JP2001287202A - 携帯用動力切断機 - Google Patents

携帯用動力切断機

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JP2001287202A JP2000106783A JP2000106783A JP2001287202A JP 2001287202 A JP2001287202 A JP 2001287202A JP 2000106783 A JP2000106783 A JP 2000106783A JP 2000106783 A JP2000106783 A JP 2000106783A JP 2001287202 A JP2001287202 A JP 2001287202A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋸刃の傾斜角度の変更に拘らず、該鋸刃の切
込開始位置を一定位置に保持することができる際切り作
業用として好適な携帯用動力切断機を提供する。 【解決手段】 切断すべきワークに沿って摺動可能な摺
動面を有する定盤1と、電動モータ2により回転する鋸
刃3が取り付けられた丸鋸本体4とを備えた携帯用丸鋸
であって、前記丸鋸本体4を、鋸刃3が定盤1のモータ
と反対側の端部よりも外側に位置するように配置し、し
かも鋸刃3の切込方向が定盤1に対して直角をなす直角
状態と、鋸刃3の切込先端側が定盤1の外方へはみ出る
方向に傾斜する傾斜状態との間で角度調整可能に構成す
る。そして、角度調整時の丸鋸本体4の傾動軸線を定盤
1の摺動面の延長面と鋸刃3の切込方向の面との交線P
に設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人力で操作する携
帯用動力切断機に係り、例えば壁際に沿って床材を切断
する、所謂際切り用として好適な携帯用動力切断機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば家屋の床材張り替え等のた
めに、定盤に対して鋸刃が直角に配置されている一般的
な直角切りの携帯用電動丸鋸を用いて上記の際切り作業
を行おうとすると、定盤が邪魔にならないように丸鋸全
体を傾けた状態で、鋸刃を壁際の床材に斜めに切り込
み、その後、丸鋸全体を壁際に沿って移動させることに
なる。しかし、このような際切り作業は定盤を床面に接
触させた状態で移動するということができないため、極
めて不安定な状態での作業となり、現実には殆ど不可能
である。そのため、上記の直角切りの形態用電動丸鋸を
改造して際切りを可能にしたものが提案されている。こ
のような携帯用電動丸鋸は、例えば特許公報第2933
196号に記載されている。上記公報記載の携帯用電動
丸鋸は、要するに、丸鋸本体を定盤に対して上下移動調
整及び傾斜角度調整可能に取り付け、際切り時にはモー
タハウジングが定盤に干渉しないように、丸鋸本体を予
め定盤の上方へ移動して固定後、鋸刃の切込先端が定盤
のモータと逆側の側端よりも外方へはみ出る方向に丸鋸
本体を傾けて固定することによって、際切りとして使用
できる構成としたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報記載
の携帯用電動丸鋸は、鋸刃の傾斜角度調整用の傾動軸線
を定盤上に立設されたスタンド部材に設定してあるた
め、傾斜角度が変ることに伴って鋸刃の切込先端位置が
変ってしまう。すなわち、定盤に対する鋸刃の切込開始
位置が特定されないため使い勝手が悪いという問題があ
る。
【0004】本発明は、上述した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、鋸刃の
傾斜角度の変更に拘らず、該鋸刃の切込開始位置を一定
位置に保持することができる際切り作業用として好適な
携帯用動力切断機を提供することにある。
【0005】上記課題を達成するため、本発明に係る携
帯用動力切断機は、特許請求の範囲の各請求項に記載の
通りの構成を備えた。従って、請求項1に記載の発明に
よれば、定盤に対して切断機本体を鋸刃が定盤の摺動面
に対して直交するようにセットしたときは、通常の直角
切りが可能であり、また、鋸刃を下方へ移動したとき
に、該鋸刃の切込先端が定盤のモータと逆側の側端より
も外方へはみ出る方向となるように傾けてセットしたと
きは、壁際に沿った床材の切断作業、所謂際切りが可能
となる。この場合、定盤に対する切断機本体の取付角度
を、前記定盤の摺動面の延長面と前記鋸刃の切込方向の
面との交線を傾動軸線として調整可能としてあるため、
取付角度が変っても切断作業時には鋸刃の切込先端が必
ず傾動軸線上を通過することになる。すなわち、鋸刃の
傾斜角度に拘らず、定盤に対する鋸刃の切込開始位置が
一定位置に保持されることになる。従って、切断作業を
行うに当たっての位置決めが容易になり、使い勝手が向
上する。
【0006】また、請求項2に記載の発明によれば、定
盤に対して鋸刃が直角状態にあるとき、ヘッド側(出力
側)がボトム側よりも下側となるようにモータを傾けて
配置としたことによって、際切り作業のために切断機本
体を定盤側へ傾斜させたとき、定盤に対するモータハウ
ジングの干渉を回避することが可能となる。このため、
定盤に対して切断機本体を可及的に接近した状態での配
置が可能となり、全高を抑えてコンパクト化を図ること
ができる。
【0007】また、請求項3の発明によれば、切断機本
体の取付角度調整手段として、円弧状のガイド孔と、そ
のガイド孔に沿って相対移動するスライド部材とを備え
る構成としたことによって、簡単な構造の取付角度調整
手段を提供できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本実施の形態に係る携帯用動力切
断機は、携帯用電動丸鋸を対象としたものであり、図1
は携帯用電動丸鋸の直角切り状態の側面図、図2は同じ
く正面図、図3は同じく平面図、図4は同じく縦断面図
である。また、図5は切断作業のために丸鋸を下降した
状態の正面図、図6は際切り時の側断面図、図7及び図
8は実際の際切り作業態様を示す断面図である。
【0009】図1〜図4に示すように、携帯用電動丸鋸
は切断作業時に切断材に載せる略方形板状の定盤1と、
電動モータ2により回転する鋸刃3が取り付けられた丸
鋸本体4とを備えており、定盤1の上面側に丸鋸本体4
が配置されている。なお、丸鋸本体4が本発明の切断機
本体に対応する。定盤1の一方の側端部、すなわち、モ
ータ2と逆側の端部(図1の左側)の前後両端には、図
4に示すように、前方に所定長さで張り出した位置から
上方に直角に起立する移動ガイド1aが設けられてお
り、この移動ガイド1aは際切り作業時において、携帯
用電動丸鋸を室内の壁面に沿って真っ直ぐに案内するた
めに該壁面に当接した状態で用いられる。鋸刃3は左右
の移動ガイド1a間に配置される。すなわち、定盤1の
端部の外側を通って上下動し得るように配置されてお
り、そして、切込面(面方向)が定盤1の摺動面(切断
材に載せる下面)に対して直角状態のとき、その側面が
前記移動ガイド1aの側面と一致している(図1及び図
4参照)。
【0010】定盤1の側端部(図1及び図4の左側)上
方には、鋸刃3を覆うための下方を開放したブレードケ
ース5が配置され、そのブレードケース5の定盤1側の
上方に前記丸鋸本体4が取り付けられている。ブレード
ケース5におけるモータ側の壁板5aの前後両端下部に
は、モータ側に突出する取付部6が形成され、その取付
部6の外面側に設けたスライド部材としての円弧状の突
起6aが前後一対の支持プレート7に形成された円弧状
のガイド孔7aに回り止め状態で摺動可能に嵌合されて
いる。なお、支持プレート7はL形に形成され、皿ビス
7bによって定盤1に固定されている(図5参照)。ガ
イド孔7aは略90度の範囲にわたって形成されてお
り、その円弧形状は前記定盤1の摺動面の延長面と、鋸
刃3の切込方向の面(幅方向中心線)との交線P(図1
及び図4参照)を中心とする曲率半径で設定されてい
る。
【0011】従って、ブレードケース5及びそれに取り
付けられる丸鋸本体4は、定盤1に対して上記交線Pを
傾動軸線として、鋸刃3が定盤1に対して直角をなす状
態から鋸刃3の切込先端側が定盤1の側方へ変位する定
盤1上面側へ傾動可能とされている。すなわち、丸鋸本
体4は鋸刃3の切込方向(傾斜角度)が調整できるよう
に傾動可能に取り付けられており、ガイド孔7aと、該
ガイド孔7aに沿って移動する突起6aとによって本発
明の取付角度調整手段が構成されている。そして、本実
施の形態では鋸刃3の切込方向が定盤1の摺動面に対し
て直角をなす直角切り状態と、際切りのための最大傾斜
角が約45度の傾斜状態との間で調整可能に設定され、
蝶ネジ8によって調整位置に固定できるようになってい
る。なお、蝶ネジ8は支持プレート7に設けた交線P、
すなわち丸鋸本体4の傾動軸線を中心とする円弧状の逃
げ孔7cに沿って移動可能とされている。
【0012】ブレードケース5の後面側に配置される丸
鋸本体4は、ブレードケース5に対して上下動可能に取
り付けられている。具体的には、図2及び図3に示すよ
うに、電動モータ2のモータハウジング9のヘッド側
(出力側)にギヤボックス10が固着され、そのギヤボ
ックス10から横方向に延長された延長アーム部10a
が、ブレードケース5の壁板5aの下部に枢支ピン11
によって上下方向に回動可能に取り付けられている。な
お、その回動操作は電動モータ2のモータハウジング9
に一体的に備えられた操作取手12を用いて行うように
なっている。
【0013】また、ブレードケース5の壁板5aには、
該壁板5aを横切ってブレードケース5内に延びる鋸刃
3の回転軸13が上下移動することを可能とするための
開口部14が形成されている。そして、丸鋸本体4は図
2に示すように、定盤1の上面とギヤボックス10の延
長アーム部10aとの間に介在された圧縮ばね15によ
って上向きに付勢され、常には開口部14の上端縁に当
接可能な上端ストッパ16(図4参照)によって規制さ
れる上昇位置(格納位置)に保持され、この位置では鋸
刃3がブレードケース5内に格納される(図1参照)。
【0014】図4に示すように、回転軸13の一端はブ
レードケース5内に延出され、その端部にはインナーフ
ランジ17と、そのインナーフランジ17にボルト19
によって締着されるアウターフランジ18とからなる鋸
刃取付具が設けられており、両フランジ17,18によ
って鋸刃3が左右両側から挟着された状態で着脱可能に
取り付けられている。なお、両フランジ17,18は回
転軸13に対して二面幅による嵌合構造とされ、回転方
向には一体化されている。また、回転軸13は左右2個
の軸受20、21を介してギヤボックス10内に回転可
能に支持され、図示左側の軸受20を受ける軸受ホルダ
ー22の左面には外輪を押さえる外輪カバー23が固着
されている。そして、外輪カバー23の上端部を前方へ
突出させることによって前記上端ストッパ16を形成し
ている。
【0015】図1及び図4に示すように、電動モータ2
は、鋸刃3が直角切り状態にあるとき、その回転軸線、
すなわち、出力軸24の軸線が鋸刃3の回転軸13の軸
線に対してヘッド側(出力側)がボトム側より下側とな
るように所定の角度(本実施の形態では略30度)で傾
斜状に配置されている。このように電動モータ2は鋸刃
3の回転軸線に対して傾斜配置とされることで、鋸刃3
の切込方向が定盤1に対して直角をなす直角切り状態に
あるときには、ボトム側が上方へ跳ね上げられた姿勢と
なって定盤1の上面から大きく離れる。そして、このよ
うな配置に対応するために、図4に示すように、回転軸
13には従動用ギヤとしてベベルギヤ25が半月キー2
6を介して固着されており、そのベベルギヤ25に電動
モータ2の出力軸24の先端に形成した駆動用のピニオ
ンギヤ27が噛み合っている。
【0016】本実施の形態に係る携帯用電動丸鋸は上記
のように構成したものである。従って、図1〜図4に示
すように、鋸刃3の切込方向が定盤1の摺動面に対して
直角姿勢をなす状態においては、定盤1を切断材上に載
せたのち、丸鋸本体4を枢支ピン11を回動支点にして
下降側へ操作することによって、図5に示す如く鋸刃3
を定盤1の側端部の外側を通って下方へ移動させ、切断
材を通常の直角切りで切断することができる。
【0017】次に、床の張り替え作業等のために、床材
W1を壁際に沿って切断する際切り作業について説明す
る。この場合は、蝶ネジ8を緩めて、ブレードケース5
及び丸鋸本体4を支持プレート7のガイド孔7aに沿っ
て傾動することによって、鋸刃3の切込方向を定盤1に
対して傾ける。傾斜後は蝶ネジ8を締付けて傾斜姿勢に
固定する。この傾斜によって、図6に示すように、電動
モータ2の回転軸線が定盤1に対して平行化するととも
にモータハウジング9が定盤1に接近し、最大傾斜の4
5度のときに最も接近する。
【0018】上記のように傾斜された携帯用電動丸鋸
を、図7及び図8に示すように、定盤1の側端部に設け
た移動ガイド1aを壁面W2に当接し、その状態で丸鋸
本体4を下降操作すると、鋸刃3はその傾斜方向に下降
し床材W1に切り込まれる。従って、その後は鋸刃3の
切込状態を保持するとともに、移動ガイド1aを壁面W
2に押し付けながら定盤1毎携帯用電動丸鋸全体を壁面
W2に沿って床材W1の上面を滑らすことによって、壁
際に沿った床材W1の切断作業、すなわち際切りを行う
ことができる。なお、このときの最大切込深さは、モー
タハウジング9が定盤1の上面に当接することで規制さ
れる。
【0019】さて、本実施の形態においては、定盤1の
摺動面の延長面と鋸刃3の切込方向の面との交線Pを傾
動軸線にして丸鋸本体4の傾斜角度を調整できる構成と
したので、如何なる傾斜角度であっても鋸刃3の切込先
端は必ず上記の傾動軸線上を通過する。すなわち、鋸刃
3の切込開始位置は、鋸刃3の傾斜角度の如何に拘らず
常に一定位置に保持されることになる。従って、移動ガ
イド1aを壁面W2に当接した状態では、鋸刃3の切込
開始位置は常に壁面W2と床面W1との交差部位となる
ため、際切りに際しての携帯用丸鋸の位置決め作業に煩
わしさがなく、使い勝手が向上する。また、図7は床材
W1が厚い場合を示し、図8は床材W1が薄い場合を示
している。床材W1が厚い場合には、薄い場合と同様に
定盤1に対する傾斜角を大きくすると、仮想線で示す如
く、鋸刃3の切込先端が床材W1を貫いて定木W3に達
し、これを傷つける虞がある。このため、床材W1が厚
くなるにつれて傾斜角を小さく調整して際切り作業を行
うことで上記のような定木W3の損傷問題を解消するこ
とができる。
【0020】また、本実施の形態によれば、鋸刃3の回
転軸線に対して、鋸刃3の直角状態で電動モータ2の回
転軸線をヘッド側が下向きとなるように傾斜状に設定し
たことによって、際切りのために鋸刃3をその切込側が
定盤1の端部からはみ出る方向に傾斜したときの定盤1
に対する電動モータ2の干渉を回避し、所望の際切り作
業を行うことができる。
【0021】また、定盤1に対して丸鋸本体4の取付角
度を調整可能としたことによって、鋸刃3を直角にした
姿勢で行う通常の直角切りと、鋸刃3を傾斜した姿勢で
行う際切りとを行うことができ、その場合、際切りから
直角切り、又は直角切りから際切りへの形態切替のため
の操作は、蝶ネジ8を緩めて丸鋸本体4をブレードケー
ス5に対して角度を変更するだけであるから、極めて簡
単である。
【0022】また、実際に切断作業を行っていないとき
には、鋸刃3をブレードケース5内に格納し、実際に切
断作業を行うときに、鋸刃3の一部をブレードケース5
から露出させて切断できる。このため、特許公報第29
33196号に記載されているような安全カバーを取り
付けなくてもよく、機構の簡素化さらには回転軸の長さ
を短くすることが可能となってブレードケースの幅を狭
くすることができるとともに、切断作業に支障の無い携
帯用動力切断機を提供することができる。
【0023】なお、上述した実施の形態においては、電
動モータ2の回転軸線が鋸刃3の回転軸線に対して傾斜
するように電動モータ2をそのヘッド側を下向きに配置
することによって、際切りのために鋸刃3を傾斜したと
きの定盤1に対するモータハウジング9の干渉を回避し
たが、上記の斜め配置に変えて、例えば図9の模式図に
示すような直角配置に変更することも可能である。図9
に示す他の実施の形態においては、電動モータ2はヘッ
ド側を下向きにしてその回転軸線が鋸刃3の回転軸線に
対して直交(鋸刃3の切込方向に対して平行)されてい
る。このときは、電動モータ2の出力軸の回転を鋸刃3
の回転軸に伝達する手段として45度の傾きを持つ駆動
用と従動用の2つのベベルギヤ31,32を用いること
が有効である。なお、他の実施の形態に関する上記の直
交配置以外の構成については、前述した実施の形態と同
様に構成されるものであり、少なくとも図に示される構
成部材については同一符号を付してある。
【0024】また、本実施の形態では、丸鋸本体4の取
付角度の調整手段としてのガイド孔7aを定盤1側であ
る支持プレート7に設け、そのガイド孔7aに沿って摺
動する突起6aを丸鋸本体4側に設けたが、その設定部
位については、逆にしてもよい。また、移動ガイド1a
は定盤1に一体に形成したが、別体に形成しても差し支
えない。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
鋸刃の傾斜角度の変更に関係なく、鋸刃の切込開始位置
を一定位置に保持できるため、際切り作業を効率良く行
うことが可能な使い勝手のよい携帯用動力切断機を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯用電動丸鋸の直角切り状態の側面図であ
る。
【図2】同じく正面図である。
【図3】同じく平面図である。
【図4】同じく縦断面図である。
【図5】切断作業のために丸鋸を下降した状態の正面図
である。
【図6】際切り時の側断面図である。
【図7】実際の際切り作業態様を示す断面図であり、薄
い床材を切断する場合を示している。
【図8】実際の際切り作業態様を示す断面図であり、厚
い床材を切断する場合を示している。
【図9】他の実施の形態を説明する模式図である。
【符号の説明】
1…定盤 2…電動モータ 3…鋸刃 4…丸鋸本体 5…ブレードケース 9…モータハウジング 13…回転軸 24…出力軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断すべきワークに沿って摺動可能な摺
    動面を有する定盤と、切断用の鋸刃及び該鋸刃を駆動す
    るモータを有する切断機本体とを備えた携帯用動力切断
    機であって、 前記切断機本体は、前記定盤に対して、前記鋸刃が該定
    盤の外側を通って上下動することが可能で、かつ前記定
    盤の摺動面の延長面と前記鋸刃の切込方向の面との交線
    を傾動軸線にして取付角度が調整可能に取り付けられて
    いることを特徴とする携帯用動力切断機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の携帯用動力切断機であ
    って、前記モータは、前記定盤に対して直角状態にある
    ときの前記鋸刃の切込方向に対してヘッド側がボトム側
    よりも下側となる向きに回転軸線を傾斜した状態で配置
    されていることを特徴とする携帯用動力切断機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の携帯用動力切断
    機であって、前記定盤に対する前記切断機本体の取付角
    度調整手段として、前記定盤と前記切断機本体とのいず
    れか一方には、前記傾動軸線を中心とする円弧状に形成
    されたガイド孔が設けられ、他方には該ガイド孔に対し
    て回り止めされた状態で相対移動可能に係合するスライ
    ド部材が設けられていることを特徴とする携帯用動力切
    断機。
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