JP2012111731A - 医薬 - Google Patents

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JP2012111731A JP2010263699A JP2010263699A JP2012111731A JP 2012111731 A JP2012111731 A JP 2012111731A JP 2010263699 A JP2010263699 A JP 2010263699A JP 2010263699 A JP2010263699 A JP 2010263699A JP 2012111731 A JP2012111731 A JP 2012111731A
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Akira Takahashi
高橋  彰
Masaki Suzuki
征希 鈴木
Yuichi Nakamura
祐一 中村
Yoji Sakurai
庸二 櫻井
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

【課題】中枢神経系の過剰なストレス応答を抑制する新規な作用機序を有し、公知の抗うつ薬や抗不安薬と比較して副作用が少なく、安全性に優れた医薬を提供する。
【解決手段】一般式(1)
Figure 2012111731

[式中、R及びRは、それぞれ、独立して、水素等を示し、Rは、低級アルキニル基等を示し、Rは、フェニル基等で示す。]で表される複素環化合物又はその塩。
【選択図】なし

Description

本発明は、新規な医薬に関する。
現代社会では、人々は生活環境や複雑な人間関係等の中で様々な身体的或いは心理社会的ストレスにさらされている。こうしたストレスが個人の対処能力を上回ると、心身の恒常性維持機能が破綻し、うつ病、パニック障害、心的外傷後ストレス障害、不安障害等の神経症、過食症や拒食症等の摂食障害、胃及び十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、高血圧、虚血性心疾患、過呼吸(過換気症候群)、喘息、蕁麻疹、円形脱毛症、頻尿、耳鳴り、めまい等、非常に多岐にわたる疾患を発症することが知られている。
ストレス刺激によって、視床下部−脳下垂体−副腎皮質系(HPA−axis)の活性化や、或いは交感神経−副腎髄質系の賦活化といった神経内分泌系のストレス反応が生じる。
ストレスに対する生体反応は、コルチコトロピン放出ホルモン(CRH)を代表とするストレスホルモンや、ノルアドレナリン、セロトニン、ドーパミンといった神経伝達物質の他、様々な神経ペプチドによって調節されていることが明らかになってきている。中でも、CRHはHPA−axisを介したストレス応答の中心的なストレスホルモンであり、各種ストレス性疾患に対してCRH受容体アンタゴニストの治療効果を期待した臨床試験が行われているが、未だ十分な治療効果は認められていない。
プロラクチン遊離ペプチド(PrRP)は、オーファンG蛋白質共役受容体GPR10の内在性リガンドとして同定された(非特許文献1)。PrRPは、主として脳の視床下部、延髄及び腸に発現し、PrRP産生神経細胞は、延髄弧束核、延髄腹外側部網様体や視床下部に存在する。PrRP受容体であるGPR10は、最後野、扁桃体、室傍核や視床下部視索上核に多く存在する。GPR10が発現している部位の神経機能から、受容体アンタゴニストがストレス性障害を含む種々の障害の治療薬として有用であり得ることが示唆されている(特許文献1)。延髄のPrRP神経細胞は、A1及びA2ノルアドレナリン神経細胞であり、室傍核にPrRP神経細胞を投射し、CRH神経細胞やオキシトシン神経細胞を活性化することが示唆されている(非特許文献2)。PrRPを脳室内投与すると室傍核のCRH神経細胞が活性化され(非特許文献3)、下垂体からの副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)やオキシトシンの放出が亢進する。また、ストレス刺激によって延髄と視床下部のPrRP神経細胞が活性化される(非特許文献4)。これらは、PrRPが神経内分泌系のストレス反応に深く関与していることを示唆している。一方、肥満、異脂肪血症及び糖尿病モデルラットであるOLETFラット(オオツカ−ロングエバンス−トクシマ−ファッティ−ラット)の広範囲にわたるゲノム量的形質遺伝子座(QTL)分析により、病気の表現型と有意に関連する遺伝子座のひとつとしてDmo1が同定され、詳細な解析の結果、GPR10遺伝子が見出された。OLETFラットでは、GPR10遺伝子の一部に変異が認められ、変異は、肥満−糖尿病ラットでは肥満及び異脂肪血症に関係することが明らかとなった。GPR10遺伝子の機能を解析することを目的として、正常なBN(ブラウンノルウェー)ラットバックグラウンドにPrRPシグナルを伝達することができない変異型GPR10ドメインを導入することによって、コンジェニックBNラットが作製された。この変異型GPR10コンジェニックラットは、正常BNラットと対比して、肥満及び異脂肪血症を示すことがなかった一方で、ストレスや不安に対して抵抗性の表現型を示した。この変異GPR10コンジェニックラットの抗ストレス−抗不安様行動は、上述の組織化学的解析から推定されるGPR10受容体のストレス応答への関与を裏付けるものであり、GPR10アンタゴニストがうつ病や不安障害或いは各種ストレス性障害の治療薬となり得ることが示唆されている(特許文献2、非特許文献5)。
US 6,383,764 B1 US 2004216177 A1
Nature 393 (1998) 272-276 Neuroscience Research 38 (2000) 223-230 Neuroscience Letter 285 (2000) 234-238 Endocrinology 142 (2001) 2032-2038 Brain Research 1178 (2007) 114-124
本発明は、中枢神経系の過剰なストレス応答を抑制する新規な作用機序を有し、公知の抗うつ薬や抗不安薬と比較して副作用が少なく、安全性に優れた各種ストレス性障害治療薬を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、下記一般式(1)で表されるGPR10受容体アンタゴニスト作用を有する化合物を所望の医薬の製造に使用できることを見出した。本発明は、斯かる知見に基づき完成されたものである。
本発明は、以下の項に示す医薬、医薬組成物を提供する。
項1.
一般式(1)
Figure 2012111731

[式中、R及びRは、それぞれ、独立して、水素;ベンゼン環及び/又は低級アルキル基上に、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子、ハロゲン置換低級アルキル基、ハロゲン置換低級アルコキシ基、シクロC3−C8アルキル基及びシアノ基からなる群から選ばれた置換基を有していてもよいフェニル低級アルキル基;シクロC3−C8アルキル低級アルキル基;ハロフェニル基を有していてもよいシクロC3−C8アルキル基を示し;又は、R及びRは、RとRに隣接する窒素を介してピロリジン環を形成してもよく、そのピロリジン環は、ハロフェニル基及びハロゲン置換低級アルキル基を有するフェニル基からなる群より選ばれた置換基を有していてもよく;
は、低級アルキニル基、低級アルキル基を有していてもよいアミノ基、低級アルコキシ基、低級アルキル基を有してもよいピペラジニル基、フェニルオキシ基、モルホリニル基又はピロリジニル基を示し;
は、下記(1)〜(91)で示されるいずれかの基を示す:
(1)フェニル基
(2)ナフチル基
(3)ジヒドロインデニル基
(4)フェニル低級アルキル基
(5)ピリジル基
(6)ピリダジニル基
(7)トリアゾリル基
(8)ピリミジニル基
(9)イミダゾリル基
(10)ジヒドロピリジル基
(11)キノリル基
(12)イソキノリル基
(13)テトラヒドロキノリル基
(14)ジヒドロキノリル基
(15)イミダゾピリジル基
(16)ピラゾロピリジル基
(17)インドリニル基
(18)ナフチリジニル基
(19)ベンゾイミダゾリル基
(20)インドリジニル基
(21)チエニル基
(22)ベンゾチエニル基
(23)ベンゾジオキソリル基
(24)ベンゾフリル基
(25)チエノピリジル基
(26)チエノピロリル基
(27)ジヒドロベンゾチアジニル基
(28)イソオキサゾリル基
(29)テトラヒドロベンゾオキサゼピニル基
(30)インドリル基
(31)ベンゾチアゾリル基
(32)ジヒドロチエノジオキシニル基
(33)ピロリジニル基
(34)ジヒドロベンゾオキサジニル基
(35)テトラヒドロキナゾリニル基
(36)テトラヒドロキノキサリニル基
(37)ジヒドロベンゾジオキシニル基
(38)クロマニル基
(39)ジヒドロピリドオキサジニル基
(40)テトラヒドロナフチル基
(41)ジヒドロベンゾフリル基
(42)ジヒドロベンゾオキサゾリル基
(43)テトラヒドロベンゾチエニル基
(44)テトラヒドロシクロペンタピラゾリル基
(45)ベンゾトリアゾリル基
(46)ジヒドロベンゾイミダゾリル基
(47)ジヒドロベンゾチアゾリル基
(48)イソインドリニル基
(49)テトラヒドロベンゾジアゼピニル基
(50)ジヒドロベンゾジオキセピニル基
(51)キノキサリニル基
(52)インダゾリル基
(53)シンノリニル基
(54)ジヒドロフタラジニル基
(55)ジヒドロナフチリジニル基
(56)ヘキサヒドロキノリニル基
(57)フロピロリル基
(58)チエノピラジニル基
(59)イミダゾチアゾリル基
(60)キサンテニル基
(61)ピペリジニル基
(62)ピロリル基
(63)ピラゾリル基
(64)チアゾリル基
(65)フリル基
(66)ピラジニル基
(67)ジヒドロピラゾリル基
(68)チアゾリジニル基
(69)テトラヒドロフラニル基
(70)テトラヒドロピラニル基
(71)チアジアゾリル基
(72)ジヒドロピリダジニル基
(73)チエニル低級アルキル基
(74)シクロC3−C8アルキル基
(75)低級アルキル基
(76)ベンゾジオキソリルオキシ基
(77)フェニルチオ低級アルキル基
(78)フェニルシクロC3−C8アルキル基
(79)フェノキシ低級アルキル基
(80)フェニル低級アルケニル基
(81)シクロC3−C8アルキル低級アルケニル基
(82)ピリジル低級アルキル基
(83)ベンゾフリル低級アルケニル基
(84)ジヒドロベンゾフリル低級アルケニル基
(85)ジヒドロベンゾジオキシニル低級アルケニル基
(86)ジヒドロベンゾジオキシニルオキシ低級アルキル基
(87)オキサゾリル基
(88)ジヒドロインデニルオキシ低級アルキル基
(89)ジヒドロピリミジニル基
(90)ピリジルオキシ低級アルキル基
(91)低級アルコキシ低級アルキル基
式中、低級アルキル基、シクロアルキル環、芳香族環又は複素環上に、下記(1−1)〜(1−46)から選ばれた置換基を1個以上有していてもよい。
(1−1)ハロゲン原子
(1−2)低級アルキル基
(1−3)低級アルカノイル基
(1−4)ハロゲン置換低級アルキル基
(1−5)ハロゲン置換低級アルコキシ基
(1−6)シアノ基
(1−7)低級アルコキシ基
(1−8)低級アルキルチオ基
(1−9)低級アルキル基を有してもよいイミダゾリル基
(1−10)オキサゾリル基
(1−11)低級アルキル基を有していてもよいオキサジアゾリル基、
(1−12)トリアゾリル基
(1−13)ベンゾイル基
(1−14)ピリジル基
(1−15)オキソ基
(1−16)低級アルキル基、ハロゲン置換低級アルコキシ基、ハロゲン置換低級アルキル基及びハロゲン原子からなる群から選ばれた置換基を有してもよいフェニル基
(1−17)チエニル基
(1−18)フリル基
(1−19)チアゾリル基
(1−20)トリアゾリル低級アルキル基
(1−21)シクロC3−C8アルキルオキシ基
(1−22)フェニル低級アルキル基
(1−23)フェノキシ基
(1−24)シクロC3−C8アルキル基
(1−25)ピラゾリル基
(1−26)ピロリル基
(1−27)低級アルケニル基
(1−28)オキソ基を有してもよいピロリジニル基
(1−29)オキソ基及び低級アルキル基からなる群から選ばれた置換基を有してもよいジヒドロピラゾリル基
(1−30)水酸基
(1−31)テトラゾリル基
(1−32)モルホリニル基
(1−33)ピリミジニル基
(1−34)低級アルキル基を有してもよいホモピペラジニル基
(1−35)低級アルカノイルアミノ基
(1−36)シクロC3−C8アルキルカルボニルアミノ基
(1−37)フェノキシ低級アルキル基
(1−38)チオモルホリノ基
(1−39)ピペリジニル基
(1−40)低級アルコキシ低級アルキル基
(1−41)低級アルキル基、低級アルカノイル基及びシクロC3−C8アルキル基からなる群より選ばれた置換基を有してもよいアミノ基
(1−42)モルホリニル低級アルキル基
(1−43)ピペリジニル低級アルキル基
(1−44)低級アルキルスルホニル基
(1−45)アダマンチル低級アルキル基
(1−46)低級アルキル基を有してもよいカルバモイル基]
で表される複素環化合物又はその塩からなる医薬。
項2.
一般式(1)[式中、R及びRは、それぞれ、独立して、水素;ベンゼン環及び/又は低級アルキル基上に、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子、ハロゲン置換低級アルキル基、ハロゲン置換低級アルコキシ基、シクロC3−C8アルキル基及びシアノ基からなる群から選ばれた置換基を1〜3個有していてもよいフェニル低級アルキル基;シクロC3−C8アルキル低級アルキル基;単一のハロフェニル基を有していてもよいシクロC3−C8アルキル基を示し;又は、R及びRは、RとRに隣接する窒素を介してピロリジン環を形成してもよく、そのピロリジン環は、ハロフェニル基及び1個のハロゲン置換低級アルキル基を有するフェニル基からなる群より選ばれた1個の置換基を有していてもよく;
は、低級アルキニル基、低級アルキル基を1〜2個有していてもよいアミノ基、低級アルコキシ基、低級アルキル基を1個有してもよいピペラジニル基、フェニルオキシ基、モルホリニル基又はピロリジニル基を示し;
は、下記(1)〜(91)で示されるいずれかの基を示す。
(1)フェニル基
(2)ナフチル基
(3)ジヒドロインデニル基
(4)フェニル低級アルキル基
(5)ピリジル基
(6)ピリダジニル基
(7)トリアゾリル基
(8)ピリミジニル基
(9)イミダゾリル基
(10)ジヒドロピリジル基
(11)キノリル基
(12)イソキノリル基
(13)テトラヒドロキノリル基
(14)ジヒドロキノリル基
(15)イミダゾピリジル基
(16)ピラゾロピリジル基
(17)インドリニル基
(18)ナフチリジニル基
(19)ベンゾイミダゾリル基
(20)インドリジニル基
(21)チエニル基
(22)ベンゾチエニル基
(23)ベンゾジオキソリル基
(24)ベンゾフリル基
(25)チエノピリジル基
(26)チエノピロリル基
(27)ジヒドロベンゾチアジニル基
(28)イソオキサゾリル基
(29)テトラヒドロベンゾオキサゼピニル基
(30)インドリル基
(31)ベンゾチアゾリル基
(32)ジヒドロチエノジオキシニル基
(33)ピロリジニル基
(34)ジヒドロベンゾオキサジニル基
(35)テトラヒドロキナゾリニル基
(36)テトラヒドロキノキサリニル基
(37)ジヒドロベンゾジオキシニル基
(38)クロマニル基
(39)ジヒドロピリドオキサジニル基
(40)テトラヒドロナフチル基
(41)ジヒドロベンゾフリル基
(42)ジヒドロベンゾオキサゾリル基
(43)テトラヒドロベンゾチエニル基
(44)テトラヒドロシクロペンタピラゾリル基
(45)ベンゾトリアゾリル基
(46)ジヒドロベンゾイミダゾリル基
(47)ジヒドロベンゾチアゾリル基
(48)イソインドリニル基
(49)テトラヒドロベンゾジアゼピニル基
(50)ジヒドロベンゾジオキセピニル基
(51)キノキサリニル基
(52)インダゾリル基
(53)シンノリニル基
(54)ジヒドロフタラジニル基
(55)ジヒドロナフチリジニル基
(56)ヘキサヒドロキノリニル基
(57)フロピロリル基
(58)チエノピラジニル基
(59)イミダゾチアゾリル基
(60)キサンテニル基
(61)ピペリジニル基
(62)ピロリル基
(63)ピラゾリル基
(64)チアゾリル基
(65)フリル基
(66)ピラジニル基
(67)ジヒドロピラゾリル基
(68)チアゾリジニル基
(69)テトラヒドロフラニル基
(70)テトラヒドロピラニル基
(71)チアジアゾリル基
(72)ジヒドロピリダジニル基
(73)チエニル低級アルキル基
(74)シクロC3−C8アルキル基
(75)低級アルキル基
(76)ベンゾジオキソリルオキシ基
(77)フェニルチオ低級アルキル基
(78)フェニルシクロC3−C8アルキル基
(79)フェノキシ低級アルキル基
(80)フェニル低級アルケニル基
(81)シクロC3−C8アルキル低級アルケニル基
(82)ピリジル低級アルキル基
(83)ベンゾフリル低級アルケニル基
(84)ジヒドロベンゾフリル低級アルケニル基
(85)ジヒドロベンゾジオキシニル低級アルケニル基
(86)ジヒドロベンゾジオキシニルオキシ低級アルキル基
(87)オキサゾリル基
(88)ジヒドロインデニルオキシ低級アルキル基
(89)ジヒドロピリミジニル基
(90)ピリジルオキシ低級アルキル基
(91)低級アルコキシ低級アルキル基
式中、低級アルキル基、シクロアルキル環、芳香族環又は複素環上に、下記(1−1)〜(1−46)から選ばれた置換基を1〜4個有していてもよい。
(1−1)ハロゲン原子
(1−2)低級アルキル基
(1−3)低級アルカノイル基
(1−4)ハロゲン置換低級アルキル基
(1−5)ハロゲン置換低級アルコキシ基
(1−6)シアノ基
(1−7)低級アルコキシ基
(1−8)低級アルキルチオ基
(1−9)低級アルキル基を1個有してもよいイミダゾリル基
(1−10)オキサゾリル基
(1−11)低級アルキル基を1個有していてもよいオキサジアゾリル基
(1−12)トリアゾリル基
(1−13)ベンゾイル基
(1−14)ピリジル基
(1−15)オキソ基
(1−16)低級アルキル基、ハロゲン置換低級アルコキシ基、ハロゲン置換低級アルキル基及びハロゲン原子からなる群から選ばれた置換基を1個有してもよいフェニル基
(1−17)チエニル基
(1−18)フリル基
(1−19)チアゾリル基
(1−20)トリアゾリル低級アルキル基
(1−21)シクロC3−C8アルキルオキシ基
(1−22)フェニル低級アルキル基
(1−23)フェノキシ基
(1−24)シクロC3−C8アルキル基
(1−25)低級アルキル基を1個有してもよいピラゾリル基
(1−26)ピロリル基
(1−27)低級アルケニル基
(1−28)オキソ基を1個有してもよいピロリジニル基
(1−29)オキソ基及び低級アルキル基からなる群から選ばれた置換基を1〜2個
有してもよいジヒドロピラゾリル基
(1−30)水酸基
(1−31)テトラゾリル基
(1−32)モルホリニル基
(1−33)ピリミジニル基
(1−34)低級アルキル基を1個有してもよいホモピペラジニル基
(1−35)低級アルカノイルアミノ基
(1−36)シクロC3−C8アルキルカルボニルアミノ基
(1−37)フェノキシ低級アルキル基
(1−38)チオモルホリノ基
(1−39)ピペリジニル基
(1−40)低級アルコキシ低級アルキル基
(1−41)低級アルキル基、低級アルカノイル基及びシクロC3−C8アルキル基からなる群より選ばれた置換基を1〜2個有してもよいアミノ基
(1−42)モルホリニル低級アルキル基
(1−43)ピペリジニル低級アルキル基
(1−44)低級アルキルスルホニル基
(1−45)アダマンチル低級アルキル基
(1−46)低級アルキル基を1〜2個有してもよいカルバモイル基]
で表される項1に記載の医薬。
項3.
一般式(1)[式中、R及びRは、それぞれ、独立して、水素;ベンゼン環及び/又は低級アルキル基上に、低級アルコキシ基、ハロゲン原子及びハロゲン置換低級アルキル基からなる群から選ばれた置換基を1〜2個有していてもよいフェニル低級アルキル基;シクロC3−C8アルキル低級アルキル基;1個のモノハロフェニル基を有していてもよいシクロC3−C8アルキル基を示し;又は、R及びRは、RとRに隣接する窒素を介してピロリジン環を形成してもよく、そのピロリジン環は、ハロフェニル基及び1個のハロゲン置換低級アルキル基を有するフェニル基からなる群より選ばれた1個の置換基を有していてもよく;
は、低級アルキニル基、低級アルキル基を1〜2個有していてもよいアミノ基、低級アルコキシ基、モルホリニル基又はピロリジニル基を示し;
は、下記(1)〜(90)で示されるいずれかの基を示す。
(1)フェニル基
(4)フェニル低級アルキル基
(5)ピリジル基
(11)キノリル基
(12)イソキノリル基
(13)テトラヒドロキノリル基
(16)ピラゾロピリジル基
(19)ベンゾイミダゾリル基
(21)チエニル基
(22)ベンゾチエニル基
(23)ベンゾジオキソリル基
(24)ベンゾフリル基
(25)チエノピリジル基
(30)インドリル基
(37)ジヒドロベンゾジオキシニル基
(40)テトラヒドロナフチル基
(57)フロピロリル基
(63)ピラゾリル基
(65)フリル基
(77)フェニルチオ低級アルキル基
(79)フェノキシ低級アルキル基
(80)フェニル低級アルケニル基
(88)ジヒドロインデニルオキシ低級アルキル基
(90)ピリジルオキシ低級アルキル基
式中、低級アルキル基、シクロアルキル環、芳香族環又は複素環上に、下記(1−1)〜(1−46)から選ばれた置換基を1〜3個有していてもよい。
(1−1)ハロゲン原子
(1−2)低級アルキル基
(1−5)ハロゲン置換低級アルコキシ基
(1−6)シアノ基
(1−7)低級アルコキシ基
(1−9)1個の低級アルキル基を有してもよいイミダゾリル基
(1−10)オキサゾリル基
(1−15)オキソ基
(1−17)チエニル基
(1−27)低級アルケニル基
(1−46)低級アルキル基を1〜2個有してもよいカルバモイル基]
で表される項2に記載の医薬。
項4.
一般式(1)[式中、Rは、下記基(1)〜(90)のいずれか1つを表す。
(1)ハロゲン原子、低級アルキル基、ハロゲン置換低級アルコキシ基、シアノ基、低級アルコキシ基、低級アルケニル基、オキサゾリル基、低級アルキル基を1〜2個有してもよいカルバモイル基及びイミダゾリル基からなる群から選ばれた置換基を1〜3個有してもよいフェニル基
(4)1個のハロゲン原子を有してもよいフェニル低級アルキル基
(5)シアノ基及び低級アルコキシ基からなる群から選ばれた置換基を1〜2個有してもよいピリジル基
(11)1個のハロゲン原子を有してもよいキノリル基
(13)低級アルキル基及びオキソ基からなる群から選ばれた置換基を1〜2個有してもよいテトラヒドロキノリル基
(16)ピラゾロピリジル基
(19)ハロゲン原子及び低級アルキル基からなる群から選ばれた置換基を1〜2個有してもよいベンゾイミダゾリル基
(21)低級アルキル基、低級アルコキシ基及びハロゲン原子からなる群から選ばれた1個の置換基を有してもよいチエニル基
(22)ベンゾチエニル基
(23)ベンゾジオキソリル基
(24)ハロゲン原子及び低級アルコキシ基からなる群から選ばれた1個の置換基を有してもよいベンゾフリル基
(25)チエノピリジル基
(30)ハロゲン原子及び低級アルキル基からなる群から選ばれた置換基を1〜2個有してもよいインドリル基
(37)ジヒドロベンゾジオキシニル基
(40)テトラヒドロナフチル基
(57)1個の低級アルキル基を有してもよいフロピロリル基
(63)チエニル基及び低級アルキル基からなる群から選ばれた置換基を1〜2個有してもよいピラゾリル基
(65)1個のハロゲン原子を有してもよいフリル基
(77)1個のハロゲン原子を有してもよいフェニルチオ低級アルキル基
(79)ハロゲン原子及びシアノ基からなる群から選ばれた置換基を1〜2個有してもよいフェノキシ低級アルキル基
(80)1個のハロゲン原子を有してもよいフェニル低級アルケニル基
(88)ジヒドロインデニルオキシ低級アルキル基
(90)ピリジルオキシ低級アルキル基]
で表される項3に記載の医薬。
項5.
ストレス性疾患を予防又は治療するための項1〜4のいずれか一項に記載の医薬。
項6.
項1〜4のいずれか一項に記載の一般式(1)で表される複素環化合物又はその塩を有効成分とするGPR10拮抗剤。
項7.
呼吸器系障害、消化器障害、循環器系障害、内分泌・代謝系障害、神経系障害、摂食障害、骨・筋肉系障害、皮膚障害、泌尿器系障害、耳鼻咽頭系障害、口腔系障害、眼科系障害、婦人科系障害からなる群より選ばれるストレス性疾患を予防又は治療するための項5記載の医薬。
項8.
摂食障害を治療又は予防するための項7に記載の医薬。
項9.
有効成分として項1〜4のいずれか一項に記載の複素環化合物又はその塩及び薬学的に認容される担体を含む医薬組成物。
項10.
項1〜4のいずれか一項に記載の一般式(1)で表される複素環化合物又はその塩と医薬上許容され得る担体とを混合することを含む医薬組成物の製造方法。
前記一般式において示される各基は、具体的には次の通りである。低級なる語は、特に断りのない限り、炭素数1〜6(好ましくは1〜4、より好ましくは炭素数1〜3)の基を意味するものとする。
低級アルキル基としては、特に断りのない限り、炭素数1〜6(好ましくは炭素数1〜4)の直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基を挙げることができる。より具体的には、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、sec−ブチル、n−ペンチル、1−エチルプロピル、イソペンチル、ネオペンチル、n−ヘキシル、1,2,2−トリメチルプロピル、3,3−ジメチルブチル、2−エチルブチル、イソヘキシル、3−メチルペンチル基等が含まれる。
低級アルコキシ基としては、特に断りのない限り、炭素数1〜6(好ましくは炭素数1〜4)の直鎖又は分岐鎖状のアルコキシ基を挙げることができる。より具体的には、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、tert−ブトキシ、sec−ブトキシ、n−ペンチルオキシ、イソペンチルオキシ、ネオペンチルオキシ、n−ヘキシルオキシ、イソヘキシルオキシ、3−メチルペンチルオキシ基等が含まれる。
ハロゲン原子としては、特に断りのない限り、フッ素原子、塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子が挙げられる。
ハロゲン置換低級アルキル基としては、特に断りのない限り、ハロゲン原子が1〜7個、より好ましくは1〜3個置換した前記例示の低級アルキル基を挙げることができる。より具体的には、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロメチル、ジクロロメチル、トリクロロメチル、ブロモメチル、ジブロモメチル、ジクロロフルオロメチル、2,2−ジフルオロエチル、2,2,2−トリフルオロエチル、ペンタフルオロエチル、2−フルオロエチル、2−クロロエチル、3,3,3−トリフルオロプロピル、ヘプタフルオロプロピル、2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル、ヘプタフルオロイソプロピル、3−クロロプロピル、2−クロロプロピル、3−ブロモプロピル、4,4,4−トリフルオロブチル、4,4,4,3,3−ペンタフルオロブチル、4−クロロブチル、4−ブロモブチル、2−クロロブチル、5,5,5−トリフルオロペンチル、5−クロロペンチル、6,6,6−トリフルオロへキシル、6−クロロヘキシル、ペルフルオロヘキシル基等が含まれる。
シクロC3−C8アルキル基としては、特に断りのない限り、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル基等を挙げることができる。
フェニル低級アルキル基としては、特に断りのない限り、フェニル基を1〜3個、好ましくは1個有する前記例示の低級アルキル基(好ましくは炭素数1〜6(より好ましくは炭素数1〜4)の直鎖又は分枝鎖状アルキル基)を挙げることができる。より具体的には、ベンジル、フェネチル、3−フェニルプロピル、ベンズヒドリル、トリチル、4−フェニルブチル、5−フェニルペンチル、6−フェニルヘキシル基等が挙げられる。
低級アルキニル基としては、特に断りのない限り、炭素数2〜6(好ましくは炭素数2〜4)の直鎖又は分枝鎖状アルキニル基を挙げることができる。より具体的には、エチニル、2−プロピニル、2−ブチニル、3−ブチニル、1−メチル−2−プロピニル、2−ペンチニル、2−ヘキシニル、3,3−ジメチル−1−ブチニル基等が含まれる。
低級アルカノイル基としては、特に断りのない限り、炭素数1〜6(好ましくは炭素数1〜4)の直鎖又は分枝鎖状アルカノイル基を挙げることができる。より具体的には、ホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、ペンタノイル、tert−ブチルカルボニル、ヘキサノイル基等が含まれる。
ハロゲン置換低級アルコキシ基としては、特に断りのない限り、ハロゲン原子が1〜7個、好ましくは1〜3個置換した前記例示の低級アルコキシ基を挙げることができる。より具体的には、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、クロロメトキシ、ジクロロメトキシ、トリクロロメトキシ、ブロモメトキシ、ジブロモメトキシ、ジクロロフルオロメトキシ、2,2,2−トリフルオロエトキシ、ペンタフルオロエトキシ、2−クロロエトキシ、3,3,3−トリフルオロプロポキシ、ヘプタフルオロプロポキシ、ヘプタフルオロイソプロポキシ、3−クロロプロポキシ、2−クロロプロポキシ、3−ブロモプロポキシ、4,4,4−トリフルオロブトキシ、4,4,4,3,3−ペンタフルオロブトキシ、4−クロロブトキシ、4−ブロモブトキシ、2−クロロブトキシ、5,5,5−トリフルオロペントキシ、5−クロロペントキシ、6,6,6−トリフルオロへキシルオキシ、6−クロロヘキシルオキシ基等が含まれる。
ハロフェニル基としては、特に断りのない限り、ハロゲン原子が1〜5個、好ましくは1〜3個、さらに好ましくは1個置換したフェニル基を挙げることができる。
低級アルキルチオ基としては、特に断りのない限り、炭素数1〜6(好ましくは炭素数1〜4)の直鎖状又は分岐鎖状のアルキルが置換したチオ基を挙げることができる。より具体的には、メチルチオ、エチルチオ、n−プロピルチオ、イソプロピルチオ、n−ブチルチオ、イソブチルチオ、tert−ブチルチオ、sec−ブチルチオ、n−ペンチルチオ、1−エチルプロピルチオ、イソペンチルチオ、ネオペンチルチオ、n−ヘキシルチオ、1,2,2−トリメチルプロピルチオ、3,3−ジメチルブチルチオ、2−エチルブチルチオ、イソヘキシルチオ、3−メチルペンチルチオ基等が含まれる。
低級アルケニル基としては、特に断りのない限り、二重結合を1〜3個有する炭素数2〜6(好ましくは炭素数2〜4)の直鎖又は分枝鎖状アルケニル基を挙げることができ、トランス体及びシス体の両者を包含する。より具体的には、ビニル、1−プロペニル、2−プロペニル、1−メチル−1−プロペニル、2−メチル−1−プロペニル、2−メチル−2−プロペニル、2−プロペニル、2−ブテニル、1−ブテニル、3−ブテニル、2−ペンテニル、1−ペンテニル、3−ペンテニル、4−ペンテニル、1,3−ブタジエニル、1,3−ペンタジエニル、2−ペンテン−4−イル、2−ヘキセニル、1−ヘキセニル、5−ヘキセニル、3−ヘキセニル、4−ヘキセニル、3,3−ジメチル−1−プロペニル、2−エチル−1−プロペニル、1,3,5−ヘキサトリエニル、1,3−ヘキサジエニル及び1,4−ヘキサジエニル基等が含まれる。
ジヒドロインデニル基としては、(1−、2−、4−又は5−)−1,2−ジヒドロインデニル基等を挙げることができる。
トリアゾリル基としては、1,2,4−トリアゾリル、1,3,5−トリアゾリル及び1,2,3−トリアゾリル基等を挙げることができる。
イミダゾリル基としては、(1−、2−、4−又は5−)イミダゾリル基等を挙げることができる。
ジヒドロピリジル基としては、1,2−ジヒドロピリジル、1,4−ジヒドロピリジル、3,4−ジヒドロピリジル、5,6−ジヒドロピリジル及び3,6−ジヒドロピリジル基等を挙げることができる。
キノリル基としては、2−キノリル、3−キノリル、4−キノリル、5−キノリル、6−キノリル、7−キノリル及び8−キノリル基等を挙げることができる。
イソキノリル基としては、1−イソキノリル、3−イソキノリル、4−イソキノリル、5−イソキノリル、6−イソキノリル、7−イソキノリル及び8−イソキノリル基等を挙げることができる。
テトラヒドロキノリル基としては、(1−、2−、4−、5−、6−又は8−)1,2,3,4−テトラヒドロキノリル基等を挙げることができる。
ジヒドロキノリル基としては、1,2−ジヒドロキノリル、3,4−ジヒドロキノリル、1,4−ジヒドロキノリル、4a,8a−ジヒドロキノリル、5,6−ジヒドロキノリル、7,8−ジヒドロキノリル及び5,8−ジヒドロキノリル基等を挙げることができる。
イミダゾピリジル基としては、イミダゾ[1,2−a]ピリジル及びイミダゾ[1,5a]ピリジル基等を挙げることができる。
ピラゾロピリジル基としては、ピラゾロ[1,5a]ピリジル基を挙げることができる。
インドリニル基としては、(1−、2−、3−、4−、5−、6−又は7−)インドリニル基を挙げることができる。
ナフチリジニル基としては、1,8−ナフチリジニル、1,7−ナフチリジニル、1,6−ナフチリジニル、1,5−ナフチリジニル、2,7−ナフチリジニル、2,6−ナフチリジニル及び2,5−ナフチリジニル基を挙げることができる。
ベンゾイミダゾリル基としては、1H−ベンゾ[d]イミダゾリル、2H−ベンゾ[d]イミダゾリル及び3aH−ベンゾ[d]イミダゾリル基を挙げることができる。
ベンゾチエニル基としては、ベンゾ[b]チエニル及びベンゾ[c]チエニル基を挙げることができる。
ベンゾジオキソリル基としては、ベンゾ[d][1,3]ジオキソリル及び3H−ベンゾ[c][1,2]ジオキソリル基を挙げることができる。
ベンゾフリル基としては、(2−、3−、4−、5−、6−又は7−)ベンゾフリル基を挙げることができる。
チエノピリジル基としては、チエノ[2,3−b]ピリジル、チエノ[2,3−c]ピリジル、チエノ[3,2−b]ピリジル、チエノ[3,4−b]ピリジル及びチエノ[3,4−c]ピリジル基等を挙げることができる。
チエノピロリル基としては、4H−チエノ[3,2−b]ピロリル、6H−チエノ[2,3−b]ピロリル、4H−チエノ[2,3−b]ピロリル、4H−チエノ[2,3−c]ピロリル、6aH−チエノ[2,3−b]ピロリル、3H−チエノ[3,4−b]ピロリル、4H−チエノ[3,4−c]ピロリル及び1H−チエノ[3,4−b]ピロリル基等を挙げることができる。
ジヒドロベンゾチアジニル基としては、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]チアジニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]チアジニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,3]チアジニル、3,4−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d][1,2]チアジニル、2,4−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d][1,3]チアジニル及び3,4−ジヒドロ−1H−ベンゾ[c][1,2]チアジニル基等を挙げることができる。
イソオキサゾリル基としては、(3−、4−又は5−)イソオキサゾリル基を挙げることができる。
テトラヒドロベンゾオキサゼピニル基としては、1,2,3,5−テトラヒドロベンゾ[e][1,4]オキサゼピニル、1,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[c][1,2]オキサゼピニル及び1,2,4,5−テトラヒドロベンゾ[d][1,3]オキサゼピニル等を挙げることができる。
インドリル基としては、1H−インドリル及び3H−インドリル基を挙げることができる。
ベンゾチアゾリル基としては、ベンゾ[d]チアゾリル基を挙げることができる。
ジヒドロチエノジオキシニル基としては、2,3−ジヒドロチエノ[3,4−b][1,4]ジオキシニル、3,4−ジヒドロチエノ[3,4−c][1,2]ジオキシニル、2,3−ジヒドロチエノ[3,4−b][1,4]ジオキシニル、2,3−ジヒドロチエノ[3,2−b][1,4]ジオキシニル、3,4−ジヒドロチエノ[3,2−c][1,2]ジオキシニル及び3,4−ジヒドロチエノ[2,3−c][1,2]ジオキシニル基等を挙げることができる。
ピロリジニル基としては、(1−、2−又は3−)ピロリジニル基を挙げることができる。
ジヒドロベンゾオキサジニル基としては、(2−、3−、4−、5−、6−、7−又は8−)3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1.4]オキサジニル及び(1−、2−、4−、5−、6−、7−又は8−)2,4−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d][1.3]オキサジニル基等を挙げることができる。
テトラヒドロキナゾリニル基としては、(1−、2−、3−、4−、5−、6−、7−又は8−)1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリニル及び(1−、2−、3−、4−、5−、6−、7−又は8−)5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリニル基等を挙げることができる。
テトラヒドロキノキサリニル基としては、(1−、2−、5−又は6−)1,2,3,4−テトラヒドロキノキサリニル及び(1−、2−、5−又は6−)5,6,7,8−テトラヒドロキノキサリニル基等を挙げることができる。
ジヒドロベンゾジオキシニル基としては、2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル及び3,4−ジヒドロベンゾ[c][1,2]ジオキシニル基等を挙げることができる。
ジヒドロピリドジオキシニル基としては、3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジニル、3,4−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−c][1,2]オキサジニル、6,8−ジヒドロ−5H−ピリド[3,2−d][1,4]オキサジニル、7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[2,3−b][1,2]オキサジニル及び3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[2,3−e][1,3]オキサジニル基等を挙げることができる。
テトラヒドロナフチル基としては、(1−又は2−)1,2,3,4−テトラヒドロナフチル基等を挙げることができる。
ジヒドロベンゾフリル基としては、2,3−ジヒドロ−(2−、3−、4−、5−、6−又は7−)ベンゾフリル基等を挙げることができる。
ジヒドロベンゾオキサゾリル基としては、(2−、3−、4−、5−、6−又は7−)2,3−ジヒドロベンゾオキサゾリル基等を挙げることができる。
テトラベンゾチエニル基としては、4,5,6,7−テトラベンゾ[c]チエニル及び4,5,6,7−テトラベンゾ[b]チエニル基等を挙げることができる。
テトラヒドロシクロペンタピラゾリル基としては、1,4,5,6−テトラヒドロシクロペンタ[c]ピラゾリル及び2,4,5,6−テトラヒドロシクロペンタ[c]ピラゾリル基を挙げることができる。
ベンゾトリアゾリル基としては、1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾリル基を挙げることができる。
ジヒドロベンゾイミダゾリル基としては、(1−、2−、4−又は5−)2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾイミダゾリル基等を挙げることができる。
ジヒドロベンゾチアゾリル基としては、(2−、3−、4−、5−、6−又は7−)2,3−ジヒドロベンゾチアゾリル基等を挙げることができる。
テトラヒドロベンゾジアゼピニル基としては、(1−、2−、3−、4−、5−、6−、7−、8−又は9−)2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b][1.4]ジアゼピニル及び(1−、2−、3−、4−、5−、6−、7−、8−又は9−)2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[e][1.4]ジアゼピニル基等を挙げることができる。
ジヒドロベンゾジオキセピニルとしては、3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾジオキセピニル、4,5−ジヒドロ−3H−1,2−ベンゾジオキセピニル及び3,5−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾジオキセピニル基等を挙げることができる。
インダゾリル基としては、(1−、3−、4−、5−、6−又は7−)インダゾリル基等を挙げることができる。
ジヒドロフタラジニル基としては、1,2−ジヒドロフタラジニル、1,4−ジヒドロフタラジニル及び3,4−ジヒドロフタラジニル基等を挙げることができる。
ジヒドロナフチリジル基としては、7,8−ジヒドロ−1,8−ナフチリジニル、5,6−ジヒドロ−1,8−ナフチリジニル、5,8−ジヒドロ−1,8−ナフチリジニル、1,4−ジヒドロ−1,7−ナフチリジニル、3,4−ジヒドロ−1,7−ナフチリジニル、1,2−ジヒドロ−1,7−ナフチリジニル、5,6−ジヒドロ−1,5−ナフチリジニル、5,8−ジヒドロ−1,5−ナフチリジニル及び7,8−ジヒドロ−1,5−ナフチリジニル基等を挙げることができる。
ヘキサヒドロキノリニル基としては、1,2,5,6,7,8−ヘキサヒドロキノリニル基、1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロキノリニル基、1,5,6,7,8,8a−ヘキサヒドロキノリニル基、1,4,6,7,8,8a−ヘキサヒドロキノリニル基、1,4,4a,7,8,8a−ヘキサヒドロキノリニル基、1,4,4a,5,8,8a−ヘキサヒドロキノリニル基、1,4,4a,5,6,8a−ヘキサヒドロキノリニル基及び1,4,4a,5,6,7−ヘキサヒドロキノリニル基等を挙げることができる。
フロピロリル基としては、4H−フロ[3,2−b]ピロリル基、5H−フロ[2,3−c]ピロリル基及び6H−フロ[2,3−b]ピロリル基等を挙げることができる。
チエノピラジニル基としては、チエノ[3,2−b]ピラジニル基、チエノ[3,4−b]ピラジニル基及びチエノ[2,3−b]ピラジニル基等を挙げることができる。
イミダゾチアゾリル基としては、(2−、3−、5−又は6−)イミダゾ[2,1−b]チアゾリル基等を挙げることができる。
キサンテニル基としては、(1−、2−、3−又は4−)9H−キサンテニル基等を挙げることができる。
ピペリジニル基としては、(1−、2−、3−又は4−)ピペリジニル基を挙げることができる。
ピロリル基としては、(1−、2−又は3−)ピロリル基を挙げることができる。
ピラゾリル基としては、1H−ピラゾリル基、3H−ピラゾリル基及び4H−ピラゾリル基を挙げることができる。
チアゾリル基としては、(2−、4−又は5−)チアゾリル基を挙げることができる。
フリル基としては、(2−又は3−)フリル基を挙げることができる。
ピラジニル基としては、2−ピラジニル基を挙げることができる。
ジヒドロピラゾリル基としては、2,3−ジヒドロピラゾリル基又は4,5−ジヒドロピラゾリル基を挙げることができる。
チアゾリジニル基としては、(2−、3−、4−又は5−)チアゾリジニル基を挙げることができる。
テトラヒドロフラニル基としては、2−テトラヒドロフラニル及び3−テトラヒドロフラニル基を挙げることができる。
テトラヒドロピラニル基としては、テトラヒドロ−2H−ピラニル基を挙げることができる。
チアジアゾリル基としては、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,4−チアジアゾリル、1,2,5−チアジアゾリル又は1,3,4−チアジアゾリル基を挙げることができる。
ジヒドロピリダジニル基としては、1,6−ジヒドロピリダジニル、1,4−ジヒドロピリダジニル又は4,5−ジヒドロピリダジニル基を挙げることができる。
チエニル低級アルキル基としては、特に断りのない限り、チエニル基を1〜2個(好ましくは単一のチエニル基を)有する前記例示の低級アルキル基(好ましくは炭素数1〜6(より好ましくは炭素数1〜4、最も好ましくは炭素数1〜3)の直鎖又は分枝鎖状アルキル基)を挙げることができる。より具体的には、(2−又は3−)チエニルメチル、2−[(2−又は3−)チエニル]エチル、1−[(2−又は3−)チエニル]エチル、3−[(2−又は3−)チエニル]プロピル、4−[(2−又は3−)チエニル]ブチル、5−[(2−又は3−)チエニル]ペンチル、6−[(2−又は3−)チエニル]ヘキシル、1,1−ジメチル−2−[(2−又は3)−チエニル]エチル及び2−メチル−3−[(2−又は3−)チエニル]プロピル基等が含まれる。
ベンゾジオキソリルオキシ基としては、ベンゾ[d][1,3]ジオキソリルオキシ及び3H−ベンゾ[c][1,2]ジオキソリルオキシ基等を挙げることができる。
フェニルチオ低級アルキル基としては、特に断りのない限り、フェニルチオ基を1〜2個(好ましくは単一のフェニルチオ基を)有する前記例示の低級アルキル基(炭素数1〜6(より好ましくは炭素数1〜4、最も好ましくは炭素数1〜3)の直鎖又は分枝鎖状アルキル基)を挙げることができる。
フェニルシクロC3−C8アルキル基としては、特に断りのない限り、フェニル基を1〜2個(好ましくは単一のフェニル基を)有する前記例示のC3−C8アルキル基を挙げることができる。より具体的には、フェニルシクロプロピル、フェニルシクロブチル、フェニルシクロペンチル、フェニルシクロヘキシル、フェニルシクロヘプチル及びフェニルシクロオクチル基等が含まれる。
フェノキシ低級アルキル基としては、特に断りのない限り、フェノキシ基を1〜3個(好ましくは単一のフェノキシ基を)有する前記例示の低級アルキル基(好ましくは炭素数1〜6(より好ましくは炭素数1〜4、最も好ましくは炭素数1〜3)の直鎖又は分枝鎖状アルキル基)を挙げることができる。より具体的には、フェノキシメチル、1−フェノキシエチル、2−フェノキシエチル、3−フェノキシプロピル、2−フェノキシプロピル、4−フェノキシブチル、5−フェノキシペンチル、4−フェノキシペンチル、6−フェノキシヘキシル、2−メチル−3−フェノキシプロピル及び1,1−ジメチル−2−フェノキシエチル等が含まれる。
フェニル低級アルケニル基としては、特に断りのない限り、フェニル基を1〜3個(好ましくは単一のフェニル基を)有する前記例示の低級アルケニル基(より好ましくは炭素数2〜6(最も好ましくは炭素数2〜4)の直鎖又は分枝鎖状アルキル基)を挙げることができる。より具体的には、スチリル、3−フェニル−2−プロペニル(慣用名:シンナミル)、4−フェニル−2−ブテニル、4−フェニル−3−ブテニル、5−フェニル−4−ペンテニル、5−フェニル−3−ペンテニル、6−フェニル−5−ヘキセニル、6−フェニル−4−ヘキセニル、6−フェニル−3−ヘキセニル、4−フェニル−1,3−ブタジエニル及び6−フェニル−1,3,5−ヘキサトリエニル基等が含まれる。
シクロC3−C8アルキル低級アルケニル基としては、特に断りのない限り、シクロC3−C8アルキル基を1〜3個(好ましくは単一のシクロC3−C8アルキル基を)有する前記例示の低級アルケニル基(より好ましくは炭素数2〜6(最も好ましくは炭素数2〜4)の直鎖又は分枝鎖状アルキル基)を挙げることができる。より具体的には、2−シクロプロピルエテニル、1−シクロブチルエテニル、3−シクロペンチルプロペニル、4−シクロヘキシルブテニル、5−シクロヘプチルペンテニル及び6−シクロオクチルヘキセニル基等が含まれる。
ピリジル低級アルキル基としては、特に断りのない限り、ピリジル基を1〜2個(好ましくは単一のピリジル基を)有する前記例示の低級アルキル基(好ましくは炭素数1〜6(より好ましくは炭素数1〜4、最も好ましくは炭素数1〜3)の直鎖又は分枝鎖状アルキル基)を挙げることができる。より具体的には、(2−、3−又は4−)ピリジルメチル、2−[(2−、3−又は4−)ピリジル]エチル、1−[(2−、3−又は4−)ピリジル]エチル、3−[(2−、3−又は4−)ピリジル]プロピル、4−[(2−、3−又は4−)ピリジル]ブチル、1,1−ジメチル−2−[(2−、3−又は4−)ピリジル]エチル、5−[(2−、3−又は4−)ピリジル]ペンチル、6−[(2−、3−又は4−)ピリジル]ヘキシル、1−[(2−、3−又は4−)ピリジル]イソプロピル及び2−メチル−3−[(2−、3−又は4−)ピリジル]プロピル基等が含まれる。
ベンゾフリル低級アルケニル基としては、特に断りのない限り、ベンゾフリル基を1〜2個(好ましくは単一のベンゾフリル基を)有する前記例示の低級アルケニル基(より好ましくは炭素数2〜6(最も好ましくは炭素数2〜4)の直鎖又は分枝鎖状アルキル基)を挙げることができる。より具体的には、2−(4−ベンゾフリル)エテニル、1−(4−ベンゾフリル)エテニル、3−(4−ベンゾフリル)プロペニル、4−(4−ベンゾフリル)ブテニル、5−(4−ベンゾフリル)ペンテニル及び6−(4−ベンゾフリル)ヘキセニル基等が含まれる。
ジヒドロベンゾフリル低級アルケニル基としては、特に断りのない限り、ジヒドロベンゾフリル基を1〜2個(好ましくは単一のジヒドロベンゾフリル基を)有する前記例示の低級アルケニル基(より好ましくは炭素数2〜6(最も好ましくは炭素数2〜4)の直鎖又は分枝鎖状アルキル基)を挙げることができる。より具体的には、2−(2,3−ジヒドロベンゾフリル)ビニル基、1−(2,3−ジヒドロベンゾフリル)ビニル基、3−(2,3−ジヒドロベンゾフリル)プロペニル基、4−(2,3−ジヒドロベンゾフリル)ブテニル基、5−(2,3−ジヒドロベンゾフリル)ペンテニル基及び6−(2,3−ジヒドロベンゾフリル)ヘキセニル基等が含まれる。
ジヒドロベンゾジオキシニル低級アルケニル基としては、特に断りのない限り、ジヒドロベンゾジオキシニル基を1〜2個(好ましくは単一のジヒドロベンゾジオキシニル基を)有する前記例示の低級アルケニル基(より好ましくは炭素数2〜6(最も好ましくは炭素数2〜4)の直鎖又は分枝鎖状アルキル基)を挙げることができる。より具体的には、2−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル)ビニル基、1−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル)ビニル基、3−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル)プロペニル基、4−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル)ブテニル基、5−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル)ペンテニル基及び6−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル)ヘキセニル基等が含まれる。
ジヒドロベンゾジオキシニルオキシ基としては、特に断りのない限り、前記例示のジヒドロベンゾジオキシニル基が置換したオキシ基を挙げることができる。より具体的には、2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルオキシ及び3,4−ジヒドロベンゾ[c][1,2]ジオキシニルオキシ基等が含まれる。
ジヒドロベンゾジオキシニルオキシ低級アルキル基としては、特に断りのない限り、ジヒドロベンゾジオキシニルオキシ基を1〜2個(好ましくは単一のジヒドロベンゾジオキシニルオキシ基を)有する前記例示の低級アルキル基(好ましくは炭素数1〜6(より好ましくは炭素数1〜4、最も好ましくは炭素数1〜3)の直鎖又は分枝鎖状アルキル基)を挙げることができる。より具体的には、(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルオキシ)メチル、2−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルオキシ)エチル、3−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルオキシ)プロピル、2−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルオキシ)プロピル、4−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルオキシ)ブチル、5−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルオキシ)ペンチル及び6−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルオキシ)ヘキシル基等が含まれる。
オキサゾリル基としては、(2−、4−又は5−)オキサゾリル基を挙げることができる。
ジヒドロインデニルオキシ基としては、特に断りのない限り、前記例示のジヒドロインデニル基が置換したオキシ基を挙げることができる。より具体的には、(1−、2−、4−又は5−)−1,2−ジヒドロインデニルオキシ基が含まれる。
ジヒドロインデニルオキシ低級アルキル基としては、特に断りのない限り、ジヒドロインデニルオキシ基を1〜2個(好ましくは単一のジヒドロインデニルオキシ基を)有する前記例示の低級アルキル基(好ましくは炭素数1〜6(より好ましくは炭素数1〜4、最も好ましくは炭素数1〜3)の直鎖又は分枝鎖状アルキル基)を挙げることができる。より具体的には、(2,3−ジヒドロ−1H−インデニルオキシ)メチル、2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデニルオキシ)エチル、3−(2,3−ジヒドロ−1H−インデニルオキシ)プロピル、4−(2,3−ジヒドロ−1H−インデニルオキシ)ブチル、5−(2,3−ジヒドロ−1H−インデニルオキシ)ペンチル及び6−(2,3−ジヒドロ−1H−インデニルオキシ)ヘキシル基等が含まれる。
ジヒドロピリミジニル基としては、2,3−ジヒドロピリミジニル、4,5−ジヒドロピリミジニル及び2,5−ジヒドロピリミジニル基等を挙げることができる。
ピリジルオキシ低級アルキル基としては、特に断りのない限り、ピリジルオキシ基を1〜2個(好ましくは単一のピリジルオキシ基を)有する前記例示の低級アルキル基(好ましくは炭素数1〜6(より好ましくは炭素数1〜4、最も好ましくは炭素数1〜3)の直鎖又は分枝鎖状アルキル基)を挙げることができる。より具体的には、(ピリジルオキシ)メチル、2−(ピリジルオキシ)エチル、1−(ピリジルオキシ)エチル、3−(ピリジルオキシ)プロピル、4−(ピリジルオキシ)ブチル、5−(ピリジルオキシ)ペンチル及び6−(ピリジルオキシ)ヘキシル基等が含まれる。
低級アルコキシ低級アルキル基としては、特に断りのない限り、前記例示のような低級アルコキシ基を1〜3個(好ましくは単一の低級アルコキシ基を)有する前記例示の低級アルキル基(好ましくは炭素数1〜6(より好ましくは炭素数1〜4、最も好ましくは炭素数1〜3)の直鎖又は分枝鎖状アルキル基)(好ましくは炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基)を挙げることができる。より具体的には、メトキシメチル、2−メトキシエチル、1−エトキシエチル、2−エトキシエチル、2−イソブトキシエチル、2,2−ジメトキシエチル、2−メトキシ−1−メチルエチル、2−メトキシ−1−エチルエチル、3−メトキシプロピル、3−エトキシプロピル、3−イソブトキシプロピル、3−n−ブトキシプロピル、4−n−プロポキシブチル、1−メチル−3−イソブトキシプロピル、1,1−ジメチル−2−n−ペンチルオキシエチル、5−n−ヘキシルオキシペンチル、6−メトキシヘキシル、1−エトキシイソプロピル及び2−メチル−3−メトキシプロピル基が含まれる。
低級アルキル基を有してもよいイミダゾリル基としては、前記例示の低級アルキル基を1〜2個(好ましくは単一の低級アルキル基を)有してもよいイミダゾリル基を挙げることができる。より具体的には、2−メチル−1H−イミダゾリル、2−エチル−1H−イミダゾリル、2−プロピル−1H−イミダゾリル、2−ブチル−1H−イミダゾリル、2−ペンチル−1H−イミダゾリル及び2−ヘキシル−1H−イミダゾリル基等が含まれる。
低級アルキル基を有してもよいオキサジアゾリル基としては、前記例示の低級アルキル基を1〜2個(好ましくは単一の低級アルキル基を)有してもよいオキサジアゾリル基を挙げることができる。より具体的には、5−メチル−1,3,4−オキサジアゾリル、5−エチル−1,3,4−オキサジアゾリル、5−プロピル−1,3,4−オキサジアゾリル、5−ブチル−1,3,4−オキサジアゾリル、5−ペンチル−1,3,4−オキサジアゾリル及び5−ヘキシル−1,3,4−オキサジアゾリル基等が含まれる。
トリアゾリル低級アルキル基としては、特に断りのない限り、前記例示のトリアゾリル基を1〜2個(好ましくは1個)有する前記例示の低級アルキル基(好ましくは炭素原子を1〜6個有する直鎖又は分枝鎖状アルキル基)を挙げることができる。より具体的には、[1,2,4−トリアゾール−(3−又は5−)イル]メチル、[1,2,3−トリアゾール−(4−又は5−)イル]メチル、2−[1,2,4−トリアゾール−(3−又は5−)イル]エチル、1−[1,2,4−トリアゾール−(3−又は5−)イル]エチル、3−[1,2,4−トリアゾール−(3−又は5−)イル]プロピル、4−[1,2,4−トリアゾール−(3−又は5−)イル]ブチル、1,1−ジメチル−2−[1,2,4−トリアゾール−(3−又は5−イル]エチル、5−[1,2,4−トリアゾール−(3−又は5−)イル]ペンチル、6−[1,2,4−トリアゾール−(3−又は5−)イル]ヘキシル、1−[1,2,4−トリアゾール−(3−又は5−)イル]イソプロピル及び2−メチル−3−[1,2,4−トリアゾール−(3−又は5)−イル]プロピル基等が含まれる。
シクロC3−C8アルキルオキシ基としては、特に断りのない限り、シクロプロピルオキシ、シクロブチルオキシ、シクロペンチルオキシ、シクロヘキシルオキシ、シクロヘプチルオキシ及びシクロオクチルオキシ基等を挙げることができる。
オキソ基を有してもよいピロリジニル基としては、特に断りのない限り、オキソ基を1〜2個(好ましくは1個)有してもよいピロリジニル基を挙げることができる。より具体的には、(1−、2−又は3−)ピロリジニル、(2−又は3−)オキソ−1−ピロリジニル、(3−、4−又は5−)オキソ−2−ピロリジニル及び(2−、4−又は5−)オキソ−3−ピロリジニル基を挙げることができる。
オキソ基及び低級アルキル基からなる群から選ばれた置換基を有してもよいジヒドロピラゾリル基としては、特に断りのない限り、オキソ基及び低級アルキル基(好ましくは炭素数1〜6(より好ましくは炭素数1〜4、最も好ましくは炭素数1〜3)の直鎖又は分枝鎖状アルキル基)からなる群から選ばれた置換基を2〜3個(好ましくは2個の置換基を)有するジヒドロピラゾリル基を挙げることができる。より具体的には、3−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾリル基、3−エチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾリル基、5−オキソ−3−プロピル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾリル基、3−ブチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾリル基、5−オキソ−3−ペンチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾリル基及び3−ヘキシル−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾリル基等が含まれる。
テトラゾリル基としては、(1−又は5−)テトラゾリル基を挙げることができる。
低級アルキル基を有してもよいホモピペラジニル基としては、特に断りのない限り、前記例示の低級アルキル基(好ましくは炭素数1〜6(より好ましくは炭素数1〜4、最も好ましくは炭素数1〜3)の直鎖又は分枝鎖状アルキル基)を1〜2個(好ましくは単一の低級アルキル基を)有するホモピペラジニル基を挙げることができる。より具体的には、1−ホモピペラジニル基、2−ホモピペラジニル基、3−ホモピペラジニル基、4−ホモピペラジニル基、5−ホモピペラジニル基、6−ホモピペラジニル基、7−ホモピペラジニル基、4−メチル−1−ホモピペラジニル基、4−エチル−1−ホモピペラジニル基、4−n−プロピル−1−ホモピペラジニル基、4−tert−ブチル−1−ホモピペラジニル基、4−n−ペンチル−1−ホモピペラジニル基及び4−n−ヘキシル−1−ホモピペラジニル基が含まれる。
低級アルカノイルアミノ基としては、特に断りのない限り、前記例示の低級アルカノイル基(炭素数1〜6(より好ましくは炭素数1〜4、最も好ましくは炭素数1〜3)の直鎖又は分枝鎖状低級アルカノイル基)で置換されたアミノ基を挙げることができる。より具体的には、アセチルアミノ、プロピオニルアミノ、ブチリルアミノ、ペンタノイルアミノ、2−メチルプロピオニルアミノ及びヘキサノイルアミノ基等が含まれる。
シクロC3−C8アルキルカルボニルアミノ基としては、特に断りのない限り、前記例示のシクロC3−C8アルキルカルボニル基(好ましくは単一のシクロC3−C8アルキルカルボニル基)を有するアミノ基を挙げることができる。より具体的には、シクロプロピルカルボニルアミノ、シクロブチルカルボニルアミノ、シクロペンチルカルボニルアミノ、シクロヘキシルカルボニルアミノ、シクロヘプチルカルボニルアミノ及びシクロオクチルカルボニルアミノ等が含まれる。
モルホリニル低級アルキル基としては、特に断りのない限り、モルホリニル基を1〜2個(好ましくは単一のモルホリニルを)有する前記例示の低級アルキル基(好ましくは炭素数1〜6(より好ましくは炭素数1〜4、最も好ましくは炭素数1〜3)の直鎖又は分枝鎖状アルキル基)を挙げることができる。より具体的には、2−モルホリニルメチル、3−モルホリニルメチル、4−モルホリニルメチル、2−(2−モルホリニル)エチル、2−(3−モルホリニル)エチル、2−(4−モルホリニル)エチル、1−(2−モルホリニル)エチル、1−(3−モルホリニル)エチル、1−(4−モルホリニル)エチル、3−(2−モルホリニル)プロピル、3−(3−モルホリニル)プロピル、3−(4−モルホリニル)プロピル、4−(2−モルホリニル)ブチル、4−(3−モルホリニル)ブチル、4−(4−モルホリニル)ブチル、5−(2−モルホリニル)ペンチル、5−(3−モルホリニル)ペンチル、5−(4−モルホリニル)ペンチル、6−(2−モルホリニル)ヘキシル、6−(3−モルホリニル)ヘキシル、6−(4−モルホリニル)ヘキシル、3−メチル−3−(2−モルホリニル)プロピル、3−メチル−3−(3−モルホリニル)プロピル、3−メチル−3−(4−モルホリニル)プロピル、1,1−ジメチル−2−(2−モルホリニル)エチル、1,1−ジメチル−2−(3−モルホリニル)エチル及び1,1−ジメチル−2−(4−モルホリニル)エチル基が含まれる。
ピペリジニル低級アルキル基としては、特に断りのない限り、ピペリジニル基を1〜2個(好ましくは単一のピペリジニルを)有する前記例示の低級アルキル基(好ましくは炭素数1〜6(より好ましくは炭素数1〜4、最も好ましくは炭素数1〜3)の直鎖又は分枝鎖状アルキル基)を挙げることができる。より具体的には、[(1、2、3又は4−)ピペリジニル]メチル、2−[(1、2、3又は4−)ピペリジニル]エチル、1−[(1、2、3又は4−)ピペリジニル]エチル、3−(1、2、3又は4−)ピペリジニル]プロピル、4−[(1、2、3又は4−)ピペリジニル]ブチル、5−[(1、2、3又は4−)ピペリジニル]ペンチル、6−[(1、2、3又は4−)ピペリジニル]ヘキシル、1,1−ジメチル−2−[(1、2、3又は4−)ピペリジニル]エチル及び2−メチル−3−[(1、2、3又は4−)ピペリジニル]プロピルが含まれる。
低級アルキルスルホニル基としては、特に断りのない限り、前記例示の低級アルキル基(好ましくは炭素数1〜6(より好ましくは炭素数1〜4、最も好ましくは炭素数1〜3)の直鎖又は分枝鎖状アルキル基)を有するスルホニル基を挙げることができる。より具体的には、前記例示の低級アルキル部分を有する低級アルキル基(好ましくは炭素数1〜6(より好ましくは炭素数1〜4)の直鎖又は分枝鎖状アルキル基)を有するスルホニル基が含まれる。より具体的には、メチルスルホニル、エチルスルホニル、n−プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニル、n−ブチルスルホニル、イソブチルスルホニル、tert−ブチルスルホニル、sec−ブチルスルホニル、n−ペンチルスルホニル、イソペンチルスルホニル、ネオペンチルスルホニル、n−ヘキシルスルホニル、イソヘキシルスルホニル及び3−メチルペンチルスルホニル基等が含まれる。
アダマンチル低級アルキル基としては、特に断りのない限り、アダマンチル基を1〜3個(好ましくは1個)有する前記例示の低級アルキル基(好ましくは炭素数1〜6(より好ましくは炭素数1〜4)の直鎖又は分枝鎖状アルキル基)を挙げることができる。
シクロC3−C8アルキル低級アルキル基としては、特に断りのない限り、シクロC3−C8アルキル基を1〜3個(好ましくは単一のシクロC3−C8アルキル基を)有する前記例示の低級アルキル基(炭素数1〜6(より好ましくは炭素数1〜4、最も好ましくは炭素数1〜3)の直鎖又は分枝鎖状アルキル基)を挙げることができる。より具体的には、シクロプロピルメチル、シクロヘキシルメチル、2−シクロプロピルエチル、1−シクロブチルエチル、シクロペンチルメチル、3−シクロペンチルプロピル、シクロヘキシルメチル、2−シクロヘキシルエチル、3−シクロへキシルプロピル、4−シクロヘキシルブチル、5−シクロヘプチルペンチル、6−シクロオクチルヘキシル、1,1−ジメチル−2−シクロヘキシルエチル及び2−メチル−3−シクロプロピルプロピル等が含まれる。
一般式(1)で表される複素環化合物は、種々の方法により製造されるが、その一例を示せば下記に示す反応式−1、2により製造される。
反応式−1
Figure 2012111731

[式中、R、R、R、Rは前記に同じ。]
化合物(1)は、化合物(3)又はカルボキシ基におけるその反応性誘導体及び化合物(2)又はイミノ基におけるその反応性誘導体を反応させることにより製造される。
化合物(3)のカルボキシ基における好適な反応性誘導体としては、酸ハロゲン化物、酸無水物、活性化アミド、活性化エステル等が挙げられる。反応性誘導体の好適な例としては、酸塩化物;酸アジ化物;例えばジアルキルリン酸、フェニルリン酸、ジフェニルリン酸、ジベンジルリン酸、ハロゲン化リン酸等の置換されたリン酸、ジアルキル亜リン酸、亜硫酸、チオ硫酸、硫酸、例えばメタンスルホン酸等のスルホン酸、例えば酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、ピバリン酸、ペンタン酸、イソペンタン酸、2−エチル酪酸、トリクロロ酢酸等の脂肪族カルボン酸又は例えば安息香酸等の芳香族カルボン酸のような酸との混合酸無水物;対称酸無水物;イミダゾール、4−置換イミダゾール、ジメチルピラゾール、トリアゾール又はテトラゾールとの活性化アミド;又は例えば、シアノメチルエステル、メトキシメチルエステル、ジメチルイミノメチルエステル、ビニルエステル、プロパルギルエステル、p−ニトロフェニルエステル、2,4−ジニトロフェニルエステル、トリクロロフェニルエステル、ペンタクロロフェニルエステル、メシルフェニルエステル等の活性化エステル、又は例えばN,N−ジメチルヒドロキシルアミン、1−ヒドロキシ−2−(1H)−ピリドン、N−ヒドロキシスクシンイミド、N−ヒドロキシフタルイミド、1−ヒドロキシ−1H−ベンゾトリアゾール等のN−ヒドロキシ化合物とのエステル等が挙げられる。これらの反応性誘導体は使用すべき化合物(3)の種類に従ってそれらの中から任意に選択することができる。
上記反応において化合物(3)を遊離酸の形又はその塩の形で使用する場合には、縮合剤の存在下に反応を行うのが望ましい。縮合剤としては、この分野で公知のものを広く使用でき、例えば、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド;N−シクロヘキシル−N’−モルホリノエチルカルボジイミド;N−シクロヘキシル−N’−(4−ジエチルアミノシクロヘキシル)カルボジイミド;N,N’−ジエチルカルボジイミド;N,N’−ジイソプロピルカルボジイミド;N−エチル−N’−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド又はその塩酸塩;N,N’−カルボニルビス(2−メチルイミダゾール);ペンタメチレンケテン−N−シクロヘキシルイミン;ジフェニルケテン−N−シクロヘキシルイミン;エトキシアセチレン、1−アルコキシ−1−クロロエチレン;亜リン酸トリアルキル;ポリリン酸エチル;ポリリン酸イソプロピル;オキシ塩化リン(塩化ホスホリル);三塩化リン;ホスホリルアジ化ジフェニル;塩化チオニル;塩化オキサリル;例えばクロロギ酸エチル、クロロギ酸イソプロピル等のハロギ酸低級アルキル;トリフェニルホスフィン;2−エチル−7−ヒドロキシベンズイソオキサゾリウム塩;2−エチル−5−(m−スルホフェニル)イソオキサゾリウムヒドロキシド分子内塩;ヘキサフルオロリン酸ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ−トリス(ジメチルアミノ)ホスホニウム;1−(p−クロロベンゼンスルホニルオキシ)−6−クロロ−1H−ベンゾトリアゾール;N,N−ジメチルホルムアミドと塩化チオニル、ホスゲン、クロロギ酸トリクロロメチル、オキシ塩化リン等との反応によって調製したいわゆるビルスマイヤー試薬等が挙げられる。また、上記縮合剤の存在下、N−ヒドロキシスクシンイミド、N−ヒドロキシフタルイミド、1−ヒドロキシ−1H−ベンゾトリアゾール等の活性エステル化剤の共存下に反応を行うのがさらに望ましい。
化合物(2)のイミノ基における好適な反応性誘導体としては、化合物(2)とアルデヒド、ケトン等のようなカルボニル化合物との反応によって生成するシッフ塩基型イミノ又はそのエナミン型互変異性体;化合物(2)とビス(トリメチルシリル)アセトアミド、モノ(トリメチルシリル)アセトアミド、ビス(トリメチルシリル)尿素等のようなシリル化合物との反応によって生成するシリル誘導体;化合物(2)と三塩化リン又はホスゲン等との反応によって生成する誘導体等が挙げられる。
本反応は、通常、反応に悪影響を及ぼさない慣用の溶媒中で行われる。溶媒としては、例えば、水;メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール、トリフルオロエタノール、エチレングリコール等のアルコール系溶媒;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶媒;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジグライム等のエーテル系溶媒;酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル系溶媒;アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒;n−ペンタン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、シクロヘキサン等の炭化水素系溶媒;塩化メチレン、塩化エチレン等のハロゲン化炭化水素系溶媒;又は他の有機溶媒、或いはこれらの混合溶媒等が挙げられる。
この反応は、塩基の存在下で行ってもよい。塩基としては、公知の無機塩基及び有機塩基を広く使用できる。無機塩基としては、例えば、アルカリ金属(例えば、ナトリウム、カリウム等)、炭酸水素アルカリ金属(例えば、炭酸水素リチウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等)、アルカリ金属水酸化物(例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セシウム等)、炭酸アルカリ金属(例えば、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等)、アルカリ金属低級アルコキシド(例えば、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド等)、アルカリ金属水素化物(例えば、水素化ナトリウム、水素化カリウム等)が挙げられる。有機塩基としては、例えば、トリアルキルアミン(例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、N−エチルジイソプロピルアミン等)、ピリジン、キノリン、ピペリジン、イミダゾール、ピコリン、ジメチルアミノピリジン、ジメチルアニリン、N−メチルモルホリン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン(DBN)、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)等が挙げられる。また、これらの塩基が液状の場合、溶媒として兼用することができる。これらの塩基は、1種単独で又は2種以上混合して使用される。塩基の使用量は、化合物(3)1モルに対して、通常0.1〜10モル、好ましくは0.1〜3モルである。
上記反応式2における化合物(3)と化合物(2)との使用割合は、通常後者1モルに対し、前者を少なくとも1モル、好ましくは1〜5モル程度である。
反応温度は特に限定されず、通常、冷却下、室温下及び加熱下のいずれでも反応が行われる。好ましくは、室温〜100℃の温度条件下に30分〜30時間、好ましくは30分〜5時間反応させるのがよい。
反応式−2
Figure 2012111731
[式中、R、R、R、Rは前記に同じ。]
化合物(1)は、化合物(4)と化合物(5)との反応により製造できる。その反応は無溶媒又は不活性溶媒中、塩基性化合物の存在下又は非存在下において縮合剤の存在下において行われる。
不活性溶媒としては、例えば水;ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル等のエーテル類;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;メタノール、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール類;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類;N,N−ジメチルホルミド(DMF)、ジメチルスルホキシド(DMSO)、ヘキサメチルリン酸トリアミド、アセトニトリル等の極性溶媒を挙げることができる。
塩基性化合物としては、公知のものを広く使用でき、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セシウム、水酸化リチウム等のアルカリ金属水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、炭酸リチウム等のアルカリ金属炭酸塩;ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属;ナトリウムアミド、水素化ナトリウム、水素化カリウム等の無機塩基、及びナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムメトキシド、カリウムエトキシド等のアルカリ金属アルコラート類;トリエチルアミン、トリプロピルアミン、ピリジン、キノリン、ピペリジン、イミダゾール、N−エチルジイソプロピルアミン、ジメチルアミノピリジン、トリメチルアミン、ジメチルアニリン、N−メチルモルホリン、1,5−ジアザシクロ[4.3.0]ノネン−5(DBN)、1,8ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセン−7(DBU)、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)等の有機塩基を挙げることができる。
これらの塩基化合物は、1種単独で又は2種以上混合して使用される。
塩基性化合物の使用量は、一般式(4)の化合物に対して、通常0.5〜10倍モル、好ましくは0.5〜6倍モルである。
上記反応は、必要に応じて反応促進剤として、ヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウム等のヨウ化アルカリ金属を添付して行うことができる。
上記反応式3における一般式(4)の化合物と一般式(5)の化合物との使用割合は前者に対し後者を少なくとも0.5倍モル、好ましくは0.5〜5倍モル程度とすればよい。
上記反応は通常0℃〜200℃、好ましくは室温〜150℃の温度条件下で行われ、一般に1〜30時間程度に終了する。
縮合剤としては、例えばヘキサフルオロリン酸ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ−トリス(ジメチルアミノ)ホスホニウム、ブロモトリフェニルピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスファート等が挙げられる。
出発原料として用いられる一般式(2)の化合物は、例えば下記反応式−3→4→5→6の工程を経て、また一般式(4)の化合物は下記反応式−3→4→7→8或いは下記反応式−9→10→11の工程を経て、それぞれ製造される。
反応式−3〜8
Figure 2012111731
反応式−9〜11
Figure 2012111731
上記反応式3〜11における、R、R、R及びRは前記と同じであり、Rは低級アルコキシ、Rはフェノキシ、RはN−保護基、Xはハロゲン原子等を示す。Rにおける低級アルコキシ基及びXにおけるハロゲン原子は前記と同じである。
N−保護基としては、例えば、低級アルコキシカルボニル基、低級アルカノイル基、アリール置換低級アルキル基等を例示できる。
低級アルコキシカルボニル基は、炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコキシカルボニル基を含み、その具体例としては、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、tert−ブトキシカルボニル、ペンチルオキシカルボニル、ヘキシルオキシカルボニル基等を挙げることができる。
低級アルカノイル基は、炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルカノイル基を含み、その具体例としては、ホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、ペンタノイル、tert−ブチルカルボニル、ヘキサノイル基等が挙げられる。
アリール置換低級アルキル基としては、例えば、ベンジル、2−フェニルエチル、1−フェニルエチル、3−フェニルプロピル、4−フェニルブチル、5−フェニルペンチル、6−フェニルヘキシル、ジフェニルメチル、トリチル等、フェニル基が1〜3個置換した炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基等が挙げられる。フェニル基上の置換基としては、例えば、メチル、エチル、プロピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、ヒドロキシメチル、2−ヒドロキシエチル、1−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピル、2,3−ジヒドロキシプロピル、4−ヒドロキシブチル、1,1−ジメチル−2−ヒドロキシエチル、5,5,4−トリヒドロキシペンチル、5−ヒドロキシペンチル、6−ヒドロキシヘキシル、1−ヒドロキシイソプロピル、2−メチル−3−ヒドロキシプロピル、トリフルオロメチル、トリクロロメチル、クロロメチル、ブロモメチル、フルオロメチル、ヨードメチル、ジフルオロメチル、ジブロモメチル、2−クロロエチル、2,2,2−トリフルオロエチル、2,2,2−トリクロロエチル、3−クロロプロピル、2,3−ジクロロプロピル、4,4,4−トリクロロブチル、4−フルオロブチル、5−クロロペンチル、3−クロロ−2−メチルプロピル、5−ブロモヘキシル、5,6−ジクロロヘキシル、3−ヒドロキシ−2−クロロプロピル基等の置換基としてハロゲン原子及び水酸基からなる群から選ばれた基を1〜3個有することのある炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基;メトキシ、エトキシ、プロポキシ、n−ブトキシ、sec−ブトキシ、tert−ブトキシ、n−ペンチルオキシ、n−ヘキシルオキシ、ヒドロキシメトキシ、2−ヒドロキシエトキシ、1−ヒドロキシエトキシ、3−ヒドロキシプロポキシ、2,3−ジヒドロキシプロポキシ、4−ヒドロキシブトキシ、1,1−ジメチル−2−ヒドロキシエトキシ、5,5,4−トリヒドロキシペンチルオキシ、5−ヒドロキシペンチルオキシ、6−ヒドロキシヘキシルオキシ、1−ヒドロキシイソプロポキシ、2−メチル−3−ヒドロキシプロポキシ、トリフルオロメトキシ、トリクロロメトキシ、クロロメトキシ、ブロモメトキシ、フルオロメトキシ、ヨードメトキシ、ジフルオロメトキシ、ジブロモメトキシ、2−クロロエトキシ、2,2,2−トリフルオロエトキシ、2,2,2−トリクロロエトキシ、3−クロロプロポキシ、2,3−ジクロロプロポキシ、4,4,4−トリクロロブトキシ、4−フルオロブトキシ、5−クロロペンチルオキシ、3−クロロ−2−メチルプロポキシ、5−ブロモヘキシルオキシ、5,6−ジクロロヘキシルオキシ、3−ヒドロキシ−2−クロロプロポキシ基等の置換基としてハロゲン原子及び水酸基からなる群から選ばれた基を1〜3個有することのある炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコキシ基;フッ素原子、臭素原子、塩素原子、ヨウ素原子等のハロゲン原子等を例示できる。置換基が2個以上の場合、これらの置換基は、同種のものであってもよいし、異種のものであってもよい。
以下、各反応式についてより詳細に説明する。
反応式3
化合物(8)は、化合物(6)と化合物(7)との反応により製造できる。その反応は無溶媒又は不活性溶媒中、塩基性化合物の存在下又は非存在下にて行われる。
不活性溶媒としては、例えば水;ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル等のエーテル類;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;メタノール、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール類;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類;N,N−ジメチルホルミド(DMF)、ジメチルスルホキシド(DMSO)、ヘキサメチルリン酸トリアミド、アセトニトリル等の極性溶媒を挙げることができる。
塩基性化合物としては、公知のものを広く使用でき、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セシウム、水酸化リチウム等のアルカリ金属水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、炭酸リチウム等のアルカリ金属炭酸塩;ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属;ナトリウムアミド、水素化ナトリウム、水素化カリウム等の無機塩基、及びナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムメトキシド、カリウムエトキシド等のアルカリ金属アルコラート類;トリエチルアミン、トリプロピルアミン、ピリジン、キノリン、ピペリジン、イミダゾール、N−エチルジイソプロピルアミン、ジメチルアミノピリジン、トリメチルアミン、ジメチルアニリン、N−メチルモルホリン、1,5−ジアザシクロ[4.3.0]ノネン−5(DBN)、1,8ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセン−7(DBU)、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)等の有機塩基を挙げることができる。
これらの塩基化合物は、1種単独で又は2種以上混合して使用される。
塩基性化合物の使用量は、一般式(6)の化合物に対して、通常0.5〜10倍モル、好ましくは0.5〜6倍モルである。
上記反応は、必要に応じて反応促進剤として、ヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウム等のヨウ化アルカリ金属を添付して行うことができる。
上記反応式4における一般式(6)の化合物と一般式(7)の化合物との使用割合は前者に対し後者を少なくとも0.5倍モル、好ましくは0.5〜5倍モル程度とすればよい。
上記反応は通常0℃〜200℃、好ましくは室温〜150℃の温度条件下で行われ、一般に1〜30時間程度に終了する。
反応式4
化合物(11)は、化合物(8)と化合物(9)との反応により化合物(10)を得て、環化反応により製造できる。その反応は無溶媒又は不活性溶媒中、塩基性化合物の存在下又は非存在下にて反応させて行われる。
不活性溶媒としては、例えば水;ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル等のエーテル類;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;メタノール、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール類;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類;N,N−ジメチルホルミド(DMF)、ジメチルスルホキシド(DMSO)、ヘキサメチルリン酸トリアミド、アセトニトリル等の極性溶媒を挙げることができる。
塩基性化合物としては、公知のものを広く使用でき、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セシウム、水酸化リチウム等のアルカリ金属水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、炭酸リチウム等のアルカリ金属炭酸塩;ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属;ナトリウムアミド、水素化ナトリウム、水素化カリウム等の無機塩基、及びナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムメトキシド、カリウムエトキシド等のアルカリ金属アルコラート類;トリエチルアミン、トリプロピルアミン、ピリジン、キノリン、ピペリジン、イミダゾール、N−エチルジイソプロピルアミン、ジメチルアミノピリジン、トリメチルアミン、ジメチルアニリン、N−メチルモルホリン、1,5−ジアザシクロ[4.3.0]ノネン−5(DBN)、1,8ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセン−7(DBU)、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)等の有機塩基を挙げることができる。
これらの塩基化合物は、1種単独で又は2種以上混合して使用される。
塩基性化合物の使用量は、一般式(8)の化合物に対して、通常0.5〜10倍モル、好ましくは0.5〜6倍モルである。
上記反応は、必要に応じて反応促進剤として、ヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウム等のヨウ化アルカリ金属を添付して行うことができる。
上記反応式3における一般式(8)の化合物と一般式(9)の化合物との使用割合は前者に対し後者を少なくとも0.5倍モル、好ましくは0.5〜5倍モル程度とすればよい。
上記反応は通常0℃〜200℃、好ましくは室温〜150℃の温度条件下で行われ、一般に1〜30時間程度に終了する。
反応式5
化合物(12)は、化合物(11)と化合物(5)との反応により製造できる。その反応は前記反応式2の反応と同様の反応条件下にて行われる。
反応式6
化合物(2)は、化合物(12)を、N−保護基の脱離反応に付すことにより製造できる。
N−保護基の脱離反応には、加水分解、水素化分解等の慣用の方法を適用できる。
脱離反応は、通常、反応に悪影響を及ぼさない慣用の溶媒中で行われる。溶媒としては、例えば、水;メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール、トリフルオロエタノール、エチレングリコール等のアルコール系溶媒;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶媒;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、ジメトキシエタン、ジグライム等のエーテル系溶媒;酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル系溶媒;アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリドン等の非プロトン性極性溶媒;塩化メチレン、塩化エチレン等のハロゲン化炭化水素系溶媒;又は他の有機溶媒が挙げられる。
(i)加水分解:
加水分解は、塩基若しくは酸(ルイス酸を含む)の存在下で実施するのが好ましい。
塩基としては、公知の無機塩基及び有機塩基を広く使用できる。使用される好適な無機塩基としては、例えばアルカリ金属(例えばナトリウム、カリウム等)、アルカリ土類金属(例えばマグネシウム、カルシウム等)、これらの水酸化物、炭酸塩又は炭酸水素塩等が挙げられる。使用される好適な有機塩基としては、例えば、トリアルキルアミン(例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン等)、ピコリン、1,5−ジアザビシクロ[4,3,0]ノナ−5−エン等が挙げられる。
酸としては、公知の有機酸及び無機酸を広く使用できる。使用される好適な有機酸としては、例えば、ギ酸、酢酸、プロピオン酸等の脂肪酸;トリクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸等のトリハロ酢酸等が挙げられる。使用される好適な無機酸としては、例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、塩化水素、臭化水素等が挙げられる。ルイス酸としては、例えば、三フッ化ホウ素エーテル錯体、三臭化ホウ素、塩化アルミニウム、塩化第二鉄等が挙げられる。
酸としてトリハロ酢酸又はルイス酸を用いる場合には、カチオン捕捉剤(例えばアニソール、フェノール等)の存在下で加水分解を実施するのが好ましい。
塩基又は酸の使用量は、加水分解に必要な量である限り、特に制限されない。
反応温度は、通常0〜120℃、好ましくは室温〜100℃、より好ましくは室温〜80℃である。反応時間は、通常30分〜24時間、好ましくは30分〜12時間、より好ましくは1〜8時間である。
(ii)水素化分解:
水素化分解には、当分野で公知の水素化分解方法を広く適用できる。このような水素化分解方法としては、例えば、化学還元、接触還元等が挙げられる。
化学還元に使用される好適な還元剤は、水素化物(例えばヨウ化水素、硫化水素、水素化アルミニウムリチウム、水素化ホウ素ナトリウム、水素化シアノホウ素ナトリウム等)若しくは金属(例えば錫、亜鉛、鉄等)又は金属化合物(例えば塩化クロム、酢酸クロム等)と有機酸又は無機酸(例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸、トリフルオロ酢酸、p−トルエンスルホン酸、塩酸、臭化水素酸等)との組合せである。
接触還元に使用される好適な触媒は、白金触媒(例えば白金板、海綿状白金、白金黒、コロイド状白金、酸化白金、白金線等)、パラジウム触媒(例えば海綿状パラジウム、パラジウム黒、酸化パラジウム、パラジウム炭素、パラジウム/硫酸バリウム、パラジウム/炭酸バリウム等)、ニッケル触媒(例えば還元ニッケル、酸化ニッケル、ラネーニッケル等)、コバルト触媒(例えば還元コバルト、ラネーコバルト等)、鉄触媒(例えば還元鉄等)等である。
なお、化学還元に使用される上記の酸が液状である場合には、それらを溶媒として兼用することもできる。
化学還元に用いられる還元剤及び接触還元に用いられる触媒の使用量は、特に制限がなく、通常の使用量でよい。
反応温度は、通常0〜120℃、好ましくは室温〜100℃、より好ましくは室温〜80℃である。反応時間は、通常30分〜24時間、好ましくは30分〜10時間、より好ましくは30分〜4時間である。
さらに上記N−保護基の脱保護反応は、上記反応条件に限定されず、例えば、T.W.Green,P.G.M.Wutsの「Protective Groups in Organic Synthesis」第4版やJohn Wiley&Sons;New York,1991,P.309に記載された反応も本反応工程に適応できる。
反応式7
化合物(13)は、化合物(11)をN−保護基を脱離反応に付すことにより製造できる。その脱離反応は、上記反応式−6の反応と同様の反応条件下にて行われ得る。
反応式8
化合物(4)は、化合物(3)又はカルボキシ基におけるその反応性誘導体及び化合物(13)又はイミノ基におけるその反応性誘導体を反応させることにより製造される。その反応は、上記反応式−1の反応と同様の反応条件下にて行われる。
反応式9
化合物(15)は、化合物(14)をアミノ化することにより製造される。その反応は、後記参考例21の反応と同様の反応条件下にて行われる。
反応式10
化合物(16)は、化合物(15)と化合物(7)との反応により製造できる。その反応は反応式−3の反応と同様の反応条件下にて行われ得る。
反応式11
化合物(4)は、化合物(16)と化合物(9)との反応により化合物(17)を得て、化合物(17)を環化反応に付すことにより製造できる。その反応は反応式−4の反応と同様の反応条件下にて行われる。
上記各反応式において用いられる原料化合物は、好適な塩であってもよく、また各反応で得られる目的化合物も好適な塩を形成していてもよい。使用される好適な塩は以下に例示されている化合物(1)の好適な塩が挙げられる。
化合物(1)の好適な塩は、薬理的に許容される塩であって、例えば、アルカリ金属塩(例えばナトリウム塩、カリウム塩等)、アルカリ土類金属塩(例えばカルシウム塩、マグネシウム塩等)等の金属塩、アンモニウム塩、炭酸アルカリ金属(例えば、炭酸リチウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸セシウム等)、炭酸水素アルカリ金属(例えば、炭酸水素リチウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等)、アルカリ金属水酸化物(例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セシウム等)等の無機塩基の塩;例えば、トリ(低級)アルキルアミン(例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、N−エチルジイソプロピルアミン等)、ピリジン、キノリン、ピペリジン、イミダゾール、ピコリン、ジメチルアミノピリジン、ジメチルアニリン、N−(低級)アルキル−モルホリン(例えば、N−メチルモルホリン等)、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノネン−5(DBN)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセン−7(DBU)、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)等の有機塩基の塩;塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩等の無機酸の塩;ギ酸、酢酸塩、プロピオン酸塩、シュウ酸塩、マロン酸塩、コハク酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、乳酸塩、リンゴ酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、炭酸塩、ピクリン酸塩、メタンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、グルタミン酸塩等の有機酸の塩等が挙げられる。
また、各反応式において示された原料及び目的化合物に溶媒和物(例えば、水和物、エタノラート等)が付加された形態の化合物も、各々の一般式に含まれる。好ましい溶媒和物としては水和物が挙げられる。
上記各反応式で得られる目的化合物は、反応混合物を、例えば、冷却した後、濾過、濃縮、抽出等の単離操作によって粗反応生成物を分離し、カラムクロマトグラフィー、再結晶等の通常の精製操作によって、反応混合物から単離精製することができる。
本発明の一般式(1)で表される化合物には、幾何異性体、立体異性体、光学異性体等の異性体も当然に包含される。
本発明はまた、1個又は複数の原子が、特定の原子質量又は質量数を有する1個又は複数の原子によって置き換わっているということ以外は一般式(1)で表される化合物と同一の同位体標識化合物も包含することができる。本発明の化合物に組み込むことができる同位体の例には、各々H、H、13C、14C、15N、18O、17O、18F及び36Cl等の水素、炭素、窒素、酸素、硫黄、フッ素及び塩素同位体を包含することができる。上記の同位体及び/又は他の原子の他の同位体を含有する、特定の同位体標識された本発明の化合物、例えばH及び14C等の放射性同位体が組み込まれている本発明の化合物は、薬物組織分布アッセイ及び/又は基質組織分布アッセイにおいて有用である。トリチウム化(すなわち、H)同位体及び炭素−14(すなわち、14C)同位体は、調製の容易さ及び検出性によって特に好まれる。さらに、重水素(すなわち、H)等のより重い同位体による置換によって、代謝安定性の向上、例えばin vivo半減期の増大又は投与必要量の減少に起因する特定の治療上の利点をもたらすことが期待できる。本発明の同位体標識化合物は、一般に、上記反応式及び/又は下記の実施例において開示されている方法によって、非同位体標識試薬を、簡単に手に入る同位体標識試薬で置換することによって調製することができる。
一般式(1)の化合物及びその塩は、一般的な医薬製剤の形態で用いられる。製剤は通常使用される充填剤、増量剤、結合剤、付湿剤、崩壊剤、表面活性剤、滑沢剤等の希釈剤或いは賦形剤を用いて調製される。この医薬製剤の剤形は各種の形態が治療目的に応じて選択でき、その代表的なものとして錠剤、丸剤、散剤、液剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤、カプセル剤、坐剤、注射剤(液剤、懸濁剤等)等が挙げられる。
錠剤の形態に成形するに際しては、担体としてこの分野で従来よりよく知られている各種のものを広く使用することができる。その例としては、例えば乳糖、白糖、塩化ナトリウム、ブドウ糖、尿素、デンプン、炭酸カシウム、カオリン、結晶セルロース、ケイ酸等の賦形剤、水、エタノール、プロパノール、単シロップ、ブドウ糖液、デンプン液、ゼラチン溶液、カルボキシメチルセルロース、セラック、メチルセルロース、リン酸カリウム、ポリビニルピロリドン等の結合剤、乾燥デンプン、アルギン酸ナトリウム、カンテン末、ラミナラン末、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸モノグリセリド、デンプン、乳糖等の崩壊剤、白糖、ステアリン、カカオバター、水素添加油等の崩壊抑制剤、第4級アンモニウム塩基、ラウリル硫酸ナトリウム等の吸収促進剤、グリセリン、デンプン等の保湿剤、デンプン、乳糖、カオリン、ベントナイト、コロイド状ケイ酸等の吸着剤、精製タルク、ステアリン酸塩、ホウ酸末、ポリエチレングリコール等の滑沢剤等を使用できる。さらに錠剤は通常の剤皮を施した錠剤、例えば糖衣錠、ゼラチン被包錠、腸溶被錠、フィルムコーティング錠或いは二層錠、多層錠とすることができる。
丸剤の形態に成形するに際しては、担体としてこの分野で従来公知のものを広く使用できる。その例としては、例えばブドウ糖、乳糖、デンプン、カカオ脂、硬化植物油、カオリン、タルク等の賦形剤、アラビアゴム末、トラガント末、ゼラチン、エタノール等の結合剤、ラミナラン、カンテン等の崩壊剤等を使用できる。
坐剤の形態に成形するに際しては、担体として従来公知のものを広く使用できる。その例としては、例えばポリエチレングリコール、カカオ脂、高級アルコール、高級アルコールのエステル類、ゼラチン、半合成グリセライド等を挙げることができる。
カプセル剤は常法に従い通常有効成分化合物を上記で例示した各種の担体と混合して硬質ゼラチンカプセル、軟質カプセル等に充填して調製される。
注射剤として調製される場合、液剤、乳剤及び懸濁剤は殺菌され、且つ血液と等張であるのが好ましく、これらの形態に成形するに際しては、希釈剤としてこの分野において慣用されているものをすべて使用でき、例えば水、エチルアルコール、マクロゴール、プロピレングリコール、エトキシ化イソステアリルアルコール、ポリオキシ化イソステアリルアルコール、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類等を使用できる。
なお、この場合等張性の溶液を調製するに充分な量の食塩、ブドウ糖或いはグリセリンを医薬製剤中に含有せしめてもよく、また通常の溶解補助剤、緩衝剤、無痛化剤等を添加してもよい。さらに必要に応じて着色剤、保存剤、風味剤、甘味剤等や他の医薬品を医薬製剤中に含有させることもできる。
本発明の医薬製剤中に含有されるべき一般式(1)の化合物又はその塩の量としては、特に限定されず広範囲から適宜選択され得るが、通常製剤組成物中に約1〜70重量%、好ましくは約1〜30重量%とするのがよい。
本発明の医薬製剤の投与方法は特に制限はなく、各種製剤形態、患者の年齢、性別その他の条件、疾患の程度等に応じた方法で投与される。例えば錠剤、丸剤、液剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤及びカプセル剤の場合には、経口投与される。また注射剤の場合には単独で又はブドウ糖、アミノ酸等の通常の補液と混合して静脈内投与され、さらに必要に応じて単独で筋肉内、皮下若しくは腹腔内投与される。坐剤の場合には直腸内投与される。
本発明の医薬製剤の投与量は、剤形、患者の年齢、性別その他の条件、疾患の程度等により適宜選択されるが、通常有効成分化合物の量が、1日当り体重1kg当り、約0.1〜10mg程度とするのがよい。また投与単位形態の製剤中には有効成分化合物が約1〜200mgの範囲で含有されるのが望ましい。
本発明化合物は、効果の増強を目的として、糖尿病治療剤、糖尿病性合併症治療剤、抗高脂血症剤、降圧剤、抗肥満剤、利尿剤などの薬剤(以下、併用薬剤と略記する)と組み合わせて用いることができる。本発明化合物及び併用薬剤の投与時期は限定されず、これらを投与対象に対し、同時に投与してもよいし、時間差をおいて投与してもよい。また、本発明化合物と併用薬剤の合剤としても良い。併用薬剤の投与量は、臨床上用いられている用量を基準として適宜選択することができる。また、本発明化合物と併用薬剤との配合比は、投与対象、投与ルート、対象疾患、症状、組合せなどにより適宜選択することができる。例えば投与対象がヒトである場合、本発明化合物1重量部に対し、併用薬剤を0.01〜100重量部用いればよい。
なお、糖尿病治療剤としては、インスリン製剤(例、ウシ及びブタの膵臓から抽出された動物インスリン製剤;大腸菌又はイーストを用い、遺伝子工学プロセスで合成したヒトインスリン製剤等)、インスリン抵抗性改善剤(例、ピオグリタゾン又はその塩酸塩、トログリタゾン、ロシグリタゾン又はそのマレイン酸塩、GI−262570、JTT−501、MCC−555、YM−440、KRP−297、CS−011等)、α−グルコシダーゼ阻害剤(例、ボグリボース、アカルボース、ミグリトール、エミグリテート等)、ビグアナイド剤(例、メトホルミン等)、インスリン分泌促進剤(例、トルブタミド、グリベンクラミド、グリクラジド、クロルプロパミド、トラザミド、アセトヘキサミド、グリクロピラミド及びグリメピリド等のスルホニルウレア剤;レパグリニド、セナグリニド、ナテグリニド、ミチグリニド等)、ジペプチジルペプチダーゼIV(DPP−IV)阻害剤(例、シタグリプチン又はそのリン酸塩、ビルダグリプチン、アログリプチン又はその安息香酸塩、デナグリプチン又はそのトシル酸塩等)、GLP−1、GLP−1アナログ(エキセナタイド、リラグルタイド、SUN−E7001、AVE010、BIM−51077、CJC1131等)、プロテインチロシンホスファターゼ阻害剤(例、バナジン酸等)及びβ3アゴニスト(例、GW−427353B、N5984等)が挙げられる。
糖尿病性合併症治療剤としては、アルドース還元酵素阻害剤(例、トルレスタット、エパルレスタット、ゼナレスタット、ゾポレスタット、ミナレスタット、フィダレスタット、ラニレスタット、SK−860、CT−112等)、神経栄養因子(例、NGF、NT−3、BDNF等)、PKC阻害剤(例、LY−333531等)、AGE阻害剤(例、ALT946、ピマゲジン、ピラトキサチン、N−フェナシルチアゾリウムブロマイド(ALT766)等)、活性酸素消去薬(例、チオクト酸等)及び脳血管拡張剤(例、チアプリド、メキシレチン等)が挙げられる。抗高脂血症剤としては、HMG−CoA還元酵素阻害剤(例、プラバスタチン、シンバスタチン、ロバスタチン、アトルバスタチン、フルバスタチン、イタバスタチン又はそれらのナトリウム塩等)、スクアレン合成酵素阻害剤、ACAT阻害剤等が挙げられる。降圧剤としては、アンジオテンシン変換酵素阻害剤(例、カプトプリル、エナラプリル、アラセプリル、デラプリル、リジノプリル、イミダプリル、ベナゼプリル、シラザプリル、テモカプリル、トランドラプリル等)、アンジオテンシンII拮抗剤(例、オルメサルタン、メドキソミル、カンデサルタン、シレキセチル、ロサルタン、エプロサルタン、バルサンタン、テルミサルタン、イルベサルタン、タソサルタン等)、カルシウム拮抗剤(例、塩酸ニカルジピン、塩酸マニジピン、ニソルジピン、ニトレンジピン、ニルバジピン、アムロジピン等)が挙げられる。
抗肥満剤としては、中枢性抗肥満薬(例、フェンテルミン、シブトラミン、アンフェプラモン、デキサンフェタミン、マジンドール、SR−141716A等)、膵リパーゼ阻害薬(例、オルリスタット等)、ペプチド性食欲抑制薬(例、レプチン、CNTF(毛様体神経栄養因子)等)、コレシストキニンアゴニスト(例、リンチトリプト、FPL−15849等)が挙げられる。利尿剤としては、例えばキサンチン誘導体(例、サリチル酸ナトリウムテオブロミン、サリチル酸カルシウムテオブロミン等)、チアジド系製剤(例、エチアジド、シクロペンチアジド、トリクロルメチアジド、ヒドロクロロチアジド、ヒドロフルメチアジド、ベンチルヒドロクロロチアジド、ペンフルチジド、ポリチアジド、メチクロチアジド等)、抗アルドステロン製剤(例、スピロノラクトン、トリアムテレン等)、炭酸脱水酵素阻害剤(例、アセタゾラミド等)、クロルベンゼンスルホンアミド系製剤(例、クロルタリドン、メフルシド、インダパミド等)、アゾセミド、イソソルビド、エタクリン酸、ピレタニド、ブメタニド及びフロセミドが挙げられる。
併用薬剤は、好ましくは、GLP−1、GLP−1アナログ、α−グルコシダーゼ阻害剤、ビグアナイド剤、インスリン分泌促進剤及びインスリン抵抗性改善剤などである。併用薬剤は、2種以上を適宜の割合で組み合せて用いてもよい。
本発明化合物が、併用薬剤と組み合せて使用される場合には、これらの薬剤の使用量は、薬剤の副作用を考えて安全な範囲内で低減できる。特に、ビグアナイド剤は通常の投与量よりも低減できる。したがって、これらの薬剤により引き起こされるであろう副作用は安全に防止できる。それに加えて、糖尿病合併症剤、抗高脂血症剤、降圧剤などの投与量は低減でき、その結果これらの薬剤により引き起こされるであろう副作用は効果的に防止できる。
本発明の化合物は、ヒトGPR10受容体アンタゴニスト作用を有している。
本発明の化合物は、ストレス性疾患の1つとして知られる過敏性腸症候群のモデルとして使用される拘束ストレス誘発排便ラットにおいて、ストレス誘発排便に対する強い抑制作用を有する。また、本発明の化合物は、ストレス性過食症のモデルとして使用されるテールピンチストレス誘発摂食行動ラットにおいて、ストレス誘発摂食行動に対する強い抑制作用を有する。
本発明の化合物は、過剰なストレス負荷が原因と考えられるストレス性疾患、例えば、呼吸器系障害(例えば、気管支喘息;過換気症候群)消化器障害(例えば、過敏性腸症候群;胃アトニー;胃潰瘍;十二指腸潰瘍;胃炎;潰瘍性大腸炎)、循環器系障害(例えば、本態性高血圧;起立性低血圧;不整脈;心筋梗塞;狭心症)、内分泌−代謝系障害(例えば、肥満;糖尿病;甲状腺機能亢進症)、神経系障害(例えば、大うつ病;全般性不安障害;パニック障害;強迫性障害;恐怖症;転換性障害;解離性障害;心的外傷後ストレス症候群;偏頭痛;自律神経失調症)、摂食障害(例えば、神経性過食症;神経性拒食症)、骨−筋肉系障害(例えば、慢性関節リウマチ;全身系筋痛症;脊髄過敏症;チック症候群;外傷性神経症)、皮膚障害(例えば、アトピー性皮膚炎;慢性蕁麻疹;円形脱毛症;皮膚掻痒症)、泌尿器系障害(例えば、夜尿症;インポテンツ;過敏性膀胱炎)、耳鼻咽頭系障害(例えば、メニエール症候群;咽喉頭部異物感症;難聴;耳鳴り;失声;どもり)、口腔系障害(口内炎;口臭症;唾液分泌異常;義歯神経症)、眼科系障害(例えば、原発性緑内障;眼精疲労;眼瞼けいれん)、婦人科系障害(例えば、月経困難症;無月経;月経異常;更年期障害;不感症)等に有効である。
以下に、参考例、実施例及び薬理試験を揚げて本発明をより一層明らかにする。
(参考例1)
エチル−4−フェノキシカルボニルアミノ−1−tert−ブトキシカルボニル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−カルボキシラートの合成
Figure 2012111731

エチル−4−アミノ−1−tert−ブトキシカルボニル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−カルボキシラート(23.6g)を塩化メチレン(460ml)に溶かし、氷冷下、ピリジン(13ml)、クロロ炭酸フェニル(15ml)を加え、同温で1時間撹拌した。反応液に水を加え、混合物を塩化メチレンで抽出した。有機層を1N塩酸、飽和食塩水の順で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過、減圧下に濃縮した。得られた残渣にジエチルエーテルを加えて、析出物を濾取し、無色固体として表題化合物(10.57g)を得た。また、濾液は減圧下に濃縮後、得られた残渣を中圧シリカゲルカラム(溶媒;酢酸エチル:ヘキサン=10:90〜50:50)で精製した。得られた粗結晶をジエチルエーテル−ヘキサンの混合溶媒で洗浄し、微黄色固体として表題化合物(11.10g)を得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.32 (t, J = 7.1Hz, 3H), 1.48 (s, 9H), 3.02 (t, J = 5.9Hz, 2H), 3.52 (t, J = 5.9Hz, 2H), 4.18 (brs, 2H), 4.24 (q, J = 7.1Hz, 2H), 7.13 (t, J = 7.8Hz, 2H), 7.19-7.25 (m, 1H), 7.37 (t, J = 7.8Hz, 2H), 11.36 (s, 1H).
(参考例2)
6−(tert−ブトキシカルボニル)−3−プロパルギル−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−2,4−ジオンの合成
Figure 2012111731

エチル−4−フェノキシカルボニルアミノ−1−tert−ブトキシカルボニル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−カルボキシラート(5.0g)をTHF(50ml)に溶かし、プロパルギルアミン(1.32ml)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン(DBU)(0.2ml)を加え、室温で2時間撹拌した。TLCで中間体(ウレア)の生成を確認した後、5N水酸化ナトリウム水溶液(5ml)を加え、さらに室温で2時間撹拌した。反応液に6N塩酸を加え、中和した後、濃縮した。残渣に水を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過、減圧下に濃縮した。析出物を濾取し、白色粉末として表題化合物(3.78g)を得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.48 (s, 9H), 2.18 (t, J = 2.4Hz, 1H), 2.54 (t, 5.7Hz, 2H), 3.68 (t, J = 5.7Hz, 2H), 4.24 (s, 2H), 4.69 (d, J = 2.4Hz, 2H), 9.82 (brs, 1H).
(参考例3)
6−(tert−ブトキシカルボニル)−2−(S)−{1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エチルアミノ}−3−プロパルギル−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4(3H)−オンの合成
Figure 2012111731

6−(tert−ブトキシカルボニル)−3−プロパルギル−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−2,4−ジオン(1.0g)をテトラヒドロフラン(20ml)に溶かし、1H−ベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(BOP)(2.17g)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン(DBU)(0.76ml)を加え室温で撹拌した。10分後、(S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エチルアミン(0.93ml)を加え、室温で終夜撹拌した。反応液を減圧下に濃縮し、残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過、減圧下に濃縮した。得られた残渣を中圧シリカゲルカラム(溶媒;酢酸エチル:ヘキサン=20:80〜90:10)で精製した。無色アモルファス状物として表題化合物(520mg)を得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.46 (s, 9H), 1.60 (d, J = 6.7Hz, 3H), 2.30-2.61 (m, 3H), 3.44-3.71 (m, 2H), 4.15-4.36 (m, 2H), 4.88 (d, J = 2.6Hz, 2H), 5.21-5.40 (m, 2H), 7.48 (d, J = 8.2Hz, 2H), 7.60 (d, J= 8.2Hz, 2H).
(参考例4)
6−(tert−ブトキシカルボニル)−3−プロパルギル−2−(S)−[1−(4−クロロフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4(3H)−オンの合成
Figure 2012111731

参考例3と同様にして合成した。無色アモルファス。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.47(s, 9H), 1.57(d, J=6.9Hz, 3H), 2.35-2.60(m, 3H) , 3.50-3.70(m, 2H), 4.15-4.35(m, 2H), 4.85(d, J=2.5H, 2H), 5.20-5.25(m, 2H), 7.31(s, 4H).
(参考例5)
6−(tert−ブトキシカルボニル)−3−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−2,4−ジオンの合成
Figure 2012111731

エチル−4−フェノキシカルボニルアミノ−1−tert−ブトキシカルボニル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−カルボキシラート(5.0g)をTHF(50ml)に溶かし、ジメチルヒドラジン(1.46ml)、DBU(0.2ml)を加え、室温で2時間撹拌した。ジメチルヒドラジン(0.73ml)、DBU(0.2ml)を追加し、さらに室温で2時間撹拌した。TLCにて中間体(ウレア)の生成を確認した後、5N水酸化ナトリウム水溶液(5ml)を加え、さらに室温で終夜撹拌した。反応液に6N塩酸を加え、中和した後、濃縮した。残渣に水を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過、濃縮した。得られた残渣を中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;酢酸エチル:ヘキサン=50:50〜100:0)で精製した。得られたアモルファス状物にジエチルエーテルを加え、析出物を濾取し、白色粉末として表題化合物(3.34g)を得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.48 (s, 9H), 2.48 (t, J = 5.7Hz, 2H), 2.97 (s, 6H), 3.65 (t, J = 5.7Hz, 2H), 4.21 (s, 2H), 9.20 (brs, 1H).
(参考例6)
6−(tert−ブトキシカルボニル)−2−(S)−{1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エチルアミノ}−3−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4(3H)−オンの合成
Figure 2012111731

6−(tert−ブトキシカルボニル)−3−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−2,4−ジオン(1.0g)をテトラヒドロフラン(20ml)に溶かし、1H−ベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(BOP)(2.17g)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン(DBU)(0.76ml)を加え室温で撹拌した。10分後、(S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エチルアミン(0.93ml)を加え、さらに室温で終夜撹拌した。反応液を減圧下、留去し、残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過、濃縮した。得られた残渣を中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;酢酸エチル:ヘキサン=20:80〜70:30)で精製した。無色アモルファス状物として表題化合物(990mg)を得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.46 (s, 9H), 1.56 (d J = 7.0Hz, 3H), 2.30-2.57 (m, 2H), 2.93-3.11 (m, 6H), 3.45-3.70 (m, 2H), 4.10-4.30 (m, 2H), 5.11-5.28 (m, 1H), 6.85 (d, J = 8.0Hz, 1H), 7.44 (d, J = 8.1Hz, 2H), 7.59 (d, J = 8.1Hz, 2H).
(参考例7)
6−(tert−ブトキシカルボニル)−3−ジメチルアミノ−2−[3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)ベンジルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4(3H)−オンの合成
Figure 2012111731

参考例6と同様にして合成した。無色アモルファス。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.48(s, 9H), 2.40-2.52(m, 2H), 3.02(s, 6H), 3.59(t, J=5.7Hz, 2H), 4.20-4.25(m, 2H), 4.63(d, J=6.2Hz, 2H), 7.01(t, J=6.2Hz, 1H), 7.15-7.19(m, 2H), 7.57(t, J=7.6Hz, 1H).
(参考例8)
6−(tert−ブトキシカルボニル)−2−(S)−[1−(4−クロロフェニル)エチルアミノ]−3−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4(3H)−オンの合成
Figure 2012111731

参考例6と同様にして合成した。無色アモルファス。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.47(s, 9H), 1.53(d, J=6.9Hz, 3H), 2.41-2.51(m, 2H), 2.98(s, 3H), 3.02(s, 3H), 3.50-3.60(m, 2H), 4.18-4.25(m, 2H), 5.11-5.15(m, 1H), 6.79(d, J=8.1Hz, 1H), 7.25-7.32(m, 4H).
(参考例9)
6−(tert−ブトキシカルボニル)−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−2,4−ジオンの合成
Figure 2012111731

エチル−4−フェノキシカルボニルアミノ−1−tert−ブトキシカルボニル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−カルボキシラート(3.0g)をTHF(30ml)に溶かし、O−メチルヒドロキシルアミン塩酸塩(3.2g)、トリエチルアミン(5.35ml)、DBU(0.3ml)を溶媒に加え、室温で終夜撹拌した。O−メチルヒドロキシルアミン塩酸塩(3.2g)、トリエチルアミン(5.35ml)を追加し、さらに室温で6時間撹拌した。TLCにて中間体(ウレア)の生成を確認した後、5N水酸化ナトリウム溶液(5ml)を加え、さらに室温で終夜撹拌した。反応液に6N塩酸を加え、中和した後、濃縮し、析出物を濾取した。得られた粗結晶を塩化メチレン−メタノールに溶かし、酢酸エチルを加え、析出物を濾取した。得られた粗結晶を中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;メタノール:酢酸エチル=0:100〜10:90)で精製した。白色粉末として表題化合物(2.21g)を得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.48 (s, 9H), 2.53 (t, J = 5.7Hz, 2H), 3.67 (t, J = 5.7Hz, 2H), 4.00 (s, 3H), 4.25 (s, 2H), 9.56 (brs, 1H).
(参考例10)
6−(tert−ブトキシカルボニル)−2−(S)−{1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エチルアミノ}−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4(3H)−オンの合成
Figure 2012111731

6−(tert−ブトキシカルボニル)−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−2,4−ジオン(1.0g)をテトラヒドロフラン(20ml)に溶かし、1H−ベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(BOP)(2.17g)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン(DBU)(0.76ml)を加え室温で撹拌した。10分後、(S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エチルアミン(0.93ml)を加え、さらに室温で終夜撹拌した。反応液を減圧下、留去し、残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過、濃縮した。得られた残渣を中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;酢酸エチル:ヘキサン=20:80〜90:10)で精製した。微黄色アモルファス状物として表題化合物(788mg)を得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.43 (s, 9H), 1.61 (d, J = 7.0Hz, 3H), 2.31-2.60 (m, 2H), 3.39-3.64 (m, 2H), 3.85-4.40 (m, 5H), 5.13-5.31 (m, 1H), 5.61-6.00 (m, 1H), 7.40-7.58 (m, 2H), 7.61 (d, J = 8.3Hz, 2H).
(参考例11)
6−(tert−ブトキシカルボニル)−3−メトキシ−2−(S)−[1−(4−クロロフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4(3H)−オンの合成
Figure 2012111731

参考例10と同様にして合成した。無色アモルファス。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.47(s, 9H), 1.57(d, J=6.9Hz, 3H), 2.35-2.60(m, 2H) , 3.50-3.70(m, 2H), 4.04(s, 3H), 4.15-4.35(m, 2H), 5.15-5.25(m, 1H), 5.55-5.75(m, 1H), 7.20-7.40(m, 4H).
(参考例12)
2−(S)−{1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エチルアミノ}−3−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4(3H)−オンの合成
Figure 2012111731

6−(tert−ブトキシカルボニル)−2−(S)−{1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エチルアミノ}−3−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−D]ピリミジン−4(3H)−オン(990mg)を塩化メチレン(10ml)に溶かし、氷冷下、トリフルオロ酢酸(3ml)を加え、室温で終夜撹拌した。氷冷下、反応混合物を水酸化ナトリウム水溶液でアルカリ化し、混合物を塩化メチレンで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過、濃縮し、無色アモルファス状物として表題化合物(733mg)を得た。得られた化合物はさらに精製することなく、次の反応に用いた。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.56 (d, J = 7.0Hz, 3H), 2.25-2.50 (m, 2H), 2.92-3.12(m, 8H), 3.57-3.73 (m, 2H), 5.12-5.29 (m, 2H), 6.83 (d, J = 8.0Hz, 1H), 7.45 (d, J = 8.2Hz, 2H), 7.59 (d, J= 8.2Hz, 2H).
(参考例13)
2−(S)−{1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エチルアミノ}−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4(3H)−オンの合成
Figure 2012111731

6−(tert−ブトキシカルボニル)−2−(S)−{1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エチルアミノ}−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン(788mg)を塩化メチレン(5ml)に溶かし、氷冷下、トリフルオロ酢酸(2ml)を加え、室温で終夜撹拌した。氷冷下、反応混合物を水酸化ナトリウム水溶液でアルカリ化し、混合物を塩化メチレンで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過、濃縮し、無色アモルファス状物として表題化合物(310mg)を得た。得られた化合物はさらに精製することなく、次の反応に用いた。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.60 (d, J = 7.0Hz, 3H), 2.28-2.42 (m, 2H), 2.93-3.11 (m, 2H), 3.60-3.80 (m, 2H), 4.06 (s, 3H), 5.18-5.35 (m, 1H), 5.61 (d, J = 7.7Hz, 1H), 7.47 (d, J = 8.2Hz, 2H), 7.61 (d, J = 8.2Hz, 2H). アミンHは認められなかった。
(参考例14)
tert−ブチル−2,4−ジオキソ−3−(ピロリジン−1−イル)−1,2,3,4,7,8−ヘキサヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−6(5H)−カルボキシラートの合成
Figure 2012111731

窒素下、1−tert−ブチル 3−エチル 4−(フェノキシカルボニルアミノ)−5,6−ジヒドロピリジン−1,3(2H)−ジカルボキシラート(6.14g)をTHF(50ml)に溶解し、1−アミノピロリジン塩酸塩(2.31g)、トリエチルアミン(6.58ml)と1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデ−7−エン(0.24ml)を加え、室温にて二時間攪拌した。その後、反応溶液を50℃で2時間、68℃で3時間攪拌した。原料の消失をTLC又はLC/MSにて確認後、反応混合物に2N水酸化ナトリウム溶液(15.7ml)を0℃にて加え、室温にて2日攪拌した。その後、50℃で3時間攪拌し、さらにその温度にて2N水酸化ナトリウム溶液(10ml)を追加した。反応混合物を68℃で2時間攪拌した。TLC又はLC/MSにて反応の終結を確認後、溶液を室温まで冷却し、2N塩酸(30ml)と飽和塩化アンモニウム溶液を加えた。酢酸エチルにて抽出し、硫酸ナトリウムにて乾燥した。ろ過、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィーにて精製し、目的のtert−ブチル−2,4−ジオキソ−3−(ピロリジン−1−イル)−1,2,3,4,7,8−ヘキサヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−6(5H)−カルボキシラートを3.19g(収率60%)で得た。
1H-NMR (DMSO-d6) δppm: 11.10 (brs, 1H), 4.02 (brs, 2H), 3.50 (brt, J = 5.68 Hz, 4H), 3.11 (brt, J =6.52 Hz, 2H), 2.37(brt, J = 5.68 Hz, 2H),1.84 (m, 4H), 1.41(s, 9H).
(参考例15)
2−(S)−{1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エチルアミノ}−3−プロパルギル−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4(3H)−オンの合成
Figure 2012111731

6−(tert−ブトキシカルボニル)−2−(S)−{1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エチルアミノ}−3−プロパルギル−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン(520mg)を塩化メチレン(10ml)に溶かし、氷冷下、トリフルオロ酢酸(3ml)を加え、室温で終夜撹拌した。氷冷下、反応混合物を水酸化ナトリウム水溶液でアルカリ化し、混合物を塩化メチレンで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過、濃縮し、無色アモルファス状物として表題化合物(402mg)を得た。得られた化合物はさらに精製することなく、次の反応に用いた。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.60 (d, J = 6.8Hz, 3H), 2.30-2.57 (m, 3H), 2.96-3.18 (m, 2H), 3.63-3.79 (m, 2H), 4.87 (d, J = 2.4Hz, 2H), 5.18-5.41 (m, 2H), 7.48 (d, J = 8.0Hz, 2H), 7.59 (d, J= 8.0Hz, 2H). アミンHは認められなかった。
(参考例16)
3−プロパルギル−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−2,4−ジオン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

6−(tert−ブトキシカルボニル)−3 プロパルギル−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−2,4−ジオン(1.0g)を4N塩酸−酢酸エチル(10ml)に懸濁させ、3時間室温で撹拌した。析出物を濾取し、エタノールに溶かし、減圧下、留去した。これを3回繰り返し、無色アモルファス状物として表題化合物(790mg)を得た。得られた化合物はさらに精製することなく、次の反応に用いた。
1H-NMR (DMSO-d6) δppm: 2.60-2.74 (m, 2H), 3.08-3.11 (m, 1H), 3.21-3.35 (m, 2H), 3.77 (s, 2H), 4.41-4.52 (m, 2H), 9.38 (brs, 2H), 11.61 (s, 1H).
(参考例17)
6−(4−クロロベンゾイル)−3−プロパルギル−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−2,4−ジオンの合成
Figure 2012111731

3−プロパルギル−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−2,4−ジオン塩酸塩(790mg)を塩化メチレンに懸濁させ、氷冷下、トリエチルアミン(0.95ml)、4−クロロベンゾイルクロリド(0.42ml)を加え、同温で30分間撹拌した。反応液に水を加え、濃縮した。残渣にジエチルエーテルを加え、不溶物を濾取し、白色粉末として表題化合物(894mg)を得た。得られた化合物はさらに精製することなく、次の反応に用いた。
1H-NMR (DMSO-d6) δppm: 2.46-2.60 (m, 2H), 2.90-3.12 (m, 1H), 3.41-3.92 (m, 2H), 3.94-4.38 (m, 2H), 4.38-4.64 (m, 2H), 7.43-7.58 (m, 4H), 11.41 (brs, 1H).
(参考例18)
3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−2,4−ジオン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

6−(tert−ブトキシカルボニル)−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−2,4−ジオン(1.0g)を4N塩酸−酢酸エチル(10ml)に懸濁させ、3時間室温で撹拌した。反応液を減圧下、留去した。残渣にメタノールを加え、減圧下、留去した。これを3回繰り返し、白色粉末として表題化合物(790mg)を得た。得られた化合物はさらに精製することなく、次の反応に用いた。
1H-NMR (DMSO-d6) δppm: 2.62-2.72 (m, 2H), 3.22-3.35 (m, 2H), 3.68-3.79 (m, 2H), 3.81 (s, 3H), 9.56 (brs, 2H), 11.72 (brs, 1H).
(参考例19)
6−(4−クロロベンゾイル)−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−2,4−ジオンの合成
Figure 2012111731

3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−2,4−ジオン塩酸塩(790mg)を塩化メチレンに懸濁させ、氷冷下、トリエチルアミン(1.17ml)、4−クロロベンゾイルクロリド(0.43ml)を加え、同温で1.5時間撹拌した。反応液に水を加え、濃縮した。残渣にジエチルエーテルを加え、不溶物を濾取し、白色粉末として表題化合物(684mg)を得た。得られた化合物はさらに精製することなく、次の反応に用いた。
1H-NMR (DMSO-d6) δppm: 2.40-2.55 (m, 2H), 3.39-3.92 (m, 5H), 3.92-4.40 (m, 2H), 7.48 (d J = 8.5Hz, 2H), 7.54 (d, J = 8.5Hz, 2H), 11.45 (brs, 1H).
(参考例20)
エチル 1−(4−クロロベンゾイル)−4−ピペリドン−3−カルボキシラートの合成
Figure 2012111731

エチル 4−ピペリドン−3−カルボキシラート塩酸塩(10g)を塩化メチレン(250ml)に懸濁させ、トリエチルアミン(16ml)、4−クロロベンゾイルクロリド(7.2ml)を加え、氷冷下、1時間撹拌した。反応液中に水を加え、混合物を塩化メチレンで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過、濃縮した。得られた残渣を中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;酢酸エチル:ヘキサン=33:67〜50:50)で精製した。無色固体として表題化合物(15.95g)を得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.20-1.40 (m, 3H), 2.30-2.71 (m, 2H), 3.42-4.00 (m, 2H), 4.00-4.51 (m, 4H), 7.29-7.48 (m, 4H), 12.1 (s, 1H).
(参考例21)
エチル−4−アミノ−1−(4−クロロベンゾイル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−カルボキシラートの合成
Figure 2012111731

エチル 1−(4−クロロベンゾイル)−4−ピペリドン−3−カルボキシラート(15.9g)をトルエン(200ml)に溶かし、酢酸アンモニウム(12.0g)、酢酸(3.0ml)を加え、ディーン−スターク装置を用い、5時間加熱還流した。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過、濃縮した。得られた残渣を中圧カラム分取(溶媒;酢酸エチル:ヘキサン=33:67〜50:50)に付した。粗結晶をジエチルエーテルで洗浄し、白色粉末として表題化合物(13.97g)を得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.07-1.36 (m, 3H), 2.25-2.52 (m, 2H), 3.31-3.98 (m, 2H), 4.01-4.49 (m, 4H), 7.30-7.48 (m, 4H). アミンHは認められなかった。
(参考例22)
エチル−4−フェノキシカルボニルアミノ−1−(4−クロロベンゾイル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−カルボキシラートの合成
Figure 2012111731

エチル−4−アミノ−1−(4−クロロベンゾイル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−カルボキシラート(7.0g)を塩化メチレン(140ml)に溶かし、氷冷下、ピリジン(6.0ml)、クロロ炭酸フェニル(6.0ml)を加え、室温で2時間撹拌した。反応液に水を加え、混合物を塩化メチレンで抽出した。有機層をクエン酸溶液、飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過、濃縮した。得られた残渣を中圧カラム分取(溶媒;酢酸エチル:ヘキサン=20:80〜60:40)に付した。白色粉末として表題化合物(8.35g)を得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.20-1.44 (m, 3H), 2.98-3.23 (m, 2H), 3.38-3.94 (m, 2H), 4.06-4.54 (m, 4H), 7.13 (d, J = 5.5Hz, 2H), 7.20-7.25 (m, 1H), 7.29-7.47 (m, 6H), 11.4 (brs, 1H).
(参考例23)
6−(4−クロロベンゾイル)−3−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−2,4−ジオンの合成
Figure 2012111731

エチル−4−フェノキシカルボニルアミノ−1−(4−クロロベンゾイル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−カルボキシラート(200mg)をTHF(2ml)に溶かし、N,N−ジメチルヒドラジン(142μl)、DBU(10μl)を加え、50℃で3時間振とうした。5N水酸化ナトリウム溶液(200μl)を加え、さらに50℃で終夜振とうした。反応液に酢酸(300μl)を加え、中和した後、反応液を濃縮した。得られた残渣を中圧カラム分取(溶媒;メタノール:塩化メチレン=0:100〜7:93)に付した。白色粉末として表題化合物(105mg)を得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 2.47-2.69 (m, 2H), 2.94 (s, 6H), 3.53-4.02 (m, 2H), 4.04-4.51 (m, 2H), 7.29-7.46 (m, 4H), 9.03 (brs, 1H).
(参考例24)
(S)−tert−ブチル−4−オキソ−3−(ピロリジン−1−イル)−2−{1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エチルアミノ}−3,4,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−6(5H)−カルボキシラートの合成
Figure 2012111731

窒素下、tert−ブチル 2,4−ジオキソ−3−(ピロリジン−1−イル)−1,2,3,4,7,8−ヘキサヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−6(5H)−カルボキシラート(1.5g)をTHF(50ml)中に溶解し、室温下、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデ−7−エン(1ml)とベンゾトリアゾール−1−イルオキシ−トリス−(ジメチルアミノ)−ホスホニウム ヘキサフルオロホスファート(2.96g)を加えた。その反応溶液を室温下、しばらく攪拌した後、(S)−1−(4−トリクロロフェニル)エチルアミン(1.25ml)を加えた。反応溶液を室温下、攪拌した。飽和炭酸水素ナトリウム溶液を加え、酢酸エチルで抽出、飽和食塩水で洗浄、硫酸ナトリウムで乾燥させた。ろ過、濃縮、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:1)にて精製し、目的の化合物を得た(1.91g、収率84%)。
1H-NMR (DMSO-d6) δppm: 7.60 (d, J = 8.24 Hz, 2H), 7.45 (d, J = 8.24 Hz, 2H), 6.88 (d, J = 8.24 Hz, 1H), 5.22 (dt, J = 8.24, 7.00 Hz, 1H), 4.22- 4.15 (m, 2H), 3.63- 3.48 (m, 4H),3.14-3.07 (m, 2H), 2.45 (m, 2H), 2.20 (m, 2H), 1.87 (m, 2H), 1.57 (d, J = 7.00 Hz, 3H), 1.46 (s, 9H).
(参考例25)
3−(ピロリジン−1−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−2,4(1H,5H)−ジオン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

tert−ブチル 2,4−ジオキソ−3−(ピロリジン−1−イル)−1,2,3,4,7,8−ヘキサヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−6(5H)−カルボキシラート(1.690g)を塩化メチレン(50ml)に溶かし、4N HCl酢酸エチル(10ml)を加え、室温下、終夜攪拌した。固体が析出し、その固体をろ過し、乾燥させ、目的の化合物を定量的に得た。
1H-NMR (DMSO-d6) δppm: 11.40 (brs, 1H), 9.30 (brs, 2H), 4.00-3.50 (br, 2H), 3.28 (br, 2H), 3.12 (brt, J = 6.54 Hz, 4H), 2.62 (br, 2H), 1.85 (m, 4H).
(参考例26)
6−(4−クロロベンゾイル)−3−(ピロリジン−1−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−2,4(1H,3H)−ジオンの合成
Figure 2012111731

窒素下、3−(ピロリジン−1−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−2,4(1H,5H)−ジオン塩酸塩(1.370g)を塩化メチレン(20ml)に溶解し、0℃にてピリジン(1ml)と4−クロロベンゾイルクロリド(0.64ml)を加えた。その溶液を0℃で、45分攪拌後、室温まで昇温し、一時間半攪拌した。塩化メチレン(10ml)とピリジン(1ml)加え、終夜、室温にて攪拌した。その後、0℃に冷却し、ピリジン(1ml)と4−クロロベンゾイルクロリド(0.6ml)加え、その温度にて、2時間50分攪拌し、さらに一時間加熱還流した。原料の消失をTLCとLC/MSにて確認した後、水を加え、混合物を塩化メチレンにて抽出、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させた。ろ過、濃縮したのち得られた固体をジエチルエーテルと酢酸エチルで洗浄した。固体を回収し、乾燥させ、目的の化合物を1.03g(収率55%)得た。
1H-NMR (DMSO-d6) δppm: 11.2 (s, 1H), 7.54 (d, J = 8.36 Hz, 2H), 7.48(d, J = 8.36 Hz, 2H), 4.24 (br, 1H), 4.04 (br, 1H), 3.79 (br, 1H), 3.46 (br, 1H), 3.10 (br, 4H), 2.50 (br, 2H), 1.84 (br, 4H).
(参考例27)
tert−ブチル3−エトキシ−2,4−ジオキソ−1,2,3,4,7,8−ヘキサヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−6(5H)−カルボキシラートの合成
Figure 2012111731

参考例14と同様な手法にて得た。
1H-NMR (DMSO-d6) δppm: 11.6-11.4(brs, 1H), 4.03 (q, J = 7.08 Hz, 2H), 4.02 (br, 2H), 3.50 (t, J = 5.68 Hz, 2H), 2.40(t, J = 5.68 Hz, 2H), 1.41 (s, 9H), 1.22 (t, J = 7.08 Hz, 3H).
(参考例28)
(S)−tert−ブチル 3−エトキシ−4−オキソ−2−{1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エチルアミノ}−3,4,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−6(5H)−カルボキシラートの合成
Figure 2012111731

参考例24と同様な手法にて得た。
1H-NMR (DMSO-d6) δppm: 7.61 (d, J = 8.16 Hz, 2H), 7.46 (d, J = 8.16 Hz, 2H), 5.62 (d, J = 7.68 Hz, 1H), 5.25 (dt, J = 7.68, 5.36 Hz, 1H),4.34 (m, 2H), 4.24 (q, J = 7.14 Hz, 2H), 3.60-3.49 (m, 2H), 2.52-2.40 (m, 2H), 3.11(d, J = 5.36 Hz, 1H), 1.61 (d, J=5.36Hz, 3H), 1.47 (s, 9H), 1.41 (t, J = 7.14 Hz, 3H).
(参考例29)
3−エトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−2,4(1H,5H)−ジオン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

参考例25と同様な手法にて得た。
1H-NMR (DMSO-d6) δppm: 9.20 (brs, 2H), 4.05 (q, J = 7.04 Hz, 2H), 3.78 (brs, 2H), 3.29 (t, J = 5.92 Hz, 2H), 2.64 (brt, J = 5.92 Hz, 2H),1.23 (t, J = 7.04 Hz, 3H). アミンHは認められなかった。
(参考例30)
3−ジメチルアミノ−2−(3−フルオロ−4−トリフルオロメチルベンジルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4(3H)−オンの合成
Figure 2012111731

参考例12と同様な手法にて得た。無色アモルファス。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 2.41-2.45(m, 2H), 3.03(s, 6H), 3.04-3.06(m, 3H), 3.68-3.69(m, 2H), 4.63(d, J=6.2Hz, 2H), 6.98(t, J=6.0Hz, 1H), 7.16-7.20(m, 2H), 7.57(t, J=8.0Hz, 1H).
(参考例31)
2−(S)−[1−(4−クロロフェニル)エチルアミノ]−3−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4(3H)−オンの合成
Figure 2012111731

参考例12と同様な手法にて得た。無色アモルファス。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.53(d, J=6.9Hz, 3H), 2.35-2.48(m, 3H), 2.96(s, 3H), 3.00(s, 3H), 3.03-3.09(m, 2H), 3.63-3.72(m, 2H), 5.09-5.17(m, 1H), 6.78(d, J=8.1Hz, 1H), 7.26-7.31(m, 4H).
参考例32
Figure 2012111731

3−(2−ブチニル)−4−オキソ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−エチルアミノ]−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸tert−ブチルエステル
参考例10と同様にして合成した。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 7.43 (d, J = 8.22 Hz, 2H), 7.49 (d, J = 8.22 Hz, 2H), 5.45 (d, J = 6.84 Hz, 1H), 5.35 (qd, J = 6.92, 6.84 Hz, 1H), 4.91 (dd,J = 17.6, 2.42 Hz, 1H), 4.71 (dd,J = 17.6, 2.42 Hz, 1H), 4.28 (d, J = 17.12 Hz, 1H), 4.20 (d, J = 17.12 Hz, 1H), 3.60 (br, 1H), 3.53 (m, 1H), 2.47 (brm, 2H), 1.80 (t, J = 2.42 Hz, 3H), 1.60 (d, J = 6.92 Hz, 3H), 1.46 (s, 9H).
参考例33
Figure 2012111731

3−モルホリン−4−イル−4−オキソ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−エチルアミノ]−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸tert−ブチルエステル
参考例10と同様にして合成した。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.48 (s, 9H), 1.57 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.32-2.56 (m, 2H), 2.66-2.83 (m, 2H), 3.45-3.76 (m, 4H), 3.95-4.04 (m, 2H), 4.17-4.35 (m, 4H), 5.13-5.24 (m, 1H), 6.89 (d, J=8.0Hz, 1H), 7.42 (d, J=8.0Hz, 2H), 7.61 (d, J=8.0Hz, 2H).
参考例34
Figure 2012111731

3−(3−ブチニル)−4−オキソ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−エチルアミノ]−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸tert−ブチルエステル
参考例10と同様にして合成した。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 7.59 (d, J = 8.24 Hz, 2H), 7.49 (d, J = 8.24 Hz, 2H), 5.46 (d, J = 6.0 Hz,1H), 5.29 (m, 1H), 4.30-4.05 (m, 4H), 3.63 (br, 1H), 3.57 -3.50 (m, 1H), 2.73- 2.68 (m, 2H), 2.60-2.40 (br, 2H), 1.98 (t, J = 2.66 Hz,1H),1.57 (d, J = 6.36 Hz, 3H), 1.47 (s, 9H),
参考例35
Figure 2012111731

3−イソプロポキシ−4−オキソ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−エチルアミノ]−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸tert−ブチルエステル
参考例10と同様にして合成した。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.31 (d, J=6.5Hz, 3H), 1.37 (d, J=6.5Hz, 3H), 1.47 (s, 9H), 1.59 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.35-2.58 (m, 2H), 3.47-3.68 (m, 2H), 4.15-4.32 (m, 2H), 4.84-4.97 (m, 1H), 5.17-5.30 (m, 1H), 5.62 (d, J=7.5Hz, 1H), 7.46(d, J=8.5Hz, 2H), 7.61 (d, J=8.5Hz, 2H).
参考例36
Figure 2012111731

4−オキソ−3−フェノキシ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−エチルアミノ]−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸tert−ブチルエステル
参考例10と同様にして合成した。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.46 (s, 9H), 1.52 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.38-2.62 (m, 2H), 3.46-3.69 (m, 2H), 4.14-4.32 (m, 2H), 5.16-5.32 (m, 1H), 5.55 (d, J=7.5Hz, 1H), 7.00 (d, J=8.0Hz, 2H), 7.17 (dd, J=7.0Hz, 7.0Hz, 1H), 7.27-7.43 (m, 4H), 7.54 (d, J=8.0Hz, 2H).
参考例37
Figure 2012111731

2−[1−(4−クロロ−フェニル)−プロピルアミノ]−3−メトキシ−4−オキソ−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸tert−ブチルエステル
参考例10と同様にして合成した。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.94 (t, J=7.4Hz, 3H), 1.47 (s, 9H), 1.84-1.94 (m, 2H), 2.35-2.58 (m, 2H), 3.47-3.69 (m, 2H), 4.05 (s, 3H), 4.11-4.30 (m, 2H), 4.89-4.96 (m, 1H), 5.62 (d, J=8.0Hz, 1H), 7.24-7.33 (m, 4H).
参考例38
Figure 2012111731

3−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−4−オキソ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−エチルアミノ]−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸tert−ブチルエステル
参考例10と同様にして合成した。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.46 (s, 9H), 1.56 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.13-2.26 (m, 2H), 2.34 (s, 3H), 2.37-2.54 (m, 2H), 2.68-2.86 (m, 2H), 2.88-2.95 (m, 2H), 3.43-3.65 (m, 2H), 4.12-4.27 (m, 4H), 5.10-5.22 (m, 1H), 6.95 (d, J=8.0Hz, 1H), 7.42 (d, J=8.0Hz, 2H), 7.61 (d, J=8.0Hz, 2H).
参考例39
Figure 2012111731

2−[2−(4−クロロ−フェニル)−ピロリジン−1−イル]−3−メトキシ−4−オキソ−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸tert−ブチルエステル
参考例10と同様にして合成した。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.46 (s, 9H), 1.78-2.02 (m, 2H), 2.06-2.14 (m, 1H), 2.23-2.45 (m, 2H), 2.46-2.60 (m, 1H), 3.40-3.57 (m, 1H), 3.58-3.69 (m, 1H), 3.71-3.86 (m, 4H), 3.90-4.00 (m, 1H), 4.15-4.37 (m, 2H), 5.12-5.21 (m, 1H), 7.17-7.32 (m, 4H).
参考例40
Figure 2012111731

2−[(R)−1−(4−クロロ−フェニル)−プロピルアミノ]−3−メトキシ−4−オキソ−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸tert−ブチルエステル
参考例10と同様にして合成した。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.94 (t, J=7.4Hz, 3H), 1.47 (s, 9H), 1.84-1.94 (m, 2H), 2.35-2.58 (m, 2H), 3.47-3.69 (m, 2H), 4.05 (s, 3H), 4.11-4.30 (m, 2H), 4.89-4.96 (m, 1H), 5.62 (d, J=8.0Hz, 1H), 7.24-7.33 (m, 4H).
参考例41
Figure 2012111731

4−オキソ−3−(2−プロピニル)−2−[1−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−エチルアミノ]−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸tert−ブチルエステル
参考例10と同様にして合成した。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.46 (s, 9H), 1.60 (d, J = 6.7Hz, 3H), 2.30-2.61 (m, 3H), 3.44-3.71 (m, 2H), 4.15-4.36 (m, 2H), 4.88 (d, J = 2.6Hz, 2H), 5.21-5.40 (m, 2H), 7.48 (d, J = 8.2Hz, 2H), 7.60 (d, J= 8.2Hz, 2H).
参考例42
Figure 2012111731

3−ジメチルアミノ−4−オキソ−2−[1−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−エチルアミノ]−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸tert−ブチルエステル
参考例10と同様にして合成した。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.46 (s, 9H), 1.56 (d J = 7.0Hz, 3H), 2.30-2.57 (m, 2H), 2.93-3.11 (m, 6H), 3.45-3.70 (m, 2H), 4.10-4.30 (m, 2H), 5.11-5.28 (m, 1H), 6.85 (d, J = 8.0Hz, 1H), 7.44 (d, J = 8.1Hz, 2H), 7.59 (d, J = 8.1Hz, 2H).
参考例43
Figure 2012111731

2−[1−(4−クロロ−フェニル)−エチルアミノ]−3−ジメチルアミノ−4−オキソ−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸tert−ブチルエステル
参考例10と同様にして合成した。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.47(s, 9H), 1.53(d, J=6.9Hz, 3H), 2.41-2.51(m, 2H), 2.98(s, 3H), 3.02(s, 3H), 3.50-3.60(m, 2H), 4.18-4.25(m, 2H), 5.11-5.15(m, 1H), 6.79(d, J=8.1Hz, 1H), 7.25-7.32(m, 4H)
参考例44
Figure 2012111731

2−[1−(4−クロロ−フェニル)−2−メチル−プロピルアミノ]−3−メトキシ−4−オキソ−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸tert−ブチルエステル
参考例10と同様にして合成した。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.87 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.03 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.46 (s, 9H), 2.00-2.14 (m, 1H), 2.27-2.53 (m, 2H), 3.40-3.69 (m, 2H), 4.07 (s, 3H), 4.10-4.30 (m, 2H), 4.77 (dd, J=7.7, 7.7Hz, 1H), 5.71 (d, J=8.6Hz, 1H), 7.12-7.35 (m, 4H).
参考例45
Figure 2012111731

2−[(S)−1−(4−クロロ−フェニル)−プロピルアミノ]−3−メトキシ−4−オキソ−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸tert−ブチルエステル
参考例10と同様にして合成した。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.94 (t, J=7.4Hz, 3H), 1.47 (s, 9H), 1.84-1.94 (m, 2H), 2.35-2.58 (m, 2H), 3.47-3.69 (m, 2H), 4.05 (s, 3H), 4.11-4.30 (m, 2H), 4.89-4.96 (m, 1H), 5.62 (d, J=8.0Hz, 1H), 7.24-7.33 (m, 4H).
参考例46
Figure 2012111731

2−[1−(4−クロロ−フェニル)−4,4,4−トリフルオロ−ブチルアミノ]−3−メトキシ−4−オキソ−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸tert−ブチルエステル
参考例10と同様にして合成した。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.47 (s, 9H), 2.00-2.28 (m, 4H), 2.35-2.56 (m, 2H), 3.44-3.63 (m, 2H), 4.04 (s, 3H), 4.16-4.32 (m, 2H), 5.01-5.15 (m, 1H), 5.65 (d, 8.1Hz, 1H), 7.20-7.38 (m, 4H).
参考例47
Figure 2012111731

2−[1−(4−シアノ−フェニル)−エチルアミノ]−3−メトキシ−4−オキソ−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸tert−ブチルエステル
参考例10と同様にして合成した。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.47 (s, 9H), 1.61 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.30-2.53 (m, 2H), 3.42-3.63 (m, 2H), 4.05 (s, 3H), 4.07-4.24 (m, 2H), 5.15-5.29 (m, 1H), 5.80 (bs, 1H), 7.48 (d, J=8.3Hz, 2H), 7.63 (d, 8.3Hz, 2H).
参考例48
Figure 2012111731

2−(4−クロロ−ベンジルアミノ)−3−メトキシ−4−オキソ−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸tert−ブチルエステル
参考例10と同様にして合成した。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.48 (s, 9H), 2.54 (brt, J=5.5Hz, 2H), 3.61 (t, J=6.0Hz, 2H), 4.04 (s, 3H), 4.27 (s, 2H), 4.58 (d, J=6.0Hz, 2H), 5.75 (brt, J=6.0Hz, 1H), 7.26-7.35 (m, 4H).
参考例49
Figure 2012111731

3−メトキシ−4−オキソ−2−(4−トリフルオロメチル−ベンジルアミノ)−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸tert−ブチルエステル
参考例10と同様にして合成した。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.48 (s, 9H), 2.53 (t, J=6.0Hz, 2H), 3.61 (t, J=6.0Hz, 2H), 4.07 (s, 3H), 4.28 (s, 2H), 4.69 (d, J=6.0Hz, 2H), 5.83 (t, J=6.0Hz, 1H), 7.46 (d, J=8.0Hz, 2H), 7.62 (d, J=8.0Hz, 2H).
参考例50
Figure 2012111731

3−メトキシ−2−[(S)−1−(4−メトキシ−フェニル)−エチルアミノ]−4−オキソ−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸tert−ブチルエステル
参考例10と同様にして合成した。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.47 (s, 9H), 1.58 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.41-2.59 (m, 2H), 3.49-3.68 (m, 2H), 3.80 (s, 3H), 4.00 (s, 3H), 4.14-4.30 (m, 2H), 5.11-5.23 (m, 1H), 5.60 (d, J=8.0Hz, 1H), 6.86-6.91 (m, 2H), 7.28-7.32 (m, 2H).
参考例51
Figure 2012111731

2−(4−シアノ−ベンジルアミノ)−3−メトキシ−4−オキソ−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸tert−ブチルエステル
参考例10と同様にして合成した。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.47 (s, 9H), 2.50 (t, J=5.5Hz, 2H), 3.59 (t, J=5.5Hz, 2H), 4.06 (s, 3H), 4.26 (s, 2H), 4.70 (d, J=6.0Hz, 2H), 6.18 (t, J=6.0Hz, 1H), 7.46 (d, J=8.0Hz, 2H), 7.63 (d, J=8.0Hz, 2H).
参考例52
Figure 2012111731

2−[(S)−1−(4−クロロ−フェニル)−2−メチル−プロピルアミノ]−3−メトキシ−4−オキソ−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸tert−ブチルエステル
参考例10と同様にして合成した。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.87 (d, J=6.6Hz, 3H), 1.03(d, J=6.6Hz, 3H), 1.46 (s, 9H), 2.00-2.17 (m, 1H), 2.29-2.55 (m, 2H), 3.40-3.69 (m, 2H), 4.07 (s, 3H), 4.10-4.30 (m, 2H), 4.77 (dd, J=7.7, 7.7Hz, 1H), 5.71 (d, J=8.4Hz, 1H), 7.14-7.37 (m, 4H).
参考例53
Figure 2012111731

3−メトキシ−4−オキソ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−プロピルアミノ]−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸tert−ブチルエステル
参考例10と同様にして合成した。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.97 (t, J=7.3Hz, 3H), 1.46 (s, 9H), 1.79-2.00 (m, 2H), 2.24-2.56 (m, 2H), 3.36-3.62 (m, 2H), 4.07 (s, 3H), 4.10-4.33 (m, 2H), 4.90-5.07 (m, 1H), 5.69 (d, J=7.8Hz, 1H), 7.43 (d, J=8.1Hz, 2H), 7.60 (d, J=8.0Hz, 2H).
参考例54
Figure 2012111731

3−(2−ブチニル)−2−[(S)−1−(4−クロロ−フェニル)−2−メチル−プロピルアミノ]−4−オキソ−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸tert−ブチルエステル
参考例10と同様にして合成した。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.91 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.03 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.45 (s, 9H), 1.84 (s, 3H), 1.95-2.16 (m, 1H), 2.26-2.52 (m, 2H), 3.39-3.65 (m, 2H), 4.07-4.36 (m, 2H), 4.78-4.84(m, 2H), 4.92(dd, J=7.3, 7.3Hz, 1H), 5.58 (d, J=7.4Hz, 1H), 7.16-7.32 (m, 4H).
参考例55
Figure 2012111731

2−{[(4−クロロ−フェニル)−シクロプロピル−メチル]−アミノ}−3−メトキシ−4−オキソ−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸tert−ブチルエステル
参考例10と同様にして合成した。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.37-0.56 (m, 2H), 0.58-0.71 (m, 2H), 1.41-1.27 (m, 1H), 1.47 (s, 9H), 2.29-2.52 (m, 2H), 3.42-3.66 (m, 2H), 4.08 (s, 3H), 4.12-4.31 (m, 2H), 4.37-4.46 (m, 1H), 5.85 (d, J = 7.5Hz, 1H), 7.26-7.38 (m, 4H).
参考例56
Figure 2012111731

2−(4−エトキシ−ベンジルアミノ)−3−メトキシ−4−オキソ−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸tert−ブチルエステル
参考例10と同様にして合成した。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.39-1.43 (m, 3H), 1.48 (s, 9H), 2.56 (bs, 2H), 3.54-3.67 (m, 2H), 3.96-4.06 (m, 5H), 4.23-4.33 (m, 2H), 4.48-4.53 (m, 2H), 5.56-5.65 (m, 1H), 6.88 (d, J=5.2Hz, 2H), 7.26 (d, J=5.2Hz, 2H).
参考例57
Figure 2012111731

3−ピロリジン−1−イル−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン
参考例12と同様な手法にて得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 7.59 (d, J= 8.26 Hz, 2H), 7.45 (d, J= 8.26 Hz, 2H), 6.85 (d, J = 8.16 Hz, 1H), 5.22 (m, 1H), 3.70- 3.50 (m, 4H), 3.16- 2.96 (m, 5H), 2.46-2.31 (m, 2H), 2.24-2.10 (m, 2H), 1.89-1.80 (m, 2H), 1.57 (d, J = 7.0 Hz, 3H).
参考例58
Figure 2012111731

3−エトキシ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン
参考例12と同様な手法にて得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 7.61 (d, J = 8.32 Hz, 2H), 7.46 (d, J = 8.32 Hz, 2H), 5.59 (d, J= 7.72 Hz, 1H), 5.25 (m, 1H), 4.33 (q, J=7.6Hz, 2H), 3.70 (m, 2H), 3.05-3.00 (m, 2H), 2.44-2.37 (m, 2H), 1.41 (t, J=7.16Hz, 3H), 1.60 (d, J = 6.96 Hz, 3H).
参考例59
Figure 2012111731

3−(2−ブチニル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン
参考例12と同様な手法にて得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 7.59 (d, J= 8.16 Hz, 2H), 7.49 (dd, J= 8.16, 2.44 Hz, 2H), 5.42 (dd, J = 6.8, 2.44 Hz, 1H), 5.32 (m, 1H), 4.90 (d, J = 17.3 Hz, 1H), 4.71 (d, J = 17.3 Hz, 1H), 3.72 (d, J = 16.1 Hz, 1H), 3.67 (d, J = 16.1 Hz, 1H), 3.03 (m, 2H), 2.48-2.33 (m, 2H), 1.80 (t, J = 2.44 Hz, 3H), 1.60 (d, J = 6.8 Hz, 3H).
参考例60
Figure 2012111731

3−イソブトキシ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン
参考例12と同様な手法にて得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.05 (d, J = 6.7Hz, 6H), 1.59 (d, J = 6.9Hz, 3H), 2.08-2.23 (m, 1H), 2.28-2.52 (m, 2H), 2.95-3.10 (m, 2H), 3.64-3.77 (m, 2H), 3.90-4.08 (m, 2H), 5.16-5.28 (m, 1H), 5.60 (d, J = 7.6Hz, 1H), 7.46 (d, J = 8.3Hz, 2H), 7.61 (d, J = 8.3Hz, 2H).
参考例61
Figure 2012111731

2−[1−(4−クロロフェニル)プロピルアミノ]−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン
参考例12と同様な手法にて得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.94 (t, J=7.3Hz, 3H), 1.78-2.00 (m, 2H), 2.28-2.44 (m, 2H), 2.90-3.10 (m, 2H), 3.55-3.77 (m, 2H), 4.05 (s, 3H), 4.82-5.03 (m, 1H), 5.50-5.61 (m, 1H), 7.18-7.38 (m, 4H).
参考例62
Figure 2012111731

2−[(S)−1−(4−クロロフェニル)エチルアミノ]−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン
参考例12と同様な手法にて得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.58 (d, J = 6.9Hz, 3H), 2.32-2.53 (m, 2H), 2.95-3.13 (m, 2H), 3.61-3.80 (m, 2H), 4.03 (s, 3H), 5.11-5.26 (m, 1H), 5.56 (d, J = 7.8Hz, 1H), 7.26-7.40 (m, 4H).
参考例63
Figure 2012111731

2−[2−(4−クロロフェニル)ピロリジン−1−イル]−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン
参考例12と同様な手法にて得た。
MS [M+H]+=361
参考例64
Figure 2012111731

2−[(R)−1−(4−クロロフェニル)プロピルアミノ]−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン
参考例12と同様な手法にて得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.94 (t, J=7.4Hz, 3H), 1.78-2.00 (m, 2H), 2.29-2.52 (m, 2H), 2.91-3.11 (m, 2H), 3.59-3.79 (m, 2H), 4.04 (s, 3H), 4.88-4.99 (m, 1H), 5.59 (d, J=8.0Hz, 1H), 7.18-7.37 (m, 4H).
参考例65
Figure 2012111731

2−[1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ]−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン
参考例12と同様な手法にて得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.30-1.39 (m, 4H), 2.44 (t, J = 5.9Hz, 2H), 3.03 (t, J = 5.9Hz, 2H), 3.70 (s, 2H), 4.03 (s, 3H), 6.08 (s, 1H), 7.20-7.31 (m, 4H).
参考例66
Figure 2012111731

3−メトキシ−2−[1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン
参考例12と同様な手法にて得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.60 (d, J = 7.0Hz, 3H), 2.28-2.42 (m, 2H), 2.93-3.11 (m, 2H), 3.60-3.80 (m, 2H), 4.06 (s, 3H), 5.18-5.35 (m, 1H), 5.61 (d, J = 7.7Hz, 1H), 7.47 (d, J = 8.2Hz, 2H), 7.61 (d, J = 8.2Hz, 2H).
参考例67
Figure 2012111731

2−[(S)−1−(4−クロロフェニル)エチルアミノ]−3−(2−プロピニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン
参考例12と同様な手法にて得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.57 (d, J = 6.5Hz, 3H), 2.37-2.70 (m, 3H), 3.02-3.20 (m, 2H), 3.68-3.85 (m, 2H), 4.84 (d, J = 2.2Hz, 2H), 5.17-5.32 (m, 2H), 7.28-7.37 (m, 4H).
参考例68
Figure 2012111731

3−(3−ブチニル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン
参考例12と同様な手法にて得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.57 (d, J=6.9Hz, 3H), 1.92-1.98 (m, 1H), 2.28-2.54 (m, 2H), 2.57-2.77 (m, 2H), 2.92-3.08 (m, 2H), 3.57-3.74 (m, 2H), 3.97-4.19 (m, 2H), 5.17-5.32 (m, 1H), 5.40 (d, J=6.0Hz, 1H), 7.41-7.63 (m, 4H).
参考例69
Figure 2012111731

2−[1−(4−クロロフェニル)−2−メチルプロピルアミノ]−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン
参考例12と同様な手法にて得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.87 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.03(d, J=6.7Hz, 3H), 2.00-2.17 (m, 1H), 2.25-2.52 (m, 2H), 2.90-3.10 (m, 2H), 3.60-3.78 (m, 2H), 4.06 (s, 3H), 4.78 (dd, J=8.3, 8.3Hz, 1H), 5.69 (d, J=8.5Hz, 1H), 7.11-7.34 (m, 4H).
参考例70
Figure 2012111731

2−[(S)−1−(4−クロロフェニル)プロピルアミノ]−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン
参考例12と同様な手法にて得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.94 (t, J=7.4Hz, 3H), 1.78-2.01 (m, 2H), 2.27-2.52 (m, 2H), 2.90-3.11 (m, 2H), 3.59-3.76 (m, 2H), 4.04 (s, 3H), 4.85-4.99 (m, 1H), 5.60 (d, J=8.0Hz, 1H), 7.18-7.36 (m, 4H).
参考例71
Figure 2012111731

2−[1−(4−クロロフェニル)−4,4,4−トリフルオロブチルアミノ]−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン
参考例12と同様な手法にて得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.91-2.29 (m, 4H), 2.29-2.53 (m, 2H), 2.90-3.10 (m, 2H), 3.58-3.77 (m, 2H), 4.02 (s, 3H), 5.01-5.16 (m, 1H), 5.58 (d, 8.3Hz, 1H), 7.16-7.41 (m, 4H).
参考例72
Figure 2012111731

4−[1−(3−メトキシ−4−オキソ−3,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−2−イルアミノ)エチル]−ベンゾニトリル
参考例12と同様な手法にて得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.59 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.21-2.51 (m, 2H), 3.58-3.76 (m, 2H), 4.07 (s, 3H), 4.27-4.45 (m, 2H), 5.14-5.28 (m, 1H), 5.56-5.72 (m, 1H), 7.40-7.50 (m, 2H), 7.54-7.70 (m, 2H).
参考例73
Figure 2012111731

2−[(S)−1−(4−クロロフェニル)−2−メチルプロピルアミノ]−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン
参考例12と同様な手法にて得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.87 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.03 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.97-2.16 (m, 1H), 2.24-2.48 (m, 2H), 2.88-3.08 (m, 2H), 3.57-3.77 (m, 2H), 4.06 (s, 3H), 4.78 (dd, J=8.3, 8.3Hz, 1H), 5.69 (d, J=8.5Hz, 1H), 7.11-7.35 (m, 4H).
参考例74
Figure 2012111731

3−メトキシ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)プロピルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン
参考例12と同様な手法にて得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.97 (t, J=7.3Hz, 3H), 1.81-2.00 (m, 2H), 2.22-2.52 (m, 2H), 2.88-3.11 (m, 2H), 3.60-3.75 (m, 2H), 4.06 (s, 3H), 4.92-5.08 (m, 1H), 5.64 (d, J=7.7Hz, 1H), 7.43 (d, J=8.0Hz, 2H), 7.60 (d, J=8.0Hz, 2H).
参考例75
Figure 2012111731

3−(2−ブチニル)−2−[(S)−1−(4−クロロフェニル)−2−メチルプロピルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン
参考例12と同様な手法にて得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.91 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.02 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.84 (s, 3H), 2.00-2.17 (m, 1H), 2.17-2.47 (m, 2H), 2.87-3.06 (m, 2H), 3.54-3.73 (m, 2H), 4.77-4.86 (m, 2H), 4.93 (dd, J=7.3, 7.3Hz, 1H), 5.54 (d, J=7.1Hz, 1H), 7.16-7.34 (m, 4H).
参考例76
Figure 2012111731

2−(4−エトキシベンジルアミノ)−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン
参考例12と同様な手法にて得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.42 (t, J=7.0Hz, 3H), 2.42-2.60 (m, 2H), 2.96-3.13 (m, 2H), 3.74 (s, 2H), 3.94-4.11 (m, 5H), 4.52 (d, J=5.4Hz, 2H), 5.50-5.65 (m, 1H), 6.80-6.92 (m, 2H), 7.18-7.32 (m, 2H).
参考例77
Figure 2012111731

3−イソブトキシ−4−オキソ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸tert−ブチルエステル
参考例10と同様にして合成した。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 7.61 (d, J = 8.26 Hz, 2H), 7.45 (d, J = 8.26 Hz, 2H),5.63 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 5.23 (dq, J = 7.6, 6.92 Hz, 1H), 4.24 (q, J = 17.3 Hz, 2H),4.07-3.98 (m, 2h), 3.61-3.45 (m, 2H), 2.60-2.45 (m, 2H), 2.19-2.12 (m, 1H), 1.59 (d, J = 6.92 Hz, 3H), 1.46 (s, 9H), 1.07 (d, J = 6.06 Hz, 6H).
参考例78
Figure 2012111731

2−((S)−1−シクロヘキシルエチルアミノ)−3−メトキシ−4−オキソ−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸tert−ブチルエステル
参考例10と同様にして合成した。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.88-1.31 (m, 9H), 1.48 (s, 9H), 1.62-1.85 (m, 5H), 2.45-2.60 (m, 2H), 3.60 (t, J = 5.7Hz, 2H), 3.90-4.02 (m, 1H), 4.06 (s, 3H), 4.26 (s, 2H), 5.22 (d, J = 9.0Hz, 1H).
参考例79
Figure 2012111731

2−((S)−1−シクロヘキシルエチルアミノ)−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン
参考例12と同様な手法にて得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.90-1.55 (m, 9H), 1.64-2.00 (m, 5H), 2.47 (t, J = 5.8Hz, 2H), 3.07 (t, J = 5.8Hz, 2H), 3.73 (s, 2H), 3.90-4.01 (m, 1H), 4.03 (s, 3H), 5.21 (d, J = 8.9Hz, 1H).
参考例80
Figure 2012111731

2−((R)−1−シクロヘキシルエチルアミノ)−3−メトキシ−4−オキソ−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸tert−ブチルエステル
参考例10と同様にして合成した。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.88-1.31 (m, 9H), 1.48 (s, 9H), 1.62-1.85 (m, 5H), 2.45-2.60 (m, 2H), 3.60 (t, J = 5.7Hz, 2H), 3.90-4.02 (m, 1H), 4.06 (s, 3H), 4.26 (s, 2H), 5.22 (d, J = 9.0Hz, 1H).
参考例81
Figure 2012111731

2−((R)−1−シクロヘキシルエチルアミノ)−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン
参考例12と同様な手法にて得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.90-1.55 (m, 9H), 1.64-2.00 (m, 5H), 2.47 (t, J = 5.8Hz, 2H), 3.07 (t, J = 5.8Hz, 2H), 3.73 (s, 2H), 3.90-4.01 (m, 1H), 4.03 (s, 3H), 5.21 (d, J = 8.9Hz, 1H).
参考例82
Figure 2012111731

3−メトキシ−2−[2−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピロリジン−1−イル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン
参考例12と同様な手法にて得た。
MS [M+H]+=359
(実施例1)
6−(4−シアノ−2−フルオロベンゾイル)−3−プロパルギル−2−(S)−{1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エチルアミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

4−シアノ−2−フルオロ安息香酸(658mg)を、窒素雰囲気下、DMF(20mL)中に溶かし、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(WSC)溶液(930mg)と1−ヒドロキシベンゾトリアゾール溶液(637.8mg)を0℃にて加えた。反応溶液をしばらく0℃にて攪拌後、2−(S)−{1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エチルアミノ}−3−プロパルギル−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン(1g)を加えた。室温まで昇温し、5時間攪拌した。反応溶液中に水を加え、混合物を酢酸エチルで抽出、有機層を水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。その後、ろ過、濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:1)で精製した。そのものを塩化メチレン(5ml)に溶かし、1N 塩化水素エタノール(2ml)を加え、濃縮し、残渣をジエチルエーテル:塩化メチレン(1:1)で洗浄して表題化合物を902.5mg(収率61%)、白色固体として得た。融点:136−138℃
(実施例2)
6−(4−クロロベンゾイル)−3−プロパルギル−2−(S)−{1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エチルアミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

2−(S)−{1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エチルアミノ}−3−プロパルギル−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン(830mg)を、窒素雰囲気下、0℃にて、塩化メチレン(40ml)に溶かした溶液に、トリエチルアミン(0.46ml)と4−クロロベンゾイルクロリド(0.28ml)を加えた。0℃にて30分攪拌後、水と飽和炭酸水素ナトリウム溶液を加え、塩化メチレンで抽出、硫酸ナトリウムで乾燥させた。ろ過、濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:1)で精製した。そのものを塩化メチレン(10ml)に溶かし、1N 塩化水素エタノール(2ml)を加え、濃縮し、残渣をジエチルエーテル:塩化メチレン(1:1)で洗浄し、表題化合物を755.9mg(67%)、白色固体として得た。融点:173−174℃
(実施例3)
6−(4−クロロベンゾイル)−3−プロパルギル−2−(S)−{1−[4−クロロフェニル]エチルアミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4(3H)−オンの合成
Figure 2012111731

無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.57(d, J=1.8Hz, 3H), 2.35-2.75(m, 3H), 3.45-4.70(m, 4H) , 4.75-4.95(m, 2H), 5.20-5.30(m, 2H), 7.20-7.50(m, 8H).
(実施例4)
6−(4−クロロベンゾイル)−2−(3−フルオロ−4−トリフルオロベンジルアミノ)−3−プロパルギル−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4(3H)−オンの合成
Figure 2012111731

6−(4−クロロベンゾイル)−3−プロパルギル−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−2,4−ジオン(800mg)をテトラヒドロフラン(16ml)に溶かし、1H−ベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(BOP)(1.85g)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン(DBU)(0.71ml)を加え室温で撹拌した。10分後、3−フルオロ−4−トリフルオロメチルベンジルアミン(0.90ml)を加え、さらに室温で終夜撹拌した。反応液を減圧下、濃縮し、残渣に飽和炭酸水素ナトリウム溶液を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過、濃縮した。得られた残渣を中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;酢酸エチル:ヘキサン=50:50〜80:20)で精製し、無色アモルファス状物(460mg)を得た。別途合成した物質(860mg)を合わせ、エタノール(15ml)に溶かし、1N塩酸−エタノール(2.50ml)を加えた。濃縮後、得られた残渣にジイソプロピルエーテルを加え、結晶化した。得られた粗結晶をイソプロピルアルコールより再結晶し、白色粉末として表題化合物(367mg)を得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 2.36-2.46 (m, 1H), 2.46-2.75 (m, 2H), 3.35-4.06 (m, 2H), 4.16-4.66 (m, 2H), 4.72-4.76 (m, 2H), 4.85 (brs, 2H), 5.39-5.57 (m, 1H), 7.11-7.25 (m, 2H), 7.39 (s, 4H), 7.59 (t, 7.6Hz, 1H).
(実施例5)
6−(4−シアノ−2−フルオロベンゾイル)−3−ジメチルアミノ−2−(S)−{1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エチルアミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

1H-NMR (DMSO-d6) δppm: 1.52 (d, J = 6.9Hz, 3H), 2.27-2.67 (m, 2H), 2.85-2.95 (m, 6H), 3.33-3.37 (m, 1H), 3.58-4.10 (m, 2H), 4.16-4.44 (m, 1H), 5.01-5.36 (m, 1H), 7.56-7.73 (m, 5H), 7.76-7.86 (m, 1H), 7.96-7.86 (m, 1H), 8.06-8.17 (m, 1H). HClは認められなかった。
(実施例6)
6−(4−クロロベンゾイル)−3−ジメチルアミノ−2−(S)−{1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エチルアミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

微黄色粉末、融点116−118℃(エーテル−酢酸エチル)
1H-NMR (DMSO-d6) δppm: 1.54(d, J=7.0Hz, 3H), 2.33-2.52(m, 2H), 2.86(s, 3H), 2.93(s, 3H), 3.35-3.50(m, 1H), 3.70-3.85(m, 1H), 4.00-4.15(m, 1H), 4.25-4.40(m, 1H), 5.25-5.50(m, 1H), 7.45-7.53(m, 4H), 7.63(d, J=8.3Hz, 2H), 7.70(d, J=8.3Hz, 2H), 8.20-8.40(m, 1H). HClは認められなかった。
(実施例7)
6−(4−クロロベンゾイル)−3−ジメチルアミノ−2−(3−フルオロ−4−トリフルオロメチルベンジルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

微黄色粉末、融点122−124℃(エーテル−酢酸エチル)
1H-NMR (DMSO-d6) δppm: 2.40-2.55(m, 2H), 2.87(s, 3H), 2.95(s, 3H), 3.40-3.60(m, 1H), 3.70-3.80(m, 1H), 4.00-4.20(m, 1H), 4.25-4.40(m, 1H), 4.65-4.80(m, 2H), 7.38(d, J=8.0Hz, 1H), 7.46-7.58(m, 5H), 7.74(t, J=7.9Hz, 1H), 8.70-9.00(m, 1H). HClは認められなかった。
(実施例8)
6−(4−クロロベンゾイル)−2−(S)−[1−(4−クロロフェニル)エチルアミノ]−3−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

微黄色粉末、融点121−123℃(エーテル−酢酸エチル)
1H-NMR (DMSO-d6) δppm: 1.50(d, J=7.0Hz, 3H), 2.37-2.55(m, 2H), 2.85(s, 3H), 2.91(s, 3H), 3.35-3.50(m, 1H), 3.70-3.85(m, 1H), 4.00-4.15(m, 1H), 4.25-4.40(m, 1H), 5.20-5.30(m, 1H), 7.37-7.39(m, 2H), 7.44-7.58(m, 6H), 8.10-8.40(m, 1H). HClは認められなかった。
(実施例9)
6−(4−クロロベンゾイル)−3−メトキシ−2−(S)−[1−(4−クロロフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4(3H)−オンの合成
Figure 2012111731

無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.56(d, J=1.8Hz, 3H), 2.35-2.75(m, 2H), 3.45-4.70(m, 7H) 5.10-5.30(m, 1H), 5.55-5.70(m, 1H), 7.20-7.50(m, 8H).
(実施例10)
6−(4−クロロベンゾイル)−3−メトキシ−2−(S)−{1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エチルアミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

窒素雰囲気下、3−メトキシ−2−(S)−{1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エチルアミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン(0.75g)を塩化メチレン(7ml)に溶かし、氷冷撹拌下ジイソプロピルメチルアミン(0.45ml)、4−クロロベンゾイルクロリド(0.32ml)を加えた。反応混合物を窒素雰囲気下、室温で18時間撹拌した。反応溶液中に飽和食塩水溶液を加え、混合物を塩化メチレンで抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過、濃縮した。得られた残渣を中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;酢酸エチル:ヘキサン=0:100〜50:50)に付した。白色アモルファス状物(0.57g)を得た。
得られた化合物をエタノールに溶かし、1N塩酸−エタノール(1.5ml)を加え濃縮した。得られた残渣を少量のエタノールに溶かし、エーテルを加えて結晶化させた。白色粉末状結晶として表題化合物(0.49g)を得た。
融点123−126℃。
1H-NMR (DMSO-d6) δppm: 1.54(d, J=7.0Hz, 3H), 2.24-2.52(m, 2H), 3.34-3.50(m, 1H), 3.61-3.97(m, 5H), 4.00-4.13(m, 1H), 5.19-5.33(m, 1H), 7.46(d, J=8.5Hz, 2H), 7.52(d, J=8.5Hz, 2H), 7.63(d, J=8.5Hz, 2H), 7.70(d, J=8.5Hz, 2H), 8.21(d, J=8.5Hz, 1H). HClは認められなかった。
(実施例11)
6−(4−シアノ−2−フルオロベンゾイル)−3−メトキシ−2−(S)−{1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エチルアミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

窒素雰囲気下、DMF(7ml)中の3−メトキシ−2−(S)−{1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エチルアミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン(0.75g)と4−シアノ−2−フルオロ安息香酸(0.40g)に、ジイソプロピルメチルアミン(0.45ml)を加えた。氷冷撹拌下O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスファート(HATU)(0.92g)を加え、反応混合物を窒素雰囲気下、室温で18時間撹拌した。水を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層をNaSOで乾燥させ、ろ過、濃縮した。得られた残渣を中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;酢酸エチル:ヘキサン=0:100〜50:50)で精製した。白色アモルファス状物(1.04g)を得た。
得られた化合物をエタノールに溶かし、1N塩酸−エタノール(2.5ml)を加え濃縮した。得られた残渣を少量のエタノールに溶かし、エーテルを加えて結晶化させた。白色粉末状結晶として表題化合物(0.85g)を得た。
融点120−122℃。
1H-NMR (DMSO-d6) δppm: 1.54(d, J=7.0Hz, 3H), 2.24-2.45(m, 2H), 3.30-3.39(m, 1H), 3.67-3.91(m, 2H), 3.94(s, 3H), 4.27-4.39(m, 1H), 5.20-5.33(m, 1H), 7.58-7.72(m, 5H), 7.76-7.84(m, 1H), 7.97-8.50(m, 1H), 8.24(d, J=8.5Hz, 1H). HClは認められなかった。
対応する適当な出発原料を用いて、上記参考例及び上記実施例と同様にして、下記表に示す実施例12−2384の化合物を製造した。
Figure 2012111731

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Figure 2012111731
実施例2385
6−(4−クロロベンゾイル)−3−メトキシ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例11の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末(エーテル−酢酸エチル)
融点208−209℃
実施例2386
4−{3−メトキシ−4−オキソ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボニル}ベンゾニトリルの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例2の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.61 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.31-2.79 (m, 2H), 3.40-4.06 (m, 5H), 4.15-4.68 (m, 2H), 5.12-5.30 (m, 1H), 5.70 (d, J=7.4Hz, 1H), 7.47 (d, J=8.1Hz, 2H), 7.53 (d, J=8.1Hz, 2H), 7.62 (d, J=8.1Hz, 2H), 7.71 (d, J=8.1Hz, 2H).
実施例2387
4−{4−オキソ−3−ピロリジン−1−イル−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボニル}ベンゾニトリル塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色固体(塩)
融点173.7℃
実施例2388
3−フルオロ−4−{4−オキソ−3−ピロリジン−1−イル−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボニル}ベンゾニトリル塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
固体
融点124.3℃
実施例2389
6−[2−(4−クロロフェノキシ)アセチル]−3−メトキシ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.61 (d, J=6.8Hz, 3H), 2.35-2.66 (m, 2H), 3.57-3.93 (m, 2H), 4.08 (s, 3H), 4.25-4.53 (m, 2H), 4.73 (s, 2H), 5.16-5.32 (m, 1H), 5.60-5.82 (m, 1H), 6.88 (d, J=8.9Hz, 2H), 7.22 (d, J=8.9Hz, 2H), 7.47 (d, J=8.2Hz, 2H), 7.62 (d, J=8.2Hz, 2H).
実施例2390
6−[2−(4−クロロフェニルスルファニル)アセチル]−3−メトキシ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.53-1.70 (m, 3H), 2.31-2.69 (m, 2H), 3.50-3.87 (m, 4H), 4.00-4.11 (m, 3H), 4.14-4.53 (m, 2H), 5.17-5.28 (m, 1H), 5.58-5.75 (m, 1H), 7.04-7.21 (m, 2H), 7.31-7.40 (m, 2H), 7.47 (d, J=7.9Hz, 2H), 7.62 (d, J=8.3Hz, 2H).
実施例2391
6−[3−(4−クロロフェニル)プロピオニル]−3−メトキシ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.60 (d, J=6.9Hz, 3H), 2.30-2.55 (m, 2H), 2.60-2.81 (m, 2H), 2.86-3.02 (m, 2H), 3.47-3.70 (m, 1H), 3.77-3.94 (m, 1H), 4.07 (s, 3H), 4.11-4.52 (m, 2H), 5.15-5.32 (m, 1H), 5.68 (d, J=7.5Hz, 1H), 7.10-7.22 (m, 4H), 7.48 (d, J=8.0Hz, 2H), 7.62 (d, J=8.0Hz, 2H).
実施例2392
6−[(E)−3−(4−クロロフェニル)アクリロイル]−3−メトキシ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.61 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.44-2.69 (m, 2H), 3.68-4.02 (m, 2H), 4.09 (s, 3H), 4.40-4.62 (m, 2H), 5.20-5.34 (m, 1H), 5.72 (d, J=7.6Hz, 1H), 6.95 (d, J=15.6Hz, 1H), 7.34 (d, J=6.6Hz, 2H), 7.38-7.46 (m, 4H), 7.60-7.67 (m, 3H).
実施例2393
6−(4−クロロベンゾイル)−3−エトキシ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例2の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色固体
1H-NMR (DMSO-d6) δppm: 7.97 (d, J = 7.92 Hz, 1H), 7.70 (d, J = 8.32 Hz, 2H), 7.63 ((d, J = 8.32 Hz, 2H), 7.52 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.46 (J = 8.4 Hz, 2H), 5.30 (m, 1H), 4.29-4.08 (m, 4H), 3.74 (br, 1H), 3.00 (br, 1H), 2.51-2.48 (m, 2H), 1.54 (d, J = 7.12 Hz, 3H), 1.32 (br, 3H).HCl塩は認められなかった。
実施例2394
3−メトキシ−6−(4−メチルベンゾイル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例2の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.61 (d, J=6.9Hz, 3H), 2.37 (s, 3H), 2.43-2.75 (m, 2H), 3.51-4.17 (m, 5H), 4.18-4.71 (m, 2H), 5.16-5.37 (m, 1H), 5.70 (d, J=7.5Hz, 1H), 7.19 (d, J=8.0Hz, 2H), 7.33 (d, J=8.0Hz, 2H), 7.47 (d, J=8.0Hz, 2H), 7.61 (d, J=8.0Hz, 2H).
実施例2395
3−メトキシ−6−(4−トリフルオロメトキシベンゾイル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例2の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.61 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.34-2.77 (m, 2H), 3.52-4.14 (m, 5H), 4.18-4.70 (m, 2H), 5.16-5.36 (m, 1H), 5.71 (d, J=7.9Hz, 1H), 7.24 (d, J=8.1Hz, 2H), 7.38-7.56 (m, 4H), 7.62 (d, J=8.1Hz, 2H).
実施例2396
6−(4−クロロ−3−メチルベンゾイル)−3−メトキシ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.61 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.38 (s, 3H), 2.43-2.73 (m, 2H), 3.34-4.15 (m, 5H), 4.17-4.70 (m, 2H), 5.17-5.35 (m, 1H), 5.68 (d, J=7.6Hz, 1H), 7.19 (dd, J=1.8Hz, 8.2Hz, 1H), 7.28-7.40 (m, 2H), 7.47 (d, J=8.2Hz, 2H), 7.62 (d, J=8.2Hz, 2H).
実施例2397
6−(4−クロロ−2−メチルベンゾイル)−3−メトキシ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.61 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.22-2.28 (m, 3H), 2.32-2.73 (m, 2H), 3.25-4.90 (m, 7H), 5.15-5.36 (m, 1H), 5.69 (d, J=7.5Hz, 1H), 7.06-7.11 (m, 1H), 7.15-7.29 (m, 2H), 7.44-7.49 (m, 2H), 7.61-7.64 (d, J=8.3Hz, 2H).
実施例2398
3−エトキシ−6−(チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボニル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン二塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色固体
融点155−156.5℃
実施例2399
4−{3−エトキシ−4−オキソ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボニル}−3−フルオロベンゾニトリル塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色固体
融点121−122.1℃
実施例2400
3−エトキシ−6−(4−オキサゾール−5−イルベンゾイル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色固体
遊離形態:1H-NMR(CDCl3)δppm: 7.95(s, 1H), 7.69 (d, J= 8.22 Hz, 2H), 7.62 (d, J = 8.18 Hz, 2H), 7.51(d, J= 8.22 Hz, 2H), 7.46 (d, J = 8.18 Hz, 2H), 7.41(s, 1H), 5.66 (brd, J= 7.52 Hz, 1H), 5.27 (m, 1H), 4.70-4.20 (br, 3H), 4.00-3.80 (br, 2H), 3.58 (br, 1H), 2.60 (br, 2H), 1.61(d, J = 6.96 Hz, 3H), 1.39 (br, 3H).
実施例2401
4−{3−エトキシ−4−オキソ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボニル}ベンゾニトリル塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色アモルファス
遊離形態:1H-NMR(CDCl3)δppm: 7.71 (brd, J =8.02 Hz, 2H), 7.59 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 7.53 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 7.46 (d, J = 8.02 Hz, 2H), 5.68 (brd, J = 7.24 Hz, 1H), 5.25 (br, 1H), 4.59-4.10 (br, 3H), 4.00-3.80 (br, 2H), 3.49 (br, 2H), 2.63-2.48 (br, 2H), 1.61(d, J = 7.00 Hz, 3H), 1.40 (br, 3H).
実施例2402
3−(2−ブチニル)−6−(4−イミダゾール−1−イルベンゾイル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン二塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色アモルファス
遊離形態:1H-NMR(CDCl3)δppm: 7.88 (s, 1H), 7.62-7.56 (m, 4H), 7.52 (m, 4H), 7.30-7.23 (m, 2H, CHCl3が重複), 5.50 (d, J = 6.68 Hz, 1H), 5.36 (m, 1H),4.88-4.83 (br, 1H), 4.69-4.65 (br, 1H), 4.32 (br, 1H), 4.00 (br, 1H), 3.85 (br, 1H), 3.60 (br, 1H), 2.65-2.50 (br, 2H), 1.79 (brs, 3H), 1.61 (d, J = 6.92 Hz, 3H).
実施例2403
6−(5−クロロベンゾフラン−2−カルボニル)−3−メトキシ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
ベージュ色アモルファス
1H-NMR (DMSO-d6) δppm: 1.54 (d, J=7.1Hz, 3H), 2.32-2.61 (m, 2H), 3.70-4.04 (m, 5H), 4.15-4.62 (m, 2H), 5.24-5.38 (m, 1H), 7.42 (s, 1H), 7.47 (dd, J=2.2, 8.8Hz, 1H), 7.63 (d, J=8.3Hz, 2H), 7.69 (d, J=8.3Hz, 2H), 7.73 (d, J=8.8Hz, 1H), 7.84 (brs, 1H), 8.20 (d, J=8.2Hz, 1H).
実施例2404
3−メトキシ−6−(5−メチル−チオフェン−2−カルボニル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
ベージュ色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.61 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.49 (s, 3H), 2.51-2.72 (m, 2H), 3.71-3.85 (m, 1H), 3.85-3.94 (m, 1H), 4.05 (s, 3H), 4.47-4.71 (m, 2H), 5.15-5.36 (m, 1H), 5.69 (d, J=7.4Hz, 1H), 6.71 (d, J=3.6Hz,1H), 7.21 (d, J=3.6Hz, 1H), 7.47 (d, J=8.3Hz, 2H), 7.62 (d, J=8.3Hz, 2H).
実施例2405
6−(5−クロロチオフェン−2−カルボニル)−3−メトキシ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
ベージュ色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.61 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.45-2.71 (m, 2H), 3.72-3.85 (m, 1H), 3.86-3.97 (m, 1H), 4.06 (s, 3H), 4.46-4.69 (m, 2H), 5.18-5.35 (m, 1H), 5.71 (d, J=7.7Hz, 1H), 6.88 (d, J=3.9Hz,1H), 7.18 (d, J=3.9Hz, 1H), 7.47 (d, J=8.1Hz, 2H), 7.61 (d, J=8.1Hz, 2H).
実施例2406
4−{3−(2−ブチニル)−4−オキソ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボニル}−3−フルオロベンゾニトリル塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色アモルファス
遊離形態:1H-NMR(CDCl3)δppm: 7.62-7.59 (m, 2H), 7.54-7.40 (m, 5H), 5.52 (d, J = 6.92 Hz, 1H), 5.40-5.30 (m, 1H), 4.97- 4.57 (m, 3H), 4.17- 4.10 (m,1H), 4.00-3.70 (br, 1H), 3.43 (br, 1H), 2.70-2.46 (m, 2H), 1.81-1.79 (m, 3H), 1.61 (d, J = 6.92 Hz, 3H).アミド回転異性体により2種の異性体が認められた。
実施例2407
4−{3−(2−ブチニル)−4−オキソ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボニル}ベンゾニトリル塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色固体
遊離形態:1H-NMR(CDCl3)δppm: 7.70 (brd, J = 7.64 Hz, 2H), 7.61 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.53-7.48 (m, 4H), 5.51 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 5.36 (m, 1H), 5.00-4.50 (br, 2H), 4.21 (br, 1H), 4.00 (br, 1H), 3.90-3.80 (br, 1H), 3.60-3.40 (br, 1H), 2.80-2.40 (br, 2H), 1.79 (brs, 3H), 1.61 (d, J = 6.96 Hz, 3H). 塩形態:1H NMRは幅広いピークとして認められた。
実施例2408
3−(2−ブチニル)−6−(4−メチルベンゾイル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色固体
遊離形態:1H-NMR(CDCl3)δppm: 7.60 (d, J = 8.16 Hz, 2H), 7.49 (d, J = 8.16 Hz, 2H), 7.32 (d, J = 7.64Hz, 2H), 7.18 (d, J = 7.64 Hz, 2H), 5.47 (d, J = 6.28 Hz, 1H), 5.36 (m, 1H), 4.88-4.82 (br, 1H), 4.67 (br, 1H), 4.32 (br, 1H), 3.98 (br, 1H), 3.81 (br, 1H), 3.56 (br, 1H), 2.65-2.46 (br, 2H), 2.36 (brs, 3H), 1.78 (s, 3H), 1.60 (d, J = 6.92 Hz, 3H).
実施例2409
3−(2−ブチニル)−6−(4−クロロベンゾイル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色固体
遊離形態:1H-NMR(CDCl3)δppm: 7.61 (d, J = 8.20 Hz, 2H), 7.49 (d, J = 8.20 Hz, 2H), 7.37 (s, 4H), 5.49 (d, J = 6.84 Hz, 1H), 5.35 (m, 1H), 4.89-4.83 (br, 1H), 4.72-4.65 (br, 1H), 4.27 (br, 1H), 3.96 (br, 1H), 3.82 (br, 1H), 3.54 (br, 1H), 2.70-2.40 (br, 2H), 1.79 (s, 3H), 1.60 (d, J = 6.96 Hz, 3H).
実施例2410
3−(2−ブチニル)−6−(4−オキサゾール−5−イルベンゾイル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色固体
遊離形態:1H-NMR(CDCl3)δppm: 7.94 (s, 1H), 7.69 (d, J = 8.16 Hz, 2H), 7.61 (d, J = 8.16 Hz, 2H), 7.52- 7.48 (m, 4H), 7.41 (s, 1H), 5.49 (d, J = 6.68 Hz, 1H), 5.36 (m, 1H), 4.94- 4.83 (br, 1H), 4.66 (br, 1H), 4.31 (br, 1H), 4.00 (br, 1H), 3.84 (br, 1H), 3.58 (br, 1H), 2.58 (br, 2H), 1.79 (br, 3H), 1.61 (d, J = 6.92 Hz, 3H).
実施例2411
3−(2−ブチニル)−6−(ピラゾロ[1,5−a]ピリジン−2−カルボニル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色固体
1H-NMR(CDCl3)δppm: 8.43 (d, J = 7.04 Hz, 1H), 7.71- 7.52 (m, 5H), 7.29-7.15 (m, 1H), 7.00-6.84 (m, 2H), 6.50 (br, 1H), 6.00-5.80 (br, 1H), 4.97-4.58 (m, 4H), 4.27- 3.98 (m, 2H), 3.37 (br, 1H), 3.20- 2.70 (m, 1H), 2.00-1.50 (br, 6H). アミド回転異性体により2種の異性体が認められた。HCl塩のHは認められなかった。
実施例2412
3−(2−ブチニル)−6−(2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−6−カルボニル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
黄色固体
遊離形態:1H-NMR(CDCl3)δppm: 7.61(d, J = 8.15 Hz, 3H), 7.49 (d, J = 8.15 Hz, 2H), 7.31-7.25 (m, 2H), 6.72 (d, J = 8.04 Hz, 1H), 5.48 (d, J = 6.80 Hz, 1H), 5.36 (m, 1H), 4.86 (brd, J = 17.14 Hz, 1H), 4.68 (brd, J = 17.14 Hz, 1H), 4.35 (br, 2H), 4.00-3.70 (br, 2H), 2.98 (t, J = 7.50 Hz, 2H), 2.65 (t, J = 7.50 Hz, 2H), 2.65- 2.49 (br, 2H), 1.79 (brs, 3H), 1.60 (d, J = 6.92 Hz, 3H).
実施例2413
6−(4−クロロ−3−メトキシベンゾイル)−3−メトキシ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.61 (d, J=7.1Hz, 3H), 2.31-2.83 (m, 2H), 3.43-3.97 (m, 5H), 4.04 (s, 3H), 4.19-4.75 (m, 2H), 5.18-5.34 (m, 1H), 5.71 (d, J=7.8Hz, 1H), 6.95 (d, J=8.0Hz, 1H), 7.03 (s, 1H), 7.38 (d, J=8.0Hz, 1H), 7.47 (d, J=8.2Hz, 2H), 7.62 (d, J=8.2Hz, 2H).
実施例2414
6−(4−クロロ−2−メトキシベンゾイル)−3−メトキシ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.61 (d, J=7.1Hz, 3H), 2.18-2.80 (m, 2H), 3.27-3.91 (m, 5H), 4.00-4.78 (m, 5H), 5.10-5.37 (m, 1H), 5.58-5.81 (m, 1H), 6.79-7.04 (m, 2H), 7.07-7.23 (m, 1H), 7.37-7.55 (m, 2H), 7.56-7.74 (m, 2H).
実施例2415
3−メトキシ−6−(チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボニル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
ベージュ色粉末
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.62 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.52-2.75 (m, 2H), 3.76-4.12 (m, 5H), 4.49-4.74 (m, 2H), 5.14-5.38 (m, 1H), 5.71 (d, J=7.8Hz, 1H), 7.35 (dd,J=4.6, 8.1Hz, 1H), 7.42-7.55 (m, 3H), 7.62 (d, J=8.2Hz, 2H), 8.10 (dd, J=1.6, 8.1Hz, 1H), 8.62 (dd, J=1.6, 4.6Hz, 1H).
実施例2416
3−フルオロ−4−{3−イソブトキシ−4−オキソ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボニル}ベンゾニトリルの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.06-1.15 (m, 6H), 1.60 (d, J=6.9Hz, 3H), 1.95-2.27 (m, 1H), 2.31-2.80 (m, 2H), 3.40-4.77 (m, 6H), 5.09-5.33 (m, 1H), 5.59-5.78 (m, 1H), 7.35-7.57 (m, 5H), 7.62 (d, J=8.2Hz, 2H).
実施例2417
3−(2−ブチニル)−6−(キノリン−7−カルボニル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン二塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
黄色固体
遊離形態:1H-NMR(CDCl3)δppm: 8.96 (br, 1H), 8.17 (brd, J = 6.24 Hz, 1H), 8.13 (s, 1H), 7.87 (br, 1H), 7.61 (d, J = 8.14 Hz, 3H), 7.50 (d, J = 8.14 Hz, 2H), 7.46 (m, 1H), 5.48 (br, 1H), 5.37 (br, 1H), 5.00-4.80 (br, 1H), 4.63 (br, 1H), 4.33 (br, 1H), 4.04 (br, 1H), 3.91 (br, 1H), 3.61 (br, 1H), 2.58 (br, 2H), 1.78 (br, 3H), 1.61(d, J = 6.92 Hz, 3H).
実施例2418
3−メトキシ−6−(キノリン−3−カルボニル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
ベージュ色粉末
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.59 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.37-2.91 (m, 2H), 3.45-4.22 (m, 5H), 4.26-4.82 (m, 2H), 5.18-5.37 (m, 1H), 5.72 (d, J=7.6Hz, 1H), 7.47 (d, J=8.1Hz, 2H), 7.55-7.70 (m, 3H), 7.73-7.83 (m, 1H), 7.90 (d, J=7.9Hz, 1H), 8.13 (d, J=8.6Hz, 1H), 8.26 (s, 1H), 8.98 (d, J=2.0Hz, 1H).
実施例2419
6−(2,6−ジメトキシピリジン−3−カルボニル)−3−メトキシ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.61 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.27-2.83 (m, 2H), 3.24-4.11 (m, 11H), 4.12-4.79 (m, 2H), 5.09-5.37 (m, 1H), 5.68 (d, J=7.4Hz, 1H), 6.22-6.44 (m, 1H), 7.40-7.69 (m, 5H).
実施例2420
6−(4−クロロベンゾイル)−2−[1−(4−クロロフェニル)プロピルアミノ]−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例2の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.95 (t, J=7.4Hz, 3H), 1.79-2.00 (m, 2H), 2.35-2.70 (m, 2H), 3.48-4.16 (m, 5H), 4.16-4.63 (m, 2H), 4.82-5.01 (m, 1H), 5.65 (d, J=8.3Hz, 1H), 7.18-7.41 (m, 8H).
実施例2421
6−(4−クロロベンゾイル)−2−[1−(4−クロロフェニル)プロピルアミノ]−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

白色固体
融点118.1−123.7℃
実施例2422
6−(4−クロロベンゾイル)−2−[(R)−1−(4−クロロフェニル)プロピルアミノ]−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例2の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色固体
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.95 (t, J=7.4Hz, 3H), 1.79-2.00 (m, 2H), 2.32-2.71 (m, 2H), 3.50-4.17 (m, 5H), 4.17-4.66 (m, 2H), 4.81-5.01 (m, 1H), 5.65 (d, J=8.3Hz, 1H), 7.18-7.41 (m, 8H).
実施例2423
6−(4−クロロベンゾイル)−2−[(R)−1−(4−クロロフェニル)プロピルアミノ]−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

白色固体
融点127−129.5℃
実施例2424
6−(4−クロロベンゾイル)−3−(2−プロピニル)−2−[1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例2の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.60 (d, J=6.6Hz, 3H), 2.39-2.72 (m, 3H), 3.40-4.10 (m, 2H), 4.17-4.67 (m, 2H), 4.70-4.95 (m, 2H), 5.25-5.41 (m, 2H), 7.30-7.40 (m, 4H), 7.48 (d, J=8.1Hz, 2H), 7.60 (d, J=8.1Hz, 2H).
実施例2425
6−(4−クロロベンゾイル)−3−ジメチルアミノ−2−[1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例2の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.57 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.30-2.68 (m, 2H), 2.81-3.14 (m, 6H), 3.37-4.05 (m, 2H), 4.09-4.57 (m, 2H), 5.11-5.28 (m, 1H), 6.89 (d, J=7.9Hz, 1H), 7.32-7.41 (m, 4H), 7.44 (d, J=8.1Hz, 2H), 7.60 (d, J=8.1Hz, 2H).
実施例2426
6−(4−クロロベンゾイル)−2−[1−(4−クロロフェニル)エチルアミノ]−3−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例2の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.54 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.37-2.70 (m, 2H), 2.82-3.12 (m, 6H), 3.39-4.02 (m, 2H), 4.10-4.66 (m, 2H), 5.06-5.18 (m, 1H), 6.83 (d, J=8.2Hz, 1H), 7.20-7.33 (m, 4H), 7.36-7.44 (m, 4H).
実施例2427
6−(4−クロロベンゾイル)−3−メトキシ−2−[1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例2の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.60 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.32-2.75 (m, 2H), 3.30-4.15 (m, 5H), 4.17-4.70 (m, 2H), 5.12-5.32 (m, 1H), 5.72 (d, J=7.5Hz, 1H), 7.28-7.40 (m, 4H), 7.47 (d, J=8.2Hz, 2H), 7.62 (d, J=8.2Hz, 2H).
実施例2428
3−フルオロ−4−{3−メトキシ−4−オキソ−2−[1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボニル}ベンゾニトリルの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.61 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.36-2.77 (m, 2H), 3.32-4.71 (m, 7H), 5.16-5.35 (m, 1H), 5.60-5.79 (m, 1H), 7.35-7.58 (m, 5H), 7.62 (d, J=8.3Hz, 2H).
実施例2429
3−(2−ブチニル)−6−(1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−カルボニル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色固体
1H-NMR (DMSO-d6) δppm: 7.81 (m, 1H), 7.69 (d, J = 8.28Hz, 2H), 7.64 (d, J = 8.28 Hz, 2H), 7.49-7.44 (m, 2H), 6.27 (t, J = 6.8Hz, 1H), 5.37 (m, 1H), 4.99-4.69 (m, 2H), 4.24 (brd, J = 4.72 Hz, 1H), 3.94 (brs, 1H), 3.76 (br, 1H), 3.46 (s, 3H), 3.34 (brt, J=5.72Hz, 1H), 2.50-2.28 (brm, 2H), 1.81 (d, J = 9.12Hz, 3H), 1.53 (d, J = 7.04 Hz, 3H).
実施例2430
6−[2−(4−クロロフェノキシ)アセチル]−2−[(S)−1−(4−クロロフェニル)エチルアミノ]−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.49-1.61 (m, 3H), 2.37-2.64 (m, 2H), 3.57-3.93 (m, 2H), 3.97-4.12 (m, 3H), 4.25-4.56 (m, 2H), 4.63-4.81 (m, 2H), 5.07-5.27 (m, 1H), 5.55-5.74 (m, 1H), 6.78-6.96 (m, 2H), 7.10-7.42 (m, 6H).
実施例2431
6−[2−(4−クロロフェノキシ)アセチル]−2−[(S)−1−(4−クロロフェニル)エチルアミノ]−3−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
淡桃色粉末
融点141.6−144.0℃
実施例2432
4−{3−モルホリン−4−イル−4−オキソ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボニル}ベンゾニトリル塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例11の手順に従って、目的化合物を合成した。
淡黄色粉末(エタノール−エーテル)
融点126−129℃
実施例2433
4−{3−(3−ブチニル)−4−オキソ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボニル}ベンゾニトリルの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例2の手順に従って、目的化合物を合成した。
黄色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.58 (d, J=6.9Hz, 3H), 1.99 (s, 1H), 2.26-2.82 (m, 4H), 3.32-4.68 (m, 6H), 5.18-5.38 (m, 1H), 5.55 (d, J=6.1Hz, 1H), 7.37-7.80 (m, 8H).
実施例2434
3−(3−ブチニル)−6−(4−イミダゾール−1−イルベンゾイル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.58 (d, J=7.0Hz, 3H), 1.99 (s, 1H), 2.29-2.83 (m, 4H), 3.39-4.19 (m, 4H), 4.19-4.69 (m, 2H), 5.19-5.40 (m, 1H), 5.57 (d, J=5.9Hz, 1H), 7.10-7.35 (m, 2H), 7.35-7.67 (m, 8H), 7.89(s, 1H).
実施例2435
4−{3−(3−ブチニル)−4−オキソ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボニル}−3−フルオロベンゾニトリルの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色固体
1H-NMR(CDCl3)δppm: 7.62-7.41 (m, 7H), 5.53 (d, J = 6.12 Hz, 1H), 5.29 (m, 1H), 4.70-4.40 (br, 1H), 4.21-3.87 (m, 4H), 3.45 (br, 1H), 2.76- 2.48 (m, 4H), 1.98 (m, 1H), 1.58 (d, J = 6.96 Hz, 1H).
実施例2436
6−[2−(4−クロロフェノキシ)アセチル]−3−(2−プロピニル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
ベージュ色粉末
融点202.6−204.2℃
実施例2437
6−[2−(4−クロロフェノキシ)アセチル]−2−[(S)−1−(4−クロロフェニル)エチルアミノ]−3−(2−プロピニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末
融点185.2−186.8℃
実施例2438
3−(3−ブチニル)−6−(4−オキサゾール−5−イルベンゾイル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色固体
1H-NMR(CDCl3)δppm: 7.94 (s, 1H), 7.69 (brd, J = 7.76 Hz, 2H), 7.60 (d, J = 8.24 Hz, 2H), 7.52 (d, J = 8.24 Hz, 2H), 7.50 (d, J = 7.76 Hz, 2H), 7.41 (s, 1H), 5.51 (d, J = 5.92 Hz, 1H), 5.29 (br, 1H), 4.57-4.48 (br, 2H), 4.31- 3.58 (br, 4H), 2.82-2.46 (br, 4H), 1.98 (br, 1H), 1.58 (d, J = 7.64 Hz, 3H).
実施例2439
3−(3−ブチニル)−6−(4−クロロベンゾイル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例2の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色固体
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.58 (d, J=6.9Hz, 3H), 1.98 (s, 1H), 2.25-2.80 (m, 4H), 3.35-4.66 (m, 6H), 5.16-5.38 (m, 1H), 5.54 (d, J=6.0Hz, 1H), 7.27-7.66 (m, 8H).
実施例2440
6−(4−クロロベンゾイル)−2−[(S)−1−(4−クロロフェニル)プロピルアミノ]−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例2の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色固体
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.95 (t, J=7.3Hz, 3H), 1.74-1.97 (m, 2H), 2.57 (brs, 2H), 3.31-4.12 (m, 5H), 4.12-4.67 (m, 2H), 4.81-4.99 (m, 1H), 5.67 (d, J=7.6Hz, 1H), 7.15-7.51 (m, 8H).
実施例2441
6−(4−クロロベンゾイル)−2−[1−(4−クロロフェニル)−2−メチルプロピルアミノ]−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例2の手順に従って、目的化合物を合成した。
黄色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.87 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.03 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.97-2.19 (m, 1H), 2.55 (brs, 2H), 3.30-4.64 (m, 7H), 4.77 (dd, J=8.3, 8.3Hz, 1H), 5.78 (d, J=8.5Hz, 1H), 7.13-7.44 (m, 8H).
実施例2442
6−[2−(4−クロロフェノキシ)アセチル]−3−ジメチルアミノ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末
1H-NMR (DMSO-d6) δppm: 1.53 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.13-2.47 (m, 2H), 2.84-3.03 (m, 6H), 3.30-3.70 (m, 2H), 4.01-4.28 (m, 2H), 4.89 (s, 2H), 5.12-5.36 (m, 1H), 6.93 (d, J=8.7Hz, 2H), 7.19-7.38 (m, 2H), 7.61 (d, J=8.2Hz, 2H), 7.69 (d, J=8.2Hz, 2H), 8.16 (d, J=8.7Hz, 1H).
実施例2443
3−(3−ブチニル)−6−(4−メチルベンゾイル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例2の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.57 (d, J=6.9Hz, 3H), 1.97 (s, 1H), 2.36 (s, 3H), 2.42-2.80 (m, 4H), 3.31-4.69 (m, 6H), 5.15-5.35 (m, 1H), 5.54 (d, J=6.1Hz, 1H), 7.19 (d, J=7.9Hz, 2H), 7.33 (d, J=7.9Hz, 2H), 7.49 (d, J=8.3Hz, 2H), 7.59 (d, J=8.3Hz, 2H).
実施例2444
6−(ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−カルボニル)−3−(2−ブチニル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例2の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.60 (d, J=6.9Hz, 3H), 1.79 (s, 3H), 2.34-2.74 (m, 2H), 3.49-4.03 (m, 2H), 4.37 (brs, 2H), 4.52-4.73 (m, 1H), 4.97-4.95 (m, 1H), 5.24-5.42 (m, 1H), 5.50 (d, J=6.8Hz, 1H), 6.00 (s, 2H), 6.80 (d, J =7.9 Hz, 1H), 6.86-7.03 (m, 2H), 7.49 (d, J =8.2Hz, 2H), 7.60 (d, J =8.2 Hz, 2H).
実施例2445
3−(2−ブチニル)−6−(4−フルオロベンゾイル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例2の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.60 (d, J=7.0Hz, 3H), 1.79 (s, 3H), 2.33-2.72 (m, 2H), 3.33-4.04 (m, 2H), 4.17-5.00 (m, 4H), 5.25-5.44 (m, 1H), 5.50 (d, J=6.8Hz, 1H), 7.00-7.16 (m, 2H), 7.38-7.55 (m, 4H), 7.61 (d, J =8.2 Hz, 2H).
実施例2446
3−(2−ブチニル)−6−(キノリン−3−カルボニル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色固体
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.61 (d, J=7.0Hz, 3H), 1.78 (s, 3H), 2.35-2.79 (m, 2H), 3.40-4.20 (m, 2H), 4.20-5.01 (m, 4H), 5.24-5.41 (m, 1H), 5.51 (d, J=6.8Hz, 1H), 7.49 (d, J=8.1Hz, 2H), 7.53-7.68 (m, 3H), 7.68-7.90 (m, 2H), 8.13 (d, J =8.3 Hz, 1H), 8.26 (s, 1H), 8.97 (d, J=2.1Hz, 1H).
実施例2447
3−(2−ブチニル)−6−(3,4−ジメチルベンゾイル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色固体
1H-NMR(CDCl3)δppm: 7.60 (d, J = 8.24 Hz, 2H), 7.49 (d, J = 8.24 Hz, 2H),7.20 (s, 1H), 7.13 (s, 2H), 5.46 (d, J = 6.6 Hz, 1H), 5.36 (m, 1H), 5.00-4.50 (br, 2H), 4.36-4.26 (br, 1H), 3.96 (br, 1H), 3.85-3.50 (br, 2H), 2.70-2.40 (br, 2H), 2.26 (s, 6H), 1.78 (s, 3H), 1.60 (d, J = 6.92 Hz, 3H).
実施例2448
3−(2−ブチニル)−6−(4−メトキシベンゾイル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例2の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.60 (d, J=6.9Hz, 3H), 1.79 (s, 3H), 2.37-2.73 (m, 2H), 3.53-4.00 (m, 5H), 4.39 (brs, 2H), 4.54-4.94 (m, 2H), 5.25-5.42 (m, 1H), 5.49 (d, J=6.8Hz, 1H), 6.89 (d, J =8.7Hz, 2H), 7.41 (d, J=8.7Hz, 2H), 7.49 (d, J= 8.2Hz, 2H), 7.60 (d, J =8.2Hz, 2H).
実施例2449
3−(2−ブチニル)−6−(キノリン−2−カルボニル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
黄色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.50-1.70 (m, 3H), 1.70-1.88 (m, 3H), 2.50-2.84 (m, 2H), 3.68-4.18 (m, 2H), 4.39-5.03 (m, 4H), 5.26-5.57 (m, 2H), 7.40-7.92 (m, 8H), 8.00-8.18 (m, 1H), 8.18-8.32 (m, 1H).
実施例2450
6−(4−クロロベンゾイル)−2−[1−(4−クロロフェニル)−4,4,4−トリフルオロブチルアミノ]−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例2の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色固体
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.92-2.29 (m, 4H), 2.60 (brs, 2H), 3.37-4.10 (m, 2H), 4.01 (s, 3H), 4.18-4.66 (m, 2H), 5.02-5.20 (m, 1H), 5.63 (d, J=8.7Hz, 1H), 7.18-7.33 (m, 4H), 7.33-7.46 (m, 4H).
実施例2451
6−(4−エトキシベンゾイル)−3−メトキシ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.42 (t, J=7.0Hz, 3H), 1.60 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.34-2.72 (m, 2H), 3.52-3.93 (m, 2H), 3.93-4.20 (m, 5H), 4.41 (brs, 2H), 5.17-5.38 (m, 1H), 5.79 (d, J=7.2Hz, 1H), 6.88 (d, J=8.7Hz, 2H), 7.41 (d, J=8.7Hz, 2H), 7.47 (d, J=8.2Hz, 2H), 7.61 (d, J=8.2Hz, 2H).
実施例2452
6−(3,4−ジメチルベンゾイル)−3−メトキシ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.61 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.26 (s, 3H), 2.27 (s, 3H), 2.37-2.75 (m, 2H), 3.33-4.14 (m, 2H), 4.03 (s, 3H), 4.14-4.69 (m, 2H), 5.18-5.35 (m, 1H), 5.75 (d, J=7.5Hz, 1H), 7.05-7.18 (m, 2H), 7.21 (s, 1H), 7.47 (d, J=8.2Hz, 2H), 7.61 (d, J=8.2Hz, 2H).
実施例2453
4−{1−[6−(4−クロロベンゾイル)−3−メトキシ−4−オキソ−3,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−2−イルアミノ]−エチル}ベンゾニトリルの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例2の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色固体
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.60 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.52 (brs, 2H), 3.31-4.14 (m, 5H), 4.14-4.75 (m, 2H), 5.11-5.32 (m, 1H), 5.75 (d, J=7.2Hz, 1H), 7.38 (s, 4H), 7.46 (d, J=8.3Hz, 2H), 7.65 (d, J=8.3Hz, 2H).
実施例2454
6−(5−クロロ−フラン−2−カルボニル)−3−メトキシ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
淡黄色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.61 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.43-2.75 (m, 2H), 3.70-4.03 (m, 2H), 4.07 (s, 3H), 4.44-4.74 (m, 2H), 5.18-5.34 (m, 1H), 5.72 (d, J=7.6Hz, 1H), 6.28 (d, J=3.5Hz, 1H), 7.00 (d, J=3.5Hz, 1H), 7.47 (d, J=8.2Hz, 2H), 7.62 (d, J=8.2Hz, 2H).
実施例2455
4−{1−[6−(2,6−ジフルオロベンゾイル)−3−メトキシ−4−オキソ−3,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−2−イルアミノ]−エチル}ベンゾニトリルの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.61 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.28-2.70 (m, 2H), 3.37-3.56 (m, 1H), 3.72-3.93 (m, 1H), 3.93-4.21 (m, 4H), 4.50-4.74 (m, 1H), 5.13-5.36 (m, 1H), 5.78 (d, J=7.1Hz, 1H), 6.83-7.04 (m, 2H), 7.29-7.51 (m, 3H), 7.57-7.71 (m, 2H).
実施例2456
3−メトキシ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−6−(4−ビニルベンゾイル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.61 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.57 (brs, 2H), 3.30-4.68 (m, 7H), 5.12-5.38 (m, 2H), 5.72 (d, J=7.4Hz, 1H), 5.75 (dd, J=17.6, 0.5Hz, 1H), 6.72 (dd, J=17.6, 10.9Hz, 1H), 7.29-7.52 (m, 6H), 7.62 (d, J=8.2Hz, 2H).
実施例2457
6−(3−フルオロ−4−メチルベンゾイル)−3−メトキシ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.58-1.70 (m, 3H), 2.30 (s, 3H), 2.56 (brs, 2H), 3.35-4.16 (m, 5H), 4.16-4.68 (m, 2H), 5.12-5.38 (m, 1H), 5.72 (d, J=7.5Hz, 1H), 6.98-7.30 (m, 3H), 7.47 (d, J=8.1Hz, 2H), 7.62 (d, J=8.1Hz, 2H).
実施例2458
6−(1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボニル)−3−(3−ブチニル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.47-1.63 (m, 3H), 1.99 (t, J=2.6Hz, 1H), 2.41-2.88 (m, 4H), 3.80-4.27 (m, 3H), 4.51-4.73 (m, 1H), 4.73-4.98 (m, 1H), 5.18-5.65 (m, 3H), 7.19-7.42 (m, 2H), 7.42-7.67 (m, 5H), 7.75-7.90 (m, 1H), 10.74-11.21 (m, 1H).
実施例2459
6−(2,3−ジヒドロベンゾ[1,4]ジオキシン−6−カルボニル)−3−メトキシ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.61 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.33-2.69 (m, 2H), 3.32-4.08 (m, 5H), 4.17-4.62 (m, 6H), 5.13-5.34 (m, 1H), 5.72 (dd, J=7.3, 7.3Hz, 1H), 6.78-7.03 (m, 3H), 7.47 (d, J=8.3Hz, 2H), 7.62 (d, J=8.3Hz, 2H).
実施例2460
3−メトキシ−6−(5−メトキシベンゾフラン−2−カルボニル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.62 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.42-2.77 (m, 2H), 3.71-4.11 (m, 8H), 4.70 (brs, 2H), 5.16-5.35 (m, 1H), 5.74 (d, J=7.6Hz, 1H), 6.94-7.09 (m, 2H), 7.28 (s, 1H), 7.42-7.54 (m, 3H), 7.62 (d, J=8.2Hz, 2H).
実施例2461
3−メトキシ−6−(1−メチル−2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−6−カルボニル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.61 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.31-2.72 (m, 4H), 2.79-3.04 (m, 2H), 3.34 (s, 3H), 3.45-4.18 (m, 5H), 4.18-4.70 (m, 2H), 5.15-5.37 (m, 1H), 5.74 (d, J=7.6Hz, 1H), 6.91-7.11 (m, 2H), 7.18 (d, J=7.9Hz, 1H), 7.47 (d, J=8.2 Hz, 2H), 7.62 (d, J=8.2Hz, 2H).
実施例2462
6−(4−クロロベンゾイル)−2−(4−クロロベンジルアミノ)−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例2の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末(エタノール−エーテル)
融点113−117℃
実施例2463
3−フルオロ−4−{3−モルホリン−4−イル−4−オキソ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボニル}ベンゾニトリル塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例11の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末(エーテル−酢酸エチル)
融点132−135℃
実施例2464
3−メトキシ−6−(1−メチル−5−チオフェン−2−イル−1H−ピラゾール−3−カルボニル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.61 (d, J=6.9Hz, 3H), 2.41-2.75 (m, 2H), 3.68-4.25 (m, 8H), 4.42-4.93 (m, 2H), 5.13-5.34 (m, 1H), 5.70 (d, J=7.5Hz, 1H), 6.66-6.88 (m, 1H), 7.03-7.23 (m, 2H), 7.34-7.52 (m, 3H), 7.61 (d, J=8.2Hz, 2H).
実施例2465
3−メトキシ−6−(4−メチル−4H−フロ[3,2−b]ピロール−5−カルボニル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
淡黄色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.61 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.44-2.70 (m, 2H), 3.71-3.99 (m, 5H), 4.05 (s, 3H), 4.43-4.73 (m, 2H), 5.17-5.34 (m, 1H), 5.73 (d, J=7.7Hz, 1H), 6.34 (s, 1H), 6.40-6.48 (m, 1H), 7.43 (d, J=2.2Hz, 1H), 7.48 (d, J=8.3Hz, 2H), 7.62 (d, J=8.3Hz, 2H).
実施例2466
3−(3−ブチニル)−6−(4−フルオロベンゾイル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例2の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.58 (d, J=6.9Hz, 3H), 1.98 (t, J=2.6Hz, 1H), 2.30-2.79 (m, 4H), 3.34-4.70 (m, 6H), 5.16-5.37 (m, 1H), 5.53 (d, J=5.9Hz, 1H), 7.07 (d, J=8.6Hz, 1H), 7.10 (d, J=8.6Hz, 1H), 7.34-7.54 (m, 4H), 7.60 (d, J=8.2Hz, 2H).
実施例2467
6−(4−クロロベンゾイル)−3−メトキシ−2−[(S)−1−(4−メトキシフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例4の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末(エタノール−エーテル)
融点105−108℃
実施例2468
4−(2−{3−メトキシ−4−オキソ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−2−オキソ−エトキシ)ベンゾニトリルの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.48-1.73 (m, 3H), 2.34-2.63 (m, 2H), 3.50-3.93 (m, 2H), 4.09 (s, 3H), 4.19-4.57 (m, 2H), 4.82 (s, 2H), 5.09-5.35 (m, 1H), 5.60-5.81 (m, 1H), 6.91-7.11 (m, 2H), 7.47 (d, J=7.9Hz, 2H), 7.52-7.72 (m, 4H).
実施例2469
4−[2−((S)−1−シクロヘキシルエチルアミノ)−3−メトキシ−4−オキソ−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボニル]−3−フルオロベンゾニトリルの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.85-1.52 (m, 9H), 1.63-1.87 (m, 5H), 2.43-2.73 (m, 2H), 3.37-4.85 (m, 8H), 5.29 (d, J=9.0Hz, 1H), 7.36-7.48 (m, 1H), 7.48-7.61 (m, 2H).
実施例2470
6−(4−クロロベンゾイル)−2−((S)−1−シクロヘキシル−エチルアミノ)−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例2の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.85-1.52 (m, 9H), 1.53-1.92 (m, 5H), 2.35-2.79 (m, 2H), 3.38-4.14 (m, 6H), 4.16-4.73 (m, 2H), 5.28 (d, J=8.9Hz, 1H), 7.29-7.51 (m, 4H).
実施例2471
6−(4−クロロベンゾイル)−3−メトキシ−2−[(R)−2−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピロリジン−1−イル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例2の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.77-2.23 (m, 3H), 2.23-2.75 (m, 3H), 3.39-4.07 (m, 7H), 4.12-4.67 (m, 2H), 5.26 (t, J=7.1Hz, 1H), 7.30-7.46 (m, 6H), 7.56 (d, J=8.2Hz, 2H).
実施例2472
4−[2−((R)−1−シクロヘキシル−エチルアミノ)−3−メトキシ−4−オキソ−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボニル]−3−フルオロベンゾニトリルの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.85-1.52 (m, 9H), 1.63-1.87 (m, 5H), 2.43-2.73 (m, 2H), 3.37-4.85 (m, 8H), 5.29 (d, J=9.0Hz, 1H), 7.36-7.48 (m, 1H), 7.48-7.61 (m, 2H).
実施例2473
6−(4−クロロベンゾイル)−2−((R)−1−シクロヘキシル−エチルアミノ)−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例2の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.85-1.52 (m, 9H), 1.53-1.92 (m, 5H), 2.35-2.79 (m, 2H), 3.38-4.14 (m, 6H), 4.16-4.73 (m, 2H), 5.28 (d, J=8.9Hz, 1H), 7.29-7.51 (m, 4H).
実施例2474
6−(ベンゾ[b]チオフェン−2−カルボニル)−3−メトキシ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色固体
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.61 (d, J=7.0Hz, 3H), 2.47-2.74 (m, 2H), 3.75-4.03 (m, 2H), 4.05 (s, 3H), 4.47-4.74 (m, 2H), 5.16-5.35 (m, 1H), 5.76 (d, J=7.7Hz, 1H), 7.30-7.50 (m, 4H), 7.50-7.66 (m, 3H), 7.73-7.90 (m, 2H).
実施例2475
6−(4−クロロベンゾイル)−3−メトキシ−2−[2−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピロリジン−1−イル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例2の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.77-2.23 (m, 3H), 2.23-2.75 (m, 3H), 3.39-4.07 (m, 7H), 4.12-4.67 (m, 2H), 5.26 (t, J=7.1Hz, 1H), 7.30-7.46 (m, 6H), 7.56 (d, J=8.2Hz, 2H).
実施例2476
3−{4−オキソ−3−(2−プロピニル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボニル}ベンゾニトリルの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.61 (d, J=6.6Hz, 3H), 2.26-2.80 (m, 3H), 3.31-4.63 (m, 4H), 4.83 (brs, 2H), 5.18-5.43 (m, 2H), 7.34-7.80 (m, 8H).
実施例2477
6−(4−クロロベンゾイル)−3−メトキシ−2−(4−トリフルオロメチルベンジルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例2の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末(エタノール−エーテル)
融点109−112℃
実施例2478
6−(2,6−ジフルオロベンゾイル)−3−(2−プロピニル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.50-1.70 (m, 3H), 2.33-2.77 (m, 3H), 3.39-3.59 (m, 1H), 3.72-3.91 (m, 1H), 4.01-4.27 (m, 2H), 4.43-4.95 (m, 2H), 5.19-5.45 (m, 2H), 6.79-7.01 (m, 2H), 7.27-7.45 (m, 1H), 7.45-7.56 (m, 2H), 7.56-7.78 (m, 2H).
実施例2479
2−[(S)−1−(4−クロロフェニル)−2−メチルプロピルアミノ]−6−(2,3−ジヒドロベンゾ[1,4]ジオキシン−6−カルボニル)−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.87 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.03 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.99-2.20 (m, 1H), 2.33-2.72 (m, 2H), 3.46-3.95 (m, 2H), 4.04 (s, 3H), 4.15-4.58 (m, 5H), 4.77 (dd, J=8.3, 8.3Hz, 1H), 5.73 (d, J=8.6Hz, 1H), 6.89-7.03 (m, 4H), 7.10-7.38 (m, 4H).
実施例2480
4−(2−{2−[(S)−1−(4−クロロフェニル)−2−メチルプロピルアミノ]−3−メトキシ−4−オキソ−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−2−オキソ−エトキシ)ベンゾニトリルの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.87 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.02(d, J=6.7Hz, 3H), 1.98-2.20 (m, 1H), 2.31-2.63 (m, 2H), 3.47-3.92 (m, 2H), 4.08 (s, 3H), 4.18-4.54 (m, 2H), 4.62-4.86 (m, 3H), 5.62-5.86 (m, 1H), 6.88-7.08 (m, 2H), 7.10-7.38 (m, 4H), 7.48-7.65 (m, 2H).
実施例2481
2−[(S)−1−(4−クロロフェニル)−2−メチルプロピルアミノ]−6−(4−イミダゾール−1−イルベンゾイル)−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.87 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.04 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.96-2.20 (m, 1H), 2.31-2.73 (m, 2H), 3.30-4.17 (m, 5H), 4.17-4.66 (m, 2H), 4.78 (dd, J=8.4, 8.4Hz, 1H), 5.80 (d, J=8.6Hz, 1H), 7.07-7.38 (m, 6H), 7.43 (d, J=8.4Hz, 2H), 7.57 (d, J=8.4Hz, 2H), 7.89 (s, 1H).
実施例2482
3−フルオロ−4−{3−メトキシ−4−オキソ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)プロピルアミノ]−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボニル}ベンゾニトリルの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.97 (t, J=7.3Hz, 3H), 1.88-1.99 (m, 2H), 2.26-2.73 (m, 2H), 3.24-3.52 (m, 1H), 3.62-4.20 (m, 5H), 4.39-4.74 (m, 1H), 4.88-5.08 (m, 1H), 5.60-5.80 (m, 1H), 7.34-7.56 (m, 5H), 7.56-7.79 (m, 2H).
実施例2483
2−[(S)−1−(4−クロロフェニル)−2−メチルプロピルアミノ]−3−メトキシ−6−(ピラゾロ[1,5−a]ピリジン−2−カルボニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.87 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.03 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.98-2.20 (m, 1H), 2.44-2.76 (m, 2H), 3.70-4.20 (m, 5H), 4.45-4.88 (m, 3H), 5.63-5.84 (m, 1H), 6.71-6.92 (m, 2H), 7.03-7.37 (m, 5H), 7.54 (d, J=8.7Hz, 1H), 8.43 (d, J=6.7Hz, 1H).
実施例2484
3−ジメチルアミノ−6−(2,4,6−トリフルオロベンゾイル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例11の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末(エタノール−エーテル)
融点104−106℃
実施例2485
3−ジメチルアミノ−6−(4−メチルベンゾイル)−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例11の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末(エタノール−エーテル)
融点106−109℃
実施例2486
4−{3−(2−ブチニル)−2−[(S)−1−(4−クロロフェニル)−2−メチルプロピルアミノ]−4−オキソ−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボニル}−3−フルオロベンゾニトリルの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.91 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.03 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.70-1.90 (m, 3H), 1.90-2.21 (m, 1H), 2.21-2.77 (m, 2H), 3.20-4.28 (m, 3H), 4.38-4.97 (m, 4H), 5.66 (d, J=7.4 Hz, 1H), 7.12-7.35 (m, 4H), 7.35-7.58 (m, 3H).
実施例2487
2−[(S)−1−(4−クロロフェニル)−2−メチルプロピルアミノ]−3−メトキシ−6−(1−メチル−2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−6−カルボニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.87 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.04 (d, J=6.7Hz, 3H), 2.00-2.18 (m, 1H), 2.39-2.73 (m, 4H), 2.80-3.00 (m, 2H), 3.37 (s, 3H), 3.50-4.20 (m, 5H), 4.20-4.63 (m, 2H), 4.77 (dd, J=8.4, 8.4Hz, 1H), 5.75 (d, J= 8.4Hz, 1H), 6.97 (d, J=8.3Hz, 1H), 7.21 (d, J=8.5Hz, 2H), 7.24-7.41 (m, 4H).
実施例2488
3−(2−ブチニル)−6−(4−クロロベンゾイル)−2−[(S)−1−(4−クロロフェニル)−2−メチルプロピルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例2の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.91 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.03 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.83 (s, 3H), 2.00-2.20 (m, 1H), 2.28-2.78 (m, 2H), 3.27-4.61 (m, 4H), 4.79 (brs, 2H), 4.92 (dd, J=7.3, 7.3 Hz, 1H), 5.63 (d, J=7.2Hz, 1H), 7.10-7.30 (m, 4H), 7.37 (s, 4H).
実施例2489
2−[(S)−1−(4−クロロフェニル)−2−メチルプロピルアミノ]−6−(イソキノリン−3−カルボニル)−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
淡黄色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.89 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.05 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.97-2.22 (m, 1H), 2.47-2.80 (m, 2H), 3.56-4.20 (m, 5H), 4.30-4.70 (m, 2H), 4.80 (dd, J=8.3, 8.3Hz, 1H), 5.58-5.84 (m, 1H), 7.10-7.39 (m, 4H), 7.58-7.80 (m, 2H), 7.80-8.18 (m, 3H), 9.25 (s, 1H).
実施例2490
4−[2−(4−エトキシベンジルアミノ)−3−メトキシ−4−オキソ−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボニル]−3−フルオロベンゾニトリルの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.42 (t, J=7.0Hz, 3H), 2.45-2.76 (m, 2H), 3.35-3.56 (m, 1H), 3.84-4.21 (m, 7H), 4.38-4.72 (m, 3H), 5.58-5.78 (m, 1H), 6.76-6.96 (m, 2H), 7.12-7.32 (m, 2H), 7.34-7.61 (m, 3H).
実施例2491
6−(4−クロロベンゾイル)−2−(4−エトキシベンジルアミノ)−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例2の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.42 (t, J=7.0Hz, 3H), 2.67 (brs, 2H), 3.30-4.18 (m, 7H), 4.18-4.72 (m, 4H), 5.52-5.70 (m, 1H), 6.79-6.97 (m, 2H), 7.18-7.34 (m, 2H), 7.34-7.44 (m, 4H).
実施例2492
4−(2−{2−[(S)−1−(4−クロロフェニル)−2−メチルプロピルアミノ]−3−メトキシ−4−オキソ−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−1,1−ジメチル−2−オキソ−エトキシ)ベンゾニトリルの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.86 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.03 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.68 (s, 6H), 1.97-2.20 (m, 1H), 2.20-2.52 (m, 2H), 3.35-3.76 (m, 1H), 3.86-4.16 (m, 4H), 4.16-4.39 (m, 1H), 4.43-4.74 (m, 2H), 5.59-5.78 (m, 1H), 6.88 (d, J=8.8Hz, 2H), 7.18 (d, J=8.3Hz, 2H), 7.21-7.59 (m, 4H).
実施例2493
4−{3−(3−ブチニル)−4−オキソ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボニル}安息香酸メチルエステルの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例1の手順に従って、目的化合物を合成した。
無色アモルファス
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.58 (d, J=6.9Hz, 3H), 1.98 (s, 1H), 2.28-2.80 (m, 4H), 3.30-3.68 (m, 1H), 3.68-4.37 (m, 7H), 4.37-4.75 (m, 1H), 5.13-5.40 (m, 1H), 5.51 (d, J=5.9Hz, 1H), 7.49 (d, J=8.2Hz, 4H), 7.60 (d, J=8.2Hz, 2H), 8.07 (d, J=7.8Hz, 2H).
実施例2494
4−{3−(3−ブチニル)−4−オキソ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボニル}−N,N−ジメチルベンズアミドの合成
Figure 2012111731

4−{3−(3−ブチニル)−4−オキソ−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボニル}安息香酸メチルエステル(360mg)をMeOH(6ml)に溶かし、5N NaOH溶液(0.65ml)を加えた。反応混合物を室温で20時間撹拌した。反応混合物を塩化アンモニウム水溶液で酸性化した。混合物を塩化メチレン及び酢酸エチルで連続的に抽出、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させた。有機層をろ過、減圧下に濃縮して、粗酸(0.40g)を得た。粗酸を塩化メチレン(12ml)に懸濁させ、懸濁液にHOBT(0.15g)、WSC(0.19g)、ジメチルアミン塩酸塩(0.11g)及びトリエチルアミン(0.18ml)を加えた。反応混合物を室温で12時間撹拌した。反応溶液をNaHCO水溶液でクエンチ、酢酸エチルで抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下に濃縮した。残渣を中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;酢酸エチル:ヘキサン=2:3〜0:100)で精製した。無色アモルファス状物として表題化合物(0.24g)を得た。
1H-NMR(CDCl3)δppm: 1.58 (d, J=6.9Hz, 3H), 1.98 (s, 1H), 2.27-2.83 (m, 4H), 2.97 (s, 3H), 3.12 (s, 3H), 3.34-3.70 (m, 1H), 3.70-4.70 (m, 5H), 5.18-5.37 (m, 1H), 5.56 (d, J=6.1Hz, 1H), 7.34-7.56 (m, 6H), 7.60 (d, J=8.2Hz, 2H).
実施例2495
2−[(S)−1−(4−クロロフェニル)エチルアミノ]−3−メトキシ−6−(チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例11の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末(エタノール−エーテル)
融点125−129℃
実施例2496
4−(2−{2−[(S)−1−(4−クロロフェニル)エチルアミノ]−3−メトキシ−4−オキソ−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−2−オキソエトキシ)−ベンゾニトリル塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例11の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末(エタノール−エーテル)
融点102−105℃
実施例2497
6−(3−クロロ−4−メチルベンゾイル)−2−[(S)−1−(4−クロロフェニル)エチルアミノ]−3−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オンの合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例11の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末(エタノール−エーテル)
融点111−114℃
実施例2498
4−[2−(4−クロロベンジルアミノ)−3−ジメチルアミノ−4−オキソ−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボニル]−3−フルオロベンゾニトリル塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例11の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末(エタノール−エーテル)
融点128−132℃
実施例2499
4−[2−(4−クロロ−ベンジルアミノ)−3−ジメチルアミノ−4−オキソ−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボニル]−ベンゾニトリル塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例11の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末(エタノール−エーテル)
融点124−127℃
実施例2500
2−[(S)−1−(4−クロロフェニル)エチルアミノ]−3−ジメチルアミノ−6−(2,4,6−トリフルオロベンゾイル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例11の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末(エタノール−エーテル)
融点113−117℃
実施例2501
4−{2−[(S)−1−(4−クロロフェニル)エチルアミノ]−3−ジメチルアミノ−4−オキソ−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボニル}−3−フルオロベンゾニトリル塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例11の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末(エタノール−エーテル)
融点122−126℃
実施例2502
4−[3−ジメチルアミノ−4−オキソ−2−(4−トリフルオロメチルベンジルアミノ)−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボニル]−3−フルオロベンゾニトリル塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例11の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末(エタノール−エーテル)
融点127−130℃
実施例2503
4−[3−ジメチルアミノ−4−オキソ−2−(4−トリフルオロメチルベンジルアミノ)−3,5,7,8−テトラヒドロ−4H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−カルボニル]ベンゾニトリル塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例11の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末(エタノール−エーテル)
融点127−131℃
実施例2504
3−ジメチルアミノ−6−(2,4,6−トリフルオロベンゾイル)−2−(4−トリフルオロメチルベンジルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例11の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末(エタノール−エーテル)
融点119−121℃
実施例2505
6−(4−クロロベンゾイル)−2−{[(4−クロロフェニル)シクロプロピル−メチル]アミノ}−3−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例4の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末(エタノール−エーテル)
融点115−119℃
実施例2506
6−(4−クロロベンゾイル)−3−ピロリジン−1−イル−2−[(S)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例4の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末(エタノール−エーテル)
融点110−113℃
実施例2507
6−(4−クロロベンゾイル)−2−[(S)−1−(4−クロロフェニル)エチルアミノ]−3−ピロリジン−1−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−3H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−オン塩酸塩の合成
Figure 2012111731

適当な出発原料を用い、実施例4の手順に従って、目的化合物を合成した。
白色粉末(エタノール−エーテル)
融点106−110℃
薬理試験1
GPR10への[H]−PrRP結合に対する阻害作用
ヒトGPR10受容体発現ヒト胎児腎臓細胞HEK293細胞を10%牛胎児血清及び1%ペニシリン−ストレプトマイシン添加ダルベッコ改変イーグル培地中で、37℃、5%炭酸ガス条件下で培養した。培地を除去し、細胞をリン酸緩衝液中に回収し、細胞懸濁液を調製した。細胞懸濁液は、氷上にて超音波細胞破砕機(MicrosonTM typeXL200)でホモジネートし、40,000g、10分間、4℃で遠心した。上清を捨てた後、ペレットにバッファーA(20mM HEPES、10mM EDTA、1μl/ml プロテアーゼ阻害剤カクテル、pH7.4)を加えた。ペレットを超音波細胞破砕機で懸濁し、40,000g、10分間、4℃で遠心した。この操作をもう一度繰り返した後、上清を捨て、ペレットにバッファーB(20mM HEPES、0.1mM EDTA、pH7.4)を加え、超音波破砕機で懸濁し、これを細胞膜分画として結合実験に用いるまで−80℃で凍結保存した。
受容体発現HEK293細胞膜画分は、C.J.Langmeadらの方法(Langmead CJ,Szekeres PG,Chambers JK,Ratcliffe SJ,Jones DNC,Hirst WD,et al.Characterization of the binding of [125I]−human prolactin releasing peptide (PrRP) to GPR10,a novel G protein coupled receptor.Br J Pharmacol 2000;131:683−688.参照)を改変して解析した。96ウェルプレートの各ウェルにアッセイバッファー150μl(20mM HEPES、10mM EDTA、1μl/ml プロテアーゼ阻害剤カクテル、pH7.4)、細胞膜画分20μl、試験化合物10μl、[H]−PrRP(最終濃度1nM)を加え、室温で90分間インキュベートした。反応後、セルハーベスターを用いて、予め0.5%ポリエチレンイミン処理したグラスファイバー製フィルタープレート(Unifilter;GF/B)に細胞膜分画標品を吸引ろ過し、フィルターを50mMトリス−塩酸緩衝液(pH7.4)で3回洗浄した。フィルターを、乾燥機中(50℃)で約3時間乾燥した後、各ウェルに液体シンチレーションカクテル(MicroScint−O)40μlを加え、パッカード−トップカウント(Packard Topcount)シンチレーションカウンターで放射活性を測定した。過剰量の非標識PrRP(最終濃度100nM)存在下での放射活性を非特異結合とした。
結合阻害率は、100−(化合物を添加した時の放射活性−非特異結合の放射活性)÷(溶媒を添加した時の放射活性−非特異結合の放射活性)×100の計算式により算出した。
濃度依存性反応から非線形解析プログラムを用いてIC50値を算出し、チェン−プルソフ(Cheng−Prussoff)式を用いてKi値を算出した。
その結果を以下の表146に示す。
薬理試験1の結果
表146
Figure 2012111731

Figure 2012111731

Figure 2012111731
薬理試験2
ヒトGPR10発現HEK293細胞を用いたGPR10に対するアンタゴニスト作用
GPR10発現HEK293細胞を用いて、PrRP誘発細胞内カルシウム動員に対する試験化合物のアンタゴニスト作用を評価した。
ヒトGPR10発現を発現しているHEK293細胞を、10%牛胎児血清、1%ペニシリン・ストレプトマイシン及び20mM HEPES添加ダルベッコ改変イーグル培地中で、37℃、5%COインキュベーター内に維持した。GPR10発現HEK293細胞をポリDリジンコート96ウェル培養プレートに入れ、18〜24時間培養した後、3×10細胞/ウェルの密度で試験を行った。1%ウシ血清アルブミン、0.01%プルロニックF−127及び20mM HEPES、ハンクス平衡塩溶液、pH7.4を含有するレコーディング・バッファー中、細胞を2.5nM Fluo−8とともに室温で1時間インキュベーションした。細胞を試験化合物とともに室温で15分間インキュベーションした後、PrRP(最終濃度1nM)を培地に加えた。蛍光イメージングプレートリーダー(FDSS3000、浜松ホトニクス株式会社)を用いて、細胞内カルシウム依存性蛍光の変化をモニターした。490nmの励起及び520nmの発光でFluo−8蛍光を測定した。PrRP刺激後60秒間のピーク強度から定常強度(アゴニスト刺激前30秒間の平均強度)を引いてカルシウム依存性蛍光強度を算出した後、非線形曲線当てはめプログラム、グラフパッドプリズム5によってIC50値を決定した。
IC50の値から、試験化合物がGPR10受容体に対するアンタゴニスト作用を有することが判明した。
結果を表147に示す。
薬理試験2の結果
表147
Figure 2012111731

Figure 2012111731
薬理試験3
拘束ストレス誘発ラット排便の抑制作用
試験には、雄ウィスターラット(8−10週齢、日本エスエルシー株式会社)を用いた。ラットは、各5匹の数個のグループで12時間の明暗周期(07:00−19:00明期)下で飼育し、飼育ケージ内では自由に摂餌及び給水させた。実験はすべて防音室内で行った。ラットは、実験の最低1時間前に防音室に移動し、馴化させた。拘束ストレス誘発排便の試験は、K.Miyataら(Keiji Miyata,Takeshi Kamato,Akito Nishida,Hiroyuki Ito,Hidenobu Yuki,Mayumi Yamanoら,Role of the serotonin3 receptor in stress−induced defecation.J of Pharmacology and Experimental Therapeutics.1992;261(1);297−303)に記載された方法を改変したものを用いて行った。ラットは、ステンレス製抵抗ケージ(株式会社夏目製作所;KN−468、W265×L95×H200mm)の個別のコンパートメントに1時間入れてストレスを負荷した。試験化合物は、メノウ乳鉢を用いて5%アラビアゴム/生理食塩水に懸濁させることによって新たに調製し、抵抗刺激の1又は2時間前に、経口投与した(体重1kgあたり5mL)。拘束ストレスによって誘発された糞塊を回収し、計数した。試験化合物の抑制率(%)は、1−(試験群の糞−ビヒクル群の糞の平均数)×100として算出した。
試験化合物が拘束ストレス誘発ラット排便に対する抑制作用を有することを確認した。
薬理試験4
ラットにおけるテールピンチストレス誘発摂食行動の抑制作用
試験には、雄ウィスターラット(7−9週齢、日本エスエルシー株式会社)を用いた。ラットは、各5匹の数個のグループで12時間の明暗周期(07:00−19:00明期)下で飼育し、ホームケージ内では自由に摂餌及び給水させた。実験はすべて防音室内で行った。ラットは、実験の最低1時間前に防音室に移動し、馴化させた。テールピンチ誘発摂食行動試験は、D.A.Czechら(D.A.Czech,A.E.Klosterman及びK.T.Le Sueur,NG−nitro−L−arginine methyl ester reduces stress−related feeding in the rat tail−pinch model.Pharmacology Biochemistry and Behavior,60(1),pp91−96,1998)に記載された方法を一部改変したものを用いて行った。予め重量を測定しておいた固形飼料(オリエンタル酵母株式会社、CRF−1)を床面にたっぷりとまき散らした後、ケージの中心にラットを1匹ずつそっと入れた。ラットの尾をウレタン・パッドで保定した後、尾の先端から3cmの部分に、圧刺激制御装置(山下技研有限会社)によって一定圧でテールピンチ刺激を5〜10分間印加した。
試験の終わりに、ラットをケージから取り出した後、残ったすべての飼料の重量を測定した。この飼料重量を各ケージ内の予め重量を測定しておいた食料から引いて摂食量を算出した。
試験化合物は、5%アラビアゴム/水に懸濁させることによって新たに調製し、テールピンチ刺激の1又は2時間前に経口投与した(体重1kgあたり5mL)。
試験化合物がラットにおけるテールピンチストレス誘発摂食行動に対する抑制作用を有することを確認した。

Claims (10)

  1. 一般式(1)
    Figure 2012111731

    [式中、R及びRは、それぞれ、独立して、水素;ベンゼン環及び/又は低級アルキル基上に、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子、ハロゲン置換低級アルキル基、ハロゲン置換低級アルコキシ基、シクロC3−C8アルキル基及びシアノ基からなる群から選ばれた置換基を有していてもよいフェニル低級アルキル基;シクロC3−C8アルキル低級アルキル基;ハロフェニル基を有していてもよいシクロC3−C8アルキル基を示し;又は、R及びRは、RとRに隣接する窒素を介してピロリジン環を形成してもよく、そのピロリジン環は、ハロフェニル基及びハロゲン置換低級アルキル基を有するフェニル基からなる群より選ばれた置換基を有していてもよく;
    は、低級アルキニル基、低級アルキル基を有していてもよいアミノ基、低級アルコキシ基、低級アルキル基を有してもよいピペラジニル基、フェニルオキシ基、モルホリニル基又はピロリジニル基を示し;
    は、下記(1)〜(91)で示されるいずれかの基を示す:
    (1)フェニル基
    (2)ナフチル基
    (3)ジヒドロインデニル基
    (4)フェニル低級アルキル基
    (5)ピリジル基
    (6)ピリダジニル基
    (7)トリアゾリル基
    (8)ピリミジニル基
    (9)イミダゾリル基
    (10)ジヒドロピリジル基
    (11)キノリル基
    (12)イソキノリル基
    (13)テトラヒドロキノリル基
    (14)ジヒドロキノリル基
    (15)イミダゾピリジル基
    (16)ピラゾロピリジル基
    (17)インドリニル基
    (18)ナフチリジニル基
    (19)ベンゾイミダゾリル基
    (20)インドリジニル基
    (21)チエニル基
    (22)ベンゾチエニル基
    (23)ベンゾジオキソリル基
    (24)ベンゾフリル基
    (25)チエノピリジル基
    (26)チエノピロリル基
    (27)ジヒドロベンゾチアジニル基
    (28)イソオキサゾリル基
    (29)テトラヒドロベンゾオキサゼピニル基
    (30)インドリル基
    (31)ベンゾチアゾリル基
    (32)ジヒドロチエノジオキシニル基
    (33)ピロリジニル基
    (34)ジヒドロベンゾオキサジニル基
    (35)テトラヒドロキナゾリニル基
    (36)テトラヒドロキノキサリニル基
    (37)ジヒドロベンゾジオキシニル基
    (38)クロマニル基
    (39)ジヒドロピリドオキサジニル基
    (40)テトラヒドロナフチル基
    (41)ジヒドロベンゾフリル基
    (42)ジヒドロベンゾオキサゾリル基
    (43)テトラヒドロベンゾチエニル基
    (44)テトラヒドロシクロペンタピラゾリル基
    (45)ベンゾトリアゾリル基
    (46)ジヒドロベンゾイミダゾリル基
    (47)ジヒドロベンゾチアゾリル基
    (48)イソインドリニル基
    (49)テトラヒドロベンゾジアゼピニル基
    (50)ジヒドロベンゾジオキセピニル基
    (51)キノキサリニル基
    (52)インダゾリル基
    (53)シンノリニル基
    (54)ジヒドロフタラジニル基
    (55)ジヒドロナフチリジニル基
    (56)ヘキサヒドロキノリニル基
    (57)フロピロリル基
    (58)チエノピラジニル基
    (59)イミダゾチアゾリル基
    (60)キサンテニル基
    (61)ピペリジニル基
    (62)ピロリル基
    (63)ピラゾリル基
    (64)チアゾリル基
    (65)フリル基
    (66)ピラジニル基
    (67)ジヒドロピラゾリル基
    (68)チアゾリジニル基
    (69)テトラヒドロフラニル基
    (70)テトラヒドロピラニル基
    (71)チアジアゾリル基
    (72)ジヒドロピリダジニル基
    (73)チエニル低級アルキル基
    (74)シクロC3−C8アルキル基
    (75)低級アルキル基
    (76)ベンゾジオキソリルオキシ基
    (77)フェニルチオ低級アルキル基
    (78)フェニルシクロC3−C8アルキル基
    (79)フェノキシ低級アルキル基
    (80)フェニル低級アルケニル基
    (81)シクロC3−C8アルキル低級アルケニル基
    (82)ピリジル低級アルキル基
    (83)ベンゾフリル低級アルケニル基
    (84)ジヒドロベンゾフリル低級アルケニル基
    (85)ジヒドロベンゾジオキシニル低級アルケニル基
    (86)ジヒドロベンゾジオキシニルオキシ低級アルキル基
    (87)オキサゾリル基
    (88)ジヒドロインデニルオキシ低級アルキル基
    (89)ジヒドロピリミジニル基
    (90)ピリジルオキシ低級アルキル基
    (91)低級アルコキシ低級アルキル基
    式中、低級アルキル基、シクロアルキル環、芳香族環又は複素環上に、下記(1−1)〜(1−46)から選ばれた置換基を1個以上有していてもよい。
    (1−1)ハロゲン原子
    (1−2)低級アルキル基
    (1−3)低級アルカノイル基
    (1−4)ハロゲン置換低級アルキル基
    (1−5)ハロゲン置換低級アルコキシ基
    (1−6)シアノ基
    (1−7)低級アルコキシ基
    (1−8)低級アルキルチオ基
    (1−9)低級アルキル基を有してもよいイミダゾリル基
    (1−10)オキサゾリル基
    (1−11)低級アルキル基を有していてもよいオキサジアゾリル基
    (1−12)トリアゾリル基
    (1−13)ベンゾイル基
    (1−14)ピリジル基
    (1−15)オキソ基
    (1−16)低級アルキル基、ハロゲン置換低級アルコキシ基、ハロゲン置換低級アルキル基及びハロゲン原子からなる群から選ばれた置換基を有してもよいフェニル基
    (1−17)チエニル基
    (1−18)フリル基
    (1−19)チアゾリル基
    (1−20)トリアゾリル低級アルキル基
    (1−21)シクロC3−C8アルキルオキシ基
    (1−22)フェニル低級アルキル基
    (1−23)フェノキシ基
    (1−24)シクロC3−C8アルキル基
    (1−25)ピラゾリル基
    (1−26)ピロリル基
    (1−27)低級アルケニル基
    (1−28)オキソ基を有してもよいピロリジニル基
    (1−29)オキソ基及び低級アルキル基からなる群から選ばれた置換基を有してもよいジヒドロピラゾリル基
    (1−30)水酸基
    (1−31)テトラゾリル基
    (1−32)モルホリニル基
    (1−33)ピリミジニル基
    (1−34)低級アルキル基を有してもよいホモピペラジニル基
    (1−35)低級アルカノイルアミノ基
    (1−36)シクロC3−C8アルキルカルボニルアミノ基
    (1−37)フェノキシ低級アルキル基
    (1−38)チオモルホリノ基
    (1−39)ピペリジニル基
    (1−40)低級アルコキシ低級アルキル基
    (1−41)低級アルキル基、低級アルカノイル基及びシクロC3−C8アルキル基からなる群より選ばれた置換基を有してもよいアミノ基
    (1−42)モルホリニル低級アルキル基
    (1−43)ピペリジニル低級アルキル基
    (1−44)低級アルキルスルホニル基
    (1−45)アダマンチル低級アルキル基
    (1−46)低級アルキル基を有してもよいカルバモイル基]
    で表される複素環化合物又はその塩からなる医薬。
  2. 一般式(1)[式中、R及びRは、それぞれ、独立して、水素;ベンゼン環及び/又は低級アルキル基上に、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子、ハロゲン置換低級アルキル基、ハロゲン置換低級アルコキシ基、シクロC3−C8アルキル基及びシアノ基からなる群から選ばれた置換基を1〜3個有していてもよいフェニル低級アルキル基;シクロC3−C8アルキル低級アルキル基;単一のハロフェニル基を有していてもよいシクロC3−C8アルキル基を示し;又は、R及びRは、RとRに隣接する窒素を介してピロリジン環を形成してもよく、そのピロリジン環は、ハロフェニル基及び1個のハロゲン置換低級アルキル基を有するフェニル基からなる群より選ばれた1個の置換基を有していてもよく;
    は、低級アルキニル基、低級アルキル基を1〜2個有していてもよいアミノ基、低級アルコキシ基、低級アルキル基を1個有してもよいピペラジニル基、フェニルオキシ基、モルホリニル基又はピロリジニル基を示し;
    は、下記(1)〜(91)で示されるいずれかの基を示す。
    (1)フェニル基
    (2)ナフチル基
    (3)ジヒドロインデニル基
    (4)フェニル低級アルキル基
    (5)ピリジル基
    (6)ピリダジニル基
    (7)トリアゾリル基
    (8)ピリミジニル基
    (9)イミダゾリル基
    (10)ジヒドロピリジル基
    (11)キノリル基
    (12)イソキノリル基
    (13)テトラヒドロキノリル基
    (14)ジヒドロキノリル基
    (15)イミダゾピリジル基
    (16)ピラゾロピリジル基
    (17)インドリニル基
    (18)ナフチリジニル基
    (19)ベンゾイミダゾリル基
    (20)インドリジニル基
    (21)チエニル基
    (22)ベンゾチエニル基
    (23)ベンゾジオキソリル基
    (24)ベンゾフリル基
    (25)チエノピリジル基
    (26)チエノピロリル基
    (27)ジヒドロベンゾチアジニル基
    (28)イソオキサゾリル基
    (29)テトラヒドロベンゾオキサゼピニル基
    (30)インドリル基
    (31)ベンゾチアゾリル基
    (32)ジヒドロチエノジオキシニル基
    (33)ピロリジニル基
    (34)ジヒドロベンゾオキサジニル基
    (35)テトラヒドロキナゾリニル基
    (36)テトラヒドロキノキサリニル基
    (37)ジヒドロベンゾジオキシニル基
    (38)クロマニル基
    (39)ジヒドロピリドオキサジニル基
    (40)テトラヒドロナフチル基
    (41)ジヒドロベンゾフリル基
    (42)ジヒドロベンゾオキサゾリル基
    (43)テトラヒドロベンゾチエニル基
    (44)テトラヒドロシクロペンタピラゾリル基
    (45)ベンゾトリアゾリル基
    (46)ジヒドロベンゾイミダゾリル基
    (47)ジヒドロベンゾチアゾリル基
    (48)イソインドリニル基
    (49)テトラヒドロベンゾジアゼピニル基
    (50)ジヒドロベンゾジオキセピニル基
    (51)キノキサリニル基
    (52)インダゾリル基
    (53)シンノリニル基
    (54)ジヒドロフタラジニル基
    (55)ジヒドロナフチリジニル基
    (56)ヘキサヒドロキノリニル基
    (57)フロピロリル基
    (58)チエノピラジニル基
    (59)イミダゾチアゾリル基
    (60)キサンテニル基
    (61)ピペリジニル基
    (62)ピロリル基
    (63)ピラゾリル基
    (64)チアゾリル基
    (65)フリル基
    (66)ピラジニル基
    (67)ジヒドロピラゾリル基
    (68)チアゾリジニル基
    (69)テトラヒドロフラニル基
    (70)テトラヒドロピラニル基
    (71)チアジアゾリル基
    (72)ジヒドロピリダジニル基
    (73)チエニル低級アルキル基
    (74)シクロC3−C8アルキル基
    (75)低級アルキル基
    (76)ベンゾジオキソリルオキシ基
    (77)フェニルチオ低級アルキル基
    (78)フェニルシクロC3−C8アルキル基
    (79)フェノキシ低級アルキル基
    (80)フェニル低級アルケニル基
    (81)シクロC3−C8アルキル低級アルケニル基
    (82)ピリジル低級アルキル基
    (83)ベンゾフリル低級アルケニル基
    (84)ジヒドロベンゾフリル低級アルケニル基
    (85)ジヒドロベンゾジオキシニル低級アルケニル基
    (86)ジヒドロベンゾジオキシニルオキシ低級アルキル基
    (87)オキサゾリル基
    (88)ジヒドロインデニルオキシ低級アルキル基
    (89)ジヒドロピリミジニル基
    (90)ピリジルオキシ低級アルキル基
    (91)低級アルコキシ低級アルキル基
    式中、低級アルキル基、シクロアルキル環、芳香族環又は複素環上に、下記(1−1)〜(1−46)から選ばれた置換基を1〜4個有していてもよい。
    (1−1)ハロゲン原子
    (1−2)低級アルキル基
    (1−3)低級アルカノイル基
    (1−4)ハロゲン置換低級アルキル基
    (1−5)ハロゲン置換低級アルコキシ基
    (1−6)シアノ基
    (1−7)低級アルコキシ基
    (1−8)低級アルキルチオ基
    (1−9)低級アルキル基を1個有してもよいイミダゾリル基
    (1−10)オキサゾリル基
    (1−11)低級アルキル基を1個有していてもよいオキサジアゾリル基
    (1−12)トリアゾリル基
    (1−13)ベンゾイル基
    (1−14)ピリジル基
    (1−15)オキソ基
    (1−16)低級アルキル基、ハロゲン置換低級アルコキシ基、ハロゲン置換低級アルキル基及びハロゲン原子からなる群から選ばれた置換基を1個有してもよいフェニル基
    (1−17)チエニル基
    (1−18)フリル基
    (1−19)チアゾリル基
    (1−20)トリアゾリル低級アルキル基
    (1−21)シクロC3−C8アルキルオキシ基
    (1−22)フェニル低級アルキル基
    (1−23)フェノキシ基
    (1−24)シクロC3−C8アルキル基
    (1−25)低級アルキル基を1個有してもよいピラゾリル基
    (1−26)ピロリル基
    (1−27)低級アルケニル基
    (1−28)オキソ基を1個有してもよいピロリジニル基
    (1−29)オキソ基及び低級アルキル基からなる群から選ばれた置換基を1〜2個
    有してもよいジヒドロピラゾリル基
    (1−30)水酸基
    (1−31)テトラゾリル基
    (1−32)モルホリニル基
    (1−33)ピリミジニル基
    (1−34)低級アルキル基を1個有してもよいホモピペラジニル基
    (1−35)低級アルカノイルアミノ基
    (1−36)シクロC3−C8アルキルカルボニルアミノ基
    (1−37)フェノキシ低級アルキル基
    (1−38)チオモルホリノ基
    (1−39)ピペリジニル基
    (1−40)低級アルコキシ低級アルキル基
    (1−41)低級アルキル基、低級アルカノイル基及びシクロC3−C8アルキル基からなる群より選ばれた置換基を1〜2個有してもよいアミノ基
    (1−42)モルホリニル低級アルキル基
    (1−43)ピペリジニル低級アルキル基
    (1−44)低級アルキルスルホニル基
    (1−45)アダマンチル低級アルキル基
    (1−46)低級アルキル基を1〜2個有してもよいカルバモイル基]
    で表される請求項1に記載の医薬。
  3. 一般式(1)[式中、R及びRは、それぞれ、独立して、水素;ベンゼン環及び/又は低級アルキル基上に、低級アルコキシ基、ハロゲン原子及びハロゲン置換低級アルキル基からなる群から選ばれた置換基を1〜2個有していてもよいフェニル低級アルキル基;シクロC3−C8アルキル低級アルキル基;1個のモノハロフェニル基を有していてもよいシクロC3−C8アルキル基を示し;又は、R及びRは、RとRに隣接する窒素を介してピロリジン環を形成してもよく、そのピロリジン環は、ハロフェニル基及び1個のハロゲン置換低級アルキル基を有するフェニル基からなる群より選ばれた1個の置換基を有していてもよく;
    は、低級アルキニル基、低級アルキル基を1〜2個有していてもよいアミノ基、低級アルコキシ基、モルホリニル基又はピロリジニル基を示し;
    は、下記(1)〜(90)で示されるいずれかの基を示す。
    (1)フェニル基
    (4)フェニル低級アルキル基
    (5)ピリジル基
    (11)キノリル基
    (12)イソキノリル基
    (13)テトラヒドロキノリル基
    (16)ピラゾロピリジル基
    (19)ベンゾイミダゾリル基
    (21)チエニル基
    (22)ベンゾチエニル基
    (23)ベンゾジオキソリル基
    (24)ベンゾフリル基
    (25)チエノピリジル基
    (30)インドリル基
    (37)ジヒドロベンゾジオキシニル基
    (40)テトラヒドロナフチル基
    (57)フロピロリル基
    (63)ピラゾリル基
    (65)フリル基
    (77)フェニルチオ低級アルキル基
    (79)フェノキシ低級アルキル基
    (80)フェニル低級アルケニル基
    (88)ジヒドロインデニルオキシ低級アルキル基
    (90)ピリジルオキシ低級アルキル基
    式中、低級アルキル基、シクロアルキル環、芳香族環又は複素環上に、下記(1−1)〜(1−46)から選ばれた置換基を1〜3個有していてもよい。
    (1−1)ハロゲン原子
    (1−2)低級アルキル基
    (1−5)ハロゲン置換低級アルコキシ基
    (1−6)シアノ基
    (1−7)低級アルコキシ基
    (1−9)1個の低級アルキル基を有してもよいイミダゾリル基
    (1−10)オキサゾリル基
    (1−15)オキソ基
    (1−17)チエニル基
    (1−27)低級アルケニル基
    (1−46)低級アルキル基を1〜2個有してもよいカルバモイル基]
    で表される請求項2に記載の医薬。
  4. 一般式(1)[式中、Rは、下記基(1)〜(90)のいずれか1つを表す。
    (1)ハロゲン原子、低級アルキル基、ハロゲン置換低級アルコキシ基、シアノ基、低級アルコキシ基、低級アルケニル基、オキサゾリル基、低級アルキル基を1〜2個有してもよいカルバモイル基及びイミダゾリル基からなる群から選ばれた置換基を1〜3個有してもよいフェニル基
    (4)1個のハロゲン原子を有してもよいフェニル低級アルキル基
    (5)シアノ基及び低級アルコキシ基からなる群から選ばれた置換基を1〜2個有してもよいピリジル基
    (11)1個のハロゲン原子を有してもよいキノリル基
    (13)低級アルキル基及びオキソ基からなる群から選ばれた置換基を1〜2個有してもよいテトラヒドロキノリル基
    (16)ピラゾロピリジル基
    (19)ハロゲン原子及び低級アルキル基からなる群から選ばれた置換基を1〜2個有してもよいベンゾイミダゾリル基
    (21)低級アルキル基、低級アルコキシ基及びハロゲン原子からなる群から選ばれた1個の置換基を有してもよいチエニル基
    (22)ベンゾチエニル基
    (23)ベンゾジオキソリル基
    (24)ハロゲン原子及び低級アルコキシ基からなる群から選ばれた1個の置換基を有してもよいベンゾフリル基
    (25)チエノピリジル基
    (30)ハロゲン原子及び低級アルキル基からなる群から選ばれた置換基を1〜2個有してもよいインドリル基
    (37)ジヒドロベンゾジオキシニル基
    (40)テトラヒドロナフチル基
    (57)1個の低級アルキル基を有してもよいフロピロリル基
    (63)チエニル基及び低級アルキル基からなる群から選ばれた置換基を1〜2個有してもよいピラゾリル基
    (65)1個のハロゲン原子を有してもよいフリル基
    (77)1個のハロゲン原子を有してもよいフェニルチオ低級アルキル基
    (79)ハロゲン原子及びシアノ基からなる群から選ばれた置換基を1〜2個有してもよいフェノキシ低級アルキル基
    (80)1個のハロゲン原子を有してもよいフェニル低級アルケニル基
    (88)ジヒドロインデニルオキシ低級アルキル基
    (90)ピリジルオキシ低級アルキル基]
    で表される請求項3に記載の医薬。
  5. ストレス性疾患を予防又は治療するための請求項1〜4のいずれか一項に記載の医薬。
  6. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の一般式(1)で表される複素環化合物又はその塩を有効成分とするGPR10拮抗剤。
  7. 呼吸器系障害、消化器障害、循環器系障害、内分泌・代謝系障害、神経系障害、摂食障害、骨・筋肉系障害、皮膚障害、泌尿器系障害、耳鼻咽頭系障害、口腔系障害、眼科系障害、婦人科系障害からなる群より選ばれるストレス性疾患を予防又は治療するための請求項5に記載の医薬。
  8. 摂食障害を治療又は予防するための請求項7に記載の医薬。
  9. 有効成分として請求項1〜4のいずれか一項に記載の複素環化合物又はその塩及び薬学的に認容される担体を含む医薬組成物。
  10. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の一般式(1)で表される複素環化合物又はその塩と医薬上許容され得る担体とを混合することを含む医薬組成物の製造方法。
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