JP3170679U - 移動切断機 - Google Patents

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文夫 池田
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Abstract

【課題】母材側まで切断位置が入り込む事がなく作業効率が大幅に改善され、しかも母材上面が傾斜していても台座枠をしっかり固定する事で移動して切断が出来る有用な移動切断機を提供する。【解決の手段】台座枠の両側に離間して取付けられた一対のラック付走行用レール3と、該ラック付走行用レール3に対し変位自在に配置された回転式カッターの切断手段と、該回転式カッターを駆動させる減速機付駆動モーター4と、該減速機付駆動モーター4を取付けて保持する走行フレームと前記ラック付走行用レール3に沿って変位させる前記走行フレームの両端に離間して取付けられた一対の減速機付走行モーター5と、該減速機付走行モーター5に取付けられた走行用ギヤー6と装置全体を受ける前記台座枠等を少なくとも備え付けた移動式切断機である。【選択図】図1

Description

本考案は、鉄骨構造における吊りピース、エレクションピース、ガイドピース、ジョイントプレート等や突起体の溶接部を移動して切断する移動切断機に関し、その溶接部分を平滑に切断することが出来、しかも母材上面より2mm程度上側を切断し、ガス切断器等による異常な加熱がない事で裏焼けをなくすことが出来る有用な移動切断機の改良に関する。
従来の移動切断機で、吊りピース、エレクションピース、ガイドピース、ジョイントプレート等や突起体を母材上面と同一の平滑にする作業においては牽引バネにより自走させる手段により行い、牽引バネ力を一定に保つことが出来なく、牽引バネ力が弱くなると、切断を止めて自走手段を移動させたりしていた。又牽引する位置が切断位置より高いので装置が転倒する力が働き母材側まで切断位置が入り込み傷を付ける事が有り、バネ力には注意を払わなければならなかった。しかしながら、上記の牽引バネ力が弱くなると切断を止めて自走手段を移動させる方式に当っては作業効率も悪く又、牽引する位置が切断位置より高いので装置に転倒する力が働き、刃物が下側を向き母材を傷付ける等があり、短期間で有効な効率が得られる移動切断機が望まれていた。
実用新案登録第3135242号登録実用新案公報
この考案は、上記のような課題に鑑み、その課題を解決すべく創案されたものであって、その目的とするところは鉄骨構造における吊りピース等や突起体の溶接部を切断するにあっては、母材上面より2mm程度上側を一回で切断し、装置走行範囲においては走行力が一定のため自走手段を移動させる事もなく、ラックとピニオンを使うことでラックに対し切断装置が平行に走行し、母材側まで切断位置が入り込む事がなく作業効率が大幅に改善され、しかも母材上面が傾斜していても台座枠をしっかり固定する事で移動して切断が出来る有用な移動切断機を提供することにある。
以上の目的を達成するために、本考案は、鉄骨構造に突設したピース、エレクションピース、ガイドピース、ジョイントプレートの突起体の溶接部を切断する移動切断機において、同移動切断機を取り付けた台座枠の両側に間隔を有して平行に取付けた一対の走行用レールと、該一対の走行用レール間に差渡された走行フレームに搭載した切断装置と、該切断装置を前記走行フレームに沿って移動させる駆動モーターと、前記切断装置に取付けて該切断装置を前記走行用レールに沿って移動させる走行モーターとを備えていることを特徴とする移動切断機である。
以上の記載より、本考案に係る鉄骨構造における吊りピース等や突起体の溶接部を平滑に切断することが出来、しかも母材上面より2mm程度上側を1回で切断し、ガス切断器等による異常な加熱がない事で裏焼けをなくすことが出来た。
本考案の実施の形態を示す移動切断機の平面図である。 本考案の実施の形態を示す移動切断機の正面図である。 本考案の実施の形態を示す移動切断機の右側面図である。 本考案の実施の形態を示す図2のA−A矢視の移動切断機の断面図である。
以下、図面に記載の考案の実施の形態に基づいて、本考案をより具体的に説明する。
本考案に係る移動切断機の一実施例を図1から図4を参照しながら説明する。
鉄骨構造における吊りピース、エレクションピース、ガイドピース、ジョイントプレート等や突起体の溶接部を移動して切断するための切断機において、図1と図2に図示の移動切断機を参照しながら、以下説明する。台座枠(1)の両側に離間して取付けられた一対の走行用レール(3)と、該走行用レール(3)に対し変位自在に配置された回転式カッターの切断手段(17)と、該回転式カッターを駆動させる減速機付駆動モーター(4)と、該減速機付駆動モーター(4)を取付けて保持する走行フレーム(2)と、前記走行用レール(3)に沿って変位させる前記走行フレーム(2)の両端に離間して取付けられた一対の減速機付走行モーター(5)と、該減速機付走行モーター(5)に取付けられた走行用ギヤー(6)と装置全体を受ける前記台座枠(1)等を少なくとも備えたものなどから主に構成される移動切断機である。
台座枠(1)の前端枠(1a)はT型の溶接構造とし、その両端はボルトにより固着される様にプレート止めとし、キリ穴加工が施されている。又後端枠(1b)は吊りピース等や突起体が有っても横移動でその位置にセットが出来る様に門型状にされ、前端枠(1a)と同様にその両端はボルトにより固着される様にキリ穴加工が施されている。これら部材を組合せた構造からなる。
走行フレーム(2)は、図4断面A−Aに示すように、中央付近を切り欠き門型に形成され走行機体(2a)に補強材をボルトにて固着され、又走行機体(2a)と直交方向に離間して取付けられた一対の下側走行車輪ブラケット(2b)は長方形のプレートからなり切断時等、走行フレームが浮き上がらないように走行車輪軸が取付く穴加工が施されている。又下側走行車輪ブラケット(2b)には減速機付走行モーター(5)が取付けられる走行モーター座(2c)がボルトにて固着されている。その形状は長方形のプレートに下側走行車輪(11)が干渉しない様に切欠きを設けた。
台座枠(1)のサイド枠(1c)にボルトにて固着される走行用レール(3)はラックを使用し走行範囲を考慮し長さを選定され実施例では歯先を上面に取付けた。
減速機付走行モーター(5)の走行速度調整用として、図2と図3に図示するインバーター(16)を使用し、切断幅等により速度調整を行う。
減速機付走行モーター(5)の軸に取付ける走行用ギヤー(6)はピニオンギヤーとし走行用レール(3)のラックにより回転力を直線の動きに変換する円形歯車とする。走行用レール(3)のラックは平板状の棒に歯切をしたものである。
駆動プーリー(7)は、図3と図4に図示するバンドソー刃物(15)を回転させる駆動用プーリーで減速機付駆動モーター(4.)の軸に取付けた。テイクアッププーリー(9)はバンドソー刃物(15)のテンションを調整するために取付けられ、アイドラプーリー(8)との離間距離が伸縮自在に調整出来る様になっている。
走行車輪(10)は切断手段(17)が走行する部々の重量を受け走行用レール(3)に対し平行に走行する様に取付けられている。又下側走行車輪(11)は装置が転倒する力が働いた時等に、切断向きと位置が変わる事なく切断作業が行える様に下側走行車輪ブラケット(2b)に走行車輪軸を挿入し取付けた。
台座枠(1)には電磁石(12)が高さ調整用フレーム(13)に取付けられ上げ下げが出来る様に伸縮自在に取付けられる。又母材上面に着脱自在に止着させるON/OFFスイッチを備えた電磁石(12)が付設されている。
高さ調整用フレーム(13)は、逆U字型にプレートの組み合わせ構成とし、電磁石(12)の高さ調整を行う事で母材上面からの切断高さを選定できる様になった。
走行切替スイッチ(14)は切断手段を変位自在に配置出来る様に取付けてあり特に切断後にスタート位置に戻すためのスイッチである。
バンドソー刃物(15)は回転して切断を行うエンドレスのベルト式とし、刃先はノコ刃形状の山谷刃が加工されている。
切断手段(17)はバンドソー刃物(15)等の回転式カッターからなり実施例では駆動プーリー(7)からテイクアッププーリー(9)へ伝わりアイドラプーリー(8)を介して回転する仕組とした。
切断手段(17)がスタート位置と切断後の走行限界には図示省略のセンサーが作動し減速機付走行モーター(5)が停止するようにした。
次いで、本考案に係る移動式切断機の使用手順を説明する。先ず、切断手段(17)がスタート位置であるかの確認を行う。切断後の走行限界の位置であれば、移動式切断機をスタート位置に移動させ、移動式切断機の設置位置と思われる母材上面の部々の掃除を行う。次に移動切断機より切断しようとする吊りピース等や突起体より後に、移動式切断機を端枠(1b)側に移動させる。その位置は吊りピース等や突起体が切断走行時に走行フレーム(2)の中央付近の切欠きを通過出来るかを確認し、通過できる位置へ本考案の装置を移動する。その時、電磁石(12)の吸着面の異物を取り除き位置を再確認して設置を行い、4ヶ所の電磁石(12)をONにし、吸着状態を確認する。切断位置は電磁石(12)の高さ調整を行って確定する。次に、減速機付駆動モーター(4.)のスイッチを入れ、減速機付走行モーター(5)の切断走行側のスイッチを入れる。その際、切断厚さや切断物の材質等を考慮し、切断スピードを調整する。切断時は切断部分に切削液等を垂らし、作業効率を上げる。切断後は、吊りピース等や突起体を装置外に移動させて切断手段(17)をスタート位置まで戻す。
なお、本考案は上記考案の実施の形態に限定されるものではなく、本考案の精神を逸脱しない範囲で種々の改変をなし得ることは勿論である。本考案の実施の形態の走行用レール(3)はラックであったが、ブロックが組込まれた直動ガイドを両側に設置し、走行モーターをシリンダー等の走行手段に変わることも出来る。
本移動切断機は鉄骨構造における吊りピースや突起体の溶接部のみならず、木造構造や鉄筋コンクリートの突起体を移動して切断する移動切断機に関し、母材上面より2mm程度上側を平滑に一回で簡単に切断することが出来、ガス切断器等による異常な加熱がないことで裏焼けをなくすことが出来る有用な移動切断機の改良に関する。
1 台座枠
1a 前端枠
1b 後端枠
1c サイド枠
2 走行フレーム
2a 走行機体
2b 下側走行車輪ブラケット
2c 走行モーター座
3 走行用レール(ラック)
4 減速機付駆動モーター
5 減速機付走行モーター
6 走行用ギヤー(ピニオン)
7 駆動プーリー
8 アイドラプーリー
9 テイクアッププーリー
10 走行車輪
11 下側走行車輪
12 電磁石
13 高さ調整用フレーム
14 走行切替スイッチ
15 バンドソー刃物
16 インバーター
17 切断手段

Claims (1)

  1. 鉄骨構造に突設したピース、エレクションピース、ガイドピース、ジョイントプレートの突起体の溶接部を切断する移動切断機において、同移動切断機を取り付けた台座枠の両側に間隔を有して平行に取付けた一対の走行用レールと、該一対の走行用レール間に差渡された走行フレームに搭載した切断装置と、該切断装置を前記走行フレームに沿って移動させる駆動モーターと、前記切断装置に取付けて該切断装置を前記走行用レールに沿って移動させる走行モーターとを備えていることを特徴とする移動切断機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108857821A (zh) * 2018-09-27 2018-11-23 浙江柏仕顿装饰科技有限公司 一种新型型材切割机构
CN117399709A (zh) * 2023-11-01 2024-01-16 佛山市坚佳机电有限公司 一种带锯箱体

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