JPH0929632A - レンズ研削砥石ドレッシング方法及びこれに用いるドレッシング装置 - Google Patents

レンズ研削砥石ドレッシング方法及びこれに用いるドレッシング装置

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JPH0929632A
JPH0929632A JP7180212A JP18021295A JPH0929632A JP H0929632 A JPH0929632 A JP H0929632A JP 7180212 A JP7180212 A JP 7180212A JP 18021295 A JP18021295 A JP 18021295A JP H0929632 A JPH0929632 A JP H0929632A
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dressing
grindstone
lens grinding
finishing
grinding wheel
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JP7180212A
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Yasuto Eto
靖人 衛藤
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Topcon Corp
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Publication date
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    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B9/00Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor
    • B24B9/02Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ドレッシング処理を効率的に行ってドレッシン
グ処理時間を短縮できるとともに、ドレッシング砥石の
節約を測ることのできレンズ研削砥石ドレッシング方法
及びこれに用いるドレッシング装置を提供すること。 【解決手段】ドレッシング砥石60として、ドレッシン
グすべきレンズ研削砥石よりも目が粗い少なくとも一つ
の粗ドレッシング砥石61と、レンズ研削砥石7の目と
略同じか或はレンズ研削砥石7の目より細かい目の粗さ
の仕上ドレッシング砥石62とを一体に備えるものを用
意し、ドレッシング処理は、粗ドレッシング砥石61で
レンズ研削砥石7を粗ドレッシング処理した後、仕上ド
レッシング砥石62によりレンズ研削砥石7を仕上げド
レッシングするドレッシング処理方法及びドレッシング
処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼鏡レンズの周縁部の
加工等に使用されるレンズ研削砥石(ダイヤモンド砥
石)のドレッシング処理をするレンズ研削砥石ドレッシ
ング方法及びこれに用いるドレッシング装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】眼鏡レンズの周縁部分の加工等に使用さ
れるレンズ研削装置は、円形のダイヤモンド砥石がレン
ズ研削砥石として使用されている。
【0003】このダイヤモンド砥石は、その外周に、通
常ボンドと呼ばれる金属粉末と微細なダイヤモンド砥石
粒とを焼結形成したダイヤ層を有している。
【0004】このダイヤ層の表面には、砥石の使用時期
においては、ダイヤモンド砥石粒が正常に突出してい
て、使用の開始時には砥石の”目出し”が非常によいも
のである。
【0005】ところが、長期間使用していると、ダイヤ
モンド砥石粒の脱落や摩耗、或は目詰まりにより、砥石
の”目出し”が悪くなる傾向にある。この様な場合に
は、ダイヤ層の表面を整えてダイヤモンド砥石粒の突出
状態を正常にもどすため、又、目詰まりを解消するた
め、ドレッシングと呼ばれる処理を行っている。
【0006】実際のドレッシング処理においては、棒状
のドレッシングスティックを回転するダイヤモンド砥石
に手で押しつけて、水を掛けながら砥石の”目出し”を
行っていた。
【0007】しかし、この方法では、研削されたドレッ
シングの粒や水が飛散して作業者の衣服を汚したりする
こともあり、又、作業者の熟練度等によって作業性が異
なるため、作業性が悪いものであった。
【0008】そのため、この様な不具合を解決するもの
として、例えば特開平6−47664号公報に開示され
た様なドレッシング装置が考えられている。
【0009】この公報に開示された従来のドレッシング
装置では、レンズドレッシング砥石(ドレッシングディ
スク)を、レンズ周縁加工装置のレンズ回転軸間に保持
させると共に、前記レンズ周縁加工装置のレンズ研削砥
石を回転させながら、前記レンズ研削砥石の周面に押し
付けて前記レンズ研削砥石の周面のドレッシングを行う
様に構成されている。
【0010】しかも、このドレッシング装置では、円形
のドレッシングディスク(ドレッシング砥石)の側面に
ドレッシング量の目安となる同心円状の目盛を設けて、
ドレッシング量を容易且つ的確に決定できるようにして
いる。
【0011】また、レンズ周縁加工装置では、研削粗さ
の異なる2種類のレンズ研削砥石を一体に並設固着して
いるため、即ち粗レンズ研削砥石と仕上レンズ研削砥石
とを並設固着している。
【0012】このため、上記ドレッシング装置では、こ
の研削砥石を同時にドレッシング処理するため、円形で
粒番の異なる2つのドレッシング砥石を一体にしたドレ
ッシングディスク、即ち粗レンズ研削砥石をドレッシン
グ処理させる粗ドレッシング砥石と仕上レンズ研削砥石
をドレッシング処理させる粒番の細かい仕上ドレッシン
グ砥石とを一体にしたドレッシングディスクを設けてい
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このド
レッシング装置では、研削粗さの異なる2種類のレンズ
研削砥石を粗ドレッシング砥石と仕上ドレッシング砥石
で同時にドレッシング処理するため、各レンズ研削砥石
のドレッシング処理である”目出し”は各レンズ研削砥
石の粗さに応じた粒番の専用のドレッシング砥石一つで
のみ行うこととなっていた。
【0014】この結果、例えば、仕上レンズ研削砥石の
ドレッシング処理では、最初から細かい目(大きい番
号)のドレッシング砥石を用いて目出しを行うこととな
って、目出しを少しづつしかできず、ドレッシング処理
に時間がかかるという問題があると共に、ドレッシング
砥石の摩耗も激しいものであった。
【0015】そこで、この発明は、1つのレンズ研削砥
石に対して少なくとも2種類の粒番のドレッシング砥石
を備え、最初は粗い目のドレッシング砥石でドレッシン
グ処理をし、次に細かい目のドレッシング砥石でドレッ
シング処理を行い得るようにして、ドレッシング処理を
効率的に行ってドレッシング処理時間を短縮できるとと
もに、ドレッシング砥石の節約を測ることのできレンズ
研削砥石ドレッシング方法及びこれに用いるドレッシン
グ装置を提供することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1の発明は、回転するレンズ研削砥石の周面
にドレッシング砥石を押し付けて、前記レンズ研削砥石
の周面のドレッシング処理を行うレンズ研削砥石ドレッ
シング方法であって、前記ドレッシング砥石には、ドレ
ッシングすべきレンズ研削砥石よりも目が粗い少なくと
も一つのプレドレッシング砥石と、前記レンズ研削砥石
の目と略同じか或は前記レンズ研削砥石の目より細かい
目の粗さの仕上ドレッシング砥石とを一体に備えるもの
を用意し、前記ドレッシング処理は、前記プレドレッシ
ング砥石で前記レンズ研削砥石をプレドレッシング加工
する第1段階と、前記仕上ドレッシング砥石により前記
レンズ研削砥石を仕上げドレッシングする第2段階とを
有するレンズ研削砥石ドレッシング方法としたことを特
徴とする。
【0017】また、上記目的を達成するため、請求項2
の発明は、一対の回転軸間に着脱可能に保持させたドレ
ッシング砥石を回転するレンズ研削砥石の周面に押し付
けて、前記レンズ研削砥石の周面のドレッシング処理を
行うドレッシング装置であって、前記ドレッシング砥石
は、ドレッシングすべきレンズ研削砥石よりも目が粗い
少なくとも一つのプレドレッシング砥石と、前記レンズ
研削砥石の目と略同じか或は前記レンズ研削砥石の目よ
り細かい目の粗さの仕上ドレッシング砥石とを一体に備
えるレンズ研削砥石ドレッシング装置としたことを特徴
とする。
【0018】請求項3の発明は、前記プレドレッシング
砥石及び仕上ドレッシング砥石は円形に形成され且つ互
いに同軸上で一体に結合されていることを特徴とする。
【0019】請求項4の発明は、前記ドレッシング砥石
は同心円上に交互にプレドレッシング砥石層と仕上ドレ
ッシング砥石層を積層してなることを特徴とする。
【0020】請求項5の発明は、前記プレドレッシング
砥石層と仕上ドレッシング砥石層の厚さは各ドレッシン
グ処理に要する量及び前記各砥石層の直径の大きさを参
酌して決定されていることを特徴とする。
【0021】請求項6の発明は、前記プレドレッシング
砥石及び仕上ドレッシング砥石は、半円形状に形成され
ていると共に、平坦部側が互いに接合されて円形のドレ
ッシング砥石を構成していることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態例を
図面に基づいて説明する。
【0023】(1)実施例1 本発明に係るレンズ研削砥石ドレッシング装置としては
レンズ周縁加工装置を用いている。従って、先ず、この
レンズ周縁加工装置について説明する。
【0024】<研削加工部>図2において、1は通常の
フレームメガネ又はリムレスフレームメガネのレンズの
周縁を加工するためのレンズ周縁加工装置の筺体状の本
体、2は本体1の前側上部に設けられた傾斜面、3は傾
斜面2の左側半分に設けられた液晶表示部、4は傾斜面
2の右側に設けられたキーボード部、4a〜4c等はキ
ーボード部4に設けられたスイッチである。
【0025】また、本体1の中央及び左側部近傍の部分
には凹部1a,1bが設けられていて、凹部1aには本
体1に回転自在に保持された砥石5が配設されている。
この砥石5は、互いに軸方向に並設された粗レンズ研削
砥石6と仕上レンズ研削砥石7を一体に備え、図3に示
したモータ8で回転駆動される様になっている。尚、仕
上レンズ研削砥石7は粗レンズ研削砥石6より若干径が
大きく形成されていて、この仕上レンズ研削砥石7と粗
レンズ研削砥石との間には段差7aが形成されている。
尚、砥石6,7の径の関係はこれに限定されるものでは
なく、粗レンズ研削砥石6の径が仕上レンズ研削砥石7
の径よりも小さい場合、或はこれらの砥石6,7の径が
同じ場合であってもよい。
【0026】<キャリッジ>本体1の後部内には支持軸
14が保持され、本体1上にはキャリッジ15が配設さ
れている。このキャリッジ15は、キャリッジ本体15
aと、このキャリッジ本体15aの両側に前方に向けて
一体に設けられた互いに平行なアーム部15b,15c
と、キャリッジ本体15aの両側に後方に向けて突設さ
れた突起15d,15eを有する。
【0027】この突起15d,15eは、支持軸14の
軸線回りに回動可能に且つ支持軸14の長手方向(左
右)に移動自在に支持軸14に保持されている。これに
よりキャリッジ15の前端部が支持軸14を中心に上下
回動できるようになっている。このキャリッジ15のア
ーム部15bにはレンズ回転軸16が回転自在に保持さ
れ、キャリッジ15のアーム部15cにはレンズ回転軸
16と同軸上に配設されたレンズ回転軸17が回転自在
に且つレンズ回転軸16に対して進退調整可能に保持さ
れていて、このレンズ回転軸16,17の対向端間(一
端部間)には被加工レンズLが挟持される様になってい
る。また、レンズ回転軸16の他端部には図示を省略し
た固定手段により円板Tが着脱可能に取り付けられてい
る。この固定手段の構造は周知のものを用いている。
【0028】このレンズ回転軸16,17は軸回転駆動
装置(軸回転駆動手段)で回転駆動されるようになって
いる。この軸回転駆動装置は、キャリッジ本体15a内
に固定されたパルスモータ18と、パルスモータ18の
回転をレンズ回転軸16,17に伝達する動力伝達機構
(動力伝達手段)19を有する。
【0029】この動力伝達機構19は、レンズ回転軸1
6,17にそれぞれ取り付けられたプーリ20,20
と、キャリッジ本体15aに回転自在に保持された回転
軸21と、回転軸21の両端部にそれぞれ固定されたプ
ーリ22,22と、プーリ20,22に掛け渡されたタ
イミングベルト23と、回転軸21に固定されたギヤ2
4と、パルスモータ18の出力用のピニオン25等から
構成されている。
【0030】また、支持軸14には、本体1の凹部1a
に配設した支持アーム26の後部が左右動自在に保持さ
れている。この支持アーム26は、キャリッジ15に対
して相対回転自在に且つ左右方向には一体的に移動可能
に保持されている。尚、支持アーム26の中間部は本体
1に図示しない軸で左右動自在に保持されている。
【0031】このキャリッジ15は、キャリッジ横移動
手段29としてのパルスモータ31と、図示しないプー
リ及びワイヤ等を用いて、横移動駆動可能に設けられて
いる。尚、この為の構成としては周知のものが用いられ
るので、詳細な図示は省略する。
【0032】円板Tに対応する位置の下方には図5に示
した様にキャリッジ昇降手段36が配設されている。
【0033】このキャリッジ昇降手段36は、自由端部
が上下回動可能に基端部を枢軸37a,37aで支持ア
ーム26に回動自在に取り付けたリンク37,37と、
リンク37,37の自由端部に枢軸37b,37bで回
動自在に取り付けたリンク38と、リンク38に上方に
向けて突設した支持ロッド39と、支持ロッド39の上
端に設けられた板状の型受台40を有する。
【0034】また、キャリッジ昇降手段36は、支持ロ
ッド39とは直角に前側に向けて突設された軸部材41
と、キャリッジ15の移動方向に延びて軸部材41を支
持する軸受部材42と、軸受部材42と一体に設けられ
且つ周方向に回転不能且つ上下動可能に図示しない位置
で本体1に保持された雌ネジ筒43と、雌ネジ筒43に
螺合された雄ネジ44と、本体1に固定され且つ雄ネジ
44を回転駆動するパルスモータ45を有する。
【0035】<電装部>電装部の演算制御回路100
(制御手段)は、上述の研削加工部のモータ8,パルス
モータ18,31,45及びパルス発生器106等を駆
動制御するドライブコントローラ101と、フレームデ
ータメモリ102を有する。
【0036】また、演算制御部100は、ドライブコン
トローラ101を作動させることによりパルス発生器1
06から駆動パルスを発生させて、リムレスフレームメ
ガネ(眼鏡)のレンズ(または型板)の形状測定を行う形
状測定装置50を作動制御するようになっている。そし
て、この形状測定装置50で測定された形状データであ
る動径データが(ρi,θi,zi)[ここでi=1,2,3,…
……N]としてデータメモリ102に記憶される様になっ
ている。
【0037】200はドレッシング開始用のスイッチ、
レンズ周縁加工装置をドレッシング処理装置として使用
する場合に用いるものである。尚、このスイッチ200
を設けずに、モード切換スイッチを設けて、このモード
切換スイッチによりドレッシング処理モードとレンズ研
削モードとを切り換えて使用するようにすることもでき
る。
【0038】次に、この様な構成のレンズ周縁加工装置
によりレンズの周縁加工をおこなうことによって、仕上
レンズ研削砥石7が目詰まり等を起こした場合には、こ
のレンズ周縁加工装置にドレッシング砥石を装着するこ
とにより、このレンズ周縁加工装置をドレッシング装置
として用いる。
【0039】即ち、レンズ回転軸16,17間に被加工
レンズLを保持させるかわりに、このレンズ回転軸1
6,17間に図1(a)の如くドレッシング砥石60を装
着することにより、レンズ周縁加工装置を仕上レンズ研
削砥石7のドレッシング処理用のドレッシング装置とし
て用いる。
【0040】このドレッシング砥石60は、互いに軸方
向に並設された円盤(円形)状の粗ドレッシング砥石6
1(プレドレッシング砥石)と円盤(円形)状の仕上ド
レッシング砥石62を同軸上で一体に結合したものであ
る。そして、ドレッシング砥石61,62の中央にはレ
ンズ回転軸16,17の端部16a,17aを係合する
係合穴61a,62aが形成されていて、ドレッシング
砥石60をレンズ回転軸16,17間に保持する際には
レンズ回転軸16,17の端部16a,17aを係合穴
61a,62aに係合嵌着させる。尚、このドレッシン
グ砥石60の直径は例えば70mmである。
【0041】この粗ドレッシング砥石61としては、粒
番が2500#(#は、以下メッシュを意味する)以下
のもの(例えば1500#のもの)が用いられる。ま
た、仕上ドレッシング砥石62としては、粒番が250
0#(#は、以下メッシュを意味する)以上のもの(例
えば3000#のもの)が用いられる。
【0042】この様なドレッシング砥石60を用いて仕
上レンズ研削砥石7の周面のドレッシング処理を行う場
合には、ドレッシング砥石60をレンズ回転軸16,1
7間に保持させた状態で、ドレッシング開始スイッチ2
00を押すか、図しないモード切換スイッチにより装置
のモードをドレッシング処理モードにしてスタートスイ
ッチを押す。
【0043】これにより、演算制御回路100は、モー
タ31を作動制御してキャリッジ15を横移動制御する
ことにより、粗ドレッシング砥石61を仕上レンズ研削
砥石7の上方に配置する。この後、演算制御回路100
は、パルスモータ8を作動制御して砥石5を回転させる
と共に、パルスモータ18を作動制御してレンズ回転軸
16,17を低速回転させて、粗ドレッシング砥石61
を低速回転させる。
【0044】次に、演算制御回路100は、パルスモー
タ45を作動制御して型受台40を降下させることによ
り、キャリッジ15の自由端部及びドレッシング砥石6
0をこれ等の重量で降下させて型受台40に追従させ
る。
【0045】そして、この様にキャリッジ15の自由端
部側すなわちドレッシング砥石60を降下させることに
より、この粗ドレッシング砥石61の周面を仕上レンズ
研削砥石7の周面にキャリッジ15及びドレッシング砥
石60等の重量により押し付けて、仕上レンズ研削砥石
7の周面の凹凸を研削量の大きい粗ドレッシング砥石6
1で所定量だけ短時間に馴らす粗ドレッシング砥石処理
させる。この粗ドレッシング処理量は、型受台40の降
下量すなわちパルスモータ45の作動制御量で決定され
る。
【0046】この様にして、仕上レンズ研削砥石7の周
面の粗ドレッシング処理が終了後、演算制御回路100
は、パルスモータ45を作動制御して型受台40を上昇
させ、キャリッジ15の自由端部及びドレッシング砥石
60を上昇させて、粗ドレッシング砥石61の周面を仕
上レンズ研削砥石7の周面から上方に所定量離反させ、
パルスモータ45の作動を停止させる。
【0047】この後、演算制御回路100は、モータ3
1を作動制御してキャリッジ15を再び横移動制御する
ことにより、仕上ドレッシング砥石62を仕上レンズ研
削砥石7の上方に配置して、パルスモータ8を作動制御
して砥石5を回転させると共に、パルスモータ18を作
動制御してレンズ回転軸16,17を低速回転させて、
粗ドレッシング砥石61を低速回転させる。
【0048】次に、演算制御回路100は、パルスモー
タ45を作動制御して型受台40を降下させることによ
り、キャリッジ15の自由端部及びドレッシング砥石6
0をこれ等の重量で再び降下させて型受台40に追従さ
せる。
【0049】そして、この様にキャリッジ15の自由端
部側すなわちドレッシング砥石60を降下させることに
より、この仕上ドレッシング砥石62の周面を仕上レン
ズ研削砥石7の周面にキャリッジ15及びドレッシング
砥石60等の重量により押し付けて、仕上レンズ研削砥
石7の周面を所定量だけ仕上ドレッシング処理させる。
この仕上ドレッシング処理量は、型受台40の降下量す
なわちパルスモータ45の作動制御量で決定される。
【0050】この様にして、仕上レンズ研削砥石7の周
面の仕上ドレッシング処理が終了後、演算制御回路10
0は、パルスモータ45を作動制御して型受台40を上
昇させ、キャリッジ15の自由端部及びドレッシング砥
石60を上昇させて、仕上ドレッシング砥石62の周面
を仕上レンズ研削砥石7の周面から上方に所定量離反さ
せ、パルスモータ45の作動を停止させることにより、
仕上レンズ研削砥石7のドレッシング処理(目出し処
理)が終了する。
【0051】この様に、仕上レンズ研削砥石7の粒番よ
り小さく(粗く)且つ研削量の大きい粗ドレッシング砥
石61で仕上レンズ研削砥石7の周面の凹凸を所定量だ
け短時間に馴らす粗ドレッシング砥石処理させた後、仕
上レンズ研削砥石7の粒番以上の大きい番号の細かい仕
上ドレッシング砥石62で仕上レンズ研削砥石7(ダイ
ヤモンド砥石)の目出しを行うようにしているので、ド
レッシング処理の時間を短縮できる。
【0052】尚、粗レンズ研削砥石6の径が仕上レンズ
研削砥石7の径よりも小さい場合、或はこれらの砥石
6,7の径が同じ場合には、粗ドレッシング砥石61が
粗レンズ研削砥石6に当らない位置までキャリッジ15
を移動させて仕上レンズ研削砥石7の粗ドレッシング処
理をした後、ドレッシング砥石60を一旦レンズ回転軸
16,17から外して、仕上ドレッシング砥石62が図
中左側になるようにドレッシング砥石60をレンズ回転
軸16,17間に再度保持させ、仕上ドレッシング砥石
62が粗レンズ研削砥石6に当らない位置までキャリッ
ジ15を移動させて仕上レンズ研削砥石7の仕上ドレッ
シング処理をすることで、ドレッシング砥石60が粗レ
ンズ研削砥石6に当らないようにすることができる。
【0053】(2)実施例2 上述した実施例では、ドレッシング砥石60を互いに軸
方向に並設された円盤(円形)状の粗ドレッシング砥石
61と円盤(円形)状の仕上ドレッシング砥石62から
構成したが、必ずしもこの構造に限定されるものではな
い。例えば、図1(b)に示したドレッシング砥石70を
用いてもよい。
【0054】このドレッシング砥石70は、粗ドレッシ
ング砥石層a,c,e(プレドレッシング砥石層即ちプ
レドレッシング砥石)と仕上ドレッシング砥石層b,
d,f(仕上ドレッシング砥石)を同心円上に交互に多
数積層することにより形成したものである。尚、このド
レッシング砥石70の直径は例えば70mmである。
【0055】この粗ドレッシング砥石層a,c,e及び
仕上ドレッシング砥石層b,d,fの厚さは、粗ドレッ
シング処理及び仕上ドレッシング処理のそれぞれに要す
る量及び砥石層a〜fの直径の大きさを参酌して決定さ
れている。
【0056】従って、この粗ドレッシング砥石層a,
c,e及び仕上ドレッシング砥石層b,d,fは軸心O
に近付くに従ってそれぞれ厚みを増していると共に、第
1の粗プレドレッシング砥石層aは第1の仕上ドレッシ
ング砥石層bより厚く、同様に砥石層c,eは砥石層
d,fより厚く形成されている。例えば、砥石層aは2
mm,砥石層cは4mm,砥石層eは6mmとし、砥石層bは
1.5mm,砥石層dは3mm,砥石層fは4.5mmの様に形
成される。
【0057】この様に粗ドレッシング砥石層a,c,e
と仕上ドレッシング砥石層b,d,fの層の厚さを設定
することで、ドレッシング処理に際して、粗ドレッシン
グ砥石層a,c,eと仕上ドレッシング砥石層b,d,
fは仕上レンズ研削砥石7の粗ドレッシング処理量及び
仕上ドレッシング処理量がそれぞれ常に略一定となるも
のである。
【0058】また、粗ドレッシング砥石層a,c,eと
しては、粒番が2500#(#は、以下メッシュを意味
する)以下のもの(例えば1500#のもの)が用いら
れる。また、仕上ドレッシング砥石層b,d,fとして
は、粒番が2500#(#は、以下メッシュを意味す
る)以上のもの(例えば3000#のもの)が用いられ
る。尚、70aはレンズ回転軸16,17の端部16
a,17aを係合させるためにドレッシング砥石70の
中央に設けた係合穴である。
【0059】この様な構造のドレッシング砥石70も実
施例1と同様にレンズ回転軸16,17間に保持させ
る。この場合も、ドレッシング砥石70を回転させなが
ら、このドレッシング砥石70の周面を回転する仕上レ
ンズ研削砥石7の周面に押し付けることで、最初にドレ
ッシング砥石層aが摩耗しながら仕上レンズ研削砥石7
を粗ドレッシング処理して、このドレッシング砥石層a
が摩耗するとドレッシング砥石層bが現れて仕上レンズ
研削砥石7の周面を仕上ドレッシング処理する。このド
レッシング砥石層bが完全に摩耗する直前で仕上レンズ
研削砥石7の周面を仕上ドレッシング処理を停止する。
この処理で、最初のドレッシング砥石層a,bによるド
レッシング処理が終了する。
【0060】次に仕上レンズ研削砥石7が摩耗した場合
にはドレッシング砥石層c,dがドレッシング処理に用
いられ、更に仕上レンズ研削砥石7が摩耗した場合には
次のドレッシング砥石e,fがドレッシング処理に使用
される。
【0061】この様に、仕上レンズ研削砥石7のドレッ
シング処理に際して、ドレッシング砥石70を最初に仕
上レンズ研削砥石7の周面に押し付けた後は、このドレ
ッシング砥石70を左右に移動制御することなくそのま
ま連続して粗ドレッシング処理と仕上ドレッシング処理
を行うことができるので、ドレッシング処理の時間を短
縮できる。
【0062】しかも、仕上レンズ研削砥石7の粒番より
小さく(粗く)且つ研削量の大きい粗ドレッシング砥石
a(c,e)で仕上レンズ研削砥石7の周面の凹凸を所
定量だけ短時間に馴らす粗ドレッシング砥石処理させた
後、仕上レンズ研削砥石7の粒番以上の大きい番号の細
かい仕上ドレッシング砥石b(d,f)で仕上レンズ研
削砥石7(ダイヤモンド砥石)の目出しを行うようにし
ているので、ドレッシング処理の時間を短縮できる。
【0063】(3)実施例3 本実施例では、ドレッシング砥石80が粗ドレッシング
砥石81(プレドレッシング砥石)と仕上ドレッシング
砥石82を備えている。しかも、このプレドレッシング
砥石81と仕上ドレッシング砥石82は、半円形状に形
成されていると共に、平坦部側が互いに接合されて円形
のドレッシング砥石80を構成している。尚、80aは
レンズ回転軸16a,17aを係合させるためにドレッ
シング砥石80の中央に設けた係合穴である。このドレ
ッシング砥石80の直径は例えば70mmである。
【0064】また、粗ドレッシング砥石81としては、
粒番が2500#(#は、以下メッシュを意味する)以
下のもの(例えば1500#のもの)が用いられる。ま
た、仕上ドレッシング砥石層82としては、粒番が25
00#(#は、以下メッシュを意味する)以上のもの
(例えば3000#のもの)が用いられる。
【0065】本実施例でも、ドレッシング砥石80はレ
ンズ回転軸16,17間に保持させて、次のように使用
する。
【0066】即ち、実施例1と同様にして、ドレッシン
グ砥石80はレンズ回転軸16,17間に保持させ、ド
レッシング処理開始スイッチを押すと、演算制御回路1
00は、パルスモータ18を駆動制御してレンズ回転軸
16,17を回転しないように制御することにより、粗
ドレッシング砥石81下方に向かせた後、この粗ドレッ
シング砥石81を回転する仕上レンズ研削砥石7の周面
に実施例1と同様にして圧接させることで、仕上レンズ
研削砥石7の周面を粗ドレッシング処理する様になって
いる。
【0067】この後、演算制御回路100は、この粗ド
レッシング処理が終了後、実施例1と同様にしてパルス
モータ45を作動制御して、粗ドレッシング砥石81を
仕上レンズ研削砥石7の周面から離反させた後、パルス
モータ18を駆動制御してレンズ回転軸16,17を1
80゜回転制御することにより、仕上ドレッシング砥石
82を下方に向かせる。そして、演算制御回路100
は、回転しないように固定した仕上ドレッシング砥石8
2を回転する仕上レンズ研削砥石7の周面に実施例1と
同様にして圧接させることで、仕上レンズ研削砥石7の
周面を仕上ドレッシング処理する様になっている。
【0068】この様に、仕上レンズ研削砥石7の粒番よ
り小さく(粗く)且つ研削量の大きい粗ドレッシング砥
石81で仕上レンズ研削砥石7の周面の凹凸を所定量だ
け短時間に馴らす粗ドレッシング砥石処理させた後、仕
上レンズ研削砥石7の粒番以上の大きい番号の細かい仕
上ドレッシング砥石82で仕上レンズ研削砥石7(ダイ
ヤモンド砥石)の目出しを行うようにしているので、ド
レッシング処理の時間を短縮できる。
【0069】尚、以上説明した実施例では、ダイヤモン
ド砥石としての仕上レンズ研削砥石7の粒番として25
00#のものを想定して、この粒番を基準に粗ドレッシ
ング砥石に粒番を1500#とし、仕上ドレッシング砥
石の粒番を3000#とした例を示したが、必ずしもこ
れに限定されるものではない。
【0070】即ち、本願発明のドレッシング処理方法及
びドレッシング処理装置によるドレッシング処理は、ド
レッシング処理されるべきダイヤモンド砥石の粒番が1
000#以外のものでも、例えば1000#〜4000
#の粒番のダイヤモンド砥石にも適用できる。この場
合、粗ドレッシング砥石の粒番はダイヤモンド砥石(レ
ンズ研削砥石)の粒番よりも小さい(目の粗い)粒番の
ものを用い、仕上ドレッシング砥石の粒番はダイヤモン
ド砥石(レンズ研削砥石)の粒番よりも大きい(目の細
かい)粒番のものを用いる。
【0071】また、従来の棒状のドレッシングスティッ
クを仕上レンズ研削用砥石の粒番よりも粗い目のものと
の2種類を用いて、ドレッシング処理することによって
も同用の効果を有する。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、回転するレンズ研削砥石の周面にドレッシング砥石
を押し付けて、前記レンズ研削砥石の周面のドレッシン
グ処理を行うレンズ研削砥石ドレッシング方法であっ
て、前記ドレッシング砥石には、ドレッシングすべきレ
ンズ研削砥石よりも目が粗い少なくとも一つのプレドレ
ッシング砥石と、前記レンズ研削砥石の目と略同じか或
は前記レンズ研削砥石の目より細かい目の粗さの仕上ド
レッシング砥石とを一体に備えるものを用意し、前記ド
レッシング処理は、前記プレドレッシング砥石で前記レ
ンズ研削砥石をプレドレッシング加工する第1段階と、
前記仕上ドレッシング砥石により前記レンズ研削砥石を
仕上げドレッシングする第2段階とを有するレンズ研削
砥石ドレッシング方法としたので、ドレッシング処理を
効率的に行ってドレッシング処理時間を短縮できるとと
もに、ドレッシング砥石の節約を測ることのできる。
【0073】また、上記目的を達成するため、請求項2
の発明は、一対の回転軸間に着脱可能に保持させたドレ
ッシング砥石を回転するレンズ研削砥石の周面に押し付
けて、前記レンズ研削砥石の周面のドレッシング処理を
行うドレッシング装置であって、前記ドレッシング砥石
は、ドレッシングすべきレンズ研削砥石よりも目が粗い
少なくとも一つのプレドレッシング砥石と、前記レンズ
研削砥石の目と略同じか或は前記レンズ研削砥石の目よ
り細かい目の粗さの仕上ドレッシング砥石とを一体に備
える構成としたので、簡単な構造のドレッシング砥石で
ドレッシング処理を効率的に行ってドレッシング処理時
間を短縮できるとともに、ドレッシング砥石の節約を測
ることのできる。
【0074】請求項3の発明は、前記プレドレッシング
砥石及び仕上ドレッシング砥石は円形に形成され且つ互
いに同軸上で一体に結合されている構成としたので、一
つのレンズ研削砥石のドレッシング処理を行う際、プレ
ドレッシング砥石でレンズ研削砥石を粗ドレッシング処
理した後にドレッシング砥石を単に軸方向に僅かに移動
させるのみで仕上ドレッシング砥石をレンズ研削砥石に
の周面に当接させて、レンズ研削砥石の仕上ドレッシン
グ処理を迅速に行うことができる。
【0075】請求項4の発明は、前記ドレッシング砥石
は同心円上に交互にプレドレッシング砥石層と仕上ドレ
ッシング砥石層を積層してなる構成としたので、ドレッ
シング砥石を軸方向に移動させることなく粗ドレッシン
グ処理と仕上ドレッシング処理を同じ位置で連続して行
って、レンズ研削砥石のドレッシング処理をより短時間
で行うことができる請求項5の発明は、前記プレドレッ
シング砥石層と仕上ドレッシング砥石層の厚さは各ドレ
ッシング処理に要する量及び前記各砥石層の直径の大き
さを参酌して決定されている構成としたので、プレドレ
ッシング砥石層と仕上ドレッシング砥石層を一組として
ドレッシング処理に使用する場合に、ドレッシング処理
がドレッシング砥石の外側或は中心側のプレドレッシン
グ砥石層と仕上ドレッシング砥石層で行われても、常に
同じ条件でドレッシング処理を行うことができる。
【0076】請求項6の発明は、前記プレドレッシング
砥石及び仕上ドレッシング砥石は、半円形状に形成され
ていると共に、平坦部側が互いに接合されて円形のドレ
ッシング砥石を構成している様にしたので、ドレッシン
グ砥石を軸方向に移動させることなく、単にドレッシン
グ砥石を180゜回転させるのみで粗ドレッシング処理
と仕上ドレッシング処理を同じ位置で連続して行って、
レンズ研削砥石のドレッシング処理をより短時間で行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はレンズ周縁研削加工装置をこの発明に係
るドレッシング装置として使用する場合の概略説明図、
(b),(c)は(a)のドレッシング砥石の他の例を示す説明
図である。
【図2】図1のレンズ周縁加工装置の概略斜視図であ
る。
【図3】図1,2に示したレンズ周縁加工装置の制御回
路の説明図である。
【図4】図2に示した型受台の昇降機構を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
5…砥石 6…粗レンズ研削砥石 7…仕上レンズ研削砥石 16,17…レンズ回転軸 60…ドレッシング砥石 61…粗ドレッシング砥石(プレドレッシング砥石) 62…仕上ドレッシング砥石 70…ドレッシング砥石 a,c,e…粗ドレッシング砥石層(粗ドレッシング砥
石又はプレドレッシング砥石) b,d,f…仕上ドレッシング砥石層(仕上ドレッシン
グ砥石) 80…ドレッシング砥石 81…粗ドレッシング砥石(プレドレッシング砥石) 82…仕上ドレッシング砥石

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転するレンズ研削砥石の周面にドレッ
    シング砥石を押し付けて、前記レンズ研削砥石の周面の
    ドレッシング処理を行うレンズ研削砥石ドレッシング方
    法であって、 前記ドレッシング砥石には、ドレッシングすべきレンズ
    研削砥石よりも目が粗い少なくとも一つのプレドレッシ
    ング砥石と、前記レンズ研削砥石の目と略同じか或は前
    記レンズ研削砥石の目より細かい目の粗さの仕上ドレッ
    シング砥石とを一体に備えるものを用意し、 前記ドレッシング処理は、前記プレドレッシング砥石で
    前記レンズ研削砥石をプレドレッシング加工する第1段
    階と、前記仕上ドレッシング砥石により前記レンズ研削
    砥石を仕上げドレッシングする第2段階とを有すること
    を特徴とするレンズ研削砥石ドレッシング方法。
  2. 【請求項2】 一対の回転軸間に着脱可能に保持させた
    ドレッシング砥石を回転するレンズ研削砥石の周面に押
    し付けて、前記レンズ研削砥石の周面のドレッシング処
    理を行うドレッシング装置であって、 前記ドレッシング砥石は、ドレッシングすべきレンズ研
    削砥石よりも目が粗い少なくとも一つのプレドレッシン
    グ砥石と、前記レンズ研削砥石の目と略同じか或は前記
    レンズ研削砥石の目より細かい目の粗さの仕上ドレッシ
    ング砥石とを一体に備えるレンズ研削砥石ドレッシング
    装置。
  3. 【請求項3】 前記プレドレッシング砥石及び仕上ドレ
    ッシング砥石は円形に形成され且つ互いに同軸上で一体
    に結合されていることを特徴とする請求項2に記載のレ
    ンズ研削砥石ドレッシング装置。
  4. 【請求項4】 前記ドレッシング砥石は同心円上に交互
    にプレドレッシング砥石層と仕上ドレッシング砥石層と
    を積層してなることを特徴とする請求項2に記載のレン
    ズ研削砥石ドレッシング装置。
  5. 【請求項5】 前記プレドレッシング砥石層と仕上ドレ
    ッシング砥石層の厚さは各ドレッシング処理に要する量
    及び前記各砥石層の直径の大きさを参酌して決定されて
    いることを特徴とする請求項4に記載のレンズ研削砥石
    ドレッシング装置。
  6. 【請求項6】 前記プレドレッシング砥石及び仕上ドレ
    ッシング砥石は、半円形状に形成されていると共に、平
    坦部側が互いに接合されて円形のドレッシング砥石を構
    成していることを特徴とする請求項2に記載のレンズ研
    削砥石ドレッシング装置。
JP7180212A 1995-07-17 1995-07-17 レンズ研削砥石ドレッシング方法及びこれに用いるドレッシング装置 Pending JPH0929632A (ja)

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