JPH0633563Y2 - 複式テープレコーダ - Google Patents

複式テープレコーダ

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JPH0633563Y2
JPH0633563Y2 JP922088U JP922088U JPH0633563Y2 JP H0633563 Y2 JPH0633563 Y2 JP H0633563Y2 JP 922088 U JP922088 U JP 922088U JP 922088 U JP922088 U JP 922088U JP H0633563 Y2 JPH0633563 Y2 JP H0633563Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
storage case
cassette
cassette storage
tape
tape recorder
Prior art date
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JP922088U
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English (en)
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JPH01113853U (ja
Inventor
悦二 中野
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、2個のカセットテープを重ねて装着できる
ようにした複式テープレコーダにおけるカセット収納ケ
ース部分の改良に関する。
<従来の技術> 第6図及び第7図は従来の複式テープレコーダを示した
もので、21はキャビネット、22はカセット収納ケースで
ある。カセット収納ケース22は、キャビネット21に回動
可能に取付けられた支点アーム23、カセット収納ケース
22に設けられたピン24,25とキャビネット21の溝21a,21b
等の組み合わせにより、キャビネット21に対して開閉可
能となっており、外側に装着されるカセットテープ1と
内側に装着されるカセットテープ2は、テープアダプタ
26を介してカセット収納ケース22内に重ねて装着され
る。27はエジェクトボタンであり、これを押すと連結さ
れたロックレバー28がカセット収納ケース22のロック爪
29から外れ、カセット収納ケース22がばね30により第7
図のように開いてカセットテープ1及び2を着脱できる
状態となる。
<考案が解決しようとする問題点> 上述のような従来の複式テープレコーダでは、内側のカ
セットテープ2がプレイ状態にあると外側のカセットテ
ープ1の着脱ができず、カセットテープ2のプレイ中に
カセットテープ1を入れ替えて連続再生の準備をすると
いうような操作ができない。またカセットテープ2は奥
にあるため、カセットテープ1が入っている時はもちろ
ん、入っていない時でも外から見ることが困難で、イン
デックスやテープ残量をプレイ状態のままで確認するこ
とはできない等の問題点があり、不便であった。
この考案は、このような複式テープレコーダにおける不
便さをなくすことを目的としてなされたものである。
<問題点を解決するための手段> 上述の目的を達成するために、この考案では、外側に装
着されるカセットテープ用の第1のカセット収納ケース
と、内側に装着されるカセットテープ用の第2のカセッ
ト収納ケースを個別に設け、この第2のカセット収納ケ
ースをキャビネットに開閉可能に取付けるとともに、上
記第1のカセット収納ケースを上記第2のカセット収納
ケースに開閉可能に取付け、上記第1のカセット収納ケ
ースのみを開操作する第1のエジャクト機構と、上記第
1のカセット収納ケース及び上記第2のカセット収納ケ
ースの双方を開操作する第2のエジェクト機構とを設け
ている。
<作用> 第1のエジェクト機構を操作すると第1のカセット収納
ケースのみが開き、外側に装着されるカセットテープの
着脱や内側のカセットテープの確認を行うことができ
る。また第2のエジェクト機構を操作すると第1のカセ
ット収納ケース及び第2のカセット収納ケースの双方が
開き、両方のカセットテープの着脱が可能となる。
<実施例> 次に第1図乃至第5図に示した一実施例について説明す
る。
図において、3はキャビネット、4は外側に装着される
カセットテープ1用の第1のカセット収納ケース、5は
内側に装着されるカセットテープ2用の第2のカセット
収納ケースである。カセット収納ケース5は、キャビネ
ット3に回動可能に取付けられた支点アーム6、カセッ
ト収納ケース5に設けられたピン7,8とキャビネット3
の溝3a,3b等の組み合わせにより、キャビネット3に対
して開閉可能となっており、この機構は第6図及び第7
図に示した従来例と基本的には同一である。一方、カセ
ット収納ケース4は、上記のカセット収納ケース5にピ
ン9を支点として回動可能に取付けられており、ばね10
によってカセット収納ケース4を開く方向の回動力が付
勢されている。
11は第1のエジェクトボタン、12はエジェクトボタン11
に連結されたロックレバー、13はカセット収納ケース4
に設けられたロック爪であり、これらの部材やばね10に
よってカセット収納ケース4のみを開操作する第1のエ
ジェクト機構が構成されている。また14は第2のエジェ
クトボタン、15はエジェクトボタン14に連結されたロッ
クレバー、16はカセット収納ケース5に設けられたロッ
ク爪、17はカセット収納ケース5に開く方向の回動力を
付勢するばねであり、これらによってカセット収納ケー
ス5を開操作する第2のエジェクト機構が構成されてい
る。尚、第1のエジェクトボタン11には、第2のエジェ
クトボタン14の下面に係合する突部11aが設けられてお
り、第2のエジェクトボタン14を押すと第1のエジェク
トボタン11も同時に押されるようになっている。
また第4図及び第5図に示すように、カセット収納ケー
ス5にはカセット収納ケース4の前面にまで達する閉操
作用の操作部5aが突設してある。
この実施例は上記のように構成されており、外側に装着
されるカセットテープ1と内側に装着されるカセットテ
ープ2は、各カセット収納ケース4及び5にそれぞれ収
納され、第3図のように各カセット収納ケース4及び5
が閉じている時にはカセットテープ1,2は丁度重なった
状態となり、従来の複式テープレコーダと同様の動作が
可能となっている。
ここで、第2のエジェクトボタン14が押されると、ロッ
クレバー15がカセット収納ケース5のロック爪16から外
れる。また突部11aの作用により第1のエジェクトボタ
ン11も同時に押されるので、ロックレバー12がカセット
収納ケース4のロック爪13から外れる。このため、カセ
ット収納ケース5がばね17の付勢力により開き、更にこ
のカセット収納ケース5に対してカセット収納ケース4
がばね10の付勢力により開いて第1図の状態となり、カ
セットテープ1及び2の両方を着脱することができる。
また、第1のエジェクトボタン11を押すと、ロックレバ
ー12がカセット収納ケース4のロック爪13から外れるの
で、第2図のようにカセット収納ケース4がカセット収
納ケース5に対して開き、カセットテープ1の着脱が可
能となる。従って、内側のカセットテープ2がプレイ状
態にある時にプレイを中断せずに外側のカセットテープ
1を着脱したり、カセットテープ2を確認したりするこ
とができるのである。尚、カセット収納ケース4及び5
が共に開いた状態の時には、操作部5aを押せばカセット
収納ケース5のみを閉じることができ、カセット収納ケ
ース4を押せばカセット収納ケース4及び5の両方を閉
じることができる。
<考案の効果> 上述の実施例から明らかなように、この考案は、外側に
装着されるカセットテープ用の第1のカセット収納ケー
スと、内側に装着されるカセットテープ用の第2のカセ
ット収納ケースを個別に設け、第1のカセット収納ケー
スのみを開操作できるようにしたものである。
従って、内側のカセットテープがプレイ中の時でも、そ
のプレイを中断せずに外側のカセットテープを着脱した
り、内側のカセットテープのインデックスやテープ残量
を確認することができるようになり、従来の複式テープ
レコーダにおける不便さをなくすことができるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は、この考案の一実施例の要部を示す
ものであり、 第1図は、カセット収納ケースを2個とも開いた状態の
概略側面図、 第2図は、外側のカセットテープ用のカセット収納ケー
スのみを開いた状態の概略側面図、 第3図は、カセット収納ケースを2個とも閉じた状態の
概略側面図、 第4図は、カセット収納ケースを2個とも開いた状態の
斜視図、 第5図は、カセット収納ケースを2個とも閉じた状態の
斜視図、 第6図及び第7図はそれぞれ従来例の要部を示すもので
あり、 第6図は、カセット収納ケースを閉じた状態の概略側面
図、 第7図は、カセット収納ケースを開いた状態の概略側面
図である。 1…第1のカセットテープ 2…第2のカセットテープ 3…キャビネット 4…第1のカセット収納ケース 5…第2のカセット収納ケース 11…第1のエジェクトボタン 14…第2のエジェクトボタン 10,17…ばね

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2個のカセットテープを重ねて装着できる
    ようにした複式テープレコーダにおいて、 外側に装着されるカセットテープ用の第1のカセット収
    納ケースと、内側に装着されるカセットテープ用の第2
    のカセット収納ケースを個別に設け、 この第2のカセット収納ケースをキャビネットに開閉可
    能に取付けるとともに、 上記第1のカセット収納ケースを上記第2のカセット収
    納ケースに開閉可能に取付け、 上記第1のカセット収納ケースのみを開操作する第1の
    エジェクト機構と、上記第1のカセット収納ケース及び
    上記第2のカセット収納ケースの双方を開操作する第2
    のエジェクト機構とを設けてなる複式テープレコーダ。
JP922088U 1988-01-26 1988-01-26 複式テープレコーダ Expired - Lifetime JPH0633563Y2 (ja)

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JP922088U JPH0633563Y2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26 複式テープレコーダ

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Publication Number Publication Date
JPH01113853U JPH01113853U (ja) 1989-07-31
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