JP2003242252A - 病室用支援システム、病室用テレビ、病室用支援プログラム - Google Patents

病室用支援システム、病室用テレビ、病室用支援プログラム

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JP2003242252A
JP2003242252A JP2002039466A JP2002039466A JP2003242252A JP 2003242252 A JP2003242252 A JP 2003242252A JP 2002039466 A JP2002039466 A JP 2002039466A JP 2002039466 A JP2002039466 A JP 2002039466A JP 2003242252 A JP2003242252 A JP 2003242252A
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hospital room
hospital
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television
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JP2002039466A
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Takahiro Nagare
孝博 流
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NEC Solution Innovators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信機能を備える病室用テレビを用いて、病
室にいながら容易に入院患者と病院外の家族や友人等と
の間でコミュニケーションを取ることができ、また入院
患者が必要な情報を参照することができる病室用支援シ
ステムを提供する。 【解決手段】 入院患者が病室においてコミュニケーシ
ョンを取るための病室用支援システムにおいて、入院患
者が病室において利用する病室用テレビ120にて、実
行するサービスのメニューを表示画面に表示することに
より実行するサービスの入院患者による指定を受け付
け、ネットワークを介して通信し、入院患者に対して提
供する情報を格納したデータベースサーバ141に接続
して情報を取得し、通信により受信した情報及び取得し
た情報に含まれるメッセージ及び画像を表示し、音声を
再生することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入院中の患者がコ
ミュニケーションを取るためのシステムに関し、特に、
テレビ受像機を用いてコミュニケーションを行なう病室
用支援システム、病室用テレビ、病室用支援プログラム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、病院に入院している患者が入院中
において外部の情報を得るための装置として、病室に設
置されるテレビがある。
【0003】従来の病室のテレビは、一般の家庭用のテ
レビと同じでありVHF、UHF放送等を放映する機能
を有するだけである。しかし、こうした一般のテレビで
あっても、病室に設置されるテレビは、入院患者とりわ
け長期入院患者にとっては、重要な意味合いを持ってい
る。例えば、日々の辛い治療からのひとときの癒しとし
てテレビ放映を観賞する時間はとても大事な意味を持っ
ている。このような意味で入院患者のテレビに対する思
いは、家庭における健常者が接するテレビに対する思い
とは大きく異なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来では、入院
患者が病室において様々な必要な情報を得たり、病院外
の家族等と連絡を取る等のコミュニケーションを行なう
ためには、以下に述べるような問題点があった。
【0005】第1に、病院外の家族等や友人と入院患者
との間でコミュニケーションを取ることが困難であっ
た。
【0006】これは、病院内においては携帯電話の利用
が禁止されているため、こうしたコミュニケーションに
は病院内の公衆電話等を利用する必要があり、病室にい
ながらにしてコミュニケーションを取ることができなか
ったからである。これは、体が不自由で病室から病院内
の公衆電話のところまで行けない入院患者等にはとても
不便であった。
【0007】入院患者にとって何でも話せるのはやはり
身近な家族等であり、もし入院患者との間で容易にコミ
ュニケーションができれば心の医療が支援させ、入院患
者の治療に役立つことになる。しかし入院患者の家族や
友人等には、遠方に在住していたり仕事上その病院に行
く時間が作れない等の思うように来院できないものも多
く、前述のようにこうした家族等から入院患者へ、また
入院患者からこうした家族等へコミュニケーションを取
ることが困難であった。
【0008】第2に、入院患者が、自身の日々の健康状
態を示す測定データ等の情報を参照することが困難であ
った。例えば、担当看護婦により入院患者の体温や血圧
等の基礎値を毎日朝、昼、晩等定期的に測定することが
あるが、こうした情報を入院患者自身が参照するために
は、その体温等の測定値を入院患者自身がメモを取る等
の煩わしい作業が必要であった。しかし、このような体
温や血圧等の数値は、医療において入院患者自身が充分
把握できることが望ましく、入院患者が容易にこうした
情報を参照することのできるシステムが求められてい
る。
【0009】本発明の第1の目的は、上記従来技術の欠
点を解決し、病室用テレビに病院外の家族等とのコミュ
ニケーションを行なうためのインターネット技術等に基
づく双方向の通信機能を備えることにより、入院患者と
病院外の家族や友人等との間で病室にいながら容易にコ
ミュニケーションを取ることができる病室用支援システ
ム、病室用テレビ、支援プログラムを提供することにあ
る。
【0010】本発明の第2の目的は、上記従来技術の欠
点を解決し、病室用テレビにインターネット技術等に基
づく様々な情報の閲覧表示機能を備えて、各入院患者の
治療等に関する様々な情報を表示させることにより、入
院患者が必要な情報を病室にいながら容易に参照するこ
とができる病室用支援システム、病室用テレビ、支援プ
ログラムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、入院患者が病室においてコミュニケーション
を取るための病室用支援システムにおいて、前記入院患
者が病室において利用する病室用テレビに表示されるメ
ニューから選択されるサービスの指定を受け付け、ネッ
トワークを介して前記入院患者に対して提供するサービ
スを実行するサーバに接続し、前記指定されたサービス
に基づき、前記病室用テレビを通じて、外部との相互のコ
ミュニケーション、前記入院患者の入院又は治療に関す
る情報の提供を実現することを特徴とする。
【0012】請求項2の病室用支援システムは、前記病
室用テレビにて前記入院患者の認証に用いる認証情報の
入力を受け付け、入力された前記認証情報に基づいて前
記入院患者が認証された場合に限り前記病室用テレビの
利用を許可することを特徴とする。
【0013】請求項3の病室用支援システムは、前記入
院患者の操作により担当看護婦を呼び出す機能と、音声
を入力するマイクと、画像を入力するカメラを有するナ
ースコール手段を備えることを特徴とする。
【0014】請求項4の病室用支援システムは、前記サ
ーバに、前記入院患者の入院又は治療に関する情報とし
て、入院に関する費用、使用する薬剤、前記入院患者の
容態、診療日程の情報のうち少なくとも1つを格納し、
前記病室用テレビを通じてて当該入院患者に提供するこ
とを特徴とする。
【0015】請求項5の病室用支援システムは、前記ネ
ットワークを介して前記病室用テレビが送受する画像及
び音声を含む情報を格納するミーティングサーバを備
え、前記病室用テレビが、前記ミーティングサーバに接
続し、前記ミーティングサーバに格納された画像及び音
声を含む情報を表示し再生することを特徴とする。
【0016】請求項6の本発明は、入院患者が病室にお
いて利用する病室用テレビにおいて、実行するサービス
のメニューを表示画面に表示し、前記入院患者によるサ
ービスの指定を受け付けるメニュー表示手段と、ネット
ワークを介して前記サービスを提供するサーバと通信す
る通信手段と、前記指定されたサービスに基づき、外部
との相互のコミュニケーションの実行、前記入院患者の
入院又は治療に関する情報の提供を実現する手段を備え
ることを特徴とする。
【0017】請求項7の病室用テレビは、前記入院患者
の認証に用いる認証情報を入力する認証情報入力部と、
入力された前記認証情報に基づいて前記入院患者が認証
された場合に限り、前記入院患者による利用を許可する
手段を特徴とする。
【0018】請求項8の病室用テレビは、前記入院患者
の操作により担当看護婦を呼び出す機能と、音声を入力
するマイクと、画像を入力するカメラを有するナースコ
ール手段を備えることを特徴とする。
【0019】請求項9の病室用テレビは、前記サーバに
格納される前記入院患者の入院又は治療に関する情報と
して、入院に関する費用、使用する薬剤、前記入院患者
の容態、診療日程の情報のうち少なくとも1つを取得し
て提供する手段を備えることを特徴とする。
【0020】請求項10の病室用テレビは、前記サーバ
に格納された前記外部とのコミュニケーションにおける
画像及び音声を含む情報を表示し再生する手段を備える
ことを特徴とする。
【0021】請求項11の病室用テレビは、前記表示画
面をタッチパネルとし、前記タッチパネル上に表示され
る前記メニュー中の項目に前記入院患者が触れることに
より、実行する前記サービスを指定することを特徴とす
る。
【0022】請求項12の病室用テレビは、前記表示画
面に表示する前記メニューの文字のサイズ、色、及びフ
ォントの種類を設定する手段を備えることを特徴とす
る。
【0023】請求項13の病室用テレビは、前記ネット
ワークを介して同時に複数の端末と通信する手段を備え
ることを特徴とする。
【0024】請求項14の本発明は、コンピュータを制
御することにより、ネットワークをした通信機能を備え
る病室用テレビを通じて入院患者がコミュニケーション
を行なう病室用支援プログラムにおいて、実行するサー
ビスのメニューを前記病室用テレビの表示画面に表示す
ることにより実行する前記サービスの指定を受け付ける
機能と、ネットワークを介して前記入院患者に対して提
供するサービスを実行するサーバに接続し、前記指定さ
れたサービスに基づき、前記病室用テレビを通じて、外部
との相互のコミュニケーション、前記入院患者の入院又
は治療に関する情報の提供を実現する機能を備えること
を特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0026】まず、本発明の病室用支援システムの主要
な特徴を説明する。本発明の病室用支援システムは、入
院患者とその家族等を支援するシステムであり、病室内
のッド脇等に設置される病室用テレビにインターネット
による通信等の付加機能を備えて、入院患者から家族へ
の連絡や、家族から入院患者への連絡や、入院患者の入
院生活を支援する。本発明の病室用支援システムは、こ
のように病室用テレビによる入院患者と家族等との間の
相互連絡の機能を備える。双方向通信や、片方不在時の
一方向通信等の通信が可能である。治療のため病室を外
出した時や睡眠時等を考慮して家族からのメール、画
像、音声等の着信通知を視覚的にわかるようにするため
のランプ点灯や鳴動の機能を備える。セキュリティ対策
としては、入院患者自身の指紋による認証や診察カード
により行なう。画面操作は、お年寄りの入院患者が不便
を感じることなく利用していただくためタッチパネル方
式を基本とする。メールの文字サイズやフォントは入院
患者に応じた表示設定ができる。
【0027】このように本発明の病室用支援システムに
より、入院患者のメンタルケアの支援を実現する。イン
ターネット技術を利用することによって入院患者と家族
等が近距離空間でコミュニケーションができる環境を形
成する。家族とのコミュニケーションは、時に日々投与
する薬以上の力を入院患者の気持ちに働きかけ、心の安
定剤として医療効果を発揮することがある。「病は気か
ら」でありメンタルケアを支援することで、患者の治療
にも効果が期待できる。
【0028】また、病院内で使用した費用(入院費、イ
ンターネット代及び、テレビ等の入院に関する諸費用)
を現在含め、過去にさかのぼりこれらの情報をサーバに
記録して、その入院患者が病室用テレビからアクセスし
て自由に表示できるようにする。これにより入院患者は
これらの情報を容易に閲覧することができる。またこう
した情報を提供する病院側においても、情報をサーバに
記録するのみて容易に情報の提供を行なうことができ
る。
【0029】この入院患者に対して提供する情報の閲覧
サービスでは、治療に関する様々な情報の提供が可能で
あり、例えば入院患者の診療日程の情報を提供するサー
ビスが考えられる。これにより、入院中に複数の治療
(内科、外科、整形外科、眼科、歯科、耳鼻咽喉科、透
析等)にかかる入院患者が担当看護婦に尋ねなくても診
療日程などを把握できる。
【0030】また他に、治療に関する情報としては、入
院患者の血圧や体温等の計測値のデータ(容態情報)を
提供するサービスが考えられる。これにより入院患者が
日々、朝、昼、晩に定期的に検診する体温や血圧等の基
礎的な計測値を数値やグラフとして変動状況を見ること
ができる。
【0031】また他に、入院患者の飲み薬等の薬剤の情
報をその飲み薬等の画像を含めて提供するサービスが考
えられる。これにより、入院患者が日々、朝、昼、晩に
飲んでいる薬を画面に拡大表示して見ることができる。
【0032】また本発明では、従来の看護婦の呼び出し
の際に利用するナースコールボタンに、家族との対話の
開始を指示する機能や、家族から通信の着信通知ラン
プ、音声入力のためのマイク、画像入力のためのカメラ
等を備えて多機能なナースコールボタンとし、病室用テ
レビをより使いやすくする。ナースコールボタンは、入
院患者が看護婦を呼び出すためのとても重要なボタンで
あり、常に患者のそばに備えられている。このナースコ
ールボタンに本発明の病室用テレビを簡単に操作するた
めのいくつかの機能を備えることで、入院患者はコミュ
ニケーションを容易に取ることができる。
【0033】図1は、本発明の好適な実施の形態による
病室支援システムのネットワーク構成を示す図である。
図1を参照すると、本実施の形態の病室支援システム
は、病院内の通信ネットワークである病院内ネットワー
ク100から、インターネット300を介して入院患者
の家族等が利用する端末であるパソコン200に接続し
ている。以下では、インターネット300を介して接続
する端末(パソコン200)の利用者が、特に入院患者
の家族である場合を例に説明を行なうが、本発明は家族
に限定する必要はなく家族以外の場合においても同様で
ある。
【0034】また、病院内ネットワーク100には、入
院患者の病室に備えられる本実施の形態の病室用テレビ
120と、院内パソコン110、ナースコールボタン1
30、データベースサーバ141、ミーティングサーバ
142、メールサーバ143、ファイアウオール15
0、ルータ160を備えている。
【0035】ルータ160は、インターネット300と
病院内ネットワーク100との間でルーティングを行な
う。ファイアウオール150は、外部インターネット3
00からの病院内ネットワーク100への不正なアクセ
スを遮断し、DMZ(DeMilitarized Zone:非武装地
帯)を形成する。
【0036】データベースサーバ141は、入院患者に
対し提供する様々な情報を格納するサーバである。デー
タベースサーバ141に格納される情報は、図5の例に
示されるように、例えば、入院費用141−1、薬剤情
報141−2、通信料金141−3、病室用テレビ利用
料金141−4、体温データ141−5、血圧データ1
41−6、診療日程141−7等が可能である。入院患
者は、病室用テレビ120からデータベースサーバ14
1に接続しこれらの情報を表示して参照する。ミーティ
ングサーバ142は、入院患者の病室用テレビ120と
外部の家族等のパソコン200との間で交わされた通信
を格納するサーバである。ミーティングサーバ142に
は、例えばテレビ電話等の形態の通信の内容を記録する
のであり、その記録されている通信のデータを入院患者
が後で病室用テレビ120からミーティングサーバ14
2に接続して再生させることにより確認を行なうことが
できる。
【0037】メールサーバ143は、入院患者に対し送
信された電子メール、映像、音声等のデータを受信して
格納するサーバである。
【0038】病室用テレビ120は、入院患者が病室で
使用するテレビであって、インターネット300等のネ
ットワークを介した通信機能を備える。病室用テレビ1
20は、図2の例に示されるように、病室用テレビ12
0の各部を制御する制御部121と、通信部122、認
証情報入力部123、タッチパネル124、スピーカ1
25、カメラ126、マイク127、キーボード12
8、ビデオレコーダ129を備えている。
【0039】通信部122は、病院内ネットワーク10
0やインターネット300を介した通信を行なう。認証
情報入力部123は、利用者を認証するための認証情報
の入力を行なう。認証情報入力部123には、例えば指
紋を認証情報として指紋読み取り装置を用いたり、また
例えば認証情報を記録したカード(磁気カードやICカ
ード等。以下これを診察カードと呼ぶ)の読み取りを行
なうカードリーダ等を用いることができる。また、特別
に認証情報入力部123を備えるのではなく、表示画面
であるタッチパネル124や、キーボード128を用い
て、認証情報である入院患者のIDと暗証番号等とを入
力する方式を採用することもできる。
【0040】また制御部121は、表示画面であるタッ
チパネル124に実行させる動作を指定するためのメニ
ューを表示するメニュー表示部121−1、テキストや
動画や音声等の各種のデータをタッチパネル124やス
ピーカ125により表示し再生させる表示再生部121
−2、データベースサーバ141やミーティングサーバ
142に格納された情報を取得する情報取得部121−
3を備えている。また病室用テレビ120は、一般のテ
レビ放送の受像機能や、家族や友人等の外部からの通信
の着信を入院患者に通知する機能等を備える。
【0041】本実施の形態のナースコールボタン130
は、入院患者から担当看護婦をコールする通常のナース
コールボタンの機能に加えて、病室用テレビ120を介
した家族等との通信の開始を指示する機能や、家族から
の通信の着信を通知する機能等を備える。
【0042】図6の例に示されるようにナースコールボ
タン130は、入力ボタン131、切り替えスイッチ1
32、マイク133、カメラ134、着信通知ランプ1
35、鳴動部136を備えている。切り替えスイッチ1
32は、入力ボタン131の押下時の動作を切り替える
ためのスイッチであり、入院患者から担当看護婦をコー
ルするモードと、病室用テレビ120を介した家族等と
の通信の開始を指示するモードとを切り替える。病室用
テレビ120を介した家族等のパソコン200との通信
時においては、マイク133により音声の入力を行な
い、カメラ134により画像を入力し、これを通信相手
のパソコン200に送信する。また家族等のパソコン2
00からの通信の着信時には、着信通知ランプ135の
点灯や、鳴動部136の鳴動によりその着信を入院患者
に通知する。
【0043】院内パソコン110は、病院内ネットワー
ク100を運営する病院側が用いる端末であり、例え
ば、入院患者へ提供する様々なデータのデータベースサ
ーバ141への入力に用いる。例えば院内パソコン11
0からデータベースサーバ141へ、担当看護婦等が入
院患者の服用する薬の情報である薬剤情報141−2や
計測した入院患者の体温データ141−5や血圧データ
141−6を入力したり、各科の看護婦等がその入院患
者への医師の診療日程141−7(次回診療予定日時
等)を入力したり、経費部門が入院費用141−1等を
入力することができる。
【0044】また図1においては、入院患者と家族間の
メール、映像、音声等の情報を通信するバックボーンと
してインターネット300を用いているが、インターネ
ット300以外の他のネットワークを用いることも同様
に可能である。
【0045】ここで、本実施の形態の動作の説明の前に
入院患者やその家族等により設定することのできる初期
値について説明する。
【0046】第1に、入院患者を認証するための認証情
報を登録する。例えば、認証情報として指紋を用いる場
合には指紋の登録を行なう(例えば、病室用テレビ12
0の認証情報入力部123である指紋読み取り装置にて
指紋を読み取りこれを認証情報を管理する病院内のサー
バへ登録する)。また、認証情報を記録した診察カード
を用いる場合には、その診察カードの発行を行なう。
【0047】第2に、入院患者のメールアドレス等の電
子メール受信に必要な情報を登録する。
【0048】第3に、ナースコールボタン130におけ
る家族からの通信の着信を通知する方法を指定する。こ
れは「ランプ点灯」、「鳴動」、「ランプ点灯、かつ鳴
動」の3つの方法の中から選択することができる。また
ランプ点灯の色を選択できるものとしてもよく、「赤、
青、黄、緑、黒」の何れかより選択して設定する等が考
えられる。
【0049】第4に、病室用テレビ120における家族
からの通信の着信を通知する方法を指定する。ナースコ
ールボタン130の場合と同様に、「ランプ点灯」、
「鳴動」、「ランプ点灯、かつ鳴動」の3つの方法の中
から選択することができる。またランプ点灯の色を選択
できるものとしてもよく、「赤、青、黄、緑、黒」の何
れかより選択して設定する等が考えられる。病室用テレ
ビ120におけるランプ点灯は、例えば着信通知用の専
用のランプを備えてこれを点灯させる方式や、表示画面
であるタッチパネル124の一部を点灯させる方式等が
可能である。また、病室用テレビ120における鳴動
は、病室用テレビ120のスピーカ125を鳴らせるこ
とで実施できる。
【0050】なお後記の「ランプを点灯する」という記
述は、前記のナースコールボタン130及び病室用テレ
ビ120で設定した「ランプ点灯」又は、「鳴動」、又
は、「ランプ点灯、かつ鳴動」のいずれかの動作と同意
である。第5に、通信相手である家族や友人等の名前や
メールアドレス等を登録する。これらのデータは、院内
パソコン110以外にデータベースサーバ141やメー
ルサーバ143等に登録するものとしてもよい。
【0051】第6に、受信した電子メールを表示する文
字サイズや文字色等を設定する。
【0052】これらの設定は、例えば認証情報の設定に
関しては、必ずしも特別の設定を要するものではなく、
第3、第4、第6の設定においては、特別な設定を行な
わずにデフォルトの設定のままで使用しても問題はな
く、また第2、第5の設定は電子メールを送受しない入
院患者の場合には必要ではない。
【0053】またこれらの設定の操作は、パソコン等に
不慣れな入院患者においては、家族等が中心になり設定
することがセキュリティ上も好ましい。
【0054】また、入院患者の病室用テレビ120と家
族や友人等のパソコン200との間で、インターネット
300等のネットワークを介したテレビ電話の通信を行
なうためには、高速度、広帯域な接続が求められる。ま
た、家族等の側のパソコン200は常に通信が可能であ
る常時接続であることが好ましい。このように、家族や
友人等のパソコン200においても、ADSL等のブロ
ードバンド通信に加入されていることが求められる。以
下本明細書においては、双方向において高速通信を実現
し常時接続の状態にあるとして説明を行なう。
【0055】また病院では、入院患者等が守秘義務の上
に立ち安心してサポートを仰ぐことができるように、病
院内ネットワーク100のネットワーク管理者を必ず任
命しておくことが求められる。
【0056】図3は、本実施の形態による病室用テレビ
120の動作を説明するためのフローチャートである。
【0057】本実施の形態の病室用テレビ120は、ま
ず起動し動作を開始すると実行するサービスを指定する
ためのメニューを表示する(ステップ301)。図4
は、病室用テレビ120のサービスの一覧を示すメニュ
ー構成の一例を示す図である。ここで入院患者は、メニ
ューを操作して実行するサービスを指定しこれを病室用
テレビ120に実行させる(ステップ302、30
3)。
【0058】ここで、テレビ番組を見ることを選択した
場合には、病室用テレビ120は通常のテレビ受像機と
同様にしてテレビ番組を表示する(ステップ304)。
【0059】また、インターネット300を介して、外
部の家族や友人等のパソコン200と(テレビ電話等
の)通信を行なうことを選択した場合には、その指定し
たアクセス先に接続し(ステップ305、306)、ア
クセス先から送信される画像や音声を表示し再生する
(ステップ307)。
【0060】また、病院内ネットワーク100内のデー
タベースサーバ141等に記録された情報を参照する場
合には、利用者が選択した情報を所定のサーバから取得
してこれを表示し再生する(ステップ308、309、
310)。次に、図7から図12により本実施の形態に
よる病室用支援システムの全体の動作について詳細に説
明する。
【0061】図7は、家族や友人等のパソコン200か
ら入院患者へ送信する電子メール、映像、音声等の通信
を示す図である。
【0062】家族等は、パソコン200のメールソフト
を利用して入院患者のメールアドレスを宛先として入院
患者に連絡したい電子メール、映像、音声等を発信す
る。発信したメールはインターネット300、ルータ1
60、ファイアウオール150を経由して病院内ネット
ワーク100のメールサーバ143に格納される。電子
メールが着信した旨は、病室用テレビ120やナースコ
ールボタン130の着信通知ランプ135により入院患
者に通知される。着信通知ランプ135の点灯等により
入院患者は、家族からの連絡(電子メール等)が自分に
届いていることがわかる。
【0063】入院患者は、着信した電子メール等を読む
ために、病室用テレビ120に備えられている認証情報
入力部123により認証の操作を行なう。認証の操作
は、指紋読み取り装置(認証情報入力部123)に予め
登録済の指紋でタッチする方式や、認証情報を記録した
入院患者の診察カードを診察カードリーダ(認証情報入
力部123)に通すことにより行なうことができる。
【0064】正しく入院患者が認証されると、図4に示
されるように、まずメニューの表示である「タッチパネ
ルメニュー」(M10)が表示され、ここで実行するサ
ービスをメニュー中に示されるM11〜M18の各項目
中から選択する。
【0065】ここでは、タッチパネルメニューより「受
信した連絡」(M11)を選択する。ここでは、入院患
者自身の氏名を用いて「〜さんへの連絡」と表示するこ
ととしてもよい。
【0066】すると病室用テレビ120は、家族等から
入院患者へ送られてきた連絡のメール、映像、音声等
と、それぞれの送信者名等の一覧を示す「受信した連絡
一覧メニュー」(M11’)をタッチパネル124に表
示する。入院患者は、その一覧から知りたい連絡の項目
を選択してタッチする。
【0067】タッチされた連絡は、電子メールの場合、
電子メールの画面に予め設定した文字サイズや文字色に
より表示する。映像や音声の場合には、一般のテレビ画
面と同様にして表示する。画面の大きさや解像度などは
発信した家族等のパソコン200のスペック等により変
化する。
【0068】図8は、入院患者から家族へ送信するう電
子メールや映像の通信を示す図である。
【0069】入院患者は、電子メール等を送信するため
に、病室用テレビ120に備えられている認証情報入力
部123により認証の操作を行なう。認証の操作は、指
紋読み取り装置(認証情報入力部123)に予め登録済
の指紋でタッチする方式や、認証情報を記録した入院患
者の診察カードを診察カードリーダ(認証情報入力部1
23)に通すことにより行なうことができる。
【0070】認証されると「タッチパネルメニュー」
(M10)が表示される。タッチパネルメニューより
「家族への連絡」(M12)を選択し、更に「家族への
連絡をはじめる」(M12a)を選択して、予め登録し
ておいた送信先の家族の一覧を示す「家族一覧メニュ
ー」(M12a’)を表示する。ここで、入院患者が連
絡したい家族を選択する(複数選択が可能である)。
【0071】入院患者が映像や音声で家族へ連絡する場
合は、「映像や音声で連絡する」(M12−1)をタッ
チして家族への連絡したいことを病室用テレビ120や
ナースコールボタン130のカメラ134やマイク13
3に向かって話を開始する。伝えたい話が終わったら、
「家族への連絡を終わる」(M12b)をタッチして連
絡先の家族等への通話を終了する。終了後は元の「タッ
チパネルメニュー」(M10)に戻るため、ここで一般
のテレビ放送を見たい時は、「テレビを見る」(M1
8)をタッチすればよい。
【0072】入院患者が入力した映像や音声はメールサ
ーバ143、ファイアウオール150、ルータ160の
病院内ネットワーク100、インターネット300を経
由して送信先の家族のパソコン200へ送られる。受信
した家族は、メールソフトを利用して家族の入院患者の
映像を見たり、音声を聞いたりする。
【0073】またキーボード128の操作が可能な入院
患者は、メールのテキストを入力して連絡することもで
きる。その場合には、「メールで連絡する」(M12−
2)をタッチして、病室用テレビ備付けのキーボードで
家族への連絡を入力する。入力後、「家族への連絡を終
わる」(M12b)をタッチして入院患者の操作は終了
する。
【0074】入院患者が入力したテキストの電子メール
は、同様にしてメールサーバ143、ファイアウオール
150、ルータ160の病院内ネットワーク100、イ
ンターネット300を経由して送信先の家族のパソコン
200へ送られる。受信した家族は、メールソフトを利
用して家族の入院患者の電子メールを読む。
【0075】図9は、入院患者と家族とがテレビ電話の
通話を行なう双方向の通信を示す図である。ここでは入
院患者と家族との対話が、入院患者からの契機により開
始する場合を例に説明する。
【0076】入院患者は、テレビ電話の通話を行なうた
めに、病室用テレビ120に備えられている認証情報入
力部123により認証の操作を行なう。認証の操作は、
上述のように、指紋や認証情報を記録した入院患者の診
察カード等の方式で行なうことができる。
【0077】認証されると「タッチパネルメニュー」
(M10)が表示される。タッチパネルメニューより
「家族との対話」(M13)を選択し、更に「家族との
対話をはじめる」(M13a)を選択して予め登録済の
「家族一覧メニュー」(M13a’)を表示する。この
家族一覧メニューから、入院患者が通話相手の家族や友
人を選択する。ここでは、家族の選択はひとつのみ可能
であり、すなわち1対1の通話を行なう。
【0078】ここで、ナースコールボタン130の切り
替えスイッチ132は、通常は入力ボタン131の押下
時に看護婦を呼び出すナースコールモードであるが、切
り替えスイッチ132を操作して家族との対話の開始を
指示する家族との対話モードに切り替えることができ
る。
【0079】入院患者は、ナースコールボタン130の
切り替えスイッチ132を家族との対話モードに切り替
えて入力ボタン131を1回押すことにより、家族との
対話の開始を指示する。
【0080】なお入力ボタン131を1回押したタイミ
ングで切り替えスイッチ132は、自動的に元のナース
コールモードに切り替わることとする。これは、ナース
コールボタン130をいつでも看護婦を呼び出せる状態
にする配慮のためである。これにより、ファイアウオー
ル150、ルータ160、インターネット300を経由
して通話する相手となる家族のパソコン200に接続す
る。するとそのパソコン200のメールソフトが通話の
開始要求のダイヤログを表示し、またそのパソコン20
0が鳴動して通話の開始要求を通知する。
【0081】通信相手の家族は、その通話要求に気付い
て、パソコン200のテレビ電話による通話機能を有す
ソフトウエアを起動する。これにより、入院患者の病室
用テレビ120の画面に通信相手の家族が映し出されテ
レビ電話の通話を開始することができる。
【0082】通話中の映像や音声は、病室用テレビ12
0のビデオレコーダ129に録画したりミーティングサ
ーバ142に保存することにより、後で再生し参照する
ことができる。
【0083】通話が終わったら入院患者は病室用テレビ
120のメニューの「家族との対話を終わる」(M13
d)をタッチし、通話を終了する。また、一定時間経過
しても家族が入院患者からの通話要求に気付かない時
は、病室用テレビ120の画面に「ご家族からの返事が
ございません。もう一度お呼びしますか」といメッセー
ジを表示する。入院患者が家族をもう一度呼ぶ場合、
「家族を再度呼ぶ」(M13b)をタッチする。
【0084】以降は、前記のナースコールボタン130
を家族との対話モードに切り替えて1回入力ボタン13
1を押した時と同一の流れになる。すなわち、通信開始
の最初の契機は、ナースコールボタン130の入力ボタ
ン131を1回押す方式で開始できるが、以降の再呼び
出しは画面からのタッチによるものとする。
【0085】図10は、入院患者がミーティングサーバ
142に格納された家族とのテレビ電話の通話の記録を
再生する通信を示す図である。
【0086】入院患者は、ミーティングサーバ142に
格納されたデータを再生させるために、病室用テレビ1
20に備えられている認証情報入力部123により認証
の操作を行なう。認証の操作は、上述のように、指紋や
認証情報を記録した入院患者の診察カード等の方式で行
なうことができる。
【0087】認証されると「タッチパネルメニュー」
(M10)が表示される。タッチパネルメニューより
「家族との対話を再生する」(M13c)を選択し、予
め登録済の「家族一覧メニュー」(M13a’)を表示
する。そして、再生させるテレビ電話の通話記録を一覧
から選択すると、病室用テレビ120はその選択された
データをミーティングサーバ142から取得して再生す
る。
【0088】図11は、担当看護婦による入院患者の薬
剤情報や計測値の入力、各科の看護婦による入院患者の
診療日程の入力、経費部門による入院患者の諸経費の入
力の通信を示す図である。
【0089】担当看護婦は、入院患者の薬剤の薬剤名、
用途、画像、服薬する時間帯、食前/食後の薬剤情報1
41−2を、院内パソコン110より入力してデータベ
ースサーバ141へ登録する。
【0090】各科の看護婦は、入院患者の診察日や診察
開始時間等の、診察に関する情報(診療日程141−
7)を、院内パソコン110より入力してデータベース
サーバ141へ登録する。
【0091】経費部門は、入院費用141−1や入院患
者への諸経費(141−3、141−4)等の請求金額
を、院内パソコン110より入力しデータベースサーバ
141へ登録する。
【0092】図12は、入院患者が自身に提供される情
報である薬剤情報141−2、体温データ141−5、
血圧データ141−6、診療日程141−7、諸経費1
41−1、141−3、141−4等を閲覧する通信を
示す図である。
【0093】入院患者は、自身に提供される情報を閲覧
するために、病室用テレビ120に備えられている認証
情報入力部123により認証の操作を行なう。認証の操
作は、上述のように、指紋や認証情報を記録した入院患
者の診察カード等の方式で行なうことができる。
【0094】正しく認証されると「タッチパネルメニュ
ー」(M10)が表示される。タッチパネルメニューよ
り閲覧する情報の種類を指定して「薬剤情報を見る」
(M14)を選択、「計測値を見る」(M15)、「診
療日程を見る」(M16)、「諸経費を見る」(M1
7)の希望する項目をタッチする。これにより、病室用
テレビ120は、入院患者が指定した情報をデータベー
スサーバ141等から取得して表示し再生する。
【0095】入院患者が自身の診療日程等を簡易に参照
できることにより、また家族等に対してその来院が重な
らないようするための連絡を電子メール機能と連携を取
りスムーズに行なうことができる。
【0096】次に、本実施の形態の他のいくつかの実施
例を図面を参照して詳細に説明する。まず、図13に示
すように1台の病室用テレビ120が同時に複数の外部
のパソコン201、202と接続して通話する1対多の
通信を行なう実施例を説明する。これは、先に説明した
1対1の通信の発展形態である。
【0097】このように図13の実施例では、入院患者
が病室用テレビ120により同時に複数の家族等とテレ
ビ電話の通話をすることができる。
【0098】この入院患者と各家族等との通信は、入院
患者からの契機により開始する。
【0099】入院患者は、この1対多の通信を行なうた
めに、病室用テレビ120に備えられている認証情報入
力部123により認証の操作を行なう。認証の操作は、
上述のように、指紋や認証情報を記録した入院患者の診
察カード等の方式で行なうことができる。
【0100】正しく認証されると「タッチパネルメニュ
ー」(M10)が表示される。タッチパネルメニューよ
り「家族との対話」(M13)を選択し、更に「家族と
の対話をはじめる」(M13a)を選択して予め登録し
てある「家族一覧メニュー」(M13a’)を表示す
る。
【0101】そしてこの一覧メニューから、入院患者が
通信を行なう家族や友人等の通信相手を選択する。ここ
での通信相手の選択は複数人を選択可能とする、すなわ
ち1対N(複数)の通話である。
【0102】入院患者は、ナースコールボタン130の
切り替えスイッチ132を、家族との対話モードに切り
替え、入力ボタン131を1回押す。前述の説明のよう
に1回押したタイミングでナースコールボタン130の
切り替えスイッチ132は、自動的に元のナースコール
モードに切り替わる。これは、ナースコールボタン13
0をいつでも看護婦を呼び出せる状態にする配慮のため
である。
【0103】入力ボタン131を1回押すことにより、
ファイアウオール150、ルータ160、インターネッ
ト300を経由して通信相手の家族や友人のパソコン2
01、202に接続し通話の開始要求を伝える。すると
これら各通信相手のパソコン201、202は、メール
ソフトにより通話の開始要求のダイヤログを表示した
り、鳴動する等により着信を通信相手に知らせる。
【0104】各通信相手が入院患者からの着信に気付く
と、そのパソコン201、202のテレビ電話の通話機
能を有するソフトウエアを起動する。これにより入院患
者の病室用テレビ120の画面に各通話相手が同時に映
し出されて、入院患者と各通話相手が通話を開始するこ
とができる。
【0105】通話中の映像や音声は、病室用テレビ12
0のビデオレコーダ129に録画したりミーティングサ
ーバ142に保存することにより、後で再生し参照する
ことができる。
【0106】通話が終わったら入院患者は病室用テレビ
120のメニューの「家族との対話を終わる」(M13
d)をタッチし、通話を終了する。
【0107】一定時間経過しても(一方又は双方の)通
話相手が通話要求に気付かない時は、病室用テレビ12
0の画面に「ご家族のAさんからの返事がございませ
ん。もう一度お呼びしますか」等のメッセージを表示す
る。この「Aさん」には、応答のない指定した家族の名
前が表示される。
【0108】入院患者が応答のない家族をもう一度呼ぶ
場合、メニューの「家族を再度呼ぶ」(M13b)をタ
ッチする。以降は、前記のナースコールボタン130を
家族との対話モードに切り替えて入力ボタン131を1
回押した時と同一の流れになる。すなわち、通話におけ
る最初の契機は、ナースコールボタンを1回押すことに
より開始するが、以降の再呼び出しは、画面からのタッ
チによるものとする。
【0109】次に、図14に示すように通信相手の端末
が携帯テレビ電話210である場合の実施例を説明す
る。この実施例の動作は、通信相手の端末がパソコン2
00、201、202である場合と同様であるが、戸外
でも入院患者の病室用テレビ120と通信をすることが
できる。
【0110】図14は、次世代の携帯テレビ電話210
と病室用テレビ120との通信を示す図である。入院患
者の病室用テレビ120と家族等が用いる携帯テレビ電
話210との通話は、入院患者からの契機により開始す
る。
【0111】入院患者は、この携帯テレビ電話210と
の通信を行なうために、病室用テレビ120に備えられ
ている認証情報入力部123により認証の操作を行な
う。認証の操作は、上述のように、指紋や認証情報を記
録した入院患者の診察カード等の方式で行なうことがで
きる。
【0112】正しく認証されると「タッチパネルメニュ
ー」(M10)が表示される。タッチパネルメニューよ
り「家族との対話」(M13)を選択し、更に「家族と
の対話をはじめる」(M13a)を選択して予め登録し
てある「家族一覧メニュー」(M13a’)を表示す
る。そして入院患者が通話相手の家族や友人等を選択す
る。ここでは、通話相手の選択はひとつのみ可能とす
る、すなわち1対1の通話である。
【0113】入院患者は、ナースコールボタン130の
切り替えスイッチ132を家族との対話モードに切り替
え、入力ボタン131を1回押す。1回押したタイミン
グでナースコールボタン130の切り替えスイッチ13
2は自動的にナースコールモードに切り替わる。これ
は、ナースコールボタン130をいつでも看護婦を呼び
出せる状態にする配慮のためである。
【0114】入力ボタン131を1回押したことによ
り、ファイアウオール150、ルータ160、インター
ネット300を経由して通話相手の携帯テレビ電話21
0に接続する。すると携帯テレビ電話210は、鳴動等
によりその着信を通話相手に伝える。通話相手がその着
信に気付くと、携帯テレビ電話210の受話器ボタンを
押す。これにより、携帯テレビ電話210の画面に入院
患者の顔が映し出され、病室用テレビの画面には通話相
手が映し出され、これで入院患者と通話相手は通話を開
始することができる。
【0115】通話中の映像や音声は、病室用テレビ12
0のビデオレコーダ129に録画したりミーティングサ
ーバ142に保存することにより、後で再生し参照する
ことができる。
【0116】通話が終わったら入院患者は病室用テレビ
120のメニューの「家族との対話を終わる」(M13
d)をタッチし、通話を終了する。
【0117】また、一定時間経過しても通信相手が入院
患者からの通話要求に気付かない時は、病室用テレビ1
20の画面に「ご家族からの返事がございません。もう
一度お呼びしますか」というメッセージを表示する。入
院患者が通信相手をもう一度呼ぶ場合、「家族を再度呼
ぶ」(M13b)をタッチする。
【0118】以降は、前記のナースコールボタン130
を家族との対話モードに切り替えて1回入力ボタン13
1を押した時と同一の流れになる。すなわち、通話にお
ける最初の契機は、ナースコールボタンを1回押すこと
により開始するが、以降の再呼び出しは、画面からのタ
ッチによるものとする。
【0119】なお、本実施の形態の病室用支援システム
は、病室用テレビ120の制御部121の機能や、その
他の機能をハードウェア的に実現することは勿論とし
て、各機能を備えるコンピュータプログラムである支援
プログラム90を、コンピュータ処理装置のメモリにロ
ードされることで実現することができる。この支援プロ
グラム90は、磁気ディスク、半導体メモリその他の記
録媒体に格納される。そして、その記録媒体からコンピ
ュータ処理装置にロードされ、コンピュータ処理装置の
動作を制御することにより、上述した各機能を実現す
る。
【0120】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、病室用テレビ120に病院外の家族等とのコミュニ
ケーションを行なうためのインターネット技術等に基づ
く双方向の通信機能を備えて、入院患者と病院外の家族
や友人等との間で病室にいながら容易にコミュニケーシ
ョンを取ることができ、また各入院患者の治療等に関す
る様々な情報を病室にいながら容易に参照することがで
きる。またこれらの通信や情報の閲覧を、病室用テレビ
120に表示されるメニューを選択することによる容易
な操作で実行させることができる。
【0121】また本発明は、図2において示される本実
施の形態による病室用テレビ120の全ての機能(12
1〜129)を備えることは、必ずしも必要ではなく、
例えば電子メールのテキストを入力しない場合等にはキ
ーボード128を備える必要はなく、またテレビ電話に
よる通話を記録しない(又はミーティングサーバ142
のみに記録する)場合にはビデオレコーダ129を備え
なくともよい。またカメラ126やマイク127は、ナ
ースコールボタン130の側に備えられているものを使
用することとすれば、必ずしも病室用テレビ120に備
えなくともよい。
【0122】また図3において示されるデータベースサ
ーバ141に格納される情報(141−1〜141−
7)は、入院患者に提供する情報の一例であって、この
全ての情報を提供することは必ずしも必要ではない。
【0123】また本発明の病室用テレビは、インターネ
ット300を介して家族等のパソコン200や携帯テレ
ビ電話210と通信するのみではなく、通常のインター
ネット300の利用もできるものとしてもよい。
【0124】以上好ましい実施の形態及び実施例をあげ
て本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形
態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思
想の範囲内において様々に変形して実施することができ
る。
【0125】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下のような効果が達成される。
【0126】第1に、入院患者と、様々な事情理由によ
り普段病院へ来院できない家族や物理的な距離をおく海
外駐在の家族等との間で、病室にいながらにして通話や
連絡をすることができる。これにより、入院患者のメン
タルケアから見た医療効果の促進を期待できる。一方、
入院患者の家族にとっても家族の入院患者の状況が把握
できる利点があり、不安などの解消に繋がる。この効果
は、本発明の病室用テレビによる電子メール、音声、映
像等の通信により実現できる。
【0127】第2に、入院患者の入院生活を病室用テレ
ビでサポートすることができる。入院患者自身において
経費や診療日程や使用する薬剤等の情報を把握し、また
入院患者自身による体調管理を支援することができる。
入院患者が自身の診療日程等を簡易に参照できることに
より、また家族等に対してその来院が重ならないようす
るための連絡を電子メール機能と連携を取りスムーズに
行なうことができる。この効果は、担当看護婦、各科看
護婦、経費部門等が、入院患者に提供する情報をサーバ
に格納して、この格納された情報を病室用テレビにより
参照して表示することにより実現できる。
【0128】またこれにより、入院患者が自身の体温の
計測値や血圧の計測値のメモを取る煩わしさがなくな
り、これらの計測値を病室用テレビの画面で数値やグラ
フにより容易に閲覧することができ、入院患者自身の体
調管理の訓練効果を期待できる。入院患者が退院した時
の家庭における自己管理の指標ともなると期待できる。
また入院患者は、入院患者自身の体調の変化を誰よりも
先に気が付くことも多く、本発明により使用する薬剤の
情報を常時参照できることで、「あの薬になってから様
態が変化した」等の入院患者が気付いた情報がよりタイ
ムリーに担当医師へ報告することができるようになる。
こういうことも医療におけるひとつの治療契機になると
期待できる。
【0129】また本発明では、従来の看護婦の呼び出し
の際に利用するナースコールボタンに、家族との対話の
開始を指示する機能や、家族から通信の着信通知ラン
プ、音声入力のためのマイク、画像入力のためのカメラ
等の、病室用テレビを簡単に操作するための機能を備え
ることで、入院患者は病室用テレビを通して容易にコミ
ュニケーションを取ることができる。
【0130】本発明の病室用支援システムは、現代イン
ターネット社会における世代の人々が入院した時におけ
る重要なコミュニケーション手段となることが期待でき
る。現代は、子供、大人、高齢者迄、全世界幅広い人々
がインターネットを生活の一部として利用しており、イ
ンターネットなしに身の回りの生活が成立しなくなる時
代になった。今後10年、20年の後には、ほとんどの
人々が日常的にパソコン操作やインターネットを利用す
ることが予想される。こうしたインターネットの利用者
の増加に応じて、本発明が医療支援のための効果的なサ
ービスになると期待できる。また、本発明では病室用テ
レビが実行する機能をメニューに表示して、入院患者が
メニューから指定したサービスを実行する方式を採用し
たため、パソコンやインターネットの利用に不慣れな入
院患者に対しても、容易に本発明の病室支援システムを
利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態による病室支援システム
のネットワーク構成を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態による病室用テレビの構
成を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態による病室用テレビの動
作を説明するためのフローチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態による病室用テレビのサ
ービスの一覧を示すメニュー構成の一例を示す図であ
る。
【図5】 本発明の実施の形態におけるデータベースサ
ーバに格納する入院患者に対し提供する情報の一例を示
す図である。
【図6】 本発明の実施の形態におけるナースコールボ
タンの構成を示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態における病室支援システ
ムの家族から入院患者への連絡メール、映像、音声等の
通信を示す図である。
【図8】 本発明の実施の形態における病室支援システ
ムの入院患者から家族への連絡メールや映像の通信を示
す図である。
【図9】 本発明の実施の形態における病室支援システ
ムの入院患者が家族と対話する通信を示す図である。
【図10】 本発明の実施の形態における病室支援シス
テムの入院患者がミーティングサーバに格納された家族
との対話の記録を再生する通信を示す図である。
【図11】 本発明の実施の形態における病室支援シス
テムの院内パソコンからの入院患者の薬剤情報や計測
値、診療日程、諸経費を入力する通信を示す図である。
【図12】 本発明の実施の形態における病室支援シス
テムの入院患者がデータベースサーバに格納された薬剤
情報、計測値、診療日程、諸経費を参照する通信を示す
図である。
【図13】 本発明の病室支援システムの病室用テレビ
から複数のパソコンと同時に通信を行なう実施例を示す
図である。
【図14】 本発明の病室支援システムの病室用テレビ
から携帯テレビ電話と通信を行なう実施例を示す図であ
る。
【符号の説明】
100 病院内ネットワーク 110 院内パソコン 120 病室用テレビ 121 制御部 121−1 メニュー表示部 121−2 表示再生部 121−3 情報取得部 122 通信部 123 認証情報入力部 124 タッチパネル 125 スピーカ 126 カメラ 127 マイク 128 キーボード 129 ビデオレコーダ 130 ナースコールボタン 131 入力ボタン 132 切り替えスイッチ 133 マイク 134 カメラ 135 着信通知ランプ 136 鳴動部 141 データベースサーバ 141−1 入院費用 141−2 薬剤情報 141−3 通信料金 141−4 病室用テレビ利用料金 141−5 体温データ 141−6 血圧データ 141−7 診療日程 142 ミーティングサーバ 143 メールサーバ 150 ファイアウオール 160 ルータ 200、201、202 パソコン 210 携帯テレビ電話 300 インターネット 90 支援プログラム

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入院患者が病室においてコミュニケーシ
    ョンを取るための病室用支援システムにおいて、 前記入院患者が病室において利用する病室用テレビに表
    示されるメニューから選択されるサービスの指定を受け
    付け、ネットワークを介して前記入院患者に対して提供
    するサービスを実行するサーバに接続し、前記指定され
    たサービスに基づき、前記病室用テレビを通じて、外部と
    の相互のコミュニケーション、前記入院患者の入院又は
    治療に関する情報の提供を実現することを特徴とする病
    室用支援システム。
  2. 【請求項2】 前記病室用テレビにて前記入院患者の認
    証に用いる認証情報の入力を受け付け、入力された前記
    認証情報に基づいて前記入院患者が認証された場合に限
    り前記病室用テレビの利用を許可することを特徴とする
    請求項1に記載の病室用支援システム。
  3. 【請求項3】 前記入院患者の操作により担当看護婦を
    呼び出す機能と、音声を入力するマイクと、画像を入力
    するカメラを有するナースコール手段を備えることを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の病室用支援シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記サーバに、前記入院患者の入院又は
    治療に関する情報として、入院に関する費用、使用する
    薬剤、前記入院患者の容態、診療日程の情報のうち少な
    くとも1つを格納し、前記病室用テレビを通じて当該入
    院患者に提供することを特徴とする請求項1から請求項
    3のいずれか1つに記載の病室用支援システム。
  5. 【請求項5】 前記ネットワークを介して前記病室用テ
    レビが送受する画像及び音声を含む情報を格納するミー
    ティングサーバを備え、 前記病室用テレビが、前記ミーティングサーバに接続
    し、前記ミーティングサーバに格納された画像及び音声
    を含む情報を表示し再生することを特徴とする請求項1
    から請求項4のいずれか1つに記載の病室用支援システ
    ム。
  6. 【請求項6】 入院患者が病室において利用する病室用
    テレビにおいて、 実行するサービスのメニューを表示画面に表示し、前記
    入院患者によるサービスの指定を受け付けるメニュー表
    示手段と、 ネットワークを介して前記サービスを提供するサーバと
    通信する通信手段と、 前記指定されたサービスに基づき、外部との相互のコミ
    ュニケーションの実行、前記入院患者の入院又は治療に
    関する情報の提供を実現する手段を備えることを特徴と
    する病室用テレビ。
  7. 【請求項7】 前記入院患者の認証に用いる認証情報を
    入力する認証情報入力部と、 入力された前記認証情報に基づいて前記入院患者が認証
    された場合に限り、前記入院患者による利用を許可する
    手段を特徴とする請求項6に記載の病室用テレビ。
  8. 【請求項8】 前記入院患者の操作により担当看護婦を
    呼び出す機能と、音声を入力するマイクと、画像を入力
    するカメラを有するナースコール手段を備えることを特
    徴とする請求項6又は請求項7に記載の病室用テレビ。
  9. 【請求項9】 前記サーバに格納される前記入院患者の
    入院又は治療に関する情報として、入院に関する費用、
    使用する薬剤、前記入院患者の容態、診療日程の情報の
    うち少なくとも1つを取得して提供する手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか1つに
    記載の病室用テレビ。
  10. 【請求項10】 前記サーバに格納された前記外部との
    コミュニケーションにおける画像及び音声を含む情報を
    表示し再生する手段を備えることを特徴とする請求項6
    から請求項9のいずれか1つに記載の病室用テレビ。
  11. 【請求項11】 前記表示画面をタッチパネルとし、前
    記タッチパネル上に表示される前記メニュー中の項目に
    前記入院患者が触れることにより、実行する前記サービ
    スを指定することを特徴とする請求項6から請求項10
    のいずれか1つに記載の病室用テレビ。
  12. 【請求項12】 前記表示画面に表示する前記メニュー
    の文字のサイズ、色、及びフォントの種類を設定する手
    段を備えることを特徴とする請求項6から請求項11の
    いずれか1つに記載の病室用テレビ。
  13. 【請求項13】 前記ネットワークを介して同時に複数
    の端末と通信する手段を備えることを特徴とする請求項
    6から請求項12のいずれか1つに記載の病室用テレ
    ビ。
  14. 【請求項14】 コンピュータを制御することにより、
    ネットワークをした通信機能を備える病室用テレビを通
    じて入院患者がコミュニケーションを行なう病室用支援
    プログラムにおいて、 実行するサービスのメニューを前記病室用テレビの表示
    画面に表示することにより実行する前記サービスの指定
    を受け付ける機能と、 ネットワークを介して前記入院患者に対して提供するサ
    ービスを実行するサーバに接続し、前記指定されたサー
    ビスに基づき、前記病室用テレビを通じて、外部との相互
    のコミュニケーション、前記入院患者の入院又は治療に
    関する情報の提供を実現する機能を備えることを特徴と
    する病室用支援プログラム。
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