JPH08329153A - 在宅ケア業務支援システム - Google Patents

在宅ケア業務支援システム

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JPH08329153A
JPH08329153A JP13554295A JP13554295A JPH08329153A JP H08329153 A JPH08329153 A JP H08329153A JP 13554295 A JP13554295 A JP 13554295A JP 13554295 A JP13554295 A JP 13554295A JP H08329153 A JPH08329153 A JP H08329153A
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JP
Japan
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data
information
processing device
patient
home
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Application number
JP13554295A
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English (en)
Inventor
Takuji Suzuki
琢治 鈴木
Masashi Kondo
正史 近藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 訪問者への負担を極力軽減し、また時間的効
率を上げることで限られたマンパワーを有効活用できる
在宅ケア業務の支援システムの提供。 【構成】 患者を訪問して所定の処置を行う訪問者1が
携帯し、所定のデータを入力可能な情報端末2と、所定
の場所に設置され前記データを保管するデータベースを
有する情報処理装置3と、前記情報端末2と前記情報処
理装置3とを結ぶ通信手段4と、この通信手段4により
前記情報端末2から前記情報処理装置3に送られた前記
データに基づいて、前記訪問に関する所定の費用を自動
的に算出する手段とを備え、上記目的を達成する在宅ケ
ア業務支援システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、訪問診療、看護、介
護、リハビリなどの在宅医療および介護の業務を支援す
るシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近い将来の超高齢社会への進展に伴い、
在宅患者の飛躍的増大が見込まれている。その際、介護
者の負担増大、マンパワー不足などの問題が深刻化して
くることが予想される。これに対し厚生省では、ゴール
ドプランを打ち出し、老人保健施設など施設拡充、ホー
ムヘルパーの増員などを計画している。この中で、訪問
看護ステーションを制度化し、在宅医療の拠点としてこ
れを拡充していく動きがある(現在約500ヶ所を約5
000ヶ所に増設の計画)。
【0003】一方、近年、携帯型情報端末(Personal Di
gital Assistants;PDA) が各メーカーより相次いで
開発されている。これは、日常携帯できるような小型軽
量の端末で、個人情報を管理したり、出先で入手した情
報を電話回線などを通じて通信が可能な端末である。ま
た、最近では携帯電話が一般に広がり始め、さらに携帯
型通信端末(Personal Handyphone System;PHS)が
開発され、これにより、無線による電話、及びデータ通
信の一般化が加速されようとしている。また、PHSに
PDA的な機能を持たせて無線データ通信端末とする動
きもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように在宅医療
を推進する上で、訪問医療、看護、介護などの業務は非
常に重要な役割を担っていくことになる。しかし、例え
ば現在訪問看護ステーションでは、その業務のうち訪問
看護の記録や各種書類作成(療養費請求書作成や統計報
告作成等)など間接的な業務については、情報化が進ん
でおらず、そのほとんどが手作業で処理されていること
から、その業務負担が非常に大きい。このため、訪問看
護業務自体の効率が悪く収益性が上がらず、また訪問看
護婦のなり手が少なくマンパワーが十分でないという問
題がある。
【0005】また在宅医療としては、担当者が訪問する
という形態を取る限り、担当者への肉体的負担が非常に
大きい。特に1回の訪問に対する記録書をステーション
に提出することになると、自宅、患者宅、及び訪問看護
ステーションの3ヶ所を行き来する必要が出てくるため
さらに負担が大きくなる。
【0006】本発明は、上記したような問題点を解決す
るためになされたものであり、訪問の記録がいつでもど
こでも簡単に処理でき、なおかつ各種書類作成が自動
的、あるいは効率的に行えることで、訪問者への負担を
極力軽減し、また時間的効率を上げることで限られたマ
ンパワーを有効活用できる在宅ケア業務支援システムを
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、患者を訪問して所定の処置を行う訪問
者が携帯し、所定のデータを入力可能な情報端末と、所
定の場所に設置され前記データを保管するデータベース
を有する情報処理装置と、前記情報端末と前記情報処理
装置とを結ぶ通信手段と、この通信手段により前記情報
端末から前記情報処理装置に送られた前記データに基づ
いて、前記訪問に関する所定の費用を自動的に算出する
手段、もしくは所定の統計処理を行う手段とを備えたこ
とを特徴とする在宅ケア業務支援システムを提供する。
【0008】また、本発明では、患者を訪問して所定の
処置を行う訪問者が携帯し、所定のデータを入力可能な
情報端末と、所定の場所に設置され前記データを保管す
るデータベースを有する第1の情報処理装置と、前記デ
ータが前記情報端末から前記第1の情報処理装置へ送ら
れる際に媒介となる第2の情報処理装置と、前記第1の
情報処理装置と前記第2の情報処理装置とを結ぶ通信手
段と、この通信手段により前記情報端末から前記第1の
情報処理装置に送られた前記データに基づいて、前記訪
問に関する所定の費用を自動的に算出する手段、もしく
は所定の統計処理を行う手段とを備えたことを特徴とす
る在宅ケア業務支援システム、及び前記情報端末と前記
第2の情報処理装置とを結ぶ転送手段をさらに備えた在
宅ケア業務支援システムを提供する。
【0009】
【作用】訪問者がPDA等の情報端末を訪問時に携帯
し、患者の情報を得ながら処置を行い、その処置等に関
する簡単な情報を入力し、これを例えば訪問看護ステー
ションの情報処理装置に転送するだけで、事務的に必要
な書類の作成、および療養費などのレセプト処理、統計
的な処理などがすべて自動的に行え、訪問者の事務的な
負担を極力低減することができ、在宅ケア業務の円滑化
を図ることが可能となる。
【0010】また、看護婦が直接訪問看護ステーション
に行かなくても、情報を常にステーション内で一括管理
でき、これにより、看護婦は自宅と患者宅の往復だけで
よくなり、訪問数を増やすことができるため、収益性が
上がったり、看護婦自体の負担をも低減することがで
き、限られたマンパワーを有効活用することが可能とな
る。
【0011】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照しつつ詳
細に説明する。ここでは、訪問看護婦が訪問看護ステー
ションを中心に訪問看護業務を行う場合を例に説明する
が、本発明は、この場合に限られず、例えば、医師が患
者を往診する場合など、在宅ケア業務一般に適用可能な
ものである。
【0012】図1は、本発明を構成するネットワークの
基本構成の一例を示す図である。本ネットワークは、訪
問看護婦(訪問者)1が携帯するPDA(情報端末)
2、このPDA2に入力された情報を集計し処理する訪
問看護ステーションのパソコン(情報処理装置)3、及
びこれらを結ぶデータ通信手段4とで構成される。ここ
で、パソコン3は訪問看護ステーションに設置したが、
他に例えば在宅介護支援センター、病院、その他地方自
治体内など情報を集中的に管理するのに適した場所であ
れば、どこに設置しても構わない。
【0013】ここで、訪問看護婦1は患者宅を訪問した
際、携帯したPDA2に各種情報を入力する。そして、
入力された情報はデータ通信手段4を介しパソコン3に
送信される。データ通信手段4は、オフライン的にフロ
ッピーディスク、もしくはICカードを用いる場合、通
常の電話回線上でモデムを介して送信する場合、ISD
N回線を用いる場合、携帯電話又は簡易携帯電話(PH
S)を用い無線で送信する場合等いずれでも構わない。
PDA2とパソコン3は、フロッピーディスクを用いる
場合はフロッピーディスクドライブを持ち、またICカ
ードを用いる場合はカードスロットを持ち、電話回線
(アナログ、ISDNともに)を利用する場合はモデム
を持ち、無線の場合は携帯電話又は簡易携帯電話の機能
を内蔵するか、もしくはこれらと接続可能となってい
る。
【0014】図2は、本発明を構成するネットワークの
基本構成の他の一例を示す図である。図1で示した構成
と同一部分に関しては、同一の番号を付すことにより重
複説明を省略することとする。本ネットワークは、訪問
看護婦1が携帯するPDA2、PDA2に入力された情
報を集計し処理する訪問看護ステーションのパソコン3
(第1の情報処理装置)、訪問看護婦1の自宅に設置さ
れたパソコン5(第2の情報処理装置)、及びパソコン
3とパソコン5とを結ぶデータ通信手段4とで構成され
る。
【0015】ここで、訪問看護婦1はPDA2を携帯
し、患者宅を訪問して各種情報を入力する。訪問看護婦
1は、訪問を終了して帰宅した後に、自宅のパソコン5
にPDA2に入力した訪問情報を転送する。転送手段は
フロッピーディスクあるいはICカードを用いる場合、
光通信もしくはRS232C等を用いた有線の通信等い
ずれでも構わない。パソコン5に転送された情報は、一
般のパソコン通信、もしくは上記したデータ通信手段4
と同様に、オフライン的にフロッピーディスク、もしく
はICカードを用いるか、通常の電話回線上でモデムを
介して送信するか、ISDN回線を用いるか、携帯電話
又は簡易携帯電話(PHS)を用いる等いずれかの手段
で、訪問看護ステーションのパソコン3に送信される。
ここで、PDA2とパソコン3との間を結ぶデータ通信
手段(図示せず)を持ち、PDA2から直接データを訪
問看護ステーションのパソコン3に転送しても良い。こ
の場合、パソコン5は患者データの参照やデータ追加/
修正に用いることもできる。
【0016】一般に、訪問看護業務においては、訪問看
護記録書I,II等といった記録フォーマットが現在決めら
れている。次に、このフォーマットに準じてデータ入力
/参照を行う場合であって、さらにペン入力タイプでカ
ードスロットを持つPDAを用いた場合を例にとり、訪
問看護におけるデータ入力/参照の方法について説明す
る。
【0017】まず、初期画面には、図3のように「訪
問」と「患者リスト」の表示をする。下部にある1から
0までの数字、及びYES,NOの表示部分は、それぞ
れテンキー及びYES,NOの入力キーであり、この上
をクリックすることで、数値等の入力、あるいは入力の
確認を行うことが出来る。これらは、タッチパネル機能
を持つディスプレイ上に表示し、この上をペンでクリッ
クすることで入力するか、ハード的にキーを作成してお
いて入力しても良い。「患者リスト」の文字の上をクリ
ックすると患者の名前のリスト(図示せず)が表示さ
れ、ここからアクセスしたい患者名を指定(クリック)
する。一方、「訪問」の上をクリックすると「患者カー
ドをカードスロットに挿入してください」と表示され
る。各患者は「患者カード」としてICカードを携帯し
ており、患者カードを挿入すると、その患者のIDが読
み込まれる。そして、患者名と各書類名(訪問看護指示
書、訪問看護計画書、訪問看護報告書、訪問看護記録書
I,II、訪問看護情報提供書)のアイコンが図4のように
表示される。この上をクリックすると、それぞれの書類
のフォーマットが表示され、情報の入力/参照が可能と
なる。尚、他の書類のアイコンは画面下方に常時表示し
ておき、データ入力時に適宜別の書面へのアクセスをダ
イレクトに行えるようにしても良い。患者宅を訪問した
際には、患者自身が保有する患者カードを挿入して、業
務内容等を入力していくが、訪問前に患者の情報を知り
たいとか、他の患者の情報を知りたいときには患者リス
トで指定し、蓄積されている患者情報が参照できるよう
にしても良い。その際、患者のプライバシー保護の観点
から、患者のIDやパスワード等を入力しなければ情報
の参照ができないようにしておくことが望ましい。
【0018】ここではアイコンを用い、この上をクリッ
クすることで入力が可能としたが、各書類名等に番号を
つけ、番号を入力することで選択しても良い。また「戻
る」、「初期画面」キー等を設け、随時基本画面や前画
面に戻ることが出来るようにしても良い。
【0019】次に、通常訪問時における情報入力ルーチ
ンについて説明する。ここでは、訪問看護記録書IIの内
容を入力する。まず、図4中の訪問看護記録書IIのアイ
コンをクリックすると、図5のような画面が表示され
る。このときの入力内容は、基本情報(患者氏名、訪問
者氏名、訪問年月日、従事時間)、患者の状態(各種バ
イタルサイン(体温、脈拍、呼吸、血圧)およびコメン
ト)、実施した看護・リハビリテーションの内容、次回
訪問予定日、その他コメントなどである。
【0020】入力の基本画面は、患者の基本情報と各情
報のタイトルのみが表示されている。患者ICカードを
カードスロットに挿入すると訪問看護が開始されたもの
とみなされ、開始時間が自動的に入力される。一方、I
Cカードをはずしたときに訪問看護が終了したものとみ
なし、終了時間が自動的に入力される。患者カードには
患者の基本情報と、過去の訪問看護記録書IIのデータ等
が蓄積されている。カードを挿入するとこれらのデータ
が参照され、患者氏名など基本情報がPDAのディスプ
レイ上に表示される。その後、看護業務に入り、種々の
作業をしながら随時入力を行っていく。
【0021】各バイタルサイン、および次回訪問予定日
については数値であるので下部に用意したテンキーにて
入力する。例えば体温を入力する場合、体温の文字の上
をクリックすると、体温の数値入力位置にカーソルが移
動し、点滅する。その後テンキーで数字を入力すると、
カーソル位置に数値が入力される。入力された数値は、
点滅か、色が変わって表示されており、「OKですか
?」の質問に対しYESボタンをクリックすると点滅が
終わるか色が通常の色となり、入力が完了する。修正は
間違った文字の上をドラッグすると白黒が反転し、新し
い数字を入力すると入れ替わる。他のデータも同様に入
力する。尚、バイタルサインについては、デジタル出力
の可能なセンサーを用いた場合、自動入力され、それを
確認できるようにしても良い。
【0022】実施した看護・リハビリテーション内容の
うち定型的な内容についてはメニュー化しておくことが
望ましい。例えば、病状観察、清潔(清拭、洗髪、シー
ツ交換)、食事の介助、排泄の介助、体位変換、じょく
そうの処置、リハビリテーション、服薬管理、検査補
助、環境整備、家族の介護指導、カテーテルの管理、ぼ
うこう洗浄、在宅酸素療法に関わる管理、その他の診療
補助、その他、をメニュー化し、図5中の「看護・リハ
ビリテーション内容」の上をクリックするとサブメニュ
ーとしてこれらの一覧が図6のように表示されるように
する。メニューの文字の上をシングルクリックでチェッ
クすると文字が白黒反転し、業務が行われたことにな
る。また、さらに各内容をダブルクリックするとサブウ
ィンドウが開く。ここには、より細かい業務内容が(例
えば病状観察、清潔、リハビリテーションなどの内容)
が、図7のようにサブメニュー化されて一覧表示され、
さらにフリーフォーマットのコメント欄が開く。メニュ
ーはクリックで選択する。ここに数値的な入力が発生す
る場合はテンキーを用いる。コメント欄には文字認識も
しくはソフトキーボード等を用いてキャラクターコード
に変換して入力しても、単なるイメージデータとしてメ
モを保存しても良い。修正する場合は白黒反転された文
字の上をもう一度クリックすると白黒反転がもとにもど
り、チェック解除となる。メニューの表示は各患者でカ
スタマイズしても良い。例えば前回行ったものについて
は点滅表示しておくか、これらを上部に表示するかす
る。
【0023】その他の情報については必ず訪問時に入力
しなくても良い。基本的に訪問の初回には、訪問看護記
録書I のデータ、医師からの訪問看護指示書が入力され
る。ここで、訪問看護計画書、報告書は毎月作成され
る。内容としては、例えば訪問看護記録書I は、患者の
基本情報として、氏名、性別、住所、生年月日、主なる
傷病名、病状・治療状態等、現病歴、既往症、生活歴、
家族構成および状況、主な介護者、住環境、依頼目的、
ADL状況、主治医等の情報(氏名、医療機関名、所在
地、電話番号)、緊急時の連絡方法、関係機関の連絡
先、保健・福祉サービス等の利用状況、などが入力され
る。
【0024】これらの入力にはPDAを用いても良い
し、訪問看護ステーション、あるいは自宅のパソコンに
て入力し、患者カード、もしくはPDAに転送しても良
い。PDAで入力する場合は、訪問看護記録書IIと同様
に、定型的な内容はメニュー化し、数値はテンキーで入
力し、それ以外はメモ(文字認識あるいはイメージ保
存)で行う。
【0025】情報参照時には、訪問看護記録書I のデー
タ、および過去の訪問看護記録書IIの内容(過去の訪問
看護記録データ)、医師からの訪問看護指示書、訪問看
護計画書、過去の訪問看護報告書などすべて情報がそれ
ぞれのフォーマットに従い参照できる。特に各種バイタ
ルデータについては、例えば最近の1週間の傾向を表や
グラフで表示し、患者の傾向を視覚的に捉えられると便
利である。また、患者情報のうち特にアクセス頻度の高
い項目(たとえば最新の病状観察情報)については、常
に表示するようにしても良い。
【0026】これらのデータはすべて患者カードに記録
されるが、PDA内のハードディスク等の記憶媒体、及
び訪問看護ステーションのパソコンにも送信され、常に
三重化(バックアップ)しておく。バックアップは自動
的に行われる。
【0027】一方、PDAがカード等媒体のドライブあ
るいはスロットを持たない場合には、基本的な入力/参
照動作は上記と同様であるが、患者データは患者リスト
からの選択的に呼び出される。各種患者情報は訪問看護
ステーションのデータがマスターとなり、随時PDAの
メモリ、もしくはハードディスクなどに通信手段を用い
て吸い上げる。この場合、患者の担当が1人であれば、
訪問後更新されたPDAのデータを訪問看護ステーショ
ンに転送し、アップデートするだけで良い。また、複数
の看護婦で複数の患者を交代で訪問するような場合に
は、訪問後通信時に、自分で更新したPDAのデータを
訪問看護ステーションのパソコンに転送し更新した患者
についてのデータをアップデートし、また他の看護婦が
既にそれまでにアップデートしたパソコン内の他の患者
のデータを吸い上げ、自分のPDA内のデータをアップ
デートする。このときPDAでは、自分の担当する複数
患者のデータファイルだけを持っていれば良い。
【0028】ここでは記憶媒体としてICカードを用い
たが、これはフロッピーディスク、光磁気ディスク(M
O)、書き込み可能なCD−ROMなど、記憶媒体であ
れば何でも良い。また、訪問看護の開始、終了時間につ
いては直接テンキーで入力するか、図5に示すPDA画
面内に「開始」及び「終了」の表示をボタン化し、これ
をクリックして、「開始/終了時間を入力してもいいで
すか?」の確認に対して返答するとクリックした瞬間の
時間が入力されるようにしても良い。
【0029】さらに、入力にはPDAの持つ入力手段を
用いたが、これはキーボード入力タイプであればキーボ
ード入力で通常のパソコンと同様にキャラクターを入力
しても良い。
【0030】次に、上記したネットワークにおける、P
DAと訪問看護ステーションのパソコンとのデータ通信
手段(手順)について説明する。まず、オフライン的
に、記憶媒体を介して、あるいは赤外線通信など近距離
の無線データ通信を用いてデータを転送する場合につい
て、図8のフローチャートを参照しつつ説明する。例え
ば、ICカードを用いる場合、ICカード(訪問者カー
ド)は訪問看護婦に属するものとし、この中には、担当
する患者のすべてのデータが記憶される。上記した情報
入力ルーチンに従って、必要なデータ入力を終えた後、
訪問者カードのデータをアップデートする。そして、訪
問看護婦は定期的に、あるいは特に情報に変化があった
ときに訪問者カードをステーションに持参する。また、
赤外線通信を利用する場合は、PDA自体を持参しても
良い。そして、訪問看護ステーションにおいてパソコン
の患者データファイルをアップデートする。この方法
は、訪問看護婦の担当が完全に独立であれば問題はな
い。
【0031】次に、有線のデータ通信を用いる場合、例
えばISDN回線を用いる場合について、図9のフロー
チャートを参照しつつ説明する。PDAにはISDN用
のアダプターを装着する。訪問看護婦は、まず訪問前に
これから訪問する患者のデータを、例えば公衆電話のI
SDN回線を通じて、訪問看護ステーションのパソコン
から入手し参照する(特に患者カードを用いず複数交代
で患者を見る場合には必要)。患者データは患者宅の患
者カードを用いる場合は、これにも保存されているの
で、訪問してからこれを参照しても良い。次に、患者宅
を訪問し、上記情報入力ルーチンに従って、訪問看護記
録データをPDAに入力する。訪問終了後、例えば公衆
電話のISDN回線を通じて、訪問看護ステーションの
パソコンに転送する。このときISDN回線でなくて
も、少量のデータであれば、PDAにモデムを装着する
ことで通常の電話回線でも通信が可能となる。この形態
であれば、看護婦が自宅でデータ送受信することが可能
で、また訪問看護ステーションによらなくても常に訪問
看護ステーションのデータがアップデートされるので、
業務の負担が有意に低減できる。特に、複数の訪問看護
婦で患者を担当するときに有効である。またパソコン通
信を用いて、データを送信しても良いことはいうまでも
ない。
【0032】次に、無線データ通信を用いる場合は、通
常の携帯電話を用いる場合と、簡易携帯電話(PHS)
を用いる場合とが考えられる。ともにPDAがこれらを
内蔵するか、PDAにアダプターを用いてこれらを接続
する。まず、患者カードを用いる場合は、次の2通りの
ケースが考えられる。第1のケースは、患者の全データ
をカードに記憶する場合で、このときは機能的に有線デ
ータ通信を用いた場合と同様である。ただし、送受信に
場所を選ばない点が異なる。このときの処理の流れを示
したフローチャートを図10に示す。もう一つは、患者
カードに患者のIDナンバーのみが記憶されている場合
で、患者カードを挿入すると、自動的に訪問看護ステー
ションのパソコンにつながり、IDに対応したデータを
受信することにより患者情報を入手できる。この場合、
患者カードに容量が必要なくなるので(磁気カードでも
良い)患者の紛失による被害を低減できる。このときの
フローチャートを図11に示す。
【0033】次に訪問看護婦が自宅のパソコンを用いて
データ通信を行う場合について、図12のフローチャー
トを参照しつつ説明する。まず、訪問看護婦の自宅のパ
ソコンを用いて、訪問看護ステーションのパソコンから
有線のデータ通信(例えばパソコン通信)により患者デ
ータを入手する。PDAを持参して患者宅を訪問し、デ
ータを入力する作業は上記した各手順を同様に使用でき
る。そして、訪問看護婦が帰宅後、自宅のパソコンにP
DAのデータを光通信もしくはRS232C等を用いた
有線データ通信、あるいは記憶媒体を用いて転送し、こ
れを有線のデータ通信(例えばパソコン通信)で訪問看
護ステーションのパソコンに転送する。自宅にパソコン
があることで、入力作業を自宅で行うこともできるの
で、大きな画面でキーボードを用いて入力でき効率的で
ある。
【0034】以上の説明では患者カードを用いたが、患
者カードには個々の患者のすべてのデータを保存する場
合だけでなく、IDのみを入れておき、IDに従いデー
タを引き出す場合と、ID番号あるいは患者名を手入力
で入力する場合、PDA内部に患者リストを持ち、患者
名を選択することで患者データを引き出す場合いずれで
も良い。尚、通信に際しては、扱うデータが患者の個人
データであるので、プライバシーとセキュリティの観点
から、暗号化しても良い。
【0035】次に訪問看護ステーションにおけるパソコ
ンの処理内容について述べる。図13にデータの流れと
処理を示した概念図を示す。各看護婦が患者宅に訪問し
た際、各PDAに訪問記録データを上述のような画面に
従い入力する。例えば、各患者一人につき訪問一回ごと
のファイルとして蓄積されている。入力されたデータは
PDA内のデータのフォーマットに従いデータベースに
蓄積される。その患者データファイルがオフライン/有
線データ通信/無線データ通信等により訪問看護ステー
ションのパソコンに送信される。パソコン内には、患者
個人のデータベース(個人データベース)の集合として
の患者データベースが存在する。個人データベースの構
造としては、例えばワークシート形態で一回の訪問のデ
ータを横一列に配置する。PDAの患者データファイル
とパソコン内の個人データベースの各データは相互に対
応づけられており、PDAより患者データが送信される
と、個々のデータが個人データベースのセルに書き込ま
れていく。さらに、それぞれのセルと各書類フォーマッ
トとは相互に対応づけられており、各書類フォーマット
に従いパソコン上でも入力/参照/印刷ができる。個人
データベースの構造はパソコンだけでなく、PDAのデ
ータベース構造と共通化しておいても良い。この場合
は、PDA上のデータベースそのものをPDA上で書き
換え、データファイルとして個人データベースの患者ワ
ークシートそのものを転送して書き換えをしても良い。
【0036】次に、個人データベースのデータに基づ
き、パソコンにおいて訪問看護療養費の計算、各種統計
処理、及び各種提出書類の作成並びに印刷について説明
する。パソコンの初期画面は、例えば図14のように表
示される。
【0037】まず、訪問看護療養費の計算について説明
する。ここでは、老人訪問看護療養費の計算を例にと
り、図15のフローチャートを参照しつつ説明する。
尚、ここでは、平成7年度現在の制度に基づいた計算方
法を示すが、これは将来的な制度変更などに伴い、処理
も変更されるものとする。この処理は毎月月初めに自動
的に一括集計され行われる。あるいは集計のメニューも
別に用意し随時行うことも集計計算することもできる。
【0038】はじめにある患者を指定し、その患者の個
人データベースの中から、患者に対し訪問した年月日と
時間を抽出し、それぞれの患者の計算をして、最終的に
全体の計算を行う。一方、訪問看護ステーション全体の
療養費までを一括に計算する場合は、全患者のそれぞれ
について訪問した年月日と時間を抽出する。
【0039】老人訪問看護療養費の内訳は、老人訪問看
護基本療養費あるいは老人訪問看護末期基本療養費、老
人訪問看護管理療養費(寝たきり老人退院時共同指導加
算を含む)、老人訪問看護情報提供療養費、老人訪問看
護ターミナルケア療養費である。これらの療養費の適応
にはそれぞれに条件があり、一人の患者についてその条
件に沿って患者データ、訪問者データから判定し、療養
費を自動的に計算していく。例えば、老人訪問看護基本
療養費は週3日が限度であり、厚生大臣の定める疾患等
(末期の悪性腫瘍、多発性硬化症、重症筋無力症、な
ど)には日数制限は設けられていない。訪問看護記録書
I 内の傷病名にこれらの疾患のチェックがあるかどうか
を判断し、なければ週3日を最大として日数のカウント
を行う。疾患のチェックがあれば制限なく日数カウント
を行う。カウントをする際、看護婦、保健婦と准看護婦
を区別してカウントする。看護婦、保健婦のカウント数
に5,000 をかけて、准看護婦のカウント数に4,500 をか
けてそれぞれを足して、基本療養費となる。また、特に
末期の悪性腫瘍については老人訪問看護末期基本療養費
の適応となる。まず回数をカウントし、週3回までは1
日につき5,000 円(准看護婦の場合4,500 円)、4回目
以降は1日につき6,000 円(准看護婦の場合5,500 円)
となる。これらを週ごとに計算し一月内で合計して各患
者の訪問看護基本療養費とする。
【0040】管理療養費については、一月の訪問日数で
決まる。1日目は6,600 円で、2日目以降は一日増える
ごとにこれに2,600 円が足される。12日が限度で、こ
れ以降は加算されない。一月の訪問日数を集計し、12
日までは(6,600+2,600x( 訪問日数-1) )円、これ以上
は一律35,200円として計算する。さらに寝たきり老人退
院時共同指導加算についての入力を行う。まずこの患者
についての初めての療養費請求であるかどうかを自動判
定し、初めての場合、寝たきり老人退院時共同指導を行
ったかを利用者に問い合わせる。あるいは訪問看護指示
書内、あるいは訪問看護記録書I に寝たきり老人退院時
共同指導を行ったかについての記入欄を設け、これより
加算するかどうかを自動判定する。
【0041】老人訪問看護情報提供療養費については、
情報提供書の作成を行ったかで加算するか判定する。例
えば情報提供書の印刷を実行したとき、フラグを立て自
動的に加算する。
【0042】老人訪問看護ターミナルケア療養費につい
ては、患者が死亡した場合に支給される。まず最終の訪
問看護記録書IIの患者の状態の項目の「死亡」が選択さ
れ、実施した看護内容にターミナルケアが選択されてい
た場合、その月と、その前月と、前々月に訪問看護を行
っているか過去の訪問看護記録書IIをさかのぼりチェッ
クし、これがあれば10,000円の請求を行う。
【0043】以上を合計したものが各患者の訪問看護療
養費で、これから基本利用料(1日250 円 x 一月中の
日数)を差し引いたものを請求する。訪問看護指示書
内、あるいは訪問看護記録書I に公費負担医療の対象で
あるかをチェックする欄を設け、この適応の場合は公費
負担者番号、及び公費負担医療の受給者番号を入力し、
基本利用料は公費負担として請求する。
【0044】訪問看護療養費明細書は、各内訳(日数な
ど)、費用などについては上記の計算結果から自動的に
記入される。明細書中の各種患者情報は、訪問看護記録
書I,IIから引き出す。もしくは訪問看護ステーションの
パソコン上で随時追加、修正を行う。
【0045】訪問看護療養費請求書は、各訪問看護ステ
ーションごとの全患者の情報を集計して作成される。保
険の種類、公費の種類による分類ごとの件数、日数、金
額、基本利用料、控除額をフォーマットに合わせて表示
し、それぞれの合計を計算し、表示する。全体が完成さ
れると印刷される。
【0046】ここでは老人訪問看護について例に挙げた
が、一般の訪問看護でも全く同様に行うことが出来る。
また各種条件は法律の改正に伴い順次ソフトウェアの改
良により対応できるものとする。
【0047】次に統計処理について説明する。データは
患者データベース全体に渡って検索可能である。一つの
機能例として、ある疾患に該当する患者数のカウントを
行う。例えばある患者について「じょくそうの処置」を
行った回数のカウントを行う場合には、患者データベー
スのじょくそうの処置の欄にチェックのある数をカウン
トすれば良い。この処理は、月単位の集計だけでなく、
任意に設定が可能で、年単位にも出来る。
【0048】実際の処理としては、定型的な情報につい
て自動的に抽出する場合と、利用者(例えば訪問看護
婦)が自分が欲しい情報を随時検索できる場合とに分け
られる。
【0049】前者は、主に市町村向けの提出書類などで
必要なデータを、その書類のフォーマットに従い、例え
ば図16のようにディスプレイ上に表示する。利用者は
表示データを所定の書類に書き込んでいく。ここで、書
類内に記入の必要なデータのみを、対応関係が分かるよ
うタイトルと並べてディスプレイ上に表示しても良い。
提出書類(例えば図16)のフォーマットに合わせてデ
ータを配置し、その書類を、データの記入された状態で
印刷する。
【0050】後者は、利用者が、キーワードを入れると
対応する項目が表示され、欲しいデータの項目を指定す
ると、そのデータが検索され、統計処理が行われる。次
に書類作成について述べる。訪問看護ステーションが作
成する書類は、上記以外にも訪問看護報告書、計画書、
情報提供書がある。これらは訪問ごとに入力していった
訪問看護記録データの各コメントなどの要約が必要とな
る。例えば報告書を作成する場合、図17のように例え
ば画面の左側に過去の訪問看護記録データを一覧、もし
くはスクロールして表示し、右側で報告書の「病状の経
過」、「看護・リハビリテーションの内容」、「家庭で
の介護の状況」、「特記すべき事項」の欄の記入を左の
データを参照しながらパソコンで行う。表示法は、それ
ぞれの記入項目に対応した項目だけを一覧表示しても良
い。例えば、「病状の経過」であれば、画面の「病状の
経過」の文字上をクリックすると、訪問看護記録書IIの
「患者の状態」のデータが、左側に1週間ごとに一覧さ
れる。尚、表示だけ行って、記入は直接紙に書き込んで
も良い。
【0051】パソコン上で記入していく場合、報告書の
患者氏名、生年月日、住所、訪問日は患者データより直
接自動的に記入する。また人工知能などを用いて、要約
自体を自動化しても良い。こうすると報告書の作成環境
は必要なく、かわりに内容のチェックのための表示が必
要となる。画面環境は作成環境と同等で良い。計画書、
情報提供書についても報告書と同様に過去のデータを参
照しながら、記入の出来る環境を提供する。
【0052】ここで、訪問看護ステーションで処理をパ
ソコンを用いて行ったが、これは同等の処理の出来るワ
ープロ、もしくはワークステーション等、その他の情報
処理装置を用いても良い。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
在宅ケア業務において訪問者の間接的業務の負担を極力
低減でき業務の効率化を図れるとともに、マンパワーの
活用効率(収益性を含む)を大幅に向上させることがで
ききる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を構成するネットワークの基本構成の
一例を示す図。
【図2】 本発明を構成するネットワークの基本構成の
他の一例を示す図。
【図3】 PDAの初期画面の表示例を示す模式図。
【図4】 患者を指定した後のメニュー画面の表示例を
示す模式図。
【図5】 PDAで訪問時患者情報の入力時の初期画面
の表示例を示す模式図。
【図6】 PDAでの「実施した看護・リハビリテーシ
ョンの内容」のサブメニュー表示例を示す模式図。
【図7】 サブメニュー下のコメント入力欄の表示例を
示す模式図。
【図8】 オフラインでデータ通信をする場合の訪問看
護業務時のデータの流れ図。
【図9】 ISDN回線を用いた場合の訪問看護業務時
のデータの流れ図。
【図10】 無線電話(携帯電話、PHS)を用いた場
合の訪問看護業務時のデータの流れ図(事前にデータ参
照をする場合)。
【図11】 無線電話(携帯電話、PHS)を用いた場
合の訪問看護業務時のデータの流れ図(患者宅でデータ
参照する場合)。
【図12】 特に光通信とパソコン通信を用いた場合の
訪問看護業務時のデータの流れ図。
【図13】 訪問看護ステーションの処理用パソコンの
基本的データの流れを示す模式図。
【図14】 訪問看護ステーションの処理用パソコンの
初期画面の表示例を示す模式図。
【図15】 老人訪問看護療養費の計算例を示す流れ
図。
【図16】 自動統計処理の画面の表示例を示す模式
図。
【図17】 訪問看護報告書の作成環境の画面の表示例
を示す模式図。
【符号の説明】
1 訪問看護婦(訪問者) 2 PDA(情報端末) 3 パソコン(第1の情報処理装置) 4 データ通信手段 5 パソコン(第2の情報処理装置)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者を訪問して所定の処置を行う訪問者
    が携帯し、所定のデータを入力可能な情報端末と、所定
    の場所に設置され前記データを保管するデータベースを
    有する情報処理装置と、前記情報端末と前記情報処理装
    置とを結ぶ通信手段と、この通信手段により前記情報端
    末から前記情報処理装置に送られた前記データに基づい
    て、前記訪問に関する所定の費用を自動的に算出する手
    段とを備えたことを特徴とする在宅ケア業務支援システ
    ム。
  2. 【請求項2】 患者を訪問して所定の処置を行う訪問者
    が携帯し、所定のデータを入力可能な情報端末と、所定
    の場所に設置され前記データを保管するデータベースを
    有する情報処理装置と、前記情報端末と前記情報処理装
    置とを結ぶ通信手段と、この通信手段により前記情報端
    末から前記情報処理装置に送られた前記データに基づい
    て、前記訪問に関する所定の統計処理を自動的に行う手
    段とを備えたことを特徴とする在宅ケア業務支援システ
    ム。
  3. 【請求項3】 患者を訪問して所定の処置を行う訪問者
    が携帯し、所定のデータを入力可能な情報端末と、所定
    の場所に設置され前記データを保管するデータベースを
    有する第1の情報処理装置と、前記データが前記情報端
    末から前記第1の情報処理装置へ送られる際に媒介とな
    る第2の情報処理装置と、前記第1の情報処理装置と前
    記第2の情報処理装置とを結ぶ通信手段と、この通信手
    段により前記情報端末から前記第1の情報処理装置に送
    られた前記データに基づいて、前記訪問に関する所定の
    費用を自動的に算出する手段とを備えたことを特徴とす
    る在宅ケア業務支援システム。
  4. 【請求項4】 患者を訪問して所定の処置を行う訪問者
    が携帯し、所定のデータを入力可能な情報端末と、所定
    の場所に設置され前記データを保管するデータベースを
    有する第1の情報処理装置と、前記データが前記情報端
    末から前記第1の情報処理装置へ送られる際に媒介とな
    る第2の情報処理装置と、前記第1の情報処理装置と前
    記第2の情報処理装置とを結ぶ通信手段と、この通信手
    段により前記情報端末から前記第1の情報処理装置に送
    られた前記データに基づいて、前記訪問に関する統計処
    理を自動的に行う手段とを備えたことを特徴とする在宅
    ケア業務支援システム。
  5. 【請求項5】 前記情報端末と前記第2の情報処理装置
    とを結ぶ転送手段を備えたことを特徴とする請求項3ま
    たは請求項4の何れかに記載の在宅ケア業務支援システ
    ム。
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