WO2006025221A1 - 画像記録方法 - Google Patents

画像記録方法 Download PDF

Info

Publication number
WO2006025221A1
WO2006025221A1 PCT/JP2005/015090 JP2005015090W WO2006025221A1 WO 2006025221 A1 WO2006025221 A1 WO 2006025221A1 JP 2005015090 W JP2005015090 W JP 2005015090W WO 2006025221 A1 WO2006025221 A1 WO 2006025221A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
image
ink
colored ink
ultraviolet
ultraviolet curable
Prior art date
Application number
PCT/JP2005/015090
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
Atsushi Nakajima
Original Assignee
Konica Minolta Medical & Graphic, Inc.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. filed Critical Konica Minolta Medical & Graphic, Inc.
Priority to DE602005010597T priority Critical patent/DE602005010597D1/de
Priority to JP2006531861A priority patent/JPWO2006025221A1/ja
Priority to US11/661,298 priority patent/US7661808B2/en
Priority to EP05772527A priority patent/EP1792744B1/en
Publication of WO2006025221A1 publication Critical patent/WO2006025221A1/ja

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/02Printing inks
    • C09D11/10Printing inks based on artificial resins
    • C09D11/101Inks specially adapted for printing processes involving curing by wave energy or particle radiation, e.g. with UV-curing following the printing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/21Ink jet for multi-colour printing
    • B41J2/2107Ink jet for multi-colour printing characterised by the ink properties
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/21Ink jet for multi-colour printing
    • B41J2/2107Ink jet for multi-colour printing characterised by the ink properties
    • B41J2/2114Ejecting transparent or white coloured liquids, e.g. processing liquids
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M1/00Inking and printing with a printer's forme
    • B41M1/14Multicolour printing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M7/00After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock
    • B41M7/0081After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock using electromagnetic radiation or waves, e.g. ultraviolet radiation, electron beams

Abstract

 第一の水性の紫外線硬化型着色インクを非吸収性基材上に着弾させて該非吸収性基材上に第一の着色インク画像を形成し、該第一の着色インク画像に紫外線を照射して第一の紫外線硬化着色インク画像を形成し、次いで、該第一の紫外線硬化着色インク画像上に第二の水性の紫外線硬化型着色インクを着弾させて該第一の紫外線硬化着色インク画像上に第二の着色インク画像を形成した後、該第二の着色インク画像に紫外線を照射して第二の紫外線硬化着色インク画像を形成する画像記録方法において、該第一の紫外線硬化着色インク画像表面に対する第二の水性の紫外線硬化型着色インクの静的接触角を10~50度とする画像記録方法。

Description

明 細 書
画像記録方法
技術分野
[0001] 本発明は、紫外線硬化型インクを用い、紫外線の照射により画像を記録する画像 記録方法及びそれに用いる画像記録方法に関する。
背景技術
[0002] 近年、インクジヱット記録方式は簡便 ·安価に画像を作成できるため、写真、各種印 刷、マーキング、カラーフィルタ一等の特殊印刷など、様々な印刷分野に応用されて きている。特に、微細なドットを出射、制御する記録装置や、色再現域、耐久性、出射 適性等を改善したインクや、そのインクの吸収性、色材の発色性、表面光沢などを飛 躍的に向上させた専用紙を組み合わせて、銀塩写真に匹敵する画質を得ることも可 能となっている。今日のインクジェット記録方式の画質向上は、記録装置、インク、専 用紙の全てが揃って初めて達成されて 、る。
[0003] し力しながら、専用紙を必要とするインクジェットシステムは、記録材料が制限される こと、記録材料のコストアップが問題となる。そこで、専用紙と異なる被転写媒体ヘイ ンクジェット方式により記録する試みが多数なされている。具体的には、室温で固形 のワックスインクを用いる相変化インクジェット方式、速乾性の有機溶剤を主体とした インクを用いるソルベント系インクジェット方式や、画像記録した後、紫外線 (UV)光 により架橋させる紫外線硬化型インクジェット方式などである。その中でも、紫外線硬 化型インクジェット方式は、ソルベント系インクジェット方式に比べ比較的低臭気であ り、速乾性、インク吸収性の無い記録材料への記録ができる点で、近年注目されつ つある。
[0004] 一方、無溶媒の紫外線硬化型インクは、着弾直後に硬化することで滲みを抑えつ つ、仕上がった画像の耐久性、揮発性有機溶媒 (VOC)フリー化を達成することがで き好ましい。そのようなインクとして、加熱により微小な穴から吐出飛翔させる紫外線 硬化型インクが特開昭 61— 164836号に、同様の構成で無溶剤のインクが特開平 5 — 214279号、特開平 5— 214280号、特表 2000— 504778号、 W099/29787 号、 W099Z29788号に開示されている。また、水を溶媒とする紫外線硬化型インク ジェットインクとして、重合性物質として、 2個以上の重合性官能基と 1または 2個のァ 二オン性官能基とを有する化合物を用いた水性光硬化型榭脂組成物が提案されて いる(例えば、特許文献 1、 2参照。;)。これらの構成により、 VOCの揮発の問題や、射 出時のインク物性に関する制限が少なく、更に硬化後のインクの盛り上がりが小さぐ また、無溶剤のタイプは着弾直後に硬化することで滲みを抑えつつ、高性能で高品 位な画像を得ることができるとされて ヽるが、これらの水性光硬化型榭脂組成物を用 いた水性インクでは、インクの安定性や記録材料への濡れ性が十分でなぐ形成した インク画像の平滑性に劣り、更に、連続して長時間印字した際の印字画像の品質に 劣ることが判明した。
[0005] 一方、水性媒体中に顔料、水溶性の紫外線重合性物質及び水溶性の光重合開始 剤を含有するインクを用い、被印刷材の被印刷面に 1色のインクのインク滴の多数を 付着させてベた印刷としたときに、被印刷面の純水に対する静的接触角を 60度以下 とし、かつ 1色べた印刷する際に付与する単位面積あたりのインク体積と被印刷面が 吸収し得るインクの容積を特定の条件に規定したインクジェット印刷方法が提案され ている(例えば、特許文献 3参照。 )0特許文献 3に開示されている方法によれば、硬 化後のインクの被印刷材への付着力が高ぐ被印刷材が光透過性であるならば透明 性に優れた印刷を、また被印刷材が光反射性であるならば光沢、彩度の高い印刷を 可能とするインクジェット印刷法を実現できるとされている。また、この方法では、紫外 線照射による硬化後、残留している溶媒を除く操作が行われ、不揮発性の溶媒は水 洗した後、乾燥する方法が開示されている。また、基材上に着弾したインク液滴の濡 れ性を調整して、好ましいドット径とすることを主旨としているため、それに付随して基 材の表面処理が併せて行われて 、る。
[0006] しカゝしながら、特許文献 3で提案されて ヽる方法では、以下の課題を抱えて ヽる。
[0007] 上記で規定する条件を達成するためには、 1つとして基材の表面処理が必要となる 。また、複数回の走査で画像印字を行う際、印刷終了後に一括して紫外線を照射し てインクを硬化して 、るため、インク付与量の多 、ベタ画像部では多数のインク液滴 がつながって平滑ィ匕し高光沢となる力 反面ドット間での滲みが生じる。この滲みを 防止するには、インクドットを間引きして着弾させ、逐次紫外線を露光することで定着 させることで改善できる力 単純にこのような手法を取るだけでは、ベタ部の光沢や濃 度、彩度が低下するという問題点があった。
特許文献 1:特開 2000— 186243号公報 (特許請求の範囲)
特許文献 2 :特開 2002— 187918号公報 (特許請求の範囲)
特許文献 3:特開 2000— 117960号公報 (特許請求の範囲)
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0008] 本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、その目的は、滲み耐性、基材との 密着性に優れ、高光沢、高濃度、高彩度の画像が得られる画像記録方法及びそれ に用いる画像記録装置を提供する。
課題を解決するための手段
[0009] 本発明の上記目的は、以下の構成により達成される。
1. 第一の水性の紫外線硬化型着色インクを非吸収性基材上に着弾させて該非吸 収性基材上に第一の着色インク画像を形成し、該第一の着色インク画像に紫外線を 照射して第一の紫外線硬化着色インク画像を形成し、次いで、該第一の紫外線硬化 着色インク画像上に第二の水性の紫外線硬化型着色インクを着弾させて該第一の 紫外線硬化着色インク画像上に第二の着色インク画像を形成した後、該第二の着色 インク画像に紫外線を照射して第二の紫外線硬化着色インク画像を形成する画像記 録方法において、該第一の紫外線硬化着色インク画像表面に対する第二の水性の 紫外線硬化型着色インクの静的接触角を 10〜50度とする画像記録方法。
2. 前記各着色インク画像の形成は、 1回の印字走査によって行われる画像形成で ある前記 1に記載の画像記録方法。
3. 前記紫外線硬化型着色インクによりベタ画像を形成するのに要するインク付与 量を 100%としたとき、前記第一及び第二の紫外線硬化型着色インクの総インク付与 量が 100%未満であることを特徴とする前記 1に記載の画像記録方法。
4. 前記第一の紫外線硬化着色インク画像の画像面積率力 100%未満である前 記 1に記載の画像記録方法。 5. 前記第二の紫外線硬化着色インク画像を形成した後、該画像を乾燥して、該画 像に含有されて 、る水分を除去する前記 1に記載の画像記録方法。
6. 前記第二の紫外線硬化着色インク画像を形成した後、第二の紫外線硬化着色 インク画像上に水性の紫外線硬化型無色のインクを着弾させて、該無色のインクに 紫外線を照射する前記 1に記載の画像記録方法。
7. 前記第一の水性の紫外線硬化型着色インクを非吸収性基材上に着弾させて該 非吸収性基材上に第一の着色インク画像を形成し、該第一の着色インク画像に紫外 線を照射して、第一の紫外線硬化着色インク画像を形成した後、第一の紫外線硬化 着色インク画像上に水性の紫外線硬化型無色のインクを着弾させて、該無色のイン クに紫外線を照射する前記 6に記載の画像記録方法。
8. 第一の水性の紫外線硬化型着色インクと第二の水性の紫外線硬化型着色イン クが同じである前記 1に記載の画像記録方法。
図面の簡単な説明
[0010] [図 1]本発明の画像記録方法で用いることのできるインクジェット記録装置で、シリア ルプリント方式で用いる要部の構成の一例を示す正面図である。
[図 2]本発明で用いることのできるインクジェット印字方式の一例を示す概略図である 発明を実施するための最良の形態
[0011] 以下、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
[0012] 本発明者は、上記課題鑑み鋭意検討を行った結果、非吸収性基材上に、水性の 紫外線硬化型着色インクを着弾させた後、該紫外線硬化型着色インクに紫外線を照 射して硬化する操作を複数回繰り返して画像記録する画像記録方法にお!ヽて、硬化 した紫外線硬化型着色インク上に、他の紫外線硬化型着色インクを着弾させた時、 硬化した紫外線硬化型着色インクにより形成された画像表面に対する他の紫外線硬 化型着色インクの静的接触角を 10〜50度とする画像記録方法により、滲み耐性、基 材とも密着性に優れ、高光沢、高濃度、高彩度の画像が得られる画像記録方法を実 現できることを見出し、本発明に至った次第である。
[0013] 以下、本発明の詳細について説明する。 [0014] 本発明の画像記録方法では、非吸収性基材上に、水性の紫外線硬化型着色イン クを着弾させた後、該紫外線硬化型着色インクに紫外線を照射して硬化する工程を 複数回繰り返して画像記録する。すなわち、複数回の走査により画像を形成する際、 全ての画像印字が終了した後に、 1回の紫外線照射により硬化を行うのではなぐ各 走査毎に逐次紫外線照射を行う。この方法をとることにより、画像形成時の滲みを効 果的に抑制することができ、更に各走査毎に紫外線照射を施すことにより、形成した 画像の硬化を確実に行うことができ、加えて基材との密着性を高めることができる。
[0015] この様な複数回の走査で、各走査回毎に紫外線照射を行う時、先に吐出及び硬化 した紫外線硬化型着色インクにより形成された画像表面上に、更に次の走査で紫外 線硬化型着色インクを吐出する際の静的接触角が 10〜50度とすることを特徴とし、 上記で規定する条件を達成する手段として、特に制限はないが、上記で規定する静 的接触角となる条件を満たす様に紫外線硬化型着色インクと紫外線の照射条件とを 最適に選択して画像記録する。
[0016] 本発明にお ヽて、硬化した画像面に対するインクの接触角を本発明で規定する範 囲に制御することにより、滲みが抑制され、ベタ画像部における光沢が高ぐ加えて 濃度及び彩度の高 、画像形成を行うことができる。
[0017] 本発明にお 、て、上記で規定する接触角を 10〜50度となる範囲を達成する手段と して、特に制限はないが、紫外線の照射条件面からは、 1つとしては各走査毎に硬化 を行う時の紫外線照射量を調整する方法であり、好ましくは lOmjZcm2以上、更に 好ましくは 50mjZcm2以上であり、また、好ましくは 10, OOOmjZcm2以下、更に好 ましくは 5, OOOmiZcm2以下の範囲である。
[0018] また、他の方法としては、紫外線照射時の環境、例えば、温度、湿度あるいは酸素 濃度を最適に制御する方法も好ましい。紫外線照射時の温度としては、 15〜50°C が好ましぐ又湿度は 20〜70%RHの範囲であることが好ましい。また、酸素濃度は 4. 5 X 10—3molZL以下にすることが好ましい。酸素濃度はできる限り低い方が好ま しぐ特に下限はないが、コスト及び酸素を遮断するための構造上の点から 5 X 10 〜4. 5 X 10 3 molZLの範囲が好まし!/ヽ。
[0019] 好ましい酸素濃度を得る方法としては、インク射出後に紫外線を照射する基材上面 を含む空間及び射出部周辺を概略密閉し、公知の方法でその空間の酸素を低減さ せる。例えば、密閉した空間を窒素や不活性ガスで置換する方法が用いられる。これ らガスは圧縮されたガスボンベより供給することもできるし、活性炭や気体用フィルタ 一で空気から不純物を除!、て作った窒素ガスを用いることもできる。またフィルターや 活性炭等で酸素を除去した空気を上記密閉空間に送り込むことでも所望の効果を得 ることができる。本発明の場合は、記録媒体の搬送などのため空間を完全には密封 することはできない。そのため、連続して印字する場合は、酸素濃度の上昇を避ける ため、連続又は断続的に不活性ガスを供給することが好まし ヽ。
[0020] 更に、硬化したインクの表面エネルギーあるいは吐出するインクの表面張力を制御 するため、界面活性剤または適当な溶剤を添加することが好ま 、。
[0021] 本発明で用いることのできる界面活性剤としては、公知のァ-オン性界面活性剤、 カチオン性界面活性剤、ノ-オン性界面活性剤ある 、はべタイン型界面活性剤を用 V、ることができるが、その中でもノ-オン性界面活性剤を用いることが好まし 、。
[0022] 本発明で適用できるノ-オン性界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレン ポリオキシプロピレン縮合物、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、第 2級アルコ ールエトキシレート、第 1級アルコールエトキシレート、ノ-ルフエノールエトキシレート
、ォクチルフエノールエトキシレート、ォレイルアルコールエトキシレート、ラウリルアル コーノレエトキシレート、ポリエチレングリコール、ポリオキシエチレングリコーノレオレート 、ソルビタンステアリルエステル、ソルビタンォレイルエステル、ポリオキシエチレンソ ルビタンォレイルエステル、メタクリル酸 2 ヒドロキシェチル、アクリル酸 4ーヒドロキ シブチル、ポリエチレングリコールモノメタタリレートなどの水酸基含有不飽和単量体 が共重合されたアクリル榭脂等を挙げることができる。更に、イソプロピルアルコール 、 n—ブチルアルコール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコ ールモノブチルエーテル等のアルコール、またはグリコールエーテル類等が例示さ れる。本発明に係るノニオン性界面活性剤は、単独であっても 2種類以上の混合物 であってもよい。
[0023] 本発明に係るノ-オン性界面活性剤は、インク中に 10〜: LO, OOOppmの範囲で用 いることが好ましぐ更に好ましくは 20〜: L, OOOppmである。本発明に係るノ-オン 性界面活性剤の含有量が lOppm未満である場合には、十分な本発明の目的効果 を得ることができず、また含有量が 10, OOOppmを超える場合には、印字部の耐候 性がやや悪化する傾向にある。
[0024] 本発明にお 、ては、ノニオン性界面活性剤力 分子中にパーフルォロアルキル基 を有するフッ素系界面活性剤であることが更に好ましい。これは、フッ素原子、パーフ ルォロアルキル基が有する電気特性と分子特性に関連して ヽるものと考えられる。本 発明で使用される分子中にパーフルォロアルキル基を有するフッ素系界面活性剤と しては、例えば、パーフルォロアルキルエチレンォキシド付カ卩物、パーフルォロアル キルアミンォキシド、パーフルォロアルキル含有オリゴマー等を挙げることができ、具 体的には、例えば、「サーフロン(311!«^0? 3— 141」、「サーフロン S— 145」、「 サーフロン S— 381」、「サーフロン S— 383」、「サーフロン S— 393」、「サーフロン SC 101」、「サーフロン SC— 105」、「サーフロン KH— 40」、「サーフロン SA— 100」( 以上、セイミケミカル (株)製)、「メガファック F— 171」、「メガファック F— 172」、「メガ ファック F— 173」、「メガファック F— 177」、「メガファック F— 178A」、「メガファック F 178K:」、「メガファック F— 179」、「メガファック F— 183」、「メガファック F— 184」、
「メガファック F— 815」、「メガファック F— 470」、「メガファック F— 471」(以上、大日 本インキ化学工業 (株)製)等を挙げることができる。また、「13700の化学商品」、 pi
239〜pl242、化学工業日報社 (2000)に記載の各化合物を挙げることができる。 本発明に係るパーフルォロアルキル基を有するフッ素系界面活性剤は、単独でもも しくは 2種類以上の混合物であってもよ 、。
[0025] 本発明におけるインクにおいては、水または水と有機溶媒の混合溶媒が用いられる
。本発明のインクにおいて好ましく用いられる水溶性有機溶媒としては、例えば、ァ ルコール類(例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノ ール、イソブタノール、セカンダリーブタノール、ターシャリーブタノール、ペンタノ一 ル、へキサノール、シクロへキサノール、ベンジルアルコール等)、多価アルコール類 (例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエ チレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコ ール、ブチレングリコール、へキサンジオール、ペンタンジオール、グリセリン、へキサ ントリオール、チォジグリコール等)、多価アルコールエーテル類(例えば、エチレング リコーノレモノメチノレエーテノレ、エチレングリコーノレモノェチノレエーテノレ、エチレングリコ 一ノレモノブチノレエーテノレ、ジエチレングリコーノレモノメチノレエーテノレ、ジエチレングリ コーノレモノメチノレエーテノレ、ジエチレングリコーノレモノブチノレエーテノレ、プロピレング リコールモノメチルエーテル、プロピレングリコーノレモノブチノレエーテノレ、エチレングリ コーノレモノメチノレエーテノレアセテート、トリエチレングリコーノレモノメチノレエーテル、トリ エチレングリコーノレモノェチノレエーテノレ、トリエチレングリコーノレモノブチノレエーテノレ、 エチレングリコーノレモノフエニノレエーテノレ、プロピレングリコーノレモノフエニノレエーテ ル等)、アミン類(例えば、エタノールァミン、ジエタノールァミン、トリエタノールァミン
、 N—メチルジェタノールァミン、 N—ェチルジェタノールァミン、モルホリン、 N—ェ チノレモノレホリン、エチレンジァミン、ジエチレンジァミン、トリエチレンテトラミン、テトラ エチレンペンタミン、ポリエチレンィミン、ペンタメチルジェチレントリアミン、テトラメチ ルプロピレンジァミン等)、アミド類(例えば、ホルムアミド、 N, N—ジメチルホルムアミ ド、 N, N—ジメチルァセトアミド等)、複素環類 (例えば、 2—ピロリドン、 N—メチル— 2—ピロリドン、シクロへキシルピロリドン、 2—ォキサゾリドン、 1, 3—ジメチル一 2—ィ ミダゾリジノン等)、スルホキシド類 (例えば、ジメチルスルホキシド等)、スルホン類 (例 えば、スルホラン等)、尿素、ァセトニトリル、アセトン等が挙げられる。好ましい水溶性 有機溶媒としては、多価アルコール類が挙げられる。さらに、多価アルコールと多価 アルコールエーテルを併用すること力 特に好まし 、。
[0026] 本発明で規定する紫外線硬化型着色インクにより形成された画像表面に対する他 の紫外線硬化型着色インクの静的接触角を測定する方法としては、基材上に第 1の インクによりベタ画像の形成及び硬化を行った後、接触角測定装置、例えば、協和 界面化学社製の自動接触角測定装置 CA— V型を用いて、その硬化したベタ画像 上に新たなインク液滴を滴下して測定することができる。
[0027] 本発明の画像記録方法においては、紫外線硬化型着色インクによりベタ画像を形 成するのに要するインク付与量 (基材全面を被覆するのに要する最小のインク量)を 100%としたとき、画像形成に用いられる紫外線硬化型着色インクの総インク付与量 を 100%未満とすることが好ま 、。 [0028] すなわち、基材の全面を被覆してベタ画像を形成するのに要する最少のインク付 与量を 100%と定義したとき、 1回の走査でインクを吐出し、次いで紫外線を照射す る際の総インク付着量を 100%未満、すなわち、印字面全体を完全に被覆しない量 でインクを付与させることを意味し、例えば、 4色のインクを用いて画像形成した場合 には、各色のインク付着量の合計が 100%未満とすることを意味する。この様な条件 で印字を行うことにより、更に滲みが抑制され、ベタ画像部における光沢が高ぐ加え て濃度及び彩度の高 ヽ画像形成を行うことができる。
[0029] 上記条件で印字を行う方法として、特に制限はないが、 1つの方法としては、インタ 一リーブ方式で、インクを間引きしながら走査、着弾させた後、逐次紫外線を照射さ せる方法である。
[0030] 紫外線を照射する方法としては、画像記録方法がライン記録方式であれば 1色の 印字毎に紫外線を照射する方法、吐出するインク量を制御する方法、あるいは 1色あ たり複数の記録ヘッドを設け、 1記録ヘッド毎に紫外線を照射する方法等を適宜選択 、あるいは組み合わせて適用することができる。
[0031] 本発明の逐次インクの吐出及び硬化を行う画像記録方法においては、硬化着色ィ ンク画像において、基材の面積に対する画像面積 (以下、画像面積率、単に、画線 率ともいう)が 100%未満であること、すなわち基材全面積を全てインクで被覆しない 状態で紫外線を照射することが好ましぐ画像面積率としては 90%未満がより好まし く、更に好ましくは 0%以上、 90%未満である。
[0032] 基材全面積を全てインクで被覆しない状態で紫外線を照射することにより、露出し ている基材部と着弾したインク液滴の領域で、より効率的に十分な紫外線を照射する ことができ、基材と形成した画像との密着性を大幅に向上することができる。
[0033] 本発明で規定する画像面積率を 100%未満となるようにインクを付与する方法とし ては、例えば、前述の様にインターリーブ方式やインク制限などにより間引きしながら 走査、吐出する方法が好ましくい。実際の画線率は、使用する基材の表面エネルギ 一にも大きく依存し、基材上に着弾したインク液滴径も変化するため、所望の画線率 に制御するためには、基材の選択の他、インクの表面張力を最適化するため、前述 の溶剤や界面活性剤の使用や、かつ紫外線照射時間を短くする等の手段を適宜選 択、あるいは組み合わせることが好ましい。
[0034] 本発明で規定する画像面積率の測定方法としては、基材上に第 1の走査でインク を吐出し、引き続き紫外線を照射した後、その画像を CCDモニター等を用いて画像 読み取り行い、得られた画像データより画像面積率を求めることができる。
[0035] 本発明の画像記録方法においては、紫外線により紫外線硬化型着色インクを硬化 させた後、紫外線硬化型着色インクに含有される水分を除去する乾燥工程で処理す ることが、画像形成後の基材との密着性向上及び長期間にわたり保存した際の形成 画像の安定性を高める観点で好まし ヽ。複数回にわたり画像形成及び硬化を行う本 発明の画像記録方法においては、各走査毎に乾燥工程による処理を行っても、ある いは全ての画像の形成が完了した後、乾燥工程による処理を行ってもよい。
[0036] 本発明で用いることのできる乾燥方法としては、保温水により加熱する方法、ヒータ 一あるいは加熱コイルに接触させて加熱する方法、ドライヤーなどの対流により加熱 する対流加熱手段、赤外線や高周波の電磁波などの放射により加熱する放射加熱 手段などが挙げられる。
[0037] 本発明の画像記録方法においては、紫外線硬化型着色インクを吐出して画像を形 成した後、画像に対し紫外線照射前または紫外線照射後に、水性の紫外線硬化型 無色インク(以下、単に無色インクともいう)を付与し、次いで紫外線を照射することが 、更に高い濃度、光沢及び彩度が得られる点で好ましい。
[0038] 複数回にわたり画像形成及び硬化を行う本発明の画像記録方法においては、各 走査毎に色画像を形成した後、無色インクの付与を行い、次いで紫外線を照射して 硬化処理を行っても、あるいは全ての色画像の形成が完了した後、無色インクの付 与を行い、次いで紫外線を照射して硬化処理を行ってもよい。本発明において、無 色インクを付与する方法としては、紫外線硬化型着色インクの吐出で用いるインクジ エツト記録ヘッドに無色インクの吐出部を設けても、あるいは紫外線硬化型着色インク 用のインクジェット記録ヘッドとは別のインクジェット記録ヘッドにより吐出しても良いし 、あるいは色画像を形成した後、別の塗布方式、印刷方式で付与してもよい。
[0039] 本発明に係る無色インクは、光重合性化合物、光重合開始剤及び重合禁止剤を含 有し、実質的に着色剤 (色材とも!ヽぅ)を含有しな!ヽ無色の水性紫外線硬化型インク である。本発明でいう着色剤を実質的に含有しないとは、全くを着色剤を含有しない 力 あるいは着色剤の含有量力 無色インクの全質量に対し、 0. 1質量%未満であ る。
[0040] 次 、で、本発明の画像記録方法で用いるインクジェット記録装置(以下、単に記録 装置ともいう)について、図面を適宜参照しながら説明する。尚、図面の記録装置は あくまでも本発明のインクジェット記録装置の一態様であり、本発明の画像記録方法 では、ここに示す図面に限定されない。
[0041] 図 1は、本発明の画像記録方法で用いることのできるインクジェット記録装置の一例 でで、シリアルプリント方式で用いる要部の構成を示す正面図である。記録装置 1は、 ヘッドキャリッジ 2、記録ヘッド 3、照射手段 4、プラテン部 5等を備えて構成される。
[0042] 記録材料 Pは、ガイド部材 6に案内され、搬送手段(図示せず)の作動により、図 2に おける手前から奥の方向に移動する。ヘッド走査手段(図示せず)は、ヘッドキヤリツ ジ 2を図 1における Y方向に往復移動させることにより、ヘッドキャリッジ 2に保持され た記録ヘッド 3の走査を行なう。
[0043] ヘッドキャリッジ 2は記録材料 Pの上側に設置され、記録材料 P上の画像印刷に用 いる色の数に応じて記録ヘッド 3を複数個、吐出口を下側に配置して収納する。へッ ドキャリッジ 2は、図 1における Y方向に往復自在な形態で記録装置 1本体に対して 設置されており、ヘッド走査手段の駆動により、 Y方向に往復移動する。
[0044] 尚、図 1ではヘッドキャリッジ 2がホワイト(W)、イェロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン( C)、ブラック (K)、ライトイェロー (Ly)、ライトマゼンタ (Lm)、ライトシアン (Lc)、ライト ブラック(Lk)、ホワイト (W)の記録ヘッド 3を収納するものとして描図を行なって!/、る 1S 実施の際にはヘッドキャリッジ 2に収納される記録ヘッド 3の色数は適宜決められ るものであり、その他に、例えば、本発明に係る無色インクを装填してもよい。
[0045] 記録ヘッド 3は、インク供給手段(図示せず)により供給された紫外線硬化型着色ィ ンクを、内部に複数個備えられた吐出手段(図示せず)の作動により、吐出口から記 録材料 Pに向けて吐出する。記録ヘッド 3により吐出される紫外線硬化型インクは色 材、重合性モノマー、開始剤等を含んで組成されており、紫外線の照射を受けること で開始剤が触媒として作用することに伴なうモノマーの架橋、重合反応によって硬化 する性質を有する。
[0046] 記録ヘッド 3は記録材料 Pの一端からヘッド走査手段の駆動により、図 1における Y 方向に記録材料 Pの他端まで移動するという走査の間に、記録材料 Pにおける一定 の領域 (着弾可能領域)に対して紫外線硬化型インクをインク滴として吐出し、該着 弾可能領域にインク滴を着弾させる。
[0047] 上記走査により紫外線硬化型インクの吐出を行なった後、照明手段 4により紫外線 を照射して硬化を行う。次いで、搬送手段で記録材料 Pを図 1における手前から奥方 向に適宜移動させ、再びヘッド走査手段による走査を行ないながら、記録ヘッド 3〖こ より上記着弾可能領域に対し、図 1における奥方向に隣接した次の着弾可能領域に 対して紫外線硬化型インクの吐出を行なう。
[0048] 上述の操作を繰り返し、ヘッド走査手段及び搬送手段と連動して記録ヘッド 3から 紫外線硬化型インクを吐出することにより、記録材料 P上に UVインク滴の集合体から なる画像が形成される。
[0049] 照射手段 4は特定の波長領域の紫外線を安定した露光エネルギーで発光する紫 外線ランプ及び特定の波長の紫外線を透過するフィルターを備えて構成される。ここ で、紫外線ランプとしては、水銀ランプ、メタルノヽライドランプ、エキシマーレーザー、 紫外線レーザー、冷陰極管、ブラックライト、 LED (light emitting diode)等が適 用可能であり、帯状のメタルハライドランプ、冷陰極管、水銀ランプもしくはブラックラ イトが好ましぐ特に、本発明に係る照明手段 4で用いる線源としては、適宜照射強度 (mW)が調整できるものが好まし 、。
[0050] 以上の様に、図 1においては、シリアルプリント方式を例として、説明したが、そのほ 力にも、図 2に示すような各インクジェット印字方式のインクジエツト記録装置を用 、る ことができる。
[0051] 図 2において、図 2a)は、記録ヘッド 19を記録材料 20の幅手方向に配置し、記録 材料 20を矢印 Yの方向に搬送しながら印字及び照射手段 24より活性光線を照射す
1
る方法 (ラインヘッド方式)であり、図 2b)は、記録材料 20を矢印 Yの方向に、記録へ
1
ッド 19を副走査方向 Y2 (記録材料上の幅手方向)に、移動しながら印字し、更に照 射手段 24より活性光線を照射する方法 (フラットヘッド方式)であり、図 2c)は、図 2b) において上記説明したように、記録材料 20を矢印 Yの方向に、記録ヘッド 19を副走
1
查方向 Y2 (記録材料上の幅手方向)に、移動しながら印字し、更に両端に設けた照 射手段 24より活性光線を照射する方法 (シリアルプリント方式)であり、本発明にお!/ヽ ては、いずれの方式も用いることができる。
[0052] また、本発明の画像記録方法においては、紫外線の照射量を制御する手段が、紫 外線の照射範囲を変更する手段、または紫外線の照度を変更する手段の 、ずれか であることが好ましい。
[0053] 本発明で 、う紫外線の照射強度は、 mWで表すことができ、これは紫外線照射装 置が、単位時間(1秒間)に記録材料へ照射しうる実効紫外線エネルギーを表す。
[0054] 本発明にお 、て、紫外線の照射エネルギーは、照射範囲を変更する、点灯する照 射光源数を変化させる、あるいは照射光源への供給電力量を変化させる (露光時間 を変化させる)などの方法を適宜組み合わせることにより、所望の条件を設定すること ができる。
[0055] また、複数の記録速度を有する場合、本発明のインクジェット記録装置ある!、はイン クジェット記録方法においては、画像記録速度にかかわらず、記録材料の単位面積 当たりに照射される紫外線のエネルギー量をほぼ一定にする制御手段を有すること が好ましい。
[0056] 本発明の画像記録方法にお!、ては、活性光線の照射条件として、インク着弾後 0.
001秒〜 2. 0秒の間に活性光線が照射されることが好ましぐより好ましくは 0. 001 秒〜 1. 0秒である。高精細な画像を形成するためには、照射タイミングが出来るだけ 早いことが特に重要となる。
[0057] 本発明の画像形成方法で用いる基材としては、非吸収性記録材料を用いることが 好まし ヽ。本発明で ヽぅ非吸収性記録材料とは、インク組成物 (インク)を吸収しな!、 と言う意味であり、本発明においては、下記に示すようなブリストウ法におけるインク転 移量が、 0. lmlZmm2未満であり、実質的に OmlZmm2であるようなものを非吸収 性記録材料と定義する。
[0058] 本発明で 、ぅブリストウ法とは、短時間での紙及び板紙の液体吸収挙動を測定する 方法であり、詳しくは、 J. TAPPI紙パルプ試験方法 No. 51— 87紙又は板紙の液体 吸収性試験方法 (ブリストウ法)に準じて測定し、接触時間 40m秒におけるインク転 移量 (mlZm2)で表される。なお、上記の測定方法では、測定に純水 (イオン交換水 )が使用されている力 測定面積の判別を容易にするために、本発明においては、 2 %未満の水溶性染料を含有させてもょ ヽ。
[0059] 本発明に係る非吸収性記録材料としては、サイズィ匕された耐水性のコート紙などの 他、いわゆる軟包装に用いられる各種非吸収性のプラスチックおよびそのフィルムを 用いることができ、各種プラスチックフィルムとしては、例えば、 PET (ポリエチレンテレ フタレート)フィルム、 OPS (延伸ポリスチレン)フィルム、 OPP (延伸ポリプロピレン)フ イルム、 ONy (延伸ナイロン)フィルム、 PVC (ポリビュルクロライド)フィルム、 PE (ポリ エチレン)フィルム、 TAC (トリアセチルセルロース)フィルムを挙げることができる。そ の他のプラスチックとしては、ポリカーボネート、アクリル榭脂、 ABS (アクリロニトリル ブタジエンスチレン共重合体)、ポリアセタール、 PVA (ポリビュルアルコール)、ゴム 類などが使用できる。また、金属類や、ガラス類にも適用可能である。これらの記録材 料の中でも、表面エネルギーが 35〜60mjZm2である基材が好ましぐ更に好ましく は 40〜60mjZm2の基材である
本発明の画像記録方法で用いる紫外線硬化型着色インクとしては、色材の他に、 主に、水、紫外線により重合する重合性化合物及び紫外線によりラジカルを生成す る水性光重合開始剤を含有して ヽる。
[0060] はじめに本発明に係る紫外線により重合する重合性ィ匕合物にっ 、て説明する。
[0061] 本発明で用いることのできる重合性ィ匕合物は水溶性であることが好ましぐ例えば、 酸性基と (メタ)アタリロイル基或 ヽはビニル基を共に分子内に有し、具体的には無水 琥珀酸と 2—ヒドロキシェチル (メタ)アタリレートとのエステル、オルソ無水フタル酸と 2 —ヒドロキシェチル (メタ)アタリレートとのエステル、ビニルナフタレンスルホン酸等で ある。
[0062] 水に可溶で、 1分子中に重合性官能基を 2個以上有する工業的に生産されている 化合物としては、ポリエチレンォキシド鎖によって親水性を付与した重合性ィ匕合物が 知られている。このようなものとしては、例えば、ジエチレングリコールジ (メタ)アタリレ ート、テトラエチレングリコールジ (メタ)アタリレート等の多価アルコールの(メタ)アタリ ル酸エステル等が挙げられる。また、特開平 8— 165441号公報に記載の多官能の 水溶性重合性化合物、特開 2000— 117960号公報のグリセリン力も誘導される親水 性ポリエポキシドの (メタ)アクリル酸エステル、米国特許第 5, 612, 388号明細書の 多官能性カチオン性アクリルモノマーも好ましい水溶性の重合性ィ匕合物である。
[0063] 本発明で使用する更に好ましい水溶性の重合性ィ匕合物としては、以下に例示する ような親水性の多官能の重合性ィ匕合物が挙げられる。これらの化合物は、親水性が 高ぐ水溶性であり、重合性を有し、且つ重合速度が速ぐし力も、それ自身低粘度 であると共に、水溶液とした場合の粘度は従来力も知られて 、る化合物と比較して格 段に低粘度となる。
[0064] 光によってラジカル重合する重合性ィ匕合物としては、下記一般式 A1-A11で表わさ れる化合物、下記一般式 B1-B4で表わされる化合物力も選ばれる水溶性の重合性 化合物が挙げられる。
[0065] [化 1]
Figure imgf000017_0001
Figure imgf000017_0002
Rp-0-CH2
HC-0-Rx— A
I
CH2
CH2
A-Ry-0-CH2
CH2OCH2CH20-Rx-A Rp - OCH2CH2 -OCH2-C -CH2OCH2CH20 - Rp
CH2OCH2CH20-Rv-A
Figure imgf000018_0001
0-Rx-A
Rp -OCH2CH(OH)CHCHCH(OH)CH20 -Rz - A
0-Ry-A
CH,-0-Rx-A
I
A-OCH2-Rz一 CH— CH20(CH2)n12— -cC-一xX2:
O-Rp (CH2)n11-0-Ry-A
(X2は、 H、 CH3または C2Hs n11 =1〜5の整数、 n12 = 0または 1)
B1
Figure imgf000019_0001
B2
Figure imgf000019_0002
B3
Figure imgf000019_0003
B4
Figure imgf000019_0004
[0068] 一般式 Al— Al 1における A、 Rp、 Rx、 Ry、 Rzは下記の原子団を表す。
[0069] [化 4]
X
I
A: — C-C=CH2 (xは、 H又は CH3)
O
Rx,Ry,Rz: 一 (CH2CH20)n1— (Aとの結合側) (n1 =0~5の整数) 又は
— (CH2CH20)n2— CH2CHCH20_(Aとの結合側 > (π2 = 0〜5の整数)
ΟΗ
Rp:下記 (1)~(5)のいずれ力、
(n3 = 0〜Sの整数)
Figure imgf000020_0001
(n4=0~5の整数)
(COO—又はその塩)一 (CH2)n5一 C-(OCH2CH2)n6
0
(n5=2〜6の整数、 n6 =0〜5の整数)
(4) (X2)n10
NH(CH2)2-C一 (OCH2CH2)n7
(COOT又はその塩) O
(n7 = 0~5の整数、 n10 = 1〜4の整数、
X2 =ハロゲン原子、 アルコキシル基、 □ S)
(5) (COO—又はその塩)一 (CH2)n8— NH(CH2>2— C—(OCH2CH2)n9
0
(π8 = 1~6の整数、 π9 =0~5の整数)
[0070] 一般式 B1— Β4における A、 Rpは下記の原子団を表す,
[0071] [化 5] X
I
A: — C-C=CH2 (xは、 H又は CH3)
o H
Figure imgf000021_0001
(n3 = 0〜5の整数) 又は
Figure imgf000021_0002
ίη4= 0〜5の整数)
[0072] 以下に、上記化合物群から選ばれる水溶性の重合性化合物の具体例を示す。
[0073] [化 6]
A1-
A1-
A2-
A3
A3—
Figure imgf000022_0001
A3— 3 O X
CH2-OCH2CH20-C-C=CH2 O I O X
II I II I
HOOC_CH2NHCH2CH2CH2— C一 OCH2CH2OCH2 - C一 CH2 - OCH2CH20— C一 C=CH2
CH2-OCH2CH20-C-C=CH2
O X
(X:Hまたは CH3
Figure imgf000022_0002
<X:Hまたは CH3) 7] A4— '
Figure imgf000023_0001
A5 - 1
Figure imgf000023_0002
(Xは、 Hまたは CH3)
O X
CH2OCH2CH20-C-C=CH2
COOH O J O COOH
CH2NHCH2CH2— CO-CH2CH2OCH2-C-CH2OCH2CH20-C-CH2CH2NH-CH2
CH,OCH2CH20 -C-C=CH,
° X (X:Hまたは CH3)
Figure imgf000023_0003
(X:Hまたは CH3) 8]
A9- 1
O X
COOH 0-C-C=CH2 HOOC
CH2NHCH2CH2COO - CH2CH(OH)CHCHCH(OH)CH2-OOCCH2CH2NHCH2
0-C-C=CH
O X (X:Hまたは CH3)
A9
oen
Figure imgf000024_0001
xcl
(X:Hまたは CH3)
A10-1
Figure imgf000024_0002
A10-2
O X
0-C -C=CH2 o X
NHCH2CH2COO— CH2CH(OH)CHCHCH(OH)CH2 - OOC— C=CH2
O— C_C=CH2
O X
(X:Hまたは CH3>
COOH 9] A11-1
CH,=
A11-2
X
CH, = C-
A11-3
X
CH2=C-
Figure imgf000025_0001
10]
B1 -1
または CH3)
または CH3)
Figure imgf000026_0001
B3-
Figure imgf000026_0002
B4-1
Figure imgf000026_0003
例示した重合性ィ匕合物 A10— 1や A10— 2等は、アクリル酸のビュル基に、カルボ キシル基を有するァミン、即ち広義のアミン酸を付加させることによって製造すること ができる。この方法に用いられるカルボキシル基を有するァミンとしては、例えば、パ ラァミノ安息香酸、グリシン、パリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、トレオニン、メチォ ニン、フエ二ルァラニン、を挙げることができる。また、グルタミン酸、ァスパラギン酸等 の 2個のカルボキシル基を有するアミノ酸からも同等性能の物質を誘導することがで きる。 [0079] 上記に挙げた多数の群の化合物の中でも、重合速度、硬化物の硬度、耐水摩擦 性にお 、て特に優れて 、るのは、分子中に 3個の重合性官能基を有する化合物であ る。そのような傾向となる大きな理由は、 3個以上の反応基を持つ化合物を重合させ た場合は架橋密度が高ぐ重合することによって親水性を大きく減少させる効果を持 つことによると推測している。
[0080] 次に、本発明に係る水性光重合開始剤について説明する。
[0081] 本発明で用いることのできる水性光重合開始剤としては、特に制限はないが、例え ば、 400nm前後の波長域で作用する触媒を挙げることができる。このような触媒とし ては、例えば、長波長領域に官能性、即ち、紫外線を受けてラジカルを生成する感 受性を持つ物質である下記一般式 TX1、 ΤΧ2、 ΤΧ3で表される光重合開始剤が挙 げられ、本発明においては、これらの中から適宜に選択して使用することが特に好ま しい。
[0082] [化 11]
Figure imgf000027_0001
上記一般式 ΤΧ1〜ΤΧ3において、 Rは—(CH ) - (χ = 0または 1)、— O— (CH
2 2 2
) 一 (y= 1または 2)、置換または未置換のフエ-レン基を表す。また、 Rがフエ-レ y 2
ン基の場合には、ベンゼン環中の水素原子の少なくとも 1つ力 例えば、カルボキシ ル基またはその塩、スルホン酸またはその塩、炭素数 1〜4の直鎖状または分岐鎖状 のアルキル基、ハロゲン原子(フッ素、塩素、臭素等)、炭素数 1〜4のアルコキシル 基、フエノキシ基等のァリールォキシ基等力 選ばれる 1つまたは 2つ以上の基や原 子で置換されていてもよい。 Mは、水素原子またはアルカリ金属(例えば、 Li、 Na、 K 等)を表す。更に、 R及び Rは各々独立に、水素原子、または置換または未置換の
3 4
アルキル基を表す。ここでアルキル基の例としては、例えば、炭素数 1〜: LO程度、特 には、炭素数 1〜3程度の直鎖状または分岐鎖状のアルキル基が挙げられる。また、 これらのアルキル基の置換基の例としては、例えば、ハロゲン原子(フッ素原子、塩素 原子、シユウ素原子等)、水酸基、アルコキシル基 (炭素数 1〜3程度)等が挙げられ
en
る。また、 mは 1〜10の整数を表す。
[0084] これらの親水性原子団で置換されたチォキサントンは、水溶性、ァ-オン系水性顔 料分散体との共溶性があり、有機顔料自身の吸収の影響が少ないので、顔料系組 成物にお!/、て感度の高!、触媒として作用する。
[0085] 更に、本発明に係る水性光硬化型榭脂組成物を構成する水性光重合開始剤とし ては、下記一般式 (IC)からなる光重合開始剤 Irgacure2959 (Ciba Specialty C hemicals製)の水溶性の誘導体を使用することもできる。具体的には、下記式からな る IC—1〜IC— 3を使用することができる。
[0086] [化 12]
—般式 ( I C)
0 CH3
H-(OCH2CH2)„- C-C- 0(CH2CH20)m— H
c"3 (a—2~S^ m=0~5)
Figure imgf000028_0001
Figure imgf000028_0002
[0087] 上記した IC— l〜IC— 3は、ノ-オン性である力 紫外線に対して感受し得る波長 領域が、先に挙げた TX—1〜TX— 3として示した光重合開始剤よりも短波長域にあ る。また、 IC— 1〜IC— 3も、前記した TX— 1〜TX— 3と同様、水溶性であるので、 本発明に係る紫外線硬化型着色インクの構成成分として有用である。
[0088] 次いで、上記で説明した以外の紫外線硬化型着色インクの構成要素について説明 する。
[0089] 本発明に係る紫外線硬化型着色インクにおいては、インク組成物を着色するのに 色材を添加する。色材としては、重合性ィ匕合物の主成分に溶解または分散できる各 種色材を使用することができるが、耐候性の観点から顔料が好まし 、。
[0090] 本発明で好ましく用いることのできる顔料を、以下に列挙する。
[0091] C. I Pigment Yellow— 1、 3、 12、 13、 14、 17、 42、 81、 83、 87、 95、 109、 1 20、 138、 139、 150、 151、 180、
C. I Pigment Orange— 16、 36、 38、
C. I Pigment Red— 5、 22、 38、 48 : 1、 48 : 2、 48 :4、 49 : 1、 53 : 1、 57 : 1、 6 3 : 1、 101、 122、 144、 146、 185、 202、
C. I Pigment Violet— 19、 23、
C. I Pigment Blue— 15 : 1、 15 : 3、 15 :4、 18、 27、 29、 60、
C. I Pigment Green— 7、 36、
C. I Pigment White— 6、 18、 21、
C. I Pigment Black— 7、
また、本発明において、プラスチックフィルムのような透明基材での色の隠蔽性を上 げる為に、白インクを用いる場合、白色顔料として酸ィ匕チタンを用いることが好ましい 1S 顔料の沈降性等を考慮すると、比重の小さいアナターゼ型酸ィ匕チタンがより好ま しい。
[0092] 上記顔料の分散には、例えば、ボールミル、サンドミル、アトライター、ロールミル、 アジテータ、ヘンシェルミキサ、コロイドミル、超音波ホモジナイザー、パールミル、湿 式ジェットミル、ペイントシェーカー等を用いることができる。また、顔料の分散を行う 際に、分散剤を添加することも可能である。分散剤としては、高分子分散剤を用いる ことが好ましぐ高分子分散剤としては、例えば、 Avecia社の Solsperseシリーズ等 が挙げられる。また、分散助剤として、各種顔料に応じたシナージストを用いることも 可能である。これらの分散剤および分散助剤は、顔料 100質量部に対し、 1質量部 〜50質量部添加することが好ましい。分散媒体は、溶剤または重合性化合物を用い て行うが、本発明に用いる活性光線硬化型水性インクでは、インク着弾直後に反応' 硬化させるため、無溶剤であることが好ましい。溶剤が硬化画像に残ってしまうと、耐 溶剤性の劣化、残留する溶剤の VOCの問題が生じる。よって、分散媒体は溶剤では 無く重合性ィヒ合物、その中でも最も粘度の低いモノマーを選択することが分散適性 上好ましい。
[0093] 顔料の分散は、顔料粒子の平均粒径を 0. 08 μ m〜0. 5 μ mとすることが好ましく 、最大粒径は 0. 3 111〜10 111、好ましくは0. 3 /ζ πι〜3 /ζ πιとなるよう、顔料、分散 剤、分散媒体の選定、分散条件、ろ過条件を適宜設定する。この粒径管理によって 、ヘッドノズルの詰まりを抑制し、インクの保存安定性、インク透明性および硬化感度 を維持することができる。
[0094] 本発明に係るインクにおいては、色材濃度としては、インク全体の 1質量%乃至 10 質量%であることが好まし!/、。
[0095] 本発明に係る紫外線硬化型着色インクには、上記説明した以外に様々な添加剤を 用いることができる。例えば、インク組成物の保存性を高めるため、重合禁止剤を 20 0ppm〜20000ppm添加することができる。紫外線硬化型のインクは、加熱、低粘度 化して射出することが好ましいので、熱重合によるヘッド詰まりを防ぐためにも重合禁 止剤を入れることが好ましい。重合禁止剤としては、さまざまィ匕合物が知られており、 一般的な重合性組成物に広く配合されているものをそのまま用いることが可能である
[0096] 重合禁止剤としては、フエノール系酸ィ匕防止剤、アミンィ匕合物、リン系酸化防止剤、 広く(メタ)アタリマーに用いられるハイドロキノンモノメチルエーテルの他、ハイド口キノ ン、 tブチルカテコール、ピロガロール、水等を用いることが可能である。これらは、「高 分子添加剤の開発技術」(シーエムシー発行)に詳しく記載されている。
[0097] この他にも、必要に応じて、レべリング添加剤、マット剤、膜物性を調整するための ポリエステル系榭脂、ポリウレタン系榭脂、ビニル系榭脂、アクリル系榭脂、ゴム系榭 脂、ワックス類を添加することもできる。また、基材との密着性を改善するため、極微 量の有機溶剤を添加することも有効である。この場合、耐溶剤性や VOCの問題が起 こらない範囲での添カ卩が有効であり、その使用量は 0. 1%〜5%の範囲であり、好ま しくは 0. 1%〜3%である。
実施例
[0098] 以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定され るものではない。
[0099] 実施例 1
《紫外線硬化型着色インクの調製》
〔顔料分散液の調製〕
(イェロー顔料分散液の調製)
C. I.ビグメントイエロー 74を、分散剤として水溶性のポリウレタン榭脂 (数平均分子 量 3000)を適量用いて水媒体中で分散を行って、平均粒径が l lOnmの顔料を 18 質量%含むイェロー顔料分散液を調製した。
[0100] (マゼンタ顔料分散液の調製)
C. I.ビグメントレッド 122を、分散剤として水溶性のポリウレタン榭脂 (数平均分子 量 3000)を適量用いて水媒体中で分散を行って、平均粒径が 90nmの顔料を 14質 量%含むマゼンタ顔料分散液を調製した。
[0101] (シアン顔料分散液の調製)
C. I.ビグメントブルー 15 : 3を、分散剤として水溶性のポリウレタン榭脂 (数平均分 子量 3000)を適量用いて水媒体中で分散を行って、平均粒径が 75nmの顔料を 15 質量%含むシアン顔料分散液を調製した。
[0102] (ブラック顔料分散液の調製)
C. I.ビグメントブラック 7を、分散剤として水溶性のポリウレタン榭脂 (数平均分子量 3000)を適量用いて水媒体中で分散を行って、平均粒径が 95nmの顔料を 20質量 %含むブラック顔料分散液を調製した。
[0103] 〔各色インクの調製〕
(イェローインク) イェロー顔料分散液 (顔料濃度 18質量%) 19. 4質量% 水溶性重合性化合物 1 4. 0質量% 水溶性重合性化合物 2 13. 0質量0 /0 水溶性光重合開始剤 1 0. 5質量% 水 63. 1質量%
(マゼンタインク)
マゼンタ顔料分散液 (顔料濃度 14質量%) 17. 8質量% 水溶性重合性化合物 1 4. 0質量% 水溶性重合性化合物 2 13. 0質量0 /0 水溶性光重合開始剤 1 0. 5質量% 水 64. 7質量%
(シアンインク)
シアン顔料分散液 (顔料濃度 15質量%) 20. 0質量% 水溶性重合性化合物 1 4. 0質量% 水溶性重合性化合物 2 13. 0質量0 /0 水溶性光重合開始剤 1 0. 5質量% 水 62. 5質量%
(ブラックインク)
ブラック顔料分散液 (顔料濃度 20質量%) 25. 0質量% 水溶性重合性化合物 1 4. 0質量% 水溶性重合性化合物 2 13. 0質量0 /0 水溶性光重合開始剤 1 0. 5質量% 水 57. 5質量%
13] 水溶性重合性化合物 1
Figure imgf000033_0001
水溶性重合性化合物 2
Figure imgf000033_0002
水溶性光重合開始剤 1
Figure imgf000033_0003
《紫外線硬化型透明インクの調製》
水溶性重合性化合物 1 4. 0質量%
水溶性重合性化合物 2 13. 0質量%
水溶性光重合開始剤 1 0. 5質量%
界面活性剤:フッ素系ノ-オン性界面活性剤、メガファックス F— 470、大日本イン ク化学工業社製 0. 1質量%
水 82. 4質量%
《画像記録》 ピエゾ型インクジェットノズルを有する記録ヘッドを備え、キャリッジの両側に紫外線 照射光源(Integration社製 VZero Hbulb)を持つ図 1に記載のインクジェット記 録装置に、上記調製した各色の紫外線硬化型着色インクと紫外線硬化型透明インク とを装填し、両面をプラズマ処理した非吸収性基材である塩ィ匕ビニルシート上へ、各 画像の記録を行った。インク供給系は、インクタンク、供給パイプ、記録ヘッド直前の 全室タンク、フィルター付き配管及び液滴サイズ 14pl、ノズルピッチ 360dpiのピエゾ 方式の記録ヘッドから構成され、画像印字は、 720 X 720dpi、 1画素あたりに各色 最大で 1ドットのインク液滴を付与する方法でベタ画像を形成した。なお、図 1に記載 のインクジェット記録装置では、印字のパス回数を 2、 4、 6回に可変ができ、更にキヤ リッジの走査速度を可変にし、インク液滴に照射する紫外線のエネルギーを変更でき る様〖こし 7こ。
[0106] また、全ての印字が終了した後、温風(80°C)により水分を除去する乾燥工程を設 けた。なお、上記操作は、温度 23°C、 40%RHに調整された部屋で行った。
[0107] 〔画像形成〕
(画像 1〜6の形成)
上記調製したイェロー、マゼンタ、シアン及びブラックの 4色インクを用いて、ベタ画 像を形成するのに要するインク付与量を 100%としたとき、パス回数を 6回とし、総ィ ンク付与量 400%となる条件で、キャリッジ走査速度及び紫外線照射光源の出力を 表 1に記載の組み合わせで、 4色ベタ画像を形成した。また、紫外線照射による硬化 は、 1回の走査が終了した毎に行い、全ての印字及び紫外線照射が完了した後、温 風 (80°C)により水分を除去する乾燥工程を経て、画像 1〜6を形成した。
[0108] (画像 7、 8の形成)
上記画像 2、 5の形成において、各走査毎に紫外線照射は行わずに画像記録を行 い、全ての画像記録が終了した 6回目の走査直後に一括露光して画像 7、 8を形成し た。
[0109] (画像 9〜 12の形成)
上記画像 1〜3、 7の形成において、 6回目の走査が終了した後、上記調製した紫 外線硬化型透明インクにより、インク付与量として全面を透明のベタ画像で被覆する のに要するインク付与量 100%で、画像面全体に印字した後、紫外線照射及び乾燥 工程を経て画像形成した以外は同様にして、画像 9〜 12を形成した。
[0110] (画像 13、 14の形成)
上記画像 2、 5の形成において、全ての画像の形成及び紫外線硬化を行った後、 乾燥工程による水分除去を行わなカゝつた以外は同様にして、画像 13、 14を形成した
[0111] 《各特性の測定、評価》
〔接触角の測定〕 各紫外線硬化型着色インクを、ポリエチレンテレフタレートフィルム上にワイヤーバ 一を用いて、厚さ 10 mで塗布を行った後、これを上記インクジェット記録装置に基 材として装着し、上基と同様の方法で紫外線を照射して硬化させた。次いで、この硬 化した各色ベタ画像上に、協和界面化学社製の自動接触角測定装置 CA— V型を 用いて、各インク液滴を 20 1滴下して、それぞれの接触角を測定し、その接触角の 範囲を求めた。
[0112] 〔画線率の測定〕
上記 4色ベタ画像画像の形成において、基材上に第 1回目の走査で、印画及び紫 外線照射による硬化を行った直後に、画像出力を停止し、基材上の 4色インク総計の 画線率を求めた、画線率の測定は、得られた画像を CCDモニターで読み取り、得ら れた画像データの画像面積率を求め、これを画線率とした。
[0113] 〔滲み耐性の評価〕
上記画像形成にぉ 、て、イェローインク及びマゼンタインクによりレッドのベタ画像 を形成した後、その上にブラックインクによる 4ポイントの明朝体及びゴシック体の黒 文字を印字し、その黒文字を目視観察し、下記の基準に従って滲み耐性の評価を行 つた o
[0114] 明朝体黒文字及びゴシック体黒文字の書体が明瞭に判別できる
〇:明朝体黒文字及びゴシック体黒文字の書体が判別できる
△:両書体の判別はやや難 U、が、黒文字の判別はできる
X:—部で、判別ができない文字がある
〔画像密着性の評価〕
上記作成した各画像について、 JIS K5400〖こ準拠して、画像面上に lmm間隔で 縦、横に 11本の切れ目を入れ、 lmm角の碁盤目を 100個作製した試料と、全く上 記処理を施さない画像とについて、各画像面上にセロテープ (登録商標)を貼り付け 、 90度の角度で素早く剥がし、剥がれずに残った画像あるいは碁盤目の状況につい て判定し、下記の基準に則り画像密着性の評価を行った。
[0115] ◎:碁盤目テストでも、全色ベタ画像の剥がれが認められない
〇:碁盤目テストで、一部の色ベタ画像で極めて弱い剥がれが認められる力 画像 面に傷つけな 、試料では、画像剥がれが殆ど認められな ヽ
△:碁盤目テストでは、一部の色のベタ画像で剥がれが認められる力 画像面に傷 つけな 、試料では、画像剥がれが殆ど認められな ヽ
X:両条件の試料共に、全色とも簡単にセロテープ (登録商標)で画像剥がれが発 生する
〔反射濃度測定〕
上記上記作成した 4色のベタ画像について、裏面に白紙を置いた状態で、反射濃 度計 PDA— 65 (コ-力ミノルタフォトイメージング社製)を用いて反射濃度を測定した
[0116] ◎:全色のベタ画像濃度が 1. 2以上である
〇: 2色のベタ画像濃度が 1. 2以上である
△:全色のベタ画像濃度が 1. 0以上、 1. 2未満である
X:全色のベタ画像濃度が 1. 0未満である
〔光沢の評価〕
上記作成した各画像を 20人の被験者により目視評価を行い、下記の評価基準に 従って光沢の評価を行い、その平均ランクを求めた。
[0117] ◎:画像につや感があり、非常に良好な光沢を示している
〇:画像につや感があり、良好な光沢を示している
△:つや感に乏しいものの、光沢感を感じられる
X:光沢感に乏しい画像である (彩度の評価)
上記作成した各画像につ!、て目視観察を行!、、以下の基準により従って彩度の官 能評価を行った。
[0118] ◎:彩度が高ぐ非常に鮮やかでメリノ、リのある画像である
〇:彩度が高ぐ鮮やかでメリノ、リのある画像である
△:やや彩度が低くいが、実用上は許容される範囲にある
X:色にメリノ、リが無ぐ彩度が不足した画像である
以上により得られた結果を、表 1に示す。
[0119] [表 1]
Figure imgf000037_0001
表 1に記載の結果より明らかなように、各走査毎に紫外線を照射せずに画像記録し 、画像記録終了後に一括照射して形成した画像 7 8は、高い濃度は得られたものの 、滲み耐性、画像密着性に劣る結果となった。これらの画像は、吐出したインクを逐 次硬化せず、 2回目以降の走査で連続してインクを付与したため、硬化インク画像上 でのインクの接触角が 10度未満となり、滲み耐性が劣化した。また、ベタ画像部では インクを全量 (400%)付与した後に紫外線を照射したため、特に基材と下部のインク との界面に到達する紫外線量が不足し、その結果、基材表面部における硬化反応が 進行せず、画像密着性が低下した。
[0121] これに対し、各走査毎に紫外線による硬化を行った画像 1〜6においては、硬化画 像とインクとの接触角が 50度を終える条件で形成した画像 1では、画像濃度の低下、 光沢及び彩度の低下を引き起こしている力 接触角が 10〜50度の範囲になるようキ ャリッジ速度及び紫外線照射光源の照度を最適化して形成した画像 2〜6では、滲 み耐性、画像密着性に優れ、かつ高い画像濃度、光沢及び彩度が得られることが分 かる。また、本発明の画像に対し、更にその表面に紫外線硬化型無色インクを付与 することにより、光沢及び彩度がより一層向上していることが分かる。また、画像 2、 5と 画像 13、 14とを比較すると、画像形成及び硬化後に乾燥工程を経ることにより、光沢 及び彩度がより一層向上して 、ることが分かる。
[0122] 実施例 2
実施例 1に記載の画像 3の作成 (キャリッジ速度: 300mmZs、紫外線照射光源出 力: 120WZcm)において、総インク付与量を 400%とし、走査するパス回数を表 2 に記載のように変化した以外は同様にして、画像 15、 16、 17 (画像 3と同条件)、 18 を作成し、実施例 1に記載の接触角の測定を除く項目について同様の評価を行い、 得られた結果を表 2に示す。
[0123] [表 2]
Figure imgf000039_0001
表 2に記載の結果より明らかなように、第 1回目の走査における画像面積率 (画線率 )を 100%未満、あるいは 1走査あたりのインク付与量を 100%未満とすることにより、 濃度、光沢及び彩度として良好なレベルを維持すると共に、滲み耐性、画像密着性 がより一層向上して 、ることが分かる。

Claims

請求の範囲
[1] 第一の水性の紫外線硬化型着色インクを非吸収性基材上に着弾させて該非吸収 性基材上に第一の着色インク画像を形成し、該第一の着色インク画像に紫外線を照 射して第一の紫外線硬化着色インク画像を形成し、次いで、該第一の紫外線硬化着 色インク画像上に第二の水性の紫外線硬化型着色インクを着弾させて該第一の紫 外線硬化着色インク画像上に第二の着色インク画像を形成した後、該第二の着色ィ ンク画像に紫外線を照射して第二の紫外線硬化着色インク画像を形成する画像記 録方法において、該第一の紫外線硬化着色インク画像表面に対する第二の水性の 紫外線硬化型着色インクの静的接触角を 10〜50度とする画像記録方法。
[2] 前記各着色インク画像の形成は、 1回の印字走査によって行われる画像形成であ る請求の範囲第 1項に記載の画像記録方法。
[3] 前記紫外線硬化型着色インクによりベタ画像を形成するのに要するインク付与量を
100%としたとき、前記前記第一及び第二の紫外線硬化型着色インクの総インク付 与量が 100%未満であることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の画像記録方法
[4] 前記第一の紫外線硬化着色インク画像の画像面積率が、 100%未満である請求 の範囲第 1項に記載の画像記録方法。
[5] 前記第二の紫外線硬化着色インク画像を形成した後、該画像を乾燥して、該画像 に含有されている水分を除去する請求の範囲第 1項に記載の画像記録方法。
[6] 前記第二の紫外線硬化着色インク画像を形成した後、第二の紫外線硬化着色イン ク画像上に水性の紫外線硬化型無色のインクを着弾させて、該無色のインクに紫外 線を照射する請求の範囲第 1項に記載の画像記録方法。
[7] 前記第一の水性の紫外線硬化型着色インクを非吸収性基材上に着弾させて該非 吸収性基材上に第一の着色インク画像を形成し、該第一の着色インク画像に紫外線 を照射して、第一の紫外線硬化着色インク画像を形成した後、第一の紫外線硬化着 色インク画像上に水性の紫外線硬化型無色のインクを着弾させて、該無色のインク に紫外線を照射する請求の範囲第 6項に記載の画像記録方法。
[8] 第一の水性の紫外線硬化型着色インクと第二の水性の紫外線硬化型着色インクが 同じである請求の範囲第 1項に記載の画像記録方法。
PCT/JP2005/015090 2004-08-30 2005-08-18 画像記録方法 WO2006025221A1 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE602005010597T DE602005010597D1 (de) 2004-08-30 2005-08-18 Bildaufzeichnungsverfahren
JP2006531861A JPWO2006025221A1 (ja) 2004-08-30 2005-08-18 画像記録方法
US11/661,298 US7661808B2 (en) 2004-08-30 2005-08-18 Image recording method and image recording apparatus employing the same
EP05772527A EP1792744B1 (en) 2004-08-30 2005-08-18 Image recording method

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004249935 2004-08-30
JP2004-249935 2004-08-30

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2006025221A1 true WO2006025221A1 (ja) 2006-03-09

Family

ID=35999878

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2005/015090 WO2006025221A1 (ja) 2004-08-30 2005-08-18 画像記録方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7661808B2 (ja)
EP (1) EP1792744B1 (ja)
JP (1) JPWO2006025221A1 (ja)
DE (1) DE602005010597D1 (ja)
WO (1) WO2006025221A1 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010017930A (ja) * 2008-07-10 2010-01-28 Konica Minolta Ij Technologies Inc インクジェット記録方法
JP2010023335A (ja) * 2008-07-18 2010-02-04 Konica Minolta Ij Technologies Inc インクジェット記録方法
JP2010106619A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Seiren Co Ltd 建築板
JP2011218794A (ja) * 2010-03-23 2011-11-04 Seiko Epson Corp 記録方法、記録装置、インクセット
US8297729B2 (en) 2009-07-24 2012-10-30 Seiko Epson Corporation Printing device and printing method
JP2014046483A (ja) * 2012-08-29 2014-03-17 Fujifilm Corp 画像形成装置及び画像形成方法
JP2014101479A (ja) * 2012-11-22 2014-06-05 Seiren Co Ltd インクジェット印刷用インクおよび印刷方法
JP2019089300A (ja) * 2017-11-17 2019-06-13 株式会社ミマキエンジニアリング 印刷装置及び印刷方法
US10414159B2 (en) 2016-09-29 2019-09-17 Seiko Epson Corporation Ink jet recording method and method of controlling ink jet recording apparatus

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007030464A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Fujifilm Holdings Corp 画像形成装置
JP5098397B2 (ja) 2007-03-29 2012-12-12 コニカミノルタホールディングス株式会社 インクジェットインク、及びインクジェット記録方法
EP2075293B1 (en) 2007-12-28 2014-03-12 Konica Minolta Holdings, Inc. Ink-jet ink and ink-jet recording method
US8287116B2 (en) * 2008-02-14 2012-10-16 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Printing apparatus and method
US20100259589A1 (en) 2009-04-14 2010-10-14 Jonathan Barry Inert uv inkjet printing
JP5489616B2 (ja) * 2009-09-28 2014-05-14 富士フイルム株式会社 インク組成物及び印刷物成型体の製造方法
DE102009044802B4 (de) * 2009-11-30 2017-11-23 Hymmen GmbH Maschinen- und Anlagenbau Verfahren und Vorrichtung zur Erzeugung einer dreidimensionalen Oberflächenstruktur auf einem Werkstück
JP5453681B2 (ja) * 2010-02-12 2014-03-26 株式会社ミマキエンジニアリング 画像形成装置及び画像形成方法
JP5682750B2 (ja) 2010-03-30 2015-03-11 セイコーエプソン株式会社 インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
WO2012015407A1 (en) * 2010-07-29 2012-02-02 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Inkjet printing apparatus and a method for printing ultraviolet (uv) curable ink
JP2012066441A (ja) * 2010-09-22 2012-04-05 Seiko Epson Corp インクジェット記録装置
US8567936B2 (en) 2010-11-10 2013-10-29 Electronics For Imaging, Inc. LED roll to roll drum printer systems, structures and methods
US9487010B2 (en) 2010-12-15 2016-11-08 Electronics For Imaging, Inc. InkJet printer with controlled oxygen levels
US9527307B2 (en) 2010-12-15 2016-12-27 Electronics For Imaging, Inc. Oxygen inhibition for print-head reliability
JP2013039820A (ja) * 2011-08-19 2013-02-28 Fujifilm Corp 画像形成装置、画像形成方法
CN103042834B (zh) * 2011-10-14 2015-01-07 武汉海蓝生物技术有限公司 一种低粘度水性uv颜料墨水及其打印方法
JP6314417B2 (ja) * 2012-12-12 2018-04-25 株式会社リコー 印刷装置、印刷物の製造方法および印刷システム
JP5716793B2 (ja) * 2013-06-18 2015-05-13 セイコーエプソン株式会社 印刷方法及び印刷物
WO2017134955A1 (ja) * 2016-02-04 2017-08-10 株式会社ミマキエンジニアリング 印刷装置及び印刷方法
JP2018065307A (ja) * 2016-10-20 2018-04-26 株式会社ミマキエンジニアリング 印刷装置及び印刷方法
US10882309B2 (en) 2017-07-25 2021-01-05 Illinois Tool Works Inc. Printing system and method
US10906329B2 (en) * 2018-01-12 2021-02-02 Great Computer Corporation Method for printing transparent ink on different printing media
JP2019130719A (ja) * 2018-01-30 2019-08-08 株式会社ミマキエンジニアリング 印刷装置及び印刷方法
WO2019172900A1 (en) * 2018-03-07 2019-09-12 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Selective application of plasma treatment
JP2023517268A (ja) * 2020-01-10 2023-04-25 花王株式会社 水性エネルギー硬化型インクジェットインク
TWI758062B (zh) * 2021-01-11 2022-03-11 財團法人工業技術研究院 光固化墨水、圖案化方法、與封裝結構
US11958297B2 (en) 2021-09-29 2024-04-16 Xerox Corporation Graininess mitigation using separate printing passes for distortable colors

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61164836A (ja) 1985-01-18 1986-07-25 Toyo Ink Mfg Co Ltd 記録方法
JPH05214280A (ja) 1991-10-30 1993-08-24 Domino Printing Sci Plc インク
JPH05214279A (ja) 1990-06-27 1993-08-24 Domino Printing Sci Plc インク組成物及び印刷方法
WO1999002788A1 (de) 1997-07-10 1999-01-21 Siemens Aktiengesellschaft Schaufelradgerät
WO1999029787A2 (en) 1997-12-05 1999-06-17 Xaar Technology Limited Radiation curable ink jet ink compositions
JP2000117960A (ja) 1998-10-16 2000-04-25 Canon Inc インクジェット印刷方法
JP2000186243A (ja) 1998-10-16 2000-07-04 Canon Inc インク、高分子化合物膜の形成方法及び画像形成方法
JP2002187918A (ja) 2000-09-14 2002-07-05 Canon Inc 水性光硬化型樹脂組成物、水性インク、インクカートリッジ、記録ユニット、インクジェット記録装置及び光重合開始剤
JP2003191601A (ja) * 2001-10-15 2003-07-09 Canon Inc インクジェット記録方法、インクジェット記録画像及びインクジェット記録画像における光沢感の差の緩和方法
JP2004188891A (ja) * 2002-12-13 2004-07-08 Konica Minolta Holdings Inc インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP2004209976A (ja) * 2002-12-19 2004-07-29 Konica Minolta Holdings Inc インクジェット記録方法
JP2004263175A (ja) * 2003-02-12 2004-09-24 Konica Minolta Holdings Inc 活性光線硬化型水性インクとそれを用いた画像形成方法及び印刷物
JP2004358782A (ja) * 2003-06-04 2004-12-24 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 画像形成方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR0185765B1 (ko) * 1993-04-10 1999-04-15 가와다 미쓰구 광 정보매체와 그 제조방법
US6558753B1 (en) * 2000-11-09 2003-05-06 3M Innovative Properties Company Inks and other compositions incorporating limited quantities of solvent advantageously used in ink jetting applications
US7121661B2 (en) * 2003-01-21 2006-10-17 Konica Minolta Holdings, Inc. Ink jet recording method employing inks with specific surface tensions
JP2006088578A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Fuji Photo Film Co Ltd 画像形成装置及び方法

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61164836A (ja) 1985-01-18 1986-07-25 Toyo Ink Mfg Co Ltd 記録方法
JPH05214279A (ja) 1990-06-27 1993-08-24 Domino Printing Sci Plc インク組成物及び印刷方法
JPH05214280A (ja) 1991-10-30 1993-08-24 Domino Printing Sci Plc インク
WO1999002788A1 (de) 1997-07-10 1999-01-21 Siemens Aktiengesellschaft Schaufelradgerät
WO1999029787A2 (en) 1997-12-05 1999-06-17 Xaar Technology Limited Radiation curable ink jet ink compositions
JP2000186243A (ja) 1998-10-16 2000-07-04 Canon Inc インク、高分子化合物膜の形成方法及び画像形成方法
JP2000117960A (ja) 1998-10-16 2000-04-25 Canon Inc インクジェット印刷方法
JP2002187918A (ja) 2000-09-14 2002-07-05 Canon Inc 水性光硬化型樹脂組成物、水性インク、インクカートリッジ、記録ユニット、インクジェット記録装置及び光重合開始剤
JP2003191601A (ja) * 2001-10-15 2003-07-09 Canon Inc インクジェット記録方法、インクジェット記録画像及びインクジェット記録画像における光沢感の差の緩和方法
JP2004188891A (ja) * 2002-12-13 2004-07-08 Konica Minolta Holdings Inc インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP2004209976A (ja) * 2002-12-19 2004-07-29 Konica Minolta Holdings Inc インクジェット記録方法
JP2004263175A (ja) * 2003-02-12 2004-09-24 Konica Minolta Holdings Inc 活性光線硬化型水性インクとそれを用いた画像形成方法及び印刷物
JP2004358782A (ja) * 2003-06-04 2004-12-24 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 画像形成方法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
See also references of EP1792744A4 *

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010017930A (ja) * 2008-07-10 2010-01-28 Konica Minolta Ij Technologies Inc インクジェット記録方法
JP2010023335A (ja) * 2008-07-18 2010-02-04 Konica Minolta Ij Technologies Inc インクジェット記録方法
JP2010106619A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Seiren Co Ltd 建築板
US8297729B2 (en) 2009-07-24 2012-10-30 Seiko Epson Corporation Printing device and printing method
JP2011218794A (ja) * 2010-03-23 2011-11-04 Seiko Epson Corp 記録方法、記録装置、インクセット
JP2014046483A (ja) * 2012-08-29 2014-03-17 Fujifilm Corp 画像形成装置及び画像形成方法
JP2014101479A (ja) * 2012-11-22 2014-06-05 Seiren Co Ltd インクジェット印刷用インクおよび印刷方法
US10414159B2 (en) 2016-09-29 2019-09-17 Seiko Epson Corporation Ink jet recording method and method of controlling ink jet recording apparatus
JP2019089300A (ja) * 2017-11-17 2019-06-13 株式会社ミマキエンジニアリング 印刷装置及び印刷方法
JP7020875B2 (ja) 2017-11-17 2022-02-16 株式会社ミマキエンジニアリング 印刷装置及び印刷方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20080192100A1 (en) 2008-08-14
EP1792744B1 (en) 2008-10-22
EP1792744A4 (en) 2007-10-17
EP1792744A1 (en) 2007-06-06
DE602005010597D1 (de) 2008-12-04
US7661808B2 (en) 2010-02-16
JPWO2006025221A1 (ja) 2008-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2006025221A1 (ja) 画像記録方法
US10894430B2 (en) Ink jet recording method, ultraviolet curable ink, and ink jet recording apparatus
JP5909116B2 (ja) 活性光線硬化型インクセット、インクジェット記録方法、及び、印刷物
JP5716027B2 (ja) 印刷インク
US9782982B2 (en) Ink jet recording method, ultraviolet curable ink and ink jet recording apparatus
JP5401789B2 (ja) 活性光線硬化型インクジェットインク、それを用いる画像形成方法及びインクジェット記録装置
WO2006129530A1 (ja) 紫外線硬化型インクジェットインク、インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置
JP2003191593A (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
JP2007269017A (ja) インクジェット記録方法
JP6010965B2 (ja) インクジェット記録方法、紫外線硬化型インク、インクジェット記録装置
JP6160739B2 (ja) インクジェット記録方法、インクジェット記録装置
JP2004195664A (ja) 画像形成方法及び印刷物
JP4193666B2 (ja) 活性光線硬化型組成物、それを用いた画像形成方法及びインクジェット記録装置
JP2004263175A (ja) 活性光線硬化型水性インクとそれを用いた画像形成方法及び印刷物
JP2006257124A (ja) 活性光線硬化型インクジェットインク、それを用いた画像形成方法及びインクジェット記録装置
JP2017206005A (ja) 液体吐出装置、処理方法、及び液体吐出装置の制御プログラム
US11098213B2 (en) Radiation-curable ink jet ink set and ink jet printing method
JP2005194380A (ja) 活性光線硬化型インクジェットインク組成物、活性光線硬化型インクジェットインクセットと、それを用いた画像形成方法及びインクジェット記録装置
JP2005248066A (ja) 活性エネルギー線硬化型インクジェットインク、活性エネルギー線硬化型インクジェットインクセットと、それを用いた画像形成方法、印刷物及びインクジェット記録装置
JP2005200529A (ja) 活性光線硬化型インクジェットインク組成物、活性光線硬化型インクジェットインクセット及びそれを用いた画像形成方法及びインクジェット記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
AK Designated states

Kind code of ref document: A1

Designated state(s): AE AG AL AM AT AU AZ BA BB BG BR BW BY BZ CA CH CN CO CR CU CZ DE DK DM DZ EC EE EG ES FI GB GD GE GH GM HR HU ID IL IN IS JP KE KG KM KP KR KZ LC LK LR LS LT LU LV MA MD MG MK MN MW MX MZ NA NG NI NO NZ OM PG PH PL PT RO RU SC SD SE SG SK SL SM SY TJ TM TN TR TT TZ UA UG US UZ VC VN YU ZA ZM ZW

AL Designated countries for regional patents

Kind code of ref document: A1

Designated state(s): GM KE LS MW MZ NA SD SL SZ TZ UG ZM ZW AM AZ BY KG KZ MD RU TJ TM AT BE BG CH CY CZ DE DK EE ES FI FR GB GR HU IE IS IT LT LU LV MC NL PL PT RO SE SI SK TR BF BJ CF CG CI CM GA GN GQ GW ML MR NE SN TD TG

121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application
WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 2006531861

Country of ref document: JP

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 2005772527

Country of ref document: EP

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 11661298

Country of ref document: US

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: DE

WWP Wipo information: published in national office

Ref document number: 2005772527

Country of ref document: EP