JPH06267229A - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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JPH06267229A
JPH06267229A JP5592693A JP5592693A JPH06267229A JP H06267229 A JPH06267229 A JP H06267229A JP 5592693 A JP5592693 A JP 5592693A JP 5592693 A JP5592693 A JP 5592693A JP H06267229 A JPH06267229 A JP H06267229A
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JP
Japan
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slider
case
tape cassette
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plate
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Withdrawn
Application number
JP5592693A
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English (en)
Inventor
Tatsumi Nishijima
立身 西嶋
Hidekazu Takeda
秀和 武田
Kenji Ogiji
憲治 荻路
Hikari Mizutani
光 水谷
Katsuo Maehara
克生 前原
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Hitachi Ltd
Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スライダを備えたテープカセットの防塵効果
及び取扱い容易性の向上と、スライダ取付構造の簡略化
と、スライダの操作性の改善とを図る。 【構成】 上ケース20と下ケース40とを接合して本
体ケース10を形成する。該本体ケースの前方に形成さ
れた開口部11を、本体ケースに取り付けられたスライ
ダ60及び前蓋80、それに該前蓋に回動可能に取り付
けられた上蓋90にて覆う。下ケースの下面に被着され
る主面板61と、本体ケースの側面に被着される側面板
62と、該側面板の先端部に形成された係合片63とを
有するスライダの前記係合片を、本体ケースの側面の上
端部に上ケースと下ケースとを接合することによって形
成されるスライダ案内溝14に摺動可能に係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテープカセットに係り、
特に、上ケースと下ケースとを接合してなる本体ケース
と、該本体ケースの前方に設けられた開口部の前面を開
閉する前蓋と、前記開口部の下面及び側面を開閉するス
ライダとを備えたテープカセットに関する。
【0002】
【従来の技術】図24に、従来より知られているこの種
のテープカセットの一例を示す。本例のテープカセット
は、ディジタル・オーディオ・テープ(DAT)カセッ
トなどに応用されているもので、上ケース2と下ケース
3とを接合してなる本体ケース1と、該本体ケース1の
前方に凹設された前蓋取付部1aにピン4aを介して旋
回可能に取り付けられた前蓋4と、前記下ケース3の側
面及び底面の一部に被着されたスライダ5とが備えられ
ている。前記スライダ5は、前記上ケース2及び下ケー
ス3の接合面に形成されたスリット6に、スライダ5の
内面に突設された係合爪(図示省略)を係合することに
よって前記本体ケース1と一体化され、下ケース3の側
面及び底面に添って前後方向に摺動できるようになって
いる。
【0003】前記のDATカセットは、記録再生装置に
装着されると、前記前蓋4がピン4aを中心として上方
に旋回されると共に、前記スライダ5が前記スリット6
に沿って後方に移動され、前記本体ケース1の前方に設
けられた開口部が開口されて、図示しないDATのシリ
ンダへのローディングが可能になる。また、これと共に
下ケース3の側面に開口されたテープエンド検知孔7が
露出し、テープエンドの検知が可能になる。
【0004】なお、前記前蓋4の前面左右には、2個の
切欠(図示省略)が形成されていて、該切欠内に記録再
生装置に備えられた誤挿入防止部材が貫通された場合の
み前記スライダ5が後退するようになっており、これに
よって記録再生装置に対するDATカセットの誤挿入防
止が図られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来のDAT
カセットは、本体ケース1の前方に凹設された前蓋取付
部1aにピン4aを介して前蓋4を旋回可能に取り付け
る構造になっているので、図24から明らかなように、
前蓋4の後端と前蓋取付部1aの後端との間に必然的に
隙間ができる。このため、この隙間部分から矢印で示す
ように塵埃等の異物が侵入し易く、その異物がテープエ
ンド検知孔7を通って本体ケース1内に侵入し、テープ
状記録媒体に付着しやすいという不都合がある。
【0006】図25に示すように、前記前蓋4の後端と
前蓋取付部1aの後端との間に形成される隙間をスライ
ダ5にて覆うようにすれば、塵埃等の異物の侵入を防止
できる。
【0007】しかるに、このようなスライダ5の取付構
造を実現するためには、スライダ5を係合して前後方向
に案内するためのスリットを上ケース2の上面に形成し
なければならないので、上ケース2の形状が複雑化し、
その製造が困難となる。特に近年においては、ビデオカ
メラ等の記録再生装置のより一層の小形化、軽量化の要
請からテープカセットの小型化が強く望まれており、か
かる小型のテープカセットにおいては、図25に示すよ
うなスライダ構造を採ることが設計上困難である。
【0008】また、図25に示すようなスライダ構造を
採る場合には、上ケース2の側面に形成されるスライダ
ガイド面2aと下ケース3の側面に形成されるスライダ
ガイド面3aとが接合状態で高度に平滑に形成されない
と、スライダ5の側面板が撓んでスライダ5が摺動しに
くくなる。しかるに、小型のテープカセットにおいて
は、上下ケース2,3を肉厚に形成することができない
ために、これら上下ケース2,3に充分な剛性をもたせ
られず、スライダガイド面2aと3aとを接合状態で高
度に平滑に保つことが困難で、スライダ5の円滑な動作
を確保することが事実上難しい。
【0009】さらには、図25に示すようなスライダ構
造を採ると、テープカセットを把持するためのスペース
が小さくなるために、テープカセットを記録再生装置に
挿入する際の取扱い容易性が悪くなる。すなわち、テー
プカセットを記録再生装置に挿入する際に、テープカセ
ット側面の保持部2b,3bを掴むか、テープカセット
上下面の保持部2b,3bと対応する部分を掴んで記録
再生装置に押し込めば、何ら問題を生じない。しかし、
テープカセットの外形寸法が小さくなると、これに伴っ
て保持部2b,3bの面積も小さくなるため、図25に
示すように保持部2b,3bに隣接するガイド面2a,
3aの一部にも使用者の指8が掛りやすくなる。したが
って、記録再生装置への挿入途中で、図25の位置から
矢印方向へ移動してくるスライダ5と使用者の指8との
衝合を回避するために、使用者はテープカセットを持ち
替えなくてはならず、取扱いが不便になる。
【0010】したがって、かかる不都合を解消するため
には、小型のテープカセットに適用でき、かつ操作性及
び取扱い容易性を害することなく塵埃等の異物の侵入を
防止できるテープカセット構造の開発が不可欠である。
【0011】本発明は、前記の技術的課題を解決するた
めになされたものであって、その目的は、構成が簡単に
して小型品の製作が容易であり、スライダの摺動が円滑
でかつ取扱い容易性に優れ、しかも内部に塵埃等の異物
が侵入しにくい構造のテープカセットを提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成するために、上ケースと下ケースとを接合してなる
本体ケースと、該本体ケースに形成された開口部を開閉
する前蓋及びスライダを備えたテープカセットにおい
て、前記本体ケースの前端部に前記前蓋を回動可能に取
り付けると共に、該前蓋の後端部に上蓋を回動可能に取
り付けて、該上蓋の後端部を前記上ケースの前縁部に重
ねあわせ、前記下ケースの下面に被着される主面板と、
前記本体ケースの側面に被着される側面板と、該側面板
の先端部に形成された係合片とを有するスライダの前記
係合片を、前記本体ケースの側面の上端部に前記上ケー
スと下ケースとを接合することによって形成されるスラ
イダ案内溝に摺動可能に係合した。
【0013】前記スライダ案内溝は、前記上ケースを構
成する上面板と、該上面板の左右両側から垂設された幅
狭の側壁と、前記下ケースを構成する下面板の左右両側
から起立され、前記上面板の内面に衝合された側壁の先
端部とで構成することができ、この場合、前記下面板の
左右両側から起立され、前記上面板の内面に衝合される
側壁の上端部外面を欠削し、該欠削部の上面及び外側
面、それに前記上ケースを構成する上面板と、該上面板
の左右両側から垂設された幅狭の側壁の内面とをもって
前記スライダ案内溝を構成することもできる。
【0014】また、前記上下ケースの接合面からの異物
の侵入を防止するため、前記下面板の左右両側から起立
され、前記上面板の内面に衝合される側壁の後端部外面
を欠削し、該欠削部内に前記上面板の左右両側から垂設
された幅広の側壁の前端部を挿入することによって、こ
れら上下ケースの側面部を接合することができる。
【0015】また、本体ケースの小型化に対応するた
め、前記前蓋に、スライダ開放用部材の貫通孔を兼用す
る誤挿入防止用の切欠を1つだけ設けることもできる。
【0016】前記スライダは、テープカセットの取扱い
容易性を改善するため、テープカセットの表面に露出す
る面積が小さいほど好ましい。かかる観点から、前記開
口部の閉鎖時又は開放時に前記スライダの一部を収納す
るポケット部を、前記本体ケースに形成することが好ま
しい。該ポケット部は、前記上ケース及び下ケースの側
面部に設けることもできるし、前記下ケースの下面部に
設けることもできる。
【0017】前記スライダは、任意の材料をもって形成
できるが、薄形に形成できることから、金属薄板で形成
することが特に好ましい。また、スライダには、その側
面板に、ラベル貼着部を形成することができる。スライ
ダを金属薄板で形成する場合には、側面板の一部を内向
きに湾曲することで形成される凹陥部をもって、ラベル
貼着部とすることができる。
【0018】
【作用】本体ケースの開口部を、前蓋と上蓋とスライダ
とで覆うと、外部から前記開口部内に連通する隙間がで
きず、テープ状記録媒体への塵埃等の異物の付着が防止
される。また、前記スライダの案内溝を本体ケースの側
面部に形成すると、本体ケースの構造が複雑化せず、し
たがって本体ケースの小型化に対応できる。また、本体
ケースの側面上端部に上ケースと下ケースとを接合する
ことによって形成されるスライダ案内溝を形成し、該溝
に下ケースの下面に被着される主面板と、本体ケースの
側面に被着される側面板と、該側面板の先端部に形成さ
れた係合片とを有するスライダの前記係合片を係合する
と、スライダの側面板が接する本体ケースの側面をつな
ぎ目のない下ケースの側壁によって形成できるので、ス
ライダの円滑な動作を担保できる。さらに、本体ケース
の側面上端部に上ケースと下ケースとを接合することに
よって形成されるスライダ案内溝を設けると、該スライ
ダ案内溝の上部にスライダが摺動しない面を形成でき
る。したがって、この面を把持してテープカセットを取
扱えば、取扱中に使用者の指がスライダに衝合すること
がないので、取扱い容易性を改善できる。
【0019】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は実施例に係るテープカセットの分解斜視図、
図2はその組立状態の斜視図である。これらの図から明
らかなように、本例のテープカセットは、上ケース20
及び下ケース40を接合してなる本体ケース10に、該
本体ケース10の前方に設けられたローディング用の開
口部11の底面及び左右両側面を開閉するスライダ60
と、前記開口部11の前面を開閉する前蓋80と、前記
開口部11の上面を開閉する上蓋90とを装着してな
る。ここに、開口部11とは、本体ケース10の前方
の、スライダ60と前蓋80と上蓋90とで囲まれた部
分をいう。
【0020】下ケース40は、図1、図6、図7に示す
ように、前端部に開口用凹部41が形成された略矩形の
下板42と、前記開口用凹部41の後端エッジ部に起立
された開口部内壁43と、該開口部内壁43の中央部後
方に立設された接合用円筒体44と、前記開口用凹部4
1の前端部両側に立設されたテープ巻回用ピン45と、
前記下板42の左右両側端より起立された側壁46と、
前記下板42の後端より起立された前記側壁46と一体
をなす後壁47とから構成されている。
【0021】前記側壁46のうちの略中央部を除く前方
部分及び後方部分、それに前記後壁47は、本体ケース
10の全厚の1/2の高さに形成される。これに対し
て、前記側壁46の略中央部は、本体ケース10の全厚
から後に詳述する上ケース20を構成する上板21の肉
厚と、下ケース40の下面に形成される段差51とを減
じた高さに形成される。この突出部48の上端部及び後
端部には、外面にL字状の欠削部48a,48bが形成
され、その部分が肉薄になっている。
【0022】前記突出部48の外面と前記側壁46の後
方部分の外面との間には、後に詳述するスライダ60の
側面板62を収納するための段差49が形成されてい
る。また、前記突出部48の外面と前記側壁46の前方
部分の外面との間には、後に詳述する前蓋80の連結板
82を収納するための段差50が形成されている。さら
に、当該下ケース40の下面のうち、前記突出部48よ
りも前方部分には、図7から明らかなように、後に詳述
するスライダ60の主面板61を収納するための段差5
1が形成されている。なお、図1、図6、図7中の符号
52はスライダのガイド面、符号53,54は上ケース
20を接合するための透孔、図6中の符号55は下板4
2に開設されたリール軸挿入孔、符号56は下ケース保
持面を示している。
【0023】一方、上ケース20は、図1、図4、図5
に示すように、所定の寸法に形成された矩形の上板21
と、該上板21の前端両側部より前方に突出された前蓋
80の取付部22と、前記上板21の側端より下向きに
垂設された幅狭の側壁23と、前記上板21の側端後方
寄りから後端の全域にわたって下向きに垂設された幅広
の後壁24と、前記接合用円筒体44内に嵌合される第
1の接合用ピン25と、前記透孔53,54内に嵌合さ
れる第2〜第5の接合用ピン26〜29とから構成され
ている。
【0024】前記幅狭の側壁23は、前記下ケース40
のスライダガイド面52と対向する部分に形成され、そ
の後端部内面には図4に示すように、前記突出部48の
後端部に形成された欠削部48bに嵌合するための突条
30が形成されている。前記幅広の後壁24は、前記し
たケース40の後壁47と対向する部分に形成され、そ
の高さは、本体ケース10の全厚の1/2の高さに形成
される。なお、図1及び図5中の符号31は前蓋80を
旋回可能に取り付けるための透孔、符号32は上ケース
保持面を示している。
【0025】前記上ケース20と下ケース40とは、第
1〜第5の接合用ピン25〜29を対応する接合用円筒
体44又は透孔53,54内に嵌合することによって位
置決めされ、図8及び図9に示すように、透孔53,5
4の開口端から挿入されたねじ55を第1〜第5の接合
用ピン25〜29に螺合することによって一体に接合さ
れる。その内部には、図1に示すように、テープ状記録
媒体100を巻回した巻取リール101及び供給リール
102と、リールロック機構103を構成する各部品と
が収納される。前記各リール101,102は、それぞ
れセンターハブ104と上下フランジ105,106か
ら構成され、板バネ(図示せず)により下方へ付勢され
ている。また、前記リールロック機構103は、下フラ
ンジ106に形成したロック溝107,108と、前記
第1の接合用ピン25に回動可能に取り付けられたロッ
クアーム109,110と、該ロックアーム109,1
10を常時前記ロック溝107,108と係合する方向
に付勢するスプリング111とから構成される。
【0026】スライダ60は、板厚が0.3mm程度の
ステンレス薄板を折曲することによって形成され、前記
段差51内に被着される主面板61と、前記段差49内
に被着される側面板62と、該側面板62の先端部に形
成された係合部63と、前記主面板61の前縁中央部に
起立された操作片64とを有している。
【0027】前記主面板61には、上向きに突出する2
条の移動ガイド65,66が相平行に湾曲形成され、各
移動ガイド65,66には、長手方向にスライダの移動
量に等しい間隔を隔てて2つずつロック穴67,68が
開設されている。これらのロック穴67,68には、図
8に示すように、前記本体ケース10内に設けられたス
ライダロック爪12が係合され、スライダ60を本体ケ
ース10に対してその係合位置に保持できるようになっ
ている。すなわち、スライダ60が前記開口用凹部41
の全閉位置にあるときには、図8に示すようにスライダ
60の後方位置に開設されたロック穴67にスライダロ
ック爪12が係合されて、スライダ60が全閉状態に保
持される。一方、スライダ60が全開位置まで移動した
ときには、スライダ60の前方位置に開設されたロック
穴68にスライダロック爪12が係合されて、スライダ
60が全開状態に保持される。また、この主面板61に
は、スライダ60の全開位置において前記リール軸挿入
孔55と対向する部分に、当該リール軸挿入孔55とほ
ぼ同一径の透孔69が開設されている。さらに、該主面
板61の前記操作片64の後方には、前記ロック溝10
7,108とロックアーム109,110との係合を解
除するリールロック解除部材70が旋回自在に設定され
ている。なお、図1中の符号71は、スライダ60を常
時閉鎖方向に付勢する戻しばねであって、前記リールロ
ック解除部材70の軸70aに装着される。
【0028】前記側面板62には、ラベル貼着部72が
内向きに湾曲形成され、該ラベル貼着部72の内面が、
図12に示すように前記下ケース40に形成されたスラ
イダガイド面52に当接される。
【0029】係合部63は、図1に示すように前記側面
板62の先端部をクランク状に曲折することによって形
成され、図12に示すように前記下ケース40の突出部
48に形成された欠削部48aと、前記上ケース20の
上板21と、前記上ケース20の幅狭の側壁23とによ
って構成されるスライダ案内溝14に摺動自在に係合さ
れる。
【0030】前蓋80は、図1に示すように、前面板8
1と、該前面板81の左右両端部から起立された連結板
82と、該連結板82の内面に突設された連結突起83
と、前記前面板81の上端後面側に突出形成された上蓋
90の取付部84と、該取付部84の左右両端面に突設
された連結突起85とからなる。前記前面板81の下辺
中央部には、記録再生装置側に備えられたスライダ開放
部材を貫通するための第1の切欠き86が形成され、ま
た左右両側の前記移動ガイド65,66と対向する位置
には、記録再生装置側に備えられたスライダロック解除
部材を貫通するための第2及び第3の切欠き87,88
が形成されている。この前蓋80は、連結突起83を前
記前蓋取付部22に開設された透孔31に回動自在に挿
通することによって前記本体ケース10と一体化され、
図示しない戻しばねによって常時開口部11を閉鎖する
方向に付勢される。
【0031】上蓋90は、図1に示すように、上ケース
20の横幅と略等しい長さを有する細長の板状に形成さ
れ、その前縁側の左右両端部に、前記前蓋80に対する
取付部91が突設されている。また、該取付部91の内
面に、前記前蓋80に形成された連結突起85を回動可
能に嵌合するための連結孔92が形成されている。該上
蓋90は、連結孔92内に連結突起85を回動可能に嵌
合することによって前記前蓋80ひいては前記本体ケー
ス10と一体化され、その後縁部が図2に示すように、
前記上ケース20の前縁部と重ね合わされる。これによ
って、開口部11内への塵埃等の異物の侵入が防止され
る。前蓋80が上向きに回動されると、図3に示すよう
に、上蓋90は上ケース20の上面側に平行移動し、テ
ープ状記録媒体100を露出する。
【0032】次に、前記実施例にかかるテープカセット
の動作を、図10ないし図16により説明する。
【0033】図11に示すように、記録再生装置への装
着以前においては、テープカセットの開口部11は、ス
ライダ60と前蓋80と上蓋90とで覆われている。こ
の状態においては、スライダ60に開設された2組のロ
ック孔67,68のうち、より後方側に開設されたロッ
ク孔67にスライダロック爪12が係合されており、ス
ライダ60が全閉位置に保持されている。また、図10
に示すように、リールロック機構103のロックアーム
109,110がスプリング111の弾性力によって各
リール101,102のロック溝107,108に係合
されており、各リール101,102がロックされてい
る。
【0034】このテープカセットを記録再生装置に備え
られたホルダ200内に挿入すると、その挿入力によっ
て、まず図13及び図14に示すように、ホルダ200
のテープカセット載置面に突設されたスライダロック解
除部材201が前蓋80に形成された第2及び第3の切
欠き87,88を通って本体ケース10に設けられたス
ライダロック爪12を押し上げ、スライダロック爪12
とスライダ60との係合が解除される。次いで、前記テ
ープカセット載置面の端部に起立されたスライダ開放部
材202が前蓋80に形成された第1の切欠き86を通
ってスライダ60の前縁部に起立された操作片64と衝
合し、戻しばね71の弾性力に抗してスライダ60を後
退させる。この状態からテープカセットをさらに押し込
むと、スライダ60をガイド面52の端部に衝合する以
前又は衝合した段階で、スライダ60が全開状態にな
る。また、スライダ60が後退する過程で、スライダ6
0上に設けられたリールロック解除部材70が本体ケー
ス10内に設けられたロックアーム109,110と衝
合する。したがって、ロックアーム109,110がス
プリング111の弾性力に抗して回動され、ロックアー
ム109,110とロック溝107,108との係合が
解除されて、リール101,102が回転可能状態にな
る。これによって、ホルダ200に対するテープカセッ
トの挿入動作が終了する。
【0035】記録再生装置は、ホルダ200に対するテ
ープカセットの挿入動作が終了したことを検知し、図示
しないカセット装着機構を動作して、テープカセットを
装置内へ装着するよう移動させる。この移動の途中で、
図15及び図16に示すように、記録再生装置内に備え
られた蓋開けピン211が前蓋80に係合され、テープ
カセットの移動とともに前蓋80が開方向に回動され
る。またこの前蓋80の開動作に連動して上蓋90が後
方へスライドされ、開口部11の上部が開放される。
【0036】しかる後に、図16に示すように、記録再
生装置内に備えられたカセット位置決めピン212がテ
ープカセットの前方下部に設けられた位置決め穴213
に係合されてテープカセットの位置決めがなされ、リー
ル101,102が記録再生装置内に備えられたリール
台214,215に装着される。これによって、情報の
記録再生が可能になる。
【0037】前記実施例のテープカセットは、以下の諸
効果を有する。 本体ケース10の開口部11をスライダ60と前蓋8
0と上蓋90とをもって覆ったので、外部から前記開口
部11内に連通する隙間ができず、テープ状記録媒体1
00への塵埃等の異物の付着が防止される。
【0038】スライダ60の案内溝14を本体ケース
10の側面部に形成したので、当該案内溝を本体ケース
10の上面部に形成する場合に比べて本体ケースの構造
を簡略化することができ、本体ケースを小型化できる。
【0039】本体ケース10の側面上端部に上ケース
と下ケースとを接合することによって形成されるスライ
ダ案内溝14を設けたので、該スライダ案内溝14の上
部にスライダ60が摺動しない面を形成できる。したが
って、この面を把持してテープカセットを取扱えば、取
扱中に使用者の指がスライダに衝合することがないの
で、テープカセットの取扱いが容易である。
【0040】スライダガイド面をつなぎ目のない一体
構造にしたので、スライダを円滑に動作することができ
る。また、スライダ60の主面板61に移動ガイド6
5,66を突設すると共に、スライダ60の側面板62
にラベル貼着部72を突設し、これら移動ガイド65,
66及びラベル貼着部72を下ケース40の下面及び側
面に当接するようにしたので、下ケース40とスライダ
60との接触面積が小さく、この点からもスライダの動
作を円滑にできる。
【0041】前蓋80の下辺中央部にスライダ開放部
材を貫通するための1つの切欠き86を設け、該切欠き
86から記録再生装置に備えられた1つのスライダ開放
部材202を貫通してスライダ60を動作するようにし
たので、複数のスライダ開放部材を貫通することでスラ
イダを動作させる場合に比べて、記録再生装置及びテー
プカセットの構成を容易にできる。すなわち、従来のス
ライダ付きテープカセット、例えばDATカセットにお
いては、本体ケースに対するスライダの摺動性が低かっ
たので、開放動作時におけるスライダのこじれを防止す
るため2つのスライダ開放部材挿入用の切欠きを必要と
していた。これに対し、本実施例のテープカセットで
は、前記に示した理由によってスライダ60の動作が
極めて円滑化されたことから、1つのスライダ開放部材
202を貫通することでスライダ60を不都合なく動作
させることができ、記録再生装置及びテープカセットの
設計を容易化できる。また、これらの事柄より、DAT
カセットよりも小型のスライダ付きテープカセットの設
計も容易化できる。
【0042】また、前蓋80の下辺に第1〜第3の切
欠き86〜88を設けたので、テープカセットが誤って
天地又は前後反転した状態で記録再生装置に装着されよ
うとした場合には、記録再生装置に備えられたスライダ
開放部材202及びスライダロック解除部材201が前
蓋80に衝合し、それ以上の挿入動作が不可能になるの
で、ご挿入を防止できる。
【0043】次に、本発明の第2実施例を、図17〜図
21を用いて説明する。第2実施例に係るテープカセッ
トは、本体ケース10の側面部にスライダのポケット部
を設け、使用者がカセットを掴んで操作する際の自由度
を高めることで、取扱いの容易性を高めたことを特徴と
する。
【0044】図17に示すように、本例のテープカセッ
トは、側面部に第1のポケット部300を構成するため
の第1の側板301が形成された上ケース20aと、側
面部に第2のポケット部302を構成するための第2の
側板303が形成された下ケース40aとをもって本体
ケース10が形成され、該本体ケース10に、第1実施
例で説明したと同様のスライダ60と前蓋80と上蓋9
0とを装着してなる。
【0045】上ケース20aは、図18及び図19に示
すように、上板21の左右両端面より、外面が上ケース
保持面32と同一平面をなし、前縁が幅方向の略中央部
まで延びる第1の側板301を垂設してなる。その他の
部分については、前記第1実施例の上ケース20と同様
であるので、説明を省略する。
【0046】一方、下ケース40aは、図20及び図2
1に示すように、平面状に形成された突出部48aの外
面側に、スライダ60の側面板62を挿入可能な隙間、
すなわち第2のポケット部302を介して、外面が下ケ
ース保持面56と同一平面をなす第2の側板303を形
成してなる。その他の部分については、前記第1実施例
の下ケース40と同様であるので、説明を省略する。
【0047】前記第1実施例と同様にして前記上ケース
20aと下ケース40aとを接合すると、下ケース40
aに形成された突出部48aと上ケース20aに形成さ
れた第1の側板301との間に、スライダ60の側面板
62を挿入可能な隙間、すなわち第1のポケット部30
0が形成される。また、前記したように、突出部48a
と第2の側板304との間には第2のポケット部302
が形成されているので、スライダ60を全開位置まで移
動したとき、該スライダ60の側面板62の後半部が、
これら第1のポケット部300及び第2のポケット部3
02内に収納される。したがって、取扱中に使用者の指
8が第1及び第2の側板301,304にかかっても何
らスライダ60の動作が阻害されることがなく、使用者
は広い範囲にわたってテープカセットを保持できるの
で、テープカセットの取扱性が良好になる。なお、前記
第1及び第2のポケット部300,302は、スライダ
60の脱落防止部材としても機能する。したがって、本
例のテープカセットには、本体ケースにスライダ60の
案内溝を形成する必要がなく、またスライダ60に係合
部を規制する必要もない。よって、スライダ60の構成
をより簡略化できると共に、スライダ60の動作をより
円滑にすることができる。
【0048】次に、本発明の第3実施例を、図22及び
図23を用いて説明する。第3実施例に係るテープカセ
ットは、本体ケース10の後方にスライダの主面板及び
側面板を収納するポケット部を設け、使用者がカセット
を掴んで操作する際の自由度をより高めたことを特徴と
する。
【0049】図22及び図23に示すように、本例のテ
ープカセットは、下ケース40bの下面側に断面コの字
型の外板304を付設し、下ケース40bの下板42b
と該外板304との間にスライダ60の主面板61を挿
入する第3のポケット部305を形成すると共に、下ケ
ース40bのスライダガイド面52と前記外板304と
の間にスライダ60の側面板62を挿入する第4のポケ
ット部306を形成してなる。なお、前記外板304
は、図22に示すハッチング部でのみ下ケース40bの
下板42bに接続される。その他の部分については、前
記第1実施例の上ケース20と同様であるので、説明を
省略する。本第3実施例のテープカセットも、前記第2
実施例のテープカセットと同様の効果を奏する。
【0050】その他、本体ケース10の下面部にのみス
ライダのポケット部を設けることもできる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
本体ケースの開口部をスライダと前蓋と上蓋とをもって
覆ったので、テープ状記録媒体への塵埃等の異物の付着
が防止される。また、スライダの案内溝を本体ケースの
側面部に形成したので、当該案内溝を本体ケースの上面
部に形成する場合に比べて本体ケースの構造を簡略化す
ることができると共に、本体ケースを小型化できる。ま
た、本体ケースの側面上端部に上ケースと下ケースとを
接合することによって形成されるスライダ案内溝を設け
たので、テープカセットの取扱いが容易になる。さら
に、スライダガイド面をつなぎ目のない一体構造にした
ので、スライダを円滑に動作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るテープカセットの分解斜視図
である。
【図2】第1実施例に係るテープカセットの非使用時状
態の斜視図である。
【図3】第1実施例に係るテープカセットの使用状態の
斜視図である。
【図4】第1実施例に係る上ケースの要部平面図であ
る。
【図5】第1実施例に係る上ケースの側面図である。
【図6】第1実施例に係る下ケースの要部平面図であ
る。
【図7】第1実施例に係る下ケースの側面図である。
【図8】第1実施例に係るテープカセットの裏面図であ
る。
【図9】図8のA−A断面図である。
【図10】第1実施例に係るテープカセットの非使用時
状態の平面図である。
【図11】第1実施例に係るテープカセットの側面図で
ある。
【図12】図11のB−B断面図である。
【図13】第1実施例に係るテープカセットのスライダ
開放状態を示す一部切断した平面図である。
【図14】第1実施例に係るテープカセットのスライダ
開放状態を示す一部切断した側面図である。
【図15】第1実施例に係るテープカセットの使用状態
の平面図である。
【図16】第1実施例に係るテープカセットの使用状態
の側面図である。
【図17】第2実施例に係るテープカセットの側面図で
ある。
【図18】第2実施例に係る上ケースの要部平面図であ
る。
【図19】第2実施例に係る上ケースの側面図である。
【図20】第2実施例に係る下ケースの要部平面図であ
る。
【図21】第2実施例に係る下ケースの側面図である。
【図22】第3実施例に係るテープカセットの裏面図で
ある。
【図23】図22のC−C断面図である。
【図24】従来のDATカセットの側面図である。
【図25】従来のコンパクトカセットの側面図である。
【符号の説明】
10 本体ケース 11 開口部 14 スライダ案内溝 20 上ケース 21 上板 22 前蓋取付部 23 幅狭の側壁 24 幅広の後壁 40 下ケース 42 下板 46 側壁 47 後壁 48 突出部 52 スライダガイド面 60 スライダ 61 主面板 62 側面板 63 係合部 72 ラベル貼着部 80 前蓋 90 上蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荻路 憲治 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 水谷 光 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 (72)発明者 前原 克生 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上ケースと下ケースとを接合してなる本
    体ケースと、該本体ケースに形成された開口部を開閉す
    る前蓋及びスライダを備えたテープカセットにおいて、
    前記本体ケースの前端部に前記前蓋を回動可能に取り付
    けると共に、該前蓋の後端部に上蓋を回動可能に取り付
    けて、該上蓋の後端部を前記上ケースの前縁部に重ねあ
    わせ、前記下ケースの下面に被着される主面板と、前記
    本体ケースの側面に被着される側面板と、該側面板の先
    端部に形成された係合片とを有するスライダの前記係合
    片を、前記本体ケースの側面の上端部に前記上ケースと
    下ケースとを接合することによって形成されるスライダ
    案内溝に摺動可能に係合したことを特徴とするテープカ
    セット。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記スライダ案内溝
    が、前記上ケースを構成する上面板と、該上面板の左右
    両側から垂設された幅狭の側壁と、前記下ケースを構成
    する下面板の左右両側から起立され、前記上面板の内面
    に衝合された側壁の先端部とで構成されていることを特
    徴とするテープカセット。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記下面板の左右両
    側から起立され、前記上面板の内面に衝合される側壁の
    上端部外面を欠削し、該欠削部の上面及び外側面、それ
    に前記上ケースを構成する上面板と、該上面板の左右両
    側から垂設された幅狭の側壁の内面とをもって前記スラ
    イダ案内溝を構成したことを特徴とするテープカセッ
    ト。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記下面板の左右両
    側から起立され、前記上面板の内面に衝合される側壁の
    後端部外面を欠削し、該欠削部内に前記上面板の左右両
    側から垂設された幅広の側壁の前端部を挿入することに
    よって、前記上ケース及び下ケースの側面部が接合され
    ることを特徴とするテープカセット。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記前蓋に、スライ
    ダ開放用部材の貫通孔を兼用する1つの誤挿入防止用の
    切欠を設けたことを特徴とするテープカセット。
  6. 【請求項6】 上ケースと下ケースとを接合してなる本
    体ケースと、該本体ケースに形成された開口部を開閉す
    る前蓋及びスライダを備えたテープカセットにおいて、
    前記開口部の閉鎖時又は開放時に前記スライダの一部を
    収納するポケット部を、前記本体ケースに形成したこと
    を特徴とするテープカセット。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記ポケット部を、
    前記上ケース及び下ケースの側面部に設けたことを特徴
    とするテープカセット。
  8. 【請求項8】 請求項6において、前記ポケット部を、
    前記下ケースの下面部に設けたことを特徴とするテープ
    カセット。
  9. 【請求項9】 請求項1又は6において、前記スライダ
    を、金属製の薄板で形成したことを特徴とするテープカ
    セット。
  10. 【請求項10】 請求項1,6,9のいずれかにおい
    て、前記スライダの側面板に、ラベル貼着部を形成した
    ことを特徴とするテープカセット。
  11. 【請求項11】 請求項10において、前記ラベル貼着
    部が、前記スライダの側面板の一部を内向きに湾曲する
    ことで形成される凹陥部をもって形成されていることを
    特徴とするテープカセット。
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CN110138906A (zh) * 2018-02-09 2019-08-16 广东欧珀移动通信有限公司 移动终端
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