WO2001081224A1 - Dispositif de commande d'ascenseur - Google Patents

Description

明 細 書 エレべ一夕の制御装置 技術分野

この発明は、 エレべ一夕の運転を制御するエレべ一夕の制御装置に関するもの である。 景技術

図 7は例えば特開平 3— 1 8 5 6 9号公報に示された従来のエレべ一夕を示す 平面図である。 図において、 かご 1は、 昇降路 2内を昇降される。昇降路 2の底 部、 即ちピット 2 aには、 エレべ一夕の運転を制御する主制御盤 3及び付属制御 盤 4が設置されている。 主制御盤 3は、 乗場 5側の点検扉 6の内側で支持台 7に より支持されている。 付属制御盤 4は、 かご 1の後方のスペースで支持脚 8によ り支持されている。

この配置例に示すように、 近年では、 昇降路 2の上部に機械室を設けず、 昇降 路 2内のスペースを利用して制御装置、 ここでは主制御盤 3及び付属制御盤 4が 配置されることが多くなつている。

次に、 図 8は例えば特閧平 4— 3 3 8 0 7 4号公報に示された従来のエレべ一 夕の制御装置の断面図である。 図において、 ケース 1 1には、' 空気流入口 1 l a と複数の空気流出口 1 l bとが設けられている。 空気流入口 1 l aはケース 1 1 の側面下部に、 空気流出口 1 l bはケース 1 1の上面にそれそれ設けられている c 空気流入口 1 1 aには、 フィル夕 1 2が設けられている。

ケース 1 1内には、 取付板 1 3が固定されている。 取付板.1 3には、 プリント 配線基板 1 4が取り付けられている。 プリント配線基板 1 4には、 複数の搭載部 品 1 5が実装されている。 また、 ケース 1 1内には、 放熱フィン装置 1 6が固定 されている。 放熱フィン装置 1 6には、 複数のフィン部 1 6 aが設けられている _c 放熱フィン装置 1 6には、 複数の発熱部品 1 7が搭載されている。 発熱部品 1 7には、 抵抗やコンデンサ等からなるスナバ 1 8が取り付けられている。 これら のスナバ 1 8は、 大電力半導体素子がスイッチングする際に発生するサージ電圧 を抑制するものである。

ケ一ス 1 1内の隣接するフィン部 1 6 a間には、 第 1の冷却風通路 1 9 aが形 成されている。 ケース 1 1内のプリント配線基板 1 4と冷却フィン装置 1 6との 間には、 第 2の冷却風通路 1 9 bが形成されている。 第 1及び第 2の冷却風通路 1 9 a , 1 9 bと空気流入口 1 1 aとの間には、 冷却ファン 2 0が配置されてい る ο

このような制御装置では、 冷却ファン 2 0を駆動することにより、 空気流入口 1 1 aからケース 1 1内に冷却用の空気が取り込まれる。 ケース 1 1内に流入し た空気は、 図 8の矢印 A， Bに示すような経路を通り、 空気流出口 l i bからケ —ス 1 1外に排出される。 これにより、 搭載部品 1 5及び発熱部品 1 7が直接、 又は放熱フィン装置 1 6を介して冷却される。

上記のように、 近年のエレペータでは、 制御装置が狭いスペースに配置される ため、 制御装置を薄形化することが望まれている。 これに対し、 図 8に示した夕 イブの従来の制御装置では、 下方から上方へ向けて冷却風を送るために、 冷却フ アン 2 0の軸が垂直に配置されている。 このため、 ケース 1 1の奥行き （厚さ） を冷却ファン 2 0の直径以下とすることができず、 冷却ファン 2 0が制御装置全 体の薄形化の妨げとなっていた。 発明の開示 '

この発明は、 上記のような問題点を解決することを課題としてなされたもので あり、 全体を薄形化することができ、 小さなスペースへの配置を可能とすること ができるエレべ一夕の制御装置を得ることを目的とする。

この発明によるエレペータの制御装置は、 フィン取付面と、 吸気口と、 この吸 気口の上方でフィン取付面に設けられている排気口とを有するケース、 このケ一 ス内でフィン取付面に取り付けられている放熱フィン装置、 この放熱フィン装置 に搭載されている発熱部品、 回転軸がフィン取付面と直交する方向へ延びるよう にケース内に設けられ、 放熱フィン装置を冷却する冷却ファン、 及びケース内に 設けられ、 放熱フィン装置と冷却ファンとの間に通風路を形成する通風ダクトを 備えたものである。 図面の簡単な説明

図 1はこの発明の実施の形態 1によるエレべ一夕を示す平面図、

図 2は図 1の制御装置を示す斜視図、

図 3は図 2の制御装置 2 7の垂直断面図、

図 4は図 3の要部を拡大して示す斜視図、

図 5はこの発明の実施の形態 2によるエレべ一夕の制御装置の垂直断面図、 図 6は図 5の要部を拡大して示す斜視図、

図 7は従来のエレべ一夕の一例を示す平面図、

図 8は従来のエレべ一夕の制御装置の断面図である。 発明を実施するための最良の形態

以下、 この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。

実施の形態 1 .

図 1はこの発明の実施の形態 1によるエレべ一夕を示す平面図である。 図にお いて、 昇降路 2 1内には、 一対のかごガイドレール 2及び一対の重りガイドレー ル 3が設置されている。 かご 4は、 かごガイドレール 2に案内されて昇降路 1内 を昇降される。 釣合重り 5は、 重りガイドレール 3に案内されて昇降路 1内を昇 降される。 昇降路 2 1の乗場 2 6とは反対側の壁面 2 1 aには、 エレべ一夕の運 転を制御する制御装置 2 7が設置されている。

図 2は図 1の制御装置 2 7を示す斜視図、 図 3は図 2の制御装置 2 7の垂直断 面図、 図 4は図 3の要部を拡大して示す斜視図である。 図において、 ケース 3 1 は、 高さ寸法 Hが幅寸法 Wよりも大きく、 奥行き寸法 Dが幅寸法 Wよりも小さい 縦長薄形の直方体である。 ケース 3 1は、 垂直なフィン取付面 3 1 aを有してお り、 フィン取付面 3 l aには、 吸気口 3 l bと排気口 3 1 cとが設けられている _c 排気口 3 1 cは、 吸気口 3 1 bの上方に位置している。 吸気口 3 l bには、 フィ ル夕 3 2が取り付けられている。

ケース 3 1内には、 互いに平行な複数のフィン部 3 3 aを有する放熱フィン装 置 3 3と、 この放熱フィン装置 3 3を強制空冷するための冷却ファン 3 4とが設 けられている。 放熱フィン装置 3 3は、 排気口 3 1 cの下方でフィン取付面 3 1 aの内側に固定されている。 冷却ファン 3 4は、 回転軸 3 4 aがフィン取付面 3 1 aと直交する方向へ延びるように排気口 3 1 cに臨んで取り付けられている。 放熱フィン装置 3 3のフィン部 3 3 aとは反対側の面には、 複数の発熱部品 3 5が搭載されている。 放熱フィン装置 3 3と冷却ファン 3 4との間には、 通風路 を形成する通風ダクト 3 6が配置されている。

次に、 動作について説明する。 冷却ファン 3 4が駆動されると、 図 3の矢印に 示すような経路で、 空気がケース 3 1内を流れる。 これにより、 放熱フィン装置

3 3が強制空冷され、 放熱フィン装置 3 3を介して発熱部品 3 5の熱が放熱され る。

このような制御装置 2 7では、 垂直なフィン取付面 3 1 aに対して、 回転軸 3

4 aが水平に延びるように冷却ファン 3 4が取り付けられているので、 冷却ファ ン 3 4の直径の大きさはケース 3 1の幅寸法に影響するだけで、 奥行き （厚さ） 寸法には影響を与えない。 従って、 十分な直径を有する冷却ファン 3 4を用いて 冷却能力を確保しつつ、 ケース 3 1の奥行きを小さくすることができる。 これに より、 制御装置 2 7全体を薄形化することができ、 小さなスペースへの制御装置 2 7の配置を可能とすることができる。 実施の形態 2 . ；

次に、 図 5はこの発明の実施の形態 2によるエレベー夕の制御装置の垂直断面 図、 図 6は図 5の要部を拡大して示す斜視図である。 図において、 縦長薄形のケ ース 4 1は、 垂直なフィン取付面 4 1 aを有しており、 フィン取付面 4 1 aには、 吸気口 4 1 bと排気口 4 1 cとが設けられている。 排気口 4 1 cは、 吸気口 4 1 bの上方に位置している。 吸気口 4 l bには、 フィル夕 4 2が取り付けられてい る。

ケース 4 1内には、 互いに平行な複数のフィン部 3 3 aを有する放熱フィン装 置 3 3と、 この放熱フィン装置 3 3を強制空冷するための冷却ファン 3 4とが設 けられている。 放熱フィン装置 3 3は、 排気口 4 1 cに臨んで取り付けられてい る。 冷却ファン 3 4は、 回転軸 3 4 aがフィン取付面 4 1 aと直交する方向へ延 びるように放熱フィン装置 3 3の上方に配置されている。

放熱フィン装置 3 3のフィン部 3 3 aとは反対側の面には、 複数の発熱部品 3 5が搭載されている。 放熱フィン装置 3 3と冷却ファン 3 4との間には、 通風路 を形成する通風ダクト 4 3が配置されている。

次に、 動作について説明する。 冷却ファン 3 4が駆動されると、 図 5の矢印に 示すような経路で、 空気がケース 4 1内を流れる。 これにより、 放熱フィン装置 3 3が強制空冷され、 放熱フィン装置 3 3を介して発熱部品 3 5の熱が放熱され る。

このような制御装置では、 垂直なフィン取付面 4 1 aに対して、 回転軸 3 4 a が水平に延びるように冷却ファン 3 4が取り付けられているので、 十分な直径を 有する冷却ファン 3 4を用いて冷却能力を確保しつつ、 ケ一ス 4 1の奥行きを小 さくすることができる。 これにより、 制御装置全体を薄形化することができ、 小 さなスペースへの制御装置の配置を可能とすることができる。

また、 実施の形態 1に比べて、 通風ダクト 4 3の形状を簡単にすることができ る o

Claims

請求の範囲

1 . フィン取付面と、 吸気口と、 この吸気口の上方で上記フィン取付面に設けら れている排気口とを有するケース、

このケース内で上記フィン取付面に取り付けられている放熱フィン装置、 この放熱フィン装置に搭載されている発熱部品、

回転軸が上記フィン取付面と直交する方向へ延びるように上記ケース内に設け られ、 上記放熱フィン装置を冷却する冷却ファン、 及び

上記ケース内に設けられ、 上記放熱フィン装置と上記冷却ファンとの間に通風 路を形成する通風ダクト

を備えているエレべ一夕の制御装置。

2 . 上記冷却ファンは、 上記排気口に臨んで配置されており、 上記放熱フィン装 置は、 上記冷却ファンの下方に配置されている請求項 1記載のエレべ一夕の制御

3 . 上記放熱フィン装置は、 上記排気口に臨んで配置されており、 上記冷却ファ ンは、 上記放熱フィン装置の上方で上記通風ダクトに取り付けられている請求項 1記載のエレべ一夕の制御装置。