WO2000000412A1

WO2000000412A1 - Support de cartouche

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Publication number: WO2000000412A1
Application number: PCT/JP1999/003388
Authority: WO
Inventors: Shintaro Higuchi; Yoshiyuki Abe; Hiroshi Meguro
Original assignee: Sony Corporation
Priority date: 1998-06-29
Filing date: 1999-06-25
Publication date: 2000-01-06
Also published as: CN1509961A; CN1509962A; EP1008534A4; CN1272826A; TW412499B; KR20010022135A; EP1008534A1; AU4393599A; CA2302050A1; ID24221A; US6199689B1

Description

明細カートリッジホルダー技術分野

本発明はフロッピーディスクカートリッジ等のカートリッジを複数枚収容するためのホルダーに関し、更に詳しくは、カートリッジを確実に中に収納し、且つ中の力一トリッジをホルダ一から取り出す作業が容易に行えるタイプのホルダーに関している。背景技術

本発明の理解を容易にするために従来の力一トリッジホルダーについて図 5 2 〜図 5 7に基づいて述べる。尚、これらの図中、カートリッジホルダ一は付番 1 0 1で示されている。カートリッジホルダー 1 0 1は 3枚の同一形状フロッピ一ディスク力一トリッジ 2 0 1 A , 2 0 1 B , 2 0 1 Cを収容する様に形成されている。

図 5 2で明示される様に、力一トリッジホルダー 1 0 1は一対の蓋部分 1 0 6 ， 1 0 7とこれらの蓋部分 1 0 6 , 1 0 7を揺動自在に結合するヒンジ部分 1 0 3と、蓋部分 1 0 6の自由端に設けられた係止部分 1 0 9と他の蓋部分 1 0 7の自由端に設けられた被係止部 1 1 0等で形成されている。各蓋部分 1 0 6， 1 0 7はその内側面にカートリッジ収納部 1 0 8， 1 1 2を有しこの中にカートリッジ 2 0 1 A , 2 0 1 Cを収容する。ヒンジ部分 1 0 3はその内側面にカートリツジグリップ部 1 0 2を有し、これによりカー卜リッジ 2 0 1 Bの横端部を把持する。 2つの蓋部分 1 0 6， 1 0 7がヒンジ部分 1 0 3を介して互いに近接する方向に回動し、そして密着すると、即ち、ケース 1 0 1が閉止状態になると、係止，被係止部分 1 0 9 , 1 1 0は互いに結合しケース 1 0 1の閉止状態をロックする。

カートリツジグリップ部 1 0 2は 2 対の平行隆起部 1 02 a， 1 02 bをヒンジ部 1 03の内側面に有している。尚、これら二対の平行隆起部間には同軸に並ぶ溝が形成されている。各溝の幅はカートリッジ 20 1 Bの厚さに略等しい。一方、カートリッジ収容部 1 08， 1 12は蓋部 1 06， 1 07の自由端部の両横端に形成されている第 1 , 第 2係止ラグ 1 08 a， 1 08 ( 1 1 2 a, 1 1 2 b) と、蓋部 1 06, 107のベース端部の両横端に形成されている第 3，第 4係止ラグ 1 08 cと、 108 d (1 1 2 c， 1 1 2 d) を有する。ケース 1 0 1の長手方向断面を示す図 53より知れる様に、第 1, 第 2係止ラグ 1 08 a， 1 08 b ( 1 1 2 a， 1 1 2 ) の各々はその下の部分に把持ギャップを設けている。該ギャップの厚さはカートリッジ 20 1 Aの厚さに略一致している。一方、第 3，第 4，係止スタッブ 1 08 c , 1 08 d ( 1 1 2 c, 1 1 2 d ) は第 1 , 第 2係止ラグ 108 a, 1 08 b ( 1 1 2 a, 1 1 2 ) からカートリッジ 2 0 1 A， 20 1 Cの幅の長さに対応する距離だけ離間している。

3枚のカートリッジ 20 1 A， 20 1 B, 20 1 Cをカートリッジホルダ一 1 0 1に収容するには下記の手作業が通常必要である。つまり、カートリッジ 20 1 A, 20 1 Cについては、図 52， 53より知れる様に、各カートリッジ 20 1 A, 20 1 Cの片側縁を第 1，第 2の係止ラグ 1 08 a， 1 08 b (1 1 2 a ， 1 1 2 b) の把持ギャップに押し入れ、次に蓋部 1 06, 1 07の内面に押し当てる。この時、カートリッジの他側縁は第 3，第 4スタップ 1 08 c， 1 08 d ( 1 1 2 c, 1 1 2 d) に弾性係止される。これにより、 2枚のカートリッジ 20 1 A, 20 1 <3は蓋部106， 1 07の収容位置に収まる。中央の力一トリッジ 20 1 Bについては、図 53より知れる様に、その片側縁をヒンジ部 1 03 上に形成された二対の平行隆起部 1 02 a, 20 1 bの同軸配置溝に差し込む。これにより中央のカートリッジ 20 1 Bは平行隆起部 1 02 a, 1 02 bにより保持されヒンジ部 1 03上に起立する。次に、 2つの蓋部 1 06, 1 07をヒンジ部 1 03を介して互いに近づく方向に回動させ、両者を合わせる。これにより、係止部分 1 09は被係止部分 1 1 0に係合し、 2つの蓋部分 1 06， 1 0 7をロックする。即ち、カートリッジホルダ一 1 0 1は閉止ロック状態となる。

カートリッジホルダー 1 0 1を開けて、その中から 3枚の力一トリッジ 20 1 A, 20 1 B, 20 1 Cを取り出すためには、次の手作業が通常必要である。先ず、親指により係止部分 109に力を掛け係止，被係止部分 109, 1 1 0の口ック係合を外す。次に、 2つの蓋部分 106， 1 07を図 54に示す様に開く方向に回動させる。次に、中央のカートリッジ 20 1 Bを平行隆起部 20 1 a, 2 0 1 bの 2つの同軸配置溝から抜き、更に、図 53に示す様にカートリッジ 20 1 A, 20 1 Cの内側縁部を蓋部 1 06， 1 0 7の内側面から起こし、第 3，第 4スタップ 1 08 c, 1 08 d ( 1 1 2 c， 1 12 d) から外す。次に、これら力一トリッジ 20 1 A, 20 1 Cを引いて、第 1第 2係止ラグ 1 08 a， 1 08 b (1 12 a, 1 1 2 b) の把持ギャップより抜き去る。

しかし、構造上の理由から、上記従来のカートリッジホルダ一 10 1は下記の問題点を有する。

第 1に、カートリッジ 20 1 A， 20 1 Cを蓋部 1 06， 1 07のカートリツジ収容部から取り外す作業がやっかいである。即ち、第 1第 2係止ラグ 1 08 a ， 1 08 ( 1 1 2 a, 1 1 2 ) および第 3第 4係止スタップ 1 08 c, 1 0 8 d (1 1 2 c, 1 1 2 d) はこれらのカートリッジ 20 1 A, 20 1 Cを確実に保持する事は出来るが、反面、これらカートリッジをラグおよびスタップから取り外す事には好ましい手段とはなっていない。即ち、図 55より知れる様に、カートリツジのユーザ一が蓋部 1 06のカートリツジ収容部からカートリッジ 2 0 1 Aを取り外そうとする時、ユーザーは先ず指 "F" を使ってカートリッジ 2 0 1 Aの内側縁部を、第 3第 4係止ス夕ッブ 1 08 c， 1 08 dの把持力に抗して、引き上げなければならない。しかし、この時、カートリッジ 20 1 Aが強力に蓋部 1 06、つまり、第 1第 2ラグ 1 08 a, 1 08 b, 第 3第 4スタップ 1 0 8 c , 1 0 8 dに強力に把持されている様な場合、指 " F " を怪我する恐れがある。更に、同様理由で、カートリッジ 2 0 1 Aの内側縁部を傷つける恐れもある。

第 2に、ホルダー 1 0 1がブラスティックモールディングで作られている事により、 2対の平行隆起部 1 0 2 a， 1 0 2 bの 2つの同軸配置溝に正確な幅を持たせる事が困難である。つまり、正確に幅が設定されていないと中央のカートリッジ 2 0 1 Bを把持出来ない。即ち、カートリッジ 1 0 1の運搬中、何らかのショックがホルダ一 1 0 1に掛かった時、カートリッジ 2 0 1 Bが上記溝から抜けてしまう恐れがある。この場合、カートリッジ 2 0 1 Bはホルダ一の中で動いてしまい、不愉快な音を出してしまう。

第 3に、図 5 6より知れる様にカートリッジ 2 0 1 Bのシャッター配置側を誤まって上記溝に差し込んでしまう可能性がある。この場合、シャツ夕一を傷つけてしまう。更に、図 5 7より知れる様に、シャツ夕一側と反対の端部が上記溝に差し込まれていた場合は、カートリッジ 2 0 1 Bの取り外し作業はシャッター側を指で摘んで引き上げる事になり、これもシャッ夕一を傷つける恐れがある。発明の開示

請求項 1の発明は、複数のカートリッジ把握部分を内側面に有する背中部と、前記背中部の両側部にそれぞれ主ヒンジ部を介して揺動可能に結合される一対の蓋部と；一対の蓋部の一方の自由端に設けられている係止部と、他方の蓋部の自由端に設けられている被係止部とにより成り、これら 2つの蓋部が前記主ヒンジ部を介して回動して閉状態になった時に係止部と被係止部とを、係合させるロック手段と；更に、前記背中部に形成される複数の副ヒンジ部であって、各副ヒンジ部は隣り合う 2つのカートリッジ把持部分の間に設けられている構成の複数副ヒンジ部、よりなる力一トリッジホルダーである。

従って、前記主ヒンジ部で前記背中部を円弧状に折り曲げて、上記複数のカートリッジ把持部に把持されている複数の力一トリッジを扇形に開いて、これら複数の力一卜リッジの上端部間を離させる事により、偭々の力一トリッジの上端部を指先で摘みやすいものにできる。

請求項 2の発明は、請求項 1において、背中部と一対の蓋部とはプラステイツクにより一体に形成されており、更に、前記主ヒンジ部の各々は背中部の所定部の肉厚を薄くする事により形成されているカートリッジホルダ一である。

従って、主ヒンジ部の形成が容易で、カートリッジホルダーを安価に提供できる。

請求項 3の発明は、請求項 2において、

主ヒンジ部の厚さは副ヒンジ部の厚さより小である力一トリッジホルダーである。

従って、カートリッジ把持部間の副ヒンジ部によって、蓋部の開閉操作性が損なわれない。

請求項 4の発明は、請求項 2において、

副ヒンジ部の厚さは背中部の中央に近づく程段階的に大となり、主ヒンジの厚さは最小である力一トリッジホルダーである。

従って、背中部を湾曲させる作業が容易になる。

請求項 5の発明は、請求項 1において、

複数主ヒンジ部の中の一つの厚さは複数ヒンジ部の中の他の一つの厚さより大であるカートリッジホルダ一である。

従って、一方の蓋部が他方の蓋部よりも開閉し易すくなり、これを開閉蓋として使用し、他方をケース本体部と使用するのに好適である。

請求項 6の発明は、複数のカートリッジ把持部分を内側面に有し、各把持部分は 1枚のカートリッジの一側部を把持する構造となっている、背中部と；前記背中部の両側部にそれぞれ主ヒンジ部を介して揺動自在に結合される一対の蓋部と；一対の蓋部の一方の自由端に設けられている係止部と、他方の蓋部の自由端に設けられている被係止部とにより成り、これら 2つの蓋部が前記主ヒンジ部を介して回転して閉状態になった時に係止部と被係止部とが係合するロック手段と；更に、一対の蓋部のそれぞれの底壁部に設けられ、カートリッジが対応するカー卜リッジ把持部から離れる方向の動きを抑えるためのストッパー縁を有する複数の力一トリッジ保持リブ、より成るカートリッジホルダーである。

従って、カートリッジホルダ一の持ち運び時等において、振動や衝撃でカートリッジがカートリッジ把持部から抜け出る事を防止する。

請求項 7の発明は、各カートリッジ保持リブは、カートリッジが誤まった状態で対応のカートリッジ把持部に把持され、この状態で 2つの蓋部が閉方向に回動された時、そのカートリッジ保持リブの上端が力一トリッジの主面に当接する様に位置決めされている力一トリッジホルダーである。

従って、カートリッジの短辺側の一側部をカートリッジ把持部に差し込んで保持した場合に、蓋部を閉じた時該蓋部に設けた力一トリッジ保持リブが力一トリッジの上面又は下面に当接する事になり、カートリッジの挿入方向が間違いである事を示唆するのでュ一ザ一はこれに即、気付く事が出来る。

請求項 8の発明は、請求項 6において、

各カートリッジ保持リブはシートリブを有し、該シートリブは、カートリッジが正しく中に入った状態で 2つの蓋部が閉方向に回動した時、そのシー卜リブの上にカートリッジの主面を載置する様に位置決めされているカートリッジホルダ一である。

従って、上記力一トリッジ把持部に一側部を把持されているカートリッジを蓋部の内面に重ね合わせた時に、カー卜リッジの他端側はシートリブ上に載置され、前記蓋部の内面から所定の隙間をもって浮上した状態に支持されるので、蓋部の外部からの振動や衝撃がカートリッジにダイレク卜に伝わるのを制御出来る。請求項 9の発明は、

請求項 8において、シートリブの厚さは蓋部の底壁に収容されるカードの厚さより犬で、且つ、シートリブの厚さは該リブが対応するカートリッジ把持部に把持されているカートリッジと同レベルになる様になつているカートリツジホルダ一である。

従って、テーブルやディスク等の水平面に力一卜リッジホルダーを載置した場合に、ホルダ一に保持されているカートリッジも略水平に保たれ、該カ一卜リツジがカートリッジ把持部から抜け出る方向の力が作用するのを防止する。又、蓋部の内面上に載置されたカードを力一トリッジに対して接触しない様に支持出来る。

請求項 1 0の発明は、請求項 9において、シートリブはカートリッジ保持リブの下端に一体的に結合しているカートリッジホルダ一である。

従つて、シートリブとカートリッジ保持リブとは一体なので両者の形成が容易になる。又、シートリブによりカートリッジ保持リブの下端部が補強される。請求項 1 1の発明は、請求項 8において、一対の蓋部の一方にはその内側に少なくとも 1つのス卜ッパーを対応する主ヒンジ部の近傍に設けてあり、これによりカードが主ヒンジ部方向に動く事を防止する力一トリッジホルダ一である。従って、カードが主ヒンジ部方向に侵入し、該主ヒンジ部のヒンジ効果が低下するのを防止し得る。

請求項 1 2の発明は、請求項 6において、前記係止部は蓋部の自由端から突出するポ一ル部材より成り、更に、前記係止部は他の蓋部の自由端から突出した突出部の内側面に設けられた凹部より成るカートリッジホルダーである。

従って、一対の蓋部を閉じた時に係止部と被係止部とが係合して、一対の蓋部は閉じられた状態でロックされる。

請求項 1 3の発明は、複数の力一卜リッジ把持部分を内側面に有し、各把持部分は 1枚の力一卜リッジの一側部を把持する構造となっている、背中部と；前記背中部の両側部にそれぞれ主ヒンジ部を介して揺動自在に結合される一対の蓋部と；一対の蓋部の一方の自動端に設けられている係止部と、他方の蓋部の自由端に設けられている被係止部とにより成り、これら 2つの蓋部が前記主ヒンジ部を介して回動して閉状態となった時に係止部と被係止部とが係合するロック手段と；前記背中部に形成される複数の副ヒンジ部であって、各副ヒンジ部は隣り合う 2つのカートリッジ把持部分の間に設けられている、複数副ヒンジ部と；更に、蓋部が主ヒンジ回りを閉方向に回動する時背中部が外側に膨らむ動作を抑える膨らみ防止手段、より成るカートリッジホルダーである。

従って、一対の蓋部を閉じた時に背中部が外側に膨らむのを防止出来る。

請求項 1 4の発明は、請求項 1 3において、膨らみ防止手段は 2つの蓋部が閉方向に回動した時、隣り合う 2つのカートリッジ把持部の間でこれら把持部から弹性的に圧縮される空間保持リブより成る力一トリッジホルダーである。

従って、空間保持リブにより背中部の複数のカートリッジ把持部間の間隔を一定値以上に保てるので背中部の膨らみを防止出来る。

請求項 1 5の発明は、請求項 1 3であって、前記膨らみ防止手段は蓋部かカートリッジ把持部の何れか一方に設けられた突起と；蓋部か力一トリッジ把持部の他方に設けられた凹部、より成り、 2つの蓋部が閉方向に回動する時、前記突起が前記凹部と係合する構成を有するカートリッジホルダーである。

従って、一対の蓋部を閉じた時、突起と凹部との係合により背中部が外側に膨らむのを防止出来る。

請求項 1 6の発明は、請求項 1 5であって、前記突起は蓋部の側壁の内側面でしかも対応する主ヒンジ部の近傍に設けられており、又、前記凹部はカートリツジ把持部の長手方向端部に設けられている構成を有するカートリッジホルダーである。

従って、突起と凹部の係合が確実になり、膨らみ防止効果が大になる。

請求項 1 7の発明は、請求項 1 5であって、前記突起は凸面状頭部を有し、蓋部の側壁の内側面で対応の主ヒンジ部近傍に形成されており、又、前記凹部は力ートリツジ把持部の長手方向端部に設けられた溝である構成を有するカー卜リッジホルダ一である。，

従って、凸面状頭部の突起は前記凹部にスムースに係合し、以つて、背中部の膨らみを確実に防止する。

請求項 1 8の発明は、請求項 1 7であって、カートリッジ把持部の長手方向端部には、前記溝の上に、傾斜面を有し、該傾斜面上を前記突起が摺動する様になつており、又、前記溝は前記突起が係合し得る係合面を有している構成の力一トリッジホルダーである。

従って、傾斜面の存在で前記突起の溝方向への動きがスムースになる。

請求項 1 9の発明は、請求項 1 6であって、カートリッジ把持部の長手方向端部は、前記溝上に、傾斜面を有し、該傾斜面上を前記突起が摺動する構成のカートリッジホルダ一である。

従って、傾斜面により、突起の溝方向への動きがスムースになる。

請求項 2 0の発明は、請求項 1 7であって、カートリッジ把持部の長手方向端部は、前記溝上に、傾斜面を有し、該傾斜面を前記突起が摺動する構成のカートリッジホルダ一である。

従って、傾斜面の存在により、前記突起の溝方向への動きがスムースになる。図面の簡単な説明

図 1は第 1の実施の形態の平面図である。

図 2は第 1の実施の形態の正面図である。

図 3は第 1の実施の形態の左側面図である。

図 4は第 1の実施の形態の右側面図である。

図 5は第 1の矢印 " V " で示した部分の拡大平面図である。

図 6は図 1の矢印 " V " で示した部分の拡大断面図である。

図 7は第 1の実施の形態の斜視図である。

図 8は図 1の M—！!線断面図である。図 9は図 1の] — IX線断面図である。

図 1 0は第 1の実施の形態のロック状態に於ける拡大，部分断面図である。図 1 1は第 1の実施の形態の拡大，部分断面図であり、第 1第 2位置合わせ突起の離間状態を示している。

図 1 2は第 1の実施の形態の拡大，部分断面図であり、第 2第 3位置合わせ突起を示している。

図 1 3は第 1の実施の形態の斜視図であり、 '3枚のカートリッジを保持している状態である。

図 1 4は第 1の実施の形態の斜視図であり、ホルダーの閉止ロック状態を示している。

図 1 5は図 2に類似した図であり、第 1の実施の形態による利点を示している図 1 6は第 2の実施の形態の平面図である。

図 1 7は図 1 6の矢印 "XW" で示した部分の拡大平面図である。

図 1 8は図 1 6の矢印 "XW" で示した部分の拡大断面図である。

図 1 9は第 3の実施の形態の平面図である。

図 2 0は第 3の実施の形態の正面図である。

図 2 1は第 3の実施の形態の断面図でホルダーの閉止ロック状態を示している図 2 2は第 3の実施の形態の平面図で 1枚のカートリッジが正しくホルダーに収容されている状態を示している。

図 2 3は第 3の実施の形態の拡大断面図であり、カートリッジが不正にホルダ —に収容されている状態を示している。

図 2 4は図 5に類似した図であり、第 4の実施の形態を示している。

図 2 5は図 6に類似した図であり、第 4の実施の形態を示している。

図 2 6は第 4の実施の形態を示す斜視図である。図 27は第 4の実施の形態を示す断面図であり、ホルダーの閉止ロック状態を示している。

図 28は図 15に類似した図であり、第 4の実施の形態の利点を示している。図 29は第 5の実施の形態の斜視図である。

図 30は図 29の矢印 "XXX"が示した部分の拡大図である。

図 31は図 30の XXXI— XXX I線断面図である。

図 32は図 30の ΧΧΧΠ— ΧΧΧΠ線断面図である。

図 33は図 29の矢印 "ΧΧΧΠΙ" が示した部分の拡大図である。

図 34は図 33の XXXIV— XXXIV線断面図である。

図 35は図 33の XXXV— XXXV線断面図である。

図 36は第 6の実施の形態の斜視図である。

図 37は図 36の矢印 "XXXVIにが示す部分の拡大図である。

図 38は図 37の XXXH— ΧΧΧϋ線断面図である。

図 39は図 37の XXXIX— ΧΧΧΚ線断面図である。

図 40は図 36の矢印 "ΧΧΧΧ" が示す部分の拡大図である。

図 41は図 40の ΧΧΧΧΙ— ΧΧΧΧ I線断面図である。

図 42は図 40の XX XX Π— XX XX Π線断面図である。

図 43は第 7の実施の形態の斜視図である。

図 44は図 43の矢印 "XXXX1V" が示す部分の拡大図である。

図 45は図 44の XX XXV— XX XXV線断面図である。

図 46は図 44の ΧΧΧΧ VI— XX XXVI線断面図である。

図 47は図 44の XXXXW— XXXXVE線断面図である。

図 48は図 43の矢印 "XXXXH" が示す部分の拡大図である。

図 49は図 48の XX XXIX— XX XXIX線断面図である。

図 50は図 48の ΧΧΧΧΧ— ΧΧΧΧΧ線断面図である。

図 51は図 48の ΧΧΧΧΧΙ— ΧΧΧΧΧ I線断面図である。図 5 2は従来の力一トリッジホルダーの平面図である。 _

図 5 3は従来のカートリッジホルダーの正面図でありカートリッジを保持せんとした状態を示している。

図 5 4は図 5 3に類似した図であり、力一トリッジがホルダーに保持されている状態を示す。

図 5 5は図 5 4に類似した図であり、従来のカートリッジホルダーが有する問題点を示す。

図 5 6は従来のカートリッジホルダーが有する他の問題点を示す。

図 5 7は図 5 6に類似した図であり、従来のカートリッジホルダ一が有する更に他の問題点を示す。発明を実施するための最良の形態

図 1〜図 1 5 , 特に図 1 , 図 7には本発明の第 1の実施の形態のカートリッジホルダー 1 Aが示されている。該ホルダ一はプラスティックモールディングにより作られており 3枚のフロッピ一ディスクカートリッジ 2 0 1 A， 2 0 1 B , 2 0 1 Cを収容する様に形成されている。

図 7で明示する様に、該実施の形態の力一トリッジホルダー 1 Aは一対の蓋部分 6， 7 ；内側面に第 1，第 2，第 3カートリッジ把持部分 2 a , 2 b , 2 cを有する背中部 3 ;第 1，第 2外側ヒンジ部 4， 5 (該ヒンジ部を介して蓋部 6 , 7は揺動自在に背中部 3に結合している）；蓋部 6の自由端に形成された係止部 8 ；および他の蓋部 7の自由端に形成された被係止部 9等より成る。

背中部 3は更に第 3の内側ヒンジ部 1 0を有し、該ヒンジ部を介して前記第 1 第 2カートリッジ把持部分 2 a， 2 bが揺動自在に結合している。更に背中部 3 は第 4の内側ヒンジ部 1 1を有し、該ヒンジ部を介して前記第 2第 3カートリツジ把持部分 2 b， 2 cが揺動自在に結合している。図から明らかな様に、第 1，第 2 , 第 3 , 第 4ヒンジ部 4， 5 , 1 0 , 1 1は互いに平行に延びている。各カートリッジ把持部分 2 a， 2 b, 2 cは一対の U—形突条 2 1， 22を有している。これら突条は同一軸上に配置され、それぞれの溝の内側開口端を互いに相手方向に向ける様に並んでいる。各 U—形突条 2 1, 22は 2本の平行壁とこれらを結合する 1つの結合壁とで形成され、これらの壁により内側に溝を形成している。 2本の平行壁はそれぞれの内側面上に押圧突条 23を有する。これら突条 23は背中部 3のベース面に直角に延びている。図 5より明らかな様に、押圧突条 23は平行壁に所謂たがい違い状に位置しており、各突条 23は半円状の断面を有する。各突条 23はベース面に近づくに従いその突出度を増す様に形成されている。後述の様に、該構成により各カートリッジ 20 1 A， 20 1 B, 2 0 1 Cの片側部が確実に力一トリッジ把持部分 2 a, 2 b, 2 cに把持される。図 6より知れる様に、第 1，第 2, 第 3，第 4のヒンジ部 4, 5, 1 0, 1 1 は背中部 3の一部を薄くする事により出来ており、その部分は V—形断面をしている。第 1のヒンジ部 4の厚さ" T\" は第 2のヒンジ部 5の厚さと同一で、第 3のヒンジ部 1 0の厚さ" Τ₂" は第 4のヒンジ部の厚さと同一である。又、厚さ" 丁は厚さ" Τ₂" より小である。これにより、第 1第 2ヒンジ部 4， 5 は第 3第 4ヒンジ部 10， 1 1より折り曲げ易くなる。

図 7より明らかな様に、各蓋部 6， 7は四角形の底壁部 6 a, 7 a ;底壁部 6 a, 7 aの自由端に形成された自由端壁部 6 b， 7 b ;更に底壁部 6 a， 7 aの横方向両端部にそれぞれ形成された 2つの横壁部 6 c， 6 d (7 c, 7 d) より成る。即ち、底壁部，上方壁部および 2つの横壁部により、各蓋部 6， 7はカートリッジ 20 1 A, 20 1 Cを収容するための四角形力一トリッジ収容凹部を形成している。

図 7より知れる様に、自由端壁部 6 b， 7 bの中央部 6 e, 7 eは凹部となつている。該中央凹部 6 e, 7 eにより、所謂指掛部 6 f , 7 fが出来ている。即ち、カートリッジホルダー 1 Aを開ける時、ユーザ一は指を前記指掛部 6 f ， 7 f に掛ける事により蓋開け作業を容易に出来る。図 7, 図 8から明らかな様に、蓋部 6の自由端壁部 61?には係止部分 8が形成されている。該係止部 8は 2つの同一形状ポール部材 8 a， 8 bを有している。該ポール部材 8 a, 8 bはそれぞれ自由端壁部 6 bから上方に突出する突起と、該突起上に設けられ外側方向に突出したポールを有する。

図 7, 図 9より明らかな様に、他の蓋部分 7の自由端壁部 7 bには被係止部分 9が形成されている。該被係止部分 9は 2つの同一形状凹部材 9 a, 9 bを有している。該凹部材 9 a, 9 bはそれぞれ自由端壁部 7 bから上方に突出する突起と、該突起の内側面に形成された凹部を有する。

図 1 0より明らかな様に、蓋部 6が正確に他の蓋部 7に合わさった時、蓋部 6 の係止部分 8 (即ち、ポール部材 8 a, 8 b) は他の蓋部 7の被係止部 9 (即ち、凹部材 9 a， 9 b) に係合する。この係合状態時に、蓋部 6の自由端壁部 6 b を所定の力により押圧すると前記係合状態はキャンセルされ力一トリッジ 1 Aは開動動作が可能の状態になる。

図 7から明らかな様に、蓋部 7の自由端壁部 7 bは一対の第 1位置合わせ突起 3 1, 3 1と一対の第 2位置合わせ突起 32, 32が設けられている。又、他の蓋部 6の上方壁部 6 bには 1つの位置合わせリブ 33が設けられている。図 1 1 ，図 1 2により明らかな様に、蓋部 6が正確に他の蓋部 7に合わさり、力一トリッジホルダー 1 Aを閉状態にすると、第 1位置合わせ突起 3 1， 3 1が位置合わせリブ 33に当接し、且つ第 2位置合わせ突起 32， 32は前記位置合わせリブ 33を中に挟む。これにより、 2つの蓋部 6, 7の相対位置合わせが確実になる図 7から明らかな様に、蓋部 6， 7はそれぞれその自由端に一対の力一トリッジ保持リブ 34 a, 34 b (35 a, 35 b) を有する。これらリブは自由端壁部 6 b， 7 bから内側に延びている。各リブ 34 a, 34 b, 35 a, 35 bはストッパー端 34 a', 34 ', 35 a', 35 ' を有し、これらにはカートリッジが正しく蓋部 6, 7のカートリッジ収容凹部に収容されている時に、カー卜リッジ 20 1 A, 20 1 Cの外側端が当接する。即ち、.カートリッジ保持リブはカートリッジ 20 1 A， 20 1 Cを確実に前記カートリッジ収容凹部に保持する手段である。

以下にカートリッジホルダ一 1 Aの作用を図面を参照しつつ説明する。

理解を容易にするために、説明をカートリッジホルダー 1 Aの開状態、即ち、図 7, 図 1 3の示す状態から始める。

図 1 3より明らかな様に、先ず、 3枚のカートリッジ 20 1 A, 20 1 B, 2 0 1 Cをホルダー 1 Aの背中部 3に所に近づけ、これらの力一トリッジの内側側端を第 1, 第 2, 第 3カートリッジ把持部分 2 a， 2 b, 2 cに差し込む。これらの把持部分が有する押圧突条 23により、 3枚のカートリッジ 20 1 A, 20 1 B, 20 1 Cは前記把持部分 2 a， 2 b, 2 cにしつかりと保持される。次に 2つの蓋部 6， 7を背中部 3の第 1第 2ヒンジ部 4, 5を介して互いが近づく方向に回動して、図 14が示す様に互いを合わせる。これにより、係止部分 8と被係止部分 9はラッチ状態に係合する。この係合状態では、 3枚のカートリッジ 2 0 1 A, 20 1 B, 20 1 Cとはしつかりホルダー 1 A中に収容され、この時、カートリツジの外側端部は保持リブ 34 a， 34 b, 3 5 a, 35 bで移動を阻止され確実に保持される。

次に閉状態のホルダー 1 Aからカートリッジ 20 1 A, 20 1 B, 20 1 Cを取り出すステップを説明する。

先ず、ホルダー 1 Aを開けるために、ユーザーの両手の親指を蓋部 6， 7の自由端壁部 6 b, 713の凹部66 , 7 e (図 14参照）内に当て、次にこれらの親指を使って、前記自由端壁部 6 b， 7 bに所定の力を掛け、左の親指で凹部 6 e を押して 2つの蓋部 6， 7を離す方向に引く。この動作により、係止部分 8と被係止部分 9とのラッチ係合が外れ、 2つの蓋部 6， 7は第 1第 2ヒンジ部 4, 5 を介して回動してホルダー 1 Aを開状態にする。図 1 5の様にホルダ一 1 Aは開状態になり 3枚のカートリッジ 20 1 A, 20 I B, 20 1 Cは露出する。図 1 5で明らかな様に、中央の力一トリッジ 20 1 Bを摘み上げると他の 2つのカートリッジ 20 1 A， 20 1 Cは、第 1，第 3, 第 4, 第 2ヒンジ部 4， 1 0, 1 1, 5の機能により、外側に倒れ、従って、外側の 2つのカートリッジ 2 0 1 A, 20 1 Cは中央の力一卜リッジ 20 1 Bから離間する。この状態では、 3枚のカートリッジ 20 1 A, 20 1 B, 20 1 Cは容易に摘む事が出来、従つて、それぞれの把持部分 2 a, 2 b, 2 cから容易に取り外し可能となる。この点は第 1の実施の形態の重要な特徴である。

図 1 6〜図 1 8には本発明の第 2の実施の形態の力一トリッジホルダー 1 Bが示されている。

図 1 6より明らかな様に、第 2の実施の形態のホルダー 1 Bは前記の第 1の実施の形態のホルダー 1 Aと以下の点以外は同じである。即ち、第 2の実施の形態 1 Bでは、 4つ、即ち、第 1，第 2, 第 3，第 4のカートリッジ把持部分 2 a， 2 b, 2 c， 2 dが設けられている。第 4の力一卜リッジ把持部分 2 dの追加により背中部 3には第 3と第 4の力一トリッジ把持部分 2 c 2 dとの間に第 5ヒンジ部 1 2が出来る。

図 1 8より明らかな様に、第 2の実施の形態 1 Bでは第 1第 2ヒンジ部 4， 5 の厚さ" Τ ' は第 3，第 5ヒンジ部 1 0， 1 2の厚さ" Τ₂" より小で、厚さ " Τ₂" は第 4ヒンジ部 1 1の厚さ" Τ₃" より小である。即ち、 Τ 1く Τ 2 < Τ 3の関係が成立している。

第 2の実施の形態 1 Βでは上記の第 1の実施の形態 1 Αの長所をそのまま有する。

図 1 9〜図 23には本発明の第 3の実施の形態のカートリッジホルダ一 1じが示されている。

この第 3の実施の形態のホルダー 1 Cは上記の第 1の実施の形態のホルダ一 1 Aに構造が似ているので、異なる部分についてのみ説明する。

第 3の実施の形態では、蓋部 6, 7に設けられているカートリッジ保持リブ 3 4 a, 34 b, 35 a, 35 bが改良されている。

図 2 1より明らかな様に、カートリッジホルダ一 1 Cの閉状態では、各カートリッジ把持部分 2 a， 2 b, 2 cの底面とカートリッジ保持リブ 34 a， 34 ， 3 5 a, 3 5 bのストッパー端部 34 a，， 34 b', 35 a', 35 b' との距離" L 1" が力一卜リッジ 20 1 A， 20 1 B， 20 1 Cの幅" L 2 " より若干大きく、しかし、長さ" L 3" (図 1 3参照）より小さい。更に、力一トリッジ把持部分 2 a, 2 b, 2 cの高さ" H I" (即ち、溝の底と側壁との間の距離 ) はカートリッジ 20 1 A， 20 1 B, 20 1 Cの外側端部と保持リブ 34 a, 34 b, 35 a, 35 bのストッパー端部 34 a，， 34 ', 3 5 a', 3 5 ，との間の最大空間" δ 1" より大である。更にホルダー 1 Cが閉状態時には、蓋部 6の保持リブ 34 a, 34 bの内側先端部と他の蓋部 7の保持部 35 a， 3

5 bの内側先端部の空間" 52" はカートリッジ 20 1 A, 20 1 B, 20 1 C の厚さ" T" より大となっている。

図 2 1より明らかな様に、各保持リブ 34 a, 34.b, 35 a, 35 bはシートリブ 36を有する。該シートリブはカートリッジ 20 1 A, 20 1 Cの外側端部を支持する。シ一トリブ 36の配置は図 7が明示する。図 2 1より明らかな様に、各シートリブ 36の厚さはラベルカード 30 1の厚さより大である。ラベルカード 30 1は蓋部 7のカートリッジ収容部に入るものである。蓋部 7， 6の外側面とシートリブ 36の頂部との距離" H2" は蓋部 7, 6の外側面と力一トリッジ把持部分 2 c， 2 aの外側壁の内側面との距離" H3" と同一である。ストッパ一 37, 37が蓋部 7の力一トリッジ収容凹部の把持部 2 cの近くに設けられ、ラベル力一ド 30 1がヒンジ部 5の方向に移動するのを防止している。

第 3の実施の形態 1 Cでは、 3枚のカートリッジ 20 1 A， 20 1 B, 20 1 Cをカートリッジ把持部 2 a， 2 b, 2 cに差し込む前に、ラベルカード 30 1 を蓋部 7の力一トリッジ収容凹部に入れなければならない。

図 23で明らかな様に、もし、カートリッジ 20 1 Cが誤った状態で力一トリッジ把持部 2 cに把持されている時、即ち、カートリッジ 2 0 1 Cのシャツ夕一設置側が前記把持部 2 cに把持されている様な時、蓋部 6， 7の閉動作は正しく行われない。この様な場合、力一トリッジ 2 0 1 Cは蓋部 7のカートリッジ収容凹部に正しく入らない。即ち、カートリッジの外側端はカートリッジ保持リブ 3 5 a , 3 5 bに進入を妨害されてしまう。勿論、この場合、ユーザーは正しくない力一トリッジの保持に気付く害である。

改良されたカートリッジ保持リブ 3 4 a , 3 4 , 3 5 a , 3 5 bがある事によって、カートリッジ 2 0 1 A， 2 0 1 B , 2 0 1 Cはホルダ一 1 Cに確実に保持される。即ち、ホルダ一 1 Cにショックが掛かってもカートリッジは把持部分 2 a , 2 b , 2 cから外れる事無しに確実にホルダー 1 C内に保持される。更に、もしカートリッジが誤った姿勢で把持部分 2 a， 2 b , 2 cに差し込まれた場合、ュ一ザ一は即座にその誤りに気付く箬である。

図 2 4〜図 2 8は第 4の実施の形態の力一トリッジホルダ一 1 Dを示している該形態のホルダー 1 Dは前記の第 1の実施の形態のホルダー 1 Aに構造が類似しているので異つた部分だけ以下に説明する。

第 4の実施の形態 1 Dでは、所謂膨らみ防止手段 4 1が更に設けられている。図 2 7より知れる様に、該手段 4 1は蓋部 6， 7が合わさった時に生じ易い背中部 3の外側への膨らみ動作を防止するものである。図 2 7では、その膨らみを点線で示している。

図 2 4 , 図 2 5より明らかな様に、膨らみ防止手段 4 1は第 2カートリッジ把持部分 2 の平行壁の外側面に一体的に形成された 2つの断面三角形の突起 4 1 より成っている。これらの突起 4 1は第 1，第 3カートリッジ把持部分 2 a , 2 cの平行壁の内側の壁の方向に突出している。各突起 4 1の大きさ" δ 3 " はホルダー 1 Dが図 2 5の開状態の時突起 4 1の先端が把持部分 2 a , 2 cの対応内側壁から若干離間する様になつている。図 27から明らかな様に、蓋部 6， 7がヒンジ部 4， 5_回りを回転して合わさり閉状態になった時、突起 4 1の先端は把持部 2 a， 2 cの対応内側に当接する。この場合、第 1第 2カートリッジ把持部 2 a， 2 b間の空間および第 2第 3力ートリッジ把持部 2 b, 2 c間の空間が保持される。該空間の保持により、背中部 3が外側に膨らむ動作が防止される。尚、図 28から明らかな様に、一旦ホルダ一 1 Dが開けられると、上記と同じ理由により 3枚のカートリッジ 20 1 A， 20 I B, 20 1 Cは容易に把持部 2 a, 2 b, 2 cから取り外す事が出来る。図 29〜図 3 5は第 5の実施の形態のカートリッジホルダー 1 Eを示している該ホルダー 1 Eは前記の第 4の実施の形態のホルダー 1 Dと、膨らみ防止手段 41以外は実質的に同一の構造をしている。

第 5の実施の形態 1 Eでは、図 29より明らかな様に、膨らみ防止手段 4 1は蓋部 6， 7の側壁 6 c， 6 d (7 c, 7 d ) の内側面に設けられた 2つの小突起 42 a, 42 bを有する。小突起 42 a, 42 bはヒンジ部 4， 5に近接している。膨らみ防止手段 4 1は更に第 2の把持部分 2 bの U—形突条 2 1, 22の結合壁の外側面に設けられている 2つの小凹部 43 a, 43 bも有する。小突起 4 2 a, 42 bは凸面状頭部を持ち、小凹部 43 a， 43 bは凹面状の底部を持つ事が好ましい。

図 30，図 33より明らかな様に、蓋部 6, 7が回動して重ね合わさる時、蓋部 6の小突起 42 aは第 2力一卜リッジ把持部分 2 bの小凹部 43 aに係合し、同時に、他の蓋部 7の小突起 42 bは把持部分 2 bの小凹部 43 aに係合する。これにより、背中部 3の膨らみ動作は防止される。

図 30， 3 1， 33， 34より明らかな様に、第 2カートリッジ把持部分 2 b の同軸配置された U—形突条 2 1 , 22の結合壁はその上方が傾斜しており（4 3 e、 43 f )、これにより、小突起 42 a， 42 bが小凹部 43 a, 43 に向かう動きがスムースになる。図 36〜図 42は第 6の実施の形態のカートリッジホルダ一 1 Fを示している該ホルダ一 1 Fは上記のホルダ一 1 Eと、膨らみ防止手段 41以外は実質的に同一の構造をしている。

第 6の実施の形態 1 Fでは、第 5の実施の形態 1 Eで使われていた小凹部 43 a, 43 bの代わりに溝 43 c, 43 cが使われる。該溝 43 cは同軸配置の U 一形突条 2 1, 22の結合壁に形成されている。第 5の実施の形態 1 Eと同じ様に、突起 42 a， 42 bは蓋部 6, 7に設けられている。そして、結合壁の上方部には傾斜面 43 e、 43 f が形成されている。

図 37，図 40より明らかな様に、蓋部が回動して重ね合わさった時、突起 4 2 a, 42 bは溝 43 cに係合し、これにより背中部 3の膨らみ動作を防止する図 43〜図 5 1は第 7の実施の形態のカートリッジホルダ一 1 Gを示している該ホルダー 1 Gは上記の第 5の実施の形態のホルダー 1 Eと、膨らみ防止手段 41以外は実質的に同一の構造をしている。

第 7の実施の形態 1 Gでは、膨らみ防止手段 41は蓋部 6, 7の外側壁 6 c, 6 d (7 c, 7 d) の内側端部に設けられている突条部 42 ί， 42 gと、背中部 3の横方向反対端部に設けられた溝構造 43 g, 43 hにより成っている。図 44， 45， 48, 49より明らかな様に、突条部 42 ί， 42 gはそれぞれァリツギ構造をしている。

図 43より明らかな様に、各溝構造 43 g， 43 は第1，第 2, 第 3カートリッジ把持部分 2 a, 2 b, 2 cの長手方向両端部に設けられた溝 45 a， 45 b, 45 cより成る。図 44, 46, 47, 48, 50， 5 1より明らかな様に、各溝 45 a, 45 b, 45 cはァリツギ構造をしている。

図 44, 図 48より明らかな様に、蓋部 6, 7を回動して閉じた状態にすると、蓋部 6の突条部 42 f は溝 45 a， 45 bに係合し、同時に、他の蓋部 7の突条部 42 gは溝 45 c, 45 bに係合する。図 46， 47， 50， 5 1より明らかな様に、突条部 42 f , 42 gと溝 45 a, 45 b, 45 cが有するァリツギ構造により、これら突条部と溝との係合は確実となる。従って、背中部 3の膨らみ動作は防止される。

Claims

請求の範囲 _

1 . 複数のカートリッジ把持部分を内側面に有する背中部と；

前記背中部の両側部にそれぞれ主ヒンジ部を介して揺動可能に結合される一対の蓋部と；

一対の蓋部の一方の自由端に設けられている係止部と、他方の蓋部の自由端に設けられている被係止部とにより成り、これら 2つの蓋部が前記主ヒンジ部を介して回動して閉状態になった時に係止部と被係止部とを係合させるロック手段と；更に、

前記背中部に形成される複数の副ヒンジ部であって、各副ヒンジ部は隣り合う 2つの力一トリッジ把持部分の間に設けられている構成の複数の副ヒンジ部、より成る力一トリッジホルダー。

2 . 請求項 1において、

背中部と一対の蓋部とはプラスティックにより一体に形成されており、更に、前記主ヒンジ部の各々は背中部の所定部の肉厚を薄くする事により形成されているカートリッジホルダ一。

3 . 請求項 2において、

主ヒンジ部の厚さは副ヒンジ部の厚さより小である力一トリッジホルダー。

4 . 請求項 2において、

副ヒンジ部の厚さは背中部の中央に近づく程段階的に大となり、主ヒンジ部の厚さは最小である力一トリッジホルダー。

5 . 請求項 1において、

複数主ヒンジ部の中の一つの厚さは複数ヒンジ部の中の他の一つの厚さより大であるカートリッジホルダ一。

6 . 複数のカートリッジ把持部分を内側面に有し、各把持部分は 1枚の力一トリッジの一側部を把持する構造となっている、背中部と；前記背中部の両側部にそれぞれ主ヒンジ部を介して揺動自在に結合される一対の蓋部と；

一対の蓋部の一方の自由端に設けられている係止部と、他方の蓋部の自由端に設けられている被係止部とにより成り、これら 2つの蓋部が前記主ヒンジ部を介して回動して閉状態になった時に係止部と被係止部とが係合するロック手段と；更に、

一対の蓋部のそれぞれの底壁部に設けられ、力一トリッジが対応するカートリッジ把持部分から離れる方向の動きを抑えるためのストッパー縁を有する複数のカートリッジ保持リブ、

より成る力一トリッジホルダー。

7 . 請求項 6において、

各力一トリッジ保持リブは、カートリッジが誤つた状態で対応の力一トリッジ把持部に把持され、この状態で 2つの蓋部が閉方向に回動された時、そのカートリッジ保持リブの上端がカートリッジの主面に当接する様に位置決めされているカートリッジホルダー。

8 . 請求項 6において、

各カートリッジ保持リブはシ一卜リブを有し、該シートリブは、カートリッジが正しく中に入った状態で 2つの蓋部が閉方向に回動した時、そのシー卜リブの上にカートリッジの主面を載置する様に位置決めされているカートリッジホルダ

9 . 請求項 8において、

シートリブの厚さは蓋部の底壁に収容されるカードの厚さより大で、且つ、シ一トリブの厚さは該リブが対応するカートリッジ把持部に把持されている力一卜リッジと同レベルになる様になつている力一トリッジホルダ一。

1 0 . 請求項 9において、

シートリブはカー卜リッジ保持リブの下端に一体的に結合している力一トリッジホルダ一。

1 1 . 請求項 8において、

一対の蓋部の一方にはその内側に少なくとも 1つのストッパーを対応する主ヒンジの近傍に設けてあり、これにより力一ドが主ヒンジ方向に動く事を防止するカートリッジホルダ一。

1 2 . 請求項 6において、

前記係止部は蓋部の自由端から突出するポール部材により成り、更に、前記被係止部は他の蓋部の自由端から突出した突出部の内側面に設けられた凹部より成るカートリッジホルダ一。

1 3 . 複数のカートリッジ把持部分を内側面に有し、各把持部分は 1枚のカートリッジの一側部を把持する構造となっている、背中部と；

前記背中部の両側部にそれぞれ主ヒンジ部を介して揺動自在に結合される一対の蓋部と；

一対の蓋部の一方の自由端に設けられている係止部と、他方の蓋部の自由端に設けられている被係止部とにより成り、これら 2つの蓋部が前記主ヒンジ部を介して回動して閉状態となった時に係止部と被係止部とが係合するロック手段と；前記背中部に形成される複数の副ヒンジ部であって、各副ヒンジ部は隣り合う 2つのカートリッジ把持部分の間に設けられている、複数の副ヒンジ部と；更に蓋部が主ヒンジ回りを閉方向に回動する時背中部が外側に膨らむ動作を抑える膨らみ防止手段、

より成るカートリッジホルダー。

1 4 . 請求項 1 3において、

膨らみ防止手段は 2つの蓋部が閉方向に回動した時、隣り合う 2つの力一トリッジ把持部の間でこれら把持部から弾性的に圧縮される空間保持リブより成る力 —トリッジホルダ一。

1 5 . 請求項 1 3であって、

前記膨らみ防止手段は：

蓋部かカー卜リッジ把持部の何れか一方に設けられた突起と；

蓋部かカートリッジ把持部の他方に設けられた凹部、より成り、 2つの蓋部が閉方向に回動する時、前記突起が前記凹部と係合する構成を有するカートリッジホルダー。

1 6 . 請求項 1 5であって、

前記突起は蓋部の側壁の内側面でしかも対応する主ヒンジ部の近傍に設けられており、又、前記凹部はカートリッジ把持部の長手方向端部に設けられている構成を有するカートリッジホルダー。

1 7 . 請求項 1 5であって、

前記突起は凸面状頭部を有し、蓋部の側壁の内側面で対応の主ヒンジ部近傍に形成されており、又、前記凹部はカートリッジ把持部の長手方向端部に設けられた溝である構成を有するカートリッジホルダー。

1 8 . 請求項 1 7であって、

カートリッジ把持部の長手方向端部には、前記溝の上に、傾斜面を有し、該傾斜面上を前記突起が摺動する様になつており、又、前記溝は前記突起が係合し得る係合面を有している構成のカートリッジホルダー。

1 9 . 請求項 1 6であって、

カートリッジ把持部の長手方向端部は、前記溝上に、傾斜面を有し、該傾斜面上を前記突起が摺動する構成のカー卜リッジホルダー。

2 0 . 請求項 1 7であって、

カートリッジ把持部の長手方向端部は、前記溝上に、傾斜面を有し、該傾斜面を前記突起が摺動する構成の力一トリッジホルダー。