JP2000316819A - 予診情報管理システム - Google Patents

予診情報管理システム

Info

Publication number
JP2000316819A
JP2000316819A JP11133444A JP13344499A JP2000316819A JP 2000316819 A JP2000316819 A JP 2000316819A JP 11133444 A JP11133444 A JP 11133444A JP 13344499 A JP13344499 A JP 13344499A JP 2000316819 A JP2000316819 A JP 2000316819A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
biometric data
data
terminal device
information terminal
medical information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11133444A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Koike
一郎 小池
Toshiharu Kouchi
利春 古内
Tetsuji Fukamizu
哲二 深水
Kuniyoshi Yoshino
國由 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PARAMA TEC KK
Parama Tech Co Ltd
NEC Network and System Integration Corp
Terada Electric Works Co Ltd
Original Assignee
PARAMA TEC KK
Parama Tech Co Ltd
NEC Network and System Integration Corp
Terada Electric Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PARAMA TEC KK, Parama Tech Co Ltd, NEC Network and System Integration Corp, Terada Electric Works Co Ltd filed Critical PARAMA TEC KK
Priority to JP11133444A priority Critical patent/JP2000316819A/ja
Publication of JP2000316819A publication Critical patent/JP2000316819A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 医療用情報端末装置から医療機関等に入力さ
れた生体データの着信を担当医の携帯端末機に自動通知
して適時に担当医の診断、指導を受けることができる予
診情報管理システムを提供すること。 【解決手段】 心電・心拍測定器20等から得た生体デ
ータを医療用情報端末装置1に赤外線により転送し、該
生体データを携帯電話53により送信する。ホストコン
ピュータ42は、携帯電話53から受信した医療用情報
端末装置の識別コード及び端末IDから前もって登録さ
れた外部の携帯端末機52へ自動的に通知して担当医に
知らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、心電、心拍、KS
G血圧、体温、動脈血酸素飽和度、尿成分、潜血反応等
(以下、心電、心拍等とも称する)の測定が可能な測定
器からの生体データを収集、格納し、外部への出力機能
を備えた医療用情報端末装置と、前記医療用情報端末装
置からの生体データを蓄積、管理し、担当医に予診情報
を提供して速やかな処置、管理を行うことが可能な予診
情報管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】在宅患者や健常者の心電・心拍、KSG
血圧、体温、動脈血酸素飽和度、尿成分、潜血反応等の
生体データの測定は、心電・心拍測定器、KSG血圧測
定器、体温測定器、動脈血酸素飽和度測定器、尿成分測
定器、潜血反応測定器等の各測定器での測定を行い、各
測定器のプローブと医療用情報端末装置の入力部とをケ
ーブルで接続して各測定器で測定した生体データを医療
用情報端末装置に転送する。また、医療用情報端末装置
に格納された生体データは、モデム(データ伝送用変復
調器とも称する)を介して接続された電話回線により医
療機関や健康管理センターへ送信される。送信された生
体データは、医療機関や健康管理センターの担当医によ
り診断、健康管理のための予診データとして活用され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の医療用情報端末
装置と測定しようとする測定器との間の生体データの転
送は、医療用情報端末装置と前記測定器とをケーブルで
接続し、前記測定器で測定された生体データを医療用情
報端末装置で受信する方式を採用している。しかしなが
ら、測定器と医療用情報端末装置をケーブルで接続する
データ転送方式は下記の解決すべき課題を有している。
【0004】まず、各測定器から医療用情報端末装置へ
生体データの転送を行う前に測定器と医療用情報端末装
置とをケーブルで接続する作業が必要となる。このケー
ブルの接続作業は、特に、高齢者や患者にとって面倒で
あり簡素化が望まれていた。
【0005】また、ケーブルのコネクタと測定器や医療
用情報端末装置のコネクタ間で接触不良を起こし、正常
に生体データを転送できないことがある。
【0006】更に、ケーブルにノイズが乗り、受信エラ
ーが発生するおそれもある。
【0007】また、医療用情報端末装置より電話回線を
経由して、医療機関や健康管理センターに入力された生
体データの着信が、担当医が不在であったり医療機関内
の他の場所にいたために、すぐに担当医に知らされない
ことがある。このため、担当医への生体データの着信通
知が遅れ、すぐに診断、指導を受けられないことがあっ
た。特に、不整脈などが起こりやすい患者の場合には速
やかな対応が望まれている。
【0008】また、従来の医療用情報端末装置は、患者
固有のデータを担当医が即座に検索して照合することが
できないので、緊急時の患者への対応処置が遅れるおそ
れがあるという課題がある。
【0009】そこで本発明は、上記問題点に鑑みて成さ
れたものであり、測定器と医療用情報端末装置間の生体
データの転送に光学的な通信手段を用いることにより、
測定器と医療用情報端末装置とのケーブルの接続作業を
行う必要がないためコネクタ間の接触不良がなくなり、
通信中のノイズの影響を受け難くしかも測定した生体デ
ータをデジタルデータに変換して転送するため医療用情
報端末装置側での処理がしやすく信頼性の高い医療用情
報端末装置を備えた予診情報管理システムを提供するこ
とを目的とする。
【0010】また、本発明は、医療用情報端末装置から
医療機関や健康管理センターに入力された生体データの
着信を、前もって登録された担当医の携帯電話等の携帯
端末機自動通知することにより、適時に担当医の診断、
指導を受けることが可能な予診情報管理システムを提供
することを目的とする。
【0011】更に、本発明は、受信した生体データの履
歴、生体データの拡大圧縮、標準データとしての生体デ
ータとの重ね合わせ等の表示を行うことにより、より詳
細な予診データを提供することが可能な予診情報管理シ
ステムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による予診情報管
理システムは、心電・心拍等の生体データの測定を行う
測定手段と、前記測定手段から得られた生体データの収
集を光学的手段により行う医療用情報端末装置と、前記
医療用情報端末装置と外部との間で生体データに関する
情報を無線により行う無線通信手段と、前記無線通信手
段との間で前記生体データに関する情報の通信制御を行
う制御手段とを備えた予診情報管理システムであって、
前記制御手段は、前記生体データに関する情報の接続確
認がある場合には、前記医療用情報端末装置の種別を判
別して探索手段により外部の端末機との接続を行うもの
である。
【0013】また、本発明による前記光学的手段は、赤
外線通信であることを特徴とするものである。
【0014】また、本発明による前記医療用情報端末装
置は、前記測定手段からの生体データの転送前に、前も
って各種の生体データの測定別に割り当てた識別コード
を前記測定手段より受信して生体データの種別の判別を
行うものである。
【0015】また、本発明による前記医療用情報端末装
置は、前記測定手段からの生体データの転送の完了後に
生体データの転送の完了を告知する告知手段を有するも
のである。
【0016】また、本発明による前記制御手段は、前記
医療用情報端末装置から受信した生体データに関する情
報を記憶手段の個人別の個人カルテとして割り当てられ
たデータ領域に記憶し、生体データに関する情報の履歴
を管理する履歴管理手段を有するものである。
【0017】また、本発明による前記制御手段は、前記
記憶手段の個人別の個人カルテとして割り当てられたデ
ータ領域から生体データに関する情報を呼び出す検索手
段と、前記検索手段で呼び出された生体データに関する
情報の履歴を表示する表示手段と、前記検索手段で呼び
出された生体データと前もって登録されている標準デー
タとの重ね合わせを行い表示する重ね合わせ表示手段
と、前記検索手段で呼び出された生体データの拡大又は
圧縮を行い表示する拡大圧縮表示手段を有するものであ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明によ
る予診情報管理システムの実施の形態について説明す
る。図1は、本発明による予診情報管理システムの構成
を示した図、図2は、本発明による医療用情報端末装置
のブロック図、図3は、生体データを測定する生体デー
タの測定器としての心電・心拍測定器のブロック図、図
4は、医療用情報端末装置と生体データの測定器として
の心電・心拍測定器との赤外線によるデータ転送につい
てのフローチャート、図5は、医療用情報端末装置から
送信された生体データの予診情報管理システムでの処理
の流れを示したフローチャートである。
【0019】図1に示すように、医療用情報端末装置1
を備えた予診情報管理システム40は、心電、心拍、K
SG血圧、体温、動脈血酸素飽和度、尿成分、潜血反応
等(以下、心電、心拍等とも称する)の生体データの測
定を行う送信側と、該生体データを受信する受信側とか
らなっている。
【0020】生体データの送信側は、生体データを測定
する心電・心拍測定器20と、KSG(コロトコフ音
図)血圧測定器60と、体温測定器61等からなる生体
データの測定器(測定手段)と、この生体データの測定
器からの生体データのデータ収集を赤外線などの光学的
手段による通信手段で行う医療用情報端末装置1と、医
療用情報端末装置1の出力側に接続した携帯電話53等
の無線通信手段とからなる。
【0021】生体データの受信側は、前記携帯電話53
等の無線通信手段から送信される生体データの受信を行
う基地局51と、前記基地局51と公衆電話回線50を
介して接続された第1モデム41と、前記第1モデム4
1からの通信、生体データの管理、生体データの検索等
を制御する制御手段としてのホストコンピュータ42
と、生体データの蓄積を行い読み書き可能な記憶手段と
しての記憶装置43と、前記ホストコンピュータ42に
接続され、カルテの検索、生体データの表示等を行うパ
ーソナルコンピュータから成る端末機としての複数の端
末装置44と、外部の携帯端末機(携帯電鈴用受信機、
携帯電話等)52への通信を行うための外部通信手段と
して公衆電話回線50に接続された第2モデム45から
なる。
【0022】なお、複数の端末装置44は、LAN(構
内ネットワーク)によるホストコンピュータ42との接
続並びに公衆電話回線50を経由して外部とのホストコ
ンピュータに接続可能となっている。
【0023】本発明による予診情報管理システム40の
生体データの処理の概要について説明する。
【0024】図1に示すように、心電・心拍測定器20
などの測定手段としての測定器で測定された生体データ
は、赤外線などの光学的手段により伝送されて医療用情
報端末装置1に接続された携帯電話53により出力され
る。送信された前記生体データは基地局51により受信
されて公衆電話回線50を経由して第1モデム41から
ホストコンピュータ42に入力される。
【0025】前記ホストコンピュータ42は、医療用情
報端末装置1側から送信された生体データを記憶装置4
3に順次蓄積して記憶する。
【0026】しかして、本発明による予診情報管理シス
テム40は、図1に示すような構成を有しているが、図
9に示すように、患者が予め担当医の診断を受けて担当
医が図1に示す端末装置44等により個人別の個人カル
テ(診療簿)を作成する。そして、この個人カルテの作
成後、図10に示すように、医療用情報端末装置1の端
末IDを新規に割り当てる(必要に応じ適宜登録の変更
・削除は可能となっている)。更に、図6及び図7に示
すように、前記担当医は、心電・心拍測定器により患者
の心電及び心拍を測定して標準データとして前記個人カ
ルテに必要な情報を入力すると共に記憶装置43に記憶
させておく。
【0027】従って、前記記憶装置43は、医療用情報
端末装置1に割り当てられた端末ID毎に、個人別の個
人カルテ(診療簿)用のデータ領域を有している。な
お、前記端末IDとは、各医療用情報端末装置1毎に割
り当てられた認識コードであり、予診情報管理システム
40のホストコンピュータ42に端末IDとして各医療
用情報端末装置1毎の認識コードが登録されている。
【0028】前記端末IDは、個人別の個人カルテを検
索して個人カルテを呼び出す際の検索のパラメータとし
て使用される。すなわちホストコンピュータ42に接続
された端末機としての端末装置44より担当医が患者の
個人カルテを呼び出す際に使用する。
【0029】また、前記端末IDは、医療用情報端末装
置1からの生体データの着信時、前もって登録された担
当医が携帯している携帯端末機52や携帯電話53など
の外部の携帯端末機52へ通信する際の検索パラメータ
としても使用される。換言すると、本発明による予診情
報管理システム40は、担当医が不在で端末装置44の
近傍に居ない場合であっても端末IDをホストコンピュ
ータ42が自動的に探索して担当医が持っている携帯端
末機52を呼び出して緊急時にも対応可能なものとなっ
ている。従って、制御手段としてのホストコンピュータ
42は、前記端末IDから端末装置44や携帯端末機5
2等を探索する探索手段を備えている。
【0030】なお、本発明による予診情報管理システム
40は、心電・心拍測定器20、KSG血圧測定器6
0、体温測定器61等の測定手段としての測定器から得
られた生の情報(データ)を主として生体データと呼
び、前記ホストコンピュータ42と医療用情報端末装置
1等との相互間で送受信を行う場合等のように、前記生
体データ以外の情報である識別コード、端末ID等が含
まれる場合には生体データに関する情報と呼ぶ。
【0031】次に、本発明による予診情報管理システム
40の医療用情報端末装置1の構成の詳細について図2
を参照して以下に説明する。
【0032】図2に示すように、前記医療用情報端末装
置1は、図1に示す心電・心拍測定器20、KSG血圧
測定器60、体温測定器61等の生体データの測定器か
ら得られた生体データの収集を赤外線等の光学的手段に
よる通信手段により行う。ここで、生体データの測定器
は、図1に示す心電・心拍測定器20、KSG血圧測定
器60、体温測定器61に限るものではなく、図示して
はいないが動脈血酸素飽和度測定器、尿成分測定器、潜
血反応測定器、その他の測定器も含むことは勿論であ
る。
【0033】また、前記医療用情報端末装置1は、心電
・心拍測定器20、KSG血圧測定器60、体温測定器
61などの生体データの測定器と、携帯電話53とが別
の構成となっているが、一体に構成されているものでも
よく、また、心電・心拍測定器20、KSG血圧測定器
60、体温測定器61などの生体データの測定器と前記
医療用情報端末装置1とが一体に構成されているもの
や、前記医療用情報端末装置1と携帯電話53とが一体
に構成されているものであってもよい。要するに、機能
的なものが含まれていればよい。前記生体データの測定
器と前記医療用情報端末装置1とが一体に構成されてい
るものは、光学的手段による通信手段が不要となるので
小型化を図ることが可能である。しかし、図1に示すよ
うに、医療用情報端末装置1と各測定器とが別個の構成
であれば種々の測定器を使用することが可能となり、汎
用性に優れ安価であり、しかも修理保守が容易である。
【0034】図2に示すように、前記医療用情報端末装
置1は、光学的手段としての赤外線を外部に発光する赤
外線発光ダイオード4と、外部からの赤外線を受光する
赤外線受光ダイオード5と、前記赤外線発光ダイオード
4及び前記赤外線受光ダイオード5の発光及び受光を制
御する赤外線ダイオード制御回路6と、前記赤外線ダイ
オード制御回路6内の変調器(図示せず)及び復調器
(図示せず)に所定のクロック周波数を供給する発振回
路7と、マイクロコンピュータ8からのパラレルコード
をシリアルコードに変換すると同時に、前記赤外線ダイ
オード制御回路6からのシリアルコードをパラレルコー
ドに変換するシリアル・パラレル変換器9を有してい
る。
【0035】なお、前記シリアル・パラレル変換器9
は、マイクロコンピュータ8の入出力部(図示せず)及
び赤外線ダイオード制御回路6に接続されている。
【0036】前記医療用情報端末装置1の赤外線通信に
よる外部への出力は、以下のような処理を行う。
【0037】前記マイクロコンピュータ8から出力され
たコードは、前記シリアル・パラレル変換器9に入力さ
れ、シリアル・パラレル変換器9でシリアルコードに変
換される。
【0038】シリアル・パラレル変換器9で変換したシ
リアルコードは、赤外線ダイオード制御回路6に入力さ
れ、赤外線ダイオード制御回路6に内蔵された変調器
(図示せず)により所定の伝送速度のビット列に変換さ
れ、赤外線ダイオード制御回路6に内蔵された赤外線ダ
イオード駆動回路(図示せず)に出力される。そして、
赤外線ダイオード駆動回路(図示せず)に接続された赤
外線発光ダイオード4は“ON(発光)−OFF”動作
を繰り返してマイクロコンピュータ8から出力されたコ
ードを外部に出力する。
【0039】また、前記医療用情報端末装置1の赤外線
通信による外部からの入力は、以下のような処理を行
う。
【0040】図2に示す赤外線受光ダイオード5は、外
部からの赤外線の有無により“ON(受光)−OFF”
動作を行う。
【0041】赤外線ダイオード制御回路6は内蔵の復調
器(図示せず)により赤外線受光ダイオード5の“ON
(受光)−OFF”動作による信号を所定の伝送速度の
ビット列に変換し、シリアル・パラレル変換器9に出力
する。シリアル・パラレル変換器9は入力された信号を
パラレルコードに変換してマイクロコンピュータ8の入
力部(図示せず)へ出力する。マイクロコンピュータ8
は入力部(図示せず)に入力されたコードを読み取り、
外部からのコードを受け取る。
【0042】医療用情報端末装置1は、外部からの生体
データを記憶すると共にマイクロコンピュータ8からの
データの読み書き制御が可能なデータ保持メモリ10を
備えており、このデータ保持メモリ10は、マイクロコ
ンピュータ8からの制御により生体データの記憶、読み
出しを行う。
【0043】更に、図2に示すように、医療用情報端末
装置1は、日時(分、秒も含む)を管理するクロック1
1、告知手段としての表示部12、操作手段としての操
作スイッチ13を有している。
【0044】前記クロック11は、マイクロコンピュー
タ8の前記日時の設定、読み出しが可能であり、前記ク
ロック11からの時間情報は、生体データの測定器との
通信時刻、外部へのデータ転送日時等の記録用に使用さ
れる。
【0045】前記表示部12は、文字、図形などを表示
するLCD(液晶表示器)でなり、赤外線通信での通信
状態の表示、エラー表示、メッセージの表示等を行う。
【0046】尚、医療用情報端末装置1の告知手段とし
て、ブザー、チャイムなどの音、メロディーによる出
力、音声合成回路による音声出力、LEDによる表示出
力等が使用可能であり、これらの併用又は単独での使用
でもよい。
【0047】前記操作スイッチ13は、前記データ保持
メモリ10に記憶している生体データ(生体データに関
する情報)を外部に送信するためのスイッチである。す
なわち、操作スイッチ13を押下するとマイクロコンピ
ュータ8は、モデム14を起動してデジタルインターフ
ェース15若しくはアナログインターフェース16を介
して接続されている携帯電話53から前もって設定され
た電話番号を呼び出して医療機関のホストコンピュータ
42に接続する。
【0048】次に、図1に示す心電・心拍測定器20、
KSG血圧測定器60、体温測定器61などの生体デー
タの測定器のうち、心電・心拍測定器20の構成の詳細
について図3を参照して説明する。なお、KSG血圧測
定器60、体温測定器61、その他の生体データの測定
器の構成については説明を省略する。
【0049】図3に示すように、心電・心拍測定器20
は、心電・心拍測定電極部21を有しており、この心電
・心拍測定電極部21で心電・心拍を測定して検出され
た電圧は差動増幅器22に入力され、各入力電圧の差を
増幅後、フィルタ23に入力して差動増幅器22からの
出力信号のうち所定の周波数成分のみがフィルタ23か
ら自動利得制御回路であるAGC回路24に出力されて
一定の出力電圧になるように制御される。AGC回路2
4の出力電圧は、A/D変換器(A/Dコンバータ)2
5に入力され、アナログ信号である電圧をデジタル信号
である2進数に変換する。A/Dコンバータ25で変換
された2進数のデータは、心電・心拍の生体データとし
てマイクロコンピュータ26により読み込まれる。マイ
クロコンピュータ26により読み込まれた生体データ
は、データ保持メモリ27に記憶されると共にLCD表
示部28に表示される。
【0050】前記心電・心拍測定器20は、図3に示す
ように、赤外線による通信手段が設けられており、その
構成の詳細は図2に示す前記医療用情報端末装置1とほ
ぼ同一の構成であるので説明は省略する。
【0051】次に、医療用情報端末装置1と生体データ
の測定器としての心電・心拍測定器20との間の赤外線
によるデータ転送について、図4に示すフローチャート
を用いて説明する。尚、図4に示すフローチャートは、
医療用情報端末装置1の動作を示すものである。
【0052】図2に示す医療用情報端末装置1のマイク
ロコンピュータ8は、図1及び図3に示す心電・心拍測
定器20に対して、心電・心拍測定器20のデータ保持
メモリ27に未転送の測定データが記憶されているかを
確認するための問い合わせを行う(図4のステップS
1)。
【0053】前記マイクロコンピュータ8は、心電・心
拍測定器20からの応答内容を判断して以下の処理を行
う(図4のステップS2)。
【0054】心電・心拍測定器20からの応答が“デー
タ無し”の場合には、図4のステップS1からの動作を
繰り返し、心電・心拍測定器20からの応答が“データ
有り”の場合には、前もって設定されている測定器の識
別コードの送信を要求する(図4のステップS3)。
【0055】前記測定器の識別コードとは、各測定器に
予め割り当てられたコードであり、例えば、心電・心拍
測定器20の識別コードは“11”、KSG血圧測定器
60の識別コードは“12”、体温測定器61の識別コ
ードは“13”のように予め割り当てられている所定の
コードをいう。従って、医療用情報端末装置1のマイク
ロコンピュータ8はどの生体データの測定器と通信を行
っているかを識別して受信する生体データの種別を判別
する。なお、前記識別コード“11”、“12”とはデ
ジタル信号に変換されたコードである。
【0056】次に、マイクロコンピュータ8は、心電・
心拍測定器20から送られた測定器の識別コードが、所
定の識別コードであるかどうかの識別コードチェックを
行う(図4のステップS4)。
【0057】識別コードの判定結果により以下の処理を
行う(図4のステップS5)。
【0058】識別コードが所定の識別コードでなかった
場合は、医療用情報端末装置1の表示部12にエラーメ
ッセージを出力(図4のステップS6)し、ステップS
1からの動作を繰り返す。
【0059】識別コードが所定のコードの場合には、心
電・心拍測定器20に対して心電・心拍測定器20のデ
ータ保持メモリ27に記憶している測定データの送信要
求を行う(図4のステップS7)。
【0060】心電・心拍測定器20から出力されたデー
タを赤外線受光ダイオード5(図2に図示)により受信
を行い、受信したデータをデータ保持メモリ10に記憶
する。また、データ転送中の通信エラーを検出するため
に、データ受信中に各データの受信毎に受信したデータ
の演算(排他的論理和)を行う(図4のステップS
8)。
【0061】次に、心電・心拍測定器20から出力され
たデータの最後には、エラー検出用のデータが付加され
ているので、医療用情報端末装置1は、データ受信中に
各受信データの演算(排他的論理和)の演算結果と心電
・心拍測定器20からのエラー検出用のデータとの比較
を行う(図4のステップS9)。
【0062】前記データの受信中に各データの受信毎に
演算(排他的論理和)した演算結果と心電・心拍測定器
20からのエラー検出用のデータとが異なる場合には、
データ通信中にエラーが発生したと判断して表示部12
にエラーメッセージを表示し(図4のステップS10)
てステップ7からの動作を繰り返す。
【0063】前記データの受信中に各データの受信毎に
演算(排他的論理和)した演算結果と心電・心拍測定器
20からのエラー検出用のデータとが一致した場合に
は、生体データの通信は正常に行われたものと判断す
る。
【0064】次に、心電・心拍測定器20から時刻の問
い合わせの有無のチェックを行う(図4のステップS1
1)。心電・心拍測定器20から時刻の問い合わせがな
い場合には、ステップS13の処理を行う。
【0065】心電・心拍測定器20から時刻の問い合わ
せがあった場合には医療用情報端末装置1の内部のクロ
ック11のデータを呼び出して時刻を送信する(図4の
ステップS12)。
【0066】以上の処理工程により医療用情報端末装置
1と心電・心拍測定器20との間の生体データの転送が
終了したので、表示部12へ生体データ転送完了のメッ
セージを表示する(図4のステップS13)。
【0067】以上のように、本発明による医療用情報端
末装置1は、光学的手段による通信手段によるので生体
データの転送を確実に行うことが可能である。
【0068】次に、医療用情報端末装置1は測定器から
の生体データの転送完了後、図2に示す操作スイッチ1
3が押されると、マイクロコンピュータ8は、モデム1
4を起動し、携帯電話53と接続し、前もって登録され
ている電話番号を携帯電話53に出力し、回線接続完了
後にデータ保持メモリ10に記憶されている生体データ
を送信する。
【0069】次に、図1に示す予診情報管理システム4
0における医療用情報端末装置1から送信された生体デ
ータの処理の流れを図5に示すフローチャートを参照し
て説明する。
【0070】図1に示すように、予診情報管理システム
40のホストコンピュータ42は、第1モデム41を監
視し(図5のステップS20)、外部(携帯電話53)
から接続確認があるか否かをチェックする(図5のステ
ップS21)。外部(携帯電話53)からの接続確認が
なければ、ステップS20の処理を行う。外部(携帯電
話53)から接続確認があつた場合には、第1モデム4
1との接続を行い、接続完了後に医療用情報端末装置1
に対して基地局51を経由して端末IDの送信出力を要
求する(図5のステップS22)。
【0071】図1に示す医療用情報端末装置1は、ホス
トコンピュータ42からの端末IDの送信要求を受けて
ホストコンピュータ42に対して端末IDを送信し、こ
の送信された端末IDをホストコンピュータ42で受信
する(図5のステップS23)。
【0072】前記ホストコンピュータ42は、受信した
端末IDをチェックし(図5のステップS24)、登録
されていない端末IDを受信した場合には、医療用情報
端末装置1との通信を打ち切り、ステップS20に戻
る。
【0073】前記ホストコンピュータ42が登録されて
いる端末IDを受信した場合には、医療用情報端末装置
1に対して生体データの送信を要求する(図5のステッ
プS25)。
【0074】医療用情報端末装置1は、ホストコンピュ
ータ42の生体データの送信要求に対して、図2に示す
医療用情報端末装置1のデータ保持メモリ10に記憶さ
れている生体データを図1に示す携帯電話53を介して
送信し、ホストコンピュータ42は携帯電話53から送
信された生体データを受信する(図5のステップS2
6)。
【0075】図1に示すホストコンピュータ42は、生
体データを正常に受信できたか否かを判断し(図5のス
テップS27)、受信した生体データにエラーがあった
場合には、ステップS25に戻り、生体データの再送信
を要求する。
【0076】図1に示すホストコンピュータ42が生体
データを正常に受信した場合には、生体データの受信完
了をホストコンピュータ42から第1モデム41を介し
て医療用情報端末装置1に通知し(図5のステップS2
8)、医療用情報端末装置1との通信を終了する。
【0077】図1及び図5に示すように、ホストコンピ
ュータ42は受信した生体データを医療用情報端末装置
1の端末IDにより記憶装置43上の個人別のカルテ
(診療簿)(図9参照)用のデータ領域に格納する(図
5のステップS29)。
【0078】次に、ホストコンピュータ42は、受信し
た医療用情報端末装置1の端末IDから探索手段により
前もって登録されている担当医を記憶装置43より探索
し、通知すべき全ての担当医をリストアップする(図5
のステップS30)。
【0079】ホストコンピュータ42は、リストアップ
した担当医順に、第2モデム45から公衆電話回線50
と接続して担当医に割り当てられている携帯端末機52
を呼び出して生体データの着信のメッセージを送信する
(図5のステップS31)。
【0080】全担当医に生体データの着信の通知が完了
した否かをチェックし(図5のステップS32)、完了
していなければ次の担当医に通知するためにステップS
31へ戻る。
【0081】ホストコンピュータ42は、全担当医に生
体データの着信の通知を行い処理を終了する。
【0082】しかして、予診情報管理システム40によ
り担当患者の生体データの着信を通知された担当医は、
サーバーとなるホストコンピュータ42に端末装置44
を接続して着信した端末IDを入力し個人のカルテを呼
び出す。
【0083】図9に示すカルテには着信した担当患者の
生体データが記憶されており、端末装置44の表示部に
担当患者の生体データが表示される。図9は、個人カル
テの表示の一例であるが、実際には、図1に示す記憶装
置43内に端末ID毎、すなわち担当患者毎にホルダー
が設けられている。従って、このホルダー内の生体デー
タを随時呼び出すことができる。
【0084】以下には予診情報管理システム40の記憶
装置43内に記憶されている生体データの読み出し、生
体データの履歴表示、標準データとの重ね合わせ表示、
生体データの拡大圧縮表示の一例を説明する。なお、本
発明による予診情報管理システム40は、前記ホルダー
を有しているので前記表示以外にも例えば、担当医が個
人を特定するための検索機能、個人の履歴を管理するた
めの編集機能、測定された心電、心拍や体温などの生体
データを集計する集計機能、更に印刷機能などの種々の
機能を備えている。
【0085】図1に示すホストコンピュータ42の制御
装置(CPU)(図示せず)は、内部の処理プログラム
に基づいて種々の表示制御を行う。
【0086】尚、前述した標準データとは、前もって記
憶装置43上に記憶された患者別の基準となる生体デー
タである。例えば、患者の健康時に測定した生体データ
や発病時の生体データを担当医が標準データとして採用
する。
【0087】担当医は、図1に示す端末装置44を操作
してホストコンピュータ42にアクセスする。予診情報
管理システム40のホストコンピュータ42の制御装置
(図示せず)は、前記端末装置44から入力された端末
IDにより記憶装置43のカルテとして割り当てられて
いるデータ領域の先頭アドレスを演算し、生体データが
記憶されているデータ領域までのアドレスのオフセット
値を加算し、加算したアドレスを記憶装置43に出力
し、記憶装置43へのアドレスを更新しながら生体デー
タを順次読み出す。記憶装置43から読み出された生体
データは、ホストコンピュータ42の制御装置(図示せ
ず)によりデータの重ね合わせ、拡大、圧縮等の表示用
演算処理が行われ、端末装置44の表示装置であるCR
Tモニタ(図示せず)等に表示される。
【0088】生体データの履歴データの表示は、記憶装
置43に記憶している生体データと共に記憶されている
日時データにより、最新の生体データから過去の生体デ
ータを同時に表示するものである。
【0089】図6(a)は、心電図の波形、心拍数、血
圧の最高値及び最低値の履歴データを端末装置44のC
RTモニタ上に表示した一例を示す図である。尚、図6
(a)の心電図の波形は、上段が最新データであり、上
段より下の段は、過去の心電図の波形を表示したもので
ある。尚、図6(a)の心電図の波形は、30秒間の波
形データを表示したものである。
【0090】図6(b)は、標準データとしての心電図
の波形を表示した図である。この標準データは、既に説
明したように、担当医が個人のカルテを作成する際に測
定して得た生体データを標準データとする場合などであ
る。
【0091】図6(c)は、相談者氏名(患者名)、端
末ID、携帯電話番号及び生体データの表示メニューを
示す。図6(d)は、表示した生体データの操作メニュ
ーを示すものである。
【0092】また、図7の(e)、(f)に示す心電図
の波形及び標準データの心電図の波形は10秒単位で表
示したものである。
【0093】また、図6(d)の操作メニューのアイコ
ンkを選択することにより図6(b)の心電図の波形の
標準データを心電図の波形の履歴データと重ね合わせて
表示することもできる。なお、生体データと標準データ
としての生体データとの重ね合わせ表示は各データを色
別に表示して両者の差を容易に確認できるようになって
いる。
【0094】また、図8(g)は、予診情報管理システ
ム40で受信した30秒の生体データの心電図の波形を
10秒単位で3段で表示した例である。図8(h)は、
図8(g)の波形を圧縮して、30秒の生体データの心
電図の波形を心電図概要として表示した例である。測定
した心電図の波形の全体の変化を見ることができる。
【0095】また、図8(h)のKSGの表示グラフ
は、KSG血圧測定器で測定したKSG(コロトコフ・
サウンド・グラフ、コロトコフ音図)、すなわち血液が
血管を流れる時に生ずるコロトコフ音のデータの表示の
一例を示したものである。
【0096】以上のように、本発明による予診情報管理
システムは、サーバーとなるホストコンピュータ42側
に個人別のカルテ、すなわちホルダーを作成しているの
で担当医が端末装置44から必要な情報を引き出すこと
が可能である。しかも引き出された情報を端末装置44
の表示画面に担当医が必要とする表示態様で表示するこ
とが可能である。
【0097】また、本発明による予診情報管理システム
は、図6乃至図8に示すような心電・心拍波形のみでな
く、医療用情報端末装置1から送られてくる生体データ
であれば、同様の処理を行うことが可能である。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による予診
情報管理システムの医療用情報端末装置は、生体データ
の測定器からの生体データの収集を光学的手段による通
信手段で行うため、測定手段と医療用情報端末装置との
ケーブルの接続作業を行う必要がなく、簡便性に優れ、
高齢者、患者にとって操作しやすいものとなっている。
また、コネクタ間の接触不良がなくなり、通信中のノイ
ズの影響を受けずらいため信頼性が高い。
【0099】また、本発明による予診情報管理システム
の医療用情報端末装置は、前記測定手段に対して生体デ
ータの有無の確認及び測定手段からの生体データの転送
の完了後に生体データの転送の完了を告知する告知手段
を有するので生体データの転送を確実に行うことができ
る。
【0100】また、本発明による予診情報管理システム
は、医療用情報端末装置から医療機関や健康管理センタ
ーに入力された生体データの着信を、前もって登録され
た担当医の携帯端末機、携帯電話等で担当医に自動通知
することにより、適時に担当医の診断、指導を受けるこ
とができる。
【0101】更に、本発明による予診情報管理システム
は、受信した生体データを拡大圧縮したり、標準データ
としての生体データとの重ね合わせ表示、生体データの
履歴表示等を行うことによって、より詳細な予診データ
を得ることができ、病気の診断、予防に役立てることが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による予診情報管理システムの構成を示
した図である。
【図2】本発明による医療用情報端末装置のブロック図
である。
【図3】生体データを測定する生体データの測定器とし
ての心電・心拍測定器のブロック図である。
【図4】医療用情報端末装置と生体データの測定器とし
ての心電・心拍測定器との赤外線によるデータ転送につ
いてのフローチャートである。
【図5】医療用情報端末装置から送信された生体データ
の予診情報管理システムでの処理の流れを示したフロー
チャートである。
【図6】(a)は心電図の波形の履歴、(b)は標準デ
ータとしての心電図の波形、(c)は生体データの表示
メニュー、(d)は生体データの操作メニューをそれぞ
れ示す図である。
【図7】(e)は心電図の波形の履歴、(f)は標準デ
ータとしての心電図の波形を示すものであり、それぞれ
の波形を10秒単位で表示した図である。
【図8】(g)は、心電図の波形を10秒単位で3段で
表示したものであり、(h)は、心電図の波形を30秒
間表示した図である。
【図9】個人カルテ(診療簿)の入力画面を示す図であ
る。
【図10】医療用情報端末装置の端末IDの新規登録を
行うための入力画面である。
【符号の説明】
1 医療用情報端末装置 4、30 赤外線発光ダイオード 5、31 赤外線受光ダイオード 6、32 赤外線ダイオード制御回路 7、33 発振回路 8、26 マイクロコンピュータ 9、34 シリアル・パラレル変換器 10、27 データ保持メモリ 11、35 クロック 12 表示部 13、36 操作スイッチ 14 モデム 15 デジタルインターフェース 16 アナログインターフェース 20 心電・心拍測定器 21 心電・心拍測定電極部 22 差動増幅器 23 フィルタ 24 AGC回路 25 A/D変換器(A/Dコンバータ) 28 LCD表示部 40 予診情報管理システム 41 第1モデム 42 ホストコンピュータ 43 記憶装置 44 端末装置 45 第2モデム 50 公衆電話回線 51 基地局 52 携帯端末機 53 携帯電話 60 KSG血圧測定器 61 体温測定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 一郎 東京都品川区東品川1−39−9 日本電気 システム建設株式会社内 (72)発明者 古内 利春 東京都品川区東品川1−39−9 日本電気 システム建設株式会社内 (72)発明者 深水 哲二 福岡県福岡市博多区博多駅前4丁目4番23 号 株式会社パラマ・テック内 (72)発明者 吉野 國由 東京都町田市鶴間660番地 株式会社寺田 電機製作所内 Fターム(参考) 5K048 BA01 DB01 DB04 DC01 DC07 EA16 EB10 FB08 5K101 KK19 LL12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 心電・心拍等の生体データの測定を行う
    測定手段と、 前記測定手段から得られた生体データの収集を光学的手
    段により行う医療用情報端末装置と、 前記医療用情報端末装置と外部との間で生体データに関
    する情報を無線により行う無線通信手段と、 前記無線通信手段との間で前記生体データに関する情報
    の通信制御を行う制御手段とを備えた予診情報管理シス
    テムであって、 前記制御手段は、前記生体データに関する情報の接続確
    認がある場合には、前記医療用情報端末装置の種別を判
    別して探索手段により外部の端末機との接続を行うこと
    を特徴とする予診情報管理システム。
  2. 【請求項2】 前記光学的手段は、赤外線通信であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の予診情報管理システム。
  3. 【請求項3】 前記医療用情報端末装置は、前記測定手
    段からの生体データの転送前に、前もって各種の生体デ
    ータの測定別に割り当てた識別コードを前記測定手段よ
    り受信して生体データの種別の判別を行うことを特徴と
    する請求項1記載の予診情報管理システム。
  4. 【請求項4】 前記医療用情報端末装置は、前記測定手
    段からの生体データの転送の完了後に生体データの転送
    の完了を告知する告知手段を有することを特徴とする請
    求項1記載の予診情報管理システム。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記医療用情報端末装
    置から受信した生体データに関する情報を記憶手段の個
    人別の個人カルテとして割り当てられたデータ領域に記
    憶し、生体データに関する情報の履歴を管理する履歴管
    理手段を有することを特徴とする請求項1記載の予診情
    報管理システム。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記記憶手段の個人別
    の個人カルテとして割り当てられたデータ領域から生体
    データに関する情報を呼び出す検索手段と、前記検索手
    段で呼び出された生体データに関する情報の履歴を表示
    する表示手段と、前記検索手段で呼び出された生体デー
    タと前もって登録されている標準データとの重ね合わせ
    を行い表示する重ね合わせ表示手段と、前記検索手段で
    呼び出された生体データの拡大又は圧縮を行い表示する
    拡大圧縮表示手段を有することを特徴とする請求項5記
    載の予診情報管理システム。
JP11133444A 1999-05-14 1999-05-14 予診情報管理システム Pending JP2000316819A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11133444A JP2000316819A (ja) 1999-05-14 1999-05-14 予診情報管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11133444A JP2000316819A (ja) 1999-05-14 1999-05-14 予診情報管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000316819A true JP2000316819A (ja) 2000-11-21

Family

ID=15104930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11133444A Pending JP2000316819A (ja) 1999-05-14 1999-05-14 予診情報管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000316819A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002191581A (ja) * 2000-12-27 2002-07-09 National Institute Of Advanced Industrial & Technology モバイル聴力診断システム
JP2004041472A (ja) * 2002-07-12 2004-02-12 Teijin Ltd 医用遠隔情報システム
WO2005004725A1 (ja) * 2003-07-10 2005-01-20 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. 診察支援システム、データ処理端末及びデータ処理プログラム
JP2008234057A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Fujitsu Ltd 項目内容判定プログラム、項目内容判定装置、項目内容判定方法
JP2011045439A (ja) * 2009-08-25 2011-03-10 Fujifilm Corp 放射線画像撮影装置、放射線画像撮影システム及び放射線画像撮影方法
JP2016512965A (ja) * 2012-12-31 2016-05-12 デックスコム・インコーポレーテッド 検体測定の遠隔監視
JP2018138751A (ja) * 2017-02-24 2018-09-06 住友重機械工業株式会社 建設機械及びその管理装置
JP2019075148A (ja) * 2012-04-16 2019-05-16 エアストリップ アイピー ホールディングス リミテッド ライアビリティ カンパニー 患者データを表示するためのシステムおよび方法
US10860687B2 (en) 2012-12-31 2020-12-08 Dexcom, Inc. Remote monitoring of analyte measurements
US10932672B2 (en) 2015-12-28 2021-03-02 Dexcom, Inc. Systems and methods for remote and host monitoring communications
US11238983B2 (en) 2012-04-16 2022-02-01 Airstrip Ip Holdings, Llc Systems and methods for and displaying patient data
US11403795B2 (en) 2012-04-16 2022-08-02 Airstrip Ip Holdings, Llc Systems and methods for displaying patient data

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002191581A (ja) * 2000-12-27 2002-07-09 National Institute Of Advanced Industrial & Technology モバイル聴力診断システム
JP2004041472A (ja) * 2002-07-12 2004-02-12 Teijin Ltd 医用遠隔情報システム
WO2005004725A1 (ja) * 2003-07-10 2005-01-20 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. 診察支援システム、データ処理端末及びデータ処理プログラム
JP2008234057A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Fujitsu Ltd 項目内容判定プログラム、項目内容判定装置、項目内容判定方法
JP2011045439A (ja) * 2009-08-25 2011-03-10 Fujifilm Corp 放射線画像撮影装置、放射線画像撮影システム及び放射線画像撮影方法
JP2019075148A (ja) * 2012-04-16 2019-05-16 エアストリップ アイピー ホールディングス リミテッド ライアビリティ カンパニー 患者データを表示するためのシステムおよび方法
US11403795B2 (en) 2012-04-16 2022-08-02 Airstrip Ip Holdings, Llc Systems and methods for displaying patient data
US11238983B2 (en) 2012-04-16 2022-02-01 Airstrip Ip Holdings, Llc Systems and methods for and displaying patient data
US10860687B2 (en) 2012-12-31 2020-12-08 Dexcom, Inc. Remote monitoring of analyte measurements
US11109757B2 (en) 2012-12-31 2021-09-07 Dexcom, Inc. Remote monitoring of analyte measurements
US10499811B2 (en) 2012-12-31 2019-12-10 Dexcom, Inc. Remote monitoring of analyte measurements
US10667686B2 (en) 2012-12-31 2020-06-02 Dexcom, Inc. Remote monitoring of analyte measurements
US9980646B2 (en) 2012-12-31 2018-05-29 Dexcom, Inc. Remote monitoring of analyte measurements
US10856736B2 (en) 2012-12-31 2020-12-08 Dexcom, Inc. Remote monitoring of analyte measurements
US10869599B2 (en) 2012-12-31 2020-12-22 Dexcom, Inc. Remote monitoring of analyte measurements
US11850020B2 (en) 2012-12-31 2023-12-26 Dexcom, Inc. Remote monitoring of analyte measurements
US10993617B2 (en) 2012-12-31 2021-05-04 Dexcom, Inc. Remote monitoring of analyte measurements
US11744463B2 (en) 2012-12-31 2023-09-05 Dexcom, Inc. Remote monitoring of analyte measurements
US11160452B2 (en) 2012-12-31 2021-11-02 Dexcom, Inc. Remote monitoring of analyte measurements
US11213204B2 (en) 2012-12-31 2022-01-04 Dexcom, Inc. Remote monitoring of analyte measurements
US9962081B2 (en) 2012-12-31 2018-05-08 Dexcom, Inc. Remote monitoring of analyte measurements
JP2016512965A (ja) * 2012-12-31 2016-05-12 デックスコム・インコーポレーテッド 検体測定の遠隔監視
US11382508B2 (en) 2012-12-31 2022-07-12 Dexcom, Inc. Remote monitoring of analyte measurements
US11399721B2 (en) 2015-12-28 2022-08-02 Dexcom, Inc. Systems and methods for remote and host monitoring communications
US10932672B2 (en) 2015-12-28 2021-03-02 Dexcom, Inc. Systems and methods for remote and host monitoring communications
JP7083597B2 (ja) 2017-02-24 2022-06-13 住友重機械工業株式会社 建設機械及びその管理装置
JP2018138751A (ja) * 2017-02-24 2018-09-06 住友重機械工業株式会社 建設機械及びその管理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6856832B1 (en) Biological signal detection apparatus Holter electrocardiograph and communication system of biological signals
US6443890B1 (en) Wireless internet bio-telemetry monitoring system
CN100581444C (zh) 具有音频指示器的移动医疗遥测设备
KR100626758B1 (ko) 이동 환자를 위한 보행용 개인 무선 신체상태 모니터
US20130211265A1 (en) Multifunctional medical device for telemedicine applications
US6366871B1 (en) Personal ambulatory cellular health monitor for mobile patient
US20020158775A1 (en) Telemetry system and method for home-based diagnostic and monitoring devices
US20010027384A1 (en) Wireless internet bio-telemetry monitoring system and method
EP1815371B1 (en) Method for automatic association of medical devices to a patient and concurrent creation of a patient record
KR100749569B1 (ko) 유비쿼터스를 이용한 실버타운 의료서비스 시스템 및 그 방법
US20040006492A1 (en) Health care service system
JPH1170086A (ja) 緊急通報システム
US20080146276A1 (en) Mobile Phone With A Stethoscope
JP2010503471A (ja) Ipベースのモニタリング及び警報
JP2000316819A (ja) 予診情報管理システム
JP2008043702A (ja) 生体データ計測システム及び生体データ計測方法、並びに生体データ計測センサ
KR20010095395A (ko) 원격 건강 관리 시스템 및 이 시스템용 각종 개인 건강정보 측정용 단말기
US20150065812A1 (en) Telemedicine information system, monitoring method and computer-accessible storage medium
JPH0838435A (ja) 在宅健康管理システム
JP2014036781A (ja) 情報処理装置、ナースコールシステム、ナースコール方法及びプログラム
JP2008242502A (ja) 総合医療支援システム
JP2767744B2 (ja) 生体リスク管理用アダプター
KR100334892B1 (ko) 무선통신 방식을 이용한 초음파 감지 장치 및 그를 이용한원격 진료 시스템
JPH09322882A (ja) 身体装着型健康情報収集装置
JP3019084B1 (ja) 在宅健康管理システム