JP2520251B2 - テ−プカ−トリツジ - Google Patents

テ−プカ−トリツジ

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JP2520251B2
JP2520251B2 JP62067064A JP6706487A JP2520251B2 JP 2520251 B2 JP2520251 B2 JP 2520251B2 JP 62067064 A JP62067064 A JP 62067064A JP 6706487 A JP6706487 A JP 6706487A JP 2520251 B2 JP2520251 B2 JP 2520251B2
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光 水谷
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Hitachi Maxell Ltd
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はテープ保護用の前蓋を備えているテープカー
トリッジにおいて,この前蓋を閉じ姿勢に保持するロッ
ク手段に改良を加えたものである。
〔従来の技術〕
ある種のテープカートリッジ,例えば小形のビデオ用
(VHS−C型)において,第3図に示すごとく本体ケー
ス1に前述の前蓋10を軸13まわりに開閉回動自在に枢着
し,該前蓋10を閉じ姿勢と開き姿勢とにそれぞれ保持す
ることが,実開昭59−20489号公報に公知である。詳し
くは,第8図に示すように本体ケース1の横側壁にU字
形の板ばね30で押圧付勢されるスライダ31を設け,この
スライダ31の突端を前蓋10の直交する側壁縁32に圧接す
ることにより,前蓋10を開閉各位置で姿勢保持してい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の従来形態は,前蓋10を開閉各位置で姿勢保持す
るに留まり,該前蓋10を閉じ姿勢に積極的にロック保持
するものではない。そのため,使用者が前蓋10を開閉操
作でき,場合によっては取扱い時に前蓋10が不測に開い
てテープを傷付けることがあった。
別に他形式のテープカートリッジにおいて,本体ケー
ス1の横側壁の内側にロック具を装置しておき,このロ
ック具で前蓋10を閉じ姿勢にロック保持することが公知
ではある。しかし,前述したVHS−C型のテープカート
リッジにみるごとく特に小形の場合は,ロック具の収容
スペースが余裕を以て確保できず,従来公知のロック手
段では機能性に優れた設計が困難な状態にある。
本発明は,かかる従来の不具合を解消するために提案
されたものである。
本発明の目的は,前蓋のロック手段がコンパクト設計
できるテープカートリッジを得るにある。
本発明の目的は,そのうえで不使用時における前蓋の
ロック機能が確実に働くロック手段を備えたテープカー
トリッジを得るにある。
本発明の目的は,低コストで製作でき組み付け作業性
に優れるロック手段を備えたテープカートリッジを得る
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は,基本的に本体ケース1に前蓋10を開閉操作
可能に枢着してあり,本体ケース1の横側壁23の内面に
前蓋10を閉じ姿勢に保持するロック具15が配設されたテ
ープカートリッジを前提とする。
かくして,本発明ではロック具15が板状に形成され
て,同時にばね機能を有するものとした。すなわち、第
1図および第5図に示すごとくロック具15は屈曲部16を
介しほぼ対向状に屈曲される作用部17と受け部18とを有
する断面V形の板状に形成されて、ばね機能を有する。
前記作用部17は、前蓋10の側面壁12の内面に設けた係合
部21に係合するロック爪19を有して、横側壁23の内面に
沿うよう配される。前記受け部18は前記ばね受け壁24に
当接するよう配される。前記屈曲部16は部分円弧状に形
成されて、前記作用部17をケース内外方向に傾動させる
ときの支点となるように前記ばね受け壁24と横側壁23と
の間に設けた支持面26上に受け止め支持される。前記作
用部17は本体ケース1の横側壁23の外側方から前記ロッ
ク爪19と係合部21との係合を解除し得るよう押圧操作可
能に構成されているものである。
〔第1実施例〕 第1図ないし第6図は本発明に係るカープカートリッ
ジの第1実施例を示す。
まず,第2図および第3図において,1は上ケース1aと
下ケース1bを蓋合わせ状に結合してなる本体ケースであ
る。この本体ケース1の内部左右には一組のテープリー
ル2・3が配設してある。テープ4は,ケース前端左右
のテープ引出口5・5のガイドローラ6・6を介して,
繰り出し側リール2からケース前面に設けたテープロー
ディング用ポケット7を横断するよう導出され,巻き取
り側リール3に巻き取られる。本体ケース1には不使用
時にテープ4の前面外側をカバーして保護する前蓋10が
開閉回動自在に枢着してある。
第3図および第4図において,前蓋10は本体ケース1
の前面を完全に覆う主壁11と,主壁11の左右両端の上半
部からケース後方に向かって連出した側面壁12とを一体
にプラスチック成形してなる。左右の各側面壁12の上端
部がロールピンからなる軸13を介して上ケース1aに軸支
されており,これで前蓋10は軸13まわりに回動する。一
方の軸13に捻りコイルばねからなるばね部材14を巻装し
てあり,その一端は前蓋10側に他端は上ケース1a側にそ
れぞれ係止し,これで前蓋10が常に閉じ姿勢に回動付勢
されている。
前蓋10を閉じ姿勢にロック保持するためのロック具15
を有する。
第6図において,このロック具15は下端の屈曲部16を
介して対向状に屈曲される外側の作用部17と内側の受け
部18とを有し,これ全体が板ばねの機能を有する。具体
的にはPOM(ポリオキシメチレン)樹脂などのプラスチ
ック材を以て,第6図の想像線で示すごとく同一平面上
に展開した状態で一体成形されたのち,屈曲部16を介し
て二つ折り状態にしたのち組み付けられる。作用部17の
上端からはロック爪19が前方に向けて一体に延長形成さ
れており,かつ作用部17のほぼ中央外面に解除部20が一
体に突設されている。
ロック具15において,前記屈曲部16は作用部17と受け
部18とを二つ折り状態に容易に屈曲でき,かつクリープ
特性を向上させることができるように部分円弧状に形成
してある。
ロック爪19の先端にはケース外側方に向かう係合突起
19aを突設してあり,これに対応して前蓋10の側面壁12
の内面に係合部21を凹み状に形成してある。
ロック具15は上ケース1aの横側壁23の内面に配設され
る。詳しくは,第4図および第5図に示すごとく上ケー
ス1aの上壁内面から横側壁23と平行にばね受け壁24を下
向きに突設しておく。そして,ロック具15の作用部17と
受け部18を互いに接近し合うようにつかんで,横側壁23
の内面に作用部17を沿わせ,ばね受け壁24に受け部18の
上端部を接当し,両壁23・24でロック具15をこれ自体の
弾性復元力を以て挟持状に保持する。更に,下ケース1b
から支持壁25を立ち上げ,その上端に凹設した支持面26
でロック具15の屈曲部16を受け止め支持する。この組み
付け状態において,ケース横側壁23に開口した窓口27に
前記解除部20が遊嵌し,該解除部20がケース外に臨む。
このうように,上ケース1aに前蓋10およびロック具15
を組み付けたのち,上ケース1aを下ケース1bを被せ付け
て結合することになる。このとき,解除部20と窓口27と
の嵌合,および係合突起19aと係合部21との係合によっ
て,ロック具15これ全体が上ケース1aに仮組み状態で位
置決め保持されることになり,上下ケース1a・1bとロッ
ク具15および前蓋10の四者の組み付けが容易確実に行え
る。
ロック具15は,作用部17およびこれと一体のロック爪
19が屈曲部16を支点にして内外方向に傾動することによ
り,ロック姿勢とロック解除姿勢とに切り換わる。第5
図はロック状態を示しており,デッキ側の操作部材Pで
解除部20を介して作用部17をケース横外側方から内方に
押し込み操作すると,ロック爪19が前蓋10の側面壁12の
板厚方向に傾動し,係合突起19aが係合部21から抜け外
れてロック解除姿勢に切り換わる。この状態で,第4図
に示すごとく前蓋10がばね部材14に抗してデッキ側の操
作部材Qで上方に突き上げられて上開き回動する。各操
作部材P・Qの操作力を解除すると,前蓋10はばね部材
14で自動的に閉じ操作され,同時に前記作用部17の弾性
復元力でロック爪19も係合部21内に落ち込んで閉じ姿勢
となった前蓋10を自動的に閉じ姿勢にロックする。
〔第2実施例〕 第7図に本発明の第2実施例を示す。これでは,ばね
受け壁24を上ケース1aの横側壁23からケース前方に向か
って延びるよう一体に形成しておき,両壁23・24を繋ぐ
後方の支持壁25でロック具15の屈曲部16を接当支持する
ものとした。また,作用部17の延長一部がそのままロッ
ク爪19となるようにしてある。
つまり,第1実施例ではロック爪19が前蓋10の係合部
21に対して水平軸まわりに傾動しながら係脱するのに対
し,第2実施例ではロック爪19が垂直軸まわりに揺動し
ながら係脱するものとなっている。
〔別実施態様例〕
図示例の全容は以上のとおりであるが,本発明はこれ
らに限られない。
例えば,前蓋10の側面壁12に形成される係合部21を貫
通状に形成したり,外係合部21を突起状に形成してもよ
い。
また,前記窓口27に連なるガイド溝を上下ケース1a・
1bあるいは前蓋10に凹設し,操作部材Pがガイド溝に案
内されて解除部20に接当作用するようにしてもよい。こ
の場合,ガイド溝の形成方向は前後,あるいは上下のい
ずれでもよく,その開口始端は前蓋10の側端,下ケース
1b側,上ケース1a側のいずれにあってもよい。
更に,ロック具15はプラスチック材に代えて金属製の
板ばね材で成形してもよい。いずれにせよ,その作用部
17と受け部18とが,組み付け前において既に屈曲部16を
介して屈曲された状態に形成されていてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように,本発明のロック具15は屈曲部16
を介して作用部17と受け部18とをほぼ対向状に屈曲形成
したものであるから,本体ケース1に対するロック具15
の空間占有度合が小さなものにできる。しかも,ロック
具15は内外方向,すなわち前蓋10の側面壁12の板厚方向
に変位して,前蓋10側の係合部21に係脱するので,この
係脱時のロック爪19を含む作用部17の動作量も小さく抑
えることができる。従って,ロック手段の装着スペース
が限られた小形のテープカートリッジにおいて極めて有
効である。また,不使用時における前蓋10を閉じ姿勢に
確実にロック保持でき,かつロック解除も確実で機能性
に優れている。
更に,ロック具15これ自体がばね機能を有する単一部
材で構成されており,該ロック具15に作用する別体のば
ね部材を必要とせず部材点数が必要最小限で足り,しか
も本体ケース1へのロック具15の組み付けが容易に行え
るので,低コストで量産するに好適である。
更に又、ロック具15はこれの屈曲部16上の外表面を、
本体ケース1内の横側壁23とばね受け壁24間の支持面26
に接触支持させるだけの簡単な支持手段で、本体ケース
1内に容易に組み付けることができる。しかも、かかる
屈曲部16は部分円弧状に形成するので、作用部17と受け
部18とを二つ折り状態に容易に屈曲できるばかりか、ク
リープ特性に優れる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の第1実施例を示してお
り, 第1図は要部の横断平面図, 第2図はテープカートリッジの内部平面図, 第3図はその斜視図, 第4図は一部を破断した要部の側面図, 第5図は第4図におけるA−A線断面図, 第6図はロック具の斜視図である。 第7図は本発明の第2実施例を示す要部の横断平面図で
ある。 第8図は従来例の要部の側面図である。 1……本体ケース, 4……テープ, 10……前蓋, 12……前蓋の側面壁, 14……ばね部材, 15……ロック具, 16……ロック具の屈曲部, 17……ロック具の作用部, 18……ロック具の受け部, 19……ロック爪, 20……解除部, 21……係合部, 23……本体ケースの横側壁, 27……窓口。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケース1に前蓋10を開閉操作可能に枢
    着してあり、 本体ケース1の横側壁23の内面に配設されて、前蓋10を
    閉じ姿勢に保持するロック具15を有しており、 本体ケース1の内部にばね受け壁24を前記横側壁23と対
    向するように設けており、 ロック具15は屈曲部16を介してほぼ対向状に屈曲される
    作用部17と受け部18とを有する断面V形の形状に形成さ
    れて、ばね機能を有しており、 前記作用部17が、前蓋10の側面壁12の内面に設けた係合
    部21に係合するロック爪19を有して、前記横側壁23の内
    面に沿うよう配されており、 前記受け部18が前記ばね受け壁24に当接するよう配され
    ており、 前記屈曲部16が部分円弧状に形成されて、前記作用部17
    をケース内外方向に傾動させるときの支点となるように
    前記ばね受け壁24と横側壁23との間に設けた支持面26上
    に受け止め支持されており、 前記作用部17が本体ケース1の横側壁23の外側方から前
    記ロック爪19と係合部21との係合を解除し得るよう押圧
    操作可能に構成されていることを特徴とするテープカー
    トリッジ。
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