JP2000288889A - 端面研磨装置 - Google Patents
端面研磨装置Info
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- JP2000288889A JP2000288889A JP9598499A JP9598499A JP2000288889A JP 2000288889 A JP2000288889 A JP 2000288889A JP 9598499 A JP9598499 A JP 9598499A JP 9598499 A JP9598499 A JP 9598499A JP 2000288889 A JP2000288889 A JP 2000288889A
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 手間を要する作業となっていた端面の研磨処
理の自動化を図り、研磨処理の品質の安定性を確保する
ことができる端面研磨装置を提供すること。 【解決手段】 往復動及び回動可能なワ−ク挟持手段1
0、ワ−ク挟持手段10を挟んで往復動方向の両側に配
置されたワ−ク端面研磨手段20、ワ−ク挟持手段10
を往復動させるスライド機構30、及び駆動スイッチの
オンと共にスライド機構30を駆動させてワ−ク挟持手
段10を往動スライドさせ、ワ−ク挟持手段10がスラ
イド部終端に達するとワ−ク挟持手段10を一旦停止さ
せた後90度回転させ、その後スライド機構30を再駆
動させてワ−ク挟持手段10を復動スライドさせる制御
手段を装備する。
理の自動化を図り、研磨処理の品質の安定性を確保する
ことができる端面研磨装置を提供すること。 【解決手段】 往復動及び回動可能なワ−ク挟持手段1
0、ワ−ク挟持手段10を挟んで往復動方向の両側に配
置されたワ−ク端面研磨手段20、ワ−ク挟持手段10
を往復動させるスライド機構30、及び駆動スイッチの
オンと共にスライド機構30を駆動させてワ−ク挟持手
段10を往動スライドさせ、ワ−ク挟持手段10がスラ
イド部終端に達するとワ−ク挟持手段10を一旦停止さ
せた後90度回転させ、その後スライド機構30を再駆
動させてワ−ク挟持手段10を復動スライドさせる制御
手段を装備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は端面研磨装置に関
し、より詳細には、ABS(Anti−lockBra
king System)等、主に自動車用のECU
(ElectroControl Unit)基板等と
して使用される低温焼成のガラスセラミック基板等から
なる配線基板の端面を研磨するための端面研磨装置に関
する。
し、より詳細には、ABS(Anti−lockBra
king System)等、主に自動車用のECU
(ElectroControl Unit)基板等と
して使用される低温焼成のガラスセラミック基板等から
なる配線基板の端面を研磨するための端面研磨装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】焼成後、所定形状に切り出されたガラス
セラミック基板の端面にはバリと呼称される微小突起部
が残存しており、このバリをそのままに残しておくと、
その後の工程における基板割れの原因となったり、作業
員の怪我の原因となったりする。そのため、所定形状に
切り出されたガラスセラミック基板の端面には研磨処理
を施すのが通常である。
セラミック基板の端面にはバリと呼称される微小突起部
が残存しており、このバリをそのままに残しておくと、
その後の工程における基板割れの原因となったり、作業
員の怪我の原因となったりする。そのため、所定形状に
切り出されたガラスセラミック基板の端面には研磨処理
を施すのが通常である。
【0003】従来、この端面の研磨処理には研磨布が使
用されており、図5に示したように、基台50の上にセ
ラミック基板51を固定し、作業員が手作業で研磨布5
2を用いてセラミック基板51の8端面の研磨処理を行
っていた。
用されており、図5に示したように、基台50の上にセ
ラミック基板51を固定し、作業員が手作業で研磨布5
2を用いてセラミック基板51の8端面の研磨処理を行
っていた。
【0004】しかし、この研磨作業は効率が悪く、品質
も安定せず、また作業員の疲労も大きいところ、図6に
示したような、研磨用の砥粒が固着された摺動可能なベ
ルト61を備えた電動工具であるベルトサンダ−(商品
名)60を用いた手作業に変わってきている。
も安定せず、また作業員の疲労も大きいところ、図6に
示したような、研磨用の砥粒が固着された摺動可能なベ
ルト61を備えた電動工具であるベルトサンダ−(商品
名)60を用いた手作業に変わってきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電動工
具であるベルトサンダ−(商品名)60を用いたとして
も、この端面の研磨作業はやはり主に人手による作業に
変わりはなく、手間を要する作業になると共に、研磨の
品質安定性に課題があった。
具であるベルトサンダ−(商品名)60を用いたとして
も、この端面の研磨作業はやはり主に人手による作業に
変わりはなく、手間を要する作業になると共に、研磨の
品質安定性に課題があった。
【0006】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、手間を要する作業となっていた端面の研磨処理の自
動化を図り、研磨処理の品質の安定性を確保することが
できる端面研磨装置を提供することを目的としている。
り、手間を要する作業となっていた端面の研磨処理の自
動化を図り、研磨処理の品質の安定性を確保することが
できる端面研磨装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係る端面研磨装置(1)は、往
復動及び回動可能なワ−ク挟持手段、該ワ−ク挟持手段
を挟んで前記往復動方向の両側に配置されたワ−ク端面
研磨手段、前記ワ−ク挟持手段を往復動させるスライド
機構、及び駆動スイッチのオンと共に前記スライド機構
を駆動させて前記ワ−ク挟持手段を往動スライドさせ、
前記ワ−ク挟持手段がスライド部終端に達すると前記ワ
−ク挟持手段を一旦停止させた後90度回転させ、その
後前記スライド機構を再駆動させて前記ワ−ク挟持手段
を復動スライドさせる制御手段を備えていることを特徴
としている。
達成するために本発明に係る端面研磨装置(1)は、往
復動及び回動可能なワ−ク挟持手段、該ワ−ク挟持手段
を挟んで前記往復動方向の両側に配置されたワ−ク端面
研磨手段、前記ワ−ク挟持手段を往復動させるスライド
機構、及び駆動スイッチのオンと共に前記スライド機構
を駆動させて前記ワ−ク挟持手段を往動スライドさせ、
前記ワ−ク挟持手段がスライド部終端に達すると前記ワ
−ク挟持手段を一旦停止させた後90度回転させ、その
後前記スライド機構を再駆動させて前記ワ−ク挟持手段
を復動スライドさせる制御手段を備えていることを特徴
としている。
【0008】上記端面研磨装置(1)によれば、ワ−ク
を前記ワ−ク挟持手段にセットして前記駆動スイッチを
オンすれば、後は機械が自動的に前記ワ−クの8端面を
研磨してくれる。すなわち、前記制御手段が、前記ワ−
ク挟持手段がスライド部終端に達すると前記ワ−ク挟持
手段を一旦停止させた後90度回転させ、その後前記ス
ライド機構を再駆動させて前記ワ−ク挟持手段を復動ス
ライドさせるので、往動と復動とでは異なる端面を効率
的に研磨することができる。
を前記ワ−ク挟持手段にセットして前記駆動スイッチを
オンすれば、後は機械が自動的に前記ワ−クの8端面を
研磨してくれる。すなわち、前記制御手段が、前記ワ−
ク挟持手段がスライド部終端に達すると前記ワ−ク挟持
手段を一旦停止させた後90度回転させ、その後前記ス
ライド機構を再駆動させて前記ワ−ク挟持手段を復動ス
ライドさせるので、往動と復動とでは異なる端面を効率
的に研磨することができる。
【0009】また、本発明に係る端面研磨装置(2)
は、上記端面研磨装置(1)において、前記ワ−ク端面
研磨手段がワ−クの上下端面用に分かれて前記ワ−ク挟
持手段の往復動方向に二段で配置されていることを特徴
としている。上記端面研磨装置(2)によれば、前記ワ
−ク挟持手段の往動により4端面が一度に研磨され、復
動により残りの4端面が一度に研磨されることとなるの
で、1往復でワ−クの8端面すべてを研磨することがで
きることとなる。
は、上記端面研磨装置(1)において、前記ワ−ク端面
研磨手段がワ−クの上下端面用に分かれて前記ワ−ク挟
持手段の往復動方向に二段で配置されていることを特徴
としている。上記端面研磨装置(2)によれば、前記ワ
−ク挟持手段の往動により4端面が一度に研磨され、復
動により残りの4端面が一度に研磨されることとなるの
で、1往復でワ−クの8端面すべてを研磨することがで
きることとなる。
【0010】また、本発明に係る端面研磨装置(3)
は、上記端面研磨装置(1)又は(2)において、前記
ワ−ク挟持手段がワ−クの取付位置を規制する位置決め
ステ−ジを備える一方、前記ワ−ク端面研磨手段がワ−
ク側への押圧力を調整する弾性手段を備えていることを
特徴としている。上記端面研磨装置(3)によれば、ワ
−クをいつも正確に前記ワ−ク挟持手段の所定箇所に位
置決めして固定することができ、また、前記弾性手段の
作用によりワ−クの端面に安定した力で前記ワ−ク端面
研磨手段を押圧させることができ、これらのことから、
ワ−クの端面にいつも安定した研磨処理を施すことがで
き、研磨処理の品質の安定化を図ることができる。
は、上記端面研磨装置(1)又は(2)において、前記
ワ−ク挟持手段がワ−クの取付位置を規制する位置決め
ステ−ジを備える一方、前記ワ−ク端面研磨手段がワ−
ク側への押圧力を調整する弾性手段を備えていることを
特徴としている。上記端面研磨装置(3)によれば、ワ
−クをいつも正確に前記ワ−ク挟持手段の所定箇所に位
置決めして固定することができ、また、前記弾性手段の
作用によりワ−クの端面に安定した力で前記ワ−ク端面
研磨手段を押圧させることができ、これらのことから、
ワ−クの端面にいつも安定した研磨処理を施すことがで
き、研磨処理の品質の安定化を図ることができる。
【0011】また、本発明に係る端面研磨装置(4)
は、上記端面研磨装置(1)〜(3)のいずれかにおい
て、前記ワ−ク挟持手段が90度回転位置決め機構を備
えていることを特徴としている。上記端面研磨装置
(4)によれば、前記ワ−ク挟持手段がスライド部終端
に達した際の、前記ワ−ク挟持手段の90度回転動作を
安定的に行わせることができ、端面研磨作業の品質の確
保に寄与させることができる。
は、上記端面研磨装置(1)〜(3)のいずれかにおい
て、前記ワ−ク挟持手段が90度回転位置決め機構を備
えていることを特徴としている。上記端面研磨装置
(4)によれば、前記ワ−ク挟持手段がスライド部終端
に達した際の、前記ワ−ク挟持手段の90度回転動作を
安定的に行わせることができ、端面研磨作業の品質の確
保に寄与させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る端面研磨装置
の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は実施の
形態に係る端面研磨装置を示す平面図であり、図2は正
面図であり、図3は側面図である。
の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は実施の
形態に係る端面研磨装置を示す平面図であり、図2は正
面図であり、図3は側面図である。
【0013】図中10はワ−ク挟持手段を示しており、
ワ−ク挟持手段10はガラスセラミック基板などのワ−
ク1を所定位置に載置するための位置決めステ−ジ1
1、この位置決めステ−ジ11に対向して配置され、位
置決めステ−ジ11との間にワ−ク1を挟持する挟持部
材12、この挟持部材12を上下方向に駆動するピスト
ン機構13、挟持部材12を回動させる回転駆動手段1
4、この回転駆動手段14の回転量を90度に規制する
90度回転位置決め機構15を含んで構成されている。
この90度回転位置決め機構15は挟持部材12に連結
された位置決め板15a及び位置決めステ−ジ11側に
配置されたストッパ部材15bを含んで構成されてお
り、これらピストン機構13の駆動、及び回転駆動手段
14の駆動は制御部41内に収納された制御手段(図示
せず)により制御されている。この制御手段は、ワ−ク
挟持手段10(制御部41)のスライド機構30による
スライド駆動も制御している。
ワ−ク挟持手段10はガラスセラミック基板などのワ−
ク1を所定位置に載置するための位置決めステ−ジ1
1、この位置決めステ−ジ11に対向して配置され、位
置決めステ−ジ11との間にワ−ク1を挟持する挟持部
材12、この挟持部材12を上下方向に駆動するピスト
ン機構13、挟持部材12を回動させる回転駆動手段1
4、この回転駆動手段14の回転量を90度に規制する
90度回転位置決め機構15を含んで構成されている。
この90度回転位置決め機構15は挟持部材12に連結
された位置決め板15a及び位置決めステ−ジ11側に
配置されたストッパ部材15bを含んで構成されてお
り、これらピストン機構13の駆動、及び回転駆動手段
14の駆動は制御部41内に収納された制御手段(図示
せず)により制御されている。この制御手段は、ワ−ク
挟持手段10(制御部41)のスライド機構30による
スライド駆動も制御している。
【0014】スライド機構30は制御部41(ワ−ク挟
持手段10)のスライドを案内するスライドレ−ル3
1、制御部41(ワ−ク挟持手段10)のスライド駆動
を行うシリンダ部32、制御部41に連結されシリンダ
部32内を移動するピストン(図示せず)を含んで構成
されており、上記したようにスライド機構30の駆動も
前記制御手段により制御されている。
持手段10)のスライドを案内するスライドレ−ル3
1、制御部41(ワ−ク挟持手段10)のスライド駆動
を行うシリンダ部32、制御部41に連結されシリンダ
部32内を移動するピストン(図示せず)を含んで構成
されており、上記したようにスライド機構30の駆動も
前記制御手段により制御されている。
【0015】スライド機構30を挟んで両側には、ワ−
ク端面研磨手段20が配置されており、ワ−ク端面研磨
手段20はワ−ク1の端面に当接してワ−ク1の端面を
研磨する研磨部21、この研磨部21のワ−ク1に対す
る当接力を制御する弾性手段22、ワ−ク端面研磨手段
20の後退位置を規制するストッパ部材23を含んで構
成されており、研磨部21は端面研磨装置の駆動スイッ
チがオンされると、回転駆動されるようになっており、
研磨材料により構成された研磨部21は片側にそれぞれ
上端面用、下端面用の2個が配置されており、スライド
機構30を挟んで両側に合計4個配置されている。
ク端面研磨手段20が配置されており、ワ−ク端面研磨
手段20はワ−ク1の端面に当接してワ−ク1の端面を
研磨する研磨部21、この研磨部21のワ−ク1に対す
る当接力を制御する弾性手段22、ワ−ク端面研磨手段
20の後退位置を規制するストッパ部材23を含んで構
成されており、研磨部21は端面研磨装置の駆動スイッ
チがオンされると、回転駆動されるようになっており、
研磨材料により構成された研磨部21は片側にそれぞれ
上端面用、下端面用の2個が配置されており、スライド
機構30を挟んで両側に合計4個配置されている。
【0016】次に、制御部41に収納された制御手段の
動作を図4に示したフロ−チャ−トに基づいて説明す
る。まず、ステップ1において、位置決めステ−ジ11
上にワ−ク1が載置され、位置決めが行われたか否かを
判断し、位置決めが行われたと判断するとステップ2に
進み、ピストン機構13を駆動させて挟持部材12を下
降させ、位置決めステ−ジ11との間にワ−ク1を挟持
する一方、位置決めが行われていないと判断するとステ
ップ1に戻る。次にスライド機構30を駆動させてワ−
ク挟持手段10の往動を行わせる(ステップ3)。端面
研磨装置の駆動スイッチのオンによりワ−ク端面研磨手
段20における4個の研磨部21は回転しており、ワ−
ク挟持手段10の往動により、ワ−ク1の4個の端面が
一度に研磨される。
動作を図4に示したフロ−チャ−トに基づいて説明す
る。まず、ステップ1において、位置決めステ−ジ11
上にワ−ク1が載置され、位置決めが行われたか否かを
判断し、位置決めが行われたと判断するとステップ2に
進み、ピストン機構13を駆動させて挟持部材12を下
降させ、位置決めステ−ジ11との間にワ−ク1を挟持
する一方、位置決めが行われていないと判断するとステ
ップ1に戻る。次にスライド機構30を駆動させてワ−
ク挟持手段10の往動を行わせる(ステップ3)。端面
研磨装置の駆動スイッチのオンによりワ−ク端面研磨手
段20における4個の研磨部21は回転しており、ワ−
ク挟持手段10の往動により、ワ−ク1の4個の端面が
一度に研磨される。
【0017】次に、ワ−ク挟持手段10がスライド機構
30の一方の端部に達したか否かの判断を行い(ステッ
プ4)、達したと判断するとスライド機構30の駆動を
一旦停止して(ステップ5)、ワ−ク1を90度回転さ
せるべく回転駆動手段14を駆動させる(ステップ
6)。回転駆動手段14の駆動は90度回転位置決め機
構15により規制されており、90度の回転で正確に停
止させられる。次にスライド機構30を再駆動させてワ
−ク挟持手段10の復動を行わせる(ステップ7)。ワ
−ク挟持手段10の復動により、ワ−ク1の残りの4個
の端面が一度に研磨される。
30の一方の端部に達したか否かの判断を行い(ステッ
プ4)、達したと判断するとスライド機構30の駆動を
一旦停止して(ステップ5)、ワ−ク1を90度回転さ
せるべく回転駆動手段14を駆動させる(ステップ
6)。回転駆動手段14の駆動は90度回転位置決め機
構15により規制されており、90度の回転で正確に停
止させられる。次にスライド機構30を再駆動させてワ
−ク挟持手段10の復動を行わせる(ステップ7)。ワ
−ク挟持手段10の復動により、ワ−ク1の残りの4個
の端面が一度に研磨される。
【0018】次に、ワ−ク挟持手段10がスライド機構
30の他方の端部に復帰したか否かの判断を行い(ステ
ップ8)、復帰したと判断するとスライド機構30の駆
動を停止させ(ステップ9)た後、ピストン機構13を
駆動させて挟持部材12を上昇させ、位置決めステ−ジ
11からのワ−ク1の取り出しを可能とする(ステップ
10)。
30の他方の端部に復帰したか否かの判断を行い(ステ
ップ8)、復帰したと判断するとスライド機構30の駆
動を停止させ(ステップ9)た後、ピストン機構13を
駆動させて挟持部材12を上昇させ、位置決めステ−ジ
11からのワ−ク1の取り出しを可能とする(ステップ
10)。
【0019】上記実施の形態に係る端面研磨装置によれ
ば、ワ−ク1を位置決めステ−ジ11にセットして前記
駆動スイッチをオンすれば、後は機械が自動的にワ−ク
1の8端面を研磨してくれる。すなわち、前記制御手段
が、ワ−ク挟持手段10がスライドレ−ル31終端に達
するとワ−ク挟持手段10を一旦停止させた後、ワ−ク
1を90度回転させ、その後、スライド機構30を再駆
動させてワ−ク挟持手段10を復動スライドさせるの
で、往動と復動とではワ−ク1の異なる端面を研磨する
ことができる。
ば、ワ−ク1を位置決めステ−ジ11にセットして前記
駆動スイッチをオンすれば、後は機械が自動的にワ−ク
1の8端面を研磨してくれる。すなわち、前記制御手段
が、ワ−ク挟持手段10がスライドレ−ル31終端に達
するとワ−ク挟持手段10を一旦停止させた後、ワ−ク
1を90度回転させ、その後、スライド機構30を再駆
動させてワ−ク挟持手段10を復動スライドさせるの
で、往動と復動とではワ−ク1の異なる端面を研磨する
ことができる。
【0020】また、ワ−ク端面研磨手段20の研磨部2
1が、ワ−ク1の上下端面用に分かれてワ−ク挟持手段
10の往復動方向に二段、合計4個配置されているの
で、ワ−ク挟持手段10の往動により4端面が一度に研
磨され、復動により残りの4端面が一度に研磨されるこ
ととなり、1往復でワ−クの8端面すべてを研磨するこ
とができることとなる。また、ワ−ク端面研磨手段20
がワ−ク1側への押圧力を調整する弾性手段22を備え
ているので、ワ−ク1の端面に安定した力で研磨部21
を押圧させることができ、ワ−ク1の端面にいつも安定
した研磨処理を施すことができ、研磨処理の品質の安定
化を図ることができる。また、ワ−ク挟持手段10が9
0度回転位置決め機構15を備えているので、ワ−ク挟
持手段10がスライドレ−ル31終端に達した際の、ワ
−ク挟持手段10の90度回転動作を安定的に行わせる
ことができ、端面研磨作業の品質の確保に寄与させるこ
とができる。
1が、ワ−ク1の上下端面用に分かれてワ−ク挟持手段
10の往復動方向に二段、合計4個配置されているの
で、ワ−ク挟持手段10の往動により4端面が一度に研
磨され、復動により残りの4端面が一度に研磨されるこ
ととなり、1往復でワ−クの8端面すべてを研磨するこ
とができることとなる。また、ワ−ク端面研磨手段20
がワ−ク1側への押圧力を調整する弾性手段22を備え
ているので、ワ−ク1の端面に安定した力で研磨部21
を押圧させることができ、ワ−ク1の端面にいつも安定
した研磨処理を施すことができ、研磨処理の品質の安定
化を図ることができる。また、ワ−ク挟持手段10が9
0度回転位置決め機構15を備えているので、ワ−ク挟
持手段10がスライドレ−ル31終端に達した際の、ワ
−ク挟持手段10の90度回転動作を安定的に行わせる
ことができ、端面研磨作業の品質の確保に寄与させるこ
とができる。
【図1】 本発明の実施の形態に係る端面研磨装置を示
す平面図である。
す平面図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係る端面研磨装置を示
す正面図である。
す正面図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係る端面研磨装置を示
す側面図である。
す側面図である。
【図4】 本発明の実施の形態に係る端面研磨装置にお
ける制御手段の動作を示すフロ−チャ−トである。
ける制御手段の動作を示すフロ−チャ−トである。
【図5】 従来のセラミック基板端面の研磨方法の一例
を示す部分断面正面図である。
を示す部分断面正面図である。
【図6】 従来の端面研磨工具を用いたセラミック基板
端面の研磨方法の一例を示す部分断面正面図である。
端面の研磨方法の一例を示す部分断面正面図である。
10 ワ−ク挟持手段 11 位置決めステ−ジ 15 90度回転位置決め機構 20 ワ−ク端面研磨手段 21 研磨部 22 弾性手段 30 スライド機構 31 スライドレ−ル 32 シリンダ
Claims (4)
- 【請求項1】 往復動及び回動可能なワ−ク挟持手段、 該ワ−ク挟持手段を挟んで前記往復動方向の両側に配置
されたワ−ク端面研磨手段、 前記ワ−ク挟持手段を往復動させるスライド機構、 及び駆動スイッチのオンと共に前記スライド機構を駆動
させて前記ワ−ク挟持手段を往動スライドさせ、前記ワ
−ク挟持手段がスライド部終端に達すると前記ワ−ク挟
持手段を一旦停止させた後90度回転させ、その後前記
スライド機構を再駆動させて前記ワ−ク挟持手段を復動
スライドさせる制御手段を備えていることを特徴とする
端面研磨装置。 - 【請求項2】 前記ワ−ク端面研磨手段がワ−クの上下
端面用に分かれて前記ワ−ク挟持手段の往復動方向に二
段で配置されていることを特徴とする請求項1記載の端
面研磨装置。 - 【請求項3】 前記ワ−ク挟持手段がワ−クの取付位置
を規制する位置決めステ−ジを備える一方、前記ワ−ク
端面研磨手段がワ−ク側への押圧力を調整する弾性手段
を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記
載の端面研磨装置。 - 【請求項4】 前記ワ−ク挟持手段が90度回転位置決
め機構を備えていることを特徴とする請求項1〜3のい
ずれかの項に記載の端面研磨装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9598499A JP2000288889A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 端面研磨装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9598499A JP2000288889A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 端面研磨装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000288889A true JP2000288889A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14152420
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9598499A Pending JP2000288889A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 端面研磨装置 |
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JP (1) | JP2000288889A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013502327A (ja) * | 2009-08-18 | 2013-01-24 | エスエムエス ロギスティクズュステーメ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | スラブの表面を研磨するためにスラブを取り扱う方法および装置 |
CN106466804A (zh) * | 2015-08-13 | 2017-03-01 | 东莞市卓安精机自动化设备有限公司 | 全自动曲线抛光打磨设备及工艺 |
CN110774079A (zh) * | 2019-11-13 | 2020-02-11 | 安徽持家汉家居工艺品有限公司 | 一种木制家具板材加工用打磨除尘装置及其工作方法 |
CN113211232A (zh) * | 2021-05-20 | 2021-08-06 | 温州市熙瑞机械科技有限公司 | 一种铝合金板材的加工机构 |
-
1999
- 1999-04-02 JP JP9598499A patent/JP2000288889A/ja active Pending
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JP2013502327A (ja) * | 2009-08-18 | 2013-01-24 | エスエムエス ロギスティクズュステーメ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | スラブの表面を研磨するためにスラブを取り扱う方法および装置 |
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