JP7241612B2 - 切削装置及び切削工法 - Google Patents
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Description
さらに、本発明の切削装置において、前記横切断用プーリを支持する支持機構は、前記架台部に取り付けられており、前記横切断用プーリを前記ワイヤーの走行経路から退避させる退避状態と、前記ワイヤーの走行を案内する位置に前記横切断用プーリを配置させる稼働状態とで切り換え可能に構成されていることを特徴とする。
さらに、本発明の切削装置において、前記切削部は、前記ワイヤーの走行方向を前記先端プーリによる走行面から転向させる転向プーリと、前記転向プーリによって転向された前記ワイヤーの走行面で前記ワイヤーの走行を駆動する駆動プーリと、を具備することを特徴とする。
さらに、本発明の切削装置において、前記切削部は、前記先端プーリを支持して前記コンクリート構造物に向けスライドするスライド台車を具備し、前記架台部は、前記スライド台車をスライド可能に支持する架台と、前記架台の後方側に接続された延長架台と、を具備し、前記スライド台車が前記架台に位置する状態で、前記延長架台は前記架台から取り外し可能であることを特徴とする。
さらに、本発明において、前記コンクリート構造物に取り付けられた左右スライド用レールに転動可能に係合する左右スライドローラと、前記コンクリート構造物に取り付けられた左右スライド用ラックと噛合するピニオンが回転軸に設けられた左右スライドモータと、を具備することを特徴とする。
さらに、本発明の切削装置において、前記架台部は、前記左右スライド用レールに前記左右スライドローラとは異なる方向から転動可能に係合する脱輪防止ローラを具備することを特徴とする。
また、本発明の切削工法は、循環走行するワイヤーを用いてコンクリート構造物を切削する切削工法であって、 前記ワイヤーが架け渡された先端プーリを備えた切削部を、前記ワイヤーを走行させながら前記コンクリート構造物に向けスライドさせ、前記ワイヤーを前記先端プーリごと前記コンクリート構造物に切り込ませて切削させた後、前記切削部のスライドを支持する架台部を、前記コンクリート構造物を突き抜けた前記先端プーリと前記コンクリート構造物の手前側に配置された横切断用プーリとの間に架け渡した前記ワイヤーを走行させながら横方向にスライドさせ、前記先端プーリと前記横切断用プーリとの間に架け渡された前記ワイヤーによって前記コンクリート構造物を切削させることを特徴とする。
この構成により、壁高欄コンクリート60に対して切削施工を行う際に、設置盛替を行うことなく横方向への切削施工を行うことができ、切削施工の出来高を大きく増加させることができる。また、切削装置1を壁高欄コンクリート60に設置した状態で横方向に切断することができるため、壁高欄コンクリート60に外壁側に作業足場を設置して、切削装置1を据え付けるためのスペースを確保する必要がなく、事前の施工準備を簡略化することができる。
この構成により、横切断用プーリ50を横方向にスライドする架台部30に取り付けることができるため、横方向への切削時に強度を確保することができる。なお、強度を確保できる場合には、横切断用プーリ50を支持部17に取り付け、常にワイヤー2の走行を案内するようにしても良い。
この構成により、切削部10の前後方向(X軸方向)の全長をコンパクトにすることが可能となり、必要な作業足場スペースを減少させ、施工準備手間を減少させることができる。
この構成により、横方向への切削時に壁高欄コンクリート60からの張り出し長を短くすることができ、壁高欄コンクリート60の外壁側に大きなスペースを必要とすることなく、横方向への切削施工をすることができる。
この構成により、切削装置1を左右スライド用レール91に沿ってスムーズにスライドさせることができる。
この構成により、簡単な構成で左右スライド用レール91からの脱落を防止できる。
2 ワイヤー
10 切削部
11 駆動プーリ
12a 右側ガイドプーリ
12b 左側ガイドプーリ
13a 右側転向プーリ
13b 左側転向プーリ
14a 右側先端プーリ
14b 左側先端プーリ
15 駆動モータ
16 スライド台車
16a 右側支柱
16b 左側支柱
16c 右側アーム
16d 左側アーム
17 支持部
18 前後スライドモータ
19 ギアボックス
20 前後スライドローラ
21 ピニオン
30 架台部
31 前後スライド用レール
31x 前後スライド用延長レール
32 架台
32x 延長架台
32a 右前側支柱
32b 左前側支柱
32c 右後側支柱
32d 左後側支柱
32e 梁
32f、32g 補助支柱
33 制御ボックス
34a 右側ガイド部
34b 左側ガイド部
35 フランジ部
35x フランジ部
36 前後スライド用ラック
36a 前後スライド用延長ラック
37 左右スライドローラ
38 脱輪防止ローラ
39 左右スライドモータ
40 ピニオン
50 横切断用プーリ
51 支持機構
60 壁高欄コンクリート
61 舗装部
62 床版
63 地覆部
70 ブラケット
80 仮固定用パイプ
71 調整機構
90 枠体
91 左右スライド用レール
92 左右スライド用ラック
93 調整機構
Claims (7)
- 循環走行するワイヤーを用いてコンクリート構造物を切削する切削装置であって、
先端プーリに架け渡した前記ワイヤーを循環走行させながら前記コンクリート構造物に向けスライドさせ、前記ワイヤーを前記先端プーリと共に前記コンクリート構造物に切り込ませて切削させる切削部と、
前記コンクリート構造物を突き抜けた前記先端プーリと前記コンクリート構造物の手前側に配置された横切断用プーリとの間に架け渡した前記ワイヤーを循環走行させながら前記切削部を横方向にスライドさせ、前記先端プーリと前記横切断用プーリとの間に架け渡された前記ワイヤーによって前記コンクリート構造物を切削させる架台部と、を具備することを特徴とする切削装置。 - 前記横切断用プーリを支持する支持機構は、前記架台部に取り付けられており、前記横切断用プーリを前記ワイヤーの走行経路から退避させる退避状態と、前記ワイヤーの走行を案内する位置に前記横切断用プーリを配置させる稼働状態とで切り換え可能に構成されていることを特徴とする請求項1記載の切削装置。
- 前記切削部は、
前記ワイヤーの走行方向を前記先端プーリによる走行面から転向させる転向プーリと、
前記転向プーリによって転向された前記ワイヤーの走行面で前記ワイヤーの走行を駆動する駆動プーリと、を具備することを特徴とする請求項1又は2記載の切削装置。 - 前記切削部は、
前記先端プーリを支持して前記コンクリート構造物に向けスライドするスライド台車を具備し、
前記架台部は、
前記スライド台車をスライド可能に支持する架台と、
前記架台の後方側に接続された延長架台と、を具備し、
前記スライド台車が前記架台に位置する状態で、前記延長架台は前記架台から取り外し可能であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の切削装置。 - 前記コンクリート構造物に取り付けられた左右スライド用レールに転動可能に係合する左右スライドローラと、
前記コンクリート構造物に取り付けられた左右スライド用ラックと噛合するピニオンが回転軸に設けられた左右スライドモータと、を具備することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の切削装置。 - 前記架台部は、
前記左右スライド用レールに前記左右スライドローラとは異なる方向から転動可能に係合する脱輪防止ローラを具備することを特徴とする請求項5記載の切削装置。 - 循環走行するワイヤーを用いてコンクリート構造物を切削する切削工法であって、
前記ワイヤーが架け渡された先端プーリを備えた切削部を、前記ワイヤーを走行させながら前記コンクリート構造物に向けスライドさせ、前記ワイヤーを前記先端プーリごと前記コンクリート構造物に切り込ませて切削させた後、
前記切削部のスライドを支持する架台部を、前記コンクリート構造物を突き抜けた前記先端プーリと前記コンクリート構造物の手前側に配置された横切断用プーリとの間に架け渡した前記ワイヤーを走行させながら横方向にスライドさせ、前記先端プーリと前記横切断用プーリとの間に架け渡された前記ワイヤーによって前記コンクリート構造物を切削させることを特徴とする切削工法。
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JP2019106085A JP7241612B2 (ja) | 2019-06-06 | 2019-06-06 | 切削装置及び切削工法 |
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JP2020200590A JP2020200590A (ja) | 2020-12-17 |
JP7241612B2 true JP7241612B2 (ja) | 2023-03-17 |
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JP2019106085A Active JP7241612B2 (ja) | 2019-06-06 | 2019-06-06 | 切削装置及び切削工法 |
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