージ別患者情報の一世代前の、前記第5のDBに格納されている傷病別ステージ別患者情報を前記不使用フラグを用いて使用不可にする手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の傷病管理システム。
  4. 指定した傷病名総称を含む、使用不可ではない傷病別ステージ別患者情報を前記第5のDBから全て読み出し、読み出した該傷病別ステージ別患者情報に含まれるステージの情報をキーにしてデータをソートし、前記指定した傷病名総称におけるステージ別の患者数の一覧をアウトプットする手段をさらに備えたことを特徴とする請求項3に記載の傷病管理システム。
  5. 傷病の進行状況を識別するために使用される傷病管理システムにおいて実行される方法であって、
    前記傷病管理システムは、
    傷病識別情報および該傷病識別情報に対応する傷病名総称を含む第1の明細DBと、
    前記傷病名総称および傷病の進行状況を示す情報であるステージを含む第1のマスタDBであって、該傷病名総称に基づいて前記第1の明細DBと関連付けられる、第1のマスタDBと、
    医薬品識別情報および該医薬品識別情報に対応する医薬品総称を含む第2の明細DBと、
    前記医薬品総称および医薬品の前記ステージごとの使用可否の情報である第1のステージ別可否情報を含む第2のマスタDBであって、該医薬品総称に基づいて前記第2の明細DBと関連付けられる、第2のマスタDBと、
    診療行為識別情報および該診療行為識別情報に対応する診療行為総称を含む第3の明細DBと、
    前記診療行為総称および診療行為の前記ステージごとの実施可否の情報である第2のステージ別可否情報を含む第3のマスタDBであって、該診療行為総称に基づいて前記第3の明細DBと関連付けられる、第3のマスタDBと、
    患者の識別情報、該患者の傷病識別情報、該患者に処方された医薬品識別情報、および該患者に行われた診療行為識別情報を含むレセプトデータを格納する第4のDBと、
    前記患者の識別情報、データ生成年月日、該患者の前記傷病名総称および前記ステージを含む傷病別ステージ別患者情報を格納する第5のDBであって、該データ生成年月日は該患者のデータが最新データであるか否かを示す、第5のDBと、
    備え、該方法は、
    前記第4のDBから所定の患者のレセプトデータを読み出すステップと、
    読み出したレセプトデータに含まれている前記傷病識別情報に基づいて前記第1の明細DBを検索し、対応する傷病名総称を識別するステップと、
    前記傷病名総称に基づいて前記第1のマスタDBを検索し、第1のステージを識別するステップと、
    読み出したレセプトデータに含まれている前記医薬品識別情報に基づいて第2の明細DBを検索し、対応する医薬品総称を識別するステップと、
    前記医薬品総称に基づいて前記第2のマスタDBを検索し、前記第1のステージ別可否情報を読み出すステップと、
    読み出したレセプトデータに含まれている前記診療行為識別情報に基づいて第3の明細DBを検索し、対応する診療行為総称を識別するステップと、
    前記診療行為総称に基づいて前記第3のマスタDBを検索し、前記第2のステージ別可否情報を読み出すステップと、
    前記第1のステージ別可否情報によって導き出される第2のステージおよび前記第2のステージ別可否情報によって導き出される第3のステージと前記第1のステージとが一致するか否かを判定するステップであって、該第1のステージが該第2のステージおよび該第3のステージのうちの少なくとも1つと一致しない場合には該第2のステージおよび該第3のステージのうちの少なくとも1つが最終的なステージとして選択され、かつ該第2のステージおよび該第3のステージが一致しない場合には、より重症化していることを示すステージが最終的なステージとして選択される、ステップと、
    前記判定するステップにおいて一致すると判定された場合に、前記第1のステージを前記所定の患者の最新の傷病別ステージ別患者情報として第5のDBに格納し、前記判定において一致しないと判定された場合に、前記最終的なステージを前記所定の患者の最新の傷病別ステージ別患者情報として第5のDBに格納するステップと
    を備えたことを特徴とする方法。
JP2011050304A 2011-03-08 2011-03-08 傷病管理システム Active JP5203481B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011050304A JP5203481B2 (ja) 2011-03-08 2011-03-08 傷病管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011050304A JP5203481B2 (ja) 2011-03-08 2011-03-08 傷病管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012185786A JP2012185786A (ja) 2012-09-27
JP5203481B2 true JP5203481B2 (ja) 2013-06-05

Family

ID=47015803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011050304A Active JP5203481B2 (ja) 2011-03-08 2011-03-08 傷病管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5203481B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108172270A (zh) * 2017-12-25 2018-06-15 东软集团股份有限公司 一种检查数据处理方法及装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014153923A (ja) * 2013-02-08 2014-08-25 Data Horizon Corp レセプト情報管理装置、レセプト情報管理方法およびコンピュータプログラム
JP7429366B2 (ja) * 2019-10-02 2024-02-08 株式会社DB Studio 禁忌判定システム、禁忌判定プログラム、禁忌病名データベース

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4170031B2 (ja) * 2002-07-11 2008-10-22 高園産業株式会社 処方箋管理システム
JP2004164173A (ja) * 2002-11-12 2004-06-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 医療受診支援システム及び医療受診支援方法
JP2004185196A (ja) * 2002-12-02 2004-07-02 Higashi Nihon Medicom Kk 処方薬剤による病態推測データベース
JP4583911B2 (ja) * 2004-12-22 2010-11-17 株式会社日立製作所 薬品の安全性確認支援方法、安全性確認支援システム、およびプログラム
JP4648142B2 (ja) * 2005-09-20 2011-03-09 大日本印刷株式会社 調剤医薬品等受け取りシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108172270A (zh) * 2017-12-25 2018-06-15 东软集团股份有限公司 一种检查数据处理方法及装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012185786A (ja) 2012-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Vossel et al. Effect of levetiracetam on cognition in patients with Alzheimer disease with and without epileptiform activity: a randomized clinical trial
Maust et al. Association of the Centers for Medicare & Medicaid Services’ national partnership to improve dementia care with the use of antipsychotics and other psychotropics in long-term care in the United States from 2009 to 2014
Brewer et al. Postmarketing surveillance and adverse drug reactions: current perspectives and future needs
Sisodia et al. Factors associated with increased collection of patient-reported outcomes within a large health care system
Roseman et al. Reporting of conflicts of interest in meta-analyses of trials of pharmacological treatments
Drawz et al. Concordance between blood pressure in the systolic blood pressure intervention trial and in routine clinical practice
Mendes et al. The assessment of adverse events in hospitals in Brazil
Brien et al. Homeopathy has clinical benefits in rheumatoid arthritis patients that are attributable to the consultation process but not the homeopathic remedy: a randomized controlled clinical trial
Palmer Process-based measures of quality: the need for detailed clinical data in large health care databases
Marcilly et al. Usability flaws of medication-related alerting functions: a systematic qualitative review
Wilson et al. Interventions to increase or decrease the length of primary care physicians' consultation
Pimentel et al. Assessment of the accuracy of using ICD-9 codes to identify uveitis, herpes zoster ophthalmicus, scleritis, and episcleritis
Fralick et al. Assessment of use of combined dextromethorphan and quinidine in patients with dementia or Parkinson disease after US Food and Drug Administration approval for pseudobulbar affect
van Dijk et al. Text-mining in electronic healthcare records can be used as efficient tool for screening and data collection in cardiovascular trials: a multicenter validation study
Bourgeois et al. International analysis of electronic health records of children and youth hospitalized with COVID-19 infection in 6 countries
Yang et al. Economic and demographic characteristics of cerumen extraction claims to medicare
Trompeter et al. Medication discrepancies during transitions of care: a comparison study
Sachs et al. Recent trends in Medicaid spending and use of drugs with US Food and Drug Administration accelerated approval
Xuan et al. Association of Implementation of Postoverdose Outreach Programs with subsequent opioid overdose deaths among Massachusetts municipalities
Song et al. Evaluation of between-county disparities in premature mortality due to stroke in the US
JP5203481B2 (ja) 傷病管理システム
Treitler et al. Buprenorphine utilization and prescribing among New Jersey Medicaid beneficiaries after adoption of initiatives designed to improve treatment access
Smulowitz et al. Association of functional status, cognition, social support, and geriatric syndrome with admission from the emergency department
US20230274808A1 (en) Enhancing patient referral outcome through structuring data for efficient place of service utilization rate analysis
US10276264B2 (en) Electronic health record system and method

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120724

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120924

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5203481

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250