JP2002205264A - 板材端面研削方法および装置 - Google Patents

板材端面研削方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】大量の板材を効率よく研削加工する。 【解決手段】回転する円盤の外周面が研削面であるディ
スク形の砥石1で自動的に供給される板材Pの端面を研
削する板材端面研削方法において、砥石1の研削面の幅
aを板材Pの端面の幅bよりも広く形成しておき、この
砥石1の研削面の摩耗量を検出する手段により摩耗量が
所定量に達したと判断した際に、砥石1を砥石軸の方向
へ移動させて砥石1の未使用面1bを用いて研削する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ、計算機、
パソコンなどのディスプレイに使用される液晶用基板ガ
ラス等の板材の端面を研削(研磨)する板材端面研削加
工に係る技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、板材の板材端面研削技術として
は、例えば、本出願人による特許第2102066号が
あり、回転する円盤の外周面が研削面であるディスク形
の砥石を用いて自動的に供給される板材の端面を研削す
る技術を開示している。
【0003】この従来の板材の板材端面研削技術では、
砥石が摩耗した場合は、摩耗した砥石を新規の砥石と交
換することが行われる。なお、摩耗した砥石について
は、整形されて再使用されることもある。また、砥石の
交換については、加工実績に基づいて研削した板材の枚
数から判断される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の板材の板
材端面研削技術では、砥石の交換に時間がかかることか
ら、砥石の交換の際に板材の供給を比較的長い時間停止
しなければならないため、大量の板材を効率よく研削加
工するのに有利でないという問題点がある。
【0005】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたもので、大量の板材を効率よく研削加工すること
のできる板材端面研削方法と、この板材端面研削方法を
実施するに好適な板材端面研削装置とを提供することを
課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明に係る板材端面研削方法は、次のような手段
を採用する。
【0007】即ち、請求項1に記載のように、回転する
円盤の外周面が研削面であるディスク形の砥石で自動的
に供給される板材の端面を研削する板材端面研削方法に
おいて、砥石の研削面の幅を板材の端面の幅よりも広く
形成しておき、この砥石の研削面の摩耗量を検出する手
段により摩耗量が所定量に達したと判断した際に、砥石
を砥石軸の方向へ移動させて砥石の未使用面を用いて研
削することを特徴とする。
【0008】この手段では、砥石が摩耗した際に、砥石
を砥石軸の方向への移動することにより砥石を交換する
ことなく砥石の研削面を未使用面にする。従って、時間
のかかる砥石の交換回数が減少される。
【0009】また、請求項2に記載のように、請求項1
の板材端面研削方法において、砥石の研削面の摩耗量を
検出する手段は、研削した板材の枚数をカウントし、こ
のカウント数が設定数に到達したことで判断することを
特徴とする。
【0010】この手段では、砥石の研削面の摩耗量が研
削した板材の枚数をカウントすることで検出される。
【0011】さらに、前述の課題を解決するため、本発
明に係る板材端面研削装置は、次のような手段を採用す
る。
【0012】即ち、請求項3に記載のように、回転する
円盤の外周面が板材の端面を研削する研削面であるディ
スク形の砥石と、板材を砥石に対して自動的に供給する
板材供給機構とを備えた板材端面研削装置において、砥
石を砥石軸の方向へ移動させるZ軸移動機構と、この砥
石の研削面の摩耗を検出する砥石摩耗量検出手段と、砥
石摩耗量が設定値に到達したと判断した際にZ軸移動機
構に駆動を指示するコントローラとを備え、砥石の研削
面の幅を板材の端面の幅よりも広く形成したことを特徴
とする。
【0013】この手段では、砥石摩耗量検出手段により
検出した砥石摩耗量が設定値に到達した際に自動的にZ
軸移動機構を駆動して砥石を軸方向へ移動させ、砥石の
研削面を未使用面にする。
【0014】また、請求項4では、回転する円盤の外周
面が板材の端面を研削する研削面であるディスク形の砥
石と、板材を砥石に対して自動的に供給する板材供給機
構とを備えた板材端面研削装置において、砥石を砥石軸
の方向へ移動させるZ軸移動機構と、砥石を板材に対し
て接離させるX軸移動機構と、この砥石の研削面の摩耗
を検出する砥石摩耗量検出手段と、砥石摩耗量が設定値
に到達したと判断した際にZ軸移動機構に駆動を指示す
るコントローラと、砥石が板材に当接したことを検出す
る位置検出手段とを備え、砥石の研削面の幅を板材の端
面の幅よりも広く形成し、砥石の当接を検出した位置か
ら予め設定した切り込み量で自動的に切り込むようにX
軸移動機構を制御することを特徴とする。
【0015】この手段では、砥石摩耗量検出手段により
検出した砥石摩耗量が設定値に到達した際に自動的にZ
軸移動機構を駆動して砥石を軸方向へ移動させ、砥石の
研磨面を未使用面にすることに加え、設定した切り込み
量による切り込みが自動的に行われる。
【0016】また、請求項5では、請求項3または4の
板材端面研削装置において、重錘により砥石が回動し板
材に当接して一定の押付力を与えるスイング機構を備
え、前記砥石摩耗量検出手段はスイング機構の回動数で
研削した板材の枚数をカウントするものであることを特
徴とする。
【0017】この手段では、スイング機構の回動動作か
ら研削された板材の枚数をカウントする。
【0018】
【発明の実施の形態】 以下、本発明に係る板材端面研
削方法および装置の実施の形態を図面に基づいて説明す
る。
【0019】まず、図1に基づいて、本発明に係る板材
端面研削方法の実施の形態を説明する。
【0020】この実施の形態で使用される砥石1は、回
転する円盤の外周面が板材Pの端面を研削する研削面で
あるディスク形からなる。この砥石1の研削面の幅a
は、板材Pの端面の幅bよりも広く形成されている(図
1(A)参照)。
【0021】研削の開始に際しては、砥石1の研削面の
端部が板材Pの端面に対面される(図1(A)参照)。
そして、多量の板材の研削により砥石1の研削面の端部
が摩耗し(研削条件や砥石の種類などにより大きく変わ
るが、通常、数千個の研削が可能なように設定する)摩
耗面1aが形成された際(図1(B)参照)には、砥石
1を板材Pから離間させて(図1(C)参照)、砥石1
を砥石軸の方向へ移動させる(図1(D)参照)。その
後、砥石1を板材Pに接近させて、砥石1の研削面の未
使用面1bを板材Pの端面に対面させて研削を再開する
(図1(E)参照)。
【0022】この図1(B)〜図1(E)までの動作
は、砥石1の研削面の未使用面1bがなくなるまで繰返
される。なお、この砥石1の未使用面1bがなくなった
場合には、前述の従来例と同様に、砥石1が交換され
る。
【0023】この実施の形態によると、砥石1が摩耗し
た際に、砥石1の研削面が全て摩耗するまでは砥石1を
交換することなく、砥石1を砥石軸の方向へ移動するこ
とで未使用面1bを得ることができる。この結果、時間
のかかる砥石1の交換回数が減少されて、自動的に供給
される大量の板材Pを効率よく研削加工することができ
る。
【0024】なお、砥石1を砥石軸の方向へ移動させる
際に、砥石1を板材Pから離間させているため、砥石1
と板材Pの不測の衝突による互いの損傷が防止される。
【0025】次に、図2〜図7に基づいて、本発明に係
る板材端面研削装置の実施の形態と、前述の本発明に係
る板材端面研削方法の実施の形態についてさらに説明す
る。
【0026】本発明に係る板材端面研削装置20は、砥
石移動機構に関係する部材が砥石1、Z軸移動機構2、
X軸移動機構3、コントローラ4、カウンタ5、入力操
作部6で概略構成され、これ以外の構成部材は説明を省
略している。
【0027】この実施の形態では、図2に示すように、
前述の砥石1の動作の自動化が可能なように構成されて
いる。
【0028】即ち、板材端面研削装置20の砥石1に
は、砥石1を砥石軸の方向へ移動させるZ軸移動機構2
と、砥石1を板材Pに対して接離させるX軸移動機構3
とが連結されている。そして、Z軸移動機構2及びX軸
移動機構3には、コントローラ4が接続されている。ま
た、コントローラ4には、研削した板材Pの枚数をカウ
ントするカウンタ5と、必要な情報の入力やZ軸移動機
構2及びX軸移動機構3の手動動作等を行う入力操作部
6とが接続されている。
【0029】砥石1は、図3、図5及び図6に詳細に示
されるように、プーリ7a、ベルト7bからなる伝達部
材7を介してサーボモータ8に連結されている。砥石1
及びサーボモータ8は、共通の支持ベース9に支持され
てスイング機構10に連結されている。スイング機構1
0は、砥石1,サーボモータ8の間で支持ベース9を回
転可能に支持する回転軸10aと、支持ベース9を引張
して回動させるワイヤ10bと、ワイヤ10bに引張力
を付与する重錘10cと、ワイヤ10bの重錘10cに
接続された部分を鉛直に架設する滑車10dとを備えて
いる。したがって、このスイング機構10は、重錘10
cにより砥石1を支持する支持ベース9が回動し砥石1
が板材Pに当接して一定の押付力を与えるものとなって
いる。なお、図6で滑車10dの支持に関する図示は省
略している。
【0030】Z軸移動機構2は、図3、図4に詳細に示
されるように、スイング機構10の回転軸10aが支持
された板形の支持座11を支える2本のアーム12が固
定されたZ軸テーブル2aと、X軸移動機構3のX軸テ
ーブル3aに固定されたZ軸レール2bと、Z軸テーブ
ル2aに固定されZ軸レール2bにスライド可能に係合
したスライダ2cと、Z軸テーブル2aに固定されたナ
ット2dと、X軸移動機構3のX軸テーブル3aに回転
可能に支持されナット2dに螺合したネジ棒2eと、X
軸移動機構3のX軸テーブル3aに支持されネジ棒2e
を回転駆動するZ軸サーボモータ2fと、ネジ棒2e、
Z軸サーボモータ2fを連結するプーリ、ベルト等の伝
達部材2gとからなる。
【0031】X軸移動機構3は、図3及び図4に詳細に
示されるように、Z軸移動機構2のZ軸テーブル2aに
対して平行に配置されたX軸テーブル3aと、X軸テー
ブル3aに平行に配置された取付ベース13に固定され
たX軸レール3bと、X軸テーブル3aに固定されX軸
レール3bにスライド可能に係合したスライダ3cと、
X軸テーブル3aに固定されたナット3dと、取付ベー
ス13に回転可能に支持されナット3dに螺合したネジ
棒3eと、取付ベース13に支持されネジ棒3eを回転
駆動するX軸サーボモータ3fと、ネジ棒3e、X軸サ
ーボモータ3fを連結するプーリ及びベルト等の伝達部
材3gとからなる。
【0032】コントローラ4は、入力操作部6から入力
され設定された板材Pの研削の枚数とカウンタ5でカウ
ントされた板材Pの研削された枚数とを対比する機能を
備え、カウンタ5でカウントされた枚数が設定された枚
数に到達した際に、Z軸移動機構2及びX軸移動機構3
に駆動を指示するようになっている。なお、Z軸移動機
構2への駆動の指示に先行してX軸移動機構3に砥石1
を板材Pから離間させる駆動を指示し、Z軸方向への移
動の前に砥石1を板材Pから遠ざけるようにプログラミ
ングされている。また、砥石1に未使用面1bが残って
いるか否かを判定する機能を備え、未使用面1bが残っ
ている場合にZ軸移動機構2及びX軸移動機構3に駆動
を指示し、未使用面1bが残っていない場合にはX軸移
動機構3のみに駆動を指示して、砥石1の交換の必要を
適当な表示手段に表示させる。
【0033】カウンタ5は、図3に詳細に示されるよう
に、砥石1が支持された支持ベース9に突出して設けら
れた操作片5aと、スイング機構10の回転軸10aが
支持された支持座11に支持され操作片5aで開閉され
るリミットスイッチ5bとからなる。なお、リミットス
イッチ5bは、スイング機構10のスイングの回数を検
出する。また、カウンタ5には支持座11に支持された
調整ダイヤル付きの前後進のストッパ片14及び15が
併設され、スイング機構10による砥石1の前進限界の
規制及びスイング機構10による砥石1の後退限界の規
制をしている。なお、カウンタとしては、図示しないが
板材供給機構にリミットスイッチ、あるいは非接触のセ
ンサーを設けて、これによりカウントを行うものでもよ
い。
【0034】入力操作部6は、キーボード、各種スイッ
チ等で構成され、板材Pの研削の枚数の入力やZ軸移動
機構2、X軸移動機構3の初期位置の設定、Z軸移動機
構2、X軸移動機構3の手動操作等を行えるようになっ
ている。
【0035】なお、板材Pは、多数の細幅のベルトが並
列されたベルトコンベアからなる供給機構(図示しな
い)によって、砥石1に対してZ軸移動機構2、X軸移
動機構3に直交する方向から自動的に供給されるように
なっている。
【0036】この実施の形態による研削は図7に示すフ
ローチャートに示すように行われる。まず、Z軸移動機
構2の初期位置は、前述の図1(A)に示すように、砥
石1の研削面の上端部が板材Pの端面に対面するように
設定される。また、X軸移動機構3の初期位置は、スイ
ング機構10がスイングし、砥石1が板材Pに当接する
位置で設定される(S1)。そして、コントローラ4に
入力された切り込み量、板材Pの設定枚数等を基に研削
を開始する(S3)。
【0037】研削が継続されて、前述の図1(B)に示
すような砥石1の研削面の端部が摩耗し摩耗面1aが形
成された状態になると、コントローラ4は、入力操作部
6から入力され設定された板材Pの研削の枚数とカウン
タ5でカウントされた板材Pの研削された枚数とを対比
して(S5)、もしカウンタ5でカウントされた枚数が
設定された枚数に到達していれば、カウンタ5のカウン
ト数をクリアして(S7)X軸移動機構3に砥石1を後
退させるように指示する(S8)。
【0038】その後、コントローラ4は、砥石1に未使
用面1bが残っているか否かを判定する(S9)。そし
て、砥石1に未使用面1bが残っている場合には、コン
トローラ4は、Z軸移動機構2に砥石1を軸方向へ上昇
させる駆動を指示する(S10)。
【0039】その後、コントローラ4は、X軸移動機構
3に板材Pに対して砥石1を接近させる駆動を指示する
(S11)。また、S9のステップで砥石1に未使用面
1bが残っていない場合には、コントローラ4は、砥石
1の交換が必要なことを適当な表示手段に表示させる。
砥石1が交換されると、コントローラ4は、Z軸移動機
構2を初期位置に復帰させる駆動を指示(S1)した
後、X軸移動機構3に板材Pに対して砥石1を接近させ
る駆動を指示する(S11)。
【0040】この実施の形態によれば、X軸移動機構3
によって板材Pに接近した砥石1はスイング機構10で
研削の初期位置が決められ、X軸移動機構3により設定
された切り込み量で研削を行い、砥石1を戻すという研
削工程を設定枚数だけ繰り返した後、Z軸移動機構2に
より自動的に未使用面1bを研削面として上記研削工程
を繰り返す板材端面研削方法及び装置としたので、研削
が自動的に行われ、大量の板材を効率よく研削加工する
ことができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る板材端面研
削方法は、砥石が摩耗した際に、砥石を砥石軸の方向へ
の移動することにより砥石を交換することなく砥石の研
磨面を未使用面にして、時間のかかる砥石の交換回数を
減少させることができるため、大量の板材を効率よく研
削加工することができる効果がある。
【0042】さらに、本発明に係る板材端面研削装置
は、前述の本発明に係る板材端面研削方法の研削加工を
自動化することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る板材端面研削方法の実施の形態
を示す加工工作図であり、(A)〜(E)に工程順が示
されている。
【図2】 図1を実施するための装置構成図であり、本
発明に係る板材端面研削装置の実施の形態の制御構成図
である。
【図3】 図2の詳細を示し、本発明に係る板材端面研
削装置の実施の形態の一部分に関する平面断面図であ
る。
【図4】 図2の詳細を示示し、本発明に係る板材端面
研削装置の実施の形態の一部分に関する側面断面図であ
る。
【図5】 図3の要部の横断面図である。
【図6】 図3の要部の斜視図である。
【図7】 本発明に係る板材端面研削方法および装置の
動作、制御のフローチャートである。
【符号の説明】
1 砥石 1a 摩耗面 1b 未使用面 2 Z軸移動機構 3 X軸移動機構 4 コントローラ 5 カウンタ 6 入力操作部 20 板材端面研削装置 P 板材 a 砥石の研削面の幅 b 板材の端面の幅

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する円盤の外周面が研削面であるデ
    ィスク形の砥石で自動的に供給される板材の端面を研削
    する板材端面研削方法において、砥石の研削面の幅を板
    材の端面の幅よりも広く形成しておき、この砥石の研削
    面の摩耗量を検出する手段により摩耗量が所定量に達し
    たと判断した際に、砥石を砥石軸の方向へ移動させて砥
    石の未使用面を用いて研削することを特徴とする板材端
    面研削方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の板材端面研削方法において、
    砥石の研削面の摩耗量を検出する手段は、研削した板材
    の枚数をカウントし、このカウント数が設定数に到達し
    たことで判断することを特徴とする板材端面研削方法。
  3. 【請求項3】 回転する円盤の外周面が板材の端面を研
    削する研削面であるディスク形の砥石と、板材を砥石に
    対して自動的に供給する板材供給機構とを備えた板材端
    面研削装置において、砥石を砥石軸の方向へ移動させる
    Z軸移動機構と、この砥石の研削面の摩耗を検出する砥
    石摩耗量検出手段と、砥石摩耗量が設定値に到達したと
    判断した際にZ軸移動機構に駆動を指示するコントロー
    ラとを備え、砥石の研削面の幅を板材の端面の幅よりも
    広く形成したことを特徴とする板材端面研削装置。
  4. 【請求項4】 回転する円盤の外周面が板材の端面を研
    削する研削面であるディスク形の砥石と、板材を砥石に
    対して自動的に供給する板材供給機構とを備えた板材端
    面研削装置において、砥石を砥石軸の方向へ移動させる
    Z軸移動機構と、砥石を板材に対して接離させるX軸移
    動機構と、この砥石の研削面の摩耗を検出する砥石摩耗
    量検出手段と、砥石摩耗量が設定値に到達したと判断し
    た際にZ軸移動機構に駆動を指示するコントローラと、
    砥石が板材に当接したことを検出する位置検出手段とを
    備え、砥石の研削面の幅を板材の端面の幅よりも広く形
    成し、砥石の当接を検出した位置から予め設定した切り
    込み量で自動的に切り込むようにX軸移動機構を制御す
    ることを特徴とする板材端面研削装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4の板材端面研削装置に
    おいて、重錘により砥石を支持する支持ベースが回動し
    砥石を板材に当接して一定の押付力を与えるスイング機
    構を備え、前記砥石摩耗量検出手段はスイング機構の回
    動数で研削した板材の枚数をカウントするものであるこ
    とを特徴とする板材端面研削装置。
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