JP2014083301A - ナースコールシステム - Google Patents

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浩和 楠
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Abstract

【課題】 患者からの呼び出しに対応する看護師が患者の現在の状態を把握することが可能なナースコールシステムを提供する。
【解決手段】 個々のベッド上の患者を撮像するよう設置された複数のカメラ5と、ナースコール子機1とカメラ5との対応関係を記憶した情報記憶部34を有し、親機CPU35はナースコール子機1の呼出信号を基に情報記憶部34から呼出元のナースコール子機1に対応するカメラ5を選択して撮像を実施し、表示部3bに呼出元情報と共にカメラ5の撮像映像を表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明はナースコールシステムに関し、特にナースステーションに設置されるナースコール親機に関する。
ナースコールシステムは、ベッド毎に設置されて患者が看護師を呼ぶためのナースコール子機と、ナースステーションに設置されて患者からの呼び出しに応答するためのナースコール親機とを備えている。
このナースコール親機は、患者名一覧がボード上に表示され、個々の患者名に隣接して患者の救護区分や診療科目、更には発光して呼び出しを通知する通知灯を備えたエスカッションと称される患者情報の一覧表示部と、患者からの呼び出しに応答するための通話部とを備えたボード型親機に加えて、各種情報を表示するパーソナルコンピュータから成るPC親機を備えたものが普及している(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−349020号公報
上記ボード型親機は、入院患者に関する情報がボードに一覧表示されているため、入院患者全体を把握し易いし、通知灯の発光により呼出元の患者を認識し易かった。また、通話部に合わせて設けられている表示部には、呼出発生時に呼出元の病室番号やベッド番号が表示されるため、呼出元の場所を把握し易かった。
しかしながら、呼出時或いは応答時に得られる情報は、場所情報や、患者の看護情報、救護区分等であり、現在の患者の状況を把握することはできなかった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、患者からの呼び出しに対応する看護師が患者の現在の状態を把握することが可能なナースコールシステムを提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、ベッド毎に設置されて患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、ナースステーションに設置されて患者からの呼び出しに応答するための通話部を備えたナースコール親機とを有し、ナースコール親機の通話部近傍には、ナースコール子機からの呼び出しを受けて、呼出元の病室番号及びベッド番号等の呼出元情報を表示する表示部が設けられてなるナースコールシステムであって、個々のベッド上の患者を撮像するよう設置された複数のカメラと、ナースコール子機とカメラとの対応関係を記憶したカメラ情報記憶部と、表示部へのカメラの撮像映像の表示を制御する映像制御部とを有し、映像制御部は、ナースコール子機の呼出信号を基に、カメラ情報記憶部から呼出元のナースコール子機に対応するカメラを起動して撮像を実施し、表示部に呼出元情報と共にカメラ撮像映像を表示することを特徴とする。
この構成によれば、ナースコール子機からの呼び出しが発生したら、呼出元の患者映像が通話部近くの表示部に表示されるため、応答する看護師等は場所情報等の呼出元情報に加えて患者の現在の状況を把握でき、スムーズな対応が可能となる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、映像制御部は、ナースコール子機からの呼び出しが複数重なって発生した場合には、少なくとも2番目までの呼出元情報及び対応するカメラ撮像映像を表示部に表示し、且つ2番目以降のカメラ撮像映像は最初の呼び出しのカメラ撮像映像より小さく表示することを特徴とする。
この構成によれば、呼び出しが重なって発生した場合、少なくとも2番目の呼び出しまでカメラ撮像映像が表示されるので、応答待ちの患者も把握できる。そして、最初の呼出元の患者映像が大きく表示されるため、応答対象の患者が一目でわかり、応答する看護師は対処し易い。
請求項3の発明は、請求項2に記載の構成において、表示部に表示された映像をパン/チルト操作する映像操作ボタンを有し、映像制御部は、映像操作ボタンの操作を受けて表示映像のパン/チルトを実施することを特徴とする。
この構成によれば、撮像対象の患者が表示部の範囲から外れて視認しづらい場合や、ベッド周囲を確認したい場合は撮像方向を操作できるため便利である。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の構成において、カメラの撮像映像を保存する映像記憶部を有し、映像制御部は、呼び出しを受けてカメラが撮像した映像のうち、少なくとも応答時の映像を呼出元情報と共に映像記憶部に保存することを特徴とする。
この構成によれば、呼出操作した患者の映像が保存されるため、後から呼出時の患者の状態を把握でき、看護業務に役立つ。
請求項5の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の構成において、カメラの撮像映像に対して患者の判別を不可能とするための判別不可処理を実施する判別不可処理部と、判別不可処理を実施する患者を選択する判別不可設定部とを有し、映像制御部は、判別不可設定された患者から呼び出しが発生したら、判別不可処理を実施した映像を表示部に表示させることを特徴とする。
この構成によれば、判別不可設定された患者から呼び出しが成された場合、ナースコール親機には誰であるか判別が難しい映像が表示されるため、患者の希望によりプライバシーを保護できる。また、映像自体は表示されるため、患者の体勢を判別できる程度の映像を表示させれば看護業務に役立てることができる。
請求項6の発明は、請求項5に記載の構成において、カメラの撮像映像を保存する映像記憶部を有し、映像制御部は、判別不可処理する前のカメラ撮像映像を呼出元情報と共に映像記憶部に保存することを特徴とする。
この構成によれば、判別不可設定された患者の撮像映像であっても、保存される映像は判別不可処理前の映像であるため、保存映像を看護業務に役立てることができる。
請求項7の発明は、請求項5又は6に記載の構成において、判別不可処理部はモザイク処理した映像を出力し、映像制御部は、判別不可設定された患者の撮像映像に対してはモザイク処理を実施した映像を表示部に表示させることを特徴とする。
この構成によれば、モザイク処理することで、ナースコール親機に表示される映像を誰であるか判別できない映像にでき、且つ患者の体勢を判別できる映像を表示できる。よって、プライバシーを保護しながら、患者の状態を把握することができ、看護業務に役立てることができる。
請求項8の発明は、請求項5又は6に記載の構成において、判別不可処理部は映像をマスキングして特定の画像を出力し、映像処理部は、判別不可設定された患者の撮像映像に対しては特定の画像を表示部に表示させることを特徴とする。
この構成によれば、表示部には、呼出元の患者映像が表示されないため、患者のプライバシーを確実に保護できる。
本発明によれば、ナースコール子機による呼び出しが発生したら、呼出元の病室番号情報等と共に患者映像が通話部近くの表示部に表示されるため、呼び出しに応答する看護師等は、場所情報に加えて患者の現在の状況を把握でき、スムーズな対応が可能となる。
本発明に係るナースコールシステムの一例を示す構成図である。 ナースコール親機の回路ブロック図である。 患者情報表示部の説明図である。 呼び出しが発生した際の表示部の表示説明図である。 呼び出しが重なって発生した場合の表示部の表示説明図である。 判別不可設定された患者が呼出操作した場合の表示部の表示説明図である。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係るナースコールシステムの一例を示す構成図であり、1はベッド毎に設置されて患者が看護師を呼び出して通話するためのナースコール子機、2は各病室の前に設置されて患者からの呼出発生を報知する表示灯を備えた廊下灯、3はナースステーションに設置されて患者からの呼び出しを受けて応答するためのナースコール親機、4は機器間の通信を制御する制御機、5はベッド毎に設置されて患者を撮像するカメラ、6は看護師が携行して患者からの呼び出しに応答するための携帯端末、7は基地局8を介して携帯端末6の通信を管理する交換機である。
廊下灯2、ナースコール親機3、制御機4、カメラ5等はそれぞれHUB10を介してLAN接続され、ナースコール子機1は病室毎に廊下灯2に伝送線L1を介して接続されている。また、交換機7は伝送線L2を介して制御機4に接続されている。
ナースコール子機1は、呼出ボタン1aと壁面に設置されたプレート子機1bを有し、プレート子機1bには呼出ボタン1aの接続部及び看護師と通話するための通話部が設けられている。また廊下灯2は、呼出発生をLED等の点灯或いは点滅で通知する表示灯2a、患者氏名を表示する患者表示部2b等を備えている。
ナースコール親機3は、患者と通話したり放送するためのハンドセットを備えた通話部3a、各種情報を表示する表示部3b、患者情報の一覧が表示されたボード部3c等を有し、図2はナースコール親機3の回路ブロック図を示している。
図2に示すように、ナースコール親機3は、表示部3bに表示する画像或いは映像を制御する映像処理部32、表示部3bに組み付けられた操作部としてのタッチパネル33、ナースコール子機1とカメラ5との対応関係(ベッドとカメラの対応関係)や各種設定情報、更に画像や映像を記憶する情報記憶部34、ナースコール親機3全体を制御する親機CPU35、通話部3aで報音/集音する音声信号を処理する音声処理部37、後述する通知灯38、他のナースコール機器とLAN接続するための通信インターフェース(通信IF)39等を備えている。
尚、映像処理部32は、入力された映像にモザイクを掛けて出力するモザイク処理機能を有している。また、表示部3bは例えば7型の液晶モニタが使用され、通話部3aの近傍に配置されている。
図3はボード部3cの中の1つの患者情報表示部Mを拡大した図であり、中央に患者氏名表示部を有し、41は病室番号表示部、42は救護区分表示部、43、44は各種情報表示部であり、通知灯38は左端に配置されている。通知灯38は、看護師に呼出元をLED等の発光により通知するもので、ナースコール子機1からの呼び出しを受けて、親機CPU35の制御で呼出元の患者氏名が表示された患者情報表示部Mの通知灯38が点灯する。
上記の如く構成されたナースコールシステムの動作は以下のようである。ナースコール子機1が操作されて呼び出しが成された場合を説明する。呼び出しボタン1aの操作により、ナースコール子機1から廊下灯2に呼出信号が送信される。廊下灯2は、この呼出信号を受けて表示灯2aを点灯させて呼出発生を表示し、ナースコール子機番号及び病室番号を附加した呼出信号を制御機4、及びナースコール親機3に送信する。
呼出信号を受信した制御機4は、呼出信号に含まれている病室番号情報、ナースコール子機番号情報を元に、ナースコール子機に関連付けられている(患者に関連付けられている)看護師を選択して、その看護師が携行している携帯端末6に対して呼出発生を通知する。
尚、ナースコール子機1とベッドの対応テーブル、ナースコール子機1と患者の対応テーブル、担当看護師テーブル、患者氏名や性別等の患者情報、ナースコール子機1とカメラ5の対応テーブル等は、ナースコール親機3の情報記憶部34に記憶されており、呼出信号を受信した制御機4はナースコール親機3の情報記憶部34から必要な情報を読み取って制御を実施する。
呼出信号を受信したナースコール親機3は、呼出音を報音する。そして、親機CPU35の制御により、呼出信号に含まれるナースコール子機番号を元に、関連付けられている患者情報を情報記憶部34から読み取って表示部3bに表示する。
また、呼出元のナースコール子機1に関連付けられているカメラ5を情報記憶部34の情報を基に選択して起動し、その撮像映像を表示部3bに表示する。更に映像の表示に合わせて、撮像映像及び病室番号や患者氏名等の呼出元情報を情報記憶部34に保存する。尚、保存する映像は、呼び出しを受けて看護師による応答が開始されてからの映像であっても良い。
図4は、呼び出しを受けて呼出元情報及び映像を表示した表示部3bの説明図である。図4に示すように、表示部3bには呼出元表示部D1と映像表示部D2とが設けられ、呼出元表示部D1には、呼出種別N1、病室番号及びベッド番号N2、患者情報N3が表示される。そして、映像表示部D2には患者の映像が表示される。
また、映像表示部D2には、パン/チルト操作ボタンB1が合わせて表示され、タッチパネル操作によりパン/チルトが可能となっている。このボタン操作を受けて、親機CPU35の制御により、カメラ5自体がパン/チルト動作、或いは撮像映像を操作する電子パン/チルト動作させて表示エリアが変更される。
尚、呼出種別とは、所謂ナースコールである一般呼出、緊急呼出、トイレ/浴室呼出、センサ呼出等の種別を言い、ここではナースコールが成された状態を示している。また、患者情報N3としては、患者の氏名P1、診療科目P2、担当医師P3、障害情報P4、患者状態・感染情報P5等である。
呼出音の報音を受けて、看護師が通話部3aのハンドセットを取ると、プレート子機1bの通話部との間で通話路が形成され、患者と看護師との間で通話が可能となる。この結果、看護師は表示部3bに表示された呼出元情報及び撮像映像を見ながら、患者と通話ができる。
一方、呼出通知を受けた携帯端末6は、制御機4から呼出元ナースコール子機1に関連付けられている呼出元情報が送信されて表示部6aに病室番号や患者名が表示(図示せず)される。呼出音及びこの表示を見て呼出元を認識した看護師が応答すると、交換機7及び制御機4の制御により携帯端末6と呼出元のナースコール子機1との間の通話路が形成される。
次に、患者からの呼び出しが重なって発生した場合を説明する。ナースコール子機1による呼出発生の直後に他の患者からの同様の呼び出しが発生した場合、それぞれの呼び出しに対して、制御機4及びナースコール親機3は上述した制御を実施する。具体的に、制御機4は呼出元のナースコール子機1に関連付けられている携帯端末6に対して呼出発生を通知する。また、ナースコール親機3は、呼出元のナースコール子機1に対応するカメラ5を起動して撮像映像を入手し、呼出元の患者情報と合わせて表示部3bに表示する。
図5は、この呼出発生時の表示部3bの表示説明図であり、最初と2番目の呼出元情報及び映像が表示されている。図5に示すように、表示部3bは最初の呼び出しの呼出元情報及び映像を表示する第1表示エリアE1と、2番目の呼び出しの呼出元情報及び映像を表示する第2表示エリアE2とが左右に配置して設けられ、第1表示エリアE1は第2表示エリアE2の約2倍の大きさで形成されている。
第1表示エリアE1は、上記一人の患者のみの呼出動作と同様であるが、第2表示エリアE2は、呼出元情報が簡略化されて表示され、例えば診療科目や担当医師名、更に障害情報等は表示されない。また、患者映像も小さく表示される。このように、表示エリアが小さくなっても、表示される情報を重要度の低いものから削減することで、呼出元情報を引き続き良好に視認することができる。
尚、図5においてB2に示すアイコンは、更に呼び出しが発生している状態を示している。
この呼出動作に対して通話部3aのハンドセットを取りあげることで、最初の呼出元の患者と通話が可能となる。この通話が終了したら、第1表示エリアE1の表示は切り替わり、それまで第2表示エリアE2に表示されていた内容が表示される。このとき第2表示エリアE2において簡略化されていた呼出元情報は全て表示される。
そして、3番目に待機していた呼び出しがあれば、その呼出元情報及び映像が第2表示エリアE2に表示される。また、患者と通話中に新たな呼び出しが発生した場合は、重なり呼び出しとして新たに表示に加えられる。
また、呼出通知を受けた携帯端末6で応答する場合も、上述した携帯端末6による応答操作と同様であり、複数の呼び出しが重なって発生しても担当看護師が異なる場合は、個別に呼出通知がなされるため、複数の看護師によりスムーズに対応できる。また、一人の看護師が複数の患者から呼び出された場合は、後からの呼出通知を他の携帯端末6に転送することでスムーズに対応できる。
このように、ナースコール子機1からの呼び出しが発生したら、呼出元の患者を撮像したカメラ5の撮像映像が通話部3a近くの表示部3bに表示されるため、応答する看護師等は場所情報等の呼出元情報に加えて患者の現在の状況を把握でき、スムーズな対応が可能となる。
また、呼び出しが重なって発生した場合、2番目の呼び出しまでカメラ5の撮像映像が表示されるので、応答待ちの患者の現在の状態も把握できる。そして、最初の呼出元の患者映像が大きく表示されるため、応答対象の患者が一目でわかり、応答する看護師は対処し易い。
更に、撮像対象の患者が映像表示部D2から外れて視認しづらい場合や、ベッド周囲を確認したい場合はパン/チルト操作して確認できる。また、呼出操作した患者の映像が保存されるため、後から呼出時の患者の状態を把握でき、看護業務に役立つ。
次に、プライバシー保護機能について説明する。本発明のナースコールシステムは、呼び出しの発生を受けて呼出元の患者映像がナースステーションにおいて表示されるが、タッチパネル33の操作で、呼出時に患者を特定できるような映像を表示しない判別不可設定が可能となっている。
タッチパネル33を操作して判別不可設定画面(図示せず)を表示させ、例えば判別不可とするベッド番号或いは患者名を選択することで設定できる。この設定を受けて、ベッド番号で設定した場合は、情報記憶部34に記憶されているナースコール子機1とベッドの対応テーブル、及びナースコール子機1とカメラ5の対応テーブルからカメラ5が選択されるし、患者名で選択された場合は、ナースコール子機1と患者の対応テーブル、及びナースコール子機1とカメラ5の対応テーブルからカメラ5が選択されて判別不可設定カメラとして記憶される。
こうして判別不可設定されたカメラ5の撮像映像に対しては、親機CPU35の制御により映像処理部32でモザイク処理が実施され、モザイクを掛けた映像が表示部3bに表示される。この結果、判別不可設定された患者から呼び出しを受けたら、表示部3bに呼出元情報の表示と共にモザイクが掛かり人物の判別が難しい映像が表示される。但し、録画は実施され、このとき録画される映像はモザイクを掛ける前の撮像映像が保存される。
図6はこのときの表示部3bの表示説明図であり、映像表示部D2に表示される映像はモザイクが掛かり人物の判別が不可能となった状態を示している。
尚、判別不可設定された患者に対しては、映像に加えて呼出元表示部D1に表示される患者の氏名に対してもモザイク処理を実施して、判別できないようにしても良い。
このように、判別不可設定された場合、モザイクがかかった映像が表示されるため、呼出操作した患者が誰か判別できない。それでいて、患者がどのような体勢でいるか把握することが可能な映像を表示させることはできるため、引き続き看護業務に役立てることができる。そのため、この映像を看護師等の関係者ではない第3者に見られてもプライバシーを確実に保護することができる。
そして、判別不可設定された患者の撮像映像であっても、保存される映像は判別不可処理前の映像であるため、保存映像を看護業務に役立てることができる。
また、患者を判別できない映像処理(判別不可処理)としては、マスキング処理も有効である。マスキング処理の場合、例えば、親機CPU35によるカメラ5の撮像映像の表示制御は実施するが、表示部3bには、例えば「表示できません」の文字情報を映像に被せて表示する。この表示により、看護師は判別不可設定されていることを理解できるし、カメラ5は撮像動作しているため、映像の保存も引き続き実施できる。そして、表示部3bには呼出元の患者映像が全く表示されないため、患者のプライバシーを確実に保護できる。
尚、上記実施形態では、判別不可設定により映像全体をモザイク処理して表示したり、マスキング処理して表示する構成を説明したが、画素数を減らして表示させても良く、表示される映像が患者の体勢を判別できるが誰であるか判別できない映像を表示させれば良く、プライバシーを保護しながら看護業務に役立てることができる。また、プライバシーの点だけ考慮すれば、単純にカメラ5による撮像を停止させても良い。
また、患者からの呼び出しが重なって発生した場合、表示部3bには2番目までの映像を表示させたが、更に多くの映像を表示させても良い。
更に、ナースコール子機番号とベッド番号の対応テーブル、ナースコール子機と患者の対応テーブル等を、ナースコール親機3が記憶しているが、これらの情報は制御機4が記憶しても良い。
また、病室をナースコール子機1が1台設置された個室としているが、複数のベッドが配置された病室であっても良く、その場合は1台の廊下灯2に複数のナースコール子機1が接続され、カメラ5はベッド数だけ設置されるか全ての患者を撮像する1台のカメラ5が設置さる。
1・・ナースコール子機、2・・廊下灯、3・・ナースコール親機、3a・・通話部、3b・・表示部、5・・カメラ、32・・映像処理部(判別不可処理部)、33・・タッチパネル(判別不可設定部)、34・・情報記憶部(カメラ情報記憶部、映像記憶部)、35・・親機CPU(映像制御部)、D1・・呼出元表示部、D2・・映像表示部、B1・・パン/チルトボタン(映像操作ボタン)、E1・・第1表示エリア、E2・・第2表示エリア。

Claims (8)

  1. ベッド毎に設置されて患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、ナースステーションに設置されて患者からの前記呼び出しに応答するための通話部を備えたナースコール親機とを有し、前記ナースコール親機の前記通話部近傍には、前記ナースコール子機からの呼び出しを受けて、呼出元の病室番号及びベッド番号等の呼出元情報を表示する表示部が設けられてなるナースコールシステムであって、
    個々のベッド上の患者を撮像するよう設置された複数のカメラと、
    前記ナースコール子機とカメラとの対応関係を記憶したカメラ情報記憶部と、
    前記表示部への前記カメラの撮像映像の表示を制御する映像制御部とを有し、
    前記映像制御部は、前記ナースコール子機の呼出信号を基に、前記カメラ情報記憶部から呼出元のナースコール子機に対応するカメラを起動して撮像を実施し、前記表示部に前記呼出元情報と共にカメラ撮像映像を表示することを特徴とするナースコールシステム。
  2. 前記映像制御部は、前記ナースコール子機からの呼び出しが複数重なって発生した場合には、少なくとも2番目までの呼出元情報及び対応するカメラ撮像映像を前記表示部に表示し、且つ2番目以降のカメラ撮像映像は最初の呼び出しのカメラ撮像映像より小さく表示することを特徴とする請求項1記載のナースコールシステム。
  3. 前記表示部に表示された映像をパン/チルト操作する映像操作ボタンを有し、
    前記映像制御部は、前記映像操作ボタンの操作を受けて表示映像のパン/チルトを実施することを特徴とする請求項2記載のナースコールシステム。
  4. 前記カメラの撮像映像を保存する映像記憶部を有し、
    前記映像制御部は、呼び出しを受けて前記カメラが撮像した映像を、呼出元情報と共に前記映像記憶部に保存することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のナースコールシステム。
  5. 前記カメラの撮像映像に対して患者の判別を不可能とするための判別不可処理を実施する判別不可処理部と、
    前記判別不可処理を実施する患者を選択する判別不可設定部とを有し、
    前記映像制御部は、前記判別不可設定された患者から呼び出しが発生したら、前記判別不可処理を実施した映像を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のナースコールシステム。
  6. 前記カメラの撮像映像を保存する映像記憶部を有し、
    前記映像制御部は、判別不可処理する前のカメラ撮像映像を呼出元情報と共に前記映像記憶部に保存することを特徴とする請求項5記載のナースコールシステム。
  7. 前記判別不可処理部はモザイク処理した映像を出力し、
    前記映像制御部は、前記判別不可設定された患者の撮像映像に対してはモザイク処理を実施した映像を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項5又は6記載のナースコールシステム。
  8. 前記判別不可処理部は映像をマスキングして特定の画像を出力し、
    前記映像処理部は、前記判別不可設定された患者の撮像映像に対しては特定の画像を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項5又は6記載のナースコールシステム。
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