JP5431377B2 - ナースコールシステム - Google Patents

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Description

本発明はナースコールシステムに関し、詳しくは患者が単純な呼出操作に加えて呼出内容を通知できる多機能化したナースコールシステムに関する。
単純な呼出操作ではなく、患者からの呼び出しの内容を通話することなく通知できるナースコールシステムとして、特許文献1のような構成のものがあった。この特許文献1では、看護師を呼び出すための握りボタンに呼び出し要求の種類を選択する表示窓を設け、表示窓に要求内容を選択して表示させた後、握りボタンを押すことで呼び出しの種類と呼出情報をナースコール親機に送信するよう構成し、この信号を受信したナースコール親機は、呼出音を鳴動すると共に表示部に呼び出しの種類を表示した。
特開2007−6929号公報
上記特許文献1の場合、応答することなく看護師は呼び出しの種類を把握するこができた。しかしながら、通知される呼び出しの種類は簡易な内容であり、実際に発生する患者の様々な要求を満たすものではなかった。また、看護師等の医療従事者ではなく付添者等の非医療従事者に伝えたい場合はそれができなかった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、看護師等の医療従事者に加えて付添者等の非医療従事者に対しても要求事項を通知できるナースコールシステムを提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、ベッド毎に設置され、患者が操作して看護師等の医療従事者或いは家族等の非医療従事者に対して種々の要求事項を伝えるためのベッドサイド端末と、ベッドサイド端末から送出された医療従事者に対する要求事項を通知するための医療従事者連絡手段と、ベッドサイド端末から送出された非医療従事者に対する要求事項を通知するため非医療従事者連絡手段とを備え、ベッドサイド端末は、通知したい複数の要求事項を記憶する要求事項記憶部と、要求事項を表示するベッドサイド端末表示部と、表示された複数の用件から患者が希望する項目を選択操作する項目選択手段と、選択された要求事項を医療従事者/非医療従事者の何れに通知するか選択し、選択された通知先に送信する制御を行う通知制御部とを有する一方、医療従事者連絡手段は、要求事項を表示する表示部を有することを特徴とする。
この構成によれば、患者は要求事項を複数の用件から選択して、少なくとも医療従事者に対しては呼出内容を合わせて伝達できるので、要求事項を的確に医療従事者に対して伝達できる。また、選択する用件は多数設定することが可能であり、幅広い項目を選択可能に構成できるし、伝達文章を作成する必要が無く簡易な操作で伝達できる。
更に、要求事項に応じて医療従事者に通知するか、非医療従事者に通知するか選択されるので、むやみに医療従事者に通知が成されることがなく、医療従事者の負担を軽減できる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、医療従事者連絡手段は、ナースステーションに設置されて患者が選択した要求事項を通知する据置親機と、医療従事者が携行して患者が選択した要求事項を通知するハンディ端末とを有すると共に、ベッドサイド端末から伝送された患者からの要求事項を選別し、ハンディ端末への通知の有無を判断して通知制御する通知判断部を有し、通知判断部は、選択された一部の要求事項はハンディ端末に通知しないよう制御することを特徴とする。
この構成によれば、ナースステーションに通知すると共に、医療従事者にも直接通知するので、患者からの要求を確実に医療従事者に伝えることができる。また、例えば体位変更などの簡単な要求に対してはハンディ端末には通知せず、ナースステーションに在室の看護師等の医療従事者に対応してもらうよう動作させることができ、医療従事者の負担を軽減できる。
請求項3の発明は、請求項2に記載の構成において、ハンディ端末が文字情報を表示するハンディ端末表示部を有し、ハンディ端末への通知も、呼出音に加えてハンディ端末表示部が要求事項を表示することを特徴とする。
この構成によれば、ハンディ端末からでも応答することなく患者からの要求内容を把握でき、医療従事者は対処し易い。
請求項4の発明は、請求項2又は3に記載の構成において、ベッドサイド端末は、通知先の医療従事者を指定する通知先指定部を有し、通知制御部は、通知先を個人名で指定された場合は、指定された医療従事者のハンディ端末に選択された要求事項を通知するよう制御することを特徴とする。
この構成によれば、通知先の医療従事者を特定できるので、患者は安心して要求事項を伝えることができる。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の構成において、患者の処置履歴を記憶する処置履歴記憶手段を備え、ベッドサイド端末、医療従事者連絡手段のうち、少なくともベッドサイド端末が、ベッドサイド端末から通知された事項の処置が完了したら、処置履歴記憶手段に完了した処置内容の登録操作を行うための完了入力部を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、医療従事者が患者からの要求事項に対する処置を行った後、完了入力部を操作することにより、患者の処置履歴が更新される。よって、改めて処置履歴を作成する必要がなく医療従事者の業務負担を軽減できる。
請求項6の発明は、請求項5に記載の構成において、ベッドサイド端末は、暗証番号、RFID等の個人識別情報を入力するID情報入力部と、入力された個人識別情報を認証する認証部とを備え、認証部は、予め登録されている情報と入力された個人識別情報とを比較し、一致した場合に完了入力部の操作を有効とすることを特徴とする。
この構成によれば、暗証番号やRFID入力により個人認証を行って処置完了操作が可能となるので、誤操作による処置履歴の入力や第三者による入力を防ぐことができる。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかに記載の構成において、看護師を呼び出すためのナースコール握りボタンを備えたナースコール子機がベッドサイド端末と対を成すように設置されると共に、ナースコール子機及びベッドサイド端末は、医療従事者連絡手段とナースコール子機及びベッドサイド端末との間の通信を制御するための制御装置を介して医療従事者連絡手段に接続され、制御装置は、ナースコール子機が呼出操作されたら、対を成しているベッドサイド端末からの要求事項の通知が行われている場合はその通知を無効とするナースコール優先制御を実施することを特徴とする。
この構成によれば、ベッドサイド端末からの要求事項よりナースコール子機による呼び出しが優先されるため、医療従事者は対処し易い。
請求項8の構成は、請求項1乃至7の何れかに記載の構成において、看護師を呼び出すためのナースコール握りボタンを備えたナースコール子機がベッドサイド端末と対を成すように設置されると共に、ナースコール子機及びベッドサイド端末は、医療従事者連絡手段とナースコール子機及びベッドサイド端末との間の通信を制御するための制御装置を介して医療従事者連絡手段に接続され、制御装置は、ナースコール子機が呼出操作されたら、対を成しているベッドサイド端末に対してナースコール優先信号を送信し、ベッドサイド端末は、ナースコール優先信号を受けてベッドサイド端末表示部に表示する要求事項を医療従事者に関連する項目に限定する表示制御部を有し、通知制御部は限定された用件から選択された事項を通知先に送信制御することを特徴とする。
この構成によれば、ナースコール子機による呼び出しが成されたら、患者が選択できる要求事項を例えば緊急性を要する事項に削減できるので、医療従事者はナースコールとベッドサイド端末から通知された事項とで呼び出しの内容を把握できスムーズな対応が可能となる。そして、ナースコール子機による呼び出しと緊急性を要さない事とが組み合わせられることがなく、ナースコールを乱用されることがない。
本発明によれば、患者は要求事項を複数の用件から選択して、少なくとも医療従事者に対しては呼出内容を合わせて伝達できるので、要求事項を的確に医療従事者に対して伝達できる。また、選択する用件の数も多数設定することが可能であり、幅広い項目を選択可能に構成できるし、伝達文章を作成する必要が無く簡易な操作で伝達できる。
更に、要求事項に応じて医療従事者に通知するか、非医療従事者に通知するか選択されるので、むやみに医療従事者に通知が成されることがなく、医療従事者の負担を軽減できる。
本発明に係るナースコールシステムの一例を示す構成図である。 図1の要部をブロック図で示した構成図である。 ベッドサイド端末が通知操作された場合の動作の流れの概略を示すフローチャートである。 処置履歴保存の流れの概略を示すフローチャートである。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係るナースコールシステムの一例を示す構成図であり、1はベッドサイドに設置され、患者が操作して医療従事者としての看護師或いは非医療従事者としての家族に対して種々の要求事項を伝えるためのベッドサイド端末、2はベッド毎に設置され看護師を呼び出すためのナースコール子機、3はベッドサイド端末1からの要求事項の送信先を振り分ける機能を備えたベッドサイド制御装置、4はベッドサイド端末1から送出された家族に対する要求事項を通知するための非医療従事者連絡手段としての携帯電話、5はベッドサイド端末1からの送出された看護師に対する要求事項やナースコール子機2からの呼び出しを通知するための医療従事者連絡手段としてのナースコール親機、6は要求の履歴、処置履歴等を管理するサーバ、7はベッドサイド端末1とナースコール親機5の間の通信、及びナースコール子機2とナースコール親機5の間の通信を制御する制御装置である。
ナースコール親機5は、ナースステーションに設置された据置親機5aと、看護師が携行するハンディ端末5bとで構成され、据置親機5aは伝送線L1により制御装置7に接続され、ハンディ端末5bは制御装置7と伝送線L2で接続されて病院内の適宜位置に設置されたハンディ端末制御装置10と無線通信を実施する。
また、制御装置7はナースコール子機2と伝送線L3を介して接続され、サーバ6と通信線L4を介して接続されている。サーバ6は、インターネット等の公衆通信網Nを介して、携帯電話と無線通信を実施する携帯電話制御装置11に接続されている。
図2は、図1の主要機器をブロック図で示している。この図2に示すように、ベッドサイド端末1は、患者が看護師や家族に対して呼び出す事項や連絡したい事項(要求事項)を複数種類患者に提示する用件選択画面を表示するためのLCDから成るベッドサイド端末表示部101、用件選択画面により提示された複数種類の要求事項の中から患者が希望する要求事項を選択するベッドサイド端末表示部101に一体に形成されたタッチパネルから成る操作部102、操作部102により選択された要求事項の表示を保持するための画面メモリ103、要求事項に対する処置が完了した場合に看護師等が完了報告をするための完了入力部104、用件選択画面によって提示された複数の用件に対して通知先を特定人物に指名するための通知先指定部105、完了入力部104を操作するために暗証番号を入力するID情報入力部106、個々の要求事項に対して通知先(看護師か家族か双方か)を関連付けた通知先記憶部107、選択可能な要求事項を記憶する要求事項記憶部108、ベッドサイド端末1全体を制御するベッドサイド端末CPU109、ベッドサイド制御装置3と通信するためのベッドサイド端末IF110等を備えている。
ナースコール子機2は、看護師を呼び出すためのナースコール握りボタン201、看護師と通話するためのマイク及びスピーカを備えた通話部202、制御装置7と通信する子機IF203等を備えている。
ベッドサイド制御装置3は、ベッドサイド端末1毎に設けられ、ベッドサイド端末1から送信された要求事項をナースコール親機5と携帯電話4の何れか、あるいは双方に通知するかを振り分ける機能を有している。また、携帯電話4やハンディ端末5bに対する通知に対して、通知方法を通話機能を使用した[呼出音+簡単な文字情報]とするか、メール機能を使用した[呼出音+メール]とするかを選択するメール選択機能(図示せず)を有し、何れかの機能を使用して通知される。
据置親機5aは、通知された要求事項を表示するディスプレイ501、通知の発生を呼出音で報音する報音部502、患者の処置が完了したことを入力するタッチパネルから成る操作部503、操作者を識別するために暗証番号を入力するID情報入力部504、患者と通話するための通話部505、据置親機5a全体を制御する親機CPU506、制御装置7と通信するための親機IF507等を備えている。
ハンディ端末5bは、送信された要求事項を表示するディスプレイ511、呼出音を報音する報音部512と、応答操作や患者の処置が完了したことを入力操作するテンキー等から成る操作部513、操作者を識別するために暗証番号を入力するID情報入力部514、患者と通話するための通話部515、ハンディ端末5b全体を制御するハンディ端末CPU516、ハンディ端末制御装置10と通信するハンディ端末通信部517等を備えている。
サーバ6は、通知の履歴や処置履歴を保存する記憶部や、家族が携行する携帯電話の電話番号やメールアドレス等の情報の記憶部(図示せず)を有し 、公衆通信網N、携帯電話制御装置11を介して携帯電話4と通信する機能を備えている。また、携帯電話4は、通話機能に加えて要求事項を表示するディスプレイ(図示せず)を備えている。
制御装置7は、ハンディ端末5bと看護師の関連付けを記憶するハンディ端末情報記憶部701、看護師個々の暗証番号情報やIDを記憶するID情報記憶部702、ベッドサイド端末1から通知された要求事項の送信先を据置親機5a或いはハンディ端末5bの何れに対して行うか判断情報を記憶する通知先記憶部703、ベッドサイド端末1と据置親機5a或いはハンディ端末5bの間の通話/通信、ナースコール子機2と据置親機5a或いはハンディ端末5bの間の通話/通信を制御すると共に、制御装置7全体を制御する制御装置CPU704、ナースコール子機2、据置親機5a、ハンディ端末制御装置10、サーバ6と通信するための制御装置IF705等を備えている。
このように構成されたナースコールシステム動作を次に説明する。図3は、上記ナースコールシステムのベッドサイド端末1を使用して要求操作した場合の動作の概略を示すフローチャートであり、最初にこのフローに基づいてベッドサイド端末1を使用した動作を簡単に説明する。
入院患者が看護師や家族に対して用件が発生すると、ベッドサイド端末1を操作して待受画面からメニュー画面を開き、続いてメニュー画面から要求事項を選択するための用件選択画面に入る(S1)。
ベッドサイド端末表示部101に用件の一覧が表示されたら、この中から患者が所望する用件が選択される(S2)。選択された用件は看護師に通知するか家族等に通知するか判断されて少なくとも何れかに通知される。
こうして、選択された要求事項が、看護師に対する内容であればナースコール親機5に送信される(S3でYes)し、家族に対する用件であれば登録されている家族の携帯電話4にメール送信される(S4)。
看護師に対して要求される事項であれば、次に看護師を指名する画面がベッドサイド端末表示部101に表示され、看護師を指名できる(S5)。指名操作を受けたら指名された特定の看護師が携行するハンディ端末5bに呼出音やメールで通知(S6)され、処置を待つ。
看護師の指名が無い場合は、据置親機5aとハンディ端末5bの双方に通知され(S9,S10)、処置を待つ。但し、ベッドサイド制御装置3においてハンディ端末5bへの通知がメール設定になっている場合(S7でYes)はメール送信される(S8)。
こうして、患者から通知された要求事項を把握した看護師が患者の元に赴き、必要な処置が終了したら、ベッドサイド端末1において処置完了の操作が成される(S11)。この操作でサーバ6に処置履歴が記録され、要求動作は終了する。
以下、詳しく説明する。例えば101号室のベッド上の患者が、点滴の終了が近づいて来たため、それを看護師に通知する場合を例に説明する。患者によりベッドサイド端末1が操作され、操作部102が所定の操作を受けると、ベッドサイド端末CPU109の制御により用件選択画面がベッドサイド端末表示部101に表示される。こうして表示された用件選択画面の中から「点滴終了」が患者のタッチ操作等で選択され、その後「通知」ボタン(図示せず)がタッチ操作等で操作されると、「点滴終了」が選択されたことを認識し、ベッドサイド端末CPU109は「点滴終了」は看護師に対して通知する事項であると通知先記憶部107から読み取る。尚、用件選択画面には、「点滴終了」の他、「トイレ介助」、「体位変更」、「容体悪化」等の複数の用件が表示される。
この結果、次に通知先の看護師を選択する看護師選択画面が表示される。この表示情報は、ベッドサイド端末CPU109が通知先記憶部107から情報を読み取ってベッドサイド端末表示部101に表示させる。
しかし、ここでは通知先を選択しない場合を説明する。選択操作せずに所定の選択完了操作を行うと、通知信号がベッドサイド端末1から出力される。
ベッドサイド端末CPU109は、「点滴終了」の選択を受けて、この情報を付加してベッドサイド端末IF110からベッドサイド制御装置3に送信する。尚、この信号には、「点滴が終了します」等のメール情報も含んで出力される。
そして、ベッドサイド制御装置3は、通知先が看護師であることを認識して、制御装置7に「101号室点滴終了」の通知信号を送るとともに、サーバ6に対して「点滴終了」の通知があったことを送信し、サーバ6は通信履歴として記録する。また、ハンディ端末5bに対しては[呼出音+メール]設定となっている場合は、例えば「点滴が終了します」のメール文を含む通知信号を送信する。
また、点滴終了が選択されたベッドサイド端末1は、「呼出中です。しばらくお待ちください」等のメッセージ画面とともに、画面メモリ103によって用件選択画面の「点滴終了」の表示を保持する。
「点滴終了」の通知信号を受信した制御装置7は、制御装置CPU704が、通知先記憶部703を参照して、要求内容の「点滴終了」はナースステーションだけではなく、施設内を移動している看護師にも通知することを読み取り、据置親機5aとハンディ端末5bの双方に「点滴終了」の通知信号を送信する。
据置親機5aは、「点滴終了」の通知信号を受けて、親機CPU506が報音部502から呼出音を鳴動させるとともに、ディスプレイ501に「101号室点滴終了が終了します」の文字を表示させる。
ハンディ端末5bは、「点滴終了」の通知信号を受けて、ハンディ端末CPU516が報音部512から呼出音を鳴動させるとともに、ディスプレイ511に「101号室点滴が終了します」の文字を表示させる。この動作により、患者が点滴終了時の対応を要求していることを看護師に伝えることができる。このように、ハンディ端末5bでも患者の要求事項を文字情報で表示させることで、応答することなく患者からの要求内容を把握でき、看護師は対処し易い。
尚、ハンディ端末5bに対する通知がメール設定ではなく[呼出音+簡単な文字情報]である場合は、例えば単に「101テンテキ」とディスプレイ511に数字とカタカナで表示される。
この通知を認識した看護師により、据置親機5aまたはハンディ端末5bの何れかで応答操作されると、呼出音鳴動、要求情報の表示を行なっていた据置親機5a及びハンディ端末5bは通知動作を終了して通話路形成信号が制御装置7に対して送信される。この信号を受信した制御装置7は、制御装置CPU704が応答した据置親機5aまたはハンディ端末5bとナースコール子機2との間の通話路を形成し、患者と看護師の間で通話が可能となる。尚、通知を受けた看護師は、患者からの要求事項が文字情報で把握できるため、呼出音の鳴動は短時間で終了するよう設定して応答操作を省略可能に設定しても良い。
こうして、患者が点滴終了時の対応を要求していることを確認した看護師が患者のもとへ赴き、点滴終了時の対応がおこなわれる。このとき、ベッドサイド端末1は、「呼出中です。しばらくお待ちください」等のメッセージ画面とともに、画面メモリ103によって画面の「点滴終了」の表示を保持したままであり、処置を完了した看護師により、ID情報入力部106から暗証番号が入力されると、表示されている画面が消え、処置完了の操作を行うための完了入力部104がタッチパネル上に表示される。具体的に、「処置完了」ボタンがタッチパネルであるベッドサイド端末表示部101に表示される。尚、暗証番号が間違っており認証されない場合は、エラーが表示され、「処置完了」ボタンは表示されない。
こうして表示された「処置完了」ボタンが操作されると、ベッドサイド端末CPU109は、完了信号をサーバ6に送信して一連の要求動作を終了し、ベッドサイド端末表示部101には図示しない待受画面が表示される。
図4はこの処置完了動作の流れの概略を示している。具体的に説明すると、処置を完了した看護師は、ベッドサイド端末1に対して暗証番号を入力する(S101)。ベッドサイド端末CPU109は、入力された暗証番号の情報を制御装置7のID情報記憶部702に登録された情報と照合して、登録されている看護師であると認証したら、「処置完了」ボタンをベッドサイド端末表示部101に表示し、看護師に暗証番号が認証されたことを通知する。
看護師により、この表示された「処置完了」ボタンがタッチ操作されると(S102)、ベッドサイド端末1は入力画面を閉じて(S103)、ベッドサイド制御装置3を介してサーバ6に処置完了を通知する。
処置完了の通知を受けたサーバ6は、要求事項通知時に受信した要求内容と合わせて患者の処置履歴として記録し保存する(S104)。こうして、看護師に対する要求操作の一連の動作は完了する。
尚、処置完了の通知操作は、据置親機5a、あるいはハンディ端末5bから行なうこともできる。この場合、操作部503,513を所定の操作をすることでID情報入力部504,514とし、暗証番号を入力することで、ベッドサイド端末1の動作と同様に、親機CPU506は、制御装置7に登録されている暗証番号情報と照合し、登録された暗証番号であれば「処置完了」の入力画面をディスプレイ501に表示する。ハンディ端末CPU516は、処置完了操作の手順をディスプレイ511に表示する。
この表示を受けて、通知元のベッド番号を選択して「処置完了」ボタンを操作する。あるいはディスプレイ511の指示に従ってテンキー等で終了入力を行なうことで処置完了が入力される(S105,S106)。この処置完了操作を受けて、据置親機5a或いはハンディ端末5bは入力画面を閉じて(S103)、サーバ6に選択したベッド番号の処置完了を通知する。サーバ6は、この通知を受けて処置履歴として記録する(S104)。
ここで、上述した看護師選択画面において特定の看護師が指定された場合を説明する。
看護師選択画面には当該患者を担当する看護師チームの氏名一覧が表示され、任意に選択することができる。この中から看護師が選択されたら、選択された看護師ID情報が添付された「点滴終了」の通知信号がベッドサイド端末1からベッドサイド制御装置3に出力される。
「点滴終了」の通知信号を受信した制御装置7は、制御装置CPU704が、通知信号に添付されているID情報を読み取り、対応するハンディ端末5bをID情報記憶部702を参照して特定し、特定したハンディ端末5bに対して通知信号を送信する。その後の看護師による応答動作、処置完了操作、サーバ6での履歴登録動作等は上記動作と同様である。
このように、看護師に要求事項を通知する際に患者は通知先の看護師を指定できるので、患者は安心して要求事項を伝えることができる。
次に、ベッドにいる患者が、看護師が忙しくない時に対応すればよい事項、例えば体位変更等を要求した場合を説明する。患者は、ベッドサイド端末1の操作部102を操作して用件選択画面を表示させ、用件選択画面の中から「体位変更」を選択して「通知」ボタンを押す。体位変更が選択されたベッドサイド端末1は、「呼出中です。しばらくお待ちください」等のメッセージ画面とともに、画面メモリ103によって用件選択画面の「体位変更」の表示を保持する。
また、ベッドサイド端末CPU109は、「体位変更」の選択を受けて、看護師に対する通知であると通知先記憶部107から読み取り、この情報を付加してベッドサイド端末IF110からベッドサイド制御装置3に送信する。
ベッドサイド制御装置3は、通知先が看護師であることを認識して、制御装置7に通知信号を送るとともに、サーバ6に対して体位変更の要求があったことを通知する。サーバ6は、この通知を受けて通信履歴として記録する。
この通知信号を受信した制御装置7は、制御装置CPU704が、要求事項が「体位変更」である場合の通知先を通知先記憶部703から読み取り、設定された据置親機5aのみに通知する制御を実施する。尚、体位変更の要求の場合、施設内を移動している看護師を呼び出すほどではなく、ナースステーションだけを呼び出せば良いため、据置親機5aのみに通知信号が送出される。
「体位変更」の通知信号を受信した据置親機5aは、親機CPU506が報音部502から呼出音を鳴動させるとともに、ディスプレイ501に「体位変更」の文字を表示させ、患者が体位変更を要求していることを伝える。
そして、この呼出音を認識した看護師により、据置親機5aから応答操作されると、呼出音鳴動、要求表示を行なっていた据置親機5aは通知動作を終了し、上述した点滴終了の場合と同様にナースコール子機2との間で通話路が形成され、患者と通話が可能となる。
表示と通話により、患者が体位変更を要求していることを把握した看護師は、患者のもとへ赴き、体位変更をおこなう。このとき、ベッドサイド端末1は、「呼出中です。しばらくお待ちください」等のメッセージ画面とともに、画面メモリ103によって画面の「体位変更」の表示を保持したままであり、処置を完了した看護師により、ID情報入力部106から暗証番号が入力されると、表示されている画面が消え、処置完了の入力を行うための「処置完了」ボタンが表示される。
こうして表示された「処置完了」ボタンがタッチ操作されると、ベッドサイド端末CPU109は、完了信号をサーバ6に送信して一連の要求動作を終了し、ベッドサイド端末表示部101には図示しない待受画面が表示される。尚、この場合も、ナースコール親機5からも完了操作は可能であり、上述した点滴終了の場合と同様である。
このように、体位変更などの緊急度の低い簡単な用件に対してはハンディ端末5bには通知せず、ナースステーションに在室の看護師に対応してもらうよう動作させることができ、看護師の負担を軽減できる。
次に、ナースコール子機2が操作された場合の動作を説明する。ベッドにいる患者が、例えば、吐き気で気分が悪くなった場合等、看護師に緊急に対応して欲しい要求事項を通知したい場合、患者は、まずナースコール子機2のナースコール握りボタン201を押下する。この操作により、ナースコール子機2から制御装置7に対して呼出信号が送信される。
この呼出信号を受信した制御装置7は、制御装置CPU704が据置親機5a及びハンディ端末5bの双方に呼出信号を送信する。制御装置CPU704は、この呼出信号の送信を優先し、ベッドサイド制御装置3からの通知信号を受信していても、ナースコール子機4からの呼び出し信号を受信したら、ベッドサイド制御装置3からの要求内容に関係なく通知信号を無効としてキャンセルする。
呼出信号を受信した据置親機5a及びハンディ端末5bは、報音部501,512が呼出音を鳴動するとともに、双方のディスプレイ501,511には「ナースコール」の文字が表示される。この結果、患者が緊急の対応を要求していることを看護師に伝えることができる。このように、ベッドサイド端末1からの要求事項よりナースコール子機2による呼び出しが優先されるため、看護師は対処し易い。
また、ナースコール子機2操作後に行われるベッドサイド端末1の操作に関しては通知信号をキャンセルしないが、次のように動作して選択可能な項目は制限される。
呼出信号を受信した制御装置CPU704は、ナースコール子機2と対を成すベッドサイド端末1に対してナースコール優先信号を送信する。ナースコール優先信号は、サーバ6、ベッドサイド制御装置3を介して対を成すベッドサイド端末1に送信される。
その結果、ナースコール優先信号を受信したベッドサイド端末1が、用件選択画面の表示操作を受けた場合、選択できる要求事項を限定して表示するようベッドサイド端末CPU109が表示制御する。この場合、ナースコール呼び出しに連動する緊急性の高い項目のみが表示される。
この表示された選択画面から「気分が悪い」が選択されて「通知」ボタンが押されると、ベッドサイド端末1は、ベッドサイド端末CPU109は、「気分が悪い」の選択内容から、通知先記憶部107を参照して通知先は看護師であると認識し、ベッドサイド制御装置3に「気分が悪い」の選択情報を含む通知信号を送信する。
また、「呼出中です。しばらくお待ちください」等のメッセージ画面とともに、画面メモリ103によって用件選択画面の「気分が悪い」の表示を保持する。
この通知信号を受けたベッドサイド制御装置3は、通知先が看護師であることを認識して、制御装置7に通知信号を送るとともに、サーバ6に対して「気分が悪い」の通知があったことを送信し、サーバ6は通信履歴として記録する。
制御装置CPU704は、呼出信号を受けた後、引き続きベッドサイド制御装置3から看護師に対して通知すべき信号を受信したら、キャンセルせずにナースコール親機5へ受信した通知信号を送信する。
この結果、据置親機5aのディスプレイ501には「ナースコール」の表示の下に「気分が悪い」の文字が追加表示される。また、ハンディ端末5bは呼出音を鳴動するとともに、ディスプレイ511に「ナースコール」「キブン」の2つの情報が表示される。但し、ベッドサイド制御装置3において「気分が悪い」が[呼出音+メール]設定されていたら、ハンディ端末5bには「ナースコール」に加えて「気分が悪いのでお願いします」等の情報が表示される。
このように、ナースコール子機2による呼び出しが成されたら、患者が選択できる要求事項を例えば緊急性を要する事項に削減されるので、看護師はナースコールとベッドサイド端末1から通知された事項とで呼び出しの内容を把握できスムーズな対応が可能となる。また、ナースコール子機2による呼び出しと緊急性を要さない事とが組み合わせられることがなく、ナースコール子機2が乱用されることがない。
呼び出しを受けて、看護師により据置親機5aまたはハンディ端末5bの何れかで応答されると、呼出音鳴動、呼出表示を行なっていた据置親機5a及びハンディ端末5bは呼出動作を終了し、応答した据置親機5aまたはハンディ端末5bはナースコール子機2と通話路を形成する。尚、この場合も、通知を受けた看護師は、患者からの要求事項が文字情報で把握できるため、呼出音の鳴動は短時間で終了するよう設定して応答操作を省略可能に設定しても良い。
こうして呼出表示と通話により、患者が呼出操作した内容を把握した看護師により、患者のもとへ赴いて必要な処置が成される。このとき、ベッドサイド端末1は、「呼出中です。しばらくお待ちください」等のメッセージ画面とともに、画面メモリ103によって画面の「気分が悪い」の表示を保持したままであるため、看護師により暗証番号を入力して上述した処置完了操作を行うことで、ベッドサイド端末1からベッドサイド制御装置3を介してサーバ6に処置完了の通知が成され、サーバ6は処置履歴として記録する。また、ベッドサイド端末表示部101は待受画面の表示に戻る。
なお、上記動作と同様に据置親機5aあるいはハンディ端末5bで処置完了の操作を行なうこともできる。
拒否信号を受信したベッドサイド端末1は、ベッドサイド端末CPU109が保持したままの画面の「気分が悪い」や、「呼出中です。しばらくお待ちください」等のメッセージ画面の表示を消去し、待ち受け状態に戻す。こうして、要求事項はキャンセルされる。
次に、家族に要求事項を通知する動作を説明する。ベッドにいる患者が、例えば、花の水やり等、家族でも対応可能な用件の通知を行なう場合、患者は、ベッドサイド端末1の操作部102を操作して用件選択画面を表示させ、用件選択画面の中から「花の水やり」を選択して「通知」ボタンを押す。
「花の水やり」が選択されたベッドサイド端末CPU109は、「呼出中です。しばらくお待ちください」等のメッセージ画面とともに、画面メモリ103によって画面の「花の水やり」の表示を保持する。
また「花の水やり」の選択を受けて、ベッドサイド端末CPU109は、通知先記憶部の情報から家族のみに通知すると認識し、この情報を付加した通知信号をベッドサイド制御装置3に送信する。ベッドサイド制御装置3は、通知先が家族であることを認識して、サーバ6、公衆通信網N、携帯電話制御装置11を介して携帯電話4に通知信号を送信する。合わせてサーバ6に対して、病室の患者から花の水やりの通知が家族に対してあったことを送信し、サーバ6は通信履歴として記録する。但し、ここではベッドサイド制御装置3における携帯端末4への通知設定が[呼出音+簡単な文字情報]となっているとする。
この通知信号を受信した携帯電話4は、図示しない報音部によって呼出音を鳴動させ、表示部に「ハナノミズ」を表示する。呼び出しに気づいた家族が携帯電話4を応答操作すると、通知信号とは逆の経路を辿りサーバ6に応答信号が送信される。サーバ6は応答信号であることを認識して制御装置7に送信する。この応答信号を受信した制御装置7は、制御装置CPU704がナースコール子機2と携帯電話4の間で通話路を形成する制御を行い、ナースコール子機2と携帯電話4の間の通話路が形成される。
こうして通話により患者が花の水やりを要求していることを認識した家族は、患者のもとへ赴き、花の水やりをおこなうことができる。
尚、ベッドサイド制御装置3における携帯端末4への通知設定が[呼出音+メール]に設定されている場合は、携帯電話4に対して例えば「花の水やりをお願いします」のメールが送信され、呼び出しを受けた家族がメールを読むことで、患者が「花の水やり」を要求していることを容易に認識できる。また、このように家族のみに要求情報が通知された場合、ベッドサイド端末CPU109は「呼出中です。しばらくお待ちください」等のメッセージ画面を保持制御しない。
このように、患者は要求事項を表示された複数の用件から選択して、少なくとも看護師に対しては内容を合わせて伝達できるので、要求事項を的確に看護師に対して伝達できる。また、選択する用件の数は要求事項記憶部108、即ちメモリ容量で決まるため選択する用件は多数設定することが可能であり、幅広い項目を選択可能に構成できる。そして、伝達文章を作成する必要が無く簡易な操作で伝達できる。
また、要求事項に応じて看護師に通知するか、家族に通知するか選択されるので、むやみに医療従事者に通知が成されることがなく、医療従事者の負担を軽減できる。
更に、看護師に通知する場合はナースステーションに通知すると共に、看護師個人にも直接通知するので、患者からの要求事項を確実に医療従事者に伝えることができる。
また、看護師が患者からの要求事項に対する処置を行った後、完了操作することにより、患者の処置履歴が更新されるので、改めて処置履歴を作成する必要がなく看護師の業務負担を軽減できる。そして、暗証番号入力により個人認証を行って処置完了操作が可能となるので、誤操作による処置履歴の入力や第三者による入力を防ぐことができる。
尚、上記実施形態では、医療従事者を看護師として説明したが、当然医師であっても良い。また、非医療従事者を家族として説明したが、家族ではない付添者やヘルパーを含むものである。
また、暗証番号の入力により看護師の認証を行っているが、ベッドサイド端末1や据置親機5aで認証する場合は、ID情報入力部にRFID読取部を設け、看護師にRFIDカードを携行させて、このカードを翳すだけでID認証させて個人認証させても良い。
1・・ベッドサイド端末、2・・ナースコール子機、3・・ベッドサイド制御装置、4・・携帯電話(非医療従事者連絡手段)、5・・ナースコール親機(医療従事者連絡手段)、5a・・据置親機、5b・・ハンディ端末、6・・サーバ(処置履歴記憶手段)、7・・制御装置、101・・ベッドサイド端末表示部、102・・操作部(項目選択手段)、104・・完了入力部、105・・通知先指定部、106・・ID情報入力部、108・・要求事項記憶部、109・・ベッドサイド端末CPU(通知制御部、認証部、表示制御部)、201・・ナースコール握りボタン、501・・ディスプレイ(表示部)、503・・操作部、504・・ID情報入力部、506・・親機CPU(認証部)、511・・ディスプレイ(表示部)、513・・操作部、514・・ID情報入力部、516・・ハンディ端末CPU(認証部)、702・・ID情報記憶部、703・・通知先記憶部、704・・制御装置CPU(通知判断部)。

Claims (8)

  1. ベッド毎に設置され、患者が操作して看護師等の医療従事者或いは家族等の非医療従事者に対して種々の要求事項を伝えるためのベッドサイド端末と、前記ベッドサイド端末からの送出された医療従事者に対する要求事項を通知するための医療従事者連絡手段と、前記ベッドサイド端末から送出された非医療従事者に対する要求事項を通知するため非医療従事者連絡手段とを備え、
    前記ベッドサイド端末は、通知したい複数の要求事項を記憶する要求事項記憶部と、要求事項を表示するベッドサイド端末表示部と、表示された複数の用件から患者が希望する項目を選択操作する項目選択手段と、選択された要求事項を医療従事者/非医療従事者の何れに通知するか選択し、選択された通知先に送信する制御を行う通知制御部とを有する一方、
    前記医療従事者連絡手段は、前記要求事項を表示する表示部を有することを特徴とするナースコールシステム。
  2. 前記医療従事者連絡手段は、ナースステーションに設置されて患者が選択した要求事項を通知する据置親機と、医療従事者が携行して患者が選択した要求事項を通知するハンディ端末とを有すると共に、
    ベッドサイド端末から伝送された患者からの要求事項を選別し、前記ハンディ端末への通知の有無を判断して通知制御する通知判断部を有し、
    前記通知判断部は、選択された一部の要求事項は前記ハンディ端末に通知しないよう制御することを特徴とする請求項1記載のナースコールシステム。
  3. 前記ハンディ端末が文字情報を表示するハンディ端末表示部を有し、ハンディ端末への通知も、呼出音に加えて前記ハンディ端末表示部が前記要求事項を表示することを特徴とする請求項2記載のナースコールシステム。
  4. 前記ベッドサイド端末は、通知先の医療従事者を指定する通知先指定部を有し、前記通知制御部は、通知先を個人名で指定された場合は、指定された医療従事者のハンディ端末に選択された要求事項を通知するよう制御することを特徴とする請求項2又は3に記載のナースコールシステム。
  5. 患者の処置履歴を記憶する処置履歴記憶手段を備え、
    前記ベッドサイド端末、前記医療従事者連絡手段のうち、少なくとも前記ベッドサイド端末が、前記ベッドサイド端末から通知された事項の処置が完了したら、前記処置履歴記憶手段に完了した処置内容の登録操作を行う完了入力部を備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のナースコールシステム。
  6. 前記ベッドサイド端末は、暗証番号、RFID等の個人識別情報を入力するID情報入力部と、入力された個人識別情報を認証する認証部とを備え、
    前記認証部は、予め登録されている情報と入力された個人識別情報とを比較し、一致した場合に前記完了入力部の操作を有効とすることを特徴とする請求項5記載のナースコールシステム。
  7. 看護師を呼び出すためのナースコール握りボタンを備えたナースコール子機が前記ベッドサイド端末と対を成すように設置されると共に、
    前記ナースコール子機及び前記ベッドサイド端末は、前記医療従事者連絡手段と前記ナースコール子機及びベッドサイド端末との間の通信を制御するための制御装置を介して医療従事者連絡手段に接続され、
    前記制御装置は、前記ナースコール子機が呼出操作されたら、対を成している前記ベッドサイド端末からの要求事項の通知が行われている場合はその通知を無効とするナースコール優先制御を実施することを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のナースコールシステム。
  8. 看護師を呼び出すためのナースコール握りボタンを備えたナースコール子機が前記ベッドサイド端末と対を成すように設置されると共に、
    前記ナースコール子機及び前記ベッドサイド端末は、前記医療従事者連絡手段と前記ナースコール子機及びベッドサイド端末との間の通信を制御する制御装置を介して医療従事者連絡手段に接続され、
    前記制御装置は、前記ナースコール子機が呼出操作されたら、対を成している前記ベッドサイド端末に対してナースコール優先信号を送信し、
    前記ベッドサイド端末は、前記ナースコール優先信号を受けて前記ベッドサイド端末表示部に表示する要求事項を医療従事者に関連する項目に限定する表示制御部を有し、
    前記通知制御部は限定された用件から選択された事項を通知先に送信制御することを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載のナースコールシステム。
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