JPWO2021055621A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2021055621A5 JPWO2021055621A5 JP2022517386A JP2022517386A JPWO2021055621A5 JP WO2021055621 A5 JPWO2021055621 A5 JP WO2021055621A5 JP 2022517386 A JP2022517386 A JP 2022517386A JP 2022517386 A JP2022517386 A JP 2022517386A JP WO2021055621 A5 JPWO2021055621 A5 JP WO2021055621A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nitrogen
- oxygen
- membered
- sulfur
- heteroatoms
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Description
本発明の数多くの実施形態を説明してきたが、我々の基本例は、本発明の化合物及び方法を利用する他の実施形態を提供するために変更されてもよいことは明らかである。従って、本発明の範囲は、実施例として提示されている具体的な実施形態ではなく、添付した特許請求の範囲によって定義されるべきであることが理解されよう。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
式(I):
の化合物またはその薬学的に許容される塩であり、
式中:
Cy A は、酸素、窒素、及び硫黄から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を有する5員の単環式ヘテロアリーレン、ならびに酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する7~10員の部分的に不飽和の二環式ヘテロシクリレンから選択され、ここで、Cy A は、0~4個のR A 基で置換されており、
各R A は、ハロゲン、-CN、-C(R)=N(R)、-C(O)R、-C(O) 2 R、-C(O)N(R) 2 、-NO 2 、-N(R)-N(R) 2 、-N(R) 2 、-N(R)C(O)R、-N(R)C(O) 2 R、-N(R)C(O)N(R) 2 、-N(R)S(O) 2 R、-OR、-OC(O)R、-OC(O)N(R) 2 、-SR、-S(O)R、-S(O) 2 R、-S(O)N(R) 2 、-S(O) 2 N(R) 2 、またはC 1~6 脂肪族、フェニル、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式カルボシクリル、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から独立して選択され、
Cy B は、フェニル、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員の単環式ヘテロアリール、7~10員の部分的に不飽和の二環式カルボシクリル、10員の二環式アリール、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する7~10員の二環式ヘテロシクリル、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する7~10員の二環式ヘテロアリール、ならびに酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する12員の三環式ヘテロシクリルから選択され、ここで、Cy B は、0~5個のR B 基で置換されており、
各R B は、ハロゲン、-CN、oxo、-C(R)=N(R)、-C(O)R、-C(O) 2 R、-C(O)N(R) 2 、-C(=N(R))N(R) 2 、-NO 2 、-N(R)-N(R) 2 、-N(R) 2 、-N(R)C(O)R、-N(R)C(O) 2 R、-N(R)C(O)N(R) 2 、-N(R)S(O) 2 R、-OR、-OC(O)R、-OC(O)N(R) 2 、-SR、-S(O)R、-S(O) 2 R、-S(O)N(R) 2 、-S(O) 2 N(R) 2 、またはC 1~6 脂肪族、フェニル、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式カルボシクリル、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリル、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する7~10員の二環式ヘテロアリール、ならびに酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~3個のヘテロ原子を有する8~10員のスピロ環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から独立して選択され、
Lは、任意に置換されたC 1~6 炭化水素鎖であり、ここで、1~3個のメチレン単位は、独立して、-Cy-、-O-、-NR-、-C(O)-、-C(O)NR-、-NRC(O)-、-S(O) 2 NR-、-NRS(O) 2 -、または-S(O) 2 -で置き換えられており、
-Cy-は、3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式カルボシクリレン、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリレン、または酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリーレンであり、
R 1 及びR 2 は、水素、ハロゲン、-OR、-SR、-N(R) 2 、及び任意に置換されたC 1~6 脂肪族から独立して選択され、ここで、R 1 は、単環式Cy A と共にまとめられて、酸素、窒素、または硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する任意に置換縮合された7~10員の飽和または部分的に不飽和の二環式ヘテロシクリレンを形成し得、
R 3 、R 4 、R 5 、及びR 7 は、水素、ハロゲン、-CN、-C(R)=N(R)、-C(O)R、-C(O) 2 R、-C(O)N(R) 2 、-NO 2 、-N(R)-N(R) 2 、-N(R) 2 、-N(R)C(O)R、-N(R)C(O) 2 R、-N(R)C(O)N(R) 2 、-N(R)S(O) 2 R、-OR、-OC(O)R、-OC(O)N(R) 2 、-SR、-S(O)R、-S(O) 2 R、-S(O)N(R) 2 、-S(O) 2 N(R) 2 、またはC 1~6 脂肪族、フェニル、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式カルボシクリル、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から独立して選択され、
R 6 は、ハロゲン、-CN、-C(R)=N(R)、-C(O)R、-C(O) 2 R、-C(O)N(R) 2 、-NO 2 、-N(R)-N(R) 2 、-N(R) 2 、-N(R)C(O)R、-N(R)C(O) 2 R、-N(R)C(O)N(R) 2 、-N(R)S(O) 2 R、-OR、-OC(O)R、-OC(O)N(R) 2 、-SR、-S(O)R、-S(O) 2 R、-S(O)N(R) 2 、-S(O) 2 N(R) 2 、またはC 1~6 脂肪族、フェニル、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式カルボシクリル、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
各Rは、独立して、水素またはC 1~6 脂肪族、フェニル、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式カルボシクリル、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基であるか、
あるいは同一の炭素または窒素上の2個のR基は、それらの間に入っている原子と共にまとめられて、酸素、窒素、または硫黄から選択される0~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環、及び酸素、窒素、または硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリールから選択される環を形成しており、
nは、0または1であり、
但し、以下:
(a)R 3 、R 4 、R 5 、R 6 及びR 7 のうちの少なくとも1つは、C 1~6 脂肪族またはハロゲンであることと、
(b)前記化合物は、N-[1-[(6-フルオロイミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-イル)メチル]-5-メチル-1H-ピラゾール-3-イル]-3-ピリジンカルボキサミド、N-[1-[(6-クロロイミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-イル)メチル]-5-メチル-1H-ピラゾール-3-イル]-3-ピリジンカルボキサミド、3-クロロ-4-[[5-[8-クロロ-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-イル]-1,3,4-オキサジアゾール-2-イル]アミノ]-ベンゼンプロパン酸、2-[(6,8-ジクロロイミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-イル)メチル]-4-メチル-N-フェニル-5-チアゾールカルボキサミド、及びN-(フラン-2-イルメチル)-N,3,5-トリメチル-1-((6-メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-スルホンアミド以外であることと、
を条件とする、前記化合物またはその薬学的に許容される塩。
(項目2)
Cy A は、酸素及び窒素から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を有する5員のヘテロアリーレン、ならびに酸素及び窒素から選択される2~3個のヘテロ原子を有する8員の部分的に不飽和の二環式ヘテロシクリレンから選択され、ここで、Cy A は、0~3個のR A 基で置換されている、項目1に記載の化合物。
(項目3)
Cy A は、酸素及び窒素から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を有する5員のヘテロアリーレンであり、ここで、Cy A は、0~3個のR A 基で置換されている、項目1に記載の化合物。
(項目4)
Cy A は、酸素及び窒素から選択される2~3個のヘテロ原子を有する8員の部分的に不飽和の二環式ヘテロシクリレンであり、ここで、Cy A は、0~3個のR A 基で置換されている、項目1に記載の化合物。
(項目5)
Cy A は、以下:
からなる群から選択され、式中、*は、Lへの結合点を表す、項目1に記載の化合物。
(項目6)
R 3 、R 5 、及びR 7 は水素である、項目1に記載の化合物。
(項目7)
前記化合物は、式(III):
またはその薬学的に許容される塩であり、
式中:
は単結合または二重結合を表し、
Xは、C及びNから選択され、
各Wは、CR A 、CH、N、及びOから独立して選択され、
R 4 は、水素、ハロゲン、-CN、-C(O)OR、またはC 1~6 脂肪族、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
R 6 は、C 1~6 脂肪族またはハロゲンから選択され、
各Rは、独立して、水素またはC 1~6 脂肪族から選択される任意に置換された基であり、
あるいは同一の炭素または窒素上の2個のR基は、それらの間に入っている原子と共にまとめられて、酸素、窒素、または硫黄から選択される0~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環、及び酸素、窒素、または硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリールから選択される環を形成しており、
但し、前記化合物は、N-(フラン-2-イルメチル)-N,3,5-トリメチル-1-((6-メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-スルホンアミド以外であることを条件とする、項目1に記載の化合物。
(項目8)
R 1 は、単環式Cy A と共にまとめられて、酸素、窒素、または硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する、任意に置換縮合された7~10員の飽和または部分的に不飽和の二環式ヘテロシクリレンを形成している、項目1に記載の化合物。
(項目9)
前記化合物は、式(IV):であり、
式中、
は単結合または二重結合を表し、
各Xは、独立して、NまたはCであり、
各Yは、独立して、CR A 、CH、またはNであり、
ZはCH 2 またはOであり、
R A は、C 1~6 脂肪族、3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環式カルボシクリル、及び酸素、窒素、または硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
R 4 は、水素、ハロゲン、-CN、-C(O)OR、またはC 1~6 脂肪族、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
R 6 は、C 1~6 脂肪族またはハロゲンから選択される、項目1に記載の化合物。
(項目10)
前記化合物は、式(III-a)、式(III-b)、式(III-c)、式(III-d)、式(III-e)、式(III-f)、もしくは式(III-g):
またはその薬学的に許容される塩であり、
式中:
R A は、C 1~6 脂肪族、3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環式カルボシクリル、及び酸素、窒素、または硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
R 4 は、水素、ハロゲン、-CN、-C(O)OR、またはC 1~6 脂肪族、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
R 6 は、C 1~6 脂肪族またはハロゲンから選択され、
但し、前記化合物は、N-(フラン-2-イルメチル)-N,3,5-トリメチル-1-((6-メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-スルホンアミド以外であることを条件とする、項目1に記載の化合物。
(項目11)
前記化合物は、式(IV-a)、式(IV-b)、式(IV-c)、もしくは式(IV-d):
またはその薬学的に許容される塩であり、
式中:
R 4 は、水素、ハロゲン、-CN、-C(O)OR、またはC 1~6 脂肪族、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
R 6 は、C 1~6 脂肪族またはハロゲンから選択される、項目1に記載の化合物。
(項目12)
Lは、-(C(R) 2 ) m NR(C(R) 2 ) m -#、-(C(R) 2 ) m NRC(O)(C(R) 2 ) m -#、-(C(R) 2 ) m C(O)NR(C(R) 2 ) m -#、-NRC(O)NR-#、-(C(R) 2 ) m OC(O)NR(C(R) 2 ) m -#、-O(C(R) 2 ) m NRC(O)-#、-O(C(R) 2 ) m NRS(O) 2 -#、-(C(R) 2 ) m S(O) 2 NR(C(R) 2 ) m -#、及び-(C(R) 2 ) m NRS(O) 2 (C(R) 2 ) m -#から選択され、ここで、各Rは、独立して、水素または任意に置換されたC 1~6 脂肪族であり、各mは、独立して、0、1または2であり、#は、Cy A への結合点を表す、項目1に記載の化合物。
(項目13)
Lは、-NR-#、-C(R) 2 NR-#、-C(R) 2 NRC(R) 2 -#、-NRC(O)-#、-C(R) 2 NRC(O)-#、-C(R) 2 C(R) 2 NRC(O)-#、-C(O)NRC(R) 2 -#、-C(R) 2 C(O)NR-#、-C(R) 2 C(O)NRC(R) 2 -#、-NRC(O)NR-#、-C(R) 2 OC(O)NR-#、-OC(R) 2 C(R) 2 NRC(O)-#、-OC(R) 2 C(R) 2 NRS(O) 2 -#、-S(O) 2 NRC(R) 2 -#、-C(R) 2 NRS(O) 2 -#、及び-C(R) 2 C(R) 2 NRS(O) 2 -#から選択され、各Rは、独立して、水素または任意に置換されたC 1~6 脂肪族であり、#は、Cy A への結合点を表す、項目1に記載の化合物。
(項目14)
Lは、-NRC(O)-#、-C(R) 2 NRC(O)-#、-C(R) 2 NRC(R) 2 -#、及び-C(R) 2 NRSO 2 -#から選択され、ここで、各Rは、水素及び任意に置換されたC 1~6 脂肪族から独立して選択され、#は、Cy A への結合点を表す、項目1に記載の化合物。
(項目15)
Lは、-NRC(O)-#及び-C(R) 2 NRC(O)-#から選択され、ここで、各Rは、水素及び任意に置換されたC 1~6 脂肪族から独立して選択され、#は、Cy A への結合点を表す、項目1に記載の化合物。
(項目16)
前記化合物は、式(II):
またはその薬学的に許容される塩であり、
式中:
Cy A は、酸素、窒素、及び硫黄から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を有する5員の単環式ヘテロアリーレン、ならびに酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する7~10員の部分的に不飽和の二環式ヘテロシクリレンから選択され、ここで、Cy A は、0~4個のR A 基で置換されており、
R A は、C 1~6 脂肪族、3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環式カルボシクリル、及び酸素、窒素、または硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
Qは、-C(R) 2 -、-C(O)-、及び-S(O) 2 -から選択され、
Cy B は、フェニル、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員の単環式ヘテロアリール、7~10員の部分的に不飽和の二環式カルボシクリル、10員の二環式アリール、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する7~10員の二環式ヘテロシクリル、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する7~10員の二環式ヘテロアリール、ならびに酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する12員の三環式ヘテロシクリルから選択され、ここで、Cy B は、0~5個のR B 基で置換されており、
R B は、ハロゲン、-CN、-OR、-N(R) 2 、-N(R)CN、-C(=N(R))N(R) 2 、-S(O)R、-S(O) 2 R、-S(O) 2 N(R) 2 、またはC 1~6 脂肪族、フェニル、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環式カルボシクリル、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリル、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する7~10員の二環式ヘテロアリール、ならびに酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~3個のヘテロ原子を有する8~10員のスピロ環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、ここで、各Rは、独立して、水素または任意に置換されたC 1~6 脂肪族であり、
R 1 及びR 2 は、水素、ハロゲン、-OR、-SR、-N(R) 2 、及び任意に置換されたC 1~6 脂肪族から独立して選択され、ここで、R 1 は、単環式Cy A と共にまとめられて、酸素、窒素、または硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する任意に置換縮合された7~10員の飽和または部分的に不飽和の二環式ヘテロシクリレンを形成し得、
R 4 は、水素、ハロゲン、-CN、-C(O)OR、またはC 1~6 脂肪族、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
R 6 は、C 1~6 脂肪族またはハロゲンから選択され、
各Rは、独立して、水素またはC 1~6 脂肪族から選択される任意に置換された基であり、
あるいは同一の炭素または窒素上の2個のR基は、それらの間に入っている原子と共にまとめられて、酸素、窒素、または硫黄から選択される0~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環、及び酸素、窒素、または硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリールから選択される環を形成しており、
nは、0または1であり、
pは、0、1、または2であり、
但し、前記化合物は、N-(フラン-2-イルメチル)-N,3,5-トリメチル-1-((6-メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-スルホンアミド及び2-[(6,8-ジクロロイミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-イル)メチル]-4-メチル-N-フェニル-5-チアゾールカルボキサミド以外であることを条件とする、項目1に記載の化合物。
(項目17)
Cy A は、酸素及び窒素から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を有する5員のヘテロアリーレン、ならびに酸素及び窒素から選択される2~3個のヘテロ原子を有する8員の部分的に不飽和の二環式ヘテロシクリレンから選択され、ここで、Cy A は、0~3個のR A 基で置換されている、項目16に記載の化合物。
(項目18)
Cy A は、酸素及び窒素から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を有する5員のヘテロアリーレンであり、ここで、Cy A は、0~3個のR A 基で置換されている、項目16に記載の化合物。
(項目19)
Cy A は、酸素及び窒素から選択される2~3個のヘテロ原子を有する8員の部分的に不飽和の二環式ヘテロシクリレンであり、ここで、Cy A は、0~3個のR A 基で置換されている、項目16に記載の化合物。
(項目20)
Cy A は、以下:
からなる群から選択され、式中、*は、Lへの結合点を表す、項目16に記載の化合物。
(項目21)
前記化合物は、式(III-a-i)、式(III-b-i)、式(III-c-i)、式(III-d-i)、式(III-e-i)、式(III-f-i)、式(III-g-i):
またはその薬学的に許容される塩であり、
式中:
Qは、-C(R) 2 -、-C(O)-、及び-S(O) 2 -から選択され、
R A は、C 1~6 脂肪族、3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環式カルボシクリル、及び酸素、窒素、または硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
R 4 は、水素、ハロゲン、-CN、-C(O)OR、またはC 1~6 脂肪族、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
R 6 は、C 1~6 脂肪族またはハロゲンから選択され、
pは、0、1、または2であり、
但し、前記化合物は、N-(フラン-2-イルメチル)-N,3,5-トリメチル-1-((6-メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-スルホンアミド以外であることを条件とする、項目1に記載の化合物。
(項目22)
前記化合物は、式(IV-a-i)、式(IV-b-i)、式(IV-c-i)、式(IV-d-i)、式(IV-e-i)、式(IV-f-i)、式(IV-g-i):
またはその薬学的に許容される塩であり、
式中:
Qは、-C(R) 2 -、-C(O)-、及び-S(O) 2 -から選択され、
pは、0、1、または2であり、
R 4 は、水素、ハロゲン、-CN、-C(O)OR、またはC 1~6 脂肪族、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
R 6 は、C 1~6 脂肪族またはハロゲンから選択される、項目8に記載の化合物。
(項目23)
Qは-C(R) 2 -であり、pは1である、項目16に記載の化合物。
(項目24)
Qは-C(O)-であり、pは1である、項目16に記載の化合物。
(項目25)
Qは-C(O)-であり、pは0である、項目16に記載の化合物。
(項目26)
Qは-S(O) 2 -であり、pは1である、項目16に記載の化合物。
(項目27)
Cy B は、フェニル、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員の単環式ヘテロアリール、7~10員の部分的に不飽和の二環式カルボシクリル、10員の二環式アリール、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する7~10員の二環式ヘテロシクリル、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する7~10員の二環式ヘテロアリール、ならびに酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する12員の三環式ヘテロシクリルから選択され、ここで、Cy B は、0~5個のR B 基で置換されている、項目1に記載の化合物。
(項目28)
Cy B は、0~5個のR B 基で置換されたフェニルである、項目27に記載の化合物。
(項目29)
Cy B は、酸素、窒素、及び硫黄から独立して選択される2~3個のヘテロ原子を有する5員の単環式ヘテロアリールであり、ここで、Cy B は、0~2個のR B 基で置換されている、項目27に記載の化合物。
(項目30)
Cy B は、1~2個の窒素を有する6員の単環式ヘテロアリールであり、ここで、Cy B は、0~3個のR B 基で置換されている、項目27に記載の化合物。
(項目31)
Cy B は、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する9~10員の二環式ヘテロアリールであり、ここで、Cy B は、0~3個のR B 基で置換されている、項目27に記載の化合物。
(項目32)
Cy B は、以下:
からなる群から選択される、項目27に記載の化合物。
(項目33)
Cy B は、
以外の基である、項目1に記載の化合物。
(項目34)
R 6 はC 1~6 脂肪族である、項目1に記載の化合物。
(項目35)
R 6 はC 1~6 シクロアルキルである、項目1に記載の化合物。
(項目36)
R 6 はシクロプロピルである、項目1に記載の化合物。
(項目37)
前記化合物は、表Iに示される化合物I-1~I-155のいずれか1つ、またはその薬学的に許容される塩である、項目1に記載の化合物。
(項目38)
前記化合物は、表Iに示される化合物I-1~I-125及びI-128~I-155のいずれか1つ、またはその薬学的に許容される塩である、項目1に記載の化合物。
(項目39)
項目1に記載の化合物を含み、薬学的に許容される賦形剤を更に含む、医薬組成物。
(項目40)
項目39に記載の組成物を使用する、血漿カリクレインにより媒介される疾患または障害を処置する方法。
(項目41)
遺伝性血管浮腫または糖尿病黄斑浮腫の処置を必要とする患者に、項目1に記載の化合物を投与することを含む、遺伝性血管浮腫または糖尿病黄斑浮腫を処置する方法。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
式(I):
の化合物またはその薬学的に許容される塩であり、
式中:
Cy A は、酸素、窒素、及び硫黄から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を有する5員の単環式ヘテロアリーレン、ならびに酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する7~10員の部分的に不飽和の二環式ヘテロシクリレンから選択され、ここで、Cy A は、0~4個のR A 基で置換されており、
各R A は、ハロゲン、-CN、-C(R)=N(R)、-C(O)R、-C(O) 2 R、-C(O)N(R) 2 、-NO 2 、-N(R)-N(R) 2 、-N(R) 2 、-N(R)C(O)R、-N(R)C(O) 2 R、-N(R)C(O)N(R) 2 、-N(R)S(O) 2 R、-OR、-OC(O)R、-OC(O)N(R) 2 、-SR、-S(O)R、-S(O) 2 R、-S(O)N(R) 2 、-S(O) 2 N(R) 2 、またはC 1~6 脂肪族、フェニル、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式カルボシクリル、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から独立して選択され、
Cy B は、フェニル、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員の単環式ヘテロアリール、7~10員の部分的に不飽和の二環式カルボシクリル、10員の二環式アリール、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する7~10員の二環式ヘテロシクリル、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する7~10員の二環式ヘテロアリール、ならびに酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する12員の三環式ヘテロシクリルから選択され、ここで、Cy B は、0~5個のR B 基で置換されており、
各R B は、ハロゲン、-CN、oxo、-C(R)=N(R)、-C(O)R、-C(O) 2 R、-C(O)N(R) 2 、-C(=N(R))N(R) 2 、-NO 2 、-N(R)-N(R) 2 、-N(R) 2 、-N(R)C(O)R、-N(R)C(O) 2 R、-N(R)C(O)N(R) 2 、-N(R)S(O) 2 R、-OR、-OC(O)R、-OC(O)N(R) 2 、-SR、-S(O)R、-S(O) 2 R、-S(O)N(R) 2 、-S(O) 2 N(R) 2 、またはC 1~6 脂肪族、フェニル、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式カルボシクリル、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリル、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する7~10員の二環式ヘテロアリール、ならびに酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~3個のヘテロ原子を有する8~10員のスピロ環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から独立して選択され、
Lは、任意に置換されたC 1~6 炭化水素鎖であり、ここで、1~3個のメチレン単位は、独立して、-Cy-、-O-、-NR-、-C(O)-、-C(O)NR-、-NRC(O)-、-S(O) 2 NR-、-NRS(O) 2 -、または-S(O) 2 -で置き換えられており、
-Cy-は、3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式カルボシクリレン、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリレン、または酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリーレンであり、
R 1 及びR 2 は、水素、ハロゲン、-OR、-SR、-N(R) 2 、及び任意に置換されたC 1~6 脂肪族から独立して選択され、ここで、R 1 は、単環式Cy A と共にまとめられて、酸素、窒素、または硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する任意に置換縮合された7~10員の飽和または部分的に不飽和の二環式ヘテロシクリレンを形成し得、
R 3 、R 4 、R 5 、及びR 7 は、水素、ハロゲン、-CN、-C(R)=N(R)、-C(O)R、-C(O) 2 R、-C(O)N(R) 2 、-NO 2 、-N(R)-N(R) 2 、-N(R) 2 、-N(R)C(O)R、-N(R)C(O) 2 R、-N(R)C(O)N(R) 2 、-N(R)S(O) 2 R、-OR、-OC(O)R、-OC(O)N(R) 2 、-SR、-S(O)R、-S(O) 2 R、-S(O)N(R) 2 、-S(O) 2 N(R) 2 、またはC 1~6 脂肪族、フェニル、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式カルボシクリル、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から独立して選択され、
R 6 は、ハロゲン、-CN、-C(R)=N(R)、-C(O)R、-C(O) 2 R、-C(O)N(R) 2 、-NO 2 、-N(R)-N(R) 2 、-N(R) 2 、-N(R)C(O)R、-N(R)C(O) 2 R、-N(R)C(O)N(R) 2 、-N(R)S(O) 2 R、-OR、-OC(O)R、-OC(O)N(R) 2 、-SR、-S(O)R、-S(O) 2 R、-S(O)N(R) 2 、-S(O) 2 N(R) 2 、またはC 1~6 脂肪族、フェニル、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式カルボシクリル、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
各Rは、独立して、水素またはC 1~6 脂肪族、フェニル、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式カルボシクリル、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基であるか、
あるいは同一の炭素または窒素上の2個のR基は、それらの間に入っている原子と共にまとめられて、酸素、窒素、または硫黄から選択される0~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環、及び酸素、窒素、または硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリールから選択される環を形成しており、
nは、0または1であり、
但し、以下:
(a)R 3 、R 4 、R 5 、R 6 及びR 7 のうちの少なくとも1つは、C 1~6 脂肪族またはハロゲンであることと、
(b)前記化合物は、N-[1-[(6-フルオロイミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-イル)メチル]-5-メチル-1H-ピラゾール-3-イル]-3-ピリジンカルボキサミド、N-[1-[(6-クロロイミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-イル)メチル]-5-メチル-1H-ピラゾール-3-イル]-3-ピリジンカルボキサミド、3-クロロ-4-[[5-[8-クロロ-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-イル]-1,3,4-オキサジアゾール-2-イル]アミノ]-ベンゼンプロパン酸、2-[(6,8-ジクロロイミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-イル)メチル]-4-メチル-N-フェニル-5-チアゾールカルボキサミド、及びN-(フラン-2-イルメチル)-N,3,5-トリメチル-1-((6-メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-スルホンアミド以外であることと、
を条件とする、前記化合物またはその薬学的に許容される塩。
(項目2)
Cy A は、酸素及び窒素から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を有する5員のヘテロアリーレン、ならびに酸素及び窒素から選択される2~3個のヘテロ原子を有する8員の部分的に不飽和の二環式ヘテロシクリレンから選択され、ここで、Cy A は、0~3個のR A 基で置換されている、項目1に記載の化合物。
(項目3)
Cy A は、酸素及び窒素から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を有する5員のヘテロアリーレンであり、ここで、Cy A は、0~3個のR A 基で置換されている、項目1に記載の化合物。
(項目4)
Cy A は、酸素及び窒素から選択される2~3個のヘテロ原子を有する8員の部分的に不飽和の二環式ヘテロシクリレンであり、ここで、Cy A は、0~3個のR A 基で置換されている、項目1に記載の化合物。
(項目5)
Cy A は、以下:
からなる群から選択され、式中、*は、Lへの結合点を表す、項目1に記載の化合物。
(項目6)
R 3 、R 5 、及びR 7 は水素である、項目1に記載の化合物。
(項目7)
前記化合物は、式(III):
またはその薬学的に許容される塩であり、
式中:
は単結合または二重結合を表し、
Xは、C及びNから選択され、
各Wは、CR A 、CH、N、及びOから独立して選択され、
R 4 は、水素、ハロゲン、-CN、-C(O)OR、またはC 1~6 脂肪族、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
R 6 は、C 1~6 脂肪族またはハロゲンから選択され、
各Rは、独立して、水素またはC 1~6 脂肪族から選択される任意に置換された基であり、
あるいは同一の炭素または窒素上の2個のR基は、それらの間に入っている原子と共にまとめられて、酸素、窒素、または硫黄から選択される0~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環、及び酸素、窒素、または硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリールから選択される環を形成しており、
但し、前記化合物は、N-(フラン-2-イルメチル)-N,3,5-トリメチル-1-((6-メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-スルホンアミド以外であることを条件とする、項目1に記載の化合物。
(項目8)
R 1 は、単環式Cy A と共にまとめられて、酸素、窒素、または硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する、任意に置換縮合された7~10員の飽和または部分的に不飽和の二環式ヘテロシクリレンを形成している、項目1に記載の化合物。
(項目9)
前記化合物は、式(IV):であり、
式中、
は単結合または二重結合を表し、
各Xは、独立して、NまたはCであり、
各Yは、独立して、CR A 、CH、またはNであり、
ZはCH 2 またはOであり、
R A は、C 1~6 脂肪族、3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環式カルボシクリル、及び酸素、窒素、または硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
R 4 は、水素、ハロゲン、-CN、-C(O)OR、またはC 1~6 脂肪族、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
R 6 は、C 1~6 脂肪族またはハロゲンから選択される、項目1に記載の化合物。
(項目10)
前記化合物は、式(III-a)、式(III-b)、式(III-c)、式(III-d)、式(III-e)、式(III-f)、もしくは式(III-g):
またはその薬学的に許容される塩であり、
式中:
R A は、C 1~6 脂肪族、3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環式カルボシクリル、及び酸素、窒素、または硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
R 4 は、水素、ハロゲン、-CN、-C(O)OR、またはC 1~6 脂肪族、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
R 6 は、C 1~6 脂肪族またはハロゲンから選択され、
但し、前記化合物は、N-(フラン-2-イルメチル)-N,3,5-トリメチル-1-((6-メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-スルホンアミド以外であることを条件とする、項目1に記載の化合物。
(項目11)
前記化合物は、式(IV-a)、式(IV-b)、式(IV-c)、もしくは式(IV-d):
またはその薬学的に許容される塩であり、
式中:
R 4 は、水素、ハロゲン、-CN、-C(O)OR、またはC 1~6 脂肪族、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
R 6 は、C 1~6 脂肪族またはハロゲンから選択される、項目1に記載の化合物。
(項目12)
Lは、-(C(R) 2 ) m NR(C(R) 2 ) m -#、-(C(R) 2 ) m NRC(O)(C(R) 2 ) m -#、-(C(R) 2 ) m C(O)NR(C(R) 2 ) m -#、-NRC(O)NR-#、-(C(R) 2 ) m OC(O)NR(C(R) 2 ) m -#、-O(C(R) 2 ) m NRC(O)-#、-O(C(R) 2 ) m NRS(O) 2 -#、-(C(R) 2 ) m S(O) 2 NR(C(R) 2 ) m -#、及び-(C(R) 2 ) m NRS(O) 2 (C(R) 2 ) m -#から選択され、ここで、各Rは、独立して、水素または任意に置換されたC 1~6 脂肪族であり、各mは、独立して、0、1または2であり、#は、Cy A への結合点を表す、項目1に記載の化合物。
(項目13)
Lは、-NR-#、-C(R) 2 NR-#、-C(R) 2 NRC(R) 2 -#、-NRC(O)-#、-C(R) 2 NRC(O)-#、-C(R) 2 C(R) 2 NRC(O)-#、-C(O)NRC(R) 2 -#、-C(R) 2 C(O)NR-#、-C(R) 2 C(O)NRC(R) 2 -#、-NRC(O)NR-#、-C(R) 2 OC(O)NR-#、-OC(R) 2 C(R) 2 NRC(O)-#、-OC(R) 2 C(R) 2 NRS(O) 2 -#、-S(O) 2 NRC(R) 2 -#、-C(R) 2 NRS(O) 2 -#、及び-C(R) 2 C(R) 2 NRS(O) 2 -#から選択され、各Rは、独立して、水素または任意に置換されたC 1~6 脂肪族であり、#は、Cy A への結合点を表す、項目1に記載の化合物。
(項目14)
Lは、-NRC(O)-#、-C(R) 2 NRC(O)-#、-C(R) 2 NRC(R) 2 -#、及び-C(R) 2 NRSO 2 -#から選択され、ここで、各Rは、水素及び任意に置換されたC 1~6 脂肪族から独立して選択され、#は、Cy A への結合点を表す、項目1に記載の化合物。
(項目15)
Lは、-NRC(O)-#及び-C(R) 2 NRC(O)-#から選択され、ここで、各Rは、水素及び任意に置換されたC 1~6 脂肪族から独立して選択され、#は、Cy A への結合点を表す、項目1に記載の化合物。
(項目16)
前記化合物は、式(II):
またはその薬学的に許容される塩であり、
式中:
Cy A は、酸素、窒素、及び硫黄から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を有する5員の単環式ヘテロアリーレン、ならびに酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する7~10員の部分的に不飽和の二環式ヘテロシクリレンから選択され、ここで、Cy A は、0~4個のR A 基で置換されており、
R A は、C 1~6 脂肪族、3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環式カルボシクリル、及び酸素、窒素、または硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
Qは、-C(R) 2 -、-C(O)-、及び-S(O) 2 -から選択され、
Cy B は、フェニル、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員の単環式ヘテロアリール、7~10員の部分的に不飽和の二環式カルボシクリル、10員の二環式アリール、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する7~10員の二環式ヘテロシクリル、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する7~10員の二環式ヘテロアリール、ならびに酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する12員の三環式ヘテロシクリルから選択され、ここで、Cy B は、0~5個のR B 基で置換されており、
R B は、ハロゲン、-CN、-OR、-N(R) 2 、-N(R)CN、-C(=N(R))N(R) 2 、-S(O)R、-S(O) 2 R、-S(O) 2 N(R) 2 、またはC 1~6 脂肪族、フェニル、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環式カルボシクリル、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリル、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する7~10員の二環式ヘテロアリール、ならびに酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~3個のヘテロ原子を有する8~10員のスピロ環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、ここで、各Rは、独立して、水素または任意に置換されたC 1~6 脂肪族であり、
R 1 及びR 2 は、水素、ハロゲン、-OR、-SR、-N(R) 2 、及び任意に置換されたC 1~6 脂肪族から独立して選択され、ここで、R 1 は、単環式Cy A と共にまとめられて、酸素、窒素、または硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する任意に置換縮合された7~10員の飽和または部分的に不飽和の二環式ヘテロシクリレンを形成し得、
R 4 は、水素、ハロゲン、-CN、-C(O)OR、またはC 1~6 脂肪族、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
R 6 は、C 1~6 脂肪族またはハロゲンから選択され、
各Rは、独立して、水素またはC 1~6 脂肪族から選択される任意に置換された基であり、
あるいは同一の炭素または窒素上の2個のR基は、それらの間に入っている原子と共にまとめられて、酸素、窒素、または硫黄から選択される0~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環、及び酸素、窒素、または硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリールから選択される環を形成しており、
nは、0または1であり、
pは、0、1、または2であり、
但し、前記化合物は、N-(フラン-2-イルメチル)-N,3,5-トリメチル-1-((6-メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-スルホンアミド及び2-[(6,8-ジクロロイミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-イル)メチル]-4-メチル-N-フェニル-5-チアゾールカルボキサミド以外であることを条件とする、項目1に記載の化合物。
(項目17)
Cy A は、酸素及び窒素から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を有する5員のヘテロアリーレン、ならびに酸素及び窒素から選択される2~3個のヘテロ原子を有する8員の部分的に不飽和の二環式ヘテロシクリレンから選択され、ここで、Cy A は、0~3個のR A 基で置換されている、項目16に記載の化合物。
(項目18)
Cy A は、酸素及び窒素から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を有する5員のヘテロアリーレンであり、ここで、Cy A は、0~3個のR A 基で置換されている、項目16に記載の化合物。
(項目19)
Cy A は、酸素及び窒素から選択される2~3個のヘテロ原子を有する8員の部分的に不飽和の二環式ヘテロシクリレンであり、ここで、Cy A は、0~3個のR A 基で置換されている、項目16に記載の化合物。
(項目20)
Cy A は、以下:
からなる群から選択され、式中、*は、Lへの結合点を表す、項目16に記載の化合物。
(項目21)
前記化合物は、式(III-a-i)、式(III-b-i)、式(III-c-i)、式(III-d-i)、式(III-e-i)、式(III-f-i)、式(III-g-i):
またはその薬学的に許容される塩であり、
式中:
Qは、-C(R) 2 -、-C(O)-、及び-S(O) 2 -から選択され、
R A は、C 1~6 脂肪族、3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環式カルボシクリル、及び酸素、窒素、または硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
R 4 は、水素、ハロゲン、-CN、-C(O)OR、またはC 1~6 脂肪族、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
R 6 は、C 1~6 脂肪族またはハロゲンから選択され、
pは、0、1、または2であり、
但し、前記化合物は、N-(フラン-2-イルメチル)-N,3,5-トリメチル-1-((6-メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-スルホンアミド以外であることを条件とする、項目1に記載の化合物。
(項目22)
前記化合物は、式(IV-a-i)、式(IV-b-i)、式(IV-c-i)、式(IV-d-i)、式(IV-e-i)、式(IV-f-i)、式(IV-g-i):
またはその薬学的に許容される塩であり、
式中:
Qは、-C(R) 2 -、-C(O)-、及び-S(O) 2 -から選択され、
pは、0、1、または2であり、
R 4 は、水素、ハロゲン、-CN、-C(O)OR、またはC 1~6 脂肪族、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
R 6 は、C 1~6 脂肪族またはハロゲンから選択される、項目8に記載の化合物。
(項目23)
Qは-C(R) 2 -であり、pは1である、項目16に記載の化合物。
(項目24)
Qは-C(O)-であり、pは1である、項目16に記載の化合物。
(項目25)
Qは-C(O)-であり、pは0である、項目16に記載の化合物。
(項目26)
Qは-S(O) 2 -であり、pは1である、項目16に記載の化合物。
(項目27)
Cy B は、フェニル、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員の単環式ヘテロアリール、7~10員の部分的に不飽和の二環式カルボシクリル、10員の二環式アリール、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する7~10員の二環式ヘテロシクリル、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する7~10員の二環式ヘテロアリール、ならびに酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する12員の三環式ヘテロシクリルから選択され、ここで、Cy B は、0~5個のR B 基で置換されている、項目1に記載の化合物。
(項目28)
Cy B は、0~5個のR B 基で置換されたフェニルである、項目27に記載の化合物。
(項目29)
Cy B は、酸素、窒素、及び硫黄から独立して選択される2~3個のヘテロ原子を有する5員の単環式ヘテロアリールであり、ここで、Cy B は、0~2個のR B 基で置換されている、項目27に記載の化合物。
(項目30)
Cy B は、1~2個の窒素を有する6員の単環式ヘテロアリールであり、ここで、Cy B は、0~3個のR B 基で置換されている、項目27に記載の化合物。
(項目31)
Cy B は、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する9~10員の二環式ヘテロアリールであり、ここで、Cy B は、0~3個のR B 基で置換されている、項目27に記載の化合物。
(項目32)
Cy B は、以下:
からなる群から選択される、項目27に記載の化合物。
(項目33)
Cy B は、
以外の基である、項目1に記載の化合物。
(項目34)
R 6 はC 1~6 脂肪族である、項目1に記載の化合物。
(項目35)
R 6 はC 1~6 シクロアルキルである、項目1に記載の化合物。
(項目36)
R 6 はシクロプロピルである、項目1に記載の化合物。
(項目37)
前記化合物は、表Iに示される化合物I-1~I-155のいずれか1つ、またはその薬学的に許容される塩である、項目1に記載の化合物。
(項目38)
前記化合物は、表Iに示される化合物I-1~I-125及びI-128~I-155のいずれか1つ、またはその薬学的に許容される塩である、項目1に記載の化合物。
(項目39)
項目1に記載の化合物を含み、薬学的に許容される賦形剤を更に含む、医薬組成物。
(項目40)
項目39に記載の組成物を使用する、血漿カリクレインにより媒介される疾患または障害を処置する方法。
(項目41)
遺伝性血管浮腫または糖尿病黄斑浮腫の処置を必要とする患者に、項目1に記載の化合物を投与することを含む、遺伝性血管浮腫または糖尿病黄斑浮腫を処置する方法。
Claims (39)
- 式(I):
の化合物またはその薬学的に許容される塩であり、
式中:
CyAは、酸素、窒素、及び硫黄から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を有する5員の単環式ヘテロアリーレン、ならびに酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する7~10員の部分的に不飽和の二環式ヘテロシクリレンから選択され、ここで、CyAは、0~4個のRA基で置換されており、
各RAは、ハロゲン、-CN、-C(R)=N(R)、-C(O)R、-C(O)2R、-C(O)N(R)2、-NO2、-N(R)-N(R)2、-N(R)2、-N(R)C(O)R、-N(R)C(O)2R、-N(R)C(O)N(R)2、-N(R)S(O)2R、-OR、-OC(O)R、-OC(O)N(R)2、-SR、-S(O)R、-S(O)2R、-S(O)N(R)2、-S(O)2N(R)2、またはC1~6脂肪族、フェニル、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式カルボシクリル、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から独立して選択され、
CyBは、フェニル、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員の単環式ヘテロアリール、7~10員の部分的に不飽和の二環式カルボシクリル、10員の二環式アリール、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する7~10員の二環式ヘテロシクリル、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する7~10員の二環式ヘテロアリール、ならびに酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する12員の三環式ヘテロシクリルから選択され、ここで、CyBは、0~5個のRB基で置換されており、
各RBは、ハロゲン、-CN、oxo、-C(R)=N(R)、-C(O)R、-C(O)2R、-C(O)N(R)2、-C(=N(R))N(R)2、-NO2、-N(R)-N(R)2、-N(R)2、-N(R)C(O)R、-N(R)C(O)2R、-N(R)C(O)N(R)2、-N(R)S(O)2R、-OR、-OC(O)R、-OC(O)N(R)2、-SR、-S(O)R、-S(O)2R、-S(O)N(R)2、-S(O)2N(R)2、またはC1~6脂肪族、フェニル、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式カルボシクリル、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリル、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する7~10員の二環式ヘテロアリール、ならびに酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~3個のヘテロ原子を有する8~10員のスピロ環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から独立して選択され、
Lは、任意に置換されたC1~6炭化水素鎖であり、ここで、1~3個のメチレン単位は、独立して、-Cy-、-O-、-NR-、-C(O)-、-C(O)NR-、-NRC(O)-、-S(O)2NR-、-NRS(O)2-、または-S(O)2-で置き換えられており、
-Cy-は、3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式カルボシクリレン、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリレン、または酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリーレンであり、
R1及びR2は、水素、ハロゲン、-OR、-SR、-N(R)2、及び任意に置換されたC1~6脂肪族から独立して選択され、ここで、R1は、単環式CyAと共にまとめられて、酸素、窒素、または硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する任意に置換縮合された7~10員の飽和または部分的に不飽和の二環式ヘテロシクリレンを形成し得、
R3、R4、R5、及びR7は、水素、ハロゲン、-CN、-C(R)=N(R)、-C(O)R、-C(O)2R、-C(O)N(R)2、-NO2、-N(R)-N(R)2、-N(R)2、-N(R)C(O)R、-N(R)C(O)2R、-N(R)C(O)N(R)2、-N(R)S(O)2R、-OR、-OC(O)R、-OC(O)N(R)2、-SR、-S(O)R、-S(O)2R、-S(O)N(R)2、-S(O)2N(R)2、またはC1~6脂肪族、フェニル、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式カルボシクリル、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から独立して選択され、
R6は、C 1~6 シクロアルキルであり、
各Rは、独立して、水素またはC1~6脂肪族、フェニル、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式カルボシクリル、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基であるか、
あるいは同一の炭素または窒素上の2個のR基は、それらの間に入っている原子と共にまとめられて、酸素、窒素、または硫黄から選択される0~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環、及び酸素、窒素、または硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリールから選択される環を形成しており、
nは、0または1である、前記化合物またはその薬学的に許容される塩。 - CyAは、酸素及び窒素から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を有する5員のヘテロアリーレン、ならびに酸素及び窒素から選択される2~3個のヘテロ原子を有する8員の部分的に不飽和の二環式ヘテロシクリレンから選択され、ここで、CyAは、0~3個のRA基で置換されている、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- CyAは、酸素及び窒素から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を有する5員のヘテロアリーレンであり、ここで、CyAは、0~3個のRA基で置換されている、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- CyAは、酸素及び窒素から選択される2~3個のヘテロ原子を有する8員の部分的に不飽和の二環式ヘテロシクリレンであり、ここで、CyAは、0~3個のRA基で置換されている、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- CyAは、以下:
からなる群から選択され、式中、*は、Lへの結合点を表す、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。 - R3、R5、及びR7は水素である、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- 前記化合物は、式(III):
であり、
式中:
は単結合または二重結合を表し、
Xは、C及びNから選択され、
各Wは、CRA、CH、N、及びOから独立して選択され、
R4は、水素、ハロゲン、-CN、-C(O)OR、またはC1~6脂肪族、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
R6は、C1~6 シクロアルキルから選択され、
各Rは、独立して、水素またはC1~6脂肪族から選択される任意に置換された基であり、
あるいは同一の炭素または窒素上の2個のR基は、それらの間に入っている原子と共にまとめられて、酸素、窒素、または硫黄から選択される0~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環、及び酸素、窒素、または硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリールから選択される環を形成している、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。 - R1は、単環式CyAと共にまとめられて、酸素、窒素、または硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する、任意に置換縮合された7~10員の飽和または部分的に不飽和の二環式ヘテロシクリレンを形成している、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- 前記化合物は、式(IV):であり、
式中、
は単結合または二重結合を表し、
各Xは、独立して、NまたはCであり、
各Yは、独立して、CRA、CH、またはNであり、
ZはCH2またはOであり、
RAは、C1~6脂肪族、3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環式カルボシクリル、及び酸素、窒素、または硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
R4は、水素、ハロゲン、-CN、-C(O)OR、またはC1~6脂肪族、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
R6は、C1~6 シクロアルキルから選択される、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。 - 前記化合物は、式(III-a)、式(III-b)、式(III-c)、式(III-d)、式(III-e)、式(III-f)、もしくは式(III-g):
であり、
式中:
RAは、C1~6脂肪族、3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環式カルボシクリル、及び酸素、窒素、または硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
R4は、水素、ハロゲン、-CN、-C(O)OR、またはC1~6脂肪族、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
R6は、C1~6 シクロアルキルから選択される、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。 - 前記化合物は、式(IV-a)、式(IV-b)、式(IV-c)、もしくは式(IV-d):
であり、
式中:
R4は、水素、ハロゲン、-CN、-C(O)OR、またはC1~6脂肪族、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
R6は、C1~6 シクロアルキルから選択される、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。 - Lは、-(C(R)2)mNR(C(R)2)m-#、-(C(R)2)mNRC(O)(C(R)2)m-#、-(C(R)2)mC(O)NR(C(R)2)m-#、-NRC(O)NR-#、-(C(R)2)mOC(O)NR(C(R)2)m-#、-O(C(R)2)mNRC(O)-#、-O(C(R)2)mNRS(O)2-#、-(C(R)2)mS(O)2NR(C(R)2)m-#、及び-(C(R)2)mNRS(O)2(C(R)2)m-#から選択され、ここで、各Rは、独立して、水素または任意に置換されたC1~6脂肪族であり、各mは、独立して、0、1または2であり、#は、CyAへの結合点を表す、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- Lは、-NR-#、-C(R)2NR-#、-C(R)2NRC(R)2-#、-NRC(O)-#、-C(R)2NRC(O)-#、-C(R)2C(R)2NRC(O)-#、-C(O)NRC(R)2-#、-C(R)2C(O)NR-#、-C(R)2C(O)NRC(R)2-#、-NRC(O)NR-#、-C(R)2OC(O)NR-#、-OC(R)2C(R)2NRC(O)-#、-OC(R)2C(R)2NRS(O)2-#、-S(O)2NRC(R)2-#、-C(R)2NRS(O)2-#、及び-C(R)2C(R)2NRS(O)2-#から選択され、各Rは、独立して、水素または任意に置換されたC1~6脂肪族であり、#は、CyAへの結合点を表す、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- Lは、-NRC(O)-#、-C(R)2NRC(O)-#、-C(R)2NRC(R)2-#、及び-C(R)2NRSO2-#から選択され、ここで、各Rは、水素及び任意に置換されたC1~6脂肪族から独立して選択され、#は、CyAへの結合点を表す、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- Lは、-NRC(O)-#及び-C(R)2NRC(O)-#から選択され、ここで、各Rは、水素及び任意に置換されたC1~6脂肪族から独立して選択され、#は、CyAへの結合点を表す、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- 前記化合物は、式(II):
であり、
式中:
CyAは、酸素、窒素、及び硫黄から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を有する5員の単環式ヘテロアリーレン、ならびに酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する7~10員の部分的に不飽和の二環式ヘテロシクリレンから選択され、ここで、CyAは、0~4個のRA基で置換されており、
RAは、C1~6脂肪族、3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環式カルボシクリル、及び酸素、窒素、または硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
Qは、-C(R)2-、-C(O)-、及び-S(O)2-から選択され、
CyBは、フェニル、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員の単環式ヘテロアリール、7~10員の部分的に不飽和の二環式カルボシクリル、10員の二環式アリール、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する7~10員の二環式ヘテロシクリル、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する7~10員の二環式ヘテロアリール、ならびに酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する12員の三環式ヘテロシクリルから選択され、ここで、CyBは、0~5個のRB基で置換されており、
RBは、ハロゲン、-CN、-OR、-N(R)2、-N(R)CN、-C(=N(R))N(R)2、-S(O)R、-S(O)2R、-S(O)2N(R)2、またはC1~6脂肪族、フェニル、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環式カルボシクリル、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリル、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する7~10員の二環式ヘテロアリール、ならびに酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~3個のヘテロ原子を有する8~10員のスピロ環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、ここで、各Rは、独立して、水素または任意に置換されたC1~6脂肪族であり、
R1及びR2は、水素、ハロゲン、-OR、-SR、-N(R)2、及び任意に置換されたC1~6脂肪族から独立して選択され、ここで、R1は、単環式CyAと共にまとめられて、酸素、窒素、または硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する任意に置換縮合された7~10員の飽和または部分的に不飽和の二環式ヘテロシクリレンを形成し得、
R4は、水素、ハロゲン、-CN、-C(O)OR、またはC1~6脂肪族、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
R6は、C1~6 シクロアルキルから選択され、
各Rは、独立して、水素またはC1~6脂肪族から選択される任意に置換された基であり、
あるいは同一の炭素または窒素上の2個のR基は、それらの間に入っている原子と共にまとめられて、酸素、窒素、または硫黄から選択される0~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環、及び酸素、窒素、または硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリールから選択される環を形成しており、
nは、0または1であり、
pは、0、1、または2であり、
但し、前記化合物は、N-(フラン-2-イルメチル)-N,3,5-トリメチル-1-((6-メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-スルホンアミド及び2-[(6,8-ジクロロイミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-イル)メチル]-4-メチル-N-フェニル-5-チアゾールカルボキサミド以外であることを条件とする、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。 - CyAは、酸素及び窒素から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を有する5員のヘテロアリーレン、ならびに酸素及び窒素から選択される2~3個のヘテロ原子を有する8員の部分的に不飽和の二環式ヘテロシクリレンから選択され、ここで、CyAは、0~3個のRA基で置換されている、請求項16に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- CyAは、酸素及び窒素から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を有する5員のヘテロアリーレンであり、ここで、CyAは、0~3個のRA基で置換されている、請求項16に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- CyAは、酸素及び窒素から選択される2~3個のヘテロ原子を有する8員の部分的に不飽和の二環式ヘテロシクリレンであり、ここで、CyAは、0~3個のRA基で置換されている、請求項16に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- CyAは、以下:
からなる群から選択され、式中、*は、Lへの結合点を表す、請求項16に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。 - 前記化合物は、式(III-a-i)、式(III-b-i)、式(III-c-i)、式(III-d-i)、式(III-e-i)、式(III-f-i)、式(III-g-i):
であり、
式中:
Qは、-C(R)2-、-C(O)-、及び-S(O)2-から選択され、
RAは、C1~6脂肪族、3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環式カルボシクリル、及び酸素、窒素、または硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和または部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
R4は、水素、ハロゲン、-CN、-C(O)OR、またはC1~6脂肪族、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
R6は、C1~6 シクロアルキルから選択され、
pは、0、1、または2である、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。 - 前記化合物は、式(IV-a-i)、式(IV-b-i)、式(IV-c-i)、式(IV-d-i)、式(IV-e-i)、式(IV-f-i)、式(IV-g-i):
であり、
式中:
Qは、-C(R)2-、-C(O)-、及び-S(O)2-から選択され、
pは、0、1、または2であり、
R4は、水素、ハロゲン、-CN、-C(O)OR、またはC1~6脂肪族、酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員のヘテロアリール、及び酸素、窒素、もしくは硫黄から選択される1~2個のヘテロ原子を有する3~7員の飽和もしくは部分的に不飽和の単環式ヘテロシクリルから選択される任意に置換された基、から選択され、
R6は、C1~6 シクロアルキルから選択される、請求項8に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。 - Qは-C(R)2-であり、pは1である、請求項16~22のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- Qは-C(O)-であり、pは1である、請求項16~22のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- Qは-C(O)-であり、pは0である、請求項16~22のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- Qは-S(O)2-であり、pは1である、請求項16~22のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- CyBは、フェニル、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員の単環式ヘテロアリール、7~10員の部分的に不飽和の二環式カルボシクリル、10員の二環式アリール、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する7~10員の二環式ヘテロシクリル、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する7~10員の二環式ヘテロアリール、ならびに酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する12員の三環式ヘテロシクリルから選択され、ここで、CyBは、0~5個のRB基で置換されている、請求項1~22のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- CyBは、0~5個のRB基で置換されたフェニルである、請求項27に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- CyBは、酸素、窒素、及び硫黄から独立して選択される2~3個のヘテロ原子を有する5員の単環式ヘテロアリールであり、ここで、CyBは、0~2個のRB基で置換されている、請求項27に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- CyBは、1~2個の窒素を有する6員の単環式ヘテロアリールであり、ここで、CyBは、0~3個のRB基で置換されている、請求項27に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- CyBは、酸素、窒素、及び硫黄から選択される1~4個のヘテロ原子を有する9~10員の二環式ヘテロアリールであり、ここで、CyBは、0~3個のRB基で置換されている、請求項27に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- CyBは、以下:
からなる群から選択される、請求項27に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。 - CyBは、
以外の基である、請求項1~22のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。 - R6はシクロプロピルである、請求項1~22のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- 前記化合物は、
から選択される、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。 - 請求項1~35のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩を含み、薬学的に許容される賦形剤を更に含む、医薬組成物。
- 血漿カリクレインにより媒介される疾患または障害を処置するための、請求項36に記載の組成物。
- 前記疾患または障害が、遺伝性血管浮腫または糖尿病黄斑浮腫である、請求項37に記載の組成物。
- 遺伝性血管浮腫または糖尿病黄斑浮腫の処置を必要とする患者において、遺伝性血管浮腫または糖尿病黄斑浮腫を処置するための、請求項1~35のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩を含む、組成物。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201962902353P | 2019-09-18 | 2019-09-18 | |
US62/902,353 | 2019-09-18 | ||
PCT/US2020/051293 WO2021055621A1 (en) | 2019-09-18 | 2020-09-17 | Plasma kallikrein inhibitors and uses thereof |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022548696A JP2022548696A (ja) | 2022-11-21 |
JPWO2021055621A5 true JPWO2021055621A5 (ja) | 2023-09-26 |
Family
ID=72717914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022517386A Pending JP2022548696A (ja) | 2019-09-18 | 2020-09-17 | 血漿カリクレインインヒビター及びその使用 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US11787796B2 (ja) |
EP (1) | EP4031547A1 (ja) |
JP (1) | JP2022548696A (ja) |
CN (1) | CN114728962A (ja) |
WO (1) | WO2021055621A1 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2018311976B2 (en) | 2017-08-04 | 2022-10-13 | Takeda Pharmaceutical Company Limited | Inhibitors of Plasma Kallikrein and uses thereof |
EP3765459A1 (en) | 2018-03-13 | 2021-01-20 | Shire Human Genetic Therapies, Inc. | Substituted imidazopyridines as inhibitors of plasma kallikrein and uses thereof |
WO2021055589A1 (en) | 2019-09-18 | 2021-03-25 | Shire Human Genetic Therapies, Inc. | Heteroaryl plasma kallikrein inhibitors |
CN114728962A (zh) | 2019-09-18 | 2022-07-08 | 武田药品工业有限公司 | 血浆激肽释放酶抑制剂及其用途 |
JP2023508907A (ja) | 2019-12-20 | 2023-03-06 | テナヤ セラピューティクス, インコーポレイテッド | フルオロアルキル-オキサジアゾールおよびその使用 |
CN114907260A (zh) * | 2022-05-27 | 2022-08-16 | 河南省科学院高新技术研究中心 | 一种利用离子液体制备4-溴甲基喹啉酮的方法 |
WO2024025907A1 (en) * | 2022-07-29 | 2024-02-01 | Rezolute, Inc. | Inhibitors of plasma kallikrein |
WO2024059186A1 (en) * | 2022-09-15 | 2024-03-21 | Takeda Pharmaceutical Company Limited | N-((isoquinolin-6-yl)methyl)-1h-pyrazole-4-carboxamid derivatives as plasma kallikrein inhibitors for the treatment of hereditary angioedema |
CN116041260A (zh) * | 2022-12-26 | 2023-05-02 | 济南周行医药科技有限公司 | 一种发光检测试剂aps-5关键中间体的制备方法 |
Family Cites Families (98)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4911920A (en) | 1986-07-30 | 1990-03-27 | Alcon Laboratories, Inc. | Sustained release, comfort formulation for glaucoma therapy |
FR2588189B1 (fr) | 1985-10-03 | 1988-12-02 | Merck Sharp & Dohme | Composition pharmaceutique de type a transition de phase liquide-gel |
JPH0832707B2 (ja) | 1986-02-05 | 1996-03-29 | 富山化学工業株式会社 | 新規なセフアロスポリン類およびその塩 |
JP2594486B2 (ja) | 1991-01-15 | 1997-03-26 | アルコン ラボラトリーズ インコーポレイテッド | 局所的眼薬組成物 |
US5212162A (en) | 1991-03-27 | 1993-05-18 | Alcon Laboratories, Inc. | Use of combinations gelling polysaccharides and finely divided drug carrier substrates in topical ophthalmic compositions |
EP0585371B1 (en) | 1991-05-20 | 2002-04-17 | Rhone-Poulenc Rorer International (Holdings) Inc. | Aromatic oligomeric compounds useful as mimics of bioactive macromolecules |
US6309853B1 (en) | 1994-08-17 | 2001-10-30 | The Rockfeller University | Modulators of body weight, corresponding nucleic acids and proteins, and diagnostic and therapeutic uses thereof |
AU715658B2 (en) | 1996-04-03 | 2000-02-10 | Merck & Co., Inc. | Inhibitors of farnesyl-protein transferase |
JP2000256286A (ja) | 1999-03-11 | 2000-09-19 | Kaken Pharmaceut Co Ltd | アルキルアミン誘導体 |
CA2385747A1 (en) | 1999-09-17 | 2001-03-22 | Gavin C. Hirst | Pyrazolopyrimidines as therapeutic agents |
US6887870B1 (en) | 1999-10-12 | 2005-05-03 | Bristol-Myers Squibb Company | Heterocyclic sodium/proton exchange inhibitors and method |
AU2001273040A1 (en) | 2000-06-27 | 2002-01-08 | Du Pont Pharmaceuticals Company | Factor xa inhibitors |
ATE528303T1 (de) | 2000-12-21 | 2011-10-15 | Vertex Pharma | Pyrazoleverbindungen als proteinkinasehemmer |
EP1217000A1 (en) | 2000-12-23 | 2002-06-26 | Aventis Pharma Deutschland GmbH | Inhibitors of factor Xa and factor VIIa |
MY139563A (en) | 2002-09-04 | 2009-10-30 | Bristol Myers Squibb Co | Heterocyclic aromatic compounds useful as growth hormone secretagogues |
MXPA06000371A (es) | 2003-07-09 | 2006-03-28 | Paradigm Therapeutics Ltd | Compuestos de organosilicio y su uso. |
EP1758579A1 (en) | 2004-05-29 | 2007-03-07 | 7TM Pharma A/S | Crth2 receptor ligands for medicinal uses |
US7618962B2 (en) | 2005-02-25 | 2009-11-17 | Pgx Health, Llc | Pyrazolyl substituted xanthines |
JP2009501733A (ja) | 2005-07-20 | 2009-01-22 | メルク フロスト カナダ リミテツド | ステアロイルコエンザイムaデルタ−9デサチュラーゼの阻害剤としてのヘテロ芳香族化合物 |
EP1963329B1 (en) | 2005-11-30 | 2013-01-23 | Vertex Pharmaceuticals Incorporated | Inhibitors of c-met and uses thereof |
SI1981519T1 (en) | 2005-12-29 | 2018-05-31 | Dyax Corp. | INHIBITION PROTEAZE |
EP1849781A1 (en) | 2006-04-28 | 2007-10-31 | Laboratorios del Dr. Esteve S.A. | Substituted 3-Amino-4-hydroxy pyrrolidines compounds, their preparation and use as medicaments |
CA2658523C (en) | 2006-07-31 | 2012-06-12 | Activesite Pharmaceuticals, Inc. | Inhibitors of plasma kallikrein |
EP1908762A2 (en) | 2006-10-04 | 2008-04-09 | Speedel Experimenta AG | Organic compounds |
EP1908471A1 (en) | 2006-10-04 | 2008-04-09 | Speedel Experimenta AG | Tetrahydropyridines as renin inhibitors |
JPWO2008059854A1 (ja) | 2006-11-16 | 2010-03-04 | アステラス製薬株式会社 | ピペリジン誘導体またはその塩 |
EP1974729A1 (en) | 2007-03-28 | 2008-10-01 | Santhera Pharmaceuticals (Schweiz) AG | Substituted imidazopyridine derivates as melanocortin- 4 receptor antagonists |
CN107021895A (zh) | 2007-06-12 | 2017-08-08 | 尔察祯有限公司 | 抗菌剂 |
AU2008287421A1 (en) | 2007-08-10 | 2009-02-19 | Glaxosmithkline Llc | Nitrogen containing bicyclic chemical entities for treating viral infections |
KR100994115B1 (ko) | 2008-08-18 | 2010-11-15 | 삼성모바일디스플레이주식회사 | 광효율 개선층을 구비한 유기 발광 소자 |
US20100160369A1 (en) | 2008-12-04 | 2010-06-24 | Exelixis, Inc. | S1P1 Agonists and Methods of Making And Using |
US20100204265A1 (en) * | 2009-02-09 | 2010-08-12 | Genelabs Technologies, Inc. | Certain Nitrogen Containing Bicyclic Chemical Entities for Treating Viral Infections |
TW201105665A (en) | 2009-04-22 | 2011-02-16 | Janssen Pharmaceutica Nv | Azetidinyl diamides as monoacylglycerol lipase inhibitors |
EP2430013B1 (en) | 2009-05-13 | 2014-10-15 | Amgen Inc. | Heteroaryl compounds as pikk inhibitors |
TW201109327A (en) | 2009-05-28 | 2011-03-16 | Otsuka Pharma Co Ltd | Heterocyclic compound |
US9394279B2 (en) | 2009-06-11 | 2016-07-19 | Abbvie Inc. | Anti-viral compounds |
US8937150B2 (en) | 2009-06-11 | 2015-01-20 | Abbvie Inc. | Anti-viral compounds |
GB201007187D0 (en) | 2010-04-29 | 2010-06-09 | Iti Scotland Ltd | Ubiquitination modulators |
WO2012016133A2 (en) | 2010-07-29 | 2012-02-02 | President And Fellows Of Harvard College | Ros1 kinase inhibitors for the treatment of glioblastoma and other p53-deficient cancers |
US8927559B2 (en) | 2010-10-11 | 2015-01-06 | Merck Sharp & Dohme Corp. | Quinazolinone-type compounds as CRTH2 antagonists |
EP2632898A4 (en) | 2010-10-29 | 2014-04-02 | Biogen Idec Inc | HETEROCYCLIC TYROSINE KINASE HEMMER |
JP2012111731A (ja) | 2010-11-26 | 2012-06-14 | Otsuka Pharmaceut Co Ltd | 医薬 |
RS54070B1 (en) | 2010-12-13 | 2015-10-30 | Array Biopharma Inc. | SUBSTITUTED N- (1H-INDASOL-4-IL) IMIDASO [1,2-a] PIRIDINE-3-CARBOXAMIDE COMPOUNDS AS TYROSINE KINASE TYPE III RECIPE INHIBITORS |
US8883793B2 (en) | 2010-12-29 | 2014-11-11 | Development Center For Biotechnology | Tubulin inhibitors and methods of using the same |
WO2012129562A2 (en) | 2011-03-24 | 2012-09-27 | The Scripps Research Institute | Compounds and methods for inducing chondrogenesis |
JP2014514302A (ja) | 2011-04-13 | 2014-06-19 | メルク・シャープ・アンド・ドーム・コーポレーション | Bace阻害薬としての5−置換されたイミノチアジン類およびそれのモノおよびジオキシド、組成物およびそれらの使用 |
WO2012142308A1 (en) | 2011-04-13 | 2012-10-18 | Activesite Pharmaceuticals, Inc. | Prodrugs of inhibitors of plasma kallikrein |
GB2494851A (en) | 2011-07-07 | 2013-03-27 | Kalvista Pharmaceuticals Ltd | Plasma kallikrein inhibitors |
WO2013052526A1 (en) | 2011-10-06 | 2013-04-11 | Merck Sharp & Dohme Corp. | Triazolyl pde10 inhibitors |
WO2013081094A1 (ja) | 2011-11-30 | 2013-06-06 | 東レ株式会社 | イミダゾ[1,2-a]ピリジン誘導体及びその医薬用途 |
EP2797592B1 (en) | 2011-12-30 | 2019-08-28 | PTC Therapeutics, Inc. | Compounds for treating spinal muscular atrophy |
PL2820008T3 (pl) | 2012-03-02 | 2018-04-30 | Genentech, Inc. | Pochodne amidów amido-spirocyklicznych i sulfonamidów |
SG10201805807PA (en) | 2012-06-26 | 2018-08-30 | Del Mar Pharmaceuticals | Methods for treating tyrosine-kinase-inhibitor-resistant malignancies in patients with genetic polymorphisms or ahi1 dysregulations or mutations employing dianhydrogalactitol, diacetyldianhydrogalactitol, dibromodulcitol, or analogs or derivatives thereof |
AR096393A1 (es) | 2013-05-23 | 2015-12-30 | Bayer Cropscience Ag | Compuestos heterocíclicos pesticidas |
CA2920815C (en) | 2013-08-14 | 2021-09-21 | Kalvista Pharmaceuticals Limited | Inhibitors of plasma kallikrein |
US9765070B2 (en) | 2013-10-30 | 2017-09-19 | Bayer Pharma Aktiengesellschaft | Substituted oxopyridine derivatives |
WO2015095449A1 (en) | 2013-12-19 | 2015-06-25 | Ptc Therapeutics, Inc. | Methods for modulating the amount rna transcripts |
US9624170B2 (en) | 2013-12-26 | 2017-04-18 | Takeda Pharmaceutical Company Limited | 4-(piperrazin-1-yl)-pyrrolidin-2-one compounds as monoacylglycerol lipase (MAGL) inhibitors |
CN106061480B (zh) | 2013-12-30 | 2020-02-28 | 莱福斯希医药公司 | 治疗性抑制性化合物 |
US9611252B2 (en) | 2013-12-30 | 2017-04-04 | Lifesci Pharmaceuticals, Inc. | Therapeutic inhibitory compounds |
US10144732B2 (en) | 2014-06-06 | 2018-12-04 | Biogen Ma Inc. | ATX modulating agents |
BR112017000816A2 (pt) * | 2014-07-16 | 2017-12-05 | Lifesci Pharmaceuticals Inc | compostos inibitórios terapêuticos |
US10913736B2 (en) | 2014-08-22 | 2021-02-09 | University Of Washington | Specific inhibitors of methionyl-tRNA synthetase |
GB201421085D0 (en) | 2014-11-27 | 2015-01-14 | Kalvista Pharmaceuticals Ltd | New enzyme inhibitors |
GB201421088D0 (en) * | 2014-11-27 | 2015-01-14 | Kalvista Pharmaceuticals Ltd | New enzyme inhibitors |
GB201421083D0 (en) | 2014-11-27 | 2015-01-14 | Kalvista Pharmaceuticals Ltd | Enzyme inhibitors |
CN105777632A (zh) | 2015-01-09 | 2016-07-20 | 成都贝斯凯瑞生物科技有限公司 | 芳环并氮杂环衍生物及其应用 |
BR112017021585B8 (pt) | 2015-04-17 | 2022-08-23 | Dow Agrosciences Llc | Moléculas apresentando utilidade pesticida, intermediários, composição, e processo para controlar uma praga |
EP3317241A4 (en) | 2015-07-01 | 2019-01-23 | Lifesci Pharmaceuticals, Inc. | THERAPEUTIC INHIBITOR COMPOUNDS |
EP3317259A4 (en) | 2015-07-01 | 2019-06-12 | Lifesci Pharmaceuticals, Inc. | THERAPEUTIC INHIBITING COMPOUNDS |
CA3007922A1 (en) | 2015-12-11 | 2017-06-15 | Lifesci Pharmaceuticals, Inc. | Therapeutic inhibitory compounds |
ES2947636T3 (es) | 2016-03-16 | 2023-08-14 | Kura Oncology Inc | Derivados de tieno[2,3-d]pirimidina sustituida como inhibidores de menina-MLL y métodos de uso |
GB201609519D0 (en) | 2016-05-31 | 2016-07-13 | Kalvista Pharmaceuticals Ltd | Polymorphs of n-[(2,6-difluoro-3-methoxyphenyl)methyl]-3-(methoxymethyl)-1-({4-[(2-oxopyr idin-1-yl)methyl]phenyl}methyl)pyrazole-4-carboxamide |
SI3464271T1 (sl) | 2016-05-31 | 2020-10-30 | Kalvista Pharmaceuticals Limited | Derivati pirazola kot inhibitorji plazemskega kalikreina |
GB201609603D0 (en) | 2016-06-01 | 2016-07-13 | Kalvista Pharmaceuticals Ltd | Polymorphs of N-[(6-cyano-2-fluoro-3-methoxyphenyl)Methyl]-3-(methoxymethyl)-1-({4-[(2-ox opyridin-1-YL)Methyl]phenyl}methyl)pyrazole-4-carboxamide |
GB201609607D0 (en) | 2016-06-01 | 2016-07-13 | Kalvista Pharmaceuticals Ltd | Polymorphs of N-(3-Fluoro-4-methoxypyridin-2-yl)methyl)-3-(methoxymethyl)-1-({4-((2-oxopy ridin-1-yl)methyl)phenyl}methyl)pyrazole-4-carboxamide and salts |
WO2018011628A1 (en) | 2016-07-11 | 2018-01-18 | Lifesci Pharmaceuticals, Inc. | Therapeutic inhibitory compounds |
WO2018015818A2 (en) | 2016-07-15 | 2018-01-25 | Lifesci Pharmaceuticals, Inc. | Therapeutic inhibitory compounds |
EP3519402A1 (en) | 2016-09-29 | 2019-08-07 | Araxes Pharma LLC | Inhibitors of kras g12c mutant proteins |
US11111245B2 (en) | 2017-02-01 | 2021-09-07 | Aucentra Therapeutics Pty Ltd | Derivatives of N-cycloalkyl/heterocycloalkyl-4-(imidazo[1,2-a]pyridine)pyrimidin-2-amine as therapeutic agents |
WO2018161033A1 (en) | 2017-03-02 | 2018-09-07 | Wright, Adrian | Small molecule ire1-alpha inhibitors |
KR20190136028A (ko) | 2017-03-30 | 2019-12-09 | 에프. 호프만-라 로슈 아게 | Hpk1 억제제로서의 나프티리딘 |
WO2018229543A2 (en) | 2017-06-14 | 2018-12-20 | Lifesci Pharmaceuticals, Inc. | Therapeutic inhibitory compounds |
UA125730C2 (uk) | 2017-06-22 | 2022-05-25 | Курадев Фарма Лімітед | Низькомолекулярні модулятори sting людини |
AU2018311976B2 (en) | 2017-08-04 | 2022-10-13 | Takeda Pharmaceutical Company Limited | Inhibitors of Plasma Kallikrein and uses thereof |
GB201719881D0 (en) | 2017-11-29 | 2018-01-10 | Kalvista Pharmaceuticals Ltd | Solid forms of plasma kallikrein inhibitor and salts thereof |
GB201719882D0 (en) | 2017-11-29 | 2018-01-10 | Kalvista Pharmaceuticals Ltd | Solid forms of a plasma kallikrein inhibitor and salts thereof |
EP3765459A1 (en) | 2018-03-13 | 2021-01-20 | Shire Human Genetic Therapies, Inc. | Substituted imidazopyridines as inhibitors of plasma kallikrein and uses thereof |
WO2021004535A1 (en) | 2019-07-11 | 2021-01-14 | Nanjing Zhengxiang Pharmaceuticals Co., Ltd. | Cinnolines as inhibitors of hpk 1 |
WO2021055589A1 (en) | 2019-09-18 | 2021-03-25 | Shire Human Genetic Therapies, Inc. | Heteroaryl plasma kallikrein inhibitors |
CN114728962A (zh) | 2019-09-18 | 2022-07-08 | 武田药品工业有限公司 | 血浆激肽释放酶抑制剂及其用途 |
CN114516867B (zh) | 2020-04-28 | 2023-09-15 | 江南大学 | 一类含氧五元杂环化合物、合成方法、药物组合物及用途 |
EP4210694A1 (en) | 2020-09-10 | 2023-07-19 | Merck Sharp & Dohme LLC | Plasma kallikrein inhibitors |
WO2022197763A1 (en) | 2021-03-17 | 2022-09-22 | Shire Human Genetic Therapies, Inc. | Inhibitors of plasma kallikrein |
CN117355523A (zh) | 2021-03-17 | 2024-01-05 | 武田药品工业株式会社 | 血浆激肽释放酶的多环抑制剂 |
EP4308230A1 (en) | 2021-03-17 | 2024-01-24 | Takeda Pharmaceutical Company Limited | Heteroaryl inhibitors of plasma kallikrein |
EP4308228A1 (en) | 2021-03-17 | 2024-01-24 | Takeda Pharmaceutical Company Limited | Plasma kallikrein inhibitors |
CN117396473A (zh) | 2021-03-17 | 2024-01-12 | 武田药品工业株式会社 | 血浆激肽释放酶的咪唑并吡啶基抑制剂 |
-
2020
- 2020-09-17 CN CN202080079959.2A patent/CN114728962A/zh active Pending
- 2020-09-17 WO PCT/US2020/051293 patent/WO2021055621A1/en unknown
- 2020-09-17 JP JP2022517386A patent/JP2022548696A/ja active Pending
- 2020-09-17 US US17/024,437 patent/US11787796B2/en active Active
- 2020-09-17 EP EP20785878.8A patent/EP4031547A1/en active Pending
-
2023
- 2023-08-16 US US18/234,608 patent/US20230391773A1/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
SU1646488A3 (ru) | Способ получени 5-[3-(бицикло[2.2.1]-гепт-2-илокси)-4-метоксифенил]гексагидро-2-пиримидинона | |
US5420155A (en) | Tetramic acid derivatives | |
RU2008119465A (ru) | Производные циклопропилуксусной кислоты и их применение | |
WO2002038153A1 (en) | New use of 4, 5, 6, 7-tetrahydroimidazo-[4,5-c]pyridine derivatives | |
JPH06501686A (ja) | ポリアミン類を有する酸化窒素錯体 | |
CA2479103A1 (en) | 1-azabicyclic n-biarylamides with affinity for the alpha7 nicotinic acetylcholine receptor | |
JP2020510010A5 (ja) | ||
CH616674A5 (ja) | ||
JP2004520285A5 (ja) | ||
SK156997A3 (en) | Asymmetric synthesis of (-) 6-chloro-4-cyclopropyl-ethynyl-4- -trifluoromethyl-1,4-dihydro-2h-3,1-benzoxazin-2-one | |
TW200906829A (en) | 5,6-dihydro-1H-pyridin-2-one compounds | |
JPWO2021055621A5 (ja) | ||
JP7008065B2 (ja) | 腱及び/又は靭帯損傷に使用するためのアザ-インダゾール化合物 | |
RU2005135439A (ru) | Производные индена в качестве фармацевтических средств | |
DE3300774A1 (de) | Neue spirocyclische aminosaeuren, verfahren zu ihrer herstellung, diese enthaltende mittel und deren verwendung sowie neue spirocyclische aminosaeuren als zwischenprodukte und verfahren zu deren herstellung | |
GB2265372A (en) | Pyrrolo-pyridazinone derivatives and pharmaceutical uses thereof | |
JP2017521455A (ja) | 抗HIV作用を有するフェニル及びtert−ブチル酢酸置換ピリジノン | |
US4414213A (en) | Dihydropyridyl cyclic imidate esters and their pharmaceutical use | |
US20020198189A1 (en) | New use | |
JP2008056700A (ja) | 精神障害及び眼障害の治療用s−メチル−ジヒドロ−ジプラシドン | |
KR920016418A (ko) | Nmda 길항제 | |
US3725410A (en) | 3-aminomethyl-3-quinuclidinols | |
DK174505B1 (da) | Benzenderivater og fremgangsmåde til fremstilling deraf samt farmaceutiske midler indeholdende derivaterne | |
JPWO2019236890A5 (ja) | ||
TW200800914A (en) | Imidazolidinone compounds |