JPS60228013A - 管端仕上装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の利用分野］ 本発明は、管端仕上装置に関し、特に小口径管端部のパ
リ取り、塗料落とし等を行なう管端仕上装置に関する。

［背景技術］ 従来、小口径管、例えば呼び径３Ｂ以下の管材の切断部
パリ取り、管端の塗料落としは別作業で人手により行な
われており、パリ取りはグラインダー等で、塗料落とし
はサンドペーパー等で行なわれていたが、作業効率が悪
く、特に小口径管を大量に処理する場合には作業も困難
で仕上も悪くなりがちであった。

［発明の目的］ 本発明は、かかる従来技術の欠点を解消し、管旧、特に
小口径管の管端仕上を効率よく容易に行なうことのでき
る管端化に装置を提供することをＩＩ的とする。

［発明の構成］ 本発明は、この目的を達成するために、管端化［−する
管材を少なくとも２個の並列する足輪ローラで支持する
とともに、この足輪ローラの回転軸に平行な回転軸を有
する少なくとも２個の並列する可動ローラとの間で管材
を挟持し、前記足輪ローラを同一・方向に回転させて管
材を足輪回転させるように構成している。更に管端仕上
する管材の口径に応じて位置、調整可能な管端仕上工具
を前記足輪ローラの一端に対応して配設し、これによっ
て前記足輪回転させた管材の管端仕上を行なうようにし
ている。

足輪ローラ及び可動ローラは、夫々一対のローラとし、
管材の滑りを防止するためにゴム被覆したローラを用い
ることが望ましい。

管端化−に工具としては、パリ取りをするためのリーマ
及び塗料落としをするためのペーパーホイール又は同様
の研削材の両方を具備させることが望ましく、これら管
端仕上工具は、足輪回転する異なる口径の管材に合わせ
て適切な位置に移動できるように形成する。

［発明の実施例コ 以下、本発明を添付図面に示した望ましい実施例に基づ
いて説明する。

第１図乃至第３図には、本発明に係る管端化」−装置の
一実施例が示されている。

本実施例の管端仕−ヒ装置は、管材の足輪回転装舊と管
端仕上工具とを筐体１０内に一体的に設置Ｘたもので、
足輪回転装置は、並列する軸１２．１４を回転軸として
足輪回転するゴム製の足輪ローラ１６．１８を具備し、
該足輪ローラ１６．１８は、第２図に示すように、ベル
）２０を介してモーター２２によって同一方向に駆動さ
れる。

管材室軸回転装置はまた、管材２８を足輪ローラ１６．
１８に対して圧接させるための、足輪ローラ１６．１８
に平行な回転軸を有するゴム製の可動ローラ２４．２６
を具備する。使用の際は、管端化」二する管材２８を足
輪ローラ１６．１８の間の四部に沿って！置し、可動ロ
ーラ２４．２６を足輪ローラ１６．１８に対して押し下
げて管材２８を挟持する。第３図は、第１図のｌｌｌ−
［［線に沿った可動ローラ２４．２６の移動機構を示す
説明図で、可動ローラ２４．２６は軸１２．１４に平行
な軸３０．３２を回転軸とし、枠体３４に並列に取付け
られている。枠体３４は、ピン３６で夫々筐体１０に軸
支されたアーム４０に軸支部４４で枢着されている。枠
体３４は上下方向にのみ移動可能に形成しであるので、
アーム４０の先端、都のペダル４６を押し下げると、第
３図の二点鎖線で示した位置まで下降し、管材２８が可
動ローラ２４．２６と足輪ローラ１６．１８との間で挟
持される。この状態で足輪ローラ１６．１Ｂを回転させ
ると、管材２８は足輪ローラ１６．１８の表面に圧接さ
れているので、滑りを生ずることなく足輪回転する。

管端仕上二［具は、ペーパーホイール５０、リーマ５２
を具備し、それらが、足輪ローラ１６．１８の一端へ対
応するように筐体１０内に配置されている。ペーパーホ
イール５０、リーマ５２はいずれも、足輪ローラ１６．
１８と平行な回転軸５５．５７を有しており、管材２８
の口径に応じて適切な位置にそれらを当接させることが
できるように構成されている。

また、回転軸５５．５７には、ペーパーホイール５０、
リーマ５２が軸方向へ所定距離だけ移動できるように緩
衝用のコイルばね５８．５９が取付けられている。管端
仕上工具の支持体５４は、筐体１０に固定された支持体
５６に位置調整可能に固定されている。

ペーパーホイール５０及びリーマ５２は、ホイールボッ
クス６０内の歯車機能を介してモーター６２によって駆
動され、レバー６６により位置調整ができるようにボッ
クス６０へ支持されている。

第１図中、二点鎖線で示すペーパーホイール５０ａは、
管材２８の管端仕上を・する場合のペーパーホイール位
置を示し、実線で示したペーパーホイール５０は、それ
より小口径の管材２９の管端仕上を行なう場合のペーパ
ーホイール位置を示す。

リーマ５２はノブ６４で操作される。二点鎖線で示すリ
ーマ５２ａは管材２９のパリ取りを行なう場合のリーマ
位置を示す。

次に本実施例装置を用いて管端仕上を行なう工程を説明
すると、先ず、管材２８を足輪ローラ１６．１８上に載
置し、ペダル４６を踏んで可動ローラ２４．２６を下降
させ、管材２８を足輪９−ラ１６．１８に圧接させた後
モーター２２を１動する。次いで、レバー６６により、
ペーパーホイール５０及びリーマ５２の位置を定め、モ
ーター６２を駆動させてペーパーホイール５ｏ、リーマ
５２を回転させ、ペーパーホイール５０によって塗料を
落とし、ノブ６４を押してリーマ５２によって切断部の
パリ取りを行なう。管端仕上が終了したら、ペーパーホ
イール５０、リーマ５２、ペダル４６を元の位置に戻し
て管材２８を取り出す。

なお、本実施例では、管材２８．２９を水平状態で処理
したが、足輪回転装置の各ローラ１６．１８を垂直に設
ければ管材２８．２９を垂直状態で処理することも可能
である。また、ペーパーホイール５０の代わりに他の研
磨手段を用いてもよい。

［発明の効果］ 本発明に係る管端仕上装置は、管材の足輪回転装置と管
端仕上工具とが一体化され、運搬可能であるので、一定
箇所に固定することなく現場等に持込むことができる。

また、管材の管端仕上において、工数が非常に少なく、
パリ取り、塗料落としを同時に行なうことができるので
、特に大量の管材を処理する場合に便利である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る管端仕上装置の一実施例を示す
側面図、第２図は、第１図のＩＩ　−’　ＩＩ線に沿っ
た部分側面図、第３図は、第１図のｍ−ｍ線に沿った可
動ローラ２４．２６の移動機構を示す説明図である。 １０・・φ筐体、 １２．１４・・・軸、 １６．１８・・・足輪ローラ、 ２０＠Φ拳ベルト、２２・・・モーター。 ２４．２６−・・可動ローラ、 ２８．２９−・・管材、 ３０．３２・・・軸、 ５０．５０ａ＠會・ペーパーホイール、５２．５２ａ・
１リーマ、 ５４．５６・・・支持体。 特許出願人　日立プラント建設株式会社第１図 （ （ − ―□　Ｌ■

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）管端仕上する管材を室軸回転させる管材定軸回転
   装置と、該管材の管端仕上工具とを備えた管端仕上装置
   であって、 前記管材定軸回転装置が、管端仕上する管材を室軸回転
   させるための少なくとも２個の並列する足輪ローラと、
   該足輪ローラを同一方向に回転させる駆動部材と、前記
   足輪ローラの回転軸に平行−回転軸を有し前記足輪ロー
   ラとの間に管端仕上する管材を挟持すべく前記足輪ロー
   ラに向かって移動可能に対向させた少なくとも２個の並
   列する可動ローラとを具備し、 前記管端仕上工具が、前記足輪ローラの一端に対応して
   、管端仕上する管材の口径に応じて位置調整可能に配設
   されていることを特徴とする管端仕上装置。
2. （２）、前記足輪ローラ及び可動ローラが、夫々一対の
   ゴムローラからなる特許請求の範囲第（１）項に記載の
   管端仕上装置。
3. （３）、前記管端仕上工具が、リーマ及びペーパーホイ
   ール又は同様の研削材である特許請求の範囲第（１）項
   に記載の管端仕上装置。