WO2014080844A1 - ステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

 ステアリングシャフト(2)に外嵌され、ステアリングロック時にステアリングロック機構によって回転が制限されるキーロックカラー(5)と、径方向において前記ステアリングシャフト(2)と前記キーロックカラー(5)の間に介在するスリップリング(8)とを備えたステアリング装置(1)において、前記スリップリング(8)は、径方向の外方又は内方に向けて突出した突部(9)を周方向に複数備え、前記スリップリング(8)を覆う前記キーロックカラー(5)の内周部に軸方向に大径部(7a)と小径部(7b)を形成することにより、キーロックのスリップトルクをより安定させ、寸法許容範囲を拡大させたステアリング装置を提供する。

Description

ステアリング装置
 本発明は、車両等に搭載されるステアリング装置に関する。
 従来、車両等の盗難を防ぐために、ステアリングホイールの回転を制限するステアリングロック機構を備えたステアリング装置がある。ステアリングロック機構は、ステアリングシャフトに外嵌されたキーロックカラーと、その外側のコラムに取り付けられたステアリングロック装置とからなり、ステアリングロック装置に設けられたロックバーがキーロックカラーに形成された溝等と嵌合することでシャフトの回転を制限し、車両盗難時などに操舵できないようにするものである。
 従来のステアリングロック機構においては、ステアリングがロックされた状態において、ステアリングホイールが強い力で回転されると、ステアリングロック機構が破損し、ロック機能が損なわれることがあった。
 そこで、所定以上の力でステアリングホイールを回転させる力が加わったときにキーロックカラーがステアリングシャフトに対して回転することで、破損を防ぎながら、操舵できない程度の適度なフリクションを与え、車両盗難を防ぐように構成されたものがある。
 このようなステアリングロック機構においては、ステアリングシャフト外周面とキーロックカラー内周面との間のスリップ特性の安定と、ステアリングロック機構が破壊されない程度のスリップ荷重の両立が求められる。そのため、ステアリングシャフトの外周面とキーロックカラーの内周面が非接触の部分を形成することにより、安定した所定のすべりトルク(摩擦力)を得るものがある(例えば、特開2010-163115号公報参照。)。
 また、ステアリングシャフトにグリース溝を加工し、当該グリース溝にグリースを保持させることで、キーロックカラーとステアリングシャフトの摩擦面にグリースが供給され、過度の摩擦抵抗が生じないようにしたものがある(例えば、特開平7-291095号公報参照)。
 さらに、ステアリングロック機構の保護を目的として、キーロックカラーとステアリングシャフトの嵌合部にスリップリングが装着されたものがある(例えば、特開2005-351457号公報参照)。
 上記のようにステアリングシャフトとキーロックカラーとの間に非接触部分を形成する構成やグリースを用いる構成の場合、寸法精度の管理負担は軽減されるものの、キーロックカラーをステアリングシャフトに圧入する必要があるため、その部分については寸法精度をある程度厳しく管理しなければならず、その分加工コストが高くなるという問題があった。
 また、ステアリングシャフトとキーロックカラーの嵌合部にスリップリングを装着する場合、スリップリングのスリップトルク(スリップリングが滑り始めるトルク)はスリップリングのバネ力とシャフトとカラーの隙間によるシメシロによって決まるが、スリップリングは板バネであることからバネ定数が高く、シメシロ変化に対して敏感である。したがって、スリップリングを装着する部分の寸法精度を厳しく管理しなければならず、また、シメシロ変化に対して敏感であるとスリップリングの残留応力による影響が大きくなるため、スリップリングにセッチングや焼きなましを施さなければならない等、加工コストが高くなるという問題があった。
 本発明は、上記課題に着目してなされたものであり、キーロックカラーのスリップトルクをより安定させ、寸法許容範囲を拡大させたステアリング装置を提供することを目的とする。
 上記課題を解決するために本発明では、ステアリングシャフトに外嵌され、ステアリングロック時にステアリングロック機構によって回転が制限されるキーロックカラーと、
 径方向において前記ステアリングシャフトと前記キーロックカラーの間に介在する円筒状のスリップリングとを備えたステアリング装置において、
 前記キーロックカラーが、前記スリップリングの変位(径方向の変形量)に対する荷重変化を小さくする形状を有することを特徴とするステアリング装置を提供する。
 具体的には、前記キーロックカラーが、軸方向の複数の部分で前記スリップリングに接触するようにする。また、前記キーロックカラーが、前記スリップリングが前記スリップリングの変位を許容する逃げを構成するようにする。
 「ステアリングロック機構」とは、車両の盗難防止などのため、必要に応じてステアリングシャフトの回転を制限する機構を言う。「キーロックカラー」とは、ステアリングシャフトに外嵌し、ステアリングロック機構と係合することで、ステアリングシャフトの回転を制限する部材を言う。「スリップリング」とは、略円筒状をしており、ばね効果によって寸法誤差を吸収する部材を言う。具体的には、「スリップリング」とは、略円筒状をしており、内径側に接触して配置された部材(内側部材)と外径側に接触して配置された部材(外側部材)のラジアル方向の寸法誤差をラジアル方向の変形よって吸収し、内側部材と外側部材の相対回転におけるスリップトルクを安定させる部材を言う。本願においては、上記キーロックカラーが外側部材に該当し、上記ステアリングシャフトが内側部材に該当する。
 また、上記課題を解決するために本発明では、ステアリングシャフトに外嵌され、ステアリングロック時にステアリングロック機構によって回転が制限されるキーロックカラーと、
 径方向において前記ステアリングシャフトと前記キーロックカラーの間に介在するスリップリングとを備えたステアリング装置において、
 前記スリップリングは、径方向の外方又は内方に向けて突出した突部を周方向に複数備え、
 前記スリップリングを覆う前記キーロックカラーの内周部に軸方向に大径部と小径部が形成されていることを特徴とするステアリング装置を提供する。
 このように構成することにより、スリップリングが変形するための逃げが形成され、スリップリングが変形し易くなり、スリップリングの変位に対する荷重変化を小さくすることができる。
 好ましくは、前記スリップリングの軸方向の端部に対向して前記スリップリングの軸方向の移動を制限する段部が前記ステアリングシャフトに形成されている。
 このように構成することで、スリップリングのリング部の位置ズレを防止し、スリップ特性を安定させることができる。
 好ましくは、前記スリップリングは、同一円周上に前記突部が形成されていないリング部を有し、
 前記大径部は、前記突部又は前記リング部の何れか一方にのみ接する。
 これにより、スリップリングが更に変形し易くなり、より高い効果を得ることができる。リング部は、少なくとも車両前方側と車両後方側の端部に設けられることが好ましい。
 好ましくは、前記突部は、軸方向に延びており、軸方向に垂直に切断した断面が円弧状をしている。
 これにより、引っ掛かりが無く、スムーズで安定した回転を得ることができる。なお、「軸方向」とは、ステアリングシャフトの回転中心となる軸線方向を言う。     
 好ましくは、前記スリップリングを覆う前記キーロックカラーの軸方向部分には、2以上の小径部が形成されている。
 これにより、スリップリングの座りが良くなり、安定した回転を得ることができるようになる。小径部がキーロックカラーの軸方向に3以上形成される場合には、小径部を等間隔に配置することで、安定した回転を得ることが可能となる。
 好ましくは、前記小径部は、前記スリップリングの軸方向長さの略中央に対向する位置に設けられている。
 これにより、スリップリング特性の安定の他、ステアリングがロックされた状態においてステアリングシャフトが捻られた時にキーロックカラーにかかる負荷に対して、小径部が補強効果を発揮することができる。
 好ましくは、前記大径部と前記小径部は、滑らかな曲面によって軸方向に連続して形成されている。
 これにより、組付けの際の作業性が向上し、また、引っ掛かり無く、スムーズな回転が可能となり、各部材が軸方向にずれるのを防止することができる。
 各小径部は軸方向の一定の範囲内にわたって同一の内径寸法を有しており、各大径部は軸方向の中央において最も径が大きいことが好ましい。これにより、小径部の安定した接触を得ることができ、また、スリップリングの変位を許容する逃げを効率的に形成することができる。
 好ましくは、前記突部は、径方向外方に向けて突出しており、同一円周上に前記突部が形成されていないリング部を挟んで軸方向の2箇所に配置されており、
 前記小径部が軸方向に2つ形成されている。
 これにより、突部を軸方向の2箇所に配置しなかった場合と比較して、スリップトルクを大きくすることができる。軸方向の2箇所に配置された突部は、軸方向に同じ長さとすることで、安定した回転を得ることができる。
 好ましくは、前記キーロックカラーは、前記ステアリングロック機構が回転を制限するためのロックバーを挿入する孔部を有しており、
 該孔部は、前記スリップリングに径方向に対向しない部分に形成されている。
 長孔が形成される部分とスリップリングが内嵌する部分とを軸方向の異なる位置とすることで、長孔を形成する過程でスリップリングを内嵌する部分が変形して真円度が低下するのを防ぎ、安定したスリップトルクを実現している。
 ロックバーと係合する部分は、キーロックカラーが回転しないようにロックバーと係合すれば良いため、孔部以外の係合部とすることもできる。例えば、上述の孔部の代わりに、キーロックカラーの外周部に軸方向に延びる有底の溝部を形成した構成としてもよく、当該溝部は周方向に複数形成されていてもよい。しかしながら、孔部とすることで当該係合部の形成が容易になる。
 前記孔部は、軸方向に延びる長孔とすることで、軸方向の位置の変化に対応することが可能となる。スリップリングに対向しないキーロックカラーの部分は、ステアリングシャフトに対してすき間嵌めとすることで、寸法精度の管理を軽減することができる。
 好ましくは、前記突部は、径方向外方に向けて突出しており、
 前記小径部と前記突部は、径方向に互いに対向する位置に配置されている。
 これにより、スリップリングが変形するための逃げが効率よく形成され、スリップリングが更に変形しやすくなる。
 キーロックカラーとスリップリングとの接触部、スリップリングとステアリングシャフトとの接触部には、グリースを塗布してもよい。これにより、スリップトルクをさらに安定させることができる。
 本発明によれば、キーロックカラーのスリップトルクをより安定させ、寸法許容範囲を拡大させたステアリング装置を提供することができる。
図1は、本願の第1実施形態に係るステアリング装置を示す側面図である。 図2は、本願の第1実施形態に係るステアリング装置の拡大断面図である。 図3A、図3B、図3Cは、本願の第1実施形態に係るキーロックカラーを示す図である。図3Aは平面図、図3Bは図3Aに示す3B-3B切断面を示す断面図、図3Cは波型部の拡大図である。 図4A、図4Bは、本願の第1実施形態に係るスリップリングを示す図である。図4Aは平面図、図4Bは図4Aに示す4B-4B切断面を示す断面図である。 図5A、図5Bは、本願の第1実施形態に係るステアリング装置のステアリングシャフト、キーロックカラー、及びスリップリングを示す図である。図5Aはステアリングシャフトの側面と、キーロックカラー及びスリップリングの断面を示している。図5Bは図5Aのスリップリング周辺の拡大図である。 図6A、図6Bは、本願の第2実施形態に係るステアリング装置に用いるスリップリングを示す図である。図6Aは平面図、図6Bは図6Aに示す6B-6B断面図である。 図7A、図7B、図7C、図7Dは、本願の第3実施形態に係るステアリング装置のキーロックカラーを示す図である。図7Aは側面、図7Bは端面、図7Cは図7Aに示す7C-7C断面、図7Dは図7Bに示す7D-7D断面を示している。 図8は、本願の第3実施形態に係るステアリング装置のキーロックカラーの断面を示す図7Dの拡大図である。 図9は、本願の第3実施形態に係るステアリング装置のステアリングシャフトの側面と、キーロックカラー及びスリップリングの断面を示す図である。 図10A、図10Bは、本願の第3実施形態に係るステアリング装置のキーロックカラーの変形例を示す図である。図10Aは側面図、図10Bは図10Aに示す10B-10B断面図である。 図11A、図11B、図11C、図11Dは、本願の第4実施形態に係るステアリング装置のキーロックカラーを示す図である。図11Aは側面、図11Bは端面、図11Cは図11Aに示す11C-11C断面、図11Dは図11Bに示す11D-11D断面を示している。 図12は、本願の第4実施形態に係るステアリング装置のキーロックカラーの断面を示す図11Dの拡大図である。 図13は、本願の第4実施形態に係るステアリング装置のステアリングシャフトの側面と、キーロックカラー及びスリップリングの断面を示す図である。 図14A、図14Bは、本願の第4実施形態に係るステアリング装置のキーロックカラーの変形例を示す図である。図14Aは側面図、図14Bは図14Aに示す14B-14B断面図である。
 (第1実施形態)
 本発明の第1実施形態について図1ないし図5Bを参照して説明する。図1は本願の第1実施形態に係るステアリング装置を示す側面図である。
 ステアリング装置1は、主として、車両後方側(図1に向かって右側)に取り付けられるステアリングホイール(不図示)の回転を車両前方側(図1に向かって左側)に伝達するステアリングシャフト2と、ステアリングシャフト2を軸支するコラム3と、ステアリング装置1の車両後方側部分を車体に固定し、チルト位置調整及びテレスコ位置調整を可能とする位置調整機構4とから構成されている。
 図2は本願の第1実施形態に係るステアリング装置1の位置調整機構4付近の拡大断面図である。
 位置調整機構4の車両後方側のステアリングシャフト2の部分には、ステアリングロック機構を構成するキーロックカラー5が外嵌固定されている。
 図3A、図3B、図3Cは、本願の第1実施形態に係るキーロックカラー5を示す図である。図3Aはキーロックカラー5の平面図、図3Bは図3Aに示す3B-3B切断面を示す断面図、図3Cは波型部の拡大図である。
 キーロックカラー5は円筒状をしており、軸方向の中央部付近から車両後方側に向かって軸方向に延びる長孔6が形成されている。長孔6は、ステアリングホイールの回転をロックする際に、コラム3に取り付けられる不図示のステアリングロック装置から突出するロックバーが挿入され、係合する部分である。キーロックカラー5は、機械構造用炭素鋼などの材料から形成することができる。
 キーロックカラー5の車両前方側部分の内径側には、軸方向の位置に応じて拡径と縮径が繰り返し形成された波型部7が形成されている。波型部7は、軸方向の位置に応じて外径面が滑らかに拡径と縮径を繰り返しており、最も縮径した部分でも波型部7に隣接するキーロックカラー5の他の内周面よりも径が大きい。波型部7において、大径部7aは3箇所、小径部7bは2箇所形成されている。
 波型部7は、図3Cに示すように、最大半径Aを有する大径部7aが左右2箇所とその中間に形成されており、これらの部分は、軸方向の一定の長さにわたり同一の径を有している。大径部7aと大径部7aとの間には、大径部7aよりも径の小さい小径部7bが2箇所配置されている。小径部7bは、大径部7aの最大半径Aから軸方向の位置に応じて寸法Bだけ縮径しており、中間位置において最も寸法Bが大きくなっている。大径部7aと小径部7bは、曲面によって滑らかに軸方向に連続している。波型部7は、切削加工によって形成することができる。
 波型部7の内径側には、後述のスリップリング8が配置される。長孔6が形成される部分とスリップリング8が内嵌する部分とを軸方向の異なる位置とすることで、長孔6を形成する過程でスリップリング8を内嵌する部分が変形して真円度が低下するのを防ぎ、安定したスリップトルクを得ることができる。
 なお、本発明において、長孔は、スリップリングよりも車両後方側に配置することが好ましいが、車両前方側に長孔を配置し、車両後方側にスリップリングを配置してもよい。
 図4A、図4Bは、本願の第1実施形態に係るスリップリング8を示す図である。図4Aは平面図、図4Bは図4Aに示す4B-4B切断面を示す断面図である。
 上述のようにスリップリング8はキーロックカラー5の内径側に配置され、ステアリングシャフト2とキーロックカラー5との間に介在する。スリップリング8は、断面が略C字型をしており、径方向外側に突出して軸方向に延びる突部9が、車両前方側と車両後方側の2箇所で周方向に複数配置されている。突部9を軸方向で2箇所に配置することで、スリップトルクを高めることができる。スリップリング8は、ばね鋼などから形成された市販のものを用いる事ができる。市販のものを用いる事により、製造コストの増大を防ぐことができる。
 スリップリング8は、車両前方側の端部、車両後方側の端部、及びそれらの中間部分に、同一円周上に突部9を有さないリング部10a、10b、10cを備えている。
 突部9は、図4Bに示すように、軸方向と垂直な方向で切断した断面が円弧状になっている。これにより、キーロックカラー5との接触面で引っ掛かりが生じるのを防ぎ、スムーズで安定した回転を得ることができる。
 図5A、図5Bは、本願の第1実施形態に係るステアリング装置1のステアリングシャフト2とキーロックカラー5を示す図である。図5Aはステアリングシャフト2の側面とキーロックカラー5の断面を示している。図5Bは図5Aのスリップリング8周辺の拡大図である。
 車両前方側の嵌合部は、上述のようにキーロックカラー5の内周面に波型部7が形成されていることにより、キーロックカラー5とスリップリング8とが軸方向の2箇所で接触している。キーロックカラー5とスリップリング8との車両後方側の嵌合部は、すき間嵌めとなっている。
 スリップリング8は板材から成形される板バネであるため、比較的バネ定数が高く、変位(径方向の変形量)に対する荷重変化が大きい。キーロックカラー5とスリップリング8とが軸方向の2箇所で接触する構成とすることで、スリップリング8が撓むためのスペースができるため、スリップリング8の撓み特性を緩やかにすることができる。その結果、ステアリングシャフト2の外径公差やキーロックカラー5の内径公差を拡大しても適切なスリップ特性が得られる。
 また、本第1実施形態のように、スリップリング8と接触するキーロックカラー5の軸方向部分を波型とすることで、ステアリングシャフト2にスリップリング8を組み込んだ後、キーロックカラー5を軸方向から引っ掛かり無く組み込むことが可能となり、作業性が向上する。また、波型とすることで、ステアリングシャフト2が引っ掛かりなくスムーズに回転できるようになる。
 図5Bに示すように、スリップリング8の突部9と波型部7の小径部7bは、径方向に対向する位置に設けられている。これによりスリップリング8の反力のバランスが良くなり、スリップ時にスリップリング8が軸方向に動くことなく安定して回転することができる。
 (第2実施形態)
 次に、図6A、図6Bを参照しつつ本願の第2実施形態に係るステアリング装置について説明する。本第2実施形態に係るステアリング装置は、第1実施形態に係るステアリング装置1とはスリップリングの形状のみが異なり、その他の構成は第1実施形態と同様である。したがって、本第2実施形態の説明においては、スリップリングの形状についてのみ説明し、その他の構成の説明を省略する。
 図6A、図6Bは、本願の第2実施形態に係るステアリング装置のスリップリング20を示す図である。図6Aは平面図、図6Bは図6Aに示す6B-6B断面図である。
 スリップリング20は、断面が略C字型をしており、径方向外方に突出して、スリップリング20の軸方向の一端近傍から他端近傍まで軸方向に延びた突部21が周方向に複数配置されている。
 スリップリング20は、車両前方側の端部、及び車両後方側の端部に、同一円周上に突部21を有さないリング部22a、及び22bを備えている。
 本第2実施形態によれば、上記第1実施形態よりもスリップトルクが小さくなり、ステアリングシャフトとキーロックカラーの寸法許容差が大きくなる。したがって、更にキーロックカラーのスリップトルクが安定する。
 (第3実施形態)
 本願の第3実施形態について図7Aないし図10Bを参照して説明する。本願の第3実施形態に係るステアリング装置は、第2実施形態に係るステアリング装置とはキーロックカラー35の形状のみが異なり、その他は第2実施形態と同様である。したがって、本第3実施形態の説明においては、キーロックカラー35の形状についてのみ説明し、その他の説明を省略する。
 図7A、図7B、図7C、図7Dは本願の第3実施形態に係るキーロックカラー35を示す図である。図7Aは側面、図7Bは端面、図7Cは図7Aに示す7C-7C断面、図7Dは図7Bに示す7D-7D断面を示している。キーロックカラー35は、長孔36a、36bが形成されている部分とスリップリングが内嵌する部分とが軸方向の同じ位置に形成されている点が先述のキーロックカラー5と異なる。また、キーロックカラー35には、径方向に対向して2つの長孔36a、36bが形成されている点が先述のキーロックカラー5と異なる。本第3実施形態に係るキーロックカラー35の構成によれば、ステアリング装置の軽量化に寄与する。
 キーロックカラー35は、図7A、図7Bに示すように全体として円筒状をしており、図7Bに示すように径方向で対向する位置に軸方向に延びる長孔36a、36bが形成されている。また、キーロックカラー35の軸方向の両端部(車両前方側及び車両後方側の端部)の内径側には、それぞれ、他の内径部よりも縮径した円環状の縮径部37a、37bが形成されている。キーロックカラー35は、図7A、図7B、図7Dに向かって左右対称であるため、左右どちらからでもステアリングシャフトを挿入することができ、車両前後方向の向きを問わないため、組み立て時の作業性が良い。
 図8は図7Dの拡大図である。長孔36a、36bは、縮径部37aと37bの互いに対向する面の間に亘って軸方向に延びている。縮径部37a、37bの内径部は、軸方向と平行な面が形成されているが、軸方向の両端部においてアール加工が施されている。これにより、キーロックカラー35にステアリングシャフトを挿入する際に、引っ掛かりなくスムーズに挿入することができる。また、スリップ回転時においても、引っ掛かり等を防止して、荷重を安定させることができる。なお、縮径部37a、37bの内径部の軸方向両端部に面取り加工を施しても同様の効果を得ることができ、内径部全体をアールに加工しても同様の効果を得ることができる。縮径部37a、37bは、他の内径部よりも0.4mmから2.0mm径を小さくすることが好ましい。
 図9は本願の第3実施形態に係るステアリング装置のステアリングシャフト32と、該ステアリングシャフト32に外嵌したスリップリング30及びキーロックカラー35の断面を示す図である。キーロックカラー35は、縮径部37a、37bにおいて、スリップリング30と接触している。このように縮径部37a、37bがスリップリング30の端部付近で接触し、縮径部37aと37bとの間にスリップリング30の逃げを設けることで、スリップリングが撓み易くなり、その結果、バネ特性が低くなることで、変位に対する荷重変化を少なくすることができる。また、キーロックカラー35によれば、縮径部37aと37bの間の範囲において、スリップリング30とキーロックカラー35との間に径方向に空間が生じ、キーロックバーの掛かり代が大きくなり、キーロックバーの掛かりを安定させることができる。なお、スリップリング30は、スリップトルクに応じて第1実施形態のスリップリング8や他のスリップリングを用いることもできる。
 図10A、図10Bは、本第3実施形態に係るステアリング装置のキーロックカラーの変形例を示す図である。図10Aは側面図、図10Bは図10Aに示す10B-10B断面図である。本変形例においては円周方向に等間隔に4つの長孔36a、36b、36c、36dを設けている。これによって、より小さな操舵角でキーロックバーがキーロックカラー35に係合するようになる。このように、本発明においては他の実施形態も含めて、長孔の数を変更することが可能であり、長孔の数を1つとしたり、3つ以上とすることも可能である。
 (第4実施形態)
 本願の第4実施形態について図11Aないし図14Bを参照して説明する。本願の第4実施形態に係るステアリング装置は、第3実施形態に係るステアリング装置とはキーロックカラー45の形状のみが異なり、その他は第3実施形態と同様である。したがって、本第4実施形態の説明においては、キーロックカラー45の形状についてのみ説明し、その他の説明を省略する。
 図11A、図11B、図11C、図11Dは本願の第4実施形態に係るキーロックカラー45を示す図である。図11Aは側面、図11Bは端面、図11Cは図11Aに示す11C-11C断面、図11Dは図11Bに示す11D-11D断面を示している。キーロックカラー45は、内径部に形成された縮径部47が軸方向でキーロックカラー45の中央に1箇所設けられている点において、上記第3実施形態のキーロックカラー35と異なる。また、縮径部35は、円環状に連続しておらず、図11Bに示すように長孔46a、46bによって周方向で2つに分断されている点において、上記第3実施形態のキーロックカラー35と異なる。
 図12は図11Dの拡大図である。縮径部47の内径部は、軸方向と平行な面が形成されているが、軸方向の両端部(車両前方側及び車両後方側の端部)においてアール加工が施されている。これにより、キーロックカラー45にステアリングシャフトを挿入する際に、引っ掛かりなくスムーズに挿入することができる。また、スリップ回転時においても、引っ掛かり等を防止して、荷重を安定させることができる。なお、縮径部47の内径部の軸方向両端部に面取り加工を施しても同様の効果を得ることができ、内径部全体をアールに加工しても同様の効果を得ることができる。長孔46a、46bに対面する縮径部47の端部もアール加工、面取り加工、又は、傾斜面等とすることができる。
 図13は本願の第4実施形態に係るステアリング装置のステアリングシャフト42と、ステアリングシャフトに外嵌したスリップリング40およびキーロックカラー45の断面を示す図である。キーロックカラー45は、縮径部47において、スリップリング40と接触している。このように縮径部47がスリップリング40の中央部付近のみで接触することにより、スリップリング40が変形し易くなり、その結果、バネ特性が低くなることで、変位に対する荷重変化を少なくすることができる。また、キーロックカラー45によれば、縮径部47が、キーロックバーによって負荷される荷重に対する補強となる。さらに、キーロックカラー45は軸方向のどちらからでもステアリングシャフトを挿入することができ、車両前後方向の向きを問題としないため、組み立て時の作業性が良い。加えて、縮径部47がスリップリング47と軸方向の略中央付近で接触することで、軸方向の両側でバネ力がほぼ同じとなるため、回転時にキーロックカラー45が軸方向にズレにくく、回転もスムーズになりスリップトルクが安定する。
 図14A、図14Bは、本第4実施形態に係るステアリング装置のキーロックカラーの変形例を示す図である。図14Aは側面図、図14Bは図14Aに示す14B-14B断面図である。本変形例においては円周方向に等間隔に4つの長孔46a、46b、46c、46dを設けている。これによって、より小さな操舵角でキーロックバーがキーロックカラー35に係合するようになる。このように、本発明においては他の実施形態も含めて、長孔の数を変更することが可能であり、長孔の数を1としたり、3つ以上とすることも可能である。
 なお、本発明の説明のため、第1実施形態ないし第4実施形態として具体的な構成を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の実施においては種々の変更、改良を施すことが可能である。
 例えば、スリップリングは上記のものに限られず、突部の数、形状、配置等が異なるものであってもよい。
 また、スリップリングに対向するキーロックカラーの部分の形状は、スリップリングの形状等に応じて大径部と小径部の数、軸方向の幅、径寸法等を変更することができる。
 キーロックカラーとスリップリングとの接触部、スリップリングとステアリングシャフトとの接触部には、グリースを塗布することで、さらにスリップトルクを安定させることもできる。
 ロックバーが挿入されるキーロックカラーの部分は、上述の長孔の代わりに、キーロックカラーの外周部に軸方向に延びる有底の溝部を形成した構成としてもよく、当該溝部は、周方向に複数形成されていてもよい。又は、径方向外方へ突出し、軸方向に延びる突出部を周方向に複数配置した構成としてもよい。
 以上のように、本発明のステアリング装置によれば、キーロックカラーのスリップトルクをより安定させ、寸法許容範囲を拡大させたステアリング装置を提供することができる。

Claims (10)

  1.  ステアリングシャフトに外嵌され、ステアリングロック時にステアリングロック機構によって回転が制限されるキーロックカラーと、
     径方向において前記ステアリングシャフトと前記キーロックカラーの間に介在するスリップリングとを備えたステアリング装置において、
     前記スリップリングは、径方向の外方又は内方に向けて突出した突部を周方向に複数備え、
     前記スリップリングを覆う前記キーロックカラーの内周部に軸方向に大径部と小径部が形成されていることを特徴とするステアリング装置。
  2.  前記スリップリングの軸方向の端部に対向して前記スリップリングの軸方向の移動を制限する段部が前記ステアリングシャフトに形成されていることを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
  3.  前記スリップリングは、同一円周上に前記突部が形成されていないリング部を有し、
     前記大径部は、前記突部又は前記リング部の何れか一方にのみ接することを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
  4.  前記突部は、軸方向に延びており、軸方向に垂直に切断した断面が円弧状をしていることを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
  5.  前記スリップリングを覆う前記キーロックカラーの軸方向部分には、2以上の小径部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
  6.  前記小径部は、前記スリップリングの軸方向長さの略中央に対向する位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
  7.  前記大径部と前記小径部は、滑らかな曲面によって軸方向に連続して形成されていることを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
  8.  前記突部は、径方向外方に向けて突出しており、同一円周上に前記突部が形成されていないリング部を挟んで軸方向の2箇所に配置されており、
     前記小径部が軸方向に2つ形成されていることを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
  9.  前記キーロックカラーは、前記ステアリングロック機構が回転を制限するためのロックバーを挿入する孔部を有しており、
     該孔部は、前記スリップリングに径方向に対向しない部分に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
  10.  前記突部は、径方向外方に向けて突出しており、
     前記小径部と前記突部は、径方向に互いに対向する位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
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