JPWO2020261548A1 - 溶接ビード切削装置 - Google Patents

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Abstract

角形鋼管(50)の突合せ溶接部の溶接ビード(51)を切削する溶接ビード切削装置(1)であって、基体(10)と、基体(10)を角形鋼管(50)に固定する固定具(2)と、回転駆動され溶接ビード(51)を切削する切削刃(30)と、基体(10)に取り付けられ、角形鋼管(50)の辺方向に移動可能な移動体(20)とを備えており、切削刃(30)は移動体(20)と一体に移動し、固定具(2)で基体(10)を角形鋼管(50)に固定した状態で、移動体(20)を移動させながら、切削刃(30)で溶接ビード(51)を切削する。このことにより、構造が簡単でかつ小型化を図りつつ、角形鋼管の溶接ビードの除去の作業負担を軽減できる溶接ビード切削装置が実現できる。

Description

本発明は、角形鋼管の突合せ溶接部の溶接ビードを切削する溶接ビード切削装置に関する。
建築物において、主要な構造体として鋼製の部材を用いる鉄骨構造が知られている。鉄骨構造には角形鋼管同士を接合した柱が用いられる。図11は角形鋼管50同士の接合前の状態を示す斜視図である。下側の角形鋼管50に裏当金54を嵌め込んで、下側の角形鋼管50に裏当金54を溶接し、裏当金54の延出部に上側の角形鋼管50を差し込んで上下の角形鋼管50同士を連結する。図12は上下の角形鋼管50同士を連結した状態の断面図を示している。本図の状態にでは、角形鋼管50の面取り部53で形成された溝部に板状のダイヤフラム55が取り付けられている。この溝部を溶接することにより、角形鋼管50同士を接合した柱にダイヤフラム55が接合される。
一方、角形鋼管50は鋼材をプレス成形し、突合せ部を溶接により接合したものである。このため、図11に示したように、角形鋼管50の突合せ部には凸状の溶接ビード51が形成される。溶接ビード51が残った状態であると、裏当金54を角形鋼管50の内周面に沿って嵌め込むことができないため、溶接ビード51の一部を除去する必要があった。この作業を手作業で行うと多大な労力を要することから、特許文献1には、溶接ビード51の除去を自動的に行う切削装置が提案されていた。
特開2008−93758号公報
しかしながら、特許文献1に記載の切削装置は、溶接ビードを切削するカッターに加え、ワーク(角形鋼管)を支持する載置台、ワークをクランプ固定する固定手段、ワークにおける長手方向の端部位置を規制する位置決め手段、カッターを三方向に移動操作する移動手段、溶接ビード部に近接するワークの一辺内周面を検出する内面検出手段及び内面検出手段の検出信号によって前記移動手段を駆動制御する駆動制御手段を備えたものであり、装置が複雑かつ大規模なものであり、手作業により溶接ビードの除去作業は省けても取り扱いは容易なものではなかった。
本発明は、前記のような従来の問題を解決するものであり、構造が簡単でかつ小型化を図りつつ、角形鋼管の溶接ビードの除去の作業負担を軽減できる溶接ビード切削装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の溶接ビード切削装置は、角形鋼管の突合せ溶接部の溶接ビードを切削する溶接ビード切削装置であって、前記基体を前記角形鋼管に固定する固定具と、回転駆動され前記溶接ビードを切削する切削刃と、前記基体に取り付けられ、前記角形鋼管の辺方向に移動可能な移動体とを備えており、前記切削刃は前記移動体と一体に移動し、前記固定具で前記基体を前記角形鋼管に固定した状態で、前記移動体を移動させながら、前記切削刃で前記溶接ビードを切削することを特徴とする。
本発明の溶接ビード切削装置は、基体と切削刃等の付属部品が取り付けられた移動体で主要部が構成されるので、大規模な装置や複雑な装置は必要とせず、構造が簡単でかつ小型化及び軽量化を図ることができる。このため、持ち運びが容易になり、角形鋼管への脱着作業も容易になり、さらに作業時の取り扱いも容易になるため、作業負担が軽減されることになる。
また、角形鋼管が変形していても、固定具による基体の固定を角形鋼管の平面部で行うことにより、基体及び基体と一体の移動体の水平度が保たれるので、移動体と一体に切削刃は水平移動し、切削面は水平面となる。このため、角形鋼管の内周面が切削刃により過不足なく切削され、削り過ぎや削り残しを防止することができる。さらに、角形鋼管は納品時には、溶接ビードが上面側又は側面側にあるのが通常であり、本発明に係る溶接ビード切削装置は、納品時に溶接ビードが上面側又は側面側のいずれにあっても納品時の状態で作業が可能であるので、角形鋼管の反転等の作業を省くことができる。
前記本発明の溶接ビード切削装置においては、下記の各構成とすることが好ましい。前記移動体にねじ軸が回転可能に固定されており、前記基体に前記ねじ軸と螺合するナットが固定されており、前記ねじ軸の回転により、前記移動体が前記角形鋼管の辺方向に移動可能であることが好ましい。この構成によれば、簡単な構造で移動体の移動機構を実現することができる。
前記基体及び前記移動体の前記切削刃の回転軸回りの回転と一体に回転する回転体と、前記回転体を回転可能に支持する支持具とをさらに備えており、前記支持具が固定された状態で前記回転体が回転することにより、前記基体及び前記移動体が水平状態と垂直状態との間で回転移動可能であることが好ましい。この構成によれば、基体及び移動体を含む装置本体を水平状態と垂直状態との間で容易に回転移動させることが可能になり、納品時に溶接ビードが上面側又は側面側のいずれにあっても、溶接ビード切削装置の角形鋼管への装着が容易になる。
前記切削刃は、前記移動体に移動可能に取り付けられた位置調整体に固定されており、前記位置調整体の移動により、前記切削刃の位置調整が可能であることが好ましい。この構成によれば、溶接ビード切削装置の角形鋼管への脱着が容易になるとともに、切削刃の設定位置の自由度が高まり、より精度の高い切削が可能になる。
前記基体における前記固定具の配置位置を調整可能にして、前記角形鋼管の辺方向における前記固定具の固定位置を調整可能にしたことが好ましい。この構成によれば、角形鋼管の辺の長さに応じて、固定具の固定位置を調整することが可能になる。
本発明の効果は前記のとおりであり、要約すれば、構造が簡単でかつ小型化及び軽量化を図ることができ、持ち運びが容易になり、角形鋼管への脱着作業も容易になり、さらに作業時の取り扱いも容易になるため、作業負担が軽減され、かつ角形鋼管が変形していても、切削面は水平面となり角形鋼管の内周面が切削刃により過不足なく切削され、削り過ぎや削り残しを防止することができ、あわせて、角形鋼管の反転等の作業を省くことができる。
本発明の一実施形態に係る溶接ビード切削装置を角形鋼管に装着した状態の斜視図。 図1に示した溶接ビード切削装置の拡大正面図。 図1に示した溶接ビード切削装置の外観斜視図。 図1に示した溶接ビード切削装置の側面図。 本発明の一実施形態において、溶接ビード切削装置による作業前後を示す正面図。 本発明の一実施形態において、溶接ビードの除去前の状態の角形鋼管の断面図。 本発明の一実施形態において、溶接ビードの除去後の状態の角形鋼管の断面図。 本発明の一実施形態において、溶接ビードの除去後の状態の角形鋼管の斜視図。 本発明の一実施形態に係る切削刃の高さ調整機構を示す要部構成図。 本発明の一実施形態において、クランパの調整機構を示す要部構成図。 本発明の一実施形態に係る溶接ビード切削装置の回転機構を示す正面図。 本発明の一実施形態に係る溶接ビード切削装置の回転機構を示す裏面図。 角形鋼管同士の接合前の状態を示す斜視図。 上下の角形鋼管同士を連結した状態の断面図。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る溶接ビード切削装置1を角形鋼管50に装着した状態の斜視図を示している。角形鋼管50は手前側を破断して図示しており、奥側(端部)に溶接ビード切削装置1を装着している。角形鋼管50は鉄骨構造に用いるものであり、鋼材をプレス成形し、突合せ部を溶接により接合したものであり、突合せ部に凸状の溶接ビード51が形成されている。溶接ビード切削装置1は、この溶接ビード51を端部から一定範囲の部分を切削して除去する装置である。図1のように溶接ビード切削装置1を角形鋼管50に装着する際は、溶接ビード切削装置1全体を角形鋼管50の上辺近傍まで持ち上げる必要があるので、溶接ビード切削装置1をリフトで支持したり、クレーンに吊り下げてもよい。
図2は図1に示した溶接ビード切削装置1の拡大正面図であり、図3は外観斜視図であり、図4は側面図である。以下、図2〜図4を参照しながら、溶接ビード切削装置1の構造について説明する。図2において、溶接ビード切削装置1は固定手段である左右一対のクランパ2が角形鋼管50の一辺を挟み込んだ状態で、溶接ビード切削装置1に装着されている。クランパ2は固定具の一例であり、固定具は、溶接ビード切削装置1を角形鋼管50に固定できるものであればよく、クランパ20のように角形鋼管50の一辺を挟み込む構造のものに限るものではなく、例えば磁石であってもよい。
クランパ2は、鋼管支持体3、ねじ軸5、ねじ軸5の一端に固定された押圧体4、ねじ軸5の他端に固定されたハンドル8、ねじ軸5に螺合するナット7及びナット7を固定したクランパ支持体6を備えている。ハンドル8を回すことにより、押圧体4を直線移動させることができ、押圧体4と鋼管支持体3との間に、角形鋼管50の一辺を挟み込むことができる。
図2において、クランパ2は基体10に固定されている。基体10は横フレーム11とこれと一体の縦フレーム12とで構成されている。横フレーム11にクランパ支持体6が固定されており、縦フレーム12に鋼管支持体3が固定されている。クランパ2が角形鋼管50の一辺を挟み込むことにより、クランパ2を介して基体10は角形鋼管50に固定される。切削作業時にはクランパ2は固定状態が維持され移動しないので、クランパ2と一体の基体10は移動せず定位置に維持される。
図3において、縦フレーム12にはガイドレール機構を介して、移動体20が取り付けられている。縦フレーム12にガイド14が固定されており、移動体20にレール15が固定されている。レール15は移動体20の長手方向に延びている。C部に示したように、ガイド14とレール15とが係合しており、レール15がガイド14に案内されて移動することにより、移動体20はレール15と一体に直線的に移動することができる。移動体20の両端にブラケット21が固定されており、各ブラケット21には、軸受22が固定されており、ねじ軸23の両端は軸受22で支持されている。
図3において、ベアリングホルダ25内のモータ26の回転軸(図示せず)に切削刃30が取り付けられている。切削刃30は、切削刃本体31に放射状に切削チップ32が固定されたものである。モータ26の駆動によりモータ26の回転軸と一体に切削刃30が回転し、切削チップ22の先端が角形鋼管50の面を平面状に切削加工する。
図4において、モータ26はモータ支持体27に固定されており、モータ支持体27は位置調整体28に固定されている。位置調整体28は移動体20に取り付けられている。これらの構成によれば、移動体20の移動と同時にモータ26も移動し、これと一体にモータ26の回転軸に取り付けられた切削刃30も移動する。
図2において、ナット支持板16にナット17が固定されている。ナット支持板16は横フレーム11に固定されている。前記のとおり、切削作業時には基体10は移動しないので、基体10を構成する横フレーム11も移動せず、横フレーム11にナット支持板16を介して固定されたナット17も定位置が維持される。
この構成において、ハンドル24を回すとナット17に螺合したねじ軸23が回転するが、左右の軸受22とねじ軸23は螺合しておらず、ねじ軸23は軸受22内部のベアリングに取り付けられている。このため、ねじ軸23が回転しても、ねじ軸23と軸受22との間の位置関係は変化しない。他方、ねじ軸23の回転により、ねじ軸23のナット17からの出代は変化する。ハンドル24を回し出代Aが長くなると、出代Bが短くなる。すなわち、固定位置のナット17に対してねじ軸23が軸方向に移動し、同時に軸受22及びブラケット21が移動し、これと一体に移動体20が移動する。
図2の状態から切削刃30を回転させた状態で、移動体20を水平移動させると(X方向)、これと一体に切削刃30も水平移動し、切削チップ22の先端が角形鋼管50の面を平面状に切削加工していき、溶接ビード51が切削される。以下、図5〜図7を参照しながら、溶接ビード切削装置1による作業について説明する。図5(a)は、溶接ビード切削装置1の角形鋼管50への装着状態を示している。本図に示した溶接ビード切削装置1の装着状態では、切削刃30は溶接ビード51から離れた位置にある。
操作者は最初に図5(a)に示したように、溶接ビード切削装置1を角形鋼管50へ装着する。この装着はクランパ2を使用し、押圧体4と鋼管支持体3との間に、角形鋼管50の一辺を挟み込んだ状態で、ハンドル8を回すことにより、角形鋼管50の一辺をクランパ2で締め付ける。この状態で操作者は、コントローラ(図示せず)でモータ26(図4参照)を起動させて切削刃30を回転させる。続いて、詳細は後に説明するが、レバー42を(図4参照)を操作して、切削刃30の高さ調整を行う。
次に、図5(a)において、操作者はハンドル24を所定の方向に回転させる。このことにより、移動体20が水平移動し、これと一体に切削刃30も水平移動する(X方向)。移動体20の水平移動中、切削刃20は角形鋼管50の内周面に当接した状態で回転する。このため、角形鋼管50の内周面のうち、切削刃20の通過部分が切削されていく。図5(b)は、溶接ビード切削装置1による作業終了時の状態を示している。この状態では、図5(a)に示した角形鋼管50の溶接ビード51は、切削刃30により切削刃30の切削チップ22の幅の分だけ切削されて除去されている。
溶接ビード51の除去について、図6及び図7を参照しながら、より具体的に説明する。図6は溶接ビード51の除去前の状態を示している。本図の状態はは、図5(a)と同じ状態であり、溶接ビード切削装置1の角形鋼管50への装着状態を示している。前記のとおり、角形鋼管50は鋼材をプレス成形し、突合せ部を溶接により接合したものであり、角形鋼管50の突合せ部には凸状の溶接ビード51が形成されている。また、溶接ビード51が形成されている角形鋼管50の1辺のうち、中央部近傍の内周面に湾曲部56が形成される場合がある。また、溶接ビード51の近傍には湾曲部56から膨らんだ膨らみ部分57が形成される。さらに、溶接ビード51が形成されている辺が凸状になったり、凹状になったりする場合がある。
他方、湾曲部56及び湾曲部56が形成された角形鋼管50の1辺の両端部近傍には、平面部58が残されている場合が多い。一対のクランパ2の押圧体4は平面部58上に載置されているので、図5(a)において、クランパ2と一体の基体10及び基体10と一体の移動体20の水平度が保たれる。
図3において、切削刃30の切削チップ32は、先端の刃先部分が切削刃30の回転軸方向に幅(例えば2cm程度)を有しているので、回転中の切削刃30を図6の状態から水平移動させると(X方向)、角形鋼管50の内周面は矩形状に切削される(図8のD部参照)。また、前記のとおり、移動体20は水平状態が保たれており、移動体20と一体に切削刃30は水平移動するので、切削面は水平面となる。
図7は、切削刃30の水平移動が完了した状態を示している。この状態では、湾曲部56が水平面となるように、角形鋼管50が切削されているので、溶接ビード51及び膨らみ部分57も切削されて除去されている。
図8は、溶接ビード切削装置1による作業を終えた状態の角形鋼管50の斜視図を示している。角形鋼管50内周面の端部が矩形状(B部)に切削されており、溶接ビード51のうち、角形鋼管50の端部側が除去され、この除去部分は前記のとおり水平面であるので、角形鋼管50の端部側の内周面は、全周に亘り平面状態が確保され、図11に示した裏当金54を角形鋼管50の内周面に沿って無理なく嵌め込むことが可能となる。
本実施形態に係る溶接ビード切削装置1は、基体10と切削刃30等の付属部品が取り付けられた移動体20で主要部が構成されるので、大規模な装置や複雑な装置は必要とせず、構造が簡単でかつ小型化及び軽量化を図ることができる。このため、持ち運びが容易になり、角形鋼管50への脱着作業も容易になり、さらに作業時の取り扱いも容易になるため、作業負担が軽減されることになる。
また、前記のとおり、角形鋼管50が変形していても、切削刃30が取り付けられた移動体20は水平状態が保たれるので、移動体20と一体に切削刃30は水平移動し、切削面は水平面となる。このため、角形鋼管50の内周面が切削刃30により過不足なく切削され、削り過ぎや削り残しを防止することができる。
さらに、角形鋼管50は納品時には、図1のようにビード51が上面側の辺にあるか、側面側の辺にあるのが通常であり、グラインダ等の工具を用いた手作業でビード51を除去するには、ビード51が下側にくるように、角形鋼管50を反転等させることにより、角形鋼管50の納品状態を変える必要があったが、溶接ビード切削装置1は、前記のとおり、ビード51が上面側の辺にある状態で作業が可能であり、同様にビード51が側面側の辺にある状態でも作業が可能であるので、角形鋼管50の反転等の作業を省くことができる。
以下、溶接ビード切削装置1の調整機構について説明する。図9は切削刃30の位置調整機構を示す要部構成図である。溶接ビード切削装置1の角形鋼管50への装着作業時に、位置調整機構により切削刃30が角形鋼管50に接しないように位置調整しておけば、装着作業が容易になる。本実施形態に係る位置調整機構によれば、溶接ビード切削装置1を角形鋼管50を装着した後は、この装着状態を変えることなく、レバー42の操作で切削刃30の位置調整が可能になるので、切削刃30の位置調整が容易になる。
図9において、位置調整体28は、移動体20の裏面側に取り付けられた板状部材である(図4参照)。位置調整体28は軸34で移動体20に取り付けられており、長穴36に移動体20側に固定されたピン35が係合し、長穴38に移動体20側に固定されたピン37が係合している。この構成において、位置調整体28は、軸34の中心を回転中心として回転可能であり、回転中は長穴36、長穴38がこれらの形成範囲内において、それぞれピン36、ピン37に沿って移動する。
図9において、ねじ48により位置調整体28にモータ支持体27(図4参照)固定されている。このことにより、位置調整体28にモータ26(図4参照)及びその付属部品が取り付けられており、位置調整体28が移動すれば、これと一体に切削刃30も移動する。
図9において、位置調整体28は、シャフト固定ブロック47が固定されており、シャフト固定ブロック47には、シャフト46が固定されている。図4において、移動体20と一体にカム支持体29が形成されており、カム支持体29上にカムベース45が搭載されている。シャフト46はカム支持体29及びカムベース45を挿通しており、先端側で軸44によりカム43に支持されている。
図9において、レバー42はカム43と一体になっており、カム43は軸44に偏心して取り付けられている。このため、レバー42を回転させると、軸44とカムベース45との間の距離が変化することにより、シャフト46が上下し、これと一体に、シャフト固定ブロック47及びこれに固定された位置調整体28が上下する。
図9は、位置調整体28が上昇し切った状態を示しており、長穴36、長穴38の下端が、それぞれピン35、ピン37の下端に接している。図9の状態からレバー42を起き上がる方向に回すと(矢印a)、軸44とカムベース45との間の距離が短くなり、これに伴いシャフト46が押し下げられ、これと一体に、シャフト固定ブロック47及びこれに固定された位置調整体28が下降する。この下降状態で、溶接ビード切削装置1を角形鋼管50から取り外せばよく、溶接ビード切削装置1を新たな角形鋼管50に装着するまで、この下降状態を維持すればよい。
次に、図10を参照しながら、クランパ2の位置調整機構について説明する。図10は、クランパ2近傍の要部を示す平面図である。クランパ支持体6は、基体10を構成する横フレーム11に、ねじ61及び62により固定されている。ねじ62はレバー40の操作で回転可能である。ねじ61を予め仮止め程度に締め付けていれば、レバー40でねじ62を緩めることにより、ねじ61及び62の軸部を横フレーム11に形成された溝60に沿って移動させることができ、この移動と一体にクランパ支持体6、これと一体の鋼管支持体3及び縦フレーム12(図2参照)も移動し、クランパ2全体が横方向(横フレーム11の長手方向)に移動する。このことにより、角形鋼管50の辺の長さに応じて、クランパ2の固定位置を調整することが可能になる。
図11は、溶接ビード切削装置1の回転機構を示す正面図であり、図12は裏面図である。図11及び図12の構成は、溶接ビード切削装置1の基本的な構成は前記実施形態と同様であるが、溶接ビード切削装置1の装置本体70が回転体9を介して支持具65に取り付けられている点が異なる。図11及び図12の各図において、基体10及び移動体20を含む装置本体70は2点鎖線で簡略化して図示している。
回転体9は図4に示したように、モータ支持体27と一体になっている。前記のとおり、モータ26とモータ支持体27を含むモータ26の付属部品は位置調整体28と一体になっており、位置調整体28は移動体20に取り付けられており、移動体20は基体10に取り付けられている。このため、溶接ビード切削装置1を角形鋼管50に装着していない状態において、回転体9が切削刃30の回転軸回りに回転すると、これと一体に装置本体70が回転する。したがって、支持具65を地面上に設置した基台71等に取り付けていれば、装置本体70を水平状態と垂直状態との間で容易に回転移動させることが可能になる。このことにより、図1では溶接ビード51は角形鋼管50の上面の辺に形成されているが、側面の辺に形成されている場合であっても、溶接ビード切削装置1の角形鋼管50への装着が容易になる。
より具体的には、図11の正面側において、回転体9は支持具65に固定されたローラ66で摺動可能に支持されている。さらに、支持具65に固定されたローラ67及びローラ68が回転体9と摺動可能に当接しており、同様に図12の裏面側において、ローラ67及びローラ68と回転体9とが摺動可能に当接しており、正面側のローラ67及びローラ68と裏面側のローラ67及びローラ68とで、回転体9を挟んでいる。ノブ63はピン64と一体になっており、ピン64が穴69に差し込まれることにより、回転体9の回転が規制される。
この構成において、溶接ビード51が角形鋼管50の側面の辺に形成されている場合は、装置本体70が水平状態の図11の状態から、操作者がノブ63を引いた状態で、ハンドル24(図3参照)等を掴んで装置本体70を回すように力を加えると、回転体9はローラ66〜68と摺動しながら回転し、これと一体に装置本体70が回転する。このことにより、装置本体70を垂直状態にすることができ、角形鋼管50の側面の辺に形成された溶接ビード51の切削作業が可能になる。本実施形態では回転体9は、専用の円板状部材であるが形状に特に限定はなく、専用の部材を設けることなく、例えばモータ支持体27で兼用してもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、これらは一例であり前記実施形態に限るものではなく、基体10の構造、基体10と移動体20との係合構造、クランパ2の構造、切削刃30の構造、切削刃30の位置調整機構、クランパ2の位置調整機構等は、同様の効果や機能を実現するものであれば、他の構造であってもよく、切削刃30の位置調整機構やクランパ2の位置調整機構を省いたものであってもよい。
また、前記実施形態では、ねじ軸23を用いて、移動体20を移動させる機構を用いているが、この機構を省き、操作者が移動体20の一部を掴んで、移動体20を水平移動させるようにしてもよく、ねじ軸23を手動ではなくモータで駆動してもよい。
1 溶接ビード切削装置
2 クランパ(固定具)
9 回転体
10 基体
14 ガイド
15 レール
17 ナット
20 移動体
23 ねじ軸
26 モータ
28 位置調整体
30 切削刃
50 角形鋼管
51 溶接ビード
65 支持具
建築物において、主要な構造体として鋼製の部材を用いる鉄骨構造が知られている。鉄骨構造には角形鋼管同士を接合した柱が用いられる。図13は角形鋼管50同士の接合前の状態を示す斜視図である。下側の角形鋼管50に裏当金54を嵌め込んで、下側の角形鋼管50に裏当金54を溶接し、裏当金54の延出部に上側の角形鋼管50を差し込んで上下の角形鋼管50同士を連結する。図14は上下の角形鋼管50同士を連結した状態の断面図を示している。本図の状態では、角形鋼管50の面取り部53で形成された溝部に板状のダイヤフラム55が取り付けられている。この溝部を溶接することにより、角形鋼管50同士を接合した柱にダイヤフラム55が接合される。
一方、角形鋼管50は鋼材をプレス成形し、突合せ部を溶接により接合したものである。このため、図13に示したように、角形鋼管50の突合せ部には凸状の溶接ビード51が形成される。溶接ビード51が残った状態であると、裏当金54を角形鋼管50の内周面に沿って嵌め込むことができないため、溶接ビード51の一部を除去する必要があった。この作業を手作業で行うと多大な労力を要することから、特許文献1には、溶接ビード51の除去を自動的に行う切削装置が提案されていた。
しかしながら、特許文献1に記載の切削装置は、溶接ビードを切削するカッターに加え、ワーク(角形鋼管)を支持する載置台、ワークをクランプ固定する固定手段、ワークにおける長手方向の端部位置を規制する位置決め手段、カッターを三方向に移動操作する移動手段、溶接ビード部に近接するワークの一辺内周面を検出する内面検出手段及び内面検出手段の検出信号によって前記移動手段を駆動制御する駆動制御手段を備えたものであり、装置が複雑かつ大規模なものであり、手作業によ溶接ビードの除去作業は省けても取り扱いは容易なものではなかった。
図2は図1に示した溶接ビード切削装置1の拡大正面図であり、図3は外観斜視図であり、図4は側面図である。以下、図2〜図4を参照しながら、溶接ビード切削装置1の構造について説明する。図2において、溶接ビード切削装置1は固定手段である左右一対のクランパ2が角形鋼管50の一辺を挟み込んだ状態で、溶接ビード切削装置1に装着されている。クランパ2は固定具の一例であり、固定具は、溶接ビード切削装置1を角形鋼管50に固定できるものであればよく、クランパのように角形鋼管50の一辺を挟み込む構造のものに限るものではなく、例えば磁石であってもよい。
図3において、ベアリングホルダ25内のモータ26の回転軸(図示せず)に切削刃30が取り付けられている。切削刃30は、切削刃本体31に放射状に切削チップ32が固定されたものである。モータ26の駆動によりモータ26の回転軸と一体に切削刃30が回転し、切削チップ32の先端が角形鋼管50の面を平面状に切削加工する。
図2の状態から切削刃30を回転させた状態で、移動体20を水平移動させると(X方向)、これと一体に切削刃30も水平移動し、切削チップ32の先端が角形鋼管50の面を平面状に切削加工していき、溶接ビード51が切削される。以下、図5〜図7を参照しながら、溶接ビード切削装置1による作業について説明する。図5(a)は、溶接ビード切削装置1の角形鋼管50への装着状態を示している。本図に示した溶接ビード切削装置1の装着状態では、切削刃30は溶接ビード51から離れた位置にある。
次に、図5(a)において、操作者はハンドル24を所定の方向に回転させる。このことにより、移動体20が水平移動し、これと一体に切削刃30も水平移動する(X方向)。移動体20の水平移動中、切削刃20は角形鋼管50の内周面に当接した状態で回転する。このため、角形鋼管50の内周面のうち、切削刃20の通過部分が切削されていく。図5(b)は、溶接ビード切削装置1による作業終了時の状態を示している。この状態では、図5(a)に示した角形鋼管50の溶接ビード51は、切削刃30により切削刃30の切削チップ32の幅の分だけ切削されて除去されている。
溶接ビード51の除去について、図6及び図7を参照しながら、より具体的に説明する。図6は溶接ビード51の除去前の状態を示している。本図の状態は、図5(a)と同じ状態であり、溶接ビード切削装置1の角形鋼管50への装着状態を示している。前記のとおり、角形鋼管50は鋼材をプレス成形し、突合せ部を溶接により接合したものであり、角形鋼管50の突合せ部には凸状の溶接ビード51が形成されている。また、溶接ビード51が形成されている角形鋼管50の1辺のうち、中央部近傍の内周面に湾曲部56が形成される場合がある。また、溶接ビード51の近傍には湾曲部56から膨らんだ膨らみ部分57が形成される。さらに、溶接ビード51が形成されている辺が凸状になったり、凹状になったりする場合がある。
図8は、溶接ビード切削装置1による作業を終えた状態の角形鋼管50の斜視図を示している。角形鋼管50内周面の端部が矩形状(部)に切削されており、溶接ビード51のうち、角形鋼管50の端部側が除去され、この除去部分は前記のとおり水平面であるので、角形鋼管50の端部側の内周面は、全周に亘り平面状態が確保され、図13に示した裏当金54を角形鋼管50の内周面に沿って無理なく嵌め込むことが可能となる。


Claims (5)

  1. 角形鋼管の突合せ溶接部の溶接ビードを切削する溶接ビード切削装置であって、
    基体と、
    前記基体を前記角形鋼管に固定する固定具と、
    回転駆動され前記溶接ビードを切削する切削刃と、
    前記基体に取り付けられ、前記角形鋼管の辺方向に移動可能な移動体とを備えており、
    前記切削刃は前記移動体と一体に移動し、
    前記固定具で前記基体を前記角形鋼管に固定した状態で、前記移動体を移動させながら、前記切削刃で前記溶接ビードを切削することを特徴とする溶接ビード切削装置。
  2. 前記移動体にねじ軸が回転可能に固定されており、前記基体に前記ねじ軸と螺合するナットが固定されており、前記ねじ軸の回転により、前記移動体が前記角形鋼管の辺方向に移動可能である請求項1に記載の溶接ビード切削装置。
  3. 前記基体及び前記移動体の前記切削刃の回転軸回りの回転と一体に回転する回転体と、前記回転体を回転可能に支持する支持具とをさらに備えており、前記支持具が固定された状態で前記回転体が回転することにより、前記基体及び前記移動体が水平状態と垂直状態との間で回転移動可能である請求項1に記載の溶接ビード切削装置。
  4. 前記切削刃は、前記移動体に移動可能に取り付けられた位置調整体に固定されており、前記位置調整体の移動により、前記切削刃の位置調整が可能である請求項1に記載の溶接ビード切削装置。
  5. 前記基体における前記固定具の配置位置を調整可能にして、前記角形鋼管の辺方向における前記固定具の固定位置を調整可能にした請求項1に記載の溶接ビード切削装置。
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