WO2010106753A1 - 燃料電池スタック - Google Patents

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Abstract

 本発明の燃料電池スタックは、膜電極接合体、および前記膜電極接合体を挟むセパレータからなる単セルを積層したセル積層体と;前記セル積層体を挟み、集電板Aおよび集電板Bからなる一対の集電板と;前記セル積層体および前記集電板を挟み、エンドプレートAおよびエンドプレートBからなる一対のエンドプレートと;前記エンドプレートAと前記集電板Aとの間に配置された弾性部材と、を有し、前記エンドプレートAの前記集電板Aに対向する面は、凹凸形状を有し、前記エンドプレートAの凹部は、前記弾性部材を保持し、前記凹部の底面は、第2凸部および第2凹部を有する。

Description

燃料電池スタック
 本発明は燃料電池スタックに関する。
 燃料電池スタックとは、燃料電池セル(単セル)を積層した構造を有する。単セルは、高分子電解質膜、および高分子電解質膜を挟む一対の触媒電極を有する膜電極接合体(membrane electrode assembly;以下「MEA」とも称する)と、膜電極接合体を挟む一対のセパレータと、からなる。
 高分子電解質膜は、スルホン酸基を持つフッ素樹脂系イオン交換膜や、炭化水素樹脂系イオン交換膜のような高分子イオン交換膜などを有する電解質から構成される。
 触媒電極は、高分子電解質膜側に位置し、触媒電極内における酸化還元反応を促進させる触媒層と、触媒層の外側に位置し、通気性および導電性を有するガス拡散層とから構成される。さらに、ガス拡散層は、触媒層側に位置し、触媒層との接触性を向上させるカーボンコート層と、外部から供給されるガスを拡散させて、触媒層に供給するためのガス拡散基材層とから構成される。燃料極の触媒層には、例えば白金や白金とルテニウムとの合金などが含まれ、空気極の触媒層には、例えば、白金や白金とコバルトとの合金などが含まれる。
 セパレータは、燃料極に供給される燃料ガスと空気極に供給される酸化ガスとを混ざらないようにするための導電性部材である。
 燃料電池スタックはこのような単セルを積層することで、電気的に直列に接続されうる。燃料電池スタックは、さらにセル積層体を挟むエンドプレートを有する(例えば特許文献1および特許文献2参照)。また、セル積層体に均一な荷重を加えるために、セル積層体とエンドプレートとの間にスプリングモジュールを配置したり(特許文献3および特許文献4参照)、セル積層体とエンドプレートとの間に弾性部材を配置したりする場合もある(例えば特許文献5および特許文献6参照)。
 図1は、特許文献6に記載された燃料電池スタック1の断面図である。図1に示されるように、特許文献6に記載された燃料電池スタック1は、セル積層体12とセル積層体12を挟むプレッシャープレート2およびプレッシャープレート8と、エンドプレート20とを有する。エンドプレート20とプレッシャープレート2との間には、弾性部材19が配置されている。
 プレッシャープレートのセル積層体12に対向する面には、導電処理が施されており、プレッシャープレートのセル積層体12に対向する面以外の箇所は、絶縁体である。また、弾性部材19は、エンドプレート20の凹部9および集電板プレート2の凹部7に保持される。
 このような構成を有する燃料電池スタックのそれぞれの単セルに、燃料ガス(水素を含む)、および酸化ガス(酸素を含む)を供給することで、電気エネルギを継続的に取り出すことができる。以下、単セルに燃料ガスおよび酸化ガスを供給することによって生じる化学反応について説明する。
 燃料極に供給された水素分子は、燃料極の触媒層によって、水素イオンと電子に分けられる。水素イオンは、加湿された高分子電解質膜を通して空気極側に移動する。一方、電子は、外部回路を通して、酸化ガスが供給される空気極に移動する。このとき、外部回路を通る電子は、電気エネルギとして利用されうる。空気極触媒層では、高分子電解質膜を通して移動してきた水素イオンと、外部回路を通して移動してきた電子と、空気極に供給された酸素とが反応し、水が生成される。また、上述した化学反応により熱が発生する。
 このように、燃料電池に燃料ガスおよび酸化ガスを供給することで、電気エネルギと熱エネルギとを同時に得ることができる。このため燃料電池スタックは、発電と給湯とが要求される家庭用コージェネレーションシステムとして利用されている(例えば特許文献7参照)。家庭用コージェネレーションシステムでは、発電中に発生した熱を、セパレータに設けられた流路を流れる冷媒を用いて逐次回収する。回収された熱は、さらに貯湯タンクなどに貯蔵され、必要に応じて熱エネルギとして利用される。
 また、運転時に燃料電池スタックの温度調節を容易にするために、エンドプレートのセル積層体に対向する面に凹凸形状を設ける技術が知られている(例えば特許文献8参照)。
特開2005-123114号公報 特開平8-203553号公報 特開2004-288618号公報 米国特許出願公開第2005/0277012号明細書 特開2007-257865号公報 特開2006-179220号公報 特開2008-293996号公報 米国特許出願公開第2008/0090122号明細書
 しかし、発電中に発生した熱は、冷媒によって回収される以外に、セル積層体からエンドプレートに伝導することがあった。エンドプレートに伝導した熱は、エンドプレートから外部に放出されることから、熱エネルギとして回収できず、発電中に発生した熱を効率的に回収できなくなるという問題があった。
 例えば、図1に示した特許文献6の燃料電池スタック1では、発電中に発生したセル積層体12の熱が、プレッシャープレート8に伝達し、プレッシャープレート8から外部に放出される。また、発電中に発生したセル積層体12の熱は、プレッシャープレート2および弾性部材19を通ってエンドプレート20まで移動し、エンドプレート20から外部に放出されてしまう。
 本発明は、セル積層体からエンドプレートに伝導し、外部へと放出される熱量を減少させ、発電中に発生した熱を効率的に回収することができる燃料電池スタックを提供することを目的とする。
 本発明者は、エンドプレートと集電板との接触面積を減らし、かつエンドプレートと弾性部材との接触面積を減らすことで、熱の放出を抑えることができることを見出し、さらに検討を加え、発明を完成させた。すなわち本発明は、以下に示す燃料電池スタックに関する。
 [1]膜電極接合体、および前記膜電極接合体を挟むセパレータからなる単セルを積層したセル積層体と、前記セル積層体を挟み、集電板Aおよび集電板Bからなる一対の集電板と、前記セル積層体および前記集電板を挟み、エンドプレートAおよびエンドプレートBからなる一対のエンドプレートと、前記エンドプレートAと前記集電板Aとの間に配置された弾性部材と、を有する燃料電池スタックであって、前記エンドプレートAの前記集電板Aに対向する面は、凹凸形状を有し、前記エンドプレートAの凹部は、前記弾性部材を保持し、前記凹部の底面は、第2凸部および第2凹部を有する、燃料電池スタック。
 [2]前記弾性部材は、前記第2凸部の頂面と接触する、[1]に記載の燃料電池スタック。
 [3]前記集電板Aは、前記弾性部材を保持する凹部を有し、前記集電板Aの凹部の底面は、第3凸部および第3凹部を有し、前記弾性部材は、前記第3凸部の頂面と接触する、[1]または[2]に記載の燃料電池スタック。
 [4]前記弾性部材はコイルスプリングである、[1]~[3]のいずれかに記載の燃料電池スタック。
 [5]前記エンドプレートBの前記集電板Bに対向する面は、凹凸形状を有する、[1]~[4]のいずれかに記載の燃料電池スタック。
 [6]前記エンドプレートBと前記集電板Bとの間に配置された弾性部材をさらに有し、前記エンドプレートBの凹部は、前記弾性部材を保持し、前記凹部の底面は、第2凸部および第2凹部を有する、[5]に記載の燃料電池スタック。
 [7]前記エンドプレートBと前記集電板Bとの間に弾性部材を有さず、前記エンドプレートBの前記集電板Bに対向する面は、前記集電板Bとの接触面であり、前記エンドプレートBの凸部の頂面と前記集電板Bとが接触する、[5]に記載の燃料電池スタック。
 [8]前記集電板Bと接触する前記エンドプレートBの凸部の頂面の面積の合計は、前記エンドプレートBと前記集電板Bとが対向する領域の面積の10~30%である、[7]に記載の燃料電池スタック。
 [9]前記エンドプレートBの前記集電板Bに対向する面の凸部は、前記エンドプレートBの前記集電板Bに対向する面に形成されたリブを含み、前記リブは格子を形成する、[7]または[8]に記載の燃料電池スタック。
 [10]前記エンドプレートは、樹脂からなる、[1]~[9]のいずれかに記載の燃料電池スタック。
 本発明の燃料電池スタックでは、エンドプレートと集電板との接触面積が小さいことから、集電板からエンドプレートへ伝導する熱量が小さい。また本発明では、エンドプレートと弾性部材との接触面積が小さいことから、集電板から弾性部材を通ってエンドプレートへ伝導する熱量が小さく、エンドプレートを通して外部へ放出される熱量が少ない。このため発電時に発生した熱を効率的に回収することができ、熱回収効率の高い燃料電池スタックを提供することができる。
 また、本発明の燃料電池スタックによれば、環状バンドで燃料電池スタックを保持した場合であっても、エンドプレートが変形しにくい。このため、本発明の燃料電池スタックでは、セル積層体に均一な荷重を印加することができ、単セル間の接触抵抗が低くなる。したがって、本発明の燃料電池スタックは発電効率が高い。
従来の燃料電池スタックの断面図 本発明の燃料電池スタックのエンドプレート、弾性部材および集電板の断面図 実施の形態1の燃料電池スタックの斜視図 実施の形態1の燃料電池スタックの断面図 実施の形態1のエンドプレートの集電板対向面側からの斜視図、および保持凹部の拡大正面図 実施の形態1のエンドプレートの環状バンド対向面側からの斜視図 実施の形態1のエンドプレートの断面図 実施の形態1の集電板のエンドプレート対向面側からの斜視図、および保持凹部の拡大正面図 実施の形態2の燃料電池スタックの断面図 実施の形態2のエンドプレートの集電板対向面側からの斜視図 実施の形態2のエンドプレートと集電板との断面図 実施の形態2のエンドプレートの環状バンド対向面側からの斜視図 実施の形態2のエンドプレートの接地面側からの斜視図 実施の形態3のエンドプレートの集電板対向面側からの斜視図 突起領域の拡大平面図 突起の断面図 燃料電池スタックの部分拡大断面図
 本発明の燃料電池スタックは、1)セル積層体と、2)セル積層体を挟む一対の集電板と、3)セル積層体および集電板を挟む一対のエンドプレートと、4)エンドプレートと集電板との間に配置された弾性部材と、を有する。以下それぞれの構成部材について説明する。
 1)セル積層体
 セル積層体とは、膜電極接合体(membrane electrode assembly;以下「MEA」とも称する)、および前記膜電極接合体を挟むセパレータからなる単セルの積層物である。
 MEAは、高分子電解質膜と、高分子電解質膜を挟み、燃料極および空気極からなる一対の触媒電極とを有する。触媒電極は、それぞれ高分子電解質膜に接する触媒層と、触媒層に積層されるガス拡散層とを有することが好ましい。
 高分子電解質膜は、湿潤状態において、プロトンを選択的に輸送する機能を有する高分子膜である。高分子電解質膜の材料は、水素イオンを選択的に移動させるものであれば特に限定されない。このような材料の例にはフッ素系の高分子電解質膜や炭化水素系の高分子電解質膜などが含まれる。フッ素系の高分子電解質膜の具体的な例には、デュポン社のNafion膜や旭硝子株式会社のFlemion膜、旭化成株式会社のAciplex膜、ジャパンゴアテックス社のGORE-SELECT膜などが含まれる。
 触媒層は、水素または酸素の酸化還元反応を促進する触媒を含む層である。触媒層は、導電性を有し、かつ水素および酸素の酸化還元反応を促進する触媒能を有するものであれば特に限定されない。空気極側の触媒層は、例えば触媒として白金や白金とコバルトとの合金、白金とコバルトとニッケルとの合金など含む。燃料極側の触媒層は、触媒として白金や白金とルテニウムとの合金などを含む。
 触媒層は、例えば、これらの触媒を担持させたアセチレンブラックやケッチェンブラック、バルカンなどのカーボン微粒子に、プロトン導電性を有する電解質と撥水性を有するPTFEなどの樹脂を混合し、高分子電解質膜上に塗布することで形成される。
 ガス拡散層は、導電性を有する多孔質層である。ガス拡散層の材料は、導電性を有し、かつ反応ガスが拡散できるものであれば特に限定されない。ガス拡散層は、セパレータ側から供給されるガスを触媒層に拡散させるガス拡散基材層と、ガス拡散基材層と触媒層との接触性を向上させるカーボンコート層とから構成されていてもよい。
 セパレータは、燃料極と接する面に燃料ガス流路、空気極と接する面に酸化ガス流路を有する導電性の板である。セパレータの材料の例にはカーボンや金属などが含まれる。セパレータがガス流路を有する面は、凹部と凸部を有し、凹部がガス流路を形成する。
 セパレータは冷媒を供給するための冷媒入口マニホールドおよび冷媒を排出するための冷媒出口マニホールドを有する。また、セパレータは、燃料ガスを給排気するためのマニホールド、および酸化ガスを給排気するためのマニホールドを有する。さらにセパレータは、冷媒や酸化ガス、燃料ガスなどが漏れないようにするゴム状のシール部を有していてもよい。
 2)一対の集電板
 一対の集電板は、集電板Aおよび集電板Bからなり、かつセル積層体を積層方向に挟む導電性部材である。集電板は、セル積層体から生じた直流電流を取り出す機能を有する。集電板は、さらに電力取り出し部を有する。燃料電池スタックの電力は、電力取り出し部から取り出される。集電板の材料の例には、ステンレス鋼や銅などの金属材料や炭素材料などが含まれる。また、集電板は、金メッキを施したステンレス鋼や銅などの金属板であってもよい。
 3)一対のエンドプレート
 一対のエンドプレートは、エンドプレートAおよびエンドプレートBからなり、セル積層体および一対の集電板を、セル積層体の積層方向に挟む。また、エンドプレートは燃料電池スタックの積層方向の両端部を構成する。具体的には、エンドプレートAは、集電板A側の燃料電池スタックの端部を構成し、エンドプレートBは集電板B側の燃料電池スタックの端部を構成する。したがって、エンドプレートAは集電板Aに対向する面を有し、エンドプレートBは集電板Bに対向する面を有する。
 エンドプレートは、燃料電池スタックへ燃料ガスを供給する燃料ガス供給口と;燃料電池スタックから燃料ガスを排出する燃料ガス排出口と;燃料電池スタックへ酸化ガスを供給する酸化ガス供給口と;燃料電池スタックから酸化ガスを排出する酸化ガス排出口と;燃料電池スタックへ冷媒を供給する冷媒供給口と;燃料電池スタックから冷媒を排出する冷媒排出口とを有する。
 エンドプレートの材料は、熱伝導性が低い樹脂であることが好ましい。エンドプレートが熱伝導性の低い材料からなると、集電板からエンドプレートに伝導する熱量を減少させ、外部へ放出される熱量を減少させることができるからである。このような材料の例には、ポリフェニレンサルファイドなどの熱可塑性樹脂やフェノール樹脂などの熱硬化性樹脂などが含まれる。
 本発明では、少なくともエンドプレートAの集電板Aに対向する面(以下「集電板対向面」とも称する)は、凹凸形状を有する。すなわち本発明では、エンドプレートAの集電板対向面は、凸部および凹部を有する。ここで、凸部とは、エンドプレートの集電板対向面に形成されたリブなどを含み、凹部とは、凸部によって規定された領域を意味する。エンドプレートAの集電板対向面が有する複数の凹部には、後述する弾性部材を保持する凹部が含まれる。
 一方、エンドプレートBの形状は特に限定されないが、エンドプレートBの集電板対向面も、凹凸形状を有することが好ましい。
 4)弾性部材
 本発明の燃料電池スタックは、少なくともエンドプレートAと集電板Aとの間に弾性部材を有する。弾性部材は、少なくともエンドプレートAと集電板Aとの間に配置され、セル積層体に均一な荷重を印加するための部材である。エンドプレートAと集電板Aとの間に配置される弾性部材の数は1つであっても複数であってもよい。弾性部材の例にはコイルスプリングが含まれる。一方、エンドプレートBと集電板Bとの間には、弾性部材が配置されていてもよいし(実施の形態1参照)、配置されなくてもよい(実施の形態2参照)。
 本発明の燃料電池スタックはエンドプレートAの集電板対向面の凹部および凸部の形状に特徴を有する。以下、図面を用いて、エンドプレートAの集電板対向面の凹部および凸部の形状について説明する。
 図2は、本発明の燃料電池スタックにおけるエンドプレートA、集電板Aおよび弾性部材の断面図を示す。図2に示されるように、エンドプレート105Aと集電板103Aとの間には2以上の弾性部材107が配置されるので、エンドプレート105Aと集電板103Aとは直接接触しない。
 エンドプレート105Aの集電板対向面には、複数の凸部131および凹部133が設けられている。凹部133は、弾性部材107を保持する。弾性部材107を保持する凹部133を、以下「保持凹部133」とも称する。
 保持凹部133の形状は、弾性部材107の形状によって適宜選択される。例えば、図2に示されたように、弾性部材107がコイルスプリングである場合、保持凹部133の形状をコイルスプリングの形状(例えば円柱状)に合わせることが好ましい。
 また、図2に示されるように、集電板103Aのエンドプレート105Aに対向する面には凹部153が設けられていることが好ましい。
 本発明では、エンドプレート105Aの保持凹部133の底面がさらに凹凸形状を有することを特徴とする。すなわち保持凹部133の底面は、第2凸部135および第2凹部137を有する。第2凸部135の高さは、凸部(リブ)131の高さよりも低い。第2凸部135の頂面は、弾性部材107と接触する。一方、弾性部材107の一部は第2凹部137上にも配置される。第2凹部137の底面は、弾性部材107と接触しないことから、弾性部材107の一部は、保持凹部133の底面と接触しない。これにより、弾性部材107とエンドプレート105Aとの接触面積が減少する。
 また、本発明では、弾性部材107と集電板103Aとの接触面積も小さいことが好ましい。弾性部材107と集電板103Aとの接触面積を減少させるには、図2に示されるように、集電板103Aに弾性部材107を保持するための凹部153(以下「保持凹部153」とも称する)を形成し、保持凹部153の底面に凹凸形状を形成すればよい。すなわち保持凹部153の底面は、第3凸部155および第3凹部157を有してもよい。第3凸部155の頂面は、弾性部材107と接触する。一方、弾性部材107の一部は第3凹部157上にも配置される。第3凹部157の底面は、弾性部材107と接触しないことから、弾性部材107の一部は、保持凹部153の底面と接触しない。これにより、弾性部材と集電板との接触面積が減少する。
 このように、エンドプレートAと集電板Aとの間に弾性部材を配置することで、エンドプレートAと集電板Aとが、直接接触しない。このため、エンドプレートAと集電板Aとの間の空気が断熱材として機能し、集電板AからエンドプレートAへ伝導する熱量が減少し、燃料電池スタックから外部へ放出される熱量が減少する。
 さらに本発明では、「弾性部材とエンドプレートAとの接触面積」を小さくすることで、集電板Aから弾性部材を介してエンドプレートAへ伝導する熱量が減少し、燃料電池スタックから外部へ放出される熱量が減少する。
 このように、本発明の燃料電池スタックでは、外部に放出される熱量が少ないので、燃料電池の発電によって生じた熱を効率的に回収することができる。
 このように構成された燃料電池スタックでは、セル積層体に荷重を印加することが好ましい。セル積層体に荷重を印加する手段は特に限定されないが、例えば、セル積層体、集電板およびエンドプレートからなる積層物(以下単に「積層物」とも称する)に荷重を印加し、荷重を印加した状態の積層物を剛性を有する環状バンドで巻き込み、保持すればよい。また、例えば、セル積層体、集電板およびエンドプレートからなる積層物に荷重を印加し、荷重を印加した状態の積層物を締結ロッドで固定してもよい。セル積層体に荷重を印加することで、セル内およびセル間の接触抵抗を低減し、燃料電池スタックの出力を向上させることができる。
 さらに、本発明は、燃料電池スタックが環状バンドによって保持されるときのエンドプレートの形状にも特徴を有する。具体的には、燃料電池スタックが環状バンドによって保持される場合、エンドプレートの環状バンドに対向する面(以下「環状バンド対向面」とも称する)は、凹凸形状を有し、かつ凸曲面であることが好ましい(図6、図7参照)。
 以下、燃料電池スタックが環状バンドによって保持されるときのエンドプレートの形状を、a)エンドプレートの環状バンド対向面と、b)エンドプレートの集電板対向面とに分けて説明する。
 a)エンドプレートの環状バンド対向面の形状について
 燃料電池スタックが環状バンドによって保持される場合、上述のようにエンドプレートの環状バンド対向面は、凹凸形状を有する(図6参照)。すなわち、エンドプレートの環状バンド対向面は、凸部および凹部を有する。ここで、凸部とは、エンドプレートの環状バンド対向面に形成されたリブなどを含み、凹部とは、凸部によって規定された領域を意味する。
 エンドプレートの環状バンド対向面の凸部の頂面は、環状バンドと接触する。一方、エンドプレートの環状バンド対向面の凹部は、環状バンドと接触しない。このように、環状バンドが、エンドプレートの環状バンド対向面の凸部の頂面のみと接触し、凹部と接触しないことから、環状バンドとエンドプレートとの接触面積が少ない。
 このように、環状バンドとエンドプレートとの接触面積を小さくすることで、エンドプレートから環状バンドへ伝導する熱量が減少する。それにより、燃料電池スタックから外部へ放出される熱量が減少し、燃料電池の発電によって生じた熱を効率的に回収することができる。
 また、本発明では、エンドプレートの環状バンド対向面に形成されたリブは、環状バンドの巻き込み方向に沿っていることが好ましい(図6参照)。環状バンド対向面のリブ(凸部)が、環状バンドの巻き込み方向に沿うことで、エンドプレートの巻き込み方向に対する強度をさらに高めることができ、スタックが環状バンドによって保持される場合に、エンドプレートの変形を防止できる。エンドプレートが変形すると、セル積層体に均一な荷重を印加できずセル内およびセル間の接触面積が増加し、発電効率が低下する。エンドプレートの環状バンド対向面は、もちろん、環状バンドの巻き込み方向に沿ったリブ以外のリブを有していてもよい。
 また、エンドプレートの環状バンド対向面は、頂線(図6の線Y参照)および底線(図6の線Z参照)を有する凸曲面であることが好ましい。ここで、「底線」とは、エンドプレートの環状バンド対向面の縁のうち、頂線に平行な縁を意味する。頂線および底線は、環状バンドの巻き込み方向に垂直である。また、環状バンド対向面(凸曲面)は頂線を含む中央領域(図6の105c参照)と;中央領域を挟み、かつ底線を含む端部領域(図6の105e参照)と、からなる。中央領域および端部領域は共に曲面であるが、中央領域の曲率半径と端部領域の曲率半径とは異なることが好ましい。具体的には、中央領域の曲率半径(図7のα参照)は、端部領域の曲率半径(図7のβ参照)よりも大きいことが好ましい。
 このように、エンドプレートの環状バンド対向面を、凸曲面とすることで、セル積層体に均一な荷重を加えることができる。セル積層体に均一な荷重が加わることで、セル内およびセル間の接触抵抗が減少する。また、中央領域の曲率半径を、端部領域の曲率半径よりも大きくすることで、エンドプレートに加わる環状バンドによる応力を分散することができる。このため、中央領域の曲率半径を、端部領域の曲率半径よりも大きくすると、エンドプレートの厚さを薄くしてもエンドプレートがゆがむ恐れが少ない。
 また、本発明では、端部領域の面積に対する、端部領域内の環状バンドと接触する領域の面積の割合(以下単に「端部領域の接触面積の割合」とも称する)が高いことが好ましい(図6参照)。端部領域の接触面積の割合を高くすることで、環状バンドによるエンドプレートへの応力を分散させ、エンドプレートの変形防止効果をより高めることができる。
 より具体的には、端部領域の接触面積の割合は、中央領域の面積に対する、中央領域内の環状バンドと接触する領域の面積の割合(以下単に「中央領域の接触面積の割合」とも称する)よりも大きいことが好ましい。また、端部領域の接触面積の割合は、具体的には、50%~100%であることが好ましい。
 b)エンドプレートの集電板対向面の形状について
 燃料電池スタックが環状バンドによって保持される場合、エンドプレートの集電板対向面に形成されたリブは、環状バンドの巻き込み方向に沿っていることが好ましい(図5参照)。集電板対向面のリブ(凸部)が、環状バンドの巻き込み方向に沿うことで、エンドプレートの巻き込み方向に対する強度をさらに高めることができる。もちろん、エンドプレートの集電板対向面は、環状バンドの巻き込み方向に沿ったリブ以外のリブを有していてもよい。
 また、積層物が環状バンドによって保持されている場合、エンドプレートの環状バンドに覆われない側面のうち接地面側の側面(図13の205s参照)は、凹凸形状を有することが好ましい(図13の151参照)。燃料電池スタックの環状バンドから露出した側面は、接地面ともなりうる。接地面が凹凸形状を有すると、接地面からの熱の流出を抑えることができる。
 このように、本発明の燃料電池スタックによれば、環状バンドで燃料電池スタックを保持した場合であっても、エンドプレートが変形しにくい。このため、本発明の燃料電池スタックでは、セル積層体に均一な荷重を加えることができ、セル内およびセル間の接触抵抗が低くなる。したがって、高い発電効率を得られる。
 以下、本発明の燃料電池スタックの実施の形態について、図面を参照して説明する。
 [実施の形態1]
 実施の形態1では、エンドプレートAと集電板Aとの間に、2以上の弾性部材を有し、かつエンドプレートBと集電板Bとの間にも、2以上の弾性部材を有する燃料電池スタックについて説明する。
 図3は、実施の形態1の燃料電池スタック100の斜視図である。図3に示されるように燃料電池スタック100は、セル積層体101、一対の集電板(103A、103B)、弾性部材107(不図示)、一対のエンドプレート(105A、105B)、環状バンド109を有する。燃料電池スタック100は、酸化ガス供給口111、冷媒供給口113、燃料ガス供給口115、燃料ガス排出口117、冷媒排出口119および酸化ガス排出口121を有する。
 図4は燃料電池スタック100の一点鎖線Aによる断面図である。図4に示されるように、セル積層体101は、一対の集電板(103Aおよび103B)によって挟まれ、セル積層体101および一対の集電板は一対のエンドプレート(105Aおよび105B)によって挟まれる。また、燃料電池スタック100は、エンドプレート105Aと集電板103Aとの間に複数の弾性部材107を有し、エンドプレート105Bと集電板103Bとの間に複数の弾性部材107を有する。このため、エンドプレート105Aと集電板103Aとは直接接触せず、エンドプレート105Bと集電板103Bとは直接接触しない。
 環状バンド109は、セル積層体101、一対の集電板および一対のエンドプレートからなる積層物108を巻き込むことで保持する。以下、エンドプレート105Aの形状について詳細に説明する。エンドプレート105Bの形状は、エンドプレート105Aと同じであることから説明を省略する。
 図5Aは、エンドプレート105Aの集電板対向面側からの斜視図である。図5Aに示されるようにエンドプレート105Aの集電板対向面は、凸部131を有する。凸部131は、リブを含み、凹部を規定する。凸部131によって規定される凹部には弾性部材107を保持する保持凹部133が含まれる。
 また、図5Aにおける矢印Xは、環状バンドの巻き込み方向を示す。図5Aに示されるように、エンドプレート105Aの集電板対向面は、環状バンドの巻き込み方向Xに沿ったリブ131Lを有する。
 図5Bは保持凹部133の正面図である。図5Bに示されるように、保持凹部133の底面は、第2凸部135および第2凹部137を有する。第2凸部135の高さはエンドプレート105Aの凸部131の高さよりも低い。
 このように保持凹部133が第2凸部135および第2凹部137を有することで、弾性部材107と保持凹部133の底面の一部とが接触せず、弾性部材107とエンドプレート105Aとの接触面積が減少する(図2参照)。
 図6は、エンドプレート105Aの環状バンド対向面側からの斜視図である。図6における矢印Xは、環状バンドの巻き込み方向を示す。図6に示されるようにエンドプレート105Aの環状バンド対向面の中央領域105cは、凸部141および凹部143を有する。また、凸部141には、環状バンドの巻き込み方向Xに沿ったリブ(凸部)141Lが含まれる。凸部141の頂面は、環状バンドと接触する。一方で凹部143は環状バンドとは接触しない。このように、環状バンドに接触するエンドプレートの面積が小さいことから、エンドプレートから環状バンドに伝導する熱が少なく、外部に放出される熱量が少ない。
 また、エンドプレート105Aの環状バンド対向面は、環状バンドの巻き込み方向Xと垂直な頂線Yおよび底線Zを有する凸曲面である。凸曲面は、頂線を含む中央領域105cおよび底線Zを含む端部領域105eとからなる。端部領域105eは中央領域105cを挟む。
 また、上述のように中央領域105cは、環状バンドと接触しない凹部143を有するが、端部領域105eは、凹部を有さない。このため、端部領域105eの接触面積の割合が、中央領域105cの接触面積の割合よりも大きい。
 図7は、図6に示されたエンドプレート105Aの一点鎖線AAによる断面図である。また、図7では、凹部133を省略する。図7に示されるように、凸曲面は、頂線Yを含む中央領域105cおよび底線Zを含む端部領域105eとからなる。図7に示されるように、中央領域105cの曲率半径αは、端部領域105eの曲率半径βよりも大きい。
 このように、エンドプレート105の環状バンド対向面を、凸曲面とすることで、セル積層体に均一な荷重を印加することができる。
 また、端部領域105eの接触面積の割合を大きくすることで、環状バンド109によるエンドプレート105Aへの応力の集中を低減することができる。さらに、中央領域105cの曲率半径を、端部領域105eの曲率半径よりも大きくすることで、エンドプレート105Aへの応力の集中を低減することができ、エンドプレート105Aの厚さを薄くすることができる。
 次に集電板103Aの形状について説明する。集電板103Bの形状は集電板103Aと同じであることから説明を省略する。
 図8Aは、集電板103Aのエンドプレート105Aに対向する面側からの斜視図である。図8Aに示されるように、集電板103Aは、弾性部材107を保持する保持凹部153を有する。
 図8Bは集電板103Aの保持凹部153の正面図である。図8Bに示されるように、保持凹部153の底面は、第3凸部155および第3凹部157を有する。
 このように集電板103Aの保持凹部153が第3凸部155および第3凹部157を有することで、弾性部材107と集電板103Aとの接触面積が減少する(図2参照)。
 このように、本実施の形態によれば、エンドプレートと集電板とが直接接触しない。さらに、本実施の形態によれば、弾性部材とエンドプレートとの接触面積および弾性部材と集電板との接触面積が小さい。このため、本実施の形態によれば、集電板からエンドプレートへ伝導し、外部へ放出される熱量が少ない。このため発電時に発生した熱を効率的に回収することができる。
 また、本実施の形態によれば、環状バンドで燃料電池スタックを保持した場合であっても、エンドプレートが変形しにくい。このため、セル積層体に均一な荷重を加えることができ、高い発電効率を得られる。
 [実施の形態2]
 実施の形態1では、エンドプレートBと集電板Bとの間にも、弾性部材を有する燃料電池スタックについて説明した。実施の形態2では、エンドプレートBと集電板Bとの間に弾性部材を有さない燃料電池スタックについて説明する。
 図9は、実施の形態2の燃料電池スタック200の断面図である。図9に示されるように、燃料電池スタック200は、エンドプレート105Aと集電板103Aとの間に、弾性部材107を有するが、エンドプレート205Bと集電板203Bとの間には、弾性部材107を有さない。このためエンドプレート205Bの集電板対向面は、集電板203Bとの接触面である。また、本実施の形態では、集電板203Bは集電板103Aと異なり、凹部を有さない。
 実施の形態2の燃料電スタック200は、エンドプレート205Bおよび集電板203Bの形状が異なる以外は、実施の形態1の燃料電池スタック100と同じである。実施の形態1の燃料電池スタック100と同一の構成要素については、同一の符号を付し説明を省略する。
 図10は、エンドプレート205Bの集電板対向面側からの斜視図である。また、図10における矢印Xは、環状バンドの巻き込み方向を示す。図10に示されるようにエンドプレート205Bの集電板対向面は、凸部231および凹部233を有する。凸部231は、リブを含み、凹部233を規定する。
 エンドプレート205Bの集電板対向面では、リブ231は格子を形成する。リブが格子を形成することで、エンドプレートの集電板対向面が凹凸形状を有していても、エンドプレートの強度を保持することができる。
 また、エンドプレート205Bの集電板対向面は、環状バンドの巻き込み方向Xに沿ったリブ231Lを有する。また、環状バンドの巻き込み方向Xに沿ったリブ231Lは、エンドプレート205Bと集電板203Bとが対向する領域102の両端まで連続している。
 図11はエンドプレート205Bと集電板203Bとが接触した様子を示す。図11に示されるように、エンドプレート205Bの集電板対向面の凸部231の頂面が集電板203Bと接触する。一方、エンドプレート205Bの集電板対向面の凹部233は、集電板203Bと接触しない。
 集電板203Bと接触するエンドプレート205Bの凸部231頂面の面積の合計(エンドプレート205Bと集電板203Bとの接触面積)は、エンドプレート205Bと集電板203Bとが対向する領域102(図10参照)の面積の10~30%であることが好ましい。凸部231の頂面の面積の合計がエンドプレート205Bと集電板203Bとが対向する領域102の面積の10%以下である場合、凸部231が集電板203Bからの圧力に耐えられずエンドプレート205Bの形状を維持できない恐れがある。一方、凸部131の頂面の面積の合計がエンドプレート205Bと集電板203Bとが対向する領域102の面積の30%以上である場合、集電板203Bからエンドプレート205Bへ伝導される熱量が増え、発電時の熱を効率的に回収できない恐れがある。
 このように、集電板203Bとエンドプレート205Bとの接触面積を小さくすることで、仮に集電板203Bとエンドプレート205Bとが直接接触する場合であっても、集電板203Bからエンドプレート205Bへ伝導する熱量が減少する。それにより、燃料電池スタックから外部へ放出される熱量が減少する。
 図12は、エンドプレート205Bの環状バンド対向面側からの斜視図である。図12における矢印Xは、環状バンドの巻き込み方向を示す。図12に示されるように、エンドプレート205Bの環状バンド対向面は、環状バンドの巻き込み方向Xと垂直な頂線Yおよび底線Zを有する凸曲面である。凸曲面は、頂線を含む中央領域205cおよび底線Zを含む端部領域205eとからなる。端部領域205eは中央領域205cを挟む。
 エンドプレート205Bの環状バンド対向面は、凸部241および凹部243を有する。エンドプレート205Bの環状バンド対向面では、凸部241は、リブを含み、リブ241は中央領域205c内に格子を形成する。また、エンドプレート205Bの環状バンド対向面は、環状バンドの巻き込み方向Xに沿ったリブ(凸部)241Lを有する。凸部241の頂面は、環状バンドと接触する。一方で凹部243は環状バンドとは接触しない。
 また、環状バンドと接触しない凹部243の面積は、端部領域205eで小さく、中央領域205cで大きい。このため、端部領域205eにおける接触面積の割合は、中央領域205cにおける接触面積よりも大きい。
 図13は、エンドプレート205Bの接地面205s側からの斜視図である。図13に示されるようにエンドプレート205Bの接地面205sは、凸部151を有する。凸部151によりエンドプレート205Bの接地面205sと地面との接触面積を小さくすることができるので、外部に放出される熱量をさらに減少させることができる。
 このように、本実施の形態の燃料電池スタックは、エンドプレートBと集電板Bとの間に弾性部材を有さないことから、部品数が少ない。このため、本実施の形態によれば、実施の形態1の効果に加えて、組み立てが容易な燃料電池スタックが提供される。
 [実施の形態3]
 実施の形態3では、実施の形態2の燃料電池スタック200のエンドプレート205Bの集電板対向面の中央に突起を含む領域を設けた形態について説明する。本実施の形態の燃料電池スタックは、実施の形態2の燃料電池スタック200と同様に、エンドプレートBと集電板Bとの間に弾性部材を有さない。
 実施の形態3の燃料電池スタック300は、エンドプレートBが集電板対向面の中央に突起を含む領域を有する以外は、実施の形態2の燃料電池スタック200と同じである。したがって、実施の形態3では、エンドプレートB以外の説明は省略する。
 図14は、実施の形態3のエンドプレート305Bの集電板に対向する面側からの斜視図である。図14に示されるように、エンドプレート305Bは、その中央に凸部231からの突起を含む領域306(以下「突起領域306」とも称する)を有する。ここで、「突起」とは、エンドプレート305Bの凸部231の頂面に形成された突起を意味する。
 図15は、突起領域306の拡大平面図である。図15に示されるように、突起領域306は、突起307を有する。突起の高さは0.05~0.15mmであることが好ましい。突起領域306は、図15Aに示されるように複数の突起307を有してもよいし、図15Bに示すように、一つの突起307を有してしてもよい。図15Bのように突起領域306が一つの突起307のみを有する場合、突起領域306内の凸部231自体が、突起領域306以外の凸部231よりも高く形成される。突起領域306は、長軸および短軸を有することが好ましい。さらに、突起領域306の短軸は、環状バンドの巻き込み方向Xに沿っていることが好ましい。
 図16Aは図15Aに示された突起領域306の一点鎖線AAによる断面図である。図16Aに示されるように、突起領域306の中央の突起307は、突起領域306の端部の突起307よりも高いことが好ましい。図16Bは図15Bに示された突起領域306の一点鎖線AAによる断面図である。図16Bに示されるように、突起領域306が一つの突起のみを有する場合、突起307は、凸曲状であり、突起307の高さは突起領域306の中央で最も高くなることが好ましい。このように、突起領域306の中央部の突起307は、突起領域306の周辺部の突起307よりも高いことが好ましい。
 以下図17Aおよび図17Bを参照し、突起領域306の効果について説明する。図17Aに示された燃料電池スタックのエンドプレート205Bは突起領域306を有さず、図17Bに示された燃料電池スタックのエンドプレート305Bは突起領域306を有する。
 図17Aに示されるように、環状バンド109でセル積層体101、集電板203Bおよびエンドプレート205Bを保持した場合、エンドプレートが変形し、エンドプレート205Bと集電板203Bとの間に隙間Gが生じる場合がある。このような場合、突起領域306を有さないエンドプレート205Bは、集電板203Bの中央部に荷重を伝えることができず、セル積層体101に均一な荷重を印加することができない。
 一方、本実施の形態のように、エンドプレート305Bが突起領域306を有する場合、例えエンドプレート305Bが変形した場合であっても、突起領域306の突起307によって、集電板203Bの中央部に荷重を伝えることができる。このためエンドプレートが変形した場合であってもセル積層体101に均一な荷重を印加することができる。
 また、図17に示されたようにエンドプレートの変形によって生じる隙間Gは、集電板の中央部付近で最も大きくなる。したがって、上述のように、突起領域306をエンドプレート305の集電板対向面の中央に設け、突起領域306の中央部の突起307を、突起領域306の周辺部の突起307よりも高くすることで(図16参照)、エンドプレートが変形した場合に、集電板203Bに接する突起領域306がより平坦になり、セル積層体により均一な荷重を印加することができる。
 また、エンドプレートの変形によって生じる隙間Gは、通常、長軸および短軸を有し、短軸が環状バンドの巻き込み方向に沿う。したがって、上述のように突起領域306の短軸を、環状バンドの巻き込み方向Xに沿うように構成することで(図15参照)、エンドプレートが変形した場合に、集電板203Bに接する面がより平坦になり、セル積層体により均一な荷重を印加することができる。
 このように本実施の形態によれば、仮にエンドプレートが変形した場合であったとしても、セル積層体に均一な荷重を印加することができる。
 本出願は、2009年3月17日出願の特願2009-064152に基づく優先権を主張する。当該出願明細書に記載された内容は、すべて本願明細書に援用される。
 本発明の燃料電池スタックでは、外部へ放出される熱量が少ないことから、家庭用コージェネレーションシステムに利用される燃料電池スタックとして有用である。
 100、200 燃料電池スタック
 101 セル積層体
 102 集電板とエンドプレートとが対向する領域
 103、203 集電板
 105、205、305 エンドプレート
 107 弾性部材
 108 セル積層体、集電板およびエンドプレートからなる積層物
 109 環状バンド
 111 酸化ガス供給口
 113 冷媒供給口
 115 燃料ガス供給口
 117 燃料ガス排出口
 119 冷媒排出口
 121 酸化ガス排出口
 131、231 エンドプレートの集電板対向面の凸部
 133、233 エンドプレートの集電板対向面の凹部
 141、241 エンドプレートの環状バンド対向面の凸部
 143、243 エンドプレートの環状バンド対向面の凹部
 151 エンドプレートの接地面側の側面の凸部
 135 第2凸部
 137 第2凹部
 153 集電板の凹部
 155 第3凸部
 157 第3凹部
 306 突起領域
 307 突起

Claims (15)

  1.  膜電極接合体、および前記膜電極接合体を挟むセパレータからなる単セルを積層したセル積層体と、
     前記セル積層体を挟み、集電板Aおよび集電板Bからなる一対の集電板と、
     前記セル積層体および前記集電板を挟み、エンドプレートAおよびエンドプレートBからなる一対のエンドプレートと、
     前記エンドプレートAと前記集電板Aとの間に配置された弾性部材と、を有する燃料電池スタックであって、
     前記エンドプレートAの前記集電板Aに対向する面は、凹凸形状を有し、
     前記エンドプレートAの凹部は、前記弾性部材を保持し、前記凹部の底面は、第2凸部および第2凹部を有する、燃料電池スタック。
  2.  前記弾性部材は、前記第2凸部の頂面と接触する、請求項1に記載の燃料電池スタック。
  3.  前記集電板Aは、前記弾性部材を保持する凹部を有し、
     前記集電板Aの凹部の底面は、第3凸部および第3凹部を有し、
     前記弾性部材は、前記第3凸部の頂面と接触する、請求項1に記載の燃料電池スタック。
  4.  前記弾性部材はコイルスプリングである、請求項1に記載の燃料電池スタック。
  5.  前記エンドプレートBの前記集電板Bに対向する面は、凹凸形状を有する、請求項1に記載の燃料電池スタック。
  6.  前記エンドプレートBと前記集電板Bとの間に配置された弾性部材をさらに有し、
     前記エンドプレートBの凹部は、前記弾性部材を保持し、前記凹部の底面は、第2凸部および第2凹部を有する、請求項5に記載の燃料電池スタック。
  7.  前記エンドプレートBと前記集電板Bとの間に弾性部材を有さず、
     前記エンドプレートBの前記集電板Bに対向する面は、前記集電板Bとの接触面であり、前記エンドプレートBの凸部の頂面と前記集電板Bとが接触する、請求項5に記載の燃料電池スタック。
  8.  前記集電板Bと接触する前記エンドプレートBの凸部の頂面の面積の合計は、前記エンドプレートBと前記集電板Bとが対向する領域の面積の10~30%である、請求項7に記載の燃料電池スタック。
  9.  前記エンドプレートBの前記集電板Bに対向する面の凸部は、前記エンドプレートBの前記集電板Bに対向する面に形成されたリブを含み、
     前記リブは格子を形成する、請求項7に記載の燃料電池スタック。
  10.  前記セル積層体、前記一対の集電板、および前記一対のエンドプレートを巻き込むことによって、保持する環状バンドをさらに有し、
     前記エンドプレートの前記環状バンドに対向する面は、凹凸形状を有し、
     前記エンドプレートの前記環状バンドに対向する面の凸部の頂面と、前記環状バンドとが接触する、請求項1に記載の燃料電池スタック。
  11.  前記エンドプレートの前記集電板に対向する面は、凹凸形状を有し、
     前記エンドプレートの前記集電板に対向する面の凸部は、前記エンドプレートの前記集電板に対向する面に形成されたリブを含み、
     前記リブは、前記環状バンドの巻き込み方向に沿っている、請求項10に記載の燃料電池スタック。
  12.  前記エンドプレートの前記環状バンドに対向する面の凸部は、前記エンドプレートの前記環状バンドに対向する面に形成されたリブを含み、
     前記リブは、前記環状バンドの巻き込み方向に沿っている、請求項10に記載の燃料電池スタック。
  13.  前記エンドプレートの前記環状バンドに対向する面は、前記環状バンドの巻き込み方向に垂直な頂線および底線を有する凸曲面であり、
     前記凸曲面は、前記頂線を含む中央領域と、前記中央領域を挟み、かつ前記底線を含む端部領域とからなり、
     前記中央領域の曲率半径は、前記端部領域の曲率半径よりも大きい、請求項10に記載の燃料電池スタック。
  14.  前記端部領域の面積に対する、前記端部領域内の前記環状バンドと接触する領域の面積の割合は、
     前記中央領域の面積に対する、前記中央領域内の前記環状バンドと接触する領域の面積の割合よりも大きい、請求項13に記載の燃料電池スタック。
  15.  前記エンドプレートは、樹脂からなる、請求項1に記載の燃料電池スタック。
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