JPH06189012A - ナースコール情報伝達システム及びその使用方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 看護人各人が携帯する携帯電話機の情報表示
モニタに各種情報を表示させることで、患者に関する必
要な情報を迅速かつ容易に得ることができるナースコー
ル情報伝達システム及びその使用方法を提供する。 【構成】 ボタン装置１、マイク２、スピーカー３及び
ナースコール表示板４でナースコールシステムを構成
し、各種情報を記憶する記憶装置を具備する制御装置、
送受信の中継接続装を行う中継接続装置６、情報表示モ
ニタ８を具備する携帯電話機７で携帯電話機システムを
構成し、構内自動交換機９、内線電話１０、外線電話１
１で電話回線システムを構成し、これらナースコールシ
ステム、携帯電話機システム、電話回線システムから成
り、各種情報を容易に得ることができるナースコール情
報システム及びその使用方法である。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、病院内における患者の
緊急呼び出し（ナースコール）システムの活用を図った
ナースコール情報伝達システムに係り、特に携帯電話機
（コードレス電話機）を緊急呼び出しシステムに制御装
置を介して接続することにより、迅速で適切な看護を行
うことができるナースコール情報伝達システム及びその
使用方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来のナースコールシステムは、病室の
患者が手元にあるボタンを押すことにより、ナースステ
ーションの看護婦に対して緊急呼び出しを深夜において
も行うことができるものである。上記従来のナースコー
ルシステムについて、概略図である図３を使って説明す
る。従来のナースコールシステムは、図３に示すよう
に、病室の患者が呼び出しを行うための呼び出しボタン
となるボタン装置１と、ナースステーションにあって患
者からの呼び出しに対して点灯表示が為されるナースコ
ール表示板４とから構成されている。

【０００３】上記従来のナースコールシステムにおける
具体的構成について説明する。ボタン装置１は、病室の
患者が深夜などに緊急を要した場合において看護婦を呼
ぶためのもので、押しボタン式の簡単な構造をしている
のが一般的である。ナースコール表示板４は、病室から
の呼び出しがあった場合、部屋番号及び氏名に予め割り
当てられたコール信号を受信し、該コール信号に対応し
てランプが点灯してブザーが鳴るようにした通報表示板
である。

【０００４】従来のナースコールシステムでは、特に深
夜における病院内の看護婦の人数が減少した時で、病室
と離れた場所のナースステーションにおいて、ボタン装
置１の押下による患者の呼び出しに対してナースステー
ション内のナースコール表示板４のランプが点灯し、同
時にブザーが鳴音して、看護婦が患者の緊急呼び出しに
対処することができるようになっていた。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のナースコールシステムでは、患者からの呼び出しが
あった時に、どの患者からの呼び出しなのかを確認する
ためにナースコール表示板４の前に１名以上の在席者が
必ず必要であり、更に複数の患者からの呼び出しが同時
にあった場合に、１又は２名の宿直の看護婦では看護対
応に遅れが生じるという問題点があった。

【０００６】また、患者の呼び出しに応じて看護婦が病
室へ患者の容体を見に行き、医師の診断が必要な緊急時
には、内・外線通話機のあるところまで行って連絡をし
なければならず、応急処置に時間が掛かってしまうとい
う問題点があった。

【０００７】また、患者の容体等の現時点の情報が必要
な場合においても、ナースステーションにおけるナース
コール表示板４の点灯ランプとブザーとからしか医者と
看護婦は情報を得ることができないという問題点があっ
た。

【０００８】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、各個人が携帯する電話機（携帯電話機）の情報表示
モニタに各種情報を表示させることで患者に関する必要
な情報を迅速かつ容易に得ることができるナースコール
情報伝達システム及びその使用方法を提供することを目
的とする。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項１記載の発明は、ナースコール情報
伝達システムにおいて、患者毎に設置されたボタン装置
と、前記ボタン装置がオンするとオンした患者を特定す
るよう点灯するナースコール表示板と、表示部を具備す
る１以上の携帯電話機と、各種情報が記憶されている記
憶装置を具備し、前記記憶装置内の情報を管理し、前記
携帯電話機との間で情報の送受信を行う制御装置とを有
することを特徴としている。

【００１０】上記従来例の問題点を解決するための請求
項２記載の発明は、請求項１記載のナースコール情報伝
達システムの使用方法において、制御装置内の記憶装置
にはボタン装置がオンになった時の患者を特定するため
の情報が格納されており、ボタン装置がオンになると、
前記ボタン装置をオンした患者を特定するための情報を
前記記憶装置から呼び出し、前記制御装置から少なくと
も１の携帯電話機に伝送して、前記携帯電話機の表示部
に前記情報を表示させることを特徴としている。

【００１１】上記従来例の問題点を解決するための請求
項３記載の発明は、請求項１記載のナースコール情報伝
達システムの使用方法において、制御装置内の記憶装置
には患者の病気に関する患者情報が格納されており、携
帯電話機から前記制御装置に患者情報参照を指示する
と、前記記憶装置に記憶されている患者情報の内容を前
記携帯電話機に伝送し、前記携帯電話機の表示部に表示
させることを特徴としている。

【００１２】上記従来例の問題点を解決するための請求
項４記載の発明は、請求項１記載のナースコール情報伝
達システムの使用方法において、制御装置内の記憶装置
には看護を行う人のスケジュールが格納されており、前
記制御装置が前記スケジュールの管理を行い、前記スケ
ジュールの内容を携帯電話機に通知させることを特徴と
している。

【００１３】

【作用】請求項１記載の発明によれば、ボタン装置がオ
ンするとオンした患者を特定するようナースコール表示
板が点灯し、患者を特定するための情報、患者の病気に
関する情報、看護人のスケジュール等の各種情報が制御
装置内の記憶装置に格納され、制御装置で各種情報を管
理して表示部を有する１以上の携帯電話機との送受信を
行うナースコール情報伝達システムとしているので、携
帯電話機の表示部から各種情報を得ることができ、患者
の緊急呼び出しに迅速・適切に対処できる。

【００１４】請求項２記載の発明によれば、ボタン装置
がオンになると、ボタン装置をオンした患者を特定する
ための情報を記憶装置から呼び出し、制御装置から少な
くとも１の携帯電話機に伝送して、携帯電話機の表示部
に情報を表示させる請求項１記載のナースコール情報伝
達システムの使用方法としているので、患者からの緊急
呼び出しの際にナースコール表示板が点灯するだけでな
く、少なくとも１の携帯電話機をコールして緊急呼び出
しを行った患者を特定するための情報を携帯電話機の表
示部に表示させることができるため、携帯電話機を保持
していれば看護人はナースコール表示板の前に居る必要
がなく、看護人の仕事の効率を向上させることができ
る。

【００１５】請求項３記載の発明によれば、携帯電話機
から制御装置に患者の病気に関する患者情報を参照する
指示を行うと、記憶装置に記憶されている患者情報の内
容を携帯電話機に伝送し、携帯電話機の表示部に表示さ
せる請求項１記載のナースコール情報伝達システムの使
用方法としているので、担当医師が携帯電話機から患者
情報にアクセスして携帯電話機の表示部に表示させれば
ナースステーションに居る看護婦等に適切な指示を与え
ることができ、看護を迅速・的確に行うことができる。

【００１６】請求項４記載の発明によれば、制御装置が
記憶装置に格納された看護人のスケジュールを管理し、
スケジュールの内容を携帯電話機に通知させる請求項１
記載のナースコール情報伝達システムの使用方法として
いるので、携帯電話機を保持していれば看護人はスケジ
ュールに従って効率的に仕事を行うことができ、また担
当医師等のスケジュールをナースステーションに居る看
護婦が容易に把握できるため、連絡を容易にとることが
できる。

【００１７】

【実施例】本発明の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。図１は、本発明の一実施例に係るナースコ
ール情報伝達システムを示す概略図である。本実施例の
ナースコール情報伝達システムは、図１に示すように、
病室のベッド近くに設置されたボタン装置１と、同様に
ベッド近くに配置されたマイク２及びスピーカー３から
成るインターホンと、ナースステーションに設けられた
ナースコール表示板４とでナースコールシステムを構成
し、システム全体の処理制御を行い、各種情報を記憶し
ている制御装置５と、情報表示モニタ８を有する携帯電
話機７と、制御装置５と携帯電話機７との中継接続を行
う中継接続装置６とで携帯電話機システムを構成し、構
内自動交換機（ＰＡＢＸ＝Private AutomaticBranch Ex
chager)９と、内線電話１０及び外線電話１１とで電話
回線システムを構成している。従って、これらナースコ
ールシステム、携帯電話機システム及び電話回線システ
ムで本実施例の情報伝達システムが構成されている。

【００１８】次に、ナースコール情報伝達システムの各
部の詳細な構成について以下説明する。まず、ナースコ
ールシステムにおけるボタン装置１は、病院内の患者が
医師及び看護婦の呼び出しを行うための押しボタン装置
であり、マイク２は、病室にいる患者の音声を聞き取る
ためのものであり、スピーカー３は、医師及び看護婦の
音声を患者に伝えるためのものである。また、マイク２
とスピーカー３から成るインターホンは、回線を介して
制御装置５に接続し、携帯電話機７との間で会話が行え
るようになっている。

【００１９】また、ナースコール表示板４には、患者の
部屋番号と氏名が表記され、患者名に対応して点滅ラン
プが設けられ、更に患者が病室でボタン装置１を押した
場合に鳴動するブザー設けられている。従って、患者が
ボタン装置１を押すと、どの患者からの緊急呼び出し
（ナースコール）であるか直に認識できるようになって
いる。

【００２０】携帯電話機システムにおける制御装置５
は、患者からのコール信号をその患者の部屋番号、ベッ
ト番号及び各種情報等に対応付けて管理し、コール信号
を中継接続装置６を介して携帯電話機７に送信し、また
携帯電話機７からの情報を受信して情報処理し、更に構
内交換機（ＰＡＢＸ）９に接続制御を行うものである。
そして、制御装置５内には記憶装置が設けられており、
予め患者の病理状態や、医師及び看護婦のスケジュール
等が記憶され、装置全体で病理状態及びスケジュール等
の情報を管理している。

【００２１】中継接続装置６は、制御装置５と携帯電話
機７との中継接続を行うものであり、つまり、携帯電話
機７に接続するための呼び出し信号等及び各種情報の発
信を行い、また携帯電話機７からの指示信号又は音声信
号等を受信して制御装置５へ送信するものである。尚、
携帯電話機７からの指示信号には、電話回線システムの
内外電話に接続するための信号、制御装置５内の記憶装
置（データベース）にアクセスするための信号等が含ま
れる。

【００２２】携帯電話機７は、医師や看護婦が保持し、
医師と看護婦との間での連絡を行うためのものである。
また、携帯電話機７の表示部である情報表示モニタ８
は、患者の部屋の階、部屋番号、ベッド番号や各種情報
を表示したり、また患者の病理状態（容体）等の情報を
表示したり、また医師及びナースのスケジュールを表示
したりするためのものである。ここで情報表示モニタ８
は、液晶を用いた表示装置（ＬＣＤ）となっている。

【００２３】電話回線システムにおけるＰＡＢＸ９は、
制御装置５からの情報を、内線及び外線の電話回線に接
続を行うための構内交換機である。また、内線電話１０
は、病院内への電話回線で接続される電話機であり、外
線電話１１は、病院内の外線電話機であってＰＡＢＸ９
を介して接続し、制御装置５からの情報の伝達が為され
るものである。

【００２４】本実施例のナースコール情報伝達システム
の使用方法について図１及び図２を使って説明する。
尚、本実施例のナースコール情報伝送システムは、以下
に説明する緊急呼び出し（ナースコール）システム、患
者情報管理システム及びナーススケジュール管理システ
ムとして使用することができるものである。

【００２５】ナースコール情報伝達システムの使用方法
の１例としての緊急呼び出しシステムについて図２を使
って説明する。図２は、緊急呼び出し処理のフローチャ
ート図である。病室の患者が看護婦を呼ぶためにボタン
装置１のボタンが押される（１２）と、ナースコール表
示板４に患者の部屋番号や氏名が点灯表示され（１
３）、更にブザーが鳴ってナースステーションにおいて
待機中の看護婦に患者の緊急を知らせる。

【００２６】そして、患者からの呼び出し信号が制御装
置５へ伝送されて（１４）、呼び出し信号を制御装置５
が受け取ると、中継接続装置６を介して少なくとも１つ
以上の携帯電話機７へ呼び出し信号を送信する（１
５）。更に制御装置５は、呼び出し信号を送信すると同
時にどの患者からの緊急呼び出しであるか、つまり、患
者を特定するための情報（緊急呼び出しに関する情報：
呼出階、部屋番号、ベッド番号、その他各種情報）を記
憶装置から読み出して携帯電話機７に送信し、携帯電話
機７の情報表示モニタ８にこれら情報を表示する（１
６）。

【００２７】この場合、携帯電話機７の受信が地域によ
り困難である場合も考えて一定時間送信を継続する（１
７）。携帯電話機７で受信を確認した後に受信状態をス
イッチ等を操作して解除させる（１８）。受信解除した
後は、再び元の状態に戻り、携帯電話機７が待機状態
（１９）となって受信可能となる。

【００２８】尚、緊急呼び出しに関する情報を受信する
と、携帯電話機７から中継接続装置６を介して制御装置
５に接続し、更にＰＡＢＸ９によって回線切り替えを行
って内線・外線の電話機との通話を行うことができる。
これにより、病院内にいる看護婦が携帯電話機７を使っ
て同じ病院内にいる担当医師又は病院外の担当医師に連
絡することができるようになっている。

【００２９】更に、必要に応じ患者の部屋に設置してあ
るマイク２とスピーカ３とから成るインターホンで、医
師及び看護婦は携帯電話機７を使い、患者と通話を行う
ことができるものである。

【００３０】緊急呼び出しシステムは、ナースセンター
に常駐していなくても、携帯電話機７で患者からの呼び
出しを受けられるので人員の削減ができ、緊急呼び出し
に関する情報を携帯電話機７の情報表示モニタ８に表示
させることで確実に早く得ることができ、携帯電話機７
とインターホンとで患者と直接話しをすることで医師又
は看護婦が確実に患者の状態を知ることができるため、
迅速な処置を行うことができる効果がある。

【００３１】次に、患者情報管理システムについて説明
する。予め患者の検温情報、容体、病名等を制御装置５
のデータベースに逐次記憶保存させておくようにする。
これにより、病院内外の医師等が制御装置５のデータベ
ースにアクセスして患者の容体に関する情報を得ること
ができるものである。

【００３２】具体的には、病院内外からでも医師、看護
婦は患者の容体を知るために、患者番号や部屋番号及び
ベッド番号等、更にアクセスするための暗証番号を携帯
電話機７を使って入力すると、中継接続装置６を介して
制御装置５に接続し、制御装置５の記憶装置に記憶され
ている患者の容体に関する情報の中から該当する情報を
呼び出し、中継接続装置６を介して携帯電話機７に発信
し、携帯電話機７の情報表示モニタ８に該情報を表示す
るようになっている。

【００３３】患者情報管理システムは、患者の病名や容
体をカルテのない所からでも、医師等が携帯電話機７を
使用して制御装置５のデータベースにアクセスすること
で、すぐに必要とする患者情報（病名・容体）を知るこ
とができ、患者からのナースコールに対して適切な対応
ができる効果がある。

【００３４】次に、ナーススケジュール管理システムを
説明する。まず、医師及び看護婦のスケジュールを制御
装置５の記憶装置に記憶させておく。そして、制御装置
５内でスケジュール管理プログラムを動作させてスケジ
ュール時間になった時に、対応する携帯電話機７をコー
ルすることによりスケジュール時間を知らせて、携帯電
話機７の情報表示モニタ８にスケジュール情報を表示さ
せる。

【００３５】ナーススケジュール管理システムは、医師
等のスケジュールを携帯電話機を保持する人毎にスケジ
ュール管理プログラムで管理するようにしているので、
定期的な看護作業中に遅れや忘れを気にすることなしに
作業がすることができ、作業効率を向上させることがで
きる効果がある。また、多人数のスケジュール管理をす
るころができ、従って看護婦が携帯電話機を使って担当
医師のスケジュールをも知ることができ、緊急事態に迅
速に対処することができる効果がある。

【００３６】

【発明の効果】請求項１記載の発明によれば、ボタン装
置がオンするとオンした患者を特定するようナースコー
ル表示板が点灯し、患者を特定するための情報、患者の
病気に関する情報、看護人のスケジュール等の各種情報
が制御装置内の記憶装置に格納され、制御装置で各種情
報を管理して表示部を有する１以上の携帯電話機との送
受信を行うナースコール情報伝達システムとしているの
で、携帯電話機の表示部から各種情報を得ることがで
き、患者の緊急呼び出しに迅速・適切に対処できる効果
がある。

【００３７】請求項２記載の発明によれば、ボタン装置
がオンになると、ボタン装置をオンした患者を特定する
ための情報を記憶装置から呼び出し、制御装置から少な
くとも１の携帯電話機に伝送して、携帯電話機の表示部
に情報を表示させる請求項１記載のナースコール情報伝
達システムの使用方法としているので、患者からの緊急
呼び出しの際にナースコール表示板が点灯するだけでな
く、少なくとも１の携帯電話機をコールして緊急呼び出
しを行った患者を特定するための情報を携帯電話機の表
示部に表示させることができるため、携帯電話機を保持
していれば看護人はナースコール表示板の前に居る必要
がなく、看護人の仕事の効率を向上させることができる
効果がある。

【００３８】請求項３記載の発明によれば、携帯電話機
から制御装置に患者の病気に関する患者情報を参照する
指示を行うと、記憶装置に記憶されている患者情報の内
容を携帯電話機に伝送し、携帯電話機の表示部に表示さ
せる請求項１記載のナースコール情報伝達システムの使
用方法としているので、担当医師が携帯電話機から患者
情報にアクセスして携帯電話機の表示部に表示させれば
ナースステーションに居る看護婦等に適切な指示を与え
ることができ、看護を迅速・的確に行うことができる効
果がある。

【００３９】請求項４記載の発明によれば、制御装置が
記憶装置に格納された看護人のスケジュールを管理し、
スケジュールの内容を携帯電話機に通知させる請求項１
記載のナースコール情報伝達システムの使用方法として
いるので、携帯電話機を保持していれば看護人はスケジ
ュールに従って効率的に仕事を行うことができる効果が
あり、また担当医師等のスケジュールをナースステーシ
ョンに居る看護婦が容易に把握できるため、連絡を容易
にとることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例に係るナースコール情報伝達
システムの概略図である。

【図２】本実施例の緊急呼び出し処理のフローチャート
図である。

【図３】従来のナースコールシステムの概略図である。

【符号の説明】

１…ボタン装置、 ２…マイク、 ３…スピーカ、 ４
…ナースコール表示板、 ５…制御装置、 ６…中継接
続装置、 ７…携帯電話機、 ８…情報表示モニタ（Ｌ
ＣＤ）、 ９…構内自動交換機（ＰＡＢＸ）、 １０…
内線電話、 １１…外線電話

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 患者毎に設置されたボタン装置と、前記
   ボタン装置がオンするとオンした患者を特定するよう点
   灯するナースコール表示板と、表示部を具備する１以上
   の携帯電話機と、各種情報が記憶されている記憶装置を
   具備し、前記記憶装置内の情報を管理し、前記携帯電話
   機との間で情報の送受信を行う制御装置とを有すること
   を特徴とするナースコール情報伝達システム。
2. 【請求項２】 制御装置内の記憶装置にはボタン装置が
   オンになった時の患者を特定するための情報が格納され
   ており、ボタン装置がオンになると、前記ボタン装置を
   オンした患者を特定するための情報を前記記憶装置から
   呼び出し、前記制御装置から少なくとも１の携帯電話機
   に伝送して、前記携帯電話機の表示部に前記情報を表示
   させることを特徴とする請求項１記載のナースコール情
   報伝達システムの使用方法。
3. 【請求項３】 制御装置内の記憶装置には患者の病気に
   関する患者情報が格納されており、携帯電話機から前記
   制御装置に患者情報参照を指示すると、前記記憶装置に
   記憶されている患者情報の内容を前記携帯電話機に伝送
   し、前記携帯電話機の表示部に表示させることを特徴と
   する請求項１記載のナースコール情報伝達システムの使
   用方法。
4. 【請求項４】 制御装置内の記憶装置には看護を行う人
   のスケジュールが格納されており、前記制御装置が前記
   スケジュールの管理を行い、前記スケジュールの内容を
   携帯電話機に通知させることを特徴とする請求項１記載
   のナースコール情報伝達システムの使用方法。