JP2004237973A - 車両用ステアリングコラム装置 - Google Patents

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潤 山田
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Takeshi Negishi
武司 根岸
Kenji Kurita
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Abstract

【課題】 ステアリングコラムの車両後方側の軽量化等を図ること。
【解決手段】 ロアコラム1には、アッパ側車体取付部8a,8bと、ロア側車体取付部14a,14bとの間に、ステアリングロック装置20を取付けるためのステアリングロック取付部21a,21bが形成してある。このステアリングロック取付部21aは、車両の左手側取付用であり、ステアリングロック取付部21bは、車両の右手側取付用となっている。
【選択図】 図2


Description

本発明は、例えば、電動アクチュエータ式のステアリングロック装置を備えた車両用ステアリングコラム装置に関する。
車両用ステアリングコラム装置においては、一般的に、運転者のキー差し込み時・回動時の操作性を考慮して、その比較的車両後方(即ち、ステアリングホイールの近傍)に、イグニッションスイッチを併有するステアリングロック装置が配置してある。
例えば、特許文献1では、ステアリングコラムの車両後方に、イグニッションキーの回動に連動してロック用ピンを出・退動するキーシリンダーが設けてあり、これに対応するステアリングシャフトの位置には、突出したロック用ピンに係合する係合溝が形成してあり、これにより、ステアリングロックできるようになっている。
また、特許文献2では、ステアリングコラムの車両後方に、イグニッションキーの回動に連動してロック用筒状部材を軸方向に移動させるようになっており、ステアリングシャフト側には、ロック用筒状部材が軸方向に移動して嵌合する凹溝が設けてあり、これにより、ステアリングロックできるようになっている。
ところで、近年開発が進んでいる電動アクチュエータ式のステアリングロック装置は、電動アクチュエータによりロック用ピンを出・退動できることから、イグニッションキーの回動に連動させる必要がなく、イグニッション用キーシリンダーと切り離して、別途配置できるようになっている。
また、図13は、従来に係る車両用チルト・テレスコピック式ステアリングコラム装置の平面図である。図14は、図13に示した車両用チルト・テレスコピック式ステアリングコラム装置の部分切欠き断面を含む側面図である。
図13及び図14において、ステアリングコラムaの車両後方(即ち、ステアリングホイールの近傍)に、イグニッションスイッチを併有するステアリングロック装置bが装着してある。ステアリングコラムaの一対のフランジcに形成した車体取付用孔は、チルトピボットpとなっている。
実開平3−24959号公報 特開2001−163187号公報
しかしながら、電動アクチュエータ式のステアリングロック装置は、電動アクチュエータ、減速機、及びフェールセーフ用の機構部品などにより、部品点数が増大することから、従来品に対して、その重量が比較的重くなるといったことがある。
また、図13及び図14に示すように、チルト・テレスコピック式の場合には、ステアリングコラムaの車両後方(即ち、ステアリングホイールの近傍)に、ステアリングロック装置bが配置してあると、チルトピボットpから大きく離間した位置に、重量物が存在することになり、その結果、チルト・テレスコピック調整時には、ステアリングホイールの傾動等の操作が重くなるといったことがある。
さらに、車両の二次衝突時に対する対策として、運転者の下半身(特に膝周り)に対応するステアリングコラム周囲では、不要な障害物は可能な限り除去したいといった要望があり、ステアリングコラムの車両後方(即ち、ステアリングホイールの近傍)に、ステアリングロック装置を配置することは極力避けたいといったことがある。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであって、ステアリングコラムの車両後方側の軽量化等を図ることができる車両用ステアリングコラム装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の請求項1に係る車両用ステアリングコラム装置は、ステアリングシャフトを回転自在に支持したステアリングコラムに、車体に取付けるためのアッパ側車体取付部とロア側車体取付部とを設けた車両用ステアリングコラム装置において、
前記ステアリングコラムのアッパ側車体取付部とロア側車体取付部との間に、ステアリングロック装置を装着したことを特徴とする。
このように、請求項1によれば、ステアリングコラムのアッパ側車体取付部とロア側車体取付部との間に、ステアリングロック装置が装着してあるため、ステアリングコラムの車両後方側の軽量化等を図ることができる。
また、請求項2に係る車両用ステアリングコラム装置は、前記ステアリングロック装置は、電動アクチュエータにより、ロック用キーボルトを出・退動する電動アクチュエータ式であることを特徴とする。
このように、請求項2によれば、ステアリングコラムのアッパ側車体取付部とロア側車体取付部との間に、ステアリングロック装置が装着してあるため、チルト式等の場合には、比較的重量物である電動アクチュエータ式ステアリングロック装置を装着しても、チルト調整時等におけるステアリングホイールの傾動等の操作力を著しく軽減することができる。
さらに、請求項3に係る車両用ステアリングコラム装置は、前記ステアリングコラムは、少なくとも、車体前方側取付部と、ステアリングロック取付部とを備え、ハイドロフォーミング、軽金属ダイカスト、又は冷間鍛造によって、一体的に成形してあることを特徴とする。
さらに、請求項4に係る車両用ステアリングコラム装置は、前記ステアリングロック取付部は、左右勝手違いの取り付けに対応出来るように、2ケ所の取り付け部を備えていることを特徴とする。
以上説明したように、請求項1によれば、ステアリングコラムのアッパ側車体取付部とロア側車体取付部との間に、ステアリングロック装置が装着してあるため、ステアリングコラムの車両後方側の軽量化等を図ることができる。
また、請求項2によれば、ステアリングコラムのアッパ側車体取付部とロア側車体取付部との間に、ステアリングロック装置が装着してあるため、チルト式等の場合には、比較的重量物である電動アクチュエータ式ステアリングロック装置を装着しても、チルト調整時等におけるステアリングホイールの傾動等の操作力を著しく軽減することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態に係る車両用ステアリングコラム装置を図面を参照しつつ説明する。
(第1実施の形態)
図1は、本発明の第1実施の形態に係る車両用ステアリングコラム装置の平面図である。図2は、図1に示した車両用チルト・テレスコピック式ステアリングコラム装置の部分切欠き断面を含む側面図である。図3は、図2のA−A線に沿った断面図、及びステアリングロック装置の断面図である。
図1及び図2に示すように、ステアリングコラムは、ロアコラム1(アウターコラム)と、このロアコラム1内に摺動自在に嵌合したアッパコラム2(インナーコラム)とからなる。両コラム1,2内には、ステアリングシャフト3が回転自在に支持してある。なお、ステアリングシャフト3には、テレスコピック摺動のためのスライダー機構3aが設けてある。
ロアコラム1の車両後方側には、チルト・テレスコピック用締付機構4が設けてある。チルト・テレスコピック用締付機構4では、ロアコラム1の車両後方端部に形成した一対のクランプ部材5a,5bを、操作レバー6により回動するロック機構Xにより締付けてロックすることにより、チルト・テレスコピック締付できるようになっている。
このチルト・テレスコピック締付機構4には、車体に取付けるためのアッパブラケット8が設けてあり、このアッパブラケット8の上面には、一対のアッパ側車体取付部8a,8bが形成してある。
なお、図2に示すように、アッパブラケット8の側面には、チルト溝9が形成してある。また、アッパコラム2に、軸方向に延在するテレスコピック溝10が形成してあり、このテレスコピック溝10には、ロアコラム1に固定されたストローク規制ピン11が係合してある。
図1及び図2に示すように、ロアコラム1の車両前方側には、一対のフランジ12a,12bが形成してあり、その先端には、チルトピボットのための取付用孔13a,13bが形成してある。この取付用孔13a,13bに対応して、ロア側ブラケット(図示略)が設けてあり、このロア側ブラケット(図示略)の上面には、ロア側車体取付部14a,14bが形成してある。なお、チルトピボットのための取付用孔13a,13bには、リベット15を挿入してリベット止めすることにより、ロアコラム1を揺動できるようになっている。
ロアコラム1には、アッパ側車体取付部8a,8bと、ロア側車体取付部14a,14bとの間に、ステアリングロック装置20を取付けるためのステアリングロック取付部21a,21bが形成してある。このステアリングロック取付部21aは、車両の左手側取付用であり、ステアリングロック取付部21bは、車両の右手側取付用となっている。
図2及び図3に示すように、ステアリングシャフト3には、スリップリング22を介して、8溝タイプのキーロックカラー23が嵌合してある。
ステアリングロック装置20は、図示しない電動アクチュエータにより、キーロックカラー23の各キー溝に嵌合するロック用キーボルト24を出・退動できるようになっている。
また、本実施の形態では、ステアリングロック装置20を車両前方のチルトピボット13a,13bに近い位置に設置した。チルトピボット13a,13bの近くに設置することにより、チルト作動時に乗員が感じるステアリングロックの重量感が軽減されて、チルト・テレスコピック操作性が向上するといった効果がある。
ロアコラム1は、チルトピボット13a,13bを有するフランジ12a,12b、チルト・テレスコピック締付用クランプ部材5a,5b、及びステアリングロック取付部21a,21b等を一体的に備え、一層の軽量化を図っている。なお、本実施の形態では、ロアコラム1は、軽金属のダイカスト製である。
このとき、一体的に製造する方法としては、ハイドロフォーミング、軽金属ダイカストまたは冷間鍛造などの工法があるが、いずれも一仕様につき、金型が一個必要となるため、仕様違いが多くなるとコスト高となる問題があった。この問題を解決するために本実施の形態では、運転者の右手側、左手側のどちらにも取り付け可能なようになっている。このことにより、車両が右ハンドル仕様であっても左ハンドル仕様であっても同じ金型から成形したロアコラム1によってステアリングロック取付部21a,21bを設けることが出来るようになる。
このように、ステアリングロック装置20をチルトピボット13a,13b付近の右につけたり左につけたりすることが可能になることは、電動アクチュエータ式のロック装置を用いる上での一つの特徴である。
従来のステアリングロック装置の場合、キー差込部とロック用キーボルト部とが機械的に連結しているため、ロック装置をハンドル側に配置しなければならなかった。そのため、右ハンドル仕様、左ハンドル仕様共にキー差込口は、運転者の右手側(右手の届く所)に配置する必要があった。したがって、勝手違いの取り付け設定をするという自由は認められなかった。
反対に、電動アクチュエータ式の場合、キーロック差込部とロック用キーボルト部とが電気的に連結されているので、互いに離すことができ、ロック用キーボルトをチルトピボット13a,13b周辺(コラムの中間部周辺)の右へつけたり左へつけたりすることによって、衝突、側突時のコラプス空間(つぶれ空間)を確保できるなど、ステアリングロック装置の設計の自由度が広がった。
本実施の形態では、右ハンドル仕様、左ハンドル仕様などの仕様違いに対応して、ステアリングロック取付部21a又は21bのどちらかにステアリングロック装置を取り付けられるようになっている。
また、従来取り付けられていたような、ハンドル取り付け箇所の近く(ターンシグナルやワイパーなどのスイッチ類の近辺)にステアリングロック装置が無いことにより、二次衝突の際に膝があたることを防ぐことが可能となる。
また、ステアリングロック装置20をコラム軸方向のどの位置でも配置可能であるということから、レイアウトの自由度が増すという効果もある。
また、本実施の形態では、ステアリングロック装置20は運転者の右手側に取り付く仕様になっている。従って、右手側のステアリングロック取付部21aのみに、取付穴25aの穴加工が施されており、左手側のステアリングロック取付部21bには、穴加工が施されていない。
この実施の形態のように、図3のロアコラム断面のように左右対称に成形することも可能であるが、左右非対称にロアコラムを成形してもよい。そうすることで、1つのロアコラムで、2種類のロック装置の位置に対応可能とすることができる。
本実施の形態では、ステアリングロック装置20の機能を果たすキーロックカラー23は8溝タイプとしている。キーロックカラー23はステアリングシャフト3とスリップリング22によって嵌め合わされている。電動式ステアリングロック装置20を用いる際に多数溝のキーロックカラー23とスリップリング22を用いることは常識的に使われる設計手段である。ここでなぜ多溝とスリップリング22かを説明する。
まず電動式ステアリングロック装置20は人間の指の力のような融通が利かないことを念頭において欲しい。キーロックカラー23とキーボルト24が嵌るときと嵌らないときがある。エンジンを停めてステアリングロック作動を行うときのハンドルの位相の状態が一定ではないからである。従来はキーロックカラー23の溝にキーボルト24が嵌るのは、不正に車両を盗難する時だけでよいとしていた。だから、ハンドルが直進状態のときにはキーロックカラー23の溝はステアリングロック装置20のキーボルト24の挿入される方向と異なる位相にあるように設計されることが多かった。そのため、ステアリングロック装置20を作動させた後、ハンドルを捩りキー溝とキーボルト24が嵌ったような状態のとき、ステアリングロック解除しようとするときキーボルト24が抜けず、辟易した経験をしたことがあると思う。また、そんな時ハンドルを少し捩り、キーボルト24とキー溝の噛み込み状態を解消すると簡単に解除できることも経験があると思う。しかし、これは人間がキーボルト24をはずすという作業を行ううえで融通が利くからである。電動の場合には、キーボルト24が抜けにくくなるという状態を作らないために、積極的に溝にキーボルト24を嵌め合わせてしまう方法が取られる。ハンドルを沢山捩じって嵌めあわされるとキー溝とキーボルト24が噛み込む力も大きくなるが、少し捩じって嵌まっただけならば、そんなに強く噛み込まないからである。
また、スリップリング22を設定する理由としては、例えば本当に盗難未遂の被害にあったとする。盗難被害対策として、日本国では法規でステアリングロック装置の強度が定められているが、ステアリングロックに300Nmのトルクが負荷されたあとに所有者である乗員がステアリングロックを解除しようとしても、キーボルト24とキー溝が噛み込んでしまっていて電動アクチュエータの力では解除できないことが考えられるからである。盗難未遂以外にも、ステアリングロックが作動している状態でタイヤに無理な力が働くことがある。例えば輪止めに乗り上げて駐車した後、片輪だけが輪止めから落ちるような場合である。
(第2実施の形態)
図4は、本発明の第2実施の形態に係る車両用ステアリングコラム装置の部分切欠き断面を含む側面図である。
第1実施の形態に対し、キーロックカラー23が1溝または2溝の場合である。上述した理由から非常にまれな仕様であるが、実施の形態のひとつとして実現可能である。
(第3実施の形態)
図5(a)は、本発明の第3実施の形態に係る車両用ステアリングコラム装置に用いるロアコラムの側面図であり、(b)は、(a)のb−b線に沿った断面図及びステアリングロック装置の断面図であり、(c)は、(a)のc−c線に沿った断面図であり、(d)は、(a)のd−d線に沿った断面図である。
上記実施の形態では、ロアコラム1は、軽金属のダイカスト製であったが、本実施の形態では、ハイドロフォーミングによって、一体的にチルトピボット13a,13b、ステアリングロック取付部21a,21b、チルト・テレスコ締付機構4のクランプ部材5a,5bを備えている。
以上説明したように、上述した実施の形態では、ロアコラム1のチルトピボット13a,13b近辺に電動式ステアリングロック装置20が取り付けられているから、チルト・テレスコピック操作力が低減するという効果がある。
操作力が低減できるほかに、チルトバランスバネ力が小さくても良いため、バネの小型化、軽量化が出来る。
また、チルト・テレスコピックの作動にモーターを利用したいわゆる電動チルト・テレスコピックコラムでは、モーターは低出力で良いため小型化、軽量化が出来る。
チルトピボット13a,13b付近にステアリングロック装置20を配置したことにより、二次衝突の際の膝周りの空間を増大することが出来、安全性が向上する。
ロアコラム1はハイドロフォーミング、軽金属ダイカストまたは冷間鍛造によって一体的に成形されたものであるため、一層の軽量化が出来る。
また、溶接接合による組み立て工数を低減できるため、コストを低減できる。 上記実施の形態は、左右勝手違いの取り付けに対応出来るように、ステアリングロック取付部21a,21bが用意されているため、仕様違いによる新規金型の発生を抑制できるため、コストを低減出来る。
(第4実施の形態)
図6(a)は、本発明の第4実施の形態に係る車両用ステアリングコラム装置の部分断面図であり、(b)は、(a)のb−b線に沿った断面図及びステアリングロック装置の断面図である。
上述した実施の形態に対して、本第4実施の形態では、ステアリングロック装置20のハウジング20aは、ロアコラム1と一体的に成形してあり、ステアリングロック装置20は、部分組立品として、ロアコラム1と一体的に構成してある。
なお、符号20bは、ステアリングロック装置20のカバーであり、加締め加工等により非分解に構成してある。また、その他の構成、作用、及び効果は、上述した実施の形態と同様である。
(第5実施の形態)
図7は、本発明の第5実施の形態に係る車両用ステアリングコラム装置の側面図である。
本実施の形態は、ノンチルト・ノンテレスコピック式であり、車両後方側のアウターコラム30に、インナーコラム31が嵌合してあり、このインナーコラム31の車両前方側に、電動パワーステアリング装置32が設けてある。この電動パワーステアリング装置32は、電動モータ33、減速機構部34、ギヤハウジング35、カバー36、及び出力軸37等を有している。ステアリングホイールで発生した操舵力に、アウターコラム30に回転自在に支持され、且つステアリングホイール38に連結された入力軸39の操舵力に応じた、電動モータ33から発生した補助操舵トルクを、減速機後部34を介して加えられ、出力軸37に伝達されるようになっている。なお、出力軸37には、自在継手40を介して、ステアリングギヤ装置のピニオン軸41等が連結されるようになっている。
アウターコラム30は、アッパー車体側ブラケット42により車体側に支持してあり、ギヤハウジング35は、ギヤハウジング35に隣接したホールドブラケット43aを介して設けたロアー車体側ブラケット43bにより車体側に支持してある。
本実施の形態では、ギヤハウジング35にステアリングロック装置44が設置してあり、減速機構部34よりも車両後方側に位置するようになっている。また、ステアリングロック装置44は、アッパー車体側ブラケット42と、ロアー車体側ブラケット43bとの間に位置するように構成してある。
このように構成してあることから、コラプス時のストロークを長く取ることができる。また、コラプス時に、ステアリングロック装置44が動かないので、キーロックが動く空間を確保する必要がなく、レイアウト性が良くなる。さらに、ステアリングロック装置44がステアリングホイール38より離れることになるので、振動剛性が有利になる。さらに、乗員の膝からステアリングロック装置44が離れた位置に存在することになるので、衝突時の乗員の膝当たりの可能性が減少する。さらに、ギヤハウジング35は、アルミ材で作られているため、パイプ材で作られているコラムよりも剛性があり、キーボルトが外れ難い。さらに、コラム部で、キーロックをされたまま強引にステアリングホイールを回された時に、アッパー車体側ブラケット42でそのトルクを受け止める必要がなく、アッパー車体側ブラケット42の薄肉化、小型化が図れる。また、ロアー車体側ブラケット43bは、電動モータ33で発生した補助操舵トルクを受け止めるように強固に作られているので、キーロックをされたまま強引に回された時のためにロアー車体側ブラケット43bを更に強固に作る必要はない。
(第6実施の形態)
図8は、本発明の第6実施の形態に係る車両用ステアリングコラム装置の側面図である。
本実施の形態は、チルト・テレスコピック式であり、車両後方側のアウターコラム30に、インナーコラム31がテレスコピック摺動自在に嵌合してあり、このインナーコラム31の車両前方側に、電動パワーステアリング装置32が設けてある。
この電動パワーステアリング装置32は、電動モータ33、減速機構部34、ギヤハウジング35、カバー36、及び出力軸37等を有している。ステアリングホイールで発生した操舵力に、アウターコラム30及びインナーコラム31に回転自在に支持され、且つステアリングホイール38に連結された入力軸39の操舵力に応じた、電動モータ33から発生した補助操舵トルクを、減速機後部34を介して加えられ、出力軸37に伝達されるようになっている。
アウターコラム30には、コラム側ブラケット50が固定してあり、このコラム側ブラケット50をチルト揺動自在であってテレスコピック摺動可能に支持するように、アッパー車体側ブラケット42が設けてある。
アッパー車体側ブラケット42には、チルト用長孔51が形成してあり、コラム側ブラケット50には、テレスコピック用長孔52が形成してあり、これらチルト用長孔51とテレスコピック用長孔52とには、締付ボルト53が通挿してあり、操作レバー54の揺動に応じて、チルト・テレスコピック締付又は解除ができるようになっている。
また、ギヤハウジング35は、ギヤハウジング35に隣接したホールドブラケット43aを介して設けたロアー車体側ブラケット43bにより車体側に支持してあり、ホールドブラケット43aと、ロアー車体側ブラケット43bとの間には、チルトピボット55が設けてある。
本実施の形態では、ギヤハウジング35にステアリングロック装置44が設置してあり、減速機構部34よりも車両後方側に位置するようになっている。また、ステアリングロック装置44は、アッパー車体側ブラケット42と、ロアー車体側ブラケット43bとの間に位置するように構成してある。
このように構成してあることから、コラプス時のストローク、テレスコピック用ストロークを長く取ることができる。また、コラプス時およびテレスコピック作動時に、ステアリングロック装置44が動かないので、キーロックが動く空間を確保する必要がなく、レイアウト性が良くなる。さらに、ステアリングロック装置44がステアリングホイール38より離れることになるので、振動剛性が有利になる。さらに、乗員の膝からステアリングロック装置44が離れた位置に存在することになるので、衝突時の乗員の膝当たりの可能性が減少する。さらに、ギヤハウジング35は、アルミ材で作られているため、パイプ材で作られているコラムよりも剛性があり、キーボルトが外れ難い。さらに、コラム部で、キーロックをされたまま強引にステアリングホイールが回された時に、アッパー車体側ブラケット42でそのトルクを受け止める必要がなく、アッパー車体側ブラケット42の薄肉化、小型化が図れる。また、ロアー車体側ブラケット43bおよびホールドブラケット43aは、電動モータ33で発生した補助操舵トルクを受け止めるように強固に作られているので、キーロックをされたまま強引に回された時のためにロアー車体側ブラケット43bおよびホールドブラケット43aを更に強固に作る必要はない。また、チルト仕様、テレスコピック仕様およびチルト・テレスコピック仕様では、回転方向剛性を高めることは難しいので、特に効果的である。
(第7実施の形態)
図9は、本発明の第7実施の形態に係る車両用ステアリングコラム装置の側面図である。
本実施の形態は、ノンチルト・ノンテレスコピック式であり、ステアリングコラム60の車両前方側に、電動パワーステアリング装置32が設けてある。この電動パワーステアリング装置32は、電動モータ33、減速機構部34、ギヤハウジング35、カバー36、及び出力軸37等を有している。ステアリングホイールで発生した操舵力に、ステアリングコラム60に回転自在に支持され、且つステアリングホイール38に連結された入力軸39の操舵力に応じた、電動モータ33から発生した補助操舵トルクを、減速機後部34を介して加えられ、出力軸37に伝達されるようになっている。なお、出力軸37には、自在継手40を介して、ステアリングギヤ装置のピニオン軸41等が連結されるようになっている。
本実施の形態では、ステアリングコラム60ではなく、ギヤハウジング35に、アッパー車体側ブラケット61が取付けてあり、ギヤハウジング35は、このアッパー車体側ブラケット61により車体側に支持してある。
また、ギヤハウジング35の車両前方側は、ギヤハウジング35に隣接したホールドブラケット43aを介して設けたロアー車体側ブラケット43bにより車体側に支持してある。
本実施の形態では、ギヤハウジング35にステアリングロック装置44が設置してあり、減速機構部34よりも車両後方側に位置するようになっている。また、ステアリングロック装置44は、アッパー車体側ブラケット61と、ロアー車体側ブラケット43bとの間に位置するように構成してある。
このように構成してあることから、コラプス時のストロークを長く取ることができる。また、コラプス時に、ステアリングロック装置44が動かないので、キーロックが動く空間を確保する必要がなく、レイアウト性が良くなる。さらに、ステアリングロック装置44がステアリングホイール38より離れることになるので、振動剛性が有利になる。さらに、乗員の膝からステアリングロック装置44が離れた位置に存在することになるので、衝突時の乗員の膝当たりの可能性が減少する。さらに、ギヤハウジング35は、アルミ材で作られているため、パイプ材で作られているコラムよりも剛性があり、キーボルトが外れ難い。さらに、コラム部で、キーロックをされたまま強引にステアリングホイールを回された時に、アッパー車体側ブラケット61でそのトルクを受け止める必要がなく、アッパー車体側ブラケット61の薄肉化、小型化が図れる。また、ロアー車体側ブラケット43a,43bは、電動モータ33で発生した補助操舵トルクを受け止めるように強固に作られているので、キーロックをされたまま強引に回された時のためにロアー車体側ブラケット43bを更に強固に作る必要はない。
特に、本実施の形態では、ギヤハウジング35にのみ、上下共の車体側ブラケット61,43a,43bを持たせた場合、ステアリングコラム60とギヤハウジング35の間に必要な回転方向剛性が少なくて済むので、装置の小型化を図ることができる。
(第8実施の形態)
図10は、本発明の第8実施の形態に係る車両用ステアリングコラム装置の側面図である。
本実施の形態は、チルト・テレスコピック式であり、ステアリングコラム62は、電動パワーステアリング装置32の筒状のギヤハウジング63に対して、テレスコピック摺動自在構成してあり、ギヤハウジング63の車両後方部位には、テレスコピック用のクランプ機構64が設けてある。
このギヤハウジング63の車両後方部位は、アッパー車体側ブラケット65により車体に支持してあり、このアッパー車体側ブラケット65には、チルト用長孔66が形成してあり、チルト用長孔66には、締付ボルト67が通挿してあり、操作レバー68の揺動に応じて、チルト締付又は解除ができるようになっている。
また、ギヤハウジング63の車両前方側は、ギヤハウジング63に隣接したホールドブラケット43aを介して設けたロアー車体側ブラケット43bにより車体側に支持してあり、ホールドブラケット43aと、ロアー車体側ブラケット43bとの間には、チルトピボット55が設けてある。
本実施の形態では、ギヤハウジング63にステアリングロック装置44が設置してあり、減速機構部34よりも車両後方側に位置するようになっている。また、ステアリングロック装置44は、アッパー車体側ブラケット65と、ロアー車体側ブラケット43bとの間に位置するように構成してある。
なお、電動パワーステアリング装置32は、電動モータ33、減速機構部34、ギヤハウジング63、カバー36、及び出力軸37等を有している。ステアリングホイールで発生した操舵力に、ステアリングコラム62及びギアハウジング63に回転自在に支持され、且つステアリングホイール38に連結された入力軸39の操舵力に応じた、電動モータ33から発生した補助操舵トルクを、減速機後部34を介して加えられ、出力軸37に伝達されるようになっている。
以上のように構成してあることから、コラプス時のストローク、テレスコピック用ストロークを長く取ることができる。また、コラプス時およびテレスコピック作動時に、ステアリングロック装置44が動かないので、キーロックが動く空間を確保する必要がなく、レイアウト性が良くなる。さらに、ステアリングロック装置44がステアリングホイール38より離れることになるので、振動剛性が有利になる。さらに、乗員の膝からステアリングロック装置44が離れた位置に存在することになるので、衝突時の乗員の膝当たりの可能性が減少する。さらに、ギヤハウジング63は、アルミ材で作られているため、パイプ材で作られているコラムよりも剛性があり、キーボルトが外れ難い。さらに、コラム部で、キーロックをされたまま強引に回された時に、アッパー車体側ブラケット65でそのトルクを受け止める必要がなく、アッパー車体側ブラケット65の薄肉化、小型化が図れる。また、ロアー車体側ブラケット43a,43bは、電動モータ33で発生した補助操舵トルクを受け止めるように強固に作られているので、キーロックをされたまま強引にステアリングホイールを回された時のためにロアー車体側ブラケット43bを更に強固に作る必要はない。また、チルト仕様、テレスコピック仕様およびチルト・テレスコピック仕様では、回転方向剛性を高めることは難しいので、特に効果的である。
特に、本実施の形態では、ギヤハウジング63にのみ、上下共の車体側ブラケット65,43a,43bを持たせた場合、ステアリングコラム62とギヤハウジング63の間に必要な回転方向剛性が少なくて済むので、装置の小型化を図ることができる。
(第9実施の形態)
図11は、本発明の第9実施の形態に係る車両用ステアリングコラム装置の部分切欠き断面を含む平面図である。
図12は、図11のXII−XII線に沿った断面図である。
本実施の形態は、チルト・テレスコピック式であり、ステアリングコラム62は、電動パワーステアリング装置32の筒状のギヤハウジング63に対して、テレスコピック摺動自在構成してある。ステアリングコラム62の外周面には、テレスコピックストロークを規定退出量に設定するため、EAリング70が圧入してある。このEAリング70は、ギヤハウジング63の後端に接触して規制するようになっている。
ギヤハウジング63の車両後方部位には、テレスコピック用のクランプ機構64が設けてある。
ギヤハウジング63の車両後方部位には、それぞれ、上下2本のスリットS(すり割り)を有して、軸方向に左右に等分割した左右一対の半割体(図示略)が形成してある。
これらの半割体(図示略)の車両前後には、二対のクランプ部71,71,72,72が設けてあり、これら二対のクランプ部71〜72の間には、スリットS(すり割り)が設けてある。これにより、アッパー車体側ブラケット65の一対の対向平板部の幅が縮められて、二対のクランプ部71,71,72,72が互いに近接するように押圧されると、ギヤハウジング63(一対の半割体)が縮径して、アッパー側のステアリングコラム62を締め付けるようになっている。
左右一対の半体部(図示略)の外周囲であって、二対のクランプ部71〜72の車両前後方向の間には、略環状のテンション部材73が設けてある。
このテンション部材73の片側には、噛み合いラック機構74と、カム機構75と、スラスト軸受76と、操作レバー77とを介して、調整ボルト78が螺合して止着してある。また、テンション部材73の反対側には、調整ボルト79が螺合して止着してある。
コラムアシスト式電動パワーステアリング装置32では、センサーシャフト80(入力軸)の車両前方側には、トルク伝達可能に出力軸37が連結してあり、また、センサーシャフト80(入力軸)の車両前方側には、トーションバー81の基端が圧入固定してあり、このトーションバー81は、中空に形成した出力軸37の内部を延在して、その先端が出力軸37の先端部に固定してある。
出力軸37の車両後方側には、トルクセンサー検出用の溝(図示略)が形成してあり、これらの溝(図示略)の径方向外方には、トルクセンサーのスリーブ82が配置してある。このスリーブ82の径方向外方には、制御のためのコイルや基板等が設けてある。出力軸37には、電動モータ33の駆動軸であるウォーム(図示略)に噛合したウォームホイール83が取付けてある。また、出力軸37やウォームホイール83は、一対の軸受84,85によりギヤハウジング63等に回転自在に支持してある。
従って、運転者がステアリングホイール(図示略)を操舵することにより発生した操舵力は、入力軸80,トーションバー81,出力軸37及びラックアンドピニオン式ステアリング装置等を介して、図示しない転舵輪に伝達される。また、電動モータ33の回転力は、そのウォーム(図示略)及びウォームホイール83を介して出力軸37に伝達されるようになっており、電動モータ33の回転力及び回転方向を適宜制御することにより、出力軸37に適切な操舵補助トルクを付与できるようになっている。
本実施の形態では、ギヤハウジング63にステアリングロック装置44が設置してあり、減速機構部34よりも車両後方側に位置するようになっている。
センサーシャフト80には、4溝タイプのキーロックカラー86が嵌合してあり、ステアリングロック装置44は、図示しない電動アクチュエータにより、キーロックカラー86の各キー溝に嵌合するロック用キーボルト87を出・退動できるようになっている。
このように、本実施の形態では、トーションバー81よりもステアリングホイール側にロック部があることになり、ロックされた状態でステアリングホイールが回されても、そのトルクが検出されることはなく、ステアリングロック装置44に掛かるトルクにモータアシスト分が含まれることはないので、その分ステアリングロック装置44を小型化できる。また、キーボルト87の掛かる位置が、ウォームホイール83の軸受84,85の近傍となるので、キーボルト87が外れ難くなる。
以上のように構成してあることから、コラプス時のストローク、テレスコピック用ストロークを長く取ることができる。また、コラプス時およびテレスコピック作動時に、ステアリングロック装置44が動かないので、キーロックが動く空間を確保する必要がなく、レイアウト性が良くなる。さらに、ステアリングロック装置44がステアリングホイール38より離れることになるので、振動剛性が有利になる。さらに、乗員の膝からステアリングロック装置44が離れた位置に存在することになるので、衝突時の乗員の膝当たりの可能性が減少する。さらに、ギヤハウジング63は、アルミ材で作られているため、パイプ材で作られているコラムよりも剛性があり、キーボルトが外れ難い。さらに、コラム部で、キーロックをされたまま強引に回された時に、アッパー車体側ブラケット65でそのトルクを受け止める必要がなく、アッパー車体側ブラケット65の薄肉化、小型化が図れる。また、ロアー車体側ブラケットは、電動モータ33で発生した補助操舵トルクを受け止めるように強固に作られているので、キーロックをされたまま強引に回された時のためにロアー車体側ブラケットを更に強固に作る必要はない。また、チルト仕様、テレスコピック仕様およびチルト・テレスコピック仕様では、回転方向剛性を高めることは難しいので、特に効果的である。
また、上述した第5乃至第9実施の形態では、以下のような効果を奏する。コラプスストロークの確保と衝突時の乗員の膝当たりの可能性が減少することにより、衝突安全性能が向上する。また、キーロックの移動空間を確保する必要が無く、レイアウト性が良くなる。即ち、衝突安全性を向上することができる。さらに、通常、固有振動数を高めるためには剛性を高める必要があり、構成部品の肉厚化などが必要であるが、本第5乃至第9実施の形態では、関連部品の小型・軽量化が可能となり、構成部品のサイズアップをせずに固有振動数を高めることが可能で、軽量化、低コスト化ができる。さらに、防盗性が高まることにより、サッチャム(THATCHAM、英国にある自動車の防盗性能の研究を行っている組織)の評価が良くなる。さらに、アッパーブラケットの薄肉化、小型化が図れ、軽量化、低コスト化ができる。さらに、チルト仕様、テレスコピック仕様およびチルト・テレスコピック仕様において、回転規制部の簡略化 が可能であり、軽量化、低コスト化ができる。さらに、チルト用バランスバネのバネ定数低下(小型・軽量化が可能)が図れ、低コス ト化が可能である。さらに、モータ発生トルクを受けるために、強固であるロアー車体側ブラケットを、キーロックをされたまま強引にステアリングホイールを回されたときのトルクを受ける部位に使うことになり、ロアー車体側ブラケット部の剛性アップをせずに、コラムとギヤハウジングの間の回転方向規制部の簡略化が可能となり、軽量化、低コスト化ができる。さらに、ロック位置の効果により、小型・軽量化が可能となるため、チルトテレスコピックの操作力低減が計れるため、商品性が向上する。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されず、種々変形可能である。例えば、上記の実施の形態では、ステアリングコラム装置は、チルト・テレスコピック式であったが、これに限定されず、チルト式、テレスコピック式、ノンチルト式、ノンテレスコピック式であってもよい。
本発明の第1実施の形態に係る車両用ステアリングコラム装置の平面図である。 図1に示した車両用チルト・テレスコピック式ステアリングコラム装置の部分切欠き断面を含む側面図である。 図2のA−A線に沿った断面図、及びステアリングロック装置の断面図である。 本発明の第2実施の形態に係る車両用ステアリングコラム装置の部分切欠き断面を含む側面図である。 (a)は、本発明の第3実施の形態に係る車両用ステアリングコラム装置に用いるロアコラムの側面図であり、(b)は、(a)のb−b線に沿った断面図及びステアリングロック装置の断面図であり、(c)は、(a)のc−c線に沿った断面図であり、(d)は、(a)のd−d線に沿った断面図である。 (a)は、本発明の第4実施の形態に係る車両用ステアリングコラム装置の部分断面図であり、(b)は、(a)のb−b線に沿った断面図及びステアリングロック装置の断面図である。 本発明の第5実施の形態に係る車両用ステアリングコラム装置の側面図である。 本発明の第6実施の形態に係る車両用ステアリングコラム装置の側面図である。 本発明の第7実施の形態に係る車両用ステアリングコラム装置の側面図である。 本発明の第8実施の形態に係る車両用ステアリングコラム装置の側面図である。 本発明の第9実施の形態に係る車両用ステアリングコラム装置の部分切欠き断面を含む平面図である。 図11のXII−XII線に沿った断面図である。 従来に係る車両用チルト・テレスコピック式ステアリングコラム装置の平面図である。 図13に示した車両用チルト・テレスコピック式ステアリングコラム装置の部分切欠き断面を含む側面図である。
符号の説明
1 ロアコラム
2 アッパコラム
3 ステアリングシャフト
3a スライダー機構
4 チルト・テレスコピック用締付機構
5a,5b クランプ部材
6 操作レバー
X ロック機構
8 アッパブラケット
8a,8b アッパ側車体取付部
9 チルト溝
10 テレスコピック溝
11 ストローク規制ピン
12a,12b フランジ
13a,13b 取付用孔(チルトピボット)
14a,14b ロア側車体取付部
15 リベット
20 ステアリングロック装置
20a ハウジング
20b カバー
21a,21b ステアリングロック取付部
22 スリップリング
23 キーロックカラー
24 ロック用キーボルト
30 アウターコラム
31 インナーコラム
32 電動パワーステアリング装置
33 電動モータ
34 減速機構部
35 ギヤハウジング
36 カバー
37 出力軸
38 ステアリングホイール
39 入力軸
40 自在継手
41 ピニオン軸
42 アッパー車体側ブラケット
43a ホールドブラケット
43b ロアー車体側ブラケット
44 ステアリングロック装置
50 コラム側ブラケット
51 チルト用長孔
52 テレスコピック用長孔
53 締付ボルト
54 操作レバー
55 チルトピボット
60 ステアリングコラム
61 アッパー車体側ブラケット
62 ステアリングコラム
63 ギヤハウジング
64 テレスコピック用クランプ機構
65 アッパー車体側ブラケット
66 チルト用長孔
67 締付ボルト
68 操作レバー
70 EAリング
71、72 クランプ部
73 テンション部材
74 噛み合いラック機構
75 カム機構
76 スラスト軸受
77 操作レバー
78,79 調整ボルト
80 センサーシャフト(入力軸)
81 トーションバー
82 スリーブ
83 ウォームホイール
84、85 軸受
86 キーロックカラー
87 ロック用キーボルト

Claims (4)

  1. ステアリングシャフトを回転自在に支持したステアリングコラムに、車体に取付けるためのアッパ側車体取付部とロア側車体取付部とを設けた車両用ステアリングコラム装置において、
    前記ステアリングコラムのアッパ側車体取付部とロア側車体取付部との間に、ステアリングロック装置を装着したことを特徴とする車両用ステアリングコラム装置。
  2. 前記ステアリングロック装置は、電動アクチュエータにより、ロック用キーボルトを出・退動する電動アクチュエータ式であることを特徴とする請求項1に記載の車両用ステアリングコラム装置。
  3. 前記ステアリングコラムは、少なくとも、車体前方側取付部と、ステアリングロック取付部とを備え、ハイドロフォーミング、軽金属ダイカスト、又は冷間鍛造によって、一体的に成形してあることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用ステアリングコラム装置。
  4. 前記ステアリングロック取付部は、左右勝手違いの取り付けに対応出来るように、2ケ所の取り付け部を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用ステアリングコラム装置。
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