JP3130017U - 移動式切断機 - Google Patents

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【課題】火炎のおそれなくジョイントプレート、ガイドピース、エレクションピース、吊りピースなどの突起体や溶接ビートを簡単かつ平滑に切断することができるのみならず、溶接ビート等に応じて頗る簡単に移動しながら切断できる有用な移動式切断機を提供する。
【解決手段】本体機枠1の長手方向に配設された一対の移動用レール2,2と、該移動用レール2,2間に移動テーブル3を介して変位自在に配置された回転式カッター(切断手段)4と、該カッター4を駆動させるための駆動モーターと、該駆動モーター及び前記カッター4を移動用レール2,2に沿って摺動自在に移動すべく組み付けられた回転式ハンドル(移動手段)6とを備える。移動用レール2,2は、被溶接金属の溶接部若しくは切断部に沿って取り付けされるものであり、被溶接金属に着脱自在に止着させるON/OFFスイッチを備えた電磁石7,7…が付設されている。
【選択図】図2

Description

本考案は、主として溶接ビードを切断するために使用される移動式切断機に関し、更に詳しくは、鉄骨構造又は鉄筋コンクリート構造における鉄骨柱などの接続部に突設されるジョイントプレート、ガイドピース、吊りピース若しくはエレクションピース等の突起体や溶接ビートをバーナーで切断することなく簡単かつ平滑に切断することができる有用な移動式切断機の改良に関する。
従来、斯かる切断機にあっては、例えば、角形鉄骨柱の接合すべき端部に、柱長手方向に沿ったジョイントプレートを溶接し、上下に接する鉄骨柱間をこのプレートの両面に添え付けたスプライスプレートをボルトで締結することにより、エレクションピースを仮止めしているため、鉄骨柱間を溶接した後、前記ジョイントプレートは、柱表面から10mm前後離れた位置からガスバーナーで切断しているのが現状である(特許文献1参照)。
特開平6−185114号公報
しかしながら、上述した従来の切断機にあっては、鉄骨柱間を溶接した後に、全ジョイントプレートや溶接ビートをバーナーで切断しなければならないため、施工性が悪く、柱を火熱で損傷させてしまったり、粉塵、煙、火炎が発生してしまうなどの問題を有する。
しかも、バーナーでは、ジョイントプレートや溶接ビートの根本から上手く切断できないため、柱の表面に切断した同プレートの切断跡(凸部)が残存してしまい、また、そのサンダー等の仕上げ工事に時間を要すると共に、長時間に亘り騒音公害を来してしまうなど社会問題にもなっている。
また、被溶接金属の溶接部若しくは切断部に沿って移動させることに余儀なくされており、手軽に溶接ビードに合わせて簡単に設置し移動することができる有用な切断機が要望されている。
本考案はこのような従来の問題点及び要望に鑑みてなされたもので、火炎のおそれなくジョイントプレート、ガイドピース、エレクションピース、吊りピースなどの突起体や溶接ビートを簡単かつ平滑に切断することができるのみならず、溶接ビート等に応じて頗る簡単に移動しながら切断できる有用な移動式切断機を提供することを目的としたものである。
上述の如き従来の問題点を解決し、所期の目的を達成するため本考案の要旨とする構成は、鉄骨構造又は鋼管コンクリート構造における鋼管柱などの被溶接金属の溶接部を平滑に切断するための切断機において、被溶接金属の溶接部若しくは切断部に沿って配設される一対の移動用レールと、該移動用レールに対して変位自在に配置された回転式カッター等の切断手段と、該切断手段を駆動させるための駆動モーターと、該駆動モーター及び/又は前記カッターを移動用レールに沿って摺動自在に変位せしめる回転式ハンドル等の移動手段とを備えてなる移動式切断機に存する。
被溶接金属の溶接部若しくは切断部に沿って配設される一対の移動用レールと、該移動用レールに対して変位自在に配置された回転式カッター等の切断手段と、該切断手段を駆動させるための駆動モーターと、該駆動モーター及び/又は前記カッターを移動用レールに沿って変位せしめる回転式ハンドル等の移動手段とを備えたことによって、移動手段の操作で前記回転式カッター等の切断手段を移動用レールに沿って移動させながら溶接ビード等の溶接部をフラットに切断することができるため、換言すれば、従来の如く、一旦、取り付けた切断機本体をH鋼等(被溶接金属)より取り外すことなく、そのまま移動用レールに沿って簡単かつ円滑に切断手段を変位できるため、溶接ビード等の切削作業効率が大幅に改善されるといった効果を奏するものであり、また、従来の如くバーナーで切断する手間が省ける分、煙、火炎が発生してしまうなどの危惧をも解消できる。
被溶接金属の溶接部若しくは切断部に沿って取り付けられる一対の移動用レールと、該移動用レール間の略中央位置に配置された回転式カッター(切断手段)と、該カッターを駆動させるための駆動モーターと、該駆動モーター及び前記カッターを移動用レールに沿って摺動自在に移動すべく組み付けられた回転式ハンドル(移動手段)とを備え、該ハンドルの回転操作で前記カッターを移動用レールに沿って移動させながら前記溶接ビードをフラットに切断せしめる。
次に、本考案に係る移動式切断機の実施の一例を図面を参照しながら説明する。図中Aは、本考案に係る移動式切断機であり、この移動式切断機Aは、図1に示すように、本体機枠1の長手方向に配設された一対の移動用レール2,2と、該移動用レール2,2間に移動テーブル3を介して変位自在に配置された回転式カッター4と、該カッター4を駆動させるための駆動モーター5と、該駆動モーター5及び前記カッター4を移動用レール2,2に沿って摺動自在に移動すべく組み付けられた回転式ハンドル(移動手段)6とを備えている。
移動用レール2,2は、被溶接金属の溶接部若しくは切断部に沿って取り付けされるものであり、被溶接金属に着脱自在に止着させるON/OFFスイッチを備えた電磁石7,7…が付設されている。
ここで、被溶接金属とは、鉄骨構造又は鉄筋コンクリート構造における鉄骨柱の接続部に突設されるジョイントプレート、ガイドピース、吊りピース、エレクションピース等の突起体若しくは溶接ビードを総称するものである。
回転式カッター(切断手段)4は、例えば、バンドソーやサンダー等からなり、直立式の駆動モーター5の直下に組み付けられている。駆動モーター5は、振動を吸収するための撥條体等からなる高さ調整部材8,8を介して前記移動テーブル3に直立状態に付設されている。
因に、この高さ調整部材8,8は、例えば、撥條体の下位に螺旋式の間隔調整部(図示せず)を備え、その間隔調整部を回動調整することで駆動モーター5を上下方向に位置調整できるように組み付けられている。
このように構成される本実施例の移動式切断機Aは、切断したいエレクションピース等の突起体や溶接ビードの被溶接金属の溶接部に対し、前記移動用レール2,2を平行にした状態で電磁石7,7…をONにして被溶接金属の溶接部に吸着させるだけで簡単に滑動状態にセットすることができる。
次いで、回転式カッター4の高さ調整をした後、駆動モーター5のスイッチを入れ、同カッター4を高速に回転せしめた状態で切断作業を開始する。次いで、回転式ハンドル(移動手段)6を回すだけの簡単操作で、回転式カッター(切断手段)4を移動できるため、換言すれば、前記移動用レール2,2の長手方向に沿って回転式カッター(切断手段)4を変位させながら突起体や溶接ブレードを根本から平滑(フラット)に切断することができる。
また、回転式カッター4等の切断手段が破断したり、また、ベース異常が発生した時にはセンサー(図示せず)が作動して駆動モーター5などを停止するように安全性についても考慮されていることは云うまでもない。
このように本考案の移動式切断機では、H鋼、鉄筋柱、鉄筋円柱等のフランジにでも、簡単にセッティングできるため、従来に比して取付・作業条件が大幅に改善されると共に、従来の如くバーナーで切断する手間が省ける分、煙、火炎が発生してしまうなどの心配もない。
しかも、従来の切断法で問題となっていた柱の表面に切断したプレートの切断跡(凸部)が残存してしまうこと、その分、サンダー等の仕上げ工事(溶接ビード部分の研削仕上げ)に時間を要することを全て解消でき、更には、一日の仕事量(切断量)が増やせるため、より工期の短縮化が可能になる他、目隠し処理、最終仕上げ或いは耐火被覆工事も美麗にすることができるのである。因に、図中9は、被溶接金属に着脱自在に止着するためのサイドロック部材である。
尚、本考案の移動式切断機は、本実施例に限定されることなく、本考案の目的の範囲内で自由に設計変更できるものであり、本考案はそれらの全てを包摂するものである。例えば、本実施例で使用している回転式カッター4の移動手段は、回転式ハンドル6(手動式)によるものであるが、これに限定されることなく、エアーレギュレータや電動ギア(図示せず)などを使用して自動走行できるようにしても良い。
本考案に係る移動式切断機を示す正面図である。 同移動式切断機の平面図ある。 同移動式切断機の背面図である。 同移動式切断機の側面図である。 同移動式切断機の底面図である。
符号の説明
1 本体機枠
2 移動用レール
3 移動テーブル
4 回転式カッター(切断手段)
5 駆動モーター
6 回転式ハンドル(移動手段)
7 電磁石
8 高さ調整部材
9 サイドロック部材

Claims (1)

  1. 鉄骨構造又は鋼管コンクリート構造における鋼管柱などの被溶接金属の溶接部を平滑に切断するための切断機において、
    被溶接金属の溶接部若しくは切断部に沿って配設される一対の移動用レールと、該移動用レールに対し変位自在に配置された回転式カッター等の切断手段と、該切断手段を駆動させるための駆動モーターと、該駆動モーター及び/又は前記カッターを前記移動用レールに沿って変位せしめる回転式ハンドル等の移動手段とを備えてなることを特徴とする移動式切断機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113231683A (zh) * 2021-06-02 2021-08-10 刘海燕 一种方便吸附板料的金属板材剪板机
JPWO2020261548A1 (ja) * 2019-06-28 2021-09-13 ダイコク工業株式会社 溶接ビード切削装置
CN114083043A (zh) * 2021-11-22 2022-02-25 广州市易鸿智能装备有限公司 一种宽幅分切机

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