JP2007108812A - データ処理システム及びデータ処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】診療支援や臨床データ解析支援を行なうために、期間をもつデータに対して2つの隣接する期間の差が短い場合に期間を統合して検索に利用できる仕組みを提供する。
【解決手段】情報とその情報が継続した期間を格納する期間データ記憶部と,期間同士の統合可能な差の範囲を設定する統合可能範囲設定部と,期間を統合する単位を設定する統合単位設定部と,前記統合単位毎に日付順に期間データをソートし,隣接する2つの期間データの差が前記統合可能範囲を満たす期間は統合し、満たさない期間は統合しない処理をして,期間を再区分する期間データ統合処理部と,前記期間データ統合処理部で処理して期間を再区分した期間データを格納する再区分期間データ記憶部を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、特に,医療分野において期間をもつデータを検索する技術に関する。
電子カルテシステム等の診療現場で運用される医療情報システムでは,患者の日々の診療情報がデータベース化されており,ある時点又は診断を行う際に,患者の臨床データから,医師や看護師など医療従事者の診療支援,患者へのインフォームドコンセント支援,医療データ解析支援などを行うことが期待されている。このような支援を効率化するために,医療情報システムでは,時系列で蓄えられる診療データに対する効率的な検索が求められている。
一般的に,時系列のデータに対する検索では,対象データの日付属性に対して期間を指定して検索する例が多い。即ち,Windows(登録商標)のファイル管理等にあるような,開始日と終了日による指定や,最新更新日から一ヶ月以内といったある時点と差分期間による指定,によってその期間中に更新されたファイルを検索する等である。電子カルテシステムにおいても,ある期間中に診療を行った患者一覧を表示する等,上記期間指定による検索は一般的に行われている。
一方近年,クリティカルパス等のように,患者の診療情報を時間軸に沿って管理し,患者毎に病名の罹患期間や薬剤の処方期間や検査値の推移等をグラフィカルで表示する電子カルテシステムが増えつつある。これにより電子カルテシステムでは,上記のように検索したいデータの日付属性に対してユーザが直接期間を指定するだけではなく,病名や薬剤等の期間毎に管理された項目を指定することで,該当期間を抽出して,その期間にあてはまる検査値等の別の関連するデータを検索することが行われる。上記検索方法の公知例としては,特許文献1(特開2002−342491)「診療支援方法,診療支援利用方法,診療支援装置,端末装置及びプログラム」が知られている。この方法では,病名データが罹患期間毎に格納される病名データテーブルを検索し,該当病名の開始日と転帰日より,その期間に実施日を含む診療データを検索する仕組みをとる。これにより病名と診療データの関連付けが可能となり,ユーザが着目する診療データを指定すると,過去に関係した全ての病名を一覧表示する。更にその中から特定の病名を指定すると,関連する別の診療データの集計値,更には明細表示を行なうことで,医師の診療を支援する。
一般的に,薬剤や病名等の期間をもつ診療データは,途中中止して再開する場合には,新たな期間としてレコードが登録される。しかしながら,期間をもつデータに対しては,上記のような中止期間を無視して前後の期間を統合した上で,検索したい場合がある。例えば,長期投与の薬剤の効果を検査値でみる場合は,途中の短い中止期間は服用しているとみなし,最初の処方期間の開始日から最後の処方期間の終了日までの大まかな期間で集計することが行われる。ただし,無視できる中止期間の範囲は,薬剤や検査値によって,またユーザの利用目的によって異なる。
期間の統合方法の公知例としては,特許文献2(特開2004−272825)「診療支援装置」が知られている。この装置では,診療情報を診療項目と日付に対応づけてデータベースに登録し,診療項目毎に日付順に診療情報を配列し,その隣接する2つの診療情報に対して,無差異かどうかを順に判断し,無差異期間毎に診療情報を区分して表示する。これにより,診療項目のデータに関し,変化が無い期間と変化が生じた時期を一覧できるようにしている。
特開2002−342491
特開2004−272825
特許文献2については,診療データの変化の有無を効率的に参照することが目的であるため,その統合基準は,診療データの中身をみて,例えば同じ値である,検査値に対しては同じ範囲にある(下限値異常,上限値異常,正常値範囲)ことにより,期間を統合する。従って,上記の処方データの検索例のような,診療データの中身だけではなく,期間同士の差から期間を統合する方法は考慮されていない。
そこで,本発明の目的は,病名や薬剤等の期間をもつデータに対して,期間同士の差をみてユーザ要求に応じて期間を統合して,検索に利用できる仕組みを提供することで,日々の診療や医療データ解析の支援を行なうことにある。例えば,長期投与の薬剤の効果を検査値でみる場合に,途中の短い中止期間は服用しているとみなし,最初の処方期間の開始日から最後の処方期間の終了日までの大まかな期間で集計するような処理を可能にすることにある。
前記課題を解決するために,本発明のデータ処理システムは,情報とその情報が継続した期間を格納する期間データ記憶部と,期間同士の統合可能な差の範囲を設定する統合可能範囲設定部と,期間を統合する単位を設定する統合単位設定部と,前記統合単位毎に日付順に期間データをソートし,隣接する2つの期間データの差が,前記統合可能範囲を満たす期間は統合し,満たさない期間は統合しない処理をして,期間を再区分する期間データ統合処理部と,前記期間データ統合処理部で処理して期間を再区分した期間データを格納する再区分期間データ記憶部を有する。また,本発明のデータ処理システムにおいて,情報とその情報を一意に特定する日時情報を格納する日別データ記憶部と,前記期間データ統合処理部で処理して期間を再区分した期間データの前記期間に基づき,前記日別データ記憶部より該当する日別データを抽出する日別データ検索部と,前記抽出した日別データを出力する検索結果出力部を有する。また,本発明のデータ処理方法は,操作者が前記統合単位設定部を設定するステップと,操作者が前記統合可能範囲設定部を設定するステップと,前記期間データ統合処理部で処理して期間を再区分した期間データを出力するステップと,前記出力した再区分期間データを選択するステップと,前記選択した再区分期間データの期間に該当する日別データを抽出して検索結果出力部に出力するステップを有する。
期間を統合する単位と,統合可能な期間同士の差とをユーザが定義できることで,期間に基づく診療データ検索を効率的に行える。また期間の統合表示により,様々な視点での患者の状態把握が可能となり,医療従事者の診療を支援することが可能となる。
第1の実施例を,図1,図2,図3を用いて説明する。
図1は,本発明のデータ処理システムの構成例を示す図である。第1の実施例のデータ処理システムは,入出力装置10,演算処理装置11,記憶装置12から構成される。入出力装置10は,統合可能範囲設定部100と統合単位設定部101を含む。演算処理装置11は,期間データ統合処理部110を含む。記憶装置12は,期間データ記憶部120と再区分期間データ記憶部121を含む。ここでの期間データとは,同一の診療行為や患者状態が継続する場合に,その継続期間を属性としてもつデータである。継続期間の例としては,病名の罹患期間や薬剤の処方期間があげられる。
統合可能範囲設定部100は,操作者が画面等で隣接する2つの期間を統合する上で,両者の差に対する統合可能範囲を入力する。統合単位設定部101は,操作者が画面等で期間統合単位を設定する。ここでの期間統合単位とは,例えば同一の分類名なのか,同一の薬剤名なのか,期間の継続をみる単位を示し,期間データ記憶部120のデータ項目で表現される。期間データ統合処理部110は,期間データ記憶部120の期間データを入力とし,統合可能範囲設定部100及び統合単位設定部101で設定された条件に基づき必要に応じて期間を統合し,再区分した期間データを抽出する。抽出結果は,再区分期間データ記憶部121に格納する。再区分期間データ記憶部121は,データベース上のテーブル又はメモリ上の一時記憶として格納しても構わない。
図2(a)は,本発明の期間データ記憶部120のテーブル構成例を示す図である。ここでは処方データテーブルの例を示しており,患者フィールド20,薬剤大分類名フィールド21,薬剤小分類名フィールド22,薬剤名フィールド23,一日当たりの用量フィールド24,投与開始日フィールド25,投与終了日フィールド26,投与日数フィールド27が格納され,1患者1薬剤名に対して継続する1処方期間を1レコードとする。図2(a)の網掛け部は,患者=PT1の処方期間を示す。薬剤名=アダラートL,テノーミンの2つの薬剤を服用しており,ID=1からID=5の5つの処方期間からなる。即ち,まず薬剤名=アダラートL,用量=20mg/日を12日間投与し,用量=10mg/日に変更して113日間投与している。何らかの理由で「アダラートL」を中止し,薬剤名=テノーミン,用量=50mg/日に変更して25日間投与するが,薬剤名=アダラートL,用量=10mg/日に戻して12日間投与している。また,何らかの理由で7日間中止し,再度,薬剤名=アダラートL,用量=20mg/日を82日間投与している,という状態を示している。
図3は,本実施例における処理手順を示す図である。ここでは例えば,後に処方データの検索に利用するために,図2の処方データに対して「中止期間が10日以下」は服用しているとみなし,前後の処方期間を統合した処方データを生成するとする。
ステップ300では,操作者が統合可能範囲設定部100において統合可能範囲を入力する。ここでは,「0日〜10日」を入力する。
ステップ301では,操作者が統合単位設定部101において期間を統合する単位を入力する。ここでは例えば,「薬剤名」を指定する。
ステップ302では,各患者の期間統合単位毎に開始日でソートする。ここでは例えば,各患者に対して薬剤名毎にソートし,図2(a)の患者=PT1の場合は,ID=1,2,4,5,3の順序となる。
ステップ303では,各患者の期間統合単位毎に,各期間データの終了日に対して,隣接する次の期間データの開始日との差を抽出する。図2(a)の患者=PT1の薬剤名=アダラートLの場合は,最初の2つの隣接する期間データのID=1とID=2の日数差は「0」となる。
ステップ304では,ステップ303で抽出した差と,ステップ300で入力した統合可能範囲を比較し,条件を満たすかどうか判定する。条件を満たせばステップ305を,条件を満たせねばステップ306を実行する。ここでは,期間データID=1とID=2の日数差「0」は「10以下」となるので,ステップ305を実行する。
ステップ305では,条件を満たした期間データを統合する。ここでは,ID1=1とID=2を一つの期間に統合する。
ステップ307では,ある患者のある期間統合単位に対する全期間データの再区分処理をしたかを判定し,実施の場合はステップ308を,未実施の場合はステップ303を実行する。ここでは,未実施のためステップ303〜ステップ307を実行し,次にはID=4とID=5を一つの期間に統合する。
ステップ308では,ステップ303〜ステップ307で処理された期間データを再区分期間データとして抽出する。なお,ステップ306も同様な処理を実行する。
ステップ309では,全患者の全期間統合単位について実施したかを判定し,未実施の場合はステップ303を実行し,実施の場合は処理を終了する。図2(b)に抽出後に再区分期間データ記憶部121に格納された患者=PT1の再区分期間データを示す。再区分期間データは,患者フィールド200,統合単位である薬剤名フィールド201,再区分された期間を示す投与開始日フィールド202と投与終了日フィールド203と投与日数204が含まれる。薬剤名=アダラートLに対しては,期間データ記憶部120のID=1とID=2,ID=4とID=5を統合した2つ再区分期間データが抽出される。
通常,薬剤に対して期間を用いて検索を行う場合は,薬剤がオーダ単位で格納されるため,正確な検索が行えない場合がある。例えば「期間(日数)が120日以上」という条件に対して,図2の処方オーダテーブルをそのまま検索するのでは,患者=PT1はヒットしないことになる。しかしその検索条件と共に,上記実施例のような期間同士の統合可能な差の範囲も同時に指定することで,統合した期間で検索をかけることができるので,上記のような問題を解決でき,期間データの検索を効率化できる。
また,期間同士の統合可能な差の範囲をユーザが指定できることで,薬剤毎やユーザの目的毎に異なる値を設定でき,更なる効率向上が図れる。
また,期間統合単位を考慮した期間の再区分処理により,薬剤名や病名単位ではなく,降圧薬や糖尿病といった大きな分類名で,統合することが可能になり,分類名等の異なる視点からの期間のデータ検索を効率化する。
第2の実施例を,図4,図5,図6を用いて説明する。図4は,本発明のデータ処理システムの構成例を示す図である。第2の実施例のデータ処理システムは,図1の構成に対して,入出力装置10は,検索結果出力部40を含む,演算処理装置11は,日別データ検索部41,記憶装置12は,日別データ記憶部42を含む。ここでの日別データとは,検査値等の日付を属性にもつ患者の診療情報を示し,前述の期間データも同様日別データとして扱うことが可能である。図5は,本発明の日別データ記憶部42のテーブル構成例を示す図である。日別データは,患者と実施日時に対して一意に決まるデータであり,図5では,血圧値テーブルの例を示す。ここでは,外来等で一日一回測定した結果を想定しており,収縮期血圧フィールド52と拡張期血圧フィールド53が患者フィールド50や検査日時フィールド51と共に格納されている。
日別データ検索部41は,再区分期間データ記憶部121に格納された再区分期間データの日付をキーに,日別データ記憶部42を検索し,該当する日別データを検索する。また,検索結果は集計等して検索結果出力部40に表示する。
図6は,本実施例における処理手順を示す。ここでは例えば,図2の処方データに対して,アダラートLの処方期間中における血圧値の平均値を算出したいとする。その際に処方期間は,長期の場合が多いので,「処方期間の差が10日以下」は服用しているとみなす。
ステップ600では,期間データ記憶部120より,検索に利用する期間データを取得する。ここでは例えば,薬剤名=アダラートLに該当する期間データを取得し,図2(a)の患者=PT1の場合は,ID=1,ID=2,ID=4,ID=5の4つの期間データであるとする。
ステップ601では,図3の処理により,統合可能範囲設定部100及び統合単位設定部101の設定に基づき,ステップ600で取得した期間データに対する再区分処理を行い,再区分期間データ記憶部121に該当再区分期間データを格納する。ここでは例えば,図2(b)の患者=PT1の場合は,再区分ID=1,再区分ID=2の2つの再区分期間データを抽出する。
ステップ602では,ステップ601の各再区分期間データに基づき,日別データ記憶部42に格納される日別データを検索し,平均値を集計する。ここでは例えば,図2(b)の患者=PT1の再区分ID=1の場合は,開始日「2005年1月6日」から終了日「2005年5月11日」をキーに,図5の血圧値テーブルを検索する。その結果,検査No=1〜検査No=5(図中の統合期間1)に該当する血圧値が抽出され,平均値は,拡張期血圧129,収縮期血圧82となる。
ステップ603では,ステップ601の全ての再区分期間データについて実施したかを判定し,実施であればステップ604に,未実施であればステップ602を実行する。ここでは例えば,患者=PT1の再区分ID=2が未実施であるため,ステップ602〜ステップ603を実行し,図5の統合期間2に該当する血圧値の平均値を算出し,拡張期血圧141,収縮期血圧83となる。
ステップ604では,ステップ602で算出した集計結果を検索結果出力部40に出力する。
薬剤を用いた検索は,日々の診療の支援だけでなく,臨床データ解析や治験システム等,様々な応用が期待される。一般的に,薬剤の効果を検査値でみる場合,半年や一年以上継続して服用する薬剤に関しては,途中の中止期間は服用しているとみなして,細かな期間で集計をとるのではなく,大まかな期間で集計することが行なわれる。しかしながら,統合できる期間の差は,薬剤や検査値の種類によって異なる。本方式によれば,ユーザが自由に設定可能であるため,本実施例のような,薬剤に基づく検索を効率化する。
第3の実施例を,図7を用いて説明する。図7は,本実施例の入出力装置10における画面展開手順を示す図である。ここでは,患者の診療データを時系列に沿ってグラフィカルに表示する電子カルテ画面において,薬剤に関するデータを参照する例を示す。図7では,患者=PT1の投与状況の一部を示す。このうち例えば,アダラートLやテノーミンを一つの降圧薬としてみて,10日以下の中止期間は無視して期間を統合した上で,処方期間中の血圧値の平均値をみたいとする。
ステップ700では,患者選択画面70において,ユーザが期間データを参照したい患者を選択する。ここでは例えば,患者=PT1を選択する。
ステップ701では,該当する期間データを検索し,検索結果を期間データ表示エリア71に表示する。ここでは例えば,図2の処方データテーブルを検索するとし,患者=PT1に該当する処方の期間データ,即ち,「アダラートL」「テノーミン」の処方期間をそれぞれ検索して,時間軸に沿って表示する。
ステップ702では,統合単位設定部101においてユーザが統合単位を設定する。ここでは例えば,降圧薬として処方期間を統合するので,降圧薬等の分類名をあらわすデータ項目として「大分類名」を指定する。
ステップ703では,統合可能範囲設定部100においてユーザが統合可能な期間の差を設定する。ここでは例えば,処方期間の間が10日以内は無視して,両期間を統合するとみなし,下限値入力エリア72「0」,上限値入力エリア73「10」を指定し,確定ボタン74を指定する。
ステップ704では,期間データ統合処理部110において,図3の処理により,統合可能範囲設定部100及び統合単位設定部101の設定に基づき,ステップ701で取得した期間データに対する再区分処理を行い,再区分期間データ記憶部121に該当再区分期間データを格納する。格納した結果は,期間データ表示エリア71に再表示する。図2(c)は,「降圧薬」「期間の差の10日以下は統合」に基づき再区分した期間データを示す。例えば患者=PT1の場合は,再区分ID=1のみの一つの再区分期間データとなる。図7では,アダラートLとテノーミンの処方期間が一つの処方期間として表示される。
ステップ705では,ユーザが期間データ表示エリア71において,診療データを参照したい処方期間を選択する。
ステップ706では,ステップ704で抽出した再区分期間データをキーに,ステップ602を実行し,再区分した期間に含まれる診療データの集計結果を検索結果出力部42に表示する。図5の例では,統合期間1と統合期間2の9点の値の平均値,収縮期血圧134,拡張期血圧83が,別ウィンドウ(吹き出し)に表示される。
以上のように,クリティカルパス等のような患者の診療情報を時間軸に沿って管理する電子カルテシステムにおいて,ユーザの様々な視点で期間を統合表示でき,更に,統合期間における別の診療データの傾向を容易に知ることができるため,ユーザの診療を支援する。
本発明は,期間を用いた検索が行える検索システムへの利用が可能である。実施例で述べたように,特に診療データや,トレーニングデータ,ダイエットデータのように,短い中止期間を無視して期間を統合した上で,今後の判断に必要な情報を抽出,提示するシステムへの利用が可能である。本発明は実施例で述べたシステム以外にも,様々な検索システムへ適用可能である。
本発明の第1の実施例の構成を示す図。 (a)本発明の期間データ記憶部のテーブル構成,(b)本発明の第1及び第2の実施例の再区分期間データ記憶部のテーブル構成,(c)本発明の第3の実施例の再区分期間データ記憶部のテーブル構成を示す図。 本発明の第1の実施例の処理フローを示す図。 本発明の第2の実施例の構成を示す図。 日別データ記憶部のテーブル構成を示す図。 本発明の第2の実施例の処理フローを示す図。 本発明の第3の実施例の画面展開フローを示す図。
符号の説明
10:入出力装置
11:演算処理装置
12:記憶装置
100:統合可能範囲設定部
101:統合単位設定部
110:期間データ統合処理部
120:期間データ記憶部
121:再区分期間データ記憶部
20:患者フィールド
21:薬剤大分類名フィールド
22:薬剤小分類名フィールド
23:薬剤名フィールド
24:一日用量フィールド
25:投与開始日フィールド
26:投与終了日フィールド
27:投与日数フィールド
200:患者フィールド
201:薬剤名フィールド
202:投与開始日フィールド
203:投与終了日フィールド
204:投与日数フィールド
40:検索結果出力部
41:日別データ検索部
42:日別データ記憶部
50:患者フィールド
51:検査日時フィールド
52:収縮期血圧フィールド
53:拡張期血圧フィールド
70:患者選択画面
71:期間データ表示エリア
72:下限値入力エリア
73:上限値入力エリア
74:確定ボタン。

Claims (3)

  1. 情報とその情報が継続した期間を格納する期間データ記憶部と,
    期間同士の統合可能な差の範囲を設定する統合可能範囲設定部と,
    期間を統合する単位を設定する統合単位設定部と,
    前記統合単位毎に日付順に期間データをソートし,隣接する2つの期間データの差が前記統合可能範囲を満たす期間は統合し,満たさない期間は統合しない処理をして,期間を再区分する期間データ統合処理部と,
    前記期間データ統合処理部で処理して期間を再区分した期間データを格納する再区分期間データ記憶部を有することを特徴とするデータ処理システム。
  2. 請求項1記載のデータ処理システムにおいて,
    情報とその情報を一意に特定する日時情報を格納する日別データ記憶部と,
    前記期間データ統合処理部で処理して期間を再区分した期間データの前記期間に基づき,前記日別データ記憶部より該当する日別データを抽出する日別データ検索部と,
    前記抽出した日別データを出力する検索結果出力部を有することを特徴とするデータ処理システム。
  3. 請求項2記載のデータ処理システムにおいて,
    操作者が前記統合単位設定部を設定するステップと,
    操作者が前記統合可能範囲設定部を設定するステップと,
    前記期間データ統合処理部で処理して期間を再区分した期間データを出力するステップと,
    前記出力した再区分期間データを選択するステップと,
    前記選択した再区分期間データの期間に該当する日別データを抽出して検索結果出力部に出力するステップを有するデータ処理方法。
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