WO2023017561A1 - メモリ素子を有する半導体装置の製造方法 - Google Patents

メモリ素子を有する半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

P層基板20上に、層状にPoly層23と、Poly層26と、を含む複数材料層を形成する。そして、この複数材料層にX-X'線方向に平行して繋がった空孔を形成する。この空孔により、Poly層23、Poly層26共に、それぞれが平面視において、Y-Y'線方向において分離される。そして、空孔内にゲート絶縁層36a、36bと、P層Si柱40a~40dを形成する。P層Si柱40a~40dはゲート絶縁層36a、36bにより分離される。第1の導体層がプレート線PLゲート導体層、第2の導体層が、ワード線WLゲート導体層、P層Si柱40a~40dはチャネル、P層Si柱40a~40dの上下に形成するN+層21、41a~41dがソース線SL導体層に繋がったダイナミック フラッシュ メモリを形成する。

Description

メモリ素子を有する半導体装置の製造方法
 本発明は、メモリ素子を有する半導体装置の製造方法に関する。
 近年、LSI(Large Scale Integration)技術開発において、メモリ素子を有する半導体装置の高集積化と高性能化が求められている。
 通常のプレナー型MOSトランジスタでは、チャネルが半導体基板の上表面に沿う水平方向に延在する。これに対して、SGTのチャネルは、半導体基板の上表面に対して垂直な方向に延在する(例えば、特許文献1、非特許文献1を参照)。このため、SGTはプレナー型MOSトランジスタと比べ、半導体装置の高密度化が可能である。このSGTを選択トランジスタとして用いて、キャパシタを接続したDRAM(Dynamic Random Access Memory、例えば、非特許文献2を参照)、抵抗変化素子を接続したPCM(Phase Change Memory、例えば、非特許文献3を参照)、RRAM(Resistive Random Access Memory、例えば、非特許文献4を参照)、電流により磁気スピンの向きを変化させて抵抗を変化させるMRAM(Magneto-resistive Random Access Memory、例えば、非特許文献5を参照)などの高集積化を行うことができる。また、キャパシタを有しない、1個のMOSトランジスタで構成された、DRAMメモリセル(非特許文献6を参照)などがある。本願は、抵抗変化素子やキャパシタを有しない、MOSトランジスタのみで構成可能な、ダイナミック フラッシュ メモリを有する半導体装置に関する。
 図9に、前述したキャパシタを有しない、1個のMOSトランジスタで構成された、DRAMメモリセルの書込み動作を、図11に、動作上の問題点を、図11に、読出し動作を示す(非特許文献6~10を参照)。
 図9にDRAMメモリセルの書込み動作を示す。図9(a)は、“1”書込み状態を示している。ここで、メモリセルは、SOI基板100に形成され、ソース線SLが接続されるソースN+層103(以下、ドナー不純物を高濃度で含む半導体領域を「N+層」と称する)、ビット線BLが接続されるドレインN+層104、ワード線WLが接続されるゲート導電層105、MOSトランジスタ110aのフローティングボディ(Floating Body)102により構成され、キャパシタを有さず、MOSトランジスタ110aが1個でDRAMのメモリセルが構成されている。なお、フローティングボディ102直下には、SOI基板のSiO2層101が接している。この1個のMOSトランジスタ110aで構成されたメモリセルの“1”書込みを行う際には、MOSトランジスタ110aを線形領域で動作させる。すなわち、ソースN+層103から延びる電子のチャネル107には、ピンチオフ点108があり、ビット線が接続しているドレインN+層104までには、到達していない。このようにドレインN+層104に接続されたビット線BLとゲート導電層105に接続されたワード線WLを共に高電圧にして、ゲート電圧をドレイン電圧の約1/2程度で、MOSトランジスタ110aを動作させると、ドレインN+層104近傍のピンチオフ点108において、電界強度が最大となる。この結果、ソースN+層103からドレインN+層104に向かって流れる加速された電子は、Siの格子に衝突して、その時に失う運動エネルギーによって、電子・正孔対が生成される(インパクトイオン化)。発生した大部分の電子(図示せず)は、ドレインN+層104に到達する。また、ごく一部のとても熱い電子は、ゲート酸化膜109を飛び越えて、ゲート導電層105に到達する。そして、同時に発生した正孔106は、フローティングボディ102を充電する。この場合、発生した正孔は、フローティングボディ102がP型Siのため、多数キャリアの増分として、寄与する。フローティングボディ102は、生成された正孔106で満たされ、フローティングボディ102の電圧がソースN+層103よりもVb以上に高くなると、さらに生成された正孔は、ソースN+層103に放電する。ここで、Vbは、ソースN+層103とP層SI柱のフローティングボディ102との間のPN接合のビルトイン電圧であり、約0.7Vである。図9(b)には、生成された正孔106でフローティングボディ102が飽和充電された様子を示している。
 次に、図9(c)を用いて、メモリセル110の“0”書込み動作を説明する。共通な選択ワード線WLに対して、ランダムに“1”書込みのメモリセル110aと“0”書込みのメモリセル110bが存在する。図10(c)では、“1”書込み状態から“0”書込み状態に書き換わる様子を示している。“0”書込み時には、ビット線BLの電圧を負バイアスにして、ドレインN+層104とP層SI柱のフローティングボディ102との間のPN接合を順バイアスにする。この結果、フローティングボディ102に予め前サイクルで生成された正孔106は、ビット線BLに接続されたドレインN+層104に流れる。書込み動作が終了すると、生成された正孔106で満たされたメモリセル110a(図10(b))と、生成された正孔が吐き出されたメモリセル110b(図10(c))の2つのメモリセルの状態が得られる。正孔106で満たされたメモリセル110aのフローティングボディ102の電位は、生成された正孔がいないフローティングボディ102よりも高くなる。したがって、メモリセル110aのしきい値電圧は、メモリセル110bのしきい値電圧よりも低くなる。その様子を図9(d)に示す。
 次に、この1個のMOSトランジスタで構成されたメモリセルの動作上の問題点を、図10を用いて説明する。図10(a)に示したように、フローティングボディ102の容量CFBは、ワード線の接続されたゲートとフローティングボディ102との間の容量CWLと、ソース線の接続されたソースN+層103とフローティングボディ102との間のPN接合の接合容量CSLと、ビット線の接続されたドレインN+層103とフローティングボディ102との間のPN接合の接合容量CBLとの総和で、
CFB = CWL + CBL + CSL (1)
で表される。したがって、書込み時にワード線電圧VWLが振幅すると、メモリセルの記憶ノード(接点)となるフローティングボディ102の電圧も、その影響を受ける。その様子を図10(b)に示している。書込み時にワード線電圧VWLが0VからVProgWLに上昇すると、フローティングボディ102の電圧VFBは、ワード線電圧が変化する前の初期状態の電圧VFB1からVFB2へ、ワード線との容量結合によって上昇する。その電圧変化量ΔVFBは、
ΔVFB = VFB2 - VFB1
       = CWL / (CWL + CBL + CSL) × VProgWL (2)
で表される。
ここで、
β= CWL / (CWL + CBL + CSL) (3)
で表され、βをカップリング率と呼ぶ。このようなメモリセルにおいて、CWLの寄与率が大きく、例えば、CWL:CBL:CSL=8:1:1である。この場合、β=0.8となる。ワード線が、例えば、書込み時の5Vから、書込み終了後に0Vになると、ワード線とフローティングボディ102との容量結合によって、フローティングボディ102が、5V×β=4Vも振幅ノイズを受ける。このため、書込み時のフローティングボディ“1”電位と“0”電位との電位差マージンを十分に取れない問題点があった。
 図11に読出し動作を示す。図11(a)は、“1”書込み状態を、図11(b)は、“0”書込み状態を示している。しかし、実際には、“1”書込みでフローティングボディ102にVbが書き込まれていても、書込み終了でワード線が0Vに戻ると、フローティングボディ102は、負バイアスに引き下げられる。“0”が書かれる際には、さらに深く負バイアスになってしまうため、書込みの際に“1”と“0”との電位差マージンを十分に大きく出来ない。この動作マージンが小さいことが、本DRAMメモリセルの大きい問題であった。また、SOI(Silicon on Insulator)層に、2つのMOSトランジスタを用いて1つのメモリセルを形成したメモリ素子がある(例えば、特許文献4、5を参照)。これらの素子では、2つのMOSトランジスタのフローティングボディチャネルを分ける、ソース、またはドレインとなるN+層が絶縁層に接して形成されている。このN+層が絶縁層に接してあることにより、2つのMOSトランジスタのフローティングボディ チャネルは、電気的に分離される。このため、信号電荷である正孔群が蓄積されている分離されたフローテイングボディ チャネルの電圧は、前述のように、それぞれのMOSトランジスタのゲート電極へのパルス電圧印加により、(2)式で示されたと同様に、大きく変化する。これにより、書込みの際の“1”と“0”との電位差マージンを十分に大きく出来ない問題があった。
そして、これらのメモリセルを高密度に形成することが課題であった。
特開平2-188966号公報 特開平3-171768号公報 特許第3957774号公報 US2008/0137394 A1 US2003/0111681 A1
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 SGTを用いたメモリ装置でキャパシタを無くした、1個のトランジス型のDRAM(ゲインセル)では、ワード線とフローティング状態のSGTのボディとの容量結合カップリングが大きく、データ読み出し時や書き込み時にワード線の電位を振幅させると、直接SGTボディへのノイズとして、伝達されてしまう問題点があった。この結果、誤読み出しや記憶データの誤った書き換えの問題を引き起こし、キャパシタを無くした1トランジス型のDRAM(ゲインセル)の実用化が困難となっていた。そして、上記問題を解決すると共に、メモリセルを高密度で、且つ低コストで形成する必要がある。
 上記の課題を解決するために、本発明に係る半導体装置の製造方法は、
 第1のゲート導体層と、第2のゲート導体層と、第3のゲート導体層と、第1の不純物層と、第2の不純物層と、第3の不純物層と、に印加する電圧を制御して、第1の半導体柱と、第2の半導体柱の一方又は両方の内部に、インパクトイオン化現象により、またはゲート誘起ドレインリーク電流により形成した前記第1の半導体柱及び前記第2の半導体柱の多数キャリアである正孔群又は電子群を保持するデータ保持動作と、前記第1のゲート導体層と、前記第2のゲート導体層と、前記第1の不純物層と、前記第2の不純物層と、前記第3の不純物層に印加する電圧を制御して、前記第1の半導体柱及び前記第2の半導体柱と一方又は両方の内部から前記第1の半導体柱及び前記第2の半導体柱の多数キャリアである前記正孔群又は前記電子群を除去するデータ消去動作と、を行うメモリ素子を有する半導体装置の製造方法であって、
 基板上に、前記基板に対して垂直方向に、第1の半導体層と、第1の絶縁層と第1のゲート材料層と、第2の絶縁層と、第2のゲート材料層と、を形成する工程と、
 前記第3の絶縁層上に、平面視において、第1の方向に隣接する第1の材料層と、第2の材料層と、を形成する工程と、
 前記第1の材料層と、前記第2の材料層との側面を囲み、且つ繋がった第3材料層を形成する工程と、
 前記第3の材料層の側面を覆い、且つ繋がった第4の材料層を形成する工程と、
 前記第4の材料層をマスクにして、前記第1の材料層と、前記第2の材料層と、前記第3の材料層と、前記第3の絶縁層と、前記第2のゲート材料層と、前記第2の絶縁層と、前記第1のゲート材料層と、前記第1の絶縁層と、をエッチングして、平面視において第1の方向に伸延する第1の空孔を形成する工程と、
 前記第1の空孔内に、第1のゲート絶縁層を形成し、前記第1のゲート絶縁層により、互いに離れた第2の空孔と、第3の空孔と、を形成する工程と、
 前記第2の空孔と、前記第3の空孔との底部にある前記第1のゲート絶縁層、を除去する工程と、
 前記第2の空孔と、前記第3の空孔と、の内部に半導体原子を堆積、または結晶成長させて前記第1の半導体柱と前記第2の半導体柱を形成する工程と、
 前記第1のゲート材料層が、前記第1のゲート絶縁層により分割され、前記第1のゲート導体層と、前記第2のゲート導体層とになり、同じく前記第2のゲート材料層を前記第3のゲート導体層とするか、又は前記第1のゲート材料層、前記第2のゲート材料層を除去して、除去した部分に、前記第1のゲート導体層、前記第2のゲート導体層、前記第3のゲート導体層を埋め込んで形成する工程と、
 前記第1の半導体柱上に前記第2の不純物層を、そして、前記第2の半導体柱上に前記第3の不純物層を形成する工程、を有し、
 前記第1の半導体層が前記第1の不純物層である、
ことを特徴とする(第1発明)。
 第2発明は、上記の第1発明において、前記第1の方向に並んだ前記第1の材料層と前記第2の材料層の中心線上での、前記第1の材料層と前記第2の材料層の外周線間距離が、前記第1の方向に直交した第2の方向において、前記第1の材料層の中心を通る線上の前記第3の材料層の厚さの2倍より小さくして、
 互いに離れた前記第2の空孔と、前記第3の空孔を形成するように前記第1のゲート絶縁層を形成することを特徴とする(第2発明)。
 第3発明は、上記の第1発明において、平面視における、前記第1の方向における、前記第1の空孔と、前記第2の空孔の中心を通る中心線と交わる、前記第1の空孔と前記第2の空孔の外周線間の長さが、前記第1の方向に直交して前記第1の材料層の中心を通る線上の前記第1のゲート絶縁層の厚さの2倍より小さくなるように形成することを特徴とする(第3発明)。
 第4発明は、上記の第1発明において、前記第3のゲート導体層が、前記第1の空孔により分離して、第5のゲート導体層と、第6のゲート導体層を形成することを特徴とする(第4発明)。
 第5発明は、上記の第1発明において、前記第1の不純物層に繋がる配線は、ソース線であり、前記第2の不純物領域に繋がる配線はビット線であり、前記第1乃至第2のゲート導体層に繋がる配線が、プレート線であり、
 前記第3のゲート導体層に繋がる配線がワード線であり、
 前記ソース線と、前記ビット線と、前記第1の駆動制御線と、前記ワード線に印加する電圧により、前記メモリ消去動作と、前記メモリ書き込み動作と、を行う、
 ことを特徴とする(第5発明)。
 第6発明は、上記の第1発明において、平面視において、前記第1の方向に伸延した前記第1の空孔に平行であり、且つ前記第1の空孔と同じ工程により形成した第4の空孔を形成する工程と、
 前記第4の空孔内に、前記第1のゲート絶縁層と、前記第1の半導体柱と、前記第2の半導体柱と、を形成するのと同じ工程で、第2のゲート絶縁層と、前記第2のゲート絶縁層により分離された第3の半導体柱と、第4の半導体柱と、を形成する工程と、
 前記第3の半導体柱上に第4の不純物層を、前記第4の半導体柱上に第5の不純物層と、を形成する工程と、を有し、
 平面視において、前記第1の空孔と、前記第4の空孔と、が前記第2の方向において離れて形成される、
 ことを特徴とする請求項1に記載のメモリ素子を有する半導体装置の製造方法。
 第7発明は、上記の第6発明において、平面視において、第1乃至第2の半導体柱列と、第3乃至第4の半導体柱列の間にある、前記第1のゲート導体層と、前記第2のゲート導体層の何れか又は両方が、2つに分割して、前記第1の方向に伸延して形成される、
 ことを特徴とする(第7発明)。
 第8発明は、上記の第6発明において、平面視において、第1乃至第2の半導体柱列と、第3乃至第4の半導体柱列の間にある、前記第1のゲート導体層と、前記第2のゲート導体層とのどちらかが、第1乃至第2の半導体柱列と、第3乃至第4の半導体柱列の間で繋がり、且つ前記第1の方向に伸延している、
 ことを特徴とする(第8発明)。
 第9発明は、上記の第6発明において、平面視において、第1乃至第2の半導体柱列と、第3乃至第4の半導体柱列の間にある、前記第3のゲート導体層が、2つに分割して、前記第1の方向に伸延して形成されることを特徴とする(第9発明)。
 第10発明は、上記の第1発明において、前記第1の半導体柱と、前記第2の半導体柱と、を形成した後に、前記第4の絶縁層を除去する工程と、
 前記第1の半導体柱と前記第2の半導体柱の頂部の外周部を囲んだマスク材料層を形成する工程と、
 前記マスク材料層をマスクにして、前記第2のゲート材料層をエッチングする工程と、
 を有することを特徴とする(第10発明)。
 第11発明は、上記の第10発明において、前記マスク材料層をマスクにして、前記第2の絶縁層と、前記第1のゲート材料層とを形成する工程を有することを特徴とする(第11発明)。
 第12発明は、上記第1発明において、前記第1の空孔内に、前記第1のゲート絶縁層を形成し、前記第1のゲート絶縁層により、互いに離れた前記第2の空孔と、前記第3の空孔を形成する工程の後、全体に第1の保護膜を形成する工程と、
 前記第2の空孔と、前記第3の空孔の底部にある前記第1の保護膜と、前記第1のゲート絶縁層と、をエッチングして除去する工程と、
 残存した前記第1の保護膜を除去する工程と、
 を有することを特徴とする(第12発明)。
第1実施形態に係るダイナミック フラッシュメモリセルの構造を示す図である。 第1実施形態に係るダイナミック フラッシュメモリセルの消去動作メカニズムを説明するための図である。 第1実施形態に係るダイナミック フラッシュメモリセルの書込み動作メカニズムを説明するための図である。 第1実施形態に係るダイナミック フラッシュメモリセルの読出し動作メカニズムを説明するための図である。 第1実施形態に係るダイナミック フラッシュメモリセルの読出し動作メカニズムを説明するための図である。 第1実施形態に係るダイナミック フラッシュ メモリ装置の製造方法を説明するための図である。 第1実施形態に係るダイナミック フラッシュ メモリ装置の製造方法を説明するための図である。 第1実施形態に係るダイナミック フラッシュ メモリ装置の製造方法を説明するための図である。 第1実施形態に係るダイナミック フラッシュ メモリ装置の製造方法を説明するための図である。 第1実施形態に係るダイナミック フラッシュ メモリ装置の製造方法を説明するための図である。 第1実施形態に係るダイナミック フラッシュ メモリ装置の製造方法を説明するための図である。 第1実施形態に係るダイナミック フラッシュ メモリ装置の製造方法を説明するための図である。 第1実施形態に係るダイナミック フラッシュ メモリ装置の製造方法を説明するための図である。 第1実施形態に係るダイナミック フラッシュ メモリ装置の製造方法を説明するための図である。 第1実施形態に係るダイナミック フラッシュ メモリ装置の製造方法を説明するための図である。 第1実施形態に係るダイナミック フラッシュ メモリ装置の製造方法を説明するための図である。 第2実施形態に係るダイナミック フラッシュ メモリ装置の製造方法を説明するための図である。 第2実施形態に係るダイナミック フラッシュ メモリ装置の製造方法を説明するための図である。 第3実施形態に係るダイナミック フラッシュ メモリ装置の製造方法を説明するための図である。 第4実施形態に係るダイナミック フラッシュ メモリ装置の製造方法を説明するための図である。 第4実施形態に係るダイナミック フラッシュ メモリ装置の製造方法を説明するための図である。 従来例のキャパシタを有しない、DRAMメモリセルの書込み動作を説明するための図である。 従来例のキャパシタを有しない、DRAMメモリセルの動作上の問題点を説明するための図である。 従来例のキャパシタを有しない、DRAMメモリセルの動作上の問題点を説明するための図である。
 以下、本発明に係る、半導体素子を用いたメモリ装置(以後、ダイナミック フラッシュ メモリ装置と呼ぶ)の実施形態の構造、及び動作について、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
 図1~図5を用いて、本発明の第1実施形態に係るダイナミック フラッシュ メモリセルの構造と動作メカニズムを説明する。図1を用いて、ダイナミック フラッシュ メモリセルの構造を説明する。そして、図2を用いてデータ消去メカニズムを、図3を用いてデータ書き込みメカニズムを、図4を用いてデータ読出しメカニズムを説明する。図5を用いて、4個のダイナミック フラッシュ メモリセルを基板上に形成する製造方法を示す。
 図1に、本発明の第1実施形態に係るダイナミック フラッシュ メモリセルの構造を示しており、(a)は斜視図、(b)は後述の第1及び第2のゲート導体層5a、5bの部分の水平断面図である。図1(a)に示すように、基板1上に、P型又はi型(真性型)の導電型を有するシリコン柱2(以下、シリコン柱を「Si柱」と称する。)がある。Si柱2の底部に繋がるN+層3aと、Si柱2の頂部に繋がるN+層3bとが形成されている。N+層3aとN+層3bは、一方がソースとなる場合に、他方がドレインとなる。そして、N+層3aとN+層3bの間のSi柱2がチャネル領域7となる。このSi柱2を囲んでゲート絶縁層4が形成されている。このゲート絶縁層4は、このソース、ドレインとなるN+層3a、3bに、それぞれ接するか、または近接している。このゲート絶縁層4の下方部を囲み、第1のゲート導体層5aと、第2のゲート導体層5bがある。図1(b)に示すように、第1のゲート導体層5aと第2のゲート導体層5bとは、ゲート絶縁層4を囲んで、分離して形成されている。そして、ゲート絶縁層4の上方部を囲む第3のゲート導体層5cが形成されている。そして、第1のゲート導体層5aと第3のゲート導体層5c、そして、第2のゲート導体層5bと第3のゲート導体層5cは、絶縁層6により分離されている。これによりソース、ドレインとなるN+層3a、3b、チャネル領域7、ゲート絶縁層4、第1のゲート導体層5a、第2のゲート導体層5b、第3ゲート導体層5cからなるダイナミック フラッシュ メモリセル9が形成される。そして、N+層3aはソース線SLに、N+層3bはビット線BLに、第1のゲート導体層5aは第1のプレート線PL1に、第2のゲート導体層5bは第2のプレート線PL2に、第3のゲート導体層5cはワード線WLに、それぞれ接続している。実際のダイナミック フラッシュ メモリ装置では、基板1上に、複数個の上述のメモリセルが、2次元状に配置されている。
 なお、ワード線に接続している第3のゲート導体層5cは、プレート線PL1、PL2に接続した第1のゲート導体層5a、第2のゲート導体層5bと同様に、2つに分割してもよい。
 また、基板1はSOI(Silicon On Insulator)、単層または複数層よりなるSiまたは他の半導体材料より形成してもよい。また、基板1はN層、またはP層Si柱の単層、又は複数層よりなるウエル層であってもよい。また、図1(b)では第1のゲート導体層5aと第2のゲート導体層5bがゲート絶縁層4を囲む円周方向の長さ(外周長)は同じであるが、それぞれの外周長が異なってもよい。
 図2を用いて、消去動作メカニズムを説明する。N+層3a、3b間のチャネル領域7は、電気的に基板から分離され、フローティングボディとなっている。図2(a)に消去動作前に、前のサイクルでインパクトイオン化により生成された正孔群11がチャネル領域7に蓄えられている状態を示す。ここでは、第2のPL線PL2の電圧を、第1のPL線PL1の電圧より低くすることにより、正孔群11をPL線PL2に繋がる第2のゲート導体層5b側のチャネル領域7に蓄える。そして。図2(b)に示すように、消去動作時には、ソース線SLの電圧を、負電圧VERAにする。ここで、VERAは、例えば、-3Vである。その結果、チャネル領域7の初期電位の値に関係なく、ソース線SLが接続されているソースとなるN+層3aとチャネル領域7のPN接合が順バイアスとなる。その結果、前のサイクルでインパクトイオン化により生成された、チャネル領域7に蓄えられていた、正孔群11が、ソース部のN+層3aに吸い込まれ、チャネル領域7の電位VFBは、VFB=VERA+Vbとなる。ここで、VbはPN接合のビルトイン電圧であり、約0.7Vである。したがって、VERA=-3Vの場合、チャネル領域7の電位は、-2.3Vになる。この値が、消去状態のチャネル領域7の電位状態となる。このため、フローティングボディのチャネル領域7の電位が負の電圧になると、ダイナミック フラッシュ メモリセル9のNチャネルMOSトランジスタのしきい値電圧は、基板バイアス効果によって、高くなる。これにより、図2(c)に示すように、このワード線WLが接続された上部ゲート導体層5cのしきい値電圧は高くなる。このチャネル領域7の消去状態は論理記憶データ“0”となる。なお、上記のビット線BL、ソース線SL、ワード線WL、プレート線PL1、PL2に印加する電圧条件は、消去動作を行うための一例であり、消去動作ができる他の動作条件であってもよい。
 図3に、本発明の第1実施形態に係るダイナミック フラッシュ メモリセルの書込み動作を示す。図3(a)に示すように、ソース線SLの接続されたN+層3aに例えば0Vを入力し、ビット線BLの接続されたN+層3bに例えば3Vを入力し、プレート線PL1に接続された第1のゲート導体層5aに例えば2V、PL2の接続された第2のゲート導体層5bに、例えば0Vを入力し、ワード線WLの接続された第3のゲート導体層5cに、例えば5Vを入力する。その結果、図3(a)に示したように、プレート線PL1の接続された第1のゲート導体層5aの内側には、反転層12aが形成され、第1のゲート導体層5aを有する第1のNチャネルMOSトランジスタ領域は飽和領域で動作させる。この結果、プレート線PL1に接続された第1のゲート導体層5aの内側の反転層12aには、ピンチオフ点13が存在する。一方、ワード線WLの接続された第3のゲート導体層5cを有する第2のNチャネルMOSトランジスタ領域は線形領域で動作させる。この結果、ワード線WLの接続された第3のゲート導体層5cの内側には、ピンチオフ点は存在せずに全面に反転層12bが形成される。このワード線WLの接続された第3のゲート導体層5cの内側に全面に形成された反転層12bは、第3のゲート導体層5cを有する第2のNチャネルMOSトランジスタ領域の実質的なドレインとして働く。この結果、直列接続された第1のゲート導体層5aを有する第1のNチャネルMOSトランジスタ領域と、第3のゲート導体層5cを有する第2のNチャネルMOSトランジスタ領域との間のチャネル領域7の境界領域(第1の境界領域)で電界は最大となり、この領域でインパクトイオン化現象が生じる。この領域は、ワード線WLの接続された第3のゲート導体層5cを有する第2のNチャネルMOSトランジスタ領域から見たソース側の領域であるため、この現象をソース側インパクトイオン化現象と呼ぶ。このソース側インパクトイオン化現象により、ソース線SLの接続されたN+層3aからビット線の接続されたN+層3bに向かって電子が流れる。加速された電子が格子Si原子に衝突し、その運動エネルギーによって、電子・正孔対が生成される。生成された電子の大半はビット線BLの接続されたN+層3bに流れる。また、“1”書込みにおいて、ゲート誘起ドレインリーク(GIDL:Gate Induced Drain Leakage)電流を用いて電子・正孔対を発生させ(非特許文献11を参照)、生成された正孔群でフローティングボディFB内を満たしてもよい。
 そして、図3(b)に示すように、生成された正孔群11は、チャネル領域7の多数キャリアであり、チャネル領域7を正バイアスに充電する。ソース線SLの接続されたN+層3aは、0Vであるため、チャネル領域7はソース線SLの接続されたN+層3aとチャネル領域7との間のPN接合のビルトイン電圧Vb(約0.7V)まで充電される。チャネル領域7が正バイアスに充電されると、第1のNチャネルMOSトランジスタ領域と第2のNチャネルMOSトランジスタ領域のしきい値電圧は、基板バイアス効果によって、低くなる。これにより、図3(c)に示すように、ワード線WLの接続された第2のチャネル領域7bのNチャネルMOSトランジスタのしきい値電圧は、低くなる。このチャネル領域7の書込み状態を論理記憶データ“1”に割り当てる。
 なお、書込み動作時に、N+層3aとチャネル領域7との境界領域、または、N+層3bとチャネル領域7との境界領域で、インパクトイオン化現象、またはGIDL電流で、電子・正孔対を発生させ、発生した正孔群11でチャネル領域7を充電しても良い。なお、上記のビット線BL、ソース線SL、ワード線WL、プレート線PL1、PL2に印加する電圧条件は、書き込み動作を行うための一例であり、書き込み動作ができる他の動作条件であってもよい。
 図4A、図4Bを用いて、本発明の第1実施形態に係るダイナミック フラッシュ メモリセルの読出し動作と、これに関係するメモリセル構造を説明する。図4A(a)~図4A(c)を用いて、ダイナミック フラッシュ メモリセルの読出し動作を説明する。図4A(a)に示すように、チャネル領域7がビルトイン電圧Vb(約0.7V)まで充電されると、NチャネルMOSトランジスタのしきい値電圧が基板バイアス効果によって、低下する。この状態を論理記憶データ“1”に割り当てる。図4A(b)に示すように、書込みを行う前に選択するメモリブロックは、予め消去状態“0”にある場合は、チャネル領域7がフローティング電圧VFBはVERA+Vbとなっている。書込み動作によってランダムに書込み状態“1”が記憶される。この結果、ワード線WLに対して、論理“0”と“1”の論理記憶データが作成される。図4A(c)に示すように、このワード線WLに対する2つのしきい値電圧の高低差を利用して、センスアンプで読出しが行われる。
 図4B(a)~図4B(d)を用いて、本発明の第1実施形態に係るダイナミック フラッシュ メモリセルの読出し動作時の、3つの第1のゲート導体層5a、第2のゲート導体層5b、第3のゲート導体層5cのゲート容量の大小関係と、これに関係する動作を説明する。ワード線WLの接続する第3のゲート導体層5cのゲート容量は、プレート線PL1,PL2の接続する第1のゲート導体層5aの容量と、第2のゲート導体層5bの容量とを合わせたゲート容量よりも小さく設計することが望ましい。図4B(a)に示すように、プレート線PL1,PL2の接続する第1のゲート導体層5a、第2のゲート導体層5bの垂直方向の長さを、ワード線WLの接続する第3のゲート導体層5cの垂直方向の長さより長くして、ワード線WLの接続する第3のゲート導体層5cのゲート容量を、プレート線PL1、PL2の接続する第1のゲート導体層5aと、第2のゲート導体層5bの容量を合わせたゲート容量よりも小さくする。図4B(b)に図4B(a)のダイナミック フラッシュ メモリの1セルの等価回路を示す。そして、図4B(c)にダイナミック フラッシュ メモリの結合容量関係を示す。ここで、CWLは第3のゲート導体層5cの容量であり、CPLは第1のゲート導体層5aの容量CPL1と第2のゲート導体層5bの容量CPL2とを合わせた容量であり、CBLはドレインとなるN+層3bと第2のチャネル領域7bとの間のPN接合の容量であり、CSLはソースとなるN+層3aと第1のチャネル領域7aとの間のPN接合の容量である。図4B(d)に示すように、ワード線WLの電圧が振幅すると、その動作がチャネル領域7にノイズとして影響を与える。この時のチャネル領域7の電位変動ΔVFBは、
ΔVFB = CWL/(CPL+CWL+CBL+CSL) × VReadWL  (4)
となる。ここで、VReadWLはワード線WLの読出し時の振幅電位である。式(4)から明らかなようにチャネル領域7の全体の容量CPL+CWL+CBL+CSLに比べて、CWLの寄与率を小さくすれば、ΔVFBは小さくなることが分かる。CBL+CSLはPN接合の容量であり、大きくするためには、例えば、Si柱2の直径を大きくする。また、プレート線PL1,PL2に接続する第1のゲート導体層5a、第2のゲート導体層5bの軸方向の長さを、ワード線WLの接続する上部ゲート導体層5cの軸方向の長さより更に長くすることによって、平面視におけるメモリセルの集積度を落すことなしに、ΔVFBを更に小さくできる。なお、上記のビット線BL、ソース線SL、ワード線WL、プレート線PL1,PL2に印加する電圧条件は、読み出し動作を行うための一例であり、読み出し動作ができる他の動作条件であってもよい。
 なお、ワード線に接続している第3のゲート導体層5cを2つに分割した場合は、これら2つのゲート導体層を、同期または非同期の電圧を印加して駆動してもよい。
 図5A~図5Kに、第1実施形態のダイナミック フラッシュ メモリセル4個を基板20上に形成したメモリ装置の製造方法を示す。(a)は、平面図である。(b)は(a)のX-X’線に沿った垂直断面図である。(c)は(a)のY-Y’線に沿った垂直断面図である。なお、実際のメモリ装置では、4個よりも多くのダイナミック フラッシュ メモリセルが行列状に配置されている。
 図5Aに示すように、P層基板20(特許請求の範囲の「基板」の一例である)上に、下からN+層21(特許請求の範囲の「第1の半導体層」の一例である)、SiO2層22(特許請求の範囲の「第1の絶縁層」の一例である)、ドナーまたはアクセプタ不純物を含んだポリSi層23(特許請求の範囲の「第1のゲート材料層」の一例である)(以下、ドナー又はアクセプタ不純物を高濃度で含むポリSi層をPoly層と称する)、SiO2層24(特許請求の範囲の「第2の絶縁層」の一例である)、ドナーまたはアクセプタ不純物を含んだPoly層25(特許請求の範囲の「第2のゲート材料層」の一例である)、SiO2層26を形成する。そして、SiO2層26上に、平面視において円形の絶縁材料層27a(特許請求の範囲の「第1の材料層」の一例である)、27b(特許請求の範囲の「第2の材料層」の一例である)、27c、27dを形成する。
 次に、図5Bに示すように、全体に窒化Si層(以下、窒化Si層をSiN層と称する)(図示せず)を堆積し、その後にRIE(Reactive Ion Etching)法によりSiN層をエッチングして、第1の材料層27a、27bの側面を囲み、且つ繋がったSiN層30a(特許請求の範囲の「第3の材料層」の一例である)と、第1の材料層27c、27dの側面を囲み、且つ繋がったSiN層30bを形成する。例えば、孤立した第1の材料層27aがあるとSiN層30bは、平面視において等幅L1で形成される。第1の材料層27a、27bの外周線がX-X’線と交わる交点間の長さL2をL1の2倍より小さくすれば、第1の材料層27a、27bの側面を囲み、且つ繋がったSiN層30aが形成される。そして、第1の材料層27a、27cの外周線がY-Y’線と交わる交点間の長さL3をL1の2倍より大きくすれば、SiN層30aとSiN層30bとを互いに離して形成することができる。
 次に、図5Cに示すように、絶縁層(図示せず)を堆積して、その後にその上面位置が、第1の材料層27a~27dの上面位置になるようにCMP(Chemical Mechanical Polishing)法により研磨して、マスク材料層31a、31b(マスク材料層31a、31bの2つを合わせて特許請求の範囲の「第4の材料層」の一例である)、31cを形成する。マスク材料層31a、31b、31cは、SiN層30a、30bによって分離されている。
 次に、図5Dに示すように、マスク材料層31a、31b、31cをマスクにして、第1の材料層27a、27b、27c、27dと、SiN層30a、30bをエッチングして、除去する。
 次に、図5Eに示すように、マスク材料層31a、31b、31cをマスクにして、SiO2層26、Poly層25、SiO2層24、Poly層23、SiO2層22をエッチングして、SiO2層22a、22b、22c、Poly層23a、23b、23c、SiO2層24a、24b、24c、Poly層25a、25b、25c、SiO2層26a、26a、26cを形成する。これにより、平面視において、X-X’線方向に繋がった空孔35a(特許請求の範囲の「第1の空孔」の一例である)、35bが形成される。
 次に、図5Fに示すように、全体にゲート絶縁層36を被覆する。そして、全体に保護層37を被覆する。ゲート絶縁層36、保護層37は例えばALD(Atomic Layer Deposition)法で形成する。ALD法では、材料原子を原子層単位で制御して堆積できるので、空孔35a、35b内に均一に、ゲート絶縁層36、保護層37を被覆できる。このため、ゲート絶縁層36の被覆する膜厚L4を空孔35aのY-Y’線方向における最短距離L5の半分より大きくすることにより、平面視において、互いに分離した空孔35aa(特許請求の範囲の「第2の空孔」の一例である)、35ab(特許請求の範囲の「第3の空孔」の一例である)、35ba、35bbが形成される。
 次に、図5Gに示すように、RIE方法により、空孔35aa~35bb底部の保護層37、ゲート絶縁層36を除去する。これにより、空孔35aa~35bbの側面にゲート絶縁層36a、36bが形成される。このRIEエッチングでは、空孔35aa~35bb内のゲート絶縁層36a(特許請求の範囲の「第1のゲート絶縁層」の一例である)、36bの側面に保護層37a、37b、37c、37dが残るようにエッチングする。
 次に、図5Hに示すように、保護層37a~37dを除去した後に、空孔35aa~35bb内を埋めて、P層Si柱40a(特許請求の範囲の「第1の半導体柱」の一例である)、40b(特許請求の範囲の「第2の半導体柱」の一例である)、40c、40dを形成する。P層Si柱40a、40b、40c、40dの形成は、エピタキシャル結晶成長法、空孔35aa~35bbの上部からの結晶成長させる方法、分子線成長法、ALD(Atomic Layer Deposition)法などにより行う。なお、保護層37,37a~37dを形成しないで、RIEエッチングで、空孔35aa~35bb底部のゲート絶縁層36をエッチングして、ゲート絶縁層36a、36bを形成してもよい。
 次に、図5Iに示すように、リソグラフィ法とRIE法とを用いて、平面視において、ゲート絶縁層36aを囲み、且つ互いに分離して、X-X’線方向に伸延したPoly層25aa、25baを形成する。同じく、平面視において、ゲート絶縁層36bを囲み、且つ互いに分離して、X-X’線方向に伸延したPoly層25bb、25caを形成する。Poly層25aa、25ba、25bb、25caは、マスク材料層31aa、31ba、31bb、31caをエッチングマスクにして形成される。同時に、SiO2層26a、26b、26cがマスク材料層31aa、31ba、31bb、31caをエッチングマスクにしてエッチングされて、SiO2層26aa、26ba、26bb、26caが形成される。なお、この後に、Poly層25aa、25ba、25bb、25caをエッチングして、除去して、再度新しいゲート導体層を形成してもよい。
 次に、図5Jに示すように、P層Si柱40a~40dの頂部にN+層41a(特許請求の範囲の「第2の不純物層」の一例である)、41b(特許請求の範囲の「第3の不純物層」の一例である)、41c、41d(図示せず)を形成する。そして、全体を覆ってSiO2層45を形成する。そして、N+層41a~41d上のSiO2層45にコンタクトホール46a、46b、46c、46dを形成する。そして、コンタクトホール46a、46cを介して、N+層41a、41cに接続し、且つY-Y’線方向に伸延する金属配線層47aを形成する。同じく、コンタクトホール46b、46dを介して、N+層41b、41dに接続し、且つY-Y’線方向に伸延する金属配線層47bを形成する。N+層21はソース線SLに接続し、金属配線層47a、47bはビット線BL1,BL2に接続している。なお、N+層41a~41dはP層Si柱40a~40dの頂部をエッチングして、そこにエピタキシャル結晶成長法を用いて形成してもよい。または、イオン注入法などの他の方法により形成してもよい。
 図5Jの(b)におけるZ1-Z1’線、Z2-Z2’線に沿った断面平面図を図5K(d)、(e)に示す。(d)はZ1-Z1’線に沿って断面平面図である。(e)はZ2-Z2’線に沿った断面平面図である。(d)に示すように、ゲート絶縁層36a、36bを囲んで、X1-X1’線方向に伸延するPoly層23a、23b、23cが形成されている。そして、(e)に示すように、ゲート絶縁層36aを覆い、互いに分離したPoly層25aa、25baと、ゲート絶縁層36bを覆い、互いに分離したPoly層25bb、25caと、がX1-X1’線方向に伸延して形成されている。そして、Poly層23aは第1のプレート線PL1に、Poly層23bは第2のプレート線PL2に、Poly層23cは第3のプレート線PL3に、それぞれ接続している。そして、(e)に示すように、Poly層25aaは第1のワード線WL1に、Poly層25baは第2のワード線WL2に、Poly層25bbは第3のワード線WL3に、Poly層25caは第4のワード線WL4に接続している。なお、Poly層25aa、25baを同期して動作させることにより、図1の第3ゲート導体層5cと同じ動作を行うことができる。また、Poly層25aa、25baの一方を第3ゲート導体層5cの役割を持たせ、もう一方を隣接ワード線電圧変動に対する静電シールド層として働かせることができる。これにより、4個のダイナミック フラッシュ メモリセルがP層基板20上に形成される。
 なお、ゲート絶縁層36a、36bは、ゲート絶縁層としての役割を持つ、単層または複数層よりなる材料層で形成してもよい。同じく、Poly層23a、23b、23c、25a、25b、25cは、ゲート導体層の役割を持つ単層、または複数層よりなる導体材料層を用いてよい。
 また、P層基板20に替えて、SOI基板、またはP層、N層を用いたウエル基板などを用いてもよい。
 また、図5Aでは、平面視において円形の絶縁材料層27a、27b、27c、27dを形成した。絶縁材料層27a、27b、27c、27dは、平面視において楕円、または矩形状の形状であってもよい。また、絶縁材料層27a、27b、27c、27dは、他の単層、又は複数の材料層より構成されていてもよい。
 また、図5AにおけるSiO2層26は、例えば、Poly層25を酸化して形成してもよい。または、SiO2層26は用いなくてもよい。また、絶縁材料層27a~27aを形成する工程において、最下部に、SiO2層26に対応する絶縁層を形成しておいてもよい。
 本実施形態は、下記の特徴を有する。
(特徴1)
 図1に示した本発明の第1実施形態では、プレート線PL1に接続する第1のゲート導体層5aと、プレート線PL2に接続する第2のゲート導体層5bと、が第1のゲート絶縁層4を囲んで、分離して形成される。プレート線PL2に印加する電圧を、プレート線PL1に印加する電圧より低くすることにより、正孔群は、プレート線PL2に接続する第2のゲート導体層5b寄りのチャネル領域7aに蓄積される。これにより、チャネル領域7aの全体を1つのゲート電極で囲った構造と比べて、多くの正孔群を蓄積することができる。また、読み出し動作において、第2のゲート導体層5bに印加する電圧によりチャネル領域7aのフローティング ボディ電圧を制御できる。これによって、読み出し動作において、より安定したバックバイアス効果を維持できる。これらにより、より広い動作マージンを持つダイナミック フラッシュ メモリセルが実現する。
(特徴2)
 図5Bに示すように、孤立した第1の材料層27a、27bがあるときの、CVD法とRIE法により、それを囲むSiN層30aを、平面視において等幅L1に形成できる。これを利用して、第1の材料層27a、27bの外周線がX-X’線と交わる交点間の長さL2がL1の2倍より小さくして、第1の材料層27a、27bの側面を囲み、且つ繋がったSiN層30aを形成した。同様にSiN層30bを形成した。そして、第1の材料層27a、27cの外周線がY-Y’線と交わる交点間の長さL3をL1の2倍より大きくして、SiN層30aとSiN層30bとを互いに離して形成した。そして、第1の材料層27a、27b、SiN層30a、30bをエッチングして除去し、マスク材料層31a~31cをエッチングマスクにして開けた空孔35a、35b内にゲート絶縁層37a、37bと、図1におけるSi柱2であるP層Si柱40a~40dと、を形成した。これにより、X-X’線方向において、ダイナミック フラッシュ メモリの高密度化が実現する。
(特徴3)
 本実施形態の製造方法によれば、図5Kで示したように、P層Si柱40a、40b間にゲート絶縁層36aが形成され、そして、P層Si柱40c、40d間にゲート絶縁層36bが形成される。これにより、互いに分離して、X1-X1’線方向に伸延した、第1乃至第3のプレート線(PL1~PL3)に接続するPoly層23a、23b、23cを、リソグラフィ工程、及びRIEエッチング工程を用いることなく形成できる。これにより、工程の簡略化がなされる。
(第2実施形態)
 図6Aに、第2実施形態のダイナミック フラッシュ メモリセルを4個、基板20上に形成したメモリ装置の製造方法を示す。図6Aにおいて、(a)は平面図である。(b)は(a)のX-X’線に沿った垂直断面図である。(c)は(a)のY-Y’線に沿った垂直断面図である。そして、図6Bに、図6Aの(b)におけるZ1-Z1’線、Z2-Z2’線に沿った断面平面図を示す。図6Bにおいて、(d)はZ1-Z1’線に沿った断面平面図、(e)はZ2-Z2’線に沿った断面平面図である。なお、実際のメモリ装置では、4個よりも多くのダイナミック フラッシュ メモリセルが行列状に配置されている。
 図5A~図5Iと同じ工程を行う。第1実施形態では、図5H、図5Iに示すようにPoly層25a~25cのエッチングはSiO2層24a~24c上で止めて、Poly層25aa、25ba、25bb、25caを形成した。これに対して、本実施形態では、図6Aに示すように、このエッチングをSiO2層24a~24c、Poly層23a~23cまで行い、互いに分離したSiO2層24aa、24ba、24bb、24caと、Poly層23aa、23ba、23bb、23caを形成する。そして、図5Jに示した工程を行って、P層Si柱基板20上にダイナミック フラッシュ メモリを形成する。
 これにより、図6Bの(d)に示すように、平面視において、ゲート絶縁層36aを囲んで、X1-X1’線方向に伸延し、且つ分離したPoly層23aa、23baが形成される。同じく、ゲート絶縁層36bを囲んで、X1-X1’線方向に伸延し、且つ分離したPoly層23bb、23caが形成される。そして、Poly層23ba、23bbは、互いに分離した第2のプレート線PL21,PL22に繋がる。図6Bの(e)は、図5Kの(e)と同じである。
 なお、Poly層23aa、23ba、23bb、23ca、25aa、25ba、25bb、25caを形成した後に、Poly層23aa、23ba、23bb、23ca、25aa、25ba、25bb、25caをエッチングして、除去して、再度新しいゲート導体層を形成してもよい。
 本実施形態は、下記の特徴を有する。
 図6Bの(d)に示すように、Poly層23ba、23bbが、互いに分離した第2のプレート線PL21,PL22に繋がっている。これにより、P層Si柱40a、40bのフローティングボディ電圧を第2のプレート線PL21に加える電圧により、P層Si柱40c、40dのフローティングボディ電圧を第2のプレート線PL22に加える電圧により、互いに独立に制御することができる。これにより、例えば、P層Si柱40c、40dにある正孔群を安定して保持した状態で、Poly層23aa、23baにパルス電圧を印加して、P層Si柱40a、40bにある正孔群を除去する消去動作を行うことができる。
(第3実施形態)
 図7に、第3実施形態の4個のダイナミック フラッシュ メモリセルをP層Si柱基板20上に形成したメモリ装置の製造方法を示す。(a)は、図5Kの(d)に対応する平面図であり、(b)は図5Kの(e)に対応する平面図である。
 第1実施形態では、図5Kの(e)に示すように、互いに分離したPoly層25aa、25ba、25bb、25caを形成した。これに対して、本実施形態では図7の(b)に示すように、Poly層25ba、25bbの分離を行わないで、Poly層25Bを形成した。図7の(a)は図5Kの(d)と同じである。他の工程は、図5A~図5Jに示したものと同じである。
 本実施形態は、下記の特徴を有する。
 ワード線WL5に接続したPoly層25Bに例えばアース電圧を印加しておく。これにより、Poly層25Bが、Poly層25aa、25ca間の静電シールド層としての役割を持たすことができる。これにより、安定したダイナミック フラッシュ メモリの動作を行うことができる。
(第4実施形態)
 図8A、図8Bに、第1実施形態のダイナミック フラッシュ メモリセル4個を基板20上に形成したメモリ装置の製造方法を示す。(a)は、平面図である。(b)は(a)のX-X’線に沿った垂直断面図である。(c)は(a)のY-Y’線に沿った垂直断面図である。なお、実際のメモリ装置では、4個よりも多くのダイナミック フラッシュ メモリセルが行列状に配置されている。
 図5A~図5Hに示した工程を行う。そして、マスク材料層31a、31b、31cを除去する。そして、全体を覆って絶縁層(図示せず)を堆積する。そして、図8Aに示すように、RIE法により全体をエッチングして、ゲート絶縁層36a、36bの側面に絶縁層50aa、50ba、50bb、50caを形成する。
 次に、図8Bに示すように、絶縁層50aa、50ba、50bb、50caをマスクにして、SiO2層26a、26b、26c、Poly層25a、25b、25cをエッチングして、SiO2層26Aa、26Ba、26Bb、26Ca、Poly層25Aa、25Ba,25Bb、25Caを形成する。そして、図5Jに示した工程を行う。これにより、P層基板20上に4個のダイナミック フラッシュ メモリセルが形成される。
 なお、絶縁層50aa、50ba、50bb、50caは、SiO2層26a、26b、26c、Poly層25a、25b、25cのエッチングマスクになる材料層であれば、有機、無機など他の材料層を用いてもよい。
 また、図6Aに示したように、絶縁層50aa、50ba、50bb、50caをマスクにして、SiO2層24a、24b、24c、Poly層23a、23b、23cをエッチングしてもよい。
 本実施形態は、下記の特徴を有する。
 エッチングマスクである絶縁層50aa、50ba、50bb、50caは、ホトリソグラフィ工程を用いることなく、P層Si柱40a~40dに対して自己整合で形成される。これにより工程の簡略化と高精度化が図れる。
(その他の実施形態)
 なお、図5A~図5Kに示す第1実施形態では、P層Si柱40a~40dを形成したが、SiまたはSi以外の半導体材料より形成してもよい。このことは、本発明に係るその他の実施形態においても同様である。
 また、図1に示す第1実施形態における、N+層3a、3bは、ドナー不純物を含んだSi、または他の半導体材料層より形成されてもよい。また、両者が異なる半導体材料層より形成されてもよい。また、それらの形成方法はエピタキシャル結晶成長法、または、他の方法でN+層を形成してもよい。このことは、本発明に係るその他の実施形態においても同様である。
 また、図5Jに示すPoly層23a~23c、25aa~25caは、これらに替えて、単層または複数の導体材料層を組み合わせて用いてもよい。このことは、本発明に係るその他の実施形態においても同様である。
 図5Hにおいて、Poly層23a、23b、23cと、Poly層25a、25b、25cの一方又は両方を除去して、改めてゲート導体層を埋め込んでもよい。又は、図5Iにおいて、Poly層23a、23b、23c、Poly層25aa、25ba、25bb、25caを形成した後に、改めてゲート導体層を埋め込んでもよい。このことは、本発明に係るその他の実施形態においても同様である。
 図5Fで示した保護膜37は、RIE法によるエッチングにおいて、ゲート絶縁層36を保護する保護膜としての役割を持つ層であればよい。このことは、本発明に係るその他の実施形態においても同様である。
 また、図1では、Si柱2の平面視における形状は、円形状であった。それに対し、Si柱2の平面視における形状は、楕円、一方向に長く伸びた形状などであってもよい。そして、平面視形状の異なるSi柱を混在してダイナミック フラッシュ メモリセルを形成することができる。これらのこのことは、本発明に係るその他の実施形態においても同様である。
 また、図5A~図5Kの説明においては、P層Si柱40a~40dの垂直断面形状は矩形であった。これに対し、P層Si柱40a~40dの垂直断面が台形状であってもよい。このことは、本発明に係るその他の実施形態においても同様である。
 また、図5A~図5Kにおける、P層Si柱40a~40dの底部に繋がったN+層21に接続して例えばW層などの導体層を用いてもよい。このことは、本発明に係るその他の実施形態においても同様である。
 また、図5A~図5Kでは、P層Si柱40a~40dを、平面視において、正方格子状に配置した例を示したが、斜方格子状に配置させてもよい。このことは、本発明に係るその他の実施形態においても同様である。
 また、電気抵抗を下げるために、図5Aにおいて、N+層21の中に埋め込み導体層を設けていてもよい。それ以後の工程、例えば、P層Si柱40a~40dを形成した後に、N+層21の中に埋め込み導体層を設けていてもよい。この埋め込み導体層は、ソース線SLに繋げられる。このことは、本発明に係るその他の実施形態においても同様である。
 また、本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した各実施形態は、本発明の一実施例を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。上記実施例及び変形例は任意に組み合わせることができる。さらに、必要に応じて上記実施形態の構成要件の一部を除いても本発明の技術思想の範囲内となる。
 本発明に係る、メモリ素子を有する半導体装置の製造方法によれば、高密度で、かつ高性能のダイナミック フラッシュ メモリを有する半導体装置が得られる。
 1 基板
 2 Si柱
 3a、3b、21、41a、41b N+
 4、36 ゲート絶縁層
 5a 第1のゲート導体層
 5b 第2のゲート導体層
 5c 第3のゲート導体層
 6 絶縁層
 7 チャネル領域
 9 ダイナミック フラッシュ メモリセル
 11 正孔群
 12a 反転層
 13 ピンチオフ点
 SL ソース線
 PL1、PL2、PL3、PL21,PL22 プレート線
 WL、WL1、WL2、WL3、WL4 ワード線
 BL、BL1、BL2 ビット線
 20 P層Si柱基板
 22、24、26、26aa、26ba、26bb、26ca、26Aa、26Ba、26Bb、26Ca、45 SiO2
 23、23a、23b、23c、23aa、23ba、23bb、23ca、25、25aa、25ab、25ba、25bb、25ca、25B、25Aa、25Ba、25Bb,25Ca Poly層
 27a、27b、27c、27d 絶縁材料層
 30a、30b SiN層
 31a、31b、31c、31d、31aa、31ba、31bb、31ca マスク材料層
 35a、35b、35aa、35ab、35ba、35bb 空孔
 37、37a、37b、37c、37d 保護層
 40a、40b、40c、40d P層SI柱
 40a、40b、40c、40d コンタクトホール
 47a、47b 金属配線層
 50aa、50ba、50bb、50ca 絶縁層

Claims (12)

  1.  第1のゲート導体層と、第2のゲート導体層と、第3のゲート導体層と、第1の不純物層と、第2の不純物層と、第3の不純物層と、に印加する電圧を制御して、第1の半導体柱と、第2の半導体柱の一方又は両方の内部に、インパクトイオン化現象により、またはゲート誘起ドレインリーク電流により形成した前記第1の半導体柱及び前記第2の半導体柱の多数キャリアである正孔群又は電子群を保持するデータ保持動作と、前記第1のゲート導体層と、前記第2のゲート導体層と、前記第1の不純物層と、前記第2の不純物層と、前記第3の不純物層に印加する電圧を制御して、前記第1の半導体柱及び前記第2の半導体柱と一方又は両方の内部から前記第1の半導体柱及び前記第2の半導体柱の多数キャリアである前記正孔群又は前記電子群を除去するデータ消去動作と、を行うメモリ素子を有する半導体装置の製造方法であって、
     基板上に、前記基板に対して垂直方向に、第1の半導体層と、第1の絶縁層と第1のゲート材料層と、第2の絶縁層と、第2のゲート材料層と、を形成する工程と、
     前記第3の絶縁層上に、平面視において、第1の方向に隣接する第1の材料層と、第2の材料層と、を形成する工程と、
     前記第1の材料層と、前記第2の材料層との側面を囲み、且つ繋がった第3材料層を形成する工程と、
     前記第3の材料層の側面を覆い、且つ繋がった第4の材料層を形成する工程と、
     前記第4の材料層をマスクにして、前記第1の材料層と、前記第2の材料層と、前記第3の材料層と、前記第3の絶縁層と、前記第2のゲート材料層と、前記第2の絶縁層と、前記第1のゲート材料層と、前記第1の絶縁層と、をエッチングして、平面視において第1の方向に伸延する第1の空孔を形成する工程と、
     前記第1の空孔内に、第1のゲート絶縁層を形成し、前記第1のゲート絶縁層により、互いに離れた第2の空孔と、第3の空孔と、を形成する工程と、
     前記第2の空孔と、前記第3の空孔との底部にある前記第1のゲート絶縁層、を除去する工程と、
     前記第2の空孔と、前記第3の空孔と、の内部に半導体原子を堆積、または結晶成長させて前記第1の半導体柱と前記第2の半導体柱を形成する工程と、
     前記第1のゲート材料層が、前記第1のゲート絶縁層により分割され、前記第1のゲート導体層と、前記第2のゲート導体層とになり、同じく前記第2のゲート材料層を前記第3のゲート導体層とするか、又は前記第1のゲート材料層、前記第2のゲート材料層を除去して、除去した部分に、前記第1のゲート導体層、前記第2のゲート導体層、前記第3のゲート導体層を埋め込んで形成する工程と、
     前記第1の半導体柱上に前記第2の不純物層を、そして、前記第2の半導体柱上に前記第3の不純物層を形成する工程、を有し、
     前記第1の半導体層が前記第1の不純物層である、
    ことを特徴とするメモリ素子を有する半導体装置の製造方法。
  2.  前記第1の方向に並んだ前記第1の材料層と前記第2の材料層の中心線上での、前記第1の材料層と前記第2の材料層の外周線間距離が、前記第1の方向に直交した第2の方向において、前記第1の材料層の中心を通る線上の前記第3の材料層の厚さの2倍より小さくして、
     互いに離れた前記第2の空孔と、前記第3の空孔を形成するように前記第1のゲート絶縁層を形成する、
     ことを特徴とする請求項1に記載のメモリ素子を有する半導体装置の製造方法。
  3.  平面視における、前記第1の方向における、前記第1の空孔と、前記第2の空孔の中心を通る中心線と交わる、前記第1の空孔と前記第2の空孔の外周線間の長さが、前記第1の方向に直交して前記第1の材料層の中心を通る線上の前記第1のゲート絶縁層の厚さの2倍より小さくなるように形成する、
     ことを特徴とする請求項1に記載のメモリ素子を有する半導体装置の製造方法。
  4.  前記第3のゲート導体層が、前記第1の空孔により分離して、第5のゲート導体層と、第6のゲート導体層を形成する、
     ことを特徴とする請求項1に記載のメモリ素子を有する半導体装置の製造方法。
  5.  前記第1の不純物層に繋がる配線は、ソース線であり、前記第2の不純物領域に繋がる配線はビット線であり、前記第1乃至第2のゲート導体層に繋がる配線が、プレート線であり、
     前記第3のゲート導体層に繋がる配線がワード線であり、
     前記ソース線と、前記ビット線と、前記第1の駆動制御線と、前記ワード線に印加する電圧により、前記メモリ消去動作と、前記メモリ書き込み動作と、を行う、
     ことを特徴とする請求項1に記載の柱状半導体素子を用いたメモリ装置。
  6.  平面視において、前記第1の方向に伸延した前記第1の空孔に平行であり、且つ前記第1の空孔と同じ工程により形成した第4の空孔を形成する工程と、
     前記第4の空孔内に、前記第1のゲート絶縁層と、前記第1の半導体柱と、前記第2の半導体柱と、を形成するのと同じ工程で、第2のゲート絶縁層と、前記第2のゲート絶縁層により分離された第3の半導体柱と、第4の半導体柱と、を形成する工程と、
     前記第3の半導体柱上に第4の不純物層を、前記第4の半導体柱上に第5の不純物層と、を形成する工程と、を有し、
     平面視において、前記第1の空孔と、前記第4の空孔と、が前記第2の方向において離れて形成される、
     ことを特徴とする請求項1に記載のメモリ素子を有する半導体装置の製造方法。
  7.  平面視において、第1乃至第2の半導体柱列と、第3乃至第4の半導体柱列の間にある、前記第1のゲート導体層と、前記第2のゲート導体層の何れか又は両方が、2つに分割して、前記第1の方向に伸延して形成される、
     ことを特徴とする請求項6に記載のメモリ素子を有する半導体装置の製造方法。
  8.  平面視において、第1乃至第2の半導体柱列と、第3乃至第4の半導体柱列の間にある、前記第1のゲート導体層と、前記第2のゲート導体層とのどちらかが、第1乃至第2の半導体柱列と、第3乃至第4の半導体柱列の間で繋がり、且つ前記第1の方向に伸延している、
     ことを特徴とする請求項6に記載のメモリ素子を有する半導体装置の製造方法。
  9.  平面視において、第1乃至第2の半導体柱列と、第3乃至第4の半導体柱列の間にある、前記第3のゲート導体層が、2つに分割して、前記第1の方向に伸延して形成される、
     ことを特徴とする請求項6に記載のメモリ素子を有する半導体装置の製造方法。
  10.  前記第1の半導体柱と、前記第2の半導体柱と、を形成した後に、前記第4の絶縁層を除去する工程と、
     前記第1の半導体柱と前記第2の半導体柱の頂部の外周部を囲んだマスク材料層を形成する工程と、
     前記マスク材料層をマスクにして、前記第2のゲート材料層をエッチングする工程と、
     を有することを特徴とする請求項1に記載のメモリ素子を有する半導体装置の製造方法。
  11.  前記マスク材料層をマスクにして、前記第2の絶縁層と、前記第1のゲート材料層とを形成する工程を有することを特徴とする請求項10に記載のメモリ素子を有する半導体装置の製造方法。
  12.  前記第1の空孔内に、前記第1のゲート絶縁層を形成し、前記第1のゲート絶縁層により、互いに離れた前記第2の空孔と、前記第3の空孔と、を形成する工程の後、全体に第1の保護膜を形成する工程と、
     前記第2の空孔と、前記第3の空孔の底部にある前記第1の保護膜と、前記第1のゲート絶縁層とをエッチングして除去する工程と、
     残存した前記第1の保護膜を除去する工程と、
     を有することを特徴とする請求項1に記載のメモリ素子を有する半導体装置の製造方法。
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