JP3014125U - 携帯用保温容器の取っ手 - Google Patents

携帯用保温容器の取っ手

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JP3014125U
JP3014125U JP1995000266U JP26695U JP3014125U JP 3014125 U JP3014125 U JP 3014125U JP 1995000266 U JP1995000266 U JP 1995000266U JP 26695 U JP26695 U JP 26695U JP 3014125 U JP3014125 U JP 3014125U
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JP1995000266U
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Inventor
クーン リー ホン
Original Assignee
ジューシック ヘーサ ヤーン ハップ ユリ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器の外面に取っ手を最大限に密着させた状
態で携帯並びに運搬ができ,容器内部にたまった物質を
引き出す際の取っ手の使用状態において,取っ手の突出
状態を持続的かつ安全に保つことができ,さらに,取っ
手部材の組立てがかなり容易で,組立てられた状態を堅
固に維持できるようにする。 【構成】 本体100に挿入する容器101の固定とふ
たの結合分離のために上下側に設置するホブリン部材
と,このホブリン部材にヒンジ結合を成して復帰位置と
突出位置を支点廻転で形成するように設置する取っ手部
材200と,取っ手部材200が挿入されて所定の高さ
を持っているガイド口225でスライデインをし,突出
位置で第2取っ手202のロッキングおよびアンロッキ
ングを成す位置決定口220と,この位置決定口220
の位置決定部材を上記ホブリン部材の固定部110に組
立てする構成に依り,可能である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は,携帯用保温容器の取っ手に関し,特に,携帯用保温容器の内容物を 安全に引き出すために使用し,使用しない時は保温容器の円柱面に密着させる携 帯用保温容器の取っ手に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の携帯用保温容器は,一般的に,内容物の温度を長時間維持するために保 温材を用いて容器本体を形成し,この容器本体の上部に容器本体の内容積を開閉 するふたがネジ式に結合されている。また,容器本体の把持および取扱いを容易 にするために,容器本体の周囲には取っ手が取り付けられている。この取っ手を 把持することにより,ふたを開けた状態で容器本体を所定の状態に傾けて,容器 本体の内部に保持してある内容物をたやすく容器本体の外部に引き出すことがで きる。ところが,容器本体に取り付けられた取っ手は,容器本体から所定の突出 高を有しているため,携帯並びに運搬の時に,この取っ手の突出高が携帯者に不 便を与えてるという不都合があった。
【0003】 このため,容器の携帯時に,取っ手の突出高を低下させることができる機構を 有した携帯用保温容器も提案されている。例えば,容器本体から突出する取っ手 の突出高が最小限に低くなる構成の一例としては,図7(a)に示した実開昭6 1−56939号公報「容器の取っ手」がある。この容器の取っ手は,取っ手部 501を関節部502に相互回転が円滑になるように連結させて取っ手500を 構成し,該当取っ手500の一端を容器本体400の側面に回動可能に付着させ て,前記取っ手500の他端を容器本体400側面の駆動部から離れた位置に着 脱が楽になるように結合させ,取っ手500の前記他端を容器本体400から除 外した状態に置いて,取っ手500を容器本体400の側面並びに断面に沿って 回転させ,前記関節部502を容器本体400の収納ホム401に収納するもの である。
【0004】 ところが,上記のような取っ手構成においては,取っ手を容器に単純な構成で 引っ掛けて使用するので,結合状態が不安定であるという不都合があった。また ,取っ手を収納ホム401に挿入した状態では,容器の下側において取っ手が突 出した状態になるので,携帯並びに保管の時,使用者に不便を与えるという不都 合があった。
【0005】 このため,取っ手の結合状態を安定にし,かつ,容器の下側において取っ手が 突出しないようにしたものとして,例えば,図7(b)に示す韓国実用新案公告 第91−176の「携帯用容器」がある。この携帯用容器は,外部側壁を保有す る本体600と,片端が側壁に回動自在に付着された案内部材701および片端 がリンク705の他の端にちょうまえ式に連結され,すべり運動によって案内部 材701と組み合いするスライド部材710から成り,本体600の側壁の外面 に付着された切貼式取っ手部700とから構成されている。このような構成にお いて,リンク705とスライド部材710との連結部分を本体600の側壁に近 づけることにより,スライド部材710が案内部材701内に挿入されて,取っ 手部700が本体600の側壁に対して移動して密着し,逆にリンク705とス ライド部材710との連結部分を本体600の側壁から遠ざけることにより,ス ライド部材710が案内部材701から引き出されて,取っ手部700が把持可 能な状態になる。
【0006】 すなわち,取っ手部700を使用しない時は,取っ手部700を収縮位置(本 体600の外側壁に密着させた状態)に保持し,取っ手部700を使用する時に ,取っ手部700を引っ張ると,案内部材701が回転移動し,これに連結され たスライド部材710が本体600に連結されたリンク705によって引き出さ れ,また,スライド部材710がリンク705からスライドする時,固定突起が 支え突起と組み合う状態を成し,V型の組み合い部が第2支持ホム(図示せず) に組み合う状態を成して展開状態を持続する。したがって,取っ手の未使用時に 取っ手を本体の側壁面に密着させて最小の突出高を持つようにすることができ, また,取っ手の使用時には取っ手を最大限の高さに突出させて,その最大限の突 出状態をロック構成で維持することができる。
【0007】 また,取っ手をロックする構成の代表的な例としては,図7(c)に図示した 実開昭60−109549号公報「溶液体容器」を指摘することができる。この 溶液体容器によれば,1つのリング801,802と,そのリング801,80 2により両端が支持される把肢体901になる取っ手900を,前記1つのリン グ801,802を容器本体800の外周に装着することによって,容器本体8 00に付着した携帯用液体容器において,把肢体901が容器本体800の外周 に接近および分離展開が可能に移動できるようにするために,把肢体901の両 端部をそれぞれリング801,802に移動可能に支持し,かつ,把肢体901 を容器本体800の外周に接近させておいた状態を維持するための位置決定手順 910を備えた構成である。
【0008】 上述の構成によると,把肢体901の両端に活動片920の一方の側が連結さ れ,活動片920の他側は容器本体800に連結された構成を成し,取っ手90 0が容器本体800に近接した状態では,活動片920と取っ手900が水平状 態を成しており,容器本体800を持ち上げるために取っ手900を把持すると ,取っ手900が容器本体800から分離されながら持ち上がり,水平状態の活 動片920が傾斜状態になる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかしならが,上記韓国実用新案公告第91−176の「携帯用容器」によれ ば,スライド部材の内部にリンクをスライドさせるためのホルを構成する必要が あることと,そのホルの中には,リンクと結合させるためのロック構成を設ける 必要があるため,構成が複雑となり,製作と組立作業が煩わしいという問題点が あった。
【0010】 また,上記実開昭60−109549号公報によれば,取っ手の両端が皆自由 な状態になるので,取っ手を引っ張った状態で容器本体を垂直に立てて,取っ手 を把持して持ち上げるか,底を向けてかたむければ,容器本体の荷重が容器本体 の中心に集まるので,取っ手の両端が活動片に連結された状態で容器の荷重が容 器の重さ中心に集まるようになり,容器本体が取っ手下側方向に傾いたり,容器 本体の開口側に向かって傾いたりする現象が発生するため,内容物を引き出す動 作を使用者がたやすく行えないという問題点があった。
【0011】 本考案は上記に鑑みてなされたものであって,容器の外面に取っ手を最大限に 密着させた状態で携帯並びに運搬ができ,容器内部にたまった物質を引き出す際 の取っ手の使用状態において,取っ手の突出状態を持続的かつ安全に保つことが でき,さらに,取っ手部材の組立てがかなり容易で,組立てられた状態を堅固に 維持できることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の目的を達成するために,請求項1に係る携帯用保温容器の取っ 手は,内容物に含有された熱エネルギーを保有する資料で以て,前記内容物を保 管および携帯する容器と,前記容器を挿入して保護する空間を持って,その空間 の外面には携帯用取っ手を連結する本体と,前記本体の外面に連結されて携帯の ための復帰位置と使用のための突出高さをヒンジ部での関節運動で形成する取っ 手部材で成り立った携帯用保温容器において,前記容器を前記本体に固定するた めのホブリン部材の上側ホブリン一側を突出させて位置決定口が挿入される入口 ,位置決定口の離脱を防止する離脱防止片および結合ホムを入口の周辺に持つ固 定部と,前記固定部に挿入されて前記本体の位置決定口固定ホムに結合される結 合突部,入口と前方への離脱を防止する離脱防止あごおよび離脱防止突部を具備 して,第2取っ手が挿入される空間に,第2取っ手を取っ手部材の復帰位置およ び突出位置に案内するガイドホムと,突出位置に第2取っ手が停止する固定ホム が形成されたガイド口とを具備した位置決定口と,前記位置決定口のガイドホム に結合される突起を持ち,ガイド口にすべり接触と弾性を発揮する停止片を形成 して復帰位置と突出位置に移動をする第2取っ手と,前記第2取っ手をヒンジピ ンで上端に連結し,下端を本体の下側ホブリンに連結する構成であるものである 。
【0013】 また,請求項2に係る携帯用保温容器の取っ手において,前記位置決定口のガ イド口は,復帰位置から突出位置に至るまで曲面で形成され,突出位置は水平に 形成されて第2取っ手の停止片がかかる固定ホムを形成するものである。
【0014】 また,請求項3に係る携帯用保温容器の取っ手において,前記第2取っ手先端 に形成する停止片は,第2取っ手より大きな高さに形成して底面側に突出させな がら停止片の突出部位を切開して停止片が弾力的に流動する切開ホムを形成する ものである。
【0015】 また,請求項4に係る携帯用保温容器の取っ手において,前記位置決定口には ,第2取っ手で突出された停止片の接触が弾力的に成り立つリブを第2取っ手の 復帰位置に形成するものである。
【0016】
【作用】
本考案の携帯用保温容器の取っ手(請求項1)は,容器本体の上下側に設置し たホブリン部材によって携帯用保温容器を構成する容器本体の固定とふたの結合 分離を行う。また,ホブリン部材に取っ手部材を差し込み合わせ組立てとヒンジ 結合によって取り付けることにより,取っ手部材を所定の復帰位置および突出位 置の間で関節運動で移動可能に取り付ける。また,位置決定部材が,この取っ手 部材の関節運動の時,突出位置から折れた状態を維持するようにガイド口の設定 の高さから第2取っ手の上端ロッキングを成し,復帰位置から下端ロッキングを 成す。さらに,位置決定部材をホブリン部材の固定部に組立てることにより,容 器の外面に取っ手を最大限に密着させることができ,取っ手の突出状態を持続的 かつ安全に保つことができ,さらに,取っ手部材の組立てがかなり容易で,組立 てられた状態を堅固に維持できる。
【0017】 また,本考案の携帯用保温容器の取っ手(請求項2)は,位置決定口のガイド 口を復帰位置から突出位置に至るまで曲面で形成し,かつ,突出位置を水平に形 成して第2取っ手の停止片がかかる固定ホムを形成することにより,固定ホムに よって取っ手が組立てられた状態が堅固に維持される。
【0018】 また,本考案の携帯用保温容器の取っ手(請求項3)は,第2取っ手先端に形 成する停止片を,第2取っ手より大きな高さに形成して,底面側に突出させなが ら停止片の突出部位を切開して,停止片が弾力的に流動する切開ホムを形成する ことにより,第2取っ手の移動が容易に行える。また,突出位置から復帰位置ま でスライデインする過程において,停止片が保有している弾性力によって取っ手 部材の流動が防止される。
【0019】 また,本考案の携帯用保温容器の取っ手(請求項4)は,位置決定口の第2取 っ手の復帰位置に,第2取っ手で突出された停止片の接触が弾力的に成り立つリ ブを形成することにより,第2取っ手が復帰位置で弾力的に接触し,必要な場合 に,復帰位置から突出位置へ第2取っ手の移動が容易に行える。
【0020】
【実施例】
以下,本考案の携帯用保温容器の取っ手の一実施例について,図面を参照して 詳細に説明する。
【0021】 図1は,本考案の携帯用保温容器の取っ手を適用した保温容器の一部断面状態 の正面図を示し,物体が保有している熱エネルギーを保温するための目的で断熱 部材並びに断熱構成で成り立った容器101と,容器101が挿入される空間を 有した本体100と,全容器を本体100に固定するために本体100の上下位 置に結合されるホブリン102,103で成り立ったホブリン部材と,該ホブリ ン部材に依り固定される容器101の挿入口をネジ部と取っ手を一体に形成した 栓104のネジ式組立てと分解に依って開閉される栓部材と,上記栓部材を含め て本体100の上部を覆う保護部材の役割と開放時に携帯用カップの役割をする 保護キャップ105と,本体100の側面に設置され,本体100の携帯の時ま たは運搬の時に本体100の側面に密着させた突出高にし,使用の時は取っ手を 本体から最大限の突出状態にさせる取っ手部材200で成り立った携帯用容器に おいて,本体100に結合されるホブリン部材中下側ホブリン103一側面に突 出させたヒンジ部106には,取っ手部材200の第1取っ手201下端に形成 されたヒンジ部201aを結合させ,これらから一致する通孔で通常のヒンジピ ン107を挿入して離脱しないように固定する。
【0022】 上記第1取っ手201の上端には,もう一つのヒンジホルを持ったヒンジ部2 03が形成されており,これに第2取っ手202の下側に形成されたヒンジ部2 04を結合させ,これらに一致する通孔で通常のヒンジピン206を挿入させて 離脱しないように固定して取っ手部材200を形成する。
【0023】 上記のヒンジピン206に依り,組立てられる取っ手部材200の第1,第2 取っ手201,202はヒンジピン206を中心に関節運動するようになり,こ のような取っ手部材200の関節運動を通じて,本体100の外面には,手で把 持することが出来る空間が形成される。
【0024】 この時,第1取っ手201は,支点回転をする状態であり,第2取っ手202 は,所定の行程間隔で移動するのであるが,第2取っ手202は,最大に移動し た場所で取っ手部材200の突出状態を支持するようになる。
【0025】 取っ手部材200の突出状態を支持するために,第2取っ手202の底縁面を 突出させて,突出部位の底縁面から第2取っ手202の先端に至るように切開ホ ム208を形成して第2取っ手202の先端を支点にして弾力を保有する停止片 207を形成する。
【0026】 この停止片207を第2取っ手202より大きい高さに突出するように形成す るのは,停止位置から最大移動位置までスライデインする過程において,資料自 体に保有している弾性力が発生されるようにするためであり,この弾性力で取っ 手部材200の流動を防止するためである。
【0027】 また,第2取っ手202先端の両側面には,取っ手部材200が突出位置と復 帰位置に移動するのを案内し,上側ホブリン102と取っ手部材200を連結す る突起205を形成する。
【0028】 本体100の上側に結合されて本体内部に挿入された容器101との結合をさ せる上側ホブリン102は,取っ手部材200との結合をさせるために,一側面 に固定部110を突出形成する。
【0029】 この固定部110は,下側ホブリン103のヒンジ部106突出方向と同一な る方向に突出形成し,下端に位置決定口220が挿入可能な入口111を形成す る構成に依り,下端を除外した周囲に“コの字”型のガイド壁112が形成され る。
【0030】 上述した固定部110のガイド壁112には,位置決定口220の挿入案内お よび結合後位置決定口の移動と前方への離脱防止のための離脱防止片116を形 成し,さらに離脱防止片116の入口には,位置決定口220の離脱防止あご2 22にかぶせられて入口側に位置決定口220が抜けるのを防止するための結合 ホム116aを形成する。
【0031】 ホブリン部材の上側ホブリン102に形成された固定部110には,ホブリン 部材と取っ手部材200を連結して取っ手部材200の突出位置と復帰位置を維 持するための目的で挿入される。位置決定口220は,上記固定部110に形成 された入口111の大きさと同一な幅で形成され,固定部110のガイド壁11 2先端に形成された離脱防止片116と相互差し込み状態をなす離脱防止あご2 22を,位置決定口220のふちに形成して,上記離脱防止あご222には,固 定部110の結合ホム116aに差し込まれて入口111に離脱されるものを防 止するための離脱防止突起222aを形成する。
【0032】 このような位置決定口220の前面には,本体100の位置決定口固定ホム1 00aと結合させるために,結合突部226を突出させて形成する。また,その 背面には,第2取っ手202が挿入される空間を形成しながら,底には復帰位置 と突出位置を形成して,突出位置で停止された状態を維持するための固定ホム2 26が形成されたガイド口225を形成し,さらに,第2取っ手202が復帰位 置で弾力接触が出来るようにうすい厚さで突出させてリブ221を形成する。
【0033】 そして,両側面には,第2取っ手202を復帰位置と突出位置への移動を案内 するガイドホム224形成し,位置決定口220の両側とつらなる出入口には図 示ガイドホム224で第2取っ手202とつらなるように形成するが,ガイドホ ム224への挿入は容易でガイドホム224に挿入された後には,突起205が 離脱しないように傾斜状態に形成する。
【0034】 本考案の構成中に,本体100の上側に結合される上側ホブリン102で突出 された状態で形成された固定部110の上部側では,保護キャップ105をたや すく着脱するための補助取っ手105aが組立て固定されるように設置されてい る。
【0035】 このような構成で成り立った本考案は,本体100の下側ホブリン103に取 っ手部材200をヒンジピン107で連結し,上側ホブリン102の固定部11 0には,位置決定口220を図3の如く挿入すれば,本体100の位置決定口固 定ホム100aに位置決定口220の結合突部226が図4の如く組立てられる 状態を成し,固定部110の離脱防止片116と結合ホム116aに位置決定口 220のふち上端に形成した離脱防止あご222と離脱防止突起222aが結合 されて位置決定口220が固定される。
【0036】 このような状態で,取っ手部材200の先端に連結された第2取っ手202を 上記の位置決定口220に組立てする。すなわち,第2取っ手202の側面に突 出された突起205を上側ホブリン102に結合された位置決定口220の挿入 ホル223に一致させて押し入れると,突起205は,挿入ホル223を通じて ガイドホム224に挿入される時,突起205が突出された第2取っ手202の 側壁は,若干収縮しながら移動して,挿入ホル223のあごを越えるようになり ガイドホム224に突起がひっかかる状態を生じるようになる。
【0037】 この時,停止片207は,第2取っ手202より大きい高さに突出されている ので,第2取っ手202挿入の時,位置決定口220底から突出されたガイド口 225に停止片207がひっかかる現象があるが,停止片207は切開ホム20 8に依り,曲がることがあり,自体的に復帰する弾性を保有しているので,停止 片207がガイド口225に接触した状態で挿入力に依り,ガイド口225を乗 り越える状態を成すのである。その後,上記の停止片207は,ガイド口225 を乗り越えた後に自体で保有した弾力で最初の位置に復帰する。
【0038】 このような状態で組立てられたら本体100の上下側ホブリン102,103 間に取っ手部材200が連結される。
【0039】 本体100に連結された取っ手部材200は,取り扱い状態に依って,復帰位 置と突出位置に在るもので,第2取っ手202の停止片207先端がガイド口2 25の底面に接触された状態を残し,復帰位置もしくは突出位置にて,取っ手部 材200は流動されず安定状態を持続する。特に,取っ手部材200が復帰位置 に在る時,第2取っ手202は,位置決定口220のリブ221にくっついてい る状態であるので,その弾力を受ける取っ手部材200は,下端ロッキング状態 を残して,容器本体に水平に密着する状態になる。
【0040】 このような状態で,使用者が,本体の容器中にたまっている内容物を引き出そ うとする時,取っ手部材200を把持するようになる。取っ手部材200を把持 するために,使用者は,第2取っ手202に形成された把持ホム202を手でひ っぱると,取っ手部材200は,ヒンジ部203,204で関節運動をすると同 時に第2取っ手202が位置決定口220内壁から傾斜に形成されているガイド ホム224に従って移動をするので,第2取っ手202は,水平状態から漸次的 に傾斜の状態を成しながら,これにヒンジ連結された第1取っ手201は,下側 ホブリン103のヒンジ部106から支点回転をしながら,傾斜状態を成すので ある。
【0041】 上記の第2取っ手202が突出位置に移動することに依り,第2取っ手202 下部にある停止片207は,ガイド口225の曲面に図6の如く弾力接触して, 曲がった状態で移動し,第2取っ手202が突出位置に来たら,停止片207も ガイド口225の最上端位置に到着するが,ここは平面になっているので,停止 片207の弾力が復帰されて垂直状態になり,同時に,ガイド口225の固定ホ ム226に停止片207が挿入される状態を成す。
【0042】 上記の如く,停止片207がガイド口225の固定ホム226に挿入される状 態では第2取っ手202の側面に突出した突起205もガイドホム224端にく っついて密着される状態を成す故に,第2取っ手202は,図6の如く,傾斜し て停止された状態を成す。同時に第2取っ手202に連結された第1取っ手20 1も停止状態になるのである。このような停止状態は,本体100で取っ手部材 200が浮いた状態を成して,手で把持することが出来る間隔を形成するように なり,この間隔は,使用者が第1取っ手201を把持するのに丁度よい大きさの 空間である。
【0043】 上記の第1取っ手201を把持した状態で第2取っ手202表面に形成された 押ホム202bは,本体100をかたむける時,本体100の重さ中心をとるた めに使用される親指または人差指を接触させるのに適当な位置に形成されたホム である。
【0044】 このように,取っ手部材が突出位置に在る状態で第1取っ手201を把持する ようになると,本体100を所定の方向にかたむけるのに甚だ便利で,容器10 1の中にたまっている内容物を保護キャップ105等に引き出すのが容易である うえ,安定した容器取り扱いも出来るのである。
【0045】 このように,突出位置にある第2取っ手202は,ガイド口225の固定ホム 226に停止片207が差し込まれた状態で元位置に復帰しようとする弾力を第 2取っ手202に加えているので,その側面の突起205は,ガイドホム224 に密着される状態を成すようになり,容器の取り扱い途中,無意識状態で,第2 取っ手202に外力または衝撃を与えた時,取っ手部材が復帰されるしくじりが 防止される。しかし,使用者が第2取っ手202を復帰させる目的で押すのは除 外する。
【0046】 突出位置にある取っ手部材を復帰位置に移動させようとする場合には,第2取 っ手202のヒンジ部204側とその周辺に力を加え,突起205に弾力を与え ると,切開ホム208に引き続いた停止片207が,その力に依って,曲がりな がらガイド口225の固定ホム226を乗って倒れるようになり,両側面の突起 205はガイドホム224に従って移動して復帰位置に移動する。
【0047】 復帰位置に移動された状態で,第2取っ手202の停止片207は,ガイド口 225の底で突出されたリブ221面と接触する状態になり,この時発生する弾 力は図1に図示した本体100で水平にひろげられた取っ手部材に水平な方向に 伝達される。
【0048】 前述したように,本実施例では,本体に結合するホブリン部材に,取っ手部材 の復帰位置と突出位置を選択することが出来る位置決定口を挿入することに依り ,設置されるので,組立て作業が簡単に済む,また,復帰位置で水平な状態,突 出位置で切曲された位置を成す取っ手部材の第2取っ手に停止片を制止するガイ ド口を位置決定口に形成して,停止片の弾力で第2取っ手を支持するようになり ,保管および使用の時に,取っ手部材が突出位置,または復帰位置への不必要な 移動を防止して取っ手部材の機構が安定化する利点があるのである。
【0049】
【考案の効果】
以上説明したように,本考案の携帯用保温容器の取っ手(請求項1)は,内容 物に含有された熱エネルギーを保有する資料で以て,内容物を保管および携帯す る容器と,容器を挿入して保護する空間を持って,その空間の外面には携帯用取 っ手を連結する本体と,本体の外面に連結されて携帯のための復帰位置と使用の ための突出高さをヒンジ部での関節運動で形成する取っ手部材で成り立った携帯 用保温容器において,容器を本体に固定するためのホブリン部材の上側ホブリン 一側を突出させて位置決定口が挿入される入口,位置決定口の離脱を防止する離 脱防止片および結合ホムを入口の周辺に持つ固定部と,固定部に挿入されて本体 の位置決定口固定ホムに結合される結合突部,入口と前方への離脱を防止する離 脱防止あごおよび離脱防止突部を具備して,第2取っ手が挿入される空間に,第 2取っ手を取っ手部材の復帰位置および突出位置に案内するガイドホムと,突出 位置に第2取っ手が停止する固定ホムが形成されたガイド口とを具備した位置決 定口と,位置決定口のガイドホムに結合される突起を持ち,ガイド口にすべり接 触と弾性を発揮する停止片を形成して復帰位置と突出位置に移動をする第2取っ 手と,第2取っ手をヒンジピンで上端に連結し,下端を本体の下側ホブリンに連 結する構成であるため,容器の外面に取っ手を最大限に密着させた状態で携帯並 びに運搬ができ,容器内部にたまった物質を引き出す際の取っ手の使用状態にお いて,取っ手の突出状態を持続的かつ安全に保つことができ,さらに,取っ手部 材の組立てがかなり容易で,組立てられた状態を堅固に維持できる。
【0050】 また,本考案の携帯用保温容器の取っ手(請求項2)は,位置決定口のガイド 口を復帰位置から突出位置に至るまで曲面で形成し,かつ,突出位置を水平に形 成して第2取っ手の停止片がかかる固定ホムを形成するため,簡単な構成で,取 っ手が組立てられた状態を堅固に維持することができる。
【0051】 また,本考案の携帯用保温容器の取っ手(請求項3)は,第2取っ手先端に形 成する停止片を,第2取っ手より大きな高さに形成して,底面側に突出させなが ら停止片の突出部位を切開して,停止片が弾力的に流動する切開ホムを形成する ため,第2取っ手を突出位置から復帰位置までスライデインする過程において, 停止片が保有している弾性力によって取っ手部材の流動が防止され,第2取っ手 の移動を安全かつ容易に行うことができる。
【0052】 また,本考案の携帯用保温容器の取っ手(請求項4)は,位置決定口の第2取 っ手の復帰位置に,第2取っ手で突出された停止片の接触が弾力的に成り立つリ ブを形成するため,第2取っ手が復帰位置で弾力的に接触し,必要な場合に,復 帰位置から突出位置へ第2取っ手の移動を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用した保温容器の一部断面状態の正
面図。
【図2】本考案に対する取っ手部材と上側ホブリンに対
する分解斜視図。
【図3】本考案に対する位置決定口と上側ホブリンに対
する抜粋分解斜視図。
【図4】本考案の上側ホブリンと位置決定口および第2
取っ手を組立てた状態の平断面図。
【図5】本考案の第2取っ手を位置決定口に組立する順
序を見せた正面図。
【図6】本考案の取っ手部材が復帰位置から突出位置に
移動される状態を見せる部分拡大図。
【図7】従来の携帯用保温容器の取っ手構成に対する実
施図。
【符号の説明】
100 本体 101 容器 102 上側ホブリン 103 下側
ホブリン 110 固定部 116 離脱
防止片 200 取っ手部材 201 第1
取っ手 202 第2取っ手 207 停止
片 208 切開ホム 220 位置
決定口 224 ガイドホム 225 ガイ
ド口 226 固定ホム

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容物に含有された熱エネルギーを保有
    する資料で以て,前記内容物を保管および携帯する容器
    と,前記容器を挿入して保護する空間を持って,その空
    間の外面には携帯用取っ手を連結する本体と,前記本体
    の外面に連結されて携帯のための復帰位置と使用のため
    の突出高さをヒンジ部での関節運動で形成する取っ手部
    材で成り立った携帯用保温容器において,前記容器を前
    記本体に固定するためのホブリン部材の上側ホブリン一
    側を突出させて位置決定口が挿入される入口,位置決定
    口の離脱を防止する離脱防止片および結合ホムを入口の
    周辺に持つ固定部と,前記固定部に挿入されて前記本体
    の位置決定口固定ホムに結合される結合突部,入口と前
    方への離脱を防止する離脱防止あごおよび離脱防止突部
    を具備して,第2取っ手が挿入される空間に,第2取っ
    手を取っ手部材の復帰位置および突出位置に案内するガ
    イドホムと,突出位置に第2取っ手が停止する固定ホム
    が形成されたガイド口とを具備した位置決定口と,前記
    位置決定口のガイドホムに結合される突起を持ち,ガイ
    ド口にすべり接触と弾性を発揮する停止片を形成して復
    帰位置と突出位置に移動をする第2取っ手と,前記第2
    取っ手をヒンジピンで上端に連結し,下端を本体の下側
    ホブリンに連結する構成であることを特徴とする携帯用
    保温容器の取っ手。
  2. 【請求項2】 前記位置決定口のガイド口は,復帰位置
    から突出位置に至るまで曲面で形成され,突出位置は水
    平に形成されて第2取っ手の停止片がかかる固定ホムを
    形成するのを特徴とする請求項1記載の携帯用保温容器
    の取っ手。
  3. 【請求項3】 前記第2取っ手先端に形成する停止片
    は,前記第2取っ手より大きな高さに形成して,底面側
    に突出させながら停止片の突出部位を切開して,停止片
    が弾力的に流動する切開ホムを形成することを特徴とす
    る請求項1記載の携帯用保温容器の取っ手。
  4. 【請求項4】 前記位置決定口には,第2取っ手で突出
    された停止片の接触が弾力的に成り立つリブを,前記第
    2取っ手の復帰位置に形成することを特徴とする請求項
    1記載の携帯用保温容器の取っ手。
JP1995000266U 1994-08-19 1995-01-30 携帯用保温容器の取っ手 Expired - Lifetime JP3014125U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0572780U (ja) * 1992-03-09 1993-10-05 有限会社コンペックス 氷柱ケース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0572780U (ja) * 1992-03-09 1993-10-05 有限会社コンペックス 氷柱ケース

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