JPWO2019236890A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2019236890A5 JPWO2019236890A5 JP2021518047A JP2021518047A JPWO2019236890A5 JP WO2019236890 A5 JPWO2019236890 A5 JP WO2019236890A5 JP 2021518047 A JP2021518047 A JP 2021518047A JP 2021518047 A JP2021518047 A JP 2021518047A JP WO2019236890 A5 JPWO2019236890 A5 JP WO2019236890A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nitrogen
- ring
- pharmaceutical composition
- membered
- partially unsaturated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N nitrogen Substances N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 26
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 claims description 19
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 claims description 18
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 claims description 17
- 125000005842 heteroatom Chemical group 0.000 claims description 15
- NINIDFKCEFEMDL-UHFFFAOYSA-N Sulfur Chemical group [S] NINIDFKCEFEMDL-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 14
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical group [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 14
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 claims description 14
- 239000001301 oxygen Chemical group 0.000 claims description 14
- 229910052717 sulfur Chemical group 0.000 claims description 14
- 239000011593 sulfur Chemical group 0.000 claims description 14
- 101000685982 Homo sapiens NAD(+) hydrolase SARM1 Proteins 0.000 claims description 12
- 102100023356 NAD(+) hydrolase SARM1 Human genes 0.000 claims description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 125000001997 phenyl group Chemical group [H]C1=C([H])C([H])=C(*)C([H])=C1[H] 0.000 claims description 9
- 125000001931 aliphatic group Chemical group 0.000 claims description 8
- 125000003118 aryl group Chemical group 0.000 claims description 8
- 125000000151 cysteine group Chemical group N[C@@H](CS)C(=O)* 0.000 claims description 8
- 230000003376 axonal effect Effects 0.000 claims description 7
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 claims description 7
- 230000007850 degeneration Effects 0.000 claims description 6
- 125000001072 heteroaryl group Chemical group 0.000 claims description 6
- QJGQUHMNIGDVPM-UHFFFAOYSA-N nitrogen group Chemical group [N] QJGQUHMNIGDVPM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 6
- 125000000623 heterocyclic group Chemical group 0.000 claims description 5
- 125000006570 (C5-C6) heteroaryl group Chemical group 0.000 claims description 4
- 125000002619 bicyclic group Chemical group 0.000 claims description 4
- 201000010099 disease Diseases 0.000 claims description 4
- 208000037265 diseases, disorders, signs and symptoms Diseases 0.000 claims description 4
- 229910052736 halogen Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 claims description 4
- 125000004435 hydrogen atom Chemical group [H]* 0.000 claims description 4
- 125000004429 atom Chemical group 0.000 claims description 3
- 125000006163 5-membered heteroaryl group Chemical group 0.000 claims description 2
- -1 carbocycle Chemical group 0.000 claims description 2
- 125000002837 carbocyclic group Chemical group 0.000 claims description 2
- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 claims description 2
- 125000004433 nitrogen atom Chemical group N* 0.000 claims description 2
- 239000008194 pharmaceutical composition Substances 0.000 claims 9
- 125000005843 halogen group Chemical group 0.000 claims 2
- 150000002367 halogens Chemical class 0.000 description 2
- 238000003556 assay Methods 0.000 description 1
- 239000012472 biological sample Substances 0.000 description 1
- 238000013467 fragmentation Methods 0.000 description 1
- 238000006062 fragmentation reaction Methods 0.000 description 1
Description
結果を下記の表3に示す。本明細書に記載の化合物は、細胞アッセイにおける軸索断片化の保護を示し、IC50 10~30μM(B)、<10μM(A)によってグループ化した。
表3
なお、本発明は以下の態様を含みうる。
[1]式II:
II
[式中、
R 1 は、-CN、-NO 2 、-C(O)R、-S(O) 2 R、-CON(R) 2 、-S(O) 2 N(R) 2 、-CO 2 R、-C(=NR)N(R) 2 、ならびに窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される2~3個のヘテロ原子を有する5員ヘテロアリール環から選択され;
R 2 は、-Rであり;
R 3 は、-(CH 2 ) 0-2 Cyであるか、あるいは
R 2 およびR 3 は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、Cyに縮合された4~7員飽和または部分不飽和環、あるいは-Cyで置換された4~7員飽和または部分不飽和環を形成し;
Cyは、フェニル、3~7員の飽和または部分不飽和炭素環;窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を有する5または6員ヘテロアリール環;窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を有する8~10員二環式ヘテロアリール環;ならびに8~10員二環式アリール環から選択されるものであって、各フェニル、炭素環、ヘテロアリールおよびアリール環は、0~4個のR x で置換され;
各R x は、独立して、ハロゲン、-CN、-NO 2 、-OR、-SR、-N(R) 2 、-SO 2 R、-SO 2 N(R) 2 、-CO 2 R、-CON(R) 2 、-N(R)SO 2 R、-N(R)C(O)R、適宜置換されていてもよいC 1-6 脂肪族基;窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される1~2個のヘテロ原子を有する適宜置換されていてもよい5または6員飽和または部分不飽和ヘテロ環;ならびに窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される1~2個のヘテロ原子を有する適宜置換されていてもよい8~10員ヘテロアリール環から選択され;
R 4 は、-Rであり;ならびに
各Rは、独立して、水素、適宜置換されていてもよいC 1-6 脂肪族、適宜置換されていてもよいフェニル、あるいは適宜置換されていてもよい3~7員の飽和または部分不飽和炭素環であるか、あるいは:
Rが2つの場合、それらが結合している原子と一緒になって、3~6員飽和または部分不飽和ヘテロ環を形成する]
で示される化合物またはその医薬的に許容される塩。
[2]式I:
I
[式中、
R 1 は、-CN、-NO 2 、-C(O)R、-S(O) 2 R、-CON(R) 2 、-S(O) 2 N(R) 2 、および-CO 2 Rから選択され;
R 2 は、-Rであり;
R 3 は、-(CH 2 ) 0-2 Cyであるか、または
R 2 およびR 3 は、それらが結合している窒素と一緒になって、Cyに縮合された4~7員飽和または部分不飽和環、あるいは-Cyで置換された4~7員飽和または部分不飽和環を形成し;
Cyは、フェニル;窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を有する5または6員ヘテロアリール環;窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を有する8~10員二環式ヘテロアリール環;ならびに8~10員二環式アリール環から選択されるものであって、各フェニル、ヘテロアリールおよびアリール環は、0~4個の-R x で置換され;
各-R x は、独立して、ハロゲン、-CN、-NO 2 、-OR、-SR、-N(R) 2 、-SO 2 R、-SO 2 N(R) 2 、-CO 2 R、-CON(R) 2 、-N(R)SO 2 R、-N(R)C(O)R、および適宜置換されていてもよいC 1-6 脂肪族から選択され;
R 4 は、-Rであり;
各Rは、独立して、水素または適宜置換されていてもよいC 1-6 脂肪族であるか;あるいは
Rが2つの場合、それらが結合している原子と一緒になって、3~6員飽和または部分不飽和ヘテロ環を形成する]
で示される、上記[1]に記載の化合物またはその医薬的に許容される塩。
[3]R 1 が、-CN、-CON(R) 2 、および-C(=NR)N(R) 2 から選択され、ならびに
R 2 が、-Hおよび-CH 3 から選択される、上記[1]に記載の化合物。
[4]R 1 が、-CN、-CON(R) 2 、および-C(=NR)N(R) 2 から選択され、
R 2 が、-Hおよび-CH 3 から選択され、
R 3 が、-Cyであり;ならびに
-Cyが、
から選択される、上記[1]に記載の化合物。
[5]R 1 が、-CNであり、ならびに
R 2 が、-Hである、上記[4]に記載の化合物。
[6]R 1 が、-CONH 2 であり、ならびに
R 2 が、-Hである、上記[4]に記載の化合物。
[7](i)軸索変性によって特徴付けられる病気に罹っているか、または(ii)軸索変性によって特徴付けられる病気を発症するリスクを有する対象に投与する工程を含む、方法。
[8]軸索変性を治療するためか、または予防するための方法であって、上記[1]~[6]のいずれかに記載の化合物を、それを必要とする対象に投与することを特徴とする方法。
[9]SARM1を阻害するための方法であって、生物学的試料を上記[1]~[6]のいずれかに記載の化合物と接触させることを含む、方法。
[10]SARM1が、SARM1のシステイン残基を共有結合で改変させることによって阻害される、上記[9]に記載の方法。
[11]SARM1のシステイン残基が、Cys635である、上記[10]に記載の方法。
[12]SARM1のシステイン残基が、Cys629である、上記[10]に記載の方法。
[13]SARM1のシステイン残基が、Cys649である、上記[10]に記載の方法。
表3
なお、本発明は以下の態様を含みうる。
[1]式II:
[式中、
R 1 は、-CN、-NO 2 、-C(O)R、-S(O) 2 R、-CON(R) 2 、-S(O) 2 N(R) 2 、-CO 2 R、-C(=NR)N(R) 2 、ならびに窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される2~3個のヘテロ原子を有する5員ヘテロアリール環から選択され;
R 2 は、-Rであり;
R 3 は、-(CH 2 ) 0-2 Cyであるか、あるいは
R 2 およびR 3 は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、Cyに縮合された4~7員飽和または部分不飽和環、あるいは-Cyで置換された4~7員飽和または部分不飽和環を形成し;
Cyは、フェニル、3~7員の飽和または部分不飽和炭素環;窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を有する5または6員ヘテロアリール環;窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を有する8~10員二環式ヘテロアリール環;ならびに8~10員二環式アリール環から選択されるものであって、各フェニル、炭素環、ヘテロアリールおよびアリール環は、0~4個のR x で置換され;
各R x は、独立して、ハロゲン、-CN、-NO 2 、-OR、-SR、-N(R) 2 、-SO 2 R、-SO 2 N(R) 2 、-CO 2 R、-CON(R) 2 、-N(R)SO 2 R、-N(R)C(O)R、適宜置換されていてもよいC 1-6 脂肪族基;窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される1~2個のヘテロ原子を有する適宜置換されていてもよい5または6員飽和または部分不飽和ヘテロ環;ならびに窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される1~2個のヘテロ原子を有する適宜置換されていてもよい8~10員ヘテロアリール環から選択され;
R 4 は、-Rであり;ならびに
各Rは、独立して、水素、適宜置換されていてもよいC 1-6 脂肪族、適宜置換されていてもよいフェニル、あるいは適宜置換されていてもよい3~7員の飽和または部分不飽和炭素環であるか、あるいは:
Rが2つの場合、それらが結合している原子と一緒になって、3~6員飽和または部分不飽和ヘテロ環を形成する]
で示される化合物またはその医薬的に許容される塩。
[2]式I:
[式中、
R 1 は、-CN、-NO 2 、-C(O)R、-S(O) 2 R、-CON(R) 2 、-S(O) 2 N(R) 2 、および-CO 2 Rから選択され;
R 2 は、-Rであり;
R 3 は、-(CH 2 ) 0-2 Cyであるか、または
R 2 およびR 3 は、それらが結合している窒素と一緒になって、Cyに縮合された4~7員飽和または部分不飽和環、あるいは-Cyで置換された4~7員飽和または部分不飽和環を形成し;
Cyは、フェニル;窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を有する5または6員ヘテロアリール環;窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を有する8~10員二環式ヘテロアリール環;ならびに8~10員二環式アリール環から選択されるものであって、各フェニル、ヘテロアリールおよびアリール環は、0~4個の-R x で置換され;
各-R x は、独立して、ハロゲン、-CN、-NO 2 、-OR、-SR、-N(R) 2 、-SO 2 R、-SO 2 N(R) 2 、-CO 2 R、-CON(R) 2 、-N(R)SO 2 R、-N(R)C(O)R、および適宜置換されていてもよいC 1-6 脂肪族から選択され;
R 4 は、-Rであり;
各Rは、独立して、水素または適宜置換されていてもよいC 1-6 脂肪族であるか;あるいは
Rが2つの場合、それらが結合している原子と一緒になって、3~6員飽和または部分不飽和ヘテロ環を形成する]
で示される、上記[1]に記載の化合物またはその医薬的に許容される塩。
[3]R 1 が、-CN、-CON(R) 2 、および-C(=NR)N(R) 2 から選択され、ならびに
R 2 が、-Hおよび-CH 3 から選択される、上記[1]に記載の化合物。
[4]R 1 が、-CN、-CON(R) 2 、および-C(=NR)N(R) 2 から選択され、
R 2 が、-Hおよび-CH 3 から選択され、
R 3 が、-Cyであり;ならびに
-Cyが、
[5]R 1 が、-CNであり、ならびに
R 2 が、-Hである、上記[4]に記載の化合物。
[6]R 1 が、-CONH 2 であり、ならびに
R 2 が、-Hである、上記[4]に記載の化合物。
[7](i)軸索変性によって特徴付けられる病気に罹っているか、または(ii)軸索変性によって特徴付けられる病気を発症するリスクを有する対象に投与する工程を含む、方法。
[8]軸索変性を治療するためか、または予防するための方法であって、上記[1]~[6]のいずれかに記載の化合物を、それを必要とする対象に投与することを特徴とする方法。
[9]SARM1を阻害するための方法であって、生物学的試料を上記[1]~[6]のいずれかに記載の化合物と接触させることを含む、方法。
[10]SARM1が、SARM1のシステイン残基を共有結合で改変させることによって阻害される、上記[9]に記載の方法。
[11]SARM1のシステイン残基が、Cys635である、上記[10]に記載の方法。
[12]SARM1のシステイン残基が、Cys629である、上記[10]に記載の方法。
[13]SARM1のシステイン残基が、Cys649である、上記[10]に記載の方法。
Claims (13)
- 式II:
II
[式中、
R1は、-CN、-NO2、-C(O)R、-S(O)2R、-CON(R)2、-S(O)2N(R)2、-CO2R、-C(=NR)N(R)2、ならびに窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される2~3個のヘテロ原子を有する5員ヘテロアリール環から選択され;
R2は、-Rであり;
R3は、-(CH2)0-2Cyであるか、あるいは
R2およびR3は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、Cyに縮合された4~7員飽和または部分不飽和環、あるいは-Cyで置換された4~7員飽和または部分不飽和環を形成し;
Cyは、フェニル、3~7員の飽和または部分不飽和炭素環;窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を有する5または6員ヘテロアリール環;窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を有する8~10員二環式ヘテロアリール環;ならびに8~10員二環式アリール環から選択されるものであって、各フェニル、炭素環、ヘテロアリールおよびアリール環は、0~4個のRxで置換され;
各Rxは、独立して、ハロゲン、-CN、-NO2、-OR、-SR、-N(R)2、-SO2R、-SO2N(R)2、-CO2R、-CON(R)2、-N(R)SO2R、-N(R)C(O)R、適宜置換されていてもよいC1-6脂肪族基;窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される1~2個のヘテロ原子を有する適宜置換されていてもよい5または6員飽和または部分不飽和ヘテロ環;ならびに窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される1~2個のヘテロ原子を有する適宜置換されていてもよい8~10員ヘテロアリール環から選択され;
R4は、-Rであり;ならびに
各Rは、独立して、水素、適宜置換されていてもよいC1-6脂肪族、あるいは適宜置換されていてもよい3~7員の飽和または部分不飽和炭素環であるか、あるいは:
Rが2つの場合、それらが結合している原子と一緒になって、3~6員飽和または部分不飽和ヘテロ環を形成する]
で示される化合物またはその医薬的に許容される塩。 - 式I:
I
[式中、
R1は、-CN、-NO2、-C(O)R、-S(O)2R、-CON(R)2、-S(O)2N(R)2、および-CO2Rから選択され;
R2は、-Rであり;
R3は、-(CH2)0-2Cyであるか、または
R2およびR3は、それらが結合している窒素と一緒になって、Cyに縮合された4~7員飽和または部分不飽和環、あるいは-Cyで置換された4~7員飽和または部分不飽和環を形成し;
Cyは、フェニル;窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を有する5または6員ヘテロアリール環;窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を有する8~10員二環式ヘテロアリール環;ならびに8~10員二環式アリール環から選択されるものであって、各フェニル、ヘテロアリールおよびアリール環は、0~4個の-Rxで置換され;
各-Rxは、独立して、ハロゲン、-CN、-NO2、-OR、-SR、-N(R)2、-SO2R、-SO2N(R)2、-CO2R、-CON(R)2、-N(R)SO2R、-N(R)C(O)R、および適宜置換されていてもよいC1-6脂肪族から選択され;
R4は、-Rであり;
各Rは、独立して、水素または適宜置換されていてもよいC1-6脂肪族であるか;あるいは
Rが2つの場合、それらが結合している原子と一緒になって、3~6員飽和または部分不飽和ヘテロ環を形成する]
で示される、請求項1に記載の化合物またはその医薬的に許容される塩。 - R1が、-CN、-CON(R)2、および-C(=NR)N(R)2から選択され、ならびに
R2が、-Hおよび-CH3から選択される、請求項1に記載の化合物。 - R1が、-CNであり、ならびに
R2が、-Hである、請求項4に記載の化合物。 - R1が、-CONH2であり、ならびに
R2が、-Hである、請求項4に記載の化合物。 - 請求項1~6のいずれか1項に記載の化合物またはその医薬的に許容される塩を含む、医薬組成物であって、前記医薬組成物が、(i)軸索変性によって特徴付けられる病気に罹っているか、または(ii)軸索変性によって特徴付けられる病気を発症するリスクを有する対象に投与される、医薬組成物。
- 軸索変性の治療または予防に用いられる医薬組成物であって、請求項1~6のいずれか1項に記載の化合物またはその医薬的に許容される塩を含む、医薬組成物。
- SARM1を阻害するための方法に用いられる、請求項1~6のいずれか1項に記載の化合物またはその医薬的に許容される塩を含む、医薬組成物であって、前記方法が、生物学的試料を前記医薬組成物と接触させることを含む、医薬組成物。
- SARM1が、SARM1のシステイン残基を共有結合で改変させることによって阻害される、請求項9に記載の医薬組成物。
- SARM1のシステイン残基が、Cys635である、請求項10に記載の医薬組成物。
- SARM1のシステイン残基が、Cys629である、請求項10に記載の医薬組成物。
- SARM1のシステイン残基が、Cys649である、請求項10に記載の医薬組成物。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201862682054P | 2018-06-07 | 2018-06-07 | |
US62/682,054 | 2018-06-07 | ||
PCT/US2019/035846 WO2019236890A1 (en) | 2018-06-07 | 2019-06-06 | Inhibitors of sarm1 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021527126A JP2021527126A (ja) | 2021-10-11 |
JPWO2019236890A5 true JPWO2019236890A5 (ja) | 2023-02-10 |
JP7481329B2 JP7481329B2 (ja) | 2024-05-10 |
Family
ID=68770700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021518047A Active JP7481329B2 (ja) | 2018-06-07 | 2019-06-06 | Sarm1阻害剤 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20210261537A1 (ja) |
EP (1) | EP3801503A4 (ja) |
JP (1) | JP7481329B2 (ja) |
CN (1) | CN112867489A (ja) |
CA (1) | CA3108669A1 (ja) |
MA (1) | MA52812A (ja) |
WO (1) | WO2019236890A1 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA3116729C (en) * | 2018-10-19 | 2024-05-28 | Disarm Therapeutics, Inc. | Inhibitors of sarm1 in combination with nad+ or a nad+ precursor |
JP7212781B2 (ja) | 2018-12-19 | 2023-01-25 | ディスアーム セラピューティクス, インコーポレイテッド | 神経保護剤と組み合わせたsarm1の阻害剤 |
WO2020247701A2 (en) * | 2019-06-06 | 2020-12-10 | Disarm Therapeutics, Inc. | Inhibitors of sarm1 |
MX2022006146A (es) * | 2019-11-26 | 2022-10-18 | Disarm Therapeutics Inc | Metodos y composiciones para la neuroproteccion. |
KR102491260B1 (ko) * | 2019-12-26 | 2023-01-27 | 연세대학교 산학협력단 | 피롤리딘 유도체 및 이를 포함하는 베타-아밀로이드 또는 타우 단백질 관련 질병의 예방 또는 치료용 약학 조성물 |
KR20220164471A (ko) * | 2020-01-07 | 2022-12-13 | 디스암 테라퓨틱스, 인크. | Sarm1의 억제제 |
WO2022031736A1 (en) | 2020-08-04 | 2022-02-10 | Nura Bio, Inc. | Substituted pyridine derivatives as sarm1 inhibitors |
TW202334117A (zh) | 2020-08-24 | 2023-09-01 | 美商達薩瑪治療公司 | Sarm1之抑制劑 |
EP4214197A1 (en) * | 2020-09-16 | 2023-07-26 | Nura Bio, Inc. | Substituted pyridine derivatives as sarm1 inhibitors |
CN114470215A (zh) * | 2020-11-12 | 2022-05-13 | 北京科辉智药生物科技有限责任公司 | Sarm1酶活性抑制剂及其在神经退行性疾病中的应用 |
CN116568678A (zh) * | 2020-12-08 | 2023-08-08 | 达萨玛治疗公司 | Sarm1的苯并吡唑抑制剂 |
TW202313009A (zh) | 2021-07-28 | 2023-04-01 | 美商努拉生物科技公司 | 作為sarm1抑制劑之經取代的吡啶衍生物 |
WO2023193809A1 (zh) * | 2022-04-08 | 2023-10-12 | 深圳众格生物科技有限公司 | Sarm1抑制剂化合物、包含其的药物组合物及其制备方法和用途 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7109208B2 (en) * | 2001-04-11 | 2006-09-19 | Senju Pharmaceutical Co., Ltd. | Visual function disorder improving agents |
US6989451B2 (en) * | 2002-06-04 | 2006-01-24 | Valeant Research & Development | Heterocyclic compounds and uses thereof |
US6727241B2 (en) * | 2002-06-12 | 2004-04-27 | Chemocentryx | Anti-inflammatory compositions and methods of use |
US20060217390A1 (en) * | 2005-02-24 | 2006-09-28 | Esmir Gunic | Cycloalkl, aryl and heteroaryl amino isothiazoles for the treatment of Hepatitis C virus |
WO2006133417A1 (en) * | 2005-06-07 | 2006-12-14 | Valeant Pharmaceuticals International | Phenylamino isothiazole carboxamidines as mek inhibitors |
WO2008151183A1 (en) * | 2007-06-04 | 2008-12-11 | Avila Therapeutics, Inc. | Heterocyclic compounds and uses thereof |
IL251949A0 (en) * | 2017-04-26 | 2017-07-31 | Medical Res Infrastructure & Health Services Fund Tel Aviv Medical Ct | Small organic molecules for use in the treatment of neuro-inflammatory diseases |
JP7212781B2 (ja) * | 2018-12-19 | 2023-01-25 | ディスアーム セラピューティクス, インコーポレイテッド | 神経保護剤と組み合わせたsarm1の阻害剤 |
-
2019
- 2019-06-06 JP JP2021518047A patent/JP7481329B2/ja active Active
- 2019-06-06 EP EP19815890.9A patent/EP3801503A4/en active Pending
- 2019-06-06 CA CA3108669A patent/CA3108669A1/en active Pending
- 2019-06-06 WO PCT/US2019/035846 patent/WO2019236890A1/en unknown
- 2019-06-06 MA MA052812A patent/MA52812A/fr unknown
- 2019-06-06 CN CN201980052440.2A patent/CN112867489A/zh active Pending
- 2019-06-06 US US16/972,670 patent/US20210261537A1/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2405774C9 (ru) | Гетероциклические ингибиторы аспартилпротеазы | |
JPWO2019236890A5 (ja) | ||
RU2353616C2 (ru) | Производные 2-пиридона в качестве ингибиторов эластазы нейтрофилов и их применение | |
JP2019013227A5 (ja) | ||
RU2350605C2 (ru) | Аналоги хиназолина в качестве ингибиторов рецепторных тирозинкиназ | |
RU2007101653A (ru) | Производные 1-азабицикло[3.3.1]нонанов | |
JP2015531773A (ja) | スルファモイル−アリールアミド及びb型肝炎の治療のための薬剤としてのその使用 | |
JP2019518046A5 (ja) | ||
RU2007124329A (ru) | ПРОИЗВОДНЫЕ 5-ГИДРОКСИБЕНЗОТИАЗОЛА В КАЧЕСТВЕ АГОНИСТОВ β2 АДРЕНОРЕЦЕПТОРОВ | |
JP2004532235A (ja) | 望ましくないサイトカイン活性に関連する疾患を治療するのに有用なトリアゾール化合物 | |
JP2007527919A5 (ja) | ||
DE60220255T2 (de) | N-phenylarylsulfonamidverbindung, arzneimittel, das diese verbindung als wirkstoff enthält, zwischenprodukt für die verbindung und verfahren zu dessen herstellung | |
RU2008119994A (ru) | Ингибиторы калиевых каналов | |
RU2017101829A (ru) | Пиразоловые соединения в качестве модуляторов fshr и пути их применения | |
IL205501A (en) | Preparation of preparations for the treatment of arthritis | |
SG184721A1 (en) | Method of treating polycystic kidney diseases with ceramide derivatives | |
JP2017521428A (ja) | ウイルス感染症の治療に使用するためのイソインドリン誘導体 | |
JP2014522396A (ja) | 置換2−ベンジリデン−2H−ベンゾ[b][1,4]チアジン−3(4H)−オン、その誘導体及びその治療上の使用 | |
JP2013542267A5 (ja) | ||
CN115867348A (zh) | 作为il-17调节剂的咪唑并嘧啶 | |
FR2779724A1 (fr) | Derives du pyrrole, leur preparation et les compositions pharmaceutiques qui les contiennent | |
JP2017521455A (ja) | 抗HIV作用を有するフェニル及びtert−ブチル酢酸置換ピリジノン | |
JP2017524742A (ja) | テトラヒドロキノリン誘導体の調製のための合成中間体の調製方法 | |
RU2221788C2 (ru) | Оксоциклические соединения мочевины, фармацевтическая композиция, способ лечения | |
JP2005527521A5 (ja) |