JP2023083968A - ナースコールシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 呼出信号の種別により、ナースコール親機に表示される画像が変更される。【解決手段】 患者が看護師を呼び出すための子機2と、呼び出しを受けて通話するための親機5と、ベッド及び周辺を撮像するカメラ6と、カメラ6の撮像画像を保存する録画装置7と、制御装置4と、患者の処置履歴を含む過去履歴情報が蓄積される履歴サーバ11とを有し、子機2が送出する呼出信号には、呼出種別の異なる複数種類が存在し、親機5は、カメラ6の撮像画像を表示する表示部5bを有している。制御装置4は、表示部5bに表示させる画像を、呼出信号送信元に関連付けられたカメラ6の現在の撮像画像、録画装置7の録画画像、及び履歴サーバ11の保存情報画像の中から、呼出種別に応じて選択する制御装置CPU42を有し、呼出信号を受けた親機5は、選択された画像が表示部5bに表示される。【選択図】 図1
Description
本発明はナースコールシステムに関し、詳しくは患者から呼び出しを受けたら、ナースコール親機において呼び出しの報知と共に患者の撮像画像を表示するナースコールシステムに関する。
患者を撮像するカメラを病室に設置し、患者からの呼び出しが発生したら、ナースコール親機で呼び出しの報知と共に、呼出元患者を撮像したカメラ撮像画像を表示して、応答した看護師が患者を画像で確認しながら通話できるナースコールシステムが普及している(例えば、特許文献1参照)。
上記従来のナースコール子システムは、呼出元の患者を画像で確認しながら通話できるため、状況を把握し易く、スムーズな対処に有効であった。
しかしながら呼出信号には、患者からの呼び出し(ナースコール呼出)に加えて、処置中の看護師からのスタッフコール呼出、更には別途接続されている機器からの異常通知信号等の通知等あり、複数の種別がある。
ナースコール呼出の場合は、現在の患者の状態を画像で確認できることは有益であったが、呼出種別によっては現在の患者の画像より、過去の処置が判る画像であったり、処置履歴の情報を看護師が望む場合があった。
しかしながら呼出信号には、患者からの呼び出し(ナースコール呼出)に加えて、処置中の看護師からのスタッフコール呼出、更には別途接続されている機器からの異常通知信号等の通知等あり、複数の種別がある。
ナースコール呼出の場合は、現在の患者の状態を画像で確認できることは有益であったが、呼出種別によっては現在の患者の画像より、過去の処置が判る画像であったり、処置履歴の情報を看護師が望む場合があった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、ナースコール子機から送信される呼出信号の種別により、ナースコール親機に表示される画像が変更されるナースコールシステムを提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、呼び出しを受けて通話するためのナースコール親機と、ベッド及び周辺を撮像するカメラと、カメラの撮像画像をベッドに関連付けて保存する録画装置と、呼び出し及び画像の回線を制御する制御装置と、を備えたナースコールシステムであって、患者の処置履歴を含む履歴情報が保存された履歴サーバを有する一方、ナースコール子機が送出する呼出信号には、呼出種別の異なる複数種類が存在すると共に、ナースコール親機は、カメラの撮像画像を表示する画像表示部を有し、制御装置は、画像表示部に表示させる画像を、呼出信号送信元に関連付けられたカメラの現在の撮像画像、録画装置の録画画像、及び履歴サーバに保存された履歴情報の画像の中から、呼出種別に応じて選択する表示画像選択部を有し、呼出信号を受けたナースコール親機では、表示画像選択部により選択された画像が画像表示部に表示されることを特徴とする。
この構成によれば、ナースコール子機からの呼び出しであっても、呼出種別によってナースコール親機に表示される画像を異なる画像とすることができる。よって、呼出信号の種別に応じて看護師の望む画像をナースコール親機に表示させることが可能となる。
この構成によれば、ナースコール子機からの呼び出しであっても、呼出種別によってナースコール親機に表示される画像を異なる画像とすることができる。よって、呼出信号の種別に応じて看護師の望む画像をナースコール親機に表示させることが可能となる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、呼出信号には、患者が看護師を呼び出すナースコール信号と、看護師が他の看護師を呼び出すスタッフコール信号との種別があり、表示画像選択部は、ナースコール信号の場合はカメラの現在の撮像画像を選択し、スタッフコール信号の場合は録画画像の中から最新の画像を選択することを特徴とする。
この構成によれば、呼出信号がスタッフコール信号の場合は、現在の患者画像では無く、録画されている画像のうち最新の患者画像が表示される。そのため、スタッフコールを受けた看護師は、直近に行った患者の処置内容を把握でき、対処し易い。
この構成によれば、呼出信号がスタッフコール信号の場合は、現在の患者画像では無く、録画されている画像のうち最新の患者画像が表示される。そのため、スタッフコールを受けた看護師は、直近に行った患者の処置内容を把握でき、対処し易い。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の構成において、呼出信号は、ナースコール子機からの信号に加えて、患者のバイタル情報を入手する外部装置から送信される通知信号も含み、表示画像選択部は、呼出信号が通知信号の場合は、履歴サーバに保存されている患者の履歴情報を表示画像として選択することを特徴とする。
この構成によれば、呼出信号が外部装置からの通知信号の場合は、カメラの撮像画像ではなく、患者の処置履歴の情報がナースコール親機に表示されるため、通知信号が特に異常を通知する信号の場合、状況や原因を把握し易い。
この構成によれば、呼出信号が外部装置からの通知信号の場合は、カメラの撮像画像ではなく、患者の処置履歴の情報がナースコール親機に表示されるため、通知信号が特に異常を通知する信号の場合、状況や原因を把握し易い。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の構成において、表示画像選択部は、画像表示部に表示する録画装置の録画画像を選択した際に、該当する画像が存在しない場合は、カメラの現在の撮像画像を画像表示部に表示させることを特長とする。
この構成によれば、録画画像を表示する設定であっても、録画画像が無ければ現在のカメラの撮像画像が表示されるため、呼出信号送信元の患者の画像が確実に表示される。よって、応答した看護師が戸惑うようなことが無い。
この構成によれば、録画画像を表示する設定であっても、録画画像が無ければ現在のカメラの撮像画像が表示されるため、呼出信号送信元の患者の画像が確実に表示される。よって、応答した看護師が戸惑うようなことが無い。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の構成において、録画装置は、カメラの撮像画像に映り込んでいる人物の人数を把握する人物検出部を有し、人物検出部が1人のみ検出した画像と2人以上検出した画像とを分けて保存し、表示画像選択部は、画像表示部に表示する録画装置の録画画像を選択する際、呼出信号に関連付けられている患者の録画画像のうち、2人以上の人物が検出された画像の最新画像を画像表示部に表示させることを特徴とする。
この構成によれば、録画画像の表示に際して、2人以上の人物が検出された最新の画像、即ち看護師が患者を処置している直近の画像がナースコール親機に表示されるため、看護師は最後に施した処置を把握し易く、対応し易い。
この構成によれば、録画画像の表示に際して、2人以上の人物が検出された最新の画像、即ち看護師が患者を処置している直近の画像がナースコール親機に表示されるため、看護師は最後に施した処置を把握し易く、対応し易い。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の構成において、看護師が携行して患者からの呼び出しに応答するための携帯端末を有すると共に、制御装置は、携帯端末にも呼出信号を送信する制御を実施し、携帯端末は、画像を表示する端末表示部と、呼出種別に応じてカメラの撮像画像、録画装置の録画画像、更には履歴サーバの履歴情報の何れかを端末表示部に表示する表示制御部とを備えており、呼出信号を受信したら呼び出しを報知すると共に、何れかの画像を表示することを特徴とする。
この構成によれば、ナースコール子機から送信された呼出信号は携帯端末にも送信され、その際呼出種別に応じた画像も表示される。よって、ナースコール親機での応答と同様に対応できる。
この構成によれば、ナースコール子機から送信された呼出信号は携帯端末にも送信され、その際呼出種別に応じた画像も表示される。よって、ナースコール親機での応答と同様に対応できる。
本発明によれば、ナースコール子機からの呼び出しであっても、呼出種別によってナースコール親機に表示される画像を異なる画像とすることができる。よって、呼出信号の種別に応じて看護師の望む画像をナースコール親機に表示させることが可能となる。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係るナースコールシステムの一例を示す構成図である。ナースコールシステム1は、ベッド毎に設置されて患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機2(以下、単に「子機」と称する)、呼び出しの発生を病室前で報知する廊下灯3、呼び出し及び画像の回線を制御する制御装置4、ナースステーションに設置されて患者からの呼び出しに応答するためのナースコール親機5(以下、単に「親機」と称する)、ベッド及びその周辺を撮像するカメラ6、カメラ6の撮像画像を録画する録画装置7、必要に応じてベッド近傍に設置され、患者のバイタル情報を入手したり患者関連情報を表示する外部装置としてのベッドサイドモニタ8、看護師が携行して患者からの呼び出しに応答可能な携帯端末9、患者の処置履歴等の履歴情報を保存する履歴サーバ11等を備えている。
また、13は携帯端末9と通信するための基地局、14は携帯端末9の通信を管理する交換機(PBX)、16は病院内に配設されたLAN幹線を示し、各機器はHUB15を介してLAN接続されている。
尚、「画像」は「映像」を含み、カメラ6が撮像する画像は動画も含むものである。
また、13は携帯端末9と通信するための基地局、14は携帯端末9の通信を管理する交換機(PBX)、16は病院内に配設されたLAN幹線を示し、各機器はHUB15を介してLAN接続されている。
尚、「画像」は「映像」を含み、カメラ6が撮像する画像は動画も含むものである。
子機2は、患者が操作する呼出握りボタン2a、通話する機能に加えて看護師が呼出操作するスタッフコールボタン2cを備えたプレート子機2bとで構成され、呼出握りボタン2aはプレート子機2bに接続されている。
親機5は、ハンドセット5aから成る通話部、各種操作を行う操作部を備えた表示部5bを有している。表示部5bはカメラ6の撮像画像が表示可能となっている。
そして、子機2は伝送線L1を介して廊下灯3に接続され、ベッドサイドモニタ8は伝送線L2を介して廊下灯3に接続されている。また、廊下灯3、親機5、録画装置7、履歴サーバ11はそれぞれ制御装置4にLAN接続されている。
親機5は、ハンドセット5aから成る通話部、各種操作を行う操作部を備えた表示部5bを有している。表示部5bはカメラ6の撮像画像が表示可能となっている。
そして、子機2は伝送線L1を介して廊下灯3に接続され、ベッドサイドモニタ8は伝送線L2を介して廊下灯3に接続されている。また、廊下灯3、親機5、録画装置7、履歴サーバ11はそれぞれ制御装置4にLAN接続されている。
図2は制御装置4のブロック図を示している。制御装置4は、患者とベッド番号及びカメラ6が関連付けられた患者関連情報記憶部41、機器間の通信を制御する制御装置CPU42、LAN接続するための制御装置通信IF43等を備えている。制御装置CPU42は、通話路制御に加えて呼出信号の種別を判別し、種別により予め設定された画像を親機5に送信する制御を行う。
図3は録画装置7のブロック図を示している。録画装置7は、人物検出部としての顔認証部71、第1画像保存部72a、第2画像保存部72b、録画装置7を制御する録画装置CPU73、LAN接続するための録画装置通信IF74等を備えている。
顔認証部71は、画像から人物の顔を識別する機能を有し、画像に映り込んでいる顔の判別数から人物の人数を把握する。録画装置CPU73は、この把握した人数により撮像画像の保存先を指定し、保存制御を実施する。このとき、顔認証部71が1つの顔のみ判別した画像は第1画像保存部72aに保存し、複数の顔を判別した画像は第2画像保存部72bに保存する。
顔認証部71は、画像から人物の顔を識別する機能を有し、画像に映り込んでいる顔の判別数から人物の人数を把握する。録画装置CPU73は、この把握した人数により撮像画像の保存先を指定し、保存制御を実施する。このとき、顔認証部71が1つの顔のみ判別した画像は第1画像保存部72aに保存し、複数の顔を判別した画像は第2画像保存部72bに保存する。
具体的に、顔認証部71は画像の一次保存部を有し、カメラ6から送信されてきた画像を一時的に保存し、人物の顔が認証されなければ、あるいは1人の顔のみ認証したら、その画像は一次保存部から第1画像保存部72aに移行して保存される。
一方、カメラ6から送信された画像に2名以上の顔が確認できたら、その画像は、第2画像保存部72bに保存される。但し、連続した画像の中で、最初は1名でその後2名以上に人数が変化したら、2名以上確認された段階から画像は第2画像保存部72bに保存される。
尚、画像は患者情報が紐付けされて保存され、また時系列で保存される。
一方、カメラ6から送信された画像に2名以上の顔が確認できたら、その画像は、第2画像保存部72bに保存される。但し、連続した画像の中で、最初は1名でその後2名以上に人数が変化したら、2名以上確認された段階から画像は第2画像保存部72bに保存される。
尚、画像は患者情報が紐付けされて保存され、また時系列で保存される。
履歴サーバ11には、看護師がその都度入力した患者に対して行った処置内容が時系列で記録保存されている。処置内容は看護師によって入力される。
携帯端末9は、操作部と表示部9aが一体に構成された所謂スマートフォンが使用される。呼出信号の受信に合わせて画像を表示するアプリケーションがインストールされ、呼出信号を受信すると所定の画像が表示部9aに表示される。
ベッドサイドモニタ8は、脈拍、血圧を計測するバイタル測定機能を備えており、この数値が異常値を示したら、異常を知らせる通知信号が呼出信号として親機5に送信される。尚、バイタル測定は、ベッドサイドモニタ8でなく専用の他の測定器であっても良く、何れの機器であっても通知信号が呼出信号として送信される。
上記の如く構成されたナースコールシステムの動作は、以下のようである。但し、子機2の操作による患者からの呼び出し(ナースコール呼出)が行われ、呼出信号が親機5及び携帯端末9に送信される制御、応答した看護師と患者の間で通話路が形成される制御等は従来と同様であるため説明を省略し、ここでは呼出信号の種別に応じて親機5或いは携帯端末9に表示される画像を中心に説明する。
呼出信号には、呼出握りボタン2aの操作によるナースコール信号、スタッフコールボタン2cの操作によるスタッフコール信号に加えて、ベッドサイドモニタ8等の外部装置からの通知信号がある。
呼出信号には、呼出握りボタン2aの操作によるナースコール信号、スタッフコールボタン2cの操作によるスタッフコール信号に加えて、ベッドサイドモニタ8等の外部装置からの通知信号がある。
親機5及び携帯端末9に最初に表示される画像は、親機5の所定の設定操作(詳述せず)で呼出信号の種別毎に設定でき、設定された画像を表示できるが、親機5の表示部5bの表示の基本形は以下のようである。
ナースコール信号が発生して送信された場合、この信号を中継する制御装置4が画像を選択する。制御装置CPU42の制御により、ナースコール信号であることが判別されたら、ナースコール信号に関連付けて設定された画像が親機5に送信される。
具体的に、ナースコール信号に添付されている子機IDから、関連付けられているカメラ6が選択され、選択したカメラ6が撮像を開始する。即ち呼出元の患者を撮像するカメラ6が撮像を開始し、その撮像画像が親機5へ送信される。
親機5に送信された画像は、患者氏名等の呼出元情報と共に表示部5bに表示される。結果、呼び出しを受けて応答する看護師は、患者を画像で確認しながら通話を実施できる。尚、このときのカメラ6の撮像画像は録画装置7に保存される。
ナースコール信号が発生して送信された場合、この信号を中継する制御装置4が画像を選択する。制御装置CPU42の制御により、ナースコール信号であることが判別されたら、ナースコール信号に関連付けて設定された画像が親機5に送信される。
具体的に、ナースコール信号に添付されている子機IDから、関連付けられているカメラ6が選択され、選択したカメラ6が撮像を開始する。即ち呼出元の患者を撮像するカメラ6が撮像を開始し、その撮像画像が親機5へ送信される。
親機5に送信された画像は、患者氏名等の呼出元情報と共に表示部5bに表示される。結果、呼び出しを受けて応答する看護師は、患者を画像で確認しながら通話を実施できる。尚、このときのカメラ6の撮像画像は録画装置7に保存される。
スタッフコール信号が送信された場合、この信号を中継する制御装置4が画像を選択する。制御装置CPU42の制御により、スタッフコール信号であることが判別されると、スタッフコール信号に関連付けて設定された画像が親機5に送信される。
具体的に、スタッフコール信号に添付されている子機IDを基に、患者関連情報記憶部41から、呼出元の患者が識別され、その患者の録画画像のうち最新の画像が録画装置7から取り出され、親機5に送信される。
親機5に送信された画像は、患者氏名等の呼出元情報と共に表示部5bに表示される。
具体的に、スタッフコール信号に添付されている子機IDを基に、患者関連情報記憶部41から、呼出元の患者が識別され、その患者の録画画像のうち最新の画像が録画装置7から取り出され、親機5に送信される。
親機5に送信された画像は、患者氏名等の呼出元情報と共に表示部5bに表示される。
但し、スタッフコール信号の場合、上述した1名のみ認識した画像が保存された第1画像保存部72aの画像、及び複数名を認識した画像が保存された第2画像保存部72bの画像のうち、第2画像保存部72bの画像が優先されて表示される。
こうして、スタッフコールは患者を処置している看護師からの呼び出しであるため、複数の人物が写っている画像を表示させることで、前回の呼出信号により録画された看護師が患者を処置している画像が親機5に表示される。よって、患者のみ表示された画像に比べて、直近に施した処置を把握でき、応答した看護師は対応し易くなる。
こうして、スタッフコールは患者を処置している看護師からの呼び出しであるため、複数の人物が写っている画像を表示させることで、前回の呼出信号により録画された看護師が患者を処置している画像が親機5に表示される。よって、患者のみ表示された画像に比べて、直近に施した処置を把握でき、応答した看護師は対応し易くなる。
尚、第2画像保存部72bに複数の人物が映っている画像が無ければ、第1画像保存部72aの保存画像が表示されるし、保存画像自体がなければ、現在のカメラ6の撮像画像が表示される。
ベッドサイドモニタ8からの通知信号が送信されたら、この信号を中継する制御装置4が画像を選択する。制御装置CPU42の制御により、通知信号であることが判別されたら、通知信号に関連付けて設定された画像が親機5に送信される。
具体的に、通知信号に添付されている子機IDを基に、患者関連情報記憶部41から、呼出元の患者が識別され、その患者の直近の処置記録が履歴サーバ11から読み取られ、画像として親機5に送信される。
親機5に送信された画像は、患者氏名等の呼出元情報と共に表示部5bに表示される。
具体的に、通知信号に添付されている子機IDを基に、患者関連情報記憶部41から、呼出元の患者が識別され、その患者の直近の処置記録が履歴サーバ11から読み取られ、画像として親機5に送信される。
親機5に送信された画像は、患者氏名等の呼出元情報と共に表示部5bに表示される。
図4、5は、親機5に表示された画像の説明図であり、図4はナースコール信号が送信された親機5の表示、図5は通知信号が送信された親機の表示を示している。
図4に示すように、ナースコール信号は患者からの呼び出しであり、患者の現在の撮像画像G1が、患者情報G2とともに表示される。
図4に示すように、ナースコール信号は患者からの呼び出しであり、患者の現在の撮像画像G1が、患者情報G2とともに表示される。
尚、図4において、G3は画像切替ボタンであり、このボタン操作により、録画装置7の第1画像保存部72aの保存画像、第2画像保存部72bの保存画像、更に履歴情報の画像と順に表示画像を切り替えることができる。
そして、図5に示すように、ベッドサイドモニタ8等の外部機器から通知があった場合は、履歴情報の画像G4が表示される。この場合も画像切替ボタンG3が表示され、画像の切換が可能となっている。
このように、子機2からの呼び出しであっても、呼出種別によって親機5に表示される画像を異なる画像とすることができ、呼出信号の種別に応じて看護師の望む画像を親機5に表示させることができる。よって、患者からの呼び出しの場合は、呼出操作した患者の現在の画像が表示されることで、応答する看護師は患者の状態を把握し易いし、ベッドサイドモニタ8からの通知信号の場合は、カメラ6の撮像画像ではなく、患者の処置履歴の情報画像が親機5に表示されるため、通知信号が特に異常を通知する信号の場合、状況や原因を把握し易い。
更に、録画画像を表示する設定であっても、録画画像が無ければ現在のカメラ6の撮像画像が表示されるため、呼出信号送信元の患者の画像が確実に表示される。よって、応答した看護師が戸惑うようなことが無い。
更に、録画画像を表示する設定であっても、録画画像が無ければ現在のカメラ6の撮像画像が表示されるため、呼出信号送信元の患者の画像が確実に表示される。よって、応答した看護師が戸惑うようなことが無い。
次に、携帯端末9の表示を説明する。子機2からの呼出信号は携帯端末9にも送信され、同時に画像も送信される。このとき携帯端末9に表示される画像は、親機5と同様に呼出種別により予め設定された異なる画像が表示されるが、呼出信号を識別して表示画像を選択する表示制御部(アプリケーションソフトウェア)を備えており、初期設定により親機5とは異なる表示が可能となっている。例えば、ナースコール呼出であっても、患者の履歴情報を最初に表示させることができる。
そのため、ここでは携帯端末9に表示される画像の保存部が、親機5と共通で録画装置7となっているが、携帯端末9専用の画像装置を別途設けても良い。
また、親機5と同様に、携帯端末9も表示画像に合わせて画像切替ボタンG3が表示され、画像表示中であっても、他の画面に切り替えることができる。
また、親機5と同様に、携帯端末9も表示画像に合わせて画像切替ボタンG3が表示され、画像表示中であっても、他の画面に切り替えることができる。
このように、子機2から送信された呼出信号は携帯端末9にも送信され、その際関連する画像も表示される。よって、親機5と同様に患者の情報を入手しながら応答することができる。
尚、上記実施形態では、録画装置7、及び履歴サーバ11を独立した機器としているが、両者を一体としても良い。
また、顔認証部71により人物を検出しているが、ベッド周囲の移動物体を検出して人物を把握しても良い。
また、顔認証部71により人物を検出しているが、ベッド周囲の移動物体を検出して人物を把握しても良い。
1・・ナースコールシステム、2・・ナースコール子機、3・・廊下灯、4・・制御装置、5・・ナースコール親機、5b・・表示部(画像表示部)、6・・カメラ、7・・録画装置、8・・ベッドサイドモニタ(外部機器)、9・携帯端末、9a・・表示部(端末表示部)、11・・履歴サーバ、42・・制御装置CPU(表示画像選択部)、71・・顔認証部(人物検出部)、72a・・第1画像保存部、72b・・第2画像保存部、G3・・画像切替ボタン。
Claims (6)
- 患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、呼び出しを受けて通話するためのナースコール親機と、ベッド及び周辺を撮像するカメラと、前記カメラの撮像画像をベッドに関連付けて保存する録画装置と、呼び出し及び画像の回線を制御する制御装置と、を備えたナースコールシステムであって、
患者の処置履歴を含む履歴情報が保存された履歴サーバを有する一方、
前記ナースコール子機が送出する呼出信号には、呼出種別の異なる複数種類が存在すると共に、前記ナースコール親機は、前記カメラの撮像画像を表示する画像表示部を有し、
前記制御装置は、前記画像表示部に表示させる画像を、呼出信号送信元に関連付けられた前記カメラの現在の撮像画像、前記録画装置の録画画像、及び前記履歴サーバに保存された履歴情報の画像の中から、前記呼出種別に応じて選択する表示画像選択部を有し、
前記呼出信号を受けた前記ナースコール親機では、前記表示画像選択部により選択された画像が前記画像表示部に表示されることを特徴とするナースコールシステム。 - 前記呼出信号には、患者が看護師を呼び出すナースコール信号と、看護師が他の看護師を呼び出すスタッフコール信号との種別があり、
前記表示画像選択部は、前記ナースコール信号の場合は前記カメラの現在の撮像画像を選択し、前記スタッフコール信号の場合は前記録画画像の中から最新の画像を選択することを特徴とする請求項1記載のナースコールシステム。 - 前記呼出信号は、前記ナースコール子機からの信号に加えて、患者のバイタル情報を入手する外部装置から送信される通知信号も含み、
前記表示画像選択部は、前記呼出信号が前記通知信号の場合は、前記履歴サーバに保存されている患者の前記履歴情報を表示画像として選択することを特徴とする請求項1又は2記載のナースコールシステム。 - 前記表示画像選択部は、前記画像表示部に表示する前記録画装置の録画画像を選択した際に、該当する画像が存在しない場合は、前記カメラの現在の撮像画像を前記画像表示部に表示させることを特長とする請求項1乃至3の何れかに記載のナースコールシステム。
- 前記録画装置は、前記カメラの撮像画像に映り込んでいる人物の人数を把握する人物検出部を有し、前記人物検出部が1人のみ検出した画像と2人以上検出した画像とを分けて保存し、
前記表示画像選択部は、前記画像表示部に表示する前記録画装置の録画画像を選択する際、呼出信号に関連付けられている患者の録画画像のうち、前記2人以上の人物が検出された画像の最新画像を前記画像表示部に表示させることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のナースコールシステム。 - 看護師が携行して患者からの呼び出しに応答するための携帯端末を有すると共に、
前記制御装置は、前記携帯端末にも前記呼出信号を送信する制御を実施し、
前記携帯端末は、画像を表示する端末表示部と、前記呼出種別に応じて前記カメラの撮像画像、前記録画装置の録画画像、更には前記履歴サーバの履歴情報の何れかを前記端末表示部に表示する表示制御部とを備えており、
呼出信号を受信したら呼び出しを報知すると共に、何れかの画像を表示することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のナースコールシステム。
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