JP3118636U - 切断機 - Google Patents

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Abstract

【課題】柱を火熱で損傷させてしまう他、エレクションピース等の突起体を許容する切断開口部が狭いことから、突起体と切断開口部との位置決めが難しい。
【解決手段】門型に形成された本体フレーム1と、鉄骨柱等の固定部に着脱自在に取り付けされる開口位置調整手段2と、本体フレーム1に回動自在に設けられた切断手段3とを備える。開口位置調整手段2は、取付フレーム4,4の両端に取付脚4aを介して配設された取付基板2a,2aと、該取付基板2a,2aに変位自在に組み付けられた変位プレート2bと、該変位プレート2bの下位に形成された支持固定部2cとで構成する。変位プレート2bは、取付基板2aに形成された摺動用スリット2a と、該摺動用スリット2a に遊嵌された摺動用ピン2a を介して変位自在に保持されており、エレクションピース等の突起体を本体フレーム1の切断開口部1aの中心になるように位置決めできる。
【選択図】図1

Description

本考案は、主として鉄骨構造又は鉄筋コンクリート構造における鉄骨柱などの接続部に突設されるジョイントプレート、ガイドピース、吊りピース若しくはエレクションピース等の突起体をバーナーで切断することなく簡単かつ平滑に切断することができる有用な切断機の改良に関する。
従来、斯かる切断機にあっては、例えば、角形鉄骨柱の接合すべき端部に、柱長手方向に沿ったジョイントプレートを溶接し、上下に接する鉄骨柱間をこのプレートの両面に添え付けたスプライスプレートをボルトで締結することにより、エレクションピースを仮止めしているため、鉄骨柱間を溶接した後、前記ジョイントプレートは、柱表面から10mm前後離れた位置からガスバーナーで切断しているのが現状である(特許文献1参照)。
また、駆動モータに連動された駆動ギアと、該駆動ギアと一定間隔をおいて設けられた従動ギアと、該従動ギアと前記駆動ギアとを介して起動する切断手段と、両ギアの間でエレクションピース等の突起体を許容する切断開口部との全て又はいずれかを選択又は組み合わせてなる本体フレームを有する移動式切断機が既に案出されている。
特開平6−185114号公報
しかしながら、上述した従来の切断機にあっては、鉄骨柱間を溶接した後に、全ジョイントプレートをバーナーで切断しなければならないため、施工性が悪く、柱を火熱で損傷させてしまったり、粉塵、煙、火炎が発生してしまうなどの問題を有する。
しかも、バーナーでは、ジョイントプレートの根本から切断できないため、柱の表面に切断した同プレートの切断跡(凸部)が残存してしまい、また、そのサンダー等の仕上げ工事に時間を要すると共に、長時間に亘り騒音公害を来してしまうなど社会問題にもなっている。
また、従来の移動式切断機にあっては、エレクションピース等の突起体を許容する切断開口部が狭いことから、突起体と切断開口部との位置決めに余儀なくされるといった課題がある。
本考案はこのような従来の問題点に鑑みてなされたもので、火炎のおそれなくジョイントプレート、ガイドピース、エレクションピース、吊りピースなどの突起体を簡単かつ平滑に切断することができるのみならず、突起体との位置決めをも頗る簡単に調整できる有用な切断機を提供することを目的としたものである。
上述の如き従来の問題点を解決し、所期の目的を達成するため本考案の要旨とする構成は、駆動モータに連動された駆動ギアと、該駆動ギアと一定間隔をおいて設けられた従動ギアと、該従動ギアと前記駆動ギアとを介して起動する切断手段と、両ギアの間でエレクションピース等の突起体を許容する大きさに開口された切断開口部とを備えてなる切断機において、前記突起体の位置に応じて前記切断開口部の位置合わせをすべく変位する変位プレートと、該変位プレートに設けられた支持固定部とを備えてなる開口位置調整手段を有する切断機に存する。
また、前記開口位置調整手段は、本体フレームを摺動自在に支持する一対の取付フレームと、該取付フレーム間に架設された取付基板と、該取付基板に変位自在に組み付けられた変位プレートと、該変位プレートに形成されてH鋼等の固定部に取り付けられる支持固定部とを備えるのが良い。
前記突起体の位置に応じて前記切断開口部の位置合わせをすべく変位する変位プレートと、該変位プレートに設けられた支持固定部とを備えてなる開口位置調整手段を有することによって、切断機本体をH鋼等の固定部より取り外すことなく、突起体と前記切断開口部との位置調整が簡単にできるため、取付・作業効率が大幅に改善されるといった効果を奏するものであり、また、小さな力でより簡単かつ平滑に前記エレクションピース等の突起体を切断できるため、騒音も少なく、また、従来の如くバーナーで切断する手間が省ける分、煙、火炎が発生してしまうなどの危惧をも解消できる。
また、開口位置調整手段が、本体フレームを摺動自在に支持する一対の取付フレームと、該取付フレーム間に架設される取付基板と、該取付基板の長手方向に変位自在に組み付けられる変位プレートと、該変位プレートに形成された支持固定部とを備えたことによって、仮令、前記支持固定部をH鋼等の固定部に不動状態に設置したとしても、同支持固定部に対して前記変位プレートが取付基板の長手方向へと変位することで本体フレームを同方向に移動させることができるため、切断を予定している突起体と本体フレームの切断開口部との位置調整を誰にでも簡単に行うことができるといった効果を奏する。
駆動モータに連動された駆動ギアと、該駆動ギアと一定間隔をおいて設けられた従動ギアと、該従動ギアと前記駆動ギアとを介して起動する切断手段と、両ギアの間でエレクションピース等の突起体を許容する切断開口部と、前記突起体の位置に対応して前記切断開口部の位置を移動せしめる変位プレートと該変位プレートに形成された支持固定部とからなる開口位置調整手段とを備えるのが良い。
次に、本考案に係る切断機の第1実施例を図1乃至図3を参照しながら説明する。図中Aは、本考案に係る切断機であり、この切断機Aは、図1に示すように、門型に形成された本体フレーム1と、鉄骨柱等の固定部(図示せず)に着脱自在に取り付けされる開口位置調整手段2と、前記本体フレーム1に回動自在に設けられた切断手段3とを備えている。
本体フレーム1は、エレクションピース等の突起体を許容すべく開口された切断開口部1aと、同本体フレーム1の両側端に延出すべく突設された移動アーム1b,1bとを備えている。
切断開口部1aは、ガイドピース、ジョイントピース若しくはエレクションピース等の突起体(図示せず)を許容できる大きさに形成されており、後述する切断刃3cが突起体に対して直交方向に開通されている。
また、この本体フレーム1は、後述する切断手段3が付設されると共に、相対向して設けられた取付フレーム4,4の長手方向へ移動できるように同取付フレーム4,4間に滑動ローラ(図示せず)を介して摺動自在に組み付けられている。
開口位置調整手段2は、前記取付フレーム4,4の両端に取付脚4a,4aを介して取り付けされた取付基板2a,2aと、該取付基板2a,2aの長手方向に摺動自在に組み付けられた変位プレート2bと、該変位プレート2bの下位に形成された支持固定部2cとから構成されている。
変位プレート2bは、前記取付基板2aに形成された摺動用スリット2a と、該摺動用スリット2a に遊嵌された摺動用ピン2a を介して変位自在に組み付けされており、エレクションピース等の突起体が前記本体フレーム1の切断開口部1aの中心になるように位置決めすることができる。
支持固定部2cは、H鋼、鉄筋柱等の固定部に狭持できるように凹設されており、左右方向に固定ネジ2d、2dが螺着されている。
他方、切断手段3は、本体フレーム1の上位に配置された駆動ギア(主プーリ)3aと、左右両端側に離間して配置された従動ギア(ガイドプーリ)3bと、両ローラ3a,3b間に掛け渡された切断刃3cと、前記駆動ギア3aを起動せしめる駆動モータ3dとを備えている。
切断刃3cは、例えば、バンドソー等の回転式カッターからなり、前記両ローラ3a,3bを介して高速に回転されるため、通常は本体カバー(図示せず)で覆っておくのが良い。
また、駆動モータ3dは、振動を吸収するための撥條体に支持された板状の高さ調整部材(図示せず)を介して前記本体フレーム1に付設しても良い。因に、高さ調整部材としては、例えば、撥條体の下位に螺旋式の間隔調整部を備え、その間隔調整部を回動調整することで駆動モータ3dを上下方向に変位することが頗る簡単で便利である。
このように構成される本実施例の切断機Aは、切断したいエレクションピース等の突起体に対し、前記支持固定部2cをH鋼等の固定部に狭持して固定ネジ2d、2dで固定し、次いで、切断刃3cの高さ調整をした後、駆動モータ3dのスイッチを入れて駆動ギア3aを回転させ、その回転力で切断刃3cを高速に回転せしめて切断作業を開始する。
次いで、移動アーム1bを手に持って本体フレーム1を前記取付フレーム4の長手方向に変位させることで、突起体の下端に沿って切断手段3が移動し切断刃3cで同突起体を根本から平滑に切断することができる。
また、切断刃3cが破断したり、また、ベース異常が発生した時にはセンサー(図示せず)が作動して駆動モータ3dなどを停止するように安全性についても考慮されていることは云うまでもない。
このように本考案の切断機では、一旦、H鋼、鉄筋柱等の固定部に取り付けた切断機本体を取り外すことなく、突起体と切断開口部1aとの位置調整が頗る簡単にできると共に、小さな力でより簡単かつ平滑に前記エレクションピース等の突起体を切断できる。
また、H鋼、鉄筋柱等のフランジにでも、簡単にセッティングできるため、従来に比して取付・作業条件が大幅に改善されると共に、従来の如くバーナーで切断する手間が省ける分、煙、火炎が発生してしまうなどの心配もなく、しかも、従来の切断法で問題となっていた柱の表面に切断したプレートの切断跡(凸部)が残存してしまうこと、その分、サンダー等の仕上げ工事に時間を要すること、また、長時間に亘り騒音公害を来してしまうこと、切断刃が浮いてしまうことを全て解消でき、更には、一日の仕事量(切断量)が増やせるため、より工期の短縮化が可能になる他、目隠し処理、最終仕上げ或いは耐火被覆工事も美麗にすることができるのである。
尚、本考案の切断機は、本実施例に限定されることなく、本考案の目的の範囲内で自由に設計変更できるものであり、本考案はそれらの全てを包摂するものである。例えば、本実施例で使用している切断手段3は、手動式であるが、これに限定されることなく、エアーレギュレータや電動ギア(図示せず)などを使用して自動走行できるようにしても良い。
また、本明細書で言及している「本体フレーム」とは、本実施例及び図面に開示されている形、大きさ等に限定されるものではなく、切断開口部及1aび/又は切断手段3を取り付けできるものであれば、取付基板、枠材等、如何なる構成でも良い。
本考案に係る切断機の第1実施例を示す正面図である。 同切断機の側面図ある。 同切断機の平面図である。
符号の説明
1 本体フレーム
1a 切断開口部
1b 移動アーム
2 開口位置調整手段
2a 取付基板
2a 摺動スリット
2a 摺動用ピン
2b 変位プレート
2c 支持固定部
3 切断手段
3a 駆動ギア(主プーリ)
3b 従動ギア(ガイドプーリ)
3c 切断刃(バンドソー)
3d 駆動モータ
4 取付フレーム
4a 取付脚

Claims (2)

  1. 駆動モータに連動された駆動ギアと、該駆動ギアと一定間隔をおいて設けられた従動ギアと、該従動ギアと前記駆動ギアとを介して起動する切断手段と、エレクションピース等の突起体を許容する大きさに形成された切断開口部とを備えてなる切断機において、
    前記突起体の位置に応じて前記切断開口部の位置合わせをすべく変位する変位プレートと、該変位プレートに設けられた支持固定部とを備えてなる開口位置調整手段を有することを特徴とする切断機。
  2. 前記開口位置調整手段は、本体フレームを摺動自在に支持する一対の取付フレームと、該取付フレーム間に架設された取付基板と、該取付基板の長手方向に摺動自在に組み付けられた変位プレートと、該変位プレートに形成されてH鋼等の固定部に取り付けされる前記支持固定部とを備えてなることを特徴とする請求項1に記載の切断機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013119122A (ja) * 2011-12-06 2013-06-17 Shuzo Hiwaki 切断機
JP2014054682A (ja) * 2012-09-11 2014-03-27 Shuzo Hiwaki 切断機
CN103894674A (zh) * 2012-12-25 2014-07-02 樋胁就三 切割机
JP2016203296A (ja) * 2015-04-21 2016-12-08 樋脇 就三 切断機

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