WO2019012698A1 - 車両用スタビライザと、スタビライザのためのショットピーニング用治具 - Google Patents

車両用スタビライザと、スタビライザのためのショットピーニング用治具 Download PDF

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Abstract

スタビライザ(10)は湾曲部(21,22)を有している。各々の湾曲部(21,22)の径方向の断面の周方向の位置に関し、曲げ内側の中心を0°、曲げ外側の中心を180°とする。湾曲部(21,22)は、0°に位置する湾曲内側部(41)と、180°に位置する湾曲外側部(42)と、90°に位置する第1の側面部(51)と、270°に位置する第2の側面部(52)とを含んでいる。湾曲内側部(41)は表面から第1の深さ(D1)まで圧縮残留応力を有している。湾曲外側部(42)は第2の深さ(D2)まで圧縮残留応力を有している。第1の側面部(51)は第3の深さ(D3)まで圧縮残留応力を有している。第2の側面部(52)は第4の深さ(D4)まで圧縮残留応力を有している。第1の深さ(D1)は第2の深さ(D2)よりも深い。第4の深さ(D4)は第3の深さ(D3)よりも深い。

Description

車両用スタビライザと、スタビライザのためのショットピーニング用治具
 この発明は、自動車等の車両の懸架機構部に配置される車両用スタビライザと、スタビライザのためのショットピーニング用治具に関する。
 車両の懸架機構部に配置されるスタビライザは、鋼管あるいは中実の棒状の鋼材からなる。スタビライザはトーション部と、トーション部の両端に湾曲部を介して連なる一対のアーム部と、各々のトーション部とアーム部との間に形成された湾曲部とを有している。トーション部は車両の幅方向に延びている。各アーム部の先端に、それぞれ目玉部が形成されている。懸架機構部の一例は、スタビライザのトーション部がゴムブッシュ等を介して車体に支持される。目玉部はリンク部材等の接続部材を介して、懸架機構部のサスペンションアーム等に連結される。懸架機構部に組付けられたスタビライザは、車体のローリング挙動に対して、前記アーム部や湾曲部およびトーション部がばねとして機能する。このことによりスタビライザは、車両のロール剛性を高めることができる。
 車両がカーブを走行する際などの走行状況に応じて、スタビライザの一方のアーム部と他方のアーム部とが互いに反対方向に移動する。このことにより、各アーム部に、互いに逆向きの曲げの力がかかるとともに、湾曲部に曲げとねじりの力がかかる。しかもトーション部がねじられることなどにより、車体のローリング挙動が抑制される。アーム部と湾曲部とトーション部とに、曲げあるいはねじりによる応力が発生する。特に湾曲部に応力のピークが生じることも知られている。
 スタビライザの疲労強度を高める手段として、ショットピーニング装置が使用されている。特許文献1にショットピーニング装置の一例が開示されている。そのショットピーニング装置の投射器は、カットワイヤ等の微小粒体(ショット)をスタビライザの表面に投射する。スタビライザの耐久性を高めるためには、湾曲部に特に念入りにショットピーニングを行うことも提案されている。しかし湾曲部の径方向の断面において、周方向各部に生じる応力分布は一定ではない。すなわち湾曲部の周方向の特定の位置に応力のピークが存在する。
 車両走行中に、湾曲部は、第1の方向と、第1の方向とは反対の第2の方向とに、同等の頻度でねじられる。湾曲部の径方向の断面において、曲げ内側の中心を0°、曲げ外側の中心を180°とする。湾曲部の応力分布は、0°と180°を結ぶ基準線を境に対称となる。このため一般的な知識によれば、湾曲部の表面全体に均等にショットを投射するのが妥当である。あるいは、0°と180°を結ぶ基準線を対称軸として、圧縮残留応力の分布が対称となるようにショットピーニングが行なうのが通例である。
特開2010-228020号公報
 本発明者達が鋭意研究した結果、スタビライザが配置される懸架機構部の態様によっては、必ずしも湾曲部の応力分布が前記基準軸を対称軸として対称であることが最善でないとの知見が得られた。例えば走行中に跳ねた石がスタビライザの下面に触れたり、スタビライザの下面に付着した融雪剤が原因となって、微小な腐食ピットが生じることがある。この腐食ピットがある程度成長すると、ピットの深さが圧縮残留応力の深さを越えてしまうことがある。このためスタビライザの下面の圧縮残留応力の深さが、スタビライザの上面の圧縮残留応力の深さと同じであると、スタビライザの下面が強度的な弱点となる可能性がある。
 特許文献1に記載されているショットピーニング装置は、スタビライザに1本ずつショットピーニングを行っている。このため作業能率が悪く、ショットピーニング装置を効率良く使用することができないという問題もある。
 従って本発明の目的は、湾曲部の耐久性に関して好ましい応力分布を有する車両用スタビライザと、複数のスタビライザに能率良くショットピーニングを行うことができるショットピーニング用治具を提供することにある。
 1つの実施形態に係るスタビライザは、棒状の鋼材からなり車両の幅方向に延びるトーション部と、前記トーション部の両端に連なる一対の湾曲部と、前記それぞれの湾曲部に連なる一対のアーム部とを具備している。前記湾曲部は、それぞれ、径方向の断面の周方向の位置に関し、曲げ内側の中心を0°、曲げ外側の中心を180°、0°と180°との間の中点を90°、90°の反対側を270°とする。前記湾曲部は、それぞれ、湾曲内側部と、湾曲外側部と、第1の側面部と、第2の側面部とを具備している。前記湾曲内側部は、前記0°に位置し、前記鋼材の表面から第1の深さまで圧縮残留応力を有している。前記湾曲外側部は、前記180°に位置し、前記表面から第2の深さまで圧縮残留応力を有している。前記第1の側面部は、前記90°に位置し、前記表面から第3の深さまで圧縮残留応力を有している。前記第2の側面部は、前記270°に位置し、前記表面から第4の深さまで圧縮残留応力を有している。前記湾曲内側部の表面から前記第1の深さまでの圧縮残留応力の総和が、前記湾曲外側部の表面から前記第2の深さまでの圧縮残留応力の総和よりも大きい。しかも前記第2の側面部の表面から前記第4の深さまでの圧縮残留応力の総和が、前記第1の側面部の表面から前記第3の深さまでの圧縮残留応力の総和よりも大きい。前記第1の深さは、前記第2の深さよりも深い。また前記第4の深さは、前記第3の深さよりも深い。
 スタビライザの一例は、前記鋼材が鋼管であり、前記湾曲外側部の厚さが前記湾曲内側部の厚さよりも小さい。また前記第1の側面部が車両の上側、前記第2の側面部が車両の下側となるように該車両に配置されてもよい。
 1つの実施形態に係るショットピーニング用治具は、上下方向に延びるセンターロッドと、上側腕部と、下側腕部とを具備している。前記上側腕部は、前記センターロッドの上部に、放射状に複数設けられている。前記下側腕部は、前記センターロッドの下部に、前記上側腕部と同じ数だけ放射状に設けられている。前記上側腕部は、それぞれ、スタビライザの一方のアーム部に形成された目玉部を支持する。これにより、前記スタビライザのトーション部が前記センターロッドに沿って略垂直な姿勢に保持される。前記下側腕部は、前記スタビライザの他方のアーム部を支持する。前記上側腕部が前記複数のスタビライザを吊持した状態において、各スタビライザの前記湾曲内側部と前記第2の側面部とが、前記センターロッドの外側を向く。また前記湾曲外側部と前記第1の側面部とが、内側を向く。前記上側腕部の先端に、前記一方のアーム部の目玉部の孔に挿入されるピンを備えていてもよい。前記下側腕部の先端に、前記他方のアーム部を支持するフック部を有していてもよい。
 本発明によれば、湾曲部の耐久性を高める上で好ましい圧縮残留応力の分布を有するスタビライザを得ることができ、スタビライザの耐久性を向上させることができる。
車両の一部とスタビライザを示す斜視図。 スタビライザの一例を示す平面図。 図2中のF3-F3線に沿うスタビライザの湾曲部の径方向の断面図。 1つの実施形態に係るスタビライザ(複数)とショットピーニング用治具を示す斜視図。 図4に示されたスタビライザとショットピーニング用治具を上方から見た平面図。 図4に示されたスタビライザ(複数)のみを上方から見た平面図。 図4に示されたショットピーニング用治具のみを上方から見た平面図。 スタビライザとショットピーニング装置を模式的に示す側面図。 1つの実施形態のスタビライザの第1の湾曲部の周方向の4個所について、表面からの深さと残留応力の大きさとの関係を表したグラフ。 同スタビライザの第2の湾曲部の周方向の4個所について、表面からの深さと残留応力の大きさとの関係を表したグラフ。
 以下に本発明の1つの実施形態に係るスタビライザについて、図1から図3を参照して説明する。 
 図1は、スタビライザ10を備えた車両11の一部を示している。図2は、スタビライザ10の平面図である。スタビライザ10は、車両11の懸架機構部に配置されている。スタビライザ10は、トーション部20と、一対の湾曲部21,22と、一対のアーム部23,24とを含んでいる。トーション部20は、車両11の車体12の幅方向(図1に矢印W1で示す方向)に延びている。湾曲部21,22は、トーション部20の両端に連なっている。アーム部23,24は、それぞれの湾曲部21,22に連なっている。スタビライザ10は曲げ加工機によって成形される。スタビライザ10の材料は棒状のばね鋼である。ばね鋼は、焼入れ等の熱処理によって強度を向上できる鋼種から選択される。本実施形態は中空のスタビライザ10であるため、その材料は中空の鋼材(鋼管)10Aでる。中実のスタビライザの場合には、中実の鋼材が使用される。
 スタビライザ10は、対称軸S1(図2に示す)を中心に左右対称形である。スタビライザ10の両端に目玉部25,26が形成されている。スタビライザ10の形状は図2に限ることはない。例えばトーション部20やアーム部23,24に1箇所以上の曲げ部を有していてもよい。目玉部25,26の形状も懸架機構部の態様に応じて様々である。すなわち3次元的な曲げ形状も含めて、各種形状のスタビライザでもよい。またスタビライザは左右非対称形でもよい。
 トーション部20は、一対の支持部30,31を介して、例えば車体12の一部に支持される。支持部30,31は、それぞれゴムブッシュ等を備えている。一対の目玉部25,26は、それぞれ、接続部材32,33(図1に示す)を介して、例えば懸架機構部のサスペンションアームに接続される。接続部材32,33の一例はスタビライザリンクである。車両11がカーブを走行すると、アーム部23,24に互いに逆相(上向きあるいは下向き)の荷重が入力する。そうすると、アーム部23,24に互いに逆向きの曲げの力がかかるとともに、湾曲部21,22に曲げとねじりの力がかかる。さらにトーション部20がねじられる。その結果発生する反発荷重により、車体12のローリング挙動が抑制される。
 湾曲部21,22は、対称軸S1(図2に示す)を境に左右対称形である。このため、これ以降は第1の湾曲部21(図3)を代表して説明する。第2の湾曲部22も同様の構成である。 
 図3は湾曲部21の径方向の断面を示している。この明細書では、湾曲部21の径方向の断面の周方向の位置に関し、曲げの内側の中心を0°、曲げの外側の中心を180°とし、0°と180°との間の中点を90°、90°の反対側を270°と規定する。0°と180°を結ぶ線分X1を基準線と呼び、線分X1と直角な線分Y1(90°と270°を結ぶ線分)を垂線と呼ぶ。
 湾曲部21は、径方向の断面の周方向の位置に関し、曲げ内側の中心を0°、曲げ外側の中心を180°としたとき、0°に位置する湾曲内側部41と、180°に位置する湾曲外側部42と、90°に位置する第1の側面部51と、270°に位置する第2の側面部52とを含んでいる。
 スタビライザ10の材料である鋼管が曲げ加工機によって曲げられる。このため、湾曲部21の径方向の断面において、湾曲外側部42の厚さt2が湾曲内側部41の厚さt1よりも小さくなっている。しかも曲げの外側(90°から270°)が、やや扁平な断面形状となっている。図3中の2点鎖線Q1は、曲げ加工前の鋼管の外面(実質的に真円)の輪郭を示している。
 以下に、図4から図8を参照して、ショットピーニング用治具60について説明する。
 図4は、ショットピーニング用治具60と、複数のスタビライザ10とを示している。複数(例えば6本)のスタビライザ10が、ショットピーニング用治具60によって保持されている。図5は、ショットピーニング用治具60とスタビライザ10とを上方から見た平面図である。図6は、スタビライザ10のみを上方から見た平面図である。図7は、ショットピーニング用治具60のみを上方から見た平面図である。
 ショットピーニング用治具60は、上下方向に延びるセンターロッド61と、複数(例えば6本)の上側腕部62と、複数(例えば6本)の下側腕部63とを有している。上側腕部62は、センターロッド61の上部に設けられている。下側腕部63は、センターロッド61の下部に設けられている。上側腕部62は、上側の取付ベース65を介してセンターロッド61に固定されている。下側腕部63は、下側の取付ベース66を介してセンターロッド61に固定されている。
 上側腕部62は、ショットピーニング用治具60によって一度に支持すべきスタビライザ10の数(例えば6本)に応じた数だけ設けられている。これらの上側腕部62は互いに共通の形状である。複数の上側腕部62が、センターロッド61から外側に向けて、取付ベース65の周方向に等間隔で放射状に設けられている。それぞれの上側腕部62の先端に、ピン70が設けられている。ピン70は、上側腕部62の先端から上方に突出している。ピン70は、スタビライザ10の一方の目玉部25の孔25aに挿入される。
 下側腕部63は上側腕部62と同じ数(例えば6本)だけ設けられている。これら下側腕部63は互いに共通の形状である。複数の下側腕部63が、センターロッド61から外側に向けて、取付ベース66の周方向に等間隔で放射状に設けられている。それぞれの下側腕部63の先端に、フック部71が形成されている。フック部71は、図4において下側に位置するアーム部24をかかえ込むように保持する形状(例えばU形)である。
 スタビライザ10の一方のアーム部23の目玉部25が、上側腕部62のピン70によって支持される。支持されたスタビライザ10は自重によって垂れ下がる。他方のアーム部24が、下側腕部63のフック部71によって保持される。この状態においてスタビライザ10は、トーション部20がセンターロッド61に沿う垂直な姿勢となる。複数のスタビライザ10が、ショットピーニング用治具60によって、センターロッド61の周方向に等間隔の角度θ1(図5と図6に示す)を存して同時に吊持される。角度θ1の一例は60°である。図6に矢印SPで示した方向からショットが投射される。
 図4から図6に示されるように、スタビライザ10がショットピーニング用治具60によって吊下げられる。吊下げられたスタビライザ10は、図6に示されるように、湾曲内側部41と第2の側面部52とが外側を向く。また湾曲外側部42と第1の側面部51とが内側を向く。すなわち湾曲内側部41と第2の側面部52とが外側を向くように、上側腕部62と下側腕部63との間の角度θ2(図7に示す)や、上側腕部62と下側腕部63の形状および長さや、ピン70の位置、フック部71の形状等が、スタビライザ10の種類に応じて設定されている。
 図8は、ショットピーニング装置80を模式的に示している。ショットピーニング装置80は、ショットピーニング用治具60によって保持された複数(例えば6本)のスタビライザ10にショットピーニングを行う。このショットピーニング装置80は、下側に配置された第1のショット投射機81と、上側に配置された第2のショット投射機82と、回転機構83とを備えている。回転機構83は、ショットピーニング用治具60をセンターロッド61を中心に回転させる。例えば6本のスタビライザ10が、ショットピーニング用治具60によって同時に保持される。その状態において、ショットピーニング用治具60とスタビライザ10とが、矢印Zで示す方向に一体に回転する。
 第1のショット投射機81は、第1の湾曲部21に向けてショットを投射する。図8中の1点鎖線P1は、ショットの投射方向を模式的に示している。第1のショット投射機81から投射されたショットが、第1のショット投射機81に近い側(図8において右側)に位置するスタビライザ10の上半部等に衝突する。これにより第1のショット投射機81に近い側のスタビライザ10の上半部の表面に圧縮残留応力が生じる。第1のショット投射機81から投射されたショットは、第1のショット投射機81から遠い側(図8において左側)に位置するスタビライザ10にも衝突する。このため第1のショット投射機81から遠い側のスタビライザ10の上半部の表面にも、圧縮残留応力が生じる。
 第2のショット投射機82は、第2の湾曲部22に向けてショットを投射する。図8中の1点鎖線P2は、ショットの投射方向を模式的に示している。第2のショット投射機82から投射されたショットが、第2のショット投射機82に近い側(図8において右側)に位置するスタビライザ10の下半部等に衝突する。これにより、第2のショット投射機82に近い側のスタビライザ10の下半部の表面に圧縮残留応力が生じる。第2のショット投射機82から投射されたショットは、第2のショット投射機82から遠い側(図8において左側)に位置するスタビライザ10にも衝突する。このため第2のショット投射機82から遠い側のスタビライザ10の下半部の表面にも、圧縮残留応力が生じる。
 図6に示されるように、ショットピーニング用治具60によって保持されたスタビライザ10は、それぞれ、湾曲内側部41と第2の側面部52とが外側を向く。また湾曲外側部42と第1の側面部51とが内側を向く。このため第1のショット投射機81と第2のショット投射機82とから投射されたショットは、特に湾曲内側部41と第2の側面部52とに有効に打ち付けられる。
 図9は、ショットピーニング後の第1の湾曲部21の周方向の4個所の位置(0°,90°,180°,270°)について、それぞれ表面からの深さと残留応力の大きさとの関係を示している。図9中の実線L1は、湾曲内側部41(0°)の残留応力の分布を示している。1点鎖線L2は、湾曲外側部42(180°)の残留応力の分布を示している。破線L3は、第1の側面部51(90°)の残留応力の分布を示している。2点鎖線L4は、第2の側面部52(270°)の残留応力の分布を示している。
 図9に示されるように、湾曲内側部41(0°)は、表面から第1の深さD1まで圧縮残留応力が形成されている。湾曲外側部42(180°)は、第2の深さD2まで圧縮残留応力が形成されている。第1の深さD1は第2の深さD2よりも深い。第1の側面部51(90°)は、第3の深さD3まで圧縮残留応力が形成されている。第2の側面部52(270°)は、第4の深さD4まで圧縮残留応力が形成されている。第4の深さD4は第3の深さD3よりも深い。
 図9に示されるように、湾曲内側部41(0°)の圧縮残留応力の絶対値は、0.15mmよりも深い領域において、湾曲外側部42(180°)の圧縮残留応力の絶対値よりも大きい。しかも湾曲内側部41(0°)の表面から第1の深さD1までの圧縮残留応力の総和(面積)は、湾曲外側部42(180°)の表面から第2の深さD2までの圧縮残留応力の総和(面積)よりも大きい。第2の側面部52(270°)の圧縮残留応力の絶対値は、どの深さにおいても第1の側面部51(90°)の圧縮残留応力の絶対値よりも大きい。しかも第2の側面部52(270°)の表面から第4の深さD4までの圧縮残留応力の総和(面積)は、第1の側面部51(90°)の表面から第3の深さD3までの圧縮残留応力の総和(面積)よりも大きい。
 図10は、ショットピーニング後の第2の湾曲部22の周方向の4個所の位置(0°,90°,180°,270°)について、それぞれ表面からの深さと残留応力の大きさとの関係を示している。図10中の実線R1は、湾曲内側部41(0°)の残留応力の分布を示している。1点鎖線R2は、湾曲外側部42(180°)の残留応力の分布を示している。破線R3は、第1の側面部51(90°)の残留応力の分布を示している。2点鎖線R4は、第2の側面部52(270°)の残留応力の分布を示している。
 図10に示されるように、湾曲内側部41(0°)は、表面から第1の深さd1まで圧縮残留応力が形成されている。湾曲外側部42(180°)は、第2の深さd2まで圧縮残留応力が形成されている。第1の深さd1は第2の深さd2よりも深い。第1の側面部51(90°)は、第3の深さd3まで圧縮残留応力が形成されている。第2の側面部52(270°)は、第4の深さd4まで圧縮残留応力が形成されている。第4の深さd4は第3の深さd3よりも深い。
 図10に示されるように、湾曲内側部41(0°)の圧縮残留応力の絶対値は、0.10mmよりも深い領域において、湾曲外側部42(180°)の圧縮残留応力の絶対値よりも大きい。しかも湾曲内側部41(0°)の表面から第1の深さd1までの圧縮残留応力の総和(面積)は、湾曲外側部42(180°)の表面から第2の深さd2までの圧縮残留応力の総和(面積)よりも大きい。第2の側面部52(270°)の圧縮残留応力の絶対値は、どの深さにおいても第1の側面部51(90°)の圧縮残留応力の絶対値よりも大きい。しかも第2の側面部52(270°)の表面から第4の深さd4までの圧縮残留応力の総和(面積)は、第1の側面部51(90°)の表面から第3の深さd3までの圧縮残留応力の総和(面積)よりも大きい。
 すなわち図9と図10のいずれの場合も、湾曲内側部41(0°)の圧縮残留応力の総和(面積)が湾曲外側部42(180°)の圧縮残留応力の総和(面積)よりも大きく、かつ、第2の側面部52(270°)の圧縮残留応力の総和(面積)が第1の側面部51(90°)の圧縮残留応力の総和(面積)よりも大きくなっている。
 本実施形態のスタビライザ10は、第1の湾曲部21と第2の湾曲部22とのいずれも、湾曲内側部41は湾曲外側部42よりも深い位置まで圧縮残留応力が形成されている。しかも湾曲内側部41の圧縮残留応力の総和(面積)が湾曲外側部42の圧縮残留応力の総和(面積)よりも大きい。すなわち湾曲内側部41に生じる可能性のある応力のピークに対して有効な圧縮応力の分布である。このため湾曲内側部41が耐久性に関して弱点となることを回避できる。
 さらに第1の湾曲部21と第2の湾曲部22のいずれも、第2の側面部52は第1の側面部51よりも深い位置まで圧縮残留応力形成されている。しかも第2の側面部52の圧縮残留応力の総和(面積)が、第1の側面部51の圧縮残留応力の圧縮残留応力の総和(面積)よりも大きい。第2の側面部52は路面に対向するため、車両の走行中に路面から跳ねた石や路面凍結剤に触れる可能性が大きい。本実施形態のスタビライザ10は、第2の側面部52に腐食ピットが生じたとしても、その影響を抑制する上で有効な圧縮残留応力の分布となっている。ただし懸架機構部の態様あるいはスタビライザの仕様によっては、第2の側面部52が上側となるようにスタビライザが配置されてもよい。
 本発明を実施するに当たり、懸架機構部の態様あるいはスタビライザの仕様に応じて、この発明を逸脱しない範囲で圧縮残留応力の分布を適宜に変更してもかまわない。またスタビライザの材料をはじめとして、トーション部とアーム部および湾曲部の具体的な形状やスタビライザの配置等の態様を種々に変更して実施できることは言うまでもない。
 10…スタビライザ、11…車両、20…トーション部、21,22…湾曲部、23,24…アーム部、25,26…目玉部、25a…孔、41…湾曲内側部、42…湾曲外側部、51…第1の側面部、52…第2の側面部、60…ショットピーニング用治具、61…センターロッド、62…上側腕部、63…下側腕部、70…ピン、71…フック部。

Claims (7)

  1.  棒状の鋼材(10A)からなり車両の幅方向に延びるトーション部(20)と、
     前記トーション部(20)の両端に連なる一対の湾曲部(21,22)と、
     前記それぞれの湾曲部(21)(22)に連なる一対のアーム部(23)(24)とを具備し、
     前記湾曲部(21)(22)は、それぞれ、径方向の断面の周方向の位置に関し、
     曲げ内側の中心を0°、曲げ外側の中心を180°、0°と180°との間の中点を90°、90°の反対側を270°としたとき、
     前記0°に位置し前記鋼材(10A)の表面から第1の深さ(D1)まで圧縮残留応力を有した湾曲内側部(41)と、
     前記180°に位置し前記表面から第2の深さ(D2)まで圧縮残留応力を有した湾曲外側部(42)と、
     前記90°に位置し前記表面から第3の深さ(D3)まで圧縮残留応力を有した第1の側面部(51)と、
     前記270°に位置し前記表面から第4の深さ(D4)まで圧縮残留応力を有した第2の側面部(52)とを具備し、かつ、
     前記湾曲内側部(41)の表面から前記第1の深さ(D1)までの圧縮残留応力の総和が、前記湾曲外側部(42)の表面から前記第2の深さ(D2)までの圧縮残留応力の総和よりも大きく、
     前記第2の側面部(52)の表面から前記第4の深さ(D4)までの圧縮残留応力の総和が前記第1の側面部(51)の表面から前記第3の深さ(D3)までの圧縮残留応力の総和よりも大きいことを特徴とする車両用スタビライザ。
  2.  前記第1の深さ(D1)が前記第2の深さ(D2)よりも深く、かつ、前記第4の深さ(D4)が前記第3の深さ(D3)よりも深いことを特徴とする請求項1に記載の車両用スタビライザ。
  3.  前記鋼材(10A)が鋼管であり、前記湾曲外側部(42)の厚さが前記湾曲内側部(41)の厚さよりも小さいことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用スタビライザ。
  4.  前記第1の側面部(51)が車両の上側、前記第2の側面部(52)が車両の下側となるように該車両に配置されたことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用スタビライザ。
  5.  棒状の鋼材(10A)からなり車両の幅方向に延びるトーション部(20)と、該トーション部(20)の両端に連なる一対の湾曲部(21)(22)と、前記それぞれの湾曲部(21)(22)に連なる一対のアーム部(23)(24)と、各アーム部(23)(24)の先端に形成された目玉部(25)(26)とを具備したスタビライザ(10)、のためのショットピーニング用治具であって、
     前記スタビライザ(10)は、前記各湾曲部(21)(22)の径方向の断面の周方向の位置に関し、前記各湾曲部(21)(22)の曲げ内側の中心を0°、曲げ外側の中心を180°、0°と180°との間の中点を90°、90°の反対側を270°としたとき、前記0°に位置する湾曲内側部(41)と、前記180°に位置する湾曲外側部(42)と、90°に位置する第1の側面部(51)と、前記270°に位置する第2の側面部(52)とを有し、
     該ショットピーニング用治具が、
     上下方向に延びるセンターロッド(61)と、
     前記センターロッド(61)の上部に放射状に複数設けられ、それぞれ、前記スタビライザ(10)の一方の前記アーム部(23)に形成された目玉部(25)を支持することにより前記トーション部(20)を前記センターロッド(61)に沿う姿勢に保持する上側腕部(62)と、
     前記センターロッド(61)の下部に前記上側腕部(62)と同じ数だけ放射状に設けられ、前記スタビライザ(10)の他方のアーム部(24)を支持する下側腕部(63)とを具備し、
     前記スタビライザ(10)が吊持された状態において、各スタビライザ(10)の前記湾曲内側部(41)と前記第2の側面部(52)とが前記センターロッド(61)の外側を向き、前記湾曲外側部(42)と前記第1の側面部(51)とが内側を向くことを特徴とするスタビライザのショットピーニング用治具。
  6.  前記上側腕部(62)の先端に、前記一方のアーム部(23)の目玉部(25)の孔(25a)に挿入されるピン(70)を備えたことを特徴とする請求項5に記載のショットピーニング用治具。
  7.  前記下側腕部(63)の先端に、前記他方のアーム部(24)を支持するフック部(71)を有したことを特徴とする請求項5または6に記載のショットピーニング用治具。
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