WO2011132440A1 - アクティブマトリクス基板及び表示装置 - Google Patents

アクティブマトリクス基板及び表示装置 Download PDF

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Abstract

 アクティブマトリクス基板(20)の額縁領域(24)には、スイッチング素子を駆動するための走査信号線駆動回路(32)が設けられており、走査信号線駆動回路(32)を構成する複数の回路部(36)には、各々駆動用TFT素子(42)が設けられており、額縁領域(24)には、駆動用TFT素子(42)に信号を供給する第2の配線としての枝配線(43)と、枝配線(43)に接続された第1の配線としての接続配線(44)とが設けられており、接続配線(44)と枝配線(43)とは接続部(60)において接続されており、枝配線(43)について、当該配線の配線幅を規定する両辺が、平面視において、第2の絶縁層に設けられているコンタクトホール(61)の内に配置されている。

Description

アクティブマトリクス基板及び表示装置
 本発明は、絶縁基板にアクティブ素子が設けられたアクティブマトリクス基板、及び、このアクティブマトリクス基板が用いられた表示装置に関するものである。
 近年、薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor、以下「TFT」と称す)等が画素のスイッチング素子として用いられているアクティブマトリクス型表示装置は、応答速度が速く、多階調表示が容易で、テレビを始め、携帯電話、携帯型ゲーム機、車載用ナビゲーション装置などに幅広く利用されている。
 アクティブマトリクス型表示装置は、通常アクティブマトリクス基板と対向基板とが互いに対向して配置されており、これらの基板の間に表示素子(液晶、有機EL等)がシール材によって封入されている。
 一方、走査信号線駆動回路やデータ信号線駆動回路がアクティブマトリクス基板にモノリシックに形成されている表示装置は、額縁領域の減少や信頼性向上が可能で、携帯電話、携帯型ゲーム機など携帯情報端末に好適に利用されている。
 (アクティブマトリクス基板)
 以下、図9に基づいて、走査信号線駆動回路がモノリシックに形成されているアクティブマトリクス基板の概略構成について説明する。図9は、アクティブマトリクス基板の要部の概略構成を示す平面図である。
 図9に示すように、アクティブマトリクス基板20は、ガラス基板などからなる絶縁基板21の中央部分に、表示領域22が形成されており、該表示領域22には画素電極や表示駆動用TFT素子(スイッチング素子)(図示せず)がマトリクス状に形成されている。表示駆動用TFT素子のゲート電極には走査信号線30が接続されており、ソース電極にはデータ信号線31が接続されており、ドレイン電極には画素電極(図示せず)が接続されている。走査信号線30とデータ信号線31とは、アクティブマトリクス基板20の表示領域22上で互いに直交する方向に設けられている。なお、走査信号線30とデータ信号線31とは、それらが直交する部分で互いに電気的に接続されないように、アクティブマトリクス基板20上の異なる層に、絶縁層を介して設けられている。
 表示領域22の周囲の領域であり、アクティブマトリクス基板20の基板端辺26の近傍領域に額縁領域24が形成されており、表示領域22を挟んで該額縁領域24の左右側(図9に示す矢印X方向)には、走査信号線駆動回路32が設けられている。走査信号線駆動回路32は、走査信号線30と電気的に接続されており、走査信号線30に走査信号を印加する。
 表示領域22を挟んで額縁領域24の左右両側に走査信号線駆動回路32が設けられているため、1本の走査信号線30に対して、両側から信号が入力される場合、信号の波形なまりを低減させることができる。よって、走査信号線駆動回路32を構成する複数の駆動用TFT素子の大きさを小さくすることができるため、額縁領域24が狭いアクティブマトリクス基板20を提供することができる。一方、1本の走査信号線30に対して、片側から信号が入力される場合であっても、走査信号線30を、右側の走査信号線駆動回路32により駆動されるグループと、左側の走査信号線駆動回路32により駆動されるグループとに分けることにより、アクティブマトリクス基板20の左右の額縁領域24を均等にすることができる。
 額縁領域24の上下側(図9に示す矢印Y方向)の一側にはドライバ33が設けられている。ドライバ33は、データ信号線31と電気的に接続されており、データ信号線31にデータ信号を印加する。
 クロック配線などからなる走査信号線駆動回路用配線群35は、金属薄膜等でパターニングされた端子34に接続されており、FPC(Flexible printed circuits)(図示せず)等を介して、外部のDC/DCコンバータや表示制御回路から、走査信号線駆動回路32を動作させるために必要な信号を入力する。
 なお、図9に示すアクティブマトリクス基板20は、走査信号線駆動回路32が表示領域22の両側に設けられているが、片側の構成も可能である。また、走査信号線駆動回路用配線群35に供給する信号を、ドライバ33から供給する構成も可能である。
 (特許文献1)
 走査信号線駆動回路の具体的な構成としては、例えば特許文献1に記載の構成がある。
 図10は、特許文献1に記載の走査信号線駆動回路の要部の構成を示す配置図である。
 図10に示すように、アクティブマトリクス基板100の額縁領域には、走査信号線駆動回路400とクロック配線などからなる走査信号線駆動回路用配線122と、接続配線172とが設けられている。
 走査信号線駆動回路400には、複数の駆動用TFT素子T5・T6・T10・T11・T41~T45などが設けられており、走査信号線駆動回路用配線122は、直接にあるいは接続配線172を介して、各駆動用TFT素子に必要な信号を印加する。
 なお、走査信号線駆動回路用配線122と接続配線172とは、2つのコンタクトホール200を介して電気的に接続されている。
日本国公開特許公報「特開2006-39524号公報(2006年2月9日公開)」 日本国公開特許公報「特開2005-352455号公報(2005年12月22日公開)」 日本国公開特許公報「特開平11-190857号公報(1999年7月13日公開)」 日本国公開特許公報「特開2000-199917号公報(2000年7月18日公開)」
 しかしながら、上記特許文献1に記載された構成では、上記接続配線172は走査信号線駆動回路用配線122に対して突出する形状となっており、且つ、上記走査信号線駆動回路用配線122と上記接続配線172とは、2つのコンタクトホール200を介して電気的に接続されているため、接続部の占有面積が大きくなり、額縁領域が大きくなるという問題が生じる。
 本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、額縁領域が狭く、信頼性が高いアクティブマトリクス基板及び表示装置を提供することにある。
 上記の課題を解決するために、本発明のアクティブマトリクス基板は、
 絶縁基板上に、スイッチング素子と、当該スイッチング素子に接続された画素電極とがマトリクス状に設けられてなるアクティブマトリクス基板であって、
 上記絶縁基板において、上記画素電極がマトリクス状に配置されている領域が表示領域であり、
 上記表示領域の周辺の領域が額縁領域であり、
 上記額縁領域には、上記スイッチング素子を駆動するための駆動回路が設けられており、
 上記駆動回路を構成する複数の回路部には、各々駆動素子が設けられており、
 上記額縁領域には、上記絶縁基板上に順に、上記駆動素子に信号を供給するための、第1の配線と第2の配線とが設けられており、
 上記第1の配線と上記第2の配線との間には、第1の絶縁層が設けられており、
 上記第1の配線及び上記第2の配線のうち少なくとも1つの配線と、上記第1の絶縁層とを覆う、第2の絶縁層が設けられており、
 上記第1の配線と上記第2の配線とを接続する接続部において、
 上記第2の絶縁層には、第1のコンタクトホールが設けられており、
 上記第1の配線及び上記第2の配線のうち少なくとも1つの配線について、当該配線の配線幅を規定する辺のうちの少なくとも1辺が、平面視において、上記第1のコンタクトホールの内に配置されていることを特徴とする。
 上記構成によれば、第1の配線と上記第2の配線とが接続する部分の占有面積を縮小させ、駆動回路の占有面積を小さくすることが可能となる。よって、狭額縁化が容易となる。
 さらに、各配線間スペースを広くすることが可能となるので、配線間リークを低減することができる。よって、歩留り向上を図ることができる。
 上記の課題を解決するために、本発明のアクティブマトリクス基板は、
 絶縁基板上に、スイッチング素子と、当該スイッチング素子に接続された画素電極とがマトリクス状に設けられてなるアクティブマトリクス基板であって、
 上記絶縁基板において、上記画素電極がマトリクス状に配置されている領域が表示領域であり、
 上記表示領域の周辺の領域が額縁領域であり、
 上記額縁領域には、上記スイッチング素子を駆動するための駆動回路が設けられており、
 上記駆動回路を構成する複数の回路部には、各々駆動素子が設けられており、
 上記額縁領域には、上記絶縁基板上に順に、上記駆動素子に信号を供給するための、第1の配線と第2の配線とが設けられており、
 上記第1の配線と上記第2の配線の間には、第1の絶縁層が設けられており、
 上記第1の配線及び上記第2の配線のうち少なくとも1つの配線と、上記第1の絶縁層とを覆う、第2の絶縁層が設けられており、
 上記第1の配線と上記第2の配線とを接続する接続部において、
 上記第2の絶縁層には、第1のコンタクトホールが2つ設けられており、
 上記2つの第1のコンタクトホールのそれぞれは、上記第1の配線及び上記第2の配線のうちの何れか一方の配線が延伸された方向に沿って設けられており、
 上記第1の配線及び上記第2の配線のうちの他方の配線の一部は、平面視において、上記2つの第1のコンタクトホールの何れのコンタクトホール内にも設けられており、
 上記他方の配線の一部について、当該配線の配線幅を規定する辺のうちの少なくとも1辺が、平面視において、上記第1のコンタクトホールの内に配置されていることを特徴とする。
 上記構成によれば、2箇所において、第1の配線と第2の配線とが電気的に接続されている。そのため、第1の配線と第2の配線とを確実に接続することができ、信頼性を向上させることが可能である。
 また、上述のとおり、接続部の占有面積を縮小し、走査信号線駆動回路の占有面積を小さくすることが可能である。よって、狭額縁化が容易となる。
 また、例えば第1の配線に対する第2の配線のアライメントズレ、或いはコンタクトホールに対する第2の配線のアライメントズレが生じた場合でも、2箇所の接続部の面積の合計が変動しにくい。
 本発明のアクティブマトリクス基板は、絶縁基板上に、スイッチング素子と、当該スイッチング素子に接続された画素電極とがマトリクス状に設けられてなるアクティブマトリクス基板であって、
 上記絶縁基板において、上記画素電極がマトリクス状に配置されている領域が表示領域であり、
 上記表示領域の周辺の領域が額縁領域であり、
 上記額縁領域には、上記スイッチング素子を駆動するための駆動回路が設けられており、
 上記駆動回路を構成する複数の回路部には、各々駆動素子が設けられており、
 上記額縁領域には、上記絶縁基板上に順に、上記駆動素子に信号を供給するための、第1の配線と第2の配線とが設けられており、
 上記第1の配線と上記第2の配線との間には、第1の絶縁層が設けられており、
 上記第1の配線及び上記第2の配線のうち少なくとも1つの配線と、上記第1の絶縁層とを覆う、第2の絶縁層が設けられており、
 上記第1の配線と上記第2の配線とを接続する接続部において、
 上記第2の絶縁層には、第1のコンタクトホールが設けられており、
 上記第1の配線及び上記第2の配線のうち少なくとも1つの配線について、当該配線の配線幅を規定する辺のうちの少なくとも1辺が、平面視において、上記第1のコンタクトホールの内に配置されているものである。
 それゆえ、第1の配線と第2の配線とが接続する部分の占有面積を縮小させ、駆動回路の占有面積を小さくすることが可能であり、狭額縁化が容易となる。
 さらに、各配線間スペースを広くすることが可能となり、配線間リークを低減でき、歩留り向上を図ることができる。
図1の(a)は、実施の形態1に係る走査信号線駆動回路の要部の構成を示す配置図であり、図1の(b)は、図1の(a)に示す切替部の構成を示す拡大図である。 実施の形態1に係る表示装置の要部の構成を示す側面図である。 図3の(a)は、実施の形態1に係る切替部の構成を示す平面図であり、図3の(b)は、図3の(a)に示す切替部のX-X´線断面図である。 図3の(a)に示す切替部のX-X´線断面図である。 実施の形態1に係る走査信号線駆動回路の要部の構成を示す配置図である。 実施の形態1に係る接続部の構成を示す平面図である。 図7の(a)~図7の(g)は、実施の形態1に係る切替部の構成の変形例を示す平面図である。 図8の(a)は、実施の形態2に係る切替部の構成を示す平面図であり、図8の(b)は、図8の(a)に示す切替部のX-X´線断面図である。 従来のアクティブマトリクス基板の要部の概略構成を示す平面図である。 特許文献1に記載の走査信号線駆動回路の要部の構成を示す配置図である。 図11の(a)は、従来の切替部の構成を示す平面図であり、図11の(b)は、図11の(a)に示す切替部のX-X´線断面図である。 図12の(a)は、従来の切替部の構成を示す平面図であり、図12の(b)は、図11の(a)に示す切替部の示すX-X´線断面図である。
 以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
 〔実施の形態1〕
 本発明の一実施の形態について、図1~図7に基づいて説明すれば以下のとおりである。
 (表示装置)
 図2は、本実施の形態に係る表示装置の要部の概略構成を示す側面図である。
 図2に示すように、表示装置10には、アクティブマトリクス基板20と対向基板80とがシールを介して互いに対向して配置されている。
 対向基板80には、対向電極やカラーフィルタ(図示せず)が備えられている。一方、アクティブマトリクス基板20には、表示領域22に、画素電極や表示駆動用TFT素子(図示せず)がマトリクス状に備えられており、表示領域22を挟んで額縁領域24の両側に、走査信号線駆動回路32がモノリシックに設けられている。
 なお、上記走査信号線駆動回路32が設けられる位置は特には限定されるものではない。例えば、他の形態としては、図2において、アクティブマトリクス基板20が対向基板80と重なっていない位置に、走査信号線駆動回路32a・32bとして設けることも可能である。また、図2における、走査信号線駆動回路32と走査信号線駆動回路32a・32bとを併設することも可能である。
 走査信号線駆動回路32は、外光による動作不良を避けるために、対向基板80に設けられたブラックマトリクスと重なるように設けられる。走査信号線駆動回路32a・32bとして設ける場合には、遮光テープなどの遮光部材を32a・32b上に配置する等の遮光対策を実施することが好ましい。
 ここで、アクティブマトリクス基板20は、先に図9に基づいて説明したアクティブマトリクス基板20とほぼ同様の概略構成を有しているため、説明の便宜上、同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、具体的な説明を省略する。
 以下、走査信号線駆動回路32について詳細に説明する。
 (走査信号線駆動回路)
 図1の(a)は、本実施の形態に係る走査信号線駆動回路の要部の構成を示す配置図であり、図1の(b)は、図1の(a)に示す走査信号線駆動回路において、切替部の構成を示す局部拡大図である。
 ここで、上記切替部とは、異なる層に形成されている配線同士を接続する接続部の一例であり、以下に説明する枝配線と接続配線とを接続する接続部を、枝配線と幹配線とを接続する接続部と区別するために用いるものである。
 図1の(a)に示すように、アクティブマトリクス基板20の額縁領域24には、走査信号線駆動回路32と、走査信号線駆動回路用配線群35とが設けられている。
 走査信号線駆動回路32として、複数の回路部36が設けられており、各々回路部36には、駆動用TFT素子42が形成されている。
 また、走査信号線駆動回路用配線群35として、アクティブマトリクス基板20のY方向に沿って、幹配線としての低電位電源配線40と、幹配線としての第1クロック配線41aと、幹配線としての第2クロック配線41bとが設けられている。具体的には、基板端辺26から表示領域22の方に向かって、1本の低電位電源配線40、続いて第1クロック配線41a、第2クロック配線41bが設けられている。
 ここで、表示領域22とは、スイッチング素子としての表示駆動用TFT素子(図示せず)と、当該表示駆動用TFT素子に接続された画素電極(図示せず)とがマトリクス状に配置されている領域である。
 また、走査信号線駆動回路用配線群35と、各回路部36に設けられている各駆動用TFT素子42とを接続するために、アクティブマトリクス基板20のX方向に沿って、第2の配線の一例としての枝配線43が設けられている。走査信号線駆動回路用配線群35としての低電位電源配線40は、低電位電源配線40からX方向に延設されている枝配線43を介して、駆動用TFT素子42に低電位信号を供給する。ここで、低電位信号とは、TFT素子42をOFF状態にするためにTFT素子42のゲート電極に供給する信号である。一方、走査信号線駆動回路用配線群35としての第1クロック配線41a及び第2クロック配線41bは、枝配線43を介して、駆動用TFT素子42にクロック信号を供給する。なお、枝配線43と第1クロック配線41a及び第2クロック配線41bとの接続部50にそれぞれ2つのコンタクトホール51a・51bが設けられており、接続導体45を介して、第1クロック配線41a及び第2クロック配線41bは枝配線43と電気的に接続されている。
 また、X方向に沿って複数の回路部36が設けられてなる各段において、1本の第1クロック配線41aあるいは第2クロック配線41bと電気的に接続された枝配線43が設けられており、この枝配線43を介して、クロック配線41a・41bから第1クロック信号と第2クロック信号の何れか一方のクロック信号が供給される。
 なお、同じ段において、互いに隣接する回路部36の間には、枝配線43と電気的に接続された、第1の配線の一例としての接続配線44が設けられており、この接続配線44を介して、一部の回路部36に上記一方のクロック信号が供給される。
 また、異なる段の間にも、接続配線44が設けられており、この接続配線44を介して、他段の枝配線43から他方のクロック信号が供給される。
 上記構成により、各段において、第1クロック配線41aと第2クロック配線41bにそれぞれ電気的に接続された2本の枝配線43を設けた構成と比較して、枝配線43の数が削減されるので、歩留まりの低下を抑制することができる。
 枝配線43と接続配線44との切替部60にはコンタクトホール61が設けられており、接続導体45を介して、枝配線43と接続配線44とは電気的に接続されている。なお、図1の(b)に示すように、枝配線43について、当該配線の配線幅を規定する両辺が、平面視において、コンタクトホール61の内に配置されており、切替部60において、該枝配線43の配線幅が一定であり、拡大しない。
 以下、各配線に用いられる導電性材料について説明する。
 (導電性材料)
 Y方向に延伸する第1クロック配線41a及び第2クロック配線41bは、枝配線43とは異なる層に設けられており、走査信号線30(図9参照)を形成する第1導電性材料M1で形成されている。
 他方、Y方向に延伸する低電位電源配線40と、X方向に延伸する枝配線43とは、データ信号線31(図9参照)を形成する第2導電性材料M2で形成されている。
 また、枝配線43と接続配線44とは、異なる層に設けられており、接続配線44は、第1導電性材料M1で形成されている。接続導体45は、画素電極を形成する第3導電性材料M3で形成されている。
 ここで、第1導電性材料M1としてアルミニウム合金膜(Al)からなる単層膜を用いて、第2導電性材料M2として、チタン(Ti)膜とアルミニウム(Al)膜からなる積層膜を用いて、第3導電性材料M3として、ITO(Indium Tin Oxide:酸化インジウムスズ)膜を用いることができるが、これに限定されることはない。例えば、第3導電性材料M3として、IZO(Indium Zinc oxide: 酸化インジウム亜鉛)などを用いてもよい。また、接続導体45は、画素電極を形成する材料に限定されない。例えば、FFS(Fringe Field Switching)モード、IPS(In-plane Switching)モード等においては、画素電極を形成する基板側に、共通電極が形成されるが、この共通電極を形成する導電性材料で接続導体45を形成してもよい。
 本実施の形態においては、低電位電源配線40は第2導電性材料M2で形成されているが、第1導電性材料M1で形成されてもよい。その場合、低電位電源配線40と、第2導電性材料M2で形成されている枝配線43とは、コンタクトホールにおいて接続導体45を介して接続されていても良い。
 以下、図3~図4に基づいて、上記切替部60の構成をさらに詳細に説明する。
 (切替部)
 先ず、従来の切替部の構成について説明する。
 図11の(a)は、従来の切替部の構成を示す平面図であり、図11の(b)は、図11の(a)に示す切替部のX-X´線断面図である。
 図11の(a)に示すように、枝配線243と接続配線244との切替部260に2つのコンタクトホール261a・261bが設けられており、接続導体245を介して、枝配線243と接続配線244とは電気的に接続されている。
 なお、切替部260において、枝配線243と接続配線244との配線幅は拡大する。
 具体的には、図11の(b)に示すように、ガラス基板などからなる絶縁基板221上に、接続配線244、絶縁層247a、枝配線243、絶縁層247b、接続導体245が順に積層されており、枝配線243と接続配線244とは、平面視において、重なっていない。なお、絶縁層247aと枝配線243との間に半導体層248が形成されている。
 コンタクトホール261aでは、接続導体245と枝配線243とが電気的に接続されている。一方、コンタクトホール261bでは、接続導体245と接続配線244とが電気的に接続されている。
 枝配線243と接続配線244とは、平面視において、重なっておらず、それぞれコンタクトホール261a・261bにおいて接続導体245と電気的に接続されている。よって、切替部260の占有面積が大きい。
 図3の(a)は、本実施の形態に係る切替部の構成を示す平面図であり、図3の(b)は、図3の(a)に示す切替部のX-X´線断面図である。
 図3の(a)に示すように、枝配線43と接続配線44との切替部60にコンタクトホール61が設けられており、このコンタクトホール61において接続導体45を介して、枝配線43と接続配線44とは電気的に接続されている。
 なお、枝配線43について、当該配線の配線幅を規定する両辺が、平面視において、コンタクトホール61の内に配置されている。すなわち、切替部60において、枝配線43の配線幅が一定であり、拡大しない。
 具体的には、図3の(b)に示すように、ガラス基板などからなる絶縁基板21上に、接続配線(第1の配線)44、絶縁層(第1の絶縁層)47a、枝配線43(第2の配線)、絶縁層(第2の絶縁層)47b、接続導体45が順に積層されており、枝配線43と接続配線44とは、平面視において、重なっている。なお、接続導体45の段切れを防止するために、絶縁層47aと枝配線43との間に半導体層48が形成されている。
 上記コンタクトホール61は、上記第1の絶縁層47aに設けられている第2のコンタクトホール、及び、上記第2の絶縁層47bに設けられている第1のコンタクトホールから構成されている。
 詳しくは、コンタクトホール61は、3つの部分コンタクトホール61A・61B・61Cに分けられており、上記コンタクトホール61A・61Cが上記第2のコンタクトホールに相当し、その上層と上記コンタクトホール61Bとが上記第1のコンタクトホールに相当する。
 そして、コンタクトホール61A・61Cでは、接続導体45と接続配線44とが電気的に接続されている。コンタクトホール61A・61Cの間に形成されているコンタクトホール61Bでは、接続導体45と枝配線43とが電気的に接続されている。
 すなわち、平面視において、枝配線43の配線幅を規定する両辺がコンタクトホール61の内に設けられている。
 上記構成により、本実施の形態に係る切替部60の占有面積を従来より小さくすることができる。
 また、枝配線43の配線幅を規定する両辺がコンタクトホール61の内に設けられているため、製造工程のフォトリソ工程において、接続配線44に対する枝配線43のアライメントズレが生じた場合でも、切替部60の面積が変動しにくい。
 なお、図4に示すように、接続配線44から枝配線43に至るテーパー部において、絶縁層47aは、階段状に形成されていても良い。図4は、図3の(a)に示す切替部のX-X´線断面図である。
 ここで、例えば、枝配線43および絶縁層47bをマスクとして、絶縁層47aをエッチング除去する場合、あるいは、絶縁層47bが有機膜(例えばアクリル系樹脂膜)と無機膜(例えば窒化シリコン膜)の2層構造であり、上層の有機膜のパターンと枝配線43をマスクとして、下層の無機膜と絶縁層47aをエッチング除去する場合、枝配線43がエッチングストッパになるため、その下の絶縁層47aは残存する。しかしながら、マスクとして作用する、枝配線43がエッチングされないため、その下の絶縁層47aが急速にエッチングされる場合がある。この場合、絶縁層47aが枝配線43の下に入り込む逆テーパー形状になり、接続導体45が断線しやすくなる。
 本実施の形態においては、枝配線43と絶縁層47aとの間に、絶縁層47aよりエッチング速度の遅い半導体層48を配置しており、枝配線43下の絶縁層47aが急速にエッチングされることが無くなる。すなわち、絶縁層47aのパターン端部を順テーパに形成することができ、接続導体45の断線を低減できる。
 本実施の形態においては、絶縁層47aと枝配線43との間に半導体層48が形成されている構成であるが、これに限定することなく、形成しなくても良い。
 図5は、本実施の形態に係る走査信号線駆動回路の要部の構成を示す配置図である。
 図5に示すように、走査信号線駆動回路32内には、複数のコンタクトホール61が設けられており、このコンタクトホール61において、枝配線43と接続配線44とは電気的に接続されており、各駆動用TFT42は互いに電気的に接続されている。
 なお、枝配線43の配線幅を規定する両辺が、平面視において、コンタクトホール61内に設けられているため、コンタクトホール61の占有面積が縮小し、走査信号線駆動回路32の占有面積が小さくなり、狭額縁化が容易となる。
 さらに、コンタクトホール61と各配線間スペースを広くすることが可能となり、配線間リークを低減でき、歩留り向上を図ることができる。
 以下、図6に基づいて、上記幹配線35としての第1クロック配線41a/第2クロック配線41bと枝配線43との接続部50の構成をさらに詳細に説明する。
 (接続部)
 幹配線35としての第1クロック配線41a及び第2クロック配線41bは、高抵抗化による信号遅延を抑えるために、枝配線43より太く形成されている。
 ここで、接続部の低抵抗化と信頼性向上のため、相対的に線幅が広い1つの配線に対して、複数個のコンタクトホールを配置する場合がある。
 図6は、本実施の形態に係る接続部の構成を示す平面図である。
 図6に示すように、第2の配線の一例としての枝配線43と、第1の配線の一例であり且つ幹配線としての第1クロック配線41a/第2クロック配線41bとの接続部50には、2つのコンタクトホール51a・51bが設けられており、接続導体45を介して、第1クロック配線41a/第2クロック配線41bと枝配線43とは電気的に接続されている。
 具体的には、2つのコンタクトホール51a・51bのそれぞれは、Y方向に沿って設けられており、枝配線43の一部は、平面視において、上記2つのコンタクトホール51a・51bの何れのコンタクトホール内にも設けられている。また、枝配線43の配線幅を規定する辺の中で1辺が、平面視において、コンタクトホール51aの内に設けられており、他辺が、平面視において、コンタクトホール51bの内に設けられている。
 コンタクトホール51aでは、接続導体45を介して枝配線43と第1クロック配線41a/第2クロック配線41bとが電気的に接続されており、コンタクトホール51bでも、接続導体45を介して枝配線43と第1クロック配線41a/第2クロック配線41bとが電気的に接続されている。すなわち、2箇所において、枝配線43と第1クロック配線41a/第2クロック配線41bとは電気的に接続されている。これにより、枝配線43と第1クロック配線41a/第2クロック配線41bとは確実に電気的に接続されることができ、信頼性の向上が可能である。
 また、幹配線35に対する枝配線43のアライメントズレ、或いはコンタクトホール51a・51bに対する枝配線43のアライメントズレが生じた場合でも、2箇所の接続部の面積の合計が変動しにくい。
 また、枝配線43をコンタクトホール51a・51bそれぞれに内在化させることにより、2つのコンタクトホール51a・51bが設けられている構成において、接続部50の占有面積を縮小し、走査信号線駆動回路32の占有面積を小さくすることが可能であり、狭額縁化が容易となる。
 本実施の形態においては、枝配線43と第1クロック配線41a/第2クロック配線41bとの接続部50には、それぞれ2つのコンタクトホール51a・51bが設けられており、接続導体45を介して、第1クロック配線41a/第2クロック配線41bと枝配線43とはそれぞれ電気的に接続されているが、これに限定されることなく、例えば図3等に基づいて説明した上記切替部60と同じ構成にしても良い。
 また、本実施の形態においては、枝配線43と接続配線44との切替部60には、1つの配線に対して、1つのコンタクトホールが設けられているが、これに限定されることなく、1つの配線に対して複数のコンタクトホールを設けてもよく、例えば接続部50と同じ構成にしても良い。
 以下、図7に基づいて、上記切替部60の変形例について説明する。
 〔変形例1〕
 本発明の表示装置に関する変形例について、図7の(a)に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
 なお、説明の便宜上、上記実施の形態1にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
 本変形例は、上記の実施の形態1における切替部60の別の構成にかかる例である。
 図7の(a)に示すように、枝配線43と接続配線44との切替部60にコンタクトホール61が設けられており、接続導体45を介して、枝配線43と接続配線44とは電気的に接続されている。
 なお、切替部60において、枝配線43の配線幅を規定する一辺が、平面視において、コンタクトホール61の内に設けられている。また、切替部60において、枝配線43の線幅は一定であり、拡大しない。
 上記構成により、切替部60の占有面積を縮小し、走査信号線駆動回路32の占有面積を小さくすることが可能であり、狭額縁化が容易となる。
 さらに、各配線間スペースを広くすることが可能となり、配線間リークを低減でき、歩留り向上を図ることができる。
 〔変形例2〕
 本発明の表示装置に関する変形例について、図7の(b)に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
 なお、説明の便宜上、上記実施の形態1にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
 本変形例は、上記の実施の形態1における切替部60の別の構成にかかる例である。
 図7の(b)に示すように、枝配線43と接続配線44との切替部60にコンタクトホール61が設けられており、接続導体45を介して、枝配線43と接続配線44とは電気的に接続されている。
 なお、切替部60において、枝配線43の配線幅を規定する一辺が、平面視において、コンタクトホール61の内に設けられている。
 また、枝配線43について、平面視において、コンタクトホール61の内に、突起部72が設けられており、その配線幅が拡大する。
 枝配線43に突起部72を設けることにより、切替部60の面積を調整をすることが容易となる。例えば、第2導電性材料M2からなる枝配線43と第3導電性材料M3からなる接続導体45との接続抵抗が、第1導電性材料M1からなる接続配線44と第3導電性材料M3からなる接続導体45との接続抵抗より高い場合は、突起部72を付加することで、接続面積を拡大し、全体の接続抵抗を最適化することができる。
 〔変形例3〕
 本発明の表示装置に関する変形例について、図7の(c)に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
 なお、説明の便宜上、上記実施の形態1にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
 本変形例は、上記の実施の形態1における切替部60の別の構成にかかる例である。
 図7の(c)に示すように、枝配線43と接続配線44との切替部60にコンタクトホール61が設けられており、接続導体45を介して、枝配線43と接続配線44とは電気的に接続されている。
 なお、切替部60において、接続配線44について、当該配線の配線幅を規定する両辺が、平面視において、コンタクトホール61の内に配置されており、枝配線43について、当該配線の配線幅を規定する辺の中で1辺が、平面視において、コンタクトホール61の内に配置されている。また、切替部60において、枝配線43及び接続配線44の配線幅は一定であり、拡大しない。
 上記構成により、切替部60の占有面積を縮小し、走査信号線駆動回路32の占有面積を小さくすることが可能であり、狭額縁化が容易となる。
 さらに、各配線間スペースを広くすることが可能となり、配線間リークを低減でき、歩留り向上を図ることができる。
 〔変形例4〕
 本発明の表示装置に関する変形例について、図7の(d)に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
 なお、説明の便宜上、上記実施の形態1にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
 本変形例は、上記の実施の形態1における切替部60の別の構成にかかる例である。
 図7の(d)に示すように、枝配線43と接続配線44との切替部60にコンタクトホール61a・61bが設けられており、接続導体45を介して、枝配線43と接続配線44とは電気的に接続されている。なお、コンタクトホール61a・61bは、接続配線44の延伸方向に沿って並んで設けられている。
 コンタクトホール61bでは、接続導体45と枝配線43とが電気的に接続されており、コンタクトホール61aでは、接続導体45と接続配線44とが電気的に接続されている。なお、枝配線43の配線幅を規定する両辺が、平面視において、コンタクトホール61bの内に設けられている。すなわち、切替部60において、枝配線43の配線幅が一定であり拡大しない。
 上記構成により、切替部60の占有面積を縮小し、走査信号線駆動回路32の占有面積を小さくすることが可能であり、狭額縁化が容易となる。
 さらに、各配線間スペースを広くすることが可能となり、配線間リークを低減でき、歩留り向上を図ることができる。
 〔変形例5〕
 本発明の表示装置に関する変形例について、図7の(e)に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
 なお、説明の便宜上、上記実施の形態1にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
 本変形例は、上記の実施の形態1における切替部60の別の構成にかかる例である。
 図7の(e)に示すように、枝配線43と接続配線44との切替部60にコンタクトホール61a・61bが設けられており、接続導体45を介して、枝配線43と接続配線44とは電気的に接続されている。なお、コンタクトホール61a・61bは、枝配線43の延伸方向に沿って並んで設けられている。
 コンタクトホール61bでは、接続導体45と枝配線43とが電気的に接続されており、コンタクトホール61aでは、接続導体45と接続配線44とが電気的に接続されている。なお、接続配線44について、当該配線の配線幅を規定する両辺が、平面視において、コンタクトホール61bの内に設けられている。すなわち、切替部60において、接続配線44の線幅が一定であり、拡大しない。
 上記構成により、切替部60の占有面積を縮小し、走査信号線駆動回路32の占有面積を小さくすることが可能であり、狭額縁化が容易となる。
 さらに、各配線間スペースを広くすることが可能となり、配線間リークを低減でき、歩留り向上を図ることができる。
 〔変形例6〕
 本発明の表示装置に関する変形例について、図7の(f)及び図7の(g)に基づいて説明すれば、以下のとおりである。上記図7の(f)は、本変形例の切替部60を示す図であり、上記図7の(g)は、上記図7の(f)のX-X’線断面図である。
 なお、説明の便宜上、上記実施の形態1にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
 本変形例は、上記の実施の形態1における切替部60の別の構成にかかる例である。
 図7の(f)及び図7の(g)に示すように、本変形例では、接続配線(第1の配線)44の配線幅を規定する両辺が、平面視においてコンタクトホール61の内に配置されている。
 すなわち、第1の配線としての接続配線44の配線幅を規定する辺が、平面視において、第2の絶縁層47bに設けられたコンタクトホール61である第1のコンタクトホールの内に配置されている。
 上記構成により、切替部60の占有面積を縮小することができるので、上述のように、狭額縁化や歩留り向上が容易になる。
 〔他の構成〕
 本発明の表示装置に関連する他の構成について、図8に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
 なお、説明の便宜上、上記実施の形態1にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
 以下の構成は、上記の実施の形態1における切替部60の他の構成を示している。
 先ず、従来の切替部の構成について説明する。
 図12の(a)は、従来の切替部の構成を示す平面図であり、図12の(b)は、図12の(a)に示す切替部のX-X´線断面図である。
 図12の(a)に示すように、枝配線343と接続配線344との切替部360にコンタクトホール361が設けられており、このコンタクトホール361を介して、枝配線343と接続配線344とは直接に電気的に接続されている。
 なお、切替部360において、枝配線343及び接続配線344の配線幅は拡大する。
 図12の(b)に示すように、ガラス基板などからなる絶縁基板321上に、接続配線344、絶縁層347a、枝配線343、絶縁層347bが順に積層されている。枝配線343と接続配線344とは、コンタクトホール361を介して直接に電気的に接続されている。
 切替部360において、枝配線343と接続配線344とも配線幅が拡大するため、切替部360の占有面積は大きい。
 図8の(a)は、本構成に係る切替部の構成を示す平面図であり、図8の(b)は、図8の(a)に示す切替部のX-X´線断面図である。
 図8の(a)に示すように、枝配線43と接続配線44との切替部60にコンタクトホール61が設けられており、このコンタクトホール61を介して、枝配線43と接続配線44とは直接に電気的に接続されている。
 なお、切替部60において、接続配線44の配線幅を規定する両辺が、平面視において、コンタクトホール61の内に設けられている。すなわち、切替部60において、接続配線44の配線幅は一定であり、拡大しない。
 具体的には、図8の(b)に示すように、ガラス基板などからなる絶縁基板21上に、接続配線44、絶縁層47a、枝配線43、絶縁層47bが順に積層されている。枝配線43と接続配線44とは、コンタクトホール61を介して直接に電気的に接続されている。
 なお、切替部60において、接続配線44の配線幅は拡大しない。
 上記構成により、切替部60の占有面積を縮小し、走査信号線駆動回路32の占有面積を小さくすることが可能であり、狭額縁化が容易となる。
 さらに、各配線間スペースを広くすることが可能となり、配線間リークを低減でき、歩留り向上を図ることができる。
 すなわち、上記他の構成のアクティブマトリクス基板は、
 絶縁基板上に、スイッチング素子と、当該スイッチング素子に接続された画素電極とがマトリクス状に設けられてなるアクティブマトリクス基板であって、
 上記絶縁基板において、上記画素電極がマトリクス状に配置されている領域が表示領域であり、
 上記表示領域の周辺の領域が額縁領域であり、
 上記額縁領域には、上記スイッチング素子を駆動するための駆動回路が設けられており、
 上記駆動回路を構成する複数の回路部には、各々駆動素子が設けられており、
 上記額縁領域には、上記絶縁基板上に順に、上記駆動素子に信号を供給するための、第1の配線と第2の配線とが設けられており、
 上記第1の配線と上記第2の配線との間には、第1の絶縁層が設けられており、
 上記第1の絶縁層には、コンタクトホールが設けられており、
 上記第1の配線と上記第2の配線とは、上記コンタクトホールにおいて、他の接続導体を介することなく直接に接続されており、
 上記第1の配線及び上記第2の配線のうち少なくとも1つの配線について、当該配線の配線幅を規定する辺のうちの少なくとも1辺が、平面視において、上記コンタクトホールの内に配置されているものである。
 上記構成によれば、上述の通り、狭額縁化が容易となることに加えて、接続配線と枝配線との接続における抵抗値の増加を抑制することができる。
 また、接続導体を用いないため、接続導体に起因する不良を低減することができる。
 例えば、配線や絶縁膜のエッジ部における接続導体の断線や、接続部にシールが配置された場合におけるシール材に混入したスペーサ材(繊維状ガラス等)による接続導体の断線を低減できる。
 なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
 本発明のアクティブマトリクス基板は、
 絶縁基板上に、スイッチング素子と、当該スイッチング素子に接続された画素電極とがマトリクス状に設けられてなるアクティブマトリクス基板であって、
 上記絶縁基板において、上記画素電極がマトリクス状に配置されている領域が表示領域であり、
 上記表示領域の周辺の領域が額縁領域であり、
 上記額縁領域には、上記スイッチング素子を駆動するための駆動回路が設けられており、
 上記駆動回路を構成する複数の回路部には、各々駆動素子が設けられており、
 上記額縁領域には、上記絶縁基板上に順に、上記駆動素子に信号を供給するための、第1の配線と第2の配線とが設けられており、
 上記第1の配線と上記第2の配線との間には、第1の絶縁層が設けられており、
 上記第1の配線及び上記第2の配線のうち少なくとも1つの配線と、上記第1の絶縁層とを覆う、第2の絶縁層が設けられており、
 上記第1の配線と上記第2の配線とを接続する接続部において、
 上記第2の絶縁層には、第1のコンタクトホールが設けられており、
 上記第1の配線及び上記第2の配線のうち少なくとも1つの配線について、当該配線の配線幅を規定する辺のうちの少なくとも1辺が、平面視において、上記第1のコンタクトホールの内に配置されていることを特徴とする。
 上記構成によれば、第1の配線と上記第2の配線とが接続する部分の占有面積を縮小させ、駆動回路の占有面積を小さくすることが可能となる。よって、狭額縁化が容易となる。
 さらに、各配線間スペースを広くすることが可能となるので、配線間リークを低減することができる。よって、歩留り向上を図ることができる。
 また、本発明のアクティブマトリクス基板は、
 上記接続部には、上記第1の絶縁層に、第2のコンタクトホールが設けられていることが好ましい。
 また、本発明のアクティブマトリクス基板は、
 上記第1の配線と上記第2の配線とは、上記第1のコンタクトホール及び上記第2のコンタクトホールに設けられた接続導体を介して電気的に接続されていることが好ましい。
 また、本発明のアクティブマトリクス基板は、
 上記接続導体は、上記画素電極と同じ材料から構成されていることが好ましい。
 上記構成によれば、接続導体と画素電極とを、同じ導電層をパターニングして形成することができ、該接続導体を介して、第1の配線と第2の配線とを電気的に接続することができる。そのため、工程を簡素化することができる。
 また、本発明のアクティブマトリクス基板は、
上記第1の配線及び上記第2の配線のうちの一方の配線が、上記駆動素子に接続された枝配線であり、
 上記第1の配線及び上記第2の配線のうちの他方の配線が、上記枝配線に接続された接続配線であり、
 上記接続配線は、上記枝配線が接続された駆動素子とは異なる段の駆動素子に接続されていることが好ましい。
 上記構成によれば、各駆動素子に信号を供給する枝配線と接続配線とが接続する部分の占有面積を縮小させ、駆動回路の占有面積を小さくすることが可能となる。よって、狭額縁化が容易となる。
 また、枝配線の数が削減されるので、歩留まりの低下を抑制することができる。
 また、本発明のアクティブマトリクス基板は、
 上記第1の配線及び上記第2の配線のうちの一方の配線が、上記駆動素子に接続された枝配線であり、
 上記第1の配線及び上記第2の配線のうちの他方の配線が、上記枝配線に接続された接続配線であり、
 上記接続配線は、上記枝配線が接続された駆動素子と同じ段の異なる駆動素子に接続されていることが好ましい。
 上記構成によれば、各駆動素子に信号を供給する枝配線と接続配線とが接続する部分の占有面積を縮小させ、駆動回路の占有面積を小さくすることが可能となる。よって、狭額縁化が容易となる。
 また、本発明のアクティブマトリクス基板は、
 上記接続部で接続されている上記接続配線と上記枝配線とについて、平面視において、当該枝配線の延伸方向を水平方向とした場合、当該枝配線の上側、下側、又は上側及び下側の何れかの領域に、上記枝配線と同じ材料から構成されている配線が配置されていることが好ましい。
 上記構成によれば、各配線間スペースを広くすることが可能となる。結果、配線間リークを低減でき、歩留り向上を図ることができる。
 また、本発明のアクティブマトリクス基板は、
 上記第1の配線及び上記第2の配線のうちの何れか一方の配線について、当該配線の配線幅を規定する両辺が、平面視において、上記第1のコンタクトホールの内に配置されていることが好ましい。
 上記構成によれば、第1の配線又は第2の配線とが接続する部分の占有面積をさらに縮小させ、駆動回路の占有面積を小さくすることが可能となる。よって、狭額縁化がより容易となる。
 また、各配線間スペースをより広くすることが可能となるので、歩留りをより向上させることができる。
 また、例えば第1の配線の配線幅を規定する両辺が上記コンタクトホール内に配置されている場合、製造工程のフォトリソ工程において、第2の配線に対する第1の配線のアライメントズレ、或いはコンタクトホールに対する第1の配線のアライメントズレが生じた場合でも、接続部の面積が変動しにくい。
 また、本発明のアクティブマトリクス基板は、
 上記第1の配線及び上記第2の配線のうちの何れか一方の配線について、当該配線の配線幅を規定する辺のうちの1辺のみが、平面視において、上記第1のコンタクトホールの内に配置されていることが好ましい。
 上記構成によれば、上述の通り、第1の配線と第2の配線とが接続する部分の占有面積を縮小させることができるので、狭額縁化が容易となる。
 さらに、各配線間スペースを広くすることが可能となるので、歩留り向上を図ることができる。
 また、本発明のアクティブマトリクス基板は、
 上記第1の配線及び上記第2の配線の何れの配線についても、当該配線の配線幅を規定する辺のうちの少なくとも1辺が、平面視において、上記第1のコンタクトホールの内に配置されていることが好ましい。
 上記構成によれば、上述の通り、狭額縁化及び歩留り向上を図ることができる。
 また、本発明のアクティブマトリクス基板は、
 上記第1の配線及び上記第2の配線のうちの何れか一方の配線について、平面視において、上記第1のコンタクトホールの内で、その配線幅が拡大するように設けられていることが好ましい。
 上記構成によれば、上述の通り、狭額縁化及び歩留り向上を図ることができる。
 加えて、上記構成によれば、接続部の面積を調整をすることが容易となる。そのため、例えば、第2導電性材料からなる第2の配線と第3導電性材料からなる接続導体との接続抵抗が、第1導電性材料からなる第1の配線と第3導電性材料からなる接続導体との接続抵抗より高い場合であっても、配線幅を拡大することで、接続面積を拡大し、全体の接続抵抗を最適化することができる。また、複数の接続部における、各接続抵抗のばらつきを低減できるので、表示品位が向上する。
 また、本発明のアクティブマトリクス基板は、
 上記接続部において接続されている配線であって、当該配線の配線幅を規定する辺のうちで少なくとも1辺が、平面視において、上記第1のコンタクトホールの内に配置されている配線は、上記第1のコンタクトホールにおいてその配線幅が拡大していないことが好ましい。
 上記構成によれば、上述の通り、狭額縁化が容易となる。
 本発明のアクティブマトリクス基板は、
 絶縁基板上に、スイッチング素子と、当該スイッチング素子に接続された画素電極とがマトリクス状に設けられてなるアクティブマトリクス基板であって、
 上記絶縁基板において、上記画素電極がマトリクス状に配置されている領域が表示領域であり、
 上記表示領域の周辺の領域が額縁領域であり、
 上記額縁領域には、上記スイッチング素子を駆動するための駆動回路が設けられており、
 上記駆動回路を構成する複数の回路部には、各々駆動素子が設けられており、
 上記額縁領域には、上記絶縁基板上に順に、上記駆動素子に信号を供給するための、第1の配線と第2の配線とが設けられており、
 上記第1の配線と上記第2の配線の間には、第1の絶縁層が設けられており、
 上記第1の配線及び上記第2の配線のうち少なくとも1つの配線と、上記第1の絶縁層とを覆う、第2の絶縁層が設けられており、
 上記第1の配線と上記第2の配線とを接続する接続部において、
 上記第2の絶縁層には、第1のコンタクトホールが2つ設けられており、
 上記2つの第1のコンタクトホールのそれぞれは、上記第1の配線及び上記第2の配線のうちの何れか一方の配線が延伸された方向に沿って設けられており、
 上記第1の配線及び上記第2の配線のうちの他方の配線の一部は、平面視において、上記2つの第1のコンタクトホールの何れのコンタクトホール内にも設けられており、
 上記他方の配線の一部について、当該配線の配線幅を規定する辺のうちの少なくとも1辺が、平面視において、上記第1のコンタクトホールの内に配置されていることを特徴とする。
 上記構成によれば、2箇所において、第1の配線と第2の配線とが電気的に接続されている。そのため、第1の配線と第2の配線とを確実に接続することができ、信頼性を向上させることが可能である。
 また、上述のとおり、接続部の占有面積を縮小し、走査信号線駆動回路の占有面積を小さくすることが可能である。よって、狭額縁化が容易となる。
 また、例えば第1の配線に対する第2の配線のアライメントズレ、或いはコンタクトホールに対する第2の配線のアライメントズレが生じた場合でも、2箇所の接続部の面積の合計が変動しにくい。
 また、本発明のアクティブマトリクス基板は、
 上記接続部には、上記第1の絶縁層に、第2のコンタクトホールが設けられていることを特徴とする。
 また、本発明のアクティブマトリクス基板は、
 上記第1の配線及び上記第2の配線のうちの一方の配線が、上記駆動素子に接続された枝配線であり、
 上記第1の配線及び上記第2の配線のうちの他方の配線が、外部から上記枝配線に信号を供給する幹配線であり、
 上記幹配線には、複数の上記枝配線が共通接続されていることが好ましい。
 上記構成によれば、上述のとおり、接続部の占有面積を縮小し、走査信号線駆動回路の占有面積を小さくすることが可能である。よって、狭額縁化が容易となる。
 また、2箇所において、幹配線と枝配線とが電気的に接続されている場合、幹配線と枝配線とを確実に接続することができ、信頼性を向上させることが可能である。
 また、例えば幹配線に対する枝配線のアライメントズレ、或いはコンタクトホールに対する枝配線のアライメントズレが生じた場合でも、2箇所の接続部の面積の合計が変動しにくい。
 また、本発明のアクティブマトリクス基板は、
 上記スイッチング素子及び上記駆動素子がトランジスタ素子であることが好ましい。
 本発明の表示装置は、上記アクティブマトリクス基板と対向基板とが互いに対向して配置されていることが好ましい。
 上記構成によれば、表示装置の狭額縁化が容易となる。
 本発明は、アクティブマトリクス基板において、額縁領域を狭くし、信頼性を向上することができるので、液晶表示装置などの表示装置に好適に利用することができる。
 10         表示装置
 16         絶縁基板
 20         アクティブマトリクス基板
 21         絶縁基板
 22         表示領域
 24         額縁領域
 26         基板端辺
 30         走査信号線
 31         データ信号線
 32         走査信号線駆動回路
 33         ドライバ
 34         端子
 35         走査信号線駆動回路用配線群
 36         回路部
 40         低電位電源配線
 41a        第1クロック配線 (第1の配線)
 41b        第2クロック配線 (第1の配線)
 42         駆動用TFT素子
 43         枝配線  (第2の配線)
 44         接続配線 (第1の配線)
 45         接続導体
 47a        絶縁層 (第1の絶縁層)
 47b        絶縁層 (第2の絶縁層)
 48         半導体層
 50         接続部
 51         コンタクトホール
 60         切替部 (接続部)
 61         コンタクトホール
 72         突起部
 80         対向基板

Claims (18)

  1.  絶縁基板上に、スイッチング素子と、当該スイッチング素子に接続された画素電極とがマトリクス状に設けられてなるアクティブマトリクス基板であって、
     上記絶縁基板において、上記画素電極がマトリクス状に配置されている領域が表示領域であり、
     上記表示領域の周辺の領域が額縁領域であり、
     上記額縁領域には、上記スイッチング素子を駆動するための駆動回路が設けられており、
     上記駆動回路を構成する複数の回路部には、各々駆動素子が設けられており、
     上記額縁領域には、上記絶縁基板上に順に、上記駆動素子に信号を供給するための、第1の配線と第2の配線とが設けられており、
     上記第1の配線と上記第2の配線との間には、第1の絶縁層が設けられており、
     上記第1の配線及び上記第2の配線のうち少なくとも1つの配線と、上記第1の絶縁層とを覆う、第2の絶縁層が設けられており、
     上記第1の配線と上記第2の配線とを接続する接続部において、
     上記第2の絶縁層には、第1のコンタクトホールが設けられており、
     上記第1の配線及び上記第2の配線のうち少なくとも1つの配線について、当該配線の配線幅を規定する辺のうちの少なくとも1辺が、平面視において、上記第1のコンタクトホールの内に配置されていることを特徴とするアクティブマトリクス基板。
  2.  上記接続部には、上記第1の絶縁層に、第2のコンタクトホールが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のアクティブマトリクス基板。
  3.  上記第1の配線と上記第2の配線とは、上記第1のコンタクトホール及び上記第2のコンタクトホールに設けられた接続導体を介して電気的に接続されていることを特徴とする請求項2に記載のアクティブマトリクス基板。
  4.  上記第1の配線及び上記第2の配線のうちの一方の配線が、上記駆動素子に接続された枝配線であり、
     上記第1の配線及び上記第2の配線のうちの他方の配線が、上記枝配線に接続された接続配線であり、
     上記接続配線は、上記枝配線が接続された駆動素子とは異なる段の駆動素子に接続されていることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のアクティブマトリクス基板。
  5.  上記第1の配線及び上記第2の配線のうちの一方の配線が、上記駆動素子に接続された枝配線であり、
     上記第1の配線及び上記第2の配線のうちの他方の配線が、上記枝配線に接続された接続配線であり、
     上記接続配線は、上記枝配線が接続された駆動素子と同じ段の異なる駆動素子に接続されていることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のアクティブマトリクス基板。
  6.  上記接続部で接続されている上記接続配線と上記枝配線とについて、平面視において、当該枝配線の延伸方向を水平方向とした場合、当該枝配線の上側、下側、又は上側及び下側の何れかの領域に、上記枝配線と同じ材料から構成されている配線が配置されていることを特徴とする請求項4又は5に記載のアクティブマトリクス基板。
  7.  上記第1の配線及び上記第2の配線のうちの何れか一方の配線について、当該配線の配線幅を規定する両辺が、平面視において、上記第1のコンタクトホールの内に配置されていることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載のアクティブマトリクス基板。
  8.  上記第1の配線及び上記第2の配線のうちの何れか一方の配線について、当該配線の配線幅を規定する辺のうちの1辺のみが、平面視において、上記第1のコンタクトホールの内に配置されていることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載のアクティブマトリクス基板。
  9.  上記第1の配線及び上記第2の配線の何れの配線についても、当該配線の配線幅を規定する辺のうちの少なくとも1辺が、平面視において、上記第1のコンタクトホールの内に配置されていることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載のアクティブマトリクス基板。
  10.  上記第1の配線及び上記第2の配線のうちの何れか一方の配線について、平面視において、上記第1のコンタクトホールの内で、その配線幅が拡大するように設けられていることを特徴とする請求項1から9の何れか1項に記載のアクティブマトリクス基板。
  11.  上記接続部において接続されている配線であって、当該配線の配線幅を規定する辺のうちで少なくとも1辺が、平面視において、上記第1のコンタクトホールの内に配置されている配線は、上記第1のコンタクトホールにおいてその配線幅が拡大していないことを特徴とする請求項1に記載のアクティブマトリクス基板。
  12.  絶縁基板上に、スイッチング素子と、当該スイッチング素子に接続された画素電極とがマトリクス状に設けられてなるアクティブマトリクス基板であって、
     上記絶縁基板において、上記画素電極がマトリクス状に配置されている領域が表示領域であり、
     上記表示領域の周辺の領域が額縁領域であり、
     上記額縁領域には、上記スイッチング素子を駆動するための駆動回路が設けられており、
     上記駆動回路を構成する複数の回路部には、各々駆動素子が設けられており、
     上記額縁領域には、上記絶縁基板上に順に、上記駆動素子に信号を供給するための、第1の配線と第2の配線とが設けられており、
     上記第1の配線と上記第2の配線の間には、第1の絶縁層が設けられており、
     上記第1の配線及び上記第2の配線のうち少なくとも1つの配線と、上記第1の絶縁層とを覆う、第2の絶縁層が設けられており、
     上記第1の配線と上記第2の配線とを接続する接続部において、
     上記第2の絶縁層には、第1のコンタクトホールが2つ設けられており、
     上記2つの第1のコンタクトホールのそれぞれは、上記第1の配線及び上記第2の配線のうちの何れか一方の配線が延伸された方向に沿って設けられており、
     上記第1の配線及び上記第2の配線のうちの他方の配線の一部は、平面視において、上記2つの第1のコンタクトホールの何れのコンタクトホール内にも設けられており、
     上記他方の配線の一部について、当該配線の配線幅を規定する辺のうちの少なくとも1辺が、平面視において、上記第1のコンタクトホールの内に配置されていることを特徴とするアクティブマトリクス基板。
  13.  上記接続部には、上記第1の絶縁層に、第2のコンタクトホールが設けられていることを特徴とする請求項12に記載のアクティブマトリクス基板。
  14.  上記第1の配線と上記第2の配線とは、上記第1のコンタクトホール及び上記第2のコンタクトホールに設けられた接続導体を介して電気的に接続されていることを特徴とする請求項13に記載のアクティブマトリクス基板。
  15.  上記第1の配線及び上記第2の配線のうちの一方の配線が、上記駆動素子に接続された枝配線であり、
     上記第1の配線及び上記第2の配線のうちの他方の配線が、外部から上記枝配線に信号を供給する幹配線であり、
     上記幹配線には、複数の上記枝配線が共通接続されていることを特徴とする請求項1又は12に記載のアクティブマトリクス基板。
  16.  上記接続導体は、上記画素電極と同じ材料から構成されていることを特徴とする請求項3又は14に記載のアクティブマトリクス基板。
  17.  上記スイッチング素子及び上記駆動素子がトランジスタ素子であることを特徴とする請求項1から16の何れか1項に記載のアクティブマトリクス基板。
  18.  請求項1から17の何れか1項に記載のアクティブマトリクス基板と対向基板とが互いに対向して配置されていることを特徴とする表示装置。
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