JPS60175271A - テ−プカ−トリッジ - Google Patents

テ−プカ−トリッジ

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JPS60175271A
JPS60175271A JP3210484A JP3210484A JPS60175271A JP S60175271 A JPS60175271 A JP S60175271A JP 3210484 A JP3210484 A JP 3210484A JP 3210484 A JP3210484 A JP 3210484A JP S60175271 A JPS60175271 A JP S60175271A
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JP
Japan
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shutter
main body
case
body case
spring
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JP3210484A
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JPH048871B2 (ja
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Takashi Sumida
隅田 孝志
Shigeo Sasaki
佐々木 成雄
Takao Ketori
毛取 嵩夫
Ikuo Nishida
育雄 西田
Kenji Ogiji
荻路 憲治
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Hitachi Ltd
Maxell Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は本体ケースの前面にテープローディング用の
ポケットが凹設形成されたテープカートリッジを対象と
する。すなわち、プレイヤーに装填したとき本体ケース
の前面からテープローディング用ポケットを介してテー
プがケース前方に引き出される形態のビデオ用やオーデ
ィオ用のテープカートリッジにおいて、不使用時に該ポ
ケットの開口下面を閉じるシャッターの装着力に改良を
加えたものである。
〔背景技術〕
第1図および第2図は本発明が対象とするテープカート
リッジの一例、具体的にはディジタル記録・再生方式の
オーディオ用テープカート1川ノジを例示している。
図において、1はほぼ半割りのプラスチ・ツク製の上下
ケース1a・1bをタッピングねし等で蓋合わせ状に結
合してなる本体ケースであり、この本体ケース1の内部
左右にはテープ2が巻かれるハブ3・3をケース底壁4
に透設の各駆動軸挿入孔5・5上に位置せしめて可回転
に装置してあり。
テープ2は本体ケース内の前方左右に配置したテープガ
イド6・6を介して一方のノ1ブ3からケース前面に導
出されたのち他方のハブ3に巻き取られる。
本体ケースlの前面には左右中央部に一連のテープロー
ディング用ポケット7を大きく入り込み状に凹設形成し
てあり、このボケ・ノド7は前方および下方が開口状態
にある。
本体ケース1にはこれの前面を左右間にわたって閉じる
前蓋9を開き操作可能に枢着する。また。
本体ケース1内の後方の左右隅部に左右の各/>プ3・
3に接当作用するハブ回り止め手段10・10を備えて
いる。
そして、不使用時には前蓋9でケース前面に導出したテ
ープ2の外側をカバーして保護し、かつハブ回り止め手
段10で各ノ\ブ3の遊転を防止する。テープカートリ
ッジをプレイヤーに装填すると、前蓋9が上向きに開き
回動し、ノ\ブ回り止め手段10が外れて各ノ\ブ3が
自動回転状態になり。
前記ポケット7に下方から突入して来るプレイ4ツー側
のテープローディングビンでテープ2がケース前方に引
き出されてスタンバイ状態になる。
かかる基本形態のテープカートリ・ノジにおし)て゛ 
は、不使用時にボケ・ノド7の前方を含むケース前面ば
前蓋9でカバーされているが、ポケット7の下面は依然
として解放状態のままであり、この開口下面から塵埃が
侵入してテープ2に付着するおそれがある。
そこで1本発明者等は本体ケース1に該ポケット7の開
口下面を直接に閉じるシャッター11を開き操作可能に
装着したテープカートリッジを提案した(特願昭58−
243273号)。そこではシャッター11がケース底
壁4に沿って前後方向に進退摺動するものとし、不使用
時にはシャッター11が前方に進出してポケット7の開
口下面を全面的に閉じ、プレイヤーへの装填時にはシャ
ッター11が後方に退入してポケット7の下面をほぼ全
面的に解放状態にするものであった。
問題はこのシャッター11をケース底壁4の外面に添接
するように装着した場合である。
この種の形態では本体ケース1外にシャッター11が露
き出しになっているので、まず第1に。
シャッター11に直接外力が加わりこれが本体ケース1
から不測に外れて使いものにならなくなるおそれが多分
にある。したがって1本体ケースlに対してシャッター
11を確実な外れ止め手段を介して前後摺動自在に装着
する必要がある。
この点に関して、シャッターllは図面に示ず如くケー
ス底壁4の外面に添接する平板部12と。
該平板部12の左右端から一体に立ち上げ連出されて本
体ケース1の左右側壁13・13の外面に添接する側板
部14・14とを有するものとし。
まずこの各側板部14の内面に設けた突部が各ケース側
壁■3に凹設の凹条溝に係入する形態を考えた。
しかし、この突部と凹条溝との嵌係合によるスライドガ
イドを兼ねた外れ止め手段では、係合力が甘くシャッタ
ー11が簡単に外れてしまう。本体ケースlとシャッタ
ー11との間にはシャッター11を常に前方の閉じ姿勢
に進出付勢するばね手段15が当然に掛は渡されるので
、一旦シャッター11が外れると修復し難い事態を招く
第2に前述のばね手段15が問題になる。つまり、シャ
ッター11は本体ケース1外にあるが。
そうだからといって本体ケース1とシャッター11との
間にばね部材を外部に露き出し状態に掛は渡すと、この
ばね部材が簡単に外れてシャッター11が正常に作動し
なくなるからである。
〔発明の目的と概要〕
この発明はかかる観点から本体ケース1に対するシャッ
ク−11の装着力を更に発展改良したものである。
具体的には、第1番目の発明ではシャッター11が前述
の平板部12と左右の側板部14・14とを有する形態
のものにおいて、各側板部14の内面から突設の抜は止
め片が本体ケースlの左右の側壁13に設けたスリット
にスライド自在にしかし抜は止め状に嵌入係合するもの
とし、以て本体ケースlからシャッター11が外れる事
態を確実に防止することを第1の目的とする。そして。
本体ケース1の側壁13にスリットを透設するも。
これの外面が前記側板部14でカバーされて内部に塵埃
が侵入することを防止することを第2の目的とする。こ
の第1番目の発明ではシャッター11これ全体を前方に
進出付勢するためのばね手段15は特に問題としない。
そして、第2番目の発明では本体ケース1からのシャッ
ター11の外れ止め手段は適宜選べるものとしたうえで
、前述のばね手段15を問題とし。
これの組み付けの容易化を図り、ばね手段15を構成す
るばね部材が外部に露出しないものとして。
他物との接当干渉でばね部材が外れる事態をこれ又確実
に防止することを目的とする。
〔実施例〕
次に、その詳細を図面に基づき説明すると、基本形態は
既に述べた通りである。
但し、前蓋9ば本体ケース1の前面を左右間にわたって
閉合する前面板17と、該前面板17の左右両端から後
方に連出した連結片18・18と。
連結片18・18の各内面に対向状に突設した枢軸19
・19とを有するプラスチック成形品である。本体ケー
ス1の左右側壁13・13の前端部に蓋取付壁20・2
0がケース内方側に位置して形成されており、第5図な
いし第7図に示すごとく左右の各連結片18が対向する
蓋取付壁2oに外嵌した状態で枢軸19が該蓋取イ」壁
20に透設の枢支孔21にそれぞれ嵌合枢支されており
、前蓋9は枢軸19まわりに本体ケース1の前面を閉じ
る姿勢と上向きの開き姿勢とにわたって回動自在であり
、枢軸19に装着した捩りばね22で閉じ姿勢に回動付
勢されている。しかるときは、テープカートリッジあ不
使用時に前蓋9ば閉じられ゛(い゛ζ、テープ2の曲面
外側をカバーして保護し。
テープカートリッジをデツキに装填すると、前蓋9が開
いてテープ2がケース前方に引き出し可能なスタンバイ
状態になる。
問題のシャッター11は1本体ケース1の底壁4の外面
に添接する平板部12と、該平板部12の左右端から立
ち上げ連設されて本体ケース1の左右側壁13・13の
外面に添接する側板部14・14と1両側板部14・1
4から内向きに突設された抜は止め片25・25とを有
するプラスチック成形品である。
このシャッター11は平板部I2の前端部分12aがポ
ケット7の開口下面を全面的に閉じる前方への突出姿勢
と、ポケット7の開口下面を全面的に開放状態にする後
方への退入姿勢とにねたって水平姿勢で前後方向に進退
摺動自在であって。
前方進出限界は本体ケース1側の壁部材で適宜接当規制
されている。
シャッター11の平板部12には左右に円形の孔26・
26を透設してあり、シャッター11が前方限界まで摺
動した不使用状態では該平板部12で駆動軸挿入孔5・
5が完全に塞がれて、ケース内への塵埃の侵入が防止さ
れているが、シャッター11が後方限界まで摺動した使
用状態では前記孔26・26が駆動軸挿入孔5・5に一
致して開放状態にし、プレイヤー側の駆動軸が駆動軸挿
入孔5・5にそれぞれ下方から係入することを許す。
さて9本体ケース1からシャッター11が下方に抜は外
れないようにするための外れ止め手段として1本体ケー
ス1の左右側壁13・13に前記抜は止め片25・25
が嵌入係合するスリット27・27がそれぞれ形成され
ている。
第3図および第6図において、その各スリン1〜27は
本体ケース1の左右側壁13・13において9本体ケー
ス1を構成する上下ケース1a・1bの突き合わせ目間
に形成されている。すなわち。
左右のケース側壁13は上ケース1aの側壁部分13a
と下ケース1bの側壁部分13bとからなるが、下ケー
ス1bの側壁部分i3bの上端面ば前端からシャッター
11の側板部14の前後ストし1−り範囲にわたって該
側板部14の厚めに相当する分だげ上ケース1aの側壁
部分13aよりも内方側に凹設する。そして、シャッタ
ー11の各側板部14が下ケース1bの側壁部分13b
の当該凹設外面に沿って前後摺動し、該側板部14の上
端面29と上ケース1aの側壁部分13aの下端面30
とが、極めて僅かな隙間を以て近接対向するように該側
板部14の上下高さを寸法設定し。
かつ上ケース1aの側壁部分13aの外面と側板部14
の外面とが垂直の面一状になるものとしである。実際に
は上下ケース1a・1bの側壁部分13a・13bは十
分な肉厚を確保するだけのスペース的な余裕がないのが
一般的なので、下ケース1bの側壁部分13bは全体的
にケース内方側へ凹設されたものとなっている。
かくして1図では下ケース1bの凹設せる側壁部分13
bの上端面の前後中央部位を段落ち面に形成し、上ケー
ス1aを重ね合わせた状態におい′乙 この段落ち面の
存在で上下ケース1a・1bの突き合わせ目にシャッタ
ー11の前後ストロークに見合う前後長さを有するスリ
ット27が形成されるものとした。このスリット27ば
上ケース1aの側壁部分13aの下端面30を段落ち面
に形成することにより構成してもよいことは言うまでも
ない。
第3図において、シャッター11の左右の各側板部14
から突設される各抜り止め片25は、該側板部14の前
後方向の中央部位であって内面上端から水平に一体連出
されたのち、先端部が上向き直角に折り曲げ連出された
縦断正面視でL字形状を呈しており2前後幅が必要かつ
十分な強度を確保できる小幅に設定されている。そして
、前述の各スリット27に各抜は止め片25が前後摺動
自在に嵌入し、その先端鉤部25aが上ケース1aの側
壁部分13aの内面に接当係合するものとなっている。
本体ケースlとシャッター11との間にはシャッター1
1を當に前方の突出姿勢に摺動付勢するためのばね手段
15を備えている。
このばね手段15としては1本体ケースIの底壁4の左
右中央部で前方に偏した部位に1前後に長い透孔36を
明ける。この透孔36はシャッター11が前方限界およ
び後方限界に摺動変位したときでも常に平板部12で下
面が覆われているものとする。かくして、シャッター1
1の平板部12の内面には前記透孔36を介してケース
内に臨むピン状のばね受け37を突設する。一方、ケー
ス底壁4の内面にはシャッター11が前方限界にまで摺
動したときでも前記ばね受け37より富に前方に位置す
る部位、具体的には透孔36の前端部に、該透孔36を
跨ぐ門形のばね受け壁38を設け、該ばね受け壁38上
にばね受け39を突設する。そして9両ばね受け37・
39に引っ張りコイルばねからなるばね部材40の両端
を係止して掛は渡し、該ばね部材4oの張力でシャッタ
ー11をして前方に常に摺動付勢するものとなっている
また9本体ケース1に装着したシャッター11゜がポケ
ット7の開口下面を閉じる前方への進出状態において、
つまり不使用状態においてシャッター11の摺動を禁止
するロック手段41を備えている。
第5図ないし第8図において9図のロック手段41とし
ては、シャッター11の左右の各側板部14の前端が前
方限界への摺動時に前蓋9の左右の各連結片18の下方
に位置し、各側板部14と蓋取付璧20との間に所定の
隙間42が形成されるものとする。そのうえで、シャッ
ター11の平板部12は左右端の前端部に被係合部43
(図ではあな)と前端縁につながる切欠き44とをそれ
ぞれ前後に形成し、これら被保合部43および切欠き4
4を前記隙間42に臨ませる。前蓋9の前面板I7の下
端には該切欠き44に対応する切欠き45を設けておく
。一方、下ケース1bの左右の側壁部分13bの前端か
ら上下薄肉で左右小幅のロック片46を前方に向けて連
出する。このロック片46は前記隙間42内にあって前
後中間部の下面に前記被保合部43に係脱する保合部4
7(図では突起)を有するとともに、前端の下面に被押
圧面48を傾斜状に形成したものとする。そして、薄肉
小幅にしたロック片46の連出基端部からの弾性変形で
、保合部47が前方限界に摺動変位しているときのシャ
ッター11の被保合部43に當に上方から嵌入係合する
ものとしである。
但し9本体ケースlの樹脂材料としてはスチロール樹脂
その他が一般に使用されているが、その場合にロック片
46は繰り返し変形を受けても十二分に耐えられるもの
の9弾性に関しては不十分である点が否めない。そこで
、この点をカバーするために、前蓋9を閉じ勝手に回動
付勢するための前記捩りばね22を利用している。つま
り、このばね22はコイル部22aを前記枢軸19に嵌
着し、一端22bを連結片18側に、他端22Cを蓋取
付壁20側のばね受け49にそれぞれ受け゛止め支持さ
せることになるが、その際にコイル部22aと他端22
仁との中間をV字形ないしはU字形に屈曲して該屈曲部
22dをロック片46の上面に形成せる凹入部50で位
置ずれを防止して受け止め、ロック片46を常にロック
姿勢に揺動変位させるものとなっている。この場合、ば
ね他端22cはばね受け49に単なる外れ止め用として
受け止められるものとなっている。
なお、このロック手段4Iば図では念の為に左右に配し
たが、前記ばね22も含めて左右の一方にのみ設けられ
ていてもよいことは言うまでもない。また、ロック片4
6がシャンク−11の側板部14に接当作用するもので
あってもよい。 しかるときは、テープカートリッジの
組み付けに際してはまず下ケースlbにシャッター11
を装着する。これには左右側板部14・14を横外側方
に曲げ変形させておいて、下ケース1bの左右側壁部分
13b・13bの上端面に形成せるスリット構成用の段
落ち面のうえに抜は止め片25を載せて行なう。尤も、
このスリット構成用の段落ち面は前端縁にわたって形成
してあってもよく、その場合は下ケースlbにシャッタ
ー11を前方からそのまま差し込む要領で装着できるこ
とになる。
次に、前記ばね部材40を前述の要領で掛は渡し。
相前後してテープ2が巻かれたハブ3・3を組み込む。
この際、ばね部材40は下ケース1bの内面側から容易
に装着できる。最後に、上ケースlaを前蓋9と共に所
定の要領で被せ付け、タッピングねじ等で一体に上下ケ
ース1a・1bを結合することになる。この組み付は状
態においてシャッター11の左右の抜は止め片25・2
5が既に本体ケース1の左右側壁13・13に形成され
たスリット27・27にそれぞれ係入している。
いま、テープカートリッジが不使用状態にあるとき、ば
ね部材40でシャッター11は前方限界にまで常に進出
摺動しており、シャッター11の平板部12でケース前
面のポケット7の開口下面を全面的に閉じている。この
ときケース底壁4の前方の左右隅部に透設したテープ端
検出用の通孔5I・51も同時にシャッター11の平板
部12で閉じられており、該通孔51・51を介して内
部に塵埃が侵入することがない。シャッター11の前方
への進出限界はシャッター11の一部を本体ケース1側
の適所に接当させて図る。図では左右の各抜は止め片2
5がスリット27の前端縁に接当してシャッター11の
進出限界を規制することを予想している。この不使用状
態下では前蓋9が前記ばね22で當に閉じ勝手に維持さ
れており。
該ぼね22の弾圧作用を受けてロック片46の係合部4
7も當にシャッター11側の被係合部43に接当係合し
てシャッター11これ自体の摺動を完全にロックしてい
る。
この不使用状態で注目すべきはシャック−11の各抜は
止め片25の作用である。すなわち、まず各抜は止め片
25でシャッター11これ全体の下方への抜は外れが図
られ、各抜は止め片25の先端鉤部25aでシャッター
11の各側板部14の横外側方への拡開変形が接当規制
されている。
したがって、抜は止め片25が折損を受けない限り1本
体ケース1からシャッターIIが外れることはない。
しかも、スリット27は内外■通釈に形成されているが
、これの外面はシャッター11の側板部I4で覆われて
いる。これは第3図において該側板部14の上端面29
とこれに対向する上ケース1aの側壁部分13aの下端
面3oとが、スリット27内における抜は止め片25の
摺動を許す程度に十分近接していること、および第2図
に示すごとく該スリット27の後半部も覆うべく側板部
14の前後長さが十分に採られていることを意味する。
したがって1本体ケース1からのシャッター11の抜は
止めの完璧化のために、内外貫通状のスリ7 I・27
を設けたが、このスリット27を介してケース内に塵埃
が侵入することもないものとなっている。
次に、テープカートリッジをプレイヤーに装填したとす
る。まず9本体ケース1の前方への差し込み燥作でプレ
イヤー側のロック解除部材52が第6図に示すごとく前
蓋9側の切欠き45ついでシャッター11の平板部12
側の切欠き44に相対的に係入してき、ロック片46の
先端の被押圧面48に接当作用してロック片46をばね
22に抗して上向きに揺動させ、係合部47と被係合部
43との係合を解く。次に、ロック解除部材52がその
まま切欠き44の内奥端面に接当して図上左方へ相対的
に移動することにより、ばね部材40に抗してシャッタ
ー11これ全体を後方限界にまで摺動させ、これでポケ
ット7の下面がほぼ全面解放状態になる。次にプレイヤ
ー内における本体ケース1の下方ロード位置への下降に
伴い、プレイヤー側の部材で前蓋9がばね22に抗して
上開き回動して行くとともに、プレイヤー側のテープロ
ーディングピンがポケット7にこれの開口下面より突入
して、これでテープ2がケース前方に引き出し可能な状
態となる。
囚に、プレイヤーに装填されてシャッター11が後方限
界にまで摺動変位した状態において、シャッター11の
側板部14がスリット27の前半部分の外面を覆ってい
るがどうかは問題ではなく。
スリット27の一部が開口状態になっていてもよい。ま
た、引っ張りコイルばねからなるばね部材40は第4図
に示すごとくシャッター11側のばね受け37とケース
底壁4側のばね受け39との間に出来るだり斜めになら
ないように水平姿勢で掛は渡し、このばね部)fA40
およびばね受け37がシャッター11の後退摺動時にハ
ブ3に満巻きされたテープ2のロール巻層2aの下側に
潜り込んでテープ2に接当干渉しないようになっ”Cい
る。
〔変形例〕
図示例の全容は以上の通りになっているが細部の点につ
いては設計変更可能である。
例えば、第1番目の発明に関して言えば、第9図に示す
ごとく、上下ケース1a・1bの側壁部分13’a・i
3bを上下対向状に突き合わセで。
その突き合わせ目に前記スリット27を形成し。
シャッター11の側板部14が上ケース1aの側壁部分
13aの外面をも覆うように高さ設定し。
該側板部14の上下中間部の内面から先端鉤部25aが
下向きに曲がる抜は止め片25を内向きに突設し、この
抜は止め片25が下ケース1bの側壁部分131)の内
面に抜は止め状に接当作用するようにしてもよい。これ
によれば、各スリット27を側板部14で更に完璧に覆
うことができる。
この第9図の例は変形例を簗約的に例示したものである
から、その一部をのみ変形した形態であってもよいこと
は言うまでもない。また、ばね手段15としては例えば
第2図においてテープガイド6・6の内方側に位置する
ケース底壁4から立設のねじ止め用ボス53・53の一
方又は双方を利用し、これに捩りコイルばねの中間コイ
ル部を嵌装し、シャッター11の平板部12の先端寄り
部位にポケット7に臨ませて立設したばね受けに該ばね
の一端を受け止めるとともに、該ばねの他端をケース底
壁4の内面側に設けた部材で受け止めるようにしてもよ
い。
更に、第2番目の発明に関しては図示せるばね手段15
を左右に配置し、シャッター11の閉じ付勢力を左右で
均等になるようにしてもよいし。
例えばシャッター11側のばね受け37を前方にケース
底壁4側のばね受け39を後方にそれぞれ位置させて1
両ばね受け37・39間にわたって圧縮コイルばねなど
の弾圧ばねを装着するようにしてもよいであろう。
〔発明の効果〕
以上説明した第1番目の本件発明によれば1本体ケース
1の左右の側壁13・13に形成した内外貫通状のスリ
ット27・27に、シャッターIlの左右の側板部14
・14から内向きに突設した抜は止め片25・25が前
後摺動自在に嵌入して、各法は止め片25の先端鉤部2
5aが各ケース側壁13の内面に接当保合するものとし
た。したがって、この抜は止め片25が折損を受けない
限り1本体ケース1からシャッター11が外れることは
ない。にもかかわらず、ケース側壁13にスリット27
を内外貫通状に形成したが5このスリット27ば少なく
ともシャッター11が前方に進出している不使用状態に
おいては外面がシャ・ツタ−IIの側板部I4で覆われ
るものとしたので。
該スリット27を介して塵埃が本体ケース1内に侵入す
ることもよく防止できる。
また、第2番目の本件発明によれば2本体ケース1の底
壁4に透孔36を明け、この透孔36を介してシャッタ
ー11の内面とケース底壁4との間に、シャッター11
を前方の突出姿勢に常に摺動付勢するためのばね部材4
0を装着す漬ものとした。したがって、ケース底壁4の
外面を前後摺動するシャンク−11とケース底壁4との
間にわたってばね部材40を機構的に無理なく簡単に装
着でき、シャッター11の作動の確実性を期すことがで
きる。しかも、前記透孔36ばシャッター11の前後摺
動ストローク範囲内において常に該シャッター11で下
面が覆われているものとしたので、この透孔36を介し
て塵埃が本体ケース内に侵入することもよく防止できる
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るテープカートリッジを例示しており
、第1図は下面側から見た外観斜視図。 第2図は内部構造の全体平面図、第3図は第2図におけ
るA−A線断面図、第4図は第2図におけるB−B線断
面図である。 第5図ないし第8図はテープローディング用ポケットを
閉じるシャッターの摺動ロック手段を示しており、第5
図はロック状態の縦断側面図、第6図はロック解除状態
の縦断側面図、第7図はロック状態の縦断正面図、第8
図は斜視図である。 第9図は本発明の詳細な説明する要部の縦断正面図であ
る。 1・・・・本体ケース。 1a・・・上ケース。 1b・・・下ケース。 2・・・・テープ。 3・・・・ハブ。 4・・・・本体ケースの底壁。 5・・・・駆動軸挿入孔。 6・・・・本体ケースの上壁。 7・・・・テープローディング用ポケット59・・・・
前蓋。 11・・・シャッター。 12・・・シャッターの平板部。 13・・・本体ケースの左右の側壁。 13a・・上ケースの左右の側壁部分。 13b・・下ケースの左右の側壁部分。 14・・・シャッターの側板部。 15・・・ばね手段。 25・・・抜は止め片。 25a・・抜は止め片の先端鉤部。 27・ ・・スリット。 29・・・シャッターの側板部の上端面。 30・・・上ケースの左右の側壁部分の下端面。 36・・・透孔。 37・39・・・ばね受け。 40・・・ばね部材。 発 明 者 隅 1) 孝 志 向 佐々木 成雄 同 毛 取 嵩 人 間 西 1) 育 人 間 荻 路 憲 治

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (l)本体ケース1の前面にテニブローディング用ポケ
    ット7が形成され1本体ケース1に該ポケット7の開口
    下面を閉じるシャッター11が装着されているテープカ
    ートリッジにおいて、シャッター11は本体ケース1の
    底壁4の外面に添接する平板部12と、該平板部12の
    左右α11.1から立ち上げ連設されて本体ケース1の
    左右側壁13・13の外面に添接する側板部14・14
    とを有し2本体ケース1に対してシャッター11をこれ
    の平板部12が前記ポケット7の開口下面を閉じる前方
    への突出姿勢と、該ポケット7の下面を解放状態にする
    後方への退入姿勢とにわたって進退摺動自在に装着して
    あり1本体ケース1とシャッター11との間にシャッタ
    ー11を前方の突出姿勢に摺動付勢するためのばね手段
    15を有し、シャッター11は左右の各側板部14から
    内向きに突設された鉤形の抜は止め片25を備えており
    2本体ケース1の左右の各(IIl■壁13にシャッタ
    ー11の摺動ストロークに見合う前後長さを有する内外
    貫通状のスリット27をそれぞれ形成してあり、各スリ
    ット27に各抜は止め片25が前後摺動自在に挿通され
    て、各抜は止め片25の先端鉤部25aが本体ケース1
    の左右の各側壁13の内面側に抜は止め状に接当作用し
    、シャッター11が前方の突出姿勢にある不使用状態に
    おいて各スリット27が前後間にわたってシャッター1
    1の各側板部14で覆われていることを特徴とするテー
    プカートリッジ。 (2)本体ケースlがほぼ半割りの上下ケース1a・1
    bを蓋合わせ状にねじ結合してなり1本体ケース1の左
    右側壁13・13において、上下ケース1a・1bの突
    き合わせ目間にスリット27・27がそれぞれ形成され
    ている特許請求の範囲第1項記載のテープカートリッジ
    。 (3)本体ケースlの左右側壁13・13において。 下ケース1bの左右側壁部分13b・13bの外面が上
    ケースlaの左右側壁部分13a、−138よりも内方
    側に凹設形成されており、下ケース1bの左右側壁部分
    13b・13bの凹設された外面にシャッター11の左
    右の側板部14・14が添接して、咳側板部14・14
    の外面が上ケース1aの左右側壁部分13a・13aの
    外面と面一状になっている特許請求の範囲第2項記載の
    テープカートリッジ。 (4)本体ケース1の前面にテープローディング用のポ
    ケット7が形成され1本体ケース1の底壁4の外面にシ
    ャッター11をこれの前端部分12aが前記ポケット7
    の開口下面を閉じる前方への突出姿勢と、該ポケット7
    の下面を解放状態にする後方への退入姿勢とにわたって
    進退摺動自在に装着してあり9本体ケース1の底壁4の
    シャッター11で常に覆われている部位に透孔36を明
    けてあり、この透孔36を介してシャッター11の内面
    とケース底壁4との間に、シャッター11を前方の突出
    姿勢に富に摺動付勢するためのばね部材40が装着しで
    あることを特徴とするテープカートリッジ。 (5)透孔36が本体ケース1の底壁4の左右中央部位
    に設けられている特許請求の範囲第4項記載のテープカ
    ートリ、ジ。 (6) シャッター11の内面にばね受け37を透孔3
    6に臨ませて設け1本体ケース1の底壁4の内面に前記
    ばね受け37よりも前方に位置するばね受け39を設け
    1両ばね受け37・39間にわたって引っ張りコイルば
    ね40を掛は渡しである特許請求の範囲第4項記載又は
    第5項記載のテープリートリッジ。
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