JPH0573764U - 磁気テープカセット - Google Patents
磁気テープカセットInfo
- Publication number
- JPH0573764U JPH0573764U JP018204U JP1820492U JPH0573764U JP H0573764 U JPH0573764 U JP H0573764U JP 018204 U JP018204 U JP 018204U JP 1820492 U JP1820492 U JP 1820492U JP H0573764 U JPH0573764 U JP H0573764U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cassette
- side wall
- guard panel
- magnetic tape
- locking
- Prior art date
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- Pending
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000003708 edge detection Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
- G11B23/08—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
- G11B23/087—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
- G11B23/08707—Details
- G11B23/08735—Covers
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガードパネルと下カセットハーフとの係合構
造の簡略化をはかり、生産性が良く、組立性も良く、且
つ、安価な磁気テープカセットを提供することを目的と
する。 【構成】 ガードパネル10の側壁11の内面に係止孔
6とを設け、下カセットハーフ1の側壁14の下方に
は、切込み8により可動するロック解除用突起3と前記
係止孔に係合する係止突起4とを備える係止片が前記側
壁と一体成型された磁気テープカセット。
造の簡略化をはかり、生産性が良く、組立性も良く、且
つ、安価な磁気テープカセットを提供することを目的と
する。 【構成】 ガードパネル10の側壁11の内面に係止孔
6とを設け、下カセットハーフ1の側壁14の下方に
は、切込み8により可動するロック解除用突起3と前記
係止孔に係合する係止突起4とを備える係止片が前記側
壁と一体成型された磁気テープカセット。
Description
【0001】
本考案は、磁気テープカセットに関し、特にカセットケース内に一対のテープ 巻装体を回転自在に収納し、カセット前方の開口部を開閉する回転自在なガード パネルを具備した磁気テープカセットに関するものである。
【0002】
従来より、オーディオ機器やビデオ機器などでは、一対のハブに巻回された磁 気テープをカセッケース内に走行可能に支持して記録再生を行う磁気テープカセ ットが多用されている。 これら磁気テープカセットは、ABSなどの合成樹脂で一体成型した上下のカ セットハーフによるカセットケース内に、磁気テープが巻装された一対のテープ 巻装体を、回転自在に保持したものである。
【0003】 そして、カセットケース内の磁気テープをカセット前方の開口部から引き出し て記録再生する構成の磁気テープカセットとして、例えばVHS方式のカセット が用いられている。これら磁気テープカセットは、カセット内への塵埃だけでな くテープ保護のために、周知のように前記開口部を開閉する回転自在なガードパ ネルを具備している。
【0004】 図3は、VTR用磁気テープカセットのVHS方式におけるガードパネルの回 転支軸およびロックプレートの部分を示す部分斜視図である。 図3に示すガードパネル10は、周知のように全体形状はコ字形状であってカ セット前方の開口部分を覆う構造であり、図示しない前面壁とその両端の側壁1 1(片方のみ図示)及び上面壁により構成されている。そして、前記ガードパネ ル10は、前記両側壁11に設けられた回転支軸13がカセットケース本体側壁 14の軸受け孔15に支持され、前記回転支軸13はその軸心16を中心に回動 でき、この動きによりカセット開口部分を開閉できる構造である。
【0005】 また、前記ガードパネル10は前記カセットケース本体の前方側の側壁14の 内側に配置されたロックプレート17により係止される。この係止構造は、前記 側壁11の内側の凹部に前記ロックプレート17のプレート部18に突設された 係止突起19が前記側壁14を貫通して係合する。一方、この係止解除は、同じ く前記プレート部18に設けられた別の解除突起20が、前記側壁11のカセッ ト後方側に露出しており、この突起を記録再生装置等の解除手段によりカセット 内側に適宜押圧することにより行なわれる。
【0006】
前記ロックプレート17は、その回転支軸26が図示しないカセット内の壁部 によりカセット前後方向に沿った軸心27を中心に回転するが、このロック方向 の付勢力は、前記回転支軸26に巻き付くように装着されたロックプレートばね 28により行なわれる。前記ロックプレートばね28は、その一端が前記プレー ト部18の所定の箇所に係合し、他端がカセット本体の適所に係合するように装 着される。したがって、前記ロックプレート17の装着のときは、前記ロックプ レートばね28を適当に引っ掛けるように装着しなければならないために、その 組み込みは極めて難易度の高い作業であった。
【0007】 本考案の課題は、上述のようなカセット組み立て性を悪くしているロックプレ ートを使用せずに、ガードパネルの係止構造およびその係止解除構造の簡略化を はかり、組立性のよい磁気テープカセットを提供することにある。
【0008】
本考案の上記課題は、上下カセットハーフにより形成されたケース内に磁気テ ープを巻回した一対のテープ巻装体を回転自在に収納し、前記磁気テープをカセ ット前方に引き出し可能とする開口部を開閉する回転自在なガードパネルおよび 該ガードパネルの側壁に係合してガードパネルの回動をロックするロック手段を 具備した磁気テープカセットにおいて、前記ガードパネルの側壁内面の下部には 係止孔が形成されており、前記下カセットハーフの側壁下方には、切込みにより カセット前後方向のいずれか一端をヒンジ部としてカセット左右方向に揺動可能 な係止片が一体成形され、該係止片には前記係止孔に係合する係止突起および前 記ガードパネルの側壁部分から露出可能なロック解除用突起が設けられたことを 特徴とする磁気テープカセットにより解決することができる。
【0009】 本考案の上記課題は、上下カセットハーフにより形成されたケース内に磁気テ ープを巻回した一対のテープ巻装体を回転自在に収納し、前記磁気テープをカセ ット前方に引き出し可能とする開口部を開閉する回転自在なガードパネルおよび 該ガードパネルの側壁に係合してガードパネルの回動をロックするロック手段を 具備した磁気テープカセットにおいて、前記ガードパネルの側壁内面の下部には 係止孔が形成されており、前記下カセットハーフの側壁外面の下方には、前記係 止孔に係合する係止突起が設けられており、前記係止突起と前記係合孔との係合 により前記ガードパネルをロックするように構成したことを特徴とする磁気テー プカセットによっても解決することができる。
【0010】
以下、本考案の実施態様について添付図面を参照しながら詳述する。 図1は、本考案に基づくVHS方式の磁気テープカセットの下カセットハーフ 前方の側壁部分およびガードパネルの一部のみを示す要部実体斜視図であり、図 2は、下カセットハーフの側壁部分とガードパネルの側壁部分の係合及び係合解 除を示すための概略平面図である。 ガードパネル10の閉じ方向の付勢分力は、回転支軸13に装着される図示し ないガードパネル用ばねにより行われている。このガードパネル用ばねは一端が 前記支軸13の半径方向に突き出した凸部13aに係合し、他端がカセット本体 の図示しない上カセットハーフに係合することにより、その付勢力が発生するよ うに装着されている。
【0011】 図1において、前記ガードパネル10は、前記回転支軸13が側壁11の内面 に外方に延びており、該内面下方に係止孔6が形成されており、さらに、前記回 転支軸13のすぐ下側の壁面は切欠き部12が形成されている。そして、前記下 カセットハーフ1は、カセット前方段差部分の側壁14の下方には平行な2本の 切込み8及びヒンジ部9によりカセット左右方向に揺動可能に構成された係止片 2が設けられている。前記係止片2の先端には、カセット外方に前記側壁11の 切欠き部12に対応してカセット表面に露出するロック解除用突起3と、該ロッ ク解除用突起3と前記ヒンジ部9との間に位置した係止突起4とが形成されてい る。
【0012】 又、前記側壁14の後方には、段部7が形成され、該段部には前記回転支軸1 3を支える軸受け孔15が形成され、該軸受け孔15よりも前方にはテープ端検 出センサ用の透孔5が穿孔されている。そして、図1に矢印で示すように、前記 下カセットハーフ1に図示しない上カセットハーフとともに前記ガードパネル1 0が被せられると、該パネルの回転支軸13が軸受け孔15に当り、該パネルは 回動自在となる。しかし、前記側壁11の内面に形成された前記係止孔6と前記 係止片2の係止突起4とが係合し、該パネル10が、常時、磁気テープカセット の前面を覆った状態が保たれ磁気テープを不慮の事態から保護している。
【0013】 図2に示すように前記ガードパネル10が閉じられているときは、前述のよう に、前記係止部4が前記係止孔6に入り込んで、前記ガードパネル10が開動し なようになっている。ここで、磁気テープカセット記録生成装置に装填されると 、装置内の適所に設けられたロック解除部材30により前記ロック解除用突起4 が押圧される。この結果、前記係止片2が想像線にて示すようにカセット内側( 矢印A方向)に変形し、前記係止部4と前記係止孔6との係合が解除される。こ れにより前記ガードパネル10のロックが解除されて開動可能になる。
【0014】 本実施態様の構成によれば、以上述べたように、前記下カセットハーフ1の側 壁14に、前記ロック解除用突起3と前記係止突起4とを備える前記係止片2を 形成するだけで済むので、前記下カセットハーフ1を射出成型する金型の変更の みで従来型式のもののような複雑な機構を一切省略でき、極めて生産性良好にし て安価に付くもので、本考案所期の目的を充分達成し得るものである。
【0015】 図3は、本考案の他の実施態様であり、前記ガードパネル10を省略し、下カ セットハーフ1のみを示すが、透孔5は既述の実施態様と同じく該カセットハー フの側壁14に設けた検出センサの光を通すもので、係止突起4は、該透孔の下 方に該側壁14と一体成型されており、本実施態様では、前記実施態様における ガードパネル10と同じ構成であり、側壁内面には係止孔6が形成されており、 該係止孔に前記係止突起4とがある程度の機械的強度を持って係合するようにな っている。そして、カセット保管時においては前記係止孔に前記係止突起4を押 嵌めしおき、カセット使用の際は、磁気テープカセットを保持したバケットは下 方に移動するときに図示しないデッキ内のシフトロッドが前記ガードパネルの適 所に係合し、前記係止孔と前記係止突起4との機械的係合力に抗して該パネルを 上方に回動するものである。
【0016】 このような構成によれば、既述の図1図示の構成のものを更に簡略化したもの で、常時係合状態にある前記ガードパネル10の側壁内面に形成された前記係合 孔6と前記下カセットハーフ1の側壁14の下方に該側壁と一体成型された係止 突起4とを、デッキ内にある図示しないシフトロッドが、前記係合状態にある機 械的係合力に抗して持上げて該係合状態を解くもので、図1図示のものより更に 簡略化されているため、極めて生産性良好となる。
【0017】
以上述べたように、本考案は、ガードパネルの側壁内面の下部に係止孔を形成 し、下カセットハーフの側壁下方には、切込みによりカセット前後方向のいずれ か一端をヒンジ部としてカセット左右方向に揺動可能な係止片を一体成形し、該 係止片には前記係止孔に係合する係止突起および前記ガードパネルの側壁部分か ら露出可能なロック解除用突起を設けた構成、あるいはガードパネルの側壁内面 の下部に係止孔を形成し、前記下カセットハーフの側壁外面の下方に、前記係止 孔に係合する係止突起を設け、前記係止突起と前記係合孔との係合により前記ガ ードパネルをロックするようにした構成である。 したがって、従来のようなカセット組み立て性を悪くしているロックプレート を使用する必要がなくなるので、ガードパネルの係止構造およびその係止解除構 造の簡略化をはかつことができ、組立性のよい磁気テープカセットを提供するこ とができた。
【図1】本考案の実施態様である磁気テープカセットの
側壁部分のみを示す要部実体斜視図である。
側壁部分のみを示す要部実体斜視図である。
【図2】本考案の係止片が形成された部分の水平断面図
である。
である。
【図3】本考案の他の実施態様における下カセットハー
フ側壁部分のみを示す要部実体斜視図である。
フ側壁部分のみを示す要部実体斜視図である。
【図4】従来形式のものを説明するための要部拡大実体
斜視図である。
斜視図である。
1 下カセットハーフ 2 係止片 3 ロック解除用突起 4 係止突起 5 透孔 6 係止孔 7 段部 8 切込み 10 ガードパネル 11 側壁 12 切欠き部 13 回転支軸 14 本体側壁 15 軸受け孔 17 ロックプレート 18 プレート部 19 係止突起 20 解除突起 21 ガードパネルばね 22 凸部 23 巻回部 24 係止部 25 張出部 26 回転支軸 28 ロックプレートばね 30 ロック解除部材
Claims (2)
- 【請求項1】 上下カセットハーフにより形成されたケ
ース内に磁気テープを巻回した一対のテープ巻装体を回
転自在に収納し、前記磁気テープをカセット前方に引き
出し可能とする開口部を開閉する回転自在なガードパネ
ルおよび該ガードパネルの側壁に係合してガードパネル
の回動をロックするロック手段を具備した磁気テープカ
セットにおいて、前記ガードパネルの側壁内面の下部に
係止孔が形成されており、前記下カセットハーフの側壁
下方には、切込みによりカセット前後方向のいずれか一
端をヒンジ部としてカセット左右方向に揺動可能な係止
片が一体成形され、該係止片には前記係止孔に係合する
係止突起および前記ガードパネルの側壁部分から露出可
能なロック解除用突起が設けられたことを特徴とする磁
気テープカセット。 - 【請求項2】 上下カセットハーフにより形成されたケ
ース内に磁気テープを巻回した一対のテープ巻装体を回
転自在に収納し、前記磁気テープをカセット前方に引き
出し可能とする開口部を開閉する回転自在なガードパネ
ルおよび該ガードパネルの側壁に係合してガードパネル
の回動をロックするロック手段を具備した磁気テープカ
セットにおいて、前記ガードパネルの側壁内面の下部に
は係止孔が形成されており、前記下カセットハーフの側
壁外面の下方には、前記係止孔に係合する係止突起が設
けられており、前記係止突起と前記係合孔との係合によ
り前記ガードパネルをロックするように構成したことを
特徴とする磁気テープカセット。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP018204U JPH0573764U (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 磁気テープカセット |
US08/022,279 US5461530A (en) | 1992-02-28 | 1993-02-25 | Magnetic tape cassette having a rocking guard panel |
DE69318204T DE69318204T2 (de) | 1992-02-28 | 1993-02-26 | Magnetbandkassette |
EP93103120A EP0558066B1 (en) | 1992-02-28 | 1993-02-26 | Magnetic tape cassette |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP018204U JPH0573764U (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 磁気テープカセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0573764U true JPH0573764U (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=11965118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP018204U Pending JPH0573764U (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 磁気テープカセット |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5461530A (ja) |
EP (1) | EP0558066B1 (ja) |
JP (1) | JPH0573764U (ja) |
DE (1) | DE69318204T2 (ja) |
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Family Cites Families (9)
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JPH0544942Y2 (ja) * | 1988-04-20 | 1993-11-16 |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP018204U patent/JPH0573764U/ja active Pending
-
1993
- 1993-02-25 US US08/022,279 patent/US5461530A/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-02-26 DE DE69318204T patent/DE69318204T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1993-02-26 EP EP93103120A patent/EP0558066B1/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0558066B1 (en) | 1998-04-29 |
DE69318204D1 (de) | 1998-06-04 |
US5461530A (en) | 1995-10-24 |
EP0558066A1 (en) | 1993-09-01 |
DE69318204T2 (de) | 1998-09-03 |
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