JPH1170086A - 緊急通報システム - Google Patents

緊急通報システム

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JPH1170086A
JPH1170086A JP23505097A JP23505097A JPH1170086A JP H1170086 A JPH1170086 A JP H1170086A JP 23505097 A JP23505097 A JP 23505097A JP 23505097 A JP23505097 A JP 23505097A JP H1170086 A JPH1170086 A JP H1170086A
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JP
Japan
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biometric data
mobile phone
emergency
base station
phone device
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Application number
JP23505097A
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English (en)
Inventor
Kenzo Nakai
憲三 中井
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ATSUKUSU KK
Original Assignee
ATSUKUSU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 在宅の患者が外出中であっても、その患者の
異常を直ちに緊急連絡センターに知らせることができ、
しかもその後の対応を更に迅速且つ適正に対処できる緊
急通報システムを提供する。 【解決手段】 患者に取り付けられた生体データ検出装
置20が脈拍、脈波、心電、体温、血中酸素飽和濃度等
の生体データを検出して異常を判断し、携帯電話装置1
0が異常の場合に緊急通報センター70に連絡し、緊急
通報センター70が携帯電話装置10の機器IDから患
者に関する情報を検索して表示すると共に緊急連絡が必
要な救急医療機関、警察、消防署等の連絡先を表示し、
更に携帯電話装置10の位置を把握し、また携帯電話装
置10に電話をかけて生体データ検出装置20が検出す
る生体データをモニタリングする緊急通報システムであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者異常の通知を
受けて緊急対応可能な緊急通報システムに係り、特に、
患者の異常に対して迅速且つ適正な対処を実現できる緊
急通報システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、在宅医療では、医師の診断のも
と、家族や介護のケアを行っているが、深夜も含めて常
時看護するには負担が大きく、また、身体の異常の判断
は、顔色、食欲、反応、体温等に限られたものとなって
いた。
【0003】このような状況において、身体の異常を検
知して緊急機関へ連絡するシステムの開発は早急に求め
られているものである。
【0004】現在、このようなシステムの代表例とし
て、患者本人、家族又は介護の人が患者の異常を検知し
て、在宅に備えられた緊急ボタンを押すことにより緊急
連絡先に連絡できるシステムが知られている。
【0005】尚、特開平9−163029号には、発信
者が緊急時に緊急連絡ボタンを押さなくても自動的に緊
急連絡先に連絡可能な携帯電話装置が記載されている。
また、徘徊老人の捜索のための位置表示システム及び移
動用端末機については、特開平9−172676号に記
載されている。また、トランシーバ機能を有する携帯電
話機を用いて、トランシーバ通信の場合に受信電波の電
界強度を検出して被探索者の位置を知ることができる携
帯電話機は、特開平9−46292号に記載されてい
る。
【0006】また、特開平9−47436号には、複数
の在宅患者の家庭のホーム・ユニットと、医療機関のセ
ンタ・ユニットとを通信回線で接続し、種々の測定機器
インターフェース部を介して、複数の生体計測でがセン
ター・ユニットに送信される在宅医療システムが記載さ
れている。
【0007】また、特開平9−75310号には、患者
の手首、足首、指及び腕等の身体の箇所に配線を用いる
ことなく、直接に接触するように装着され、身体データ
を自動的に測定し、測定された身体データを受信装置に
送信する患者モニタ装置が記載され、この患者モニタ装
置が、脈拍、脈波、心電、体温、動脈血酸素飽和濃度の
いずれか、または複数の組み合わせから成る身体データ
を検出する手段と、検出された身体データを無線又は赤
外線等の光通信を介して受信装置に送信する手段とを備
えているものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の緊急ボタンを押す必要がある緊急連絡システムで
は、患者本人、家族又は介護の人が操作をする必要があ
るため、それらの人が操作できない場合には、この従来
の緊急連絡システムを活用することができないという問
題点があった。
【0009】また、特開平9−163029号の携帯電
話装置では、生体信号検出手段が検出したデータが異常
であれば緊急連絡先に連絡するものであるが、このよう
な連絡を受けた緊急連絡先は電話による連絡と同様のも
のになるので、緊急を要する患者に対して更に迅速且つ
適正に対処できないという問題点があった。
【0010】また、特開平9−47436号の在宅医療
システムでは、患者がホーム・ユニットに接続された血
圧計や心電の電極等を自分の身体にセットし、スイッチ
を付勢して測定を開始するだけで、測定データはホーム
・ユニットを介して自動的に医療機関側のセンタ・ユニ
ットに送信されるものであるため、患者は、測定データ
を定期的にホーム・ユニットに測定データを出力する必
要があり、患者が自由に外出できないという問題点があ
った。
【0011】また、特開平9−75310号の患者モニ
タ装置では、患者の手首、足首、指、腕等に直接装着し
て、測定した生体データを無線又は赤外線等の光通信に
よって受信ユニット(親機)に送信し、更に、受信ユニ
ットから医療機関に通報するものであるため、患者は受
信ユニットの周辺での移動は可能であるが、受信ユニッ
トの受信範囲を超えて患者が自由に外出できないという
問題点があった。
【0012】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、在宅の患者が外出中であっても、その患者の異常を
直ちに緊急連絡センターに知らせることができ、しかも
その後の対応を更に迅速且つ適正に対処できる緊急通報
システムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、緊急通報を受ける
緊急通報センターと、前記緊急通報センターに通信業者
網を介して接続する複数の基地局と、前記基地局と無線
通信を行う携帯電話装置と、生体データを検出する生体
データ検出装置とを備える緊急通報システムであって、
前記生体データ検出装置が、検出した生体データに異常
があるかどうか判断し、異常があると異常信号を出力す
る生体データ検出装置であり、前記携帯電話装置が、前
記異常信号の入力を受けると前記緊急通報センターに当
該携帯電話装置の端末IDと接続している基地局の基地
局IDを電文にて送信する携帯電話装置であり、前記緊
急通報センターが、前記複数の基地局がカバーするエリ
アを地図情報として保持し、携帯電話装置の端末IDに
対応する生体データ被検出者の病気に関する情報をカル
テ情報として保持し、緊急医療機関、警察、消防関連の
連絡先を緊急体制情報として保持しており、前記携帯電
話装置からの前記電文を受信すると、基地局IDから当
該基地局の位置を前記地図情報上に表示し、端末IDか
ら当該携帯電話装置に対応する生体データ被検出者のカ
ルテ情報を表示し、緊急体制情報を表示する緊急通報セ
ンターであることを特徴としており、生体データ被検出
者の異常に対して迅速且つ適正な対処を実現できる。
【0014】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、請求項1記載の緊急通報システムに
おいて、生体データ検出装置と携帯電話装置とを一体化
したことを特徴としており、生体データ被検出者が携帯
するのに便利である。
【0015】上記従来例の問題点を解決するための請求
項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の緊急通
報システムにおいて、生体データとして、脈拍、脈波、
心電、体温、動脈血酸素飽和濃度のいずれか又はこれら
の組み合わせを検出することを特徴としており、生体デ
ータ被検出者の状況を適正に判断できる。
【0016】上記従来例の問題点を解決するための請求
項4記載の発明は、請求項1記載の緊急通報システムに
おいて、生体データ検出装置が、検出した生体データに
異常があるかどうか判断し、異常があると異常信号を出
力すると共に当該異常時の生体データを出力する生体デ
ータ検出装置であり、携帯電話装置が、電文に前記異常
時の生体データを含めて緊急通報センターに送信する携
帯電話装置であり、前記緊急通報センターが、前記電文
から異常時の生体データを取得し、緊急体制情報が示す
連絡先に生体データ被検出者の位置と、カルテ情報と、
当該異常時の生体データを送信する緊急通報センターで
あることを特徴としており、生体データ被検出者の異常
について緊急連絡先に異常時の生体データを含めた種々
の情報を連絡でき、生体データ被検出者の異常に対して
迅速且つ適正な対処を実現できる。
【0017】上記従来例の問題点を解決するための請求
項5記載の発明は、請求項1又は請求項3又は請求項4
記載の緊急通報システムにおいて、緊急通報センター
が、特定の携帯電話装置に生体データの送信要求を送信
し、前記携帯電話装置から得られた生体データをモニタ
リングする緊急通報センターであり、前記携帯電話装置
が、前記生体データの送信要求を受信すると、生体デー
タ検出装置に生体データの入力要求を出力し、前記生体
データ検出装置から入力された生体データを前記緊急通
報センターに送信する携帯電話装置であり、前記生体デ
ータ検出装置が、前記携帯電話装置からの生体データの
入力要求に対して生体データを検出して前記携帯電話装
置に出力する生体データ検出装置であることを特徴とし
ており、緊急通報センターから生体データ被検出者の状
況をモニタリングでき、生体データ被検出者に対する迅
速且つ適正な対処を実現できる。
【0018】上記従来例の問題点を解決するための請求
項6記載の発明は、請求項1又は請求項4記載の緊急通
報システムにおいて、生体データ検出装置が、定期的に
生体データを検出して携帯電話装置に出力する生体デー
タ検出装置であり、前記携帯電話装置が、入力された生
体データを緊急通報センターに送信する携帯電話装置で
あり、緊急通報センターが、前記携帯電話装置から定期
的に生体データを受信して蓄積する緊急通報センターで
あることを特徴としており、生体データ被検出者の状況
を定期的に把握でき、生体データ被検出者に対する迅速
且つ適正な対処を実現できる。
【0019】上記従来例の問題点を解決するための請求
項7記載の発明は、請求項1又は請求項4記載の緊急通
報システムにおいて、携帯電話装置と基地局との通信接
続状態から携帯電話装置の端末IDと基地局の基地局I
Dとを対応付けて記憶する位置情報データベースを備え
るPHSコントロールセンターが設けられ、緊急通報セ
ンターが、特定の端末IDに関する位置の検索要求を前
記PHSコントロールセンターに出力し、前記PHSコ
ントロールセンターから通知される基地局IDの基地局
を地図情報上に表示する緊急通報センターであり、前記
PHSコントロールセンターが、前記緊急通報センター
からの特定の端末IDに関する位置の検索要求を受ける
と、前記端末IDの携帯電話装置が存在する基地局の基
地局IDを前記緊急通報センターに通知するPHSコン
トロールセンターであることを特徴としており、緊急通
報センターは携帯電話装置に電話をかけなくても所在す
る基地局をPHSコントロールセンターから得ることが
でき、生体データ被検出者の場所を容易に把握できる。
【0020】上記従来例の問題点を解決するための請求
項8記載の発明は、請求項1又は請求項4又は請求項7
記載の緊急通報システムにおいて、特定基地局に対して
特定の内容のボイスメールを登録するボイスメールデー
タベースを備え、緊急通報センターからボイスメールを
送信する対象の基地局と、送信するボイスメールの内容
とが入力されると、当該内容に従ったボイスメールを作
成し、送信対象の基地局と対応付けて前記ボイスメール
データベースに登録し、前記送信対象の基地局を介して
当該基地局のエリア内の携帯電話装置に前記ボイスメー
ルを送信するPHSコントロールセンターを有すること
を特徴としており、特定地域の携帯電話装置に特定内容
のボイスメールを送信でき、例えば、災害地域に避難場
所等の情報を効率的に伝送できる。
【0021】上記従来例の問題点を解決するための請求
項9記載の発明は、請求項1又は請求項4記載の緊急通
報システムにおいて、探索を行う携帯電話装置がいる基
地局のエリア内で、前記携帯電話装置に対してPHS通
信モードからトランシーバモードに変更させる変更要求
信号を送信し、前記携帯電話装置がトランシーバモード
に変更すると、電波の電界強度を表示する探索装置を設
け、前記携帯電話装置が、トランシーバモードを備え、
前記探索装置からの前記変更要求信号を受信すると、ト
ランシーバモードに変更する携帯電話装置であることを
特徴としており、トランシーバモードにおける電波の電
界強度によって探索対象の携帯電話装置を容易に探索で
きる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
しながら説明する。本発明の実施の形態に係る緊急通報
システム(本システム)は、患者(生体データ被検出
者)に取り付けられた生体データ検出装置が、脈拍、脈
波、心電、体温、血中酸素飽和濃度等の生体データを検
出して異常でないかどうか判断し、携帯電話装置が、異
常の判断を受けて緊急通報センターに連絡し、緊急通報
センターが、携帯電話装置の機器IDから患者に関する
情報を検索して表示すると共に緊急連絡が必要な救急医
療機関、警察、消防署等の連絡先を表示し、更に緊急通
報センターが、連絡してきた携帯電話装置の位置を把握
し、また当該携帯電話装置に電話をかけて生体データ検
出装置が検出する生体データをモニタリングできるもの
であり、在宅患者の緊急時に迅速且つ適正に対処できる
ものである。
【0023】まず、本システムの構成について図1を使
って説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る緊急
通報システムの構成ブロック図である。本システムは、
図1に示すように、携帯電話装置10と、生体データ検
出装置20と、基地局全体30と、交換局40,41
と、通信業者網50と、PHSコントロールセンター6
0と、緊急通報センター70と、探索装置80とから基
本的に構成されている。
【0024】次に、本システムの各部を具体的に説明す
る。携帯電話装置10は、音声を入力するマイク11
と、音声を出力するスピーカー12と、緊急時に患者自
身が緊急を知らせるために操作する緊急ボタン13と、
通常の通話を行うための操作部14と、通話に必要なデ
ータが表示されるPHS表示部15と、緊急時に連絡す
べき連絡先の電話番号を記憶する緊急電話番号記憶部1
6と、携帯電話装置10全体の制御を行うPHS制御部
17と、携帯電話装置10の送受信を行う送受信回路1
8と、送受信に用いられるアンテナ19とから構成さ
れ、更にI/Oを備えている。
【0025】また、PHS制御部17は、基地局全体3
0との間で、制御チャネルにより基地局のID(基地局
ID)を保持している。これは、基地局全体30と携帯
電話装置10との間では基地局より常時、その基地局の
位置を示す信号(基地局ID)が携帯電話装置10に発
信されており、携帯電話装置10は、自分の位置を示す
信号を保持する機能を備えているものであり、基地局か
ら位置を示す信号を受信すると、保持している信号との
照合を行い、違っている場合には、携帯電話装置10は
自分の番号(端末ID:PS−ID)を基地局に送り返
した後、新しい位置を示す信号を保持するものである。
【0026】そして、携帯電話装置10におけるPHS
制御部17の特徴的処理を図2を用いて説明する。図2
は、本発明の実施の形態に係る携帯電話装置10のPH
S制御部17の処理を示すフローチャート図である。P
HS制御部17は、図2に示すように、I/Oを介して
生体データ検出装置20から緊急通報を行う指示が入力
されるかどうか判断し(S10)、緊急通報を行う指示
が入力されると(Yesの場合)、緊急電話番号記憶部
16に記憶された緊急電話番号を読み出して当該電話番
号に電話をかける(S12)。更に、保持している基地
局IDとPS−ID(端末ID)を電話をかけた緊急通
報先に送信する(S14)ようになっている。尚、緊急
ボタン13が押下された場合にも、同様に、緊急電話番
号記憶部16の電話番号を読み出して電話をかけて基地
局IDとPS−IDを送信するようになっている。
【0027】また、携帯電話装置10のPHS制御部1
7は、緊急通報センター70からの生体データ送信要求
をアンテナ19を介して送受信回路18が受信すると、
その内容を解析し、生体データの送信要求を生体データ
検出装置20の生体データ制御部29にI/Oを介して
出力し、生体データ検出装置20から異常時の生体デー
タの入力を受けると、その生体データを緊急通報センタ
ー70に送信するものである。
【0028】生体データ検出装置20は、生体データの
異常を判断するための基準となる異常値を記憶する異常
値記憶部21と、検出した生体データを表示する生体デ
ータ表示部22と、上記異常値を入力する異常値入力部
23と、動脈血酸素飽和状態を検出する動脈血酸素飽和
濃度センサー24と、体温を検出する体温センサー25
と、心電を検出する心電センサー26と、脈波を検出す
る脈波センサー27と、脈拍を検出する脈拍センサー2
8と、生体データ検出装置20全体の制御を行う生体デ
ータ制御部29とから構成され、更にI/Oを備えてい
る。
【0029】ここで、記載した生体データを検出するセ
ンサーは、例示的なものであって、これらに限定される
ものではなく、これら以外に、例えば、脳波、呼吸器と
いったセンサーを装着可能としても構わず、また、病状
によってこれらセンサーを選択的に装着するようにして
も構わない。
【0030】尚、動脈血酸素飽和濃度センサー24,体
温センサー25,心電センサー26,脈波センサー2
7,脈拍センサー28は人体(生体データ被検出者)に
取り付けられるものである。また、生体データ検出装置
20全体を、例えばベルト、リストバンドのような形状
にして人体に取り付けるようにしても構わない。また、
ベルト、リストバンド以外の形状であっても構わない。
【0031】また、生体データ検出装置20が、耳朶又
は外耳道に取り付けられるような形状であり、外耳道に
挿入される突起に音声入出力手段(マイク、スピーカ
ー)が装着された音声入出力装置を備え、更に音声信
号、異常信号、生体データを送信する通信装置を備える
ものであってもよい。
【0032】この場合、生体データ検出装置に備えられ
た通信装置は微弱電波で信号、データを送信するように
し、携帯電話装置10に相当する、患者の身体に取り付
けられたPHS装置がそれら信号、データを受信し、更
にPHS装置がそれら信号、データを基地局を介して緊
急通報センター70に公衆用モード(PHS通信モー
ド)で送信するようにしてもよい。
【0033】また、上記の生体データ検出装置とPHS
装置とを一体化し、音声信号、異常信号、生体データを
耳に取り付けられたPHS装置から直接基地局を介して
緊急通報センター70にPHS通信モードで送信するよ
うにしてもよい。
【0034】そして、生体データ検出装置20における
生体データ制御部29の特徴的処理を図3を用いて説明
する。図3は、本発明の実施の形態に係る生体データ検
出装置20の生体データ制御部29の異常検出処理を示
すフローチャート図である。生体データ制御部29は、
図3に示すように、各センサー24,25,26,2
7,28で検出された生体データを入力し、異常値記憶
部21に記憶されている異常値との比較を行い、検出さ
れた生体データが異常値の範囲に入るものであれば、患
者の異常と判断して(S20)、I/Oを介して携帯電
話装置10のPHS制御部17に緊急通報を行う指示
(異常信号)を出力する(S22)ものである。
【0035】ここで、生体データ制御部29は、生体デ
ータの異常を判断して、携帯電話装置10に対して緊急
通報を行う指示(異常信号)を出力するようになってい
るが、異常時の生体データをも同時にデータとしてPH
S制御部17に出力し、携帯電話装置10から異常時の
生体データを緊急通報センター70に送信するようにし
てもよい。
【0036】また、生体データ制御部29は、携帯電話
装置10から生体データの送信要求を受けると、異常時
の生体データを携帯電話装置10に出力するものであ
る。この処理を図4を用いて説明する。図4は、本発明
の実施の形態に係る生体データ検出装置20の生体デー
タ制御部29の生体データ送信処理を示すフローチャー
ト図である。生体データ制御部29は、図4に示すよう
に、緊急通報センター70から送信された異常時の生体
データの送信要求をPHS制御部17からI/Oを介し
て受けたかどうかを判断し(S30)、生体データ送信
要求を受けたのであれば(Yesの場合)、異常時に異
常値記憶部21に記憶した生体データを読み込んでPH
S制御部17に出力する(S32)。
【0037】尚、図4では、異常時の生体データ送信要
求に対して異常時の生体データを送信するようにしてい
るが、緊急通報センター70からの単なる生体データ送
信要求に対して、各種センサー24〜28から得られる
生体データを生体データ制御部29が編集してI/Oを
介して携帯電話装置10のPHS制御部17に出力する
ようにしても構わない。この場合、携帯電話装置10か
らは患者のリアルタイムの生体データが緊急通報センタ
ー70等に送信され、緊急通報センター70では患者を
リアルタイムでモニタリングできるものである。
【0038】また、生体データを定期的に緊急通報セン
ター70に送信するようにすることもできる。この場
合、生体データ検出装置20がタイマーを備え、一定時
間毎に生体データを携帯電話装置10に出力して、携帯
電話装置10から緊急通報センター70に送信するよう
にしてもよいし、携帯電話装置10にタイマーを備え、
一定時間毎に生体データ検出装置20に生体データの入
力を要求し、生体データ検出装置20から得られた生体
データを緊急通報センター70に送信するようにしても
よい。これにより、緊急通報センター70では、患者の
定期的生体データを蓄積しておくことができ、患者の病
状の経過を容易に認識でき、適正な診断を行うことがで
きる効果を奏するものである。
【0039】上記の例では、携帯電話装置10と生体デ
ータ検出装置20とを分離した装置としたが、製品の小
型化、軽量化を図るために、一体型としても構わない。
【0040】基地局全体30は、基地局30a,基地局
30b,…,基地局30i,…から構成され、それら基
地局が複数のエリア(受信可能範囲)をカバーするよう
になっている。
【0041】交換局40は、基地局全体30と通信業者
網50とを接続するために設けられた交換局である。交
換局41は、緊急通報センター70と通信業者網50と
を接続するために設けられた交換局である。
【0042】通信業者網50は、一般的な通信業者網で
あって、交換局を介して電話装置、携帯電話装置等と接
続するものである。また、通信業者網50は、PHSコ
ントロールセンター60に接続している。
【0043】PHSコントロールセンター60は、デー
タベースとして位置情報データベース61と、ボイスメ
ールデータベース62とを備えている。位置情報データ
ベース61は、PHSコントロールセンター60が携帯
電話装置の通信の際の課金と通話許可認証を行うため、
基地局と携帯電話装置との間において携帯電話装置が登
録した位置情報を取得して記憶するものである。具体的
には、基地局と携帯電話装置との間で制御チャネルを用
いて携帯電話装置が基地局が発信した基地局IDを取得
し、当該基地局IDの基地局に携帯電話装置の端末ID
を送信して位置登録を行う。そして、実際の通話の際
に、基地局が管理する携帯電話装置の位置情報をPHS
コントロールセンター60が取得して課金と通話許可認
証を行うようになっている。
【0044】ボイスメールデータベース62は、特定地
域に限定した緊急通報を行うためのものである。そもそ
も、ボイスメールとは、通話する相手先が通話中である
時に、伝えたい内容をボイスメールとして登録してお
き、相手先の通話が終了したら、当該ボイスメールを相
手先に通知するものである。
【0045】但し、本発明の実施の形態に係るボイスメ
ールデータベース62は、以下のような働きをするもの
である。緊急通報センター70から、地図情報データベ
ース74の地図情報において特定地域(災害等で緊急避
難が必要な地域)を基地局単位で指定する指示がPHS
コントロールセンター60にあると、PHSコントロー
ルセンター60は、指定された基地局を位置情報データ
ベース61から特定し、当該基地局に対応する携帯電話
装置に災害の状況、避難場所等をボイスメールを生成
し、ボイスメールデータベース62に登録するものであ
る。尚、緊急通報センター70からは特定地域の指定だ
けでなく、ボイスメールの内容の指定もPHSコントロ
ールセンター60に入力されるものである。
【0046】PHSコントロールセンター60は、通信
業者網50、交換局40、対象の基地局を介して対象の
携帯電話装置にボイスメールデータベース62に登録さ
れたボイスメールを送信し、各携帯電話装置でボイスメ
ールが再生されて通知されるようになっている。
【0047】緊急通報センター70には、表示装置71
が備えられており、データベースとして緊急体制情報デ
ータベース72と、カルテ情報データベース73と、地
図情報データベース74とを備えている。
【0048】緊急通報センター70は、交換機41を介
して受信した電文を解析し、電文に含まれるPS−ID
からカルテ情報データベース73を参照して発信者を、
基地局IDから地図情報データベース74を参照して位
置情報を、異常時の生体データから異常情報を特定し、
表示装置71に表示する。
【0049】また、緊急通報センター70にて、患者の
異常を判断すると、携帯電話装置10に電話をかけて、
患者の状態を直接聞くことができるものである。
【0050】ここで、緊急通報センター70が受信する
電文を図5を用いて説明する。図5は、本発明の実施の
形態に係る電文の例を示す説明図である。図5に示すよ
うに、電文の通信スロットにおける1タイムスロット
は、各スロットの立ち上がり時間を補償する4ビットの
R(過渡応答ランダムタイムビット)、信号のスタート
を示す2ビットのSS(スタートシンボルビット)、6
ビットのPre(ビット同期確立用ビット)、16ビッ
トのUW(フレームの同期をとるためのパターンビッ
ト)、196ビットのI(情報ビット)、16ビットの
G(誤差吸収用ビット)とから構成され、更にIは、D
ATA(実データ)とCRC(誤り検出ビット)とから
構成され、DATAの具体的内容は、CI(チャネル種
別)、事業者識別符号、基地局識別符号(基地局I
D)、端末呼出符号(PS−ID:端末ID)、異常値
検出内容を含んでいる。
【0051】表示装置71に表示する位置情報は、カー
ナビゲーションシステムで既に一般的となっている技術
を用いて、地図情報データベース74から地図情報を読
み込んでマッピングし、対象の基地局の位置とそのエリ
ア(受信可能範囲)を表示するものである。
【0052】更に、通報者が移動中の場合、図6に示す
ように、移動の遷移を表示できるものである。図6は、
本発明の実施の形態に係る緊急通報センター70の表示
装置71の概略とその表示例を示す説明図である。図6
に示すように、最初にAの基地局の受信可能範囲から発
進し、その後、移動と共にB,C,Dと基地局が変わる
のが分かり、矢印等で遷移する基地局を示すようにする
ことで移動方向をわかりやすくできるものである。ま
た、基地局間の距離と基地局が変わった時間から移動ス
ピードを演算し、当該スピードを表示装置71に表示す
るようにしても構わない。
【0053】次に、カルテ情報データベース73は、患
者のカルテ情報を記憶しており、具体的には、患者の氏
名、年齢、性別、連絡する家族、かかりつけの病院、病
気の種類等が記憶されている。そして、緊急通報センタ
ー70は、交換局41を介して受信した電文からPS−
IDを検出すると、当該患者のカルテ情報をカルテ情報
データベース73から検索し、表示装置71に表示する
ようになっている。これにより、異常のあった患者に対
して適切な処置判断が可能となるものである。
【0054】緊急体制情報データベース72は、月毎又
は日毎の救急車の連絡情報若しくは緊急医療機関の情報
が記憶されており、緊急通報センター70における操作
により緊急に関する情報を迅速に取得することができ、
これにより、異常のあった患者に対して迅速な対応が可
能となるものである。
【0055】緊急体制情報データベース72,カルテ情
報データベース73,地図情報データベース74はデー
タベース化されており、LAN及びWANによって医療
機関、消防署、警察署等と回線接続されており、これら
各専門機関と連携することにより、確実な判断、対応が
可能となっている。そして、カルテ情報データベース7
3における情報は、担当の医療機関が更新し、緊急体制
情報データベース72における情報は、消防署、警察署
が更新するようにすれば、最新でかつ最適な体制を構築
できるものである。
【0056】このように、緊急通報センター70は、携
帯電話装置10から電文にてPS−IDと基地局IDを
受信すると、基地局IDから地図情報データベース74
を検索して表示装置71に位置情報を表示し、また、P
S−IDからカルテ情報データベース73を検索して患
者のカルテ情報を表示装置71に表示し、また、電文に
異常時の生体データ(異常値検出内容)が含まれていれ
ばそれをも表示するものである。更に、操作によって緊
急体制情報データベース72を検索して緊急連絡先の医
療機関等を表示装置71に表示するものである。
【0057】次に、緊急通報センター70の別の利用方
法を説明する。生体データ検出装置20を装着した患者
の担当医師又は医療機関は、緊急通報センター70を経
由して患者の携帯電話装置10に電話をかけ、生体デー
タ検出装置20の生体データ制御部29に生体データの
送信を要求すれば、生体データ検出装置20の各センサ
ーから得られる生体データをリアルタイムで緊急通報セ
ンター70でモニタリングすることができ、診断を容易
にできるものである。
【0058】また、緊急通報センター70は、定期的に
携帯電話装置10に自動で電話をかけ、生体データの送
信を要求すれば、生体データ検出装置20で得られた生
体データを定期的に蓄積することができ、患者の病状の
経過を容易に認識することができ、適正な診断を行うこ
とができる効果を奏するものである。
【0059】尚、担当医師等は、緊急通報センター70
を経由しないで直接に携帯電話装置10に電話をかけ、
生体データ検出装置20から生体データを得ることがで
きるようにしても構わない。
【0060】また、更に別の緊急通報センター70の利
用方法を説明する。緊急通報センター70では、携帯電
話装置10からの緊急通報を持つばかりでなく、徘徊老
人のいる家庭より捜索依頼を受けた場合、緊急通報セン
ター70は、携帯電話装置10に電話をかけて、異常時
の生体データの送信を要求し、携帯電話装置10から緊
急通報センター70に電文が送信されてくると、その電
文中に含まれる基地局IDから現在の居場所となる基地
局を特定することができるものである。
【0061】また、PHSコントロールセンター60の
位置情報データベース61では、基地局単位に携帯電話
装置の位置情報を管理しているので、緊急通報センター
70からのPS−ID(端末ID:携帯電話装置のI
D)を用いた位置情報の検索要求をPHSコントロール
センター60に出力すると、PHSコントロールセンタ
ー60は、位置情報データベース61を検索して該当す
る位置情報を緊急通報センター70に出力し、表示装置
71で携帯電話装置10の位置を表示されるようにする
ことができる。
【0062】更に、患者の各家庭にパーソナルコンピュ
ータ(PC)を配置し、このPCから回線に接続してP
HSコントロールセンター60又は緊急通報センター7
0にアクセスすることで、各家庭から徘徊老人を容易に
検索でき、検索依頼が警察署等に連絡する必要がある場
合には、緊急通報センター70の緊急体制情報データベ
ース72を介して連絡することも可能である。
【0063】探索装置80は、携帯電話装置10に対し
てPHS通信モードからトランシーバモードに変更させ
る変更要求信号を送信するものであり、また、探索装置
80にはトランシーバモードにおける携帯電話装置10
からの受信電波の電界強度を表示する機能を備えている
ものである。
【0064】生体データ検出装置20を装着し、それに
接続ずる携帯電話装置10を所持する患者の捜索が必要
になった場合に、その携帯電話装置10から送信された
電文の基地局IDより、図6に示すように、緊急通報セ
ンター70の表示装置71に位置情報(地図とともに受
信基地局の位置と対象の基地局の受信可能範囲)が表示
されることになるので、捜索担当者は、探索装置80を
もってその基地局の受信可能範囲に移動する。
【0065】そして、捜索担当者が基地局の受信範囲に
着いたら、探索装置80を用いて携帯電話装置10に基
地局を経由する通常のPHS通信モードからトランシー
バモードに変更する変更要求信号を送信する。トランシ
ーバモードへの変更要求信号は、捜査対象の基地局30
iを介して携帯電話装置10に送信され、携帯電話装置
10のPHS制御部17でその信号の解析が行われ、ト
ランシーバの周波数にてトランシーバモードに切り替え
る。
【0066】携帯電話装置10がトランシーバモードに
切り替わると、探索装置80に表示される受信電波の電
界強度に基づき電界強度が強い方向に向かって捜査を行
うものである。尚、通常、捜索対象者とは、携帯電話装
置10を用いて直接会話できるため、探索装置80を使
った捜索は必要でないが、携帯電話装置10に電話して
も捜索対象者が電話にでない場合に、本発明の実施の形
態に係る探索装置80を使用する価値があるものであ
る。
【0067】次に、本発明の実施の形態に係る探索装置
80を具体的に図7〜図10を用いて説明する。図7
は、本発明の実施の形態に係る探索装置80の構成ブロ
ック図であり、図8は、探索装置80の概略動作を示す
説明図であり、図9は、PHS用周波数帯域を示す説明
図であり、図10は、探索装置80における処理を示す
フローチャート図である。
【0068】探索装置80は、図7に示すように、アン
テナ100と、共用器101と、増幅器102と、直交
変調器103と、変調器104と、TDMA制御回路1
05と、音声符号器106と、マイク107と、スピー
カー108と、受信器109と、復調器110と、電界
強度解析回路111と、周波数シンセサイザ112と、
制御回路113と、キー操作部114と、表示部115
とから構成されている。
【0069】探索装置80の各部を簡単に以下説明す
る。アンテナ100a,bは、ダイバーシチ受信のため
2つのアンテナが用意されているものである。これは、
フェージング通信路では受信信号レベルが減衰するとこ
ろで受信信号の品質が劣化することが知られており、同
じ信号を複数の通信路を通して伝送し、ほとんど相関の
ない受信信号を得ることができれば、1つの信号成分が
全ての通信路で同時に大きく減衰した確率は減少するも
のである。従って、複数のダイバーシチブランチ(dive
rsity branch)、ここでは、2つのアンテナ受信信号を
合成することによって高品質な受信信号を作り出すよう
になっている。
【0070】共用器101は、ダイバーシチとして受信
アンテナを共用するための機器であり、増幅器102
は、変調された搬送波を増幅する機器であり、直交変調
器103は、周波数シンセサイザ112が発生する搬送
波を変調する機器であり、変調器104は、波形整形を
行う機器である。
【0071】TDMA制御回路105は、入力信号の誤
りを訂正して符号化し、送信フレームを生成するもので
あり、また、受信信号のフレーム同期の確立や多重分
離、誤り訂正を行う回路であり、音声符号器106は、
アナログの音声信号をデジタル信号に変換する機器であ
り、マイク107は、音声信号の入力部であり、スピー
カー108は、音声信号の出力部である。
【0072】受信器109は、ダイバーシチ受信の2つ
のアンテナ100a,100bからの受信器であり、復
調器110は、変調波の復調とダイバーシチ受信の制御
を行う機器であり、電界強度解析回路111は、受信し
た電波の電界強度を解析する回路であり、周波数シンセ
サイザ112は、送受信時の周波数の切り替えを行う機
器であり、制御回路113は、TDMA制御回路10
5、電界強度解析回路111、周波数シンセサイザ11
2、キー操作部114、表示部115の制御を行う回路
である。この制御回路113における具体的処理は後述
する。
【0073】キー操作部114は、探索する携帯電話装
置10の電話番号を入力し、公衆用モード(PHS通信
モード)とトランシーバモード(自家用周波数域)の切
り替えを行うものである。表示部115は、対象基地局
IDの表示と電界強度の表示を行うものである。
【0074】探索装置80の使用方法は、図8に示すよ
うに、探索装置80が対象基地局の受信可能範囲に入る
と、基地局30iへPHS通信モードで被探索機(携帯
電話装置)にトランシーバモードに変更するよう要求す
る変更要求信号を送信する(1)。基地局30iは、そ
の信号を交換局及び通信業者網50に伝送し(2)、更
に通信業者網50は、携帯電話装置10をカバーする基
地局30iにその信号を伝送し(3)する。
【0075】そして、基地局30iは、目的の携帯電話
装置10に変更要求信号を送信し(4)、携帯電話装置
10で受信されてその信号の内容が解析されると、携帯
電話装置10はPHS通信モードからトランシーバモー
ドに変更する。すると、探索装置80は、携帯電話装置
10からの電波の電界強度を測定し、その電界強度が最
大となる場所を探すことで、携帯電話装置10を保持す
る患者を探索できるようになっている。
【0076】尚、PHS用周波数帯域は、図9に示すよ
うに、1906.1MHzを境に、下方向1895MH
zまでの約11MHzが自営用のトランシーバモード
で、上方向1918.1MHzまでの約12MHzが公
衆用のPHS通信モードとなっており、この上下の周波
数帯域でモード変更(モード切替)を行うようになって
いる。
【0077】次に、探索装置80の制御回路113の処
理について図10を用いて説明する。制御回路113
は、図10に示すように、対象の基地局の範囲内にある
かどうかを基地局IDから判定し(S40)、対象の基
地局の範囲内であれば(Yesの場合)、モード変更処
理を開始し、被探索機(携帯電話装置)の電話番号を読
み込む(S41)。尚、処理S40,S41は操作を行
う者が手動で行うこともできる。この場合、処理S40
は探索装置80の表示部115に表示された基地局ID
で判定し、処理S41は探索装置80のキー操作部11
4を使ってモードの切り替え指示と被探索機の電話番号
を入力するものである。
【0078】次に、モード切り替え用電文を生成し(S
42)、TDMA制御回路105に当該電文発信の指示
を出力する(S43)。TDMA制御回路105では送
信フレームを生成し、変調器104で波形整形し、周波
数シンセサイザ112が作る搬送波を直交変調器103
で変調し、増幅器102で増幅後、アンテナ100aか
ら発信するものである。
【0079】その後、被探索機からのトランシーバモー
ドでの応答を待ち(S44)、トランシーバモードでの
応答があるかどうか判断する(S45)。応答がなけれ
ば(Noの場合)、再実行するかどうかを判断し(S4
8)、再実行するのであれば(Yesの場合)、処理4
0に戻る。再実行しないのであれば(Noの場合)、処
理を終了する。ここで、再実行するかどうかは、予め回
数も含めて設定しておくことが考えられるが、処理S4
8を操作を行う者が手動にて判断するようにしても構わ
ない。
【0080】処理S45で、応答ありの場合(Yesの
場合)、トランシーバモードで被探索機と接続し、送受
信を行いつつ、電波の電界強度を解析する処理を行う
(S46)。そして、捜索対象者を発見した場合に、キ
ー操作部114から処理終了の指示を受けると、処理を
終了する(S46)。
【0081】尚、探索装置80を用いた別の例として、
危険のある登山者に対して事前に生体データ検出装置2
0を取り付け、携帯電話装置10を保持させて、トラン
シーバモード状態で入山させる。これら装置を保持した
登山者が遭難にあった場合に、探索装置80で安否の確
認や捜索を行うといったことにも利用できるものであ
る。
【0082】次に、本システムの主な動作について説明
する。まず、本システムの生体データ検出装置20で
は、患者に取り付けた各種センサー24〜28から入力
される生体データを生体データ制御部29が監視し、異
常値記憶部21の異常値と比較して異常と判断すると、
I/Oを介して携帯電話装置10のPHS制御部17に
異常を異常信号として知らせる。
【0083】異常信号を受けて携帯電話装置10では、
緊急電話番号記憶部16に記憶された緊急電話番号、こ
こでは緊急通報センター70の電話番号に電話をかけ、
緊急通報センター70に基地局IDとPS−IDを電文
の中に組み込んで送信する。
【0084】緊急通報センター70では、携帯電話装置
10からの電文を解析し、基地局IDとPS−IDから
地図情報データベース74を検索して位置を、カルテ情
報データベース73を検索してカルテ情報を、緊急体制
情報データベース72を参照して緊急体制の情報を表示
装置71に表示する。
【0085】また、緊急通報センター70が患者の異常
を検知すると、直ちに、緊急体制情報データベース72
の緊急体制の情報に従って、自動的に緊急医療機関に電
話をかけ、患者の異常を通知するようプログラムしてお
くことも可能である。この際、位置情報及びカルテ情報
をも通知するようにしておくことも考えられる。また、
電文中に異常時の生体データが含まれていればその生体
データを表示装置71に表示すると共に緊急医療機関に
も送信することも考えられる。更に、定期的に患者の生
体データを蓄積していれば、その蓄積した生体データを
も緊急医療機関に送信するようにすれば、患者への対応
がより適切になる。
【0086】また、緊急通報センター70は、患者の携
帯電話装置10へ生体データ送信要求を送信し、携帯電
話装置10から返信される患者の生体データをモニタリ
ングすることもできるし、このモニタリングを定期的に
行えば、定期的な患者の生体データを蓄積でき、その後
の医療行為に役立てることができる。
【0087】更に、緊急通報センター70は、PHSコ
ントロールセンター60へ患者の位置情報の検索要求を
出力すると、PHSコントロールセンター60は、位置
情報データベース61から該当する位置情報を検索し、
その位置情報を緊急通報センター70に返送するもので
ある。これにより、緊急通報センター70の表示装置7
1に患者の位置情報が表示されることになり、患者が徘
徊しているような場合には、患者を容易に捜索できるも
のである。
【0088】探索装置80は、患者を捜索する必要があ
る場合に、緊急通報センター70で得られる患者の位置
情報を基にして患者が所在する基地局の受信可能範囲へ
持って行き、そこで、患者の携帯電話装置10に対して
PHS通信モードからトランシーバモードに変更する要
求を出すと、携帯電話装置10は、トランシーバモード
に切り替わり、その後は電波の電界強度から患者を容易
に捜索することができるものである。
【0089】また、PHSコントロールセンター60の
ボイスメールデータベース62は、緊急通報センター7
0からの指示により、基地局単位で管理される特定地域
に対してボイスメールを生成して特定地域内の基地局の
エリア内にいる携帯電話装置に送信できるので、例え
ば、災害等で緊急避難が必要な特定地域内の携帯電話装
置に、災害の状況、避難場所等をボイスメールで知らせ
ることができるものである。
【0090】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、生体デー
タ検出装置が生体データを検出し、異常と判断すると異
常信号を携帯電話装置に出力し、携帯電話装置が緊急通
報センターに端末IDと基地局IDとを電文にて送信
し、緊急通報センターが、携帯電話装置からの電文を受
信すると、基地局IDから当該基地局の位置を地図情報
上に表示し、端末IDから当該携帯電話装置に対応する
生体データ被検出者のカルテ情報を表示し、更に緊急体
制情報を表示する緊急通報システムとしているので、生
体データ被検出者の異常に対して迅速且つ適正な対処を
実現できる効果がある。
【0091】請求項2記載の発明によれば、生体データ
検出装置と携帯電話装置とを一体化した請求項1記載の
緊急通報システムとしているので、請求項1の効果に加
え、生体データ被検出者が携帯するのに便利であるとい
う効果がある。
【0092】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は2記載の緊急通報システムとしているので、生体デー
タ被検出者の状況を適正に判断できる効果がある。
【0093】請求項4記載の発明によれば、生体データ
検出装置が異常があると異常時の生体データを携帯電話
装置に出力し、携帯電話装置が電文に異常時の生体デー
タを電文に含めて緊急通報センターに送信し、緊急通報
センターが緊急体制情報が示す連絡先に生体データ被検
出者の位置、カルテ情報、異常時の生体データを送信す
る請求項1記載の緊急通報システムとしているので、生
体データ被検出者の異常について緊急連絡先に異常時の
生体データを含めた種々の情報を連絡でき、生体データ
被検出者の異常に対して迅速且つ適正な対処を実現でき
る効果がある。
【0094】請求項5記載の発明によれば、緊急通報セ
ンターが、特定の携帯電話装置に生体データの送信要求
を送信し、その携帯電話装置から得られた生体データを
モニタリングし、携帯電話装置が、生体データの送信要
求を受信すると、生体データ検出装置に生体データの入
力要求を出力し、その生体データ検出装置から入力され
た生体データを緊急通報センターに送信し、生体データ
検出装置が、携帯電話装置からの生体データの入力要求
に対して生体データを検出してその携帯電話装置に出力
する請求項1,3又は4記載の緊急通報システムとして
いるので、緊急通報センターから生体データ被検出者の
状況をモニタリングでき、生体データ被検出者に対する
迅速且つ適正な対処を実現できる効果がある。
【0095】請求項6記載の発明によれば、生体データ
検出装置が、定期的に生体データを検出して携帯電話装
置に出力し、携帯電話装置が、入力された生体データを
緊急通報センターに送信し、緊急通報センターが、携帯
電話装置から定期的に生体データを受信して蓄積する請
求項1又は4記載の緊急通報システムとしているので、
生体データ被検出者の状況を定期的に把握でき、生体デ
ータ被検出者に対する迅速且つ適正な対処を実現できる
効果がある。
【0096】請求項7記載の発明によれば、緊急通報セ
ンターが、特定の端末IDに関する位置の検索要求をP
HSコントロールセンターに出力し、PHSコントロー
ルセンターから通知される基地局IDの基地局を地図情
報上に表示し、PHSコントロールセンターが、緊急通
報センターからの特定の端末IDに関する位置の検索要
求を受けると、端末IDの携帯電話装置が存在する基地
局の基地局IDを緊急通報センターに通知する請求項1
又は4記載の緊急通報システムとしているので、緊急通
報センターは携帯電話装置に電話をかけなくても所在す
る基地局をPHSコントロールセンターから得ることが
でき、生体データ被検出者の場所を容易に把握できる効
果がある。
【0097】請求項8記載の発明によれば、PHSコン
トロールセンターが、緊急通報センターからボイスメー
ルを送信する対象の基地局と、送信するボイスメールの
内容との入力により、当該内容に従ったボイスメールを
作成し、送信対象の基地局と対応付けてボイスメールデ
ータベースに登録し、送信対象の基地局を介して当該基
地局のエリア内の携帯電話装置にボイスメールを送信す
る請求項1,4又は7記載の緊急通報システムとしてい
るので、特定地域の携帯電話装置に特定内容のボイスメ
ールを送信でき、例えば、災害地域に避難場所等の情報
を効率的に伝送できる効果がある。
【0098】請求項9記載の発明によれば、探索装置
が、探索対象の携帯電話装置のPHS通信モードをトラ
ンシーバモードに変更させ、電波の電界強度を表示する
請求項1又は4記載の緊急通報システムとしているの
で、トランシーバモードにおける電波の電界強度によっ
て探索対象の携帯電話装置を容易に探索できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る緊急通報システムの
構成ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る携帯電話装置10の
PHS制御部17の処理を示すフローチャート図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態に係る生体データ検出装置
20の生体データ制御部29の異常検出処理を示すフロ
ーチャート図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る生体データ検出装置
20の生体データ制御部29の生体データ送信処理を示
すフローチャート図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る電文の例を示す説明
図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る緊急通報センター7
0の表示装置71の概略とその表示例を示す説明図であ
る。
【図7】本発明の実施の形態に係る探索装置80の構成
ブロック図である。
【図8】探索装置80の概略動作を示す説明図である。
【図9】PHS用周波数帯域を示す説明図である。
【図10】探索装置80における処理を示すフローチャ
ート図である。
【符号の説明】
10…携帯電話装置、 11…マイク、 12…スピー
カー、 13…緊急ボタン、 14…操作部、 15…
PHS表示部、 16…緊急電話番号記憶部、17…P
HS制御部、 18…送受信回路、 19…アンテナ、
20…生体データ検出装置、 21…異常値記憶部、
22…生体データ表示部、 23…異常値入力部、
24…動脈血酸素飽和濃度センサー、 25…体温セン
サー、26…心電センサー、 27…脈波センサー、
28…脈拍センサー、 29…生体データ制御部、 3
0…基地局全体、 40…交換局、 41…交換局、5
0…通信業者網、 60…位置情報データベース、 6
2…ボイスメールデータベース、 70…緊急通報セン
ター、 71…表示装置、 72…緊急体制情報データ
ベース、 73…カルテ情報データベース、 74…地
図情報データベース、 80…探索装置、 100…ア
ンテナ、 101…共用器、 102…増幅器、 10
3…直交変調器、 104…変調器、 105…TDM
A制御回路、 106…音声符号器、 107…マイ
ク、 108…スピーカー、 109…受信器、 11
0…復調器、 111…電界強度解析回路、 112…
周波数シンセサイザ、 113…制御回路、 114…
キー操作部、 115…表示部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 緊急通報を受ける緊急通報センターと、
    前記緊急通報センターに通信業者網を介して接続する複
    数の基地局と、前記基地局と無線通信を行う携帯電話装
    置と、生体データを検出する生体データ検出装置とを備
    える緊急通報システムであって、 前記生体データ検出装置が、検出した生体データに異常
    があるかどうか判断し、異常があると異常信号を出力す
    る生体データ検出装置であり、 前記携帯電話装置が、前記異常信号の入力を受けると前
    記緊急通報センターに当該携帯電話装置の端末IDと接
    続している基地局の基地局IDを電文にて送信する携帯
    電話装置であり、 前記緊急通報センターが、前記複数の基地局がカバーす
    るエリアを地図情報として保持し、携帯電話装置の端末
    IDに対応する生体データ被検出者の病気に関する情報
    をカルテ情報として保持し、緊急医療機関、警察、消防
    関連の連絡先を緊急体制情報として保持しており、前記
    携帯電話装置からの前記電文を受信すると、基地局ID
    から当該基地局の位置を前記地図情報上に表示し、端末
    IDから当該携帯電話装置に対応する生体データ被検出
    者のカルテ情報を表示し、緊急体制情報を表示する緊急
    通報センターであることを特徴とする緊急通報システ
    ム。
  2. 【請求項2】 生体データ検出装置と携帯電話装置とを
    一体化したことを特徴とする請求項1記載の緊急通報シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 生体データとして、脈拍、脈波、心電、
    体温、動脈血酸素飽和濃度のいずれか又はこれらの組み
    合わせを検出することを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載の緊急通報システム。
  4. 【請求項4】 生体データ検出装置が、検出した生体デ
    ータに異常があるかどうか判断し、異常があると異常信
    号を出力すると共に当該異常時の生体データを出力する
    生体データ検出装置であり、 携帯電話装置が、電文に前記異常時の生体データを含め
    て緊急通報センターに送信する携帯電話装置であり、 前記緊急通報センターが、前記電文から異常時の生体デ
    ータを取得し、緊急体制情報が示す連絡先に生体データ
    被検出者の位置と、カルテ情報と、当該異常時の生体デ
    ータを送信する緊急通報センターであることを特徴とす
    る請求項1記載の緊急通報システム。
  5. 【請求項5】 緊急通報センターが、特定の携帯電話装
    置に生体データの送信要求を送信し、前記携帯電話装置
    から得られた生体データをモニタリングする緊急通報セ
    ンターであり、 前記携帯電話装置が、前記生体データの送信要求を受信
    すると、生体データ検出装置に生体データの入力要求を
    出力し、前記生体データ検出装置から入力された生体デ
    ータを前記緊急通報センターに送信する携帯電話装置で
    あり、 前記生体データ検出装置が、前記携帯電話装置からの生
    体データの入力要求に対して生体データを検出して前記
    携帯電話装置に出力する生体データ検出装置であること
    を特徴とする請求項1又は請求項3又は請求項4記載の
    緊急通報システム。
  6. 【請求項6】 生体データ検出装置が、定期的に生体デ
    ータを検出して携帯電話装置に出力する生体データ検出
    装置であり、 前記携帯電話装置が、入力された生体データを緊急通報
    センターに送信する携帯電話装置であり、 緊急通報センターが、前記携帯電話装置から定期的に生
    体データを受信して蓄積する緊急通報センターであるこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項4記載の緊急通報シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 携帯電話装置と基地局との通信接続状態
    から携帯電話装置の端末IDと基地局の基地局IDとを
    対応付けて記憶する位置情報データベースを備えるPH
    Sコントロールセンターが設けられ、 緊急通報センターが、特定の端末IDに関する位置の検
    索要求を前記PHSコントロールセンターに出力し、前
    記PHSコントロールセンターから通知される基地局I
    Dの基地局を地図情報上に表示する緊急通報センターで
    あり、 前記PHSコントロールセンターが、前記緊急通報セン
    ターからの特定の端末IDに関する位置の検索要求を受
    けると、前記端末IDの携帯電話装置が存在する基地局
    の基地局IDを前記緊急通報センターに通知するPHS
    コントロールセンターであることを特徴とする請求項1
    又は請求項4記載の緊急通報システム。
  8. 【請求項8】 特定基地局に対して特定の内容のボイス
    メールを登録するボイスメールデータベースを備え、緊
    急通報センターからボイスメールを送信する対象の基地
    局と、送信するボイスメールの内容とが入力されると、
    当該内容に従ったボイスメールを作成し、送信対象の基
    地局と対応付けて前記ボイスメールデータベースに登録
    し、前記送信対象の基地局を介して当該基地局のエリア
    内の携帯電話装置に前記ボイスメールを送信するPHS
    コントロールセンターを有することを特徴とする請求項
    1又は請求項4又は請求項7記載の緊急通報システム。
  9. 【請求項9】 探索を行う携帯電話装置がいる基地局の
    エリア内で、前記携帯電話装置に対してPHS通信モー
    ドからトランシーバモードに変更させる変更要求信号を
    送信し、前記携帯電話装置がトランシーバモードに変更
    すると、電波の電界強度を表示する探索装置を設け、 前記携帯電話装置が、トランシーバモードを備え、前記
    探索装置からの前記変更要求信号を受信すると、トラン
    シーバモードに変更する携帯電話装置であることを特徴
    とする請求項1又は請求項4記載の緊急通報システム。
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