JP2005051453A - ファイル取扱プログラム、ファイル取扱装置、ファイル取扱方法 - Google Patents

ファイル取扱プログラム、ファイル取扱装置、ファイル取扱方法 Download PDF

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裕人 西山
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利昭 和田
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Abstract

【課題】より人間の感覚に適合するようにファイルをグループ分けすることができるファイル取扱プログラム等を提供する。
【解決手段】静止画像ファイル(あるいは動画像ファイル、音声ファイル等)を、例えば作成日(あるいは、レンズ交換がされたか、または電源オフの期間が所定時間以上であるか等)によって基本的にグループ分けする(S48)。ただし、作成日時が日付の境界に近いファイルについては、撮影の時間間隔が近接している場合(S50)や、連写モードやパノラマモードが継続している状態で撮影された場合(S52)等に、関連する一群のファイルであるとして、前日のグループまたは本日のグループの何れかにまとめて属させるようにすることで、関連性がある一群のファイルが分割されることのないようにしたファイル取扱プログラム。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子的なファイルを取り扱うためのファイル取扱プログラム、ファイル取扱装置、ファイル取扱方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータ(PC)等のコンピュータは、近年の性能向上により、文章ファイルや表計算ファイル等のファイルだけでなく、種々のデータファイルを取り扱うことができるようになり、いわゆるマルチメディアに対応するものとなってきている。
【0003】
こうしたマルチメディアに係るデータファイルとしては、例えばデジタルカメラで撮影された静止画像データ、デジタルムービーカメラで撮影された動画像データ、あるいはデジタル音声レコーダで録音された音声データ、等が挙げられ、これらのデータファイルは、PC等に取り込まれて保存され、表示や再生が行われたり、種々の加工や処理等が行われる。
【0004】
このようなデータファイルは、各機器で新たに記録される毎にPC側へ追加して保存されるために、時間の経過とともにその数が増大することになるが、ファイル数が増大するのに従って、後で整理をするのが次第に困難となってくる。特に、上記画像データや音声データ等は、カメラや音声レコーダ内で生成されたシリアル番号などがファイル名として付されているだけであるために、ファイル名からは記録内容を把握することができず、内容を確認するには一旦表示等をさせなければならない。従って、こうしたファイル名のファイルが同一のフォルダ内に多数存在していると、後で整理をするのは非常に面倒な作業となってしまう。
【0005】
このような点を考慮して、データファイルをより容易に分類することができるようにした技術が、従来より提案されている。
【0006】
例えば、特開平6−233225号公報には、該公報の段落番号[0017]において、ルートディレクトリの下に、日付別に作成されたサブディレクトリを作成し、撮影された画像データのファイルを、撮影された日付に応じて、対応する日付のサブディレクトリに格納するデジタルスチルビデオカメラの画像データ記録方法が記載されている。
【0007】
人間は、様々な出来事を時間順序に従って記憶するのは、他の記憶分類(例えば、出来事が起きた場所別で記憶する、出来事が起きたときの相手別で記憶する、あるいは出来事が起きたときの天気別で記憶する、等)に比べて比較的得意であるために、このような日付別の分類は、人間の心理に沿った優れた分類法となっている。
【0008】
他の例として、特開平10−4533号公報には、メモリ等に記憶されている記録データの内、直前または直後に記録された記録データとの記録時間の差が所定の時間以内である場合には、同一の再生単位とするように、再生単位を構成する技術が記載されている。
【0009】
【特許文献1】
特開平6−233225号公報
【0010】
【特許文献2】
特開平10−4533号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開平6−233225号公報に記載のものは、単に日付でグループ化をする技術となっているために、例えば日付を越えて(すなわち、深夜0時をまたいで)一連の撮影を行った場合に、該一連の撮影に係る画像データは互いに関連性があるにも関わらず、別々のフォルダに格納されてしまい、充分に使い勝手が良いとはいえない。さらに、該公報に記載の技術は、カメラ側に適用された技術であって、PC上で動作するプログラムとはなっていない。
【0012】
また、上記特開平10−4533号公報に記載のものは、画像同士の撮影時間間隔が所定時間以内である場合に、同一のグループに属する画像であると見なす技術となっているために、これだけでは、例えば日付毎等の、時間順序に沿った分類法の利点を十分に享受することはできない。
【0013】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、より人間の感覚に適合するようにファイルをグループ分けすることができるファイル取扱プログラム、ファイル取扱装置、ファイル取扱方法を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、第1の発明によるファイル取扱プログラムは、コンピュータを、一以上のファイルを含むファイル群を各ファイルの作成日時またはファイルに含まれる日時情報に関する時系列に沿って基本的に区分しグループ化する基本的区分手段、上記基本的な区分に関わらず該基本的な区分の境目付近にあるファイルの内の互いに関連性がある一群のファイルをまとめて該区分の境目の前のグループまたは該区分の境目の後のグループの何れか一方へ属させる適応的区分手段、として機能させるためのプログラムである。
【0015】
なお、「日時」は、年、月、日、時、分、秒などの時間的概念を広範に含んでいる。
【0016】
また、第2の発明によるファイル取扱プログラムは、上記第1の発明によるファイル取扱プログラムにおいて、上記基本的な区分が、所定の時間間隔に基づく区分である。
【0017】
さらに、第3の発明によるファイル取扱プログラムは、上記第1または第2の発明によるファイル取扱プログラムにおいて、上記ファイルが、静止画像ファイル、動画像ファイル、または音声ファイルである。
【0018】
第4の発明によるファイル取扱プログラムは、上記第3の発明によるファイル取扱プログラムにおいて、上記日時情報が、撮影日時または録音日時である。
【0019】
第5の発明によるファイル取扱プログラムは、上記第3または第4の発明によるファイル取扱プログラムにおいて、上記ファイルが、レンズ交換可能な撮像装置により撮像された静止画像に係る静止画像ファイルまたは動画像に係る動画像ファイルであって、上記基本的な区分は、該撮像装置のレンズ交換に基づく区分である。
【0020】
第6の発明によるファイル取扱プログラムは、上記第1の発明によるファイル取扱プログラムにおいて、上記ファイルが、ファイルを生成する装置により生成されたファイルであって、上記基本的な区分は、該ファイルを生成する装置の電源がオフになっている期間が所定時間以上であるか否かに基づく区分である。
【0021】
第7の発明によるファイル取扱プログラムは、上記第3または第6の発明によるファイル取扱プログラムにおいて、上記ファイルを生成する装置が撮像装置であって、上記ファイルは、該撮像装置により撮像された、静止画像に係る静止画像ファイル、または動画像に係る動画像ファイルである。
【0022】
第8の発明によるファイル取扱プログラムは、上記第3または第6の発明によるファイル取扱プログラムにおいて、上記ファイルを生成する装置が録音装置であって、上記ファイルは、該録音装置により録音された音声ファイルである。
【0023】
第9の発明によるファイル取扱プログラムは、上記第1から第8の発明によるファイル取扱プログラムにおいて、さらに、コンピュータを、上記基本的区分手段および適応的区分手段により区分された各グループに一対一に対応するフォルダを各々生成して、グループに属するファイルを、対応するフォルダ内に格納する手段、として機能させるためのプログラムである。
【0024】
第10の発明によるファイル取扱プログラムは、上記第1から第9の発明によるファイル取扱プログラムにおいて、上記適応的区分手段が、該基本的な区分の境目付近にあるファイル同士に関連性があるか否かを、調整情報に基づいて判断するものである。
【0025】
第11の発明によるファイル取扱装置は、一以上のファイルを含むファイル群を各ファイルの作成日時またはファイルに含まれる日時情報に関する時系列に沿って基本的に区分しグループ化する基本的区分手段と、上記基本的な区分に関わらず該基本的な区分の境目付近にあるファイルの内の互いに関連性がある一群のファイルをまとめて該区分の境目の前のグループまたは該区分の境目の後のグループの何れか一方へ属させる適応的区分手段と、を具備したものである。
【0026】
第12の発明によるファイル取扱方法は、一以上のファイルを含むファイル群を各ファイルの作成日時またはファイルに含まれる日時情報に関する時系列に沿って基本的に区分しグループ化するステップと、上記基本的な区分に関わらず該基本的な区分の境目付近にあるファイルの内の互いに関連性がある一群のファイルをまとめて該区分の境目の前のグループまたは該区分の境目の後のグループの何れか一方へ属させるステップと、を有している。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1から図12は本発明の一実施形態を示したものであり、図1は撮像装置および情報処理装置の構成を示すブロック図である。
【0028】
このシステムは、ファイルを生成する装置である撮像装置1と、コンピュータである情報処理装置10と、を有して構成されており、撮像装置1により撮影された画像データや録音された音声データを、情報処理装置10に送信して、該情報処理装置10が受信した静止画像ファイル、動画像ファイル、音声ファイルを、該情報処理装置10(および/または撮像装置1)において実行されるファイル取扱プログラムにより取り扱って、分類等を行うようにしたものである。
【0029】
なお、ここでは情報処理装置10および/または撮像装置1上で実行されるファイル取扱プログラムについて述べているが、専用のハードウェアにより、同等の機能を果たすようにしても構わないし、既存の装置を組み合わせたものに画像分類方法を適用することにより、同等の機能を果たすようにしても良いことは勿論である。
【0030】
また、ここでは撮像装置1は、画像として静止画像を撮像するためのものとして例示するが、動画像を撮像するためのものであっても構わないし、静止画像や動画像とともに音声を記録することができるようになっていても良い。本実施形態で取り扱うファイルは、静止画像ファイル、動画像ファイル、音声ファイルの何れであっても構わない。
【0031】
上記撮像装置1は、例えば交換可能なレンズにより結像される被写体像を撮像して画像データを出力する撮像部2と、この撮像部2から出力される画像データに各種の画像処理を施すものでありさらに該撮像装置1を統括的に制御する処理部3と、この処理部3が実行するプログラムを格納するプログラムメモリ4と、上記撮像部2から出力される画像データを記憶するための画像メモリ5と、上記撮像部2により撮像された画像を表示するための表示部6と、この撮像装置1に対する各種の操作を行うための操作部7と、撮影が行われて画像ファイルが作成されたときの日時(ここに「日時」は、年、月、日、時、分、秒などの時間的概念を広範に含んでおり、これらを代表して「日時」と記載している。)を上記処理部3等に出力する時計部8と、撮像されて上記画像メモリ5に記憶されている画像ファイルや該画像ファイルに関連する情報等を上記情報処理装置10へ送信するとともに該情報処理装置10からの制御命令等の受信を行うための例えばUSB(Universal Serial Bus)やIEE1394などでなる通信インターフェース9と、を有して構成されている。
【0032】
上記操作部7は、当該撮像装置1の電源のオン/オフ、レリーズ、露出調整(シャッタスピード調整、絞り調整、露出補正)、自動露出調整機能(AE)のオン/オフ、ホワイトバランス補正、ズーム(焦点距離調整)、フォーカス(焦点位置調整)、自動焦点調節(AF)機能のオン/オフ、ストロボ発光のオン/オフ、連写/単写の切換、パノラマ撮影のオン/オフ、記録モード(JPEG/RAWなど)、画像圧縮率、画像サイズ、上記時計部8が計測する時間の調整、交換可能なレンズの着脱、などの各種の操作を行うための手段を含んで構成されている。
【0033】
また、交換可能なレンズは、特に図示はしないが、内部にマイクロコンピュータやROMを含んで構成されていて、該ROMには撮影レンズの種別を示すレンズIDが記録されている。そして、レンズが撮像装置1のカメラ本体側に装着されると、レンズ側のマイクロコンピュータと本体側の上記処理部3とが通信を行って、上記レンズIDが本体側に通知されるようになっている。
【0034】
このような撮像装置1においては、レリーズボタン等の操作に応じて撮像を行うと、画像データから画像ファイルを作成する際に、上記時計部8によって計測されている時間情報に基づいて、ファイル作成時の時間が撮影日時(上述したように、時間的概念を広範に含んでいる。)として該画像ファイルに記録されるようになっている。また、撮影時のシャッタスピード、露出、焦点距離、使用したレンズの型番、ストロボ発光のオン/オフ、などの撮影情報も、デジタルカメラで一般に使用されているEXIFなどのファイルフォーマットでは、画像と共に記憶される。
【0035】
情報処理装置10は、例えばパーソナルコンピュータにより構成されていて、上記撮像装置1の通信インターフェース9と接続して通信を行うための通信インターフェース11と、この通信インターフェース11を介して受信した画像ファイルやその他のデータを記録するための例えばハードディスク等でなる記録媒体12と、後述する処理部18により実行される各種のプログラム(ファイル取扱プログラムを含む)がロードされるとともにその他の各種データ等も記憶されるメモリ13と、上記画像ファイルに係る画像の表示や操作に係るボタンの表示などを行うための表示部14と、この情報処理装置10に情報の入力を行うためのキーボードやマウス等でなる入力部15と、ファイル取扱プログラムにより各種の設定値を一時的に保存するために用いられる一時メモリ16と、上記通信インターフェース11、記録媒体12、メモリ13、表示部14、入力部15、一時メモリ16、および後述する処理部18が互いに接続されているシステムバス17と、上記各回路を含むこの情報処理装置10を統括的に制御し各種の演算や処理を行うためのものであり基本的区分手段と適応的区分手段とを兼ねた処理部18と、を有して構成されている。
【0036】
なお、この図1においては、メモリ13と一時メモリ16とを、別ブロックとして図示しているが、実際上は、別のメモリとして構成されていても構わない一方で、同一のメモリ内においてそれぞれの領域として設けられていても良い。一般的なコンピュータ(パーソナルコンピュータ)においては、同一のRAM内にプログラム用のメモリ領域と、テンポラリ用のメモリ領域と、が確保されていることが普通である。
【0037】
次に、図2は、上記情報処理装置10において、ファイル取扱プログラムを起動したときの処理の流れを大まかに示したフローチャートである。
【0038】
この図2の処理を実行するのに先立って、情報処理装置10の電源がオンされ、オペレーティングシステム等の基本的なプログラムが実行されているものとする。
【0039】
この状態で、使用者が上記入力部15を介してファイル取扱プログラムを起動すると(ステップS1)、該ファイル取扱プログラムに係る操作画面が上記表示部14に表示される。
【0040】
このファイル取扱プログラムの操作画面は、各種の設定値を入力することができるようになっているとともに、上記撮像装置1から画像を受信する処理や、その他の処理(例えば、画像処理や、受信した画像の分類処理など)を行うことができるようになっている。
【0041】
こうして起動された操作画面において、パラメータ等の設定を行う場合には、まず上記一時メモリ16から区切り情報を読み出す(ステップS2)。この区切り情報は、画像ファイルを、どのような区切りを用いて分類するかを示す情報となっていて、例えば日付を単位としてグループ化する場合には、毎日の深夜0時が区切り情報として含まれる、などとなっている。
【0042】
このような区切り情報や、その他の各種の設定値は、該ファイル取扱プログラムを起動したときに、あらかじめ設定されているデフォルト値が上記一時メモリ16に書き込まれるようになっている。
【0043】
次に、後述するステップS6の画像インポート処理におけるパラメータ値等を設定可能とする画像インポート設定画面を表示する(ステップS3)。
【0044】
その後、グループ基本区切りを一覧表示する等により選択可能とし、調整情報を同様に一覧表示する等により選択可能とし、一覧表示では設定が困難な数値等の調整情報を設定可能として、これらが使用者により設定されるのを待機する(ステップS4)。
【0045】
そして、使用者により設定が行われると、上記ステップS3やステップS4で設定された各値を上記一時メモリ16の該当部分に上書き(すなわち、上記デフォルト値等の値が書き換えられる。)してから(ステップS5)、上記起動時の操作画面に戻る。
【0046】
また、起動時の操作画面において、画像のインポート処理が選択された場合には、後述するような画像インポートの処理を実行してから(ステップS6)、上記起動時の操作画面に戻る。
【0047】
さらに、起動時の操作画面において、その他の処理が選択された場合には、その選択に応じた各種の処理を実行してから(ステップS7)、上記起動時の操作画面に戻る。
【0048】
次に、図3は、上記図2における画像インポートの処理の詳細を示すフローチャートである。
【0049】
この処理を開始すると、撮影情報と、電源履歴情報とを、撮像装置1から取得する(ステップS11)。
【0050】
そして、取得した情報に基づいて、画像を後述するようにグループに分類し、分類したグループ毎に、画像を保存するためのフォルダを、上記記録媒体12に構成されているファイルシステム中に生成する(ステップS12)。
【0051】
最後に、上記撮像装置1から画像ファイルを実際に取得して、各画像ファイルが属するグループに応じて、上記ステップS12で生成したフォルダに保存してから(ステップS13)、上記図2に示す処理に復帰する。
【0052】
図4は、上記図3における撮影情報と電源履歴情報を取得する処理の詳細を示す図である。
【0053】
この図3における撮影情報と電源履歴情報を取得する処理は、情報処理装置10が撮像装置1と通信を行いながら実行しているために、両方における処理を分かり易くするために、情報処理装置10側における処理と、撮像装置1側における処理と、を対比して示している。
【0054】
情報処理装置10において、この撮影情報と電源履歴情報を取得する処理を開始すると、まず、該情報処理装置10が撮像装置1と接続されているか否かを判断して、接続されていない場合には接続するようにメッセージ等を表示することにより、使用者による接続を促す。こうして、撮像装置1と情報処理装置10が接続されると(ステップS21)、情報処理装置1から上記通信インターフェース11,9を介して命令を発行し、撮像装置1を起動させる(ステップS22)。
【0055】
撮像装置1は、起動すると上記通信インターフェース9を介して通信を行うことができるような通信モードに設定し(ステップS23)、情報送信可能であることを情報処理装置10に対して通知する(ステップS24)。
【0056】
情報処理装置10は、この撮像装置1から情報送信が可能である旨の通知を受信すると(ステップS25)、画像の撮影情報と電源履歴情報との要求を撮像装置1に対して送信する(ステップS26)。
【0057】
撮像装置1は、情報処理装置10からのこの要求を受信すると(ステップS27)、上記画像メモリ5に記憶されている全ての画像の撮影情報と、電源履歴情報と、を情報処理装置10へ送信する(ステップS28)。
【0058】
情報処理装置10は、撮像装置1から全ての画像の撮影情報と電源履歴情報とを受信すると、これらを上記一時メモリ16に保存して(ステップS29)、上記図3に示した処理に復帰する。
【0059】
続いて、図5は、上記図3における画像を保存するフォルダを生成する処理の詳細を示すフローチャートである。
【0060】
この処理を開始すると、まず、グループの区切りの選択値を上記一時メモリ16から読み出して(ステップS31)、選択されている区切りが、撮影期間、レンズ交換、電源のオン/オフ、の何れであるか、を判断する(基本的区分手段)(ステップS32)。
【0061】
ここで、区切りが撮影期間である場合には、後述する図6に示すような第1のフォルダ生成の処理を行ってから(ステップS33)、また、区切りがレンズ交換である場合には、後述する図7に示すような第2のフォルダ生成の処理を行ってから(ステップS34)、さらに、区切りが電源のオン/オフである場合には、後述する図8に示すような第3のフォルダ生成の処理を行ってから(ステップS35)、この処理を終了して上記図3に示した処理に復帰する。
【0062】
図6は、上記図5における第1のフォルダ生成の処理の詳細を示すフローチャートである。
【0063】
処理を開始すると、同一グループとする区切り期間の設定値と、調整情報として選択されている撮影情報項目と、を上記一時メモリ16から読み出す(ステップS41)。
【0064】
次に、読み出した調整情報がパラメータをもつものであるか否かを判断し(ステップS42)、パラメータを持たない場合には、調整情報の許容値を一時メモリ16から読み出す(ステップS43)。
【0065】
このステップS43が終了するか、または上記ステップS42において調整情報がパラメータをもつものである場合には、上記一時メモリ16に記憶されている撮影情報に基づき、最も撮影時期の古い画像の画像ファイルIDと撮影日時とを読み出す(ステップS44)。
【0066】
そして、第1のグループを生成して(ステップS45)、生成した第1のグループに、最も古い画像のファイルIDと撮影日時とを登録する(ステップS46)。
【0067】
続いて、次に撮影した画像の画像ファイルIDと撮影日時とを上記一時メモリ16に記憶されている画像情報から読み出して(ステップS47)、画像の撮影日時がグループの撮影期間以内であるか否かを判断する(基本的区分手段)(ステップS48)。
【0068】
ここで、撮影期間以内でない場合には、調整情報が数値であるか否かをさらに判断し(ステップS49)、数値である場合には1つ前の画像の調整情報の値との差が設定されている許容値以下であるか否かを判断する(適応的区分手段)(ステップS50)。また、調整情報が数値でない場合(つまり、0/1で判断されるフラグ等である場合)には、調整情報が変化したか否かを判断する(適応的区分手段)(ステップS52)。
【0069】
ここに、数値パラメータをもつ調整情報の例としては、撮影日、撮影時間、撮影レンズ種別(レンズID)、露出、シャッタスピード、ホワイトバランス、焦点距離、ズーム位置(単焦点レンズの何ミリ相当か)、記録モード(JPEG/RAW)、圧縮率(圧縮記録の場合)、画像サイズなどが挙げられる。
【0070】
また、数値パラメータをもたない調整情報、つまりフラグパラメータ(0/1で判定可)をもつ調整情報、の例としては、連写/単写、パノラマ(オン/オフ)、AE(オン/オフ)、AF(オン/オフ)、ストロボ(オン/オフ)などが挙げられる。
【0071】
上記ステップS50において許容値以下でない場合、またはステップS52において調整情報が変化した場合には、新しいグループを生成してそのグループを選択する(ステップS51)。
【0072】
このステップS51が終了した場合、上記ステップS48において画像の撮影日時がグループの撮影期間内である場合、上記ステップS50において許容値以下である場合、上記ステップS52において調整情報が変化していない場合、には、選択されているグループに画像ファイルIDと撮影日時とを登録する(ステップS53)。
【0073】
そして、一時メモリ16に記憶されている全ての画像情報について、グループに登録したか否かを判断し(ステップS54)、全ての画像情報についての登録が終了していない場合には、上記ステップS47へ行って未登録の画像について上述したような処理を繰り返して行う。
【0074】
また、全ての画像情報についての登録が終了している場合には、各グループに対応するフォルダを記録媒体12上に生成し、各グループに最初に登録された画像ファイルIDをもつ画像の撮影日時を含む名称をそれらのフォルダに付与してから(ステップS55)、この処理を終了して上記ステップS5に示した処理に復帰する。
【0075】
このように、第1のフォルダ生成の処理においては、グループを分ける基本的な区切りを撮影期間(例えば、撮影日、あるいは撮影した週、撮影した月、撮影した日の午前か午後か、等)として、1つ前に撮影された画像と同一の撮影期間内に撮影された画像については、該画像と同一のグループに属するようにしている。そして、同一の撮影期間でない(例えば、1日を区切りとしたときに、撮影が夜の12時を過ぎてしまった場合など)場合であっても、所定の条件を満たせば、1つ前に撮影された画像と同一のグループに属させるように(1日を区切りとする例においては、前日のグループに属させるように)している。ここでの条件とは、上記調整情報が数値である場合に、1つ前の画像の調整情報の値との差が設定されている許容値以下であるとき、または、調整情報がフラグである場合に、1つ前の画像の調整情報が変化していないとき、である。
【0076】
調整情報として、上記で列挙したようなものを含めた各種の情報の内の、何れを用いるかは、使用者が所望に設定することができるようになっている。このとき、複数の調整情報を用いることも可能である。
【0077】
次に、図7は、上記図5における第2のフォルダ生成の処理の詳細を示すフローチャートである。この図7において、上記図6と同様の処理を行う部分については同一の符号を付して説明を省略し、主として異なる部分についてのみ説明している。
【0078】
処理を開始すると、まず、調整情報として選択されている撮影情報項目を、上記一時メモリ16から読み出す(ステップS41a)。
【0079】
そして、上記ステップS42の判断を行い、調整情報がパラメータをもつと判断された場合、または上記ステップS43の処理が終了した場合には、上記一時メモリ16に記憶されている撮影情報に基づき、最も撮影時期の古い画像の画像ファイルIDと撮影日時とレンズ情報とを読み出す(ステップS44a)。
【0080】
その後、上記ステップS45の処理を行い、生成した第1のグループに、最も古い画像のファイルIDを登録する(ステップS46a)。
【0081】
続いて、次に撮影した画像の画像ファイルIDと撮影日時とレンズ情報とを上記一時メモリ16に記憶されている画像情報から読み出して(ステップS47a)、レンズの種類が、1つ前の画像を撮影したレンズの種類と同一であるか否かを判断する(基本的区分手段)(ステップS48a)。
【0082】
ここで、レンズの種類が異なる場合には、上記ステップS49の処理へ移行する。
【0083】
また、上記ステップS51の処理が終了した場合、上記ステップS48aにおいてレンズの種類が同一である場合、上記ステップS50において許容値以下である場合、上記ステップS52において変化していない場合、には、選択されているグループに画像ファイルIDを登録する(ステップS53a)。
【0084】
そして、上記ステップS54において、全ての画像情報についての登録が終了していると判断された場合には、各グループに対応するフォルダを記録媒体12上に生成し、所定の名称をそれらのフォルダに付与してから(ステップS55a)、この処理を終了して上記ステップS5に示した処理に復帰する。
【0085】
このように、第2のフォルダ生成においては、同一のレンズを用いて撮影された画像群を、同一のグループとして基本的に区分するようにしている。そして、レンズが交換された場合であっても、調整情報に関する所定の条件を満たせば、適応的に、1つ前に撮影された画像と同一のグループに区分するようにしたものである。ここで調整情報としては、例えば、被写体までの距離とし、レンズ交換前と後で、被写体までの距離の差が小さい場合は、同じ被写体を撮影しているものとして、撮影画像を同一グループとする。
【0086】
次に、図8は、上記図5における第3のフォルダ生成の処理の詳細を示すフローチャートである。この図8において、上記図6、図7と同様の処理を行う部分については同一の符号を付して説明を省略し、主として異なる部分についてのみ説明している。
【0087】
処理を開始すると、まず、電源履歴情報と、調整情報として選択されている撮影情報項目と、を上記一時メモリ16から読み出す(ステップS41b)。ここに、電源履歴情報とは、撮像装置1の電源がオン/オフされた履歴の情報である。その後は、上記ステップS42の処理を行う。
【0088】
また、上記ステップS47を行った後に、1つ前の画像を撮影した時との間に所定期間以上の電源オフの状態があったか否かを判断し(基本的区分手段)(ステップS48b)、あったときには上記ステップS49へ行き、ないときには上記ステップS53aへ行く。
【0089】
このように、第3のフォルダ生成においては、電源履歴情報を参照することにより、電源のオン状態が継続しているとき、または、電源が一旦オフにされた場合であっても、オフとなった期間が所定期間よりも短いとき、に撮影された画像群を、同一のグループとして基本的に区分するようにしている。そして、この基本的な同一グループの要件を満たさない場合であっても、調整情報に関する所定の条件を満たせば、適応的に、1つ前に撮影された画像と同一のグループに区分するようにしたものである。
【0090】
続いて、図9は、上記図3における画像を撮像装置から取得してフォルダに保存する処理の詳細を示すフローチャートである。
【0091】
この処理を開始すると、まず、最初に生成されたグループを選択して(ステップS61)、さらに、選択したグループに最初に登録された画像ファイルIDを選択し(ステップS62)、この画像ファイルIDで特定される画像ファイルを撮像装置1から取得する(ステップS63)。
【0092】
そして、取得した画像ファイルを、選択されているグループに対応するフォルダに記憶する(ステップS64)。
【0093】
その後、選択されているグループに、次に登録された画像ファイルIDがあるか否かを判断して(ステップS65)、ある場合には、次に登録された画像ファイルIDを選択してから(ステップS66)、上記ステップS63へ戻って上述したような処理を繰り返して行う。
【0094】
こうして、上記ステップS65において、選択されているグループに次に登録されたファイルIDがないと判断された場合には、選択されているグループは最後に生成されたグループであるか否かを判断して(ステップS67)、まだ最後に生成されたグループではない場合には、次に生成されたグループを選択してから(ステップS68)、上記ステップS62へ戻って上述したような処理を繰り返して行う。
【0095】
こうして、ステップS67において、選択されているグループが最後に生成されたグループであると判断された場合には、この処理を終了して上記図3に示した処理に復帰する。
【0096】
また、図10は、上記図9における画像ファイルIDで特定される画像ファイルを取得する処理の詳細を示す図である。
【0097】
この図9における画像ファイルを取得する処理は、情報処理装置10が撮像装置1と通信を行いながら実行しているために、両方における処理を分かり易くするために、情報処理装置10側における処理と、撮像装置1側における処理と、を対比して示している。
【0098】
情報処理装置10において、この画像ファイルを取得する処理を開始すると、まず、画像ファイルIDで特定される画像ファイルの送信要求を、撮像装置1に対して送信する(ステップS71)。
【0099】
撮像装置1は、上記情報処理装置10からの要求を受信すると(ステップS72)、受信した画像ファイルIDで特定される画像ファイルを上記画像メモリ5から読み出して(ステップS74)、読み出した画像ファイルを情報処理装置10へ送信する(ステップS75)。
【0100】
情報処理装置は、撮像装置1から画像ファイルを受信してから(ステップS73)、上記図9に示した処理に復帰する。
【0101】
その後は、上記図9のステップS64で説明したように、受信した画像ファイルが、記録媒体12等に構築されたファイルシステムにおける選択されたグループに対応するフォルダに記憶されることになる。
【0102】
次に、図11は、取り扱う対象のファイルが、継続的な撮影時間をもって撮影された動画像等であるときのグループ化を説明するための図である。
【0103】
この図11に示す例においては、基本的なグループ分けを日付で行うものとし、日付の変更時点の前後で行われた幾つかの撮影を図示している。また、調整情報として、前の撮影が終了した時点から、次の撮影が開始される時点までの時間間隔が、1分以下である場合には、同一のグループとみなすような設定が行われているものとする。
【0104】
図示のように、前日には、撮影Aと撮影Bが行われており、撮影Bは日付を跨ぐことなく撮影が終了している。これら撮影Aと撮影Bは、前日に撮影された画像のグループ(前日グループ)に属している。
【0105】
また、日付更新後の本日には、撮影Cと撮影Dが行われている。日付による基本的なグループ分けをそのまま適用する場合には、撮影Cおよび撮影Dは、本日に撮影された画像のグループ(本日グループ)に属することになる。しかし、撮影Bが終了した後に、撮影Bが開始されるまでの時間は、図示のように1分以下となっている。従って、撮影Cは、前日グループに属するように区分される。また、撮影Cが終了してから撮影Dが開始される間での時間は、図示のように1分以上であるために、撮影Dは前日グループではなく本日グループに属することになる。
【0106】
このようにして、取り扱う対象のファイルが動画像ファイルである場合にも、あるいは同様に、取り扱う対象のファイルが音声ファイルである場合にも、上述したような適応的なグループ分けを行うことができる。
【0107】
次に、図12は、調整情報としてパノラマモードのオン/オフが用いられるときのグループ化を説明するための図である。
【0108】
この図12に示す例においても、基本的なグループ分けを日付で行うものとし、日付の変更時点の前後で行われた幾つかの撮影を図示している。また、調整情報としてパノラマモードのオン/オフの情報を用いている。
【0109】
図示のように、前日には、撮影Aと撮影Bと撮影Cが行われており、本日には、撮影Dと撮影Eと撮影Fと撮影Gとが行われている。
【0110】
これらの内の、前日に行われた撮影Cと、本日に行われた撮影D、撮影E、撮影Fと、は、何れもパノラマモードをオンにして行われたパノラマ撮影となっている。
【0111】
このような場合には、本日に行われた撮影D、撮影E、撮影Fについても、適応的に、前日グループに属するようにグループ分けを行うようにしている。
【0112】
なお、例えば日付を基本的な区切りとして分類する場合には、必ずしも夜の12時を境界とするに限るものではなく、例えば深夜2時を日付の区切りとしても良いし、撮影される可能性が最も小さい時間を区切りとして選ぶことが可能である。また、使用者が所望に日付の区切りをつけることができるようにしても良い。これは日付を区切りとする場合に限るものではなく、その他の時間単位を区切りとする場合にも、同様に応用することが可能である。
【0113】
また、例えば日付を基本的な区切りとして分類する場合に、ファイルのヘッダに、実際に撮影された日付を属性として記録するとともに、該画像ファイルが関連する日付(つまり、撮影者の実感により適合する感覚的な撮影日時)を属性として記録するための領域を設けるようにしても良い。そして、画像を日付別でカレンダー表示させる際に、実際に日付で分けて表示させるようにするか、あるいは、関連付けられた日付で分けて表示させるようにするかを、使用者が所望に選択することができるようにすると良い。
【0114】
さらに、上述したような、グループ分けを行う際の基本的な区分に対して、調整情報を用いて適応的にグループ分けを変更する技術は、情報処理装置10の側で実行するに限るものではなく、撮像装置1の側で実行することも可能である。このときには、撮像装置1の処理部3が基本的区分手段と適応的区分手段とを兼ねたものとなる。この場合には、画像ファイルのヘッダ部分等に、上述したような実際の日付と感覚的な日付とを記録ための領域を設けて、記録すると良い。これにより、撮像装置1からファイルを情報処理装置10にダウンロード等した後に、該情報処理装置10においてヘッダ部分を参照すれば、直ちにグループへの分類を行うことが可能となる。
【0115】
なお、基本的な区切りの近傍にあるファイルを、適応的に何れかのグループに区分する際に、上述では1つ前の画像が属するグループに属させるようにしているが、これに限るものではなく、1つ後の画像が属するグループに属させるようにしても構わない。例えば、日付をグループの区切りとする場合に、前日に1枚画像が撮影された後に、時間的に近接して本日に5枚画像が撮影されたような場合には、前日に撮影された1枚の画像を、本日のグループに属させるように区分しても構わない。このときには、前日と本日の撮影枚数の大小を比べた結果に応じて、何れのグループに属させるかを適応的に決定すると良い。
【0116】
また、上述したようなファイルをグループ分けする技術は、静止画像ファイル、動画像ファイル、音声ファイルに対してのみ適用されるに限るものではなく、文章ファイルや表計算ファイルなどのその他の一般的なファイルに対しても適用することが可能である。このときの調整情報としては、ファイル作成日時同士の間隔を用いることができる他に、各ファイルに応じた調整情報を用いるようにすると良い。例えば、文章ファイルなどの場合には、他の画像ファイルや表計算ファイル等のオブジェクトに関連付けられている場合に、これら関連付けられているファイル群を作成日が同一であるか否かに関わらず適応的に同一のグループに属させる、あるいは、HTMLファイルやXMLファイルの場合には、内部に記録されているリンク先が同一である場合に作成日が同一であるか否かに関わらず適応的に同一のグループに属させる、などが挙げられる。このような技術を適用すれば、一般的なファイルに関しても、使用者に負担を掛けることなく、適切にグループ分けすることが可能となる。
【0117】
このような実施形態によれば、時系列に沿ったグループ分けを行う際に、撮影時の状況等に関わりなく所定の区切りで区分するのではなく、区切りの境界に近い部分については適応的に区分をするようにしているために、より使用者の実感に近い適切なグループ分けを自動的に行うことが可能となる。
【0118】
また、グループ分けを行う際の基準を、使用者が所望に設定することができるために、使用者各個人に応じた適切な区分が可能となる。
【0119】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
【0120】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のファイル取扱プログラム、ファイル取扱装置、ファイル取扱方法によれば、より人間の感覚に適合するようにファイルをグループ分けすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における撮像装置および情報処理装置の構成を示すブロック図。
【図2】上記実施形態の情報処理装置において、ファイル取扱プログラムを起動したときの処理の流れを大まかに示したフローチャート。
【図3】上記図2における画像インポートの処理の詳細を示すフローチャート。
【図4】上記図3における撮影情報と電源履歴情報を取得する処理の詳細を示す図。
【図5】上記図3における画像を保存するフォルダを生成する処理の詳細を示すフローチャート。
【図6】上記図5における第1のフォルダ生成の処理の詳細を示すフローチャート。
【図7】上記図5における第2のフォルダ生成の処理の詳細を示すフローチャート。
【図8】上記図5における第3のフォルダ生成の処理の詳細を示すフローチャート。
【図9】上記図3における画像を撮像装置から取得してフォルダに保存する処理の詳細を示すフローチャート。
【図10】上記図9における画像ファイルIDで特定される画像ファイルを取得する処理の詳細を示す図。
【図11】上記実施形態において、取り扱う対象のファイルが、継続的な撮影時間をもって撮影された動画像等であるときのグループ化を説明するための図。
【図12】上記実施形態において、調整情報としてパノラマモードのオン/オフが用いられるときのグループ化を説明するための図。
【符号の説明】
1…撮像装置(ファイルを生成する装置)
2…撮像部
3…処理部(基本的区分手段、適応的区分手段)
4…プログラムメモリ
5…画像メモリ
6…表示部
7…操作部
8…時計部
9…通信インターフェース
10…情報処理装置(コンピュータ)
11…通信インターフェース
12…記録媒体
13…メモリ
14…表示部
15…入力部
16…一時メモリ
17…システムバス
18…処理部(基本的区分手段、適応的区分手段)

Claims (12)

  1. コンピュータを、
    一以上のファイルを含むファイル群を、各ファイルの作成日時またはファイルに含まれる日時情報に関する時系列に沿って、基本的に区分しグループ化する基本的区分手段、
    上記基本的な区分に関わらず、該基本的な区分の境目付近にあるファイルの内の、互いに関連性がある一群のファイルを、まとめて、該区分の境目の前のグループ、または該区分の境目の後のグループ、の何れか一方へ属させる適応的区分手段、
    として機能させるためのファイル取扱プログラム。
  2. 上記基本的な区分は、所定の時間間隔に基づく区分であることを特徴とする請求項1に記載のファイル取扱プログラム。
  3. 上記ファイルは、静止画像ファイル、動画像ファイル、または音声ファイルであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のファイル取扱プログラム。
  4. 上記日時情報は、撮影日時または録音日時であることを特徴とする請求項3に記載のファイル取扱プログラム。
  5. 上記ファイルは、レンズ交換可能な撮像装置により撮像された、静止画像に係る静止画像ファイルまたは動画像に係る動画像ファイルであって、
    上記基本的な区分は、該撮像装置のレンズ交換に基づく区分であることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のファイル取扱プログラム。
  6. 上記ファイルは、ファイルを生成する装置により生成されたファイルであって、
    上記基本的な区分は、該ファイルを生成する装置の電源がオフになっている期間が所定時間以上であるか否かに基づく区分であることを特徴とする請求項1に記載のファイル取扱プログラム。
  7. 上記ファイルを生成する装置は、撮像装置であって、
    上記ファイルは、該撮像装置により撮像された、静止画像に係る静止画像ファイル、または動画像に係る動画像ファイルであることを特徴とする請求項3または請求項6に記載のファイル取扱プログラム。
  8. 上記ファイルを生成する装置は、録音装置であって、
    上記ファイルは、該録音装置により録音された音声ファイルであることを特徴とする請求項3または請求項6に記載のファイル取扱プログラム。
  9. さらに、コンピュータを、
    上記基本的区分手段および適応的区分手段により区分された各グループに一対一に対応するフォルダを各々生成して、グループに属するファイルを、対応するフォルダ内に格納する手段、
    として機能させるための請求項1から請求項8の何れか一項に記載のファイル取扱プログラム。
  10. 上記適応的区分手段は、該基本的な区分の境目付近にあるファイル同士に関連性があるか否かを、調整情報に基づいて判断するものであることを特徴とする請求項1から請求項9の何れか一項に記載のファイル取扱プログラム。
  11. 一以上のファイルを含むファイル群を、各ファイルの作成日時またはファイルに含まれる日時情報に関する時系列に沿って、基本的に区分しグループ化する基本的区分手段と、
    上記基本的な区分に関わらず、該基本的な区分の境目付近にあるファイルの内の、互いに関連性がある一群のファイルを、まとめて、該区分の境目の前のグループ、または該区分の境目の後のグループ、の何れか一方へ属させる適応的区分手段と、
    を具備したことを特徴とするファイル取扱装置。
  12. 一以上のファイルを含むファイル群を、各ファイルの作成日時またはファイルに含まれる日時情報に関する時系列に沿って、基本的に区分しグループ化するステップと、
    上記基本的な区分に関わらず、該基本的な区分の境目付近にあるファイルの内の、互いに関連性がある一群のファイルを、まとめて、該区分の境目の前のグループ、または該区分の境目の後のグループ、の何れか一方へ属させるステップと、
    を有することを特徴とするファイル取扱方法。
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