JP2009165089A - 呼出理由取得装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ナースコール副親機から呼出理由を入力できるようになされたシステムにおいて、ナースコール副親機上にて、呼出理由が未登録であるナースコールのうち自分自身が過去にナースコール副親機にて応答したナースコールを特定する手間を削減できるようにする。
【解決手段】看護師が携帯している携帯端末から呼出理由を入力する旨の要求があった場合に、呼出理由が未登録であるナースコールのうち自分自身が過去に携帯端末にて応答したナースコールに係る呼出理由の入力を受け付ける呼出理由入力画面を携帯端末に送信するようにする。これにより、携帯端末には、呼出理由が未登録であるナースコールであって自分自身が過去に携帯端末にて応答したナースコールに係る呼出理由の入力を受け付ける呼出理由入力画面のみが表示されるようにしている。
【選択図】図2

Description

本発明は、呼出理由取得装置に関し、特に、患者からのナースコールによる呼び出しの理由である呼出理由を取得する呼出理由取得装置に関する。
ナースコールシステムにおいて、ナースコールにて患者が看護師を呼び出した理由(以下、「呼出理由」という)を記録することは、非常に有益である。ナースコールの利用傾向の把握、利用傾向に基づく看護師の人員配置の予測などに利用できるからである。
当初、看護師は、ナースセンタ内に固定設置されたナースコール親機にて、ナースコールに応答し、処置終了後に、自分自身が呼出理由を入力すべきナースコール、つまり自分自身が応答したナースコールであって呼出理由が未登録であるナースコールの呼出理由を入力していた。この時代、看護師は、ナースコールの応答および呼出理由の入力を全てナースセンタ内で行わななければならなかった。その後に、ナースコール親機から転送されたナースコールを受信する可搬性の装置(例えば、ページャー)にて、ナースコールに応答できるようになされたシステムが登場した(例えば、特許文献1参照)。このシステムの登場により、看護師は、ナースセンタ内に居なくても、リモートでナースコールを把握することができるようになった。
現在では、ページャーの代わりに、携帯端末(例えば、PHS)を用いたナースコールシステムも登場している。なお、PHS上でブラウザを立ち上げて、Webサーバにデータを入力する技術が知られている(例えば、特許文献2、3参照)。
特開平11−143972号公報 特開2002−366516号公報 特開2003−102040号公報
(警告に関する課題/効果は実施例)
出願人は、特許文献2、3の技術をナースコールシステムに応用し、ナースコール副親機(例えば、PHS)から呼出理由を入力できるようなシステムを検討している。このシステムによれば、看護師は、自分自身がナースコール副親機にて応答したナースコールであって呼出理由が未登録であるナースコール(以下、「自応答未登録ナースコール」という)を特定することにより、特定した自応答未登録ナースコールの呼出理由の入力もリモートでできるようになる。
(警告に関する課題/効果は実施例)
しかしながら、看護師がナースコール副親機上で呼出理由を入力する際に、当該看護師がナースコール副親機上にて応答したナースコールを含む全ナースコールであって呼出理由が登録されていないナースコール(以下、「未登録ナースコール」をナースコール副親機上に表示すると、表示された未登録ナースコールの中から自応答未登録ナースコールを特定するのに手間が掛かるという問題が生じる。特に、他の看護師が呼出理由を入力すべきナースコール(未登録ナースコールのうち他の看護師がナースコール副親機にて応答したナースコール。以下、「他応答未登録ナースコール」という)がナースコール副親機上に多数表示されるような場合、表示領域の小さいナースコール副親機上にて、自応答未登録ナースコールを特定するのに手間が掛かるという問題が生じる。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものである。すなわち、ナースコール副親機から呼出理由を入力できるようになされたシステムにおいて、ナースコール副親機上にて自応答未登録ナースコールを特定するのに手間が掛かるという問題を解決することを目的としている。
上記した課題を解決するために、本発明の呼出理由取得装置は、看護師が携帯している携帯端末から呼出理由を入力する旨の要求があった場合に、呼出理由が未登録であるナースコールのうち自分自身が過去に携帯端末にて応答したナースコールに係る呼出理由の入力を受け付ける呼出理由入力画面を携帯端末に送信するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、携帯端末上には、自応答未登録ナースコールに係る呼出理由の入力を受け付ける呼出理由入力画面のみが表示される。これにより、携帯端末にて自応答未登録ナースコールを特定する手間を削減することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の呼出理由取得装置を実施したナースコールシステム5の構成例を示す図である。本実施形態のナースコールシステム5は、図1に示すように、有線または無線のネットワークを介して接続される、ナースコール親機10(本発明の呼出理由取得装置に相当)、ナースコール副親機である携帯端末20、ウォールユニット30、ハンド形子機32、廊下灯40、ハンディナースコール主装置50および無線基地局60を備えて構成される。
ウォールユニット30は、病室内の各ベッドサイドの壁に埋め込み設置されており、ハンド形子機32と廊下灯40とを中継接続する。ハンド形子機32は、ナースコール親機10(後述するハンドセット15)および携帯端末20と音声通話するための装置である。ハンド形子機32は、ナースコールを発信するための呼出ボタン、マイクおよびスピーカなどを備える。
廊下灯40は、廊下の各病室の入口近傍の廊下側の壁に埋め込み設置される。廊下灯40は、各病室の情報を表示するとともに、各病室に設置されたハンド形子機32からのナースコールを停止(復旧)するための装置である。廊下灯40は、各病室内の患者名、および、病室内のハンド形子機32からナースコールが発信されている旨などを表示する表示部、ナースコールを停止するための復旧ボタンなどを備える。
ナースコール親機10は、ナースセンタ内に設置される。ナースコール親機10は、本体11と、本体11から出力される情報を表示するディスプレイ14と、本体11に対する情報の入力手段の一例としてのキーボード12およびマウス13と、ハンド形子機32および携帯端末20と音声通話するためのハンドセット15とを備える。本体11の機能の詳細は後述する。
ハンディナースコール主装置50は、病院内の電算室に設置される。ハンディナースコール主装置50は、携帯端末20による音声通話およびデータ通信を制御するための装置である。無線基地局60は、病院内の各所に設置される。無線基地局60は、携帯端末20による音声通話およびデータ通信を中継するための装置である。
携帯端末20は、看護師によって携帯される。携帯端末20は、ハンド形子機32およびナースコール親機10のハンドセット15と音声通話し、ナースコール親機10の本体11とデータ通信するための装置である。携帯端末20は、Webページのブラウジング機能およびショートメッセージを受信する機能を備える。なお、携帯端末20は、例えば、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistants)などである。
次に、親機10の本体11の機能について説明する。図2は、図1に示すナースコール親機10の本体11の機能構成例を示すブロック図である。図3は、図2に示す看護担当情報記憶部310および携帯情報記憶部320に記憶された情報の一例を示す図である。図4は、図2に示す履歴情報記憶部210に記憶された情報の一例を示す図である。図5は、携帯端末20に送信される画面およびショートメッセージの一例を示す図である。図6は、抽出部140から供給される情報の一例を示す図である。
本体11は、図2に破線にて示すように、呼出理由取得機能部100、履歴情報管理機能部200およびナースコール送受信機能部300を備えて構成される。呼出理由取得機能部100は、画面記憶部110、画面送信部120、呼出理由受信部130、抽出部140および警告情報送信部150を備える。履歴情報管理機能部200は、履歴情報記憶部210を備える。ナースコール送受信機能部300は、看護担当情報記憶部310、携帯情報記憶部320およびナースコール送受信部330を備える。
看護担当情報記憶部310は、患者と患者を担当している看護師との対応関係を示す看護担当情報を記憶する。具体的には、看護担当情報記憶部310は、図3(a)に示すように、ハンド形子機32を識別する情報(以下、「子機ID」という)に対応付けて、患者名、患者を識別する情報(以下、「患者ID」という)、ハンド形子機32の設置場所に関する情報(以下、「設置情報」という)、担当の看護師の氏名(以下、「看護師名」という)、および、看護師を識別する情報(以下、「看護師ID」という)を記憶する。
例えば、図3(a)のPのレコード(行/row)は、患者ID「A001」により識別される患者「入居一郎」が、505号室の第2ベッドに設置された子機ID「K001」により識別されるハンド形子機32を利用する旨、および、看護師ID「B01」により識別される看護師「介護春子」に担当される旨を記憶している。なお、看護担当情報は、患者の入退院時または担当する看護師の変更等の際に、看護担当情報の更新を受け付ける入力画面(非図示)を介して更新される。なお、図3(a)にて、患者と看護師は1:1に対応するが如く記載しているが、患者と看護師はn:m(n、mは1以上の自然数であり、一人の患者を複数の看護師が担当し、一人の看護師が複数の患者を担当)であってもよい。
携帯情報記憶部320は、看護師と看護師が携帯している携帯端末20との対応関係を示す携帯情報を記憶する。具体的には、携帯情報記憶部320は、図3(b)に示すように、看護師IDに対応付けて携帯端末20を識別する情報(以下、「携帯端末ID」という)を記憶する。
例えば、図3(b)のQのレコードは、看護師ID「B01」により識別される看護師が、携帯端末ID「T01」により識別される携帯端末20を携帯している旨を記憶している。なお、携帯端末IDの一例は携帯端末20の内線番号である。また、携帯情報は、使用(携帯)する携帯端末20の変更等の際に、携帯情報の更新を受け付ける入力画面(非図示)を介して更新される。
履歴情報記憶部210は、ナースコールに関する履歴情報を記憶する。具体的には、履歴情報記憶部210は、履歴情報として、図4に示すように、ナースコールを受信した受信日時、設置情報、患者名、ナースコールに応答した応答日時、ナースコールに応答したナースコール親機10または携帯端末20の種類の別を示す応答種別、ナースコールに応答した看護師の看護師IDおよび看護師名、呼出理由、呼出理由入力画面(後述)を送信した日時(以下、「画面送信日時」という)、および、警告情報(後述)を送信した警告日時を対応付けて記憶する。なお、履歴情報が履歴情報記憶部210に記憶されるタイミングについては後述する。
ナースコール送受信部330は、廊下灯40を介して、ハンド形子機32からのナースコールを受信する。ハンド形子機32から廊下灯40を介して送信されるナースコールは子機IDを含む。なお、ハンド形子機32は子機IDを含むナースコールを送信してもよいし、子機IDを含まないナースコールを送信してもよい(子機IDは廊下灯40によって付加される)。
ナースコール送受信部330は、廊下灯40を介して、ハンド形子機32からのナースコールを受信した場合、そのナースコールをハンドセット15に送信する。同時に、ナースコール送受信部330は、ハンド形子機32から受信したナースコールを所定の携帯端末20に送信(転送)する。
具体的には、ナースコール送受信部330は、まず、受信したナースコールに含まれる子機IDに対応付けて看護担当情報記憶部310に記憶されている看護師IDを取得する。次に、ナースコール送受信部330は、取得した看護師IDに対応付けて携帯情報記憶部320に記憶されている携帯端末IDを取得する。そして、ナースコール送受信部330は、ハンディナースコール主装置50および無線基地局60を介して、取得した携帯端末IDにより示される携帯端末20にナースコールを送信する。
また、ナースコール送受信部330は、廊下灯40を介して、ハンド形子機32からのナースコールを受信した場合、ハンドセット15、携帯電話20に対するナースコールの送信に加えて、受信日時、設置情報および患者名を履歴情報記憶部210に記憶する。具体的には、ナースコール送受信部330は、まず、受信したナースコールに含まれる子機IDに対応付けて看護担当情報記憶部310に記憶されている設置情報および患者名を取得する。そして、ナースコール送受信部330は、受信日時、並びに、看護担当情報記憶部310から取得した設置情報および患者名を履歴情報記憶部210に記憶する。
また、ナースコール送受信部330は、携帯端末20に送信したナースコールに携帯端末20にて応答があった場合、つまり、ハンディナースコール主装置50から携帯端末IDを含む制御情報(呼制御情報)を取得した場合には、応答日時、応答種別、看護師IDおよび看護師名を履歴情報記憶部210に記憶する。具体的には、ナースコール送受信部330は、まず、取得した制御情報に含まれる携帯端末IDに対応付けて携帯情報記憶部320に記憶されている看護師IDを取得する。次に、ナースコール送受信部330は、取得した看護師IDに対応付けて看護担当情報記憶部310に記憶されている看護師名を取得する。そして、ナースコール送受信部330は、応答日時、携帯端末20にて応答があった旨を示す応答種別「1(携帯端末)」、携帯情報記憶部320から取得した看護師ID、および、看護担当情報記憶部310から取得した看護師名を履歴情報記憶部210に記憶する。
一方、ナースコール送受信部330は、ハンドセット15にて応答があった場合、つまり、ハンドセット15のオフフックを検出した場合には、応答日時、および、ハンドセット15にて応答があった旨を示す応答種別「0(親機)」のみを履歴情報記憶部210に記憶する。なお、ハンドセット15にて応答があった場合には、看護師IDおよび看護師名の登録を受け付ける入力画面(非図示)を介して、ハンドセット15にて応答した看護師が看護師IDおよび看護師名を登録する。看護師ID、看護師名に加えて呼出理由の登録を受け付ける入力画面を介して、ハンドセット15にて応答した看護師が看護師ID、看護師名および呼出理由を登録してもよい。
画面記憶部110は、呼出理由の入力を受け付ける呼出理由入力画面、呼出理由入力画面へのリンク情報の一覧を出力する一覧画面、および、呼出理由の登録が完了した旨を示す登録完了画面の各レイアウト情報を記憶する。
一覧画面は、例えば、図5(a)に示すように、看護師名を出力する欄S(以下、「看護師名欄」という)、受信日時、設置情報および患者名を出力する欄T(以下、「ナースコール欄」という)を有する。呼出理由入力画面は、例えば、図5(b)に示すように、看護師名欄S、ナースコール欄T、呼出理由の入力を受け付ける欄U(以下、「呼出理由入力欄」という)を有する。登録完了画面は、例えば、図5(c)に示すように、看護師名欄S、ナースコール欄T、呼出理由の出力を受け付ける欄V(以下、「呼出理由出力欄」という)を有する。
なお、図5(a)に示す一覧画面のナースコール欄Tに出力される情報には、呼出理由入力画面へのリンク情報が設定される(リンク情報が設定されている旨は、例えば、図5(a)に示すように、下線によって示される)。つまり、図5(a)に示す一覧画面が携帯端末20に表示されている場合に、看護師によって一覧画面のナースコール欄Tのリンク情報T1が選択されたときは、選択されたリンク情報T1により示される呼出理由入力画面が携帯端末20に表示される。より詳細には、図5(a)に示す一覧画面が携帯端末20に表示されている場合に、例えば、看護師によって一覧画面のナースコール欄Tのリンク情報T1が選択されたときは、選択されたリンク情報T1に係る引渡情報(各リンク情報に対応付けられた情報であって、携帯端末20からナースコール親機10(呼出理由受信部130)に送信(引渡)される情報。例えば、ナースコール欄Tに出力されている受信日時および患者名)がナースコール親機10に送信され、ナースコール親機10にて引渡情報に基づいて生成された図5(b)に示す呼出理由入力画面が携帯端末20に表示される。なお、引渡情報は、受信日時および患者名に限定されない。例えば、引渡情報は、受信日時および設置情報であってもよい。なお、引渡情報に基づいて呼出理由入力画面が生成される動作については、順次説明する。
呼出理由受信部130は、http(HyperText Transfer Protocol)メッセージを受信する機能を有する。ここでhttpメッセージとは、httpによるテキストベースのメッセージである。呼出理由受信部130は、携帯端末20から呼出理由を登録する旨の呼出理由登録要求を受信する。呼出理由登録要求は携帯端末IDを含む。呼出理由受信部130は、携帯端末20から呼出理由登録要求を受信した場合、携帯端末20から受信した呼出理由登録要求を画面送信部120に供給する。なお、呼出理由受信部130の他の動作については順次説明する。
画面送信部120は、httpメッセージを送信する機能を有する。画面送信部120は、呼出理由受信部130から呼出理由登録要求を取得する。画面送信部120は、呼出理由受信部130から呼出理由登録要求を取得した場合、呼出理由登録要求に含まれる携帯端末IDに対応付けて携帯情報記憶部320に記憶されている看護師IDを取得して抽出部140に供給する。なお、画面送信部120の他の動作については順次説明する。
抽出部140は、画面送信部120から看護師IDを取得する。抽出部140は、画面送信部120から看護師IDを取得した場合、画面送信部120から取得した看護師IDにより識別される看護師の自応答未登録ナースコールに係る履歴情報(看護師名、受信日時、設置情報および患者名)を画面送信部120に供給する。
具体的には、抽出部140は、画面送信部120から看護師IDを取得した場合、まず、画面送信部120から取得した看護師IDに対応付けて履歴情報記憶部210に記憶されている看護師名を取得する。次に、抽出部140は、画面送信部120から取得した看護師IDと同一の看護師IDと、携帯端末20にて応答した旨を示す応答種別「1」とを有するレコードであって、呼出理由が登録されていないレコード(自応答未登録ナースコールに係るレコード)を選択する。
次に、抽出部140は、選択したレコードから受信日時、設置情報および患者名(自応答未登録ナースコールに係る受信日時、設置情報および患者名)を抽出する。そして、抽出部140は、図6(a)に示すように、履歴情報記憶部210から取得した看護師名とともに、各レコードから抽出した受信日時、設置情報および患者名を、抽出元のレコード毎に対応付けて(抽出元となったレコードが同一である受信日時、設置情報および患者名について、同一の抽出元であったことが分かるように組にして)、画面送信部120に供給する。なお、抽出部140の他の動作については順次説明する。
画面送信部120は、看護師IDを抽出部140に供給した後に、供給した看護師IDにより識別される看護師の自応答未登録ナースコールに係る履歴情報を抽出部140から取得する。具体的には、画面送信部120は、看護師名とともに、抽出元のレコード毎の受信日時、設置情報および患者名の組を抽出部140から取得する。
画面送信部120は、自応答未登録ナースコールに係る履歴情報を抽出部140から取得した場合、看護師名欄Sおよびナースコール欄Tを有する一覧画面のレイアウト情報を画面記憶部110から取得し、メモリ上にて、抽出部140から取得した看護師名を看護師名欄Sに出力し、抽出部140から取得した各組の受信日時、設置情報および患者名を各ナースコール欄Tに出力する。画面送信部120は、例えば図5(a)に示すように、看護師名、受信日時、設置情報および患者名を出力した一覧画面を携帯端末20に送信する。なお、図5(a)は、看護師の介護春子の携帯端末20に送信された一覧画面の一例である。図5(a)に示すように、各ナースコール欄Tには、介護春子が自ら応答した自応答未登録ナースコールに係る情報のみが出力されている。また、画面送信部120は、一覧画面上の看護師名欄Sおよび各ナースコール欄Tに出力した情報を一時記憶する。
呼出理由受信部130は、携帯端末20から、一覧画面を介して引渡情報(受信日時および患者名)を受信する。例えば、呼出理由受信部130は、図5(a)に示す一覧画面が携帯端末20に表示されている場合に、看護師によってナースコール欄Tのリンク情報T1が選択されたときは、看護師名欄Sに表示されている看護師名「介護春子」とともに、選択されたリンク情報T1に係る引渡情報(ナースコール欄Tに表示されている受信日時「7月31日18時00分24秒」および患者名「入居一郎」)を受信する。
呼出理由受信部130は、携帯端末20から、看護師名、および、引渡情報(受信日時および患者名)を受信した場合、携帯端末20から受信した看護師名、および、引渡情報(受信日時および患者名)を画面送信部120に供給する。
画面送信部120は、看護師名、および、引渡情報(受信日時および患者名)を呼出理由受信部130から取得する。画面送信部120は、看護師名、および、引渡情報(受信日時および患者名)を呼出理由受信部130から取得した場合、看護師名、および、引渡情報(受信日時および患者名)に基づいて呼出理由入力画面を生成する。具体的には、まず、画面送信部120は、一時記憶している設置情報のうち、呼出理由受信部130から取得した引渡情報(受信日時および患者名)と同一のナースコール欄Tに出力した設置情報を取得する。次に、画面送信部120は、看護師名欄S、ナースコール欄T、呼出理由入力欄Uを有する呼出理由入力画面のレイアウト情報を画面記憶部110から取得し、メモリ上にて、呼出理由受信部130から取得した看護師名を看護師名欄Sに出力し、呼出理由受信部130から取得した受信日時および患者名、並びに、一時記憶から取得した設置情報をナースコール欄Tに出力する。画面送信部120は、例えば図5(b)に示すように、看護師名、受信日時、設置情報および患者名を出力した呼出理由入力画面を携帯端末20に送信する。
画面送信部120は、呼出理由入力画面を携帯端末20に送信した場合、呼出理由入力画面を送信した日時を履歴情報記憶部210の画面送信日時に記憶する。具体的には、画面送信部120は、携帯端末20に送信した呼出理由入力画面に出力した看護師名、受信日時、設置情報および患者名により識別される履歴情報格納部210のレコードの画面送信日時に、呼出理由入力画面を送信した日時を記憶する。
呼出理由受信部130は、携帯端末20から、呼出理由入力画面を介して、何れのナースコールに係る呼出理由であるかを識別する情報(看護師名欄Sに表示されている看護師名およびナースコール欄Tに表示されている受信日時)とともに、呼出理由を受信する。例えば、呼出理由受信部130は、携帯端末20に図5(b)の呼出理由入力画面が表示されている場合に、看護師によって登録ボタンが押下されたときは、看護師名欄Sに表示されている看護氏名「介護春子」およびナースコール欄Tに表示されている受信日時「7月31日18時00分24秒」とともに、呼出理由入力欄に入力(選択)されている呼出理由「水分補給」を受信する。なお、何れのナースコールに係る呼出理由であるかを識別する情報は、看護師名および受信日時に限定されない。例えば、受信日時および患者名であってもよい。
呼出理由受信部130は、携帯端末20から何れのナースコールに係る呼出理由であるかを識別する情報(看護師名および受信日時)とともに、呼出理由を受信した場合、携帯端末20から受信した呼出理由を履歴情報格納部210に記憶する。例えば、呼出理由受信部130は、看護師名および受信日時とともに、呼出理由を携帯端末20から受信した場合、携帯端末20から受信した看護師名および受信日時により識別される履歴情報格納部210のレコードの呼出理由に、携帯端末20から受信した呼出理由を記憶する。
呼出理由受信部130は、携帯端末20から受信した呼出理由を履歴情報格納部210に記憶した場合、携帯端末20から受信した呼出理由、看護師名および受信日時を画面送信部120に供給する。
画面送信部120は、呼出理由、看護師名および受信日時を呼出理由受信部130から取得する。画面送信部120は、呼出理由、看護師名および受信日時を呼出理由受信部130から取得した場合、呼出理由、看護師名および受信日時に基づいて登録完了画面を生成する。具体的には、まず、画面送信部120は、一時記憶している設置情報のうち、呼出理由受信部130から取得した呼出理由、看護師名および受信日時と同一のナースコール欄Tに出力した設置情報を取得する。次に、画面送信部120は、看護師名欄S、ナースコール欄T、呼出理由出力欄Vを有する登録完了画面のレイアウト情報を画面記憶部110から取得し、メモリ上にて、呼出理由受信部130から取得した看護師名を看護師名欄Sに出力し、呼出理由受信部130から取得した受信日時および患者名、並びに、一時記憶から取得した設置情報をナースコール欄Tに出力し、呼出理由受信部130から取得した呼出理由を呼出理由出力欄Vに出力する。画面送信部120は、例えば図5(c)に示すように、看護師名、受信日時、設置情報および患者名を出力した登録完了画面を携帯端末20に送信する。
また、抽出部140は、警告情報である旨を示す情報、および、携帯端末IDとともに、携帯端末20にて応答したナースコールであって応答後の所定の時間(例えば60分)内に呼出理由が入力されなかった自応答未登録ナースコール(以下、「自応答時間超過未登録ナースコール」という)に係る履歴情報(看護師名、受信日時、設置情報および患者名)を警告情報送信部150に供給する。
具体的には、抽出部140は、定時間毎(例えば30分毎)に履歴情報記憶部210を参照し、携帯端末20にて応答した旨を示す応答種別「1」を有し、かつ、呼出理由が登録されていないレコードであって、現在日時と応答日時との差が所定の時間(例えば、60分)を経過しているレコード(自応答時間超過未登録ナースコールに係るレコード)を選択する。抽出部140は、選択したレコードの看護師ID、看護師名、受信日時、設置情報および患者名(自応答時間超過未登録ナースコールに係る看護師ID、看護師名、受信日時、設置情報および患者名)を抽出する。抽出部140は、抽出した看護師名、受信日時、設置情報および患者名を看護師ID別に分類する。抽出部140は、分類した各看護師IDに対応付けて携帯情報記憶部320に記憶されている各携帯端末IDを取得する。そして、抽出部140は、図6(c)に示すように、携帯情報記憶部320から取得した携帯端末ID毎に、携帯端末ID、警告情報である旨を示す情報および看護師名とともに、各レコードから抽出した受信日時、設置情報および患者名を抽出元のレコード毎に対応付けて(抽出元となったレコードが同一である受信日時、設置情報および患者名について抽出元となったレコードが同一であることが分かるように)、警告情報送信部150に供給する。
抽出部140は、携帯端末ID、警告情報である旨を示す情報および看護師名とともに、各レコードから抽出した受信日時、設置情報および患者名を抽出元のレコード毎に対応付けて警告情報送信部150に供給した場合、警告日時として、警告情報を供給した日時を履歴情報記憶部210に記憶する。具体的には、抽出部140は、警告情報送信部150に供給した受信日時、設置情報および患者名により識別される履歴情報格納部210のレコードの警告日時に、警告情報を供給した日時を記憶する。
警告情報送信部150は、ショートメッセージを送信する機能を備える。警告情報送信部150は、自応答時間超過未登録ナースコールに係る履歴情報を抽出部140から取得する。具体的には、警告情報送信部150は、図6(c)に示すように、携帯端末ID、警告情報である旨を示す情報および看護師名とともに、抽出元のレコード毎の受信日時、設置情報および患者名の組を抽出部140から取得する。
警告情報送信部150は、携帯端末ID、警告情報である旨を示す情報および看護師名とともに、抽出元のレコード毎の受信日時、設置情報および患者名の組を抽出部140から取得した場合、図5(e)に示すように、携帯端末ID毎に、携帯端末IDを宛先に出力し、警告情報である旨を示す文言(図5(e)に示す例において「未登録です。登録してください。」)および看護師名並びに各組の受信日時、設置情報および患者名を本文に出力したショートメッセージを生成する。受信日時、設置情報および患者名には、自応答時間超過未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面へのリンク情報が設定される。警告情報送信部150は、生成した各ショートメッセージを各携帯端末20に警告情報として送信する。
以下、ナースコール親機10の本体11および携帯端末20の動作について説明する。図7から図10は、図1に示すナースコール親機10の本体11および携帯端末20の動作の一例を示すフローチャートである。図7から図10の各図面において、左側は本体11の動作、右側は携帯端末20の動作を示す。また、各図面において、本体11と携帯端末20の通信を中継するハンディナースコール主装置50および無線基地局60の動作を省略している。
図7において、本体11および携帯端末20は、図8に示す呼出処理(ステップS100、ステップS200)を実行する。呼出処理の詳細は図8において詳細に説明する。呼出処理に続いて、本体11および携帯端末20は、図9に示す呼出理由入力処理(ステップS300、ステップS400)を実行する。呼出理由入力処理の詳細は図9において詳細に説明する。呼出理由入力処理に続いて、本体11および携帯端末20は、図10に示す警告処理(ステップS500、ステップS600)を実行する。警告処理の詳細は図10において詳細に説明する。
警告処理に続いて、本体11は、動作を終了するか否かを判断する(ステップS700)。本体11は、キーボード12またはマウス13を介して、看護師から本体11の動作を終了する旨の入力を受け付けた場合、動作を終了すると判断する。本体11は、動作を終了しないと判断した場合(ステップS700:No)、ステップS100に戻る。一方、本体11は、動作を終了すると判断した場合(ステップS700:Yes)、左側のフローチャートは終了する。携帯端末20は、警告処理に続いて、動作を終了するか否かを判断する(ステップS800)。携帯端末20は、看護師から電源オフボタンの押下を受け付けた場合、動作を終了すると判断する。携帯端末20は、動作を終了しないと判断した場合(ステップS800:No)、ステップS200に戻る。一方、携帯端末20は、動作を終了すると判断した場合(ステップS800:Yes)、右側のフローチャートは終了する。
次に、本体11および携帯端末20による呼出処理について説明する。図8において、本体11のナースコール送受信部330は、廊下灯40を介してハンド形子機32からナースコールを受信したか否かを判断する(ステップS110)。ナースコール送受信部330は、ナースコールを受信していないと判断した場合(ステップS110:No)、左側のフローチャートは終了する。
一方、ナースコール送受信部330は、ナースコールを受信したと判断した場合(ステップS110:Yes)、ハンド形子機32から受信したナースコールを、ハンドセット15に送信するとともに(ステップS120)、ハンディナースコール主装置50および無線基地局60を介して、所定の携帯端末20に送信(転送)する(ステップS130)。また、ナースコール送受信部330は、受信日時、設置情報および患者名を履歴情報記憶部210に記憶する(ステップS140)。
携帯端末20は、ナースコールを受信して着信音を鳴らす(ステップS210)。携帯端末20は、看護師がナースコールに応答したか否かを判断する(ステップS220)。携帯端末20は、オフフックボタンの押下を受け付けた場合、看護師がナースコールに応答したと判断する。携帯端末20は、ナースコールに対して応答しないと判断した場合(ステップS220:No)、右側のフローチャートは終了する。
一方、携帯端末20は、看護師がナースコールに応答したと判断した場合(ステップS220:Yes)、無線基地局60およびハンディナースコール主装置50を介して、ナースコールに対して応答した旨を本体11のナースコール送受信部330に通知する(ステップS230)。なお、看護師は、ステップS230の後に、ハンディナースコール主装置50によって確立されたハンド形子機32との間の呼によりナースコールに応答する。応答終了後、右側のフローチャートは終了する。
ステップS140に続いて、本体11のナースコール送受信部330は、ハンドセット15および携帯端末20に送信したナースコールに、ハンドセット15または携帯端末20にて応答があったか否かを判断する(ステップS150)。ナースコール送受信部330は、携帯端末IDを含む制御情報(呼制御情報)をハンディナースコール主装置50から取得した場合、携帯端末20にて応答があったと判断し、ハンドセット15のオフフックを検出した場合に、ハンドセット15にて応答があったと判断する。ナースコール送受信部330は、ナースコールにハンドセット15または携帯端末20にて応答がなかったと判断した場合(ステップS150:No)、左側のフローチャートは終了する。
一方、ナースコール送受信部330は、ナースコールに携帯端末20にて応答があったと判断した場合(ステップS150:Yes)、応答日時、応答区分、看護師ID、看護師名を履歴情報記憶部210に記憶する(ステップS160)。また、ナースコール送受信部330は、ナースコールにハンドセット15にて応答があったと判断した場合(ステップS150:Yes)、応答日時および応答種別を履歴情報記憶部210に記憶する(ステップS160)。
次に、本体11および携帯端末20による呼出理由入力処理について説明する。図9において、携帯端末20は、看護師から呼出理由を登録する旨の要求を受け付けたか否かを判断する(ステップS405)。携帯端末20は、呼出理由を登録する旨の要求を受け付けていないと判断した場合(ステップS405:No)、右側のフローチャートは終了する。一方、携帯端末20は、呼出理由を登録する旨の要求を受け付けたと判断した場合(ステップS405:Yes)、無線基地局60およびハンディナースコール主装置50を介して、携帯端末IDを含む呼出理由登録要求を本体11の呼出理由受信部130に送信する(ステップS410)。
本体11の呼出理由受信部130は、携帯端末20から呼出理由登録要求を受信したか否かを判断する(ステップS305)。呼出理由受信部130は、呼出理由登録要求を受信していないと判断した場合(ステップS305:No)、左側のフローチャートは終了する。
一方、呼出理由受信部130は、呼出理由登録要求を受信したと判断した場合(ステップS305:Yes)、呼出理由登録要求を画面送信部120に供給する。呼出理由受信部130から呼出理由登録要求を取得した画面送信部120は、呼出理由登録要求に含まれる携帯端末IDに対応付けて携帯情報記憶部320に記憶されている看護師IDを取得し、取得した看護師IDを抽出部140に供給する。画面送信部120から看護師IDを取得した抽出部140は、画面送信部120から取得した看護師IDと同一の看護師IDと、携帯端末20にて応答した旨を示す応答種別「1」とを有するレコードであって、呼出理由が登録されていないレコードを選択する(ステップS310)。
ステップS310に続いて、抽出部140は、1以上のレコードが選択されたか否かを判断する(ステップS315)。抽出部140は、1以上のレコードが選択されていないと判断した場合(ステップS315:No)、左側のフローチャートは終了する。一方、抽出部140は、1以上のレコードが選択されたと判断した場合(ステップS315:Yes)、選択したレコードから受信日時、設置情報および患者名を抽出する(ステップS320)。抽出部140は、履歴情報記憶部210から取得した看護師名とともに、各レコードから抽出した受信日時、設置情報および患者名を抽出元のレコード毎に対応付けて画面送信部120に供給する。画面送信部120は、画面記憶部110から取得した一覧画面の看護師名欄に抽出部140から取得した看護師名を出力するとともに、各ナースコール欄に抽出部140から取得した各レコードの受信日時、設置情報および患者名をリンク情報として出力し、携帯端末20に送信する(ステップS325)。
ステップS410に続いて、携帯端末20は、本体11の画面送信部120から送信された一覧画面を受信して表示する(ステップS415)。携帯端末20は、一覧画面を表示してから所定の時間内に、一覧画面を介して、看護師によりリンク情報が選択されたか否かを判断する(ステップS420)。携帯端末20は、所定の時間内に、リンク情報が選択されていないと判断した場合(ステップS420:No)、右側のフローチャートは終了する。一方、携帯端末20は、所定の時間内に、リンク情報が選択されたと判断した場合(ステップS420:Yes)、看護師名とともに、選択されたリンク情報に係る引渡情報(受信日時および患者名)を本体11の呼出理由受信部130に送信する(ステップS425)。
ステップS325に続いて、本体11の呼出理由受信部130は、一覧画面を送信してから所定の時間内に、看護師名とともに引渡情報(受信日時および患者名)を携帯端末20から受信したか否かを判断する(ステップS330)。呼出理由受信部130は、所定の時間内に、看護師名とともに引渡情報(受信日時および患者名)を携帯端末20から受信していないと判断した場合(ステップS330:No)、左側のフローチャートは終了する。一方、呼出理由受信部130は、所定の時間内に、看護師名とともに引渡情報(受信日時および患者名)を携帯端末20から受信したと判断した場合(ステップS330:Yes)、携帯端末20から受信した看護師名、および、引渡情報(受信日時および患者名)を画面送信部120に供給する。
呼出理由受信部130から看護師名、および、引渡情報(受信日時および患者名)を取得した画面送信部120は、看護師名、および、引渡情報(受信日時および患者名)を呼出理由受信部130から取得した場合、看護師名、および、引渡情報(受信日時および患者名)に基づいて呼出理由入力画面を生成し、携帯端末20に送信する(ステップS335)。また、画面送信部120は、呼出理由入力画面を送信した日時を履歴情報記憶部210の画面送信日時に記憶する(ステップS340)。
ステップS425に続いて、携帯端末20は、本体11の画面送信部120から送信された呼出理由入力画面を受信して表示する(ステップS430)。携帯端末20は、呼出理由入力画面を表示してから所定の時間内に、呼出理由入力画面を介して、看護師により呼出理由が入力されたか否かを判断する(ステップS435)。携帯端末20は、所定の時間内に、呼出理由入力画面を介して、呼出理由が入力されていないと判断した場合(ステップS435:No)、右側のフローチャートは終了する。一方、携帯端末20は、所定の時間内に、呼出理由入力画面を介して、呼出理由が入力されたと判断した場合(ステップS435:Yes)、何れのナースコールに係る呼出理由であるかを識別する情報(看護師名および受信日時)とともに、呼出理由を本体11の呼出理由受信部130に送信する(ステップS440)。
ステップS340に続いて、本体11の呼出理由受信部130は、呼出理由入力画面を送信してから所定の時間内に、何れのナースコールに係る呼出理由であるかを識別する情報(看護師名および受信日時)とともに、呼出理由を携帯端末20から受信したか否かを判断する(ステップS345)。呼出理由受信部130は、所定の時間内に、何れのナースコールに係る呼出理由であるかを識別する情報(看護師名および受信日時)とともに、呼出理由を携帯端末20から受信していないと判断した場合(ステップS345:No)、左側のフローチャートは終了する。
一方、呼出理由受信部130は、所定の時間内に、何れのナースコールに係る呼出理由であるかを識別する情報(看護師名および受信日時)とともに、呼出理由を携帯端末20から受信したと判断した場合(ステップS345:Yes)、携帯端末20から受信した呼出理由を履歴情報格納部210に記憶する(ステップS350)。また、呼出理由受信部130は、携帯端末20から受信した呼出理由、看護師名および受信日時を画面送信部120に供給する。呼出理由、看護師名および受信日時を取得した画面送信部120は、呼出理由、看護師名および受信日時に基づいて登録完了画面を生成し、携帯端末20に送信する(ステップS355)。そして、左側のフローチャートは終了する。また、ステップS440に続いて、携帯端末20は、本体11の画面送信部120から送信された登録完了画面を受信して表示する(ステップS445)。そして、右側のフローチャートは終了する。
次に、本体11および携帯端末20による警告処理について説明する。図10において、本体11の抽出部140は、前回の当該判断から一定時間(例えば30分)が経過したか否かを判断する(ステップS510)。抽出部140は、前回の当該判断から一定時間が経過していないと判断した場合(ステップS510:No)、左側のフローチャートは終了する。
抽出部140は、前回の当該判断から一定時間が経過したと判断した場合(ステップS510:Yes)、履歴情報記憶部210を参照し、携帯端末20にて応答した旨を示す応答種別「1」を有し、かつ、呼出理由が登録されていないレコードであって、現在日時と応答日時との差が所定の時間(例えば、60分)を経過しているレコードを選択する(ステップS520)。抽出部140は、1以上のレコードが選択されたか否かを判断する(ステップS530)。抽出部140は、1以上のレコードが選択されていないと判断した場合(ステップS530:No)、左側のフローチャートは終了する。
一方、抽出部140は、1以上のレコードが選択されたと判断した場合(ステップS530:Yes)、選択したレコードの看護師ID、看護師名、受信日時、設置情報および患者名を抽出する(ステップS540)。抽出部140は、抽出した看護師名、受信日時、設置情報および患者名を看護師ID別に分類する。抽出部140は、分類した各看護師IDに対応付けて携帯情報記憶部320に記憶されている各携帯端末IDを取得する。抽出部140は、携帯情報記憶部320から取得した携帯端末ID毎に、携帯端末ID、警告情報である旨を示す情報および看護師名とともに、各レコードから抽出した受信日時、設置情報および患者名を抽出元のレコード毎に対応付けて警告情報送信部150に供給する。
抽出部140は、携帯端末ID、警告情報である旨を示す情報および看護師名とともに、各レコードから抽出した受信日時、設置情報および患者名を抽出元のレコード毎に対応付けて警告情報送信部150に供給した場合、警告日時として、警告情報を供給した日時を履歴情報記憶部210に記憶する(ステップS550)。
携帯端末ID、警告情報である旨を示す情報および看護師名とともに、抽出元のレコード毎の受信日時、設置情報および患者名の組を抽出部140から取得した警告情報送信部150は、携帯端末ID毎に、携帯端末IDを宛先に出力し、警告情報である旨を示す文言および看護師名並びに各組の受信日時、設置情報および患者名を本文に出力したショートメッセージを生成する(ステップS560)。警告情報送信部150は、生成した各ショートメッセージを各携帯端末20に警告情報として送信する(ステップS570)。そして、左側のフローチャートは終了する。
携帯端末20は、警告情報送信部150から警告情報であるショートメッセージを受信したか否かを判断する(ステップS610)。携帯端末20は、ショートメッセージを受信していないと判断した場合(ステップS610:No)、右側のフローチャートは終了する。一方、ショートメッセージを受信したと判断した場合(ステップS610:Yes)、警告情報を表示する(ステップS620)。そして右側のフローチャートは終了する。
以上、本実施形態によれば、携帯端末20には、自応答未登録ナースコールに係る呼出理由の入力を受け付ける呼出理由入力画面のみへのリンク情報の一覧を出力する一覧画面が表示される。これにより、携帯端末20にて自応答未登録ナースコールを特定する手間を削減することができる。
更に、応答後の所定の時間内に呼出理由が登録されなかった自応答未登録ナースコール(自応答時間超過未登録ナースコール)が存在する場合、呼出理由を入力すべき旨の警告情報が携帯端末20に送信されるので、呼出理由が未登録である旨を看護師に思い出させて、未登録である呼出理由の登録を促進することができる。
なお、画面記憶部110は、図5(a)に示すような、看護師名を出力する看護師名欄S、受信日時、設置情報および患者名を出力するナースコール欄Tを有する一覧画面のレイアウト情報に代えて、図5(d)に示すような、看護師名、受信日時、設置情報および患者名を出力するナースコール欄Tを有する一覧画面を記憶してもよい。
図5(a)に示す一覧画面と同様に、図5(d)に示す一覧画面のナースコール欄Tに出力される情報にも、呼出理由入力画面へのリンク情報が設定される。つまり、図5(d)に示す一覧画面が携帯端末20に表示されている場合に、看護師によって一覧画面のナースコール欄Tのリンク情報T2が選択されたときは、選択されたリンク情報T2により示される呼出理由入力画面が携帯端末20に表示される。より詳細には、図5(d)に示す一覧画面が携帯端末20に表示されている場合に、例えば、看護師によって一覧画面のナースコール欄Tのリンク情報T2が選択されたときは、選択されたリンク情報T2に係る引渡情報(例えば、ナースコール欄Tに出力されている看護師名、受信日時および患者名)がナースコール親機10に送信され、ナースコール親機10にて引渡情報に基づいて生成された図5(b)に示す呼出理由入力画面が携帯端末20に表示される。
画面記憶部110が、図5(d)に示すような、看護師名、受信日時、設置情報および患者名を出力するナースコール欄Tを有する一覧画面を記憶する場合には、抽出部140は、画面送信部120から看護師IDを取得したときに、画面送信部120から取得した看護師IDにより識別される看護師の自応答未登録ナースコールに係る履歴情報(看護師名、受信日時、設置情報および患者名)に加えて、他応答未登録ナースコールに係る履歴情報(看護師名、受信日時、設置情報および患者名)を画面送信部120に供給してもよい。
具体的には、抽出部140は、画面送信部120から看護師IDを取得した場合、まず、抽出部140は、携帯端末20にて応答した旨を示す応答種別「1」を有するレコードであって、呼出理由が登録されていないレコード(自応答未登録ナースコールおよび他応答未登録ナースコールに係るレコード)を選択する。次に、抽出部140は、選択したレコードの看護師名、受信日時、設置情報および患者名(自応答未登録ナースコールおよび他応答未登録ナースコールに係る看護師名、受信日時、設置情報および患者名)を抽出する。そして、抽出部140は、図6(b)に示すように、各レコードから抽出した看護師名、受信日時、設置情報および患者名を抽出元のレコード毎に対応付けて(抽出元となったレコードが同一である看護師名、受信日時、設置情報および患者名について抽出元となったレコードが同一であることが分かるように)、画面送信部120に供給する。
画面送信部120は、看護師IDを抽出部140に供給した後に、供給した看護師IDにより識別される看護師の自応答未登録ナースコールに係る履歴情報に加えて、他応答未登録ナースコールに係る履歴情報を抽出部140から取得した場合、ナースコール欄Tを有する一覧画面のレイアウト情報を画面記憶部110から取得し、メモリ上にて、画面送信部120は、自応答未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面へのリンク情報を他応答未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面へのリンク情報よりも優先して一覧画面に出力する。
例えば、画面送信部120は、自応答未登録ナースコールおよび他応答未登録ナースコールに係る履歴情報を抽出部140から取得した場合、画面記憶部110から取得した一覧画面の各ナースコール欄に、自応答未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面へのリンク情報を他応答未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面へのリンク情報よりも上位に出力されるように、抽出部140から取得した各レコードの看護師名、受信日時、設置情報および患者名をリンク情報として出力する。
具体的には、画面送信部120は、自応答未登録ナースコールおよび他応答未登録ナースコールに係る履歴情報を抽出部140から取得した場合、まず、呼出理由登録要求に含まれる携帯端末IDに対応付けて携帯情報記憶部320から取得した看護師IDに対応付けて看護担当情報記憶部310に記憶されている看護師名を取得する。そして、画面送信部120は、図5(d)に示すように、看護担当情報記憶部310から取得した看護師名と同一の看護師名を含む看護師名、受信日時、設置情報および患者名の組が他の看護師名を含む看護師名、受信日時、設置情報および患者名の組よりも上部のナースコール欄に出力されるように、抽出部140から取得した各レコードの看護師名、受信日時、設置情報および患者名を一覧画面上のナースコール欄に出力する。なお、図5(d)は、看護師の介護春子の携帯端末20に送信された一覧画面の一例である。図5(d)に示すように、上位のナースコール欄Tには、介護春子が自ら応答した自応答未登録ナースコールに係る情報が出力され、下位のナースコール欄Tには、介護夏男が応答した他応答未登録ナースコールに係る情報が出力されている。
なお、図5(d)のような一覧画面を用いる場合、図9のステップS310において、抽出部140は、自応答未登録ナースコールおよび他応答未登録ナースコールに係るレコードを選択する。すなわち、抽出部140は、携帯端末20にて応答した旨を示す応答種別「1」を有するレコードであって、呼出理由が登録されていないレコードを選択する。抽出部140は、自応答未登録ナースコールおよび他応答未登録ナースコールに係るレコードを選択した場合、図9のステップS320において、選択したレコードの看護師名、受信日時、設置情報および患者名を抽出する。そして、抽出部140は、各レコードから抽出した看護師名、受信日時、設置情報および患者名を抽出元のレコード毎に対応付けて(抽出元となったレコードが同一である看護師名、受信日時、設置情報および患者名について抽出元となったレコードが同一であることが分かるように)、画面送信部120に供給する。
抽出部140が自応答未登録ナースコールおよび他応答未登録ナースコールに係るレコードを選択した場合、図9のステップS325において、画面送信部120は、画面記憶部110から取得した一覧画面の各ナースコール欄に、自応答未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面へのリンク情報を他応答未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面へのリンク情報よりも上位に出力されるように、抽出部140から取得した各レコードの看護師名、受信日時、設置情報および患者名をリンク情報として出力し、携帯端末20に送信する。
これにより、携帯端末20に、自応答未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面へのリンク情報と他応答未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面へのリンク情報とを表示する一覧画面が表示される場合であっても、自応答未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面へのリンク情報が他応答未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面へのリンク情報よりも上部に表示されるので、携帯端末20にて自応答未登録ナースコールを特定する手間を削減することができる。
また、抽出部140が自応答未登録ナースコールおよび他応答未登録ナースコールに係るレコードを選択した場合、図9のステップS325において、画面送信部120は、自応答未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面へのリンク情報を他応答未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面へのリンク情報よりも看護師に目立つような態様(他応答未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面へのリンク情報に係る文字に比べ自応答未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面へのリンク情報に係る文字の色、書体が目立つような態様)により、抽出部140から取得した各レコードの看護師名、受信日時、設置情報および患者名をリンク情報として出力し、携帯端末20に送信してもよい。
これにより、携帯端末20に、自応答未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面へのリンク情報と他応答未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面へのリンク情報とを表示する一覧画面が表示される場合であっても、自応答未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面へのリンク情報が他応答未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面へのリンク情報よりも目立つような態様により表示されるので、携帯端末20にて自応答未登録ナースコールを特定する手間を削減することができる。
更に、画面記憶部110が、図5(d)に示すような、看護師名、受信日時、設置情報および患者名を出力するナースコール欄Tを有する一覧画面を記憶する場合には、抽出部140は、画面送信部120から看護師IDを取得したときに、自応答未登録ナースコール、他応答未登録ナースコールおよびハンドセット15にて応答した未登録ナースコールに係る履歴情報(看護師名、受信日時、設置情報および患者名)を画面送信部120に供給してもよい。
画面送信部120は、看護師IDを抽出部140に供給した後に、自応答未登録ナースコール、他応答未登録ナースコールおよびハンドセット15にて応答した未登録ナースコールに係る履歴情報を抽出部140から取得した場合、ナースコール欄Tを有する一覧画面のレイアウト情報を画面記憶部110から取得し、メモリ上にて、画面送信部120は、自応答未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面へのリンク情報、自らが担当する患者からのナースコールであってハンドセット15にて応答した未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面へのリンク情報、他応答未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面へのリンク情報、他の看護師が担当する患者からのナースコールであってハンドセット15にて応答した未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面へのリンク情報の順に優先して一覧画面を表示する。なお、自応答未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面へのリンク情報、他応答未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面へのリンク情報、自らが担当する患者からのナースコールであってハンドセット15にて応答した未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面へのリンク情報、他の看護師が担当する患者からのナースコールであってハンドセット15にて応答した未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面へのリンク情報の順に優先して一覧画面に出力してもよい。
なお、抽出部140は、携帯端末20にて応答した旨を示す応答種別「1」を有し、かつ、呼出理由が登録されていないレコードであって、現在日時と応答日時との差が所定の時間を経過しているレコードに代えて、応答種別「1」を有し、かつ、呼出理由が登録されていないレコードであって、現在日時と応答日時との差が所定の時間(本発明の第1の時間に相当し、例えば、60分)を経過しているレコードであって、かつ、現在日時と画面送信日時との差が所定の時間(本発明の第2の時間に相当し、例えば、10分)を経過していないレコードを選択してもよい(以下、看護師ID等の抽出、看護師ID別の分類、各携帯端末IDの取得、および、警告情報送信部150への受信日時等の供給については、応答種別「1」を有し、かつ、呼出理由が登録されていないレコードを選択する場合と同様)。
この場合は、図10のステップS520において、抽出部140は、携帯端末20にて応答した旨を示す応答種別「1」を有し、かつ、呼出理由が登録されていないレコードであって、現在日時と応答日時との差が所定の時間を経過しているレコードを選択することに代えて、応答種別「1」を有し、かつ、呼出理由が登録されていないレコードであって、現在日時と応答日時との差が所定の時間を経過しているレコードであって、かつ、現在日時と画面送信日時との差が所定の時間を経過していないレコードを選択する。
これにより、携帯端末20に、自応答時間超過未登録ナースコールが存在する場合であっても、携帯端末20に呼出理由入力画面を送信してから所定の時間内は、警告情報が携帯端末20に送信されないので、看護師が未登録である呼出理由を入力している最中に、警告情報が送信されるという煩わしさを解消することができる。
なお、本実施形態において、警告情報送信部150は、ショートメッセージを送信する機能を備え、ショートメッセージにより警告情報を送信しているが、これに代えて、警告情報送信部150は、電子メールを送信する機能を備え、電子メールにより警告情報を送信してもよい。
また、警告情報送信部150は、同一のナースコールについて2度以上の警告情報を携帯端末20に送信してもよい。なお、警告情報送信部150は、履歴情報記憶部210の警告日時を参照して、初回の警告か再度の警告かを判断し、再度の警告である場合には、再度の警告である旨を示す情報を付加した警告情報を携帯端末20に送信してもよい。
なお、本実施形態における、画面送信部120による携帯端末20への画面送信の態様は、呼出理由登録要求があった場合に、まず一覧画面を送信し、次に呼出理由入力画面を送信する態様であるが、他の態様であってもよい。例えば、呼出理由登録要求があった場合に、一覧画面を送信することなく、直接、呼出理由入力画面を送信する態様であってもよい。画面送信部120による携帯端末20への画面送信の態様が直接、呼出理由入力画面を送信する態様である場合に、複数の自応答未登録ナースコールが存在していたときは、画面送信部120は、各自応答未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面を1つずつ携帯端末20に送信する。例えば、画面送信部120は、呼出理由登録要求を受信したときに、受信日時が最も古い各自応答未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面を携帯端末20に送信し、以降、看護師が呼出理由を入力または次の各自応答未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面を表示すべき旨の入力をする度に、次に古い各自応答未登録ナースコールに係る呼出理由入力画面を携帯端末20に送信する。
また、本実施形態において、ナースコール親機10は、呼出理由取得機能部100、履歴情報管理機能部200およびナースコール送受信機能部300の全てを備えたが、これに限定されない。例えば、ナースコール親機10は、呼出理由取得機能部100のみを備えてもよい(ナースコール親機10と異なる1つまたは複数の別体が履歴情報管理機能部200およびナースコール送受信機能部300を備える)。
また、本実施形態において、画面記憶部110、画面送信部120、呼出理由受信部130、抽出部140および警告情報送信部150は呼出理由取得機能部100に属し、履歴情報記憶部210は履歴情報管理機能部200に属し、看護担当情報記憶部310、携帯情報記憶部320およびナースコール送受信部330はナースコール送受信機能部300に属したが、各部の帰属先はこれに限定されない。例えば、画面記憶部110は履歴情報管理機能部200に属してもよい。なお、ナースコール親機10の最小構成は、画面送信部120と呼出理由受信部130と抽出部140とから成る呼出理由取得機能部100のみを備える構成である。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の呼出理由取得装置を実施したナースコールシステム5の構成例を示す図である。 図1に示すナースコール親機の本体の機能構成例を示すブロック図である。 図2に示す看護担当情報記憶部および携帯情報記憶部に記憶された情報の一例を示す図である。 図2に示す履歴情報記憶部に記憶された情報の一例を示す図である。 携帯端末に送信される画面およびショートメッセージの一例を示す図である。 抽出部から供給される情報の一例を示す図である。 図1に示すナースコール親機の本体および携帯端末の動作の一例を示すフローチャートである。 図1に示すナースコール親機の本体および携帯端末の動作の一例を示すフローチャートである。 図1に示すナースコール親機の本体および携帯端末の動作の一例を示すフローチャートである。 図1に示すナースコール親機の本体および携帯端末の動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
5 ナースコールシステム、10 ナースコール親機、11 本体、12 キーボード、13 マウス、14 ディスプレイ、15 ハンドセット、20 携帯端末、30 壁埋込形子機、32 ハンド形子機 40 廊下灯、50 ハンディナースコール主装置、60 無線基地局、100 呼出理由取得機能部、110 画面記憶部、120 画面送信部、130 呼出理由受信部、140 抽出部、150 警告情報送信部、200 履歴情報管理機能部、210 履歴情報記憶部、300 ナースコール送受信機能部、310 看護担当情報記憶部、320 携帯情報記憶部、330 ナースコール送受信部

Claims (8)

  1. 患者からのナースコールによる呼び出しの理由である呼出理由を取得する呼出理由取得装置であって、
    看護師の携帯している携帯端末から上記呼出理由を登録する旨の呼出理由登録要求があった場合に、ナースコールに関する履歴情報を参照し、上記看護師が携帯端末にて応答したナースコールであって上記呼出理由が登録されていないナースコールである自応答未登録ナースコールを抽出する抽出部と、
    上記呼出理由登録要求があった場合に、上記抽出部により抽出された上記自応答未登録ナースコールに係る上記呼出理由の入力を受け付ける呼出理由入力画面を上記看護師の携帯している携帯端末に送信する送信する画面送信部と、
    上記画面送信部により送信された上記呼出理由入力画面を介して上記看護師から入力された上記自応答未登録ナースコールに係る上記呼出理由を、上記看護師の携帯している携帯端末から受信する呼出理由受信部とを備えることを特徴とする呼出理由取得装置。
  2. 上記画面送信部は、上記呼出理由登録要求があった場合に、上記自応答未登録ナースコールに係る上記呼出理由入力画面へのリンク情報の一覧を出力する一覧画面を上記看護師の携帯している携帯端末に送信した後に、上記一覧画面を介して上記看護師によって選択された上記リンク情報により示される上記呼出理由入力画面を上記看護師の携帯している携帯端末に送信することを特徴とする請求項1に記載の呼出理由取得装置。
  3. 上記抽出部は、上記呼出理由登録要求があった場合に、上記履歴情報を参照し、上記看護師が携帯端末にて応答したナースコールを含む全ナースコールであって上記呼出理由が登録されていないナースコールである未登録ナースコールを抽出し、
    上記画面送信部は、上記呼出理由登録要求があった場合に、上記未登録ナースコールに係る上記呼出理由入力画面へのリンク情報の一覧を出力する一覧画面であって、上記自応答未登録ナースコールに係る上記呼出理由入力画面への上記リンク情報を上記自応答未登録ナースコール以外の未登録ナースコールに係る上記呼出理由入力画面への上記リンク情報よりも優先して出力する一覧画面を上記看護師の携帯している携帯端末に送信した後に、上記一覧画面を介して上記看護師によって選択された上記リンク情報により示される上記未登録ナースコールに係る上記呼出理由入力画面を上記看護師の携帯している携帯端末に送信することを特徴とする請求項1に記載の呼出理由取得装置。
  4. 上記画面送信部は、上記自応答未登録ナースコール以外の未登録ナースコールのうち上記看護師の担当する患者からのナースコールに係る上記呼出理由入力画面への上記リンク情報を、上記自応答未登録ナースコール以外の未登録ナースコールのうち上記看護師と異なる他の看護師の担当する患者からのナースコールに係る上記呼出理由入力画面への上記リンク情報よりも優先して出力する一覧画面を上記看護師の携帯している携帯端末に送信することを特徴とする請求項3に記載の呼出理由取得装置。
  5. 上記看護師が携帯端末にて応答したナースコールであって応答後の所定の時間内に上記呼出理由が登録されなかった上記自応答未登録ナースコールである自応答時間超過未登録ナースコールが存在する場合に、上記自応答時間超過未登録ナースコールに係る上記呼出理由を入力すべき旨の警告情報を上記看護師の携帯している携帯端末に送信する警告情報送信部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の呼出理由取得装置。
  6. 上記看護師が携帯端末にて応答したナースコールであって応答後の第1の時間内に上記呼出理由が登録されなかった上記自応答未登録ナースコールである自応答時間超過未登録ナースコールが存在する場合に、現時日時から遡って第2の時間内に、上記画面送信部が上記呼出理由入力画面を上記看護師の携帯している携帯端末に送信していなかったときは、上記自応答時間超過未登録ナースコールに係る上記呼出理由を入力すべき旨の警告情報を上記看護師の携帯している携帯端末に送信する警告情報送信部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の呼出理由取得装置。
  7. 上記警告情報は、上記自応答時間超過未登録ナースコールに係る上記呼出理由入力画面へのリンク情報を含むことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の呼出理由取得装置。
  8. ナースコールに関する履歴情報を記憶する履歴情報記憶部を更に備え、
    上記呼出理由受信部は、上記呼出理由の受信に加え、上記呼出理由を受信した場合に、受信した上記呼出理由を上記履歴情報記憶部に記憶することを特徴とする請求項1に記載の呼出理由取得装置。
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