JP2007196322A - 切断機 - Google Patents

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就三 樋脇
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Abstract

【課題】被溶接金属の溶接部若しくは切断部に沿って円滑に移動させることが難しく、手軽に溶接ビードに合わせて設置・移動できる切断機が要望されている。
【解決手段】本体固定部1に設けられた切断手段2と、被溶接金属の溶接部若しくは切断部に沿って移動せしめる変位手段3とを備える。切断手段2は、本体固定部1の上位に配置された駆動ギア(主プーリ)2aと、該駆動ギア2aと離間して配置された従動ギア(ガイドプーリ)2bと、両ローラ2a,2b間に掛け渡された切断刃2cと、前記駆動ギア2aを起動せしめる駆動モータ2dとを備える。変位手段3は、前記切断手段2を被溶接金属の溶接部若しくは切断部に沿って移動せしめるものであり、被溶接金属の溶接部Bに沿って取り付けられる移動用レール3aと、該移動用レール3aに摺動自在に抜け止めされる変位ローラ3b,3b…とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、主として溶接ビードを切断するために使用される切断機に関し、更に詳しくは、鉄骨構造又は鉄筋コンクリート構造における鉄骨柱などの接続部に突設されるジョイントプレート、ガイドピース、吊りピース若しくはエレクションピース等の突起体や溶接ビートをバーナーで切断することなく簡単かつ平滑に切断することができる有用な切断機の改良に関する。
従来、斯かる切断機にあっては、例えば、角形鉄骨柱の接合すべき端部に、柱長手方向に沿ったジョイントプレートを溶接し、上下に接する鉄骨柱間をこのプレートの両面に添え付けたスプライスプレートをボルトで締結することにより、エレクションピースを仮止めしているため、鉄骨柱間を溶接した後、前記ジョイントプレートは、柱表面から10mm前後離れた位置からガスバーナーで切断しているのが現状である(特許文献1参照)。
また、駆動モータに連動された駆動ギアと、該駆動ギアと一定間隔をおいて設けられた従動ギアと、該従動ギアと前記駆動ギアとを介して起動する切削手段と、両ギアの間でエレクションピース等の突起体を許容する切断開口部との全て又はいずれかを選択又は組み合わせてなる本体固定部を有する移動式切断機が既に案出されている。
特開平6−185114号公報
しかしながら、上述した従来の切断機にあっては、鉄骨柱間を溶接した後に、全ジョイントプレートや溶接ビートをバーナーで切断しなければならないため、施工性が悪く、柱を火熱で損傷させてしまったり、粉塵、煙、火炎が発生してしまうなどの問題を有する。
しかも、バーナーでは、ジョイントプレートや溶接ビートの根本から上手く切断できないため、柱の表面に切断した同プレートの切断跡(凸部)が残存してしまい、また、そのサンダー等の仕上げ工事に時間を要すると共に、長時間に亘り騒音公害を来してしまうなど社会問題にもなっている。
また、従来の移動式切断機にあっては、被溶接金属の溶接部若しくは切断部に沿って移動させることに余儀なくされており、手軽に溶接ビードに合わせて設置し移動できる切断機が要望されている。
本発明はこのような従来の問題点及び要望に鑑みてなされたもので、火炎のおそれなくジョイントプレート、ガイドピース、エレクションピース、吊りピースなどの突起体や溶接ビートを簡単かつ平滑に切断することができるのみならず、溶接ビート等に応じて頗る簡単に移動できる有用な切断機を提供することを目的としたものである。
上述の如き従来の問題点を解決し、所期の目的を達成するため本発明の要旨とする構成は、駆動モータに連動された駆動ギアと、該駆動ギアを介して起動する切削手段とを備えてなる切断機において、前記駆動モータ若しくは切削手段を支持する本体固定部に、少なくとも前記切削手段を被溶接金属の溶接部若しくは切断部に沿って移動せしめる変位手段を設けてなる切断機に存する。
また、前記変位手段は、被溶接金属の溶接部若しくは切断部に沿って取り付けられる移動用レールと、該移動用レールに摺動自在に抜け止めされる変位ローラとを備えるのが良い。
前記駆動モータ若しくは切削手段を支持する本体固定部に、少なくとも前記切削手段を被溶接金属の溶接部若しくは切断部に沿って移動せしめる変位手段を設けたことによって、一旦、取り付けた切断機本体をH鋼等(被溶接金属)より取り外すことなく、そのまま移動用レールに沿って簡単かつ円滑に同切断機本体を変位できるため、溶接ビード等の切削作業効率が大幅に改善されるといった効果を奏するものであり、また、従来の如くバーナーで切断する手間が省ける分、煙、火炎が発生してしまうなどの危惧をも解消できる。
また、前記変位手段が、被溶接金属の溶接部若しくは切断部に沿って取り付けられる移動用レールと、該移動用レールに摺動自在に抜け止めされる変位ローラとを備えたことによって、切断を予定しているエレクションピース等の突起体や溶接ビードに応じて切断機本体の移動が頗る簡単にできるため、切断作業が誰にでも簡単かつ効率的に行えるといった効果を奏する。
駆動モータに連動された駆動ギアと、該駆動ギアと一定間隔をおいて設けられた従動ギアと、該従動ギアと前記駆動ギアとを介して起動する切削手段と、前記駆動モータ若しくは切削手段を支持する本体本体固定部に、少なくとも前記切削手段を被溶接金属の溶接部若しくは切断部に沿って移動せしめる変位手段とを備え、延いては前記変位手段が、被溶接金属の溶接部若しくは切断部に沿って取り付けられる移動用レールと、該移動用レールに摺動自在に抜け止めされる変位ローラとを備えるのが良い。
次に、本発明に係る切断機の実施の一例を図面を参照しながら説明する。図中Aは、本発明に係る切断機であり、この切断機Aは、図1に示すように、本体固定部1に設けられた切削手段2と、被溶接金属の溶接部若しくは切断部に沿って移動せしめる変位手段3とを備えている。
切削手段2は、図2に示すように、本体固定部1の上位に配置された駆動ギア(主プーリ)2aと、該駆動ギア2aと離間して配置された従動ギア(ガイドプーリ)2bと、両ローラ2a,2b間に掛け渡された切断刃2cと、前記駆動ギア2aを起動せしめる駆動モータ2d(図1参照)とを備えている。
切断刃2cは、例えば、バンドソー等の回転式カッターやサンダーからなり、前記両ローラ2a,2bを介して高速に回転されるため、通常は本体カバー4(図3参照)で覆われている。
また、駆動モータ2dは、振動を吸収するための撥條体に支持された板状の高さ調整部材(図示せず)を介して前記本体固定部1に付設しても良い。因に、高さ調整部材としては、例えば、撥條体の下位に螺旋式の間隔調整部を備え、その間隔調整部を回動調整することで駆動モータ2dを上下方向に変位することが頗る簡単で便利である。
一方、変位手段3は、前記切削手段2を被溶接金属の溶接部若しくは切断部B(図4参照)に沿って移動せしめるものであり、被溶接金属の溶接部Bに沿って取り付けられる移動用レール3aと、該移動用レール3aに摺動自在に抜け止めされる変位ローラ3b,3b…とを備えている。
移動用レール3aは、被溶接金属の溶接部若しくは切断部B(図4参照)の形状に応じて湾曲若しくは屈曲されると共に、その長さは短寸、長寸のものを適宜選択して使用するものであり、被溶接金属に着脱自在に止着させるON/OFFスイッチを備えた電磁石3c,3c…が取付アダブター3c ,3c …を介して並設されている。
また、変位ローラ3b,3b…は、本体固定部1の上位に取り付けられた水平基盤3dに一定間隔で配置されており、相対する変位ローラ3b,3b間に前記移動用レール3aの幅寸が整合するように離間されている。
更に、各変位ローラ3b,3b…には、移動用レール3aの上下端縁に摺動自在に係合されるロック鍔3b ,3b …が突設されており、一旦、移動用レール3aに滑動方向に取り付けた状態では(図1参照)、安易に抜け落ちないように工夫されている。
尚、この変位ローラ3b,3b…が逆方向に回転移動しないようにギアロック式ローラや電動ギアを用いても良く、また、移動用レール3aに噛合させるように組み付けても構わない。
このように構成される本実施例の切断機Aは、切断したいエレクションピース等の突起体や溶接ビードの被溶接金属の溶接部Bに対し、前記移動用レール3aを平行にした状態で電磁石3c,3c…をONにして被溶接金属の溶接部Bに吸着させ、次いで、同移動用レール3aの長手方向端縁を切断機Aの変位ローラ3b,3b…間に挿着するだけで簡単に滑動状態にセットすることができ、移動レール3aに対し切断機Aを変位自在に吊持することができる。
次いで、切断刃2cの高さ調整をした後、駆動モータ2dのスイッチを入れて駆動ギア2aを回転させ、その回転力で切断刃2cを高速に回転せしめて切断作業を開始する。
次いで、本体固定部1を前記移動用レール3aの長手方向に沿って変位させることで、突起体や溶接ブレードに沿って前記切断刃2cが移動し、同突起体や溶接ブレードを根本から平滑に切断することができる。
また、切断刃2cが破断したり、また、ベース異常が発生した時にはセンサー(図示せず)が作動して駆動モータ2dなどを停止するように安全性についても考慮されていることは云うまでもない。
このように本発明の切断機では、H鋼、鉄筋柱、鉄筋円柱等のフランジにでも、簡単にセッティングできるため、従来に比して取付・作業条件が大幅に改善されると共に、従来の如くバーナーで切断する手間が省ける分、煙、火炎が発生してしまうなどの心配もなく、しかも、従来の切断法で問題となっていた柱の表面に切断したプレートの切断跡(凸部)が残存してしまうこと、その分、サンダー等の仕上げ工事(溶接ビード部分の研削仕上げ)に時間を要することを全て解消でき、更には、一日の仕事量(切断量)が増やせるため、より工期の短縮化が可能になる他、目隠し処理、最終仕上げ或いは耐火被覆工事も美麗にすることができるのである。
尚、本発明の切断機は、本実施例に限定されることなく、本発明の目的の範囲内で自由に設計変更できるものであり、本発明はそれらの全てを包摂するものである。例えば、本実施例で使用している切削手段2は、手動式であるが、これに限定されることなく、エアーレギュレータや電動ギア(図示せず)などを使用して自動走行できるようにしても良い。
本発明に係る切断機の使用状態を示す説明図である。 同切断機の要部を示す説明図ある。 同切断機の要部を示す側面図である。 同切断機Aと被溶接金属の溶接部若しくは切断部Bとの位置関係を示す説明図である。
符号の説明
1 本体固定部
2 切削手段
2a 駆動ギア(主プーリ)
2b 従動ギア(ガイドプーリ)
2c 切断刃(バンドソー)
2d 駆動モータ
3 変位手段
3a 移動用レール
3b 変位ローラ
3b ロック鍔
3c 電磁石
3c 取付アダブター
3d 水平基盤
4 保護カバー

Claims (3)

  1. 駆動モータに連動された駆動ギアと、該駆動ギアを介して起動する切削手段とを備えてなる切断機において、
    前記駆動モータ若しくは切削手段を支持する本体固定部に、少なくとも前記切削手段を被溶接金属の溶接部若しくは切断部に沿って移動せしめる変位手段を設けてなることを特徴とする切断機。
  2. 前記変位手段は、被溶接金属の溶接部若しくは切断部に沿って取り付けられる移動用レールと、該移動用レールに摺動自在に抜け止めされる変位ローラとを備えてなることを特徴とする請求項1に記載の切断機。
  3. 前記被溶接金属は、鉄骨構造又は鉄筋コンクリート構造における鉄骨柱の接続部に突設されるジョイントプレート、ガイドピース、吊りピース、エレクションピース等の突起体若しくは溶接ビードであることを特徴とする請求項1又は2に記載の切断機。
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