JPH079743B2 - テ−プカ−トリツジ - Google Patents

テ−プカ−トリツジ

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JPH079743B2
JPH079743B2 JP6706187A JP6706187A JPH079743B2 JP H079743 B2 JPH079743 B2 JP H079743B2 JP 6706187 A JP6706187 A JP 6706187A JP 6706187 A JP6706187 A JP 6706187A JP H079743 B2 JPH079743 B2 JP H079743B2
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光 水谷
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本体ケースの前面にテープローディング用のポケットが
形成されたテープカートリッジにおいては,不使用時に
前蓋でケース前面に導出されたテープの前面外側をカバ
ーして保護する。更に前記ポケットを介してテープに塵
埃等が付着するのを防止するためにポケットの開口面を
カバーする必要がある。
本発明は,テープ保護用の前蓋と前記ポケットをカバー
する部材(スライド枠)を備えたテープカートリッジに
おいて,テープ保護機能をさらに確実化するために改良
を加えたものである。
〔従来の技術〕 例えば,ディジタル記録再生方式のオーディオ用テープ
カートリッジ(いわゆるDAT)において,本体ケースに
テープローディング用のポケットを開閉する平板状のス
ライド部材を前後方向に摺動操作可能に装着する形態が
公知である(特開昭61−278091号公報など)。
また,8mmビデオカセットにおいて,本体ケースに枢着し
た前蓋にこれの動きに連動して開閉する裏蓋を連結し,
前蓋でテープの前面外側方を,裏蓋でテープの裏面内側
方をそれぞれカバーする形態が公知である(実開昭61−
189486号公報など)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし,前述のDAT方式では,本体ケースに前蓋とスラ
イド部材とがそれぞれ別々に装着されており,組付作業
性が悪い。
一方,8mmビデオカセット方式では,前蓋の開閉動作に連
動して裏蓋を開閉させる為に,前蓋に裏蓋を単に枢支連
結するだけに止まらず,裏蓋を本体ケース側とも移動自
在に連結して裏蓋の動きを規制する必要があり,構造が
複雑化して前述のDAT方式と同様に組付作業性も悪い。
裏蓋の開閉時に本体ケースとの連結部において摩擦抵抗
が高いと作動不良ないし損傷を招きやすい。その為に各
部の寸法精度が厳しく要求され,それでもなお前述の不
具合を招くおそれがある。
本発明は,かかる観点から不使用時におけるテープ保護
を確実に期すことができるテープカートリッジを得るに
ある。
本発明の目的は,構造が簡単であって,テープの前面外
側をカバーする前蓋と,前記ポケットの開口面をカバー
する部材とが極めて容易に組み立てられるテープカート
リッジを得るにある。
本発明の目的は,デッキに装填されたとき前述の部材が
確実に作動するテープカートリッジを得るにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明では第1図に示すように,本体ケース1の前方
に前後摺動自在に装着したスライド枠9でテープローデ
ィング用のポケット7を開閉するものとし,このスライ
ド枠9に前蓋10を開閉可能に支持する。そして,ロック
部材26をスライド枠9に設けて,前蓋10を閉じ姿勢でロ
ック保持できるものとした。
〔実施例〕
第1図ないし第6図は本発明の実施例を示す。
第2図および第3図において,対象のテープカートリッ
ジは,上下ケース1a・1bを蓋合わせ状に結合してなる本
立ケース1の内部に,左右一組のテープリール2・3を
配設してあり,一方のテープリール2から引き出された
テープ4は左右のテープ引出口5・5に設けたテープガ
イド6・6を介して,ケース前面に設けたテープローデ
ィング用のポケット7の前方を横断した後,他方のテー
プリール3に巻き取られる。
このテープ4を不使用時に保護するために,ポケット7
の上下の開口面がスライド枠9でカバーされ,テープ4
の外側が前蓋10でカバーされる。
第3図において,スライド枠9はそれぞれ互いに対向す
る上下壁12・13と左右側壁14・15とで角枠状に形成され
ており,本体ケース1の前部に段落ち状に形成せる摺動
部16に外嵌する状態で組み付けられる。左右側壁14・15
の内面に摺動軸17・17を対向状に突設してあり,これが
上下ケース1a・1bの接合面間に設けたガイド溝18に前後
摺動可能に支持される。そして,捻りコイルばねからな
るばね部材19を有し,これの一端が摺動軸17に作用して
スライド枠9を閉じ姿勢に摺動付勢する。このばね部材
19は他端が第4図に示すごとく下ケース1bに設けた区画
壁20に掛け止められている。
前蓋10はケース前面を左右間にわたって覆う板状に形成
されており,その左右側端の上部に突設した軸22をスラ
イド枠9の左右側壁14・15の上端寄りに設けた軸孔に支
持してあり,スライド枠9に対して前蓋10が上下方向に
回動自在に枢結されている。前記摺動軸17と前蓋10の内
面に設けたばね止め23とに引っ張りコイルばねからなる
蓋閉じばね24を掛け止め,これで前蓋10を常に閉じ姿勢
に回動付勢している。
第4図において,前蓋10を閉じ姿勢にロック保持してお
くためのロック部材26が,スライド枠9の右側壁15と本
体ケース1の側壁前部との間に配設してある。
第4図において,このロック部材26は,前蓋10の内面に
突設した係合片10aに係合するロック腕27と、デッキ側
の解除操作部材Pが接当作用する解除腕28とを二又状に
一体形成してなり,スライド枠9の右側壁15の内面に突
設した軸29に前後揺動自在に支持される。そして,この
軸29に嵌装した捻りコイルばねからなるロックばね30に
よって,ロック部材26は常に時計回りのロック姿勢に摺
動付勢されている。また,右側壁15から突設した規制突
起31・32によってロック部材26の摺動範囲が規制されて
いる。
スライド枠9の下壁13には,右側壁15に近い部位にデッ
キ側の解除操作部材Pが前方側から係入して来るのを許
す解除溝34を設けてある。第4図の前蓋10が閉じ姿勢に
ある状態では,解除腕28が解除溝34内の中途部に臨んで
おり,スライド枠9が解除操作部材Pで開き操作される
のに先行して,該解除操作部材Pでロック部材26がロッ
ク解除操作される。
第5図において,不使用時における弛みを防ぐために,
右方のテープ引出口5に近いケース内奥側にテープ押え
35を有する。このテープ押え35は軸36まわりに水平揺動
するアーム37と,このアーム37の先端に上向に突設され
る押圧ピン38とを有し,アーム37の下面に姿勢切り換え
用の受動ピン39を突設してなる。スライド枠9が前方の
閉じ位置にあるとき,押圧ピン38はテープガイド6にテ
ープ4を挟んで外接し,スライド枠9が後方に開き操作
されるとテープガイド6から離れて第5図の想像線で示
すようにテープ引出口経路から退避する。この姿勢切り
換えはスライド枠9の開閉動作を利用して行う。詳しく
は,前記受動ピン39に対向するスライド枠9の下壁13に
前後に長い凹溝40を形成してあり,スライド枠9が開き
移動するときそのストローク終端寄りにおいて凹溝40の
前端が受動ピン39に接当して,アーム37をケース後方に
揺動操作する。逆にスライド枠9が閉じ移動するときは
凹溝40の後端が受動ピン39に接当してアーム37をケース
前方へ揺動操作する。
次にテープ保護機構の作動を説明する。
不使用状態において,スライド枠9はその摺動軸17が本
体ケース1側のガイド溝18の前端に接当しており(第4
図),この状態で上下壁12・13がポケット7の上下開口
面を塞いでいる。また,前蓋10はテープ4の外側を覆う
姿勢で,ロック部材26によって開き操作不能にロック保
持されている。
デッキにテープカートリッジを装填すると、解除操作部
材Pがスライド枠9の解除溝34内に入り込み,第6図に
示すごとくロック部材26をロックばね30に抗してケース
後方側に揺動操作し,この状態を維持したまま解除溝34
の奥端に接当してスライド枠9をケース後方へ移動させ
る。スライド枠9の移動に伴って前蓋10も移動しようと
するが,直ちにその上部内面がテープ引出口5の上縁壁
5aに接当するため,前蓋10は軸22を中心にして蓋閉じば
ね24に抗しながら上開き回動して行き,第6図に示すご
とく本体ケース1の摺動部16の外壁面上へ急速に乗り上
がって行く。そして,スライド枠9が完全に開き操作さ
れた状態では,想像線で示すようにテープ4の引き出し
領域の上方に退避した姿勢となる。
イジェクト動作によって解除操作部材Pはケース前方に
相対移動し,これに伴ってスライド枠9がばね部材19で
ケース前方に押し戻され、前蓋10もスライド枠9に同行
して前方移動しながら蓋閉じばね24で下向きに復帰揺動
する。スライド枠9および前蓋10が完全に閉じ姿勢に復
帰した後,ロック部材26が前蓋10の係合片27と係合して
ロック姿勢に復帰する。
〔別実施態様例〕
上記の実施例では,スライド枠9を四角枠状に形成した
が必ずしもその必要はない。例えば,ポケット7の上面
側が上ケース1aの上面壁で完全に覆われる場合,スライ
ド枠9の上壁12を省略し,左右側壁14・15の上端から対
向状に掛け止め用のリブを突設して,スライド枠9を前
記リブと摺動軸17とで抜け外れ不能に支持すればよい。
ばね部材19,蓋閉じばね24,ロックばね30は板ばね等の他
の形態に代えることもできる。
前蓋10はスライド枠9の後退摺動に連動して自動的に開
く必要はなく,ロックが解除されたのちデッキ側の別の
部材で上開き操作されるものでもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば,テープローディング用ポケット7の開
口面を塞ぐスライド枠9は本体ケース1に対して前後摺
動自在に装着し,ケース前面に導出せるテープ4の外側
をカバーする前蓋10はスライド枠9に対して開閉回動自
在に枢着して閉じ姿勢にロック保持できるようにするだ
けである。したがって,従来例に比べて構造が簡単であ
って,スライド枠9および前蓋10の作動も確実であり,
組付作業性にも優れたものにできる。
剛性に富むスライド枠9でテープ4のエッジ側を覆いな
がら,前蓋10でテープ外面を覆うとともに,前蓋10をロ
ック部材26で閉じ姿勢にロック保持できるので,不使用
時のテープ保護も確実なものとなる。
特に,デッキ側の解除操作部材Pでスライド枠9を摺動
操作する際に,前蓋10のロック部材26を自動的にロック
解除し,同時に前蓋10が開き操作される本発明の好まし
い実施形態によれば,デッキ側に前蓋10を開き操作する
部材を別に設ける必要がなく,デッキのホルダにテープ
カートリッジを水平に挿入するだけの動作でテープ4が
ケース前方に引き出し可能なスタンバイ状態となり,デ
ッキ側のテープローディングのための機構などを簡略化
するうえでも有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明に係るテープカートリッジ
の実施例を示しており, 第1図は要部の縦断側面図, 第2図は内部の平面図, 第3図は本発明の構成部材を分解して示す斜視図, 第4図は第2図におけるA−A線断面図, 第5図は要部の平面図, 第6図は動作状態を示す第4図相当の縦断側面図であ
る。 1……本体ケース, 7……ポケット, 9……スライド枠, 10……前蓋, 17……摺動軸, 18……ガイド溝, 22……軸, 24……蓋閉じばね, 26……ロック部材, 34……解除溝, P……解除操作部材。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケース1に,これの前面に設けたテー
    プローディング用のポケット7を開閉するためのスライ
    ド枠9が前後方向に摺動操作可能に装着されており, 前記スライド枠9に,本体ケース1の前面に導出された
    テープ4の前面外側をカバーするための前蓋10が開閉操
    作可能に枢着してあり, 前蓋10を閉じ姿勢でロック保持するためのロック部材26
    がスライド枠9に設けてあることを特徴とするテープカ
    ートリッジ。
  2. 【請求項2】スライド枠9の前後摺動によるポケット7
    の開閉動作に連動して,前蓋10が開閉作動する特許請求
    の範囲第1項記載のテープカートリッジ。
  3. 【請求項3】スライド枠9を後退摺動させるデッキ側の
    解除操作部材Pにて,前蓋10のロック部材26がロック解
    除姿勢に切り換え操作される特許請求の範囲第1項また
    は第2項記載のテープカートリッジ。
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