JP2003319080A - ナースコール装置 - Google Patents

ナースコール装置

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JP2003319080A
JP2003319080A JP2002120835A JP2002120835A JP2003319080A JP 2003319080 A JP2003319080 A JP 2003319080A JP 2002120835 A JP2002120835 A JP 2002120835A JP 2002120835 A JP2002120835 A JP 2002120835A JP 2003319080 A JP2003319080 A JP 2003319080A
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Japan
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nurse
patient
call
bed
nurse call
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JP2002120835A
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English (en)
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Toshio Kawada
敏雄 河田
Tatsuo Sakakibara
達夫 榊原
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Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】看護師による病床の患者に関する患者情報の確
認を当該病床付近にて容易にするとともに、応答した看
護師による呼出元の患者の様子の確認を容易とし、一
方、呼出元の患者においても応答した看護師の判別を容
易とする。 【解決手段】病床の患者に関する患者情報を、ナースコ
ール子機1a〜4a、・・・とともに病床付近に設置され
ている患者情報表示装置11a〜14a、・・・に表示さ
せる。また、ナースコール子機からの呼び出しがナース
コール親機31にて呼出表示/報知されたとき、この呼
び出しを確認した看護師が適宜、応答した場合には、ナ
ースコール子機、患者情報表示装置とともに病床付近に
設置されている応答表示装置21a〜24a、・・・にて
撮像された呼出元の患者の映像をナースコール親機の親
機情報表示部に表示させる、一方、ナースコール親機に
て撮像された応答した看護師の映像を応答表示装置に表
示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はナースコール装置に
係り、特に、看護師による病床の患者に関する患者情報
の確認が迅速となるばかりでなく、お互いの様子を確認
/判別した状態に基づき、呼出元の患者と応答した看護
師との間で双方向通話を成立させることができるナース
コール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種のナースコール装置と
して、図2のシステム構成図に示すナースコール装置が
提案されている。
【0003】図2のシステム構成図に示すナースコール
装置は、病室番号が「101」、「102」、・・・のよ
うに予め割り当てられてた病室内の病床毎、所定の位
置、例えば、病床付近に設置されるナースコール子機、
ここでは、病室毎、4台づつ設置されており、病床番号
(ベッド番号)が「1」〜「4」にそれぞれ割り当てら
れているナースコール子機101a〜104a、・・・
と、病室毎、当該病室の出入口近傍である廊下付近に設
置されており、子機接続線L101a〜L104a、・・・を介し
てナースコール子機101a〜104a、・・・がそれぞ
れ接続された集合廊下灯110a、・・・と、ナースステ
ーション内に設置されるナースコール親機111と、患
者氏名、病室番号、病床番号、病状等の患者情報が予め
保存されている病院内データベースであるオーダリング
システム112と、廊下灯接続幹線L110を介して集合
廊下灯110a、・・・、親機接続線L111を介してナース
コール親機111、オーダリングシステム接続線L112
を介してオーダリングシステム112をそれぞれ接続す
る中継器としてナースステーション内、または病院内の
共用部に設置されており、集合廊下灯110a、・・・、
ナースコール親機111、オーダリングシステム112
をそれぞれ制御するための制御機113とで構成されて
いる。
【0004】また、ナースコール子機101a〜104
a、・・・は、それぞれ同様な構成であり、呼出ボタン1
20、子機マイク121、子機スピーカ122を有す
る。
【0005】また、集合廊下灯110a、・・・は、それ
ぞれ同様な構成であり、表示灯130a、130b、情
報表示部(以下、廊下灯情報表示部という。)131を
有する。
【0006】さらに、ナースコール親機111は、情報
表示部(以下、親機情報表示部という。)140、呼出
報知・通話部141を有する。
【0007】このように構成された従来例のナースコー
ル装置において、図2のシステム構成図に示す制御機1
13は、オーダリングシステム接続線L112を介して接
続されたオーダリングシステム112に予め保存されて
いる患者氏名、病室番号、病床番号、病状等の患者情報
のデータ(以下、患者情報データという。)を定期的に
取り出しており、取り出された患者情報データは、廊下
灯接続幹線L110を介して集合廊下灯110a、・・・と親
機接続線L111を介してナースコール親機111とにそ
れぞれ伝送される。
【0008】また、集合廊下灯110a、・・・では、制
御機113の制御によりオーダリングシステム112か
ら取り出された患者情報データに含まれている患者氏
名、病室番号、病床番号、病状等のうち、病室番号と自
端末に予め割り当てられている病室番号とを照合し、当
該病室番号が一致した場合にのみ、有効であると判別し
た患者氏名、病室番号、病床番号に基づいて、例えば、
101号室内で病床番号「1」の病床付近に設置されて
いるナースコール子機101aを使用する患者の患者氏
名「山田太郎」、・・・、101号室内で病床番号「4」
の病床付近に設置されているナースコール子機104a
を使用する患者の患者氏名「鈴木一夫」、・・・のよう
に、病室番号および病床番号に対応させた病床の患者氏
名を、廊下灯情報表示部131の画面上に点灯表示す
る。
【0009】さらに、ナースコール親機111では、制
御機113の制御によりオーダリングシステム112か
ら取り出された患者情報データに含まれている患者氏
名、病室番号、病床番号、病状等のうち、患者氏名、病
室番号、病床番号に基づいて、例えば、101号室内で
病床番号「1」の病床のレイアウトに割り当てた患者の
患者氏名「山田太郎」、・・・、101号室内で病床番号
「4」の病床のレイアウトに割り当てた患者の患者氏名
「鈴木一夫」、・・・のように、病室内の病床のレイアウ
トに割り当てた患者氏名を、親機情報表示部140の画
面上に点灯表示する。
【0010】次に、図2のシステム構成図において、病
床の患者、ここでは、101号室内でナースコール子機
101aが病床付近に設置されている患者、すなわち、
患者氏名「山田太郎」である患者が、ナースステーショ
ン内の看護師を呼び出すために、ナースコール子機10
1aの呼出ボタン120を操作すると、呼出元のナース
コール子機101aに子機接続線L101aを介して接続さ
れている集合廊下灯110aでは、病室番号「101」
および病床番号「1」を含む呼出データ(呼出データ信
号)を廊下灯接続幹線L110に出力するとともに、表示
灯130a、130bを点滅/点灯させ、かつ廊下灯情
報表示部131の画面上に予め点灯表示されている10
1号室内で病床番号「1」の病床付近に設置されている
ナースコール子機101aを使用する患者の患者氏名
「山田太郎」を、例えば、強調して表示させることによ
り、101号室の出入口近傍に居る看護師、例えば、巡
回中の看護師に対して呼出表示が行なわれる。また、集
合廊下灯110aからの呼出データは、廊下灯接続幹線
L110、制御機113、親機接続線L111を介してナース
コール親機111に伝送される。
【0011】また、ナースコール親機111では、集合
廊下灯110aからの呼出データに含まれている病室番
号「101」および病床番号「1」に基づいて、親機情
報表示部140の画面上に予め点灯表示されている10
1号室内で病床番号「1」の病床のレイアウトに割り当
てた患者の患者氏名「山田太郎」を強調して表示させる
とともに、呼出報知・通話部141にて呼出音を鳴動さ
せることにより、ナースステーション内の看護師に対し
て呼出表示/報知が行なわれる。
【0012】さらに、101号室内で病床番号「1」の
病床のレイアウトに割り当てた患者、すなわち、患者氏
名「山田太郎」の患者からの呼び出しがあることを確認
したナースステーション内の看護師が、ナースコール親
機111の呼出報知・通話部141を使用して適宜、応
答すると、この呼出報知・通話部141と、親機接続線
L111、制御機113、廊下灯接続幹線L110、集合廊下
灯110a、子機接続線L101aを介してナースコール子
機101aの子機マイク121および子機スピーカ12
2との間の通話ラインが形成され、形成された通話ライ
ンを介して音声データ(音声データ信号)を送受信させ
ることにより双方向通話が成立する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2の
システム構成図に示す従来例のナースコール装置におい
て、病室内の病床付近においては、当該病床付近に予め
取り付けられている名前プレート(図示せず)に、患者
情報を手書きにて行なう必要があり、手間や煩雑さを有
する難点があった。
【0014】また、従来例のナースコール装置では、病
床の患者からの呼び出しにナースステーション内の看護
師が応答して通話を行なう場合において、応答した看護
師は、呼出元の患者の様子、例えば、患者の表情を確認
することができず、一方、呼出元の患者においても、ど
の看護師が応答したのか判別することができず不安に陥
る虞を有する難点があった。
【0015】本発明は、上述の難点を解消するためにな
されたもので、看護師による病床の患者に関する患者情
報の確認を当該病床付近にて容易にするとともに、呼出
元の患者の様子を応答した看護師が容易に確認でき、一
方、呼出元の患者においても応答した看護師の判別が容
易となるナースコール装置を提供することを目的として
いる。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明によるナースコール装置は、病床の患者によ
るナースコール子機からの呼び出しを集合廊下灯の廊下
灯情報表示部に表示させ、ナースコール親機に表示/報
知させる。各患者の病床付近には、患者氏名、病室番
号、病床番号、病状等の患者情報を表示するための患者
情報表示装置を備える。
【0017】このようなナースコール装置によれば、病
床の患者に関する患者情報を、ナースコール子機ととも
に病床付近に設置されている患者情報表示装置に表示さ
せることができる。
【0018】また、本発明によるナースコール装置にお
いて、ナースコール親機は、患者からの呼び出しに対し
て看護師がナースコール親機にて応答したときに患者の
映像を表示するための親機情報表示部を備える。
【0019】このようなナースコール装置によれば、病
床の患者による呼出操作がナースコール子機にて行なわ
れ、ナースコール親機にて呼出表示/報知されたとき、
この呼び出しを確認した看護師が適宜、応答すると、ナ
ースコール子機、患者情報表示装置とともに病床付近に
設置されている応答表示装置にて撮像された呼出元の患
者の映像がナースコール親機の親機情報表示部に表示さ
れる。
【0020】また、本発明によるナースコール装置は、
各患者の病床付近に、患者からの呼び出しに対して看護
師がナースコール親機にて応答したときに看護師の映像
を表示するための応対表示装置を備える。
【0021】このようなナースコール装置によれば、病
床の患者による呼出操作がナースコール子機にて行なわ
れ、ナースコール親機にて呼出表示/報知されたとき、
この呼び出しを確認した看護師が適宜、応答すると、ナ
ースコール親機にて撮像された応答した看護師の映像が
ナースコール子機、患者情報表示装置とともに病床付近
に設置されている応答表示装置に表示される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるナースコール
装置を適用した好ましい形態の実施例について、図面を
参照して説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施例によるナースコ
ール装置を示すシステム構成図であり、病室番号が「1
01」、「102」、・・・のように予め割り当てられて
た病室内の病床毎、所定の位置、例えば、病床付近に設
置されるナースコール子機、ここでは、病室毎、4台づ
つ設置されており、病床番号(ベッド番号)が「1」〜
「4」にそれぞれ割り当てられているナースコール子機
1a〜4a、・・・、個別のアドレス(詳述せず)を有す
る患者情報表示装置11a〜14a、・・・および応対表
示装置21a〜24a、・・・と、病室毎、当該病室の出
入口近傍である廊下付近に設置されており、子機接続線
L1a〜L4a、・・・を介してナースコール子機1a〜4
a、・・・、第1の表示装置接続幹線L10a、・・・を介して
患者情報表示装置11a〜14a、・・・、第2の表示装
置接続幹線L11a、・・・を介して応対表示装置21a〜2
4a、・・・がそれぞれ接続された集合廊下灯30a、・・・
と、ナースステーション内に設置されるナースコール親
機31と、患者氏名、病室番号、病床番号、病状等の患
者情報が予め保存されている病院内データベースである
オーダリングシステム32と、廊下灯接続幹線L20を介
して集合廊下灯30a、・・・、親機接続線L21を介して
ナースコール親機31、オーダリングシステム接続線L
22を介してオーダリングシステム32をそれぞれ接続す
る中継器としてナースステーション内、または病院内の
共用部に設置されており、集合廊下灯30a、・・・、ナ
ースコール親機31、オーダリングシステム32をそれ
ぞれ制御するための制御機33とで構成されている。
【0024】また、ナースコール子機1a〜4a、・・・
は、それぞれ同様な構成であり、病床の患者がナースス
テーション内の看護師を呼び出すために操作する呼出ボ
タン40と、呼出元の患者が応答した看護師との間で双
方向通話を成立させるために使用する子機マイク41、
子機スピーカ42とを有する。
【0025】また、応対表示装置21a〜24a、・・・
は、それぞれ同様な構成であり、病床の患者がナースス
テーション内の看護師を呼び出す呼出時において、呼出
元の患者の映像を撮像するためのカメラ部(以下、表示
装置カメラ部という。)50と、上述の呼出時におい
て、応対した看護師の映像を表示するための表示部(以
下、映像表示部という。)51とを有する。
【0026】また、集合廊下灯30a、・・・は、それぞ
れ同様な構成であり、子機接続線L1a〜L4a、・・・を介
して接続されたナースコール子機1a〜4a、・・・から
の呼び出しがある場合に点滅/点灯される表示灯60
a、60bと、制御機33の制御によりオーダリングシ
ステム32から取り出される患者氏名、病室番号、病床
番号、病状等の患者情報に基づいて、通常の待受時には
病室番号および病床番号に対応させた病床の患者氏名を
点灯表示し、ナースコール子機1a〜4a、・・・からの
呼出時には病室番号および病床番号に対応させた病床の
患者氏名を強調して表示するための情報表示部(以下、
廊下灯情報表示部という。)61とを有する。
【0027】さらに、ナースコール親機31は、病床の
患者からの呼び出しを確認した応答時、応答したナース
ステーション内の看護師の映像を撮像するためのカメラ
部(以下、親機カメラ部という。)70と、制御機33
の制御によりオーダリングシステム32から取り出され
る患者氏名、病室番号、病床番号、病状等の患者情報に
基づいて、通常の待受時には病室内の病床のレイアウト
に割り当てた患者氏名を点灯表示し、ナースコール子機
1a〜4a、・・・からの呼出時には病室内の病床のレイ
アウトに割り当てた患者氏名を強調して表示するととも
に、呼出元の患者の映像を表示するための情報表示部
(以下、親機情報表示部という。)71と、ナースコー
ル子機1a〜4a、・・・の呼出ボタン40が操作された
病床の患者からの呼び出しがある旨の呼出音を鳴動する
とともに、この呼び出しを確認し、応答したナースステ
ーション内の看護師が呼出元の患者との間で双方向通話
を成立させるために使用する呼出報知・通話部72とを
有する。
【0028】このように構成された本発明の一実施例に
よるナースコール装置において、以下、具体的な動作
を、図面を参照して説明する。
【0029】図1のシステム構成図において、制御機3
3は、オーダリングシステム接続線L22を介して接続さ
れたオーダリングシステム32に予め保存されている患
者氏名、病室番号、病床番号、病状等の患者情報のデー
タ(以下、患者情報データという。)を定期的に取り出
しており、取り出された患者情報データは、廊下灯接続
幹線L20を介して集合廊下灯30a、・・・と、親機接続
線L21を介してナースコール親機31とにそれぞれ伝送
される。
【0030】また、集合廊下灯30a、・・・では、制御
機33の制御によりオーダリングシステム32から取り
出された患者情報データに含まれている患者氏名、病室
番号、病床番号、病状等のうち、病室番号と自端末に予
め割り当てられている病室番号とを照合し、当該病室番
号が一致した場合にのみ、有効であると判別した患者氏
名、病室番号、病床番号に基づいて、例えば、101号
室内で病床番号「1」の病床付近に設置されているナー
スコール子機1aを使用する患者の患者氏名「山田太
郎」、・・・、101号室内で病床番号「4」の病床付近
に設置されているナースコール子機4aを使用する患者
の患者氏名「鈴木一夫」、・・・のように、病室番号およ
び病床番号に対応させた病床の患者氏名を、廊下灯情報
表示部61の画面上に点灯表示するとともに、当該第1
の表示装置接続幹線を介して同一病室内の患者情報表示
装置に患者情報データを出力する。
【0031】また、患者情報表示装置11a〜14a、
・・・では、制御機33の制御によりオーダリングシステ
ム32から取り出された患者情報データに含まれている
患者氏名、病室番号、病床番号、病状等のうち、病床番
号と自端末に予め割り当てられている病床番号とを照合
し、当該病床番号が一致した場合にのみ、有効であると
判別した患者氏名、病状等に基づいて、例えば、101
号室内で病床番号「1」の病床付近に設置されているナ
ースコール子機1aを使用する患者の患者氏名:「山田
太郎」、年齢:51歳、科名:内科、性別:男性、血液
型:AB型、入院日:14年1月10日、担当医氏名:
伊藤次郎、・・・、101号室内で病床番号「4」の病床
付近に設置されているナースコール子機4aを使用する
患者の患者氏名:「鈴木一夫」、年齢:42歳、科名:
外科、性別;男性、血液型:A型、入院日:14年1月
15日、担当医氏名:佐藤三郎、・・・のように、病床の
患者に関する患者情報として、患者氏名、年齢、科名、
性別、血液型、入院日、担当医氏名等を画面上に点灯表
示することにより、看護師は、上述の患者情報を病床付
近にて容易に確認でき、迅速な対応が可能となり看護業
務の能率が高まる。
【0032】なお、患者情報表示装置11a〜14a、
・・・では、病床の患者に関する患者情報として、上述の
ような患者氏名、年齢、科名、性別、血液型、入院日、
担当医氏名等の他に、病室番号、病床番号も併せて画面
上に点灯表示させることもできる(詳述せず)。
【0033】さらに、ナースコール親機31では、制御
機33の制御によりオーダリングシステム32から取り
出された患者情報データに含まれている患者氏名、病室
番号、病床番号、病状等のうち、患者氏名、病室番号、
病床番号に基づいて、例えば、101号室内で病床番号
「1」の病床のレイアウトに割り当てた患者の患者氏名
「山田太郎」、・・・、101号室内で病床番号「4」の
病床のレイアウトに割り当てた患者の患者氏名「鈴木一
夫」、・・・、のように、病室内の病床のレイアウトに割
り当てた患者氏名を、親機情報表示部71の画面上に点
灯表示する。
【0034】次に、図1のシステム構成図において、病
床の患者、ここでは、101号室内でナースコール子機
1aが病床付近に設置されている患者、すなわち、患者
氏名「山田太郎」である患者が、ナースステーション内
の看護師を呼び出すために、ナースコール子機1aの呼
出ボタン40を操作すると、呼出元のナースコール子機
1aに子機接続線L1aを介して接続されている集合廊下
灯30aでは、病室番号「101」および病床番号
「1」を含む呼出データ(呼出データ信号)を廊下灯接
続幹線L20に出力するとともに、表示灯60a、60b
を点滅/点灯させ、かつ廊下灯情報表示部61の画面上
に予め点灯表示されている101号室内で病床番号
「1」の病床に設置されているナースコール子機1aを
使用する患者の患者氏名「山田太郎」を強調して表示さ
せることにより、101号室の出入口近傍に居る看護
師、例えば、巡回中の看護師に対して呼出表示が行なわ
れる。また、集合廊下灯30aからの呼出データは、廊
下灯接続幹線L20、制御機33、親機接続線L21を介し
てナースコール親機31に伝送される。
【0035】また、ナースコール親機31では、集合廊
下灯30aからの呼出データに含まれている病室番号
「101」および病床番号「1」に基づいて、親機情報
表示部71の画面上に予め点灯表示されている101号
室内で病床番号「1」の病床のレイアウトに割り当てた
患者の患者氏名「山田太郎」を強調して表示させるとと
もに、呼出報知・通話部72にて呼出音を鳴動させるこ
とにより、ナースステーション内の看護師に対して呼出
表示/報知が行なわれる。
【0036】次に、101号室内で病床番号「1」の病
床のレイアウトに割り当てた患者、すなわち、患者氏名
「山田太郎」の患者からの呼び出しがあることを確認し
たナースステーション内の看護師が、図1のシステム構
成図に示すナースコール親機31の呼出報知・通話部7
2を使用して適宜、応答すると、親機カメラ部70が撮
像可能な状態となり、親機情報表示部71にて呼出元の
患者の映像が表示可能な状態に制御されるとともに、呼
出元の患者の病床付近に設置されている応対表示装置2
1aの表示装置カメラ部50が撮像可能な状態、および
映像表示部51が応答した看護師の映像を表示可能な状
態にするための映像制御コマンド、応対表示装置21a
に予め割り当てられているアドレス(以下、制御先アド
レスという。)および呼出元の病室番号「101」を含
む映像制御データ(映像制御データ信号)と、呼出報知
・通話部72とナースコール子機51aの子機マイク4
1および子機スピーカ42との間の通話ラインを形成す
るための通話制御コマンド、呼出元の病室番号「10
1」および病床番号「1」を含む通話制御データ(通話
制御データ信号)とをそれぞれ親機接続線L21に出力す
る。また、ナースコール親機31からの映像制御データ
および通話制御データは、親機接続線L21、制御機33
を介して集合廊下灯30a、・・・にそれぞれ伝送され
る。
【0037】また、集合廊下灯30a、・・・では、ナー
スコール親機31からの映像制御データに含まれている
映像制御コマンド、制御先アドレスおよび病室番号「1
01」のうち、病室番号「101」と自端末に予め割り
当てられている病室番号とを照合し、一致した場合にの
み、当該第2の表示装置接続幹線を介して同一病室内の
応対表示装置に映像制御データを出力する。ここでは、
集合廊下灯30a、・・・のうち、集合廊下灯30aのみ
病室番号が「101」で一致し、第2の表示装置接続幹
線L11aを介して101号室内の応対表示装置21a〜
24aに映像制御データがそれぞれ出力される。
【0038】また、集合廊下灯30a、・・・では、ナー
スコール親機31からの通話制御データに含まれている
通話制御コマンド、呼出元の病室番号「101」および
病床番号「1」のうち、病室番号「101」と自端末に
予め割り当てられている病室番号とを照合し、一致した
場合にのみ、病床番号「1」に当該子機接続線を介して
該当するナースコール子機に通話制御データを出力す
る。ここでは、集合廊下灯30a、・・・のうち、集合廊
下灯30aのみ病室番号が「101」で一致し、子機接
続線L1aを介して病床番号「1」に該当したナースコー
ル子機1aに通話制御データが出力され、この通話制御
データに含まれている通話制御コマンドを検出したナー
スコール子機1aでは、子機マイク41および子機スピ
ーカ42がオン状態となり、子機接続線L1a、集合廊下
灯30a、廊下灯接続幹線L20、制御機33、親機接続
線L21を介してナースコール親機31の呼出報知・通話
部72との間の通話ラインが形成され、形成された通話
ラインを介して音声データ(音声データ信号)を送受信
させることにより双方向通話が成立する。
【0039】さらに、101号室内の応対表示装置21
a〜24aでは、ナースコール親機31からの映像制御
データに含まれている映像制御コマンド、制御先アドレ
スおよび病室番号「101」のうち、制御先アドレスと
自端末に予め割り当てられている病室番号とを照合し、
一致した場合にのみ、映像制御コマンドが有効であると
判別して表示装置カメラ部50が撮像可能な状態、およ
び映像表示部51が応答した看護師の映像を表示可能な
状態となる。ここでは、101号室内の応対表示装置2
1a〜24aのうち、応対表示装置21aのみ当該アド
レスが一致し、表示装置カメラ部50が撮像可能な状
態、および映像表示部51が応答した看護師の映像を表
示可能な状態となることにより、ナースコール親機31
の親機カメラ部70から親機接続線L21、制御機33、
廊下灯接続幹線L20、集合廊下灯30a、第2の表示装
置接続幹線L11aを介して応対表示装置21aの映像表
示部51までの映像伝送ライン(以下、下り映像伝送ラ
インという。)と応対表示装置21aの表示装置カメラ
部50から第2の表示装置接続幹線L11a、集合廊下灯
30a、廊下灯接続幹線L20、制御機33、親機接続線
L21を介してナースコール親機31の親機情報表示部7
1までの映像伝送ライン(以下、上り映像伝送ラインと
いう。)とがそれぞれ形成される。
【0040】ここで、ナースコール親機31の親機カメ
ラ部70にて撮像された応答した看護師の映像は、適
宜、データ処理された後、上述の下り映像伝送ラインを
介して応対表示装置21aに伝送され、映像表示部51
の画面上に表示されることにより、呼出元の患者、すな
わち、101号室内の患者氏名「山田太郎」の患者は、
応答したナースステーション内の看護師が誰なのかを容
易に判別できる。
【0041】一方、応対表示装置21aの表示装置カメ
ラ部50にて撮像された呼出元の患者の映像、すなわ
ち、101号室内の患者氏名「山田太郎」の患者の映像
は、適宜、データ処理された後、上述の上り映像伝送ラ
インを介してナースコール親機31に伝送され、親機情
報表示部70の画面上に患者氏名と併せて表示されるこ
とにより、応答したナースステーション内の看護師は、
呼出元の患者、すなわち、101号室内の患者氏名「山
田太郎」の患者の様子を容易に確認できる。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のナースコール装置によれば、病床の患者に関する患者
情報を、ナースコール子機とともに病床付近に設置され
ている患者情報表示装置に表示させることができ、患者
情報を確認する看護師の利便性が向上され、迅速な対応
が可能となり看護業務の能率が高められる。
【0043】また、本発明のナースコール装置によれ
ば、病床の患者による呼出操作がナースコール子機にて
行なわれ、ナースコール親機にて呼出表示/報知された
とき、この呼び出しを確認した看護師が適宜、応答する
と、ナースコール子機、患者情報表示装置とともに病床
付近に設置されている応答表示装置にて撮像された呼出
元の患者の映像がナースコール親機の親機情報表示部に
表示されることにより、応答した看護師は、呼出元の患
者の様子を容易に確認できるばかりでなく、ナースコー
ル親機にて撮像された応答した看護師の映像が応答表示
装置に表示されることにより、呼出元の患者は、応答し
た看護師が誰なのかを容易に判別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるナースコール装置を示
すシステム構成図である。
【図2】従来例のナースコール装置を示すシステム構成
図である。
【符号の説明】
1a〜4a、・・・ ・・・・・ナースコール子機 11a〜14a、・・・ ・・・・・患者情報表示装置 21a〜24a、・・・ ・・・・・応対表示装置 30a、・・・ ・・・・・集合廊下灯 31・・・・・ナースコール親機 61・・・・・廊下灯情報表示部 71・・・・・親機情報表示部
フロントページの続き Fターム(参考) 4C341 LL10 5K038 AA06 BB01 CC03 DD15 DD23 FF01 FF04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】病床の患者によるナースコール子機(1a
    〜4a、・・・)からの呼び出しを集合廊下灯(30a、・
    ・・)の廊下灯情報表示部(61)に表示させ、ナースコ
    ール親機(31)に表示/報知させるナースコール装置
    であって、 各患者の病床付近に、患者氏名、病室番号、病床番号、
    病状等の患者情報を表示するための患者情報表示装置
    (11a〜14a、・・・)を備えたことを特徴とするナ
    ースコール装置。
  2. 【請求項2】前記ナースコール親機は、前記患者からの
    呼び出しに対して看護師が前記ナースコール親機にて応
    答したときに前記患者の映像を表示するための親機情報
    表示部(71)を備えたことを特徴とする請求項1記載
    のナースコール装置。
  3. 【請求項3】各患者の病床付近に、前記患者からの呼び
    出しに対して看護師が前記ナースコール親機にて応答し
    たときに前記看護師の映像を表示するための応対表示装
    置(21a〜24a、・・・)を備えたことを特徴とする
    請求項1記載のナースコール装置。
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